オタクで幼馴染なおすすめアニメランキング 8

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのオタクで幼馴染な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月27日の時点で一番のオタクで幼馴染なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

88.6 1 オタクで幼馴染なアニメランキング1位
冴えない彼女の育てかた Fine(アニメ映画)

2019年10月26日
★★★★★ 4.3 (483)
2426人が棚に入れました
ある春の日、安芸倫也は桜舞う坂道で運命的に出会った少女・加藤恵をメインヒロインにした同人ゲームを制作することを思いつく。美術部に所属していながら、同人イラストレーターとして活動する澤村・スペンサー・英梨々と、学年一位の優等生でありながら、ライトノベル作家として活躍している霞ヶ丘詩羽を誘い、blessing software を結成。やっとのことで一作目を発表した――。英梨々と詩羽は大作ゲーム『フィールズ・クロニクル』を開発するために、人気クリエイターの紅坂朱音のもとへ。blessing software 代表の倫也はサークル活動を継続し、副代表の恵とともに新作の開発を開始した。イラストレーターに後輩・波島出海を起用、プロデューサーを出海の兄・伊織へ依頼し、氷堂美智留と彼女のバンド icy tail とともに新作の開発を進めるが……。英梨々と詩羽の大作はどうなるのか? 倫也と恵の関係に異変が? はたして blessing software の新作の行方は?

声優・キャラクター
松岡禎丞、安野希世乃、大西沙織、茅野愛衣、矢作紗友里、赤﨑千夏、柿原徹也
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

これが本当のメインヒロイン

原作未読

いやぁー面白かったw

お話のざっくり概要
サークルで冬コミに向けてギャルゲー制作お話
1期2期で陰に潜んでた加藤恵が
その真の最終形態へ変貌!つ…強すぎるヒロイン力
あ~胸がキュンキュンするんじゃ~
だいたいそんな感じ

集大成となっているので1期2期を楽しめた方は
絶対に楽しめる内容になっていると思います。

見せ場の作画も凄い気合が入ってて綺麗だった
松岡さんの演技は相変わらずキモいけどw
なんていうかその分、シリアスな所が際立って
恵の可愛さを引き立てたように思います。

感想
{netabare}
まさかの冒頭からの飯テロ…
そして浮気をバラされるというテロwww
なんてか恵の満面の笑顔は少し怖いよね(苦笑)
うん。
お二人のスタッフロールは大分下になってたww

合鍵…朝食…
つーか、もう既に嫁だよね?

フィーネみてて思ったのは
1期2期と違い恵の表情バリエーションの多さ
それだけ感情を表に出すようになったって事かな
ハッキリ言わないめんどくささがリアリティあって
更に恵を愛おしい存在に押し上げてますね~

しかし、あの高坂茜というおばさん、劇場で
オ〇ニー、オ〇ニー連呼しすぎじゃないですかねw
隣に座ってた女性の方の反応が気になって
妙にソワソワしちゃうでしょw

涙の作画はどれも渾身の出来ですね。
恵のセリフで特に印象的だったのは
「特別じゃないから、いいと思った」
ってのです。めちゃくちゃ恵らしいと思った。

特別じゃないから自然に好きになって
好きになったから倫也に自分の他に特別があるのを
大切にしてあげたい気持ちと
自分を特別に思って欲しいという
両方の感情で揺れてます。切なくて愛おしくて
本当に本当のメインヒロインでした!

しかしスタッフロール後のドッキリには見事に
引っかかりましたw

え!?別れちゃうの??って困惑しました…
…ラブストーリーは突然にが流れるまではw
さらっと自分をメインヒロインに据えようとするw
その後の10秒ぐらいの下りとか
ウタハさん最後まで冴えカノらしさを貫きましたね

最後は笑顔で終われる良い構成でした~
{/netabare}

えーと、もともと恵は凄い可愛いかったですけど
ほんとにフィーネでは完全ヒロインですw
是非、劇場でキュンキュンして下さい♪

投稿 : 2024/05/25
♥ : 43

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ラブコメ

<2019/11/4 追記>
映画館で配布された小冊子(原作者による超短編 第2話)読んで評点引き上げました。
↓の方で「物語はご都合主義でイマイチ」とか書いちゃいましたけど、原作の方はそこら辺もっと掘り下げてるのかも、と思えて。
原作読んでみようかな。

<2019/11/4 初投稿>
あにこれで軒並み高評価なので重い腰あげて観てきました。
映画館で映画見るのはいつ以来だろう?

テレビ版は二期まで視聴済み。
といっても本放送で観ただけなのでかなり忘れており。

始まってすぐ
「あれ?どういう状況なんだっけ?」
「このパワハラ姉さんはどういう人だっけ?」
「あれ?下の名前で呼び合ってるけどそんな関係だっけ?」
とクエスチョンマークだらけに。

それでもなんとか思い出して楽しんできました。

一期のレビューでも書きましたが
「冴えない彼女」という新しいヒロイン像が秀逸ですね。
気がついたら人ん家に居つく「ぬらりひょん」ヒロイン。
その魅力は余すところなく発揮されてたのではないでしょうか。

ところで映画館の帰りのエレベーターで
「加藤って面倒だよね。だから推しにできない」
とか盛り上がってる高校生ぐらいの男の子たちがいました。
彼らを横目に
「ラブコメではその面倒くささが美味しいのにわかってないなー」
と秋刀魚のハラワタの旨みのようなこと思ったり。
そう思ってしまうぐらいラブコメとしては◎でした。

ゲーム制作の物語そのものははっきりご都合主義で今ひとつなんですが、まあ観て欲しいのはそこじゃないんだろうな。
(私がギャルゲとかコミケとかに無縁なせいかもしれませんが)

映像は相変わらず綺麗です。

最後のエンドロール。
使用楽曲に「ラブストーリーは突然に」が入っててあれ?
とか思ってたら・・・ちょっと笑かされました。
使い古されたバラエティのコントのよう 笑。

やはり映画館で映画観ると楽しいですね。
良い一日になりました。。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 37

KANO さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

素晴らしいの一言

先日初見でTVシリーズを観てからの鑑賞

内容は触れませんが、素晴らしいの形容詞だけで充分だと思います。
3人のヒロインキャラ、特に恵ですがそれぞれの良さ、可愛らしさがしっかり描かれており、視聴者のツボも細かい部分も含めて押さえられています。
2期の終わり方に少し物足りなさを感じたので私にとっては尚更良かったです。完結編のお手本だと思います。

TVシリーズの続きという位置付けでしょうが、理解しやすく言えば、劇場版の為のTVシリーズと言っても過言では無い仕上がりだと思います、これだけ満足の行く作品を作られた、制作スタッフの方々に感謝です(^^)

私にとっては今年一番ぐらいの満足感を味合わせて頂きました。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 21

78.1 2 オタクで幼馴染なアニメランキング2位
ヲタクに恋は難しい(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (662)
3346人が棚に入れました
アニメやマンガが大好きなことを隠している成海と、イケメンで仕事もできるが、重度のゲーム好きの宏嵩のオタク同士の不器用な恋愛模様が描かれる。

声優・キャラクター
伊達朱里紗、伊東健人、沢城みゆき、杉田智和、梶裕貴、悠木碧
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

現代人の恋

彼氏と別れたことが原因で会社を辞めた桃瀬成海は、
転職先で、幼馴染でオタク友達だった二藤宏嵩と再会する。
そこに会社の先輩でオタクの恋人同士である
小柳花子と樺倉太郎が加わり、オタクのカップルたちが、
衝突しながらも心を通わせていく、
pixiv発の少女漫画原作のコメディ。

アニメーション制作:A-1 PICTURES
監督・シリーズ構成:平池芳正、
キャラクターデザイン:安田京弘
原作:ふじた

2組のカップルたちが、オタクライフを満喫する様子が
描かれるのだが、オタク同士でも
細かい違いがあって、そこで諍いが起こる。
同じオタクでも好みのジャンルが違うため、
お互いのことを理解しなければいけない。
そしてオタクであるが故に自分の趣味を優先してしまい、
真っ当な恋をすることが難しいという物語。

