水族館でコメディなおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの水族館でコメディな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月20日の時点で一番の水族館でコメディなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.3 1 水族館でコメディなアニメランキング1位
デキる猫は今日も憂鬱(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (176)
532人が棚に入れました
「吾輩は猫である。しかしただの猫ではない。 空前絶後の『デキる猫』である」 仕事はできるが生活能力が壊滅的な会社員・福澤幸来は、ある日凍死寸前の仔猫を拾う。諭吉と名付けたその猫はいつの間にか猫にあるまじき大きさに成長し、ダメなご主人様に代わって料理、洗濯、掃除、買い出し、ご近所付き合い……あらゆることを完璧にこなす“デキる猫”になっていた。 「うちの猫ちょっと普通じゃないかも……!?」 そう思いつつ、諭吉のおいしい料理に胃袋を掴まれ、生活の全てを支えられている幸来はもう諭吉なしの生活なんて考えられない! 夢のパーフェクトにゃんことハイパーずぼら会社員のまったりのんびり同居ライフ。

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ほぼ万能ネコの諭吉くん

原作未読 全13話

とあるマンションに住んでいるOLの福澤 幸来(ふくざわ さく)が、通勤の途中に拾った野良ネコ(仔猫)と一緒に住むことになります。

会社ではできる女性ですが、物が散乱しているマンションに一人暮らししているズボラな私生活をおくっていました。

そこに一緒に住むことになった野良猫の諭吉、賢い諭吉はこの現状を打破するために家事全般を行うようになります。

幸来と諭吉の生活とご近所さんや会社仲間たちと繰り広げる日常を描いた作品です。

猫の諭吉が賢すぎますねw そして大きくなった諭吉は二本足で歩く、そしてかなり大きいw、「トトロ」ほどではないですが、人間並みに大きいですw

家事全般を行うネコ、食べるのはキャットフードなのに、美味しい料理が作れるのは奇跡ですねw

ネコらしい一面もありますが、ほぼ飼い主と逆転でしたね。諭吉の心の声も面白かったです。

周りのみなさんのほのぼのとした関係も良かったですね。

気楽に観れる作品です。重い作品を観た後に観るといいかもしれません。

OPはsomeiさん、EDはasmiさんが歌っています。

最後に、そういえば幸来の家には誰も遊びに来なかったですね。諭吉いると無理でしょうねw

投稿 : 2024/05/18
♥ : 16

よこちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

まったり観てください

想像以上にデキる猫で驚きました(^^;)
この制作会社2008年設立のわりに作品が少ないんですが、2023年の夏クールに「好きな子がめがねを忘れた」と2本ぶち込んできて急にどうしたんでしょうか。
こちらもCGアニメですね、他の作品が分からないのですが得意分野なのか好きな子と同じく作画良いですね。

猫の諭吉がダメOLの幸来のお世話をしますが、見た目デカいし目つき悪いので、文句言いながらも実は優しい親父のようで面白いですね。
料理が得意で作画も良いので飯テロになり空腹時に視聴すると何か食べたくなります。
普通に外出して買い物するのも斬新です。コメディなんですが爆笑とかではなく、諭吉と幸来のまったりした日常を微笑ましく観る感じなので飽きてしまう人はいるでしょうね。

キャラ絵も良いですが上司だけ無表情すぎる気はしました。全体的には個性が薄くいなくてもいいようなキャラがいたのが少し残念。ただ幸来役の石川由依がテンション高めで可愛らしいダメ人間感を演じ非常に良かったです。

OP曲はノリが良くED曲はどこかせつなさを感じ私はどちらも好きです。
少年誌で連載されてるようですが、女性も楽しめると思います。ハマれば幅広い年齢層から支持されそうですね。単なるコメディではないので良かったらご覧ください。

2024年3月18日

投稿 : 2024/05/18
♥ : 16
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

専業主夫(婦)がいる生活の豊かさ。稼ぐことが幸せではない。

 文句をいいながら最後まで見てしまったのは、それぞれのエピソード自体が面白いのはもちろんですが、私が猫好きだからというのと、もう1つは専業主夫(主婦)がいる生活がやっぱり「豊かさ」につながるのでは?と思って見ていたからです。

