2012年度に放送されたおすすめアニメ一覧 467

あにこれの全ユーザーが2012年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月23日の時点で一番の2012年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

58.1 250 2012年度アニメランキング250位
映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス(アニメ映画)

2012年4月14日
★★★★☆ 3.4 (53)
266人が棚に入れました
臼井儀人原作の人気TVアニメの劇場版20作目にして、映画20周年記念作品。シリーズ初の宇宙を舞台に、スケールアップしたしんのすけの活躍を描く。監督は前作に続き増井壮一。ある日、しんのすけはプリンを巡って妹のひまわりとケンカし、思わず“ひまわりなんかいらない"と叫んでしまう。するとそこに、謎の2人組が現われ、“ひまわり姫をお預かりします"と言って書類を差し出す。しんのすけが言われるままにサインをした瞬間、上空にUFOが現われ、野原一家は吸い込まれてしまう。そして、“ヒマワリ星"という見知らぬ星に連れて来られたしんのすけたち。やがてしんのすけは、自分がひまわりを姫として差し出すという契約書にサインしていたことを知らされるのだが…。

声優・キャラクター
矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ

Yulily さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

クレヨンしんちゃんの映画当たりハズレあるらしいですが。。

クレヨンしんちゃん映画進出20周年記念して作られた作品。
ヒマワリ星の宇宙人にひまわりがさらわれてしまい野原一家が
力を合わせ宇宙に助けにいくストーリーです。


クレヨンしんちゃんの映画は予備知識なしで気楽に見られる
ところが良いです。(*^o^)/\(^-^*
爽快感があったりたまに感動したり。
家族愛は必ずテーマになっていてほっこりします。


クレヨンしんちゃんの映画は当たりハズレがあるらしいですが
今までのしんちゃんランキングでは中の中。位ですかね。
もっとがむしゃらで頑張るしんちゃん知ってるし今回もう少し
頑張れたのでは( ; ゜Д゜)とか思ってみたり。。(笑)

投稿 : 2024/05/18
♥ : 15

ninfami さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

まさに20周年にふさわしい作品。

近年のクレヨンしんちゃんは酷いものが結構続きました。でも、これは面白かったですね。久々に本物の野原家が見られた気がします。上映時間はシリーズ最長の111分、見ごたえもあります。

まぁ簡単に概要を説明すれば、しんのすけがひまわりとプリンの取り合いになって、みさえに「お兄ちゃんなんだから譲りなさい」と言われ、しんのすけは思わず「お兄ちゃんなんてやめてやる!ひまわりなんかいらないゾ!」とってしまうところから始まります。そして、変な男の二人組が目の前に現れます。しんのすけは、その男たちに渡された契約書によく内容を分かってないままサインをしてしまいます。その内容は、ひまわりの渡すことに同意する、という内容でした。すると、野原家は上空のUFOに連れ去られ・・・・という、まーベタベタな王道モノですね。でも変に工夫するより、こういう王道モノの方が私は野原家らしくて好きですね。近年2005年以降のクレヨンしんちゃんでは、花嫁に肩を並べる面白さでした。

よく、最近のクレしんはつまらない、と言ってらっしゃる方がいます。確かに、ヘンダー、タマタマ、ヒヅメ、オトナ、戦国といった名作に比べれば最近のはつまらない作品かと思います。それは、やっぱりPTAの影響なのかもしれません。私ももちろん過去の作品の方が好きですから、PTAが憎いです。あなた達はオトナを見ても同じことが言えるのか、と。何もクレヨンしんちゃんのことを知らないくせに、うわべだけで判断してほしくない、と。まぁ、オトナはいい意味でクレしんらしくない作品ですがw

その影響で、徐々にPTAに媚びた作品になっていくクレヨンしんちゃん。映画だけではなく、毎週アニメの方も見ているので分かります。そのPTAに弾圧されながらも、これからも少しずつクレヨンしんちゃん『らしさ』を出していって欲しいと思います。応援してます!

投稿 : 2024/05/18
♥ : 1

58.0 252 2012年度アニメランキング252位
プリティーリズム・ディアマイフューチャー (TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (50)
240人が棚に入れました
『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』は、TVアニメ「プリティーリズム オーロラドリーム」の続編・第2シリーズ。プリズムクイーンカップから3年後。プリズムスター専門の芸能事務所・プリティートップに所属する春音あいら・天宮りずむ・高峰みおんはデビューを目指す新人達を育成する立場となっていた。プリティートップのダンススクール研究生であるれいな・かりん・あやみの3人はユニット「プリズムメイツ」として活動していたが、事務所の方針で各地のプリズムショーへ乱入してプロのお株を奪うショーを披露するみあを加えて4人で新ユニット「Prizmmy☆」を結成することになってしまう。こうして、Prizmmy☆の4人と韓国から海を越えてプリティートップのダンススクールに入学した5人の留学生との新たな物語が幕を開ける。

声優・キャラクター
大久保瑠美、高森奈津美、津田美波、佐倉綾音、伊藤かな恵、三宅麻理恵、金香里、明坂聡美、米澤円、阿澄佳奈、原紗友里、榎あづさ
ネタバレ

Prism_Ace さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

未来のわたしがいっちば~ん!

プリティーリズム・オーロラドリーム(AD)の3年後を描いた本作は"メインキャラは実在するユニットがモデル" "ライバルユニットは韓国出身"と大胆なキャラ設定で当初敬遠する人もいましたが「プリズムアクトは心の革命」とも劇中でも言われた通り、気度愛Luck!な物語は我々の心に革命を起こしてくれます。

【物語】前半はPrizmmy☆とPURETTYが切磋琢磨するのがメインです。後半は物語のキーであるグレイトフルシンフォニアとは何か?本当の一番とは?プリズムスタァの存在意義とは?と熱い物語へと成長していき、50話でみあが叫ぶ{netabare}「私たちはプリズムスタァだ! みんなが進む道は明るいって、未来は美しく輝いてるって、私たちが言わなきゃ、誰が言うんだ!」{/netabare}という台詞には心打たれます。前作の続編でもあるのでMARsやCallingsなど前作のキャラクターも登場し、ADでは語りきれなかったあいらとショウさんの関係などを回収しています。(実質AD完結編です)
【声優】実在の人物をモデルにしていますが本人ではなく専業の声優が当ててくれています。
【キャラ】本作の主人公である上葉みあ。前作の主人公である春音あいらを倒して一番になる!と1話で宣言し度肝を抜かれた方も多いでしょう。Prizmmy☆の仲間やライバルのPURETTYとぶつかったり励まし合ったりして成長していく様はまるで少年漫画の主人公のようです。もう一人のお気に入りはユンスです。ショウさんの恋のライバルとして描かれた彼は強烈なインパクトを残してきました。黙れユンス!
【作画】プリティーリズムシリーズの中では一番とんがっています。CGパートとの差が結構あります。
【音楽】ADに引き続き素晴らしいです。 出会えたことが偶然じゃないこと最初、分からずに生きてきた 今なら分かるよ"奇跡"だね!

投稿 : 2024/05/18
♥ : 5
ネタバレ

前原由羽 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

今更ながらの考察...

ディアマイフューチャーってなんでこんなに評価が低いんだろう...
確かにオーロラドリームやレインボーライブと比べるとウサギとカメのレベルでしたが、そんなに悪くはなかったと思いましたが...(というか、プリティーリズムシリーズ自体それほど評価がされていないというのが問題なのかも☆)

この作品を作られた方には失礼ですが、イマイチだと思った(つまり、私だったらこれ以上のことが出来るだろうなって感じた!!)のは
いくつかありました。

{netabare}まず、キャラが多すぎることでしょうか。PURETTY5人出すのに5話かけてしまって、さらにPrizmmy☆とMARsとセレナ、かのん、久里須かなめがいて、それらをムラなく出させるというのは時間上、作品上ほぼ不可能でしょうね...
限界を感じたのか、途中のシャッフルチーム以降では、主人公であるみあが一切登場しない回とか出てきて、最初からこんな感じに登場させるメンバーを決めておけばよかったのではと思いました。

次は、伏線を張りすぎたことです。ボンビーがなんでこんなことをやったのかがよく分からないまま話が進んだのが最初のころにありました(例えば、合宿の回とか、チェギョンが女優になった回とか、シユンに1日動物園長をやらせた回とか...)。
話の方針を変えたのならまぁ分かりますが、最初からこんな感じの話を作ろうと思ったのであれば、相当酷いなって!!感じてしまいますね...

