刀で戦いなおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの刀で戦いな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月01日の時点で一番の刀で戦いなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

65.3 1 刀で戦いなアニメランキング1位
シグルイ(TVアニメ動画)

2007年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (157)
730人が棚に入れました
シグルイ HALF-BOX 虎 【期間限定生産】 寛永6年9月24日、駿河大納言・徳川忠長の一意により、駿府城内で御前試合の十一番勝負が行われた。
通常、御前試合は、無益に剣士の生命を失わせないために、慣例として木剣にて行うこととなっているが、周囲の諌めにも拘らず、今回の御前試合は真剣を用いる事が決定され、二十二名の達人らによる凄惨な殺し合いが幕を開ける。
左腕を缺損している隻腕の剣士・藤木源之助の前に現れた相手は、両目が真横一文字に切り裂かれた盲目・跛足の剣士、伊良子清玄であった。対峙する隻腕と盲目の剣士。両剣士には浅からぬ因縁があった…。

声優・キャラクター
浪川大輔、佐々木望、桑島法子、篠原恵美、加藤精三、堀江美都子、屋良有作、稲葉実、島田敏、小山力也、大林隆介、チョー
ネタバレ

青龍 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「試合は死に合いに通じる。」

【本作の紹介】
本作は、南條範夫の時代小説『駿河城御前試合』の第一話「無明逆流れ」を原作とする山口貴由の漫画が原作。原作は未読。『無限の住人-IMMORTAL-』の浜崎博嗣監督つながりで視聴を開始。

あらすじは、時の将軍秀忠の弟である徳川忠長の命で、真剣を用いた御前試合が行われることとなった(※これ自体はフィクションだが、忠長は奇行が多く28歳で自刃させられている。)。その第一試合は、かつて「濃尾無双」と謳われた剣豪・岩本虎眼が開いた「虎眼流」で同門であった隻腕の剣士・藤木源之助と盲目・跛足の剣士・伊良子清玄であった。

この試合に至るまでの経緯を2話以降で描いていくわけですが、他のレビュアーさんも指摘する通り、途中で終わってます。
また、エログロ注意です。あと、ストーリーを追いかけるのが大変なくらい、視聴者を置き去りにしてどんどん進んでいきます。

ただ、私は武道をやってたんで、秘剣とかいわれるとワクワクしちゃうんですよね。あと、秘剣「無明逆流れ」は、相手との間(距離)が特に重要な技です。武道において間の取り方が重要なので、間を取れないことを「間抜け」というのですが、本作の間の取り方は好きです。そこは間違いなく見せ場。

そして、なんといっても岩本虎眼、他にも山崎九郎右衛門など、とにかくキャラが濃い。色々な意味で必見です(笑)。

江戸時代初期、まだ剣に纏わる戦国時代の狂気がリアルに感じられた頃、その狂気にとりつかれた者たちのお話でしょうか。


【「試合は死に合いに通じる。」】
試合という互いに切磋琢磨するはずの場で、殺し合いになるような激しい感情や行動を導き出すには、江戸時代初期、時代劇という設定が必要だったと思うのです。

合気道の開祖である植芝盛平(1883~1969)は、「試合は死に合いに通じる」(試合をすると殺し合いになりかねない)として、合気道で試合をすることを禁じています。

私は諸先輩方から事あるごとに、口酸っぱくこの話をされて戒めらたのですが、おそらく現代では、解説しないと伝わらない。

どういうことかというと、真面目に日々鍛錬している者ほど、自分の強さにプライドを持っている。しかし、試合で負けると、そのプライドをへし折られることになる。

そして、プライドが高い者ほど、潔く負けを認めない傾向がある。
「試合にはルールがあったから、あいつはルールに助けられただけだ。ルールなしの実戦なら俺の方が強いにきまっている」とか、「あいつはたまたま運が良かっただけだ」とか…
まだ言い訳ですめばいいのですが、挙句の果てには、自分に勝った相手を恨み始め、試合で勝てないもんだから、陰でいじめたり闇討ちしようとしたりする。

試合をすることで恨みや嫉妬が生じ、高いプライドを持つ人ほど、常軌を逸した感情や行動につながる。

ということが特に昔はよくあったので、気軽に試合をするなと戒めているのだと私は解釈しています。

今もそういった感情や行動がなくなったわけではないですが、江戸時代、特に剣の時代であった戦国時代が終わったばかりの頃の人間の剣術にかける意気込みは、現代人のソレとは大きく異なり、怨念ともいうべき常軌を逸した感情を生み出しても不思議ではない。

本作の岩本虎眼は、{netabare}徳川家剣術指南役であった柳生宗矩と試合をして勝ちを譲った。譲られた宗矩は、一計を案じて虎眼が指南役になる道をふさぎ、虎眼はそのことを終生恨むことになる。そのことが、彼の武芸者として高いプライドによって、怨念ともいうべき常軌を逸した感情を生み出したと思うわけです。

