2023年度のハートフルおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2023年度のハートフル成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月17日の時点で一番の2023年度のハートフルおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

75.0 1 2023年度のハートフルアニメランキング1位
江戸前エルフ(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (262)
757人が棚に入れました
東京都中央区月島。 江戸時代より400年以上の歴史を刻む『髙耳神社』。 祀られたるそのご神体は、異世界から召喚され、すっかりひきこもったエルフでした。 ご神体のエルフ・エルダに仕えるのは、高耳神社15代目巫女の小金井小糸。現代文明とオタク趣味をエンジョイするエルダに振り回されながらも、彼女が教えてくれる江戸の文化に胸をときめかせ、連綿と紡がれる月島の人々とエルダのつながりにほっこり。 でもやっぱりこのエルフ、ぐうたらすぎる! しかも他の神社のエルフ&巫女コンビまで現れて……!? 江戸と令和をつなぐゆったり下町コメディ、始まります。
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

変わっていくものと変わらないもの

[見終わって・・]※各話感想は下にあります
ちょっと不思議な感じな作品でした。
基本ダメエルフと女子高生巫女のほわほわコメディなんだけど、エルフと人間の生きる時間の違いにしんみりさせられたり、江戸の豆知識も面白かったりと別な切り口もあったりしてそれが味わい深い感じになってるというか。。
原作未読ですがそれなりにストックはあるみたいですし、人気も出たみたいなので続編あるかもですね。
2期があったらぜひまた見たい作品です。

[初回感想]
400年前の江戸時代に召喚されて、東京月島の神社で高耳姫として祀られたエルフのエルダが現代を生きるお話。

私なぜか江戸時代~大正時代って好きなんです。
なので、これもタイトルで気になってたんだけど、イロモノっぽい作品なのかなと思ってあまり期待してなくて、とりあえず1話だけ見てみることに。。

作画綺麗ですねー。
現代の便利で面白い物欲に負けてダメエルフっぽくなってるとこは好き嫌いが分かれるとこかもだけど、外に出ずに引きこもってる理由もきちんと語られていて、エルダの気持ちを考えるとあまり人と会わないようにしている気持ちもわかる気がする。。

これ見てて他の方も言ってましたけどエルフと人間の時間の流れの違いとか「葬送のフリーレン」を思い出しました。(この作品も大好きでアニメ配信がとても楽しみです♪)

でも地元の人たちにすごく愛されていて電気店のおばあちゃんの「変わらないものがあると安心する」って言葉にじんわり。こういうシーンがあるところ、好きかも。
私も地元に帰って、小さい頃からやってるお店が頑張ってやってたりするとなんだかちょっと嬉しくなる。応援したくなる。そんな気持ちに近いのかな・・

月島って古いものと新しいものが混在してるようなイメージがあって、この作品のテーマというか雰囲気にぴったりですね。

あとEDが実写かCGか分からないですけど凝ってたりしててすごいです!

以下、各話の感想です♪(1話については↑でだいたい書いたので2話から・・)

2話「いこうぜ、もんじゃストリート」
{netabare}佃煮の始まりとか、もんじゃの由来とか今のもんじゃと違うとか、そういう話を聞くのも楽しいですね。
月島のもんじゃは1度食べたことありますが、おやつ感覚で小ベラでちまちま食べるところも楽しかったです。
でもあれは誰かとわいわいしながら食べるのがいいのかも。{/netabare}

3話「新米巫女と継承の儀」
{netabare}芋蜜のムースプリン、実際に売ってるんですね♪
スイーツとかはネットで買ったことないんですよねー。
実際にお店回って見たりするのが好きだし送料高かったりすることも多いので・・
と言いつつ、お酒は何度か買ったことありますw
遠くのものとか手に入りにくいものもネットだと手に入ったりするからいいですよねー。
今回もお氷さまとか、ちょうちんの話とか昔の話も面白かったです。
二人でコンビニ前でカップラーメン食べてるシーン見ててなぜか放課後インソムニア思い浮かべちゃいました。{/netabare}