さらに、オチがあるのかないのかはっきりしない回が多くて(これも初期)ただやりたい放題のアニメなのかと考えてしまった時もありました。
例えば、「森の王者シユン」の回では、みあが何でサル山のサル王になったのかよく分からないまま話が終わるというものでしたが、2回目を見るとちゃんとオチ(と私は思うもの)はあるのですね...
私がちゃんと見ていないのが原因なのかもしれないですが、難しすぎるのか、カオスすぎるのかでストーリー全体の流れが全然つかめないと、何の話なのかが分かんないと思って「なんとなく」見てしまい、追うのがつらくなります。。。

結局そうなると、最後に起こった奇跡がいかにも都合よく起こった奇跡のように見えてしまって、せっかくのみあの軌跡が評価されなくなってしまうというところでしょうか。

他に、声優の歌う歌が少ないやら、韓国人がいるやら、実写パートが長すぎとか、見るに堪えない風評で評価が低くなってるらしいですが、私が思う、評価の低くなった理由はおそらく、ストーリーの一貫性が見えにくかったことで、「なんとなく」見ていたことが原因なのかなって!!{/netabare}

テーマ性を追わず、ただなんとなく見ているだけではわけがわかんないとおもいますね。ただ、何かしら全体の共通点を見出すと好感度が上がります。

PrizmmyのOPやEDを見ていると、もろにガールズアイデンティティー、もっと言えば、小学生、中学生たちの自己の豊かさを主張しているものが感じられます。確かに、そうだったらあのハチャメチャ感はPrizmmyという子供たちが人生経験を得ようと様々なことに取り組んでるんだな☆って解釈することも可能です。
{netabare}みあがいつきにプリズムショーを勧める回、ちゃむの大冒険、ソミンのハートブレイク...、自分に壁を作らず、周りからの圧力に屈せず、もっとできるんだって思っていろんなことにチャレンジするということが重要ということを見ている子とその保護者につたえたかったのかな...{/netabare}

ディアマイフューチャーでは、一切家族愛の部分が出ておらず、家庭という枠にとらわれずに少年少女が自分たちで行動しているのをはたしてどう思うのかというところを感じ取りました。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 0

nk225 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

タカラトミーとシンソフィアが共同開発した日本のアーケードゲーム『プリティーリズム』を原作とするテレビアニメの第2シリーズ。

第1期はタカラトミーと韓国の玩具メーカー・ソノコンが2011年1月より開始した業務提携に基づき製作されたが、第2期ではソノコンに加えて韓国の放送局・SBSも子会社のSBSバイアコム(米国・バイアコムとの合弁会社)を通じて製作委員会に出資しており、アニメーション制作面ではメインスタッフを始め日本側の主導で製作された第1期と異なりタツノコプロと韓国のDONGWOO ANIMATIONの共同制作体制となるなど韓国側資本の関与が強まっている。また、本作では第1期のタカラトミーに代わってタカラトミーアーツがタカラトミーのコンピュータゲーム関連事業を譲り受けた関係でゲームを開発したシンソフィアと共に原作としてクレジットされ、製作委員会に参加している。
第1期より監督・シリーズ構成・キャラクター原案・音楽などの主要スタッフが続投する。第1期の3年後が舞台となっており、第1期のMARsから実写パートに登場していた子役ユニット・Prizmmy☆(プリズミー)の4人をモデルにした新キャラクター達に主人公が交代し、日本でのデビューを目指して韓国から留学生としてやって来たユニット・PURETTYの5人と共にストーリーを展開して行く。
アニメ本編ではPrizmmy☆およびPURETTYの声は、本人ではなく専業の声優が当てているが、実在のPrizmmy☆とPURETTYは主題歌(オープニング・エンディング)を担当する他、実写パートに出演している。前作同様、基本的に2Dによる作画だが、ダンスシーンは3DCGによるトゥーンレンダリング描写となる。
第1期ではランドマークプラザを中心とする横浜市西区と中区がメインの舞台となっていたが、本作では東京・お台場へと舞台を移し第1期の「Prism Stone」と同様の形式でヴィーナスフォートにブランドショップ「Dear Crown」が開店している。また、第18話など韓国を舞台とするエピソードも盛り込まれている。次回予告は伊藤かな恵のナレーションであった1期と異なり、Prizmmy☆の4人が週代わりで予告を担当するスタイルに変更された。女児向けのアニメーション作品ながら、パロディや不条理ギャグなども多数盛り込まれている。
漫画作品の連載は小学館の『小学一年生』で2012年4月号より第1期と同じかなき詩織の作画で、また同社の『ぷっちぐみ』では2012年5月号より第1期と同じたちばな真未の作画で連載されているが、第1期でタイアップを実施していた『ちゃお』での漫画連載は行われていない。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 3

58.0 252 2012年度アニメランキング252位
バカとテストと召喚獣SPINOUT! それが僕らの日常。遠征中 その5(その他)

2012年1月25日
★★★★☆ 3.4 (18)
74人が棚に入れました
バカとテストと召喚獣にっ!の第5巻のBD・DVD特典。

ファミ通コミッククリア連載の『バカとテストと召喚獣 SPINOUT! それが僕らの日常。』(漫画:namo)の一部をバカテス制作スタッフがアニメ映像化した内容になる。
ネタバレ

ANK2gou さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

タイトルなし

原作未読。

約5分20秒のショートアニメ

あらすじ:{netabare}FFF団会長の須川が登校中、バスローブ姿の美女が吉井に抱き付いているところを見てしまい、嫉妬から吉井を異端審問にかける。2人の色恋関係を詰問された吉井はある事を隠しつつ答えていたが、最後は面倒臭くなり姉だと白状する。弟に抱き付いたり、キス迫る姉なんて変人だと一同が納得し、吉井が無罪で済みそうになった時、坂本が名乗り出て姉の居る事を証明しつつも、「明久、俺はお前の不幸が好きだ」、「どうして俺が証明してやったのか分からないのか?」と問いかける。それは、吉井の姉が『美人で巨乳でエロい』って事を、異端審問会出席者に認識させる為だった。怒った団長は船越先生宛に「吉井が恋愛相談したい」と嘘内容の校内放送をして呼び出す。吉井は『もう生徒でも構わない船越先生の刑』に処された。

吉井にとっては変な姉かもしれんが、前話を見た限りでは良い姉だと思うぞw
{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 0

57.9 254 2012年度アニメランキング254位
ToHeart2 ダンジョントラベラーズ(OVA)

2012年2月22日
★★★★☆ 3.4 (31)
116人が棚に入れました
まーりゃん先輩が開発したという、いかにもアヤシげなゲームマシンのせいで見知らぬ世界に飛ばされてしまった貴明とヒロインたち。そこは、剣と魔法が似合うRPGのようなファンタジー世界だった。冒険者コスチュームに身を包んだヒロインたちは、元の世界に戻るべくダンジョンの最深層をめざす……!!ここは本当にゲームの世界なのか?そして、地下迷宮の奥で待ち受ける「最悪の災厄」とは果たして……!?

AKIRA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

ゲームをプレイ済みの方向け?

ゲームはプレイしたこと無い上にTVシリーズを見たのが随分昔

だったので、ヒロインがたくさん出てくるのはいいのですが

ほとんどわからず仕舞いで終わってしまいました。

(知っていたのはタマ姉くらいですかねw)

30分の尺の中にヒロインを全員登場させてさらにそれぞれ登

場場面をもたせた反動なのかストーリーはイマイチ盛り上が

りに欠けていた印象でした

投稿 : 2024/05/18
♥ : 3

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ま、まさかあの影響を・・・

恋愛シュミレーションゲーム「To Heart」

シリーズのOVA第五弾のep.1です。

内容は今までの作風とうって変わって

シリーズ登場の中心の全キャラ?(原作は未プレイ

なので正しいかどうかは分からないが・・・)

総勢でバーチャル空間でのRPGをもとにした

ダンジョンでの話となっている。

感想云々の前に発売日を調べると

2012年2月22日となっており(参照Wikipedia)

もしかしてかもしれないですがSAOの人気に

便乗したのかなとも思ってしまった。

ヒロインがたくさん登場して、騒いでいる

感じになっていて、面白かったと思いました。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 11

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

今度のTo Heart2はファンタジーモノ!?