また、藤木源之助と伊良子清玄も、道場破りに来た伊良子が藤木と試合したことから始まり、同じ流派の跡取りとしてのライバル関係があって、体の一部を欠損してまで殺し合いを続けている。それは、彼らの武芸者としての高いプライドが、怨念ともいうべき常軌を逸した行動につながっている。

現代から見れば、その怨念は異常でしょうから、それが説得力を持つ江戸時代初期に時代を設定する必要があったと思うわけです。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

非常に狂気的な作風であるが、最後はあっけない

この作品は、南條範夫氏が手掛けた時代小説
『駿河城御前試合』の第一話「無明逆流れ」を、
漫画家である山口貴由氏が独自のアレンジを加えた漫画
がベースとなっている。
視聴後に、原作の存在を知ったため、原作に
関してのコメントはできない。

内容を一行で言い表すと、隻腕の剣士・藤木源之助と
盲目・跛足の剣士、伊良子清玄による
壮絶な果し合いである。

全体を通した感想だが、想像以上に濃い作品であった。
作品のテンポはごゆるりとしている故に、中だるみ
しているのではと感じる場面はあったものの、ここぞ
という時の見せ場はきちんと用意されているため
最後まで完走することが出来た。

特にグロテスクな描写は群を抜いており、耐性のない人
が見ると確実に吐き気を催すレベル。常に勢いよく飛び出すと
いうよりは、緩急がついているものであるため、一般的な
グロアニメとは少しばかし違う。
他の作品で事前に耐性を付けてからの視聴を推奨。

主人公を含む主要メンバーそれぞれに明確な役割が
与えられており、このキャラは不要だと感じたことは
ほとんどなかったように思う。

中でも私が印象に残っているキャラクターはやはり、岩本虎眼。
主人公藤木源之助が所属する道場「虎眼流」の創始者であり、
作中屈指の強キャラ。

中でも特筆すべき点は、精神が不安定なため正気を
保っている状態と、正気でない「曖昧な」状態の2種類を
行ったり来たりしているという生活様式。

正気の状態でも、厳列な性格が目立つ正に暴君。部下の口
を裂いたり、裏切り者には両目を潰すなど容赦ない。
そんな彼が一度曖昧な状態へと変貌したら手の付けようがない。
目が朦朧としている上に、言葉を碌に話せるような状況ではない為
真意をくみ取るのに一苦労。

虎眼で印象に残っているシーンは主に二つ。
一つ目は自らの娘、三重に高弟達が大勢いる中で男女の契りを
無理やり結ばせようとする回。
その際発した台詞「種~~!!」は嫌でも彼女の耳に残ったに
違いない。色々と悟った美恵が自害しようするのは当然
の結果だと言える。鬼畜ここに極まれりといった所か。

二つ目は、伊良子の策略により、正気でも曖昧でもない
「魔神」と化した回。完全に敵味方の区別がついておらず、
近づいた者を排除する殺人マシーンへと変貌していた。
対峙する伊良子もこれにはゾッとする。私もゾッとした。
そこからしばらくして始まる伊良子と魔神虎眼の死闘は圧巻。
演出の良さも相まって完全に見とれていた。機会があれば
また見てみたいものだ。

一番のネックは、最後が中途半端な所で終わったことだろうか。
あの展開から、どうすれば1話に続いていくのかが明らかに
されていないのは致命的だ。まあ、原作を読むための配慮と考えれば
理解はできるが、納得することはできなかった。
言い換えれば、その部分以外に大きな不満はなかったので
惜しい作品だと感じた。

余りにも強烈な作風であったため、気になってしまい、
色々調べていたのだが、どうやらかなりの脚色が
なされていたようだ。見ていて、癖の強いアニメだなーとは
薄々感じていたのだが、これではっきりした。
駿河城御前試合を読むときは、そういった部分に配慮しなければ。

流石に誰にでも勧められる作品ではないが、こういった作風を
好む方、グロテスクな描写を好む方には一度視聴してみては
いかがだろうか。個人的には良作だと思う。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9
ネタバレ

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

物語の体裁が整っていない事を除けば名作だと思う

面白かっただけに、ラストが残念です。
{netabare}
 正直、ラストは御前試合のシーンへ戻るのかなと予想してたんですよね。
私的には藤木と伊良子の因縁を描き切っての御前試合へ場面が戻るのであるならば、別に御前試合の決着は表現しなくても名作足り得ると思いながら観てたもんで。そういう昔の映画みたいな作りもアリだったとは思うんです。
物語としては似てないけど大菩薩峠なんて1作目そんな感じでしたしね。
 かなり好意的にこの作品観てたもんで、流石に藤木の腕と伊良子の脚が落ちた件が描かれずに終わっちゃうのは流石に物語としては駄目かなと。

