人見知りで癒しなおすすめアニメランキング 14

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの人見知りで癒しな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月10日の時点で一番の人見知りで癒しなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

84.5 1 人見知りで癒しなアニメランキング1位
ご注文はうさぎですか?(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (2387)
11804人が棚に入れました
高校入学を機に木組みの家と石畳の街に引っ越してきたココア。下宿先を探して道に迷う途中、ラビットハウスという名の喫茶店を発見する。その名前からうさぎだらけの喫茶店に違いないと思い店に入ると、そこにはチノという店員の少女と、ティッピーといううさぎがいた。そこで休憩がてら下宿先の場所を尋ねると、なんとこの店こそが探していた自分の下宿先であった。そしてココアは、お世話になる家に奉仕をするという高校の方針により、ラビットハウスの店員として、そしてチノの“自称”姉として働くことになるのであった。

声優・キャラクター
佐倉綾音、水瀬いのり、種田梨沙、佐藤聡美、内田真礼、徳井青空、村川梨衣、早見沙織、清川元夢、速水奨

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ご注文はうさぎですか?? 放送開始記念 第12羽「君のためなら寝坊する」視聴。

この春から高校に通うべく新しい街にやってきたココア。
道に迷って偶然に喫茶ラビットハウスに入るが、実はそこが彼女が住み込むことになっていた喫茶店だった。
ちっちゃくてクールなチノ、軍人気質なリゼ、おっとり和風な千夜、気品あふれる庶民派シャロと全方位的なかわいさの登場人物に、チノの同級生マヤ&メグ、常連客の青山ブルーマウンテン先生も加わって、ラビットハウスは今日もすべてがかわいい!

第1羽「ひと目で尋常でないもふもふだと見抜いたよ」
この春から高校に通うべく新しい街にやってきたココア。
道に迷って偶然に喫茶ラビットハウスに入るが、実はそこが彼女が住み込むことになっていた喫茶店だった。
ラビットハウスの一人娘・チノ、アルバイトのリゼともすぐに打ち解け、ココアの賑やかな新生活が始まる。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
佐倉綾音、水瀬いのり、種田梨沙

第2羽「小麦を愛した少女と小豆に愛された少女」
新しい学校への登校中にココアは和服の女の子千夜と出会う。
和菓子に奇抜な名前をつける趣味を持っていたり、通う高校が同じだったりする千夜とすぐに打ち解けたココアは、早速休日にチノ、リゼと共にパン作りを始める。

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速水奨、佐倉綾音、佐藤聡美

第3羽「初めて酔った日の事憶えてる? 自分の家でキャンプファイヤーしようとしたわよね」
カップを買いにきたココアたちは、リゼの学校の後輩で、千夜と幼なじみのシャロと出会う。
そんな中シャロがいかがわしい店で働いているのではないかと心配する千夜のため、ココアたちはシャロのバイト先に潜入することに。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
佐藤聡美、内田真礼、種田梨沙

第4羽「ラッキーアイテムは野菜と罪と罰」
カフェ・ド・マンシーというコーヒー占いを見たココアは、チノにやり方を教えてもらいチノ・リゼ・ティッピーの運勢を占う。
その後なぜかココアの身に次々と不幸な事が起こっていき…。

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速水奨、佐倉綾音、水瀬いのり

第5羽「ココアと悪意なき殺意」
学校の球技大会のために千夜と練習をするというココアは、なぜか浮かない顔をしながら先にバイトを上がって公園に向かう。
バドミントンの練習のために遅れて公園に行ったチノとリゼは、広場で倒れているココアと千夜を発見する。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
水瀬いのり、種田梨沙、佐藤聡美

第6羽「お話をするお話」
ココアが帰宅するとチノの同級生、マヤとメグがラビットハウスの制服姿で店の手伝いをしていた。
マヤとメグはすぐにココアやリゼとも仲良くなるが、それを見ていたチノはなぜかもやもやする気持ちを抱き始める。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、水瀬いのり、徳井青空、村川梨衣

第7羽「Call Me Sister」
チノの様子が普段と違うことに気付いたリゼ。
ココアに聞いてみると、チノが楽しみにしていたパズルをほぼ完成させてしまったのが原因だった。
姉失格だとショックを受けたココアは店を飛び出してしまい…。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
水瀬いのり、内田真礼、村川梨衣

第8羽「プールに濡れて 雨に濡れて涙に濡れて」
温泉プールに遊びに来たココア達は、シャロがリゼに泳ぎ方を教えたり、息止め勝負をしたりとプールを満喫していた。
そんな中チノと千夜はチェスを始めるが、その勝負の先に待ち受けるものとは!?

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、種田梨沙、内田真礼

第9羽「青山スランプマウンテン」
チノが歩いて帰っていると、公園の方から原稿用紙で作られた紙飛行機が飛んできた。
その紙飛行機は小説家の仕事を辞めたという青山ブルーマウンテンのもので、チノはそんな彼女をラビットハウスに連れてくる。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
佐倉綾音、種田梨沙、早見沙織

第10羽「対お姉ちゃん用決戦部隊、通称チマメ隊」
千夜の家でテスト前の勉強合宿をしているココアがラビットハウスにいないある日、マヤとメグがチノの家にお泊りに来る。
店の手伝いをするチノ・マヤ・メグを見たリゼは3人合わせて「チマメ」と命名する。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、水瀬いのり、徳井青空、村川梨衣

第11羽「少女は赤い外套を纏いウサギを駆りて聖夜の空を行く」
クリスマスマーケットでの買い物中に、ココア達はクリスマスパーティーの計画を立てる。
そしてクリスマス当日、ココア達にマヤ、メグ、青山さんも加わり賑やかなクリスマスパーティーが始まる。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
佐倉綾音、種田梨沙、徳井青空、村川梨衣

第12羽「君のためなら寝坊する」
登校中にココアの異変に気付いたチノ。
ココアは高熱で、リゼや千夜がお見舞いに来てくれたがなかなか熱が下がらなかった。
夜になって切れてしまった風邪薬を求めチノは一人で雪道に出ていく…。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、佐倉綾音、佐藤聡美、早見沙織

【アニメキャラの魅力】ラビットハウスの小さなバリスタ「香風智乃」の魅力とは?
ラビットハウスの一人娘「チノ」。本名は「香風智乃」。その由来はカプチーノから。イメージカラーは薄い青色で、髪の色や制服もその色です。作者が幕間で不思議の国のアリスの服を着せたチノを描いているのですが、どのチノもとにかく可愛いくチノファンならずとも必見なのです!普段はアンゴラうさぎのティッピーを頭にのせた、落ち着いていて大人っぽく見えるチノ。しかし、そこはまだまだ中学生の女の子。時々かわいらしい子供っぽさも見せてくれます。

■ちっちゃくても一人前なんです!
『ご注文はうさぎですか?』に登場するメインキャラクターの中でもチノは一番小さいです。幼いその外見から、喫茶店の店員としてはまだまだ・・・と思いきや、一人前のバリスタなのです。サイフォンを使ってコーヒーを淹れるのは朝飯前。香りを確認するだけで、コーヒー豆の品種を当てることもできます。ココアはいくらやっても当てられないのに・・・。さらに“カフェ・ド・マンシー”という占いもできます(カプチーノ限定)。

しかし、そんなチノにもコーヒーに関して弱点があります。なんとブラックコーヒーが飲めません。ブラックコーヒーが苦手な女の子というのは普通かもしれませんが、喫茶店でコーヒーに明るいバリスタとなると話は別です。しかしそのギャップがとっても可愛いのです。ちなみにラテアートも苦手なチノ。見事(?)な画伯ぶりを発揮してくれます。

■年相応に苦手なものも多いチノ
チノはまだ中学生なので、実は苦手なものも多いです。例えばトマトジュース。運動も苦手なようで、自転車も思うように乗れません。スポーツ大会前にバトミントンの練習をする際に「ティッピーが頭に乗っていれば2倍の力をだせる」と子供のような言い訳をしています。ついでに美術関係も苦手な画伯です。

しかも、苦手なことに対して下手な言い訳をしたりするので、普段の落ち着いた様子とのギャップが可愛さを際立たせるのです。

■チノはココアのことが・・・?
チノは意外と素直でない部分もあり、それは特にココアに対して発揮されます。好きな子には冷たく当たってしまうと言いますが、まさにそんな感じでしょうか。それに気づかず、必死にチノの機嫌を取ろうとするココアもまた可愛いですけどね。

ちなみに本人はココアのことが気に入っていることを認めたくない様子。リゼいわく「ただ照れてるだけ」とのこと。ココアのことを意識してしまうあまり、傍からみたら不自然な態度をとってしまうのですね。そんなチノもまた可愛く魅力的です。

チノがココアのことを意識しているのはバレバレで、ココアがチノと同級生のマヤやメグと仲良くしているのを見ると「もやもやする」と言ってしまったり、ココアのいない連休にはオーダーに関係なく“ホットココア”を作りまくってしまうほど。いつかチノがココアに対して素直になれる日はくるのでしょうか?

しっかりしているのになかなかその思いを素直に表せない、典型的な弱点をもつチノ。そんなチノですが、ときどき柔らかな微笑みを浮かべる事があります。なかなかお目にかかれませんが、チノが小さく微笑むシーンは、読者や視聴者をほっこりした気持ちにさせてくれます。まだ知らない、観たことがないなんて方には是非、チノの魅力を作品を通してご堪能頂ければと思います。『ご注文はうさぎですか?』おすすめです。

【アニメキャラの魅力】常識人のツッコミ役!?軍人系美少女「天々座リゼ」の魅力とは?
すごく噛みそうな名前の少女「天々座リゼ」。本人も読みにくいと自覚しているらしく、シャロに向けて「リゼでいい」と言っています。名前の由来はテデザリゼという紅茶から。凄く香りのいい紅茶らしいです。イメージカラーは紫で、お店でも紫色の制服を着用してます。

■あまりにも印象的な初登場
リゼの初登場は、「下着姿」「クローゼットの中に隠れていた状態」「拳銃片手」というもの。その状態で「あやしい奴め」とココアに銃をつきつけますが、ココアには「この状況で怪しいのはどっちだろう?」と冷静に頭の中でツッコミを入れられてしまいます。彼女は可愛い顔をして、頭の中は軍人思考なのです。

■いや、それ銃刀法違反では・・・?
父が軍人で、様々な護身術を身に着けているというリゼ。拳銃やサバイバルナイフを常備しているようです。しかもその拳銃をラビットハウスに置き去りにしたり。シャレになっていません。本人も完全に軍隊系に頭が染まっているようで、潜入や訓練という言葉には敏感に反応します。ラテアートでも戦車を描いていますが、あのラテアートは人間技じゃありません。

■日常のリゼ
軍隊ネタで変わり者っぽく見えるリゼですが、『ご注文はうさぎですか?』の登場キャラの中では、実は一番の常識人です。リゼとシャロ以外の女の子が相当ぶっ飛んでいるという説もありますが・・・。

父親の影響で軍人方面に染まってしまっていることに多少コンプレックスを抱いているところもあるようで、ときどき普通の女の子に憧れる描写があります。特に力持ちと思われるのは嫌な模様。女の子らしくオシャレにも興味があるようで、買った服をすぐに着てしまい、その後に出会ったココアとチノの前であたふたする場面のリゼは、とても普段拳銃を握っている女の子には見えません。

案外リゼも子供っぽいところがある少女なのです。ちょっと褒められると調子にのって張り切ってしまったり、女の子らしい座りかたでジグソーパズルに夢中になってしまったり、歯医者に行くのが苦手で虫歯を我慢したり。ある意味一番普通の可愛さを持つ女の子です。

■貴重なツッコミ
完全に天然ボケなココア。涼しい顔ですっとぼけるチノ。その2人の間でリゼは貴重なツッコミ役です(軍人ネタは除く)。また、千夜とのやりとりは完全にコントで、ひたすらボケる千夜に、リゼが様々なバリエーションでツッコミを入れるのが基本。漫才としては千夜とココアよりも、千夜とリゼの方が相性がよさそう。次々ボケていくキャラの中で、必死にツッコミを入れているリゼに、「お疲れ様です」と敬礼しながら言ってあげたくなります。

リゼは『ご注文はウサギですか?』の中でもっとも感情が顔や行動に出るキャラクターです。普段は軍人思考でキリッとしたところもあるのに、くるくる変わるリゼの様子は、読んでいて「可愛いなぁ」と思える、とっても魅力的なキャラクターなのです。

2015年秋アニメ放送直前! みんなが何を観るかが分かった!
■秋から、「こころぴょんぴょん」再び!
第1位には、もちろん『ご注文はうさぎですか??』! 
ココアやチノたちの日常をまた見られるとあっては、投票しないわけにはいかなかったのでしょうか。

豊作?それとも不作?アニメファンが選ぶ「もっとも期待している2015年秋アニメ作品」
第1位には、2014年4月からアニメ1期が放送され、「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」の流行語を生んだ『ご注文はうさぎですか?』のテレビアニメ第2期にあたる『ご注文はうさぎですか??』が選ばれた。「日常系なので安心してみていられる。癒し。」、「とにかく可愛くて癒されるごちうさ!!おかえりなさい♪」など、とにかくそのほのぼのしたイメージに癒やされたいファン達の思いが、ランキングに反映される形となった。

【速報】『ごちうさ』の第二期タイトルが『ご注文はうさぎですか??』に決定! 放送時期、新ロゴも発表に
2015年6月28日(日)、東京ドームシティホールにて開催された「まんがタイムきららフェスタ2015」にて、『ご注文はうさぎですか?』の第二期となるTVアニメ『ご注文はうさぎですか??』の映像が先行上映された。

映像の中で放送時期が2015年10月であることも発表された。また、映像のラストシーンでは、ココアの姉であるモカらしき人物の姿も確認することができ、ファン達から歓声が起こっていた。

いよいよ放送時期が決定した『ご注文はうさぎですか??』から目が離せなくなりそうだ! さらに、今年のエープリルフールで話題となった『ご注文は魔法少女ですか?』のグッズがコミケ88で発売されることも決定! グッズ内容などの詳細はまだ発表されていないので、続報を心待ちにしよう。なおイベントの詳細は追ってレポートでお届けしていく予定なので、そちらもお見逃しなく。

魔法少女チノ 華麗に爆誕です! アニメ『ご注文は魔法少女ですか?』公式HPが公開中
2015年4月1日(水)に『ご注文は魔法少女ですか?』の公式HPが公開!? HPではココアお手製の衣装に身を包んだチノの特別ボイスが聞けるようになっていて、魔法少女らしい台詞や、「この服、やっぱり恥ずかしいです」と恥じらう様子を堪能できちゃいます。ぜひとも、ご自身の目と耳でお楽しみください!

『ご注文はうさぎですか?』第2期正式発表に橋本監督「やっと言えました!」
アニメ『ご注文はうさぎですか?』の第2期製作決定が、1月30日午前0時正式に発表された。

発表と同時にアニメ公式サイトは「TVアニメ第2期製作決定です」の文字をキャラクターらが持った新ビジュアルに差し替えられ、また公式Twitterアカウント(@usagi_anime)からも「皆さま、大変お待たせいたしました。正式発表をさせていただきます。」という前置きとともに発表が行われた。

そして公式発表から1分後、本作の監督をつとめる橋本裕之氏も自身のTwitterアカウント(@lainnet01)を通じ、「本日情報解禁になりましたのでお知らせします。ご注文はうさぎですか?第二期が決定しました!やっと言えました!(*^^*)」と報告し、つづけてファン達への感謝の気持ちを綴っている。

今回のアニメ2期製作決定については、学研マーケティングの運営する『学研出版サイト』に掲載された、1月30日発売のアニメ美少女キャラクター雑誌『Megami MAGAZINE 3月号』(学研パブリッシング)の表紙情報で先に明らかになっていた。表紙には「ご注文はうさぎですか?第2期制作決定」と書かれており、ファンの間では近日中の正式発表に「あぁ^~こころがぴょんぴょんするんじゃあ^~」と期待の声が高まっていた。

アニソン好きライターが独断で選んだ「2014年ベストアニソン」
『ご注文はうさぎですか?』の『Daydream cafe』

『ご注文はうさぎですか?』の主演声優陣によって結成された女性声優ユニット、Petit Rabbit'sの『Daydream cafe』(正式な表記は、"cafe"の"e"の上にアクセント)は、個人的に2014年でベストな萌えソング。ひたすら愛らしいキャラクター達が穏やかで幸福な日常を過ごすアニメ本編も大人気で、その劇中のエッセンスをギュッと濃縮して音にしたかのようなこの曲の完成度には、ただただ驚愕させられました。

音も良いんですが、何よりもこの曲の魅力は、やはりその歌詞。ネットでも一時期流行した「こころぴょんぴょん」という神憑り的なフレーズを思い付いた時点で、この曲の勝ちは決まっていたのではないか? と思うくらい、歌詞の力が強い曲です。

登場人物たちのキャラクター性をトリミングした愛らしい言葉遣いの数々に、柔和さとリズム感を同時に有した"ぴょんぴょん""つーんつーん""ふわふわ""どきどき"といった擬音語を多用した歌詞世界は、まるで甘いお菓子の如く甘美でハッピーな雰囲気を漂わせており、聴いているだけで幸せなってきます。それを歌う声優さんたちのユニゾンも完璧で、これこそ正に王道の"萌えソング"であり"声ドルソング"。声と言葉の魅力に溢れた楽曲です。

そして、こんな凄い歌詞を書いたのは誰なのか? と作詞家さんのお名前を確認してみれば、そこにクレジットされているのは畑亜貴先生。

リズミカルな言語感覚を駆使して数多くの大ヒットアニソンを生み出してきた畑先生ですが、2014年もこの『ごちうさ』に『ハナヤマタ』オープニングの『花ハ踊レヤいろはにほ』、『のうりん』の主題歌とした使用された田村ゆかりさんの『秘密の扉から会いにきて』、『さばげぶっ!』エンディングの『ぴてぃぱてぃサバイバード』(これも物凄い言語感覚とリズムに満ちた曲!)と多くの優れたアニソン、声ソンをクリエイトされました。

『ごちうさ』でこころぴょんぴょんした方は、是非ともこれらの楽曲もチェックしてみてください。

『アニメ流行語大賞2014』投票結果はこうなった!
今年のノミネートは35コ。今年は第2期の作品も多く、新しいセリフが生まれにくかったように感じました。さて、2500票を超える投票の結果は?

4位:こころぴょんぴょん/あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃ^~(ご注文はうさぎですか?)

マルイで心ぴょんぴょん「ご注文はうさぎですか?」イベントが渋谷で
Koi原作によるTVアニメ「ご注文はうさぎですか?」のグッズ販売や展示を行うイベント「ご注文はOIOIですか? in Shibuya」が、11月14日から25日にかけて、東京のマルイシティ渋谷にて行われた。

本イベントでは「ご注文はうさぎですか?」のラバーストラップや携帯クリーナーといった限定グッズを販売するほか、9月に開催された「Rabbit House Tea Party 2014」にて実際に使用されたステージ衣装を展示。

『ごちうさ』は可愛いだけじゃない?
2014年4月放送中のTVアニメ『ご注文はうさぎですか?』。今年1月に放送された『桜Trick』、そして第二期の放送が決定した『きんいろモザイク』など、近年、このような“日常系”とカテゴライズされるアニメが人気を集めている。

これら“日常系”作品の魅力とはなにか? 過去から現在まで、『ひだまりスケッチ』や『けいおん!』など、人気アニメの原作を排出し、多数のファンを獲得している『まんがタイムきらら』の編集長に日常系の魅力を伺った。

現在放送中の『ご注文はうさぎですか?』の魅力をおしえていただいた。

「コミックスの帯に『すべてがかわいい』と書いてありますが、そのとおりです。
一見西洋風な世界なのに、和服を着た女の子も登場している。それなのに、画面にハレーションを起こさない。それはKoi先生の美学が作品世界の隅々まで徹底されている故です。
またマスターやティッピーという異質な存在もあります。これらのキャラが入るからこそ、女の子たちの魅力がより際立って見えるんです」

なるほど魅力的なキャラとは、絵の上手い下手だけではないのか。人を惹きつける個性とそれを引き立てる世界観がないといけない。

う~む、ますます奥深く思えてきたぞ。“日常系”の世界!!


2014年4月より6月までTOKYO MXほかにて放送された。同誌連載作品でのテレビアニメ化は、『かなめも』、『きんいろモザイク』に続いて3作目。また、koi作品としては初のテレビアニメ化でもあった。

キャッチコピーは「すべてが、かわいい。」「かわいさだけを、ブレンドしました。」。

2015年1月6日からは、BS11において、本放送と同じ時間枠において、エンドカードを刷新した上で再放送が行われている。

2015年1月、メガミマガジン2015年3月号にてテレビアニメ第2期の制作が発表され、その後アニメ公式サイトほか各種メディアでも順次発表された。

『まんがタイムきらら』関連雑誌連載原作作品でテレビアニメの続編が制作されるのは『ひだまりスケッチ』・『けいおん!』・『きんいろモザイク』に続いて4例目となる。

オープニングテーマ
「Daydream café」

エンディングテーマ
「ぽっぴんジャンプ♪」(第1羽 - 第11羽)
「日常デコレーション」(第12羽)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 48
ネタバレ

ジョガマヤ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

すべてが現実逃避に最適!

※注意
だんだんと長くなります。
リアルがつまらなくて、一時的でも逃げ出したい人におすすめ。
視聴前は偏見の塊で、見ず嫌いをしていた自分を殴りたい...
一応、基本的な考えを話しておきます。
私は全方位完璧な作品以外「好き」とは言いません。
客観的な視点から見た良さと主観的な立場から見た好みの両方がカンストしないといけません。(面倒な人ですね)
好き、と公言するにはそれなりの責任が伴うのです。

この「ご注文はうさぎですか?」のレビューは主観的面からも、客観的面からもバランス良く見た上で書いています。以下本文

いきなりだが漫画原作者であり創造主でもあるKoi先生の偉大さにはいつも驚かされている。「ご注文はうさぎですか?」はあくまで日常四コマに分類されるので、見かけ上はかわいい女の子たちが平和に過ごしていれば良い。そして大概の人はこの部分に惹かれていき、同時に嫌う者もいる。しかしながら、「ごちうさ」はまるで精巧な機械であり、裏では全てが繋がり、理屈が通っていることがわかる。見かけは1羽完結であって伏線やストーリーは無いように見える。しかし、それはパズルの1ピースであって、ピースを置いていくことで全体像が明らかになっていく。すべての落ちに意味があったことに気付かされる。(詳しく語ると大いなるネタバレになってしまうので、ぜひ個々人で探してほしい)
これをすべてを計画していた、見透かしていたかのようにやり遂げてしまうKoi先生は一体何者なのだろうか。(または先生は創造主という枠を超えた一人の「観測者」であるとも言えそうだ。だれよりも先生自身がごちうさを愛しているのはファンには周知の事実である。)
1期では本質は非常にわかりにくいが、2期、DMS、原作、SFYでは比較的わかりやすいだろう。考察しようと思った者にだけ、深淵を見せてくれる。
1期は設定とキャラの基本性質の露呈、伏線張り、世界観の演出がメインなのでライトな方、いわゆる日常系が好きな方にはウケるだろうが、ここからがこの作品の真髄である。深い。とにかく深い。まさに沼だ。複数本の芯が通っているのだ。本当に「通った」作品である。
そしていわずもがな、すべてがかわいい。(勘違いされがちなのだが、これは前提として、という意味合いなので、かわいい「しかない」というわけではない。それ以上に付加価値が多くあるのだ。)
このように内面も外面も良く、ライトな層にもファンにも楽しめる最強の作品なのであり、これが大人気の理由だと思う。では具体的な話に移る。
あえて日本ではなく、ヨーロッパをかき混ぜたような世界観(フランス、ハンガリー、ドイツなど)にすることで、リアルにあるようでない世界を訪れることが可能。まさに異世界転生や小旅行をしている感覚である。そしてこれが現実でないから良い。3次元から眺める形が一番良い。転生したくはない。あのステキなセカイを崩してしまうのが怖いからである。次は作画について。
背景の木組みの町並みが綺麗すぎる。作画崩壊も皆無(ただ、1期4羽の作画は嫌いな人はいるかもしれない)。1,2期の1,11,12羽は特に素晴らしい。隠れうさぎがいたり、小物にこだわっていたりする。
現実逃避ができるが、それでいてやりすぎるようなこともない。
私は感情移入しすぎてしまうためか、リアルからかけ離れた、現実逃避はできるが、感情が激しく揺れ動いてしまうアニメは見ていると、はっきり言って疲れる。活力を得るためにアニメを見て疲れるのは本末転倒であると思う。
また、原作絵がとてつもなく綺麗で、それを受け継いでいる。
原作絵はキャラだけでなく、周りの小物や背景もかなり丁寧に描いている。
キャラデザも原作に沿っており、癒やしが助長され、嫌なことを忘れられる。
声優さんについては、(演技の上手さだけで判断)名演技が多くあり、キャラクターと相性抜群と言って良い。次は楽曲について。
op,edがポップで可愛いらしく、歌詞も考察しがいのあるものになっている。
もちろん映像と合っているのは当然である。映像と音楽含めてのop,edである。
ごちうさのキャラクターソングの歌詞は考察すればするほど深いものになっていく。特に畑亜貴先生はよくごちうさの世界観、思想を理解しているな、という印象。
劇伴も落ち着いたものが多い割には、印象に残りやすい独特な雰囲気。3拍子が多い感じがする。
加えて、露骨なエロシーンが無いので、安心して見れる。
私は男性向けの巨乳キャラが色気を出すのが好みではないのだ。
みんなの女子力が高いのも魅力。髪型や服装、靴下なんかも結構変わる。
原作絵もとにかくかわいい、綺麗、おしゃれだし、随所に考察ポイントが存在する。アニメから入ったなら絶対に原作も読まないと損である。アニメ、つまり原作のはじめの部分では明らかにはなりにくかった魅力的な本質に、きっと気がつくことができるだろう。(後述)

キャラ(主要10名、ティッピー除く)紹介。いちおう呼び捨てで統一(全員さん付けしたい今日この頃)。
ネタバレタグで囲っておく。
①ココア
{netabare}
出会ってから3秒で友だちになれる(らしい)ほどのコミュニケーション能力の高さ。チノともたった1羽で一緒にお風呂に入ってしまう。年齢も関係なく平等に話せる。笑顔が多いこともポジティブさによる。周囲を動かす行動力を持ちつつも、落ちでは「台無しです」でしまらない。チノへの愛が可愛い。頼りたいし、頼られたいと思わせる欲張りコース。
{/netabare}
②チノ
{netabare}
重たい環境に囲まれていたとき、リゼと出会う。これはチノ父とリゼ父の画策による。さらにココアと出会う。これをきっかけに周囲と打ち解けていき、笑顔も増える。この成長を見守りたいし応援したい護りたい!髪型や服装が頻繁に変わり、女子力が高く、料理上手なのもポイント。ちなみによくチノだけ頭が良くない説が騒がれるが、お嬢様高校も射程圏内だがあえて受験しなかったらしいのでそんなことはない。
{/netabare}
③リゼ
{netabare}
かっこよく、クールだが、可愛いもの好きでギャップあり。ヘタレでもある。
何気にヘアピンや髪型、服装に気を使っていて、オシャレさん。指揮力が高く、面倒見が良い。自分が周囲と浮いていることを気にしている。親しく接してくれるシャロには感謝している。可愛いと言われなれていないために真っ赤になるのも可愛い。護りたいし、護られたい。
{/netabare}
④千夜
{netabare}
シャロとの幼馴染関係がわかり合いつつも、遠慮しちゃう関係で可愛い。
(ご注文はうさぎですか? Wonderful party!に感動、ホカホカエピソードがある)ココアとも完璧なパートナー。メニュー名が面白い。おそらく語彙力の高さがなせる技である。お姉ちゃん、お母さん的面がある。メニュー名は青山と一緒に考えている。基本ボケ担当。会話を回す役割に長けている。あまり表には出さないがおそらく1番の友達思いだと思われる。
{/netabare}
⑤シャロ
{netabare}
真面目で責任感が強く、料理上手。貧乏キャラ設定ではありつつもおしゃれには気を使っている。気を張って頑張りすぎるところがある。(ご注文はうさぎですか? Wonderful Party!(以下WPで表記)参照)コーヒー酔いによるギャップもあり、面倒見が良く、護りたいし、護られたい。千夜の前ではたまにとても素直になることがある。ちなみに、そこまで深刻な金欠ではなく、一人暮らしの仕送りが少なめの大学生程度だと思われる。陶器コレクションにつぎ込んでいるのか?
{/netabare}
⑥マヤ
{netabare}
八重歯、短髪、考えるより先に手が出るタイプとボーイッシュではあるが、髪型などを意外と気にしていたり、相当な友達思いであったり、かなり女の子らしい。褒められると真っ赤になる。ちなみにかなり成績は良い。また、チマメ隊のひっぱり役である。
{/netabare}
⑦メグ
{netabare}
素直でおっとり可愛い。天然タイプで護りたい。マヤとの友情エピソード(バレエ教室にて)が可愛い。心あたたまる。身体的成長は順調だが、精神的成長が順調なチノに若干嫉妬している様子。唯一、ひと目でココアの長所を見抜いた人物。
{/netabare}
⑧青山ブルーマウンテン
{netabare}
何気に小説が映画化、アニメ化している売れっ子作家。お嬢様高校出身で優秀でありつつも、ポンコツさも併せ持つ。性格からか、ココアたちとも敬語なしで仲良く話せている。人見知りだったが、ココアと出会ってから改善されたようだ。シャロ愛がすごい...作家ポジなので、時折物語的視点で私たちと一緒に彼女たちを観察することがある。
{/netabare}
⑨モカ
{netabare}
ココアと似ているところも多いが、違うところも結構ある。ほとんど全員のお姉ちゃんになれるレベルの包容力。泣いてしまうほどの美味しいパン。ぜひ食べてみたい。護られたい。
{/netabare}
⑩タカヒロ
{netabare}
完璧すぎる万能人。ジャズ、経営、吹き矢、交渉などが得意。物語の裏で重要なポジション(サポート役)。というか普通にイケメン。
{/netabare}

話を戻す。萌えアニメはストーリーの起伏が全く無くてなぁなどと言われるが、ごちうさのストーリーにはメリハリがあり、グダグダしない。(昼に盛り上がり、夜でしんみりするパターンが最も多い)イチャイチャはあるが粘着せずに爽やかである。少なくとも他の学園系日常作品とは一線を画している。
それに、チノちゃんを中心にそれぞれの成長を楽しむこともできる。
まさに、ココアさんをきっかけに始まった「魔法のような物語」であり、(手品かも)チノ父、リゼ父、青山先生など大人たちに支えられている物語でもある。
(詳しくはDear My Sister のレビュー参照)
ごちうさのストーリーのテーマとしてあげられるのは他にも、「感謝の輪」「おせっかい」「未知なるセカイの開拓」がある。単なる「ほのぼの」ではない。彼女らなりの葛藤、悩みがあるのだ。勿論仲がとても良いのだが、「遠慮という障壁」が存在して、それらを「おせっかい」でぶち壊す。そしてそれが循環し、「感謝の輪」となる。(これはアニメ化された部分(特に1期)ではわかりにくいので気になる人は原作を読もう!)本気で語ると、長文レビューとなってしまうのでここで止める。(もうすでになっている)
ほんとうの意味(←ココ重要)でのアホキャラがいないのでイライラしない。(私はアホキャラが3人以上登場すると耐えきれなくなります)全員頭が良いと推測できる。(ソース:原作)
また、全員にギャップがあって、それも楽しめる。それ故にそれぞれのキャラを表現するキャラソンが多すぎて、揃えるのが大変である...
ネタについては、デジャブを感じるように仕組んでいるシーンが多くある。これは原作で特に顕著。(「どっちですか」ネタなど...)
もとは4コマであるので頻繁にオチがつく。こんなにしっかりオチを毎回つけるのはかなり難しい。
笑いの質的にはバカ笑いと言うより、じわじわくる感じの笑いである。
1周目はほとんど笑えないが、2周目以降は初見では笑わなかった場面で笑えてくる。しかも、浄化されていくような、誰も傷つかない綺麗な(←ココ重要)笑い...普段の汚い笑いとは全く違う。
友情にじわっとくる話も多数織り込み済み。さらなる友情を求めるならゲーム(WP)をやってみると良い。特に千夜が活躍する。二次創作、妄想も良いだろう。
ありがちな、登場人物は大体同じ学校、年齢でクラスメイトという設定が多くを占める中、学校が全員一緒というわけでもなく、年齢もかなりバラバラな中で築けるあの友情に、敬意を表するべき。素敵と言わざるを得ない。
さらに、時々ヨーロッパ特有の私達のよく知らないものを出してくるので、詳しくなれるというおまけ付きである。
本当に何百周としていても飽きない、見れば見るほど面白い作品だと思う。
考察がまだまだ止まらない。そして、私の人生を救ってくれた作品でもある。
本当にKoi先生には感謝している。ぜひ見ず嫌いせずに、12羽を完走してみてほしい。原作も最新羽まで読むと、よく練り上げられたストーリーや先生のこだわりがわかるはずだ。

1期がいまいち薄かったと思った方が一人でも多くこのレビューたちを見て原作に興味を持ち、驚愕し、ファンになってくれることを心の底から願っている。

とにかく原作を読んでくれ!!それからだ。愛と金と時間を重ねれば、満開の花を咲かす大樹のごとく、太い論理構造の幹をもち、1次創作が互いに影響を与え合い進化し花を咲かせるごちうさの姿を観ることができる。
※私のツイッターアカウント(@blacktea_zygmy)を見て(検索して)いただくと他にも感想考察を読むことが出来ます。イベント前後や原作の更新日などはうるさいです。一通り原作を読み終わった方はどうぞ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

天然サナトリウム温泉♪

∩∩  ∩∩  ∩∩  ∩∩  ∩∩

モーニングだよ!<J>

「「「「「全員集合」」」」」<J♣♡♢♠>

注意事項
・・・え、私が読むんですか?<♡>

がんばれ、気合だ!!!<♠>

は、はいっ!!<♡>

え~っと、
①ラビットハウスはどなたでも歓迎しております♪
※ただし天然さんに限ります
うう、私、天然さんじゃないのに
※若くて美しい女性に限ります
・・・なんでこんなこと言わなくちゃならないんですか
※胸のおおき・・・い人もちっちゃい人も歓迎します
私はまだまだ成長期です!<♡>
こんなのイジメだー!!!!!<♢>

あらあら<♣>

むむむ、続きを読みます
※男子禁制です、ただしスタッフの親類は除く
おとおさんもいますし、ティッピーは・・・ティッピーです
以上です
・・・これだけですか?1番で終わりじゃないですか
あ、あと、
※特定のスタッフ1人を甘やかしすぎないでください
すぐ調子に乗りますから、誰彼かまわずベタベタします<♡>

ごめん、お姉ちゃんが妹に寂しい思いをさせてしまったー!! たくさんモフモフするからー!!!<J>
別に誰のこととは言ってないじゃないですか、ベタベタしないでください、恥ずかしいです・・・<♡>
えへへへ~<J>

∩∩  ∩∩  ∩∩  ∩∩  ∩∩
※何も言わずともJ♣♡♢♠それぞれ異なる心の声が聞こえた方とは友達になれるでしょう。
 言う必要もないと思いますが{netabare}
 Jココア、♣ちや、♡チノ、♢シャロ、♠リゼで、ちなみに「全員集合」のところは、
 Jいつも通り、♣ノリノリで朗らか、♡恥ずかしそうに、♢緊張してちょっと噛む、♠教官チック{/netabare}です。
※土日祝はきっと朝からモーニングを提供している、私はそう信じています。




この作品は喫茶ラビットハウスを真ん中辺とした天然不思議系キャラの日常です。
爆笑できるギャグや百合、あとえっちぃのは期待しないでください。{netabare}
着替えシーンがありますが、あれは水着です。確か、プール回でも似たような柄だったし。
汚れなき眼(まなこ)で見てください。{/netabare}

などと言いつつも、萌えアニメであることは否定できません。
なので自分としては、
天然あるいは不思議系のキャラを満喫するキャラアニメぐらいに思いたいところです。


舞台は日本なんだろうけど、フランスとかスイスみたいな雰囲気の街で、兎と野兎に溢れている。
フルール・ド・ラパンって名前の店あるし?
お店とか、お祭りとか、働きっぷりとか、どこか古めかしく、携帯電話も出てこない。{netabare}
と思っていたら、スマホだらけの回とかあるしwww あるぇ~、携帯電話この回だけじゃね?{/netabare}

ココアが転校するために引っ越すところから話が始まり、
住むところはチノがいて、リゼが働いている喫茶ラビットハウス。
新しい学校には同い年で甘味処「庵兎甘(あまうさあん)」の看板娘ちや、
その幼馴染にハーブ喫茶のフルール・ド・ラパンで働くシャロがいる。
あと、チノの父とモフモフ兎のティッピー。

ただの萌えアニメと感じさせないところは、親類ではあるがチノ父が出て、
セリフは少ないながらもレギュラーで登場するティッピーの存在感の大きさ、
あと青山ブルーマウンテンさんの落ち着き?などがある。ついでにメインキャラ紹介すると、

Jココア 元気、カワイイ物好き、おバカ ☆☆☆☆★(←天然度、☆が1、★が0.5)
♡チノ 自己表現が苦手そう、ちょっとがんばり屋、ちょっと神経質 ☆☆☆
♠リゼ 軍事ファミリー、武器を常備、熱血っぽい、かわいいモノ好き ☆☆☆☆
♣ちや 自覚あったりなかったりするS、たまにすごくボケたり勘違いする ☆☆☆☆☆
♢シャロ プリプリするところがある優等生、リゼに憧れと好意を寄せる ☆☆★
※天然度は勘です

∩∩ ∩∩ ラジオと声優さんについて ∩∩ ∩∩{netabare}
あやねる、いのすけ、ええ☆

俺ガイルから本格的にラジオを聴くようになり、
ぜんら、なのん、などは非常に楽しませてもらいました。

ラジオ聴くと親近感が沸くね。
で、声優さんにあまり興味のなかったオレとしては、
ラジオが、ラジオで面白い人は印象に残ります。

そして、この2人は恋愛ラボのあのキャラとこのキャラ。

あやねる・・・あんな高い声も出るんだ~うぇひひひひひひww
いのすけに関してはかわええ声していると思いましたが、いいね♪
特に相槌が「ハイ」でも「うん」でもなく「ん」がセクシーでそれだけでも聴く価値があるwwwww

あとシュガーさんの声、ええわ~☆

・・・そろそろキモくなったんで普通に、
佐倉さん、水瀬さん、いいね♪

普通に佐倉さんみたいな人、ええわ☆☆☆☆☆


声優のアイドル化が進む中、
ぶっちゃけ写真集と曲の良さを度外視してCDとか買おうとは思わんが、
ラジオはええわ♪♪

タダだし・・・ケチだけど、本当に応援したいと思ったらちゃんと借りるから!!www
∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩{/netabare}


んで、結局面白いのかと言えば、知らん。オレは好きだ。
なぜなら、
放送直後2,3週間の感想で見かけたけど、
「きんモザ好きな人にオススメ」「~楽しめそう」とか書いてあったけど、
あれだよ、オレ、きんモザ嫌いじゃないけど、好きでもないから。


~ 一度やってみたかった、オレの日常系対する好みと傾向とか メッチャロングver. ~
※本当に長いから途中で読むの放棄してね♪ {netabare}

とか言ってあれだけど、オレとしては一緒にしないで欲しい!
ごちうさはものすごく楽しんだし、作品としての完成度がものすごく高いから!!

