好奇心でラノベ原作なおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの好奇心でラノベ原作な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月11日の時点で一番の好奇心でラノベ原作なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

79.3 1 好奇心でラノベ原作なアニメランキング1位
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (515)
2042人が棚に入れました
現代の日本で生活している「本須麗乃(もとすうらの)」 は、念願である図書館への就職が決まったその日に亡くなってしまう。もっと多くの本が読みたかった、そんな未練を抱いたままの彼女は気が付くと異世界の幼女マインとしての身体を持って意識を取り戻した。物語の舞台となるのは 魔法の力を持つ貴族たちに支配された中世のような異世界の都市エーレンフェスト。厳格な身分制度の中、現代日本の知識を持つ少女マインが、本を手に入れるために奮闘する。

声優・キャラクター
井口裕香、速水奨、中島愛、折笠富美子、小山剛志、田村睦心、子安武人、日野聡、前野智昭、内田彩
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

足らぬを知って言い訳にしない

原作未読


既刊23巻をもって第4部までひとまず完結しているとのこと。原作の人気ぶりがうかがえます。
全14話で最終回が1月1日。1クールものにしてはボリューミーなのが特長。視聴動機は交流あるレビュアーさんからの好意的な評です。

たしか異世界転生ものが壮大に爆死したのは2019年夏期。遡ること2019年春期までの惨状をもって私は視聴優先順位を下げました。夏期は一つも観ておらず、自身の選球眼の良さを独り誇った夏。
一転して今期(2019年秋期)は『慎重勇者』『けものみち』『私、能力は平均値で…(のうきん)』そして本作とけっこうな量を観てます。どの作品も異世界転生ものが持つ悪名に一石を投じる作品群でした。トレンドが変わるターニングポイントとなるクールだったのかもしれません。


本作の評価に戻ります。
死んでも転生先で本に囲まれた暮らしがしたいとの願望を持って現世での生を終えた女子大生が異世界で奮闘する話。
ファンタジーの基本設定よろしく中世ヨーロッパなわけでして、そりゃあ紙は無いわ、な世界。本は高価で貴族の持ち物。されど転生先は平民だったという元女子大生が!というところがタイトルの“下剋上”に繋がってるんだろうと想像させる導入です。


そんなこんなで本作での石の投じられ方について

・元世界と転生先世界との繋がり+αがある

 {netabare}+αすなわち“葛藤”が描かれてるんですね。これ新鮮でした。いろいろ便利だった元世界と不便な転生先。行動や思考に昔のクセが出てくるわけですが、文明差を利用して俺TUEEE一直線とはならず、むしろそのことで人間関係の軋轢を生んだりと一筋縄ではいきません。{/netabare}


・腑に落ちる感覚がある

 {netabare}:初めて街に出ての一言が「臭い」。下水道完備はここ100年くらいの話なわけでそりゃそーだ。{/netabare}
 {netabare}:たしかヨーロッパはイスラム経由で紙が伝わっていたかと。だいぶ後進世界だったはずなので“紙がない”にまず納得。そこからの文字を残す手段として四大文明からトレース。転じて本を作るためにまずは紙を!との目標設定。紙を生成するためのあの手この手の実現手段がおそらく以前書物で得た知識からだろうと思わせるのに十分な描写。{/netabare}


本作の主役マインちゃんの戸惑いと現状を受け入れていく過程や心情の変化を楽しむ作品でした。
派手さはなくむしろ地味です。むしろ無い無いづくしのところからの地道な積み上げに終始してました。高度成長期を知る世代は懐かしく感じるかもしれませんね(適当)。


 {netabare}「無いものは作ればいい!」{/netabare}


それほど冗談でもなくアニマルスピリットを鼓舞する主人公に勇気づけられる部分もあるやも。良き仲間たちや家族との絆なども含めて当初想定より見応えのある作品でした。
なお、視聴前は転生先世界の図書館内で大活躍する話を想像してましたが、一切そんなシーンはありませんでした。そのへん既刊23巻のペース配分なのかもしれません。続編が確定しております。

遅まきながら秋期作品もだいぶ観終わってきましたが、「2期作成決定!」「劇場版公開決定!」等々 coming soon ものばっかりだったなと振り返り(笑) 今クールの風潮でしたね。



総じて安定してましたし、話もしっかりしていて良かったと思います。EDの中島愛さんの曲もよい。
しかしながら趣味嗜好といいますか、なんとなく苦手だったのが最後まで気になってしかたありませんでした。喉にひっかかった小骨みたいな違和感ですね。
それは…


 {netabare}主人公が幼女というのがどうもダメっす{/netabare}


こればっかりはなぁ 
…お話はほんと面白かったです



視聴時期:2019年10月~2019年12月 リアタイ  

------
2020.02.25 
《配点を修正》+0.1


2020.01.25 初稿
2020.02.25 配点修正
2020.07.17 修正
2020.12.02 タイトル修正
2021.03.13 修正

投稿 : 2024/05/11
♥ : 69

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

どうしてもどうしてもかなえたい願い

主人公マインには、どうしてもかなえたい願いがあります。
それは本を読むこと。そして本をつくること。

この物語は、その願いに向かって何度も何度も挑戦し、何度も何度も失敗しながらも、
一歩、一歩、さらに一歩と前進していく物語です。
とても感動します。

可愛い絵に騙されてはいけません。
この物語は人生の縮図のようなものです。
喜びや楽しさもあれば、苦しみや悲しさ、そして残酷な選択を選ばざるを得なくなるシビアさも持ち合わせています。
ですが、ハッピーエンドとなるはずですので、…(多分)(^_^;)安心してください。


本が大好きな本須麗乃(もとすうらの)は不慮の事故で亡くなります。
そして気づいたとき、彼女は異世界へ転生し、マインという少女となっていました。
そして彼女は、マインとして異世界で活躍します。

生まれ変わった世界では科学が発展しておらず、本が貴重なものとして庶民には普及していませんでした。

本が大好きなマインは、それならば自分で本を作ろうと、前向きに頑張ります。
マインのひたむきな本への情熱が感じられます。

もちろん最初は失敗の連続です。絶望を感じるほど失敗してしまいます。
しかし、マインの知識とたゆまぬ努力とが、マインの未来を少しずつ照らしてゆきます。

私は、マインを取り巻く人の輪がだんだん大きくなっていくのを見て、とても嬉しくなりました。


オープニングテーマ「真っ白」を歌っているのは、諸星すみれさん。
彼女はヴァイオレットエバーガーデンの第十話でアンの声優をされた方です。
それを知っただけで私は嬉しくなりました。(^_^)


