2019年度の死神おすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2019年度の死神成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月10日の時点で一番の2019年度の死神おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.1 1 2019年度の死神アニメランキング1位
ブギーポップは笑わない(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (413)
1732人が棚に入れました
竹田啓司は、同じ学校の後輩でもある恋人の宮下藤花を待っていた。しかし約束の時間が過ぎても彼女は現れず、連絡も通じない。日も暮れ始め、あきらめて帰ろうとした竹田の視界に涙を流しながらふらふらと歩く男の姿が映る。どう見ても普通ではない男の姿に、竹田自身も、そして周囲の人間たちも我関せずを決め込んだそのとき、不思議な人物が男に駆け寄ってくる。大きなマントに身を包み、奇妙な帽子を被った不思議な人物。ソレは竹田との待ち合わせをすっぽかした宮下藤花と同じ顔をしていて……。

声優・キャラクター
悠木碧、大西沙織、近藤玲奈、小林千晃、下地紫野、諏訪彩花、榎木淳弥、市川蒼、竹達彩奈、宮田幸季、八代拓、市ノ瀬加那、細谷佳正、長谷川芳明、阿澄佳奈、上田燿司、花澤香菜

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

時の壁

【未評価】*少し修正

ストーリーが読み取り辛い。
妙に訳知り顔の学生たちが、利いた風なセリフを演説するような印象ばかりが強く、話している内容が素通りしていく感触がある。

この分かりにくさは、カットバックを多用した演出や、キャラの描き分けといった技術上の問題ではなく、原作小説の発表された20年前と現代との時代差にあるように思える。


世界に侵入した世界の「敵」を、二重人格のような「学生」の主人公が密かに排除してゆく。

日常的な社会の運営とは隔絶して、「世界」の根本的な危機に社会参加していない「学生」がダイレクトに関与していく作品構造は、原作発表当時に萌芽し始めていた「セカイ系」を先取りしていた。
「学生」が訳知り顔で利いた風な能書きを述べるのは、社会参加していない「身分」と、「社会領域」が存在しない「セカイ系」世界との相互作用による必然だろう。

全体の構造が把握しきれないまでに複雑化して、感覚的に「よくわからな」くなってしまった社会が、社会を不可視化して排除する「セカイ系」の想像力を生んだ。

世界に侵入する「敵」は、政府や大企業などの「上のほう」の「えらい人たち」が「秘密」に独占して抱え込んでいる本作の陰謀論的な「世界」は、典型的な「セカイ系」構造だ。
一般人=大衆=社会から隠された「秘密」を巡って、「えらい人」と「学生」は同水準に立つことになる。
「社会」から秘匿して独占した「秘密」を、「えらい人」と共有していることが、社会参加していない「学生」が、多くの「セカイ系」作品で、世界の命運に接近して利いた風な口をきける根拠だ。

だが、こうした「セカイ系」構造の説得力が、この20年で変質したことが、本作の「分かりにくさ」の理由ではないだろうか。
原作でストーリーに説得力を与えていた時代感覚が変化してしまったのに、現代へと時代設定を変更してそのまま同じ舞台設定を使用してしまったことが、細かな技術上の齟齬などではない、根本的な「伝わりにくさ」の原因である気がする。


20年前、「セカイ系」に説得力を与えていたのは、逆説的に現実の「社会」は強固で不変であるかのような時代的な「信憑」だったのではないだろうか。

自律作動する複雑で「よくわからない」機械のようなものとしてイメージされる「社会」。

「よくわからない」ままに、自分とは無関係に自動的に作動していく複雑な機構としての「社会」、という現実の「世界観」が、逆に「社会領域」が削除されても「日常」は何の不都合もなく維持されていく「セカイ系」の「リアリティ」を支える。

「学生」が訳知り顔で「世界」の根本に関与していく背後で、電車は時刻表通りに運行され自動車は信号に従って走行する。
水は蛇口から流れ、スイッチ一つで電気は点き、コンビニに並んだ商品は望むままに購入できる。

本作でも同様に反復されているこのような「日常」のあり方は、逆説的に「社会」の不動の安定を暗黙の前提としている。

だが、この20年という時間は、こうした暗黙の信憑を掘り崩す過程であったのかもしれない。


こうした「セカイ系」世界の「安定」を支えていたのは、陰謀論的に歪曲された権力者=「えらい人」だった。(時として企業経営者がこれに加わる)
「ズル賢」く「悪賢」い権力者は、自らの権益を確保するために、権力の源泉である「社会」を自分に都合の良い形で「安定」させる強い動機がある。
「世界」の動揺と切り離して「日常」を安定させるために、「秘密」を独占する「敵」としての権力者は陰謀家として登場するしかない。
(世界の危機を「秘密」にしたまま「密かに」戦う主人公とは、「安定」を口実とした「陰謀」の共犯者であるともいえる)
多くの「セカイ系」で、「政治家」を始めとする権力者が役職も権能も不明な「えらい人」として現れるのは、「複雑系」の社会を「よくわからない」の一言で理解する裏返しだ。