PCソフトで販売された『愛佳でいくの!!』に収録されている『FINAL DRAGON CHRONICLE』が原作。
それをPSPに移植、そしてOVA全2巻でアニメ化した作品ですね。
因みに私はそのゲーム未プレイ。

◆この作品の内容は・・・
やる事なす事問題ばかり起こしていたまーりゃん先輩がバーチャルゲームマシンを開発。
そのゲームマシンをプレイした主人公とヒロイン達はマシンの暴走により、本当に剣と魔法のファンタジー世界に飛ばされてしまいました。
そして元の世界に戻る為、登場キャラ達はダンジョンに挑みますが・・・。

◆第1巻視聴・・・
ストーリーはいきなり後はラスボスを倒すだけ?みたいな展開から始まります。
10人以上のヒロインが登場するこのアニメでは女の子一人一人の活躍を描くのは不可能。
したがって人気のありそうなヒロイン、ささらとタマ姉をメインにストーリーは進み、他のヒロイン達は完全に脇役です。
私としてはお気に入りのシルファちゃんがあんまり出てこないのにガッカリでした><

◆第2巻視聴・・・
本編はしっかり者であるメイドロボのイルファが何故がいつもの雰囲気とは違って・・・。
このエピソード、もはやダンジョンなんておまけのようなモノ^^;
下品というほどではありませんが、女の子達のムフフなシーンをたくさん収録した、視聴者へのサービス的エピソードでした^^;

◆総評・・・
ゲーム版の販売促進またはゲーム版をプレイしたファン向けのような内容でした。
本編とは違うジャンルのこの作品、お遊び的な内容で始めは結構バカにして視聴をしていたのですが、見ているうちにゲーム版をやりたくなってきちゃいましたよ^^;
しかしこの作品は全2話という事ですが、ホントにこれで終わらせていいのか?
続きはゲームでって事ですね^^;

投稿 : 2024/05/18
♥ : 8

57.7 255 2012年度アニメランキング255位
バカとテストと召喚獣SPINOUT! それが僕らの日常。遠征中 その6(その他)

2012年2月22日
★★★★☆ 3.3 (18)
70人が棚に入れました
バカとテストと召喚獣にっ!の第6巻のBD・DVD特典。

ファミ通コミッククリア連載の『バカとテストと召喚獣 SPINOUT! それが僕らの日常。』(漫画:namo)の一部をバカテス制作スタッフがアニメ映像化した内容になる。
ネタバレ

ANK2gou さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルなし

原作未読。

約6分10秒のショートアニメ

あらすじ:{netabare}お花見の招待状が届くも、姫路の手料理を食べる事を思うと参加を躊躇する男子達だったが、姫路の「着物で参加します」の添え書きに覚悟を決めて行く事にした。当日は参加者全員が着物(何故か秀吉は女性用)で、料理は吉井が準備した。皆、和やかに楽しむ中、ムッツリーニが写真を取って欲しいと頼む工藤愛子を邪険にすると「今日、ボク付けてないんだよ。着物は下着のラインが出ると格好悪いからね~。」との誘惑(?)に興奮し、鼻血を出して倒れる。一方、甘酒に酔った姫路が吉井に『あ~ん』を強要してるのを見た、島田と途中参加の久保、島田葉月、吉井玲も負けじと張り合い、それを「明久も災難だな~。」と傍観する坂本も霧島から強要される。一人離れ、皆を見ている秀吉が「しかし、誰一人として花を楽しもうとせんのじゃな~。じゃが、これがわしらの日常じゃの~。」と呟く。

バカテスらしく、主要メンバー勢揃いでドタバタ話。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 0

57.6 256 2012年度アニメランキング256位
うぽって!!(4) オリジナルアニメBD付き限定版(OAD)

2012年10月13日
★★★★☆ 3.3 (13)
58人が棚に入れました
原作の第4巻限定版に完全新作アニメ「みあって わらって!!」が付く。


夏だ!! 山だ!! キャンプだ!!

休みを利用して山に遊びに来たふんこ達。

のんびりした時間を満喫・・・と思いきや、やっぱりいつもの展開に。川遊びにスイカわり、最後はキャンプファイヤーといっぱい食べて、いっぱい遊んだ、ふんこ達の突撃小銃《アサルト・ライフル》的な休日の過ごし方をご紹介。

サービスシーンも満載だよ!

57.6 256 2012年度アニメランキング256位
シャケちゃん(Webアニメ)

2012年3月9日
★★★★☆ 3.3 (10)
22人が棚に入れました
海の平和を守るんだ!戦えシャケちゃん力の限り。

57.5 258 2012年度アニメランキング258位
劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ(アニメ映画)

2012年7月14日
★★★★☆ 3.3 (33)
184人が棚に入れました
人気TVアニメ“ポケモン"シリーズの劇場版15周年記念作品。ゲスト声優は高橋克実、中川翔子、山寺宏一。また主題歌は人気モデルのローラが担当。同時上映は、ポケモンたちが歌と踊りを披露する短編「メロエッタのキラキラリサイタル」。サトシとピカチュウ、アイリス、デントたちは、次の目的地ローシャンを目指して旅をしていた。そんな中、傷ついたポケモン“ケルディオ"と出会う。するとその時、最強のポケモン“キュレム"がサトシたちに襲いかかる。戸惑うサトシたちを守ろうと、キュレムの前に立ちはだかるケルディオ。彼こそは、世界やポケモンを守っている3体の“聖剣士"、コバルオン、ビリジオン、テラキオンの後継者と期待されていた幻のポケモンだったのだ。しかしまだ修行が足りず、キュレムにはまるで歯が立たないケルディオだったが…。

HG anime さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

しょこたん・・・

しょこたんは他のポケモン映画でも声優をやってますが、本作品では主役級のケルディオの声優をしています。僕はしょこたんのことは好きなんですが、今作の役割はしょこたんにはちょっと重かったかな^^; ところどころ空回りしてる印象を抱いてしまいました。
豪華な伝説ポケモンが揃い踏みなんだけど、如何せん物語がへっぽこだと思うな~・・・
加えて、正直言って私はケルディオの容姿があまり好きじゃないんですよね^^; ゲームでは強いですけど。
ブラックキュレム・ホワイトキュレムがかっこいいのが唯一の救い。
私は2度は観ないと思います。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 2

さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

ポケモン映画祭りはケルディオに投票

毎年ポケモン映画を観に行って、コンプリートBOXやDVDも集めてる自分から言わせてもらうと、劇場で見るべき価値のあるポケモン映画はケルディオ、ゲノセクト、エボルの3本です。

この映画、幻のポケモン、ケルディオの成長物語なんですが、
自分の力を過信してキュレムにちょっかいを出したケルディオが、キュレムの強さに萎縮して勝負の途中で逃げ出したところ、キュレムが街まで追ってきてサトシたちを巻き込み大騒動に発展します。
なまじ意思疎通が出来るものだから、怪獣映画としての面白みもなく、
終盤までキュレム来る→逃げるを繰り返しているだけで展開の面白みもありません。
通りがかりのサトシがへっぴり腰のケルディオを見かねて、代わりに戦うという体たらく。
折角の新ポケプッシュの映画なのに、ただただ残念。

投票前に見返しているのですが、やっぱりいつでも見られる環境だと身が入りませんね。

お金払って贅沢な環境で見直したい。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 3

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルなし

サトシとピカチュウ、アイリス、デントたちは、山沿いを走る列車の中で、傷つき倒れている幻のポケモン・ケルディオと出会う。そこへとつぜん、地上最強のドラゴンポケモン・キュレムがあらわれ、サトシたちに襲いかかる!姿をブラックキュレムやホワイトキュレムに変え、圧倒的な強さでサトシたちの前に立ちはだかる!ケルディオとサトシ、ピカチュウたちは、この危機を乗り越えられるのか?真の力と誠の勇気、そしてサトシたちとの友情が、ケルディオの未知なる力を呼び覚ます!