参考資料
『日常系っぽい作品マイベスト?? ※ネタバレあるかも』
http://www.anikore.jp/anime_rankings/view/33146/

ということで、成分タグ「日常」なかったら「日常系」で上から順にさらっと感想を述べます。
・・・「日常系」にしておきました。
ついでに☆で楽しめた度を5段階評価します。オススメうんぬんではなく、ただ自分が楽しんだかです。

①男子高校生の日常 ☆☆☆☆☆ 完走した 何度も観た、観直せる
ギャグメイン。男だらけだが女の子も出る。非常にええ♪

②けいおん2期 完走したか覚えてない
萌えメイン。OPが好みじゃなかったのと、よく覚えてない。

③けいおん1期 ☆☆☆☆ 完走した、観直せるかも
萌えメイン。放送当時はすごい好きだった気がする。ミオとウイがええ☆

④のんのんびより ☆☆☆☆☆ 完走した!!!!! 何度も観たし、観直したい
れんちょんメイン。ああ、すごくいいね♪

⑤日常 1話で切った
非日常系。全然、日常してなくて切った。

⑥みなみけ1期 ☆☆☆☆☆ 完走したぁあ!!!!! 10回は観た、観直したい。
シュールなコメディ。ラブも微量に含むがそれすらもネタ。最高だ☆☆☆☆☆

⑦ゆるゆり1期 ☆☆☆☆ 完走した 観直せる。
百合とキャラアニメ。好きなキャラ結構多かったので楽しかった。

⑧らきすた ☆☆☆☆ 完走した 放送当時、何度も観てた
萌えメイン。ラッキーチャンネルは微妙だった。観直せるかは分からん。4人の中でつかさが一番ええ☆

⑨みなみけ おかえり 観てない

⑩みなみけ ただいま 観てない

⑪みなみけ おかわり 数話観てしまった・・・

⑫ゆゆ式 観てない

⑬サーバント×サービス 観てない

⑭あっちこっち 観てない

⑮氷菓
・・・日常系として評価不可。

⑯GJ部 ☆☆☆☆☆ 完走した!!!! 何度も観た、観直せるが・・・最終話が物悲しい
不思議空間キャラアニメ。不思議だがはまってしまった。しおんさん、きらら、たまがええ☆☆☆☆☆

⑰映画けいおん 観てない

⑱TARI TARI
日常系として評価不可。

⑲君と僕。 観てない、初めて知った

⑳苺ましまろ 観てない、原作は少し読んだことある

㉑たまゆらTV1期 ☆☆☆☆☆ 何度も観た、観直せる
カメラを軸にキャラとヒューマンアニメ。ああ、イイ作品だ。ま、まおんたんがええ☆☆☆☆☆

㉒たまこまーけっと 観てない

㉓Aチャンネル 一話で切った
バット持ってるチビっ子と、非常に遅く感じるテンポがダメだった

㉔きんいろモザイク ☆☆ 完走した
百合萌えアニメ。赤毛、ヨーコがかわええ。以上。

㉕みなみけ べつばら 観てない・・・みなみけシリーズすげえな

㉖今日の5の2 ☆☆☆☆☆ 完走した、観直せる
シュールコメディ。ロリコン向けでもあるが、普通に面白かった。

㉗ゆるゆり2期 ☆☆☆ 完走した
百合とキャラアニメ。話の内5,6個は楽しかったけど、それ以外は微妙だった。

㉘あいうら ☆☆☆ 完走した、観直せる
日常系ふともも蟹ショートアニメ。日常過ぎたけど、結構楽しかった。

㉙ごちうさ ☆☆☆☆☆ この作品

㉚河合荘 ☆☆☆☆☆ こないだ完走した、観直すかはわからん


そろそろメンドクなったなww
・・・日常系が好きだと思ってたけど、観てなかったり1話切りしてる作品が結構あるなぁ。


㉛位以下で好きな作品(好きな順、あるいは観直したい順)

○帰宅部活動記録 ☆☆☆☆☆ 完走した!!!!!
何度も観たが、最近観直したくて仕方がないが、手元にない…
ネタの幅が広く、ギャグ、ボケとツッコミもメインのアニメ。すごい楽しかった♪
観たい、観たいんだ!!!

○でぃーふらぐ ☆☆☆☆☆ 完走した!!!!! 応援したくて、ドラマCD借りたった~☆
ギャグとツッコミアニメ。割と創造性豊かで、ストレートに楽しめた。ハーレムとか萌えアニメとは違う。
アタルぅ・・・wwwww

○キルミーベイベー ☆☆☆☆☆ 10回は観た!!!!! また観直すかも
激しいボケとバイオレンスツッコミアニメ。やすな・・・君は最高だ!!!!!

○ひだまりシリーズ ☆☆☆☆☆
 シリーズ通して多分3回は観た!!!!! 長いから観直すのに勇気がいる
女子高美術科、アパートで一つ屋根の下系ホームコメディ? 表現力にツボった。
ミヤコが大好きだ!!!!!

○恋愛ラボ ☆☆☆☆☆ 何度も観た!!!!! そのうち観直すかも
中学校生徒会、ギャグコメディ。分かるわ~と思いながら楽しんでた。エノがええ☆☆☆☆☆

○ワーキング1期 ☆☆☆☆☆ ちなみに2期は☆☆ 1期は好きだから何度も観たし、観直せる
バイト系日常アニメ。テンポとキレが良い♪ 小鳥遊くんの変態さを含めてイイよね♯

・・・っていうか、氷菓とかTARI TARIが含まれるなら、ARIAとかも日常系じゃね?
ちなみにARIA大好き♪
{/netabare}

↑こんな好みの人間ですが、分かるわ~って思う人には、ごちうさをオススメします。

ちなみに今期2番目に楽しんだ作品です☆
作品としての完成度は非常に高いと思いますよ~
OPのサビでのメロディとシャロのワンツーパンチで、心とテンションが跳ね上がります♯
センスのええサブタイもお好みでお召し上がりください♪


∩∩
 ・・
  × <おまけ、好きなキャラランキング){netabare}


主要キャラ五人の中で、



一番、ちや!!!!!




二番・・・二番・・・





・・・・・・一番決めといてなんだけど、みんな特別なオンリーワンとかじゃダメですか?
ええダメですともぉ!!!!!{netabare}





二番、{netabare}ココア!!!!! ぐふっ( ´゚Д゚)・;’.、カハッ


三番、{netabare}シャロ!!!!! ごほぁっ( ´Д`)・;’.、カハッ



四番、{netabare}チノ!!!!!  ふごぉぁっ`;:゙`;:゙;`(゚Д゚*)ガハッ




五番、{netabare}リゼ!!!!!                  _:(´ཀ`」∠):_





{netabare}とか何とかいいながら、一番は文句なしで決まってて、
二、三番で多少悩みはしたものの、ほぼ即決、
五番も決まっていたものの、好き度は高かったから五番に置きたくなかっただけ。

というか、回によって2番が変わる。
チノはしょっちゅう上位に浮上してくるし。


チマメ隊のマメもまあまあ好き、メグの方が好きかな。

ティッピーは二番目に入れたいぐらい好きだし、
チノ父はダンディだし、
青山さんはいい味出しているし、

うん、名前のあるキャラはみんな好きだな。










でも一番は、ちや、それは揺るぎないww{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 27

84.8 2 人見知りで癒しなアニメランキング2位
人類は衰退しました(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (2326)
11683人が棚に入れました
わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は”妖精さん”のものだったりします。平均身長10センチで3頭身、高い知能を持ち、お菓子が大好きな妖精さんたち。わたしは、そんな妖精さんと人との間を取り持つ重要な職、国際公務員の”調停官”となり、故郷のクスノキの里に帰ってきました。祖父の年齢でも現役でできる仕事なのだから、さぞや楽なのだろうとこの職を選んだわたしは、さっそく妖精さんたちに挨拶に出向いたのですが……。

声優・キャラクター
中原麻衣、石塚運昇
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

[追記あり]不条理ギャグとブラックユーモアが詰まったSF童話(原作ファンによる解説付)

原作は田中ロミオのライトノベル
田中ロミオはかつては山田一という名義で
アダルトゲームのシナリオライターをされていた方だと言われています

私はアダルトゲームは大分昔に卒業してしまったので
最近の事情はさっぱり分かりませんが
彼のデビュー作である『加奈 〜いもうと〜』
その少しあとに出た『家族計画』
の二つは友人の勧めでプレイしています
もう10年以上前の話なので記憶も不確かですが
どちらもどちらもシナリオに関しては高い評価をつけられる作品だったように記憶しています
原作者が7巻あとがきで「ファンが中年男性ばかり」
なんてネタにしていましたがこの辺に原因があるのでしょうね

まぁしかしそれらとはちょっと毛色が違う作品なのが
この「人類は衰退しました」です

科学文明は衰退の一途を辿り
もはや人類の滅亡は秒読みに入っている
そんな退廃的な世界設定とは裏腹に
不条理ギャグで展開されるようせいさんワールド
童話のようなほのぼのとした一面を見せたかと思えば
次の瞬間には風刺の効いたブラックユーモアが炸裂する
このジェットコースターのような目まぐるしい物語の起伏から
振り落とされずについていけさえすれば
このアニメを楽しむことができると思います
ただしアニメの方はいろいろ端折っていたり
時系列がめちゃくちゃだったりするので
無用な混乱を避けるためにも
原作で予習しておくといいかもしれませんね

以下原作ファンによる各話補足です
原作未読かつアニメ未視聴な方は対象外
無駄に長いので時間の無い方にもおすすめしません
{netabare}
episode.01&02 妖精さんの、ひみつのこうじょう
{netabare}
4巻前半エピソード

エピソードの順番変更には賛否両論ありますが
これを先頭に持ってきたこと自体は正解だったと思っています
最近のアニメは最初の数話で視聴者の心をがっちりつかまなくてはいけません
原作通りに「妖精さんたちの ちきゅう」
を先頭に持ってきていたら
あまりに地味すぎて見向きもされなかったでしょう
そういう意味でアニメの掴みとしては
チキンの反乱や食パンの自害など
シュールで強烈なインパクトがあるこの話
アリだったんじゃないでしょうか?

1~2話のテーマは食糧生産と生命倫理
人間を含めて動物というものは
基本的に他の生き物を食べないと生きていけません
海外ではでは食事の際に神に感謝し祈りを捧げたりしますが
日本では古来より食べる相手に対して
命を譲り受けることに感謝の意を表してきました
「いただきます」というのはつまり「お命頂戴します」という意味です
しかし、その命を分け与えてもらうという感覚は
食品が加工された状態で手に入ることが当たり前の現代では
ついぞ忘れてしまいがちなものですね

1話の冒頭で「食べる」=「殺す」の方程式を
まざまざと思いだす事になった「わたし」ちゃん
調査のために向かった食品工場では
責任者たちさえその工程を知りません
そこで起こっていたのは
人間に食べられるために生み出された
すなわち殺されるために生み出された者たちの反乱でした
しかし、運命への反乱を企てた彼らでしたが
抵抗むなしく結局は人間の糧となってしまうのでありました

ちなみに調理の手間を省くために
品種改良で羽根の無い鶏を作るという計画は
既に 実 現 し て い る という事を
皆さんはご存知でしょうか?
興味のある方はこちらをどうぞ
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52076503.html
{/netabare}
episode.03&04 妖精さんたちの、さぶかる
{netabare}
6巻後半エピソード

テーマは娯楽作品の在り方

「Y」が発掘されたマンガをもとにBL同類誌を発行
それが世界レベルで伝播していって
クスノキの里にて大規模な即売会が開かれるに至る
何がすごいかってここまで大事になっているのに
この段階ではまだようせいさんが全く関与していないこと
「Y」・・・おそろしい子・・・

漫画の世界に囚われてからは
人気至上主義のサバイバルゲーム
露骨に実在の作品をにおわせるような風刺や
作品の人気とと本質的な面白さの乖離についての議論など
ある種の業界批判に近いものもあるので
割ときわどいネタだったように思います

2番目のエピソードとしてこれを持ってきた理由は
制作サイドの中でこのお話の評価が高かったからではないでしょうか?
このお話のテーマはアニメ業界にも通じるところが多々あると思うんですね
原作と放送順を変えてきたことだって
「Y」がやった場当たり的な人気取りの手法と紙一重だと思いますし
実際にアニメ制作にかかわっているような人であれば
この話にはいろいろと思うところがあったのでしょう

ちなみに原作だとその後も里では即売会が続き
「わたし」もこっそりサークル参加を試みるのですが
断片データとして発掘された古典文学の抄訳集
なんてニッチなものをを出品した挙句
「Y」に見つかって上から目線でバカにされ
売れ行きも散々という落ちがつきます
{/netabare}
episode.05&06 妖精さんの、おさとがえり
{netabare}
3巻エピソード

他の巻は1巻2話構成になっていますが
この巻だけは1巻1話構成になっている長編です
他の話と同じ密度でやろうとすれば4話必要になる計算
それを2話で強引にまとめた結果・・・大惨事

つぎはぎだらけのアニメ版「おさとがえり」
テーマもぶれていてよくわかりません
本来は2巻後半で初めて登場した「助手さん」と「わたし」
が、大冒険の末に絆を作っていくお話であり
P子とO太郎を巻き込んで(というより捲き込まれて?)
ドタバタ話がとんでもない方向に進んでいくのを楽しむ作品だったはず

ようせいさんまぬある(マニュアル)に説明されていた通り
一時的なようせいさん不在により
どんなに破天荒でも絶対安全な不条理ギャグモードから
生命の危険に満ちたシリアスモードに突入
ようせいさんの加護の無い状態で遭難した二人は
古代遺跡の中を彷徨うも一向に出口は見つからず
次第にに水と食料は底をつき
ついには二人の気力と体力も尽き果てて・・・

というあたりの描写はほとんどカットに近いレベルで
かる~く流されていましたね
こうなるとまぬあるが出てきた意味がほとんどないですね
まぁ「じかんかつようじゅつ」より先に放送しているので
「助手さん」との交流のお話は大幅カットなんでしょうね
正直この順番で放送する意味がまるで理解できないです

後半の怪獣大決戦はアニメにすると絵になるシーンなのはわかりますが
そこだけに力入れてもらっても
そこに至るまでの過程による盛り上がりがないので
ちっとも面白くなかったですね
ラストのP子&O太郎の正体とその後の話も尺不足の中に
無理やり突っ込んだだけという感じで
本当にひどい回になってしまいました
{/netabare}
episode.07&08 妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ
{netabare}
2巻後半エピソード

本来は助手さん初登場のはずのエピソード
つまり読者も「助手さん」について全く知らない状態から始まり
不確実で不明瞭な存在だった助手さんを
「わたし」たちの妄想と願望を練り合わせて
「わたし」好みのショタっ子に染め上げるお話のはずです
つまり助手さんは謎の新キャラでないと意味がありません
このエピソードがアニメ中盤に持ってこられている時点で
もはや話の骨組みが半壊状態ですね

しかしこの不明瞭で不確実な人間というのは
活字で表す分には簡単ですが
アニメでは表現が難しかったのかもしれません
アニメは小説よりも情報が多すぎるのです
それはこの話以外でも随所で問題を起こしています
このシリーズはいわゆる叙述トリックのようなものが
小ネタとっしてちょこちょこ仕込まれていたりします
「ひみつのおちゃかい」におけるクリケットなんかもそうですね
映像化してしまったら身も蓋もないようなものは
アニメスタッフとしても手に余るものだったのでしょう

今回の話でも、もう一つ映像化がうまくいかなかった部分がありました
森の中で「わたし」が「わたし」に遭遇するシーンですが
原作では「わたし」は最初相手のことに気が付いておらず
面識のない女性という表現になっています
そりゃまぁ面識はないですわな
しかし同じ時間を繰り返していくうちに
どうも目の前の相手が自分であることに勘付いていきます
そしてお茶会で助手さんについての噂話を終え
タイムスリップする直前になって
同世代だと思っていた自分の話し相手が品のいい老婆であり、
周りの「わたし」たちの年齢もまちまちであることに気が付いたところで
バナナでスリップしてタイムスリップ

そしてそのあと、ようせいさんから最新型のバナナを受け取るのですが
ようせいさんの説明によると
「ずれなくなりました」
「あと、ちゃんともとのもどるです。ちょーおっけーです」
「ずっとおめしあがりいただけます」
後日事務所の外にバナナの木が植えられているのが見つかります
そのバナナを食べると転んでしまうのですが
怪我をすることも意識が途切れるようなこともありません
バナナは食べても食べても次の日には実をつけています
転んでしまうことにさえ目を瞑れば
つまり一生食べ放題なわけですね

さて…助手さんついて噂をしていた「わたし」たちですが
アニメのように事件前後の「わたし」を集めたのか
小説のように一生分の「わたし」を集めてきたのかで
その噂話の意味合いというか重みが全く変わってくる気がしませんか?
だって「たまには」「大胆?」ですよ?
{/netabare}
episode.09 妖精さんの、ひょうりゅうせいかつ
{netabare}
4巻後半エピソード

原作で3本の指に入る良エピソードだと思います
なのになぜか今までと違って1話構成
2話使ってもっとしっかり作ってほしかった
...というようなような気もしますが
一気に盛り上がって一気に終息を迎える
あの何とも言えないお祭り感は
一話の中にギュッと凝縮して詰め込んだ方が
上手く表現できるのかもしれませんね

この話のテーマは文明の発達と衰退
どうやら人口の爆発が社会の歪みを生むのは
人間だけでなくようせいさんも同じだった様子
愛くるしいようせいさんの口から飛び出した
「おめーのせき、ねーです?」の衝撃といったら!
そうやってコミュニティからはじかれた者たちが
新天地で新しい文化の華を咲かせていくというのは
出エジプトやら西部開拓やら
人類史でも多々見られることですね

ようせいさんの逞しいフロンティア精神(?)のおかげで
何もない不自由な暮らしが
何も不自由ない暮らしに早変わり
しかしここで重要なシーンが一つカットされているのが
どうも納得いかないんですよねぇ

それは、すっかり女王様気取りの「わたし」のところに
臣下のようせいさんたちが発電所の建設許可をもらいに来た時のことです

以下原作より抜粋
「してその方ら、使い道は置いておくとしても、いかような方式で発電するのかね?」
ちょっとロイヤルに話してみました。
目をそらしながら、監督さんが答えます。
「げんしはつでん」
「原始的な発電だから?」
こっくりと妖精さんはうなづきます。
「原子力発電なんて言い出したらロイヤルにとめてましたよ」
妖精さんたちは口々に囁きあいます。
「やばかたっ」「げんしりょくやばかたな!」「やらんでよかた」「あれかんたんだから」「でもばっちいです?」「んだ」「よごれるです」「かくぶんれつはなー」「おもしろさてきにも、どらいあいすのほうがうえだ」「どらいあいす、にえゆにぶちこむです」
やばかったらしい……。
「原始的な発電。結構じゃないですか。あなたたちはもっと素朴であることの美徳を学ぶべきですね」
「はー」

このエピソードの核心部分の一つといっても過言ではない一節
よりにもよってここを切り捨てやがりますか・・・
大人の事情だか何だか知らないけど
ここをカットしちゃうような連中には
このさくひんにかかわるしかく、ねーです?
{/netabare}
episode.10 妖精さんたちの、ちきゅう
{netabare}
1巻前半エピソード
ようせいさんたちと「わたし」との邂逅を描いたシリーズ第一作
アニメ1話目に持ってくるには地味すぎですね
地味すぎて話が膨らみません・・・ハイ
{/netabare}
episode.11&12 妖精さんの、ひみつのおちゃかい
{netabare}
5巻前半エピソード

原作でもアニメ版でも一番好きなエピソードです
ラストはきっとこの話で〆るのだろう
という予感はしていました
なぜならOPの最後にほんの少しだけ
のばら会のメンバーが映っていたからです
個人的にはラストにこれを持ってきて
他の回よりいろいろ力を入れてあるというだけで
このアニメ化に満足です

ただし、気になるところがないわけではありません
いくつか納得のいかない部分はありました

一つ目は時間的な都合だと思いますが
のばら会の活動がだいぶカットだれているおかげで
彼女らの持っている二面性のうち裏の部分だけが強調されてしまっている点
せめて〈花先輩〉と〈魔女先輩〉の卒業シーンくらい
もう少しちゃんとやってほしかったなぁ
留め絵二枚って・・・

二つ目はおそらく話を簡単にするためでしょうか?
本来なら冒頭にあるはずのようせいさんの町内会旅行の話を丸々カット
卒業直前の壊れかけたRYOBO230rのセリフ
「その後、ご学友はできたでしょうか」
「これからもあなたに、妖精の加護があり続けますように」
もバッサリと削除
さらにRYOBO230rから出てきたようせいさんが一人に変更
物語全体の意味合いがだいぶ変わってきちゃいますがいいんですかね?
あの終わらせ方で「ついしょうめつ」の補足もなしとなれば
「わたし」はようせいさんの言うところのロボットの魂を理解できず
妖精のお茶会は結局見つからなかった
というようにしか受け取れないと思うんですが・・・
話をシンプルにしようとして逆に謎だらけになっているような気がします
原作未読の方はあの話を理解出来たのでしょうか?
{/netabare}
時系列を弄ったのが成功だったのか失敗だったのか
なんとも微妙なところだと思いますね
順番を弄る必要はあったが
結果的に出来上がった放送順にも問題があった
といったところでしょうか?
個人的には「ひみつのこうじょう」のインパクトで客を集めたら
「ちきゅう」から初めて時系列順に展開がベストだった
という気がしてなりません
あと妖精さんの いちにちいちじかんは入れてほしかったなぁ・・・{/netabare}

追記

長い沈黙を破りついに出た最新刊はまさかの最終巻
人退原作完結いたしました
完結はしたもののこれからも短編集を出していくという事なので
それ今までと大差ないんじゃ・・・
という気もいたしますが
一つのSF作品としてしっかりと区切りとオチをつけたことは評価したいです
これまでのお話の意味が根底から変わってしまうという意味で猿の惑星並の衝撃でした
彼らの正体、人類の末期、そして・・・
つまりは{netabare}人類は衰退しました{/netabare}ってことだったんですね!

おまけ

春にBOX化されてだいぶお安くなったので
そのBOXよりさらに安い値段になった初回盤6巻セットを入手
まぁ朗読CDより特典小説のほうが欲しかったし?
でもってそこに入っていたアレにも解説を入れておきましょう

特典映像 人間さんの、じゃくにくきょうしょく
{netabare}
2巻前半エピソード

一話2分の6話構成で
本当にあらすじだけをなぞったような作品
まぁ円盤買うような人が小説持ってないわけがないので
本当にファン向けのオマケ程度の代物です
アニメだけではストーリーをぼんやりと追うのが限界で
人退らしい風刺部分などもかなり抜けています

原作未読の方に向けて説明して何とかなるレベルではないので
原作既読で特典映像を見ていない方向けのキャスト情報
白イタチ:中尾隆聖
妖精:緒方恵美
つまりフリーザ様に襲撃されてシンジ君に救出されるわけですよ!
本編では全く出ていない二人の大物声優が
なんでこんなところに贅沢に使われているんだかw
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 47
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

12話鑑賞。一応総評的なものも。

原作未読。
原作では背景とか細かい部分、どう書かれているんでしょうか。元を作った人が凄いのか、それを映像化した人が凄いのか。原作への興味が尽きないタイトルではあります(読む時間ありませんがw)。

総評的なものとしましては
・所々に散りばめられた「黒い笑い」が何よりツボでした。
・それに対を為すかのような妖精さんの可愛らしさ、どこかマッタリ感じられる画が良い味でした。
・ツッコミたいポイントを的確かつ冷静?に口にしてくれる「わたし」ちゃんに大いに笑わせてもらいました。
・個人的には「ひみつこうじょう」「さぶかる」「ひょうりゅうせいかつ」「ちきゅう」「おちゃかい」の回が好きです。

{netabare}
12話鑑賞後---------------
Yさんとの関係の深化と「お茶会メンバー」との関係の変化が主なお話だったでしょうか。
「お茶会メンバー」につきましては・・・うん、怖いw 半ば狂気ともいえる執着っぷりで。廃校になるまでよく上手く付き合い切った(表現悪いですが)ものだと。

妖精さん(11話から出てた)と寮母ロボの件は、もう一度通して観てみないとコメントし辛いですね。

11~12話も面白かったですが、一応最終回という立場上なのか、勝手に自分がそう期待していただけなのか、今一つオチが弱かったかな?とも。

11話鑑賞後---------------
10話より更に過去へ。幼少期?少女時代?
Yさんの登場が早くてちょっと意外でした。

登場時の「わたし」は暗いといいますか達観してるといいますか、そんな印象でした。それも表向き?のようで終盤には違った面が見えるようには感じました。基本的には黒くて明るい娘さんかとw

白くて角ばってるサンドウイッチはダメで、白い角砂糖は可と・・・。幸せの白い粉~。

10話鑑賞後---------------
このところ時系列的に逆流しているような展開ですね。
「わたし」がクスノキの里に来た頃のお話のようです。

9話では技術力・進化速度などの面がクローズアップされていた気がしますが、10話ではもう少し妖精さんの根本的なところに焦点が当たっていたように思います。

前任者の手記(?)が、あからさまにバイオハ(略w
相変わらず食べ物の素材は謎なんですね。

今回は神様扱い。以前似たネタあったような?と思ったら、その時は女王様扱いでした。
毎度毎度、妙なカリスマを発揮なさる女性だw

ナカタさんはこの時からナカタさんなんですね。どこら辺が日系っぽいのか謎ですがw

9話鑑賞後----------------
ずいぶんとテンションの低い妖精さんからスタートだな~と思ったら、後半に進むにつれて恐ろしいほどの展開にw

というか文明の発達速度が尋常じゃないw 何も無いところからあそこまで発展するのに1ケタ日数とは。

今までも色々やらかしてくれた妖精さんですが、今回は彼らの怖さがよ~く感じられたと思います。

そして相変わらず「わたし」ちゃんは神経が太いといいますか動じないといいますか・・・w

7~8話鑑賞後-------------
え~と、助手さんとのファーストコンタクトのお話ということで。

8話観てないと、一体何周目なのか、どう展開しているのかサッパリでw いえ、正直に言えば、時計の件とか時間が微妙にズレていたりする辺りとか理解できていなかったり。

おじいさん・・・「チャリをとりにいく」って、「チャリオット」かよ!?とw 思わず画面にツッコんでしまいました。


5~6話鑑賞後-------------
ここ2話は・・・今一つ話の方向性がよくわからず。のでコメントできずにいましたw 6話まで観た今でも・・・よくわかってません。

相変わらずツッコミたい所は多数。心でツッコむと、ちゃんと「わたし」がリアルにツッコんでくれるので、快適w

1話でのベリーショート以下の髪型は、ココからだったんですね。
・・・あれ? では、「同類誌」の話は何処に入るんでしょうか?
原作読めばいいんでしょうが・・・やっぱり時間足りませんw

4話鑑賞後----------------
絵描きでも物書きでもない身なので、コメントがしづらいw

いえ楽しかったです。
色々台無しな展開だったようにも思いますがw
「引き」だけで点数稼ぎてw

稼業(家業)を継ぐ呪いというのは、「わたし」だけに降りかかる物だったんでしょうか? Yさんとか助手さんは?

妖精さん方、編集作業ご苦労様でした。

3話鑑賞後----------------
確かにいきなり白背景では、状況が不明ですがw それにしても前振りが長いw

雪の上で車を意のままに操り現れたYさん・・・てか本当に「Y」なんですね~。
で中の人は沢城さん。
そして何故か話は「同類誌」(個人的にですが同類誌って響きは微妙に感じ悪いw)の話へ・・・。
・・・あれ?絵は違うのに話の流れと声のせいか、軽くデジャヴといいますか、別のキャラが頭にw

一応電気は通っているんですね~w コピー機動かせるのか不安でした。

キャスト・スタッフロール内に山本麻里安さんの名前を見つけて、ビックリしました(1話だったか2だったかの絵本のナレーション(川村さん)にも驚きました)。

次回はどうお話が展開するのか・・・全く読めませんw(次回予告がないのもありましょうが)

2話鑑賞後----------------
いや~今週も黒くて良かったです。

意訳~翻訳(意訳)眼鏡(字幕かよとw)辺りのコンボはかなりツボでした。
髪の毛のオチもw

といいますか随所にネタが仕込まれすぎ。そして先が読めない。で黒い。いい感じで楽しめてます。

裏の番組(DOGDAYS2期)との競争は・・・結局両方録る、両方観る。そんな方向で決着しました。

1話鑑賞後----------------
意外にもストライクゾーンな作品で、困っております。
冒頭の鶏をしめる話から満遍なく、どちらかというと「シュール」といいますか「黒い」といいますか、そんなネタを淡々とこなしていく様を個人的に評価しています。
元々黒めなジョークやギャグが好きなので・・・。

それでも2話からは時間がカブるため、どうしたものかと。
録るには録れますが、HDDの容量が・・・。
これなら観なかった方が良かったのかも?ともw
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 23
ネタバレ

moaimoai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

好き嫌いというより興味深い作品

全12話
ライトノベル(全10巻)原作 未読

科学が進んだ(終焉した)未来の社会を舞台とする、ファンタジー溢れるお話(メルヘンチックなSFモノ)。
基本的には、主人公が語り部として自身の経験を物語っていく。一種の私小説形式

"物語の展開"・"キャラデザインをはじめとする画"など、作品の表層は穏やかな癒しの雰囲気。
だが本作品の本質は節々に散りばめられた毒素溢れるブラックユーモアにある

原作者がSF好きのようで(資料を見た主観です)、パロディ・オマージュの多さも特徴

『Angel Beats!』など多くの人気作品を手がけた岸誠二さんが監督

一部覗き二話(前・後編)構成で展開


■さくっとあらすじ

物質文明が終焉を迎え、人類は2種類に

「旧人類」…主人公をはじめとする人間のこと

「新人類」…"妖精さん"と呼ばれ、旧人類よりも遥かに高度な文明をもつ。見た目・言動はとかく可愛い(笑)
背丈が10cmほどでエルフのマスコット?的な愛らしさ。
但し、妖精さんを目撃する旧人類は極めて少ない

主人公は妖精さんと旧人類との関係を取り持つ役目「調停官」として、妖精さん達が原因?の奇妙な出来事に巻き込まれていく…


■感想

不思議な作品でした

『電波女と青春男』の視聴後と似たような感覚。笑

一見、言動が穏やかでわかりやすい毒素は弱い印象がありましたが、

1話ごとに考察していくと、際どい風刺やテーマ自体がブラックユーモアだったりと

風刺やテーマの考え方はともかく、単純な好き嫌いとは違う興味深い作品でした


ただ本作品
「過去」と「現在?」の時系列が混合しており、特に初回は何の説明もないまま展開されるので、まあまあの困惑フェイスに…笑

※"時系列シャッフル"(原作とアニメ版は時系列が異なる)についてアニメ製作サイドは
「インパクトのあるお話を最初に」のもと、より印象に残る順番で見てもらえたら。とのこと


●第1、2話「妖精さんの、ひみつのこうじょう」

正直初回視聴時の印象は、ローテンポで主人公の毒素も痛烈な類ではなく"本音にそこそこの知識を足しただけ"
と、ブラックユーモアに強烈な毒素を求める末期の中毒者としては「…寝そうだ…ぜ…zzZ」ヘタリア寸前。笑

しかし3話のY(声:沢城みゆきさん)登場で萌え豚は悶え苦しむことに…笑

後後でテーマを考察すると
{netabare}「食糧と生命」という、銀匙の豚エピソードと似ているようで
こちらはより風刺寄り{/netabare}

本作はこうした{netabare}根底にあるブラックユーモア{/netabare}が興味をひきます


●Yが登場した第3、4話 「妖精さんたちの、さぶかる」

{netabare}サブカル(同人誌)の歴史を、例えば「まんがで読破」シリーズで論語を学ぶかのごとくわかりやすく表現されてて面白かったです。

それでいて人気と面白さの不条理など、際どい風刺も根底にしっかりとあります。笑

それにしても漫画をコマの中、真っ白な世界から作っていく展開にワクワクしちゃいました。笑{/netabare}

この回から、主人公のブラックユーモアが「本音」というより「本質」ベースなんだなと理解し始め一気に観やすくなりました


●第5、6話 「妖精さんの、おさとがえり」

{netabare}水樹奈々さんと檜山修之さんのオンエアバトルw

ロボットの倫理はSFの話から、最近は現実でも議論になってますよね
{/netabare}


●第7、8話 「妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ」

{netabare}エンドレスエイトのトラウマ(全視聴した時間、プライスレス)が蘇るタイムパラドックス展開

あれだけ犬がサブリミナルされると最後のオチは自然と予想…笑

初見だけでは理解に苦しむ内容

でもシュタゲよろしくSFモノとしては王道で、「時間改変は心地良いもの?」という問いにおいては、
「不明確」というキーワードは、"理解・認識出来ないもの・ことの不気味さ"
もっと言えば「人智の及ばぬ領域への恐れ」も感じられました。{/netabare}


●第9話 「妖精さんの、ひょうりゅうせいかつ」

{netabare}「物質文明のディストピア」というブラックユーモア(笑)

メッセージ性の強弱で意見が別れるかもしれませんが、表層が愛くるしい"癒し"の妖精さんとお嬢さんなので
個人的には笑って観れました。笑

麻薬表現の毒素はツボ…笑{/netabare}


●第10話 「妖精さんたちの、ちきゅう」

{netabare}「あれ?これが初回っぽくねえか?」と感じ調べると
やはり原作第一巻の内容。笑

登場人物など(妖精さんは相当数出るが)情報量が限られており、わかりやすさではこちらが初回向け(原作では初回なんだから当然。笑)

ただ、アニメ版初回が説明されないまま展開されたことで疑問が多々浮かび
その問いを各話で自分なりの答えに咀嚼していったことで作品にそれとなく思い入れが育まれ
妖精さんの愛くるしさがより引き立って感じれました。笑{/netabare}


●第11、12話(最終話) 「妖精さんの、ひみつのおちゃかい」

{netabare}不覚にも胸がキュッとなる終わり方…泣

作品を通じてドライな印象の主人公の内面描写が、喜怒哀楽鮮やかに表現されていました

また、他登場人物の、特に巻き髪のヤンデレ具合は予想していたとはいえウケました(巻き髪は攻め担当)。笑


古い宿舎でボロボロの旧型ロボットに独り言を語る日々…

でも、独りじゃなかったんだ

寄り添う思いやり


涙は流さなかったけれども、胸がキュッとなる締めでした{/netabare}



とまあ、総括するとめちゃくちゃ面白い!!!!

という作品ではなかったのですが、

単純でわかりやすい表現ではなく

各話の舞台やテーマそのものがブラックユーモア

謎解きはディナーの後でではないですが、

問題定義としては興味深い

そんな不思議な魅力のある作品でした


以上
EDからあずまんのOP連想する
かぐら・Y押しのとあるショートカット愛好家がお送りしました

ご静聴ありがとうございました♪

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8

86.1 3 人見知りで癒しなアニメランキング3位
NEW GAME!(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (1548)
7664人が棚に入れました
高校を卒業して、幼い頃に夢中になって遊んでいたゲームを作った制作会社「イーグルジャンプ」へ入社した青葉は、そこでそのゲームのキャラクターデザイナーを務めていた八神コウと出会う。
憧れの人の下で働くことになった青葉は、初めてのお仕事に戸惑いながらも、コウを始め個性的な先輩社員に助けられながら少しずつ成長していく。
ゲーム会社で働く女の子たちの日常を描いたお仕事ガールズコメディが今、幕を開ける!

声優・キャラクター
高田憂希、日笠陽子、茅野愛衣、山口愛、戸田めぐみ、竹尾歩美、朝日奈丸佳、森永千才、喜多村英梨
ネタバレ

カボチャはんたー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

青葉ちゃんどう見つくろっても中学生が妥当な件なのは置いといて今日も一日頑張るぞい!!ぞいってww

青葉ちゃんの頭の形綺麗でなんかかぶりつきたくなりますよねヽ(´▽`)/

1話{netabare}
中央線ユーザーなのねヽ(*´∀`)ノ
どう見ても青葉ちゃん幼女にしか見えないw
今日も一日がんばるぞい!!
青葉ちゃん、先輩に子供だと思われる(笑)

ADの遠山りんさん…なんだろうこの風格の差
ADはアートディレクターの意w
青葉土下座きれいだな~(笑)

青葉ちゃん頑張るなぁ~いきなりコーヒーブラックとかw
青葉ちゃんの近くには痴女がwwwおパンツだけど美人(笑)
余裕じゃなかったヽ(*´∀`)ノ
青葉ちゃん高校生には見えないヽ(*´∀`)ノ
子供の頃にゲームをやってたがわが作る側に
憧れの人が上司に!!八神コウさん

青葉の周りは濃い人ばっかりw
話しかけたいけど話しかけられないwww
会社に猫が居る会社って( ・∀・) イイネ!

青葉猫の飼い主に可愛がられるw
葉月ディレクター☆ミ
モズクちゃんかわいいな(*´`)
葉月ディレクターは時間にルーズなのねん

ひふみさんそのまま喋るのが苦手なのね
参考書の第一章をやるように言われるが…
ひふみ先輩は直接ではなく社内メールでヽ(*´∀`)ノ
楽しそうwwコウさんwwwwwwwwwww

青葉ちゃんのあたふたする気持ちわかるなー(沙*・ω・)
影響されるのが早いタイプ(笑)青葉(笑)調子乗っちゃうタイプなのね(笑)

チャットって便利ねwww
お昼ご飯に誘う先輩方ヽ(*´∀`)ノ
青葉ちゃんの輝きすごいなwこんな新入社員ほしいw
飯島ゆんと篠田はじめ
後輩って初めてで扱いがわからないのねw
はじめ先輩wムズムズwww
ゆんは慣れてるみたいねwww

社員証ないと何もできないのねwww
青葉ちゃんの社員証の件はコウのせいでしたヽ(´▽`)/
スーツが学生服にしか見えないw
スーツが似合わない童顔でいいなw

ビームサーベルの使い方www
ゆんさん優雅だなw
ひふみのチャット上の声好きだわw

今作ってるゲームは半年後に…
家に帰れなくなるらしい…
コウさんは会社に住んでるらしい

性格はあれらしい(笑)はじめ締められる(笑)
入社気分を今味わうwww休憩
デジャヴwwww社員証に慣れてないあるあるwww

今作ってるゲームは青葉の思い出の作品の三作目☆ミ
キラーン(☆∀☆)はやくがんばるぞいみたいなw
友達はアニメ好きなのねw

友達もいい子だなぁヽ(´▽`)/ねねっち♪
{/netabare}

涼風 青葉(すずかぜ あおば)
好物はおせんべいやようかんなど、和風のお菓子、ハンバーグ
いつも前向き思考な女の子。

2話{netabare}
青葉…小学生と今…あまり変わってな…はい言わない約束ですw
小学生の時から八神さんに憧れを持ってたのね青葉♪

八神さん、めっちゃワイルドおパンツ(*‘ω‘ *)
りん先輩は八神の保護者というか…そっちの…
はじめちゃんはすごいものにお金かけるよな
ゆんはゆんって感じ( ゚Д゚)ステッキが似合うな
ひふみさんはかわいいなカワ(・∀・)イイ!!