よく考えてみると、こういう状況は
オタクに限らず、現代人の傾向としてよくある気がする。
情報化の広がりとともに好みが尖鋭化された現代においては、
昔のような単純な構図ではなくなっている。
自分の好きなことにこだわりを持つのは良いことだが、
それが他人に対する不寛容につながってしまう。
男女の付き合いでも同じことで、
大きなテーマのひとつとなっている。

桃瀬成海(隠れ腐女子)と二藤宏嵩(ゲームオタク特化型)
小柳花子(腐女子・コスプレイヤー)と樺倉太郎(ライトオタク)

基本的には同じ会社の同僚である
この4人のカップルを中心に話が進んでいく。

特に小柳と樺倉のカップルは衝突が絶えない。
年下で女性の小柳のほうがディープなオタクで、
樺倉と一緒に色々と楽しみたいのだが、
樺倉のほうは、オタクであることに対する
羞恥心があり、小柳からの要求にいちいち突っかかってしまう。

こう書いてしまうと、樺倉の不寛容が悪いように感じるが、
要求してくることの難易度が高いのだ。
腐女子というのは、男同士の絡みに高揚するわけで、
それにコスプレや撮影が付いてくるとなかなか厳しいものがある。
ハードルが高すぎて付いていけなくても仕方ないようにも思える。
そして、腐女子にとっては、男のどちらが
「受け」と「攻め」であるかも重要だということを
この作品で初めて知った。
{netabare}成海と小柳の女子2人がファミレスで
自分たちの彼氏同士がカップルになった場合には
どちらが「受け」で「攻め」になるかということで
熱い議論を交わすシーンには爆笑してしまった。{/netabare}

俯瞰してこの物語を観ると、
フジテレビで放映したことが納得できる。
恋人同士のすれ違いや諍いが起こる
よくある恋愛ドラマの構図になっているからだ。
その道具立てにオタクの要素を取り入れたことで、
滑稽で新しさを感じさせる。

例えば、喧嘩しているときに
ドラゴンクエストのゲームの要素を
持ってきて展開させたり、
仲直りするときに「じゃ、ゲーセン行くか」で
締めたりするところはとても微笑ましく感じる。

作者が女性ということで、見せ方が上手い。
悪く言うと、リアリティに欠けているという
意見になるのだろうが、
{netabare}(まぁ、26歳くらいの宏嵩が幼馴染の成海を
ずっと片思いしていたという設定は違和感があるが、
そういうこともなくはないと、私は考えることができる){/netabare}
少女漫画特有の軽快感とスマートさが
全面に出ていて、個人的には好感を持った。
思わず原作を買いそうになったが、
ツタヤのレンタルで済ませて、全巻読破した。
こちらは、細かいネタごとの展開になっていて、
気軽に楽しむことができる。
欄外により細かいオタクネタが
散りばめられているのが、とても興味深かった。
作者はガチのオタクなので、とてもリアリティがある。

最近のアニメの定石といえる実写化も実現。
ほかの作品とは違い、2組のカップルが中心となり、
ドラマチックな展開もあるため、
俳優や監督の力量によっては成功する可能性も
ゼロではないと思っていたが、
監督に『勇者ヨシヒコ』シリーズの福田雄一を
起用して大コケしたようだ。
この監督のことをどうこう言うつもりはないが、
どう考えても監督の選定が間違っている。
この作品はラブコメが重要なのに、
どうして、こういう方向になってしまうのかが疑問だ。
ネットで評判を見ると、原作を大幅改変していて、
どうにもならないデキだったという意見が多数。
実写化によって幸せになるアニメは、
極々僅かな印象なので、個人的にはやって欲しくない。
金の問題だから仕方ないのだろうが…

アニメ版も評判はそれほど良くないが、
個人的には十分に成功していると思う。
ラブストーリーとしても面白いし、
オタクネタも笑わせてくれるシーンが多かった。
こんな美男美女でキレイなオタクはいない、という
ツッコミをよく見かけるが、
それは、少女漫画に対してはあまりそぐわない。
脇の声優には小柳のCVが沢城みゆき、
樺倉のCVが杉田智和というベテラン同士の組み合わせで、
とてもテンポが良く、さすがの上手さを発揮している。
特にかけ合いのようなふたりの喧嘩は最大の見どころで、
声優の上手さとネタの面白さの相乗効果によって、
より魅力的なシーンとなっている。
そして、主人公・成海の伊達朱里紗も味のある可愛い声で、
主人公・宏嵩の弟の彼女になるであろう
桜城光のCVに悠木碧を起用するという豪華声優陣を配しており、
より魅力的な作品となっている。

それにしても悠木碧の多彩な声には改めて感服する。
今回の桜城光のCVも最初聴いたときには
誰だか全く分からなかったし、ドラクエ風の機械的な
ゲームヴォイスだけで登場している回もあって
エンドクレジットを見て驚かされた。
アニメにおいて声優がどれだけ重要かを
改めて感じさせてくれる。

OPとEDは耳ざわりの良いスマートな楽曲で
どちらも作品に合っている。
EDの『キミの隣』を歌うhalcaは
特徴のある柔らかなボーカルが魅力で、
放映当時はDLして、よく聴いていた。
現在は『邪神ちゃんドロップキック´』の
OPも担当していて、こちらも最近はよく聴いている。

1話を観るまでは、作品のイメージが好みではなかったので、
どちらかといえば敬遠していたのだが、
1度観始めると、グッと引きつけられしまった。
何となく避けていた人は、ぜひ試してもらいたい。
(2018年8月19日初投稿・2020年5月30日追記&修正)

投稿 : 2024/05/25
♥ : 63
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ヲタカップルの日常系ラブコメ

私にしては珍しく原作既読です。最終話まで視聴。
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2018.07.02追記
『ヲタクに恋は難しい』というタイトルに引っかかっている方が多いみたいなので・・・。

『ヲタクに(は、普通に)恋(をすること)は難しい(と、宏嵩が感じている)』が正しいタイトルかと思います。

成海は、ヲタクであることを隠しつつも、いくつもの恋愛を経験済みです。
言うまでもなく、樺倉と花子も、普通に恋愛をエンジョイしています。

自分のイメージする「恋愛」とは程遠い自分と成海の現状を、宏嵩が嘆いている・・・、みたいな。

そこで、現状の打開を試みた宏嵩の目論見は、果たして・・・?【本編第9話】
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主人公・桃瀬成海はコミケにサークル参加するほど重度の腐女子。ゲームやコスプレにも興味あり。
もう一人の主人公・二藤宏嵩は、重度のゲームヲタク。成海に対しては再会以前から行為を寄せていた様子。

幼馴染のヲタク二人が会社で再会し、交際を始めることに・・・。

小柳花子は大手の男装専門コスプレイヤー。成海とはBL愛好趣味で意気投合。
樺倉太郎は”普通の”(?)アニヲタ。

同じ高校の先輩後輩である二人は、先輩・樺倉の卒業と同時に交際を開始し現在に至る。

この主役4人の、微妙にジャンルの異なるヲタクの繰り広げる”私たちには”あるある系のラブコメです。(笑)

お互いに、お互いの趣味に理解はあるけど、ジャンルが異なる故に微妙にすれ違う感じが面白い。
例えば、{netabare}第2話の『animate』のくだり。
イキイキとする3人に対し、理解は示しつつも、どこか退屈そうな宏嵩。
「確かに、ゲームヲタクにanimateは退屈かも」みたいな感じ。

第3話のコミケのくだりも面白かった。
イキイキとする女性陣に対して、付き合わされている感満載の男性陣とか・・・。{/netabare}

あと、成海の趣味に付き合う宏嵩の健気な感じもとても良い。
{netabare}第3話のコミケのくだりとか・・・。
まあ、交際の条件(?)だったしね。(笑){/netabare}