無鉄砲にキュレムに挑むケルディオのお話。
追い回されるシーンはなんだか緊迫感がある。
そして、結構頑張る。
あとキュレムは意外と優しい一面があるような気がする。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 0

57.5 258 2012年度アニメランキング258位
ハイスクールD×D 妄想爆揺解除オリジナルビデオVol.6(その他)

2012年8月29日
★★★★☆ 3.3 (23)
118人が棚に入れました
ハイスクールD×D BD / DVD第6巻に収録の石踏一榮完全監修の短編アニメ。

サブタイトルは「アーシア、変身します!」。

57.4 260 2012年度アニメランキング260位
ゴクジョッ。~極楽院女子校寮物語~(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (167)
892人が棚に入れました
お嬢様が集まると名高い極楽院女子高等学校、略称・極女。LAから転校してきた美少女・栗橋南は、その可愛さを武器に極女に君臨しようと画策する。教室へ向かう途中、廊下でバケツを被ったパンツ丸出しのギャル・赤羽亜矢に絡まれるハプニングに遭遇するも、無事クラスメイトの魅了に成功した南。しかし、入れ替わりに転校した生徒に代わり保健委員に就任したことで、南の立てた計画は崩れることとなる。連日保健室に集まる、亜矢を筆頭とするクセモノ揃いの面々、そして彼女達と共に過ごす女子寮で、南はおバカで下ネタ三昧の日々を課せられていく。舞台は栃木県栃木市付近の模様。最寄駅は新栃木駅。

RitaM さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

第3話も放送中止です

原作漫画
番組「SKE48の世界征服女子」内の5分枠アニメ
ジャンルはエロギャグ



ちなみに私はアニメ化決まって原作少し読みました。簡単に言うと「女子高版稲中卓球部」みたいな感じですかね^^;あまりにも内容が下品すぎて速攻読むのやめましたけどwってか何でこれがアニメ化されたのか理解できませんwww地上波で流せる内容じゃないだろ…。せめて規制が緩いATXとかなら放送できたかもしれないだろうに。

公式見たら「実力派スタッフ&声優陣により超絶おバカ×ハイテンションぶりを完全再現」ってあったんですが


結果・・・自主規制で放送中止\(^o^)/くそわろたwww作る前に放送できないの気付けよw話題作りなんですかスタッフさん?

期待してる方いないと思いますが過度の期待はしないで見た方が良いですw




☆スタッフ&キャスト紹介☆
原作:宮崎摩耶
総監督:東出太
チーフ演出:上野史博
キャラクターデザイン:崔ふみひで
脚本・シリーズ構成:ほそのゆうじ
色彩設計:有尾由紀子
撮影監督:大西博(アートランド)
編集:三嶋章紀(グラフィニカ)
音楽制作:ランティス
音響監督:鶴岡陽太(楽音舎)
アニメーションプロデューサー:村濱章司(LMD)
アニメーション制作:LMD株式会社
製作責任:坂本昭(CAMMOT)
製作:CAMMOT
総監修:横田守



赤羽 亜矢:日笠陽子
赤羽 沙矢:能登麻美子
栗橋 南:竹達彩奈
土呂 小夏:高森奈津美
七里 愛:内田真礼
宇都宮 飛鳥:ささきのぞみ
大和田 円:明坂聡美
尾久 要:國分優香里



☆主題歌☆
オープニングテーマ『ゴクジョッ。のジョーケン♥』
作詞:松井洋平 作曲・編曲:高田暁
歌:赤羽亜矢(日笠陽子)、七里愛(内田真礼)、栗橋南(竹達彩奈)、大和田円(明坂聡美)

エンディングテーマ『極・女おー・う゛ぁーどらいぶ』
作詞:松井洋平 作曲・編曲:山田高弘
歌:赤羽亜矢(日笠陽子)、七里愛(内田真礼)、栗橋南(竹達彩奈)、大和田円(明坂聡美)






第1話 『ノーパンは誰だ!?』


地上波(中京テレビ)自主規制により放送中止
ネット無料配信あり(配信期間1月30日~2月6日)
アドレスはこちらttp://www.dmm.com/digital/anime/gokujo/興味ある方はどうぞ。

どんな出来になってるのか恐る恐る見てみましたが…これどこで笑うの?wラフレシアのとこですかね?www




第2話 『しゃっくり止まんねぇ。』

感想・・・ハエ気持ち悪かった。

次週は能登さん出るっぽいのでとりあえず見てみますw




第3話 『処刑姫&魔王降臨』

地上波(中京テレビ)自主規制により放送中止





投稿 : 2024/05/18
♥ : 16

こたろう さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

慎みというのは大切だという事を教えてくれる教育アニメ(皮肉です)

なにかと色々酷いアニメ。
エロいとか、下品とか、馬鹿馬鹿しいとか、くだらないとか、そういう普通の人達から後指をさされるような酷さを持ったアニメは多数ありますが、そんなのって見方を変えれば面白い要素でもあるわけです。禁忌を犯すのは蜜の味ってね。

ですが、本作はそんな「酷さ」を、やってはいけない方向に実現した感じ。
度重なる放送自粛があったというのも頷けます。


主人公がダメ女。
可愛気と羞恥心がゼロです。バカで自己中で喧しくて高慢で破天荒。男ならこんなダメキャラ主人公もアリですが、女性ですよ?
サブキャラとしてこういう汚れ役が居たら面白いだろうなーとは思いますが、主役張れる人物像じゃないでしょ。ビジュアルもモロ脇役顔だし。
・・・・と言いながら、慣れとは怖いもので観てくうちに愛嬌が出てきましたけどね、アホすぎてw。
まあしかし、普通の視聴者には感情移入されないでしょうね。このコ


ギャグがあまりにも下品。
くだらないのはいいんですが、表現が直球すぎ。
あまりにも汚い部分や生々しい部分というのは、表現方法を工夫して視聴者に察してもらうのが演出のワザってものですが、本作にそんなものはありません。
おしっこ、うんこを連呼する子供のギャグのようなストレート表現。
そりゃないよ、引くわ!・・・って何度もツッコミました。


エロの見せ方がお下劣。
さすがに生殖器や乳首をみせることはしませんが、尻はよくまるだしにするし、足はバカーっと開くし、よだれ垂らすし、色んなとこ平気で舐めるしで、観たくないものを直球で見せ付けられます。(そういうのを狙ってるんですかね?)
恥じらいがなく、想像力を働かせる必要がないのでエロスが全く感じられません。




色々と文句いいつつも、終盤まで見ればこの酷さにも慣れてしまって、ただのバカアニメとして見られます。
ですが、我慢して最後まで見続けても実りはあまり得られませんw

女性がダメな女性をみて笑う。そういうコンセプトなら、まぁアリなのかな?
ともかく、男性にはあまりオススメしません。言うなれば幻滅アニメ。
やっぱ、女の子に対しては夢もっていたいですよね^^

投稿 : 2024/05/18
♥ : 10

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

極上に下品な女子校生活

1話約5分のショートアニメ。
全12話。


主に下ネタの下品な作品。
それが本作ゴクジョッ。であります。

キャラデザは好み。
だが汚い。
いや、正確には半分が汚い。
もう半分は清潔感があります。きっと。多分。

ではまずこの下品サイドと清潔サイドに分けてみたいと思います。



【下品】
☆亜矢・・・馬鹿。うるさい。汚い。
☆大和田・・妄想癖。爆乳。汚い。かなりヤバイ。


【清潔】
☆小夏・・・ちっこい。声かわ。顔かわ。
☆愛・・・・スタイル良し。綺麗。清潔。
☆宇都宮・・どちらかと言えば。何か怖い。
☆栗橋南・・ネタ。良い奴。


端的な表現になってしまいましたが、こんな感じです。
書き方から解る通り、お気に入りは小夏と愛ですね。
可愛いです。

大和田さんはぶっ飛びすぎてて苦手でした。



内容は下ネタ満載のギャグアニメ。
女子校恐るべし。
無茶苦茶やってますが、わりと面白いです。
たまに笑ってしまうことも。


えっちなシーンもけっこうな数です。
しかし、その度にどうも下品と思ってしまいます。
これは決して悪口ではありません。
他に類を見ない本作の魅力であると言えます。
ただ、無理な人には無理でしょう。
少しでも合わないと感じたなら、撤退するのもアリです。


要はノリに付いていけるかが最初で最後の壁であり、
それさえクリアできればある程度楽しめると思われます。
バカ騒ぎが好みの私は好きでした。



OP「ゴクジョッ。のジョーケン♥」 歌ー 赤羽亜矢(日笠陽子)/七里愛(内田真礼)/栗橋南(竹達彩奈)/大和田円(明坂聡美)
ED「極・女おー・う゛ぁーどらいぶ」 歌ーOPと同じ


--------------------------


普通に面白かったです。
(内容はアブノーマルだが)

その反面、バカすぎて付いてけない所も少なくなかったです。
正直、ドン引きしてしまうこともありました。


しかし何故か憎めない、そんな作品でした。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 22

57.4 260 2012年度アニメランキング260位
くっつきぼし 後編(OVA)

2012年5月11日
★★★★☆ 3.3 (73)
358人が棚に入れました
石川直哉監督が手掛けた青春アニメの後編。女子高で同じクラスのキーコとキーコが超能力を使えることをしているアーヤは、夏休みに入り仲違いをしてしまう。ふたりの関係は危うさをはらみながら進展していくが…。

チュウ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

レズアニメここに完結

全2話のOVAの後編です!
前編の発売から約2年の長いときを経て、ようやく完結しました。
前編よりも大幅にエロさ増!!
ヒロイン同士のイチャイチャ感がより楽しめるようになっています。
直接的な描写はなく、上手く想像を掻き立てるような作りでできています!

