妹で三角関係なおすすめアニメランキング 9

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの妹で三角関係な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月17日の時点で一番の妹で三角関係なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

73.0 1 妹で三角関係なアニメランキング1位
お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!(TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (1681)
8819人が棚に入れました
高校1年の少女・高梨奈緒は、1つ上の兄・修輔、父・修司、母・菜々香との4人暮らし。実は修輔が(変態チックに)大好きなブラコン。一方の兄・修輔は、女の子(妹を含む)が少し気になり過ぎる、ちょっとエッチな少年。奈緒によるエッチなアプローチに悶々とする日々を過ごす修輔だったが、特に何も起こらず、2人は兄妹の関係のままだった。ところがある日、修輔の幼馴染だったツインテ少女・彩葉が10年ぶりに戻って来てから修輔がエッチなものに反応しなくなってしまい、奈緒は気が気ではなくなる。

声優・キャラクター
豊永利行、喜多村英梨、井上麻里奈、荒浪和沙、白石涼子、中村繪里子、荻原秀樹、大原さやか

disaruto さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

変態の祭典。我々の倫理観が試される

制作はZEXCSで原作は漫画です。
ジャンルはハーレムラブコメです。


“変態達による、愛すべき日常。”


兎にも角にも変態揃いな作品です。
出てくるキャラが、まあだいたい変態。
露骨なエロ描写がたくさんありますので、とても女性には勧められません。
ですが倫理的な部分を越えられれば結構面白かったりもします。
欲望に純粋すぎる主人公とそれを取り巻く女の子たちの反応が見ていて笑えるw


主要キャラは四人。
高梨修輔:主人公。とにかく変態野郎。だが一線は越えないし、越えられない。
高梨奈緒:極度のブラコンで背徳的な愛を求める。NTR属性。
土浦彩葉:主人公とかつて「お医者さんごっこ」をしていた超絶ストーカー幼馴染。
近藤繭佳:主人公のクラスの委員長。たまたま腐女子であることが発覚し、主人公と契約。
その他いろいろ変なキャラが出てきますw

結構キャラデザも独特だし、やたらパンツを見せてくるし、こういうのが嫌いだと辟易とすること請け合い。
だからといって、そういう作品が好きな人でも満足できるかと言われると微妙な感じです。
パンツァーの方々はチラリズムを大事にすると風のうわさで聞きましたのでw


総括して、とても他人に勧められる作品ではありませんが、「私は変態日本代表だ!」と自信を持って言える方は見てみるのも良いかもしれません。
恐いもの見たさの方も是非どうぞ。
どうでもいいですが、子安さんの迫真のBL演技に笑ったw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 52

野菜炒め帝国950円 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

パンチラって何気に侘び寂びよねぇ(改)

エロコメディ。
全12話。

ハーレムアニメは世に腐るほどあるし大抵がクソアニメだが意外と本作は割りと良質なギャグアニメ。どうもタイトルで損してる気がする。
この手のちょこっと長めのタイトルの奴ってどれも似たりよったりの量産型のイメージ強い。

この物語は基本主人公と3人のヒロインのラブコメ。
そこらのラブコメと決定的に違う点は出てくるのが総じておかしいのしかいないこと。
具体的に言えばエロが脳内の9割を占める兄貴を筆頭に兄貴大好きな妹にストーカーの幼馴染にホモが好きなクラスメイト。
これだけだとまともに見えるこの妹も兄貴には清純キャラで通しながらもさり気なく誘惑して反応を楽しんでたり。
例えるならある意味ペット感覚?で反応や成長を愉しむちょっと歪んだ奴。
が、歪んでるからこその萌え。こいつと俺の妹が~の桐乃のどちらかの兄貴にならなければならないと言われれば3日は悩み抜く自信がある。要するにこれはこれで可愛い。

ヒロインズも三者三様、上手く変人の個性付けが出来ており面白いし主人公に対する想いも同じようで実は3人とも違う点も素晴らしい。
ここが3人とも主人公のことを普通に恋愛的な意味で好きなだけなら面白さは半減してたはず。

パッと見は確かに可愛いが冷静に見るとその危うい細さのせいで不安感さえ煽るヒロインズの絵柄もある意味では魅力?
特に妹は声が抜群に合っておりこれにより可愛さが5割り増しされる。
普段そこまで声とか意識しないが、この妹には危うくKOされそうになった。

展開もギャグに徹し切ってるところが好印象。実に清々しい。一切のブレも見られない。
まぁ大半は俗に言うお下劣ギャグなわけだが面白けりゃなんでもいい。

んで、肝心のパンチラはどうなん?

無論ある。あるが、すべてを見せるとは言っていない。我々がその気になれば全部ペンギンや猫で隠すことも可能だろう・・ということ。
ってカイジの利根川先生が仰ってた。

あるにはあるがペンギン等で隠されてることも何気に多い。
とは言えペンギンも猫もそれなりに職場放棄してくれてるけど。

だが見えそうで見えないこのモヤモヤ感。だからこそ見えた時の感動の大きさは富士登頂にも匹敵するのではないだろうか。
自分も余りに露骨なエロよりそういう侘び寂びを心得たエロを愛する一人。
下手な全裸より下着のが萌えるみたいな?

まぁ面白いギャグ展開のおかげでパンツやエロだけで釣るような中身の無い・・あ、ごめんこのアニメも中身ないわ。
中身つーか後に残るようなもんは一切無いと思うが見てる時は結構笑える素敵な作品。

纏めるとタイトルからは予測もつかない愛すべきクソアニメ。
正直面白いが人をかなり選ぶ。
お試しで2~3話見てみるのもいいんじゃないだろうか。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 33

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

大胆不敵なエロアニメ

第一印象が首長アニメ。
思い切ったキャラデザです。

1話目からシリアス設定。
だけど、それをいとも簡単に笑い飛ばす大らかなエロアニメです。

男性陣はいたって普通なのに、女性陣が変態揃い。
これでもかっていうほどです。
口をあんぐりあけてしまうほど、あきれストーリーですが、妙に笑えます。
くだらないけど、憎み切れないですね。

ED曲はリズミカル。
パロ作られ過ぎ。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 30

83.3 2 妹で三角関係なアニメランキング2位
輪るピングドラム(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (2089)
10552人が棚に入れました
双子の高校生・冠葉と晶馬、そして妹・陽鞠は三人で暮らしている。余命いくばくもない陽鞠を連れて、ある日水族館を訪れた兄弟たち。楽しく過ごす中、倒れた陽鞠はそのまま息絶えてしまう。霊安室で絶望する冠葉と晶馬だったが、死んだはずの陽鞠が、突如ペンギンの帽子を被り起き上がり叫んだ! 「生存戦略!」「妾はこの娘の余命を伸ばすことにした」。だが、被っていた帽子が落ちると、いつもの陽鞠に戻っているのだった――。不思議なペンギン帽子のおかげで、
陽鞠の余命は少し伸びたのだ。ペンギン帽子を被った陽鞠が再び、冠葉と晶馬に命ずる。「ピングドラムを手に入れろ!」ピングドラムとは何か。そのカギを握るのが、女子高生・苹果という人物と解り、探り始める冠葉と晶馬。ある偶然から陽鞠と苹果が仲良くなったことから、苹果が高倉家に出入りするようになり……!?

声優・キャラクター
木村昴、木村良平、荒川美穂、三宅麻理恵、石田彰、能登麻美子、堀江由衣

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

『銀河鉄道の夜』風、幾原劇場(゚ロ゚;)エェッ!?