ところで、
マインは難病をかかえています。
少し歩くだけで疲れてしまい、歩けなくなりますし、すぐに熱を出して寝込んでしまいます。
ですが、マインは人生を悲観することなく、前向きに生きています。
そこがまた、素晴らしい。


現代でも難病をかかえている人がたくさんおられます。
このアニメが、その人たちの励みになればと、私は願っています。

生きることは辛いこともあるけど、楽しいことも沢山ある。
この物語はそれを教えてくれます。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 67
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

観るたびに面白さが少しずつ増していく

<2019/10/4 初投稿>
第1章観ました。
見始めなので評点はデフォルトの3.0です。

原作未読。
なろう系の異世界転生もの。
と言っても俺つえーではない方のようです。

なろう系が苦手なことの多い私ですが、
一方でアニメや小説で読書に熱中する登場人物が出てくる作品は相性が良いのです。
(そうなる理由はいろいろあるのですが長くなるので割愛)

例えば「図書館戦争」「 ビブリア古書堂の事件手帖」「R.O.D」「ダンタリアンの書架」「GOSICK」とか

本作も主人公マインは本を愛しています。
活字中毒。
そんな彼女が転生した先は{netabare}中世ヨーロッパのような文明・文化の世界。まだ活版印刷が発明されておらず本はほとんど流通していないという活字中毒には酷な世界でした。{/netabare} そこで彼女は・・・というお話。

これから先、お話はどのように展開していくんでしょうか。
例えば「本ってなんだろう?」「文字ってなんだろう?」なんてことに想いを馳せてしまうような展開ならかなり面白くなりそうな気がします。

異世界の建てつけもなかなか面白い。
しっくりくると言った方がいいかな。

声優さんもマインは阿良々木暦くんの下の妹でお馴染み、井口裕香さん。
キーマンになりそうな神官はベテランイケボの速水奨さん。
他にもベテラン・中堅の腕の良い声優さんが揃ってるようで安定感抜群です。

ただキャラクターデザインはなんか古いというか名作劇場というかNHKというかそんな感じ。
しかも原作の画像検索したら小説の挿絵とはかなり違いますね。
まあでも慣れちゃいそうな気もしますけど。

良作になってほしいなーと期待。

でもタイトルに「下剋上」とか残念そうなワード入ってるしなー。

あんまりハードル高くしてがっかりするのも嫌なので暫くは薄目で見るようにしておきます。

1話を観た今期純新作は今のところこれと「けものみち」
なんか変な感じ 笑

<2019/10/10 追記>
第2章です。

この作品、やはりかなりの曲者ですね。
観るのに想像力が必要。

例えば本の記憶。
その世界では本がどんな位置づけなのかをマインが知らなかった、というくだりが第1話にあります。
自分の住んでいる世界の当たり前の事情のはずなのに、なぜマインは知らなかったのか。

その世界では本はめったに見かけるようなものではなく
文字も買い物の値札くらいでしか見かけない。
そんな世界で5歳児が本のこと知らなくて当たり前。

つまりこの異世界はそういう世界なんです。
私たちが生きる現代社会とは全く常識の異なる世界。
おそらく実際の中世ヨーロッパも日本の戦国時代以前もそんな感じだったのでしょう。

第2話でもそうした点は多々見受けられました。
また単なる情報だけではなく、いきなり異世界に放り込まれてしまったマインの気持ちも丁寧に描かれてます。

この物語の楽しみ方は、視聴者がマインになったつもりでその世界の中で置かれた状況をいろいろあれこれ想像しながら・・・というのが一番な気がします。

裏を返せば流し見してたら全くつまらない曲者アニメ(褒め言葉です)

<2019/10/19 追記>
第3章まで観ました

お話はずーっと同じリズムだけど不思議と飽きがこない。
絵も慣れてきました。

自分、結構はまってきてるのかも。

<2019/11/9 追記>
第六章まで観ました。

一歩ずつ踏みしめるように物語が進んでいくのは気持ちいいですね。
そういったところは往年の4クール長丁場のファミリー向けアニメをやはり彷彿とさせます。

一方で一番奥底のベースの部分にファンタジーを敷いているので観ていて不思議な気分になります。
毎回ちょっとずつ新しいトピックが入ってくるところも◯。

古くて新しい、珍しい作品なんだと思います。

さて「身喰い」なんてのが出てきました。
この先、お話はどのように転がっていくのでしょうか。

<2019/11/14 追記>
第七章です。

やっべぞ!
本格的に面白くなってきた。

良い具合にファンタジーもあるとか、びっくり!
契約のシーンはかなり好きです。

そして、マインの身体のことも。

入念に練られたストーリーに思えてきました。

とりあえず評点は中間評価ということで。

<2019/11/29 追記>
第九章まで。

途中から一気に面白くなったり、
急に減速したりする作品は多いですが、
毎話、少しずつ面白さが増していく作品というのは本当に珍しい。

お話自体は淡々と進んでいくのにね。

でもマインとルッツの関係とか
マインの罪悪感とか
ややもすると見過ごしてしまいそうなところを一つ一つちゃんと拾っていく。

これは凄いアニメなのかもしれない。

ということで評価UPです。

<2019/12/5 追記>
第十章まで。

相変わらずゆっくりと、お話は進んでいきます。
でも退屈は全くせず。
なぜか見入ってしまうのです。

マインとルッツは見ていてやはり微笑ましい。
ルッツは子供なのに真っ直ぐで素直で優しい、よくできた少年です。
そして男としての覚悟も。

14話で終了なのだそうですが、この先どうなるのか。
そしてやはり二期が欲しい。

<2019/12/12 追記>
第十一章

ちょっと泣いてもた。
やはり本作、只者じゃないですね。
物語の厚みが素晴らしい。

原作派の皆さんはアニメのキャラクターデザインに違和感あるようですが。
ここまで観て、アニメではこれぐらい軽い感じの方がちょうど良いように思えてきました。
原作未読なのでそう思えるのかもしれませんけど。

名作の類かもしれない。

<2019/12/27 追記>
最終14話まで観ました。

これは良い作品ですよ。
何が?って、とにかくちゃんとしてる。
少しずつ意外性を盛り込みながら、ちゃんと面白い方向に話を転がしている。

マインの怒りのシーンはスカッとした。
源蔵のジャーマンよりも。
つか、神殿長は源蔵にジャーマンで投げられろっ!
とか思った自分がいました 笑。

足腰のしっかりした物語ですね。
これは原作読みたくなりました。

マジ二期期待!!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 56

72.0 2 好奇心でラノベ原作なアニメランキング2位
棺姫のチャイカ(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (995)
5760人が棚に入れました
原作:榊一郎「棺姫(ひつぎ)のチャイカ」(ファンタジア文庫)、キャラクター原案:なまにくATK(ニトロプラス)、監督:増井壮一、監督補佐:小森高博、シリーズ構成:待田堂子、キャラクターデザイン:新井伸浩、美術監督:岡本好司、色彩設計:岩沢れい子、撮影監督:福田光、、、、