 諭吉は化け猫(良性)という感じですが、彼がデキる猫になった原因は仕事に疲れた女性の生活の駄目さ加減でした。つまり、丸の内に勤める裕福なOLであっても、生活が荒れてしまうと幸せに見えないということです。

 1人が稼ぎ、1人が生活を引き受けることで、食生活を中心とした活力につながって行きます。そして、家を守ることが必ずしも虚しいことではなく、むしろ人間にとってもっとも必要な存在であるとわかります。
 諭吉の視点で見ると、ヒロインをちゃんと生活させる喜びもありました。主婦を経済価値に換算することの馬鹿さ加減がわかります。
 単なる利他ではなく、それが諭吉の存在意義であり家族の意味になります。決して一人で金は稼げないし、稼げたとしても金の代わりに健康・豊かさ・幸せの何かを犠牲にしているといえるでしょう。

 現代の疲れは、働くストレス。働かなければならないという風潮。そして経済性こそ幸せの尺度というのは思い込みではないか。
 働くことだけが正しい事だという価値観、特に女性ですね。これは果たして人間的なんだろうか?という疑問がわきます。

 旧来の核家族とは男女が入れ替わり、家庭にいる方を猫に置き換えていますので、一見、癒し系に見えますし、原作者の意図がどこまでなのかは分かりません。
 しかし、1話冒頭の通勤風景ですね。初見のレビューに書きましたが、あそこの丁寧過ぎる描写は違和感がありました。また、なぜ丸の内なんだろう?なぜ総武線(中央線)西東京エリアなんだろう?と考えたときに、幸せの形は、稼ぐことではない。男女で働ける方が働き一人が家を守り、ちゃんと生活をするための家族の役割分担があるのが自然で幸せなんだという風に見えました。

 また「福沢諭吉」が彼の名前だということを考えると、彼=家を守る能力・存在=主夫(婦)の「価値」の話なのかなあとも思います。
 ヒロインも生活力はないですが、仕事はできる女らしいので適材適所。男女を固定せず、働ける能力があるほうが働くでいいかもしれません。

 また、他人の子供の面倒を見るというのもいいと思います。これがなく全部が自己責任だから、子育てがしんどいのだと思います。近所や知り合いのコミュニティーでの助け合いは必要でしょう。

 それぞれのエピソードは結果的に、働く人と家を守る人の関係性に対する憧れな気がします。
 この先、猫と人間では子供は生まれないでしょうけど、なんか一緒に寝てるし諭吉だとそのうちオカルトパワーで作れてしまいそうです。最後の方で子供が出て来たり、仔猫を拾ったりがありました。そこはやはりピースとして幸せの形には必要だということかなあと思います。

 なお、下手をすると猫がお母さんとなりますが、一緒のベッドで寝ていることからやはり夫婦なんだと思います。肌の触れ合いもまた今の人間に不足している癒しです。

 

 この作品が癒し効果があるのは、猫だからというのはありますが、豊かな生活とは?という問いかけにもなっていた気がします。




3話 高収入女性にとっては子なしセックスレスの専業主夫家庭が理想?

{netabare}  現代の女性の幸福のイメージをそのままアニメにした感じですね。

 この作品のヒロインの「立場」に憧れる20代女性はかなり多いのではないでしょうか?自分で働くから家事からは解放されたい。家に帰ったら、風呂入ってご飯食べて酒飲んで寝るのがいい。(男と違って、女性はなぜか食事の後に酒を飲む人が多い…気がします)

 男が要らないわけじゃないけど、自己主張弱めで一緒に寝てくれるだけでいい。セックス要らない。グルーミングだけすればいい。自分はしゃべらないで愚痴は聞いて欲しい。気持ちを察して慰めてほしい。皆からうらやましがられる容姿がいい。美味しい手作り料理食べたい。外食高いからおいしい弁当が欲しい。清潔がいい。だらしない自分を管理してほしい。
 男の方は酒飲まない、でも酒の当てには詳しい。経済観念が高く、無駄使いしない。無趣味か金のかからない害のない趣味(猫缶?)。満足の水準が低く簡単なもので満足する。自分よりも大きい。面倒なこともちょっと嫌な顔をしながらもやってくれる。我儘を通してくれる。