■輪るピングドラムってどんなアニメ?
本作品の幾原邦彦監督は、ARIAでおなじみの佐藤順一監督の元で演出助手を務めて下積みをつんで
いた経験があるみたいですね♪
師匠と弟子みたいな関係だったみたいです。
独特の止め絵、バンクのトリッキーなつかい方が特徴な監督らしいのでそういった映像表現にも注目し
て見て行こうと思います♪
 
【止め絵とは】\_( ・_・)ハイ ココテストニデマスヨー
・文字通り、動かない絵の事なのですよ!
 動きのある絵をあえて止める演出技法が止め絵。
 この技法は、元々は手抜きのために使われた手法らしいのですが、手抜きに見せないようにするのが
 腕の見せ所ですね♪
 
【バンクとは】\_( ・_・)ハイ ココテストニデマスヨー
 正式にはバンクシステムというのですね!
 特定のシーンの動画、あるいは背景を保存し、別の部分で流用するシステムなのですよ♪
 コストダウンの為に用いられることが多いのですが、どんなつかい方をするのか注目したいですね♪
 「せいぞんせんりゃくぅうううう」からのアニメーションがこれにあたりますね♪
 
ところで、このアニメの制作会社「ブレインズ・ベース」ですが、今2011年夏作品に
・夏目友人帳 参
・神様ドォルズ
・輪るピングドラム
と3作品もエントリーしてきてるのですね!!
しかも、劇場版アニメ「蛍火の杜へ」9月17日公開予定なのですよ!
勢いがあるのかどうなのかは、分りませんがホームページの2011年作品に「輪るピングドラム」が乗っ
ていなかったのが気になりますね!
力配分が気になります、ちょっと心配になってしまいました・・・っが、是非がんばってもらいたいとこ
ろですね♪
 
■私が見た第一印象♪
まず、OP曲の「ノルニル」は、荒川アンダー ザ ブリッジの「ヴィーナスとジーザス」でおなじみの、
やくしまるえつこさんの曲ですね♪
つかみどころが無い「輪るピングドラム」には非常にマッチした楽曲でとっても好印象でした♪
 
作画については、水彩画のような優しいタッチの作画とCGを使った無機質な作画を使い分けているので
すが、私的にはちょっと違和感を感じるところですね、冒頭でご紹介した止め絵を水彩画タッチで描い
ているようですね。
生活感や温かみをだす狙いなのですが、ラフすぎる感じがどうも気になっちゃいました(-ω-;)ウーン
また、ピクトグラムを通行人に使ったりしているところも狙いのようですが、予算的な制限もかなり
あるように感じられてしまうところですね♪
とにもかくにも、このアニメは最終的にどういう形でおさまるのか楽しみな作品だと思います。
 
「ピングドラム」って何なのか、なんとも可愛いペンギン達は何なのか、楽しみがいっぱいですね♪
 

■総評
なんだかとっても長かったなぁって印象の作品でした!
それが良い方の感覚だったのか悪い方の感覚だったのかは・・・また後ほどw

『輪るピングドラム』って放送開始当初はつかみ所がない印象だったのですけど、最後の最後で納得できる作品に仕上がってましたね♪
はじめは気付かなかったのですけど、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』をモチーフにしているのがよくわかりました(*^^)v
『銀河鉄道の夜』を知れば『輪るピングドラム』の本質に近づけるんじゃないかなって思ったので、ちょっと違った視点からこのレビューを書いていこうと思ってますのであしからず(^▽^)/

宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』は、作者と作品ってだけの関係ではなくって、賢治自身の想いが綴られている作品でもあるんですよ!
賢治は若い頃、愛する妹の「とし」を亡くしているのですけど、「妹のとしが天の木星にいるかも知れない」と考えた賢治は少しでも天に近いとされていた北極に近づくために、北へ北へと向かおうと思うのです☆
そんな想いを胸に、樺太鉄道に乗って北へ向かった傷心旅行が『銀河鉄道の夜』のモチーフとなってるともいわれているのです♪
どおりで『輪るピングドラム』では電車のシーンが多いわけですねw

『銀河鉄道の夜』ではジョバンニとカムパネルラが友人として描かれてますけど、このように捉えることもできるって言われてますヾ(=^▽^=)ノ

<ジョパンニ=賢治>、<カンパネルラ=とし>

で、物語の方でも死んでいるカンパネルラと生きているジョパンニとなっているんですね♪
ここで「輪るピングドラム」の登場人物を当てはめてみると・・・(・・?

<ジョパンニ=賢治=冠葉>、<カンパネルラ=とし=陽毬>

ってなるんですよね♪
でもそこは幾原監督なので『銀河鉄道の夜』とは違った「if」の世界を見事に作り上げていたのでした♪

「if」の世界を作り上げるにあたって幾原監督は禁断の「運命の乗り換え」を取り入れたのでした('∀`)
その「運命の乗り換え」で必要不可欠となった「りんご」の描写も比較すると面白いことが分かってきますね♪
賢治は作中に「苹果」を数々登場させていて、自分の考える”死”のあり方として描写しているようなのですけど、幾原監督は”生”の源として描写しているのですね♪
登場人物の荻野目 苹果[おぎのめ りんご]ちゃんの漢字を「林檎」としていない点からも、賢治の作品から引用されていることが良くわかりますね♪
また、北欧神話で登場する”黄金の林檎”は不老不死の果実とされていることからも命の象徴とするにはもって来いのアイテムだったのではないでしょうか(*^^)v

それと「運命の乗り換え」を実行した冠葉くんの心理描写は賢治の気持ちとリンクしてるんですよね♪
としの事ばかり考えるのは良くないと頭で解っていても行動できない賢治の自嘲が、「ほんとうの幸」を追求しようと思いながらもカンパネルラだけを求めてしまうジョパンニの嫉妬として表現されているのです!
冠葉くんも妹の陽毬を思うあまり、もっと目を向けなくてはいけない家族や仲間が見れなくなっていましたね♪
賢治とジョパンニと冠葉くんの心の中の葛藤が作品の中にも生かされていた印象です♪
ここでも幾原監督はひと工夫してましたね♪
それは心の中の「ほんとうの幸」を追求できるキャラを双子の晶馬として設定していた事です☆彡
冠葉と晶馬のそれぞれの「運命の乗り換え」は一見同じようでもその性質は全く別なのでそこがこの作品の魅力であり最大の見所ともなっていますよ♪

一番印象的な描写としては、数多く回想シーンで使われてきた駅名の表札のシーンで、駅名が『命 ⇆ 蠍の炎』という演出のシーンでした(*゚∀゚)
賢治は蠍のことを「良い虫」と表現しているんですよね♪
『銀河鉄道の夜』での蠍はこんな感じです('-'*)フフ
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イタチに追いかけられて、命からがら逃げたのですけど、井戸に落ちてしまうんです!
数々の命を取ってきた蠍がその時こう思ったのです。
素直にイタチにこの生命を捧げていればイタチの命の足しになったろうに、神様どうか今度は虚しく命を捨てずにほんとうにみんなのための幸として私のからだを使ってください・・・と!
そしたらいつの日か蠍は真っ赤な美しい炎になって夜の闇を照らし続けたそうなんです!
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この蠍の姿は賢治とジョパンニの理想の姿であり、現実から目を背けていた自分への決別だったと思うのです( ー`д´ー)
「運命の乗り換え」が行われる最終回のシーンもそんな決別を連想させる演出がありましたね♪
苹果ちゃんが燃える炎を晶馬くんが抱きしめるシーンは思わずジーンと来ちゃいましたよ(*´ω`*)

他にも色々リンクされているところはあるのですけど書いているととてつもなく長くなりそうなのでこの辺でまとめですw
『銀河鉄道の夜』も『輪るピングドラム』も転義法を用いて作られているので、雰囲気が似ている印象を受けました♪
色んな比喩的用法を用いているので正直分かり辛いってことですねw
『輪るピングドラム』の演出にいたっては、過去の回想シーンも断片的に入れてきているし、ピクトグラムや止め絵などを使った無機質で斬新な演出をこれでもかって使ってきているので、ワザと解り難くしているとしか思えないですねΣ(^∇^;)
正直この作品は最終話に行き着くまではと~っても長く感じます!
幾原監督のナルシスト気質が作品に出過ぎていて、俺って凄いだろって感じがものすごく伝わってくる印象ですw
最終話まで見ればすべてが理解できる内容なのですけど、あまりにも最終話を意識するあまりそこに行き着くまでのプロセスに面白みがあまり感じられないのです♪
ペンギン達のコミカルな動きが無かったら完走は難しかったかもしれませんw
幾原監督の作品の「少女革命ウテナ」はもっと分かりづらいと言われているみたいなので、好みの問題ではありますけど玄人目線ではなくって、素人目線にして欲しいなって個人的には思ってます♪
でも、この作風が幾原監督の良さなんでしょうけどね(>▽<;;

