目覚めアニメ映画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがアニメ映画の目覚め成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月18日の時点で一番の目覚めアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

86.2 1 目覚めアニメランキング1位
傷物語 鉄血篇(アニメ映画)

2016年1月8日
★★★★☆ 3.7 (1689)
12989人が棚に入れました
それは3月25日― 春休みのある日のこと。
私立直江津高校に通う高校二年生・阿良々木暦は、
偶然に学校一の優等生・羽川翼と知り合う。
彼女の口から飛び出したのは、最近出没するという「金髪の吸血鬼」の噂だった。

普段人との関わりを避けているものの、気さくな翼のことを好ましく思う暦。
その夜、暦は噂の吸血鬼と遭遇する。
“怪異の王”キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード。
金髪金眼の彼女は、四肢を切断され、周囲に血を撒き散らしながら、暦に助けを請う。

求められるままに、キスショットに自分の血を与える暦。
次に目覚めたとき、彼は彼女の眷属に生まれ変わっていた。戸惑う暦に、キスショットは告げる。

「ようこそ、夜の世界へ―」と……。

声優・キャラクター
神谷浩史、坂本真綾、堀江由衣、櫻井孝宏

ほめ太郎 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アニメ「物語シリーズ」で出てくる伏線の数々

アニメ「物語シリーズ」を好きな方々は絶対に気になっている作品
というか原作においても物語の根幹を担う作品なだけに公開が待ち望まれている作品

アニメから物語シリーズに入った方は随分気になっている数々の物語に出てくる『地獄のような春休み』『阿良々木暦が吸血鬼になった物語』として語られる物語がこの『傷物語』というお話です。

当初、TVアニメ「化物語」の続編として2012年公開される予定だった映画で、現在2015年冬においても公開されるどころか公開予定すら公開されてない始末の問題作品です。
あまりにも待たされすぎてアニメ好きにとってはネタバレとなる原作小説「傷物語」のみを購入したアニメユーザーも多いと聞きます。しかし、そんな話が出てもおかしいと思えないほど「傷物語」というお話は「物語シリーズ」において重要な作品です。

それゆえなのでしょうか、現在でも「制作中止」されることなく未だ「制作中」という噂です。

自分の勝手な分析として制作が遅れる原因は物語を追うごとに原作でキャラがころころコロコロと変わる阿良々木暦&忍野忍の史上最強ツーマンセルのせいだとおもいます(笑)
しかし、原作でもある程度区切りのついた頃ですしそろそろ公開されてもよいのでは?

長々と書きましたがまとめますとこの作品は
アニメ「物語シリーズ」を観ている者にとってどんなに待たされても必ず観ておかなければいけない物語。
『語られない怪異は怪異たりえん』のであれば物語も当然叱り
『語られない物語は物語たりえん』のですから。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 2

チヒロ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼

原作読んだものです。

化物語と違って、戦場ヶ原さんなど、
主要メンバーがでてきません。

唯一羽川だけが登場します。

化物語と違って、数話完結のストーリーが複数あるのではなく、
大きな続きもののストーリーが1つあるだけなので、
前回とは違ってだれるんじゃないかなぁ~と思ってみたり。

あと言葉遊びの要素はハチクジがいない為、希薄です。

ここまでいうと、「つまらないといいたいんだね」と思われてしまうかも知れませんが、それは違います。

期待せずにはいられない自分がいるのも確かだからです。

アロハと鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼がいるからです。

キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードが、一体どんな作画なのか楽しみです。

シャフトに期待。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 9

メア さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

おかしいな。。。

あれ、おかしいですね。
自分のレビューを見てみたら以前に書いていたのが【2011/04/29】でした。つまるところ少なくとももう2年も前になるじゃないですか、制作が決定していたのは。
それに何故かこの後の作品のはずの偽物語なども終わってしまっていますよね。。。
シャフトさん、何を思ってこれほどまで延期をしているのでしょう? また、何故映画―――偽物語は延期しているのに偽物・猫物は完成しているのでしょう?
よほど手の込んだ作品になっているのでしょう、これは期待してもいいのでしょうね(皮肉。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 11

71.7 2 目覚めアニメランキング2位
雲のむこう、約束の場所(アニメ映画)