もずくちゃんは青葉の膝の上が好み
葉月さん神出鬼没だな~ディレクタ~
ゆんさんの姉御肌感♪

カロリーメイトばっかだと
ひふみんと青葉ちゃんだけだと…なんか初い初い
ソウジロウは彼氏ではなくハリネズミ( ゚Д゚)
ひふみんかわいい(*´▽`*)

ひふみ笑顔見られてお金で解決とかw
照れたひふみんはかわいいなー(*´▽`*)
スマイルは自然にw
休憩をちゃんと取るのも仕事のうち☆彡

青葉がソウジロウの仲間に見えてくる現象w
ひふみん最強かよw

青葉に初仕事キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
フェアリーズストーリーのモブキャラ作りか!!NPC
はじめすごい失敗してたのねw
2年目でも失敗ばっかのはじめである( ゚Д゚)

青葉の新人歓迎会(*´▽`*)奢りだわーい♪
お酒は20歳超えてからなw
青葉には大人の味はまだ早い
八神さんは素直じゃなくナイーブらしい

カボチャもこんな会社憧れ( *´艸`)
りん先輩気が利けるなー

こういうのみ場になったら彼氏とかの話になるよな
仕事ばっかで彼氏ができなくて…強い酒に…
りん先輩に酒を飲ませちゃいけないと思うw
寝てるりんはエロイなw

ひふみんの控えめに強いところカッコいいな
ストレートでとかさすがです( ゚Д゚)
青葉お酒に興味津々w

二次会は3人で♪
青葉はお酒に強くならないでほしいな~
酔っぱらった気分の青葉w
青っち~、ねねっち~
この二人は子供みたいだよな~

ほのぼのMAXかよw
動画工房いい仕事してるよな~
{/netabare}

八神 コウ(やがみ こう)
好きなものはりんの手料理。嫌いなものは人ごみと騒がしい場所。いつでもどこでも眠れるのが特技。青葉の班のリーダーにして憧れの存在。

3話{netabare}
青葉…布団の誘惑には勝てず遅刻だーヽ(´▽`)/
OPの一瞬の歯磨きする青葉かわいいლ(╹◡╹ლ)
まだまだ学生気分が抜けきれないのかな?
そして妄想が甚だしいw

ゆんちゃん先輩も遅刻?そして走っても1分足りないらしい経験者
ゆん仲間見つけて嬉しそうw運動神経悪いつながりの絆は暑い
ゆんの方が体力あってwww
朝からすごい茶番劇www
青葉派手にコケるなぁwそしてひふみんw

コウさんはツンデレなのである(笑)
厳格な態度に慣れてない上司なのであるw
遅刻届けヽ(´▽`)/
ひふみの遅刻の理由wwwwwwwかわいすぎだろwwwwwww

ついに出来た青葉初めてのキャラクター
初めてにしては上出来だけど…まだまだ
ゆんなかなかグロイの作ってるなヽ(´▽`)/
仕事って大変だよね~
モズクちゃんはわがままボディwww

青葉遅くまで残ってリテイク
コウさんは毎日お泊りレベルに頑張ってるのな
一瞬のひふみんの破壊力侮れない

青葉何度でも挑むん
村人キャラでも手の抜けない
ゆん先輩してるなぁ~
青葉、ひふみとの会話の仕方覚えたw

ひふみの作り方は青葉には難しいwww
青葉のお母さんもマイペースだなヽ(´▽`)/
楽しいけど大変な仕事…修正が来るのもはじめてだし

本当はOKなのにOKじゃない
通常のOKラインでは満足して欲しくない…期待大だな

モブでも手を抜いたらバレちゃうもんな
ついつい電話しちゃうよなーw
質実剛健www

青葉とねね仲いいな~
青葉何かに気づいたみたいだね♪

案外きっかけは些細なことからw
コウさんまたおパンツ状態ヽ(´▽`)/
たしかに表情が柔らかくなってるよな

次は3日で
そして最終的には1日1体w
帰れなくなる現象w
{/netabare}

滝本 ひふみ(たきもと ひふみ)
好きなものはお米と日本酒。苦手なものは人全般。
ネット上の方が饒舌。

4話{netabare}
青葉メモしてるのはえらいな~ヽ(´▽`)/
青葉は褒められて伸びる子♪

もずくっておとなしい猫なのな~ヽ(・∀・)ノ
葉月さんはつい撮っちゃう
少しずつ少しずつ青葉は成長してるみたい
パンツで寝るのに怒ってる青葉www
でもコウは憧れであり目標なのな

一人になったら脱ぐコウさんw
そしてあーいうの見られたら恥ずかしいよなw
りんさん彼女になれよwwww

コウは職人気質だなw
りんさんもAD背負ってるんだな
みんな背負ってるものがあるんだな~
青葉が笑っているうちは大丈夫
もっとがつがつしてほしいのな
パソコンフリーズするとオワタwww

りんさんが脱ぐとあれよねw
そして青葉入社www
これ早く見つかればいいね

出たwここで今日も一日頑張るぞいwwwwwwwww
それよりこのシチュの方が気になって入ってこないwwwwww
ぞい…ぞい…ぞい

初給料…早く会社に貢献し評価されれば給料が上がる
ビームセイバーに西洋の剣、はじめの机なんでもあるなw
給料の査定は年に一回なのね~

チームに貢献できたが評価の対象
青葉、はじめがこのブースにいる理由は…まぁ察してwww
青葉初給料は…
フィギュアにブランドの服、
葉月さん何歳なんだよwそしてはじめはさすがwww
20歳からは年齢を数えないらしいwwww
葉月には優秀な右腕がwwww年齢不詳の二十歳w

貯金とか堅実(笑)
りんの初給料はコウと一緒に日帰り温泉にw
思い出忘れられたら怒るタイプwりんさんw

ひふみんはコスプレ衣装に使ったらしい
そして写真は秘密(‘ω’)ノ超みてぇwwwww

青葉いい子かよ( ;∀;)
初給料は両親にケーキ♪

りんちょっと太った疑惑w
そして乙女なのねwww
{/netabare}

遠山 りん(とおやま りん)
好きなものはパスタなどの洋食。軽く方向音痴が玉に瑕。

5話{netabare}
青葉の村人がついにモーション付きに
青葉恥ずかしがってるwww
ゆんちゃん意外といたずら好き☆彡
はじめ褒められると弱いwww

コウ…もいたずら好きよねw
タッチペンを買いに来たはじめと青葉
先輩風ふかしてる~はじめwww

青葉お財布を会社に忘れるが…はじめも…
はじめの場合は落とした(笑)先輩しっかり~(笑)
はじめもまだ21歳やnw10代だよほぼw
はじめの現実逃避wwwwwwwww

幸運の天使青葉ちゃんw
財布持ってきてくれたのねwはじめも忘れてただけw
おっちょこちょいどうしで安心w
はじめはかわいいって言われなれてない感じなのね
そしてかわいいを使いこなせてないwww

はじめ褒められる止まらないのな~(笑)
ほへ~(笑)
最後はゆんにツッコまれてちくしょう~(笑)
ちくしょうはキャラに似合ってるよな(笑)

はじめ回だな5話w
自転車似合うよな~(‘ω’)ノ
5駅を近いというはじめ(‘ω’)ノ
青葉のスーツは学生服www

青葉じろじろ見すぎwはじめ引き締まってるからなぁw
はじめの格好はクーラー冷たいからなぁ
ゆんが長袖の理由は…ぷにぷにだから(笑)かわいい

腕の肉がぷよぷよ(笑)
そして青葉は勘が悪いw
気づいたら太ってるからなぁ~(*‘ω‘ *)
4℃も上げたらもわーってなるだろうにw
はじめとコウさんで空調操作バトルw

ゆんちゃん頑張れ~痩せろ痩せろ~
もずくが死んじゃうよ~(笑)
空調も死んじゃうぞ~(笑)
コウさん家政婦は見た状態w

おっと二次災害ゆんちゃんw
ダイエットのためとは言えんよなw
そしてはじめ自分からばらしたw

この会社の温度は3人の手にw…いやりんさんには敵わないw
やる気100%の青葉選手とかよく自分で言えるなw
青葉、コウの苦労を知るの巻

ひふみは話しかけてこない人が好きなのねw
青葉は話しやすいのねwww
昔のコウは無口でギラギラしてたのねw
彼氏自慢始まったなりんさんw
人付き合いが苦手なコウさんなのであった(*‘ω‘ *)

ひふみイメチェンしたいとかそのままでいてー( ゚Д゚)
青葉空回りしてるな~(笑)

ひふみ、イメチェン真剣に思考中www
照れてるひふみんなんでこんなにかわいいんだろう(*´ω`*)
{/netabare}

篠田 はじめ(しのだ はじめ)
好物はお肉とファーストフード。苦手なものは文字。スポーツ全般が得意。

6話{netabare}
青葉ちゃんのスカートラインエロいな~
お!ついに青葉にキャラデザの仕事がヽ(´▽`)/

設定は決まってるのね~
キャラデザの設定半分青葉w
途中で死んじゃうけいのキーキャラか

キャラデザに手こずる青葉と気になるコウさん
出る杭は打たれるのなー
青葉はコウを倒さないとな…いつかヽ(´▽`)/
楽しい気持ちは大事
結局ゲーム作りは一人ではできない
はじめ頑張れwww

ソフィアちゃん(笑)=青葉
明日は映画に行くのね~青葉ヽ(*´∀`)ノ
青葉しっかりお父さんに似てきた青葉なのであるw

休日は趣味に勤しんだり
はじめは…うんヒーローショーw
ゆん家ではジャージなのねヽ(・∀・)ノ
ゆんの家は姉弟多いのな~
ひふみさんはっぽいなw

もう付き合って結婚しちゃえよコウとりんw
ねねのことバカにしてるwww

ねね張り合ってるwww
ポップコーン見て喜ぶねね可愛いと思うヽ(・∀・)ノ
ねね子どもだからもらえる(笑)青葉も(笑)
二人共まだまだ子どもに見られる(笑)

魔法少女ムーンレンジャーのこと語るとねねはヽ(・∀・)ノ
同じ映画館にいたよwww
どんな女の子でも太ることは気にするのねw

映画面白いと食べる手止めるよねw
案外世界は狭いよねwwwww
こういう時のねねは頼もしい(*゚▽゚*)

ソフィアは豪華に作るのが仕事♪
きっちりなのか適当かw
議事録はパソコンから見れるけど
問題があったら発売中止もありえる

なんてノリのいい人たち( ´艸`)ムププ
キャラ班大忙し
お泊りも休日出勤も青葉楽しんでるなから

青葉の脱ぐシーンは賞賛に値するほど( ・∀・) イイネ!
青葉寝落ちwwwwww
ラフな青葉( ・∀・) イイネ!

くまさん寝袋wwwwwwwwwwww
青葉会議室占拠事件だなw(沙*・ω・)
{/netabare}

飯島 ゆん(いいじま ゆん)
見た目に反してラーメンが好物。納豆と運動が苦手で泳げない。特技はお裁縫などの家事全般。

7話{netabare}
社会人になったら健康診断はつきものよね
青葉ミスを怒られる…阿波根さんコウさんとなんかあるのか?(笑)

些細なエラーは大きなエラーにつながることも…
阿波根って苗字が嫌なのねwうみこさんww
言いすぎてしまって落ち込む阿波根w

青葉ってペットに連想されるよね~w
うみこコレクションはすごい銃マニアなのな
噂はきちんと煙が立ってから出てくるもの
青葉の笑顔にやられそうな阿波根w
宝物を受け取る青葉…散弾銃の空薬莢
そういうマニアなのねwwwww阿波根wwww

うみこスイッチが入ったw青葉困惑w
気に入られる青葉wwwwww
秘密訓練場に連れていかれる青葉、さらにコウも
完全装備かよwうみこさんw
コウは似合ってるな( *´艸`)青葉は新人さんって感じw

青葉、うみこのガンテクに( *´艸`)
コウと阿波根は仲がいいのか悪いのかwww

ひふみんのおっぱいの上にあるほくろ艶美だなぁ~
健康診断回、若いうちはバリウムないのな
はじめwwwコウは血が苦手www
深呼吸するひふみんかわいい

青葉の相手は新人看護師さんだなw怖いようwww
後ろのはじめとゆん唖然www
健康診断あるあるw新人さん怖いやつw

うみこさんと新人さんは相性悪いな~
阿波根自分で採決しちゃうタイプw

ウエストなどなど
ゆんちゃんお腹へこましてwww
るんるるるん♪はじめのお腹に憧れるゆん( *´艸`)
阿波根さんの下乳(・∀・)イイネ!!

サバゲ―は健康になれるらしい
葉月さん死にそうwwwバリウム飲んでるってことはw
どこでも銃持ってるのな~(笑)

りんさんって乙女よな~( *´艸`)いい嫁になるぞw
アルバイトも入ってくる時期らしい
どんだけ青葉気に入られてwwww

大学生は夏休みの時期
ねね会社で働くことに興味を
{/netabare}

阿波根 うみこ(あはごん うみこ)
カレーなどの辛いものが大好物。苦手なものは虫。特技は射撃。

8話{netabare}
ねね子供みたいだな~(笑)
夏休みキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
だけど…青葉は仕事が…あって夏休みないみたい(笑)
ゲームが完成したら夏休み…
そんなところに広告あるとかww
偶然すげぇwwwwwww

ねね、アルバイトしかも担当うみこw
ねね怒られてるな~www
テストプレイデバック( *´艸`)社外秘絶対w
青葉が心配でここまで来たのねw

ねねと青葉遭遇( *´艸`)www
ねねピンチ(笑)
阿波根スパイっぽいなwww

青葉よりねねの方がわかってる٩( ‘’ω’’ )وめちゃくちゃちやほやされて戸惑ってるコウw
今日はねね回だなー
ねね、青葉の前以外はちょい人見知りw
後輩に見られてるwww
どっちも子供に見えるのは…勘弁してあげてwww

企業スパイってあだ名つけられてるw
葉月さん両手に花ww
ねねお菓子貪りそうだなww

ねね来る日来る日も同じことばっかり(‘ω’)ノ死にそうw
ソフィアちゃん生還ルート発見したw
コウのプリン食べたのは…
青葉も色々と忙しくなって
ねね罪悪感がwww

プリンの盗難事件は大事に(/・ω・)/
ねねちゃん一大事wwwwwwwwwwwwwwww
ねねちゃん会社を知る(‘ω’)ノ
{/netabare}

桜 ねね(さくら ねね)
好きなものはコーラ、ポテチ、甘いもの全般。朝起きることが苦手。

9話{netabare}
ねね…ナイス(・∀・)イイネ!!ww
おパンツ確認は大事なことよねww

葉月さんさすがだわ(‘ω’)ノしょーちらwww
りんさん風邪なのに仕事で大変そう
連れて帰るとかさすが旦那様コウちゃんwww

そしてひふみんが一番上に(/・ω・)/
はじめはしゃいでるなぁwww
惚れてまうやろ~(笑)

はじめとゆんのダンディトークに呑まれるw
そしてねねちゃんまで…www
ひふみん止めないと(´・ω・`)…阿波根さすがwww

ねねにもねねの矜持があるみたい
そして上司に阿波根はなかなか(´・ω・`)
またこれ阿波根落ち込むやつw

風邪の時は弱ってるからなぁw
りんさんかわいいなw

ビル点検で出勤できない(*´▽`*)青葉スケジュール気にすぎ☆彡
ますます厳しいから修正のためお泊り
葉月さんが仕事増やしたのか~(^O^)/

お互い心配してるいい仲なのな~w
実家はかえってご飯とお布団が整ってるのがいいよね(*´▽`*)
ゆんは夜食を気にするけども…チョコはセーフちっちゃいし♪

泊りって案外効率はよくないのね
はじめはどこでも寝れるのな(笑)
癒しの湯が近くにあるとかいいな

深夜料金はどこもお高いらしい(*´ω`*)
身を削ってるなぁはじめwww
お風呂回~(・∀・)イイネ!!
かけられてうれしそうなひふみん
どんだけナイスなんだか(*´▽`*)

ねねっちのアイコンサメなのは…?(笑)
りんもコウも風邪でダウンw

葉月さん餌付けの巻
うみこにお菓子を持ってくねねっち
ねねは期待を裏切らないなw
もうねねに自由はないww
{/netabare}

葉月 しずく(はづき しずく)
チョコレートが大好物。ディレクターさんで神出鬼没。

10話{netabare}
会社は阿佐ヶ谷にあるのか!!
会社は楽しいの…複雑な気持ち…これが大人になるということ…なのか(‘ω’)ノ

ドーナツ全品半額とか
そしてひふみもドーナツ買ってたw
とりあえずドーナツ4箱www
アルバイトは土日まで働かれると高い給料がね…w
青葉意外とS気質w飯テロww

ひふみん、いじわるな小悪魔青葉を警戒w
土曜日でも会社ある…それが仕事
ねねっちは素行以外はいいのにw
阿波根とひふみんがしゃべってるのはじめてみたw

阿波根どんだけミリオタなんだよ(*´ω`*)
青葉かわし方を覚える(笑)
青葉に戸惑うひふみんw
はじめにゆんもドーナツをwww
考えることはみんな一緒wwwww
ドーナツパーティーにせんべえw
あまいしょっぱいの無限ループwwwもずくになっちゃうwww
ひふみん餌付けを決意するw

青葉全然寝れてないのな~
ねね心配してる…青葉追い詰めるなww
阿波根に愚痴聞いてもらってるねねw

青葉は登場するまで時間がかかりますw
もずくうらやましい生活してるなぁ
結構イーグルジャンプ社員いるのな~

青葉、何かあると顔に出ちゃうタイプなのねw
コウはお母さんのことをママと呼んでいるのねw
阿波根さんいい人だな~(^O^)/
青葉を探しにねね東奔西走

青葉の頑張りを知るねねであった(*‘ω‘ *)
ねねのコケるシーンwスローモーションw
まったく似た者同士なんだから~( ^)o(^ )

ねね…オチwww
青葉餌付けにきょどる(笑)
りんさん、どんだけコウさんが心配なんだよw

{/netabare}

もずく
葉月の飼い猫。わがままボディ。

11話{netabare}
フェアリーズストーリーがついにメディアに
青葉、ゆん、はじめで東京ゲーム展にw
ねねはもちろんお留守番
なんだろう見慣れつつある光景だな~
ひふみんは先に行っている模様

フェアリーズOPかっこいいやんw
お!これが今日のOPか(*‘ω‘ *)
ひふみんめっちゃコスプレってるw

なかなか堪能してきて漲る3人なのであったw
ひふみん体験コーナーで体験してたwwしかも最速クリアw
今日の青葉は私服で…私服はお母さんコーデ♪

スーファミ通ww
ソフィアが雑誌に載るチャンス、初披露青葉(*´▽`*)ノ
コウのコーデはりんがwwwwwwwww

りんさんさすが罠を( ゚д゚ )
コウさん自分の女の子さに自信がないけど
りんのコーデならあら変身♪超乙女wwww
コウかわいいの連続に耐えられないw

慣れてないコウかわいい(*´▽`*)ノ
りんさんも堪能してるよなw
明日がマスターアップらしい
スケジュール管理がしっかりしていると…

停止バグが発覚wうみこ取り乱すwww
ねねと青葉で買い出し(*´▽`*)
レシートではなく領収書は別にもらうのうよw
ケロリン大魔王wwwwwwww
うみこのモノマネwwwwwww

ねね今日でバイト最後なのか…
今日のうみこは殺気だってるなw
大魔王の威力w青葉もねねもまだ子供舌w
葉月さんも余裕ないな~(笑)

マスターアップのときは来たり♪
青葉は半年なのによく馴染んだよな~
ケロリンのせいで眠くならないねねと青葉w

ねねも馴染んでるな~(笑)
もう会社入っちゃえよw
お疲れさまだけど寂しいよな~w
保護者wwww

最後は二人で辺境にw
高尾かなw
甲府かなw

{/netabare}

12話{netabare}
青葉にコウさん
フェアリーズの広告を見る…でかいな!!たしかにあつかいいいな!!

発売日なのか(*‘ω‘ *)
結局みんな並んでるww
コウさんは覚えてたり覚えてなかったりw

フェアリーズの販売開始~
どこかで聞いたことのある声
ゲームを売る側は緊張と胃痛w
ねねちゃんとはじめ仲良くなってるな~( ^)o(^ )
店舗ごとに集めてる~(笑)
限定版だからこそ価値があるんですよ(名言)

こんなところでぼろがwwww
最近のSNSは広まるの早いぞ~(笑)
りんの胃痛が(笑)
ねねは情報漏えいしがちw
そしてねねはうみこには逆らえないw

コウさんかわいいフィルターの雑誌が出回ってる~
さすが阿波根wwwないすwww
葉月さんどこでももずく連れてくのな~

打ち上げすごい人数だな~٩( ‘’ω’’ )و
コウさん人前に立つの慣れてないんだな~w
コウさんのクールな感じでよかったぞい

1作目から7年も経ってるのか~Σ(゚Д゚)
ゲーム作りってすごい人が携わってるのな~
声優さんにサインもらいにいくの☆彡
おどおどしてるひふみん可愛すぎだろ~٩( ‘’ω’’ )و

記念品抽選大会とかいいな~
青葉が最初にサインをもらうのは…

コウもついにAD
りんもPに
まぁ進退のことは悩んじゃうよね…

うみこさんから銃のプレゼントw
ねねとうみこ相性いいよな~٩( ‘’ω’’ )و
デバックの募集はもうないのか…ねね落ち込んでるな
うみこさん拾うものは拾うのな

コウはADをやったことあるのか…
でも失敗しちゃったのか…苦い経験…もそりゃあるよな
青葉はやっぱりコウにサインが♪

一つ夢が叶った青葉である٩( ‘’ω’’ )و
最後の最後でいいな~(笑)
これくらい余裕のある終わり方大事w

きらら警察24時wwwwwwww
OVAで詳しくwwwwwww
{/netabare}

いやーキャラがかわいいの一言だぞいw
特にひふみんの破壊力にはグーのねも出ませんよ٩( ''ω'' )و
ただかわいいだけではなくストーリーもしっかりしていて
仕事の厳しさや楽しさも教えてくれる作品だと思います♪

ゆんちゃんのメイン話とかもやってほしいし
きらら警察も気になるしOVAでもいいから早く続き作って動画工房(笑)
2期待ってます(*´▽`*)
野崎君、うまるちゃんみたいに先延ばしにしないで~

13話{netabare}
OVAキタ――(゚∀゚)――!!
青葉スキーに苦戦中って夢オチかいw
もずくも連れてきてるww社員旅行www

コウさん雷苦手みたいw
デビル青葉降臨(‘ω’)ノかわいいw
朝からお菓子食ってゲームしてるねねっちw
りんとコウ絶対できてーるぅ(/・ω・)/

はじめは滑る気まんまん
コウって自分の体調の悪さに気づかないタイプ
そしてりんの女房感w
ひふみさんにパン食べながら話しかけてほしいだけの人生

コウを見守るのはりんの役目
ゲレンデのひふみさんのかわいさな
阿波根は雪上でさばげーやってるwwwwwwwww
ゆんちゃんも滑れなさそう
リフト降りるの緊張するよねw
スキー楽しそうだな~
久しぶりにやりたいなー

サウナでいちゃいちゃすなー(笑)
青葉のサウナボケw青葉ノリノリすぎるだろw
青葉のダークサイドいいよねw
阿波根深夜までサバゲーしてるよww

スキーって2~3日滑るといけるよね
温泉いいよね~(/・ω・)/
ひふみんとお風呂入りたいだけの人生
ゆんちゃんとか後姿に背徳感を感じてしまうわw

お酒に興味津々な青葉である
コウ復活w
写真撮るあたりりんの女子力の高さ
青葉の後ろ姿もアウトだな

青葉やばい人だと思われてるww
ダークサイド青葉楽しそうで何より(。-∀-)
うみごんww

うみごん本領発揮してる
お酒の味はわかる人にしかわからない
早く青葉と一緒に呑みたいひふみ

ねねは案外ナイスボディよねw
女の子の裸を堪能しながら一杯やりたい
眼福拝みたい
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 21
ネタバレ

あずき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

きらら×お仕事=?(超長文です)

この作品を一言で表すと、きらら的萌え要素にお仕事物の要素を掛け合わせた作品、である。
問題はその掛け算によってどんなものができあがっているかだが、しかし、いきなりこの二つの結びつき方について話すと少々複雑になるので、まずその片方である、お仕事物としての「NEW GAME!」に焦点を当てたい。

まずお仕事物がどのようなものかについて考えると、それは登場人物たちが体験する社会人特有、あるいはその業界特有の出来事やあるあるを、彼らへの感情移入を通して視聴者も疑似的に体験することができる作品、ということになるだろう。
今作で言うと、主人公の青葉が味わう“社会人”特有の体験は、{netabare} 飲み会や初任給、休日出勤に健康診断{/netabare} などに。そして青葉が味わう“ゲーム業界”特有の体験は、{netabare} 初めてのリテイクや自分の作ったキャラが動く喜び、完成したゲームがファンの前に披露される喜び{/netabare} などにあたるだろう。

そしてここにプラスされるのが萌えアニメの要素である。言い換えると、この作品では社会人、またはゲーム業界のあるあるがすべてきららナイズされているのだ。
具体例として分かりやすいのが、11話での、{netabare} 完成した『フェアリーズストーリー3』のインタビューを受けるために、八神コウが同期の遠山りんに身なりを整えてもらう{/netabare} というくだり。これだけだとただのゲーム業界によくある話だが、普段はガサツな恰好で社内をうろついているコウの、りんにおめかしされた後の豹変ぶり、そして「可愛い」とみんなから言われたときのコウの恥ずかしがり方が、まさしく萌えアニメのそれと言った感じなのである。

本作では上記のような“きららナイズされた社会人生活”、といった趣の映像がほぼ永遠に続く。問題は果たしてそれが面白いのかどうかだが、それはひとえに視聴者各自の心持しだいだ。
もしこの作品を、SHIROBAKOのような本格お仕事物として観た場合、キャラを誰彼かまわず可愛いものとして描く“萌え”という要素は、そのまま作品のリアリティを損なうものとして映るだろう。
具体例としては、3話の{netabare} 青葉が会社に遅刻をして、コウに叱られる{/netabare} というくだり。本来なら青葉はこのシーンにて、遅刻をしたことで初めて上司に怒られるという実に価値のある経験をするはずだったのだが、一緒に遅刻したゆんが「実は青葉ちゃん、会社のビルの前で転んじゃって」とフォローを入れると、コウはあっさり顔をあからめて「なんだ、それなら先に言ってよ…」と青葉に謝る。自分はこのシーン、コウの反応を可愛いと思いつつも、その対応は甘すぎるんじゃないかというひっかかりを持ってしまった
こういうシーンが他にも何か所かあり、また青葉と他の社員とのディスコミュニケーションや、キャラ部と他部署とのぶつかりあいなんてものもちろんないので、この作品をお仕事物としてだけ見るのであれば、かなり物足りなさを感じてしまうことだろう。

ただそうは言っても、この作品を見るのは大概がきららとは何かを知っているオタクだろうから、上記のような観方はむしろ邪道。やはり自分の勤めている会社と比較しながら、またはまだ見ぬ社会人生活に胸をときめかせながら「こんなハートフルな職場があったらいいな」と現実逃避をするために見る、というのがふさわしい鑑賞態度と言えよう。
そういった見方をした場合、この作品はノンストレスで可愛い女の子たちの仕事を頑張る姿を拝め、またゲーム業界をお気軽に体験できる良作となる。
動画工房の作るアニメーションのクオリティはいわずもがな、キャラクターはどのシーンを切り取っても可愛いし、ところどころで入る若干のシリアスパートにて、お仕事物としての面白さもしっかりと感じさせてくれる。
可愛さで言うと、個人的な推しはひふみ先輩。LINEでの文面とリアルでの人見知りっぷりのギャップがたまらない。また11話のゲームイベントでは一人だけコスプレイヤーとして参加していたり、自分で作ったゲームの体験プレイをしてどや顔したりと、唯一のギャグ要員としての優秀さも見せていた。
お仕事ものとしての面白さで言うと、個人的には、三話で青葉が初めてのリテイクを経験して、みんなで一つの作品を作る難しさを実感するところや、六話で自分が過去のコウと比べてまだまだ未熟なことを憂えた青葉に、コウが「悔しいのは好きだからでしょ」と言葉をかけるところが刺さった。

とは言え、この作品がいつも通りのきららアニメとして観れば満点の面白さがあるかと言うと、そんなこともない。文句を言いたい箇所はいくつかある。
一つ目は構成について。この作品、原作が月刊連載の漫画だからというのはもちろんあると思うけど、中盤までの回はだいたいが短編のつなぎ合わせ。それだけなら別にいいのだが、かつそのそれぞれの短編も構成がかなりお粗末。起承転結もオチもないような下りがとても多い。
別にそんなに凝った構成じゃなくても、そのキャラのことを好きになれば、彼女らがなにがしかしているのを見るだけで満足するのではないか。そんな風に思って、一周目が終わって一通りのキャラの良さを分かった上でまた同じ回を観なおしてもみたが、それでもやはりつまらないと思った。個人差はあると思うし、見る時期にもよるだろうが、いくら萌えアニメ、日常系などとは言っても、最低限の起承転結やオチはあってほしいというのが自分の見解である。
ただフォローすると、8話で{netabare} ねねっちが会社に入った{/netabare} あたりから終盤にかけて構成はだんだんと形になってくるので、そこからは自分も素直にキャラ達の可愛さに浸ることができた。そのあたりからはじまるねねっちとうみこの関係はとても魅力的に描かれているし、フェアリーが完成してねねっちのバイトも終わったときには自分でも意外くらいじーんときた。最終回の青葉とコウのストーリーもとても感動的である。

しかし二つ目は、残念ながらその最終回の展開について。あらすじは、{netabare} 実は過去にアートディレクターを経験していて、部下を一人やめさせてしまったというトラウマのあるコウが、青葉に「それでも、今の八神さんは私の尊敬する上司です!」と言われて救われる{/netabare} というものだが、いや、本編では全くそんなシリアスなシーンを映すこともなく、終始ほんわかした映像をお届けしておきながら、「過去には実はこんな大変なことがあったんですよ」と言い出して感動につなげるのはずるくないだろうか。それをやるならその過去のシリアスも正面から描いてほしい。それはきららアニメらしからぬギスギスだから描けない、というのならそもそもそんな過去設定を作るべきではない。
厳しいかもしれないけれど、自分がこれだけ語気をあらくするのは、この作品をけなすためではなく、むしろその逆で、どれだけいつも通りのきららアニメとして観ようとしても、それでもこの作品のシリアスな部分に強烈なポテンシャル、魅力を感じてしまうからなのだ。
例えば10話で青葉とねねっちが喧嘩をするところ。映像上では単にねねっちの心配を青葉が誤解して起こったすれちがいとして描かれていたが、ねねっちの心境にしても青葉の心境にしても、もっとアンビバレンスなものにできたはずなのだ。昔からの親友の間にできた、社会人と大学生というねじれ。ねねっちは自身の能力の不足から、青葉に対して多少なりの嫉妬心を抱いていてもおかしくないし、青葉は仕事の多忙さから、大学生活を思う存分オタ活に当てるねねっちをうらやんだりしてもいい。そうやって、ただ「ねねっちはほんとにいい友達だな」という感想にとどまらないような二人の関係を作り上げていってほしかった。それがたとえきららアニメには求められていないシリアスだったとしても。

一期のようなほんわか展開もいいけれど、二期ではぜひこの作品が抱えるシリアスな部分をもっと掘り下げていってほしい。少なくとも、次回作のゲームでコウがまたアートディレクターになるなら、それに伴う困難は絶対に描いてほしい。そこに過去の、他人に対して攻撃的だったころのコウの姿が見えて、青葉が葛藤するような展開があってほしい。というか、なくちゃいけないとすら思う。その問題から逃げてはいけないと。
長くなったけれど、結論としてこの作品は自分にはあまり楽しめなかった。「きらら×お仕事」という発想自体に問題はないのだが、構成に若干難があると。シリアスを求めるのはお角違いなので作品の評価に加えることはしないが、ただもし二期になってシリアスが加速するようなら、ぜひ継続視聴したいと思う。

こんな長文を読んでくださりありがとうございました。ここに書いたのはあくまで個人の見解ですが、何かしらみなさんのアニメ観の参考になれば幸いです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

青葉ちゃんがどうしても苦手

社会人になったくらいで大人になった気分の高卒1年目青葉ちゃんがどうしても苦手。幼馴染の桜ねねを馬鹿にする感じがさらに。それ以外のキャラクターはみんな可愛いので、良い。八神コウと滝本ひふみが特に好きかな。ちなみに青葉ちゃんは苦手だけど、声優の高田憂希は好き。

ゲーム作りの話。大勢でゲームを作り上げることの達成感は凄い物があるやろうなというのがひしひしと伝わってくる。

OP
SAKURAスキップ 歌 fourfolium この歌に魅かれてこの作品を見ようと思うに至った。メインキャラクター4人で構成されるfourfoliumの元気一杯の歌声が素敵。
祈りの羽 歌 en 劇中ゲームソフト『フェアリーズストーリー3』オープニングテーマという体裁の曲。
ED
Now Loading!!!! 歌 fourfolium 


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
1. なんだかホントに入社した気分です!
高校を卒業後、幼い頃に夢中になって遊んでいたゲーム《フェアリーズストーリー》を制作したゲーム会社《イーグルジャンプ》に就職した涼風青葉。新入社員として社会人一日目を迎えた青葉は、朝の満員電車に揺られながら、《イーグルジャンプ》へと出社してくる。会社の前まで来たもののこのまま中に入ってしまっていいのだろうかと躊躇してしまい中々一歩が踏み出せない青葉。そのとき出社してきた先輩社員の一人である遠山りんに声をかけられ、青葉は無事に《イーグルジャンプ》の中へと案内されるのだが……。

2. これが大人の飲み会……
青葉がキャラクターデザイナーを志すきっかけとなったゲームである《フェアリーズストーリー》。その最新作を制作するチームに配属された青葉は、憧れの八神コウがリーダーを務めるキャラ班でグラフィッカーとして働き始める。絵を描くこと以外は経験のない青葉は、勉強としてコウから渡された3Dの参考書を進めていく。勉強は順調に進み、参考書も半ばに差し掛かった頃、ついにコウから初仕事を任されることになった青葉。その内容はNPCの村人をモデリングし、3Dのキャラクターをおこしていくというもので……。

3. 遅刻したらどうなるんだろう
ふとした油断から朝寝坊をしてしまった青葉。急いで家を出たものの間に合うかどうかはわからない。このまま遅刻してしまったらどうなるんだろうと会社に向かう電車の中で青葉は不安を募らせる。そんな青葉に同じように遅れてしまったゆんが声をかける。駅から走ればまだ間に合うかもしれないと言う青葉に対して、過去の経験から私の足では走っても1分足りないと返すゆん。しかし話題はそこから運動神経が良いかどうかの話になり、青葉とゆんの二人は会社まで全力疾走することになるのだが……。

4. 初めてのお給料…!
青葉が《イーグルジャンプ》に入社してからそろそろ一ヶ月。コウから任された村人の制作も3体目が仕上がろうとしていたそんなある日、青葉はりんから給与明細が書かれた紙を手渡される。これまでアルバイトもしたことのない青葉にとっては人生で初めてとなるお給料。嬉しそうに笑顔になる青葉に対して、りんは初めてのお給料を何に使うか決めているのかを尋ねる。使い道をまったく考えていなかった青葉はキャラ班の面々はどうだったのかと聞くと、それぞれが初給料で何を買ったのかを話し始める。

5. そんなに泊まり込むんですか?
青葉が初めて作った村人の3Dモデルに様々なモーションをつけるはじめ。苦労して作った3Dモデルがどんな風に動いているのか気になって仕方のない青葉は仕事に集中することができず、自分にも見せて欲しいと頼む。画面の中でまるで生きているかのように動く3Dモデルに感動する青葉。後輩から仕事を褒められて嬉しいはじめは、青葉に先輩風を吹かせる。そんな二人の様子を見ていたコウは、りんの使っていたタブレットペンの調子が悪くなったと聞き、お使いに行かせることを思いつく。

6. 発売……中止とか?
コウから頼まれていた村人の3Dモデルを全て作り終えた青葉は、完成の余韻に浸る暇もなく1枚の仕様書を手渡される。コウから告げられた次の仕事は仕様書を元にキャラクターを作るキャラクターデザインの仕事だった。1体だけとはいえ、初めてのキャラクターデザインに迷走し、自信を持って描くことのできない青葉。そして同じ年齢の頃にはすでにメインのキャラクターデザイナーとして仕事をしていたコウと自分を比べ落ち込む青葉を見かねたコウは、青葉に村人を作っていたとき楽しかったかどうかを聞く。

7. 新人の教育はしっかりしてください
青葉の作ったNPCの3Dモデルがエラーを起こしていると注意にやってきたプログラムチームのうみこ。些細なエラーが大きなエラーに繋がることもあるのだからと気をつけて欲しいと厳しく接するうみこだったが、怯えた青葉の姿に少し言い過ぎてしまったと後悔する。お詫びに何かできないだろうかと考え、自分が大切にしている宝物の一つを青葉にプレゼントすることに決めたうみこ。手のひらに乗せられたプレゼントを見た青葉はプレゼントされたものが何なのかわからずに戸惑ってしまう。

8. 夏休みだぁああ!!
テストが終わり、大学生になって初めての夏休みを迎えたねねは、さっそく遊びに行こうと青葉に電話をかける。ねねは青葉に夏休みがどのくらいあるのか聞くが、青葉から返ってきたのは開発が終盤に差し掛かっているために忙しく、夏休みが取れるのはゲームが完成してからになりそうというものだった。働きづめになっているのではないかと青葉を心配するねね。そんなときねねは大学の構内の掲示板にイーグルジャンプが募集している夏季アルバイトの求人が貼ってあるのを見つける。

9. 出勤しちゃいけないんですか?
青葉の作った村人の3Dモデルがきちんとパンツを履いているかどうかを確かめていたねね。ゲーム内のカメラがスカートを突き抜け、画面上に映し出されるパンツを見て、問題なしとデバッグを続けるねねに対し、うみこがそもそもパンツが見えることは想定していないのだからバグとして報告してくださいと返す。そこにしずくがやってきて、パンツが見えることは裏の仕様だと告げるが、初耳のうみこ。そんなうみこにしずくは仕様書に書いてしまったらつまらない、偶然見えるパンツにこそ浪漫があるのだと言うのだが。

10. 正社員ってお給料を安くするための法の抜け穴…
ゲームの開発も終盤に差し掛かり、忙しさが増してきたある日の土曜日。休日出勤のために会社に向かっていた青葉は駅前でコウと出会う。駅前にある美味しいと評判のドーナツ屋の本日ドーナツ全品半額中という呼び込みを聞いた二人は、自分たちと同じように休日出勤しているであろうキャラ班のみんなへの差し入れとして、ドーナツを買っていこうと決める。しかし、ひふみを始め、ゆんやはじめも考えることが同じことを考え、みんなで食べようと思ってとそれぞれドーナツを買っていて……。

11. リーク画像が昨日、ネットに出てましたよ!
フェアリーズストーリー3がメディアに対して初お披露目となる東京ゲーム展。業界関係者だけが行ける企業日のチケットを渡された青葉たちはコウからゲーム展に行くことを命じられる。数多くの業界関係者たちで賑わう会場にやってきた青葉たちはフェアリーストーリー3が展示してあるブースへと向かう。ブースのモニタに映る自分たちが作ったキャラクターやモンスターを見て感動する青葉たちは、同じくモニタを見ている来場者たちのゲームへの評価の声を聞き、ついに発売されるんだと実感し始める。

12. ひとつ夢が叶いました!
ついに発売日を迎えたフェリーズストーリー3。店頭での様子を見るために、青葉はキャラ班のみんなと大手ゲームショップのある街へと出掛けていた。街の一角にある大手ショップの前にやってきた青葉たち。しかし先に来ているはずのひふみとはじめの姿が見当たらない。ショップの開店を待つ人々の行列に並んでいる二人を見つけた青葉は、私たちスタッフはゲームソフトをもらえるはずなのになぜ並んでいるのか疑問に思うが、スタッフであっても特典はもらえないことを聞かされ、行列の後ろに並び始める。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12

74.8 4 人見知りで癒しなアニメランキング4位
たまゆら~hitotose~(TVアニメ動画)

2011年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1107)
5085人が棚に入れました
人気OVAのテレビアニメ化。写真が大好きな高校1年生沢渡楓と、彼女をとりまく人たちの日常とささやかな夢を描いた物語。写真が大好きな高校1年生、沢渡楓。あだ名は「ぽって」。この春、海と山に囲まれた穏やかな瀬戸内海の町、広島県竹原市に引っ越してきました。そこは亡くなった父親が子供のころに住んでいた町。古い町並み、美しい海と島々、暖かな人々とそして新しくできた素敵な友達…。大好きになったこの町で撮った楓の写真には、ときどきたまゆらが写ります。たまゆらは楓の心がふわふわと舞い上がって幸せな気持ちの時に写るかわいい光。幸せが形になったような不思議な何か…。そして、その写真はみんなをちょっとだけ幸せな気持ちにしてくれるんです。
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

優しさを忘れてしまったそこのあなたへ(復習

今回はTVアニメ化第1期なので1話約25分、全12話+1話。
見る順番のお勧めはアニメ内時系列で言うと
本作1話→OVA1-4話-+本作2-5.5-12話→2期
販売時系列はOVA→1期→2期です。

舞台は広島県竹原市。実際にあるお店や場所が出てきます。

基本は日常系ほのぼのアニメです。
主人公はお父さんを亡くしているのでその心理状況を察する事が出来るとこのアニメがすんなり入るのではないかな?
終始暖かい感じのなんだか心温まる若干切なく優しい癒し系物語。
兎に角当たり前の優しさが身にしみるんです。
普段の些細な事に幸せを感じる事が出来るのかと言うような。
これは恐らく見る人が人の優しさというものに遠藤くなった時程しっくり来るアニメであるでしょう。
一人暮らしを始めたばかりだったり仕事を始めたばかりだったり、日々の生活に嫌気がさしちゃったりしている人だったり。
人の優しさと遠藤くなればなる程愛おしくなるアニメかと。

ちなみに初めてこのアニメ見た時寝落ちして何処まで見たかすら覚えてませんでした。
それから何ヶ月か後にふと見直して感動した覚えが。


原作・監督・シリーズ構成:佐藤順一
この人が凄い人できっと多くの女性の方が知っているであろうセーラームーンを作った監督でもある。
若い子はきっと知らないだろうけど。
他にも代表作に『きんぎょ注意報!』、『美少女戦士セーラームーン』、『おジャ魔女どれみ』、『ケロロ軍曹』、『カレイドスター』、『プリンセスチュチュ』、『ARIA』
数多くの有名所のアニメを作ってきている。
私的には異国迷路のクロワーゼ The Animationのシリーズ構成・脚本・絵コンテ・音響監督・挿入歌作詞「たからもの」が大好きです。
他にもEVAの絵コンテだったり、カウボーイビバップの絵コンテだったりと。
ってかこの人が絡んでるアニメ知ってるものがメッチャ多いから驚きである。
なんかシンパシー感じてるのかな?w
ARIAシリーズとかカレイドスターとかこのサイトのレビューで感動するってかなり好評だからいつか見たいけどなかなか見れない(・・;)


TV第1期OPED挿入曲

{netabare}オープニングテーマ

「おかえりなさい」
作詞・歌 - 坂本真綾 / 作曲 - 松任谷由実 / 編曲 - 森俊之

エンディングテーマ

「神様のいたずら」(第1話、第3話 - 第6話、第8話 - 第10話)
作詞・作曲 - 大江千里 / 編曲 - 清水信之 / 歌 - 中島愛
「夏鳥-うたとぴあの-」(第2話)
作詞・作曲 - 杉森舞 / 編曲・ピアノ演奏 - 清水信之 / 歌 - 中島愛
「星空」(第7話)
作詞 - 伊藤利恵子 / 作曲・編曲 - 西脇辰弥 / 歌 - 中島愛
「あしたの陽だまり」 (第11話)
作詞 - マイクスギヤマ / 作曲・編曲 - 浜口史郎 / 歌‐沢渡楓(竹達彩奈)、塙かおる(阿澄佳奈)、岡崎のりえ(井口裕香)、桜田麻音(儀武ゆう子)
「A HAPPY NEW YEAR」(第12話)(最終回)
作詞・作曲 - 松任谷由実 編曲 - 窪田ミナ / 歌 - 坂本真綾
「花火」(第5.5話)テレビシリーズ時未放送話

作詞・作曲 - 矢吹香那 / 編曲 - 北川勝利 / 歌 - 清浦夏実
挿入歌

「やさしさに包まれたなら」(第4話)
作詞・作曲 - 荒井由実 / 歌・演奏 - marble
「ヒマワリ」(第5話)
作詞・作曲・編曲 - 北川勝利 / ストリングス編曲 - 長谷泰宏 / 歌 - 沢渡楓(竹達彩奈)
「夢の兆し」(第6話)
作詞 - 松浦有希 / 作曲 - hermin / 編曲 - 鈴木智文 / 歌 - 岡崎のりえ(井口裕香)、桜田麻音(儀武ゆう子)
「ずっと一緒 -うたとギター-」(第9話)
作詞 - 西直紀 / 作曲 - F.GIRAUD / 編曲 - 笹子重治 / 歌 - 保志まなみ(中島愛)
「ももねこ音頭」(第9話)(第10話のみ小学生バージョン)
作詞 - 西直紀 / 作曲・編曲 - 中島ノブユキ / 歌 - 沢渡楓(竹達彩奈)、ももねこ様(福井裕佳梨)
「希望のカタチ」(第10話)
作詞 - micco / 作曲・編曲 - 菊池達也 / ストリングス編曲 - 杉本優 / 歌 - 塙かおる(阿澄佳奈)
挿入曲
「たまゆら〜メインテーマ」(第7話)
作曲 - 中島ノブユキ / 竹楽器演奏 - 竹夢楽団{/netabare}


たまゆらじお
http://tamayura.info/hitotose/tamayuradio/index2.html
未だに全10回公式で公開中


各話感想
{netabare}1話
人権尊重都市ねぇ…まぁ広島だし。
チヒロちゃん良い子すぎるだろ…ブユスケきもいぞw
こういう所なんだよなぁたまゆらの良い所って。
この友情ってか人当たりの良さと言うか…
実に良い話だ。そして他人が思う程主人公は弱くは無い。
弱くはないのは仕舞いこんでしまったせいだった…
ここホントしんみりする。
あれ…お風呂一緒に入るだと!?弟よ、なんて羨ましいんだ…
何再設定なんだったっけ。まぁいいか。
まさかの引越し。
ぶゆぶゆテレ隠ししやがってからに(;_;)
なんで1話からしんみりさせてくるんだ…
まぁこれがうまい掴みになっているんですよね。
「アグレッシブに!!」
それで2期はもあぐれっしぶに…
うむ。こっからきてるのか?(適当)
わけのわからないプレゼント渡すなwでもその心意気確かに受け取りました。
プレゼントパート2がニャンコ先生…チヒロちゃんアグレッシブだね!
あれ?こんな話だったっけ…
地面に広がるおかえりの文字。
そして「ぽって。おかえり」と声を掛ける友人。
地方から状況した人やホームシック気味の人にはドカンと心に響いたのではなかろうか?


