ロボットで変形なアニメOVAランキング 2

あにこれの全ユーザーがアニメOVAのロボットで変形な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月12日の時点で一番のロボットで変形なアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

68.4 1 ロボットで変形なアニメランキング1位
真ゲッターロボ 世界最後の日(OVA)

1999年2月25日
★★★★☆ 3.9 (87)
432人が棚に入れました
宇宙生物インベーダーとの戦いはゲッターロボの活躍で終結した。それから3年後…倒されたはずのインベーダーが地球圏に再度出現。さらに、ゲッターロボ開発者であり、流竜馬(実際は神隼人)によって殺害されたはずの早乙女博士が復活。ゲッタードラゴン軍団を率いて、人類に反旗を翻す。これに対し、解散していたゲッターチームのメンバーが、そして、早乙女殺しの罪で投獄されていた竜馬が、早乙女に立ち向かう。
ネタバレ

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

イントロで完全燃焼させるHEATSというアニソン

スパロボ常連で御三家のゲッターですが、実はハッキリ見た事はなかったのでこの際と思い視聴してみる事にしました。
一言で紹介すると、3人のパイロットで3種の変形合体が可能な、ゲッター線という謎動力で動くゲッターロボとインベーダーと言う宇宙生物との戦いを描くスーパーロボット系SFですね。
とりあえずあらすじから追って説明していこうかと思ったものの。
実は最後まで見た私にも、大筋はわかるものの細かい部分はあんまりわかってないんですよねw({netabare} 博士が最初死んだ経緯とか、隼人が狂って斬りつける所{/netabare} とかもよくわかってないですし
絵的なダイナミックさで魅せる作風なので、大雑把でも何とかなるかなとは思ったんですが…。序盤あたりで撒いた伏線で回収しきれずってところがあり、しっくりこない感じはありましたね。
決して、いい加減に作られてる感じではないと思うのですが。(漫画とか、他アニメシリーズの知識が必要なのかもしれません。そこは詳しくないので何とも言えませんね。

wikiで調べてみると、最初の数話今川監督がかかわっていたなんて話があったそうですね。
1話で恐ろしく細かい作画の変形合体があったのですが、この辺で監督が予算を投入しすぎて監督を下ろされてしまったのかもしれません。
まったくしょうがないですねこの人は(白目)。
ストーリーがやや把握しずらいのは、途中で監督が交代した事が多少なりとも影響を及ぼしているのかもしれませんね。

第2部以降は作画がやや厳しいか?と思える所もありましたが。まあまあのクオリティを保っていたように思えます。(今川監督の演出と比べればどうしても落ちるけど、もうそれはしょーがないです。あの人が滅茶苦茶すぎる(褒め言葉)だけですし)
でも、(上記の噂が本当なら)今川ファンとしてはEDクレジットにも表記しないのはあんまりだなと思いました。

キャラ面においては、途中で主人公が交代した事が厳しいと思いました。流竜馬をはじめとしたゲッターチームはワイルドさもありすごく魅力的だと思いましたが。
その後を引き継いだ少年「號」は寡黙なキャラで何を考えてるのかよくわからず(もっと喋ってくれ~!)。
中盤あたり、話の牽引力が弱いのでは? とそう感じさせざるを得なかったです。
しかし、敵の得体の知れなさや絶望感等、色々感じさせる所もあり。荒っぽさもあるが魅力を感じさせる話でした。

ラストはグレンラガンの原型にもなっているようですね。(グレンラガンの脚本が、ゲッターロボサーガの編集者だったようですし)
ゲッターで描きたかった壮大な戦いの行く末がグレンラガンだって事をネットで見かけて、確かにそれっぽいなと感じました。

それから、特筆すべきはやはりOP2のHEATSですね! この曲は素晴らしいです。
イントロの時点で完全燃焼できてしまうのでは?と感じる程に、説明不要の暑苦しさ。
影山ヒロノブとゲッターロボとかいう、ガソリンにガソリンをぶっかけて火を付けたような組み合わせで熱くならねえわけがねえんだよ! とそう思いましたね。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 8

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

まさに軍歌

なアニキのOP。めちゃくちゃかっこええwwバカバカしくていいんです。アニキじゃないとぜったいかっこよくないすげえメロディなんだよ。
すまんが後期は好きじゃない。てかなんで変えた・・。

作品は・・・・・最初しかおもしろくないw
ブラックゲッターは超かっこいいんだけど・・という作品。
作品のデキとしては新(NEW)ゲッターのほうがはるかに好きだったりする。ただまぁあっちもすごいおもしろいかっていわれても・・ゲッターだからね・・?