声優・キャラクター
安済知佳、間島淳司、原優子、斎藤千和、細谷佳正、佐藤健輔、野水伊織、幸田夢波、森嶋秀太、山本和臣、藏合紗恵子、勝沼紀義、ブリドカットセーラ恵美、金尾哲夫、大空直美、村瀬歩、櫻井孝宏、小日向茜、牧野由依、緒方恵美、東地宏樹

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

チャイカ、素直、かたことかわいい。

とある架空大陸の話。
今は亡き大陸の元支配者ガズ皇帝。
その娘のチャイカが主人公です。
チャイカは、何故か棺を背負って皇帝の遺体を収集。
ひょんなことから、サバターのトールと契約します。
加えて、トール思いのアカリ、中途参加のフレドリカと諸国行脚。
この作品は、彼らの遺体収集記を描いたバトルファンタジックな冒険アニメです。

チャイカ御一行はそれぞれ個性的です。
チャイカはやたら素直、そして片言がかわいい。
その独特のチャイカ口調はやみつきになりそうです。
一方、トール・アカリコンビも息がピッタリです。
アカリのマジボケに対する、トールのライトツッコミは何気に楽しい。
気まぐれフレドリカもいい仕事をします。

一方、チャイカを追うジレット隊も個性豊か。
私のお気に入りの長い桃髪ロールのヴィヴィは隠れデレデレ。
ラストのシーンはちょい気になります。

戦闘シーンは、素早い身のこなしや剣さばき、そして魔法砲により臨場感満点。
また、緊迫感あるBGMが戦闘シーンを盛り上げてくれます。

2期が秋より開始とのこと。
チャイカたちやジレット隊の行く末は如何に?
遺体を集めたら何が起こるんでしょうね。
謎が謎を呼ぶこのアニメ。
すっきりなっとくのラストを期待したいです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 61
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

また、これ観る、肯定、肯定、肯定、うぃ

秋の2期放送予定

原作未読 全12話

戦乱の時代、諸悪の根源として同盟を結んだ国々が巨大魔法帝国「ガズ帝国」を打ち破って、その戦いで活躍した8人の英雄は皇帝アルトゥール・ガズの遺体を分割して持ち帰りました。偵察や暗殺を業としてるサバターのトール・アキュラは、平和な日々に生きる目的もなく、なんとなく日々を過ごす毎日でした。山に入ったとき、棺を担ぐ少女でガズ皇帝の娘と名乗るチャイカ・トラバントに出会い、危機を脱出して、ガズ皇帝の遺体を探し弔うことを目的としているチャイカとともに用心棒ということで妹のアカリ・アキュラと途中で知り合うフレドリカとともに旅をする異世界ファンタジーです。

背景は中世時代のヨーロッパのような感じで、魔法師や剣士、サバターやアサシン、色々な魔獣などいる世界でRPG好きな私はこの世界観が好きですね。

何故か片言で話すチャイカは可愛いし、バトルも結構動きが良くて、兄を溺愛しているアカリがちょっとズレている突っ込みも面白かったです。

色々なエピソードが1話〜2話完結してます。ちょっと内容があっさりしているところもありますが、コメディも入っていて面白かったですね。{netabare}(トールの夢の中の話には笑ってしまいましたw その後殴られるシーンも){/netabare}

終盤は結構追い詰められるシーンが多くて見応えがありました。{netabare}(フレドリカの脱皮には笑ってしまいましたねw){/netabare}

トールとチャイカの恋の行方や、謎や伏線がいっぱいある作品です。2期ですべてが明らかになってほしいですね。楽しみです^^

OP 野水伊織さんが歌ってます。
ED チャイカトリオで歌ってますw

最後に、AパートとBパートの間のカットが綺麗でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 58

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

秋からの2期にも期待♪(´ε` )

魔法や棄獣などが存在する世界を舞台にした
ファンタジー作品の第1期。 全12話。
 
戦国時代を迎えていたフェルビスト大陸において
戦乱の原因、諸悪の根源とされた魔法帝国「ガズ帝国」の
皇帝「アルトゥール・ガズ」が討伐された。
その数年後
アルトゥール・ガズの娘を名乗る謎の少女
「チャイカ」が大きな棺を背に目的の為動き出す。
と、いうのが簡単なあらすじ。


いかにもファンタジーらしいストーリーや設定、世界観。
主人公たちの目指すところもハッキリしていて
分かりやすいお話はとても好印象です(*´∀`)b
いくつかある大きな謎の描き方もこちらを引き付けるに十分。
最後まで楽しむ事ができる内容でした♪

ちょっと古い感じを受ける作画、キャラデザですが
丁寧に仕上げられており気にする事なく視聴できました。
この手のファンタジーでは重要になるアクションや
バトルシーンは特に迫力があり見応え十分でした。

異様な風貌、カタコトと特に目を引くチャイカ。
正直、とても可愛かったですw
個人的にカタコトや方言に弱いんですよねぇ( ;´∀`)>″
普段は駄目駄目、実は切れ者主人公。
そんな兄を敬愛する出来る妹。
この辺りはベタですが悪くないと思いますw

実力のある売れっ子も使いたい。
でも、自分のトコの声優も使いたい。
でも、若手も育てたい。
声優陣のキャスティングには苦労した印象w
あくまでも個人的な印象ですよw


秋からは第2期も放送される予定との事。
原作未読なので先の展開が楽しみです♪

まとまりのある作品だと思うのでファンタジーファンは
ぜひ1度チェックして頂きたいですね!
ストーリー重視の方にもオススメできると思います(・∀・)v



《キャスト》

チャイカ・トラバント(CV.安済知佳)
トール・アキュラ(CV.間島淳司)
アカリ・アキュラ(CV.原優子)
フレドリカ(CV.斎藤千和)
アルベリック・ジレット(CV.細谷佳正)
ニコライ・アフトトル(CV.佐藤健輔)
ヴィヴィ・ホロパイネン(CV.野水伊織)
ズィータ・ブルザスコ(CV.幸田夢波)
マテウス・キャラウェイ(CV.森嶋秀太)
レオナルド・ストーラ(CV.山本和臣)
ギイ(CV.村瀬歩)


《主題歌》

OP:『DARAKENA』/野水伊織
ED:『快楽原理』/coffin princess


【2014 04/11 レビュー投稿】

投稿 : 2024/05/11
♥ : 57

70.4 3 好奇心でラノベ原作なアニメランキング3位
C3 -シーキューブ-(TVアニメ動画)

2011年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (1095)
6331人が棚に入れました
ある日、高校生の夜知春亮のもとに、旅先の父親から謎の黒い立方体が届く。それはヒトになるまで《負の思念》を取り込んだ呪われた道具だった。黒い立方体ことフィアは夜知家に居候しながら、おなじく夜知家の世話になっている村正このはや春亮に教わり、呪いを解くために善行を重ねることとなる。そして彼らは、呪われた道具が関係する事件に次々と巻き込まれていく。

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

もっと深イイ話にしないと・・・(;`O´)o呪うぞ!