声優陣もこの作品の魅力。
成海役の伊達朱里紗さんと、宏嵩役と伊東健人さんコンビは、2人ともほぼ初主役級とは思えないほど良い感じだった。
特に、伊達朱里紗さんはとても良かった。

樺倉役の杉田智和さんと、花子役の沢城みゆきさんのベテランコンビもとても良かった。
{netabare}第4話は、二人のコンビが絶妙で良かった。{/netabare}

という感じに、前半4話に、この作品の魅力がギュッと詰め込まれてる感じの構成も良かった。

中盤の{netabare}5話では新キャラの宏嵩の弟・尚哉(非ヲタ)が登場。
6話前半の成海のくだりは、わたモテの芹沼さんとカブっていて、腐女子あるあるなんだろうなぁと・・・。
7話前半は、4人でネトゲをする話。後半は、男子会VS女子会。なかなか面白い回だった。
8話前半は”カミナリ怖い”の話。
9話はデート回。あえてヲタク封印縛りデートを楽しむ成海と宏嵩・・・。
10話で新キャラの光くん登場で、後半は再びネトゲ回。
11話Cパートの初恋話は良かった。{/netabare}

という感じで、中盤以降はヲタカップルの日常が描かれている作品です。
何も考えずに視聴できる、ラブコメの良作です。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 43

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「桃瀬成海」というファンタジーから漏れ出るマーケティング臭 → でも、楽しめました!(原作累計700万部。なお、実写映画化されるそうです。)

== [最終回まで観終わっての総評] ==(2018.6.28)
レビュータイトルで「マーケティング臭」とか書いちゃいましたが、自分の若い頃も思い出しながらけっこう楽しく観ていました。

一概には言えないかもしれないのですが、三十年くらい前だと漫画喫茶などもまだなくてアニメとかマンガとかSFとかは案外経済的な余裕がある人向けの趣味だった感があって、それらを趣味にする人は作中のメインキャラ四人とは案外似たような生活を送っていた気がします。

ということで本作の舞台は現代なんですけれどもその行動には案外に親近感を持って観ることができました。

成海役の伊達朱里紗さんという方、まったく知らなかったのですが本作でのいわゆる「アニメ声」とはちょっと違う演技に結構ハマりました。おかげで成海ちゃんが可愛く思えました。

それと、これは原作がそうなのでしょうが視聴者に忌避されそうな「これまでの成海の恋愛遍歴」が劇中で視聴者に対しても宏嵩に対しても示唆にとどまり決定的な描写は巧みに回避されていたのが印象的でした。

成海が宏嵩のところに泊まる際に当日の下着を気にしたりしていた点からも推して知るべしというところではあったわけですが、その辺りはまあね…。

== [以下、初回視聴時の感想] ==
2018年春期作品としては、放送前の知名度はゴールデンカムイに次ぐくらいの漫画原作のアニメ化作品ですね。私は読んでないんですけど。

ということで事前にストーリーは詳しくは知らなかったんですが、第1話から見て取れるところとしては、「ライトなサブカル好きというフィールドにかつてのトレンディドラマの手法を持ち込んだ恋愛もの」という感じの作品なのではないでしょうか。

そもそも本作品に関して言えば、「何が『ヲタク』か」とか「誰が『腐女子』か」といったあたりに、疑義を挟む余地がありますよね。

アニメの公式ホームページにある桃瀬成海のプロフィールより:
マンガ、乙女ゲー、アイドルなど、好きなジャンルが多いオールラウンダー系腐女子。
職場では全力で一般人を取り繕っており、ヲタバレを何よりも恐れている。

「ヲタク」かどうかという点についてはまあ良しとしても、このプロフィールで当事者が自身を「腐女子」と規定するかというと、そんなことはないのではと思います。作中でも「(冴えカノの)加藤ちゃんカワイイ」とか「(小柳さんの)おっぱいデカい」とか言い放っていますしね。

そしてリアルの恋愛を求めており、また過去に恋愛経験も持っているという点やキャラクター紹介に載っているレーダーチャートからも容姿や日常的な行動のレベルでは対人コミュニケーション的には問題がなさそうということがうかがわれます。

そしてどんなスキルを持っているのか知りませんけど前職場での「ちょっとした事情」で普通に転職できてなおかつ新しい職場でも普通に正社員。ちょくちょく居酒屋に寄れるのであればおそらく薄給ではないでしょうし、うっかりすると縁故すらあり得ます。おそらく実際にオタクと呼ばれている層がイメージするオタクとは異なった人物像が浮かび上がってきます。

ノイタミナ枠ということで制作には電通も絡んでいるようですし、これ本当のターゲットは従来の深夜アニメの視聴層ではなくて、もっとライトなサブカルファン向けのダイレクトマーケティング作品なんじゃないでしょうかね。

ただ、学生時代からサブカル系の趣味を持ち続けて高学歴・高所得になった人(もちろん恋愛や結婚も普通にしている)というのは私の周囲も含めて男女問わず一定数いるので、この層にウケて共感を得られれば絶対数はたいしたことはなくてもマーケティング的にはわりと成功です。一歩間違えば(大爆死しない)実写ドラマ or 映画化もあり得るかもしれないです。

果たして、仕掛けた側の思惑通りに事が運ぶのでしょうか…?
(私は観ますけど、たぶんこの作品に関してお金は使わない(笑)。)

おまけ: サブカル系の登場人物が出てきて恋愛も絡む漫画作品としては『コンプレックス・エイジ』が思い浮かびます。わりとシリアス系のお話ですが。

2018.8.1追記:
初回視聴時に書いたレビューで「あるかも」と書いていましたが、本当に実写映画化するそうですね。YouTubeなどで公開中の新刊6巻発売告知のPVで、原作累計累計700万部と実写映画化がアナウンスされていました。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 53

84.9 3 オタクで幼馴染なアニメランキング3位
学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD(TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (3194)
16515人が棚に入れました
ある日突然人々が生ける屍と化し、他の人々を襲うことで仲間を増やし始めた。
主人公ら生徒と教師数名がマイクロバスに乗って高校を脱出するが、この謎の疫病は想像以上の広がりを見せ、気付いた時には出くわす人間のほとんどが生ける屍という状況になっていた。
秩序が崩壊した世界で主人公達のサバイバルが始まる。

声優・キャラクター
諏訪部順一、井上麻里奈、沢城みゆき、喜多村英梨、檜山修之、福井裕佳梨、宮野真守、竹達彩奈、谷山紀章、竹内順子

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

濡れるッ!

始終まっこと楽しめましたね、これは
いやいや久しぶりに興奮するアニメを見てテンションもMAXですよ
濡れるッ!
これほど弛緩の知らないアニメを私は今まで見たことがない
ん~たまらんんん
濡れるッ!