 会社では苦労して仕事してる感が欲しい。管理職よりも平がいい。でも、ちょっとできる女という存在感が欲しい。褒めて欲しい。もちろん給料はお高め(住居の水準、立地、通勤時間から考えてお高いマンションに見えます)。

 なんか「お隣に駄目にされる」以上に成長がとまって、短絡的刹那的な快楽で、精神が駄目にされている気がします。ヒロインがここから脱出する話になればいいんですけど。

「化け猫」が主役ですし、ある意味ではホラーですね。ただ、このシチュエーションを考えた場合のヒロインの人物像は、逆にものすごくリアリティがあります。


 冒頭の街を描写するCGは正直ゲンナリでした。私はあまりこういう実写ニアリーのアニメ表現は好きではないです。それと、都会の大変さとか殺伐感とかそういうのが表現したかった?そんなのは昭和40年代から日本の当たりまえ、です。
 だったら、女性にクローズアップして、女性が会社員をやる大変さを見せてくれた方が、この作品の意味があるかなあと。要するにCG技術を見せたかっただけ?

 それとオフィス全員白ブラウス問題ですけど…なんか商社とかに見えるんですけど、まだ制服なの?銀行でも今時窓口以外は制服はない気が…でも、通勤にも使ってるからあれは社内規定で白ブラウス以外不可?というよりもCGの問題かなあという気がしますけど。

 全体的にCGを導入してコストダウンはやむを得ない流れだとは思いますが「アニメは表現したいものを表現できるのがいい」ということを忘れないでほしいです。技術と予算だけで、全員白ブラウスになっているのだとしたら良くないですねえ。あの娘は恐らく高給取りな生活に見えますが、オフィスがそうは見えません。オペレータに見えます。

 とまあ、いろいろ言いたい事はありますが、引っ掛かりが多いということは気になるということです。 {/netabare}


9話 丸の内OLで東京西部の総武線沿線暮らしに感情移入できるか?

{netabare}  丸ビル前の横断歩道とか永楽ビルっぽい映像があったので、ヒロインは丸の内勤めですよね。オフィス内部も証券・投資顧問っぽい雰囲気です。見積りとか商談とかあるので、業種はIT・商社の可能性もあります。で、痴漢の場面で中央・総武線っぽいホームだったので、高円寺~国分寺くらいに住んでいるのでしょう。転職キャリアアップ組ですが制服ですので事務職採用っぽいので、推定年収550~700万円くらいの感じでしょうか?
 弁当を持って行っていることから極端な高給ではないでしょうが、丸の内のランチの相場は1200円~1800円くらいはしますので、毎日外食は辛いエリアです。八重洲なら安いところも多いですけど。

 という感じで、ヒロインはかなりの高給取りな気がします。住んでいる家も1LDKか2DKっぽい間取りであの広さです。賃貸なら10…いや12万円は下らないと思います。あの高級住宅から徒歩圏ですので、国立や吉祥寺ならもっと高いでしょう。

 そういう感じで見ていると、あまりに上級すぎる生活をしているので癒されるか?と言われると、ウーンという気がします。癒し系というよりもやっぱり女子が望む理想の疑似結婚生活な感じです。男としてはあまり感情移入できない感じです。男女逆さにして、猫=美少女にすればまあわかりますけど。

 まあ、面白くないわけじゃないですけどヒロインは片付けられない女ではあっても結構優秀な人物なんでしょう。ファンドマネージャーや外資で2000万を狙うほどではない、丸の内としては緩い働き方の女性という感じです。{/netabare}


12話 このヒロインはペットロスは大丈夫か?なんとなく別れの時を考えてしまいました。

{netabare} 13話まであるみたいですね。一旦総括です。猫が家事をしてくれるかどうかは別ですが、ただ、猫がいるだけで仕事に行けるようになるのは事実だと思います。
 猫と人間の心の交流というのは、多分人間の思い込みではないと思います。言葉はありませんが、仕草で何かが伝わってきます。そういう部分がなんとなく、本作の諭吉からは伝わってくる気がします。