本作もまた、この構造をなぞっているのは上述の通りだ。

当然、こうした「設定」は、読者=視聴者の現実感覚との連続性があるからこそ採用されてきた。
しかし、現代の視聴者には、こうした世界構造は説得力が薄れているのではないか。

そう、この20年で暴露されたのは、現実の政治家=企業経営者=権力者は「ズル賢く」もなければ「悪賢く」もないという事態ではないだろうか。

単に「ズル」くて「悪い」だけで、「賢く」などはない。
「ズルくて悪い」だけのバカではないかと。

「自分は何もしなくとも自律運動する社会」の「信憑」を支えていたのは、「えらい人」が自己利益のためにズル「賢く」社会を操作しているはずだ、という、ある種の合理思考だ。

しかし「えらい人」が「悪い」だけのバカならば、合理思考など存在していたはずがない。
「社会」の自律運動は、「複雑さ」から目を背ける反知性の怠惰が見せていた幻影ではなかったか。

「ズルい」バカが、思い付きで「権力」を振り回すことで、「社会」の機能不全を引き起こしてくるさまを目撃してきたことが、「自律運動」の幻想を、もはや「信憑」できない地点に視聴者を連れてきたのだろう。

おそらく現代の視聴者には、「学生」が利いた風なセリフで「世界」を救う背後で、日常が「自動的に」維持されているようには見えていない。

誰かが電力網を維持し、運行を管理して電車のダイヤを維持している人がいる。
信号機をメンテナンスする人に支えられて自動車は運行し、その流れに乗って商品の配送する人が、24時間のコンビニでの買い物を可能にしている。

こうした個々の「社会人」たちの肩で支えられた「社会」では「自動作動の安定」がリアルさを喪失するのであれば、「安定」のための共犯行為が要請する、「密か」に戦う「聖戦」の密儀性もまた説得力を失う。
社会参加していない「学生」が訳知り顔をする本作が、わかりにくいものとなるのは避けられないだろう。


時代的に失効した「世界観」を、無自覚に「現代」へ持ち込んだ設定が、本作を分かりにくいものにした。

だが、これは原作小説が現代では無価値になってしまった、という事ではない。
水準を超えて構築された作品は、その時代を離れても物語の訴求力は、衰えない普遍性を持つ。

ただ、その時代と強く結びついて説得力を発揮した「もの」を、十分に検討することなく時代だけ現代へスライドさせた不手際が、作品の語るものを不明瞭にしてしまったという事だ。
おそらく同じ失敗をアニメ版『BANANA FISH』にも指摘できるだろう。
東京もニューヨークも同方向に等質のものとしてフラット化する圧力に晒される21世紀世界で、温室の「日本」に対する「リアル」の渦中にある「アメリカ」、という80年代特有の誤解の対立構造に基づいていた原作マンガの説得力は機能しない。


「社会」や「世界」の理不尽さへ対する若者の不満は、いつの時代でも繰り返されるだろう。
可視化装置として、ある時代では有効であった「自動作動する不変の社会」への信憑を利用した「セカイ系」は、現代では有効性が薄れた。
新たな装置が求められるし、試みも多くなされているが、しかし、そうした「改変」を加えれば「原作」とはまるで異なる「作品」となるわけで、原作の「アニメ化」とは難しいものだと思う。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

どっからどう見てもポップ・・・ではないよね

『これは猟奇サスペンスであり青春群像劇であるんだよ』 

相反しそうな言葉を同一の意味合いのものとしてキャラに語らせる。するとあら不思議!深淵なる哲学的ななにかに聞こえてきます。

『猟奇サスペンスである一方青春群像劇』 並列は×
『猟奇サスペンスである以上に青春群像劇』 序列も×

いずれもパンチが弱いため、ここではあくまであたかも相反するものが一体となってるような表現に努めねばなりません。

・レトリックのみでくどく、キャラをイタく感じてしまうのが “梅”
・レトリックがハマリ、キャラに魅力を感じてしまうのが “竹
・レトリックとストーリーがマッチし、作品に魅力を感じてしまうのが “松”

本作『ブギーポップは笑わない』はまごうことなき松!
抽象的な「世界の危機」という大問題を巡って登場人物たちの極めて主観的な台詞回しで進行していくサスペンスタッチの青春群像劇のようなものと言ってよいでしょう。猟奇性を帯びたキャラクターも複数登場するため、グロ描写も所々出てまいります。