2話
引っ込み思案なところを直してアグレッシブになれるのだろうか?
アタヽ(д`ヽ彡ノ´д)ノフタ
おもちゃ系?おもちゃ系ってなんだ?
先生良いキャラしてる。ってかこういうダジャレ好きな先生昔いたなぁ。
カッター訓練ってそんなのやってる学校あんのかね。
なお瀬戸の花嫁!誰か知り合いで使ってた気がw
やたら笛鳴らす体育教師もあるあるすぎるw
マエストロの声がいけめんすぎる。
瀬戸内レモンパイ綺麗だなぁ。甘いもん嫌いだから食べたいとは思わないけど。
天井に生えてた紫の花なんだっけなぁ近所の公園に毎年咲いててブドウかとちっちゃい頃思ってたんだよなぁ。
「たべてたべてーえんりょしないでー」目が猫ww
呪いの人形w
なんで焼きそば挟まってるんだろうか。広島焼きなのかな。
人生ゲーム懐かしいなぁ。
今の時代はカメラなんて携帯でいくらでも撮れちゃう便利な時代になったもんだ。
メッチャボケてるw
悲しい思い出から暖かい思い出か…
なかなか変わらないよなぁそういうの。
何かAIRのもうゴールしていいよねってのが思い浮かんだ。
さゆみおねぇちゃん泣かせてくれるぜ(;_;)
1話目のEDとすでに絵が違う。EDの入り方いいなぁ。
Cパートww布団独り占めすんなw

3話
メチャクチャうまそう…
和テイストだけど洋風カクテルなんたらみたいなのとかもあるのが凄いな。
井口裕香の声でおにいちゃんって単語出るともう月火にしか見えない。
そしておにいちゃんとか聞くとアララギ君なんだろうなぁとw
コマチ?オノノ?こんなキャラいたっけw
完全に忘れてる。
あぁそうかコウ君のあれか~そういやいたなぁ。
おばあちゃん気の利かせ方がうますぎる。
完全に見ぬいてる言い回しだよなぁ。大人の鏡。
コマチでも作れる簡単な料理を選んで傷つく事も無くまさに神業レベルのおばあちゃん。
リアルで出来るようになりたいもんだ。
こういうのがこのアニメの良い所。
のりえはなんで張り合ってんだよw
のりえのお兄ちゃんがこれまた優しい。きっとアララギ君なんだろうなー(棒
ホント音楽最高にいいんだよなぁこのアニメ。OPもEDもBGMも。
ちっちゃい頃のぽって可愛い。
しかし現実の甥っ子はあまり可愛く感じないと言う。


4話
今度はまおちゃんのおじいちゃんちで泊りかな?
瀬戸内海の島なのかな?
あらかわいいナカイさん。ぼんぼれそうですね。
コウたん浮いてる浮いてるww
ぽってのおじいちゃんもコミュ障かよw
レモン羊羹うまいのかな。甘いもの良く出てくるなぁ。
まおんちゃん仕事熱心だな。
「おもてなしの心をもった人がお客さんをもてなす所」名言。
まぁぶっちゃけ素人は手を出すなって話ですね。おじいちゃんとしてはまおんへの教育といったところか。
まおん父w
「やさしさに包まれたなら」いい曲だ。
なんともたまゆらにぴったりな曲があったもんだよなぁ。
友達も家族も皆温かすぎる。
口笛師は無いだろうwwCパートのアヘビアーンってww


5話
まさかのちひろちゃん復活回!1話からもう出ないんじゃないかと思ってたよ。
忠海駅ってホントにあるのか?w
と思ってググったら本当にありましたww
広島県竹原市忠海中町一丁目にあるそうです。
おかあさんバイク乗りなのか。
ツーリングクラブとかなんか男っぽいんだなぁ。
なんだろうこのアニメ見てると一々色んな思い出に浸ってしまってぼーっとしてしまう。
ちひろちゃん未だに泣き上戸で優しい子なんだなぁ…
出た!ほぼろ焼き。1150円だっけ?もう販売してないっぽいけど。
2期始まったしまた販売するんだろうか。どっちにしても遠すぎて行けないが。
ちひろちゃんも引っ込み思案だったのか。
うわー懐かしい昔無駄にセミの抜け殻拾ってたっけ。
なんで拾ってたのかさっぱりわからんなぁ今となっては。
おねぇちゃん活発だなw
1時間w2時間ww帰りが思いやられるなこれw
生グミラムネってなんぞ?グミとラムネが一緒になるのか…
はたまたラムネ味のグミの事なのか…
って事でググって見たらたまゆらしかでねぇぞおいどうなってんだ。
なんかこういう高台からの見晴らし昔は綺麗な風景に見えたけど震災以降イメージ変わったなぁ。
しかしちひろちゃんの人形毎度毎度可愛くないw
これ普通に可愛い設定で良かったんじゃないのって思う。
ちひろちゃんにも友達できたね!


6話
1999年秋。ロリまおんちゃん。
この口笛のメロディーなんだっけなぁ…懐かしい気がする。
思い出せないよ('A`)
ぽっていつの間にw
おまっタートルネックかぶるなww監督何やってんすかww
一つ上の男。上野クリニックじゃないですかーやだー!w
知っててやってんのか知らずにやったのか…
なんともシュール。
もらい泣き可愛いw
まおん強い子!口笛をなんで吹いてるかの回でしたねAパート。
謎のネコ型モフモフ。のりえちゃんの頭に乗るなw
まるごとかぼちゃプリンw甘いモノは嫌いだなぁ…
逆にしょっぱいものがちっちゃい頃から好きだなぁ梅干しとか漬物とか。
のりえちゃんとまおんちゃんは中学校からの友達なんだね。
この頃から口笛で心が読めるたのかw
口笛で意気投合しちゃったのね。
Cパート口笛読み合い大会ww


7話
憧憬の路(しょうけいのみち)。なんだろう東京駅のイルミネーションみたいなものかな。
まぁ竹の方が明らかに情緒あふれる温かい感じなんだろうなぁ。
なんというテルテルボウズwww否定しろw
しかしテルテル坊主ってなんで首吊ってるんだろ。
って事で調べてみた。
どうやら中国から伝わったらしい。首を吊ってるのは特に説明は無かったものの単純に晴れを祈願するものらしい。
本当は怖いグリム童話的な怖い話が出てこなくて良かったわ。
「今度こそ楽しんで貰いたい憧憬の路」
なんて友達思いなんだ。
マエストロのとこに入り浸るJDらしき女二人は何者なんだ。
先生お好み焼き屋で何してんのw
ってか相思相愛だろこれw お前ら様w
店先の竹の火の光綺麗だな。
憧憬の路ってリアルであるのかな?
って事でググって見た。
憧憬の路(しょうけいのみち)は、広島県竹原市の街並み保存地区で開催される祭り。竹筒にいれたろうそくを灯し、江戸時代から続く街並みをライトアップする催しである。
だそうで画像検索とかすると綺麗だねぇ。
ショウコさん… 田舎で灯篭流しやったっけなぁ…
こましゃくれってなんだよwまったくこの二人はw
こう君聞いてないww おばさん彼女にすんなw
かおたん…(T_T)
「だからね、泣かなくて良くなったんだよ?」
俺画面見えなくなっちゃったんだけど。゚(゚´Д`゚)゚。
雨上がりの濡れた地面に反射していつもより綺麗になってる!
結果オーライだね!
お礼の五段重ねwwそんな食えねーよwデートじゃねぇのかよw
何気にほぼろの人も奥手だなw
号泣してる女の人は何があったのだろう…
ってこれもしかしてショウコさんか!?
どういう泣きなんだろう。ぽってのお父さん絡み?
もっと何か別のことが?
過ごした時間ずっとずっと宝物ですありがとう昌子
意味深すぎる…。まぁ昌子ってのはわかったけど、どういう意味で泣いていたのか。
特殊ED多いなぁホント。凄くいいね!


8話
しほみさん「ただいま」ふむ地元だったのか。
先生不発ww
あれ?しほみさんほぼろさんちで住んでるのか…
コマチちゃんこまちぃ!
まさかのぽってにまで対抗意識ww
あぁやばいお好み焼き食いたくなってくる。
でもお餅明太チーズもんじゃも好きなんだよなぁ…
トリビアクイズー
Q.ほぼろさんの本名は?A.ちもちゃん
Q,苗字は何でしょう?A,八色(やくさ)
こりゃ読めん。
Q.なぜこの店がほぼろか?
A.広島の言葉でほぼろを売ると言えばお嫁さんが実家に帰る事。すなわち離婚。ほぼろ島のほぼろ。
食べ尽くしてくれるって意味なんだろうけどわけがわからないよ。
行き先の無い切符。いろんな意味に取れるよねこれ。
例えば先が決まってないから自由に出来る。
先が決まってないから不安。
どちらにも取れる。まるで官僚の答弁みたいだ。
ゴーヤクリーム抹茶冷麺ww まずいだろこれ。
「楽しみにしちょってねぇ~」むろみさんが脳裏をかすめたw
みそのさんイラストレーターだったのか。
ぼろぼろとかひでぇw
線路の二股が行き先は自由って意味を表してるのね。
その行き先を決めるのは自由。そっちに落ち着いたか。


9話
ももねこ様なんかまっくろくろすけっぽいw
あれ?OP絵が変わったかな?
猫って10F位から落ちても死なないとか昔聞いた事あるなぁ。
ももねこ様はゴミ拾いが日課だったのか。
何これもも猫回なのかw逃げたw
イノシシと決闘とか無茶しやがって。コウたんナイスタイミング。
猫の気持ちまで察しちゃうぽってたん。
熱くてさむ~い瞬間!w
10枚!?工エエェェ(´д`)ェェエエ工20枚とか無理ゲー。
何処の大食い選手権だよ。
おやすみなさいの効果が抜群すぎるw
あっあれかマエストロのとこに入り浸ってた人たちか。
まおんの妄想が止まらないwリオデジャネイロってなんだよw
謎の組織って何処の組織だよw
おねぇちゃん大暴走wいつでもアクセル全開ww何この人w
このアニメで一番ぶっ飛んでるキャラだな。
写真全削除か。
俺も別れたりした相手の写真は全て消して捨ててるな。
失恋の(;_:)


10話
かおる回か。
サバサバしてんなぁかおたん。
かおたんって言うなってのがないね。
ファイwwゴマシャクレなにしてんだよw渡部陽一かっ!
あの人ホントに戦場行ってるのか怪しいよなぁ。
しかしおねぇちゃん一々お節介だな。
竹酢液[ちくさくえき]
竹を蒸し焼きにしてでた煙を液化したもの。くさい。
何に使うんだよそんなもんw
って事でググってみた。
お風呂、花粉症予防、化粧水、うがい、虫さされ・切り傷など
やけど・日焼け、水虫、リンス
冷蔵庫、下駄箱、台所、トイレの殺菌・消臭
園芸、ペット、家畜、堆肥作り・生ゴミの発酵促進
小動物の忌避、染め物の媒染剤(色止め)として
なんじゃこりゃ。豊富すぎる。
良い仲間だな。毎度毎度甘いものばっかだのぉ…
もっと和食とか出してくれてもイイのになぁ。
うーんかおちゃん劣等感を感じてたって事なのか?
のりえ良い事言った。俺の言いたい事全部言った。
幼稚園からの幼馴染か。幼稚園の記憶なんてまったくない\(^o^)/
私たち展。何がどうなるのやら。
完全にかおたん回でした。
なんか普通に見入ってきちゃってた。


11話
とりっとりっとりとりっとりっww
どしたんだよ!w(さまぁ~ず三村風
朗読劇!なんだなんだ盛り上がってきたのか?
ジンジャーケーキ。まーたケーキ( ;∀;)
スイーツはもう飽きました/(^o^)\
甘い物が出れば出る程しょっぱいものが食べたくなる不思議。
先生ほぼろ通いすぎだろw
朗読劇の参考になるのが怪談ってww何処の稲川淳二だよw
のりえ引き出すのうまいな。
乙女座!!なんという展開。まおん現実逃避ww
本番ギリギリまで台本無しとかどうなってんだw
無口な鳥がいました…
これ完全に思い出話だな。凄くジワジワくる。
「わたしお友達が出来たよ!とってもとっても素敵なお友達」
感動した(´;ω;`)
喩え話からのリアル話への転向。すげぇ( ・∀・)イイ!!
4人で小さい頃あってた場所。これは4人とも知らないままなのね。
まさに視聴者特権的な表現がうまい。
特殊新ED。


12話(最終回)
私達展。やるのか!
まさかのガラガラww これは…
全部叫んでる顔www どうしてもも猫w
やっと来たか最初はおかあさんとおばあちゃん。
それ程でもあるのかよ!
マエストロちゃっかりナンパすんなw
あれ?朗読劇もう一回あるのね。
香水振りまくのかw のこちゃんコウ君なのか!
工エエェェ(´д`)ェェエエ工 完結しねぇのかよww
やっぱ冬に見るべきアニメだった。
クリスマスとか正月とか。
冬好きは冬ってだけで二倍位テンション上がる。
ちひろちゃん抱えてるのもも猫様のぬいぐるみじゃん!自前か!
でたーおねぇちゃん!おまえだけが大吉でどうすんだよw
うわー。冬の山道とか田舎道でよくあるよねこういう風景。
トラックが田んぼに突っ込んでたり車がスリップしたり。
いつだか先輩の車の助手席に乗ってて目の前の車がスリップして2回転位したのを目の前で見た時は死ぬなと思ったっけ。
山の朝日は綺麗だね。
スキー場で働いてた時は毎日綺麗な景色が見れて帰りたくなかったな。
写真の力って凄いよね。でも動画ってもっと凄いよね。
その時のその場所の記録が全て思い起こされる。
まさに記憶を外部装置HDD等に移し替えられる代物。
これをネット上の記録媒体になると攻殻機動隊みたいな話になるわけなので。
って事で最終回いい終わり方だったのか!?ちょっと疑問w
もっと感動する展開を望んでいたわけで、、、


5.5話
夏に戻ったわけか。
無くなったなくし物が突然目の前に現れると戸惑ってしまう…意味深だな。
ロリゆら回!!
浴衣にそんな思い出が…
だからちひろちゃんぬいぐるみが気持ち悪いってw
失敗写真ぼけまくりだな。
現像しなかった写真。おいやめろ。そういうのは見るもんじゃない。
未だに現像してなかった謎の使い捨てカメラがあるんだけどどうしたもんか…
何が映ってるかわからんから怖くて出せない。もう10年以上前の…
浴衣いいねぇ~。個人的には着物のほうが好きだけど。
おばあちゃん。止まった時間が動き出すか…
うーむのりえは浴衣なんか着てるともうますます月火でしかないというかなんというか…
まおんのキャラデザのほうが似合う。
自宅から綺麗な花火見えるとかすげぇな。
うちも見えるけど窓から顔出して無理な姿勢しないと無理だけどw
浴衣の柄は暖かい風か。黄色…なのか?うーんオレンジって感じがする。
楓(ふう)の名前の由来は温かい風だったのか。
だからちひろちゃんなんでわけがわからない写真をw
お父さんの写真…
あれ?こっちの方が最終回っぽいじゃないか!!
よーしやっと1期見直せた。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 27
ネタバレ

ギータ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

とにかく温かい! 温かすぎて泣いてしまいましたが(笑)  追記:汐入に行ってきました

この前ニコニコ一挙放送でやってて、たまたま見た作品です。
見終わって、なぜ今までこの作品を見て来なかったのか、視聴しないまま一生を終えなくてよかったなぁと思いました。大げさすぎですが(笑)

視聴前のこの作品のイメージは
①広島県竹原市が舞台
②写真アニメ
③癒し系アニメ
といった感じでした。

たしかにイメージには当てはまっていた作品なのですが、それだけではない、色々な主張が詰め込まれている作品であり、さらに友達、親子の絆に感動するアニメでもありました。

そして、一貫性のある作品ですね。
ぼんやりした夢に向かって悩んだり、決断したりする主要人物たち、今を大切にしたいという気持ち、作品には目に見えないその人の気持ちが宿っているなどなど、1話限定ではなく、このアニメ全体を通して主張してきました。
作り手がぜひ伝えたい、何かしら考えてもらいたいと思いながら構成した姿が浮かびます。

最近よく思うことでアニメに限った事ではありませんが、イメージだけでは計れない、実際に視聴しないと分からないことってたくさんあると改めて思わせられた作品でした。



・写真には撮った人の気持ちも映っている
写真は映っている人の様子だけではなく、撮った人の楽しそうな気持ち、一生懸命さなどなど、色んなものが映っているということです。
そして、それはアニメも同じことが言えるでしょう。作り手の気持ち、考え、願いなど、そういったものがアニメの中に入っていると思うのです。
このアニメを見ていて、こういう思いを届けたい、こういう空気を大切にしたい、キャラクターの良さ、成長を見てもらいたい、魅力を存分に発揮させたいなどなど、いろんな思いが伝わってきたように思います。(お世辞っぽく聞こえますが、真意です。)



・さようなら、ごめんなさいではなく、ただいま、ありがとうで泣けるアニメ
他のアニメは前者の心境を共感することによって涙することが多かったです。
純粋に温かい気持ちでありがとうの気持ちで泣けるアニメって私はあまり見てこなかったように思います。
両親へのありがとう、友達へのありがとう、写真から伝わってくる温かい気持ちなど、見ていて本当に温かい気持ちになるアニメです。
癒し系のアニメではありますが、それ以上に温かい雰囲気をまとったアニメだと思います。



・変わるもの、変わらないもの
はいきました!私がアニメの主張の中で一番好きといってもいい分野が(笑)

「好きだから期待するし、(変わってしまえば)寂しい思いをする、でも決めるのは本人だから誰にも止められない」
{netabare}本当にその通りですよね。好きだったプロ野球の選手が引退する時は本当に寂しいです。他にも友達がずっと続けてきたスポーツをやめたり、追い続けてきた夢を変えたりしたら寂しいです。でも決めるのは本人です。
それに、好きだった気持ちは変わらないし、これからも応援する気持ちは変わらないでしょう。変わらないものもしっかりあるんです。“きっと、そういうものなんだよ。”
他人のことを考えたシーンでもあり、自分のことは自分できめるものだと考えたシーンでもありました。どんな決断をしても、変わらないものはあると信じて。 {/netabare}

「この先何かが変わっても、今ここにみんなといることは変わらないから、今できる何かを残したい。」
{netabare}今から見た過去は変わりません。そして、未来から見た今も変わらないと言えます。
今しかできない、未来では出来ない、変わってしまうことだから、今できることを未来に残したいというシーンでした。
こういう思いで生きていけば、1日1日を大切に過ごせるし、より自分に素直に生きれるだろうなぁと思いました。
12話も同じような主張がありましたね。
時がたてば手が届かなくなるから残しておきたい、それが写真である。その時にカメラの四角い窓から見つけた宝物をずっと残しておきたい。その瞬間を撮った写真にいつでも言える、「おかえりなさい」
うん。カメラ欲しくなったなぁ(笑){/netabare}



・あふれ出るセンスの良さ!もはや芸術です
とにかくセンスがいいです。各キャラクターの設定、自分の気持ちの表し方、EDの入りや歌詞にあったセリフなど、「こりゃやられた!」と思ってしまうシーンばかりでした。

印象的だった回をいくつか紹介します
①第10話 {netabare}で提案された私達展
みんなで何かしたいと言った時、本当にみんなでやることしか私は思いつきませんでした。みんなで写真を撮る、みんなでお菓子を作るなど。
だから、この提案が出た時は鳥肌立って、下手したら泣くところでした。
それぞれが興味を持っていること、今の自分を表現することをみんなでやるというものでした。
第10話視聴時の私の胸中
→「うわっそうきたか!楓は写真、のりえはスイーツ、麻音は口笛あるもんな!かおるはポプリ作って展示するのかな?それぞれの違う興味を合わせて、みんなで展示会を作る、このアニメだからこそできるとはいうものの、なんて発想力なんだ!これは思いつかなかったわ!」 {/netabare}

②第11話 {netabare}での麻音の朗読
自分の気持ちをなかなか口に出すことができない麻音。
朗読したのは、鳥を自分に見立てた自作の物語でした。途中まではできているものの、最後は白紙になってました。
今までの自分の生い立ちを書き、のりえと友達になったものの、最後がどうしても思いつかない。
麻音は何か伝えたいんですよね。でもなかなか言葉として出て来ない、すごく悩んで、一週間で消しゴムが豆粒くらいになるほど頑張って言葉を引き出そうとしました。
悩んだものの、友達や両親の顔を見たら自然に言いたい言葉がでてきました。
こんな素敵な友達ができたんだよ!今までありがとう!
ノートを閉じた時に麻音は間違いなく生まれ変わったと思いました。もう時間をかけて書かなくても、今思っている気持ちを言葉にして話せるんだ、というように。 {/netabare}

③5.5話 {netabare}お父さんの現像写真
5.5話視聴時の私の胸中
→「お父さんの写真どんなだろう、海とか、昆虫とかやんちゃな感じで、とにかくブレまくってるんだろうなぁ。
ちょ!?花火とか、ブレてる花火とか、ぽってと同じとか無理だって!反則だって!泣いちゃうって!
そりゃマエストロが作中でも屈指の笑顔で心のこもった声で良い写真だよって言うわけだよ。この回やべぇわ!最初から全力投球なのに、最後までツメがしっかりしているとか、文句なしの神回だわ。」

現像写真が花火じゃなければここまで泣くことはなかったと思います。このチョイスにもセンスを感じられます。
5.5話の完成度は本当に高い、たまゆら屈指の神回です。
楓という名前の由来、その願いに込められた浴衣のイメージ(あったかい風)、浴衣によって少し昔の後ろめたさが生じたぽって、止まった時間がいつか動き出すと信じていたおばあちゃん、浴衣を着て一番喜んでいるのはお父さんなどなど、すべての要素がかみ合っているんですよね。
そして、お父さんの宝物だったブレブレのぽっての写真、そのエピソードに合う花火のブレブレ写真、もうセンス抜群すぎです! {/netabare}



このアニメの主題の1つである夢、それとぽってのお父さんについてはOVAの感想で書きます。
これから2期がはじまるということで、1期を見てない人はまだ間に合うのでぜひ見てみて下さい!
本当に見て良かったと思えた作品でした。


追記:汐入に行ってきました
{netabare}横浜市に行く機会があったので、聖地巡礼をしようと思った時に、真っ先に思い浮かんだのが、たまゆらの第2の舞台である汐入でした。

公園がたくさんある町でしたが、特徴的な公園のカットだけでなく、何気ない通路や交差点などのカットも多く、実際の生活感や学校に通っている描写をしっかりしていたんだなぁというのが1つの印象です。

それでも、ひね生姜のある公園を訪れて、実物を見た時のテンションのあがりようは半端なかったですが(笑)

もしかしたら2期でまた新しいカットがでるかもしれないため、どうせなら終わってから行きたかったとも思いましたが、もしでてきたら「この道通った!」とか思いながら視聴出来ればなと思います。
次は竹原だな!{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 20

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

また一つ大切な宝物発見です(´ー*`)♪

●「たまゆら」ってどんなアニメなの(*'ω'*)......?
天国に行った大好きなお父さんに教えてもらった写真♪
その時、その一瞬の想いを、小さな一枚の枠の中にギュッと閉じ込めてくれる写真。
そっとしまっていた父さんの形見のカメラ「Rollei 35S」で写真を撮りたいと想うようになった主人公こと沢渡 楓(ぽって)が、お父さんとの楽しかった想いでを悲しい色に染めないように、前向きに生きていく日常を描いた作品なのです♪
 
ふわふわと幸せな気持ちのときに撮った写真に写る不思議な小さな光りの子供達♪
そ・れ・が『たまゆら』なのです!
たまゆらの写真は見る人をちょっぴり幸せにしてくれる♪
そうなんです、そんなちょっとの幸せを分けてくれるようなアニメが「たまゆら」なのです♪
 
そして「たまゆら」を手掛けるのが、「ARIA」でお馴染みの佐藤順一監督とスタッフ達なのです♪
サトジュンが作り出すゆっくりとした時の流れの中から繰り出される、ほんわか心温まるストーリーがジャブのように効いてきて、見ている人全員が幸せになれてしまうと言う「サトジュンマジック」をこの作品「たまゆら」でもきっと味わえるのでしょうね♪
 
 
●「たまゆら」~hitotose~と出逢った日の日記♪♪v(⌒o⌒)v♪♪
いきなりお空から桃色の物体か降ってきましたね♪
ももねこ様w
空から女の子?が振ってくるアニメは名作だっていう勝手なジンクスに無理矢理あてはめて、「たまゆら」の幸先の良いスタートを喜んでみましたヾ(〃^∇^)ノ♪
 
でも実際に1話目からこんなに涙を流したアニメは始めてかもしれません(。>0<。)
ぽってが引っ越す前に横須賀市汐入に住んでいた小・中学生時代の親友「ちひろ」ちゃんとのエピソードだったのですけど、ちひろちゃんの涙もろさが移ったのか、とにかく心奪われっぱなしの第1話でした
(゚ーÅ)
OVAを見ていたので、感情移入値は当然「MAX」状態なので涙腺ゆるゆるでしたよ(/ω\)
この作品を観る前にOVAの方を観ていた方が楽しめるのは間違いないので、まだOVA観てない人は手軽に観れるOVAを是非観てから視聴してほしいです♪
 
作画も優しいタッチで描かれていて、最低限のCGしか使ってないのがとっても好印象でした♪
同時期に始まった「WORKING!!」とは対照的な印象ですね。
2話からは広島県の瀬戸内の風景を満喫できそうですし、楽しみでしょうがないです♪
 
今期一番期待していた作品だけに、予想以上の好発進!
癒し系大好きなアタシσ(゚-^*)の中でかなりの名作になる予感がします♪
 
 
■キャスティングについて
「たまゆら」で登場するお店で、竹原市のお好み焼き屋さん「ほぼろ」と、呉市のカフェ「カサブランカ」はどちらも広島弁を話す女店主という設定なのですけど、「ほぼろ」店主の八色ちも[yakusa -]役に、松来未祐さん、「カサブランカ」店主の藤井 みその[fujii -]役に大亀あすかさんと、どちらも広島県出身の声優さんをキャスティングしているなど、広島県の良さを余すことなく伝えようとする姿勢がこういったところからも感じられますね♪

また、ARIAからのキャストも需要なキャラでキャスティングされているので、ARIAファンとしては嬉しいですね♪
志保美りほ(cv葉月絵理乃)・・・灯里ちゃん
塙 さよみ(cv大原さやか)・・・アリシアさん
飛田 志麻子(cv斎藤千和)・・・藍華ちゃん
篠田 こまち(cv広橋涼)・・・アリスちゃん


■総評
あぁ~o(*´Д`*) 1クールじゃ物足りない気持ちでいっぱいです♪
「たまゆら」のゆったりとした雰囲気にもっともっと浸っていたいですね(>o<")
一見、なんの変哲もないなにげない日常を描いた「たまゆら~hitotose~」ですけど、この作品から何を感じ取るかは観る人によって様々だと思うのです。
(  ゚ ▽ ゚ ;)エッ!!何も得るものがないって・・・そういう人は・・・色々悩んだりした時に是非観てみてくださいねw

今回の「~hitotose~」ではOVAでは描ききれなかった部分にスポットを当てて作られている印象を受けました♪
ストーリーの前半は、ぽってのかけがえのない友達一人一人にスポットを当てた素敵なエピソードを用意してくれていて、キャラの新たな一面が見れたりと、その魅力を存分に引き出してくれていましたね♪
仲良し4人組みがまだ出逢う前のエピソードや、「行き先のない切符」のようにゆらゆらと揺らいでいる気持ちなど、どれも丁寧に描かれていてとっても満足のいく内容でしたo(`⌒´*)o

メインキャラの、ぽって、かおたん、のりえちゃん、まおんちゃん、ちひろちゃんはまだ高校生なので人生において色々と立ち止まる事もあるのは当然ですけど、大人になっても迷ったり立ち止まったりする事もありますよね♪
ぽっての憧れの人の志保美さんが空の写真を撮らなくなったエピソードや、志麻子さんのちょっと大人の大失恋のエピソードなど、そういったぽって達と違う世代の人たちの話も盛り込まれているのがまた好印象でした♪

移り行く街並みと変わらぬ街並みを欲張りに見ていたいと思う気持ち。
行き先は自由、今後その行きたい道が変わったとしても、決めるのは自分。
でも迷った時に戻ってこれる場所や人がそこにはいるのです♪
そんな想いを抱きつつ、今の気持ちを形として残そうとした「私達展」☆⌒d(*^ー゚)b
彼女達の姿を見ているとなんだか前向きに頑張らないとって気持ちにさせてくれますね♪

全13話(特別編含む)どの回も心に響く素敵なストーリーに本当に感謝したいです♪
「たまゆら~hitotose~」とはひとまずお別れですけど、なんとなく次回作があるような気がしてならないです♪
ぽって達の卒業までのストーリーを見たいと願いながら楽しみに待っていたいと思います。人(^□^*) オネガイ!!


■ひとり言(# ̄З ̄) ブツブツ
お気に入りのキャラといえば・・・
・これって何の絵・・・肉球です(≧ヘ≦ )プンプン!!
・かおたん!!かおたん言うなぁ~( `ー´)ノ
・まおんちゃんのほとばしる妄想( ̄¬ ̄).。o0O○
・なー! こないだのこまっしゃくれー!(;`O´)o
・タイトルはあつくてさむーい瞬感彡(-_-;)彡ヒューヒュー
・そいじゃー20枚ずつ焼くけーみんな残さずたべんさいよー(☆Д☆)キラリーン♪

第1位:ちもさん 第2位:こまっしゃくれ 第三位:のりえちゃん
でもみんな大好きですよ♪


■MUSIC
OP曲『おかえりなさい』
 歌:坂本真綾
 OVAに引き続き松任谷由実さん作曲に歌詞・歌に坂本真綾さんの最強タッグですね♪
 綺麗な坂本さんの声にユーミンの曲はとっても心地よくって大好きです♪
 
ED曲『神様のいたずら』
 歌:中島愛
 こちらの大江千里さんと中島愛さんのコンビも負けてはないですね♪
 かつて男ユーミンと言われたこともある大江さんって知らない人もいるのかなぁ(^▽^;)
 優しい歌声と情緒溢れる歌詞にしっとり聞かせるギターの音色がほっとさせてくれます♪
 
ED曲『夏鳥-うたとぴあの-』[2話]
 歌:中島愛
 OVAのED曲としても使われていたこの曲は私の大好きな曲の一つなんです♪
 ピアノが奏でる優しい音色と中島愛さんの声がベストマッチな名曲なのです(´ー*`)キラーン
 なんだか懐かしい気持ちにさせてくれる曲は、コーヒーや紅茶を飲みながら昔の写真を見たくなるよう
 な気持ちにさせてくれますよ(*^o^*)
 
挿入歌『やさしさに包まれたなら』[4話]
 歌:坂本真綾
 この曲もOVAのOP曲で使われてた名曲ですね♪
 この曲を朝聴くととってもテンションが上がる元気をくれるお気に入りのナンバーです(*^-^)
 
※「たまゆら-hitotose-」ボーカルアルバム12/28発売♪
 
 
評価は全話視聴後に採点させて頂きます♪
 
2011.10.08・第一の手記
2011.11.06・第二の手記(追記:■MUSIC)
2011.12.24・第三の手記(追記:■キャスティングについて、■総評、■ひとり言(# ̄З ̄) ブツブツ)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 80

72.6 5 人見知りで癒しなアニメランキング5位
ヤマノススメ セカンドシーズン(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (809)
3630人が棚に入れました
インドア趣味で高所恐怖症の主人公・あおいと、
山が大好きで常に人を振り回す・ひなた。
幼馴染の二人は、
幼いころ一緒に見た山頂の朝日をもう一度見る為に、
登山に挑戦することに。
登山を通じてできた仲間に助けられながら、あの時見た山頂を目指す…。

声優・キャラクター
井口裕香、阿澄佳奈、日笠陽子、小倉唯、牧野由依、東山奈央、儀武ゆう子、久川綾、荻野晴朗

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

好きな作品

主題歌が良くてしかも、キャラクターがかわいい。岳人の歌まで作中で流れる。
山登りの知識も得られる好きな作品です。

この作品を見て富士山を登ったなあ。富士吉田口から。兎に角人が多いし、ごみも多い。奇跡的にご来光が見られて影富士も見られて嬉しかったが、あの人混みには正直うんざりした記憶がある。見動きとれなくなったせいで体が冷え込みすぎて頭が痛くなった。これも高山病?
でも、下山は火山灰土だから走りやすくて楽しかったような。御殿場ルートだったらもう一回行ってもいいなあ。

世界で一番遭難者が多い谷川岳にもいつか行ってみたいなあ。
この作品を見ると山を登りたくなってしまう。


OP
夏色プレゼント 歌 あおい(井口裕香)、ひなた(阿澄佳奈)、かえで(日笠陽子)、ここな(小倉唯)
毎日コハルビヨリ 歌 あおい(井口裕香)、ひなた(阿澄佳奈)
ED
Tinkling Smile 歌 小倉唯
スタッカート・デイズ 歌 あおい(井口裕香)、ひなた(阿澄佳奈)
Cocoiro Rainbow 歌 鳴海杏子


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
新一合目 テントに泊まろう!
ひなたの家でテントをはって、あおい・ひなた・かえで・ここな4人でお泊まり会。みんなで料理を作って、恋話?をして、歌を歌って楽しい時間を過ごす4人。翌朝、テントを抜け出したあおいとひなたは朝日を眺める。あおいが"富士山"に登ってみたいと知ったひなたは...。

新二合目 富士山を見に行こう!!
あおいが"富士山"で朝日を見たいと思っているのを知ったひなたは、かえでとここなと相談して富士山が近くに綺麗に見える山に登ってあおいを驚かせようというサプライズ登山を企画する。

新三合目 山に登るということ
サプライズ登山の行き先は"三つ峠"。富士山が頂上で初めて見える、少し険しいルートで登る4人。頂上までの道のりは険しい。何とか登りきったあおいがそこで見た景色は。

新四合目 降りた後のお楽しみ!
頂上で美しい富士山を見て、感動に浸るのも束の間、あおいたちは三つ峠を下る。思った以上にきつい下り。ふもとには温泉があるという。テンションがあがる4人。

新五合目 ゆるして、あげない!
過ってひなたが、あおいのスカートをずり下ろしてしまい、2人はちょっとした喧嘩になってしまう。謝られても素直になれないあおいは、許してあげるタイミングを逃してしまって...

新六合目 好きな事をするために
ひなたのお父さんから富士山での体験を聞いたあおいは富士山に行くことを決意するが、あおいのお母さんからの猛反対を受ける。どうしても諦めきれないあおいは...

新七合目 カワノススメ?
富士山に登るなら、体力もつけよう!ということでトレーニングもかねて?4人は川に泳ぎに行くことに。ひなたが「セクシーな水着で集合!」と言い出して...

新八合目 素敵な思い出を
いよいよ富士山に登る日が明日に迫ってきた。最後の準備を整える4人。だんだん不安になってきてしまったあおいは皆に相談したいのだが、言い出せない。

新九合目 初めまして、富士山
遂に富士山に登る日。富士登山は想像以上に厳しい。でも憧れてきた山であり、素晴らしい景色を見て、やっぱり来てよかったと思うあおいだった。

新十合目 富士山って、甘くない...
8合目の山小屋に向けて足を進めるあおい達。「今ホントに富士山にいるんだ...」感慨深くなり不思議な気分になる。しかし7合目を越えたあたりで急激に険しい斜面に直面。登るにつれて空気が薄くなりじっとしてても息が苦しくなってくる...。

新十一合目 もぉ、やだ!!
夜明け前に頂上に到着したひなたとここな。空の色がゆっくり変わり、御来光に照らされていく。皆で同じ東の空を見つめている一体感に二人は包まれている。そんななか、かえでにせめて夜明けでも...と山小屋の外に連れてきてもらったあおいは悔しくてたまらない。

新十二合目 Dear My Friend
富士山から帰って来たあと、何となくひなた達と顔を合わせづらいまま夏休みを迎えてしまったあおい。山登りを始める前には大好きだった刺繍をしてみても何だか気分が乗らない。そして部屋の隅には帰って来たときのままで荷物が置かれていて...。

新十三合目 不思議なホタルの物語
たくさんホタルを見れる場所があるので皆で行こうというここなの提案に、あんまり乗り気じゃなさそうなひなた。実は、幼稚園の頃あおいと一緒に行った湖での思い出に理由があって...。かえでも誘って皆で浴衣を着て集合した当日、あの日の真相が明らかになる。

十四合目 お母さんと霧ヶ峰!
「次、どこ登る?」そんなひなたの言葉に富士山から帰った時のことを思い出すあおい。お母さんを心配させちゃったから言い出しにくいな...。そう悩んでいると、ひなたがひらめいた。「だったらさ、お母さんも誘えば?」

十五合目 雨具の記憶 ねぇ、ゆうか。今なにしてるの?
部屋で服の整理をしていた楓は一着の雨具を見つける。それは中学生の頃にケンカしてしまった「ゆうか」との思い出が詰まっているものだった。誰の評判も気にせず大好きな山登りをしていた当時はケガをしてしまうこともしばしば。そんな彼女にいつも声をかけてくれるのは「ゆうか」だった

十六合目 思いをうけついで
4人は楓の家で集合し、北アルプスを縦走してきたという楓の写真を見せてもらう。あまりの断崖絶壁に驚く3人。しかしあおいとひなたの思い出の場所である谷川岳は「ロープウェイ」という難関が。谷川岳に登りたいあおいは、高所恐怖症をどう解決するのか?

十七合目 高いところって、平気?
「たまには山以外のところで遊ぼうよ!」というひなたの提案に、武蔵丘陵森林公園にそれぞれ手作りのお弁当を持ち寄って出かけた4人。広い園内には川や色んな遊具やがあってボリューム満点。しかしこの公園に来たのはとあるひなたの思惑があったのだ。

十八合目 アルバイト、始めます!
山登りをするのも結構お金がかかることに悩むあおい。家庭教師のアルバイトをやっているひなたは、買った雨具の思い出や体験を話し、いつもの様にからかってあおいをノセることに成功。あおいはとあるアルバイトを始めることを決意する。

十九合目 宿題が終わらないよぉ
バイトも充実して、谷川岳に向けての準備もばっちりで「全部順調で超イイ感じ!」と上機嫌なあおい。うきうきしているとお母さんから「夏休みの宿題、やっているの?」というセリフが。何ひとつ片付いていなかったことを思い出し青ざめるあおい...。谷川岳の前に宿題山脈を登る日々が始...