4話「古今東西エルフ合戦」
{netabare}他の方も書いてますが、エルダの声がキャラによく合ってる感じでなんかいいんですよね。
今回は大阪からもう一人のエルフ、ヨルデが巫女さんと東京に訪ねてくる話。
エルダと違って活発で元気な神さまみたいで今後もたまに登場するんでしょうか。(ちょっとうるさいケド)
風邪で高熱でたりしたときってすごく心細くなりますよねー。
昔独り暮らし始めたばかりの頃40度OVERの熱だしたことあったんですけど、歩くのもふらふらで、このまま死ぬんじゃないかと心配になって、母に電話してわざわざ来てもらったことを思い出しました。{/netabare}

5話「月島ガールズコレクション」
{netabare}エルダが精霊を使いすぎたので、代わりにスマホの使い方を教える話だけど・・
エルフがスマホ使ってるのはなんか嫌だなー。
やっぱり精霊とか魔法つかってほしいかも。
江戸小紋とかすごく日本らしいおしゃれな発想だよね。
高耳神社に代々伝わる振袖の話は良かった。。こういう話はほっこりして好き。{/netabare}

6話「Stand by Me」
{netabare}試験勉強が忙しくてなかなか会いに来てくれない小糸に淋しくなるエルダ。
エルダにとっては一緒にいられる時間のとらえ方が小糸とは違うからこその淋しさなのかな。
スカイツリーに一緒に上って、神域に小糸を引き入れたのもそんな気持ちの表れなのかも。
それから小糸が勉強中に掃除とか他の事に夢中になるやつ、あるあるですよねw{/netabare}

7話「街の匂いは」
{netabare}凧あげの名前の起源知りませんでした。毎回勉強になります。。
小糸と小柚子が仲良くしゃぼん玉を飛ばしている姿を優しい笑顔で見ているエルダのちょっぴり憂いの感じる横顔が印象的でした。
エルダが街の人たちからすごく愛されてるのがわかる福引きの話はほんわか和まされました♡{/netabare}

8話「彼女とエルフの事情」
{netabare}またまた新たなエルフちゃんが登場です。
今度は金沢で、前田利家が召喚したみたい。
普通に見てる分には面白いし、悪くはないんですけど・・
こう、ぽんぽんとエルフが増えちゃうと・・なーって。
個人的には5話や6話みたいな話を掘り下げてくれると嬉しいかな。。
あでも会話爆弾処理シーンは笑っちゃいました♪{/netabare}

9話「Time After Time」
{netabare}エルダの押し入れから出てきた、古いビデオテープ。
変わらないエルダと今はもういない人・・
これ見た小糸はどんなことを思ったんだろう。
私も身内が亡くなってるので、昔の映像とかなんとなく見れないんですよね。
でもちゃんと残しておきたいとは思うんです。
小糸も私と同じ気持ちか分からないけどテープをエルダに預けたのはわかる気がします。{/netabare}

10話「みっつの都のエルフと巫女のはなし」
{netabare}電子媒体と紙媒体。
私は気に入ったものは基本紙媒体で買ってます。
エルダじゃないけど、最初電子で読んでたけど気に入って紙で買いなおすこともあったりw
大阪の二人の会話、漫才聞いてるみたいで面白い♪
金沢の二人もいいコンビだし、それぞれのちょっとした日常を覗いてるみたいで面白いです。
小糸視点のCパート。こういう何気ない日常がとても素晴らしいんだって後になって思うんだろうなって静かなピアノの音を聞きながら思いました。{/netabare}