1クールなのに全18話のお得感。トリッキーな放送スタイルのおかげで何話か飛ばしましたがなんとか視聴を完了しました。配信やタイムシフトのある時代で良かったです。
そんな便利なサービスの欠片もなく、ラノベという単語も浸透してなかった1998年に刊行されたヒット小説のアニメ化です。
元ネタの刊行年度を考えれば古典といって良いでしょう。私としては珍しく原作既読の作品です。作品の意義だったり影響等についてはgoogle先生あたりをご参照くださいませ。

実際に視聴してみて巷で言われるような “古臭さ” というのが実はよく分かりませんでした。
だいぶ原作の記憶が薄れているためほぼ初見のような新鮮さで堪能できてます。全18話を通してキーになる人物(人格)がブギーポップ。いくつかに別れたエピソードはこちら、

(1) 第1話 - 第3話 ブギーポップは笑わない
(2) 第4話 - 第9話 VSイマジネーター
(3) 第10話 - 第13話 夜明けのブギーポップ
(4) 第14話 - 第18話 オーバードライブ 歪曲王

計4つのエピソード。時系列は前後してたりするのでながら見は禁物です。時系列の掴みづらさと同様に、キャラ相関が難解、そして台詞回しが難解です。私は後者をあきらめました。
ただキャラ相関は小難しそうに見えて意外とシンプルなのではなかろうかと思ってます。ここが掴めてくるとテーマらしきものも見えてくる作品でした。


◆相関その1 二つの二項対立
・《世界の敵》 と 《世界の敵の敵》 の二項対立。
{netabare}《世界の敵の敵》はブギーポップ。前者はブギーポップに“自動的に殺される”人が目安でした。合成人間もいいセンいってますが、MPLSと呼ばれる元は普通の人間でふと異能に目覚めちゃったのが敵認定される場合が多かった気がします。{/netabare}

・《社会の敵》 と 《社会の敵の敵》 の二項対立。
{netabare}霧間お父さんの「社会の敵」というセリフに引っ掛かりを感じました。統和機構に殺されるのが《社会の敵》に見えます。ブギーポップは社会の敵は殺しません。{/netabare} 

《敵の敵》の主語は一つで《敵》はいろいろですが、《世界の敵》か《社会の敵》かに分けて整理するとスッキリします。《世界》と《社会》の違いはようわかりませんでした。
{netabare}強いて言えば
《世界の敵》はマジやばいやつ。世界を滅亡に陥れる者。
《社会の敵》はプチやばいやつ。世界を大混乱に陥れる者。{/netabare}

{netabare}ここでふと、《世界の敵》は超異能だけどスケールが小さいというか世界はさすが言い過ぎじゃね?と思ってみたり。
この作品でいう世界の規模感や質感が我々がイメージできるものならば、目立ってマークされてそのうち一個師団が出てきて壊滅させられる程度の異能ぶりです。おそらく煮詰まった上で殺される前といいますか勃興期のイケイケな時にブギーポップが登場するのかもしれません。だからこう噂されてるのかな。

{netabare}「その人が一番美しい時に、それ以上醜くなる前に殺す」{/netabare}{/netabare}


◆相関その2 宮下籐花はモブ
ブギーポップが主要人物であることはよいとして、肉体を間借り!?している籐花にも焦点をあてると混乱します。
先入観だと、ふつう主役はこの人だよって観る側に柱を作ってあげてから話を進めるとか、群像劇でもグループ(だいたい5名くらい)を作ってその囲いの中で話を進めるものだと思うのですが、それがありません。登場人物の母集団に大きな変動はないのにです。さらに4エピソードと分けてることでなおさらこんがらがります。
前のエピソードで主役を張ったかと思えば次のエピソードは台詞なしとか、ブギーポップに視点を置きたいけどなかなかもったいぶって出てこないとか。
{netabare}当初は、別人格に悩まされる少女(宮下籐花)と恋人竹田啓司との奮闘記を想像してしまったせいでとても混乱した私です。{/netabare}
{netabare}霧間凪も髪型変わってヴィジュアル判別が難しくなったりとかホント勘弁して~{/netabare}


対立の構図や人物相関が整理できたらあとは身を委ねて完走です。
こういった「世界の危機」といった抽象的な大問題をさも大事のように扱う作品って、外からだと馬鹿馬鹿しくつまらなく見えがちなのですが、中に入ってみるとけっこう陶酔できるものです。
作品が世に出た1998年あたりで例えれば、ヴィジュアル系バンドの歌詞世界とライブ模様みたいなものかと。「破滅」「追憶」「世界の果て」「彷徨」「闇」「孤独」「血」「薔薇」「憂鬱」「堕ちる」・・・とだんだん楽しくなってきちゃったのでこのへんで。あと「とりあえずフランス語」。