2004年11月20日
★★★★☆ 3.7 (846)
4691人が棚に入れました
日本が津軽海峡を挟んで南北に分割占領された、別の戦後の世界が舞台。
1996年、北海道は「ユニオン」に占領され、「蝦夷」(えぞ)と名前を変えていた。ユニオンは蝦夷に天高くそびえ立つ、謎の「ユニオンの塔」と呼ばれる塔を建設し、その存在はアメリカとユニオンの間に軍事的緊張をもたらしていた。
青森に住む中学3年生の藤沢浩紀と白川拓也は、津軽海峡の向こうにそびえ立つ塔にあこがれ、「ヴェラシーラ(白い翼の意)」と名づけた真っ白な飛行機を自力で組立て、いつかそれに乗って塔まで飛ぶことを夢見ていた。また2人は同級生の沢渡佐由理に恋心を抱いており、飛行機作りに興味を持った彼女にヴェラシーラを見せ、いつの日にか自分たちの作った飛行機で、佐由理を塔まで連れて行くことを約束する。
しかし、突然佐由理は何の連絡も無いまま2人の前から姿を消してしまう。

声優・キャラクター
吉岡秀隆、萩原聖人、南里侑香、石塚運昇、井上和彦、水野理紗

. さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

宇宙も夢を見るのだそうでございます。

本作品は語ります。宇宙も夢を見るのだそうでございます。宇宙の見る夢は様々な可能性を表した別世界。これを並行世界と呼ぶのだそうです。そしてその並行世界を人は無意識の内に夢等の形で見ているのかも知れないと・・・。とてもロマンチックなお話でございますね。


本作品は”新海誠”様の3作目の監督作品でございます。4作目が「秒速5センチメートル」になりますので、1作品前と言う事になります。「秒速5センチメートル」がどなたにでもお勧め出来る作品なのに対し、本作品は残念ながら少々人を選ぶ作品かと思われます。それ故、冒頭にて少しだけお断りをさせていただきたいと存じます。

先ずパッケージ絵の印象に反し、舞台はリアルな現代では無く、仮想世界の物語となっております。但し荒唐無稽なSF世界と言う事ではなく、日本を舞台とした別の世界と言う設定でございます。
ワタクシの物語に対する評価は☆3.5。少々厳しめでございます。これは壮大なストーリーで有るが故に、世界設定に対する説明、登場人物の感情の変化、心情の描写が少々足りていないと感じたからでございます。また全体時間も長すぎました。良い作品ではございますが、中だるみ感を感じてしまった点が大変残念でございます。これら残念な点を見事に克服し、そして”新海誠”様の本当に描きたかった主題を描いた作品が「秒速5センチメートル」では無いかとワタクシは”勝手”に思っております。

ワタクシ個人の意見で大変恐縮ではございますが、この作品における最大の問題点はOPでの回想描写かと思われます。小説に忠実であるが故の描写かと思われますが、正直この描写は小説を読んでいない方には混乱を招く要因でしかございません。よって、これが有る故にエンディングの解釈をあやふやにしてしまう可能性があると思われます。この点、本当に残念でございます。少々辛口な事を申し上げましたが、ワタクシはこの作品が大好きでございます。それ故にこの作品が酷評を受ける機会を少しでも少なくいたしたく、先にお断りをさせていただきました次第でございます。


それでは本題に参りましょう。
2004年の作品でございますが、今でも十分にトップレベルの作画クオリティーを持っております。さすがに次作品である「秒速5センチメートル」には一歩及びませんが、それでも息を呑むほどの突出した背景描写の美しさ。正に芸術の域では無いかと思うほどでございます。
「秒速5センチメートル」でも印象的でしたが、本作でも”駅の描写”、”電車の中の風景描写”、”草原と風の描写”等がとても印象深く、そして幻想的に描かれておりました。又、本作では飛行機が空を舞う描写が特に素敵でした。静寂な空間を滑るように飛ぶ浮遊感・・・。本当にお見事と言うしかございません。美しい風景描写の中で、3人の青年の追い求める夢と揺れ動く心情を背景に見事に重ね合わせ、とてもファンタジックな作品に仕上がっております。音楽も素敵でございますね。要所×2で掛かるBGMは大変作画にマッチしており、雰囲気を盛り上げてくれます。ED曲の『きみのこえ』も大変印象的な曲でございました。


冒頭で宇宙の夢についてお話させていただきましたが、本作では3人の青年達の叶えたい夢と、人が眠りの中で見る夢をかけている様でございます。
主人公の”藤沢 浩紀”様と”ヒロインの”沢渡 佐由理”はお互いが惹かれあい、そしてその思いはいつしか恋心へと変わっていきます。しかし無情にも2人は引き裂かれてしまう。”藤沢 浩紀”様が”沢渡 佐由理”様を思い、心を詰まらせていく描写。正に「秒速5センチメートル」の主人公を彷彿とさせます。

離ればなれになった2人はお互いを眠りの中で夢見続けます。現実世界では逢う事が叶わない2人。でもお互いが探し合い、激しく求め合うことでいつしか2人の夢はシンクロしていくのです・・・。
2人が交わしたあの日の約束。叶えることの出来なかった夢。
主人公は決意をします。一度は破れた夢だけど、一度は果たすことが出来なかった約束だけど。夢を現実にしようと。あの日の約束を叶えようと・・・。