二十合目 ここなの飯能大冒険
谷川岳挑戦の前日、ここなは自宅のアパートでとある人からのプレゼントを見つける。嬉しさのあまりとある場所に「行っちゃおうかな...」とひらめく。プレゼントを携え、勢いよく扉を開けるここな。彼女の飯能大冒険が始まる!

二十一合目 思い出の山へ
小さなころ交わしたあおいとの約束、忘れられない思い出。「いつかまた、ふたりでこようね!」「うん、約束!」富士山に登れたんだから心配はないけど...でも、この約束が叶ったら、何かが変わっちゃったりするのかな...。ひなたの足がすこしずつ重くなってくる。

二十二合目 ともだちになろ?
ロープウェイとリフトも何とかクリアし、いよいよ谷川岳登山の本番!険しい道や崖もあって息が上がってきたけれど「富士山に比べたらこれくらい!」と自分を奮い立たせるあおい。行く手に見えてきた小屋の中で、とある人物と偶然の出会いが...。

二十三合目 約束
雨も本降りになってきた。雨宿りの小屋の中で食事をしたりサプライズ企画を実行したりと、楽しく穏やかなひと時を過ごす一行。皆の笑顔を写真に収めていくほのかにも、だんだんと変化が出てきて...。

二十四合目 さよなら、わたしたちの夏
明日は、飯能納涼花火大会!ほのかが群馬から遊びに来て、皆で花火を見て、お菓子と、紅茶と、たくさんのおしゃべりするんだ...楽しみ!と、うきうきのあおいだったが、ふとしたことでいつものごとくひなたとケンカになる。そして...。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9

ギータ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

放送時間が拡大になったアニメってない…ですよね?

ヤマノススメ第1期全話分の動画がニコニコ動画にて無料公開されています。
1期未視聴の方には是非ともオススメしたいところですが、絶対視聴して欲しい!という気持ちまではいきません。
2期1話を見なければガンガンオススメしていたかもしれません。


【第1期と第2期について】
1期→3分1クール
2期→15分2クール

1期、2期と続いてきたアニメについては結構見てきたつもりですが、放送時間が拡大されたアニメを視聴するのは恐らく今回が初でしょう。
期待ばかり持つのではなく、『放送時間の拡大』についてもう少し考えた上で視聴するべきだったと1話見終わって感じています。

私は1期の3分間という形態が凄く好きでした。
1期のレビューにも書いてますが、30分やらなくてもいい、3分でも十分な魅力をもった作品だと思いました。
魅力的な作品であった大きな要点を2つ挙げます。
1つは、『ゆるふわながらもテンポが良い作品』であること。
日常アニメにはよくありがちですが、「だらー」というか「ぼけー」というか、なんかゆるーい感じの日常風景を描くことがよくあります。
もちろんそれが魅力になってる作品も多くあるし、とくにのんのんびよりはゆるい場面と動く場面のメリハリが素晴らしい作品です。
ヤマノススメはやってることはとてもゆるいんですが、3分という尺の都合も相まって、テンポ良く話が進んでいきます。
会話が全く途切れなかったり、画面が全く動かない場面を作らなかったり、静止画の場面にもキャラのデフォルトフェイスを入れたりなど、“静”となる場面が少ないです。
丁寧な作りのアニメとよく評価されるアニメですが、考えてみれば結構納得のいく描写をしてると思います。
このテンポの良さが1つの魅力であり、他のアニメには中々真似できないところだと思います。

もう1つは、『強調する場面の割合が多い作品』であることです。
「かわいい!」「カッコイイ!」「スゲェ!」という胸躍らせる場面、ここでいう強調する場面というのがどのアニメにも必ずあります。
ただ、この場面ばかりではアニメは成り立ちません。
いや、成り立っても評価にはまず繋がらないでしょう。
強調する場面は普通の場面とのメリハリがあるからこそ輝くし、ひたすら強調ばかりしてもハードルを自らの手で上げてしまうため、そのハードルを越えられなければ視聴者にはつまらなく見えてしまいます。
これも1期のレビューで書きましたが、ほぼ強調場面で作品を成立させられるのは私の中では『ちはやふる』だけです。
最近で言えば『キルラキル』なんかも近いイメージではありますが、これはこれで例外っぽいイメージもあります。
ヤマノススメはこれまた3分という尺の都合も関係していますが、短い分、どんどん魅力を詰め込んでいかないとあっという間に終わってしまうという事情があります。
逆に、普通のアニメでは有り得ないくらい強調する場面の割合を多くしても大丈夫なんです。
それは3分アニメだからこそです。
30分ひたすら強調されても、はっきり言ってくどいし、最悪飽きがきてしまいます。
しかし、3分ならくどくなる前に終わる、つまり自らハードルを高めることはないんです。
ヤマノススメは、3分と短いながらも非常に純度の高い、濃密な作品であると私は思います。

あとは完全に好みの問題です。
3分で短いと思うか、これで満足と思えるかです。
以上、ここまでが1期についての考察です。


予想以上に前置き長くなってしまった…
すいません、ここからが本題です。

じゃあ、3分から15分に拡大して、これまで述べたような魅力を兼ね備えた展開を出来るでしょうか?

まぁ冷静に考えれば無理だと思うんですよ。
今までのヤマノススメの魅力って、3分だったからこそというのが想像以上に大きい感じがするんですよね。
2期の1話を見て、すごく期待していたのに、思ったより心に響かない、逆にニコ動で1期の動画を見てめちゃめちゃ癒される。
この心境の変化が気になって少し考えた上で、このレビューを書くに至りました。

いや、2期も悪くないし、まったりした空気も心地いいし、尺がある分1期よりも1話の構成がしっかりしていて綺麗な作品になってると思うんですが、やっぱり何か足りないんですよ。
尺が長くなったのに足りないというこの現象。
たぶん、これが2期じゃなくて1期目の作品だったら「最高の日常アニメが来た!」と思って飛び跳ねていたと思うんですよ。
ただ、このセカンドシーズンに1期目の良かった所を求めてしまうと物足りない気持ちになってしまうわけで。
最悪、「1期とは別の作品」として視聴しなければこの先楽しめないかもしれないという考えさえ浮かんでしまいました。
でもそれって凄く寂しいことですよね。それだけは思ってもやってはいけないこと。

でもやっぱりある程度は考慮した上でこの2期を見るべきだとは思いました。
1期、2期と続けて視聴して、2期1話で私と同じように戸惑った方がいるかもしれません。
ただ、それだけで視聴断念にいってほしくないなぁと。
15分になって今まで通りを望む方が難しいと思うし、1期にはなかった魅力もこの先たくさんあるかもしれない。
そういう気持ちで私もこれから視聴していければなぁと思いました。

1期まだ見てない方に、1期を絶対オススメしたい気持ちになれないのはこのためです。
もしかしたら1期を見てない方が2期を純粋に楽しめるかも知れないと思ったからです。
ちなみにいつまでニコ動で無料配信されているのかは分からないので、見るなら早めの方がいいと思います。


色々思うところはありますが、やっぱり期待してしまいます。
これからどうなるか不安ではありますが、同じかそれ以上に楽しみな作品です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ゆるふわだけじゃなく、人間として大切なことを気づかせてくれる物語

このアニメはゆるふわとして有名です。
主人公たちがとても可愛く、心を癒してくれます。

ですが、それだけじゃありません。
人間として大切なことを何気に気づかせてくれます。
そして、あおい、ひなた、かえで、ここなの性格がとても美しい。
彼女らの行動は、見ていて気持ちが良いです。
さらに、あおいとひなたの関係が凄く良く描かれており、思わず微笑みました。

以下、気になった箇所だけ選んで読んでいただければ幸いです。

■人間として大切なこと {netabare}
以下のようなことに気づきました。

 ①友達を大切にする
 ②親には自分の気持ちを真剣に伝え、理解してもらうように努める
 ③自分が本当にほしい物は、親にねだるのでなくバイトをして得たお金で買う
 ④一歩づつ、ゆっくりでもいいので前へ進む
 ⑤失敗しても、またチャレンジすればいい  
 などなどです。

例えば、親と疎遠な人は少なからずいると思います。
でも自分は今まで親に、自分の想いを熱心に伝える努力をしたかというと、あまり自信がありません。
親はいつも子供の幸せを願っています。
自分の考えを懸命に親に説明すれば、親もきっとわかってもらえます。


しかもこれらは、教え諭されるのでなく、見ていて自分で何気に気づくように描かれています。
だから、すんなりと心に入ってきます。

Openingソング「毎日コハルビヨリ」にも大切なことが唄われていました。
「世界で一番の絶景ポイントはいつも目の前のその笑顔」
とても素晴らしい表現です。思わず納得してしまいました。

だから、この物語を見ると、いつの間にか前向きになれます。
{/netabare}


■4人の性格について {netabare}
みんな可愛くて素直な女の子です。

あおい
 非力ですが、がんばりやさんです。
 そして、いつもみんなの和をとりもつようにしています。
ひなた
 太陽のように明るく元気です。
 たまには失敗しますが、小さいことは気にしません。
ここな
 いつも笑顔でみんなの心を癒してくれます。
 彼女の穏やかな話し方は、聞いていて和みます。
かえで
 年長者ですが、しゃしゃり出ることなく、
 みんなが困ったときに何気なくみんなをフォローします。
{netabare}
かえでは、富士山で高山病になったあおいを看護しました。
そのため、かえでは頂上には行きませんでした。
このときあおいは、「みんなに迷惑をかけた。特にかえでに迷惑をかけた」と感じます。
でも、かえではそんなことを全く気にしていません。
だって具合が悪くなった人がいたら、その面倒を見るのが当たり前だと彼女は割り切っています。
それが登山者の基本だから…
{/netabare} {/netabare}


■あおいとひなたの関係について  {netabare}

あおいにとって、ひなたは特別な存在です。
あおいは最初は内気で地味でしたが、ひなたのおかげでいつの間にか外交的で前向きになりました。

ひなたはいつも、あおいの背中を後押しします。
あおいの成長をひなたは自分のことのように喜びます。

ひなたがいたからこそ、今のあおいがいます。
そしてあおいがいたからこそ、いまのひなたがいます。
ケンカするほど仲が良いといいますが、
二人は何度もケンカをし、何度も仲直りします。
こんな仲が良い友達がいたら、それだけでも十分に幸せですね。(^_^)
{/netabare}


■余談: 高山病にならないための準備  {netabare}

富士山に初めて登る人は高山病になりやすいです。
一度高山病を発症したら、低いところに降りるまで治りません。
そして、頭がズキズキと痛くなり、何をしても苦痛に感じます。

高山病にならないように、以下のように心がけたほうが良いです。
・5合目で十分休憩をとり(できれば2時間以上)体を気圧に慣れさせる
・5合目から6合目までは、深呼吸をしながら、いつも歩く速さの2/3ほどでゆっくりゆっくり進む。
 なだらかな上り坂なので、ついつい早く進みたくなります。
 でも、体は富士山の気圧に慣れていません。気圧になれるためにもゆっくり進みましょう。
・六合目についたら、できれば10分以上休む。
・6合目から7合目までも同様に、深呼吸をしながらゆっくりゆっくり進む


高山病にならないためにも、焦らずゆっくりゆっくり登りましょう。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 61

73.2 6 人見知りで癒しなアニメランキング6位
うらら迷路帖(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (524)
2553人が棚に入れました
迷路町――そこは"うらら"と呼ばれる占師の町。
うららになることを目指して国中から少女たちが集まってくる中、
山育ちの女の子・千矢(ちや)もある思いを抱いて迷路町の門をくぐる―。
果たして彼女を待ち受ける運命とは?
占い乙女達の夢物語、ここに開幕です!

声優・キャラクター
原田彩楓、本渡楓、久保ユリカ、佳村はるか、茅野愛衣、諏訪彩花、高倉有加、咲々木瞳

rFXEy91979 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

TBS制作アニメ、また外れになっちゃうのかな…と思いきや、どっこいまさかの今期当たりアニメに逆転しました!!

一占「少女と占い、時々おなか」
元々さほどの期待もなく何となく触れてみたけど、う~ん世界観どころか需要すらも見えてこないな。山育ちの野生児ガールが迷路町って町に下りて、うらら(=占い師みたい)目指す話らしいけど、本題からいちいち外れて満腹のお腹と謎の謝罪。どうもこれは僕が好きなタイプのアニメじゃなさそうかも…。まあそんなこと言うんだったら、見なきゃいいって言われそうだが、生憎こうして触れた以上、ちゃんと最後まで見なきゃボロッカスに貶す権利はないと思う次第なので、最終回までしっかり見て答えをまとめようと思う。まあ美味しい役回りのキャラクターはいるから良いけど。

二占「探し物と夢、時々甘味」
一種の階級制というのが迷路町にはあるんだね(そんな風ではないんだろうけど)。そこに(言い方が悪いけど)世間知らずで無知な千矢が入り込んで大騒動。決して悪い女の子ってわけじゃないんだろうけど、軽率な行動が多々ありすぎて共感できない…。うんやっぱりこのアニメ、二話もそりが合わないな。
マツコさんのエピソードは大変面白かったから(ちょっとホラー風味なのが、なおスパイス効いてたし)、できることならノノ関連のエピソードをもっと求む。

三占「仲間と友達、時々ライバル」
弁天さんの声がねえ、夏木マリさんそっくり(笑)これ初見の人、勘違いする人何人かはいたでしょ(実際は井上喜久子さんだったが)。店内の内装ゆえか『千と千尋の神隠し』みたいだし。
それにしてもやっと今回、楽しく見れるポイント得られた。前半だと紺のコスプレ七変化(ていうか四変化?)が男子アニメファンサービスwああいう真面目で和が合う子の変化って面白いね。そこはとっても弁天さんに画面の外から感謝しました。
後半はのっけから百合アニメ臭全開!佐久ビジョンも百合アニメ色を余計に盛り上げてるし、あれこんなにニやつくアニメだったっけ?面白いぞ。なお今回もマツコさん、非常に美味しい役でした(感謝)

四占「良いこと悪いこと、時々くすぐったい」
前半はこれまでより不満なく楽しんでた。凶に戦々恐々な三人とすべてを楽しむ千矢。初めて千矢の奔放さを有難いと感じました。怖がるより楽しむスタンス、そこは見習うべきでしょうね。
後半戦はまたもや紺が男子サービスくれましたwこのアニメ、ちょいちょい百合をぶち込むようになりましたね(元の原作も同じ場面があるのかな。ちょっと気になる)。最初の頃よりアニメの方を大分好きになってきたかも。
ところでさ確認だけど、佐久隊長は男子じゃないよね?

五占「花嫁と神様、時々はっくしゅん」
男いたのねこの世界(笑)てっきりいないと思ってたから。大分アニメに慣れてきたのか、落ち着いて見れてきました。千矢が神様と思わしき何かに酔った状態で出会う場面、千矢が神様を見たかもしれない事実に少し嫉妬する紺。やっと抑揚の効いた流れに進んだようで安心しました。もしこのまま同じ流れなら、切ること本気で考えてたかも。
あとやっぱり女の子はお色直しをすると変わるね。千矢なんかめんこい子に大変身遂げちゃってるし、この面白さを序盤で既に確立してたら良かったのに…。

六占「恋と追跡、時々よーしよしよし」
”天然痴女”と”妹バカ”で幕開けるとか笑っちゃうな。佐久隊長は変装スキルの勉強が必要ですし、おもわぬ形でニナ先生の運命の人認定にwで、結局ニナ先生の件はどうなったの?
後半はコックリさんに取り憑かれた紺回でした。まさか友達申請を断られた過去持ちとか、取り憑かれた紺さんは動きも行動も大胆そのもの。てか狐のコックリさんはM属性をお持ちですか?

七占「祝詞と魔女、時々覚悟」
前半回はうらら界の”祝詞”事情とノノ回でした。祝詞勉強に悩める姿は受験生の悩みと同義で、まさに王道展開を紺は地で行ってました(徹夜で目の下もう真っクマ)wあとノノが自分の特技を皆と一緒の勉強の中で、見つけて発揮する様はちょっと嬉しくなりました。やっぱり壁を打破する子は無条件で魅力的です。
初めて小梅がメインを張った後半回はビターでした。偏見にも異能に対する恐怖心にもあっけらかんと構えていられる魔女のマリに小梅がずっと憧れるのも分かります。最初からあっけらかんとできたわけではないだろうけど、苦労を一切感じさせないマリの笑顔は強くて素敵で、”ああ、自分もこんな風に強くなれたらいいな”って、感想文を打ってる今、ふいに思ってしまいしました。珍しく今回は特に不満ナシでした!なのでちょっと星の方も上げました!次はどうだろ!?

八占「いけないこととわかんないこと、時々すっぽこぽん」
紺ってたまに”ド天然の問題発言”ブチかますよねwこういう真面目なガリ勉キャラがいかがわしいことを言うと、通常よりもその威力が一気に倍になるんですよね。
八占は紺がどれほどいい子か伝わる回でした(ドンドン面白くなってるよ)。どれだけうららで過ごす日々や千矢たち皆が大好きか、とてもこっちに伝わったし、ますます紺株上がりました。
あとニナ先生、だらしない(苦笑)

九占「母と心得、時々あなたのため」
紺の母さん登場とノノ厄災防止回です。歌歌って空元気の紺、揺るがない千矢ちゃん。そしたらまさかの試験オチで落とし込むとは、先生怖いw
九占のテーマって”一人よりも、皆で挑む”?「三人いれば文殊の知恵」のことわざがあるように、一人よりも皆で挑んで、切り開ける道もある。よく聞く言葉だろうけど、その大事さは一生不変。1占頃よりこのアニメ、今はホントに楽しいです!

十占「四人と昇格試験、時々試練」
紺ママコワい(震)”全員公平に厳粛に、ぶっ潰すつもりでいきます”って…。あと紺、ハチマキが”よかったあ”になってたぞ(できれば『クレヨンしんちゃん』みたいにちょいちょい違う文字出て欲しかった)。ショッカーみたいな鬼も出るし、佐久隊長はトドメを刺される(破廉恥なニナ先生に)。笑いどころが沢山あって、笑ったなあ。楽しかった!
今回まさか次回へ続くエピソードとは思わなかった。壁の眼が千矢のことを既に知っているようだったし、そろそろ千矢とうららの神様の関連性が分かるかな?

十一占「千矢とくろう、時々涙」
神様の事は分からなかったけど、千矢の母さんはうららの何かから”裏切者”になってるみたい。娘・千矢を狙う黒手に壁一面にビッシリの目。うららの裏の脅威なのか、それともまさか一番占?脅威を救った謎のくろうは、神様じゃなくてマスコット(占いの)?とても沢山の謎はあるけど、らびりんすの皆が一緒に九番占へ昇級したから、まあ今はいっか(千矢と紺と同じですね)w
ちょびっとホラーテイスト入って、ワクワク一気に高まったけど、次でいよいよ最終回か。もうちょっと見ていたかった。

十二占「お風呂とお祝い、時々笑顔」
ただの祝勝会(回)でした。一発芸を披露するわ、酔い潰れて湯当たりするわ、とにかくメチャクチャ騒いでましたが、それがとにかく楽しかった!仕事疲れを忘れました。
あとやはり千矢と紺はベストカップルすぎますね。この二人が一緒に出るとき、雰囲気全然違いますもん。二人でいっそ『桜trick』ゲスト出演しちゃえばいいのに(笑)
ぶっちゃけ途中で切ろうかなって開始頃は考えてたのに、今はあそこで切らなくて良かったと思ってます。TBS制作アニメで、やっと当たりに出会えました!!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

やっぱりべっかんこーって言いたくなるよねぇ

自分、嫌いじゃないのだけど日常系ってなかなか完走できません。
どうしても途中で見逃す回が出来て、その後はもう見なくていいかって気持ちになってフェードアウト…。
各話に跨るストーリーがあればそんなことは起こさないのだけど、1話完結型で繋がりもあんまりない系統だとどうしてもそうなっちゃうんだよねぇ。
嫌いじゃないんですよ?

で、そんな中この作品は問題なく完走できました。
うっすらとではあるけど「この世界ってどうなってるん?」「主人公たちはどこまで占いが上達できる?」っていうストーリーがあったお陰だと思います。
とはいえ繰り返しになるけどストーリー部分は非常にうっすら、そこら辺期待しても大した掘り下げ・進展はありません。
一方でストーリーはナシでひたすら日常を眺めていたいって人にとっては邪魔な存在だったっぽい?
その結果中途半端になっちゃったってことなのかなぁ?
コレ系で自分が完走できただけでも評価に値するのだけど、世間的にはそんなにウケてはない…のかな?

{netabare}まず世界観だけど、女性だけしか占えないってことで女性だけが住む占いの町=迷路町ってのがある。
15歳を過ぎると占い師見習いとして迷路町入りが許され、10段階ある占い師ランク(下から十番)を上げるべく親元を離れ住み込みで修行する。
…って感じで女性しか登場人物が居ない理由付けをしてるのだけど…その…時代が江戸だか明治時代っぽい感じで、町のすぐ隣にお歯黒ドブが流れてそうな印象を持ってしまうのは自分が汚れてるせいだろうか。
迷路町外に住みつつ修行に通うってことではなく、住み込み必須な丁稚奉公みたいなシステムがそう思わせてしまうのだろうか。
将来茶屋から暖簾分けしようってことでもなさそうだし、茶屋そのものが繁盛してるようにも見えないせいもあるかな?他にもっと稼ぎのいい“副業”があるように感じてしまってのう。
いや、それが占いなんだろうけどさ…ひょっとしたら見習い受け入れで奨励金が出てるのかも?

で、物語の方だけど、2話までかけて世界観(あとキャラ)の説明をこれでもかというくらい丁寧に続けます。
てっきり客から難題な占いを頼まれて4人+人形一体であくせくしながら解決してく話なのかと思ってたら、まだ客を取れる立場ではないらしい。
かといって一心不乱に修行に明け暮れることもない。
まぁそこはそれ、基本日常系なのでのほほんとゆる~く修行をしていきます。
が、そんな中たまに見せる不気味な部分が、自分が見続けることが出来たポイントになるかな?
上で書いた色町っぽいことや神を探ってはいけないこと、ニワカがヤバい占いに手を出して大変なことになるんじゃないか等々。
実際千矢がいなかったら紺の行ったキツネ憑きは結構危なかったんじゃ?
可愛い女の子たちを「あーもう危なっかしいなぁ」とハラハラしながら見守るってのがこの作品の視聴姿勢なのだと思う。
…って、オッサン向けやーん!
思えばタイトルからして「うらら」と聞いたら「べっかんこー」と答えたくなるような人を選別する、踏み絵みたいなものだと思えなくもないようなそうでもないような??

あ、それとこの作品はあえて花に注目しながら見ました、これも全話完走できた要因かも?
普段は気にしたところで作ってる側もそこまで徹底はしてないだろうってことでスルーしてたんだけどね…この視聴姿勢ならきらら系は完走できるようになるかも?{/netabare}


園芸ネタ
{netabare}各キャラごとのシンボルフラワー
・千矢:サクラソウ
・紺:ワスレナグザ
・小梅:梅
・ノノ:ヒイラギ
マツコさんは無いっぽい、見落としてるだけかも?

・ニナ:ヒルガオ(ナツメじゃないんだ)
・佐久:アサガオ
・大島:絵だけでは同定不可、順当にノギクの一種と思う
・塩沢:ペンタス?ランタナ?ちと分からん。よく見たら4弁なので…ライラック?バーベナ?花弁数を気にしなければペンタスが一番近いんだが…
・時江:ネモフィラ?(これも自信ナシ)

・棗屋内にある一輪挿しはコスモス(恐らく造花)、鉢植えはハートホヤ

作中の季節は春~夏(初夏)までの間。
9話で縁起物としてナンテンを探す話があったが、単にナンテンってだけならそこら中にあるハズ。
リアル自分の家の近所でもそこかしこに植えられてる(勝手に生えたものもある)し、占いの町であるなら尚更のことかと。
ヒイラギナンテンやホソバナンテンも含めれば頻度は更に増す。
ただ“実付き”を探してたのであるなら季節的に困難なのも納得、と解釈。

12話、風呂や池?の手前の植え込みで咲いてた花はぱっと見た感じ椿、けど季節的に合わない。
ハマナスかとも思ったが違う。
次の候補として夏椿が浮かんだが、あれ?桃花の夏椿って流通しだしたのは最近だったような…。
んで更によく見てみると…ああ、これフヨウだ。
シベの描き方や絞り咲きのせいですぐに思いつけなかったけど、草姿としてこれが一番近いかと。
むしろ作中では酔っぱらうネタがあるので、絞り咲きなのはスイフヨウ(酔芙蓉)を表してるのだとしたらなかなか小洒落た演出かと。
同12話後方でオレンジの花を着けてる樹木は…季節と花のまばらさからしてザクロ?
ややマニアックな気がするけど(メジャーならノウゼンカズラを木に絡ませる)古い民家なんかだとよく見る光景か。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「日常の迷路で人は時に道を失う、そんな時占い師は君に選択の矢を与えるだろう…それを操る条件は15歳を過ぎた少女であること…時に女神、時に魔女、占い街の乙女たち」

この作品の原作は未読ですが、きらら系の作品と知って視聴を決めました。
そしてキャスティングを聞いて大喜び…
主人公を演じるのは、「月曜日のたわわ」でアイちゃんを演じた原田彩楓さんじゃありませんか…
アイちゃんで原田さんは私の中でブレイクしました…でも、それだけじゃありません。人気赤丸急上昇中の本渡さん、はいふりの鈴ちゃんを演じた久保ユリカさんに、SHIROBAKOの安原絵麻を演じた佳村はるかさん…
キャスティングに関する作り手の気合を感じながら視聴に臨みました。

この物語の主人公は15歳になったばかりの千矢…
彼女はずっと前から決めていた事が一つありました。
それはもう顔も覚えてないけれど、15歳になったらお母さんに逢えると言われている迷路町に行く事…
だからずっと15歳になる日を待ち続けていたんです。

そしてとうとうその日がやってきました。
彼女は見習いうららになるための紹介状を手に迷路町への向かうのですが…
これまでずっと山の中で過ごしてきた自由奔放な千矢の毎日は常に山の動物たちと一緒…
だから集団でたくさんの人が住む場所での生活とは雲泥の差があったんです。

見渡す限りたくさんの人・人・人…
それにちゃんと「ごめんなさい」って謝っているのに誰も聞いてくれない…
お母さんに逢いたいだけなのに…

でも、そんな独りぼっちは千矢だけではありませんでした。
迷路町で一緒になった紺、小梅も千矢と同じ紹介状を持っていたんです。
こうして3人は迷路町の一番外れとなる10番占で、かやのん演じるニナ先生のもとニナ先生の妹であるノノも見習いうららとして一緒に勉強していく事となり物語が動いていきます。

一刻も早くお母さんを探したい千矢でしたが、迷路町には自分が持っている札までしか立ち入ってはいけないという絶対遵守事項がありました。
だから9番占の札を持っていない見習いうららは10番占しか出歩く事が許されないんです。
しかも一つレベルアップするには難しい試験を突破しなければならないとか…

きっとはやる気持ちで一杯だったと思います。
お母さんは千矢が逢いに迷路町に来ている事を知らないかもしれない…
そしたら、千矢がお母さんのもとに辿り着くまでにどこかへ行ってしまうかもしれない…
こんな不安な気持ちだってゼロじゃなかったと思います。

でも千矢は偉かったと思います。
ズルをする事無く迷路町のルールをしっかり守って、その上でお母さんを探すと決めたから…
きっと一人だったら…これまでの千矢だったら絶対選択できなかったと思います。
だって山の中ではそんな窮屈な決まりは無く、やりたい事をやりたい時にやりたい様にできたのですから…

千矢が人の全うな道を選択できたのは、3人のかけがえのない仲間ができたから…優しい先生がきちんと諭してくれたから…
何より千矢にとって大切な居場所ができたから…

でもこの物語の主軸はあくまでもうららとしての占い道です。
最初から何事も上手くなんてできません。
だから一生懸命練習して…自分だけの占い方法を見つけていくんです。

すごく短い間でしたが色々な事がありました。
良かれと思ってやった事が必ずしも良い結果に結びつくとは限らない事を知って…
直向きに向き合った…ただそれだけなのに、超えてはいけない一線に一喜一憂したり…
物事の優先順位…いつの間にか自分が2番になっているのがとても自然で…
不安で圧し潰されそうな時、涙が堪え切れない時…必ずみんなが傍にいてくれるのが当たり前になって…
そんな4人を背中をそっと押すニナ先生の全てを包み込むような優しさはやっぱり偉大な先輩うららである事を実感して…
4人はまるで新緑の若葉の芽吹きの様に真っ直ぐ成長したと思います。
彼女たちの成長の真価…どの様な形で視聴者の気持ちに応えてくれるのか…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、見習いうらら4人組で構成されたユニット らびりんずによる「夢路らびりんす」
エンディングテーマは、Luce Twinkle Wink☆さんの「go to Romance>>>>>」
4人の可愛らしさが上手く表現された曲と背景だったと思います。

1クール12話の作品でした。
放送途中に、この作品の評価がちらほら聞こえた事もありましたが、私的には評価の高い作品です。
キャラの可愛さ、作画の綺麗さは言うに及ばず…
目標に向かって努力している人ってやっぱり輝いています。
一生懸命向き合いながら流す涙…とても綺麗だと思います。

頑張り方や力を入れるタイミングやポイントは人それぞれ…
だけど、何があっても4人一緒に…の心を持ち続けたみんなは輝いていました…
こういうキャラの輝いている作品…大好きです。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 22

81.9 7 人見知りで癒しなアニメランキング7位
私に天使が舞い降りた!(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (620)
2443人が棚に入れました
オタクで、人見知りな女子大生みやこが出会ったのは、まさに天使な小学生!?妹が新しく連れてきた友だちの花ちゃんを見た瞬間、ドキドキが止まらなくなってしまったみやこ!!どうにか仲良くなろうと奮闘するのだが……。超絶かわいいあの娘と仲良くなりたい系スケッチコメディー、開幕♪

声優・キャラクター
上田麗奈、指出毬亜、長江里加、鬼頭明里、大和田仁美、大空直美

やまだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ひなたちゃんマジ天使花ちゃんマジ天使乃愛ちゃんマジ天使もうみんな天使

〜3話まで
人見知りのみやこと妹ひなたを含む小学生5人によるほのぼの日常系。だが日常系というよりはハーレムの構造に近い。主人公を女性にすることによりみやこ、ハーレム構造の中心人物の欲望をそのままストレートに爆発させる表現が可能となった本作はただのロリ百合作品とはまた一線を画している。いや、他のロリ百合とかしらんけど。

なんだろう。これが尊いとかいうヤツなのか。ただあざとく「ホラ可愛いだろう!」と言わせたい作品なのかなと印象は即座に消えた。妹ひなたの無償の愛とでもいうのか、"人見知り"、"人の目を見て話せない"など姉の至らない部分に対して世間的見地からも正しい認識を持った上で「なんでかわからないけど、いちばん好き!」と友人の前で高らかに公言するひなたの姿に心を撃ち抜かれない者がいるのだろうか?

物語に出てくる小学生であるため、とてつもないハイスペックの彼女達。学業とかスポーツとかの話ではない。個体間通信機能、コミュ力と言われるモノ。コミュニケーション力という言葉は実に曖昧な表現で非常に混乱してしまいやすいのだが、身も蓋もない言い方をすればただの身体能力である。特に重要視されるのが空間認識能力と反応速度。個体差がまだ大人ほどの開きがない小学生までの期間においてこの能力の獲得と修練具合で今後の人生の難易度の変化は世界線が変わるほどに大きい。実際この能力に関しては私は10歳の娘に負けている。いや、3歳で親に気遣い出来てた時点で私は完敗していた。

思春期を迎えると人間の脳は社会適応への最適化のためデフラグを行う。そのため性格が急にガラッと変わったりする。発達に重要な次期と言うのは実は思春期を迎える前の準備期間だったりする。その期間真っ最中の劇中の彼女らの群像劇から学ぶ事は少なくないような気がしないでもない。何を言ってるんだキモイな。続く。


〜視聴終了
タイトルがこれ以外あり得ないってくらいハマってる作品はなかなか無いでしょう。この作品もまた唯一無二だと言えると思います。

コレはロリとか百合とかの範疇になるのだろうか?個人的にそのへんはよくわからないのです。そういう視点で見る方もいるのですかね。私はオタク大学生と小学生達のギャグコメディとして見てました。というか小学5年生って娘と一緒か…。キャラデザは園児と言われても違和感ないですね。等身が低すぎる。あまりリアルにすると傍から見た時に気持ち悪くなるからでしょうか。そういう意味ではマンガチックにして正解なのかも。

学校生活での集団の中での立ち振る舞いなども見たかったのですが、殆ど家の中か主要キャラだけの画面が続きます。ただキャラが可愛いだけのキャッキャウフフ物としても楽しい作品だと思います。全体的にテンポもよくて、あからさまな間延び回もありません。

主要キャラの小学生5人はひと目で性格が想像出来る、わかり易いテンプレビジュアルを踏襲してはいます。ですがメインの3人は勿論サブの2人まで、ただの記号を超えた"人物"として、それぞれの言動や行動にきちんと説得力がある描かれ方をしています。ただイジられてワチャワチャするだけの萌えキャラではなく、友人や大人、他人に対しての態度はただのアニメキャラクターではなく、"人格を持った人間"としての存在感がこの5人にはあります。特にメイン3人のお互いやみやこに対する気遣いや優しさは大人なら誰でも出来るものでもなく彼女らから見習うべきところは多々あります。

こう言うと「小学生としてリアルなのか」という疑問も出てくるでしょうが、多分誰もそんなこと求めてないとは思います。あまりに現実とかけ離れてリアリティのかけらもないとするなら問題なのでしょうがそこまで剥離したものでも無く育ちの良い家庭に育ったならいてもおかしくないレベルでしょう。5人もいれば年相応よりも大人っぽいとか子供っぽいなど発達段階によるバラツキはよくあると思うのですが、この作品ではそこまでの差異は無いように見られます。それぞれの家庭環境や家族構成まではそこまで詳細に語られない為、不自然にとられることもないでしょう。それぞれの親や妹などに対する世代間の関係性も表現される為、メインの5人からは上下感を排して公平な関係として描く必要があったのだと思います。

5人の関係性だけを見ると中学生や高校生の設定でも特に違和感はないでしょう。無理矢理小学生にしてロリ作品に仕上げたと捻くれた見方もできます。みやこの花に対する態度は小学生だろうが高校生だろうが見る人が見れば事案レベルで不快に思うでしょう。どちらにしてもみやこの設定が苦手な人からはケチはつきます。ですがやはりこの作品は小学生でなければ成立しないのです。中学生や高校生ではどうしても性対象になってしまいます。こういう使い方は好きではないのですが"普通"、"一般常識"では小学生はそこからは外れるのが暗黙の了解だと思います。勿論対象として捉える方もいらっしゃるでしょうから「やっぱりどう見てもロリ百合じゃんキモイ」と言われるのなら「お前がそう思うんならそうなんだろう、お前ん中ではな」としか言えません。

個人的な性格やパーソナルスペースのサイズなど集団生活社会への適応能力はほぼこの時点で定まってきます。属するコミュニティへの適正がない場合や上手くやりくりする能力が不足する場合に苛められたり疎外されたりなど適応出来ていない環境で無理を続けるといわゆる"ぼっち"になるなどドロップアウトしてしまう可能性があるのでこの時期の環境は今後の発達に関して物凄く重要です。この物語では苛めや罵倒などのマイナスな表現は皆無なのでその部分でリアリティがないと感じる方もいるかもしれません。各々の育った環境によるでしょうけど。金持ちキャラとしては表現されてないみやこひなたの家を見る限りでも富裕層とは言えずとも結構な裕福層です。いわゆる金持ちが良い学校に入れたがるのはこういう部分で学校での集団生活における環境の整備に投資するわけです。好環境による民度の高さということで納得すればよいのではないかと思います。


迷走してきたので結論。

ひなた可愛い花可愛い乃愛可愛いみんな可愛い。
でもまあウチの娘が1番可愛いんですけどね。


え?2期無いんですか?バカなんですか?

投稿 : 2024/05/04
♥ : 26
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

内気な女子大生がJSを着せ替え激写して“もにょ”っとしたりするお話♪

原作未読。

【物語 3.5点】
コミック百合姫連載作のアニメ化ということで、
ロリ×微百合の世界観。

多くのロリアニメにいる爆発祈願必至の男子主人公ではなく、
本作は女子小学生たちに取り囲まれるのも女子大生。
雄と呼べる物体は“ひげろー”くらいしかいないw
清々しいまでの美少女天国ぶりで癒やしの空間が広がる。

二次元で夢想された理想のJS像も提供されるが、
一方でJS間の微百合成分もスパイスしつつ、
しっかりと子供の世界も表現。

小学生高学年にはいつの間にか覚えていた大人な言動と、
やっぱり子供な生態が混在しているもの。

{netabare}“社会不適合者”と難しい言葉で大人を煽って来たかと思えば、
影を踏み外したらゲームオーバーな空想遊びも繰り広げる。{/netabare}

妙にリアルを感じさせる描写が、
視聴者に本当の女子小学生のフレンズになれた錯覚をもたらし、
さらなる極楽へと誘います♪


【作画 4.0点】
アニメーション制作・動画工房

背景美術は、まだらな塗りも交えて、柔らかい日常風景を演出。
人物作画も、安定感があり、キャラの可愛さが崩れる心配はない。
天使なJSに後光が差すなどエフェクトも充実。

ユニークな演出だなと思ったのが、
{netabare} 人見知りのみやこが訪れたアパレルショップにて、
“瞬間移動する”店員に迫られて狼狽えるシーン。

あの人たち、ホントいつの間にかパーソナルスペースに侵入して来るんですよねw
それが億劫で、衣服はネットかファストファッション止まりになりがちな
私は首肯してしまいましたw{/netabare}


【キャラ 4.0点】
主人公の女子大生・星野みやこ。
コミュ障だが、衣装作りに、お菓子作り。
他人への恐怖心さえ克服すれば、かなりのハイスペック女子。
{netabare}松本がストーキングするのも良く分りますw{/netabare}

本作はみやこが対女子小学生から、人との接し方をやり直して、
社会に適合していく物語でもあると思われます。


小5のロリキャラ陣。
教室では“みゃー姉”に関する過大な風聞が広がっているようだがw
JSたちの日常空間は出る杭も打たれず受け入れて貰える優しい世界。

特に自分のことをサイキョーにカワイイと豪語する乃愛(のあ)や、
自分に頼りなさいと宣言しては夏音(かのん)に持って行かれてしまう小依。
この辺りは、スクールカーストがどうのと殺伐とした
リアル系JC、JKの世界では生存し得ない稀少な個性。

この空間なら、みやこが自信を持って個性を発揮しても傷つかないと思われます。
但し、あまり花ちゃんにのめり込み過ぎて
{netabare}職質{/netabare}とかされないように気を付けましょうねw


【声優 4.0点】
ロリアニメということで特有の甲高いロリボイスが響く本作。

ただ、本作はそこまで超高音でもない印象。
花役の指出 毬亜さん辺りは、かなり低めも突いて、
みやこお姉さんを要注意人物として牽制して来る。

むしろ、スイッチが入った、みやこ役の上田 麗奈さんや、
松本役のLynnさんの方が興奮で声が高めにすっぽ抜けてる感を熱演w
みやこといい、松本といい、お姉さんなんだから、
もうチョット落ち着きなさいよと(笑)


私のキャラ推しは乃愛ですが、
声に関しては、みやこの妹・ひなた役の長江 里加さんが提供する
元気ボイスがモチベーションに。

「みゃー姉~~」とか、{netabare} 「みゃー姉に友だちはいないぞ」{/netabare}とかw
ひなたの声がまた聴きたくて(禁断症状が出てw)
いつの間にか視聴している……。無限ループで苦も無く完走できました♪


【音楽 4.0点】
劇伴担当は伊賀 拓郎氏。
小学生と戯れるほのぼの空間ということで、縦笛も猛威を振るう本作。
特にハチャメチャが加速するシーンで多用された「みやこエキサイト」
では外れる笛の音程と共に、着実に道を踏み外していくのを実感できますw

主題歌はJS陣が結成した、わたてん☆5(わたてんファイブ)が天使の歌声を披露♪
OPの「気ままな天使たち」では“一緒に遊びましょ!”で、
手拍子もOPアニメーションとシンクロする好演出。

EDの「ハッピー・ハッピー・フレンズ」。
この種のキャラソンでは喋り声と歌声の差異も相まって
パートの聞き分けに難儀しますが、
本曲はEDアニメーションで各キャラの歌唱とリンクするフレンドリーな設計。
あの娘はこんな歌声しているのか~。カワイイなぁ~とEDまでしっかりニヤニヤできますw


JSたちは作中のミュージカルでも見事な天使ボイスを聴かせてくれました♪

投稿 : 2024/05/04
♥ : 35
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

と、尊い、、、の、か?