最後はなかなかの超展開でしたが、全2話を考慮すればまとまっている方かな?
個人的には、なかなか見所のある作品だったと思います!!

----- 声  優 -----
川上 紀衣子【今井麻美】
斉藤 亜綾【一色みく】
斉藤 康太【越田直樹】

投稿 : 2024/05/18
♥ : 8

kuro112 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

ハッピーエンドになったかな?

前編の最後に衝撃を受けましたが、もしかするとまだ前編を見ていない人が居るかも知れないので、あえて言いませんが前編を見た皆さんが衝撃を受けたのではないでしょうか?

前編で衝撃を受けたことが起こり、後編です。
少し、急ぎすぎたのかなという感じがします。というのは、後編での突如の体育倉庫のくだりですね。ネタバレになるから詳しいことは言いませんが、少し雑になっちゃった感があります。逆に考えれば、その雑さが作品を引き立てているのかなとも考えられます。 

そして、ラストシーン主人公の能力をあまり説明していなかったので、おっ?となりましたが、作画ともに綺麗で見入りました。

この作品にあえて良かったと、見終わった後に思いました。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 0

わっち さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ラストが綺麗な百合作品

OVA前期と後期で計50分
その中で綺麗にまとめた作品

どうしてくっついたのか
どういう所が引かれたのか
短い作品だから馴れ初めは薄くて
えっちな描写は結構すごくて
まぁ、百合でエロけりゃいっか
終盤までそんな感じだったけど

最後5分が素晴らしく、
かぶせED、感動的なセリフ…
そのラストがあったから45分が生きた
ラストのおかげで綺麗な百合作品になった。

個人的な話になってしまうのですが
最近は入りは良いのに
12話をチンタラ使って
いらないコメディをはさんだりして
結局、最後に答えでないんかーい!
という恋愛ものに当たっていたので

多少、内容が薄くても
起承転結があって
最後に答えがでて
なおかつ伏線も回収して
サクッと見れる短編は貴重だと思いました。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 1

57.3 262 2012年度アニメランキング262位
クイーンズブレイド リベリオン(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (197)
1071人が棚に入れました
逢魔の女王 アルドラはついに破れ、30回目のクイーンズブレイドは幕を閉じた。
優勝した美闘士は女王の座に就くことなく去り、代わりに最終戦前に優勝者に敗れた雷雲の将 クローデットが女王の座に就くことになったのだった。
誰からも尊敬される人格者であった彼女に対し、民衆は期待をもって受け入れた。そして、貴族制・重税の廃止・女王直轄軍による各地の紛争の鎮圧など、民衆の期待に応えるかのように成果を出していった。
しかしそれも束の間、一年後にはその善政の側面が露になってきた。その実態は前女王以上の軍事大国化であり、反対するものは力でねじ伏せる恐怖政治だったのだ。大陸には戦火が広まり、錬金術によって作られた魔導石が普及したことにより、弱肉強食の世界へと変わりつつあった。
そして遂に彼女は「自分こそが大陸を支配する永遠の女王である」と宣言。クイーンズブレイドも廃止され、もはや彼女に対抗するものは現れないかと思われた。
しかしそれに叛逆するものが現れた。彼女は叛乱の騎士姫 アンネロッテ、義姉妹の契りを結んだ仲間と共に<叛乱軍>を組織し立ち上がった。そして勢力を拡大した<叛乱軍>に対し、女王も軍勢を送り込んできた。
そして遂に、アンネロッテ率いる<叛乱軍>と雷雲の女王との戦いが始まるのだった。

声優・キャラクター
遠藤綾、小林ゆう、茅原実里、高口幸子、櫻井浩美、豊崎愛生、井上喜久子、戸松遥、真堂圭、三森すずこ、伊藤静、竹達彩奈、佐藤聡美、寿美菜子、水橋かおり、齋藤彩夏

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

聖なるポーズ"治癒"

本作は『クイーンズブレイド』の3期にあたります。
前2作の続編という名目ではありますが、
登場人物が一新され、懐かしいキャラも立場がかなり変わったり、
と、別物のように思えました。


感想。
・・正直、微妙でした。
2期で思ったより満足してしまったため、
少し期待値が上がってしまっていたのかもしれません。
世界観や服だけ破れ消える作風は前作と同じなので普通に面白いのですが、
・これまでのお気に入りキャラがほぼ出演なし
・ストーリーが薄く、盛り上がりに欠ける
などの理由から、少しガッカリしました。


主人公はアンネロッテに変更。
何だかんだでQBの主人公はレイナが良かったです。
アンネロッテもきちんと主人公やってましたけど。

それと、彼女の周りを取り巻くメンツがなぁ・・。
嫌いじゃないんですが、これといって魅力的に感じるキャラはいませんでした。


内容は一層バカになってます。
超振動クリスタル(鎧)とかおかしすぎw
聖なるポーズもパワーアップ!?
こちらは必見です。



OP「命のうたが聞こえる」 歌ー田村直美
ED「future is serious」 歌ー小林愛香

EDのインパクトが強かったです。
(2期のEDほどではないが・・)
歌っているのが、当時18歳の高校生という事実に驚きです。
力強い歌声でとても高校生シンガーには思えませんでした。


--------------------------


少しばかり否定的な意見を書いてしまった本レビューですが、
1つの作品としてはぜんぜん楽しめたほうです。
自分、このシリーズが好きなんだなぁ、と。

ただ、1,2期が良かっただけにちょっと勿体なかったな、
とはどうしても思ってしまいます。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 22
ネタバレ

CC さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

『妹たちよ、この剣に誓おう。限界突破へ挑戦することを!』 byアンネロッテ

私個人の意見として、この作品は女性にはオススメできません。私は「純情ロマンチカ」などのBL作品や「うたの☆プリンスさまっ♪」などのイケメン作品などを視聴すると、吐き気、めまい、頭痛、痙攣、不眠症などといった『腐女子向けアニメアレルギー』って病に冒されます(笑)この作品を女性が見ると、私の『腐女子向けアニメアレルギー』と同じよな症状が起こる可能性があります。これから視聴される女性の方は気をつけてくださいね。
それと、レイティング指定されてないのかな…!?これも個人的な意見なのですが、R15指定くらいですかね。AVのタイトルや表紙を見て興奮しちゃうような人は、本気でオススメしない。悪影響にしかならないと思うよ。大規模な下ネタを見てるって気持ちで見ないと…ねw

ジャンルはポロリ・バトルアニメ
類似作品で『一騎当千』・『フリージング』最近では『ハイスクールDxD』辺りでしょうか!?衣類や鎧がエリエールでできちゃってるんじゃないか!?って種類のアニメですw
このシリーズはTVアニメ三作目なので、本作からクイーンズブレイドを視聴される方は、「エリエールタイプのアニメね^^」って頭に入れとくと良いと思います。

【】
なんか…OP、カッコ良くないか!?…気のせいかww
私はクイーンズブレイドのシナリオには、大して魅力を感じてません。先ほども言いましたが、大規模な下ネタを見ている感覚、つまりネタアニメとして視聴してます。
{netabare}ですが、気になる所が少しあります。それは前作との繋がりです。前作の最もイジられたキャラ(主人公)レイナは登場するのか!?とか、レイナの姉(雷雲の将 クローデット)が本作では女王。つまりラスボス!?!? そして、前作ラスボスのアルドラの本作での立ち位置は…??って所ですかね。…この辺はリベリオンの前のOVAでやってくれてるのかな!?見てないからわからない。 {/netabare}

癖の強い作品ですが、前作と比べると本作の方が取っ付き安い印象です。流し見でもシナリオには十分ついていけるので、類似作品が好きだった方は挑戦してみては?

投稿 : 2024/05/18
♥ : 0

★mana★ さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

1話で断念~ごめんね、酷評(´;ω;`)

まぁ、最初から無理だとは思ってたんですがね。
好き嫌いはダメだと思い視聴~

・・・・で、何の物語?
もはや、無駄に「おぱ~い全開~ご開帳~」
しか記憶にないんですが(;´∀`)
何でそこで、服が破れちゃうの?
何でそこで、さらけ出すの?