 ただそこを除けけば、描き方によっては滑稽にもなりかねない"秘剣"という超人的な技への開眼とかも「おぉ」と思わせるものも有りますし。伊良子のあの首を傾げた珍妙な構えもソレに至った経緯が描かれてましたし。
虎眼という魔神の如き剣客の異常さもミステリアスでとても魅力的。
正直、三重が伊良子に心変わりしたトコは ん? とは一瞬思いましたけど女性にとっての貞操というものの部分に関わる感情は無粋なオッサンの私には判らないですしね。
{/netabare}

個人的には一話から最終話までゾクゾクしっぱなしで、1クールの中身的には私は中弛みは全く感じませんでした。

ただ他のレビュワーの方も描かれている通り、やはりこの終わり方は無いと思う。
直近の作品で言えば"ギャングスタ"の最終話と同じと思って頂いていいかと(汗)
まぁあれは訳アリなんですが・・・

 ですが、この映像美は見て損は無いんじゃないかと。
エロスとグロテスクをR15指定とは言えTVアニメとしてここまで表現してる事は良し悪しは別として価値あるモノと思うし、私は魅せられましたです。
直接的に見せずとも、ある意味AVよりも煽情的だし演出の下手なゴア映画よりはるかに強烈な印象を抱かせるこの作品は日本のアニメの方向性の一つかなと。

 エログロが大丈夫な方は、物語としての完成度は別として観た方がいいと思います。ヌルくは無いので要注意ですが・・・
私的には最終話で物語の一つの終着点が示されていたならば、4.5以上付けたかった作品でした。

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最期まで観て精神的に来るテクノライズとはちと違う路線ですが、画面から臭い立つ嫌な感じは同レベルすね。まだ2話までしか観てないですが堪らず書いてしまいました。スイマセン(滝汗)
こんなアニメも有ったんだと言う不思議な感覚です。

お勧めはしませんw

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10

67.4 2 刀で戦いなアニメランキング2位
八犬伝ー東方八犬異聞ー(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (416)
2354人が棚に入れました
5年前、突然謎の疫病が広がり、大塚村は周囲の村々に飛び火するのを防ぐために焼き尽くされることになった。
信乃、荘介、浜路の3人は生き残り、村はずれの教会に保護されて静かに暮らしていた。
事件以来、信乃は年を取らなくなり、荘介は犬に変身するという特殊な能力を持つようになっていた。
ネタバレ

千秋 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ストーリーはわかりづらいけど面白い。

全13話

ファンタジー

特殊な力を持つ主人公・信乃は13歳の少年の見た目のまま成長しない。中身は18歳。
普段はカラスのムラサメ・妖刀を右腕に宿している。

八犬伝といえば伝奇小説ですが、これはどんな話だろう。
8個の玉と持ち主を探し出し願いを叶える?フセ姫はあまり登場してなかったので、どんな話にしていくのか今一つつかめませんでしたが面白かったです。
1期では登場人物と現状をご丁寧に見せてもらったという感じであまり進んでないような。
人外生物、妖怪とか?にも思いがあるというのが描かれていてところどころグッときました。
主人公は普通…死を前にした人間かも?の人間や妖怪?や何かの思いに影響する力があるようです。

更に、この1期では、登場人物が多すぎて名前も苗字や下の名前で呼んだり、非常に覚えづらいのが難点。相関図を見ないでただ見ていたので終盤まで中々、関係性が掴めませんでした。
それに多分まだ{netabare} 2犬登場していない。八犬のうち、5犬までが揃います。もう一犬登場したけど仲間だと気づいてない。 {/netabare}