他にも子供ブロイラーやピングドラムが移り渡ってきた軌跡等々、観終わった後に考察をたのしめるシーンがいっぱいある作品なので、考察するのが好きな人に向いているアニメじゃないかなぁって思いました♪


■MUSIC♫
OP曲『ノルニル』(1話~14話)
 【歌】やくしまるえつこメトロオーケストラ
 名前の通りストリングスと金管木管楽器で深みがあるドラマティックな楽曲です♪
 やくしまるさんのふわふわした歌声でこのアニメの世界観を上手に表現していましたね(#^^#)

OP曲『少年よ我に帰れ』(15話~23話)
 【歌】やくしまるえつこメトロオーケストラ
 前期のOP曲はプログレッシブ・ロック的でどこか焦燥感を煽るような曲調だったのですけど、
 この曲はよりポップでどことなく希望の光が差し込んでくるようなドラマを感じる曲でした♪
 どちらも曲構成が複雑なのに一体感があって聴き心地がとっても良い素晴らしい曲ですね♪

ED曲『DEAR FUTURE 』
 【歌】coaltar of the deepers
ED曲『DEAR FUTURE feat.Yui Horie』
 【歌】堀江由衣
 ディーパーズとか誰が推薦したんでしょうねw
 90年代を代表するシューゲイザーバンドの一つで囁くようなボーカルが特徴ですね♪
 あたしはNARASAKIさんの声が好みではないので・・・
 エレクトロニカっぽくアレンジした由衣ちゃんの曲の方が好きですε- (´ー`*) フッ

挿入歌『ROCK OVER JAPAN』他・・・
 ARBの曲からロック魂を一滴残らず抜き取った挿入歌の数々・・・Σ(´∀`;)
 ある意味、その行為そのものがロックですねw
 その背徳的行為を行ったのがアレンジャーの橋本由香利さんって方です( ゚Д゚ノノ☆パチパチパチパチ
 キーボーディストらしく、ピッチとリズムを上げてポップな感じにアレンジしちゃってます♪
 トリプルHのキュートな声と歌詞がミスマッチな所がなんかピンドラっぽいですねw
 
2011.07.23・第一の手記
2012.01.03・第二の手記(追記:■総評)
2012.01.14・第三の手記(追記:■MUSIC)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 99
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

本当の幸い

幾原邦彦監督作品。

両親のいない高倉家に暮らす3人の兄妹。
双子の兄、冠葉と晶馬、そして、
不治の病に侵され余命少ない妹、陽毬。
訪れた水族館で陽毬は意識を失い昏倒、
悲嘆に暮れる冠葉と晶馬は不思議な体験をする。
{netabare}病室でプリンセスオブザクリスタルが告げる。
妹を助けたければ「ピングドラム」を探せと。{/netabare}

衒学的な暗喩の連続で難解な作品ですが、
思考回路を「足し算」ではなく、
この物語は「引き算」で対処して頂きたい。
物語の「根幹」だけを記憶しておく。
演出の「枝葉」の部分は捨てて良いと思います。
{netabare}モブがピクトグラム、アイキャッチの路線図、
ペンギンたちの正体、透明な存在。 {/netabare}
全部捨てて良いでしょう。

物語の根幹にあるのは「運命に対する生存戦略」
何者にもなれない私たちの、生存戦略である。
{netabare}悲しいこと辛いことに意味はあるのか?
運命と人はどう向き合い、どう乗り越えるのか?
物語は2つの視点で語られる、それが、
自分自身である場合と愛する者である場合。{/netabare}

幾原流「銀河鉄道の夜」は、
運命の列車を乗り継いで彼方を目指す。
銀河を超え行く少年少女の姿が、
穏やかに健やかに心に響くのです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 90
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

正直評価が難しい(50点)

全24話。
アニメオリジナル作品。

個人的満足点:50点
アニメ系統:ファンタジーサスペンス

まずは、このアニメかなり個性的。
観る人によってまったく違う見方が出来てしまう。
これを最高傑作と言う人もいれば、駄作と言う人もいる。
私はかなり中立的な見方をしてきたのだけれども、結局面白さが分からなかった。
しかし、駄作かと言われればそれも違うと思う。
だから、正直評価に困っている。

終始ピングドラムの謎を中心にストーリーは展開するのだが、伏線の張り方がえげつない。
ほとんど回収せずに次々に新しい伏線を張るものだから、意味が分からなくなる。
さらには、途中あまり意味をなさないと思われるギャグ路線まで突っ込んでくる。
(本当は意味があるのかもしれないのではあるのだけれども)

そして、最終話付近でいよいよ回収されるのではあるが、
えっ結局そんなもんなの?的印象を受けてしまった。
結局は大した物でもないのではあるが、
それをいかにも的な見せ方を終始してきたように思う。

例えるならば、濃い霧の中、闇雲に何キロと走ってきたが
霧が晴れればそれは100メートルしか進んでいなかった。
そんな物語だったように思う。

それでも、音楽はなかなか良かった。
作画などはかなり挑戦的で個人的には評価に値する。
作品の雰囲気を盛り上げるのにも大いに貢献していた。

私個人としては面白かったとは言えないのではあるが
こういう挑戦的な作品はこれからも出てきて欲しい思う。

これから観る方は3話程度まで試しに観て
肌に合えば視聴継続でいいのではないだろうか。
そこまで観て面白くないと感じたなら多分最後まで無理ではないだろうかと思う。


と、まあ酷評気味ではあるが
つまり、何が言いたいかというと

俺が分かったのはひまりが可愛いということ



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以下、各話の感想
ネタバレが含まれるので
未視聴の方はスルー推奨


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{netabare}
1話視聴。
出だしはシリアス物かと思ったが
なんだこれはw
よく分からんw
映像は独特の雰囲気を出してるし
途中からの乗りがまったく分からない。
どういう物かも分からない。

シリアスなのか?萌えなのか?ギャグなのか?
まったく不明。
まあそれでもたった1つだけ分かったことがある。
それは

ひまり可愛いよひまり。


2話視聴。
ん~まだ、よく分からない。
今のところ伏線ばら撒き段階ととれる。
ギャグなのかシリアスなのかもよく分からない。
まさかのペンギン萌えってことはないと思うが。。。

結局、わかったのは

ひまり可愛いよひまりw

3話視聴。
まだほとんど意味不明、そして生存戦略も意味不明だが
どうやら、リンゴのあれに何かありそう。
あれがピングドラムなのか?
ただ、あれがピングドラムだとして
物語がどう展開するのかまったく分からない。
2クールものだし、6話ぐらいまでには少し見えて欲しいところ。
まだまだ様子見。

そして確信したのは

ひまり可愛いよひまりw


4話視聴。
何か向かってる方向すら怪しい気がする。
個人的には、正直、今のところ面白いとは言えない。
もう4話なのにこの展開とは。
最後にちょっと引き寄せられる引きを見せた。
そろそろ何か動いてくれないかと期待。


5話視聴。
全然意味わからん。。。
今回は回想ばっかりの上に
また伏線ばらまいていきやがった。
さすがにそろそろ面白くなってくれないと厳しくなってきた。
なんか展開がぐどい気がするんだよね。
まあ、来週もがんばるけどw

6話視聴。
1週お休みでようやく続きとなった。
少しだけ物語が進んだようだが
相変わらず、意味が分からない。
何となく面白くなりそうな雰囲気だけはある。
そろそろ、大きな動きがあっても良さそうだが
果たしてどうなることやら。

7話視聴。
未だによく分からん。
なんて分かり難い話なんだ?
謎だらけだし、話もあっちこっちいくし。
そして歌は・・・・おっと口がすべったw
Mはマタニティっておまwwwww

8話視聴。
うむう。
分けは分からないが、なんとなく盛り上がってきた気はする。
ちょっと次週が気になってきた。
来週はどうなるのかね。

9話視聴。
まったく意味が分からん。
ヒマリの過去が少しだけ出てきたのだが
何がどうなっているのかさっぱり分からん。
ホントなんだこのアニメ。

10話11話視聴。
もはや半分すぎさろうとしているのに未だによくわからん。
どこをどう楽しめばいいのかも分からん。
今週もまた、意味の分からん、設定を最後にぶちまけて終了。
これの面白さを誰か教えて欲しい。。。

12話視聴。
ふむう、物語が加速したかな?
しかし、個人的にはまだ、面白さがわからない。
物語りも折り返しだというのに。
作品の雰囲気は嫌いじゃないんだけどねえ。

13話視聴。
いい加減、前振りが長い。
まだ伏線ばら撒くってのがどうも分からん。
ようやく方向性が見えてきた気はするが、
今までの展開から単純にシリアスに行くとは限らない。
半分すぎて、未だに話が分からないってどうなの?