 そう、猫がいる人生は豊かになる、と言う点で本作は極端なアナロジーではありますが気分的にはリアリティがある気がします。

 猫を拾うとそこにあるのは別れの時です。猫を飼った人には経験があると思います。
 本作がどこまで描くかわかりませんが、それは人間と猫の関係においての必然です。その代わりといってはなんですが、猫と一緒に過ごした時間の充実、豊かさというのは何モノにも替えができません。
 猫との付き合いかをどういう距離感ですごすのか。12話はなんとなくですが、その部分を思い出させる話でした。

 ここまで見て、このヒロインがうらやましいと思う反面、この人はペットロス大丈夫だろうか?という気分が途中からありました。猫好きでロスの経験ある人はこのアニメどうみているのでしょう?{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 20

87.1 2 水族館でコメディなアニメランキング2位
SPY×FAMILY(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (890)
2902人が棚に入れました
人はみな 誰にも見せぬ自分を 持っている―― 世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。 東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)は、十数年間にわたる冷戦状態にあった。 西国の情報局対東課〈WISE(ワイズ)〉所属である凄腕スパイの〈黄昏(たそがれ)〉は、東西平和を脅かす危険人物、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探るため、ある極秘任務を課せられる。 その名も、オペレーション〈梟(ストリクス)〉。 内容は、“一週間以内に家族を作り、デズモンドの息子が通う名門校の懇親会に潜入せよ”。 〈黄昏(たそがれ)〉は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作ることに。 だが、彼が出会った娘・アーニャは心を読むことができる超能力者、妻・ヨルは殺し屋だった! 3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。 ハプニング連続の仮初めの家族に、世界の平和は託された――。
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ハートフルスパイコメディの良作☆

舞台は東西冷戦時代に似た世界。
西側のスパイ、黄昏(たそがれ)ことロイド・フォージャーは、東側の政治家に近づくために、偽装家族を作る必要に迫られて・・
で始まるお話。

原作はかなり人気だったみたいで、作画の良さなどにも制作側の期待の大きさが感じられます。

まずはなんといってもアーニャすごくかわいいですね~♡
あの年頃の子供特有の無邪気でかわいいところがよく表現されてますね(#^.^#)
ウィって返事やちち~~って呼ぶのもかわいいし、たまに見せる(๏д๏)みたいな表情もかわいい♡

任務のために偽りの家族を作るんだけど、それぞれみんな秘密を持っているところが面白いし、家族というものを知らなかった人たちが少しずつ「家族」になっていくところがいいんですよね。

結局アニメ2話まで見たところで我慢できず、原作読んじゃいましたw
原作も面白かったですけど、アニメはさらに良くなっていると感じました!

本格的なスパイものというよりもコメディよりの作風ですので、人によっては肩透かしの方もいるかもですけど個人的にはすごく気に入りました♡

アーニャ役の声優さん、うまいなぁって思ってたら種﨑敦美さんという、Vivyやジュジュ様などされてた方みたいです。
色んな声で演技されててすごいですね!

アニメはどうやら分割2クールみたいなので、10月からの後半もとても楽しみです!

以下、各話の感想(印象に残ったシーンなど)です。
★今回のアーニャ語録☆、各話に追加しました。

1話「オペレーション梟(ストリクス)」
{netabare}任務よりもアーニャのことを思って警察へ行けというロイド。
でも警察に行かないでロイドの姿を見つけて嬉しそうに駆け寄るアーニャ。
ラストの寝てるロイドの懐にもぐりこんで一緒に寝るアーニャの絵がすごーくほっこりしました☀
★今回のアーニャ語録☆
ずっと前からちちの子供のアーニャです
ちちすごいうそつき、でもかっこいいうそつき
ははそんざいしない{/netabare}

2話「妻役を確保せよ」
{netabare}パーティで苛められてるヨルに対して、誰かのために頑張る姿は誇るべきことで素敵なことだと話すロイド。
色々とおかしい言動のロイドをまったく疑わないヨルの超天然なところも殺し屋とのギャップもあって良いです。
手榴弾が後ろで爆発してる最中に手榴弾のピンを指輪がわりにする絵が最後にきまってましたね♪
★今回のアーニャ語録☆
ア~ニャ、ははいなくてさみし~い♫
ピーナッツかいこんどけ{/netabare}