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ロリ×百合×ギャグ×日常系 な作風。

ロリと百合に関しては、結構強めです。まあ、そこにエロが絡んでこないので、最後まで観られました。

個人的に苦手なジャンルなので評価は辛めですが、ということは、本作のようなジャンルが好きな方にとっては、むしろ良いアニメなのかもしれません。

良くも悪くも「濃い」アニメでした。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
「うちのメイドがウザすぎる!」にも近いけど、「苺ましまろ」の方が、より近いかな?と思いました。

なぜだろう? 「うちメイド」「苺ましまろ」は楽しめたのに、本作にはちょっとした不快さを感じてしまうのは。

同じくユリ&ロリですが、「うちメイド」は、そこに家族愛とか教育とか、そういう要素があったし、あくまでギャグ寄りでした。「苺ましまろ」に至っては、ギャグアニメとしてトップレベルにあると思ってる作品ですし。

本作には、なんか闇を感じてしまって。

最初は、みやこ が引きこもりや不登校で、そこの部分での成長があるのかと思っていたけど、女子大生設定なら、それもなさそうですし。

ひたすら、百合やロリを愛でる耐性もなく、途中、断念しかけました。

そんな中、面白かったのは、3話目(すごろく回)。最初はこれまで通りだだのロリ百合ご褒美すごろくかと思わせておいて、実はミヤコの社会復帰を促そうという内容だったのは良かった。ツッコミワードも的確で面白かった。Bパートも、確かな姉妹愛が見られて良かった。

この3話のように、「家族愛」をキチンと押し出しておけば、もっと幅広い層に受け入れられたのではないかなと思った(少なくとも私は好み)。

キャラとしては、ヒナタが良かった。かなり過度だけれど、姉が大好きな可愛い妹キャラだと思った。松本さんの変態性も笑えた。

{/netabare}

【余談~ そうか、私は根本的に小学生が好きじゃないんだな(笑) ~】
{netabare}
私は小学生より、中学生や高校生の方が可愛いと思います。

勿論、ヘンな意味ではなくて(笑)

東北弁で言うなら「めんこい」という可愛さですね。それこそ、園児とか乳幼児は無条件に「めんこい」です。おばあちゃんとかおじいちゃんにも、「めんこい」人はいます。

勿論、小学生にも「めんこい」子はいますが、なんか、生意気且つガキくさいんですよね、総体的に。

中高生でも、調子のっているバカはムカつきますが、ちゃんと礼儀とかわきまえてて、その上で子供っぽい素直さや純粋さがある子は、「めんこい」。しっかり賢い(ちゃんと大人な)中高生も、「めんこい」。

自分の勝手な判断基準ですが、キャラの設定として、小学生の設定が一番苦手だなぁと思います。一番打率高いのは大学生設定ですね。ほとんど楽しめる。まあ、私が大学時代に良い思い出があるからかもしれませんが、酒がらみのエピソードがあって、大抵は自己責任なのが良いよね。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
うちメイド、みたいな作風? ガチでユリのショタ? 苦手だな~。

2話目 ☆2
う~ん、新たな幼女が。このままコレが続くなら、切るかな~。

3話目 ☆4
お~。この回はギャグ&ツッコミ&人情が溢れてて。普通に面白かったな。日陰者だからだ(笑)

4話目 ☆2
う~ん、苦手な作風に戻ったな~。

5話目 ☆3
う~む。小学生同士の日常系なら、まだ観られるかな。花音、なかなかの腹黒天使キャラだなw 最後のあたりは、なかなか良かった。

6話目 ☆3
大学生だったか(笑) 美大? 松本さん、なかなかのキャラ(笑) 友達拒否w チョコバナナの伏線は、すげぇ(笑) ミドリンみたいだな。

7話目 ☆


8話目 ☆


9話目 ☆2
本気で引いた顔やめてw


10話目 ☆2
出会って2年目(笑) 洋服は、重いw

11話目 ☆3
思いっきり悪口言えるのは、仲良しの証。

12話目 ☆3
小学校の学芸会でミュージカルやるのは、ガチですげぇけどな(笑) なんか、よくわからんかったわ。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 30

72.0 8 人見知りで癒しなアニメランキング8位
ひなこのーと(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (519)
2226人が棚に入れました
桜木ひな子は人前に出るとかかしのようにかたまってしまう女の子。
動物に好かれるため、田舎では本当にかかしとして働いていた彼女だったが、口下手で人と話すことが苦手な自分を変えるため、憧れの演劇部がある藤宮高校への進学を決意する。
田舎から出て、下宿先であるひととせ荘にやってきたひな子が出会ったのは少し変わっているけれど、とっても可愛い住人たち。
同級生のくいなや一つ上の先輩にあたる真雪に、演劇部に入るために上京してきたことを伝えると、彼女たちから返ってきたのは演劇部が去年で廃部になったという話で……。

声優・キャラクター
M・A・O、富田美憂、小倉唯、東城日沙子、高野麻里佳、吉田有里

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「せめて人前で固まらないように…人とスラスラお話できるようになりたい…」

この作品の原作は未読ですが、侮れない「コミックキューン」の作品である事は事前にリサーチ済…
この雑誌は「にゃんこデイズ」の時に存在を知りました。
萌え萌えなにゃんこちゃんたちには何度も心を奪われっ放しで、気が付いたら関連グッズに手を出している有様…
そんな作品を輩出する「コミックキューン」の作品…気にならない訳がありません。

この物語の主人公は、極度の人見知り&あがり症な桜木ひな子…
ですが、彼女は中学の時に見た藤宮女子高の演劇の舞台に感銘を受けて自分もそこで頑張りたいと目標を掲げて頑張ってきました。
全ては自分の欠点である人見知りとあがり症を克服したいから…

そしてひな子は憧れの高校生活のため遥々田舎から上京し、下宿先である「ひととせ荘」に向かったのですが…
そこにはどう見ても怪しげな女の子が一人…
決して姿かたちが怪しげなのではありません。
ひな子の目には今目の前に繰り広げられている事自体が怪しげに映っていたんです。

そんな怪しげな女の子は、ひな子と同じひととせ荘の住人で同じ年の夏川くいな…
ひととせ荘には他にも住人が居ます。
ひな子の1年先輩で喫茶店で働いている、まるでお人形さんの様に可愛らしい柊真雪。
真雪と同じ高校2年生でひととせ荘の大家さんでもある萩野千秋…
このメンバーに新たにひな子も加わり、いざ目標に向かって意気揚々と進もうとしたところ、序盤でいきなり出鼻を挫かれる出来事がひな子を襲うのです。

ずっと目標にして頑張ってきたのに…と落ち込むひな子でしたが、ひな子の進む道は一つではないことをひととせ荘のみんなに諭して貰い…物語が動いていきます。

この作品…通常の萌え枠とは一味違った作品だと思いました。
特にひな子には痛烈にそれを感じます。

ひな子は天然で…人前だと直ぐにカカシに変身してしまうほどの恥ずかしがり屋さん…
そのくせ、装備は一級品ときているから手に負えません。
デフォルメからノーマルにキャラデザが戻った時、彼女のスタイルにドキッとしたのはきっと私だけじゃないと思います。

そう…時折キャラに激しい色っぽさが感じられたのです。
例えばごちうさ、きんモザ、のんのん…どれもキャラデザは可愛らしく、特にごちうさの可愛らしさは段違い…激しい萌えは感じますが、色気を感じた事はありません。
(ごちうさ2期で登場したココアのお姉さんのモカ…雰囲気はありますが元祖「お姉ちゃんに任せなさいっ!」にでも、やはり色気は感じませんでしたし…)

この作品ではひな子のような爆弾娘は大家さんも…それに作り手もその辺りはしっかりと視聴者の事を考えてくれているのでしょう。
だからあざとさはしっかり感じつつも、つい魅入ってしまうんですよね…

このお色気路線を突っ走ったら作風はきっと全然違うモノになってしまうでしょう。
危ういほどの均衡を保ったのが真雪の徹底した可愛らしさと、くいなの食欲だったと思います。
ゆあのサポートも感じましたが、結局導火線への火付け役だったような気がするのですけど…

総じて可愛らしいキャラがみんなで同じ目標を掲げ、日々を一生懸命生きている姿が瑞々しく描かれています。
やっぱり目標を持って、それに向かって頑張る姿は本当に綺麗だと思います。
そんな彼女たちの日常を切り取った物語…気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは「あ・え・い・う・え・お・あお!!」
エンディングテーマは「かーてんこーる!!!!!」
どちらも劇団ひととせの4人組が歌っています。
オープニング、エンディングとも今期の楽曲の中で中毒性No.1だったと思います。
特にこのオープニングは早口言葉交じりで難しい…
こういう曲をスラスラ歌えると良いんですけどね。

1クール12話の物語でした。
これまでの癒し枠の常識に一石を投じた作品だったのではないでしょうか。
この変化…個人的には嫌いじゃありません。
今回のアニメ化で原作のストックをどの程度消費したかは不明ですが、もし続編が制作されるなら是非視聴したいと思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 23

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

普通に良い出来。

まず、普通に良い出来のアニメだと思いました。


いわゆる日常系に類するものと言って差し支えないと思いますが、
演劇というベースがある作品です。
ただ、演劇といってもガチの熱い展開と言う訳ではなく、主人公の桜木ひなこが人見知りというか、話下手というか、人と相対して緊張すると「かかし」になってしまうという特技wを克服したいという思いで、演劇を志し成長していくという展開がメインです。

高校への進学を機に都会へ出てきて下宿するひととせ荘へやってきて、
夏川くいな、柊 真冬、荻野千秋、中島ゆあ、黒柳ルリ子らと出会い、彼女たちと演劇活動を中心とした日常を過ごしていく姿を「愛でる」w作品です。

ちなみに、キャラクター達は
どの娘も、どっかで見たような・・・wですし、
展開も田舎からできた女の娘が下宿先、学校で仲間と出会って・・・、というテンプレ要素満載なのですが、キャラの性格(個性)という意味ではしっかりと立っていて嫌な感じはしませんでした。


このコメントを書くのに公式サイトを確認したら大家さん(萩野千秋)の説明に「父親が舞台役者で、自らも4歳から舞台に立っていた。演劇の世界では有名で、男女問わずファンも多い。」との説明があった。
あ~なら、おっとり大家さんの別の顔もしっかりと観てみたかったなと、もう少し掘り下げエピソードを見てみたい気がしました。


そういえば、よくある各キャラ掘り下げエピソードみたいなのはあんまりなかったな、そういうのもあると楽しかったかもです。


あと、作画、音楽もしっかり、丁寧に作ってあったと感じました。
OP/EDも良かったです・・・。
というよりも・・・ここにどんだけのカロリー使っとるねん!!
という感じでした。
確かに、作り自体はどっかのハルヒや、どっかのらき☆すたを強く意識しているのは嫌でもわかりました。
しかしながら、わちゃわちゃ感を内包した、楽しげでわくわくするような作り、そしてキャラクター(声優)ががっつり前に出てくる。
映像もきれいで、歌も個性的(ミュージカルっぽい)、よくあのテンポ変化やセリフちっくな歌唱についていけるものだと感心しました。
見事だと思います。

作品全体をとおしてキャラクターもかわいらしく、
キャラ同士のいざこざなんてシーンも特になく、キャッキャうふふの進行でしたが、一応、演劇というテーマがあるので、ブレはあまりなかったと思います。
デフォルメキャラになるシーンもかわいかったですし、頭身上がったときにはちゃんとアニメ女子高生していました。


もし、拒絶反応が出るとしたら、
キャラがどっかの誰かにめっちゃ似ていること(容姿)、
少しだけ百合的要素(大したことはないと思います)があること、
ちょっとだけ、小僧向けの演出があることでしょうか(絵がきれいだけにネ)。

しかし、繰り返しになりますが、
総じてクオリティは高いアニメ作品だと評価します。
見るには十分楽しめる作品です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12

TAMA さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

コミックキューンにしてはよくやったほうだが…残念。

全話視聴。

『ごち◯さ』+芳文社の手法の劣化版、時々『らき◯た』ですかね。OP、EDと良かったと思いますがOPは所々『日◯』のOPと似てる部分が多々ありましたね。『カカ◯タ』の方です。
『ひなこのーと』はいろんな意味で勿体無かったと思います。凄いチャンスを逃したと…。
リアルタイムで放送されてた時に他に日常系をやってなかったのでここでコミックキューンがドーンと行ければ…惜しい。

OP、EDは成功だと思います。とりあえず掴みはOKって意味で。作画も悪くない。潔くパンツ見せたりしたのも◯。物理法則を無視した捲れないスカートとか不自然な光で隠すよりは評価します。

ただ問題が酷似し過ぎた設定ですね。
キャラは『らき◯た』っぽい。
くいな→完全に『こ◯た』

ゆあ→ツンデレ担当『か◯み』

千秋→ほわっ、超人、巨乳等々…『み◯き』

真雪→料理上手等『つ◯さ』

みたいに感じました。
ま、くいなが酷いですね。
『くいな』の本や文学少女の所は『こ◯た』のネトゲとネット用語等を画面の世界を本に移行しただけ。7話のスク水はまんまでしたね。小学生のを使うのもカブってる。(パクってる?)

喫茶店などはもう『ごち◯さ』。表現はほぼ芳文社作品と同じ。お風呂で振り返りは『ひだま◯スケッチ』等々ちょっとツッコミ所がありすぎる…
パロ作品?ってなりました(-_-;)

ストーリーも日常系でやればまだマシだったのかな?と思います。変に劇団とか入れてしまったが為に最後までグダグダ感がありました。
とにかく『ひなこ』が成長が早すぎる!感情移入どころではない、置いてきぼりでした。
ルリ子の存在も酷い。この子が居ないだけで休部になる学校って…それに9才て…。学校は?役作りは?現役女優をやってるなら講師出来る時間無い筈です。子役でも拘束時間長いですし。
オペラ座、スカラ座等々を言ってプロっぽく見せられても…チープ。
あざといエロさと百合もちょっとマイナス。

本当に勿体無い。日常だけでやっていたらまだ良かったと思います。ただ8話の部分は少し良かったと思います。
37.5度で倒れるなんて!と思う人が居るかもしれませんが、現代の学生達は一昔前の人と平熱の体温が違います。統計学などで調べたところ今の子達は平熱が35.5度が平均らしいです(女性)。
だから37.5度ともなるとかなりの体調不良になり『ひなこ』の様に倒れる子も居ます。
一昔前の統計学では36.5度が平熱とされてましたが人間の身体も変わっていってます。だから8話の表現は中々合ってるなと私は思いました。

個人的にはくいなですね。
『こ◯た』だと言うのは大体の人が見たまんまでしょうが私はそれより声がまんま『ガヴ◯ール』にしか聞こえなくて…。富田さん、もう少し消そうよ…。ひなこのーと放送前のクールにやってたからそれが残りすぎてますね。

OPとパロディとしてなら多少アリ…?。
私からはあまりオススメしません。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10

76.5 9 人見知りで癒しなアニメランキング9位
こみっくがーるず(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (538)
2084人が棚に入れました
萌田薫子(P.N.かおす)15歳。職業高校生、そして4コマまんが家!
まんが家専用の女子寮に引っ越してきた彼女は、同室の少女まんが家の小夢やTLまんが家の琉姫、少年まんが家の翼といった仲間に囲まれて、 今日も楽しくネームにペン入れ、仕上げ作業に徹夜作業!
かわいくて面白い、まんが家寮生活が始まります!

声優・キャラクター
赤尾ひかる、本渡楓、大西沙織、高橋李依

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

原作者様&アニメ制作スタッフ様方、全員に大感謝っ。

※原作未読です(視聴開始時)。

>1話まで視聴して
予備知識ゼロでの視聴です。
漫画家さんのお仕事アニメになるのかな?。
きらら作品ということで、あいかわらずかわいいキャラとデフォルメ描写が相性いいですね!。

登場キャラもあいかわらずどこかで見たことあるようなキャラ設定満載で
あの作品だったら誰にあたるキャラかな~とか脳裏をよぎってしまいますw。

仕事内容に関しては、現代にあってるような内容で描かれてるんじゃないでしょうか?(実情知らんけど)。
自分にとっては新鮮味もたくさん感じます♪。
いまのところ、とことんやさしい世界が描かれているので、ストレスフリーですね^^。

あ、レビュー書く際に知ったのですが、本作の原作って4コマ漫画なんですね。
改めて考えてみると4コマ原作から30分アニメを作るには
やっぱ制作陣がどれだけ愛情を込めるかで、出来上がりが大きく左右されてしまうと思います。
もちろん大成功した例としては「けいおん!」等があげられるかと思いますが
作り方次第では、15分x2といった某アニメのようになってしまう例もありますよねw。
本作は30分の時間の流れがとても自然で、ずっと観ていたい作品に仕上がっている気がします。

ということで、自分にとって毎週を楽しみにさせてくれる作品のようです♪(継続確定)。

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>6話まで視聴して
毎週楽しく視聴させてもらってます^^。

なんか、あばばば主人公さん、
痛々しいんだけど、でもそこそこステータスあるし
落ちぶれてるってほどでもない絶妙の立ち位置?が
観てる側としては、希望的自己投影・・??なのかどうかわかりませんが
なんか、観ててちょっと安心してしまう自分がいますw。

今回の某先生。
なんですかあの反則キャラw。
あんなの自分の理想の女性すぎますwww。

---------------------------------------------
>コミックス4冊買って+7話まで視聴して
なんか気がついたらコミックス4冊買ってましたw。
あれ?、そこまで好きな作品だとは自分で思ってなかったのですごく意外でした。

コミックス読み始めて、やっと初めて感じた疑問なんですが
”かおすちゃん”って本名からのあだ名??
・・いや、PNだったんですねw。

なぜ薫子ちゃんだけPN呼称なのかすごく疑問ですww。
学校で下手に間違って呼んじゃったりしたらマズいのでは??。

あと、ホントにビックリしたのが
アニメから入ったおかげだとは思うのですが
”アニメ⇔原作”間で、全く違和感を感じないことです!!。
それぞれのメディアの良さを生かして昇華されている感じがします。

視聴を原作に移行しても素晴らしいし、またアニメに戻っても素晴らしいんです!。
これは自分の経験としては非常にまれなケースだと感じています。
(たいていどちらか一方に好みが偏ってしまいがちなのですが)

あとED曲、なんかすごく居心地が良い感じがして
流れるスタッフロール見てたら”mikito”・・さん??。
あわててネット検索っ⇒「ああ、なるほど~」っと大納得♪。

かおすちゃんって、原作者様の分身的要素がたくさん入ってるのかな??。
観ててそう感じられるし、そのことがより一層本作を「お仕事作品」として輝かせてるように思います!。
・・だって、本作品が将来のかおすちゃんの描く作品”そのもの”なのでしょうから^^。

---------------------------------------------
>11話まで視聴して
うわ、本作って1クールで2期なし確定ENDに向かってるのでしょうか??。

原作にはない??、若干強引な感じでENDに向かう理由が示されたので
いつもの自分なら、この時点で発狂してしまいそうなものですが
それ以上に本作は、1話1話・1シーン1シーンが丁寧に作られているので
これはこれで納得してしまいそうになってますw・・ ゜(゚´Д`゚)。

実現可能かどうかわからない2期?を期待させる曖昧ENDにするよりは
キレイなカタチでしっかりアニオリENDを迎えることにしたのかな?。

11話終盤での、花を入れる演出とそのBGM・・・・・・
・・なんか、涙溢れてしまいました・・・;;。
もうこれだけで、いかにスタッフ様方が本作を大切に大切に作っているか
・・が、伝わってきたような気がしました。。

できれば2期をぜひぜひ作ってほしいです!!!(切望)。

原作では既に新キャラも出ているし、今後も続いていくんじゃないかな??(切なる希望)。

また原作ストックがたまったら、強引な理由付けしてアニメ2期つくってほしいです!。
その時は、もちろん同じ制作スタッフ、キャスト様陣で!!。

---------------------------------------------
>12話まで視聴して
12話の初見時は、やはり原作と異なる展開に違和感を感じ
何かイマイチかも・・と思ってしまったのですが、時間をおいて再度12話を見てみると
うまく〇話に戻ってくるけど、〇話とは異なっているリピート描写?
みたいな感じがやはりよく、これはこれで原作とは異なるアニメ版の味として納得しました。
・・ただ、若干”○ばばば”連投しすぎ感・・はマイナス要因でしたw。

ラストはAパートBパートからのC・・でとどまらず、D・Eまでいった感じでしたw。
初見時は、ひっぱりすぎ?感を感じたのですが、2度目の視聴時には
やはりわかっていてもED曲のところでグッときて
前述のリピート描写?でうまく終止感を感じさせてくれました♪。

最近やっと、にこにこみっくがーるずの存在を知り、少しずつ並行してるのですが
やっぱ本作のキャストは大当たりだったと思います!。
赤尾さんって全く知らなかったのですが
主要・メインキャラとしても初だったのでしょうか?。
そういったあたりの新鮮さも、かおすちゃんにぴったりだったと思います!。
なんせ4人のいろんなバランスがとてもよかった^^。

あと、単純に考えて
中学や高校に通いながらプロの漫画家として仕事してる人がいる
・・なんてこと、今までの人生で一度も考えたことがありませんでした。
もうこれは、社会人として尊敬以外ありえません。。
そういう意味でも、かおす先生は自分にとっての尊敬対象となったことが
本作を好きになれた大きな要因だったと思います。
(ネガティブだけど反応やリアクションが大きいところとかも^^)。

---------------------------------------------
>BD1巻まで視聴して
やっぱ完成度高い!!!。購入迷ってましたが、結果大満足です。
アニオリENDの方向性、ちゃんと1話であの人が言ってましたね。

じっくり見返すと、新しい発見があってうれしい。
主人公のペンネームのことも、本人がちゃんと説明してたw。

原作者様がアニメ制作にも積極的に関わってくださったのかな?。
もしそうだとしたら、それが凄く良い結果につながったのだと思います^^。

原作者様は女性なのかな?。
女性ならではの視点も反映されてるかもですね。

あと、原作者様の”周りのいろんな人への感謝の気持ち”が
各エピソードや各キャラのセリフから読み取れて(特に大人3人組など)
そこが自分にとっての最大の魅力でした!!。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 32
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

途中で断念した

1話感想{netabare}
トキワ荘の萌え化かな?と思ったけどそうじゃないっぽい。
ってか…あの寮の経営は文芳社一社だけ?
集英社のように専属契約してる様にも思えんし、この寮入っちゃったら他の出版社で仕事できなさそう。
実質飼い殺しを目当てとした施設なのかな?
なんか「マンマとハメられた」感がしないでもない、エリア88で風間真がサイン書いちゃったみたいに。
今後それに関する摩擦(寮に住む作家が他出版社の引き抜きに遭うとか)あったりするんだろうか。
ってか1から10まで好き勝手描かせたワケじゃあるまい、アンケート最下位は担当編集者も反省しよう。
(大抵実験で最下位になってもいいって前提でやったものが最下位なものだが…それを下回ったというのなら…かなりヤバい)
マンガ描写については突っ込み所多すぎなので割愛。
出版社近くだしバイク便…ではなく編集が直に原稿取りに来ると思うんだけど、ロビーや隣の部屋で待たせてるワケでもなしに締め切りギリギリというのはよくワカラン、作者はデジタルでしかやったことない?
原作者はどうあれアニメーターの中にはマンガ描いてる人も居るんじゃないの?と思うと結構不思議。{/netabare}

3話までの感想{netabare}
試し書きコーナーでインク飛ばすな。
乳首トーンネタは椎名高志の絶チルで知ってたのでクスっとした。
が、2話はそんな程度でまぁ、う~んって感じ。

そして3話でちょっと面白く感じて来たかも?
カオス先生は結構打算的っていうか自堕落的な傾向あるのね。
どうしても気になってしまう「出版社に体良く囲われてる」を気にしなければだけど。

今後もカオス先生の“小物っぷり”を見せてく内容だったら面白いかも?{/netabare}

4話感想{netabare}
まずは書き忘れから。
OP冒頭、ネムノキの後にカオス先生が車窓越しにこっち見てるアップ。
瞼影っていうの?あれがマユ毛にみえてすっごいキリっとした表情をしてる様に見えて、なんか笑ってしまう。
というかその…ネムノキの前に出る白い花、あれ何だ?
自分はパっと見キサントパンスズメガで有名なアングレカム(の仲間)に見えてしまい、まさかそんなマニアックなの出すか?と思いつつも、もう頭がそれに固定されてしまって他の検索が不能になってしまいました。
違うよなぁ…けど何なのかワカラン。
でもってネムノキも本編でしょっちゅう出てきます、なにかの暗喩だったりするのかね?あの寮のシンボルツリーってだけ?
夜に葉を閉じて“眠る”ので、徹夜をよくやるマンガ家に「ちゃんと寝なさい」もしくは「眠れるのが羨ましい」って意図が込められてたりして…ってのは多分深読みしすぎ。

でもって4話感想。
本来描きたいモノではないのにウケちゃってそこから抜け出せない作家が、ファンとの交流を経て「あ、これでもいいじゃん」と開き直るって内容。
ネタ的に重たくしようと思えばいくらでも重たくできるところを“きらら系”らしくかる~く消化。
時間経過のシーンは要るのか?と思ったが、サイン会決定から開催日までの間が短すぎるとこれまた「?」となりそうだし仕方なかったのかな。
また、季節がリアル(視聴者の世界)から大きく先を行ってあっという間に夏へ。
いくら蚊取り線香焚いてたとしても開けっ放しは虫が入って来ると思う。
1クールで1年間分をやるのかな?{/netabare}

断念{netabare}
何話まで見たっけかな、途中で切っちゃいました。

結局カオス先生ってどんなにボツ喰らっても生活には困らないんだよね?
というより「ボツ喰らったら家賃払えません」ってことになるならそれは大家も兼ねてる(と思われる)出版社も困るワケで、プロットが糞だろうがなんだろうが仕事は与えなければならない。
管理人の給料だって無から生えてくるワケでもあるまい。

ってかさ、実際最近のアニメ見てても「その企画最初から無茶じゃね?」と首を捻るのも多く、けど一方で「仕事しなきゃならんだけで、スタッフも作業的に作ってるだけ」ってのも感じたり。
面白いと思ってなくても仕事しなきゃ(与えなきゃ)ならんねん、そういう状況じゃないってどういうことなんだろう。
そんなの考え過ぎだって言われそうだけど、実際放送されてるアニメがそう匂わすものが多いんだから仕方ない。

んで結局かおすの立場って、親から家賃や生活費援助してもらってるアマチュアにしか見えない。
アマならアマ扱いで普通に語ればいいのに、何故かプロ扱いってのがこれまた滑稽で…“ひだまりスケッチ”は学生じゃん?あくまで。
もっとドス黒いことを考えると「寮に入ればウチの出版物に(一生のうちに1コマでも)載せてあげまっせ」ってのをエサに授業料(寮費)をせしめるブラック専門学校にさえ思えてきたり。
芽が出なくても生活の面倒見なきゃならん筋合いは出版社にも無く、高校卒業したらポイ捨てされるだけの未来しか見えなくて辛い。
もし新人育成の場ってことなら、せめてアシスタント代で食い繋ぐとかやってくれよと。

全部は見てないので文句はこの程度で。
途中で切ったのなら途中で切った理由を書かなきゃアカンかなと思ったので…。

余談
全否定のボツは、まず無い。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

あばばばば!に元気を貰える癒しアニメ

1話の感想 ★★★★ 4.0
メンタルが弱い漫画家
{netabare}
久々に萌えアニメを観たが、何なんだこのふぇ〜って感じの主人公。
リアルだと絶対に友達になれないな(笑)
でも、なんか精神的にしんどい時に見ると癒される。
なぜだろうか。{/netabare}

2話の感想 ★★★★ 4.0
学校へ
{netabare}
漫画のための画材を買いに渋谷へ。
そして、初登校。
つうちゃんはイケメンだね!
なんかもう、普通の男よりも男男してて惹かれてしまう。
この作品って、普通の人が観たらどこが面白いのー?ってなるかもだけど、現実に疲れてる時とかに観ると本当に癒される。
ゆるいアニメにハマりそう。{/netabare}

3話の感想 ★★★★ 4.0
カオスに足りないもの
{netabare}
なんと眼福な光景でしょうか。
水着ではなく下着!!
これは何かが滾る!!(笑)
カオスの画力は壊滅的だな〜
これで内容もあれでよく担当さんついたな。
まぁ、そんなことは気にしない♪{/netabare}

4話の感想 ★★★★ 4.0
サイン会
{netabare}
前回よりも過激な内容だった。
まさか、ガチモンのを書いてるとは…
ペンネームが爆乳姫子って…
絶対、担当さん鬼畜ドSだな。
でも、なんだかんだ上手くまとまって万事解決?{/netabare}

5話の感想 ★★★★ 4.0
夏!デート!
{netabare}
水着回!!
いいね、眩しい〜
海に行ったのに海に入るまでの時間が恐ろしく長いよな。
the日陰ものって感じ(笑)
その後はデート。
つうちゃんがイケメンすぎて辛かった。
コスプレしてたもう1人は誰なんだろう??{/netabare}

6話の感想 ★★★★ 4.0
正体がバレる!?
{netabare}
まさかの美人の先生が漫画好きとは…
いや、漫画好きというかそっち系のジャンル全般?
コスプレしてたし、アニメとかラノベも見てそう。
ヲタに理解のある人っていいよね〜
そして、新キャラの幽霊さん!!
実際は幽霊ちゃうけど。
めちゃくちゃ美人さんだけど残念って感じ。{/netabare}

7話の感想 ★★★★ 4.0
怖浦先輩をお手伝い
{netabare}
怖浦先輩、見た目はアレだし性格も残念だけど美人でくっつきたがりで教えるのが上手。
……ん?すごく優良物件に感じてきた。
カオスは背景の書く技量が上がったな。
後半、カオスは1人でメガネを買いに行ったんだがダンボールに入るって…
流石にあれはないよ…{/netabare}

8話の感想 ★★★★☆ 4.5
スランプ
{netabare}
カオスは全くの進歩なしだな。
小夢は連載が決まったというのに。
でも、そんな状況でも折れないメンタルは流石としか言い様がない。
後半の保護者3人組の話はすごく良かった!!
あーいう、主人子の裏話的なのいい!{/netabare}

9話の感想 ★★★★ 4.0
小夢の悩み
{netabare}
そりゃあんなにお菓子をバクバク食ってたら太るわな。
でも、漫画書いてたら痩せるってどんだけ漫画って書くの大変なんだ。
…少し闇を垣間見た気がした。
つーちゃんが可愛いもの好きなのはギャップ萌えで破壊力凄かった。
やっぱ、つーちゃんは神だわ。{/netabare}

10話の感想 ★★★★ 4.0
クリスマス
{netabare}
クリスマスって無性に人恋しくなるよね。
分かるよ、その気持ち!
1人だと特に!!
今年も1人なのかな……
ボツヤーキイモー、って言ってて悲しくないか。
年が明けたってことは、寮の取り壊しまで残り僅かじゃないか…{/netabare}

11話の感想 ★★★★☆ 4.0
進路希望調査!
{netabare}
ポスターに隠された壁にある落書き…
ロマンを感じる!
カオスは掲載が決まってよかったね!!
前のダメダメなものから1年もかかったね。
これは長いのか短いのか専門家じゃないから分からないけど、すごく頑張ったな〜ってのは伝わった。
退寮についてはみんなそこまで気にしてないのが意外だった。
もっとリアクションがあると思ってたよ。{/netabare}

12話の感想 ★★★★☆ 4.5
退寮!
{netabare}
今回のカオスは泣きまくりだな。
本当にメンタルが弱い。
あんなに努力できるんだから、自身を持っていいのに。
でも、いい作品がかけて良かったね!
きららっぽい作品だったわ。
カオスはまだまだだけど、いつかきっと大物になるんだろうな。
なんたって、努力に勝る天才なし、だからね!{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13

74.6 10 人見知りで癒しなアニメランキング10位
スロウスタート(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (490)
1968人が棚に入れました
この春から高校一年生になる、人見知りな女の子、一之瀬花名。彼女はとある理由から都会の両親のもとを離れ、いとこの志温が管理人を務めるアパート“てまりハイツ”で暮らしている。新しい高校、新しい毎日の中で起こる、素敵な出会いの数々。花名はまわりの人たちとゆっくり心を通わせて、楽しくてきらきらとした時間を過ごしていく。子供みたいにはしゃいだり、大人みたいにドキドキしたり……かわいさ溢れ、心あたたまる、スロウな成長物語。

声優・キャラクター
近藤玲奈、伊藤彩沙、長縄まりあ、嶺内ともみ、M・A・O、内田真礼、沼倉愛美
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

12話まで視聴済。採点項目「キャラ」を追記。

連載ベースで原作既読。
コミックスも購入してます。

視聴タイミングは可能な限り最速(=寝起き)なのですが
この地域の放送が火曜深夜なので・・・
なかなか感想が追いつきませんw

余談ですが「まんがタイムきらら」連載作品内で
欠かさず読んでる物を一度記しておきたいと思います。
(2018.02.18現在)
・スロウスタート ・ゆゆ式 ・三者三葉
・うらら迷路帖 ・甘えたい日はそばにいて
・城下町のダンデライオン ・おとめサキュバス
・あっちこっち ・にーにといっしょ ・佐藤さんはPJK
・三時限目は魔女の家庭科

ということで『スロウスタート』レビューに戻ります。


採点について-----
●物語●
{netabare}
原作を追っている身としましては、
エピソード入れ替えやカットは気にならないといえば嘘になると思います。
しかしチョイス自体は悪くなかったとも思いますし、
必要な部分をつなげて、それでも大きな違和感にならないよう
配慮はされていたとも思います。

中盤以降は特にアニメオリジナルが目立っていたとは思います。
1クールという時間的な制約はありますし、
水着回のように原作通りにやっていたら・・・
と思える部分もありましたので。
原作に拘り過ぎず、オリジナルで雰囲気を損なわない。
絶妙な匙加減だったかと思います。

1話の構成は賛否あるのかもしれません。
原作から知っていれば「何処で明かすのかな?」で済みますが
アニメからの方々には変に身構えてしまう要素になってしまったかも。

えーこと冠の出会いについては、チラっと触れられただけで
結局は詳細には描かれず最終回を迎えてしまって
消化不良を感じている視聴者はそれなりにいそうです。
(原作5巻にありますので、気になる方はそちらもどうぞ)

何より花名の秘密についても3人に明かしていないので
そういう意味でもキリの悪さを感じている人はいらっしゃるでしょうが・・・

そもそも原作がまだ夏休み明けてすぐ位ですから・・・。
花名も誰にも話してませんからね・・・。

「兆」の付くキャラが登場します。
{/netabare}
●作画●
{netabare}
原作のデザインを損なうことも無く、
とても可愛いキャラデザだったかと。

色々な仕草や描写など、
普通に動かす必要の無さそうなところまで
細部に拘って描かれていた点も好感触だったと思います。

苦言を呈するなら、
話数によって作画が安定しなかった所でしょうか。
荒れてるな~という程酷くは無いのですが、
寄り引きで差があったりしてたのが勿体無い。
{/netabare}
●声優●
{netabare}
メイン4人については・・・
冠役・長縄さんは結構『カンナ』そのままだったな~とw
たまて役・伊藤さんは「バンドリ」以来ですが、
テンション高めで明るいたまてにハマリ役だったかと。
近藤さんと嶺内さんについては、僕的には初めましてなので
何ともコメントし難いですが・・・
原作組として違和感は全く感じないボイスだったと思います。

先生役・沼倉さんは・・・聴くたびに異なる雰囲気・声質で
12話観た今でこそ慣れましたが、相変わらず凄いな~と。
{/netabare}
●音楽●
{netabare}
OP、ED、BGMどれも耳に残る出来だったと思いますが、
やはり個人的には『ne!ne!ne!』が良かったですね。
こういう系がツボなんですよね、やっぱり。
{/netabare}
●キャラ●
{netabare}
・花名
病気で1年周回遅れで高校生活をすることになり、
元々の気質もあるのだと推測しますが、
最初はネガティブさが目立っていたように思います。
しかし、たまて・えーこ・冠の3人に出会えたことや
いとこの志温や近い境遇の大会と触れ合っていくことで
彼女本来の優しさ・柔らかさが発揮されるようになったかと。
まだ3人に自身の秘密を明かせてはいませんが、
何時どんな状況で話すことになるのか・・・。
言葉はヘンですが楽しみにしております。

・たまて
オタクっぽさもみせつつ、
明るく元気、誰とでも打ち解けることができる。
(グイグイではなく自然に打ち解けられるタイプ)
家では家計(?)を預かるしっかりもので、
料理スキルも高い。そして部屋着が和服。
うん・・・スペック高いですよね、たまちゃん。
冠と組むと話があらぬ方向に転がっていきそうですが、
息ピッタリで面白かったです。
個人的には彼女が好きなキャラです。

・えーこ
たまてとは異なる方向での女子力の高さを、
そしてコミュ力を誇る女子高生。
初対面でもグイグイと相手の懐に入り込んでいく・・・。
唯一の弱点(?)は防御力と、榎並先生w
「ああいうタイプが好き」との本人談ですが、
どういう意味なのか全く伝わってきませんが
「好みであること」は理解しましたw
冠とは小学生時に数日遊んだだけなのですが
恐ろしいまでの仲の良さといいますか、
距離の近さといいますか。
コミュ力と榎並先生に隠れがちですが
他人の気持ちを配慮できる優しい娘さんでもあります。
大人びてる側面もあるかもしれませんね。

・冠
えーこにかなり依存してる節はありますが、
慣れればちゃんと話もできる気遣いもできる、
この娘も良い娘だと思います。
花名・たまてとの距離が徐々に近づいていく様子は
感慨深く見守っておりました。
アニメでは語られませんでしたが、
幼い頃のえーこにかなり人生(?)を左右されていて、
両親すらも冠への考えが変わってる位なので
この2人の関係性が特別なのも当然のことなのでしょう。
とりあえず・・・よく食べよく寝るのですが、
体格については小学生時代から変わらないようですw

・志温
高校生活を送る花名の保護者代理で、
アパートの管理人さん。就職浪人中。
何がとは言いませんが・・・とにかく大きいです。
終盤に語られた花名の引っ越し時のエピソードや
就職浪人についてのエピソードはとても良かったと思います。

・大会
大学受験浪人中の20歳。
当初はひきこもり気味だったが、
花名たちに出会い、ついには予備校に行けるまでに。
彼女も一歩ずつゆっくりではありますが
前に進んでいると感じられるキャラだったと思います。
彼女自身もなのでしょうが、
花名に、自らと近い境遇の人がいて
似た想い・感情を共有できるという環境を
提供できたというのは、
大会の一番の功績なのでは?
以降はえーこのオモチャになる展開多数w

・榎並先生
サッパリした物言いで、カッコいい担任の先生。
どういう意味でなのか不明だが、
えーこがアタックしている相手ということですね。
大抵最終回で逆転勝利してる展開多数w
これもアニメで描かれておりませんが、
甘味巡りで冠と意気投合するエピソードは
是非観てみたかったですね~。
{/netabare}