14話視聴。
りんごちゃんがデレたと思ったらフラレタw
そして、急にレズレズ展開にw
意味不明に拍車がかかったw
何か全然話についていけないなあ。

15話視聴。
ようやく、ようやく話が見えてきた。
前置きがくそ長げえよ。
日記の正体も少し見えた。
ここからぐいぐい行ってくれることを願うばかり。
今までの展開を考えるとすんなり行きそうない気はするが。

16話視聴。
折角、前回で話が見えてきたと思ったら
またもやわけのわからん方向に動いた。
もはや何でもありな感じ。
視聴者に先を読ませない展開といえば聞こえはいいが
読ませないんじゃなくて、読みようがない。
今まで1回でも先が読めたためしがない。
いや、どうせすんなりいかないと前回読めたかw

18話視聴。
もうなんだか分からなくなってきた。
物語というより設定すら分からなくなってきたよ。

私の中ではこのアニメはどんなアニメと聞かれたら
意味不明のアニメとしか言えない状態。
それも18話まで見ても。

ここまで来たんだ、最後まで付き合うのは決定だが
どんな終わり方するのか、そこには期待せざるを得ない。


23話視聴。
いよいよクライマックス。
だが、しかし、個人的に全然盛り上がってない。
雰囲気は盛り上がっているのだが。

しかし、すげーな1話からずっと謎のピングドラム。
未だに謎w
目的も世界観もぼんやりしてる。
全てがぼんやりしてるから、ぼんやり観てしまい、結果ついていけていない。

一度、このアニメを絶賛している方に詳しく解説して欲しいぐらい。
それぐらい、このアニメの見方が分からないのである。
このままでは最後までわからないで終わりそう・・・


24話視聴。
多分これ、自己犠牲愛、家族愛の話だよね?
これだけ引っ張ってこれ?って感じだわ
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 77

82.1 3 妹で三角関係なアニメランキング3位
さんかれあ(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (2264)
12302人が棚に入れました
紫陽町に住んでいるゾンビ大好き高校生降谷千紘は、夜ごと怪しげな古文書を片手に、事故死した飼い猫ばーぶの蘇生を試みていた。ある夜、蘇生秘薬を作っていたいた千紘は、川向こうのお嬢様高校に通う美少女、散華礼弥が父に対する恥ずかしい不満を古井戸にぶちまけるところを目撃してしまう。千紘の実験に興味を持った礼弥は、千紘と共に紫陽花の毒を使った秘薬を作成、実験に成功するが、2人とも失敗したと思い、翌日にばーぶの葬儀をすると約束した。礼弥は夜中に出歩いていたことが父親に発覚し家に閉じ込められてしまう。悲嘆した礼弥は、密かに持ち出していた秘薬を「毒が含まれているから」と、蘇生と逆の効果を期待し、服薬してしまう。

翌朝、結局死ぬことができなかったと悲嘆にくれつつも、千紘との約束である「ばーぶの葬儀」に参加するため家を抜け出した礼弥は、その途中で父に遭遇。父の振るった鞭に打たれて崖から転落してしまう。その一部始終を目撃した千紘が駆け寄ると、砂ぼこりの中から礼弥はゾンビとなって起き上がった。ゾンビとなった礼弥は降谷千紘の家に居候し、千紘にとって憧れであったゾンビとの共同生活が始まったのであった。

声優・キャラクター
木村良平、内田真礼、矢作紗友里、井口裕香、荻野晴朗、斎藤志郎、石塚運昇、浅野まゆみ、林沙織、岩瀬周平、福圓美里

アシュコロン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ゾンビ×ラブコメ

ゾンビマニアの主人公と
ゾンビになった美少女と
ゾンビになった猫と
活発な幼馴染の女子高生と
落ち着いた雰囲気の妹との青春ラブコメです。

5人の主なキャラのうち2人(匹)が「ゾンビ」です。

いわゆるバイオハザードの「ゾンビ」と
この物語の「ゾンビ」では定義が多少違います。
定義はいろいろと細かい違いがありますが、
大きな違いは「ゾンビに意思があるか否か」です。
この違いだけでゾンビに対する普遍的な
考え方がガラッと変わりました。
とても面白かったです。

なのでバイオハザードや学園黙示録のような
カオスな感じはまったくもって皆無です。


高校生の日常生活に「ゾンビ」という
スパイスが加わって
毎話刺激があってクセになるので
最後まで楽しめました。
でも最終回のあと味がちょっとすっきりしなかったので
続きをやって欲しいと思いました。

日常系アニメにちょっと飽きてきたなぁと
思った人は気分転換に見てみてはどうでしょうか。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 80

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

紫陽花の似合うゾンビヒロイン(*´ω`*)

ゾンビをこよなく愛する高校生一年生・降谷 千紘と
とある事情でゾンビになってしまったお嬢様・散華 礼弥の
織り成すラブコメディ作品。原作は漫画。全12話の作品。


ゾンビしか愛せない主人公、ゾンビヒロインと
ちょっと変わった設定や世界観に期待しながらの視聴。
序盤はその期待を裏切らないワクワクな展開でしたが
中盤以降は動きが少ない上にシリアスな展開など
中途半端なお話になってしまった印象が強いです。
主人公とヒロインの恋の展開があまりにも
少なかった事が一番の原因ですかね(´ー`;)

ゾンビヒロインという事でキャラデザにも注目。
想像していた気持ち悪さなどは全くなく
紫陽花の似合う可愛らしいゾンビでした♪
この辺りはすんなり物語に入っていけると思います。
つーか、主人公のあの髪型…どうにかならなかったのw

登場人物は少なく覚えやすいのも良かったですね。
千紘の幼馴染みや妹などはとても個性的で
物語の良いアクセントになっていると思います。

千紘を木村良平、礼弥を内田真礼と個人的に
好きな声優さんが演じたのでちょっと甘めの採点w
礼弥の父親役の石塚運昇も流石の演技力でした。


肝心のラブコメが中途半端になってしまったのが残念。
もう少し関係を発展させて欲しかったですね。
そして一番残念なのが最終回まで中途半端な所かな=3
それ以外はそれなりに楽しめると思いますw
ゾンビファンの方は必見の作品ですよ(*´∀`*)w



《キャスト》
降谷 千紘(CV.木村良平)
散華 礼弥(CV.内田真礼)
左王子 蘭子(CV.矢作紗友里)
降谷 萌路(CV.井口裕香)
降谷 茹五郎(CV.斎藤志郎)
ばーぶ(CV.福圓美里)
散華 団一郎(CV.石塚運昇)



《主題歌》
OP:『絵空事』/nano.RIPE
ED:『Above your hand』/Annabel

投稿 : 2024/05/11
♥ : 52

メルヘン◆エッヘン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

(2期希望です)タイムリミットサスペンスの要素が全体を引き締めます。もっと鬱でシリアスでよかったかも。一度はぜひ観賞してみてください。

タイムリミットサスペンスの要素が全体を引き締めます。

結ばれないロマンスが心を痛くします。

誠実なヒロインの行動に涙を憶えます。

一部に展開の不自然さみたいなものが気になりました。十分おもしろい素材だと思います。そんなに簡単にゾンビを主人公以外が受け入れるものだろうか?! というのが最初に気になった点(少しは悩んでほしかった)。

それでも、作品世界にはスパッと引き込まれ、これまた一晩で見終えたのです。

主には、物語の通底にある、決して幸福に結ばれることのないラブロマンスの予感に心打たれたからだろうと思う。繰り返しとはいいません。一度はぜひ観賞してみてください。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 52