極めて私的で閉じた空間でのダークな物語。
きっと中学生や高校生くらいの思春期に出会ってたらドはまりしてたと思います。では思春期が遥か遠い大人の私はどうだったかというと、「とても楽しく鑑賞できました」になります。
毎度OPが楽しみだったのと、意外と大人がいい役回りをしてたことが理由としては大きいですね。語り部的な大人らしい大人もいれば、大人になりきれなくて身を滅ぼす大人と。
彼ら高校生が抱く未来への期待と不安を象徴するような大人ばかりでした。
子供ばかりだけだったら見られなかったような気がします。

思春期世代の抱える不穏さをファンタジーでふわりと包んだ良作です。

この作品に影響を受けた奈須きのこ氏の『空の境界』にドはまりした私にはとても相性の良い作風でした。



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2019.09.19追記 


視聴時期:2019年1月~3月 リアタイ視聴



2019.04.27 初稿
2019.09.19 追記

投稿 : 2024/05/04
♥ : 51
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

ブギーバックは笑えない

ダンスフロア~に鮮やかな光~。
…。
ピエール瀧ぇ。
ってことで妙に薬物ネタが出てくるこの作品、もうちょっと時期遅かったら世間に「配慮」して放送できなかったってことは…無いか?大丈夫か?

{netabare}噂には聞きつつもどんな作品なのかは全然知らず、「よしこれで内容知れるぜ」と1話見てみたら全然意味分からなくて一旦脱落。
脱落したといっても妙に後ろ髪引かれる部分があって…まずOPカッコ良いよね。
爆発したビルをボケーっと見てたら何者かが空をスッ飛んでいってハっと白昼夢見て最後は再びハっとする所に戻ってという内容で、「しょうゆおいしいです」みたいな。
それとこれ結構重要だと思うんだけど、女性キャラをワザと絵的にブサイクに描いてない?
青ブタのように美女に生まれて大変って内容ならまだしも、意味も無く美少女に描かれてる限り媚びてる匂いってのはどうにも付きまとい、それでいて所謂「意識高い系」をやられるとな~~んか気持ち悪い。
意識高い系でないならどんなに媚びてても平気なんだけどねぇ。
新シリーズ版のなんとかの旅とかヴァイオレットなんとかとか…自分的には評価低いんだけどブサイクに描かれてたらまた違ってたんじゃないかなー?と最近思ってて。
また色づくなんちゃらはそこら辺考えて、ブサイクになりかけギリギリのラインを攻めてた気配を感じます。
ってことで、この作品はめっちゃ思い切ったことをしてるという認識で、1話で脱落したといっても録画溜めて後で見るつもり満々ではいました。
これがきゃろ~んとした美少女だったら1話で完全に切ってたと思う。
(小声:というかですね、「ワザとブサイクに描いてる」と言うと普段深夜アニメ見ない人の食いつきが良いゾ)

でもって全話見てみたところ…ナルホドそういうことねー。
自分はどうしてもSF的に(機械的にと言った方がいいのか?)処理しがちで、哲学的・情緒的に考えるのが苦手というか。
つまりはコトの発端はエコーズが地球にやってきた、もっと厳密には過剰に進化したことが東亜機構の設立も含めたキッカケなのかな?と思っちゃってて。
なので全てはエコーズが余計なことをしたせい(実際、カミキシロはエコーズに優しくしなければ死ななかっただろう)、観測者が観測対象に接触してしまったのが悪い(=ブギポの敵)と思ってしまったのだけど、そうではないみたい。
実際は「(人類が)影響受けるのはどうでもいい、進化したいのならどうぞお好きに、但しそれが間違った方向だと判断したら始末しまっせ」ってことみたい。
あ、ブギーポップのスタンスのことね。
正義・悪の基準が曖昧というか、ブギポは別に身近な人を助けるために出現するってことではない。
むしろ場合によっては身近な人には迷惑な存在にもなりえたり。
ここら辺、どんな選択をしようが主人公の選ぶことが正義と扱われたサクラダなんとかより全然好感が持てる、自分は。

とはいえ…今作最終章になる歪曲王編、能力の合わせ技かぁ…。
これやられると何が起きてるのか一気に分かりにくくなる。
何が幻覚で何が現実か、または幻覚のどこまでが現実に影響したのかとか、よく分かりませんでした。
ってか田中お前も能力者だったのか…。
改めて考えるとカミキシロに始まりカミキシロに終わる構成だったのかな?
とりあえず歪曲王編以外は実はそんなに難しい内容ではなかった、1話でかなり身構えてたのでホっとした感じ。
むしろ簡単な話を必死に難しそうに装った感じ?