■『C3』ってどんなアニメなの…c(゚^ ゚ ;)ウーン
なんでこんなタイトルなのかまず意味不明ですよね(゚-゚*)(。。*)ウンウン
Cube[立方体]×Cursed[呪われた]×Curious[好奇心旺盛な]
だそうです・・・やっぱり最後がいまいち理解できませんねε-(ーдー)ハァ
まぁいっかぁ♪
 
タイトルの事は・⌒ ヾ(*´ー`) ポイっとしておいて、内容はといいますと♪
主人公の夜知 春亮の自宅に突然おっきな立方体の箱が届いたのですけど・・・
どうやらお父さんが呪いの品をよく送ってくるらしいのですが、自宅に届いた不思議な立方体も呪われた品らしいのです!
呪われた道具・禍具(ワース)とは、道具に強い呪いを掛けると、どうやらその道具に特殊な能力が付加されるらしいのです。
さらに呪いを掛け続けると道具が人間の姿にもなるそうです・・・
\(\◇ ̄ )ヘン~(  ̄▽/)ゝシン!!! \(○ `O´ ○)/トゥーー!!
こんな感じの変身シーンは無かったのですけど、立方体から本作品のヒロインの「フィア」ちゃんが出来上がったのでした♪
 
そんな呪われた道具・禍具(ワース)をめぐって様々な思惑を抱く人々が現れてくるのです♪
・禍具を破壊しようとする者
・禍具を信奉しようとする者
・禍具を知ろうとする者
・禍具を象徴とする者
様々な思惑が交差し暗躍する世界を描いた物語なのですね♪
 
 
■『C3』~シーキューブ~と出会った日の日記((φ(~∇~*)カキカキ
ジャンル的にはファンタジーらしいのですけど、1話の印象はキャラ萌えアニメって感じですね♪
おぱんつ丸出しなのはワンパクな証拠よね・・・ってなわけないでしょ(`□´)コラッ!
まぁしょうがないよね、こういう描写の需要があるんだもんね・・・
最近はこのくらいはなんとも思わなくなってきましたε- (´ー`*) フッ
 
でもキャラデザは可愛いと思いますよ(⌒^⌒)b
しかも作画が良い、背景も綺麗に描かれてるし、最近流行り?の髪色のグラデーションも某アニメの○○天魔○○と違って毒々しくなくって色彩センスの良さを感じられます♪
ストーリーの方はまだわかりませんけど、とにかくフィアちゃんが面白いですね(*^o^*)
こういうキャラ好きなんですよぉw
表情豊かな暴走キャラって惹かれちゃうのです(・-・*)ヌフフ♪
心境的には「WORKING!」のぽぷらちゃんを見つめるかたなし君的な感じですw
 
今後の展開で評価がどうなるか分らないですけど、楽しく視聴できそうな予感です♪
 
 
■メインキャラの紹介
夜知 春亮(yachi haruaki)
 <声:梶裕貴>・・・代表作:NO.6(紫苑)、花咲くいろは(種村孝一)
 本作品の主人公で呪いを受けない体質のようですね。
 
フィア
 <声:田村ゆかり>・・・代表作:ひぐらし(古手梨花)、Kanon(川澄舞)、他
 本作品のヒロイン。「呪うぞ!」が口癖・・・まぁいいっかw
 コリコリパリパリッとした煎餅が好物だそうですw
 
村正 このは(muramasa -)
 <声:茅原実里>・・・代表作:涼宮ハルヒの憂鬱(長門有希)、みなみけ(南千秋)
 メガネ&おっぱいの典型キャラ。好物・・・肉。
 
人形原 黒絵(ningyouhara kuroe)
 <声:小倉唯>・・・神様のメモ帳(アリス)、ロウきゅーぶ!(袴田ひなた)
 和人形のような黒絵ちゃんは、能力も見た目のまんまですね♪
 髪の毛が伸びてイカ娘ちゃんの触手みたいですw
 舌っ足らずな喋り方のゆいちゃんにぴったりのお茶目で可愛いキャラでしたね♪
 
上野 錐霞(ueno kirika)
 <声:喜多村英梨>・・・とらドラ!(川嶋亜美)、WORKING(轟八千代)、偽物語(阿良々木火憐)
 まさに学級委員長って感じのツンデレキャラですねw
 この子にかかっている呪いがボンテージ衣装なんですけど、エロ過ぎます・・・Σ(゚∀゚ノ)ノキャ
 えりりんはお姉さん的なキャラが似合いますね♪
 
桜参 白穂(sakuramairi shiraho)
 <声:斎藤千和>・・・ARIA(藍華)、化物語(戦場ヶ原ひたぎ)、他
 サヴェレンティのことを溺愛しているクールビューティーな女の子♪
 とっても人間嫌いなんですよ(ノ≧ロ)ノ<嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌人間嫌・・・

サヴェレンティ
 <声:井口裕香>・・・たまゆら(岡崎のりえ)、僕は友達が少ない(高山マリア)、他
 2011年も大活躍のゆかちの役はのろいを受けたお人形の役でしたねw
 男の子にも女の子にもなれる便利な体で、ボクっ子でドジっ子なのでした(^_^;)

ピーヴィー・バロヲイ
 <声:大原さやか>・・・ARIA(アリシア)、Fate/Zero(アイリスフィール)、他
 まさか・・・さや姉さんの口から「ビッチ」なんて言葉が出てくるなんて!Σ(^∇^;)
 このアニメを観ていてそれが一番ショッキングでしたw


■総評
大沼心監督のTVアニメの監督作品としては3作品目となる本作品も、大沼さんらしい演出が見られていましたね♪
監督初作品の「ef」や2作品目の「バカとテストと召喚獣」での演出技法が随所に光ってた印象です!
演出の中でも特徴的なのはシルエット・アート(影絵)の技法をアニメに取り入れている点でしょうね♪
これを機会にちょっと覚えておくと良いかもしれませんね!