おっぱいパンツ描写はすごかった!正直勃ちますね!
監督の荒木哲郎氏によると、”たとえゾンビでいっぱいの世界でも乳尻太股を忘れるつもりはない”が現場の合言葉らしく、インタビューでは氏のおっぱいへの大変な執着が垣間見れます
この監督にしてこのアニメあり、6話のおっぱい水鉄砲とかもう神秘ですね
こういう類のアニメってオサレ気取っちゃって、鉄壁スカートってのが常なんですが
監督を初めとするスタッフの熱意とこだわりを感じました
4話の胸揉みシーンとか7話の幼女失禁シーンとか10話のバス乱交シーンとか、
かなりやばめなシーンもちらほら
制作はマッドハウス、いやいいデスねぇ、マッドハウス
madというだけあって、すごいアニメ作ってくれます

あっという間に30分が立ってしまう!
カメラワークもいいし、演出も手に汗握る
作監には田中将賀さんと落合瞳さんが入ってます、生姜アニメフルスロットルで瞬きすら許されない
まるでその世界に入り込んだかのような緊張感
まさにテン年代の一大傑作、私の中では絶賛の嵐です
波乱を呼んだ5話の貴重なヨン様銃殺騒動、友愛ネタ、8話の超絶おっぱいマトリックスアクション、9話の
”濡れるッ!”
バイオレンスでエロティックで超過激ストーリーは間違いなくアニメ界トップクラス
もし現実世界がああなったらどうしよう、ってついつい妄想してまいます

OP「HIGHSCHOOL OF THE DEAD/岸田教団」は問答無用で素晴らしい
東方の成り上がり同人バンドと高を括ってたのですが痛い目見ましたねこれ
ただ、友達に言われて気付いたのですが、イントロの部分が解読不能に似てます
EDは結局毎回変わったわけなんですが
各話の雰囲気に合ってて、特に入りは、思わず声が出るほど痺れました

さて、声優、このキャスチングはマジで神がかってます
ありえない、ありえない
演技力高い実力派声優ばっかじゃないですか、ガチじゃないですか
井上麻里奈諏訪部順一檜山修之喜多村英梨沢城みゆき他、モブにも気合入ってる
そして幼女役の竹達彩奈さんも上手かった、というか最初まったく気づかなかったです

まぁいろいろと伝説を残すキャラたちでした
孝、ビッチ、ヒラコー、毒島先輩、おっぱい、幼女、高城さああああん
あぁ良かったなぁ、終わっちまったのかぁ
是非二期を期待したいアニメでした


こんなアニメがありえていいのだろうか、夢でも見てるのか
というか実際夢に出て来ました、ゾンビに襲われて大変でしたよ
俺たちの戦いはこれからだENDで幕を引いたことは若干惜しいですが
作画も良い、声優も良い、ストーリーも良い、キャラも良い、曲も良い
これを究極のアニメと言わずになんと言おうか

投稿 : 2024/05/25
♥ : 25

紅月@キャラデザ厨 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

正直、おっぱい要素は、要らない。

最初は、某映画のパクリだろうと思っていたが・・・

まず、ゾンビのリアリティーに驚いたww

戦闘シーンや流血シーンもかなり本格的で、

非常に期待を裏切ってくれた。(良い意味で)

ストーリーの流れもテンポが良く、5話位までは最高だった。

作画と共に、ストーリーも6話目辺りからダレていったのが非常に残念。

特に、高城家に着いてからが、どうでもいい話だった。

もっと、サバイバル要素を増やして欲しかった。

タイトルにも書いてあるが、おっぱい要素がこのアニメの質を極端に落としていると思う。

その分、ストーリーをもっと濃くしてくれたらいいのにww

それでも、かなり良いアニメだった事には変わりない。

皆さんの言う通り、2期を希望したい。

出来れば、おっぽい要素抜きでw



最後に一言・・・

コータ、カッコ良過ぎww












投稿 : 2024/05/25
♥ : 17

しょうすけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

エセバイオハザードのB級エログロホラーアニメなんだが…

ストーリーは…
好きな幼馴染に振られ その娘は親友と付き合う事になり主人公が落ち込んでいるとゾンビが現れゾンビに噛まれると皆、ゾンビになっていき それらに襲われて親友と幼馴染と主人公で逃げると親友が噛まれてしまいゾンビと化し主人公が親友にトドメを刺して幼馴染とラブラブとなり…
更に逃げていくとまだゾンビ化してない人と仲間になっていってハーレム化していき、切迫した状況だというのにノホホンとエローシーン満載という…
まるで鬼畜なストーリーですね!w

そんなどうでも良いと思える話なんだがキャラデザは可愛い子ばっかで(パンツは見せすぎだとは思うが…w) 音楽はOPなんてメッチャ良いし!絵もアクションシーンなんて結構、格好良かったし♪声優も良いし展開もテンポ良く引き込まれてく良い流れで最後まで一気に楽しく見れたし…
そんなこんなで点数付けてみたらこんな高得点に…

でも楽しかったですよwまぁグロとかハーレム苦手ならお勧め出来ないかもだけど(〃^∇^)o_彡☆あははははっ

投稿 : 2024/05/25
♥ : 9

67.9 4 オタクで幼馴染なアニメランキング4位
CHAOS;HEAD カオスヘッド(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (1159)
5667人が棚に入れました
現代の東京・渋谷で俗に「ニュージェネレーションの狂気」と呼ばれる不可解で猟奇的な事件が連続して発生する中、渋谷在住の高校生で引きこもり寸前の生活を送るオタク少年、西條拓巳はインターネットのチャットで「将軍」と名乗る人物が掲載した次のニュージェネの事件を顕示させるような残酷な画像を目撃する。翌日、拓巳は「将軍」と名乗る人物の発言通りの凄惨な現場に遭遇。同時に事件に関わりのある少女達が次々と拓巳の前に現れ、渋谷で起こる数々の猟奇事件に巻き込まれてゆく…。その際、拓巳の"妄想"が事件のキーワードとなる。

マジ天使 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

その目、だれの目

序盤の展開は他の作品にはない「ホラーサスペンス」
・サスペンスホラーと王道が好き。
・異色作・中二病とか嫌いじゃない
など視聴者の好みにより極端に評価が変わりそう。
個人的にこういった中二病的アニメで設定もシナリオも好物

「ひぐらし」のような狂気を受け、確実に事件の中心に向かう引きこもりオタク主人公。
ここの展開が面白く「目撃した殺人事件の犯人が学校の隣の席に座るが見に覚えがない」や、「多重人格を疑われたり」など序盤は次に何が起こるかわからない緊張感があり1話ごとの濃さが尋常じゃない。

現実と妄想が酷い主人公ですが、後半はもっと展開が読めなかった。
王道的展開だけど、前半で複線もあったけど、「まともじゃない設定」でミスリード?かと疑ったけどそこに行き着くのかと驚かされた。

ただ「本筋に惹かれない」「展開に乗り遅れた」など1話ごとに濃さが強い作品なので、「電波作品」「設定で片付けるご都合アニメ」と揶揄されてもおかしくない作品。
毎話ごとに超展開が終盤まで続き振り落とされなければ、「妄想」に答えが収束するいいストーリーだと思います。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 11
ネタバレ

@ちゃんねらー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

シュタインズゲートから見てしまった・・・

シュタインズゲートから一年前の世界だからこちらから見るべきなのに先にシュタインズゲートから見てしまった・・・。
と後悔したのだが前半の一話一話がその後の展開や設定の予想がつかない感じはシュタインズゲートと似ていて面白いと思います。
{netabare}特に11話にタクが妄想から生まれた存在だという予想外な展開はとても好きです。{/netabare}
でも主人公は少し狂い過ぎている感じがしてシュタインズゲートの岡部と比べるとイマイチかな・・・・。
あと欠点はかなりあり、突っ込み所満載で説明不足な所もたくさんあるのでダメな人はダメかも・・・。
ゲームの方が面白いらしいので今度やりたいと思います。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 8

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ハードSF科学アドベンチャー…〝妄想"オタクに強行着陸!?