進化についてはこちとら園芸(生き物)を趣味としてるので色々と思うところがあるのだけど(書き始めたら止まらなくなるので割愛)、ある意味真っ当な捉え方だと思います。
まぁ能動的じゃあないよね、と。
漠然としたものを漠然と流してて、「現象」を紹介したものに近いので地味だし感想も書きにくい。
実はそんな難しいこと考えずに各キャラが微妙なタイミングでニアミスするのを「フフッ」っとほくそ笑むのが正しい楽しみ方だったりして。
ナギが父親と、知らぬ間に助けてくれた黒田の仇(実行犯なだけで一番悪いのは命令下した奴だけど)だと知らずに佐々木と手を組んだり、委員長何度も巻き込まれて災難だなぁとか、先にも書いた通りカミキシロと付き合ってた田中がアレだったり、人間関係を追うだけでも面白いかと。
キスギ先生の元へ宮下藤花がかかりに来たのもナギとニアミスだったのを演出しただけで、世間で言われる二重人格そのものはあまり重要じゃないんじゃないかな、だってブギポはそれを超越した存在だろうし。
1話があんなんだったので身構えがちだけど、軽くダラーっと流し見でもOKな気がする。


余談
16話が恐竜の頭のデザインが妙に上手くて、またキャラの顔(特に目)の描き方が他の回と違って「リトルウィッチアカデミアみたいだなぁ」と思ったら作監が半田修平で大正解。
やったぜ、本編からスタッフ当てるのは自分にとっては稀なのでチト嬉しい。
もし「派手なアクションシーンだけ見たい、その回だけ教えろ」って方が居たら、16話お勧めでっせ…まぁトリガートリガーしたアクションですが。{/netabare}

追記{netabare}
例えばライオンが草食獣を狩るシーンを、ナレーションやBGM入れずにただ淡々と流す映像があったとします。
それを見て「ライオンかっけぇ」と思う人も居れば、逆に草食獣に感情移入して「草食獣可愛そう」と思う人も居るでしょう、中には「自然はなんて荒々しくも美しいんだ」と涙を流す人も居るかも知れない。
どう思おうともそれは間違ってはいない、↑で書いた「現象を紹介したもの」というのはそういうことになります。
ブギポでいえば「何が起こったのか」を理解するのは実はそんなに難しくない、歪曲王編は除いて。
但し「これで作者は何を伝えたかったのかを言え」と言われたら…それは非常に難しい。
現象映しただけなので…掴みどころがないというか、自己主張が無いというか。
自分は性格ヒネくれてるので「露悪趣味披露したかっんじゃね?」と答えちゃうけど、こういう場合って大抵鏡のようなものになるのでお察し。
(そうはいってもさ、織機の設定はちょっとチンピクしたぞ?)

──なんてことを思ったら、冒頭で書いたキャラをワザとブサイクにしてる意図が分かった気分。
キャラに感情移入させないためだったのかなー?、と。
キャラが魅力的じゃないっていうのは狙い通りなんだろうなぁ、と。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 23

70.6 2 2019年度の死神アニメランキング2位
デート・ア・ライブIII(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (254)
1349人が棚に入れました
人類は『空間震』と呼ばれる新たな災害に見舞われていた。空間を揺るがし、あらゆるものを破壊し尽くすその災厄は、精霊と呼ばれる存在が臨界から顕現することにより発生するものだった。空間震を止め、災厄を人類から退けるために必要とされる措置は、武力をもって精霊を殲滅する、もしくは——『デートしてデレさせる』! 精霊をデレさせ、更に『キス』をすることでその力を封印できる——そんな能力を持っている高校生・五河士道。人類の平和のため、なにより精霊たちを救うため——士道は彼女たちとの『デート』に奔走する。士道に心を開いた精霊・十香、四糸乃、琴里、耶具矢、夕弦、美九。精霊を殲滅するべく動く。精霊を利用せんとする。精霊との対話を試みる<ラタトスク>。そして、デレさせるべき新たな精霊——すべてを巻き込み、新たな戦争<デート>が始まる——

声優・キャラクター
島﨑信長、井上麻里奈、富樫美鈴、竹達彩奈、野水伊織、真田アサミ、内田真礼、ブリドカットセーラ恵美、茅原実里、真野あゆみ
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

観終わった

1話感想{netabare}
あれ、また始まるんだ。
ハンドシェイカー→ウィズもそうだけど、こういうの評価スゲー困るなぁ。
かつてのシリーズが未完で終わったことを理由に低評価下したものは、考え直しをしないといけなくなるのか?