11話「名探偵コマちゃん」
{netabare}「エイチジー144分の1・・・」って長セリフ何回も言わせてて笑った。。声優さんすごい!
苦手なジャンルのアニメ一気見させられるのは確かにキツイかな。
でも私ガンダム見たことないから意外と新鮮な感じで見れちゃったりするかも??
小糸のとなりで楽しそうに早口で解説してくれてるエルダが面白いw
ゆみみみまつりって10回言ってと言われたら噛みそうw
射て人の祖父がケガをして小糸がすることになって・・で次回に持ち越し。
最終話のお祭りのお話、楽しみです♡{/netabare}

12話「これが私のご祭神」
{netabare}エルダが弓が上手かったり、船からジャンプして矢に的を当てたりする身体能力の高さなど、エルフらしいところが垣間見られてちょっと嬉しいかも。。
この話が最後じゃなくて、その後のエルダが厄除けする話で終わらせるところがこの作品らしいなって。
見ててとても楽しい作品でした♪{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 36

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

永遠(エルダ)と刹那(小糸)

江戸時代に徳川家康によって異世界から召喚されたエルフであるエルダ(エルダリエ・イルマ・ファノメネル)、そしてそのエルダを祭神「高耳毘売命(たかみみひめのみこと)」として祀る、東京都中央区月島にある高耳神社の巫女である小金井小糸(こがねい こいと)による祭神と巫女の凸凹コンビ。

お話としては、この二人を中心とした人外日常系コメディー作品です。

コミカルな描写で軽い気持ちで観させてくれる一方で、不老不死のエルダたちエルフの祭神がが歴代の巫女たちに先立たれながら看取ってきたであろうことを匂わせる「切なさ」みたいなものが垣間見えてくる良作だと思います。

エルダは祭神ではあるのですが、不老不死である以外には超常的な能力を持っているわけでもなく、高耳神社の本殿に引きこもってゲームやプラモ、食玩などにハマっている「オタクエルフ」です。

一方の小糸は巫女として神事に励み祭神であるエルダの相手を務めていますが、今どきのファッション好きな普通の女子高生でもあって、ブランド品や「大人な女性」などにも憧れつつ、活動的な日常を送っています。

この二人は対照的な人物でありながら、形としての「祭神と巫女」という関係を超えた固い絆のような物で結ばれた仲の良いコンビです。他にも二組の祭神・巫女コンビが出てきますが、みんな関係は良好のようですね。

小糸の妹である小柚子(こゆず)や、小糸の幼馴染みで高校のクラスメイトでもあるコマちゃん(桜庭高麗(さくらば こま))、シマデンのばあちゃんといったサブキャラが絡んでくるエピソードもあるのですが、エルダの居室である高耳神社の本殿でのエルダと小糸の二人きりのエピソードも多くて、限られたスペースと少ないキャラクターで巧みに作られたお話に感心してしまいます。

ときどきエルダが披露する「江戸時代豆知識」的なものに、人間の本質の変わらなさみたいなものも感じられて、そこもとても面白いですね。

この作品の象徴的なエピソードと言える第10話のアヴァンタイトルでのナレーション「そしてエルフは眠りにつく。変わらぬ明日の平和を願いながら」、そしてCパートでのナレーション「そして巫女は眠りにつく。より良き明日を願いながら」という言葉でこのレビューを締めたいと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 32

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ダメだ・・・このエルフ発酵して(ry

どうもw「腐っている!」は言い過ぎな気がしたので、ちょっとだけマシな発酵という事にしておきました。

意味のないこだわり & 配慮でスミマセンw。


さて、この作品は原作を知らない作品で、あにこれの中でチラ見していた評価が割とお高めだったので楽しみにしていた作品です。

なかなかに突飛なタイトルである事と、「エルフ」!
まぁ、個人的にですがファンタジー作品が割と好きな時期があったものですから、エルフにはいろいろと思うところはある訳です。
とは言え、「え、え、エルフ・・・、エルフと言えば、ファンタジーで言うところのキレイどころ・・・」的などっかのなろう系の主人公ほどの思い入れがある訳ではなく、ファンタジー世界を構成する種族の中では、割と好きな方で、ドワーフとかノームとかよりは小ぎれいなイメージを持っている程度なのですがw。