【シルエット・アート(影絵)の特徴】 \_( ・_・)ハイ ココテストニデマスヨー
シルエット・アートの魅力って『心を描く』って表現が分かりやすいかもです(^ー^* )フフ♪
活字で説明するのは難しいのですけど、描いた被写体の本質が浮き彫りになってくるって感じです!
動物や乗り物などをシルエットにしてみると、実物を見るよりも特徴を捉えやすいって言われてるんですよね(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。) ウンウン
道路標識なんかもシルエットを使ったものになってますけど、視認性の高さからとも言われているのですよ♫

例えば、錐霞ちゃんの禍具は「誰かを締め殺さずにはいられない」って呪いが掛けられていましたけど、自らの体を殺傷の対象とするシーンでは、シルエットを使った演出で表現されていましたね(ノ゚ω゚)ノ*.オオォォォォォォォー
通常の描写よりも、錐霞ちゃんの心の風景がより強く表現できていたと思いますし、禍具の呪いから抗えない絶望感や恐怖感を心理的観点から視聴者に与えてましたね♫
とっても痛々しいシーンでした!∑(>д<) ミテラレナイヨッ!!
それと戦闘シーンでもシルエットを使って表現されていたりもしてましたね!
細かいカット割りでスピード感のある戦闘シーンを演出する場合でシルエットを使うのは、瞬間的に緊迫感や恐怖感を出す演出としては個人的に良い演出方法だなぁ~って思ったりもしましたo(*^▽^*)o~♪
シャフトの演出家で第一人者の新房さんの影響を受けてきた大沼監督らしい演出が作品全体通して散りばめられているので、そんなところも見所ではないかなぁって感じました(^^♪

本作品で不満を挙げるとしてたら、ストーリーとエロ描写ですw
呪われた禍具とそれを巡って争いがおこる設定や、萌え擬人化させて特殊能力を持たせたりする設定など、数々あるテンプレートを組み合わせてそこに「呪い」というテーマを掲げた感じなのです!
それが悪かったってわけではないと思うのですけど、まとまりが無い印象を受けてしまいました;;;;(;・・)ゞウーン
禍具を巡って、別々の思想をもった組織がいくつかある訳なのですけど、その組織の思想や活動内容が結構あやふやに表現されている印象だったので、ストーリー自体に深みや面白みをあまり感じなかったのです(^^;)
それと、露骨なエッチなシーンはただのサービスカットなだけでかなり露骨なものでしたのであまり良い印象は受けませんでした♪
エロ描写でも笑いに必要なカットや、愛の表現としてのカットであれば良いのですけどねって個人的には思ってますw

作画や演出はクオリティは高いと思いますし、フィアちゃんや黒絵ちゃんといった可愛くって愛嬌のあるキャラもいて、ギャグパートはとっても好きな感じだったので、後はシリアス展開の部分に力を入れてほしかったなぁって思っちゃいました!
もったいないなぁって印象の作品だけに、2期に期待したいです(^▽^)/


■MUSIC♫
OP曲『Endless Story』
 【歌】田村ゆかり
 ピアノの旋律とロックを融合した疾走感がとっても気持ちいいナンバーです♪
 和の優雅さを併せ持った楽曲に耳抜けの良いゆかりんの声が心地良いですね(^▽^)/

OP曲『紋』
 【作曲】市川淳【歌】喜多村英梨
 こちらは完全に和を意識した楽曲ですね♪
 ロックベースにですけど、ストリングアンサンブル(弦楽器をキーボードで出す機能)で上手にアレンジ
 しているので趣のある雰囲気があります☆彡
 歌詞も古風な言い回しになっていて、マーティ・フリードマンに感想を聞いてみたいです(*´∀`*)

ED曲『雪華』
 【作曲】市川淳【歌】喜多村英梨
 落ち着いたスローテンポの曲をしっとり大人の雰囲気で歌ってくれてます♪
 

ED曲『Sympathy of Love』
 【歌】田村ゆかり
 ピアノの落ち着きのある美しい音色にちょっと切ない恋心を歌ったナンバーですね♪
 

2011.10.03・第一の手記
2011.01.03・第二の手記(追記:■メインキャラの紹介(一部)■総評)
2012.01.13・第三の手記(追記:■MUSIC)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 61
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

観ないと呪うぞ!?否、聴かないと呪うぞ(66点)

全12話。
ラノベ原作。原作未読。

個人的満足点:66点
アニメ系統:ファンタジーバトル&ラブコメ

最近のラノベ原作ははずれが多いから心配だが
さてさてどんな物かと恐る恐る視聴。

1話は完全なるフィア萌え仕様だと思った。
その路線でもまったく問題ないぐらいにフィアがたっていた。
しかし、2話で一気に別の次元にふっとばされた。
そんな印象で始まったのではあるが、どうにも方向性が定まらない。

物語の進行にぶれがありすぎたように思う。
萌えもしくはバトルのどちらかに振ったほうが良かったのではと思う。

しかしながらキャラはフィアが可愛すぎる。
中の人はゆかり姫。
通常時とバトル時の演じわけもなかなか良かった。
ギャップ萌え。
フィアのちょっとエッチなボイスも見逃せない(`・ω・´)キリ

もう1人、個人的にお気に入りは白穂。
これはもうひたぎさん風の千和さん。
ひたぎさん、ほむほむ好きにはたまらない。

さらに声優ファンとしてみのがせいのが学園長。
池田さん登場。
シャアボイスでボケかましてくれるのが最高だった。

音楽はOPED共に良かった。
前半のOP「Endless Story」はゆかり姫。
個人的には今期NO1。
曲だけでも聞いてほしい所。
いや、OP映像も合わせて観ていただけるとよいと思う。
その他の曲もいい曲ばかりなので是非聞いてみてほしい。

そんな、良素材がふんだんにあった作品ではあるが
色々な調味料を加えた結果、微妙な味わいになってしまった印象。
そして、2期がありそうな終わり方w
これ2期やるのかね?
この辺りも最近のラノベ原作アニメに多い。
原作が終わっていないので仕方ないのかもしれないが。。。