3話「受験対策をせよ」
{netabare}アーニャの舌足らずな話し方とかもう可愛すぎ~♡
アーニャ役の声優さんすごく上手です!
3人で撮った記念写真のアーニャとヨルの表情にニヤニヤしちゃいました♪
★今回のアーニャ語録☆
アーニャにははうまれてめでたい
わたすがキメラだ・・よろすおねがいするます
おでけけ記念日!
ひとがゴミのようだ・・
やっつけてくさいメシ食わせます{/netabare}

4話「名門校面接試験」
{netabare}コメディ色がより強くなった感じの4話でした。
エレガントな寮長さん、なかなか面白いキャラで好きかも♪
今回もアーニャに笑ったりほっこりしたり・・ホントいいキャラです♡
自分の気持ちに戸惑うロイドとヨル。少しずつ家族になっていく3人。
★今回のアーニャ語録☆
だいじょぶます!
オペラたべたり・・
100点満点です!
半分メガネのおっさん{/netabare}

5話「合否の行方」
{netabare}ポケットに忍ばせてたクラッカーでお祝いとか洒落てて好き♡
今回はアニメオリジナル展開も結構混じってましたね。
アクションシーンすごくよく動いてて、ロイドとヨルが闘うシーンなどもっと見たかった!
「これ桁間違ってない?」「合ってます」「え?」「あってます!!」に笑った。。
★今回のアーニャ語録☆
お城で助けられごっこ!
アーニャ、孤児院でてからわくわくいっぱい!ちちのおかげ!{/netabare}

6話「ナカヨシ作戦」
{netabare}イーデン校の制服を着てすごく嬉しそうなアーニャ♡
ターゲットの子ダミアンや、アーニャの友達になりそうなベッキー、エレガント先生も担任になって学校編も楽しくなりそう♪
必殺パンチのシーンは3回くらい見ちゃいましたw
今回はアーニャの色んな表情の顔芸がすごく面白くて楽しかったです✿
★今回のアーニャ語録☆
あざざます!
制服のアーニャです、ばーん!
おーきーどーきー
今こそ必殺のパンチを放つとき!{/netabare}

7話「標的(ターゲット)の次男」
{netabare}ベッキーはいつも本音で話してるから心の声も同じみたい。
周りを気にせずアーニャと仲良くしてくれたり・・いい子と友達になれて良かった♪
アーニャの号泣顔と上目遣いで見てる顔は可愛すぎ♡
理想の子供を求める前に自分が理想の父親になるべきと思い直すロイド。
部屋に引きこもったアーニャが自分から勉強してて寝ちゃったシーンはほっこりしました☀
★今回のアーニャ語録☆
学校へたくそでごめんなさい
せかいへいわがー{/netabare}

8話「対秘密警察偽装作戦」
{netabare}8分の2!って何度も得意げに言ってるアーニャに笑った。。
ヨルとユーリって色々と似てるところがあってやっぱり姉弟ですね。
ラスト、引っ張りましたねw
続きがどうなるか気になって思わず原作見ちゃいました。
★今回のアーニャ語録☆
ざんだんすう8ぶんの2!{/netabare}

9話「ラブラブを見せつけよ」
{netabare}キスシーン、前回から引っ張ってさらにOP後の回想シーンも挟んで・・ってちょっと引っ張りすぎかなー。
アーニャが寝ぼけてるシーンすごく可愛くて面白い♡
前回も感じてたけど、アーニャが出てこないと面白さが半減しちゃうと感じるのは私だけ?
ところで、ヨルの雇い主の組織と秘密警察ってどんな関係なんだろう?どちらも東側の組織みたいだけど。
どっちにしてもロイドとは敵対関係だし、今後その辺も描かれるのでしょうか。
★今回のアーニャ語録☆
んが・・ちきゅうのおわり・・
おはえんます・・
ちち、なんだかきょうみどりいろ{/netabare}