思えば、特定のネームド美形エルフが認知されたのって、恐らく、なのですが日本では「ロードス島戦記」のディードリットあたりからではないかと愚考するのですが、どうでしょう。

少なくとも私はそうだった気がしています。
それ以前にも、まぁ、なにがしかのモノはあった気もするのですが、あまり記憶に残っていませんし。

ああ、話がそれてしまいました。


この江戸前エルフという作品。
まず、一番最初の設定から、面白いですよねぇ。
異世界から召喚されたエルフが神社のご神体?ご本尊?しかも生きてるwとしてまつられていて、街の皆さんにも親しまれている。

ほー、確かに確かになんか、いろいろな地方、地域伝承にそんな雰囲気の得体のしれないモノを祭っている所がある気がするし、それが異世界から召喚されたもの、みたいな考察って面白い、と素直に思ってしまいました。
着眼点がおもしろいとw。

しかもそのエルフが腐って・・・、いや失礼、発酵気味w。
かつ、引きこもり、コミュ障気味とな。

エルフの高貴かつ潔癖気味、何ならドワーフに匹敵するくらい石頭(頑固系)なイメージからすると、ギャップがありすぎますよね。
容姿が美しいのはイメージどおりかなw。

そんなエルフと担当巫女の小糸と町の皆さん、ほかとの日常を描く作品って事になると思うのですが、まぁ、思っていたのの3倍くらいはグータラでポンコツですよね。
ただ、まぁ、可愛げがあるのと、時折江戸時代のウンチクを披露するあたりで少しキラリと光る知性と長く生きている経験値を見せつけてはくれるのですが。

ただ・・・、個人的には、いくら可愛げがあっても、ここまで面倒くさい感じなのは遠慮したいと思ってしまいましたw(個人の感想ですw)

ただ、なんて言うか作品の持つ雰囲気というか、下町感というか、なんだかんだ言ってエルダが皆さんに愛されて、可愛がられて、頼りにされている?って言うところがじんわり、ふんわりと伝わってくる点はすごくよかったです。
ほのぼのしてしまいます。

また、物語の中ではほかの地域に祀られているいるエルフたちも登場します。
大阪の方で祀られているヨルデとその巫女向日葵、石川県の方で祀られているハイラとその巫女いすずが登場しましたね。
近隣県の石川県のエルフが登場したのは、何となくですが嬉しかったですw(なんだそれw)
ただ、このエルフたちもいろいろとユニーク(ポンコツ)ポイントを持っており、私たち視聴者を楽しませてくれ、それぞれの担当巫女を困らせている訳なのですが・・・w。

他にもいたりするんですかねぇ。
ちょっと、楽しみになったりしますねぇ。


さて作画は・・・、これはきれいに描かれていましたね。
キャラクタをはじめとして、街の風景、空気感も感じさせるようなポイントがいくつもありました。
また、デフォルメ系になったり、表情が崩れたりする場面でもきちんとコントロールできていた気がします。
破綻なく描かれており、安心して視聴できました。


声優さんは、私的にはいつもの事ですが、そのまま受け入れられました。
エルダ役の小清水亜美さんのほんの少しかすれたように聞こえるような声質は個人的にはあまり得意な方ではないはずなのですが、ウンチクを語る場面と、甘え倒すような声のギャップを上手に演じておられたと思います。
ヨルデのキンキン声もやっぱり苦手な部類のはずなのですが、大丈夫でした。
結局、キャラに合っているかどうかって事になるんでしょうね。


音楽はOP/EDになるのですが、どちらもよかったと思います。
少しサイケデリックなトーンで始まるOPは、次第にどことなく和風なビートに変っていき、最終的には作品の持つイメージマッチしていました。
また、EDはエルダの発酵っぷりがわかる生活圏でのゆったりとした時間の流れを感じさせるもので、とても落ち着いた雰囲気でよかったです。
一抹の寂しさというか、はかなさも感じ取れましたかね。