69.9 4 妹で三角関係なアニメランキング4位
D.C.ダカーポ(TVアニメ動画)

2003年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (558)
3554人が棚に入れました
7年前から1年中枯れない桜が咲いているという不思議な島「初音島」。
主人公朝倉純一はそんな初音島の風見学園付属に通う3年生。彼には不思議な力があった。一つは「何も無いところから和菓子を生み出す力」、もう一つは「他人の夢を強制的に見せられる力」。
そんな彼が卒業間近に見せられた夢の中の幼馴染、目覚ましにやってきた同居中の義理の妹、「かったるい」とつぶやきながら通う学園で出会うクラスメイト・先輩・後輩の女の子達。そんなヒロインたちとはじまる「ちょっとこそばゆい」恋愛の物語である。

声優・キャラクター
野川さくら、田村ゆかり、神田朱未、堀江由衣、伊月ゆい、松岡由貴、松来未祐、秦勇気、岸尾だいすけ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

桜舞い散るその時には・・・

CIRCUSから発売された恋愛シュミレーションゲームを

原作とする作品です。全26話(そのうち2話は総集編)

原作未プレイ


けっして枯れない桜が咲く初音島の風見学園で主人公朝倉純一は

不思議な力を持っていた。それは「何もない所から和菓子を生み出す力」、

「他人の夢を強制的に見させられる力」である。

一緒に暮らす義理の妹や学校のクラスメイトや先輩との物語である。


D.C.シリーズの一番最初のテレビアニメ作品です。

前半は各ヒロインとのエピソードを主に1話完結の形で描いた

コメディ色の強い感じでした。

この島の枯れない桜や不思議な力に触れつつみんなで海に行って

みたり、学園祭があったりと笑える部分がたくさんありました。


後半はこれまでの雰囲気とはうって変わってこの島の桜が

とても大きく関わってくる物語展開でシリアスな調子が多い感じ

でした。枯れない桜は何故枯れないのか、ある一本の桜の木は

この島で何を生み出しているのか、そこにおいてヒロインらが

抱えている秘密とは・・・。

とそれぞれが乗り越えていかないといけない問題に直面していく

のでここまで変化して差があると見るのがちょっとばかりつらく

なってしまう所もありました。

でもこの島で新たな変化が生まれていく時にまた1つ消えていく

存在があり、違う何かが生まれていく。そうやって一歩踏み出して

いく部分は良かったと思います。


OPの「サクラサクミライコイユメ」は前半部分ではここから先に

向かって澄んだ世界が広がっていくような印象を受けましたが

後半部分になるとただひらけた世界が見えてくるだけでなく、その

奥にこの島の桜が今までとは違う形で咲き、その先を見せている

ような気がしました。

それとことりの挿入歌がその時のタイミングというか雰囲気というか

そういうのにマッチしているようで良かったです。


前半と後半で雰囲気がガラリと変わりましたがどちらもそれなりに

楽しめて良かったと思います。

◆個人的点数評価 79.969点

投稿 : 2024/05/11
♥ : 33
ネタバレ

とってなむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

舞い散る桜に願いを込めて

聞いたことはあるが、シリーズが多くて何となく敬遠。
私恒例のパターンで今まで視聴をしてこなかったダカーポ。
いざ観てみると、思わず観入ってしまいました。
面白かったです。


舞台は桜が一年中咲いているという奇妙な「初音島」。
この島では魔法の力が働いているようです。
本作はこの初音島で風見学園付属に通う主人公・純一を中心として起こる、
ちょっと不思議な恋愛物語を描いています。
それにしても、この手の作品で純一と聞くとアマガミをついつい思い出してしまいました。


視聴を進めまず驚いたのが、意外にもファンタジックだったこと。
手から和菓子が出せるだとか、他人の心を読むことができるだとか。
後半の展開にも魔法が大きく関与しています。


内容は前半と後半で様変わりします。
極端にいえば前半は1話完結の恋愛ギャグアニメ。
ヒロイン一人一人のエピソードは観てて楽しかったです。
後半は下で感想として触れたいと思います。



以下、私の感想です。(音夢とさくらについて)
伏線はありましたが、16話からは特に盛り上がりました。
それと同時に軽く鬱になりかけました。
それもこれも、ドロドロした恋愛模様のお陰です。

{netabare}音夢 vs さくら は凄かったですね。
特にさくらの『音夢ちゃんだけはダメなんだから!』
と、音夢の『さくらちゃんだけはイヤ!』
の台詞の壮絶さから窺える屋上での直接対決。
息を呑む一幕でした。
二人の言いたいことは分かります。
どちらも純一を心から愛しているのですから。

こんな凄まじい修羅場が見れるのも、本作の魅力の1つかもしれませんね。


この作品で面白いと思うのが、
純一がわりと早い段階で相手を選ぶところ。
それが音夢なわけですが、そこから順風満帆に行かないんですよね。
さくらの逆襲が待っていました。
桜の魔法の力(呪い)も・・
私は音夢派なので、胸が苦しくなる展開。
口から桜の花弁だなんて、普通とは違ったエグさがありました。



音夢が好きなためか、視聴中どうしても思ってしまったのが
さくらの方がずるくね?です。
「「桜の木の下で約束したことは必ず叶う」」
そしてさくらは木の下で純一とのことを願いました。
それも木の陰に音夢がいることを知ってて。

さくらは自分がアメリカに行っている間、音夢が純一とずっと一緒にいたからもう十分、これからもだなんて欲張りだ!と主張してますが、ただの自分勝手にしか思えませんでした。{/netabare}


・・みたいに、相当感情移入して観てしまっていたようです。


{netabare}とりあえず音夢が死ななくて良かった・・{/netabare}
最終的にはこれに尽きます。
さくらにも感謝。
正直、さくらは当時は嫌いなキャラでしたが、今では(D.C.S.SやD.C.Ⅱも影響してか)かなりのお気に入りとなっています。


心残りは最終回、{netabare}正常状態での音夢とさくらが再会できなかったこと。
互いのことを改めて理解した二人がどのように再会するのか、楽しみにしていたので。{/netabare}
他にも全体的に、最終回はやや説明不足でした。
ですが、物語としては上手く纏まっていたと思います。
ほんと面白かったです。


音夢はドストライクでした。可愛い。



OP「サクラサクミライコイユメ」 歌ーyozuca*
ED1「未来へのMelody」 歌ーCooRie
ED2「存在」 歌ーCooRie

OPが素晴らしい。
CooRieの曲も相変わらず魅力的です。


--------------------------


これを書いている私は、D.C.S.Sを観終わり現在D.C.Ⅱを視聴中。
D.C.ワールド、存分に楽しめてます。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 28

ともか さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

≪酷評気味≫ 長いシリーズ作品の原点。 視聴前のハードルが高すぎたかも?

ゲーム原作(未プレイ)、全26話。

私は個性的なキャラを求めて、
ゲーム原作の作品に興味を持つことが多いです。
このシリーズはいわゆる「信者」の方が多い印象を受けているので、
私も楽しめれば嬉しいと思い、視聴を決めました。

こちらの「ファーストシーズン」が2クール、
続編の「セカンドシーズン」も2クール(全26話)ありますが、
ここでは前者単体についてコメントします。

前半はギャグパートで、登場人物の紹介のような位置付け。
主人公の妹・音夢は毎回登場し、彼女との関係を軸に
他のキャラとの絡みを描いていたようで、
恋愛よりもキャラの個性をアピールしていく。
物語15分と、残りの時間はPV映像付きのキャラソンという構成。
私としては後者は要らず、普通に物語を20分見せてほしかった。

後半は雰囲気が一変し、
主人公・朝倉 純一、音夢、従姉・さくら が繰り広げるドロドロの三角関係を中心に
他の女性キャラも絡んでくる展開。
さくらの行いが単なるやきもちなのか、何かの警告を放っているのか。
そこだけに興味があって視聴を続けたものの、シリアスで暗い話が多く、
前半のような楽しさは全く無くなってしまった。。
物語15分と、残りの時間は「サイドエピソード」という構成。
サイドエピソードは正直言って面白い物でもないけれど、
暗い物語を観てしまった後の口直しとしては良かったかもしれない。