兎にも角にも最近のラノベ原作よろしくな作品かなと思う。


と、まあ色々書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

「Endless Story」聴かないと呪うぞw

そして、淑乳はすばらしいと言っておく(`・ω・´)キリ


-----------------------------------------------------



以下、各話後の感想。
ネタバレがあるかもしれないので
未視聴の方はスルー推奨。



-----------------------------------------------------

{netabare}
【1話視聴。】
これはレベル高けえwww
1話から腹筋よじれるかと思った。
ぶっ飛んだ話にぶっ飛んだ行動w
そして、無駄にパンツを見せやがるw
そして、チラリと見せるいい話。

ゆかり姫もいい仕事してる。
ヒロイン「フィア」に釘付けになってしまった。
今話のED(本来OP)曲もゆかり姫でいいねえ。

今後にものすごく期待している。

しかし、1話のEDにOP曲もってくるの流行りかね。
今から物語スタートですよ的な使い方。

まあ、皆も観てくれ。
観ないと呪うぞ。


【2話視聴。】
ちょwwwwwwww
シャアwwwwwwwwww
何でこんな所にw
まあそんなことはおいておいて。

2話から一気に超展開。
バトル物&シリアス調になってくるのか?
1話の雰囲気とはまったく別のもだな。
しかしゆかり姫いい仕事しやがるぜ。
ファアの変わりっぷりに痺れる。

OP曲が気に入りすぎた。
CD買おうかなw

【3話視聴。】
前回のつづきのバトル。
フィアのバトルスタイルが今一分からない。
いくつも道具あるのかな?
微グロあるので耐性ない方は注意。

そして、バトルから一転。
フィアの葛藤。
その後のちょっといい話。
オチのフィアのセリフはベタだがいいw

フィアのバトル時の不気味さと
通常時の可愛らしさはヤンデレに属するのかね。
ツンデレでいいのかな?
フィアのジャンルが分からんw

【4話視聴。】
なかなかいい厨二バトル。
意外とグロイ描写。
時折見せる萌え要素。
とりあえず方向性は定まった気がする。

やはり、ゆかり姫の演技がいい。
完全にギャップ萌え。

そんな視点で観れば結構面白い。
個人的にはかなり好み。
特にフィアがw

しかし、これ分割2クールとの話もあるよう。
そうなるとまだまだ色々ありそう。
今後も楽しみ。

そして、OP曲「Endless Story」が個人的に秋NO1。
ちょっと買ってくる。

【5話視聴。】
ようやく一区切りといった感じかな。
そして、新たなる展開へ突入した感じ。
ちょっとぶっ飛び展開だったが、まあいいでしょう。
バトルも結構動いてるし、フィアはかわいいし問題ない。

そして、今週の見所はなんといってもCパート。
ゆかり姫のセリフがやばいw
オチは想像ついていながらも、ドキドキしたわw

【6話視聴。】
新キャラ、サヴェレンティ
ヒャッフー千和さんだぜえ\(^O^)/
ひたぎさん風でいいねえ。
シャアも久しぶりに登場したし。
俺得の声優さんが出てきて満足した。

【7話視聴】
今回OPED曲変わらなかったね。
ということはやはり2クールなのかな。

それはそうと、「このは」のはち切れんばかりの胸がやばいw
どんだけおっぱいで引っ張るんだよw
それよりフィアの胸にクローズを・・・∑(゚o゚C===(__;バキッ

本筋は、サヴェレンティと白穂が???
どうなってるんだ?
何か謎があるのだろうけれども。
来週には謎が明かされるのかな。

【8話視聴】
白穂役の千和さんやっぱいいわ。
こういう影がある役は好きだわ。
今後も出番を要求する。

久しぶりのフィアの冷徹な役も見れたし、
何といってもシャアwwwww
この声で
「美しい女性に罵られるというのは
  ある特殊な趣味の持ち主には幸福なのかもしれない」
クソワロタwww

「愛してる、LAVEだ」
もうダメだwwww

違う楽しみ方してるオレガイル。

まじめな話、池田さんってある意味損してるよね。
あまりにもシャアのイメージが強すぎる。
まあ、シャアは池田さん以外考えられない!
それほどの声優さんではあるけれどね。
なんやかんや言っても、池田さん大好きだわ。

9話視聴。
OP曲が変わった。
これで2クール説は消えたかな。
やはり Endless Story の方が個人的には好きだなあ。
しかし、OPの絵が委員長中心になってたんだが、これから委員長中心の話になるのか?

この9話から新しい展開のようだが、どうなるのか。
というか残り3話でどうするんだろうか?
結構中途半端な感じだよね。
曲の変わり目も変だし、12話以降何かあるのか?

続きは映画とか、ネットとか、とかとかとか・・・


10話視聴。
淑乳\(^O^)/
淑乳\(^O^)/
淑乳\(^O^)/

以上wwwwww
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 39

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

萌えとグロのギャップが・・・

呪うぞ!とあんな可愛い感じで言われても^^;

◆この作品の概要は・・・
呪われた道具のお話。
人間の強い負の感情を浴び続けた道具は呪われ、人化します。
そんな道具の一つであるフィアが呪いを解くために主人公のもとに送られてくるとこからストーリーが始まります。
良い事を行えば呪いが解けるといいますがはたしてどうなる事やら・・・。

◆第1話視聴・・・
動物が人化するアニメはたくさんありますが、道具が人化するという設定のアニメは少ないですよね。
タイトルのC3の意味が「立方体」「呪われた」「好奇心旺盛」。
フィアは道具だったので常識という物がなく、やることなす事目を当てられない感じですが、その行動はあまりにも可愛すぎます♪
この先どんなドタバタを見せてくれるか楽しみですね。

◆第2話以降から・・・
この作品の本性?が現れます。
第1話の雰囲気に合わせて、ちゃぶ台でお茶とおせんべいを飲食しながらこのアニメを見ようと思っていたのですが(。・・)_且~~・・・。
まさか、あんなに可愛かったキャラ達が・・・Σ( ̄□ ̄lll))!!
このアニメ、グロだったのですね(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
おパンツがどうのこうのなんてイメージはどっか飛んで行きましたよ。

◆戦闘シーンが・・・
圧巻です^^;
キャラ達が怖い表情をしながら、見るからに恐ろしそうな武器をブンブン振り回す!!
そのグロな姿に(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル

◆声優陣は・・・
夜知春亮    : 梶裕貴(ロウきゅーぶ!の長谷川昴)
フィア       : 田村ゆかり(ひぐらしの古手梨花)
村正このは   : 茅原実里(ハルヒの長門有希)
上野錐霞    : 喜多村英梨(まどマギの美樹さやか)
人形原黒絵   : 小倉唯(神様のメモ帳のアリス)
サヴェレンティ : 斎藤千和(化物語の戦場ヶ原ひたぎ)
桜参白穂    : 井口裕香(とある魔術の禁書目録のインデックス)
ピーヴィー・バロヲイ : 大原さやか(ARIAのアリシア・フローレンス)
アリス・ビブオーリオ・バスクリッハ :  田中理恵(ガンダムSEEDのラクス・クライン)
他、池田秀一、折笠愛、三石琴乃、阿澄佳奈など。

◆総評・・・
普段は可愛いキャラ達が恐ろしい姿を見せる、この極端すぎるギャップがすごく、そして自分達の呪いを解きたいと願う苦悩はよく描かれていました。
昔のアニメ「妖怪人間べム」を思いだしましたね。
しかしながら、この内容で1クールは無理がありすぎる。
中途半端な感じで終わり当然ながら2期があるよね?と思いつつ、というより2期作らないと「呪うぞ!」と言いたくなるような物足りない内容でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 37

80.9 4 好奇心でラノベ原作なアニメランキング4位
ナイツ&マジック(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (775)
3959人が棚に入れました
凄腕プログラマーにして重度のロボットヲタクの青年が転生したのは、巨大ロボット『幻晶騎士=シルエット無いと』が大地を揺るがす騎士と魔法の異世界だった!?
エルネスティ・エチェバルリアとして生まれ変わった彼は、豊富なメカ知識とプログラマーの才能を活かして、理想のロボット作りをスタート。
だが、その行動が予期せぬ自体に発展して…!?

ロボットヲタクの野望が、異世界を変える!!

声優・キャラクター
高橋李依、大橋彩香、菅原慎介、内匠靖明、興津和幸、伊藤静
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ロボアニメが苦手な私でも最後まで視聴できました!

原作未読。最終話まで視聴。

異世界転生ロボット&魔法アニメ。
舞台設定が”中世”で、”ロボアニメ”なのに”魔法”がある、という設定が面白い。

【はじめに】
私はロボアニメが苦手です。

2足歩行の意味が分からない。(足にダメージ食らったらお終いだよね?)
手に武器を持つ意味が分からない。(そもそも、腕はともかく手の必要性ってありますか?)
顔が存在する意味が分からない。(逆に、顔が必要な理由ってありますか?)

科学的なのか、非科学的なのか、はっきりして欲しいのです。
こんなことが気になって、心地よく視聴できないのです。

ところが、この作品は最後まで視聴できました。
物語の舞台設定を”中世”としている点と、”魔法(魔力)”の概念が取り込まれていて、『科学的?非科学的?』とか、考える必要が無かったためです。

もちろん、それ以前に、物語として面白かったというのが、一番の理由ですけどね!

【物語】
この作品の一番の魅力は、『展開の早さ』だと思う。
しかも、展開が早くても、物語を見失うことが全く無い。

第1話だけでも、時間軸で考えれば、かなりの時間が経過しているのだが、物語を全く見失わない。
このスピード感は、本来ならば、原作未読組を置いてきぼりにしそうな勢いだけど、その心配は全くない。

それは、ナレーションが完璧に補完してくれるから。
ナレーションが物語を過不足なく説明してくれる・・・。
原作未読組に、とても優しい作品だと思いました。

【作画】
ロボのデザイン等に関しては私は良く分からないです(笑)。
ただし、動きはとても良かったと思います。
人物も個性豊かに、魅力的に描かれていたと思います。

【声優】
主人公役の高橋李依さんの演技がとても良かった。
ヒロイン役の大橋彩香さんも良かった。

【音楽】
OP、EDともとても良かった。
OPは作品に勢い与え、EDは主人公に想いを寄せるヒロインの心中を綴った名曲。

【キャラ】
主人公の性格は賛否が分かれるかも。
個人的には、いつでも、どこでも、常に前向きな主人公は高評価です。

ディートリヒ。{netabare}最初の登場で、単なるカマセキャラかと思いきや、最後まで大活躍した{/netabare}好キャラの一人。
味方のキャラを最後まで大切に扱っている点は高評価。

【最後に】
ハーレム物にしなかったのは高評価。
{netabare}アディはエルに、エレオノーラはキッドに、ヘルヴィはエドガーにと、{/netabare}各々がそれぞれに思いを寄せている所がリアル。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 69

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

1話放送直後にコメンタリー特番っていうのは珍しい、かも…? ちょっと駆け足だったかも…?

実はTVでの第1回オンエア直後の時間帯に特番「『ナイツ&マジック』第1話 大事なことなのでもう一度放送しますスペシャル!」というのが放送されていました。

内容的には円盤のオーディオコメンタリー的な内容で、出演は主演の高橋李依さん、山本裕介監督、メカデザインに関わった天神英貴さん(エル君パパのキャストでもある)です。

作品世界観の説明や山本監督、天神さんのロボットやロボアニメへの思い入れなどなかなか良い内容だったので、見損ねたという向きでまだ観られる方はぜひご覧になってみてください。

そしてこの特番中でも名前が挙がりましたがコンセプトデザインに「宮武一貴」という名が!
これは素晴らしいおっさんホイホイ…。

さて、本編の方ですがこれを書いている時点では1話目のみ視聴済みです。原作のライトノベルは未読です。

1話目のツカミは、中々に心踊るものがありました。

プログラマーでロボット好きだった主人公が異世界に転生して、「ロボマニアだからロボに乗りたい&作りたい」という手段と目的がひっくり返ったような動機でシルエットナイト(作中の魔導ロボ)に憧れ、ナイトランナー(ロボの操縦者)を目指すっていう身も蓋もない流れが好みです。

もちろん、これがダメという人もいるとは思いますが。

「魔法とプログラミングが似ている」って話は『魔法科高校の劣等生』でも出てきていましたし、『ゼロから始める魔法の書』の呪文の概念もそんな感じなので、今後は主流になるかもしれませんね。

2017.8.19追記:
夏アニメ7月末時点ベスト10のコメントにも書いた通り、シルエットナイトの開発がPDCAサイクルに沿って行われているのが今風です。それと、エルくんの仕事はあくまでもコンセプトデザインと試作までで、実用機への改良と量産はラボの仕事っていうところも面白いですね。

2017.9.19追記:
全話視聴終了。スタッフ(宮武氏)的にも設定(魔獣がロボットの部品になる)的にもキャラクター(エルくん、オラシオ = ショット・ウェポン)的にも『聖戦士ダンバイン』を連想する点は多々あるのですが、本作の主人公は異世界転移ではなく異世界転生であるため、ダンバインのような世界間の移動は(原作は読んでいませんがおそらく)発生しないのでしょう。