2期ではフセ姫が残した怨念が関わっていくのか?ムラサメと言う怪物をうちに抱えてしまった主人公と、人外生物になってしまった周囲が今後どうなっていくのか楽しみです。

ここからはただの各話内容と、あらすじのみです。
[1話]
{netabare} 尾崎家のゴコ(五狐)が来たけどムラサメで退けてしまう。これ以上関わると危ないから健太に2度と来るなという。蜘蛛の妖怪に捕まる健太。駆けつけるシノとソウスケ。 {/netabare}
[2話]
{netabare} 狐の家に拉致されたハマジ、一緒にいる尾崎。しょうげつ院の協会に連れてかれそうになったシノたちの後見人として面倒を見ると申し出たしじゅうしん家のサトミリオ。黒いマリモの正体は何でしょう。鬼は人の心が作る物で妖を喰らう。黒髪の鬼が寺に捕まってる。ムラサメの代償としてシノは年をとらず寿命を全うできない。ソウスケは当時の記憶がほとんどない。人になつかない大きい犬をなでることができたソウスケ。ソウスケには犬が何匹も懐いて集ってくる。捕まってる鬼はゲンパチ。坊さんの耳に虫が入り込んでる。怖い。 {/netabare}
[3話]
{netabare} ゲンパチは亡・ヌイという女性に会いたい。サトミに3人は助けられていた。ソウの「儀」とシノの「孝」の玉。他に6個計8個。フセ姫と8人の若者に由来する、その持ち主と玉を捜せと。鬼に変身したゲンパチはシノとソウスケの元へ。しょうげつ院に襲われ川に落ちる3人。 {/netabare}
[4話]
{netabare} 学校へ行く事になったハマジ。黒マリモに助けられる3人。ゲンパチの弟分ヌイの弟・コブンゴの所へ。幸の日に鬼となり死ねない体になったこの2人も玉の持ち主。院の人が攻めに来た。妾の子、尾崎はハマジの事が好き。ハマジの顔に傷つけた院・義兄を倒す。 {/netabare}
[5話]
{netabare} シノたちを救ったのはサトミ。院は今後は大人しいはず。ソウスケはサクの日は眠い。院の大蛇チカゲ(ヒビキ)の加護を受ける少女・ミズキアヤネ。アヤネとハマジは友人になり灯篭流しへ。 {/netabare}
[6話]
{netabare} 玉を落とし山神の猿に会うシノ。追いかけるソウスケ、ゲンパチ、コブンゴ。山をシノたちが離れることを寂しがる猿。病に罹っている可能性ありと捕まる4人。アサケノがソウスケに以前殺されたと切りかかる。 {/netabare}
[7話]
{netabare} アサケノに殺されかけるソウスケ。アザが八犬に共通するみたい。村人と山に入るシノ、アサケノたち5人。守るべき物が無いと猿神暴走し人間殺す。先生が子供の頃に猿神様に名前つけてて会いに来たら暴走止まった。神様も一人で寂しかったんだ。 {/netabare}
[8話]
{netabare} 山で遭難しかけた少年・犬山ドウセスがユキに助けられる。列車で旅立つ4人はドウセスと知り合う。ユキはドウセスを救う為に声を失った。以前、雪姫にシノも森で遭難しかかったとこ助けられた。むつき?って誰。 {/netabare}
[9話]
{netabare} ハマジは医者になりたい、寮に入る事に。寮に届け物をしにいったシノは人形の幽霊を見て気絶。ケノ、ソウスケ、シノは確かめに行くが人形の幽霊はヌイグルミで寮の違反者を取り締まるためにいるような・・・。正体はハマジの同室と思ってたスズでヌイグルミだった。゚+(。ノдヽ。)゚+。シノが早く友達が出来るよう願ったから現れたみたい。 {/netabare}
[10話]
{netabare} シノが協会で会ったお姉さん・コハクに神のご加護を。ココノエって髪の長いお姉さん夜叉姫の心臓がケノの中に。ケノは心臓をとられても生きていた少年。コハク病気で今にも死にそう。金色の目をくれたら、望みを叶えると、ソウスケにそっくりの人外のものに言われる。ムラサメはソウスケの影だという。強く願えばそれは必ず叶うとシノが言ったと影は言う。ソウスケの欠けた魂の半分だと。 {/netabare}
11話
{netabare} ここまで玉一個も見付かってないけどええのんか。コハクの宿の主人に銃を撃たれ死にそうなシノ。撃ったやつを丸ごと食ったムラサメ。脈もなかったけど生き返った。ムラサメがシノの中で大きくなっている。足りなくてサトミを少し喰うムラサメ。 {/netabare}
12話
{netabare} コハクが女の人食べちゃった。目と引き換えに人外のものになった。シノが見た目18歳に急に一時的に成長した。シノがコハクを殺してあげた。 {/netabare}
13話
{netabare} ケノの心臓もコハクの目も必要な物だから貰った。ソウスケの影が光になろうとしてる。上下関係教えるのに小遣いなしが一番だね、シノ。フセ姫が誰だかよくわからなかった。寺の誰かみたい。文字が書いてある玉を手のひらに握って生まれてきた八犬。 {/netabare}

あらすじ
{netabare} 5年前、突然謎の疫病が広がり、大塚村は周囲の村々に飛び火するのを防ぐために焼き尽くされることになった。 信乃、荘介、浜路の3人は生き残り、村はずれの教会に保護されて静かに暮らしていた。 事件以来、信乃は年を取らなくなり、荘介は犬に変身するという特殊な能力を持つようになっていた。 {/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

世界観と微BLを乗り越えて楽しみました

里見八犬伝をモチーフにした妖退治モノっぽいです。

歴史・伝記モノには興味あるんで観てみました。
ブレイブ10くらいのライトな作品なら観ようかと思ってますがどうでしょうか…。

作画や雰囲気は案の定、
緋色の欠片や薄桜鬼っぽくて女性向きの印象で男性には敷居がありそうです。
また絵自体は綺麗なんですが、構図が単純すぎて面白味が無いように思います。

世界観は、なんか想像と違っててよく分からなかったです。
里見八犬伝の時代&地域かと思ってたんですが、
基本みなさん洋服で、詰め襟 ポロシャツ Tシャツ トレーナー色々取り揃えてて
汽車走ってるし まばらに電線あるし 子供はバンドエイド貼付けてるし
家は茅葺きだったり洒落た洋館だったり欧州でしか見かけない様な吹抜けの聖堂があったり…
私は何処に連れて来られちゃったんでしょうか?
納得行かんけど大正昭和初期あたりの日本かな?オリジナル異世界?