ゲーム原作の作品は、物語をまとめるのが難しいと思う。
ただ、それにしてもこの作品はあらゆる場面において
「プロセス」の描写が全く不足している印象で、
あっちに行ったりこっちに来たり、編集面でも非常にたどたどしい感じ…


古い作品なので作画については全く期待していなかったものの、
桜の描き方がきれいでキャラの作画も及第点。思っていたよりも良かった。

キャラは、メインの2人が嫉妬深い感じの性格で、
ドロドロ展開も彼女たちによって起こされたので、今のところ嫌い。
他も、特別気に入ったキャラは見つからなかった。
1期の時点で私としては気に入らなかったけれど、今後の変化に期待。


音楽はどれを取っても、いかにも美少女ゲームという感じ。
個人的に雰囲気はわりと好きで、中でもOP曲が印象に残っている。
ED曲の「存在」も観てる(聴いてる)時は良曲のように思えたが、
後まで記憶に残るほどのものではなかった。

OP曲: サクラサクミライコイユメ
ED曲: 未来へのMelody
ED曲: 存在(第21話以降のみ。OP曲と差し替えられることも。)
ED曲: うたまるえかき唄(第8話と第15話のみ)


総合的に見て、私の期待度をずいぶん下回ってしまった。
今回は残念だったけれど、
『D.C.III 〜ダ・カーポIII〜』までトータルで5期に渡って続いている
長寿のシリーズなので、今回だけで懲りず最後まで見届けたいと思う。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 27

60.3 5 妹で三角関係なアニメランキング5位
Canvas2 虹色のスケッチ-キャンバスツー(TVアニメ動画)

2005年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (127)
852人が棚に入れました
主人公は画家になることを夢見ていたが、とある挫折をきっかけに夢を諦め、撫子学園の美術教師となる。好きな事を好きと素直に思えない苦悩を抱えつつ、どうにもならない現状に流され続けていく毎日。そんな教師2年目となった主人公の元に従兄妹のエリスが特待生として撫子学園に入学、主人公と同居することになった他、様々な才能・苦悩を持つヒロインたちとの出会いが訪れる。主人公はかつての情熱を取り戻せるのだろうか? 

声優・キャラクター
櫻井孝宏、名塚佳織、生天目仁美、徳永愛、平野綾、宮川美保、いのくちゆか、谷山紀章、伊藤静、豊口めぐみ、高橋美佳子

じゅん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

主人公がかわいそう(´・ω・)カワイソス

お願いだから柳慎一郎死んでほしい
全体的に重い内容
キャラクターはとても可愛い
後半は主人公のトラウマについて
とても主人公がかわいそうだった
見終わった今も柳慎一郎への怒りは消えないぐらい
嫌いなキャラ

投稿 : 2024/05/11
♥ : 4

uppo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

タイトルなし

原作未プレイ。
親友に裏切られて絵が描けなくなった主人公が・・・ってな感じの話だったかな。
ストーリー重視の方にはオススメ出来ないですね。
ただただ主人公の従妹のエリスが可愛かった記憶しかないですね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 2

Querl さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

とっても好きな純愛系 ラブストーリー(*´・ω・)

画家になる事を夢見ていたけど、ある理由で挫折的に夢を諦めてしまう。
中途半端な気持ちのまま、取り合えず美術教師になるけど、過去の理由を引きずって、美術部の顧問になるけど過去の事で絵は描かないでいる。

そんな主人公上倉浩樹(かみくら ひろき)の所にいとこのエリスが転校してきて主人公と同居する。エリスは幼い頃に両親を事故で無くし、そのころひろきに看病してもらいひろきの書いた絵に勇気付けられていてそれがキッカケで絵も学び始めて、ひろきの事を師匠と思っている。それで事故の時の
トラウマで、赤い絵の具を使う事ができないでいる。
そんなエリスとの同居生活、学園生活、それから同じ学校に先生として学生自体の友達の桔梗霧(ききょう きり)彼女は、過去のとある理由を少しだけ知っていて絵を描かなくなった=挫折と思っていて、それでも以前の友達の関係で居ようとしている。
おおまかな序盤のあらすじはこんなところでしょうか。。。

2クールなのでじっくりとお話が進んでいきます。そして中盤からまるで昼ドラのような出来事というか展開があったり、ひろきとエリス、きりの三角関係的な部分、それでも終盤からラストに向けて私的には、とっても感動しました。。。

ある理由、が明かされたとき本当にイラッと来ました(*´-ω・)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 1

75.4 6 妹で三角関係なアニメランキング6位
To LOVEる -とらぶる-(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (1181)
7724人が棚に入れました
高校生になったが恋愛に奥手な結城リトの元に、宇宙人のデビルーク星の王女ララがやって来た。この二人と周りの登場人物が織り成す、ちょっとHだが愉快痛快なドタバタラブコメディ。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

その災難、宇宙規模w

今日もことごとく美少 女絡みの災難に見舞われる主人公少年周囲のドタバタを描いた、
少年ジャンプ連載(2006~2009)の同名コミック(未読)の最初のアニメ化作品。

【物語 3.5点】
1話~数話完結で男子高校生の結城リト等がトラブルを突破する構成。
人間男子→人間女子の間に巨乳宇宙人女子が押しかけてくる三角関係が基軸で、
この1話に割と大真面目に地球の命運がかかっていたりする。
ラブコメの波動と軽んじていられないスケールw


原作から、色々と筋書きやキャラ設定を改変しているとのことで、
ラブコメ物なら通常はある程度、話が進んでから
起爆剤として逐次投入されるであろう地球内外のヒロインズが、
ほぼ前半1クールまでに各話ダイジェスト紹介風に
押し込められて襲撃して来る猛爆ぶりで、
折り返し地点で既に美少女だらけのハレンチ{netabare}体育祭{/netabare}が催されるハーレム状態w


【作画 3.5点】
アニメーション制作・XEBEC(ジーベック)

ジャンプの限界に挑戦したという
男の子以外にはオススメし辛い、えっちぃアニメw

とは言え、肌色率が高い割に
“謎の光”等が発光する一線を越えたシーンはそれ程多くはなく、
スカートの“防御力”も比較的高めで、
むしろ、えっちぃ目に遭う女子の仕草で魅せるタイプ。
ヒロイン作画もアングルでフェチズムを追求w

(物足りない方には『~ダークネス』に堕ちるという選択肢もありw)


ロボ、SFでも実績があるXEBEC。
その実力はトラブルばかりもたらすララの発明品や、
建屋倒壊、宇宙戦艦、宇宙植物の無茶振りにも対応する
引き出しの多さを発揮し、危機を演出。


幅広い芸当ができるスタジオの解散。返す返す惜しいです。


【キャラ 4.0点】
主人公の男子高校生・結城リト。

“ラッキースケベ”とはよく言った物ですが、
彼の場合はもはや女難w

主立った災難だけでも……
{netabare}人知を越えた宇宙料理を食す。
宇宙で一番ヤバイ殺し屋に命を狙われる。
地球滅亡を賭けてマラソンさせられる。{/netabare}
などなど命が幾つあっても足りませんw

リトが想いを寄せる春菜についても、
関係を進展、改善しようとする度に
えっちぃハプニングが発生し中々距離が詰められず。
アンラッキースケベ?な感じでチョット可哀相なくらい。

これだけ日々スケベに包囲されているのだから、
少しは耐性が付いて天狗になっても良さそうな所ですが、
スカートが捲れるだけで動揺する純情ぶりは
終始変わらず、何か憎めませんw


ハーレム主人公に対しては、つい爆発を願ってしまう私ですがw
背景には、リトくらいの試練を乗り越えてくれないと納得できない。
という悪感情もあるのだと思いますw
美少女やスケベとトラブルは等価交換なのですw


えっちぃ展開に拍車をかけているのが、彩南高校の校長。
己が性欲の赴くままに、女生徒にセクハラ目的のイベントを仕掛ける、
堕落教師ぶりで、たがも歯止めもあったもんじゃありませんw