ニトロプラス原作の〝妄想科学アドベンチャー"ゲームは体験版で挫折w

その主たる原因となった主人公の痛々しい〝妄想"オタクぶり。
加えてエロではなくグロで18禁を勝ち取った出血ぶりは、
やや抑えられたとは言え、アニメ版でも健在であるらしい…。

そんなこんなで興味を持ちつつも5年以上ズルズルと機会を逸し続け、
最近になって続編『カオスチャイルド』が自分の持っている
ゲーム機でも移植されることが決まり、
俺もいい加減、覚悟を決めて〝妄想"しようと
ようやくこのアニメ版で〝妄想"を逞しくした次第w

それにしても主人公声優さんの熱演ぶりは凄いですねw
本能に忠実に〝妄想"ワールドが広がっていく様は真に痛々しいです(苦笑)
何より共感できなくても何を言っているか、
大体分かってしまう自分のオタク度が痛い(苦笑)

その〝妄想"オタクパワーでダメージを受けた、
視聴者の叫びがここ、あにこれにも、こだましていますw

ただその〝妄想"という着眼こそが本作を面白くしているポイントでもあります。
かなり真面目なSF設定を、萌えがはびこる二次元世界に翻訳するため、
具現化する〝妄想"をサービスシーンも絡めて上手く絵にしています。

この辺りは原作ニトロプラスは相変わらず、
ハードな要素を二次元に落とし込む技術に長けた、
最強のローカライズ(翻訳)集団だと改めて感じます。

あくまで〝妄想"でなければなりませんでした。
これが想像力を形にするとか、超能力とかでは味気なかったし、
何より主人公少年の萌え、エロ方面へのポジティブシンキングの具現化は、
〝妄想"でなければ許されなかったと思いますw

そしていつの間にか本格SFに橋渡しされた後、
価値観を揺さぶられた末、見えた風景はお見事。
軽く人生観を変えられるエネルギーがあります。

ですから、オタクの〝妄想"に脳をヤラれそうになっても、
何とか凌ぎ切って、最後まで辿り着いて欲しいです。

若者の街〝渋谷"という言葉の響き…。
そして何より空の青さが違って見える、
貴重な人生経験となるはずです。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 16

77.2 5 オタクで幼馴染なアニメランキング5位
ROBOTICS;NOTES [ロボティクスノーツ](TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (1704)
8759人が棚に入れました
2019年。世界線変動率「1.048596」。フォンドロイド――通称『ポケコン』の普及により、拡張現実が身近な存在となった近未来の種子島。そんな島にある中央種子島高校『ロボット研究部』は廃部の危機に直面していた。2名しかいない部員の1人で主人公の“八汐海翔”は、こんな状況でも「ロボ部」に興味を示さず、ひたすらロボット格闘ゲームに夢中。そんな海翔を尻目に、猪突猛進のダメ部長“瀬乃宮あき穂”は「巨大ロボット完成」を目標に、目下の危機である廃部を避けるべく奮闘していた。そんなある日、海翔はひょんなことから『君島レポート』なるA.R.アノテーションを発見する。そこには君島コウという男による、世界を巻き込む陰謀の告発が記されていた。
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

『STEINS;GATE』に続く、「科学アドベンチャーシリーズ」だ、とか思わない方が吉

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ジャンルは、SFアドベンチャー。ミステリー的な要素、ロボットアニメとしての要素、色々なものが詰まっていて、それをどう評価するか。

とっ散らかっていると言われればそうなんですが、私は好きでした。熱い部分あり、深い部分あり。

一応、シュタゲから9年後と世界線は繋がっていますが、シュタゲを観てる観てないは、あんまり関係ないと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
本作、というか本シリーズは、現実と空想の境目を上手く攻めているのが大きな魅力だと思うんですが、そういう意味でいけば、ドクはちょっと場にそぐわなかったような気はします。ややイロモノというか。

あと、これを言っちゃあおしまいなのですが、居ル夫とか君島レポートとか、なければなくても成り立ったような気がして。ぶっちゃけ、私は「ロボ部」の青春群像劇として、本作を楽しんでいたので。

でもまあ、視聴から何年も経った今、本作を思い出すと真っ先に浮かぶのは「伊禮瑞榎」の崖落ちなんですよね。あれは、なんか衝撃的だった。

今後、人工筋肉などが実用化されたり、自動運転などが実用化された世界で、私はきっとあのシーンを思い出すのだろうと思います。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/25
♥ : 12
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ゲーム原作なのに面白かったです!

原作 ゲーム 未プレイ

全22話

高校生が巨大ロボットを作り、{netabare}世界を救うお話です。 {/netabare}
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1話見た感想

八汐 海翔(やしお かいと)声 - 木村良平
高校3年生で、成績は中の下。
かなりの格闘ゲームオタクで、面倒くさがり屋。
「ガンヴァレル キルバラッドON-LINE」では世界ランク5位の実力を誇る。

瀬乃宮 あき穂(せのみや あきほ)声 - 南條愛乃
海翔の幼馴染で、空気の読めないゴーイング マイ ウェイの熱血ちゃん。外見可愛いですね。

ロボ部で、実物大ガンヴァレルを作る感じでしょうか?

一番最初で、息が白くなる冬でしょうか?
ガンヴァレルのロボットが出来て、海翔が乗り込んでいましたね。
他にも、部員が増えてたみたい。

結果が、ちょい分かっていますが、これからどう展開していくのか?
気になるし、楽しみです。

作画、キャラデザも綺麗なので、好印象です! ^^

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最終話(22話)まで観た感想

中盤以降から、俄然面白くなってきましたね~

設定が近未来で、リアリティーある感じで、これも良いです!
{netabare}
大規模な太陽嵐の影響で世界中のコンピューターなどの電子機器が故障したり
種子島のような低緯度でもオーロラが見れたり
世界中で異常気象が起きます。

ポケコンの「居ル夫。」を通して見ると、自分達が作ったイマイチかっこ悪いロボットでも、カッコいいガンバレルに見れるとことかw^^

個人的には、 神代 フラウ(こうじろ フラウ)声 - 名塚佳織
このキャラがお気に入りでした。
「それ なんてエロゲー」
「デュフフ♪」「乙」
「爆ぜろリア中」
なんてセリフをよく言ってました。^^
声優の名塚さんの声が、今まで演じてきた声と全然違って、凄い違和感・・・(^^;
ふり幅広すぎます!^^


終盤、ロボットが大嫌いで、ロボ部に反対してた昴の父親が、ころっとロボット作りに参加してた所や、
いきなり空から降ってきたロボットのモーターになる鉱物のモノポールなど、突っ込み入れたくなる所がありましたが、
世界を救うため、皆でガンバレルを造って戦う所なんかはよかったです!

それと、かいとがあきちゃんに告白した所では、見てるこっちが恥ずかしかったですが、
それでも良かったな~っと (〃ω〃)
{/netabare}
感動する場面は殆ど無かったけど、中盤以降は毎週楽しみに観てました。
続きが気になる作品でしたね!^^

これだったら、ロボット系のアニメが好きじゃない人でも、そこそこ面白いんじゃないのかな~っと思います。

OP
「純情スペクトラ」 歌 - Zwei
「咆筺のメシア」 歌 - haruki
ED
「海風のブレイブ」 歌 - fumika
「トポロジー」歌 - いとうかなこ

4曲ともCD購入

特に「トポロジー」はお気に入りです。ヾ(@^▽^@)ノ

投稿 : 2024/05/25
♥ : 57

こなぱんだ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

科学のスケール大きいよ☆☆さすが科学シリーズ♪

科学アドベンチャーシリーズ第3弾です!!、
あの名作、「シュタインズ・ゲート」のシリーズということだけあって設定もそれなりに面白いですよ☆


舞台は2019年。世界線変動率「1.048596」
ポケコンという携帯電話のようでパソコンのようでゲーム機のようなものが普及し、機械を通して見える情報と現実の情報が重なって...つまりARが当たり前となった近未来です☆

種子島にある中央種子島高校、そのロボット研究部の部員、
八汐海翔と瀬乃宮あき穂とその他が、
とある人物の陰謀と世界の陰謀に関わり、謎を解き明かしていくとうお話です(゜o゜)

やっぱりこのシリーズは陰謀が話の軸なんですね☆

もちろん科学シリーズなので色んな機械?科学?オカルト?
が出てきます!!!

今回はロボットがメインですが☆

シュタゲみたいにえ!?という展開もあって中々楽しめる作品です!

わたし的にはシュタゲ>>>ロボティックですが...(^_^;)

投稿 : 2024/05/25
♥ : 45

70.9 6 オタクで幼馴染なアニメランキング6位
ブラッドラッド(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (1036)
6624人が棚に入れました
魔界のとある地区で“ナワバリボス”をしている吸血鬼・スタズ。吸血鬼然としている事が嫌いで、ジャパニーズカルチャーを愛する彼のナワバリにある日、日本人の少女・柳冬実が迷い込んでくる。ナマの人間、しかも日本人に会えたスタズのロマンチックは止まらない! だが、ちょっとナワバリを狙った侵入者を退治している間に、冬実がモンスターに食べられて死んでしまった!! 幽霊となってしまった冬実を前に、必ず生き返らせると血意したスタズだが・・・!?