キャラクタについては、言うまでもなく良いと思います。
どのキャラもカッチリと描かれており、きまっていました。
キャラを崩す際のオンとオフというか、ノーマルとSD、硬と軟のバランスも良く、しっかりと演出が効いていたと思います。
楽しかったですね。

最後にキャラについて、正直に言うとエルダは可愛いかと聞かれると「可愛いとは思う」とは答えますが「好みか?」と聞かれると「実はそうでもない」と答えるくらいの入れ込み具合でしたw私は。
だから、ちょっと、落ち着いた目で視聴出来ていたのかもしれませんね。
ヨルデもどちらかというと、やかましいし苦手なタイプw。
素直さと、ポジティブ思考というか言われたことをそのまま受け入れるような性格は羨ましい、好ましいと思いましたけどw。
ハイラは・・・実は性格的には一番好きなタイプかもしれませんが、あそこまで博打好きとなると・・・。


こう見ると・・・、
・・・この作品のエルフって、本当に「あのエルフ」なんですかね、なーんて思ってしまいますwww。



さて、この期(期待を込めて、次もありそうな書き方をしますが・・・)、日常系に近い作品だけあって、ふわっと終わった気がしています。
続きも、すぐに作れそうな感じ。
また、観てみたいと思っているのは私だけでは無いのでは?という感想で締めようかと思います。



ああ、最後の最後に。
ファンタジー設定をかじった者なら理解しているとおり、エルフと言えば長命種族。
物語の中にもそれを類推させるようなシーンがいくつかありましたが、エルダはじめ、祀られているエルフたちは数多の別れを経験しているはずです、今の巫女たちとの邂逅も一瞬のものであると理解し、もしかしたら、終わりすら見えているのかもしれません。
そう考えると、少し物悲しくもあり、寂しくもありですね。
だからこそ、出会った者、機会を大切にと言う事なのかもしれませんが・・・。

え、これなんてフリーレン(?_?)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 29

67.8 2 2023年度のハートフルアニメランキング2位
Buddy Daddies[バディダディーズ](TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (170)
437人が棚に入れました
殺し屋バディの子育て奮闘記!? 狙ったターゲットは逃さない。 そんな男2人の殺し屋バディが、4歳の女の子を引き取るハメに。 新たに始まったのは、ホット&クールな男2人組と天真爛漫な女児との家族生活。 どんな仕事もこなす2人でも、1人の娘に悪戦苦闘。食事の世話から遊びの相手、保育園の送迎などに大慌て。それでも仕事の依頼は断れない。 さらに、女の子は2人が始末した極悪マフィアボスの隠し子だったのだ…! 果たして、仕事と育児の両立は可能なのか? そして、仮初めの家族に幸せは訪れるのか? オリジナルアニメーションを数多く制作してきたP.A.WORKSと、練り込まれたシナリオで定評のあるニトロプラスがタッグを組んだ新作オリジナルアニメーション。痛快アクション&ホームコメディ!
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

いいホームコメディ

凄腕暗殺者の男性2人が4歳の女の子の子育てに悪戦苦闘するホームコメディアニメ
ほのぼのしていてすごく面白かったけど、スパイファミリー以上にホームコメディ色が強いので裏組織とかそっち方面には期待しないほうがいいです

零と久ちゃんが好き

かなり不自然なことが多いけど、気にしないほうがいいですよ
{netabare}
たとえば3話で
迷子の子どもを警官二人が腕くんだり腰に手を当てて怖い顔して威圧しているのが「えっ?!」ってなった

「で、君名前は?」
「どこからきた?」
「住所言えるか?」

強盗犯の取り調べか!!!Σ\( ̄ー ̄;)

嫌がって「助けてパパ―」って泣き叫ぶミリちゃんに
「おら、大人しくしろ」
「甘えるんじゃない」
「早く来なさい」
「じっとしてろ!」

完全に人さらいですね・・・

その光景を見て登場する零に
「なんだお前?」
「あんた、この子の保護者か?」
「知り合いの子どもか?」

こんなヤクザみたいな警察官どこにいるの???
作者は警察の人に恨みでもあるのでしょうか???