投稿 : 2024/06/08
♥ : 8

あぱぱ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ハルマゲドン時代を振り返って

視聴回数 全話3回くらい

最初に書いておきたい事が、この作品は初期ゲッターロボ(子供向け)と同等な内容を期待して見られないことを伝えます。

私はスーパーロボット大戦シリーズから視聴してしまったので、あまりの内容のギャップに最初は戸惑いました。しかし、それで私は逆に楽しめたのでよかったです。

物語の詳細は書きづらいのですが、初期と同じように友情は存在しています。
ただし、友情とは簡単に芽生えるものでなく、たくさんの感情(憎悪、悲しみなど)からも出来上がるものだということが、作品の中に含まれています。

登場するゲッターロボはロボットではあるものの、「ゲッター線」というエネルギーで構成されていて、それが物語を左右することになっていきます。
私としては、この点が最初にギャップを感じましたが、物語を最後まで見た後には納得がいきました。

オープニングは水木一郎さんが歌う曲と影山ヒロノブさんが歌う曲の2曲があります。
どちらも作品イメージ通りで好きですが、どちらかといえば影山さんが歌う躍動的な印象を与えてくれる「HEATS」が好みです。
シングル「HEATS」のカップリングがED「HURRY UP DREAM〜旅立ち~」ですが、このED曲も好きです。

永井豪、石川賢の作品に興味ある方にはオススメです。
それ以外の方にはスルーされても仕方ないかなぁ。。。と思えるとこが正直な気持ちです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 7

65.8 2 ロボットで変形なアニメランキング2位
メガゾーン23(OVA)

1985年3月9日
★★★★☆ 3.6 (56)
229人が棚に入れました
省吾がB.D.に敗れ去り、何処へともなく去って半年後。軍に智美の殺害容疑を掛けられたという理由もあり、新たな友人のライトニング率いる暴走族「TRASH(トラッシュ)」の元に身を隠していた省吾は、半年ぶりに由唯に再会する。その頃、街では軍に支配されたバハムートにより軍の広告塔と成り果てていたイヴを通して、人々を戦争に駆り立てるメッセージが連日流されていた。しかし、実はバハムートは完全には軍の管理下に落ちてはおらず、本来のイヴとも呼ぶべきもう一人のイヴ(軍によって作り出されたものではない、以前同様のイヴ)が現れ、7Gのオペレーターである省吾に対し、自分にコンタクトして欲しいとの呼び掛けを続けていた。省吾は半年間自分を待ち続けた由唯のわだかまりを身と心で解いて想いを伝えると、本来のイヴに会う為、そして彼女が何を自分に伝えようとしているのかを知る為、TRASHの助けを借りる。その頃、デザルグは本格的なMZ侵攻を開始していた。

声優・キャラクター
久保田雅人、川村万梨阿、荘真由美、冨永みーな、塩沢兼人、宮里久美、高木均、三ツ矢雄二、山寺宏一、鳥海勝美、曽我部和恭、郷里大輔、沢木郁也、板野一郎、小林清志
ネタバレ

涼宮ハルカスキー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

OVAの先駆け的存在

公開当時VHSをレンタルして視聴しました。
あの頃、OVAというジャンルが遂に市民権を得ることが出来て、TV放映では描けないような過激な内容を、映画よりも小回りを効かせて次々と量産していくぞという風潮の中、本作品はリリースされました。

本作品のコメントで、マクロスの二番煎じという内容が散見されますが、そんなのは当たり前のこと。マクロスのスタッフに次の金儲けのタネとして作らせた作品ですから…

内容としては、そのようなトンガッた目的の為に作られたものなので、インパクトのあるシーンは多いものの、全体のストーリーとしては評価しづらいものでした。

ただ、ガーランドはデカくてカッコイイですねー(AKIRAの金田バイクには劣りますが…) ああいう無茶苦茶なバイクには一度乗ってみたいです。

最後に…
{netabare}あの時代に、バーチャルアイドルを出そうと考えたスタッフのアイデアは評価に値すると思います。{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 5