↓※1話目の雑なあらすじ メモなんで見ないでもいいヤツ
{netabare}
どうやら主人公達は全滅した村の出身者で村の人に忌まれて森でひっそり暮らしている様です。
ごちゃごちゃっと説明っぽいものをEDテロップと同時にやるから気が散って良く分かんなかったけど、ほかにも勢力があってそこに女の子が一人連れ去られたみたいです。
{/netabare}

※2話感想{netabare}
うわー優男増殖したー。苦手分野です。
結局誘拐された女の子何でもなかったです。前回の引きは何だったんでしょうか。
都会に来るためだけに用意された感じです。
人物紹介回ですかねストーリーは来週から動き出しそう。

世界観は相変わらずですね…
これは里見八犬伝と切り離さないといかんね。
やはり大正昭和初期っぽいんだけど、町並みは当時の中国っぽいですし(孫文先生出てきそう)、東京タワーみたいなのあるしねー、ツジツマ合わないの嫌なので個人的には異空間としておきます。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
やっとストーリーが動き出しました。
犬士集め始まりそうでしたが、クソ坊主のせいで川へドボン。
多分辿り着いた岸で鬼といきさつ話すのではないかと。

まだクソ坊主の真意も不明です。単純に鬼を捕らえ殺そうとしたわけではなさそう。
ただし、なんとも判りやすいストレートな悪者です。
もうちょいオブラートに包んだ悪の方が面白味出ると思うのですが。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
世界観と微BLのハードルさえ越えれば何とか見られそう。
ストーリーとしては悪くはないね。
浜路ちゃんの顔に傷付けちゃった使い魔のせいで、
尾崎の逆鱗に触れてクソ坊主は死んじゃったみたい。
もっと違う悪い事いっぱいしてそうなんですが…。

分かり易い敵が居なくなりましたので妖退治にシフトしていくのかな?
ラストシーン、半裸で主人公を見初めていましたが、ギャグだよね?
そういう展開になったら無理だから。
{/netabare}

※5話感想{netabare}
屋敷の奥で他との交わりを避け土地神に護られた少女とお友達になるお話でした。

この屋敷って驚くほど広かったんですね。
今回は繊細な展開でしたが彼女が今後どう絡んでくるかが物語の鍵なのかな?
クソ坊主の死亡(行方不明?)により物語の方向が判らなくなりましたが、
次の展開に期待しています。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
新しい展開に入り謎が散りばめられ膨らんでいきそうです。
憎しみを買っている様ですが荘介と彼(彼女?)との関わりは?
山や村の秘密は? 玉の行方は? 大猿は? あれは金塊?

ミステリー好きにはなかなか良い展開ですね。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
ミステリーって程の内容になりませんでしたね。
既視感があるちょっと切ない話になりました。
なんか観たことあるんだけどな、どこで観たんだっけかなー?

村人死んじゃったり嵐起こしちゃったりあの村は大変でしょうが、
何だか爽やかに村を去りましたね。
あの美女軍団はまた絡んできそうです。
そしてあの男女は結局どっちなんだろうか?
{/netabare}

※8話感想{netabare}
結構良い話だったんですが、道節はなぜあの格好で雪山に入ったんでしょうか?
妹さんは浜路に似ているような…。今後絡んできそうです。

それにしてもこのアニメに出てくる坊さんはみんな不憫ですね。
なんだかんだで八犬士登場した様です。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
ここに来て学園ものが始まり1クールで収まり付くのか分かりませんが、
不思議で優しく切ない良い話で少しほろっとさせてくれました。
ココ数話こういうのが続いてますが個人的には好きなのでOKです。

あれ?そういえばいつの間に毛野達一緒に住んでるの?
村雨も窓に挟まったままじゃないかな?
{/netabare}

※10,11話感想{netabare}
希望や出口のない救いようのない話でした。
琥珀さん慰みの言葉はありましたが
生きていた意義を見出せないまま信乃の手で逝ってしまったようです。
信乃の心の中には居るのでしょうが、あんまりです。
{/netabare}

※12話感想{netabare}
どうやら里見八犬伝の転生した人達のお話のようです。
かといって世界観には納得したわけではありませんけどね。
一つ謎は明かされましたが中途半端な所で終わりました。
区切りが良いとも言えず、続きを観てみないと評価しづらいです。

最終回に出てきたお姉さんは好みでしたのでもう少し観たかった…。
もう少し序盤に出てきてくれたら見る目が変わっていたかも知れません。

そんなに印象深く観ていたわけではないので夏まで記憶が持つのか心配です。
{/netabare}
なんだかんだで観てしまいました。
2期も多分何だかんだで観ると思います。
オススメとまでは言えませんが、微BLな所もある作風が大丈夫な方は
それなりに楽しめる作品だと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 21
ネタバレ

Etzali さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

2期で物語は進むのでしょうか?