6話の動物園立派すぎない?
お金がない強盗の人が入り込んでたけど、この立派な動物園、入場料タダなの?
オモチャの銃でおどしてお弁当取り上げる強盗
こんな人いるかな? 

{/netabare}

笑ったのは4話のママ友LINEシーン{netabare}
殺し屋!?
殺されたい☆
うちの旦那も殺して!
うちもうちも
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19
ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

放送時期が悪かっただけのハートフルコメディ

原作未読。予備知識なし。
"殺し屋が子育て"という点でどこかSPY×FAMILYを
連想しながら観てしまうのが難点でしたね。
アニメ化のタイミングが違えばもっと評価されたはず。

殺し屋と子育てを両立させるというより
殺し屋のパパ2人が子育てに振り回される様子。

色使いやノリがアメコミに近い感じがして、
そういう気持ちで観ていたら細かな設定のゆるさ等は
あまり気にならずクスッと笑える作品でした。

最初はミリちゃんをウザく感じるんだけど
進めるとハートフルで癒される方が上回っていって
後半では泣いちゃうところがいくつかありました。

実は初めて観た時に思ってたのと違うな〜と
1話切りしてしまったんですよね。
だけどキャラやイラストの感じが好きなので
勝手な連想をリセットしてリベンジしたところ、、

観てよかったーーー!!!

{netabare}ミリちゃんを預かり育て始めた時は
殺し屋業を一旦お休みする期間があったり、

ミリちゃんのお母さんが殺された後に
自分たちでミリちゃんを守り育てようと決意してからは
殺し屋を引退する選択をしたり、

その後は2人で飲食業を始めて10年間
生計を立てていた事が最終話の会話で分かるのですが、

振り返るとパパ2人はミリちゃんと出会った時から
ミリちゃん中心の生活をずっと送ってたんですよね。
愛だなぁ〜(*´˘`*)
グレずに高校生まで育って良かったね一騎パパw

個人的にコメディ抜きでは運動会の"かぞく"が1番好き。
園児が文字を読めるのか?とか気にしちゃダメ!w
私は4歳で平仮名と片仮名の読み書き出来てたらしいし
ミリちゃんも入園前のお名前を書くシーンで
お洋服に自分でデーンと書いてたから
きっと読み書き出来る子なんでしょう。

コメディ部分で好きなのは、
どこがというより全体的に零パパの発言です。
的確だったりズレてたり
よく分からない不安定な鋭さが面白かったですw{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 15
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ASSASSIN×FAMILY

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
2人の殺し屋がパパとなり、他人の女の子を育てる、ハートフルコメディ。

とはいえ、シリアスなシーンもちゃんとあり、バランスがとれていました。

ストーリーは、良く言えば綺麗にまとめている、悪く言えばありきたりというところなので、

メインの3人のキャラクターが好きかどうかで、評価が分かれそうな作品かなって思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
個人的には、レイパパのツンデレ具合というか、次第にデレていって、いつの間にか、カズキパパを超えるくらい、ミリを愛する様子が好きでしたね。

あと、なんかミリの母親も、人間らしくて、憎めきれないキャラクターでした。悪さよりも、可哀想さが勝りましたね。自分が今、まさに親になるかどうかという感じもあり、ちょっと、感情移入しちゃいました。

ラストは、ちょっと都合が良すぎるというか、綺麗に終わりすぎな感じはありましたが、まあ、Cパートで、3人が幸せに暮らしているようなので、それで良しとしましょう!
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 12
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