といいつつデートアライブの前作は感想どころか棚にも送ってなかった模様。
一応見てたハズなんですけどね…確か世界を滅ぼしかねないヤベー奴(精霊=女の子)は主人公と恋仲になることでそのヤベー力が封印される、つまり主人公側の計画が成功すると戦闘力的には弱体化されるという、ちょっとジレンマを抱えた内容になってたのが自分的には興味を引いた。
で、この先どうなるんかなーと見続けたら、二期はアイドル話が主体になって(どうでもいいステージシーンが多くて)大して世界の存亡に関わる問題(本題)が掘り下げられず、未完で終わったせいでイマイチって印象なんだけど…。
続きやるなら今度こそ本題に迫ってくれることを期待…していいのか?{/netabare}

2話感想{netabare}
なるほど「ニセモノ探り」としてそれまでの登場人物の過去話をすることで前作見てない人・見てたけど忘れちゃった人への説明をするって流れか!
…と思ったらそんなことは無く。
えええマジで?折角のチャンスだと思うのだが。
2話はやや持ち直したものの作画もアップアップだし、前作の映像使って回想話すれはいいのにと思うのだが、ん?制作違うし使えなかったりするのか?
そういうことあるのん?
キャラが出てくるたびに「ああ、こんなの居たなぁ」と自分の記憶を掘り返す作業。
なんでか知らんがビックリするくらい覚えてない。

話逸れるけど自分は早い段階で“とある”シリーズは脱落しました。
で、現在続編が放送されてるけど、噂では前作までの内容をガッツリ覚えてないと理解できないらしい(覚えてても理解し辛いとも)。
「あら大変ねぇ」と他人事だったのに、まさがそれが自分にも起きようとは。
あっ、フルメタルパニックもあったか、あれも早いうに脱落してたのでやっぱり他人事だったのに。

今後こういうの増えるのかなぁ、前作知らないとキツい作品ね…せめて3年くらいじゃないかなぁ、間置いて大丈夫なの。{/netabare}

4話までの感想{netabare}
(1話に比べて)作画持ち直した?と思ったら4話で再び妙な感じに。
作画っていうか、コンテになるの?
オリガミが解雇通知された直後ヒットマン?が自宅に侵入してきて隠し通路?を使って外に出るシーン、通路の出口見せない。
学校でナツミが能力使って幼女達を…水着姿にしたってことだよな?1キャラを一瞬映したけで何が起きたのか分かりにくい。
児ポ絡みで画面に映せなかったのかな?と思ったらその後バニー姿にされたのは全員映してるし、そういう理由ではなさそう。
なにより正体現したナツミの見た目がブサイクでない、これじゃあエステ後の「変身」に説得力が無い。
予算か?予算なのか??

同じ監督が前期務めたアニメ“コンセプション”でも、星神祭(作中では学園祭みたいなものと言われてる)が客で賑わってる(ハズ)シーンを画面に一切映さないという荒業をやってまして。
監督がヘボいってことではなく、むしろ低予算でギリギリのところをどうにか誤魔化し誤魔化し見れるように苦労してる感じがして、なんか大変そう。
ってか大人ナツミを口で美人だ美人だ言ってるだけで画からの説得力が悲しいくらいに、無い。{/netabare}

最終回までの感想{netabare}
前半はナツミ編、後半はオリガミ編、そして最終回はボーナストラックで受け攻め逆転編って構成でした。
ナツミ編はちょっと厳しかった。
特にニセモノかどうか探るために前作までのキャラ達とデートをするって展開なのに…折角前作見てない・もう覚えてない人に説明する格好のチャンスだったのに回想ナシで話を進めて、ついてくだけでも結構大変。
トリックは変に凝ったものじゃなくて助かったけど(前作を思い出せない自分としては、凝ったトリックされたら理解できてなかったと思う)、本体ナツミが言葉で説明するほど「ブスとしての記号」が無いのに違和感。
そりゃあキャラ商売だから可愛くなきゃいけないんだろうけど「ブスとしての記号を当ててはいても絵的には美少女」ってのは…できんもんかね?

と、前半はイマイチだったのですが、後半のオリガミ編はそこそこ面白かったかな?スゲー面白いって程ではないけど。
便宜上オリガミ編って書いてるけど実質活躍したのはクルミで、作品全体的に作画ヘボかったのだけどクルミは頑張ってた気がする。
(登場シーンが少ないから目に付くヘボ画が少なかっただけかも知れない)
よくあるタイムリープモノで、同期自分が見た作品だけでも“えんどろ~”“リヴィジョンズ”とあるくらい飽和を起こしてるネタでしたが、変にヒネてなくて分かりやすい。
特に「過去改変しても修正力ってのがかかるんじゃないのか」「理屈上どうこう言っても誰かが実証した訳じゃないし実際やってみなきゃわからない」ってやり取りがあって、まぁその通りだなぁと。
タイムリープに限らず理屈だけで「そういうこと」として話を進めちゃう作品もある中、個人的にはこういった実証主義の方が好感が持てる。
で、実際修正力が働いたんだかどうだか、「精霊によってオリガミの両親が殺される」という過去を改変したら「オリガミが両親を殺す」ってことになってさぁ大変って展開。
シドウはその時間に居たクルミに頼んでもう一度時間跳躍してなんとか解決…とするも、元の時代に戻ってきたらなんか違う、と。
で、この手のネタって過去改変の記憶保持能力者とそうでない人との話の合わなさがダラダラ続いて面倒臭くなりがちだけどそれもなく、妹は普通~に理解を示してくれてホっと安心。
ここら辺気を使ったのかなぁ?原作でこのパート発表されたのはいつくらいなんだろう?
で、最後は何故かオリガミも改変前の記憶を保持してて、改変前にやらかした罪を背負ってどうこう…で、個人的にはパラレル世界の責任まで負うのはカンベンだなぁとは思うのだけど、これがこの作者としてのタイムリープの解釈ってことなのかな?
なんせ実証した人居ないからね~。
もしくはクルミの時間跳躍が不完全だったとか?