「雲の向こうのあの場所にいこう。あの日交わした約束を果たしにいこう」 物語は大きく動き出します。
どうぞ2人の夢を、2人の恋を・・・応援してあげて下さい。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 20

るすぃー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

THE セカイ系でエヴァンゲリオン症候群

●これから見る人へ
まず最初に、君の名は。から入った人は覚悟してくれ。
むしろ、覚悟がなければみなくていいぞ。

2004年という年代を考えると、当時の映像としては頭一つ抜けた美麗なグラフィックだったな!
しかし、2016年という今、さすがに古臭さが否めない。
そして何より残念な、エヴァンゲリオン症候群(エヴァっぽい作品)として完成してしまっている。
正直曲くらいしか、印象に残らない作品だ!
久々に見た私も、あーこれはつまんねーな!と20回ほど心の中で思ってしまったぜ!
ただ、新海誠が2004年にやりたかったこと、それがでている作品だとは思うぜ!
今はもう古臭いが、セカイ系を見たければ、これを見るのもいいかもな!
ただし、おすすめはしない!
おすすめはしないぞ!

投稿 : 2024/05/18
♥ : 1

しょうすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

新海監督らしい名作系な作品かな(*´∇`*)

正直、序盤はチョット睡魔に襲われましたがw
ファンタジックな感じでとても良かったです^^
絵のコントラストやピント使いはいつも通り写実的というかとてもアニメって感じじゃない凝った芸術的作品ですね^^
キャラはまぁ何ですがw
EDやバイオリン演奏等音楽的には良かったです^^
物語上では1996年の出来事ですが戦後、日本が津軽海峡を挟んで南北に分割占領された、別のパラレルワールドでオーバーテクノロジーな舞台となってます。
チョット難解な点もありイマイチ印象に残らなそうな感はありますが作品的には良かったと思います^^

投稿 : 2024/05/18
♥ : 8

65.0 3 目覚めアニメランキング3位
かぐや姫の物語(アニメ映画)

2013年10月1日
★★★★☆ 3.8 (289)
1187人が棚に入れました
原作:「竹取物語」、原案:高畑勲 監督:高畑勲 製作:氏家齊一郎、脚本:高畑勲/坂口理子、音楽:池辺晋一郎

声優・キャラクター
朝倉あき、高良健吾、地井武男、宮本信子、高畑淳子、田畑智子、立川志の輔、上川隆也、伊集院光、宇崎竜童、中村七之助、橋爪功、朝丘雪路、仲代達矢、三宅裕司

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

「みんな不幸になった、私の所為で。偽者の私の所為で」

製作費がいくらだとか
古典の中に現代の女性像を見るだとか
そんな安いキャッチコピーに騙されてはいけません


かつて東映動画が『白蛇伝』を映画化した様に、高畑監督自信がこの作品で目指してるのは恐らく“原点回帰”
どうも55年ほど前に、東映でもいわゆる「漫画映画」として竹取物語の映画化が企画されていたらしいです
当時の高畑のボツ案を復活、引き継いだのが今作
だから鈴木さんにとっては構想8年だけど、高畑にとっては構想55年
そこから田辺修の参加と第7スタジオ設立
久石譲との初タッグ
78歳にして挑戦的過ぎるこの姿勢
宮さんも引退だとか言ってるけど、高畑に至ってはむしろ本当にこれが『退職金代わり』になったはず
この瞬間に立ち会えた奇蹟(今生きてこの映画を生で観れること)にただ感謝m(__)m


プレスコによる伸び伸びとした演技
朝倉あきの芯のある強い声
声優初挑戦にして遺作となったちいさんの熱演
強烈過ぎる田畑智子の女童、中村七之助の御門のキャラクター


背景と融合を果たす為に用いられたラフなアウトライン
言うまでも無く丁寧な芝居作画
画面の中に見る、忘れられてた日本の自然と原風景


高畑演出といえば静かな会話の中にさっと入ってくる音楽
今作でも特にキーポイントとなる『わらべ唄』と“琴の音色”が印象的です
日テレとかではやたら主題歌を推しているようですが、ちゃんと劇中歌にも注目してほしいものです


竹から生まれて、竹の子のように急成長し、その美しさから何人もの男を狂わせ、次々と振ったあげく、時の帝までも手玉に取ったかと思いきや、誰のものにもならぬまま「月へと帰る」と言い出すわがまま姫のお話


日本最古の、そして日本人なら誰もが知るこのお話の、唯一にして最大の謎である「私は罪を犯してこの地へ下ろされたのです」
この一言に隠された真実を突き詰めていくのが今作です