主人公機を1クール内に出して山場を作らなくてはならないため、尺的にはかなり詰めてストーリーを進めた様子は見て取れましたが、それでも原作への興味は持てる内容でした。

2期目が作られることがあれば恐らく観ると思います。面白かったです。

2017.9.21追記:
レビュー内容と鑑賞状況(「観終わった」になっていた)についてメッセージボードでご指摘をいただきましたが、その指摘の通りで本作は全13話です。

というか、次回予告で「サヨナラが僕を呼ぶ!」って言ってたのでもう一回あるのは認識してたはずなのにおかしいな…。ご指摘ありがとうございます。

2017.9.25追記:
全話観終わりました。駆け足気味でしたがキリ良く終わって良かったです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 50
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

好きはクオリティを超える ~なろうの功罪~

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
違うんすよ、夢と浪漫なんすよ(汗)

作品のクオリティとか整合性とかテンプレ感とか厨二感とか行き過ぎたパロとか「どこの幼女戦記?」とか、まあ色々あるのは重々承知です。それは私も不満でしたし。客観的にみて、65点くらいの作品でしょうか。

でも、そんなことよりも、ズバッと胸に突き刺さった、ハイファンタジー感。騎士、ロボ、剣、魔法、戦記、全部大好物なんですもん。しょうがないじゃないですか!(なぜか逆ギレ風)w

この間、あるTV番組でカンニングの竹山さんが言っていました。

「こんなナリした俺が言うのもなんですが、、、恋って、止まらないぜ!」

、、、。

ということで、贔屓で、評価は5です(笑) すごく「好き」なアニメです♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
なんでもかんでもカテゴライズするのは決して良いことではないのだろうが、(あにこれ内では特に悪名高き)「なろう原作アニメ」というのは、もしかしたら、「私達(素人)の安易な妄想を叶えてくれる作品群」なのかもしれないと思った。

(なろう作品の原作はひとつも読んでません。あくまで、アニメ化された作品の中ではということです)

本作を含め、「なろう原作」(とりわけファンタジー)に今のところ共通しているのは、「既成の世界観」+「ワンアイディア」という構成だ。

例えば同期(2017夏)でいくと、「異世界はスマートフォンとともに」も「異世界食堂」も、「指輪物語」や「ダンジョンズ&ドラゴンズ」などから始まり、日本においては「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」、(「ロードス島戦記」)などが広めてきたファンタジーの世界観を「間借り」させてもらっている。そこに、「スマホ」「食堂」という1アイディアを加えたものに過ぎない。本作で言うなら、「プラモデル(技術者+趣味)」であろうか。

既存の世界観を流用するメリットは、「楽だ」という点。これは、「作者が考えるのが」の意味もあるし、「視聴者が受け入れるのが」の意味もある。

勿論、既視感があるというデメリットも大きい。

本作も、「技術者」という色はあるものの、基本的には他のなろう系と同じく、主人公最強系であり、ストレスフリーだ。(一応主人公に努力の描写があり、ハーレムじゃないという違いはあるものの)「じゃあクオリティ的に、異世界スマホと何がどれだけ違うの?」と言われたら、ハッキリは答えられない(異世界スマホは☆2)。

違いは多分、好き嫌い、いや、「自分がどんな妄想をしてきたか」だと思う。私の厨二的要素の根底にあるのは「ガンダム」「銀河英雄伝説」「ロードス島戦記」だ。初めて観た深夜アニメは、「天空のエスカフローネ」。だから、「ロボ」「騎士」「英雄譚」は大好きなのだ。よって、恥ずかしながら本作のような「妄想」をしたこともある。そんな、「自分の妄想」をアニメ化してもらったような、妙な嬉しさを感じながらの視聴だった。

「なろう系」には、良くも悪くも「気軽に観られる底の浅さ」があるように思う。生姜焼きのような親しみやすさと、カプレーゼのように誰でも作れる安易なオシャレ感だ。

勿論、自分には思い付かないような世界観の中で翻弄される楽しみもある。同期なら「メイドインアビス」などはその系統か。でも、AKBが「会いに行けるアイドル」としてヒットしたように、反対方向の良さもあるのだ(別にAKBのファンではないけれどw)。

ただ、☆5ながらもお気に入り棚にならなかったのは、やはり「深み」が足りないからだ。終盤の「ガンダム」「ダンバイン」のパロも不要だった(ギャグならまだしも、熱さをパロで補うのは嫌い)。1期でサクサク進むのも悪くないが、2期をかけて、苦戦や人物描写をじっくりと描いてくれれば、なお良かった。

ということで2期、絶対期待っすよ♪
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
声とキャラデザ、合ってるの? 作画、気合い入ってる。ロボ=騎士 という作風、大好物なんだけど♪ 最近は、「異世界から現実世界に戻りたい」って作品、ないね。みんな、そんなに現実世界に不満があるのかな。

2話目
なんかこう、気持ちが良い方の主人公最強系だね。

3話目
ガンキャノンだねw ディートリヒみたいなキャラが後半に活躍すると、胸熱。

4話目
老兵の嫉妬、しかし、根本にある忠誠心。規格外の天才をどう受け入れるか。

5話目
騎士団の新設とか、胸熱。

6話目
大事な回だね。幼女戦記にも似た回があったな。モビルアーマー作ってるの? サービス回w 鍵も専用機もメリットはあるけど、互換性と汎用性がな。

7話目
ディートリヒ、格好良いな。ラボとも敵対しない、素晴らしい結末。熱いし格好良いな。ナウシカ?

8話目
いつの間にか、みんな中隊長に♪ THE・ファンタジー♪ オリジナル機体は、もっと丁寧に作ってほしかったな。

9話目
う、ウェスタングランドストームだって!? 、、、ダサいw 航空技術は強いよね。鎖で吊るして降下させるあたり、他の技術との整合性がとれてて良いね。ここまでガチガチのロボバトルは、ちょっと違うんだよな~。

10話目
そこにもラブコメか。もうちょい苦戦しても良いな。

11話目
ほとんど、ガルマだな(笑) どんどん新兵器が登場するね。竜型の兵器か、ラスボス?

12話目
いや、ガンダムパロはもういいよ。台詞遊びはいらないかな。戦う動機が、「ロボットを戦場の中心におきたいがために、戦艦をロボットで倒す」は面白い歪み。

13話目
今度はオーラバトラーですか(汗) そういうのはいらんのですよ。いや、ニュータイプの共感とかさぁ。逆シャアもやり過ぎかな。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 42
ページの先頭へ