トラブルで校舎が崩壊しても、自業自得としか言いようがないですw


【声優 4.0点】
ララ役の戸松 遥さんのとろける小悪魔宇宙人ボイス。
春菜役の矢作 紗友里さんの清楚美少女ボイス。
を主軸に、名塚 佳織さんの潔白風紀委員ボイス、
福園 美里さんの感情希薄系・宇宙暗殺者ボイス、
など魅惑の甘々ヒロインボイスが多数押し寄せて来る本作。

特に、とまっちゃんのララが「リト~~♪」
と絡んで来る、嫌な予感しかしない積極口撃が忘れられませんw


受ける主人公リト役は渡辺 明乃さん。
凜々しい女性役も多い声優さんですが、
ここでは純情少年ボイスを提供。
翻弄されるだけでなく、やる時はやる(やんなきゃ皆死ぬw)
女声でも芯は通して来る。


【音楽 3.5点】
劇伴は明るいキーボードの弾ける音色でトラブルにもポジティブ対応。
意外とマーチが流れたりするのも前向き?ですw


OPはTHYME「forever we can make it!」
“人の心に覗き穴が付いていたら どんなにいいだろう”
などと告白タイミングについて煮詰めた味のある歌詞も交えて、
ヒロインズがリトを狙い撃ちする良作ラブソング♪

ラブコメなら深イイ女性ボーカルのバンドソング等に巡り遭えるかもしれない。
そんな期待を抱くようになったのも本作辺り。


EDは前期がANNA(from Bon-Bon Blanco)「ラッキーチューン」
後期が同「kissの行方」
いずれも、一人の夜に想いを募らせる良作。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 28

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

毎話毎話ハチャメチャにやってますよ・・・

ハーレムエロラブコメですねこの作品は。

ある日突然宇宙人がやって来て、その上

その時に起きてしまったことで、婚約して

しまった!?とかから始まって、それから

いろんな宇宙人やらクラスメイトなどが

関わって、ハーレム状態になっていきます。

後は前半はラブの波動が薄くなって、

毎話毎話いろんな宇宙人がやってきたり

関わったりして、ララの発明品で毎回

ぶっ飛んだ感じになっています。後半になるに

つれて、ラブの波動が強くなっていきます。

他には、OPがぬるぬるとした感じで

過去に見たおんなじように中毒性のある

感じがしました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 27

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ぶっ飛んだネタの連発!スーパーハイテンションの波に乗れるかが鍵。

予備知識ほとんど無しで視聴。全26話。

ある日突然、謎の女性宇宙人が主人公の家にやって来て
この二人と周りの登場人物がドタバタラブコメディを繰り広げる
というお話。

この作品は、ハイテンションでちょっぴりエロいコメディ作品
として観るのが良いと思われます。
それに埋もれてしまい、物語は もはや申し訳程度にしか無い。

回ごとに次々と宇宙人や謎の生物たちが出てきて、
よくもまぁこんなに思い付くものだと、感心しますw^^;
なんだコイツww って感じでキャラは面白かったです。


気分がノッている時に観ると爆笑モノで、
「くだらないネタ」と頭では分かっていても つい笑ってしまい、
さらにテンションが上がりました^^
一方で「テンション上げたい」と思って視聴した時は、
「馬鹿らしい」という感想しか出てきません。
私にとって『To LOVEる -とらぶる-』は、そういう作品でした。


OPとEDは、この作品にイマイチ合っていない気が…
もっとハイテンションな曲で、
動きのある映像であるほうがこの作品らしいと思えた。


とにかく群を抜いたレベルのドタバタコメディで、潔いほどにバカ!
それに加えて、わざとらしさが過ぎるくらいのエロ場面も多々あるので、
それらを楽しめるか否かがこの作品の評価の分かれ目だと思います。

そんな中、私の評価は「その時の気分次第」でした^^;

投稿 : 2024/05/11
♥ : 23

63.8 7 妹で三角関係なアニメランキング7位
はなまる幼稚園(TVアニメ動画)

2010年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (387)
2074人が棚に入れました
ようこそ、はなまる幼稚園へ!ここでは、元気いっぱいの園児たちが楽しく毎日を過ごしています。
恋する女の子・杏ちゃんは担任の土田先生のことが大好き。その恋を応援するのはクールで物知りな柊ちゃんと、純情可憐な小梅ちゃん。ちょっぴり的はずれなラブアタックをしてみたり、幼稚園の外に出て探偵ごっこをしてみたり…。
ときにはほかの園児たちとケンカをして叱られることもあるけれど、仲良し3人組はすくすくと成長していきます。


声優・キャラクター
真堂圭、高垣彩陽、MAKO、日野聡、葉月絵理乃、廣田詩夢、伊瀬茉莉也、水原薫、若林直美、五十嵐裕美、沼倉愛美、藤村歩、ふじたまみ、吉田真弓、佐藤有世、大亀あすか、恒松あゆみ、小笠原亜里沙、青山桐子、本名陽子、遊佐浩二、斎藤千和、小西克幸

るぅるぅ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

まったり、のほほん、ほっこり癒し系アニメ。

視聴動機は、高垣 彩陽さんの「キグルミ惑星」を聴いて無駄に凄い歌唱力に圧倒されましたね。
歌詞の内容は子供らしさにあふれた雰囲気でとても癒される曲です♪ 本編2話のED曲で使われています。試聴してから観る材料にしても良いかもしれないです。それにしてもあやひーの声域は半端ないですね(笑)

そんな経緯から視聴しましたが観終わった後は、ほのぼの癒し系作品でした。ロリキャラで敬遠されそうな作品ではありますが、微笑ましい幼稚園コメディティストに描かれています。

主人公で新米男性保育士の視点から主要キャラ園児3人と接し共に学び成長する姿を含ませたストーリラインが主軸となっています。キャラ設定は大雑把ですが、マセガキ、物知り、シャイと子供の性格を誇張し面白くアレンジされています。
近頃、姪っ子が遊びに来る事が多く相手をしていると、3歳とは思えない行動・言葉を発することがあります。あるあるネタのように感じるシーンも多く可愛いから許してしまう気持ちも納得です(苦笑)
GAINAXの遊び心ある演出を織り込み、各話ごとにED曲を変更しアニメならではの工夫が感じられ良かったです。

終盤10話より主人公が恋心抱く保育士とのラブコメがメインとなりコメディは薄れますが、子供から教えられる気持ちが温かくさせてくれます。大人、子供の目線から観る世界は違うもので健気な姿に、ついほっこりしてしまいますね。

1日2,3話程度の視聴ペースで疲れを癒して下さい(笑)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 29
ネタバレ

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

拍手しちゃダメ!

最初タイトル聞いたとき、小学生ならまだしも園児って・・・ペドォ・・・
この業界も行き着くところまで行ってしまったんだと、終わりの始まりを感じたものでした。
結果的には、はなまる幼稚園というタイトルから
そういったイメージをしてしまった自分の心が穢れていたというだけで、
内容は至って平穏な、萌えではなく可愛らしい園児達によるほのぼの日常コメディ。
山本先生の巨乳表現や、ブラコンの高校生の妹といったイレギュラーな要素はありますが
それこそゴールデンタイムに放送しててもおかしくないような、至って健全な内容。
「ぱんだねこ体操」なんか、案外子供たちの間で流行りそうな気もします。

先生達(主人公ツッチーとメインヒロイン山本先生)のラブコメも描かれますが
ツッチーのヘタレっぷりと、山本先生の鈍感っぷりが尋常でないため
もはやもどかしさを通り越して普通にイライラしてくるレベルw
それだけならまだしも、どうせオチなんて読めてるのに、
終盤でそれまでギャグとして描いてたラブコメを、唐突に深刻な雰囲気にさせたのは擁護不能。
結局オチも予想通りなわけで、がっかり。
盛り上がらないラブコメよりも、園児達の日常エピソードをもう少し増やしてほしかったですね。



杏「拍手しちゃダメ!」

{netabare}運動会の話が一番印象に残ってます。不意を突かれたというか、感心させられました。
走るのが苦手な小梅が、特訓の成果を発揮して1位を取れるかというところで転んでしまう。
そして周囲の歓声や拍手を聞いた途端、その場で動けなくなり泣き出してしまう。