結局のところ、誰でも知ってるお話なので【特にサプライズとかスペクタクルとかありません】
そういった意味で“老若男女誰でも観れる”はずの映画なのに、姫の犯した罪なるものの秘密だけで137分も時間を引っ張ったのはちょっと長過ぎ
プロットは最高、だけどこれだけ長いと小さい子には見せられないです
そこだけが唯一残念ですかね;


皆が姫の幸せを願うばかり、どんどん不幸になっていく姫、そして狂いだす人々
【こんなに悲しいプリンセスストーリーが、日本には昔からあったんですね】

投稿 : 2024/05/18
♥ : 33

くし さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

哀愁のあるロマンス

素晴しいですねー、この作品。物語は言わずと知れた竹取物語、そう「かぐや姫」です。

まず驚くのは描写方法だ。タッチは水彩画そのもので、背景は勿論、キャラクターも線はまるで絵コンテそのままを思わせるような筆や鉛筆で描いたように再現されてあり、これが軽快に動くのだ。柔らかいタッチに日本画的でありながら、話の山場やスピード溢れる場面では力強いダイナミックであり過激な筆使いで表現され、これは・・・す、すごいね、と思わず感激してしまう事もしばしば。
どの場面でもそれは一枚一枚が芸術的絵画の様であり、この作品がただのアニメの領域を遥かに凌駕する描写に感動を通り越して日本の誇りでもあり喜びを感じた。作品への執念が芸術に昇華され本当に素晴しいの一言だ。

物語も元のストーリーは知っていても、かぐや姫の見え隠れする思いに私の心の深層を掻き立てられ話を忘れて見入ってしまう。
子どもの頃に聞いた話なのに、
「何、この哀愁が漂う切ない物語は…、決して子どもを癒す話だけではないでしょ」
かぐや姫のピュアな人間性に似合わない都の生活。表面では幸福に見える生活の裏にある不幸。
宝物のようにあがめられるのでなく、普通の一人の女としての欲求と夢、かぐや姫の悲痛な叫びが、私の心を振るわせ胸が熱い。
短い人生に儚くも愛に拘りを見せるかぐや姫の心情、そして否応無しに突きつけられる別れ。
千年以上も前の物語なのに、人としての生き方を告げている様な奥深さ、そして封建的背景にある一人の女としての哀愁が現代まで物語として伝承したきた由縁だと深く感じた。
この作品は子どもでなく大人に観て欲しい感情を揺さぶる真に深い作品でした。

最後にこの作品には「姫の犯した罪と罰」というキャッチフレーズがあったが、私はそう思わない。この一文はこの作品には似合わないと思うのだが、私にとってこの作品の持ち味は「哀愁のあるロマンス」で、余韻の残る素晴しい作品でした。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 47

阿紫カービィ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

エゴイストの物語

申し訳ない、
私は『ジブリ作品』を自らすすんで観る事がなく、
数えるほどしか観たことがありません。

『2000年代の悲しい映画10選』(だったかな?)に唯一、日本映画でランクインしていたので、観ねば!と思い…。


ちょっと癖のある作画。

木々や花、鳥などで四季、時の流れを表現する、日本らしい演出の数々、素晴らしい!


『竹取物語』を題材として、

『愛情と理由付けしたエゴのどうしようもなさ』
を伝えたいのではないか?と、私は感じました。


一番気になったのは、お爺さん。
初めは『娘』の成長を、愛情もって見守る『親』
だったのに…

『娘』を『姫』と呼ぶようになってから
贅沢な生活や、名誉に溺れていきます。

娘(姫)に良い生活、地位ある旦那様を、というのを『愛情』と考えるのは、よくある『間違い』

単なる自己満足ですよね?


お爺さんを筆頭に
まー、たくさんの『エゴイスト』な男性が出てきます。

『かぐや姫』に気に入られようと、平気で嘘をつく男性達。

(幼馴染みの『兄さま』には、ほとほと呆れましたよ。)


誰も『かぐや姫』の事を視ていない。
(お婆さんは…どうなんだろうか?唯一の理解者だったのかな?)


『かぐや姫』の瞳はどんどん輝きを無くし、人形の様な瞳になっているのに…


誰も気がつかない。


でも私は『かぐや姫』を可哀想だとは
全く思わなかった。

このお話は
神?天上人?の『人間を試す遊び』のお話だと思ったから。

その『遊び』に人間は負けた、それだけ。



『かぐや姫』は『竹の子』として、
自然の中で笑っていたかったはずです。

『竹の子』のままでいれたなら…天には帰らなかったのかもしれませんね。




高畑監督、美しき素晴らしい作品を残していただき、
ありがとうございました。







ちなみに(本当にどうでもいい話)

私が遊びを覚えた時につけていた香水は『エゴイスト』大人になってまとった香水は『アンテウス』


でした。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 40
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