もしや・・これは、それを楽しむアニメ?Σ(゚Д゚)
だったら無理じゃ~ん!
他にも、そういう要素があるアニメはめっちゃ少ないですが観ました。
けど、可愛いもんでした、少なからずストーリーで楽しめました。
しかし、これは気持ち悪くなりました。
(男性がBLを観たらこんな気持ちになるんだろ~と思い知らされましたww)

これは、私には刺激が強過ぎましたので断念です|ω・`)・・

投稿 : 2024/05/18
♥ : 13

57.2 263 2012年度アニメランキング263位
マクロスFB7 銀河流魂 オレノウタヲキケ!(アニメ映画)

2012年10月20日
★★★★☆ 3.5 (62)
381人が棚に入れました
「マクロスFB7」は「マクロス7」TVシリーズをリマスターし新たに再構築、
そこに「マクロスF」の完全新作映像を加え1つに融合させた、まったく新しい
エンターテインメント作品である。
「マクロス7」は18年前の1994年10月から放送され大ヒット。
特に主人公達を中心に人気を集めた。
「マクロスF」はTV版が2008年4月MBS・TBS系列で放映。
"シェリル"と"ランカ"の強烈な2大歌姫が受け、
男女問わず幅広いファン層を獲得。
TVでの人気を受け、劇場版が前編「イツワリノウタヒメ」、完結編「サヨナラノツバサ」
として公開され衝撃的な結末が話題を呼んだのも記憶に新しい。
本作は「マクロス」シリーズ30年の節目にふさわしく
「マクロス7」と「マクロスF」という2大タイトルが融合。
ハイブリッド・ロックアニメに挑む!
2059年のフロンティア船団に、空前絶後のロックアーチスト"熱気バサラ"の歌が響く時、
歴史は融合し、超マクロス級・エンタテインメント・ステージが誕生する!!

声優・キャラクター
小西克幸、三宅健太、遠藤綾、中島愛、福山潤、神谷浩史、豊口めぐみ、桑島法子

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

切った貼ったのマクロス7(´ω`;)映画ってよりかミュージッククリップだなコリャ

先に個人的な話をさせてもらうと2012年でイチバンの【駄目映画】ですわコレw


もうね、根本的に『総集編』であるはずなのに編集が出来てないんですw
『マクロスF』の面々の元に謎の怪鳥が(かなり唐突にw)ビデオテープを運んできて、そのビデオの中身がなんとテレビシリーズ『マクロス7』そのものであったw
というメタフィクション的なノリで作品がクロスオーバーする『マクロス7』の総集編


ビデオの中で彼等は、マクロス7船団とファイアーボンバー(サウンドフォース)の活躍を振り返っていく・・・という作品なのですが、肝心の『セブン』の内容が“本当にトーシローがビデオテープ切り貼りして作ったかのようなブツ切りの連続”でとてもお金を払って観に行く映画のクオリティではないwww


「マクロスといえば歌」なわけですが、肝心の楽曲の間で細かいカットが多く入り、ところどころで曲が途切れてしまってるのです
しかも一回や二回どころじゃなく、ほぼ全編でこんなのが続くわけっす
これじゃ折角アツイ話である『セブン』の魅力も半減
ライブ感も薄れ、興醒めもいいところ┐(´`)┌


こーゆーのって普通、音声は新録したりするもんですが、あくまで当時の空気感を残したかったのか、それともただ予算の都合が合わなかっただけなのかw
せめて楽曲と映像は別々に編集するべきだったのでは?
アミノテツロー監督自らの編集なのにコレではホントガッカリっす;


また、ココは映画としてもっとも賛否分かれるトコかもしれないですけど・・・
【徹底して戦わない主人公、熱気バサラ】という『セブン』が他シリーズと差別化される最大のポイントが今作でもしっかりと描かれているものの、【バサラがやむをえずミサイルを撃ってしまい、後に苦悩する】という重要なエピソードがあっさりカットされているのは少し悩ましいところでもあります;


新規作成された『フロンティア』パートは最後のライブシーンを除けばしょーもないヘボ作画
それに次々と顔を出してくる『フロンティア』キャラクター達の中でなぜアルト君だけ出てこないのか?ミシェルはいるのにw
など、スピンオフとはいえ色々とよぉワカランことになっています










まあどーしよーもないほどgdgdな映画なんですが、ファイアーボンバーの今もなお色褪せない名曲の数々が当時のエピソード共に回想されていく様・・・
エンドロールでの【シェリル&ランカ&バサラ】による奇跡的コラボでの名曲メドレー・・・
そしてモチロン、『セブン』という作品が生み出した“マクロスシリーズ最高の2大ヒロイン”たる【ミレーヌ・ジーナス】と【花束の少女】の二人にまた遭えたことで「『セブン』はやっぱりええアニメだったのぉw(´ω`)」
と、再認識できたことは嬉しかったですw


『セブン』入門用として軽ーーーい気持ちでの視聴をオススメしますw

投稿 : 2024/05/18
♥ : 15

AKIRA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

マクロスF狙いで行くと大火傷するぜ!

本当は公開中にレビューにてこれから見に行く方に警鐘を鳴らしたかったのだが既に遅かったですね…
でもDVDででるなら購入検討のかたは一考してください

もう去年の話なので結構記憶も曖昧ですが公開初週にいったと思います。

メンツは自分と友人3人

4人のスペックとしては
自分 マクロスはFが初めて 時空要塞と7その他シリーズもざっくり見ている

友人A(男) マクロスはFが初めて 時空要塞と7その他シリーズもざっくり見ている 大体自分と同じくらいの知識

友人B(男) マクロスはFが初めて 時空要塞と7その他シリーズもしっかり見ている まめぐのライブに行くくらいファン 当然今回はランカ目当て

友人C(女) マクロスはFが初めて マクロスはFしか知らない アルトの大ファン 今回はアルト目当て

からの映画鑑賞後はどうなったかというと

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

自分 完全にしてやられたw まぁ7を見返すいい機会になったかな(プラス思考w)

友人A マクロスF詐欺ww 7のくだり今更過ぎて寝てた(笑)

友人B まめぐファンとしては最後があったから何とかギリギリおk マクロスファンとしては怒りを通り越して呆れた

友人C 呆然 最後まで「アルトはどこへ行ったの?」を連呼していた

とまぁ上記の感じで察してください(笑)

中途半端な切り貼りによって両方の良さを引き出すどころか半減させてしまう結果になってしまいましたね。
こりゃあ完全に黒歴史だな

投稿 : 2024/05/18
♥ : 7
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

俺の歌を聞けえぇぇぇーーー

マクロス生誕30周年記念!
マクロスFでマクロス7を紹介しますのコーナー!
てな感じです。
舞台はフロンティア船団。
謎の鳥が運ぶビデオテープを再生するとなんと・・・。
すなわち、Fのメンバーが7の総集編を観るという演出です。

7を未視聴の私。
7の迫力を十分堪能しました。
とにかくバサラが歌う歌う。
俺の歌を聞け!とばかり。
銀河の彼方まで歌い倒します。
その勢いに押されて、口がポカーン状態でした。

総集編にすると、物語はわかりにくくなるものです。
でも7はそんなもんじゃありません。
グチャグチャ&ハッチャメチャ。
{netabare}バサラが戦闘機に乗って、歌うだけ。
その潔さにびっくりです。
そして、シビルが悲鳴を上げ続ける。
近所迷惑も甚だしい。
その2つで平和が訪れる?
なんじゃそりゃの世界です。{/netabare}

あと、特筆すべきはミレーヌが超愛らしい。
まん丸お目目とピンク髪。
マクロス界No.1の萌キャラと認定いたします。

さて、Fのメンバーと言えばビデオの合間にちゃちゃを入れるだけ。
頭の痺れる7の箸休み的な空間は、ちょうどよい癒しとなっています。

ラスト、シェリルとランカによる7のカバーコンサート!
この二人によるコンサートは派手派手です。
地味なビジュアルの7の楽曲が華やかに変身します。

今でもバサラは銀河の彼方を放浪しているのか?
そうだとしたらギターを抱え歌いまくっているのでしょう。
平和のかけらをまき散らしながら。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 17

57.2 263 2012年度アニメランキング263位
エウレカセブンAO -ユングフラウの花々たち- (OAD)

2012年9月20日
★★★★☆ 3.3 (24)
110人が棚に入れました
時期はテレビアニメ第8話と第9話の合間に位置する頃。

ゲネラシオン・ブルへ、某テレビドキュメンタリー番組スタッフからの取材オファーが届く。

取材対象はパイドパイパーのメンバーたちだったが、その番組は仕事中だろうとプライベートだろうとお構いなしに取材するらしいと知り、アオたちは意気消沈。

そんな中、一計を案じたエレナは「プチ家出」と称してフレアと共にスイスへ向かうが、アオも成り行きで同行することになってしまう。

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

チーム・パイドパイパーの休日

エウレカセブンのOVA版。
自分はレンタルの8巻目に収録されているのを視聴しました。
どの巻数に特典として収録されているのか分からない人もいると思いますが8巻目です。
セル版は何巻に収録されているのか分からないのですが^^;