意外な展開だと思いました。
でも考えてみれば、ある意味これは相当みじめな気持ちにさせられる。
同情が痛い。逆にプレッシャーになる。
プラスに捉えられる人も当然いるけど、小梅のような気弱な性格だとマイナスにしかならない。
拍手や声援が必ずしも良い結果を生み出さないという、
現実的でシビアな展開を見せてくるとは良い意味で予想外でしたね。

小梅の友達であり、小梅の性格を理解した杏の言葉には
はっとさせられると同時に、何だか妙に感動してしまいました。{/netabare}


原作は既に完結しており、全巻既読済み。
アニメでブラコンの妹キャラが好評だったせいか、後半から明らかに妹の出番が増量していますw
また、アニメではチョイ役だった草野先生にもスポットが当てられてますね。
ラブコメ展開もなかなかにニヤニヤできるので、どちらかと言えばアニメより原作おすすめです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 26

チャーリー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

~みんなの大好きがつまったハートフルコメディー~

恋する女の子・杏は土田先生(つっちー)が大好きなおませな幼稚園児。恋や遊びに大忙しな杏ちゃんのはなまるな日常を描いた和み系コメディです。

杏は友達の柊(ひーちゃん)の幼稚園児とは思えないほど豊富な知識とピュアな小梅ちゃんの応援でつっちーに猛烈アタック!的外れなところもあるけど、それがとっても微笑ましいんです(*´∀`*)  つっちーは同僚の山本先生が大好きなんだけど、相手の山本先生は園児大好き超鈍感な女神様なのでつっちーの想いはことごとく空回りwこの一途な片思いの流れが自分的には好きでした。
  
他の方もおっしゃられてますが、ピュアな小梅ちゃんの大胆告白も必見です!それらしきシーンが来たときは飲食しない事をおすすめしますw 私は不意をつかれパソコン画面に飲み物を吹きかけちゃいましたからw

他にも杏の恋のライバルでやまとなでしこな雛菊、お兄ちゃんが大好きツンデレさつきなど魅力あふれるキャラクターばかりなので、あなたの好きなカワイイがきっと見つけられると思いますよ♪  

その可愛さに加え、作中に使われてるネタも自分的にツボでした。はなまる幼稚園は2010年の放送だったのに、そのときの流行とは言えないお笑いネタが使われていて、それが青春時代のネタだったので見事にハマっちゃいましたw  また、GAINAX作品を始め、いろんな作品のパロディが満載なので、多くのアニメを観てた人には笑えるところがたくさんあると思いますよ♪
※注 けいおん!が好きな人は目を凝らして観てください これを見つけたあなたはすごい!

最後に、今作品は声優さんの大切さをとても感じました。声だけでも幼稚園児の可愛らしい雰囲気が出ていてとっても良かったです♪ 小梅ちゃんのMAKOさん・山本先生の葉月絵理乃さんの声はまさに天使! とっても癒されました~ (*´∀`*)

舞台が幼稚園なので「ロリ」をイメージしがちですけど、中身はしっかりとしていて万人向け。あくまでコメディータッチのアニメなので、気楽に観てほしいです♪

1話の動画をあにこれさんが用意してくれたので、はなまるな笑顔をちょっとのぞいてみませんか?


原作買うほど好きになっちゃったので、紹介してくれたみなさんには感謝です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 20

63.5 8 妹で三角関係なアニメランキング8位
神様家族(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (325)
2224人が棚に入れました
一見ごく普通の少年だが、実は神様の跡取り息子である神山佐間太郎。立派な神様になる修行として人間界で暮らしているのだが、両親の「奇跡」の力のせいでワガママな性格に育ってしまった。しかし転校生の小森久美子と出会い、佐間太郎はある決心をする…。


声優・キャラクター
岸尾だいすけ、小清水亜美、江原正士、葛城七穂、冬馬由美、神田朱未、前田愛、三浦祥朗

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

神様と天使と悪魔と人間と

基本的に明るい感じのドタバタ系ラブコメ作品です
作画は微妙ですが、他はわりと良かったと思います


神様の息子である佐間太郎が主人公となります
神様(父)、女神(母)、女神候補(姉、妹)、
そして佐間太郎のお目付け役天使のテンコ、
この6人で東京都の一軒家に住んでいます
この家と、佐間太郎やテンコたちが通う学校が主な舞台です
初期設定が面白いなと感じました


基本的には佐間太郎とテンコを中心にラブコメやってます
ライバルも現れますし、楽しかったです

テンコが照れるのがかわいらしいです
キャラデザ的には…ですが、
不思議と凄く可愛く見えてきました
テンコちゃんマジ天使!実際そうなんですが

神様のパパさんと女神のママさんもハイテンションで賑やかです
こんな親だったらさぞかし疲れることでしょう
姉や妹も独特ですが、面白いです
まったくこの神様家族は。。
ドタバタとはこの人たちのせいです
でも、やるときはやる皆さんでした


元はといえばOPが良かったので観た作品
OPは映像ともに好きです
EDも良い感じでした
中毒とまではいかないまでも、頭には残る曲です


少しのシリアスはありますが、
基本はドタバタ賑やか明るい作品です
佐間太郎とテンコお互いの心境の変わり様が見所ですね

慣れれば作画は全く気にならないと思います
ラブにコメディに、楽しい作品でした

投稿 : 2024/05/11
♥ : 33

みけねこ+ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

タイトルなし

◆物語
神様の息子サマタロウとそのお目付け役である天使のテンコのラブコメ。
サマタロウは過保護な父(神様)のおかげ欲しいと思ったものは
すぐに手に入る生活を送っていた。
そんなサマタロウが転校生である久美子に恋をして自分の力で
この恋を成就させたいと願ったことから物語は始まります。

●感想
家族みんなが神様という設定はなかなか新鮮でした。
また、家族同士で使えるテレパシー(?)がコメディー
を支えるいい道具になっていたと思います。

私のおススメは6話と7話です。
ここでちょっと惹きこまれました。

ラブコメお好きであれば見てもいいかもしれません。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19

61.8 9 妹で三角関係なアニメランキング9位
ラブひな Again(OVA)

2002年1月26日
★★★★☆ 3.4 (72)
321人が棚に入れました
 赤松健原作による人気ラブコメアニメ「ラブひな」のOVAシリーズ。テレビアニメ終了後、原作の11 巻、12巻にあたるエピソードを描く。東大合格後、世界を放浪した景太郎がみんなと過ごした懐かしいひなた荘に帰ってみると、血のつながらない妹の加奈子が現れた。加奈子は景太郎に告白し……加奈子、なる、景太郎による新たな恋の三角関係が勃発!? おなじみのキャラクターも総登場。2000年代に大ヒットしたテレビアニメ版のスタッフが再結集し、作り上げた「ラブひな」ラストエピソード。声の出演は上田裕司、堀江由衣、野田順子、倉田雅世、雪乃五月、浅川悠、林原めぐみほか。

nk225 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

「ラブひな DVD-BOX」が2005年7月6日に発売された。

2002年にOVAとして製作。景太郎が東大に合格、その入学式からのストーリー。
原作に忠実な作画になるなど、大幅に変更された。

オープニングテーマ「キラリ☆宝物」
エンディングテーマ「be for you, be for me」

投稿 : 2024/05/11
♥ : 2

AKIRA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

TV版よりも

作画が原画に近くなっているし

オリジナルのストーリーもそれなりに楽しめました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 1
ネタバレ

ななろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

アニメ版ここに終了する

テレビアニメ終了後のOVA最終シリーズでラストエピソード。

東大合格後も波乱な人生を送る主人公の景太郎。

そして東大合格という目的を果たした、なると景太郎の関係は?

そして、ひなた荘の住人の進路は?

そこに、新キャラが登場してまたまたドタバタ劇が始まります。

空飛ぶカメに続いて、新たに{netabare}しゃべる{/netabare}猫も登場します。

原作のコミックの方はアニメの終了からまだ先が描かれているようでJコミというネットで公開されているのを時間が在るときにでも読んでみたいです。

そうそう最近見ないアホ毛は、いつ頃衰退していったのかな。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 1
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