声優・キャラクター
逢坂良太、野水伊織、寺島拓篤、ブリドカットセーラ恵美、木村良平、南里侑香、斎藤千和、米須太一、山本和臣、遊佐浩二、稲田徹、梶裕貴、浅野真澄、岸尾だいすけ、徳本英一郎、ロア健治、白川周作、松田健一郎、イッキ、菊タロー、明平鉄平、つぶやきシロー、三石琴乃、藤原啓治、若本規夫
ネタバレ

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「魔界には悪い子しかいねぇんだよ。」って言うけど、人間界にも悪い子がいるけど、それはもしかしたら、悪魔!?

ストーリー

日々ナワバリ争いをしている魔界の東魔界でナワバリボスをしているオタクな吸血鬼のスタズのナワバリにある人間の女子高校生が迷いこんで着ました。魔界では人間が迷いこむなどありえないため、スタズは興味半分で柳 冬実と呼ばれる人間を自分の部屋につれてきましたが、スタズはナワバリ破りを倒さなければいけないためナワバリ破りと戦っている間に冬実は殺されてしまい幽霊になってしまいました。
この物語はスタズがそんな幽霊になってしまった冬実を生き返らせる物語です。

私の感想。

はじめは少々微妙な感じでスタートしましたが、3話目からかなりおもしろくなる作品でした。特にこの作品のおもしろいポイントは主人公がダークヒーローな所です。なにをしてもヒーローのようにうまくいかないけれど、最終的にはその問題を解決している所がこのヒーローの魅力です。

そして、この作品は所々非常に笑えるシーンが多かったです。特に私が笑ったシーンはスタズが天然ボケをしている所です。あれは狙っている人には絶対にできないボケ方です。

{netabare} 正直10話では物足りなかったです。最終回はまさに最終回っぽい終わり方でしたが、私的には1話か2話てこ入れ回か、最終回の後に面白おふざけ回がほしいですね。{/netabare}

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この物語は1話は少々グロが含まれていますが、グロが得意ではない人でも見れるくらいグロが物足りないので、是非見て下さい。

オープニング

「ViViD」
キャラクター紹介、世界観の説明、ストーリー、話の展開 を説明するのにかなり力を入れているオープニングでした。そのせいでかなりネタバレが多かったです。しかし、ここまで力を入れていると逆にすっきりします。中途半端にキャラクター紹介をする作品はあまり好きではありませんが、この作品のように全キャラクター、ほぼ全話のネタバレをしているオープニングは見ていると気持ちかいいです。

エンディング

「BLOODY HOLIC」
ヒロイン二人の思いを画いたエンディングです。曲はなんだか独特の声を出していて好き嫌いがはっきりと分かれるエンディングになると思います。私はこのエンディングを結構気に入りました。何度も聞いているとはまります。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 31

サー(*´∀`*) さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

続きは原作で…。そんな最終回はいやー(´・ω・`)

物語ははっきり言って、面白かったです。
作風は、ギャグあり、アクションあり、魔法ありで、主人公オタクヴァンパイア+金色のガッシュベル+フェアリーテイル÷2って感じかな(*´∀`*)♪
総合的にキャラ、声優、作画、音楽、高評価です。






…だからこそ、10話で終了はやめて〜(泣)
風呂敷広げて、はいおしまいって(泣)

面白かっただけに、このラストはがっかりです。
もう少し最終回らしい最終回を見たかった(泣)。

間違いなく、掲載雑誌がジャンプSQとかマガジンだったら
2クールは余裕で放送できる人気だったと思います。


これから観ることを検討してる方へ、
原作を買ってもいいかなって人へはおすすめできる作品です。
面白くなり始めたところで、アニメは終わってしまってますので…。
(-_-;)

投稿 : 2024/05/25
♥ : 10
ネタバレ

GvwT さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

俺たちの戦いは(ry

魔界のナワバリボスをしている吸血鬼"ブラッド・チャーリー・スタズ"のもとに人間の"柳冬実"が迷い込んでくる
しかし {netabare}彼女は殺されて幽霊になってしまう
スタズは彼女を生き返らせることにするが・・・ {/netabare}
といった感じで1話が始まりました
はたらく吸血鬼さま!ですね←中の人繋がりです

作品全体としてコメディ感が強いです
ギャグにセンスを感じるね
結構面白かったもん
バトル展開も多めなので、楽しく読める少年マンガみたいな感じかな
後半で色々なキャラの思惑が交錯してきてたのもグッドでした

注目して欲しいのは2人のヒロイン
"柳冬実"と"ハイドラベル"
どっちもムチムチしてて堪らないですね(*´Д`)ハァハァ

すいません自重します・・・

でもムチムチを抜きにしても可愛いです!
冬美ちゃんはおっとりしてて天然で巨乳だし!!
ベルちゃんはスタズにデレデレで巨乳だし!!

すいません本当に自重しますm(_ _)m
あと、可愛い妹ちゃん"ブラッド・T・リズ"からも目が離せませんね
可愛さだけで言ったら今期でもトップラスの破壊力(*´∀`*)

OPの耳に残るレベルが高いです
サビの「Livin’ Livin’ Vi-ViViD」の部分が耳に残ります
EDもなかなかに好きな曲です
個人的にはOPよりも好きかもなあ

惜しむらくは10話構成という短さにより話が宙ぶらりんのまま終わってしまったこと
話が盛り上がってきてただけに、続きが気になってしまうではないかヽ(`Д´)ノ
これだから角川商法は・・・

好きなキャラはハイドラベル
8話だったかな?
ベルちゃんの恥ずかしすぎる失態には萌えました

投稿 : 2024/05/25
♥ : 16

76.4 7 オタクで幼馴染なアニメランキング7位
となりの吸血鬼さん(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (483)
1973人が棚に入れました
天野灯はひょんなことからソフィー・トワイライトという吸血鬼の女の子に助けられ、一目でソフィーを気に入ってしまう。灯は彼女の家に押し掛け、強引に同居を始めることになる。ソフィーは吸血鬼だが、人間を襲うようなことはなく、通販で血液や趣味のアニメグッズを購入している現代的で庶民的な生活をしていた。

声優・キャラクター
富田美憂、篠原侑、Lynn、和氣あず未、日高里菜、内田彩

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

灯さん、距離感おかしい(笑)!(最終回のサブタイトルのセンスが、意外と好きです。)

原作は未読ですが、「COMIC CUNE(コミックキューン)」掲載の漫画作品とのことです。

ただの怪談話かと思いつつも吸血鬼の噂を聞いた主人公の天野灯(あまの あかり)が真相を確かめに夜中に噂の屋敷を探しにいったら、ガチで吸血鬼なソフィー・トワイライトが住んでおり、いろいろあって同居生活を始めるという人外日常コメディ作品です。

他の主な登場人物としては灯が通う高校の友人たちと、ソフィーの旧知でやはり吸血鬼のエリーといったところでしょうか。

OP背景映像で灯とソフィーがガッチリと手をつないでいる上にその手がリボンでグルグルに固められているので完全に「そっちかい!」というわかりやすい作品ではあります。まあ、掲載誌も「COMIC CUNE」なわけですし…。

灯のパーソナルスペースが近すぎというかちょっとおかしいレベルなのに対して、ソフィーが吸血鬼なのに「常識人」というギャップが笑いを生む感じでなかなか面白いですね。

二人が知り合う前からの友人関係からの「嫉妬」っぽい感じも「そっちかい!」な感じで、好きな人はけっこうハマれる作品なんじゃないでしょうか。まあ、苦手な人はダメでしょうけど…。

灯の人形(ドール)好きや、ソフィーが深夜の時間を持て余してアニメやマンガ、ラノベのオタク化しているのも笑いのネタの提供源になっていますね。

ソフィーの常食が冷蔵庫に保存された鮮血パックなのはまあ良いとして、血液を電子レンジであっためて成分が壊れたり凝固したりしないのだろうかといったツッコミどころもありますけど、日常コメディだからそんなことは深く考えてはいけないのだ(笑)!