そして最終回の受け攻め逆転編、これが一番面白かった、1話だけなのに。
シドウは素に戻ったら自己嫌悪果てしないだろうなぁ、と思うとニヤニヤしっ放しでした。
ってか最も一期二期のノリに近かったんじゃないかなぁ、今作を見てる間「こんな話だっけ?」と思ってたのだけど最終回で「あー、そうそうこんな作品だったわ」と、やーっと思い出せた気分。
オリガミがちょっかいかけて自滅は鉄板だよなー、“上野さんは不器用”で何故思い出せなかったんだ?

一方でアイザックやエレン関連はようワカラン。
ギャク的なやられ役勢力だと思ったら妙にシリアスだし、それでいて大して掘り下げしないし。


総評
兎に角作画が悪い。
それは演出にも影響が出てて色々と脳内で補完が必要になるレベル。
一期二期を見た方なら見ても大丈夫とは思うけど、いきなり今作を見ても「?」なだけだと思う。
一番面白いのは最終回で、しかも一話単発なので、見ようかどうか迷ってる方はまず最終回を見て判断するのもアリかも知れない。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

私たちの新たな戦争(デート)を始めましょう

この作品の原作は未読ですが、アニメは1~2期と劇場版「万由里ジャッジメント」を視聴済です。

制作スタッフは1期からほぼ変化ありませんが、キャラデザはこの3期から変わっていたんですね。
それと、アニメーション制作会社も変わっています。

1期はAIC PLUS+さん、各話の制作協力という形でアニメに関わるケースが多いみたいです。
これまで「そらおと」「迷い猫オーバーラン!」「恋選」「はがない」など、しっかりキャラを魅せる作品を手掛けています。

2期はプロダクションアイムズさん、「いなり、こんこん、恋いろは。」「はいふり」など…
そして3期はJ.C.STAFFさん。
アニメーション制作会社の2期から3期の変更は諸事情により止む無しとしても、キャラデザが変わったのは何故だったんでしょう…?
作品の雰囲気がだいぶ変わった気がするのは私だけでしょうか…^^?
上記を踏まえると、雰囲気が変わったのはアニメーション制作会社のせいじゃないと思うんですけれど。

この作品はキャラをしっかり魅せる作品なので、キャラデザは生命線だと思うんですよね。
今回の変更がこの作品を良い方向に導いたかというと…個人的には微妙かもしれません^^;


人類は「空間震」と呼ばれる新たな災害に見舞われていた。
空間を揺るがし、あらゆるものを破壊し尽くすその厄災は、
精霊と呼ばれる存在が臨界から顕現することにより発生するものだった。
空間震を止め、厄災を人類から退けるために必要とされる措置は、
武力をもって精霊を殲滅する、若しくは…

「デートしてデレさせる」!

精霊をデレさせ、更に「キス」をすることでその力を封印できる…
そんな能力を持っている高校生・五河士道。
人類の平和のため、なにより精霊たちを救うため…
士道は彼女たちとの「デート」に奔走する。
士道に心を開いた精霊・十香、四糸乃、琴里、耶具矢、夕弦、美九。
精霊を殲滅するべく動く<AST>。精霊を利用せんとする<DEM>。
精霊との対話を試みる<ラタトスク>。
そしてデレさせるべき新たな精霊…
すべてを巻き込み、新たな戦争<デート>が始まる…


公式HPのIntroductionを引用させて頂きました。
やっぱり、この作品…設定の面白さは抜群なんですよね~。

確かに面白くない訳じゃなかったんですけど…
これまでこの作品で感じたきた「キュンキュン度」がそれほどでもなかったんですよね…

そこで理由を考えてみました。

・新たに登場する七罪の能力は面白いものの、上手く活かしきれなかった。
・士道にデレた精霊の能力が低下しているので、戦闘シーンの凄みが少ない。
・精霊より強い魔術師が存在すること。士道の頑張りは骨折り損のくたびれ儲け…?
・鳶一折紙の物語。決して悪くはありませんでしたが、落としどころに疑問…?
・壊れた士道は今一つ…。これ、本当に必要だったんでしょうか?