チーム・パイドパイパーの家出(?)の話。
家出といってもガゼル商会のメンバーに見つかり、定時連絡をする事に。
祭りに出るためコスプレする事となりアオは女装します。
アオの女装姿は母親のエウレカに似ていました。

突然、スカブコーラルが現れてコスプレをしたまま出撃する事に。
スクランブルとなったので外見の事を気にしていられなかったのでしょう。
外見は簡単に変えられても内面は簡単に変わりませんから。

本作品は戦闘シーンではなく人物中心。
迫力のあるバトルシーンが見たい人は本編を見て下さい。
チーム・パイドパイパーの仲の良さを表現するのに十分な内容。
OVAというより おまけに近いかもしれません。
約30分で終わるので、暇な時にでも視聴する事にしたらどうでしょうか。
完全にマニア向けですね。
先に『エウレカセブンAO』を完走して下さい。
その後に見たほうがいいと思える微笑ましい作品でした。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 13

57.1 265 2012年度アニメランキング265位
グスコーブドリの伝記(アニメ映画)

2012年7月7日
★★★★☆ 3.3 (58)
284人が棚に入れました
グスコーブドリ(ブドリ)はイーハトーブの森に暮らす樵(きこり)の息子として生まれた。冷害による飢饉が招いた一家離散、火山噴火の影響による職場の閉鎖などといった苦難を経験して育った彼は、イーハトーブ火山局の技師となり、噴火被害の軽減や人工降雨を利用した施肥などを実現させる。ところが、ブドリが27歳のとき、イーハトーブはまたしても深刻な冷害に見舞われる。火山を人工的に爆発させることで大量の二酸化炭素を放出させ、その温室効果によってイーハトーブを暖めよう。───ブドリは解決法としてそのように提案したがしかし、彼の案を実現するためには自らの犠牲を覚悟した誰か一人が最後まで火山に留まる必要があった。年老いたペンネン技師が最後の一人になろうとするが、ブドリはそれを引き止めた。そうしてブドリは、皆に黙って自分が最後の一人として残る。決死のブドリが火山を爆発させると、見事に冷害は食い止められた。イーハトーブは救われたのだった。

声優・キャラクター
小栗旬、忽那汐里、佐々木蔵之介、榎本明、草刈民代、林隆三、林家正蔵
ネタバレ

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

どうしても『銀鉄』や『中村監督版』との比較になってしまいますが、改めて痛感する【物語の古臭さ】 そしてネリが可愛くない;

ご存知、宮沢賢治の代表作にして賢治の作中で度々描かれる理想郷『イーハトーブ』が舞台のファンタジー
森の中の丸太小屋に住まい、暖炉の前でパンとスープを食して一家団らん・・・そんな世界観の作品です


1994年に中村隆太郎監督が手掛けた旧作は学校の道徳だか国語だかの授業中に見せてもらいました
というのもこのグスコーブドリの伝記という作品は、作家としての賢治の代表作であると同時に、勉学に励みその知識を民衆に役立てるために働いたという賢治自身の体験談が数多く残されており、また『雨ニモ負ケズ』精神に代表される自己犠牲愛が色濃く出ている自伝的な作品でもあることで有名だからです


今作は一時期、制作の中止を危ぶまれましたがお国からの支援もありナントカカントカ完成に漕ぎ着けたようです


今もなお名作と名高い『銀河鉄道の夜』(http://www.anikore.jp/anime/3243)を手掛けたスタッフが再集結
銀河鉄道の夜に引き続き、ますむらひろしがキャラデザした猫の姿をしたキャラクター達によってお話は描かれます


上記の『銀河鉄道の夜』や『中村監督版ブドリ』は率直にオススメしたい作品なのですが、今作はハッキリ言って微妙です;


擬人化された猫のキャラクター達はなんかやたらコミカル調にデフォルメされている印象
その割りに賢治独特のまわりくどい言い回しと杉井ギサブロー監督お得意のしつこい尺稼ぎだけは相変わらず健在
音楽はマーチやワルツっぽいリズミカルなものが目立ち、ひょうきんな雰囲気が醸し出されていて怖いシーンでもあんま怖くない
イーハートーブの終点駅にある近代的な街並みは、美しいCGで描かれてますが、ぶっちゃけその辺はメインじゃないしで前述の2作と違ってハリボテ感が強い;
(まあ、赤ひげのおっさんだけはアレでいいと思うんで評価しますけどねw)


おまけに桑島法子さんが演じるキャラクターが『雨ニモ負ケズ』を朗読するという、もはやネタ(http://www.anikore.jp/anime/3222)としか思えないシークエンスも平気でやってるし


なによりも許しがたいのは芸能人ゲストをメインに配した声優陣です;
ブドリ役の小栗旬はまだマシな方
ブドリの妹であるネリ役を演じた忽那汐里がもう単純に下手っぴ(´q`)
全然ネリが可愛くないぜ・・・どーゆことよ?┐(´`)┌
見た目カンパネルラに似てるしで余計イライラしますw
せっかくの桑島さんをなぜネリに使わなかったのかorz


お話自体は身に染みる教訓めいたものであるはずなのに、どうしても騙くらかされてる感じになってしまっていて、興醒めしてお話が心にまで入ってこないというのが大きなマイナスポイント


アートフィルムとしても高い評価がされている銀河鉄道の夜に対して、今作は端っから興行を意識して制作されたそうですね
(モチロン沢山の人に観てもらいたい、という思いからですが)


エンターティメントとしての一般ウケを狙うあまり、結果的に童話に回帰させたかったのか大人向けに作りたかったのかどっちつかずで最悪な印象でした;


イーハトーブの情景を映像化した作品は他にもございますが(http://www.anikore.jp/anime/3288)
中村監督版ブドリと比較するとその最大の相違点は、幻想的な世界観を最新の映像技術や擬人化で描いたことで、より『ファンタジックな映像』に仕上げたところだと思います
(中村監督版は日本の田舎風景に近い世界観をセルアニメで表現)


幻想世界美術にご興味ある方はまあ観てもいいんじゃないかなー?と


以下、結末について追記
{netabare}
原作既読の皆さんはご存知かと思いますが、この作品のラストでブドリは大寒波からイーハトーブを救うために自らを犠牲にして火山を噴火させる行動に出ます


オイラにはどうもこの自己犠牲愛で解決、ってのがいま改めてみると『古臭くて』敵わんのです


それに地球温暖化が叫ばれているこのご時勢に火山噴火によってCO2を増加させ、温室効果で寒波に対抗する
っていうのも考え方として古過ぎるし、噴煙で天候が悪化する可能性もあるので今となっては科学的根拠が薄すぎる


この点は前々から賢治の作品を研究してきた文学者や批評家の間でも通説となっておりまして、どうしても『今更のアニメ化』への疑問になってしまいます


もちろんのこと、大切に強調されているポイントはブドリの自己犠牲の精神
であるのでしょうが、そこに至るまでの過程で既に萎えてしまっていたオイラにとっては非常に残念な作品ありました


中村監督版を観た当時は、あくまで『賢治の自伝』と予習して視聴した為、このような違和感は無かったんですけどね・・・


{netabare}
ちなみに原作では再会を果たすネリとブドリですが、今作では『人さらいにさらわれて以降のネリがブドリの幻想の中にしか登場しないこと』『ネリの衰弱が食べ物を口に出来ないほど著しく激しかったこと』『人さらいの存在が超人めいてること』・・・
とまあこれらを含め【人さらい=死神】と捉えて、ネリが“さらわれる直前には既に死んでいた”
と考えられる一連の描写が、原作とは違いならがらも新しい解釈として評価してもいい
と、そう思いました
{/netabare}
{/netabare}