2018.11.20追記:
第7話まで視聴済みです。Cパートのソフィーちゃんを見ていて、セサミストリートに出てくるカウント伯爵(Count von Count)という数を数えたがるのをネタにした吸血鬼キャラがいたのをふと思い出しました。

爵位の伯爵(Count)と数える(count)を掛けた駄洒落ですよね。たぶんNHK教育テレビでセサミストリートが放送され始めたときくらいからいた、アーニーとバート、クッキーモンスター、カエルのカーミット、ビッグバードなどなどと同じくらいの古参キャラクターです。

2018.12.23追記:
第12話(最終話)視聴終了。一見なんてことないサブタイトル「巡る季節と吸血鬼」ですが、このセンスは意外と好きです。

全話通して振り返ってみると、灯から見たソフィーは対等な「友達」なのですが、ソフィーから見た灯はまだ面倒をみるべき「子供」なんだなと感じられる意識のギャップみたいなものも面白かったですね。この関係は、実はソフィーがかなり「大人」だからこそ成立していますよね。

第12話は、いい最終回だった(わりとガチで)。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 40
ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

\あっかり~ん/

原作未読/最新話視聴にあたり最下部に追記

好奇心旺盛な女子高生・天野灯(声:篠原侑)が、吸血鬼・ソフィー(声:富田美憂)と織り成す日常系コメディ。

登場するキャラやデザインはどれも可愛らしいものとなっており、通常ならば血液を飲むなどおどろおどろしい様子もこの作品に至ってはほのぼのしたものに見えてしまう。

正直、第1話を見終えた時点では物語の起伏が少なく、終始ほんわかした空気で展開していくものと思い、視聴を後回しか断念しそうになったけれど、第2話から一気に面白くなってくるので危ういところであった。

ソフィーの世間ズレっぷりも大概にして面白いのだが、灯ちゃんのズレっぷり&天然っぷりがやばいのです。失礼ながら見た目こそモブちっくで大人しめな外見だが、彼女の行動や発するセリフには時折ドツボにハマってしまい爆笑させてくれます。そののほほーんとした表情から真顔で繰り出されるものだから破壊力がよけいにやばいw ということで、こちらも最後まで視聴すること間違いなし。

どうでもいいけれど天野灯という名前は“天野”こずえさんの作品で『ARIA』主人公の水無“灯里”から来ているのかな?


▼第7話 {netabare}
いきなりの海からはじまった今回は、水着回というサービスカットなのかなと思いきや、すぐさま帰宅。(私的にはよっぽどの内容でない限りサービス回というのはいらんので逆に有難い)炎天下のビーチへ勝手に連れて来た灯も流石というべきか大概だが、ソフィーも「寝ている間に運んできたのか? 着替えたような気もするが~」じゃねえよw そしてスーツケースに戻るさまは可愛かった。エリーからも悪魔と指摘されていたがやっぱ灯はとんでもねえわw

今回はソフィーの可愛さが際立った回で、雷にびびった瞬間の作画が可愛かったり、びびってないですよとばかりに「もう少し眠るか」と棺桶に戻るさまも愛らしかった。Cパートでのヒマワリの種を数えるという行為、確かに気にならんこともないが普通はしないわなw しかし1231個もあるとは、これが本当ならちょっとした無駄知識に。

そして今回で一番笑ったのは、お祭り屋台にて金魚すくいというゲームを知らなかったエリーが「この魚たちを店の主人から救ってあげるのかしら」はクッソ笑いました。このアニメは世間ズレした吸血鬼ならではの設定を上手く活用しているところも面白い。てことでこれまで灯ちゃんばっかり目に映っていたけれど、ソフィー&エリーへの評価が縛上げした回でもありました。{/netabare}

▼最終話&総評
{netabare}最終回は、あかりとソフィーが散歩しながら、これまで登場したメインキャラクターたちと出会い、そしてラストはふたりの最初の出会いを再現するといった形で締めくくり、とてもこの作品らしい終わり方が良かったと思います。

▽総評
物語中盤までは、あかりの天然さや変態さ、ズレっぷりに笑いどころが多かったけれど、中盤以降は百合要素が高くなり笑いは影をひそめてしまった印象。序盤のあかりが面白すぎたので、ちょっと彼女に比重を置いて視聴しすぎてしまったため、後半は物足りなさを感じてしまったことも否めない。ただ、途中から登場したエリーがたまに笑わせてくれたり、ソフィーは終始一貫して安定した癒しを届けてくれました。作品全体を通して日常系の醍醐味であるまったりと和やかにそして多くの癒しをもらえた作品でした。{/netabare}


▼キャスト
ソフィー・トワイライト:富田美憂
天野灯:篠原侑
夏木ひなた:Lynn
エリー:和氣あず未
倉井朔夜:日高里菜
青木夕:内田彩

▼制作
アニメーション制作:Studio五組、AXsiZ
原作:甘党/漫画:既刊5巻
監督:秋田谷典昭
副監督:福島利規
シリーズ構成:髙橋龍也
キャラクターデザイン・総作画監督:酒井孝裕

▼主題歌
オープニングテーマ「†吸tie Ladies†」歌:ソフィー(富田美憂)、天野灯(篠原侑)、夏木ひなた(Lynn)、エリー(和氣あず未)
エンディングテーマ「HAPPY!!ストレンジフレンズ」歌:同上

投稿 : 2024/05/25
♥ : 36

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

きららじゃないんです!そしてホントに平和な話です。

原作が、KADOKAWAのコミックキューンなんで、
きらら系とはひと味違います!
何しろ、お風呂シーンが出て来ません(笑)

オープニングアニメーション見て
かなり嫌な感じのユリ展開だろうと思って、
思い切り腰が引けていたんですけど、
本編が始まると、ひたすらに平和な日々が続きます。
主人公あかりが、ソフィーに係わるのは
ユリなのではなくて
人形蒐集が趣味で、ソフィーが人形みたいに可愛いから。
そしてこのソフィー、とにかく冷静な常識人で、トラブルを極力避けています。
だからとにかく平和なんです。
事件なんか全然起きません。

本編がショートアニメ2話のことも多くて、
この平穏な感じでも飽きないし、
基本的にメインキャラクターの関係性が
非ユリな友愛なんで、
最後まで心地よく過ごせました(≧▽≦)

投稿 : 2024/05/25
♥ : 19

67.2 8 オタクで幼馴染なアニメランキング8位
デンキ街の本屋さん(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (859)
4377人が棚に入れました
「コミック専門書店 うまのほね」

そこではみんな何かのマニアだったり、コアなファンだったりと濃い目のキャラ多し。

新刊を並べたり、シュリンク掛けたり、女子力の低さに戦慄したり、エロ本大好き人間なのかと問い正したりと、真面目(?)に楽しく働きつつ、あだ名で呼び合う男子と女子の仲も急接近しちゃったり!?

イってるギャグと胸キュンな恋愛模様が止まらない、書店青春ラブコメ!