ざっと5点ほど挙げてみました。
でも…この作品は決して嫌いじゃないんですよ。
何せこれまでアニメ本編2期と劇場版を積み上げた実績を持つ作品なんですから…
作品の持つ潜在能力は半端ないはずなんです。

物語って生き物みたいな一面を持っていると思うんです。
だからムラが生じるのも仕方ありません。
それに…無呼吸じゃ走り続けられません。
息継ぎをしないと死んじゃいますから…
だから、次期のために投じた一石と考えると納得できる…かな。
でもこのシリーズの一ファンとして視聴して良かったと思っています。

オープニングテーマは、sweet ARMSさんの「I swear」
エンディングテーマは、山崎エリイさんの「Last Promise」
sweet ARMSさん…待ちわびていましたよ♪
この作品の主題歌を絶対担当されると思っていたので、また曲が聞けて嬉しいです。

1クール全12話の物語でした。
皆さん、この作品に対してどんなレビューを書くんでしょう…?
原作のストックがどの程度残っているか分かりませんが、起死回生の一発を期待しています。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 15
ネタバレ

プクミン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

シリーズで一番ストーリーがまともだった。

この作品は1期2期を見ていないとさっぱり分かりません。
なので、設定やらあらすじやらは割合。

先に評価についてだが、物語が4.0となっているのは、2期より良かったからという理由で上昇。
相変わらず強引な物語作りには変わりない。

内容とか感想とかその他諸々。
{netabare}
7番目の精霊がやって来るところから始まり、化ける能力を保持。
そして、主人公へ「どれに化けているか」というゲームを出して来る。
12枚の写真!!ここ、楽しめたね。
ちなみに個人的には、こう思っていた↓↓↓
{netabare}
1位:十香。メインヒロイン。こういうのが危険だよね。
2位:折紙。十香のライバル的存在で、化けててもおかしくない。
3位:美九。2期からの出て来た事もあり、キャラを出す為という都合上ありえる。
4位:四糸乃。よしのんを上手く使えるかどうかで化けているかどうか分かりそうだけにありえる。
5位:琴里。七罪からの手紙を出す前に、主人公の腹に膝アタックを食らわせた事から可能性は低い。
6位:珠恵。教師だが、こういう独り身の一般人が意外と危ないかも知れない。
7位:宏人。唯一の男。いやいやこれは無いだろ?と思わせておいてあるかも知れない。
8位:亜衣。金髪ポニー。3人1組なので、この線はまずないだろう。
8位:麻衣。ボブ。3人1組なので、この線は(ry
10位:美衣。3人1組+「マジ引くわー」さえ言ってれば、騙せそう。だがそれでは視聴者は納得しないから、上2人より更に無い。
11位:耶倶矢。常に夕弦と一緒。化けてたら夕弦が気付くから無い。
11位:夕弦。常に耶倶矢と一緒。化けてたら耶倶矢が気付くから無い。
さあ、どうだ!?
大外れでしたーーーー!!
{/netabare}
そして、その精霊も無事封印し終えて、ずっと気になっていた折紙の話へ。
「やっとこの話が来たか」
1期の時からずっと気になっていた、イフリートへの復讐。
色々あって折紙も精霊化。
更に狂三の力を借り、折紙は過去へ戻り過去を変えようとするも、両親を殺してしまった精霊は自分だった。
「過去に行かなければイフリートが折紙の両親を殺してたって事になるのかな?」
ここら辺は良く分からないね。

そして闇落ちした折紙を助ける為に、今度は主人公が過去へ行き、原因を知る。
でも、折紙の両親を助けれなかった。
一体どうすればいいんだっ!!
「普通に、折紙の両親を別の場所へ避難させればいいんじゃない?」
と思っていたが、主人公はそんな事をせず、相変わらず叫ぶしか能がない!!イラッ☆彡

それでも色々あって、無事折紙を救う事が出来ました。あー、良かったねー。世界線変わっちゃったねー。もう訳分からないけど、折紙の話があって良かったよーーー(棒)。

そして最終話。
主人公が暴走し、ヒロイン達が全員で主人公をデレさせキスするという話。
これよこれ!!
本来この作品はこうあるべきだよねっ!!
戦闘シーンなんていらないからさ、こうイチャイチャネチャネチャやってればいいと思う。
{/netabare}
1期のノリをこの最後の方で出して来たのと、一応物語としてずっと気になっていた部分が解消されたので、シリーズの中では、この3期が一番好きでした。
3>1>2 と言う感じ。
ただ、ヒロイン達の顔がところどころおかしな感じ(作画)になってたのは気のせいではないはず。作画-0.5。

好きなヒロインは、
1位:五河 琴里(義妹)
2位:八舞 夕弦(双子の独特な喋り方の方)
3位:七罪(3期で出て来た精霊)

おまけ
{netabare}
ところで、自称実の妹の真那は、一切出てなかったよね?
どこいったの?
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5
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