各話感想・気になった点など-----

●1話●
{netabare}
原作とは描く順番を変えて、
花名の秘密を最後に明かすスタイルに。
アニオリ部分と組み合わせると
見直してみた時に、なるほどと思える演出だった思います。
【ちゃんと高1にみえるかな?】
原作を読んでる身としては
何を意味しているのか自然と分かってしまうセリフですが
ご存知無い視聴者には何気ない日常会話に聴こえたはず。
志温の反応もかなりナチュラルに返していたわけだが、
彼女は知っている側の人物だからで・・・。
【遠回りして良かったでしょ?】
桜並木を見ているシーンでのえーこのセリフ。
展開と彼女の立場から深読みする必要のないはずの物だけど
おそらく二重の意味を持たせているのだろうな~と。
原作には無いシーンですね。
【一之瀬花名】
アニメを観てみて、改めて考えてみると・・・
・1歳年上であることの「いちのせ」
・「最初」という意味での「いち」「はな」
・春生まれという意味での「花名」
・部隊装置として(名簿順)の「一」
等々勝手に深読みしていたりします。
{/netabare}
●2話●
{netabare}
たまて、えーこ、冠との距離が近づきつつの日常パートや体力測定回。
【春休み】
順当に学年を経ていれば1ヵ月にも満たない期間ですが
花名にしてみれば・・・志温との暮らしと勉強に費やした時間なわけで。
そんな生活ならば体力も落ちますわね・・・。
【受験】【体調】
話題としてはえーこの妹なのだが、
花名としては3人に明かせていない部分に関わるワード。
過剰な勉強や不摂生な上での浪人ならばまだしも、
おたふく風邪となると・・・。
【ひとり暮らしをして、一年間やり直す】
受験をすることすら叶わず、ひきこもる宣言をする娘に
そう提案する母親の姿ですが・・・。
病院の発言やそれまでのノリをみる限りでは
若干不安になりかねない内容ではありますが。
実際は花名のことをちゃんと前向きに考えた上で
解決案を話してくれる、温かい家族だと思います。
この辺はcvの日笠さんの力量でしょうか。
【百地家の料理番でして】
オタクっぽい言動やノリの良さからは想像し辛いですが、
実は高スペックなたまちゃん。
4話で見せる和服姿と合わせて、この意外性にヤラれてます。
【いつかこの娘の味見をしたいって、ずっと思ってたのよ】
うん・・・知ってたから驚きはしませんが、
色々単語が足りてないですよね?w
何の味見をするの!?w
{/netabare}
●3話●
{netabare}
【GWの出来事】
原作最新巻が夏休み~休み明けなので
結構なペースで進んでるな~と感じたのがこの3話でした。
水着回位まではアニメ化するのかな?という予想をしてます。
Aパートは家族での話。Bパートは勉強会パート。
【両親の来訪】
今回は父親も物語に絡んでの家族フェイズ。
深刻になりすぎず、軽すぎず。
それでいてちゃんと言葉にして表現してくれる
そんな両親とのやり取りがとても良かったと思います。
ここでの小山さん&日笠さんも良い雰囲気を作っていたかと。
【勉強会】
各々の予定を過ごしていたAパートとはうって変わって、
後半は4人で勉強会in花名の部屋。
それから不意討ち気味な誕生日会。
【同い年ですね】
原作では「うれしさなのか」「うしろめたさなのか」という
花名の胸の内を描いてましたが、アニメでは詳細は無し。
ですが・・・これまでのアニメの描写で彼女の想いが
全く計れないわけでもないので、これはこれで有かと。
このシーンも初見~数回繰り返すまでは自然と泣いてました。
【花名orたまてと冠】
この回まで、えーこ不在時の冠は
他の2人に対しておっかなびっくりな反応だが・・・
これはこれで可愛いですね。
{/netabare}
●4話●
{netabare}
【万年さん】
原作組のくせに・・・名字の読みを間違ってました。
すみません。下の名前は覚えていたのですが。
同じ下宿に住む、もうひとりの「浪人」キャラ。
まだかまだかと思ってましたが・・・原作だと1巻終盤だったんですね。
色々勘違いしてましたね・・・。
【万年さんの部屋】
これまた原作組としてはアレですが・・・
もっとカオスな様相だと思ってました。
通販の荷物が行方不明になるレベルということは
もっと雑然としてるかな?と考えてました。
【たまてと冠の部屋着】
冠の部屋着も可愛いのだが、
やはりたまての和服姿がインパクト大。
料理番と相俟って、
えーことは違った方向性での女子力を感じます。
花名との電話シーンで、
スマホに空いてる片手をあててるのが
古風といいますか、似合っていたと思います。
{/netabare}
●5話●
{netabare}
【えーこと冠の物語】
えーこと冠の関係の一部を描いたのが今回かと。
同時にえーこと先生の描写がされた回だと思います。
えーこと冠の1stコンタクトについては
最新巻のネタですので、アニメが追いつくのかどうか。
【えーこと先生】
この先の話は・・・描けるのかどうか、若干謎(まだ7話観る前です)。
個人的にガッツリ百合描写というのは
『桜Trick』くらいしか経験無いので・・・。
【冠との距離感】
3話でのポイントの続きになるのですが、
GW時に比べて距離は詰まった感が感じられます。
花名とふたりでもえーこと変わらない反応してますので。
こういう所は観ていて感慨深いですね。
【妹汁ちゃんこと光希登場】
cvは『きらファン』の主人公きらら役の方。
【焦がれるあまりに、幻が現れたのかと思った】
光希が口にした学校名が
冠に外部受験を決心させたわけで。
このシーンはかなり泣けました。
えーこのセリフはどういう意味でも彼女らしく
限りなく本音でもあるんだろうと考えると・・・。
えーこに小学生時代と変わらない姿を改めて指摘されて
むくれてる冠が可愛かったです。
{/netabare}
●6話●
{netabare}
【たまて回】
アバンからCパートまで、たまちゃんの良さが盛り沢山。
原作でも家族構成は祖母2人しかわかってませんが、
今後の彼女のポイントになるんでしょうか?
【GBA SP】
と思われるゲーム機持参のたまちゃん。
ポケットラブはともかく、本体は今でも持ってます。
今時の携帯ゲーム機と比べると小さめですが、
当時としましては十分な大きさで便利な機体でした。
ポケラブは・・・プレイしたことないですw
現在はTV出力も可能なんですね。
【うなぎ】
職業体験ネタからCパートに上手に繋げてきたな~と。
生焼けの何が問題なのか調べてみましたら・・・
うなぎの血液って毒素があるんですね。
この年齢になって初めて知りました。
まぁ・・・うなぎ屋で持ち込み弁当というのは切ないですよね。
【えーこににおい】
たまて曰く、うなぎに引けを取らない良い匂いのようです。
(一応7話へにつながるネタと言えるますかね)
【百地家の料理番】
一月分の食費をたまてがやり繰りするというのが
百地家のスタイルのようですが・・・
予算内に収めるたまてが凄いのか、
彼女のお小遣いを含めて渡せる祖母達が凄いのか。
そりゃ当然余剰分も含めて渡してるとは思います。
【チヤホヤ】
いつものノリで自分を褒めるように煽るたまてですが・・・
想定外の直球でチヤホヤされて、逆に照れる展開に。
いや~可愛いかったですね。煽るところも照れるところも。
6話で一番好きな部分でしょうかね~。
【お泊りで勉強会】
この4人、揃うと結構な頻度で勉強会してるような。
後々は遊んだり出かけたりするのですが・・・。
原作では万年さんは勉強会までの参加ですが、
アニメでは変更されて夕食までの出番に。
アニメ化されて削られてるシーンや展開・セリフなどもありますが
逆に追加されてるオリジナル描写もあったりして、
個人的には悪くないと思っております。
しかしそういうツボは視聴者それぞれなわけでして
真逆の感想・印象を抱いてる方もいらっしゃるのでしょう。
【お風呂パート】
「とろみ入浴剤」て・・・排水口は大丈夫なのでしょうか。
【ポケットラブ】
娘さん5人集まって、何故にギャルゲ?w
【たまて】
根本的にとても良い娘なんですよね。
オタクな側面や高めなテンションがまず注目されますが、
彼女の行動や言葉の端々に優しさや配慮が見て取れるかと。
1話の花名の自己紹介のパートから、
ずっと描かれているように思います。
というか・・・コミュ力や女子力を合わせると、
かなりの高スペックな娘さんだと思います。
{/netabare}
●7話●
{netabare}
原作では散らして描かれていた、
えーこと先生のエピソードを纏めて描写した回かと。
原作通りでも構わないとも思いますが、
集めた方が印象には残りやすいとは思います。
(例外は時系列的に重要な場合)
【頭がおめでたい感じだったので、つい・・・】
いや・・・ニュアンスとか字面次第では
悪意にしかならないそんなたまてのセリフですがw
時系列シャッフルということになるのでしょうか、
えーこの誕生日エピソードがココにきました。
ヘアピンに掛けてゼムクリップというチョイスをする先生に
ハート形に変形させて意趣返しをするえーこ。
ゼムクリップをあの形にするの、結構大変なのですがw
せめてラジオペンチが1本欲しい。
【花名に学校生活について尋ねる】
内容的には不自然さは無いとは思いますが
唐突さは否めない流れだったかな~と思います。
原作では直前に母親が泊りにきてまして、
母娘の心温まるエピソードがあります。
そういえば先生も花名の秘密を知っている人物なんですよね。
【えーこのヘアピンの出所】
アニメオリジナルになりますが、
Bパート終盤への伏線?になってたんですね。
【えーこと先生 その2】
これまでのスロウスタートとは少々異なる雰囲気のBパート。
先生の部屋でのパートはほぼBGM無し。
それに加えて濃いめの百合展開(で良いんですかね?)。
ということでかなり異色だったかと思います。
Aパートではクリップで一矢報いた?えーこですが、
Bパートでは本人談な通りに見事な逆転負け。
基本的にはマイペースで懐に押し入れる彼女ですが、
榎並先生だけは一筋縄ではいかない模様。
【えーこの秘密】
Aパートで隠していた、ヘアピンの出所がここで。
原作ではもう一歩踏み込んで、
知られた上で義理?で買われたくないという心情を明かします。
自身の秘密を、
明かせない花名に、
初めて明かすえーこ、という対比。
ここまでゆっくりと着実に距離を詰めてきたふたり(4人)の
すがたや関係性がみえていて良かったと思います。
初めて自身の作品を買ってくれた人を目の当たりにしたえーこに
涙脆いながらも共感できる花名も、やっぱり良い娘だな~と。
【7話はまとめるのに苦労しました】
更に言うのであれば、
感じたこと思ったことの
一体どれだけが文章にできているのか・・・。
本当に力不足を痛感した回でした。
【追記】
榎並先生と飲んでた方、男性なんですよね・・・。
{/netabare}
●8話●
{netabare}
かれこれもう夏という場面で、
クラスの半分と話したことが無いという花名。
・・・わかるわ。
えーこやたまちゃんみたいなタイプからすれば
今一つピンとこないのでしょうけども。
先生の言う「自分のペースで」というのも正論ですし、
4話の万年さんの「多少強引にでも」というのも正論でしょうし。
1年スロウスタートしてるという引け目もありながら、
それでも前に進んでいる花名の成長が観られる良い回だったかと。
【キャラ追加~】
まずは同じ日直だった高橋さん。
インパクト大ですよね。何がとは言いませんがw
それから椿森さん。
エイコサペンタエン酸て。いわゆるEPAと略される成分のことなんですね。
【水着を買いに】
先々を知っている身としましては、
これで水着回への振りが完了したな~とニヤついておりましたが・・・。
というかこれでも十分水着回で良いんじゃないでしょうか?w
【志温と大会の昼食風景】
花名が忘れていったお弁当と、
大会さんのお昼を交換しようという展開ですが・・・
何ですかね~この等価交換。
ええ、オチは知ってましたが・・・アニメはアニメで面白かったです。
【Bパート終盤の部活風景】
この部分はアニメオリジナルですね。
原作の耳栓回を若干ブレンドした感じですかね。
cv担当は水瀬いのりさんということで、
個人的にはとても意外な演技・声質だったと思います。
{/netabare}
●9話●
{netabare}
「プールも海も無い水着回キター」と思ったら、
Bパートがオリジナル展開でした・・・w
【前日の泊り部分から描く時点でフラグ・・・】
まぁ素直に描くなら、こういう回は早朝スタートですよね。
実際は当日朝から雨が降って、
部屋で水着というカオスな展開になるわけですが・・・。
原作では5話分かけた部分でして、
アニメでどれ位かけるのか心配していたパートではあります。
【たまちゃんのオッサン具合が・・・】
この回は特に発言がおっさんっぽいw
【せめて水着だけでも・・・ということで】
学生時代は水泳部員だったので、
一時的にでも水着だけで過ごすというのは慣れてますが・・・
特に用も無いのに室内で、という経験は無いですね~w
【ゴリラのみずぎ】
タイトルは、花名のお胸が成長してるのでは?
という所からの流れですが・・・。
このアニメ・・・妙な知識が身に付くな~と。
というか何故にえーこが謝っても許してくれないのでしょうか?w
【ライチ】
OP後の提供バックで冠が何を持ってるのかわからなかったのですが
一度観終わってみて、なるほど~と。
一人暮らしの娘の所に大量のライチを送ってくる親って一体?
といいますか・・・今後ライチを見かける度に乳首を思い出すでしょう。
【アニメオリジナル満載】
部屋で水着とか、ライチが乳首だったりとか、既にカオスな様相ですが・・・
ここに志温も参加するオリジナル展開に(Aパート)。
更にはBパートがほぼアニオリという贅沢な構成で、
エステシーンとか下着姿とか、ありがとうございました。
【部屋に下着を忘れてくる】
原作では危うく忘れそうになる展開だったのですが・・・
アニメではガッツリ置いてきてますね。
志温の「忘れてると思って買ってきた」というのは一体・・・w
{/netabare}
●10話●
{netabare}
【中とか外とか】
ライチとか全裸とか、ナチュラルにネタを突っ込んできますよね。
【言わなきゃいけないとは思うけど・・・】
今後への伏線みたいな物になっていますね。
友達なら秘密も全て明かせるはず、なのか。
全て明かしたら友達になれる、なのか。
【えーこ作のブローチ】
原作だと基本白黒なので色彩を意識してなったが
アニメで色がついてみてナルホド~と。
クローバーがモチーフというのも。
「ご笑納くださいな」と自然に口にできる女子高生とは・・・。
(気のせいかOPのブローチ、途中まで緑だったような?)
【浪人、してるんだって?】
Aパート最後で爆弾発言が~。
とまぁ原作読んでる身としては、志温の事だとしっていましたが・・・
アニメからの視聴者には結構な衝撃展開だったと思います。
OPにて花名・志温・大会のカットで背景に「RONIN」と描かれていたんですよね。
【サメのパジャマ】
とても寝辛そうですよね。仰向けとか無理そう。背びれついてますしね。
それでも律義にうつぶせでピチピチしてる花名がかなりツボでした。
引っ越ししてきた直後の結構重要なシーン描いてるんですどね~。
{/netabare}
●11話●
{netabare}
ついに夏休み~ということで、
冒頭からツッコミ処満載なたまちゃんですが・・・
一番目立ちそうなランドセルはスルーですか?w
インディーズの八百屋さん含みのアニオリ回でした。
【言農追分駅】
聖地っぽいな~と思ってましたら、やはりモデルがあるようで。
「信濃追分駅」から「ヘン」を取り除いたんですね。
【四天王最弱の将】
言わんとすることは伝わりますが、
元ネタが何なのか気になって調べてみましたが・・・色々ありますね。
個人的には「FF4」とか「聖剣2」が馴染みでした。
【祖母に普段の発言をバラされるたまちゃん】
朝からテンション高めな彼女ですが、
普段3人をどう思っているかを暴露されて
また違った方向で高めにw
画面が揺れているかのように描いているのが
また細かいな~とw
【Bパート・夏祭り】
クラスメイトから先生まで、一通り登場させて。
1話早いですが最終回的な雰囲気を醸し出していたと思います。
とにかく食べてる冠。短いながらも印象的なえーこ&先生。
ゲタの鼻緒の件のつばきち(たまちゃんが・・・)。
【神社でのお参り】
神様への参拝には「お願い」だけでなく
「お礼」という意味合いもあるようで。
やっぱり花名は優しい良い娘ですよね。
【遠回りして良かったでしょ?】
【遠回りして良かったよ】
良いタイミングでの打ち上げ花火に、
1話での桜並木を思い出す花名。
あのセリフをここでもう1度使うのか~と感動しました。
アニオリ多めで、主だったキャラも登場させて、
こういう流れを持ってきて・・・
正直最終回でもいける構成だったかと思います。
{/netabare}
●12話●
{netabare}
11話でも十分最終話としての風格があったと思いますが、
日常系としては「いつもの」で締めるというのも、
コレはコレで王道と言えると思います。
アバンとCパートは明らかに1話を意識した構成だったかと思います。
【登校日~服を買いに】
水着回や夏祭り回などアニオリで特殊さを見せつつも
最後に日常パートに戻ってきた感が強い今回。
原作の他のネタを混ぜつつも
主だったところは4巻まで収めたというとことでしょうか。
【えーこの飴】
えーこと先生の絡みは最終話まで健在w
えーこの口にねじ込んでおいて、戻ってきて「飴は?」てw
そりゃ無くなりますよ~。
【都合の良い夢、再び】
何というか・・・ツッコミ処が多すぎて追いつきませんw
金のたまちゃんとか銀のたまちゃんとか。
志温が泉の精に就職とか。
「あなたが突き落としたのは、どちらのたまちゃんかしら?」とか。
(突き落とした前提ですか?)
えーこ(20)とか。
【まぐろの解体ショー】
コールドチェーン様々ですね。
たまちゃん&冠のコンビもなかなか転がり甲斐ありますよね。
あらぬ方向に唐突に転がっていきそうではりますがw
(たまちゃんのスキンシップにすっかり慣れた模様)
花名&えーこという組み合わせも終盤目立っていたように感じます。
【えーこと冠の誕生日に】
4人でお揃いのぬいぐるみをプレゼントすることに。
そして花名の部屋に一緒に置いておくと・・・。
この4人の仲も1話に比べてみれば進んでいるんだな~と。
相性とかもあるのでしょうが、基本的に4人共優しいんですよね。
【ED曲はne!ne!ne!のcw曲】
聞き覚えのある曲だと思ったら・・・。
【Cパート】
自分で選んで購入してきた服を写真に撮ってもらう。
志温の制服姿。
「花名ちゃん、高校生っぽくなったわね」
とこの辺は1話との対比ですね。
【一之瀬花名、17歳。
まだ友達に秘密は言えてないけどいつかは自分の口から言えたら良いな。
遠回りになったけれど、私の幸せは、ゆっくり始まる】
1話での不安やとまどいのスタートから、
彼女がここまで前向きに思えるようになれて、
何よりの12話だったと思います。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 20
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

lateなstartをslowなtempoで♪

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
レビュータイトル、「いっこ深い、きらら系日常アニメ」と悩みました。

キャラデザやら雰囲気やら、色んなものが「普通」のきらら系日常アニメ。に、見えますが、キャラの背景とかセリフ選びとか、1個分だけ、深いです。

ここ最近観た日常系では、上位に楽しめました♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
書きたいこといっぱいあるから、スイマセン、ダラダラ書きますm(._.)m

日常系としてのユルさや、百合っぽさはしっかりあります。その中に深みを与えているのは、「高校浪人」という、珍しい立場。その悩み、葛藤の中で、友人達からの(無自覚による)助言で、ほんの少しずつ進んでいく、花名。

私自身は浪人の経験はありませんが、大学時代に一番仲良かった友達が浪人してて、彼がそれを悩んでいたから、花名に感情移入しながら観ていました。

2話、サプライズ誕生会で、「同い年だね」って言われて、涙する花名。切ない。

5話、スカートをはき忘れた冠を心配するも、「いろいろ考えすぎ、もっと気楽に」とアドバイスされる花名。切ない。

6話、お泊まり会でネジが落ちる音に怖がっていたら、たまちゃんから「ギャルゲも色んなキャラがいるから、皆違って良いんですよ」と慰められる花名。良い話。

7話、栄依子からアクセサリー作りの秘密を告白され、嬉しくなるけど心苦しくなる花名。切ない。

10話、栄依子から貰ったプレゼントを大事にしようとし過ぎて、「貰った瞬間から、壊れた時のことを考えない」と注意される花名。友達になった瞬間から、嫌われた時のことを考えないってことだね。深い。

そんな感じで、友達の「何気ない一言」に、励まされ、気づかされ、成長していきます。その「何気ない一言」は、花名が高校浪人しているという事情さえ知らなければ、日常会話の中に溶け込んでしまいますが、花名の事情を知っている花名自身(や我々)にとっては、胸に響く言葉になります。この辺が、上手いな~と思う作品でした。

また、花名が一番信頼しているのが、微妙に栄依子ってのも上手い。てか、よくそれをやったなと。

こういう、「グループでキャッハうふふ」しているものだと、うっかり「みんな同じくらい大好き! 同じくらい大切!」ってなりがちだけど、実際、そんなことはないでしょう。我々バカ男子から見ればみんな仲良しな四人組に見える女子グループの中にも、絶対に微妙な温度差があると思います。(ゆるゆり のように、カップリングにしたり、ギャグテイストにしたりせず)そこにしっかりと踏み込んだ百合アニメもなかなか珍しいです(あっ、ゆるゆり も好きな作品ですよ♪)。

勿論、花名は、たまちゃんも冠も大好きで超大切なんです。それは大前提にしながらも、やっぱり栄依子を一番信頼しています。最終話の下着選びの件からも、ハッキリ分かります。それは多分、栄依子が花名に「秘密を告白した」からですね。

こういう感情の機微の描き方が抜群に上手い作品でした。原作者は多分、女性なんじゃないかな? と思いました。こういう繊細なの、男は苦手なので(苦笑)

一方で、今回アニメ化された中で、一番「本性」をさらけ出していたのも栄依子でした(ガチ百合とか)。だから、たまちゃんと冠は、まだ(キャラとしての)伸び代があります。なんか、このアニメのキャラはみんな微妙に歪んでいて、裏(心の闇や何らかの事情、秘密)がありそうです。今後、たまちゃんや冠もそれらを吐き出してくると、おそらく花名の中で更に大切な存在になり、そこでようやく、花名の「告白」に到るのでしょうね。楽しみです。

たまちゃん、特に良かったですね♪ なんか、「メッチャ良い子になったユタカ(Aチャンネル)」って感じでw 環のダーティさも、笑。

ただ、そんな中でダントツで一番好きだったのが、万年大会さん。なんか、ダメな大人で可愛らしくて、自信がなくて、でも実は優秀で。萌えました♪ 途中から、万年さん目的で観てましたよw 登場回の4話はかなりの良回。ギャグでしっかり笑わせつつ、花名との友情に万年さんの成長と、メッチャ面白かったです!

あとはまあ、特徴としてはハッチャケ女子トークでしょうか。お泊まり回とか水着回とか、他にも結構な下ネタが(笑) まあでも、女子だけならきっとあんな感じか、もっとえげつないんでしょうね。知りませんが(笑)

とまあ、ダラダラと書いてきましたが、とにかく魅力的で楽しかったです。本当は、花名の告白シーンまで観たかったのですが、最終回の最終シーンを観ていると、なんか「焦らず、スローなペースで良いじゃない」と諭されているような気分になりました。

まあ、あれで最後に花名が、「トランキーロ、、、焦んなよ」って言ってくれたら、私なんかは爆笑でしたが(分かる人には分かるはず)w

2期、期待ですね♪
{/netabare}

【視聴終了(要約バージョン小盛りレビュー)】
{netabare}
友達との何気ないやりとりが、花名の事情を知っていると深く心に響くようになるという台詞回しや、女子の友情の微妙な心理(温度差)を描く繊細さが秀逸。女子のハッチャケトーク含め、女性的な観点で描かれた作品。キャラはいずれも素晴らしく、特に万年さんに萌えた。結末を焦らず、2期を待とう!
{/netabare}


【余談~ slow start な友人 ~】
{netabare}
過去にいますね、浪人してた友達。

結論としては、「周りは大して気にしない。でも、本人が一番気にしている」かな。

彼は、学生時代の友人でした。大学で、初めての講義でたまたま隣に座り、そこから4年間ずっとつるんでた仲間。そいつが、2年になった頃、数人で一緒に呑んでたら、「実は、俺、一個上なんだ」とわりと深刻なトーンで告白してきました。まあ、本人は1年間ずっと悩んでいたんでしょう。

それに対して自分らは、、、「はあ? なんだよそれ? お前まさか、一個上だからって自分が偉いと思ってんの?」「何? それでこれまでのいじられキャラを卒業できると思ってんのかよ? 調子のるなんよ!」「お前が俺らの中で最下層なのは変わんねぇからな!」とか、散々罵ってやりましたよw

もちろん、ワザとですけどね。

本人がずっと嘘をついてきたことを気に病んでることも分かりましたし、このまま嘘をついていくことも可能な中、自分らに告白してきた意図も分かるし、多分、今までと変わらず付き合ってほしいであろうことは想像できるし。変にシリアスにしたくなかったから、その話題はわずか数分で切り上げ、あとはいつも通りのバカ話をしてましたね。

飲み会が終わって、彼と分かれた後、(その場にいた)友達と「あれで良かったよな?」「良いんじゃね?」という会話をしたのも覚えてます(実は自分達も驚いてはいたので)。その後、彼の年齢については、「基本的に触れない。たまにいじる」という方針が、暗黙の了解として仲間内にありましたね。彼は彼で、それで居心地良さそうでしたし。

今回、このアニメを観て、そんなことを思い出しました。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
携帯が古いし、LINEじゃないのがね(笑) なんか、風? モモチに裏があったら面白いかな。古い感じの日常系百合アニメ? 2話連続は観られない作風だな。1話と1話の間に間をとりたい感じ。

2話目
私立なんか、どっかでどうにかできそうだけどな。しかし、何気に重い設定だ。スロウスタートのSlowって、そういう意味か。でも、lateの方が適切じゃない? ゴロの問題かな?

3話目
百合百合してますな~。あの涙は、なかなか来たな。良いシーンだった。何気ない会話で、辛くなったんだね。周りがそれを、感動の涙だと勘違いできることも、序盤であることを考えると上手いシーンだと思った。

4話目○
浪人違い(笑) でも、浪人を告白して、いじられて済ましたいという欲求でもあるかな。ローニンズ byラブひな(笑) 私の方がずっとマシ(笑) 三猿(笑) ギャグが冴え渡る回だな。可愛いスウェットを誉めてほしい(笑) 好奇心>思いやりw 万年さん、良いキャラしてるな。二人の友情も良い感じ。ラストも、管理人さんが深入りしないのも素敵。これは良回だな。

5話目
スカートのはき忘れが、留年の告白に繋がるとか、上手いね。きっと、キャラ全員になんらかの秘密があるんだな。

6話目
日に日に緩むw 中華丼上手そうだな。中華料理屋行っても、なんか安っぽく感じてしまって頼まないしな。最後、ちょっと良い話を入れてくるんだね。あまり乳首と連呼するなやw

7話目
あんまり百合百合されるとキツいな。なぜ、縛られてる?? エイコ、かなり危うい感じだな。先生はノーマルなんだろうけど。ハナの秘密暴露まで、スロウだけど、確実にステップ踏んでるね。

8話目
高橋さん? 巨乳で怖いw 万年さん、この人観たくて観てるようなもんだな~。なんかいっぱい出てきたな~。最後に風呂って、ひだまりスケッチ意識してる? ヒマワリって、よく見るとグロい花No.1だと思うんだけど、それって私だけ(笑)?

9話目
貧乳はステータスだ、希少価値だ(笑)! JKにオモチャにされる万年さん、良いな♪ 万年×大家さん、このコンビ好き♪ エステで綺麗になっても、見せるのはコンビニ店員だけ(笑) たまちゃんも、かなり良いキャラしてるよね♪

10話目
ド下ですやん(汗) 貰った瞬間から、壊れた時のことを考えない=友達になった瞬間から、嫌われた時のことを考えない、だね。一言一句同じでも、深みが違う(笑) 深いw 言い話だな~。

11話目
擬態って(笑) 夏祭り行くと、ついお好み焼きを買ってしまう。値段のわりに腹膨れるからw 逆に絶対に買わないのが、チョコバナナ。だって、所詮はバナナだし(笑)

12話目
友達の洋服選びからのパフェ。正しい女子高生(笑) メッチャイチャイチャしてる(汗) もう二十歳。なんか、闇を感じるw 頑張れ、万年さん!
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 30

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

スロウでも1周遅れでも、スタートすれば勝者(完走)の権利が発生するんだぜ。(複数回視聴予定)

いや、タイトルに書いたような熱い展開がある訳ではないんだけれども・・・。

めちゃくちゃ好みの作品でした(異論は認める・・・)。

日常系のアニメの「これ見とけ」に入っていたので、観ることにしたのですが、
雰囲気、キャラクター、会話のセンス(所々に出てくる「なんと!」がお気に入り)、ギャグのセンス、ちょいエロのセンス(無理矢理ボヨンボヨンさせる所がない、一か所除く)、ちょい百合のセンス、総合的に大好きになりました。
きっと、また見るな。


百合要素が苦手な人には、なかなかお勧めはできないかもだけど、
クオリティは恐ろしく高いと評価しました。
どうやら、「青ブタ」を手掛けた制作会社さんらしいですね。
それは、クオリティが高いのもうなずける。

物語は、まぁ日常系なので、日々の出来事の中でキャラを愛でる、ていう。
大筋では、受験のタイミングおたふく風邪をひいてしまい、中学→高校で浪人をしてしまった一之瀬花名を中心として、友達ほかとのなんやかんやを描いています。
花名は一浪を大変コンプレックスに感じており、もともとの性格もあってか、積極的になれない、そんな中で出会って、仲良くなった友達に隠し事(一浪していること)をしているのは、どうなんだろうか・・・、と思い悩みながらも・・・。

てなところでしょうか。


作画については、ぽわんとした絵柄ですが、細部までしっかりと、乱れることなく綺麗に描かれており、素晴らしいと思います。
「青ブタ」ほどシャープではないですが、これは、好みになるかもしれません。が、安心して観れます。

声優さんも、私は特に破綻がないと思いましたし、満足できました。
何より、会話のテンポやギャグ的絡みの雰囲気、とても楽しめました。
冠はちょっと、某小林さんの登場人物と被っちゃいますね。


音楽は、OPが素晴らしいですね。
楽曲と絵のマッチングとしては一級品の部類に入ると思います。
ま、これも好みだからなのでしょうが「NEW GAME」みたいなOPがもともと好きなので、これも大好きな部類になります。
楽曲もクセになる要素持っていると思いますね。
各キャラが歌っているようですし。

さて、キャラクターについては、容姿的な特徴は特筆すべき点はあまりなく、中の上と言ったところなのですが、やはり作品全体の総合力として、十分な魅力と個性を持っていると思いました。

一之瀬花名:主人公、ちょっと人見知り。浪人コンプレックス有り。
消極的主人公、友達、他との付き合いで徐々に変わっていく。

十倉栄依子:静的ペースメーカー、もしかしたら(性的)かも。
ちょっと大人な雰囲気、そこはかとなく、色々なところに余裕が感じられる。百合的要素の中心人物かも。とても魅力的なキャラクター。

百地たまて:動的ペースメーカー。
エロ系会話も容赦なし、キンキン声が気になるが、色々と楽しい。
が、実は料理も得意、ばあちゃん子っぽい、明るい、元気、性格も良さそう。
いいお嫁さんになりそうキャラ。

千石 冠:マスコットキャラかな。
某小林さんのカンナの高校生版なんて言われているらしい(メタ要素すみません)。所々で、いい味の突っ込み、応答、「おなか減った」を繰り出す。
可愛らしい。栄依子大好き(←これは百合要素になるのか?お母さん要素的な側面も・・・?)


京塚志温:花名の住むアパートの大家さん。ポヨンポヨンキャラ。
実は、ある意味、浪人仲間?
ポイントポイントでいい味を出してくる。


万年大会:花名のアパートの住居人。
実は浪人仲間、大会(ひろえ)さんと読む。
やっぱり、浪人の影響で引きこもりチックになっていたが、花名ほか、の影響で徐々にスタートを切り始める。
ある意味、もう一人のスロウスターター。
キャラクター的には好きなキャラ、今後が気になる。

榎並清瀬:花名たちの担任の先生。
栄依子と怪しい関係・・・に見えるポイントがある、がどうなんだろう。
気になるw。
ちょっとイキな先生に見えるが、どうだろう。

実は、このほかにも多数のキャラクターが登場している。
どのキャラも機会があれば、各々のエピソードを観てみたいところなんだけれども・・・。

もののサイトによると、続編シリーズ(2期)はなかなかにキビシイとの評価らしい。
大変残念、機会があれば、ぜひ制作してほしいものです。



ちょっと調べてみると、同時期に「ゆるキャン△」が放映されていたそうな・・・。
ゆるキャン△は私も大好きな作品なので・・・、なるほど、あれが相手なら、少々、埋没気味になってしまうことはあり得るのか・・・。

魅力的なキャラクター、きれいな絵柄、健全で、流行りのキャンプネタ。
解らないでもない。


それでも、スロウスタートもまだまだ、未活躍のキャラもたくさんいますし、メインキャラたちの今後も観てみたい。
学校生活だけを描いても、まだまだ、学年も時間も残っているのに・・・。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11

74.8 11 人見知りで癒しなアニメランキング11位
ひとりぼっちの○○生活(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (402)
1526人が棚に入れました
極度の人見知りの女の子・一里(ひとり)ぼっち。中学校でクラス全員と友達にならないと、小学校の唯一の友達と絶交しなければならない!! 友達ってどおしたらできるの!? 絶体絶命友達つくろう作戦始動!

声優・キャラクター
森下千咲、田中美海、鬼頭明里、黒瀬ゆうこ、市ノ瀬加那、小原好美、高橋未奈美
ネタバレ

kororin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

「私と・・・友・・・・・・さいっ!・・・・・・ウッ、ウエッ(ゲロゲロゲロ・・・)」

2019.07.16
キャラ名が「少年ジャンプ」のレジェンド漫画みたいに「名が体を表す」役作り。

小学時分、唯一無二の親友「八原かい(柔らかい?)」と中学進学が別々になってしまった「一里ぼっち(一人ぼっち?)」。
悲しむ「ぼっち」を励ます意味(?)&自立を促すつもりで中学卒業までにクラス全員と友達にならなければ絶好と切り出す「かい」。しかし「ぼっち」は「極度の人見知り」で「コミュ障」で「ネガティブメンタル」で「小動物並みの臆病」な女の子。「かい」との『約束』はもはや「ぼっち」にとって『呪い』級。大好きな「かい」と仲直りしたいがために「ぼっち」の中学デビュー(試練)が始まる!

些細なきっかけ友達第1号になった、
・見た目ヤンギャルだがトゲトゲしさは無く、あまりつるむのを好まなかったが、割と面倒見が良いケレド、他者の天然ボケを敢えてツッコまず見過ごして楽しむチョッぴり意地悪な「砂尾なこ(素直な子?)」
を皮切りに、
・人当たりも良く社交的な人気者。しかし必ず「ドジ(失敗)」を起こすので何かと仕上がりが『残念』な「本庄アル(本性ある?)」。
アル「残念言うな~~!(フライングヘッドバットー!」
・外国人アルアルでいうトコロの『忍者』に間違った夢想を持ってる留学生「ソトカ・ラキター(外から来た?)」は「ぼっち」に友達ではなく弟子入り。
・「倉井佳子(暗い過去?)」は攻略難易度高めでした。(暫定友達)
何かとキョどりまくり、今までまともに相談できる(話せる)相手が居なかったせいか、常人とは見当違いの思考で間違ったコミュニケーション・アプローチしたり、極度の緊張の為に言語中枢に支障起こしてカタコトになったり、ゲロPしたりと(そりゃ苦手な事を無理くりしたら)、艱難辛苦と七転八倒の日々な「ぼっち」。
当初は苛々させられもしましたが、イカンイカン。これでは弱者を見下すクソ野郎と同じではないかと思い、出来る限り「ぼっち」目線で見てみると・・・彼女なりの「必死」さが伝わってきました。(珍妙でしたが)
そして「かい」ちゃんとの約束(呪縛?)の為に頑張りました。普段の「ぼっち」なら到底出来なかったでしょうね。
そんなアヤフヤナな「ぼっち」を周りのみんなが見かねて(見捨てておけず)支えてくれて、普通なら誰でも出来ることが出来ない「ぼっち」を応援したり(教えてあげたり)、素っ頓狂な行動にも敢えて付き合ってあげたりと・・・「本当の友達」ってこういうものなのですね。おかしいでしょうが見ていて『眼福』デス。

2巡見ましたが、ホントよく頑張ったぞ「ぼっち」!
「対人恐怖」というのは他人から「怒られたくない(脅されたくない)」「嫌われたくない」という極度の『自己防衛』の一種なのかもしれません。なので出来るだけ他者と関わらないようにしようとする本能なのでしょうね。しかし(社会)集団生活において、コミュ力(りょく)は大事なコト。気の弱すぎる「ぼっち」にとって辛い試練でしたが、結果は良いモノになってめでたしめでたしデス。些細な感激でスグ失神したり、「変」な考えこみも可愛く思えてきました。(笑)

とりあず、1年間で6人の友達ができた「ぼっち」。がんばれ!ぼっち!!「ガンバル妖精」も見守ってるぞ!






※チョット嫌な話{netabare}
現実で「ぼっち」のような子がいたら・・・{netabare}
ハイエナ(イジメ加害者=クソ野郎ども)の格好の餌食(スケープゴト)になる確率500%になりそうですね。 人と普通に喋れない。人の顔色を窺ってオドオドした態度はスクール・カーストの最底辺に見下され、口答えしようものなら恫喝され、日ごとにエスカレートするパワハラや嫌がらせ。金銭・物品をタカられて、相談する友人も無く、巻き込まれたくないから助けてくれるクラスメイトも無く、保護者(父母)には迷惑かけたくないから相談できず、教諭側には全然アテにならないから相談できず、虐待される悩みを抱え続け、深い深い深~いネガティブ思考が続き、自暴自棄に陥って・・・恨みごとのメモを残して、{netabare}
・駅のホームから電車に飛び込む。
・高所建物から飛び落ちる。
・首を吊る
等の事件で「イジメ問題」が発覚。
肉親は口惜しさに悲嘆し、父兄はモンスター化して騒ぎ立て、学校は保身と対応に追われ、一時期社会問題として世間を賑わすも、2~3年経ったら忘れ去られてしまう。
そんな結果になりそうです。

「イジメのテンプレート」第1章 [発生と経過]参照。(ウソです)
{/netabare}{/netabare}{/netabare}
ああ、本当に『アニメ(漫画)』で良かった!!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

友達作りは気負うと難しいようで案外簡単なのかも。

幼馴染のかいちゃん鬼畜すぎる。クラス全員と友達になるのはすごくフレンドリーな奴でも厳しいような。ましてぼっちの性格なら尚更。そこは凄く嫌な感じ。{netabare}久しぶりに会っても無視は人間として欠点ありそう。あの娘は嫌いです。自分いいことしてるとか思ってそう。{/netabare}

ぼっちが頭おかしい行動しつつも努力して友達を増やしていくのは好感度高い。周りの人たちも優しくて心温まる。友達増えて良かったね。倉井佳子のツンデレを完全なデレにできるといいね。{netabare}進級しても同じクラスメイトしかいない場で自己紹介するのに緊張して吐くとは全然成長しとらんやんけ!!傑作なオチ?{/netabare}

なこ可愛い。田中美海の今までの役イメージと全然違った。新境地?
そして、キャラクターの名前は覚えやすい。


OP
ひとりぼっちのモノローグ 歌 一里ぼっち(森下千咲)、砂尾なこ(田中美海)、本庄アル(鬼頭明里)、ソトカ・ラキター(黒瀬ゆうこ)
ED
ね、いっしょにかえろ。 歌 一里ぼっち(森下千咲)
爆笑ぼっち塾 校歌 歌 一里ぼっち(森下千咲)、砂尾なこ(田中美海)、本庄アル(鬼頭明里)、ソトカ・ラキター(黒瀬ゆうこ)
原作のコマからキャラクター達が出てくるのが風変わり。
挿入歌
まけるなアル かがやけアル 歌 本庄アル(鬼頭明里)


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
極度の人見知り少女、一里ぼっち。小学校時代の友人は、ひとりだけ。そのたったひとりの幼なじみと、卒業を機に離ればなれになってしまったぼっちは、彼女と約束します。「中学卒業までにクラス全員と友達になる」できなければ……絶交!?でも、自分から人に話しかけられない、ぼっち。緊張すると足がつっちゃう、ぼっち。人の目を見られない、ぼっち。そもそも、友達になる方法がわからない……!!ぼっちが思いつく友達づくりは、ちょっと的外れで、いつも空回り。果たして、ぼっちの友達づくり作戦は成功するのか……?ぼっち少女、“脱ぼっち”がんばります!

1. はじめての告白
4月。中学の校門前で挙動不審な動きをする女の子が1人……。一里ぼっち。今日からここに通う新1年生。そして、今日からクラス全員と友達になる……予定!?

2. 本当はありがとう
初めてできた友達・なこちゃんを怒らせちゃった!! でも、どおして怒ってるのかも、どおやって謝ったらいいのかもわからない! どおしよう!! どおすれば……!? その時!

3. つたわる空回り
「本庄さんと下校したい。本庄さんと下校したい……」願望が口から漏れちゃってる、ぼっち。なこはぼっちに、「まずは誘いに行かないと」とアドバイスしたけれど……!?

4. 弟子になります
「あなたをずっと、探してました。ソトカの目はごまかせないです」登校中にはキケンがいっぱい! 気配を消しながら進むぼっちの前にあらわれたのは、キラキラ外国人~!?

5. アルアルあるある
残念な子、アル。今日の残念は、うっかりランドセルを背負って登校してしまったこと。この残念な状況を完璧な1日に変える、うまい言い訳を思いついたけれど……!?

6. 五七五で夏が来る
「熱、出ろー!」どおしても学校を休みたい、ぼっち。拳を握って力をためてみたり、水でシャワーを浴びてみたり……。でも、体調は「むしろ体がポカポカする……」状態で?

7. やわらかい涙
「世の中は、世知辛い」本日、7月19日。明日から夏休み。クラス全員と友達に……なれてません。今日中にあと1人、たった1人でいいから友達になってもらわないと……!?

8. 外からおかえり
新学期。キラキラ外国人ソトカは2学期になっても輝いてて、手作り手裏剣もすごい人気。それに比べてぼっちは、佳子に話しかけたいのにあんまりうまくいってなくて……?

9. 絶好のカレーパンケーキ
実習の班分けで、なこやソトカと別の班になっちゃったぼっち。でも、今日のぼっちは“つよぼっち”。班のみんなに話しかけ……れない。妄想だけがくるくる回って……!?

10. はじめて言われたこと
つよぼっち、パワーアップ! 今日のぼっちは、“スーパー強つよぼっち”。そして、ソトカも“スーパー強つよソトカ”に! 何がいつもより強いかと言うと……足?? 納豆!?

11. たぷたぷからプリプリまで
友達全員と毎日おしゃべりしないと忘れられちゃう! 友達が増えて悩みも増えちゃった、ぼっち。みんなとずっと友達でいるためにはどおしたらいい? CDデビュー、ですか!?