10話「ドッジボール大作戦」
{netabare} 久々のアーニャ回♡
今回のお話は5話と同じく、原作にアニオリを加えて膨らませた感じでした。
正直、15分くらいでもいいかな?って内容だったけど、全日本ドッジボール選手権全国大会とコラボするみたいでその辺も絡んでるのかもです。
アーニャ、相変わらず可愛いんだけど・・今回はちょっとあざとい感じもあった・・かな。
アーニャ、ベッキー、ダミアンと、キャラは揃ってるのでテンポをあげてお話が面白くなるのを期待したいです。
★今回のアーニャ語録☆
く○やろう
腰のひねりをおててにつたえて・・{/netabare}

11話「星(ステラ)」
{netabare} 心が読める能力のおかげで人命救助ができたアーニャ。
すごく得意げになってるアーニャに合わせて付き合ってあげてるベッキーがいい子で好きになりました♡
ダミアンも陰口に参加しないでビシッと周りに言ってるとこなんか意外とイケメンじゃんって。
あと種﨑敦美さんの一人四役が面白くて笑っちゃいました♪
実験されてた犬たちの中にロイド一家の絵が浮かぶ犬が・・!
次回違う話みたいだし、彼が家族になるのは2クール目かな・・
★今回のアーニャ語録☆
アーニャ、ちちのりょうりがいい
スターライトアーニャとよべ{/netabare}

12話「ペンギンパーク」
{netabare}今回はアーニャ大活躍でした!
スパイの話とアーニャの話が程よく混じってて、面白かったと思います♪
新人飼育員が、もうお前に教えることはないって言われてるところが可笑しくて。。
あとペンギンロイドとロボットヨルがアーニャとお菓子を買いに行くところはほっこりしました☀
これで前半終了ですね。10月の後半はいよいよ新キャラ登場なので、楽しみに待ちたいと思います!
★今回のアーニャ語録☆
まってー。ふつうのいい人でちち~
ペペペペンギン~
つよいけど、あとはだめだ{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 57

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

とても素敵な家族を描いた物語

この物語をひと言で表すのはとても難しい。
アクション、笑い、アーニャの可愛さ、などもありますが、しいて言うならば、とても素敵な家族を描いています。

父のロイドは、娘のアーニャを守るためならば危険を顧みず、命懸けでアーニャを守ります。
そして彼は、血まみれになりながらも妻のヨルとの約束を守ります。
彼は仕事よりも家族を優先する優しい父親です。

母のヨルは、悪を許さない正義の心(?)を持った女性。
決して他人の不幸を見過ごしません。たとえ自分に関係なくとも自分にできる精一杯のことをします。
そして娘のアーニャに危害を加える者に対しては容赦しません。
ヨルはアーニャをとても大切にしています。

そして娘のアーニャは、常に父と母とに役立つ人間であろうとしています。
まだ幼い子供なのに、ロイドのために、そしてヨルのために精一杯頑張ります。

そんな素敵な家族なのですが…、
ロイド、ヨル、アーニャには、それぞれ誰にも言えない秘密があります。
三人は、各自の秘密を隠しながらも家族の絆を深めてゆきます。

私達は誰だって、多かれ少なかれ家族に言えない秘密を抱えていると思います。
この家族は、その秘密の度合いが大変重い。それだけのことだと私は感じましたが、皆さんはどう思われますか?


ところで、今までは影の世界でしか生きていることに意味を感じなかったロイドやヨルでしたが、二人はアーニャのおかげで日の当たる世界で生きることの充実感を感じられるようになったような気がします。

もしかして、アーニャはロイドとヨルのために神様が遣わした天使なのかもしれませんね。
いつの時代でも、子供は親のために神様が遣わした天使です。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 81

takato さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

話題作?、これが。「何も考えないで良い」問題。

 タイトル通り。設定が出落ちにならないといいが、ちょい不安。コメディーとしても、スパイアクションとしても中途半端な印象。ところで、本作に限らず「何も考えないで良い」って良いことなのか?。別に高度なものだけが価値あるとは思わないが、何もかも手取り足取りなソフトコーディングで、どんどん下に下に合わせてじゃあ表現できる幅は確実に狭まっていく。あと、みんなそんなに考えることが苦痛なの?。そんなにストレス溜め込んでんの?と不安になってくる。