(2013.1/11 1話:境界)
「通称:八犬伝」未読。

{netabare}八犬伝を拝読してないと分からないかな?
動物が喋るし、人間だと思ってたのが動物になる始末。

冒頭の台詞は、どういうことなんでしょう?{/netabare}


(2013.1/19 2話:人鬼)
{netabare}BGMがLAST EXILEやコードギアスなどで有名な黒石ひとみ(hitomi)さんなんですね!

物語に関しては、まだまだ分からない事だらけ…(゚д゚)

四獣神家や、シノと里美の関係さらにはシノと犬飼に共通してある刺繍は何なのか?
とりあえず気になるので続けて観ます。{/netabare}


(2013.1/27 3話:鬼追)
{netabare}1話冒頭での台詞は、シノと里美のやり取りだったのな。
里美から八玉を集めるようにと聴いた時は…EDさんに分けてやって下さいよ、ホントに(w_-; ウゥ・・{/netabare}


(2013.2/4 4話:帰郷)
{netabare}死に際に里美が表れると、その人は生き残る事ができる?
コメディパートが今の所多めなので、そろそろ切り替えてほしいかも…{/netabare}


(2013.2/9 5話:加護)
{netabare}加護ではなく、その子の枷になってしまっていた。というか外に出られたのなら加護はもう必要ないんじゃないか?
話の展開が遅いですが、2クール作品なんですかね?
八玉の内、(鬼の兄弟も含めて)4つしか集まってないけど大丈夫か?{/netabare}


(2013.2/17 6話:外待)
{netabare}スキンヘッドで眼鏡はオネエって相場が決まってるんか。
オネエ、檜山さんかwww

荘介は人殺しで毛野の全てを奪った男?
「義」玉を失った荘介の過去に迫る?{/netabare}


(2013.2/23 7話:約束)
{netabare}「みんな、荘介の善人面に騙されやがって」
花形の痣を持つ者達が着々と集まり、それに伴って八玉も集まりつつある。
それは何を意味するんだろう?

変わるのは人だけ…{/netabare}


(2013.3/2 8話:邂逅)
{netabare}「だから…生きて側に居てやりたい。」
「見てみたいよな、真夏に降る雪。」
道節は浜路の兄? その道節に憑く雪姫はシノにとっての邂逅。
約束それは、いつか会いに行くよ…{/netabare}


(2013.3/10 9話:番人)
{netabare}荘介、料理上手!(=^▽^=)
現八さん私、ドン(ヤギ)のぬいぐるみが欲しいですww

「つよくて、やさしいおともだち~♪さびしがりやの、あなたのほしいもの~♪」

信乃の願いが番人に届いた結果なんですね。{/netabare}


(2013.3/16 10話:孤影)
{netabare}毛野の大切な人を奪った男が街に!? 毛野の心臓は夜叉姫の心臓。夜叉姫は妖怪だから心の蔵を失っても生きていられるのか…

信乃の「強く願えば必ず叶う」の言葉を受けてその男は何を願ったのか?{/netabare}


(2013.3/23 11話:現身)
{netabare}小文吾、今更気づいたのかwww
お前こそ何をしている、買い物なら他の者に行かせればいいだろww

あぁ、EDさん玉探しなら順調ですよww

何あれ!?村雨の真の姿なのか?

急に信乃が成長したのは、村雨と何か関係が?{/netabare}


(2013.3/30 12話:代償)
{netabare}金色の瞳をヤツに与えてしまった「代償」が枯渇?
血に飢える身体となってしまった琥珀。

天使と悪魔は表裏一体の存在…

生きる意味、死ぬ意味も忘れた。その事が琥珀の代償なのか。
たった一人の温もりを得ることができたなら、こうはならなかったのに。{/netabare}

(2013.4/6 13話:宿縁)
{netabare}村雨:「菓子ぃ~」さすが岡本さん、甘いモノ好きですねwww
謎の男は、荘介の影。だとしたら本当の荘介は、幼い頃の記憶を失くしてはいない?