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

修正版は非推奨。ベッドシーンあり版で。それでも面白くはないです。

 マクロススタッフですねえ…作画・キャラデザ・色彩・動き・セリフ全部です。
 設定もマクロスに似ておりますが、どこが似ているというとネタバレになるので止めておきましょう。簡単にいえばマクロス+マトリックス…です。マトリックスほど電脳世界の話ではないですが、SF的に言って設定もプロットも時代を先取りしたなかなかの水準だと思います。

 ただ、キャラの演技・演出・セリフがなんというかもっさりしているというか、時代を感じさせるというか。キャラに演技をさせたいというスタッフの気持ちは伝わりますが本当にもっさりしていて、無駄な動きが多いです。そこが一番気になりました。

 それとバイク設定がイマイチでした。スピード感があるわけでも、カッコイイ変形ロボなわけでもなく、当時の流行でギミックとして使っていたのだと思いますが、せっかくいいSFの世界観に必然性のないメカをいれたなあという感じがします。

 歌はまあ当時の音楽の中でもレベルは高いほうではないでしょう。キーボードやドラムなどが電子化されていくなかで、ドンチャンやっているだけの魅力がない音楽でした。

 で、本作の有名なベッドシーンですけど配信版はカットされています。なんでそういうことするかなあ、と思います。絵ですよ、絵?何がしたいんでしょうか?別にこんな絵柄のアニメのセックスを見たところで倫理的、道徳的に何が問題なのかさっぱりわかりません。

 そして何より許しがたいのは、この作品。このベッドシーンでの主人公の語りで、SF的世界観を説明します。それが全部カットになってます。これは作品を殺しているだけです。そこのシーンのためにこの作品はスタッフが頑張ったようなところもあります。本当にいい加減にしてほしいです。

 で、肝心の面白さは、ベッドシーンノーカット版で評価したとしても、面白くはないです。設定・世界観等SFとしての出来はいいですけど。OVA作品の世界では名前が知られている方だと思いますが、スタッフの知名度と時代性でしょうね。古典的なアニメオタクを目指すならチェックしておけばいいでしょう。

 SF設定でストーリーの評価は加点。キャラ造形がデザイン以外はあまり良くないので減点。音楽は…という評価です。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 5

plum さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

淋しくて眠れない

1985年発売のOVAですので、さすがに古い作品であることは忌めません。
けれど、すごく心に残っている作品です。

マクロスのスタッフが多く、設定はマクロスに近い部分がかなりあります。また、後のゼーガペインにも通じているところもあると思います。
「今が一番いい時代だって気がする」
この作品で最も有名な台詞ですが、実はその世界は・・・。

キャラクターでは、時祭イヴの印象が強いです。あれが現実になるのも、そう遠くはないでしょう。(声は超がつくくらい棒ですが・・・)ヴァーチャルアイドルということでは、初音ミクが近いんでしょうね。

そしてこの作品で忘れてはいけないのは、やはり「歌」です。マクロス同様、歌とロボットと女の子のアニメです。時祭イヴの歌は、当時を象徴する感じの歌ですが、この2曲は忘れることができない曲です。
「背中ごしにセンチメンタル」(宮里久美 イヴの声の人)
「淋しくて眠れない」(タケウチユカ 後の踊るポンポコリンの人)
その一方、BGMは「なぜこのシーンでそのBGM・・・」ということが多いのはご愛嬌で。


今となっては荒削りな作品ではありますが、後に大物になるスタッフも多数参加しており、一見の価値はあると思います。以下、あまり知識のない私でも、聞いたことのある方です。

■声優
 川村万梨阿、塩沢兼人、冨永みーな、三ツ矢雄二、山寺宏一(デビュー作らしい)
■スタッフ
 石黒昇、板野一郎、平野俊弘、美樹本晴彦、梅津泰臣、結城信輝、北爪宏幸、庵野秀明

投稿 : 2024/06/08
♥ : 5
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