12. もしかしたらきっと
ついに……ついに、ぼっちがスマホを……! これでぼっちもスマホたぷたぷグループの仲間入り。なこのアドバイスで、まずはスマホに挨拶。「友達になってください」結果は?

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ひとりぼっちの友達づくりがはじまります。

この作品の原作は未読です。
タイトルから何となく内容の想像できる作品…なのですが、まさか主人公の名前が一里 ぼっち(ひとり ぼっち)だとは夢にも思いませんでした。


極度の人見知り少女、一里ぼっち。
小学校時代の友人はひとりだけ。
そのたったひとりの幼なじみと、
卒業を機に離ればなれになってしまったぼっちは、彼女と約束します。
「中学卒業までにクラス全員と友達になる」
できなければ…絶交!?
でも、自分から人に話しかけられない、ぼっち。
緊張すると足がつっちゃう、ぼっち。
人の目をみられない、ぼっち。
そもそも、友達になる方法がわからない…!!
ぼっちが思いつく友達づくりは、ちょっと的外れで、いつも空回り。
果たして、ぼっちの友達づくり作品は成功するのか…?
ぼっち少女、”脱ぼっち”がんばります!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

私の廻りには居ませんでしたが、ぼっちの様な極度の人見知りの方はきっと実在するんでしょうね。
でも、クラス全員と友達に…というハードルは、普通に考えても相当高いのではないでしょうか。
私が通っていた中学は、マンモス校に加えて毎年クラス替えがあったので、3年間で一言も会話したことの無い人は普通にいましたから…

クラスが違う…部活やクラブ活動の接点も無く、出身小学も違えばそれも当然かと…
今では地元に住んでいた時間より離れて過ごした時間の方が多くなってしまったので、中学の頃の友人とはすっかり疎遠になってしまいましたけれど…

レビューが逸れてしまいました。
この作品に登場するぼっちと同じクラスの女の子を紹介します。

一里 ぼっち(ひとり ぼっち)声 - 森下千咲さん
砂尾 なこ(すなお なこ)声 - 田中美海さん
本庄 アル(ほんしょう アル)声 - 鬼頭明里さん
ソトカ・ラキター 声 - 黒瀬ゆうこさん
倉井 佳子(くらい かこ)声 - 市ノ瀬加那さん

最初、ぼっちという名前が可哀想かと思いましたが、皆さん特徴的な名前の方ばかり…
だから「ぼっち」という呼び方も途中から違和感を感じなくなっていました。
個人的には市ノ瀬さんが投下された頃から俄然視聴に気合いが入った気がします。

ぼっちは友達を作ろうと必死に頑張ります。
でも、それと同じくらい全力で人を避けるので、時折「本当に友達作りたいのかな?」と思える時もありましたけれど、それもこの作品の作風なのでしょう。

人とのコミュニケーションを取るのって簡単じゃありません。
自分の気持ちを押し付け過ぎてもいけませんし、物事の優先順位を見極めたり相手に対する気遣いだって必要です。

だからと言ってコミュニケーションを「苦しい」とは思いませんし、思いたくありません。
人は一人じゃ生きられない生き物なので、いろんな人と接点を共有しながら日々を過ごさなくてはなりません。
一つとして同じ接点はなく、大きさ、形、位置もみんなバラバラ…

ぼっちの友達との接し方はまだまだ一方通行で、周りの優しさに助けられている面が沢山あります。
でも、いつか本当に人とのコミュニケーションが取れるようになったら、違う景色が見えてくると思います。
もちろん、険しい道のりです。
色んな人がいますし、性格的に合わない人や接するのが難しい人だっているでしょう。
それでも決して諦めてはいけないことなんですから…

クラス全員と友達になるのがぼっちの目標かもしれませんが、今手を引いてくれる人との繋がりを一番大切にできるぼっちになれる事を切に願っています。

オープニングテーマは、ぼっち、なこ、アル、ソトカの「ひとりぼっちのモノローグ」
エンディングテーマは、ぼっちの「ね、いっしょにかえろ。」
どちらも作風にピッタリの楽曲だったと思います。

1クール全12話の物語でした。
視聴すると気持ちが優しくなれる…そんな作品だったと思います。
しっかり堪能させて貰いました!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 23

73.7 12 人見知りで癒しなアニメランキング12位
同居人はひざ、時々、頭のうえ。(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (296)
1060人が棚に入れました
他人が苦手で、人見知りの小説家・朏 素晴と人に捨てられ、過酷なノラ生活を生き抜いてきた猫。ふとしたきっかけで一人と一匹はいっしょに暮らし始めるが・・・?

声優・キャラクター
小野賢章、山崎はるか、下野紘、堀江瞬、安済知佳、中島ヨシキ、村瀬歩、津田健次郎、杉田智和、東城日沙子、豊口めぐみ、小野大輔、南條愛乃
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

吾輩は猫である。名前はまだ(ネタバレになるから言え)無い。(笑)

[文量→大盛り・内容→雑談系]

【総括】
最初は、退屈なストーリーやツッコミどころ満載の設定に視聴を断念しそうになった。

が、徐々にこの切なくも優しい世界にハマっていった。

基本的に、前半パートは人間目線で、後半パートは猫の目線で同じ物語をなぞるのですが、後半で、人間の目線では気付け(気づきようの)なかった、猫なりの思いや理由が語られるという、優しい伏線回収が見処の物語。良作です♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
「それが猫であれ人であれ、思いの全てを語るわけではないし、相手の全てを理解できるわけでもない。そして、自分と異なる価値観をもつ人と関わることは、いくらかのストレスを感じる。しかし、他者と関わることで、自分の世界が広がり、人生は豊かになっていく」

そんなメッセージを、優しく、丁寧に伝えてくれる良作でした。

私も基本的に、他者と関わることを煩わしいと感じる方だし、友達も多くないし、恋愛経験も特別豊富というわけではありません。仕事上では積極的に他者と関わりますが、プライベートはわりと一人でいる方が好きです。

それでも、あえて他者と関わろうとする時に思うのは「違うこと、影響されることを楽しめないなら、ずっと独りでいればいいのに」ということです。

恋愛でも友情でも、「価値観の違い」は大きな壁となります。確かに、絶対的に許容できない違いはあると思います。しかし、枝葉の部分であるならば、互いにその違いを楽しまないといけないとも思います。

例えばデートやら遊びやらに行くとき、自分が楽しいと思える場所にしかいきたくない、自分がやりたいことしかしたくないなら、そもそも自分一人で遊んでれば良いんです。誰かと一緒に行く意味ない。

(それに自分がハマるかは別として)相手が楽しいと思うことは共有し、どんなものかを感じてみたいとは思います。また、自分一人なら絶対にしない体験をし、自分にはなかった価値観を知ることは、自分の人としての幅を広げてくれるはずです。

例えば、私があにこれにいるのも、そんなところだと思います。

アニメは一人でも観られるし、楽しめる娯楽です。でも、他者に自分の意見を知ってもらったり、他者の意見を知ることは、自分一人では絶対にできない楽しみです。それが、自分と同じ価値観のモノであれば、「共感」という楽しみがあるし、違う価値観のモノであれば「発見」という楽しみがあります。そこに優劣はないはずです。だから、読ませて頂いた以上は、100%感謝すべきだと、私は思っています(賛同するか、評価するかは別として)。

自分の趣味趣向と違う、自分の思い通りにならないからといって、相手のことを全否定するならば、家でオ○ニーでもし、、、SNSなんかやらないで、一人でアニメみて、Wordにでも感想書いてデスクトップに貼りつけてりゃ良いのにと、思わんでもないです(それも正当な1つの楽しみ方だし)。

閑話休題。

「自分とは異なる価値観の他者と関わることで、世界が広がる」ことでしたね。

本作は、「気づき」ということを大切にしています。決して(私のように)上から目線では意見を押し付けるのではなく、スバルが気づくことを通し、視聴者が自分で自分にとって大切なことに気づけるような構造になっています。

また、私は基本的に「死」を扱う作品には辛口になりますが、本作は良かったです。

スバルの家族に対するそっけない態度は、決して誇張されたものではなく、男なんてみんなあんなもんか、もっと酷いと思います。しかし、不慮の事故で両親を亡くし、そこからスバルは家族愛を再発見していきます。途中途中、過去の自分を反省したり後悔したり悲しんだりする描写をはさむのは丁寧でした。幸いなことに、ウチの両親は健在ですが、同じ状況におかれたら、同じように後悔するのでしょう。たまには実家に帰ろうと思いました(笑)

さらに、恋愛面も悪くありません。オオカミさんは、ペットショップのお姉さんという、あまりアニメには出てこないタイプのヒロインだが、年相応の可愛さというか、天然っぷりも良かった。なにやら幼馴染JKにも惚れられていて、リア充爆発しろの雰囲気はあるが、まあ、最後は「こころ」のような展開にはならないことを切に祈るw ちなみに、オオカミさんは、今期(2019冬)で一番お気に入りのヒロインかもしれません(笑)

色んな意味でバランスのよい秀作。だから、ネコのデザインが可愛くないとかは、言うまい(笑)
{/netabare}

【視聴終了(要約バージョン小盛りレビュー)】
{netabare}
「それが猫であれ人であれ、思いの全てを語るわけではないし、相手の全てを理解できるわけでもない。そして、自分と異なる価値観をもつ人と関わることは、いくらかのストレスを感じる。しかし、他者と関わることで、自分の世界が広がり、人生は豊かになっていく」

そんなメッセージを、優しく、丁寧に伝えてくれた。

家族の死という重いテーマも丁寧に扱い、好印象。何気に恋愛要素もよい、バランスの良いアニメだった。
{/netabare}

【余談~ 夏目漱石トリビア ~】
{netabare}
本作は完全に、「吾輩は猫である」を下敷きにしていますが、その作者、「夏目漱石」のトリビアをいくつか。作品と、無理矢理ちょっと関連づけてw

☆ペンネーム「漱石」の由来
「石に漱(くちすす)ぎ、流れに枕す」という、中国の故事に由来する。

(故事の説明){netabare}中国西晋の時代、孫楚は、隠遁しようと決心して、友人の王済に「山奥で石を枕にし川の流れで口をすすごう」と言うべきところを「石で口をすすぎ、流れを枕にしよう」と言い間違ってしまった。それを指摘されると「流れを枕にするのは、汚れた話を聞いた耳を洗うためで、石で口をすすぐのは歯を磨くためだ」と言い張った。{/netabare}

ここから、「負けず嫌い、偏屈者」を表す「漱石枕流(そうせきちんりゅう)」という四字熟語が生まれ、自分のことを「負けず嫌いで偏屈な変わり者」と思っていた夏目金之助が、自らに「漱石」と名付けました。

本作の主人公、「朏素晴(みかづきすばる)」も、「偏屈で変わり者」という性質はちょぴりあると思うので、やや漱石を意識しているキャラ作りなんでしょうね。


☆漱石の飼い猫
「吾輩は猫である」のモデルとなった飼い猫は、もとは野良猫で、勝手に家の中に入り込んできた猫である。妻の鏡子が猫嫌いだったたも、家に入り込んでくる猫をそのたびに追い出したが、何度つまみ出しても、猫は家の中に入り込んでくる。そのうちに漱石が「おいてやったらいいじゃないか」と言い、飼うことに。

ちなみに、その猫は黒猫とのこと。本作の「ハル」も黒猫であることから、(経緯や見た目に)類似が見られる。ただ、漱石は飼い猫に名前を付けることなく、「ねこ」と呼んでいた。だからといって可愛がっていなかったわけでなく、ちゃんと猫を愛していた様子が伝わっている。


☆漱石の偏食
漱石は偏食で有名で、特に甘い物に目がありませんでした。なんたって、当時の日本で、自宅に業務用のアイスクリーム製造機をおくぐらいですからね(笑) スバルも偏食、、、というか、変食(笑) 食に興味ないですからね、共通というか、正反対というか。

ちなみに、漱石が好きで「吾輩は猫である」にも(芋坂の団子屋として)登場した、日暮里の羽二重団子本店(創業200年)。私も東京出張のついでに行きました。団子そのもののクオリティとしては、正直、中の上というか、イマドキの名店に比べるとやや落ちるかもしれません(値段のわりに)。が、そんなんどうでも良いんです。雰囲気と歴史的な価値込みで、素晴らしいお店でした。

オススメは、中庭を見ながら食べること。素敵です。私はあまり甘いものは得意ではないので、「抹茶セット(ミニ団子付き)」を頼みましたが、団子と冷酒のついた、「岡倉天心セット」も気にはなりました(笑) 興味があれば、是非♪ JR日暮里駅から徒歩三分(現在改装中ですが、今年中には開くみたいですよ)。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
う~ん、つまらない。人目線、猫目線と、語り手を変えて物語を紡ぎたいのは分かるが、同じ物語を2度見せられてもな~。1つの出来事を、全く違う物語に仕立てられれば良いのだけど、わりと予想がつく内容でしたし。

2話目 ☆3
勘違いネタとしては、わりとよくあるネタかな(笑) どんな尻尾の力だよ(苦笑) 野良猫の時に世話になった人の名前が、ハル、ね。そういう提示の仕方は、この作品の個性を生かすと思う。

3話目 ☆3
父母の魂と戦っていた、、、見えるというか、「いる」設定なんだね。もしこれで、父母の霊が成仏したとしたら、どっちらけ。「良いのか? その程度(猫が理解者になった・スバルが人の心を考えるようになった)」程度で、成仏しても。

4話目 ☆3
ラブコメの波動? ちゃんと猫を飼う大変さというか、責任を描いていていいね。いや、普通はそこで立ち話だろ? 犬とも普通に会話できるんだね。

5話目 ☆4
途中途中、家族の良さを再発見し、悲しんだり、反省したりするのは、良いね。大上さんの、天然、カワイイ(笑) スバルの側だけでなく、ハルの側にも成長が描かれましたね。

6話目 ☆4
ここで展開を変え、ハルのストーリーに終始。泣けるな~。

7話目 ☆4
あれ、三角関係? 最後はスバルの自死かな、漱石だけに(笑) スバルのオススメ本、「心星(作者 五島)」って、実在しない? やはり、「こころ」かな(笑) ハルちゃんとの素敵な再会。

8話目 ☆3
まあなんか、1話や2話みたいな感じだな

9話目 ☆4
まあ、この展開は必ずあるだろうと思っていたけど、予想以上に、オオカミさんのリアクションが可愛かった♪

10話目 ☆3
JSは最強だぜ展開? 孤食の問題ですな。社会復帰だな。物差しではかるなや(笑)

11話目 ☆5
二日酔いの寝惚けた頭で観てたら、泣きそうになったわ。四国、良いよな。久しぶりに行きたいな。

12話目 ☆
普通に、もう一泊くらいしても、とは思うが、唐突に大切な人を失った経験があるからな。オオカミさんが、シャッターを足で閉めるとことか、好きだな。ちゃんと、猫知識を入れてくる。ミィヨーンって(笑) そりゃ、あの高さ(ぱっと見160㎝弱)を上からは無理だろ(笑) 最後、ハルなら「頭の下」て言うんじゃない? あくまで「対等な」同居人なんだから。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 33

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

一人と一匹、僕らは「家族」になっていく

この作品の原作漫画は未読です。
この作品のジャケットを一目見て視聴を決めました。
理由はネコちゃんが登場するから…しかも、かなり可愛いっぽいんですけど!
思い返すと、にゃんこデイズ以降、ネコが気になって仕方ありません。

買い物ついでにペット売り場を覗いてネコが居ないかを見てみたり…
にゃんこデイズの影響で、欲しいネコはマンチカンなんですけどね^^
でもマンチカンにも色んな種類があるみたいです。
短足なのがマンチカンの可愛らしさの最大の特徴だと思うのですが、短足じゃないマンチカンが居たり、大きさも一回り以上大きかったり…

ネコを買うなら室内で飼う事になりますが、ネコは所構わず飛び回るじゃありませんか。
私の部屋には大きさ的にフィギュアの棚に収まらない「アルティメットまどか」がTVなどを置いている机の中央に鎮座しているのですが、腕とか髪の毛とかポキッとか折れたら間違いなく泣くと思うんです。
でも、それがネコの習性なんですもん…絶対怒れないじゃありませんか。

加えてピアノを始めとする家具を爪でガリガリされたら、きっと私以外が黙っていないと思います。
そんなこんなで躊躇していると時間ばかりが過ぎていくんですけどね。
もしネコを飼うなら部屋の中のアニメグッズを完全防護してからかな…なんて考えています。

物語から思い切り脱線してしまいました。


他人が苦手で、人見知りの小説家 朏 素晴(みかづき すばる)と人に捨てられ、過酷なノラ生活を生き抜いてきた猫。ふとしたきっかけで一人と一匹はいっしょに暮らし始めるが・・・?
日々の暮らしをひと目線とねこ目線で描き、それぞれの想いが交互に織りなされるストーリーが"心があたたまる"と話題に。
些細な時間を積み重ねて、僕らは「家族」になっていく…
ふたりでみつける幸せ一緒ぐらし。


公式HPのIntroductionを引用させて頂きました。
ひとの目線とネコの目線を交互に描く手法を「ザッピング形式」と言うんだそうです。
この表現方法がこの作品に深みを与えたんだと思います。

ハルは素晴が両親の墓前の前で出会った野良猫で、グレーと白のハチワレの顔が特徴のメスネコちゃんです。
元々は、多くの弟たちのお姉さんとして生活していましたが、生きていく上での度重なる試練によって最終的には一匹になってしまっていました。
素晴が両親の墓前にお供えしようとした刺身に釣られてしまったのをきっかけに、ふたりの生活が始まっていくのでした。

この作品…ハル目線で描かれた物語が抜群なんです。
元々小さい弟たちの面倒を見てきたので、お姉さん気質なのですが、それは素晴に対しても一緒…
素晴は小説の締め切りが迫ると、寝食を忘れて執筆に没頭するのですが、ご飯を満足に食べない素晴をハルが気にしない訳がありません。

いいえ、普通のネコならそんな事気にしないと思います。
だからハルならでは…なんだと思いますが、その気遣いや優しさが心底温かいんです。

加えて抜群の破壊力を誇るのがオープニングアニメです。
音楽に合わせてハルの尻尾が猫じゃらしと一緒にリズミカルに動くのですが、その動きが茶目っ気たっぷりで可愛い過ぎ…
くりぬいたカボチャの中から飛び出す姿も…もう死にそうなくらい可愛らしいんですけど。
今期の作品の中でヒロインBEST10を作ったら、きっとハルはBEST10入りすると思います。
その位、私にとって色々と持っていかれたキャラでした。

そして、ネコとの接点を通じて、素晴の周りが変化していく様も見ていて気持ちが良かったところです。
素晴の周りが変わると…素晴も変化するんですよね。
そして人との繋がりがこんなにも温かいモノだという事に気付いていく…
素晴にその気付きをくれたのがハル…
同時に一人で出来る事に限界を知ることにもなるのですが、きっとこれまで以上に一人で出来る事も増えていると思います。

人と人との繋がりって、きっとそういうモノだと思うから…

たくさんの笑顔を見ました。
これまで人との関係を疎遠にしていた素晴の表情にも微笑みが浮かぶようになりました。
たくさんの愛情を感じました。
大切なモノは手放しちゃいけないし、大切にしなきゃいけない。
これまで後悔すらできなかった自分に後悔しました。
たくさんの人の温かさを感じました。
自分のためにこんなにも必死になってくれる…自分を支えてくれる人の姿が目に焼き付きました。
そして身近なハルがこんなにも愛しい存在になりました。
ほら…ふたりはもう立派な家族じゃありませんか。

野良猫をたった一匹拾ってきただけ…
ただそれだけの事なのに、こんなにも目の前に広がる景色が変わるなんて…
そんな気付きとこの作品ならではの温かさが気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、Schrödinger's Cat adding コトリンゴさんの「アンノウンワールド」
エンディングテーマは、南條愛乃さんの「君のとなり わたしの場所」
どちらの楽曲も秀逸ですし物語に合っていたと思います。
でも個人的に推していたのは、オープニングです。
超絶難しいハモリのせいで、カラオケでは絶対に歌えない曲ですが、オープニングアニメと相まって大好きになりました。
あのハルの尻尾を見ていると…何故だか目頭が熱くなってきます。

1クール全12話の物語でした。
シリーズ構成は赤尾でこさん…
このクレジットを見て視聴にも気合いが入りましたが、私の期待を遥かに凌駕する出来映えの作品でした。
こういう温かい作品は良いですね…温かさがそのまま視聴者に伝染してくれるような気がしますから。
物語はしっかり纏まっていました。
非の打ちどころの無い作品…は決して言い過ぎじゃないと思います。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 34
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

同居人は昭和のオカン

原作未読


手っ取り早く視聴率を稼いでくれる3つの素材は「グルメ」「子供」そして「動物」なんだそうです。
翻って当方、この中で反応するのは「グルメ」のみ。幼少期から現在に至るまで犬や猫、熱帯魚含めて愛玩動物を飼いたいと思ったこともなければ、動物を見て可愛いと思ったことも記憶にございません。

あらすじ:とある事情で古家に一人住まいする青年“朏素晴(みかづきすばる)”とその素晴に拾われた野良猫“陽(はる)”のハートウォーミングな交流のお話です。
視聴動機が猫という方は多いでしょう。そこで冒頭で述べてるような殺風景な人間が楽しめるかどうかに興味があり、本作の視聴の動機ということになります。

結果、

 そこそこ良い

でした。動物案件に食指が動かない方でも楽しめると思います。


作品紹介で“すばる”は人間側の主人公、“はる”は動物側の主人公とありました。猫は猫で視聴者にだけわかるように感情を言葉に表わすので猫ちゃんの心情がわかる仕掛けです。また1話の中ですばる(人間)視点での前半パートと同シチュエーションを今度ははる(動物)視点で描く後半パートと対になっていて、互いの思いがすれ違ったり交錯したりを楽しむ構成になってます。

会話での意思疎通ができないこの両名がどう関係を築いていくのか?
お互いの共通項みたいなのがあって少しずつ共感していくことで距離を縮めていきます。共通項とは“痛み”。
{netabare}お互い大切な人(猫?)を亡くした経験があり、蓋をしててもふとした瞬間に後悔の感情が顔を出し暗い影を落とすのです。{/netabare}

すばるにしてもはるにしても同情すべき事情があり、そこに囚われて序盤はお互い前を向けません。
言葉を交わせないからこそ、ゆっくりとそれこそ全12話かけて、時には停滞しているような場面さえ大事な時間に変えながら関係を築いていくのでした。とても優しい作品です。


周囲も善意のキャラばかり。
OPEDにも優しさが溢れてます。奥華子さん作曲、南條愛乃さん作詞・歌のEDはウチの娘のお気に入り。
そうです。子どもと一緒に安心して観れるのも良いところですね。


猫ちゃんかわいい!が自分は薄めですが、傷ついた者同士の「取り戻す」物語はなかなか見どころがありました。


ただし、主人公への共感は意見が別れそうです。私の場合こんな感じ↓

■昭和のオカン“はる”
昭和初期?いや大正?のご婦人かしら。。。
食糧難を経験している世代はとにかく
「食べてるか?」
「しっかり食べるんだぞ?」
と口酸っぱく言ったものらしい。私自身も大正生まれの祖母から同じような印象を受けた一人です。
本編視聴済の方はいかにこの猫が昔ながらのオカンみたいだったかはご理解いただけることでしょう。


■“良い”ではなく“そこそこ良い”となった理由
主人公のすばるがイマイチ。
極度のアガリ症。対人関係が苦手ということですが、挨拶くらいしようや。
{netabare}三日月先生サイン会にて、目を合わせない、返事をしない、極度の対人恐怖症ぶりを発揮。作家に奇人は多かれどファンをないがしろにする作家さんは斬新でした。他人が目に入らなさすぎ(笑){/netabare}

このキャラ造形じゃないとダメだったんだろうか?このすばる。周囲の優しさに触れても反応薄いし、むしろ迷惑だぐらいで思ってるし、
普通に考えたら「お前なんか知らん」というくらいのレベルじゃなかろうかと。

本作は、幼少期からの内向的すぎる性格が土台にあり、両親との素っ気ない関係を経ての不慮の事故による追い打ちだったわけで、物語成立の条件みたいなところもあるので一概に否定できないのがつらいところです。



猫が喋るファンタジーっぷりより、周囲の人が例外なくすばるに優しいことがファンタジーと感じたため、とても惜しい作品という位置付けです。
すばるは無理せんでゆっくりでいいから傷を癒していってくれとは思います。
{netabare}第一話と最終話を見比べると彼の表情明るいですからね。{/netabare}


遅まきながら、ペットが人間にとって大事な存在たり得ることが少しばかり理解できた気がします。それが一番の収穫かも知れません。



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2019.08.30追記


視聴時期:2019年1月~2019年3月リアタイ視聴




2019.04.21 初稿
2019.08.30 修正

投稿 : 2024/05/04
♥ : 54

63.1 13 人見知りで癒しなアニメランキング13位
スケッチブック full color's(TVアニメ動画)

2007年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (207)
1033人が棚に入れました
非常に寡黙で、ほとんどしゃべらない。その上不器用で、かなりのドジな梶原空は。高校に入学してどのクラブに入るか迷っていたが、たまたま見学に行った美術部に、なりゆきで入部してしまった。
個性的な美術部員たちの、時にバタバタ、時にほんわかした日常が描かれる。
ネタバレ

キリン  さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

絵を描いてみよう

忙しい日々をお過ごしの方に
処方箋的な意味で
丁度良いアニメではないでしょうか。

なんと言っても、主人公『空』のテンポがゆっくりで
時間の流れが緩やかに感じます。スローライフです。

美術部ののんびりしたお話ですが
ちょっと個性的な友人や先輩、先生が
話を賑やかにしてくれます。

あと、ノラ猫がちょくちょく登場して
なんなら話を持っていく勢いで
絡んでくるので、猫好きな方にもオススメかも

↓以下、私の美術部エピソード
こっちの方が長くてゴメンナサイ

{netabare}実は私も高校の時は『美術部』だったのですが
私は最初は中学の時から続きで『剣道部』に入部するつもりでした。

しかし私の入学した高校の『普通科 美術・デザインコース』というのは
強制的に『美術部』に入らなければいけなかったのです。

入学してから知りました。

もう少しで、新しい剣道防具を買うところでしたし、
高校でバラバラになった中学の時の同じ剣道部の仲間に
『県大会で会おうぜ』
なんて言ってしまって
大ウソつき野郎になってしまいました。

でも、まあ絵を描くのが好きで入学したので
マジメに美術部をやることになるだろうと
予想していたのですが、
授業でも美術の時間が多いのに加え
『ドラクエ』とか『FF』とか『ロマサガ』とか『聖剣』とか『クロノ』とか
『ストⅡ』『餓狼』『龍虎』『ヴァンパイア』『KOF』や『スパロボ』など
忙しすぎて全く美術部の活動に参加せず3年間が終わってしまいました。


美術部の活動と言っても『授業』で足りない時間を補う形なので
作品が『出来た!』と言ってしまえば終わりなんです。

私は本当は夏休み学校に来てやるはずの『彫塑』(粘土で作る石膏像)
の課題を夏休みに入る前に一時間で終わらせ、
先生に『出来た』と呼びに言ったら
「幼稚園の泥遊びじゃねんじゃーーーーっ!!!」
と怒鳴られました。

確かに、今思い出すと、『キノコ』を粘土で造ったんですが、
『スーパーマリオ』に出てくるようなキノコだったので
先生が怒るのも仕方ありません。

そんな私の進路先はマンガの学校
「俺、石膏像のクロッキーとかデッサンとか、油絵とかじゃなくて
こういうが描きたいんじゃ」←基本が出来てない奴に限ってこういうことを言う

親元を離れ、マンガ家になるべく
マンガの学校に通った私は
またしても『クロッキー帳とスケッチブック』にご対面
(アレ?また、こういう授業あるんだ・・・・)

授業で動物のスケッチがありました。

スケッチブック片手に動物園にやってきた私は
人だかりが出来ているのに気付きました。
正確には人だかりが“出来ていた”ですかね。
大きな怒鳴り声と共に
ちらほら、人がはけて行く最中でした。
何があった?と思い近づいてみると、
おっさんが一人ボロ雑巾のように倒れていました。
どうもケンカがあったらしいです。

「おっちゃん、大丈夫かいな」

私が近寄って声をかけると

「あぁ!大丈夫やっ!」

とうつ伏せの顔を動かさないまま、こもった返事が返ってきました。

「大丈夫ちゃうやろ…救急車呼ぼか?」

「いらんわ!」

私がおっさんを起こそうか迷っていると、
ガクガクしながら、おっさんがゆっくり起き上がってきました。

「(救急車)呼ばんでええぞ」

「血ぃ出てるやん…」

口から出血してたおっさんは、フラフラで立ち上がりましたが
まともに立てる感じでは無かったです。
ホントにフラフラのボロボロでした。

「いや、おっちゃん、やっぱアカンやろ」


ふと、おっさんの着てるTシャツに目をやると
胸の真ん中に



『WIN』



と書いてありました。


いやいやいや!ボロ負けやん!!{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 23
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

のどかな風景とのんびりとした気分が味わえる作品

原作未読 全13話

舞台が私の地元の福岡であること、博多弁を話すキャラがいること、ARIAの主要スタッフが参加していること、そして監修に佐藤順一さんが参加していることという点で興味があって観てみました。

お話は、人見知りが激しくマイペースでほとんどしゃべらない{netabare}「うんうん」しか言わない{/netabare}(心の声が多いw)主人公 梶原 空(かじわら そら)を中心に美術部の先輩や同級生の高校の日常を描いた作品です。そしてネコもいっぱい出てきます^^

福岡の地名や乗り物(バスや電車)が出てきますが、福岡の都心を離れた田舎のお話なので、全体的にのんびりしたお話です。
起伏が少なく何度か寝落ちしそうになりましたw

キャラはみなさん個性的ですね~全体的に不思議ちゃんの割合が多い感じがしますw
声優さんは豪華です。主人公の花澤香菜さんを筆頭に牧野由依さん、後藤邑子さん、広橋涼さん、田村ゆかりさん、小清水亜美さん、下野紘さん、日笠陽子さん、大原さやかさん、金田朋子さん、伊藤静さん、中田譲治さんなどなど

博多弁をしゃべるキャラの声優さんは福岡出身ではないようで、イントネーションが微妙でした^^;
出演している田村ゆかりさん(福岡出身)にこの役やってほしかったですね~

福岡福岡といっていますが、放送当時、福岡では放送がなかったみたいですw

学園ものよくある恋愛要素などは特にないので、たまゆらみたいな感じでしょうか。(たまゆらほど感動はあまりありませんが、最終話は良かったですね)
のんびりとした雰囲気が好きな方、ネコが好きな方(ネコが主の回もあるので♪)にはオススメです^^

OP/EDはのんびりふんわりした感じでこの作品に合っている曲ですね~
EDはARIAのOPを歌っている牧野由依さんです。

最後に、放送当時この作品の後番組がARIA The ORIGINATIONなのでARIAのキャラもちょっと出てきましたね~(ほんのちょっとですが^^)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 36

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

パーソナルスペース

人間関係ほど面倒なものはない。
近すぎると煩わしく、遠すぎると寂しい。全く身勝手なものである。

そんな中で、それぞれが持つ個性を認め合う空間、程よいパーソナルスペースを形作る美術部員たちの日常が心地よい。
作者である小箱とたん氏(女史?)の経験と真情を基にした作品のようで、昨年、17年の長きに渡る連載が終了したそうだ。

対人関係が苦手でマイペースな性格の持ち主である主人公、“梶原空”の高校美術部に入ってからの一年間が、四季の移ろいと共に、どこまでも緩やかに過ぎてゆく。

基本4コマ漫画の原作を、“空”の独白(モノローグ)を軸に、巧みに落とし込んだ岡田脚本の構成力と、“ARIA”の佐藤順一を師と仰ぐ平池監督が作り出す空気感が素晴らしい。

また、良く言えば個性的な美術部員たちの“変人”ぶりが、主人公の背中をそっと押してくれる、言い換えれば、マイペースであっても、少しずつ歩みを進めることへの安心感を与える存在として描かれ、押しつけがましさの欠片もない世界だ。

音楽がまた良い。ピアノによる語り掛けるようなインストルメンタルが、おおらかな九州の風景にマッチする。
また、何よりもオープニングの「風さがし」に癒される。クラシックギターの響きと清浦夏実さんの澄んだ声に心洗われるのだ。

適度な孤独が許される社会、それが贅沢であることは百も承知ではあるが、自身の心根だけでもそうありたいと願う。

世に名作、傑作は数あれど、それとは別の次元にある“永遠の佳作”と呼ぶべき作品である。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

65.1 14 人見知りで癒しなアニメランキング14位
にゃんこデイズ(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (174)
637人が棚に入れました
高校生1年生の小長井友子は人見知りの女の子。
そんな友子は三匹の猫を飼っている。

陽気で活発なマンチカンのまー、
頭が良くてしっかり者なロシアンブルーのろー、
おっとりしていて泣き虫なシンガプーラのしー。

猫たちだけが友達だった友子に、ある日同じく猫好きな白鳥あづみという友達ができる。

友子と猫たちの日常、友子とあづみの友情、猫どうしの交流など、
個性的なキャラクターたちのモフモフゆるコメディー。

声優・キャラクター
木戸衣吹、山崎エリイ、小松未可子、上原あかり、大空直美、鵜殿麻由、荒浪和沙
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

確かに萌え豚オッサンの私ですが、それでもどういう視点で観れば良いか迷った(笑)

[文量→中盛り 内容→感想系]

【総括】
とにかく、「可愛い」に特化したショートアニメ。可愛いと言っても、「beautiful」よりは「pretty」の方。猫好きが楽しめるのか、幼女好きが楽しめるのかは、絶妙で微妙なラインです(笑)

【視聴終了】
{netabare}
猫、というより、猫耳を付けた幼女が猫っぽい行動をするのを愛でるアニメかなと感じました。まあ、レビュータイトル通りなんですが、自分的には少し、こっ恥ずかしかったっす(笑)

もう1つの軸としては、人見知りである友子が猫をきっかけに友達をつくっていく話。自分的にはこっちの筋の方が好きでしたが、まあ、本作の個性はこっちじゃないですね。

ふと疑問に思ったのは、幼女風人語使いの猫が、「この世界の常識」なのか、「猫好きな友子達の脳内変換」なのかということ。第8話でテレビに出てきた猫は普通の猫だったし、猫とガチ会話をしているのは友子とあずみだけで、モブと猫が会話をしているシーンはなく、もしかしたらあれは、猫好きに見える世界を具現化しているのかな? とも思った。

まあ、どっちでも良いんですが(笑) ただ、もし猫があんな感じでコミュニケーションをとれる世界だとしたら、「友達なんていらない」と思う人がいても不思議じゃないな、と。

とはいえ、そんなん考えてる変態は、私含めごく少数でしょうから、純粋な気持ちで「可愛い」を愛でるのが、正しい視聴方法なんだと思いますよ♪
{/netabare}

【余談 ~猫に好かれる方法~】
{netabare}
私は、サムネを見ていただければわかるように、猫好きです♪ でも、アレルギーなんで猫(動物全般)は飼えないっす(涙) だから、友達の猫や野良猫を無闇に可愛がっていますw

さて、猫に好かれる人ですが、それはズバリ、猫嫌いなお年寄り、らしいです。つまり、猫嫌いな人やお年寄り的な行動。

動作はゆっくりと、目線を低く、声のトーンを下げ、しつこくしない。これがポイント。

猫は警戒心の強い動物なので、こちらが急に動いたり、甲高い声や破裂音には敏感です。だから、猫を見つけて「わ~、猫だ~!」と言い、走って近づいたりするのは厳禁。また、猫なで声も苦手だそうですし、目をじっと見つめるのは(猫にとっては)威嚇行動だから、絶対にダメです(この辺、犬と逆)。こう考えると、「猫好きほど猫に嫌われやすい」というのは、よく分かります。

また、撫でる場所も凄く大事で、猫は、眉間の間と首の後ろを撫でられるのが好きだそうです。眉間の間は、表情筋が集まるところであり、ここを揉みほぐしてもらうとリラックスします。また、首の後ろは、母猫に噛まれていたところであり、ここもリラックスポイント。実際に剣道部は、この二点攻めで、何度も猫を寝かせています(笑)

あと、猫は基本的にワガママなので、自分の所から去っていく時に、追いかけることを嫌がります(犬は追いかけられるのは好き)。あまりしつこくせず、そう、「ヤツがまた甘えてくるまで、待つのw」

是非、実践してみて下さい!
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 22

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

コ、コミックキューン…だと!?

この作品の原作は未読です。私はショート作品は原則撮り溜めて一気に視聴する派なので、この作品も一気見した作品です。

ですが、1話冒頭からこの作品の視聴スタイルを思い切り間違えたと思いました。
本作の主人公である小長井友子の可愛らしさは、まぁそれなりで普通に可愛い感じです。
ですが、この友子の飼っている3匹のにゃんこ…決して侮れない存在だという事を嫌と言うほど思い知らされました。

兎に角、このにゃんこ達の可愛らしさは反則級…と言うより、こんな可愛らしくて何度もキュン死しそうになったにゃんこを見たのはきっと生まれて初めてだと思います。
もっと「可愛い」を表現したいのに…改めて自分のボキャブラリーの無さにがっかりです。

こんな萌え萌えなにゃんこ物語を連載しているのは「コミックキューン」という4コマ漫画専門雑誌。
これまで「パンでPease!」や現在放送中の「ひなこのーと」などを輩出してきた雑誌です。
確かにキャラの可愛い作品ばかり…
可愛いといえば、きらら系の専売特許かと思っていましたが、決してそんな事はないんですね。
コミックキューン系…どうやらこれからは要チェックな作品となりそうです。

因みに友子が飼っているにゃんこは以下の3匹です。
いたずら好きで甘えん坊なマンチカンの「まー」
美味しいものと可愛いものが好きで泣き虫なシンガプーラの「しー」
褒められるのが好きでしっかり者なロシアンブルーの「ろー」

知ってはいるんです。
このにゃんこの可愛さが「あざとさ」で出来ていることも…
1話冒頭からにゃんこに色々持っていかれた自分が半端無く「ちょろい」ことも…

でも駄目なんです…
一度気持ちが動いてしまったら、もう止まれないんです…
こんなにゃんこがいるなら絶対飼いたいと思います。

それとまだ発売はされていないようですが、にゃんこのフィギィアなんかが発売されたら間違いなくポチリと食指が動いてしまいそうです。
1/3~1/5スケールくらいの大きさで3匹揃えて並べてみたら…なんて事まで脳裏をよぎってしまうくらい強烈なインパクトのあったにゃんこでした。

それと密かに面白さを感じるのが「まー」の着ているTシャツです。
胸の部分に一言入ったTシャツがお気に入りの様ですが、そのセンスは抜群としか言いようがありません。
Tシャツは何点か販売されたみたいですが、こちらも気になっています。

気になると言えば、友子の友達の白鳥あづみですが、CVが大空直美さんなんです。
大空さんといえば、ガウリールのサターニャや装神少女まといのゆまちんというキャラのイメージが強いですが、このキャスティングには正直気付きませんでした。

主題歌は、every♥ing!さんの「にゃんこ is L♥VE!」
背景のアニメと合わせてみると中毒性が5割増しになった気がします。

1クール12話で3分枠のショート作品なので、サクッと視聴できる作品です。
「悩むより見る」作品だと思います。
擬人化にゃんこで癒されたい方にはお勧めできる作品だと思いました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16

蒼い星 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

ストレスフリーなアニメ。

【概要】

アニメーション制作:EMTスクエアード
2017年1月 - 3月に放映された全12話で1話あたりが2分程度のTVアニメ。
原作は、『コミックキューン』にて連載中の、漫画家“たらばがに”の四コマ漫画作品。
監督は、平池芳正。

【あらすじ】

人見知りでぼっちの女の子・小長井友子(こながい ゆうこ)は高校一年生。
家で飼っている3匹の猫を愛でるのだけが癒やし。
そんな友子が猫とコミュニケーションをとったり、
猫を通じて彼女の友だちができていくのを楽しむハートフルコメディらしい。

猫は擬人化されていて見た目はミニマムサイズな人間の幼女。
猫耳と尻尾がついてて普通に人間と会話できる生き物。

【感想】

webで無料立ち読み出来る原作を少し触った程度ですが、アニメ版は原作に忠実。
子猫ちゃんたちは擬人化された猫ということですが、ケモノっぽさを然程に感じられず、
ロリプニアニメに見えたりして。これが猫なら『デ・ジ・キャラット』も猫で通用するような。

アニメそのものは、ヤマも無くただの平凡な日常。
ストレスの溜まる展開もなく、スイスイと最終回まで行ける内容。
全話合わせてもTVアニメ1本分の長さだけあって、
気軽に、ほのぼのとした気分になりたいって人向け。

カワイイだけで満足できるのであれば、まあ…良いかなって感じのアニメだと思いました。
猫好きなら、『みかん絵日記』のほう が作者に共感できます。あれは、猫愛が重すぎですが。


単なる印象しか語っていませんが、これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 36
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