音楽は、黒石ひとみさんなだけあって壮大で透明感のある物なんだけど、EDの映像と合ってない気がする…{/netabare}

2期決定してますが、観るかと言われたら微妙ですね^^;
とは言いつつ何だかんだで観てしまいそうですが。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8

68.5 3 刀で戦いなアニメランキング3位
SAMURAI7_サムライセブン(TVアニメ動画)

2004年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (332)
1960人が棚に入れました
人類は数々の大戦を経て、機械化文明と農耕文明が入り混じった混沌とした時代にあった。大戦が終了してしばらく後の事、コメの刈り取りの時期に現れては村を襲い、コメを略奪する野伏せり(のぶせり)を撃退すべく、神無(かんな)村は密かにサムライを雇う事を計画する。村の水分り(みくまり)の巫女であるキララは自ら願い出てサムライを探しに、都の虹雅渓(こうがきょう)へ出る。

高田屋 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

誰かが死ぬ、生きるために

機械と農業が混じった不思議な世界。長く続いた戦争でサムライ達はその身を機械に窶してまで戦い続けた。時代は移ろい商人の時代。野伏せりへと身を落としたサムライ達は生きるために村々を襲い、農民は生きるため侍を雇って野伏せりを追い払うことを決意する・・・
黒澤明監督の七人の侍が原作、原作視聴済みですが世界観を変えながら、かなり原作に沿った作りになっています。

※カッコ内は原作名。
文武両道のリーダー各、島田カンベエ(勘兵衛)
伊達男の槍使いシチロージ(七郎次)
双剣の達人キュウゾウ(久蔵)
サムライの心をもつ機械の元農民、キクチヨ(菊千代)
総髪の迷える若者、岡本カツシロウ(勝四郎)
機械のエキスパート林田ヘイハチ(平八)
大道芸に身をやつした片山ゴロベエ(五郎兵衛)

戦場で死ぬこと、主君のために死ぬこと。己の道を全うすること。生きること・・・
それぞれの7人のサムライの生き様、逝き様をその目に焼き付けてください。

「誰が先に死ぬか、それだけのことだ。生きてもらうぞもう少しだけな」
総毛立つとはこのことだ!!

天主(あまぬし)と農民、侍と機械。善悪のはっきりと分かれた勧善懲悪の世界感、日本人の米への憧れ、農耕文化。武士道。色んなものが詰まっていて本気でテンションがあがります。機械とサムライの世界で消え行く心が粋すぎる。ただし26話は少し長すぎる気も、原作+αの部分や戦いが始まるまではややだらける部分もありますが、それを補って余りあるスタイリッシュな殺陣は必見です。
七人の侍公開から50周年を記念して作られた本作。原作の映画界へ与えた衝撃を考えるとどれだけの重圧でしょうか。その分本作への意気込みを感じられます。

視聴した方にはぜひ聞いてみたい、貴方はどの逝き様に惚れますか?


***以下雑談


・・
・・・はい、そろそろ我慢できないので暴走します。
かっこええええええと叫び声あげたくなりますwww
単純に男として憧れる、切った張ったの大立ち回り。テンション上がらない筈が無い。逆に女性や海外の方はこの作品を見てどのような感想を持つのでしょうか。
原作は海外で絶大な人気と知名度を誇る作品。スピルバーグやジョージ・ルーカスさえ原作の影響を受けているといわれています。少なくともクールジャパンのイメージを広げてくれる、世界に誇る日本の文化として世界に発信できる作品ではないでしょうか。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 18
ネタバレ

セレナーデ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

アレンジ作品としての分別をキチンとわきまえた

かの名作をアニメ化したドサクサにアレンジもしてみましたよ。ということで、原作で食い足りなかった部分を何気に補ったりしてくれたのは、うれしいですね。原作では数人の侍の掘り下げがいまいちで、ちと歯ごたえに寂しいところがありましたが、こちらは2クール放映という尺に物言わせてしっかり熟成、バックボーンや性格の添加によりそれぞれのキャラに格差なく輝きを与えております。特に七郎次は{netabare}最後まで生き残ってた分{/netabare}、掘り下げが甘く影が薄くなっていましたが、本作ではなかなか隅に置けないヤツになってますね。おまけにどこか課長のような哀愁を漂わせていた風貌もどこへやら、見た目も中身もすっかり色男に。

もひとつうれしかったのは、戦に身を投じる侍たちの動機をいじらなかったこと。野伏せりの背景に権謀術数を絡ませて物語のスケールアップ化を図ってるんですが、そのスケールアップに引っ張られず、侍たちは「一村を救う」という目的をブレずに貫いて行動させています。変に「世界を救う」などと動機を肥大化させないことで、別作品と化す危険性や、卑小な一村に命を懸ける侍たちの崇高さや尊さを失う失態をしっかり避けれてるんですね。

あれやこれやのエピソードの追加で大胆に肉付けしたり、それこそキャラクターや世界観に冒険的な加工を施したりはしているものの、核となるプロットやキャラクターの基本的な行動原理は原作に忠実であろうという意思はしっかり感じられて、アレンジ作品としての分別をキチンとわきまえたシナリオコントロールとして大変よろしいものではないかと思います。

作画も悪くないですね。安定はしませんが、力の入ったときなんかは、切れのあるアクションやスピード感のある剣さばきを披露してます。肉体の機械化が浸透してる世界観を活かして、できるだけ血を描かずに済ませてるのはNHKらしい配慮です。

ただまあ、ネチっこい話をすると、勘兵衛らの活躍が世間から認知・評価されるというシナリオは、さっきの崇高さや尊さを削ってたような気がしないでもないですけどね。名声名誉に縁のない戦いだからこそ、エンディングで虚しさを秘めた余韻を呼ぶわけですから。まあ、さして後味に影響はなかったけども。

『SAMURAI7』、アレンジ作品としてオリジナルの名に恥じぬ、手堅く仕上がった良作でございました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4
ネタバレ

こめった さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

米が喰いたぁ〜い!!!