声優・キャラクター
高森奈津美、津田美波、竹達彩奈、相沢舞、佐藤聡美、小林ゆう、逢坂良太、松岡禎丞、富田貴洋

Keisuke GD さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

軽い気持ちで見てみたら止まらなくなった。

ひおたんの純情っぷり、監督の優しさに戸惑った時のツンデレは神がかり的に可愛い。また個人的に高森奈津美さんが好きだから良かった。

先生は可愛いって褒められたりするほど可愛くないかもしれないないけど、それが逆に一般の女性には共感できる部分かもしれないし、それに関連して先生の女子力調査企画みたいなのは相当面白かった。あれがある回は女性に見てほしいな。

腐ガちゃんはなんかもうアホだなっと思う。かわいいなって思うこともあれば、えぐいなって思うところもある。なんかすぐバット取り出して振り回しちゃうところは個人的に好き。

カメ子は遠慮して恋に入り込もうとしていかないけど、それは皆のことを思ってのことでなんかひたすらにいい子だなって思ってみてた。この子の一人称でラノベを書いたら相当な面白いラブコメができるんじゃないかな。。

海雄、、お前はただやられてたらいいんだ。そして熱く語っているところをスルーされるのが役目だ。。でも先生のことは大切にしてあげてくれ。

ソムリエ君、いつか君に本を紹介してほしいよ。そしていつか君の眼を見てみたいよ。

監督、おつ!

投稿 : 2024/05/25
♥ : 3

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

もっと評価されてほしい作品(剣道部内評価、75点)♪

[文量→中盛り・内容→推薦系]

【総括】
もっと評価されてほしい=もっとみんなに見てほしい ということで、今回は珍しく、Wikiの概要以上のネタバレはしない方針でレビューを♪

純粋な日常系とも違うし、純粋なラブコメとはもっと違う。その中間くらいのイメージ。

秋葉原にある「馬の骨」というマニア向け書店で働く面々の話。コメディ寄りだが、ラブも微妙にある。

ネタ的には、やはりアニメやマンガのネタが多いので、そっちに知識豊富な人はより楽しめるだろうけど、そうじゃなくても問題ないです。なぜなら、このアニメは、女性キャラを愛でるアニメだから。

登場人物は基本的にアダ名で呼ばれてます。

お気に入り3位は、写真好きの「カメ子」。全てのキャラに薄く関わりつつ、コツコツ安打を重ねる感じです。クスッと笑える感じ。

お気に入り2位は、ゾンビ好き腐女子の「腐ガール」。かなり過激なツッコミをかますホームランバッターで、何度も爆笑しました♪

そして、2位以下を大きく突き放す1位は、漫画家の卵の「先生」。もう、トリプルスリー達成です(意味はないw) 正統派ではないですが、最高に可愛いです。

これまで1200以上のアニメを観てきた中でも、top20には入るお気に入り女性キャラ。

私は、「河合荘の律」や、「サーバント×サービスのルーシー」「このすばのアクア」など、文化系のやや残念な女性キャラが好きなんで、そこにハマる方は間違いないかと♪ もし先生がいなければ、このアニメの剣道部内評価は65点に下がります(笑)

ホントに、もっとみんなに見てほしいし、もっと評価されてほしい作品です。(でも、確かに万人ウケはしないかな 汗)

あと、最終話には、アニメ好きには嬉しいサプライズがありますよw

投稿 : 2024/05/25
♥ : 24

れのん。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「コミックうまのほね」を舞台とする日常系ギャグ&ラブコメ

 2014年10月 ~ 12月 放送(12話)
 原作 漫画 水あさと 「月刊コミックフラッパー」連載
 監督 佐藤まさふみ   シリーズ構成 ふでやすかずゆき
 制作 シンエイ動画

 原作未読

 知人がおもしろかったと言っていたので、何気なくみはじめました。
 ほんとにおもしろかったです。何回も笑いのツボにはまりました。気軽に観れるアニメです。自分は、漫画やサブカルにあまりくわしくないので、逆に楽しめました。

 秋葉原を連想させる電気街にある漫画専門店「コミックうまのほね」を舞台に、7人の個性的な店員たちの日常を描いた日常系ギャグ&ラブコメ。登場人物たちが、みんなあだ名で呼ばれているので、親しみやすい。

 舞台が舞台なので、えっちな話題&描写がけっこうあります。それがライトでなく直球だったりするので、人によっては難点かな? 苦手な人もいると思います。ただ、そういう話題&描写が、ギャグになっている場合も多く、自分はけっこう笑わせてもらいました。人によって、作品との相性はあると思いますが、男性だけでなく女性も楽しめる作品だと思います。 

 ストーリーがあるような、ないような作品です。設定を1話で把握したあとは、どの回からみても、とばしとばしみても楽しめると思います。日常系色が強いので、同じ回でもAパート・Bパート …… が、たいてい別のエピソードです。

 作中で三つのカップルのラブコメが微笑ましく進行します。ラブコメとしては、だんだんいいかんじにはなってきますが、最終話まで中途半端。しかし、こういう、どろどろのない、雰囲気を楽しむラブコメは、自分は好きですね。
 あと、昔の恋人への思いを捨てきれない つもりん や、ただ一人他のカップルをそっと見守る立場の カメこ の二人について、せつない想いもしっかり描かれていました。ギャグテイストの作品としては、ここらの心理描写はなかなかのもの。


 自分の一押しのキャラは、ひおたん(cv 高森奈津美さん)

 「ひおたん」は、オタクに詳しくないので非オタからきたあだ名。
 純情で、いつもカントクにイジられ、しかも無防備すぎる性格。たとえば、まだつきあってもいないカントクの家で二人きりになっても、まる一日、無邪気にくつろいで遊んでいたりする(3話)。微笑ましいけど、大人の女性としてどうなのよ?
 だいたい、ひおたんは、えっちな会話とか えろ本とかに 激しく赤面する性格なのに、がんばってみんなの会話についていこうとするから、ぶっとんだ発言で自爆しちゃうんですねぇ。


*他の主要キャラ …… わりとピュアな人たちだが、みんな、ちょっとへん、、、、いや、だいぶへん。

 うみお(cv 逢坂良太さん)…… 漫画&ゲームを熱烈に語る主人公。
 カントク(cv 松岡禎丞さん)…… アルバイト店員たちを統率する正社員。好きな子はいじりたくなる。
 せんせいちゃん(cv 津田美波さん)…… 漫画家志望。その超絶的女子力不足が、くりかえしネタになる。
 カメこ(cv 相沢舞さん)…… いつもカメラを持っていて、店員たちの日常を記録している女性店員。
 ソムリエ(cv 富田貴洋さん)…… 驚異的な漫画知識を持つ、無口な男性店員。
 ふガール(cv 竹達彩奈さん)…… ゾンビが大好きな、16歳の女子高校生。

 つもりん(cv 佐藤聡美さん)…… ラノベ作家の元店員。酒癖がおそろしく悪い。

 店員たちはしょっちゅう残業したり、ずいぶんがんばって仕事している。きつい仕事だけど、漫画・サブカルを愛しているからこそ、続けていけるということでしょうね。最近3期が終わった某ファミレスの店員たちより、ずっと仕事しているよヘ(゚∀゚ヘ)

 日本の誇るオタク文化 & ヘンタイ道のどまん中で、一生懸命はたらいている様子が、コメディになっているんでしょうね。


 あとひとつ、作品紹介としては、自分が大事と思ったこと。
 
 全12話のうち、自分には、すごくおもしろかった(笑わせてもらった or 心理描写がすぐれていた)回と、それほどではない回があり、かなり差がありました。自分の好みとしては、2話のデンキ街運動会が、少々ムダに下品すぎたような気がします。しかし、ここで切るのはもったいないかも。

 自分の好みで、特によかったと思う回は、3話、5話、7話、9話、10話。

 12話(最終話)のCパートは、主要キャラの中の人ネタのコスプレ大花見大会と、店長による全店員対象のむちゃくちゃな朝礼。


 op曲の「囓りかけの林檎」(歌 竹達彩奈さん)とop のアニメーション、自分はとても好きです。
 また、作画は丁寧な印象はないかもですが、慣れるとこの作品らしいあじわいがあると思いました。

 とにかくときおり会話が絶妙で、いろいろ、笑わせてもらいました。何回か爆笑して笑いがとまらなくなり、呼吸が苦しくなって困りました。

投稿 : 2024/05/25
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