 「何も考えないで良い」というリラックス効果が目的なら日常系を見れば良いし、「日常系」でも極まればやはり素晴らしいテーマ性を帯びるから考えることでより深い味わいを産む。「何も考えないで良い」な発想には、コンテンツをただ暇つぶしとして消費するだけな安さがどうも感じざるをえない。心が大きく揺れ動くには頭も働かざるをえないし。それもすらもう面倒な人はアニメ見なくても良いんじゃね?ってという疑問が。そもそもエンタメとはそんな簡単なもんじゃない。犬猫動画見てればええやん。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 37

64.7 3 水族館でコメディなアニメランキング3位
でーじミーツガール(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (85)
229人が棚に入れました
夏、沖縄。ひと夏の“でーじ”な出会いー。これは毎週90秒の、ちょっと不思議なものがたり。沖縄の高校一年生・比嘉舞星(ひがまいせ)は、家業のホテルでフロント係のアルバイトをしながら、だらだら夏休みを過ごしていた。ある日、東京から一人の宿泊客がやってくる。そのワケアリな男の名は、すずきいちろう(?)。すずきが来てから、ホテルの中でおかしなことが…。部屋を泳ぎ回る魚たち。ホテルの天井を突き破る巨大なガジュマルの木。二人の間に突如巻き起こる不思議な出来事とはー?監督は新海誠作品にも初期から携わる、演出家アニメーターの田澤潮。キャラクター原案・脚本は沖縄出身で、DAOKOのアニメMVキャラ原案をはじめ、漫画や書籍・音楽関係のイラストなど、幅広いジャンルで活躍する丸紅茜。気鋭のクリエイターの出会いが紡ぎだす、“新感覚”ショートアニメ、できました。※でーじ=沖縄の言葉で、「とても」や「大変」といった意味

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

でーじなこと心のこと

アニメーション制作:ライデンフィルム
監督・キャラクターデザイン:田澤 潮、
キャラクター原案・シリーズ構成:丸紅 茜
方言指導:儀武ゆう子、音楽:中村博

秋クールでは屈指の作品だった『ブルーピリオド』。
私の住んでいる地方では、放映後にこの作品が放映されていたため、
濃厚な芸大受験の世界観の後に、のんびりした沖縄の風景を
見せられてもあまり入ってこないのが正直なところだった。
それに分かりやすい話でもないのに
1話が90秒で1週間空いてしまうと、
何となく観ているだけという状態になってしまった。

でも、気になる作品ではあった。
ひとつは、アニメーションというより
漫画のような絵のタッチだったこと。
もうひとつは、主人公・比嘉舞星の声と方言が
妙に耳に残ったことだった。

絵については、少しにじんだような色も
魅力的で沖縄の風景となじんでいた。
また、比嘉舞星の声が可愛くて、
ショートアニメということで、
どこかの新人声優さんかと思ったら、
安野希世乃だったのにも驚いた。
冴えカノの加藤恵役で知られおり、
個人的には、声の作り方があまり好みではないが、
今回はとても魅力的に感じた。

そして、改めて全話を通して観ると、
とてもよくできている。
沖縄のホテルを舞台にして
「でーじ」なことが起こるわけだが、
その想像力に好感が持てる。
短い時間のなかで人の「心」をしっかり表現し、
美しい世界観を構築している。

また、方言のイントネーションが
自然なのも美点。
インタビューで読んだが、沖縄出身の原作者が
演出も行っているということもあり、
方言指導者とともに、入念な訓練が行われたそうだ。
この方言の魅力は、クドカンの『あまちゃん』を
彷彿とさせるほどだった。

『あまちゃん』では「じぇじぇじぇ」がポイントなら
『でーじミーツ・ガール』は「でーじ」となる。

「でーじ」とは

大変
大ごと
とても

という意味に加え、感嘆詞的な使用や、
相槌を打つようにして、
より優れていること、
上位の意味で多くの場面で使われる、
沖縄という風土をよく表す言葉だそうだ。
説明をいろいろ読んでも、
その土地の人の言葉に実際にふれてみないと
完全には理解しきれない気がする。

すずきいちろうが胸のうちで大切にしているもの。
それを天真爛漫な比嘉舞星と一緒に
追体験できる構成になっており、
人の想いや感情が短い時間のなかで、
沖縄の景観のなかに溶けていく。