物語の内訳(平均計算:.2や.7までは切りさげ、.3~や.8~は切り上げ)
ストーリー:3.5/構成:3.0/世界観:4.0/キャラ:3.0/テーマ性:3.5
平均3.4、よって物語3.5

本作は黒澤明監督作品『7人の侍』の放映50周年を記念して作られた当該作品のオマージュである。『7人の侍』は冷戦期の構図である白黒方式で、勧善懲悪を是とする非常にシンプルなストーリーラインで究極なエンターテイメント作品とも言える作品である。そして、本作『SAMURAI 7』は基本的には勧善懲悪を踏襲しつつも、ソ連崩壊後の構図である相対化方式(アニメではガンダム以降、このような作品が増えた)も盛り込み(商人の存在など)、より現代的なテイストに仕上がっている。

念頭に置いている時代背景は、『7人の侍』では安土桃山時代だったのに対して、本作では元禄前後以降の江戸時代、刀ではなく算盤を重宝するようになった時代である。そのような時代のなかで、「武士道とは何か」という命題はとても映える。しかし、その中心となる(はずの)カツシロウの扱いは些か雑だったと思える。ただ「侍」の美学に魅せられ、戦の本質を知っていく過程しか描かれない。武士道とは死ぬことだ、生きることだ、みたいなセリフはあるけれど、表層だけで武士道の本質を突く表現はなかったように思える。『7人の侍』もだが、そもそも本作品は「農民のため」という下へのベクトルが強く働く作品である。しかし、武士道を語るとき「主君のため」という上へのベクトルがあって然るべきだろう。時代を江戸期にしたことで、「侍とは」、「武士道とは」とより哲学チックな描き方ができたはずだが、『7人の侍』のオマージュであるが故にそれも中途半端になってしまった。

{netabare} 物語の展開は『7人の侍』を踏襲する前半部分(侍集め、戦準備、野伏せりとの戦)は楽しめた。しかし、アニメオリジナルの後半部分に入った途端、その勢いも急激に衰えてしまった。特に、天主(前天主及びウキョウ)の有能説(実際にはまったくそんなことはない)、侍の機械化(最終決戦では多勢の機械に小数に人間で挑むが、人間がそれだけ戦えたら、そもそも機械化する必要ある?)、キララの恋模様などは残念の一言。{/netabare}

本作を見る時間あったら、『7人の侍』や『荒野の7人』、『スターウォーズ』なんかを見た方がいいんじゃないだろうか。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

63.1 4 刀で戦いなアニメランキング4位
とらいあんぐるハート 〜Sweet Songs Forever〜(OVA)

2003年7月24日
★★★★☆ 3.6 (14)
81人が棚に入れました
ある日、英国のクリステラソングスクールに、一通の脅迫状が届いた。脅迫状には"ティオレ・クリステラの最後の遺産"と書かれていた。ティオレの娘でありスクールの校長でもあるフィアッセは、身の危険を感じてプロのボディガードであるエリス・マクレーガンに護衛を依頼。さらにフィアッセは、香港で特殊部隊を相手に訓練しているという恭也と美由希とも連絡をとる…。

Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

フツーのアクションアニメ

エロゲー原作で、題名で引いてしまいそうだが、エロ要素なし、魔法なしのアクションアニメ。
香港の警備会社に所属する美由希と恭也が脅迫を受けた旧友フィアッセの警備を任される。
遺産の鍵をめぐってのガンアクション・刀アクションで事件を解決する。
「魔法少女リリカルなのは」に登場する喫茶店「翠屋」の話は、ストーリーにあまり関係ないが、アクションの緊迫感をほぐす役割をしている。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 0

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

魔法少女リリカルなのはの原作となる作品

「とらいあんぐるハート3」といえば「魔法少女リリカルはのは」の原作となる作品で本作では恭也や美由希が主役となってるけど、
内容は全4話と短いですが馴染みの有るキャラが出てるのもあって個人的には楽しめましたし、
それとKOTOKOさんの歌うOP曲も非常に良かったです。

【評価】

70点・3B級

投稿 : 2024/06/01
♥ : 0

LP PULL さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

あれは、なのはではない

『魔法少女リリカル☆なのは』の高町なのはが出るから観たが……あれは、なのはではない。

声と作画が違う。
私と同じ動機で観たら確実に失敗する。


評価できるところ
なのはの家族は凄いやつらだとわかった。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 0
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