個人的に沖縄はずっと昔に訪れる計画を立てていながら、
結局は行けずじまいになってしまった土地だ。
この作品は、そのときの憧れの感情を
呼び覚ましてくれた。
(2022年1月2日初投稿)

投稿 : 2024/05/18
♥ : 37

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

一服の清涼剤

一夏の“でーじ”な出会いと出来事が、とってもポップで温かい絵柄で描かれてゆく。
リアルでは、寂しくて長い夏がやっと終わりを告げた訳であるが、そんな季節の変わり目にぴったりな作品である。

『白い砂のアクアトープ』のような、しっかりしたストーリーがあるわけではないようだ。
かと言って、『海獣の子供』のような、厨二展開が待ち受けている風もない。

毒にも薬にもならぬ、プラセボが如き“一服の清涼剤”のようなショートアニメであれば嬉しいな。

『おくたまのまじょ』の丸紅茜さんが原案と脚本を、監督は、新海作品で作画監督を務めた田澤潮氏だそうだ。

楽しみである。
                            (2021/10/08)
(観終わって)
とても清々しい気分にさせてくれた作品であった。
あまりにも短い本編に、戸惑う向きもあるかも…。
ただ、それがまた良い。
潔く、そして一枚の絵が、力強く、そして能天気に、何より“うちなーぐち”で語り掛けてくる心地よさ。
そう、沖縄の光と風を感じるのである。
舞星ちゃんでなくても「しに ふらー」(まじ バカ)と罵りたくなるような昨今のドタバタ。
この「やっけー」(厄介)な状況と、傷ついた『石敢當』(いしがんとう)をさり気なくリンクさせた脚本に、これまた拍手である。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 20
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

でーじの宿であなたと出会い

ショートアニメ ※ショートものはデフォルト評価3.5点で統一


1話90秒×12でございます。
リアタイだと私の居住地域では『ブルーピリオド』のバーター。尺からしてちょっと長めの予告編みてるのと変わらずで駆け足なのとそもそも各話がブツ切りだったりもしてリアタイには向きません。
全12話終了後のまとめ一挙放送『30分まるごとでーじミーツガールSP!』でやっとこ理解できました。一気推奨です。

中身には触れませんが強いてなら↓

{netabare}不調のトンネルでもがいてた青年すずきいちろうの打ち返した打球がでーじの森…じゃなかった林の横をすり抜けたかどうかってところでフィナーレを迎えるお話です。
たぶんセンター前に落ちるんだろうなぁ、とハッピーエンドを予感させての結末は視聴後感が良い。{/netabare}

おすすめポイントはヒロイン役の安野さんも触れてましたが画でしょうか。
イラストをそのまま動かしたような独特な風合いを楽しむだけでも元が取れる18分と言えそうです。



※ネタバレ所感

■あちゃー

すずきいちろうの沖縄逃避行の原因が↓
{netabare}新型ウィルス流行による公演中止/延期に端を発した仲間とのすれ違い…というのがやるせない。
実際、小中高だと修学旅行や運動会/文化祭の中止や規模縮小もそうだし、大学1,2年生時のゴールデンタイムも無味乾燥。…と貴重な経験を積ませてあげられないことに申し訳なさを感じる。大人の不作為です。全国大会期間中、陽性者出して大会を去らざるを得なかったチームもありました。とてもじゃないが「うつむくなよ 振り向くなよ」とは言えない、まじで。{/netabare}

後ろめたさも残しつつ、とはいっても現状でやれることに全力投球してほしいかしら。
{netabare}ヒロイン比嘉舞星(CV安野希世乃)が走り回ってやっと見つけたドアに飛び込み光明を見つけたのもコロナ期を象徴してるようないないよな。
あくまで20世紀の出来事とお断りの上で↓
鮮やかに描かれた虹のドアを見つけるまであの頃はいくつものドアをノックしてた(できてた)と思います。1個ではなく複数。ドアそのものが少なくなってることの暗喩に見えてちょっと寂しくもありました。機会が多いに越したことはないですよね。{/netabare}

とどのつまり出会いこそ人生の宝さがしだっちゅうことです、たぶん。



視聴時期:2021年10月~12月 地上波リアタイ

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2022.02.01 初稿

投稿 : 2024/05/18
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