ただやっぱ純粋に賢治の足跡を追うという気持ちで視聴するなら、子供にも理解しやすくかつドラマチックに仕上がった中村監督版をオイラはオススメしたいなぁ・・・

投稿 : 2024/05/18
♥ : 9

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

雨ニモマケズ 風ニモマケズ

宮沢賢治原作の物語。

雰囲気はジブリに近いものがあったかな。

途中で何回か出てくる,「雨ニモマケズ」の詩。

これが,このアニメの主題なのかなと思います。

「そういう人に,私はなりたい。」

世界観は大好きです。

宮沢賢治独特の,意味がよくわからない世界観も感じることができました。
↑誉めているんですよ!それが好きなのです。


●ストーリー
イーハトーブの森に暮らす,ブドリとその家族。

とても幸せな家族。

しかし,何年も続く冷害によって家族は離れ離れになってしまう。

森を出て,旅をするブドリ。

あらゆる場所で出会った優しい大切な人たち…。

1人の少年の決意と勇気の物語です。


●タイトル
この映画のこと何にも知らなくて,とりあえず「宮沢賢治原作」という言葉だけで見ようと思いました。

「グスコーブドリの伝記」というタイトルだけでは,一体何の話なのかちっとも想像がつかず…。

見終わったら,このアニメにふさわしいタイトルを考えてみよう,なんて思っていました。

でもね,見終わった今では,「グスコーブドリの伝記」が1番ふさわしいタイトルだと思っています。

宮沢賢治に勝てるわけがなかった!笑

グスコーブドリ=主人公・ブドリの本名。

伝記=個人の記録。

うん,ぴったり。

そういうお話です(笑)

原作は読んでいませんが,原作のあらすじを読んでいると,どうも削られているシーンが結構あるみたいですね。

ラストもかなり省略されています。

1番印象強いだろう,と思われるところが省略されていて…。

人の生き方について1番考えさせられる場面のはずなのに。

個人的にはとても残念でした。


●キャラクター
登場人物は,全て擬人化されたねこです。

ねこが嫌いな人にとっては,見るのは辛いかもしれません(笑)

そしてあまりかわいいとは言えない…。

なんでねこなんだろう?

ちなみに,私が見た映画は2012年版でしたが,1994年版もあるみたいです。

そちらは,人間がキャラクターです。

台本も違うようなので,ぜひそちらも見たいなあと思っています。


●音楽
もうね,始まったその時から引き込まれました。

素晴らしい!!!

テーマ曲がいいなー。サントラ買おうかしら…。

主題歌は,小田和正さんの「生まれ来る子供たちのために」。

これがまたいい曲。

この曲聴きながらアニメの映像見ているだけで何度もこの世界に浸ることができます。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 13
ネタバレ

♡Sallie♡☆彡 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

意味分かんないところもアリ(๑•́ ₃ •̀๑)

宮沢賢治の童話が原作のアニメです☆彡
これを知ったのはCMがきっかけで,まさに一目惚れ。
原作は知らなかったのですが,キャラクターを猫の姿で描いていることからすぐに宮沢賢治原作なんだろうなって。

一目惚れっていうだけあって絵がほんとに綺麗です~。
キャラクターも猫でカワイイ(♡>ω<♡)
これってますむらひろしの漫画版からくるものなんですって。
よく猫にしようと思ったよなぁ。
「銀河鉄道の夜」もそうだけれど,猫で描くことによってファンタジックな宮沢賢治の世界観がよりファンタジックになりますよね。GJです!!
あと,宮沢賢治の作品って童話にしては意外とヘビーだったりするんですが,それがまろやかになると思います。
うん。ほんと,童話にしてはヘビーなところをファンタジックさでうまく誤魔化してるって言うと言い方悪いですけど,描き方が上手いなって思います。

でもですね,この話は暗くてやっぱり観ててしんどかったです。
{netabare} お父さんが居なくなって,次はお母さんも居なくなって,あまつさえ妹とも引き離されて…。{/netabare}
生きるのが精一杯っていう状況。
でも,その中でもブドリは意外とうまくいってる。
{netabare}たまたま良い人に出会って,農業をしながら生きていけてたし,その後もお金もないのに何故か大学みたいなところで勉強できて,研究者になれてる。 {/netabare}
そんなにうまくいかないですよね,普通は。

あと,時間の経過がナゾでしたね。
序盤はブドリは子どもだったんですよ。
でも,観ていくうちにいつの間にか青年になってて…。
それがまた猫なんで,見た目が変わらないから分かりづらい!!
あっという間に青年になっちゃうんで(ブドリの言動が子どもじゃない。),やっぱ猫時間なんでしょうね。
作品内で1年とか言ってたりするんですが,その1年で人間以上に成長してたりするんだろうなぁ。。

あと,作品内はファンタジックで灯りはランプだったり西洋レトロなのに研究所でコンピュータらしきものが使われていたり,ちょっとちぐはぐな印象はもちましたね。

お話についてに戻りますが,
なんか光がぱぁってなったり,夢の中の出来事なのかな?っていうような所もあったりで意味が分からないところが度々あってちょっとストレスでした。
宮沢賢治の作品って意味分からないところがよく有って(造語が頻繁に使われたりね。),不思議感を出すのに一役買ってて嫌いじゃないんですが,映画でもその意味分からなさを踏襲してるんですかね?
原作読んでないから分かりかねるんですが…。
その意味分からなさのせいで途中つまらなくなって断念したのですが,後日再開って形で見終えました。
{netabare}あと,最後までブドリはネリに会えませんでしたよね。どうやら原作では再会できるみたいなので,それが残念でした。
あたしは再びネリと会って一緒に暮らせるっていうハッピーエンドを期待してたので,終わり方は納得いかない!!
これは原作へのクレーム(?)になっちゃいますけど…。
あと,最後ブドリは死んじゃったんですかね?
原作ではそういうことなんですよね?
はぁ。これほんとに童話か!?悲しすぎるでしょ!!{/netabare}

あと,ブドリって小栗旬が中に入ってたんですね!!
全く気付かなかったけれど,言われてみればって感じですね。
小栗旬あまり好きじゃないのだけれど,ブドリの声合っててまぁ良かったと思います☆
ちょっと癪ですけどね(^-^;
忽那汐里も気付かなかったけれど,佐々木蔵之介はまんまだな(笑)。
もう佐々木蔵之介の顔が浮かんでしょうがなかったです。
これはジブリにも言えることですけど,俳優・女優使うのって一長一短ですよね。

ストーリー的には好きなエンドじゃなかったけれど,世界観・作画・猫のキャラデザどれもとっても素敵でこの評価です♪
特別ドラマティックなことが起こるような感じじゃないので,世界観を楽しむってだけじゃ満足できない人には向かないかな。。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 6

57.1 265 2012年度アニメランキング265位
遊☆戯☆王ゼアルII(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (36)
181人が棚に入れました
近未来の街、ハートランドでは、大人も子供もARデュエルに夢中になっていた。
ARデュエルとは、「D・ゲイザー」と「D・パッド」を使うデュエルで、
この2つを使用することにより、地面から、空から、
そして建物からモンスターがリアルに飛び出してぶつかり合う、超ド迫力デュエル!

この街で暮らす主人公・九十九遊馬もこのデュエルに夢中だったが、
腕前は初心者レベルの連戦連敗チャンピオン。

ある事件がきっかけで、学校一の不良・神代凌牙とデュエルで対決することになった遊馬。
このデュエルが、遊馬の運命を大きく変えることとなる…!

この激闘の中、いつも遊馬の夢に出てくる不気味な扉が突然現れる。
固く閉ざされていた扉が解放された瞬間、無数の光が溢れ出し、
ハッと隣を見上げると…そこには異世界から来た謎の生命体・アストラルが立っていた!

アストラルの失われた記憶、99枚のナンバーズ・カードを取り戻すため、2人は行動を共にすることに。

アストラルが現れた本当の目的とは?
そしえ新たなモンスター「ナンバーズ・モンスター」の存在とはいったい何なのか?
続々と遊馬の前に現れる強力なライバル、そして明らかになっていくアストラルの謎。

このコンビによる新たなデュエル伝説が今、幕を開ける!!
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

大人が子どもに託したもの

2012年10月から2014年3月放送。全73話。
遊戯王ゼアル(以下無印と表記)の続編となります。

ストーリー、音楽、演出・作画、キャラクター、演技などのクオリティの高さは相変わらず。
物語は無印より多少複雑化し重い展開も増えましたが、子ども向け作品としての健全な印象は損なわれておらず、いたって真面目な作品だと思います。
…遊戯王らしいカオスなシーンはありますがw

本作では遊馬にみんなの想いが託される王道な流れがあるのですが、彼らの描写には子どもらしくない部分もあり、それは制作側が子どもの視聴者に託したものでもあるのかなと感じています。

テーマも一貫し、キャラクターの心理変化や描写も自然で、ストーリー展開も丁寧ながら勢いがありとても良かったです。無印からの積み重ねがしっかり活きていたことも感心させられました。
最終的に{netabare}遊馬の父親の動向や皇の鍵についてなど{/netabare}いくつか謎が残ってしまったのは残念。

デュエルに対しての印象は無印からほぼ変わりませんでしたが、シャイニングドローの印象はとても良くなりました。


【ストーリー】{netabare}
WDC編の騒動の原因であったバリアン世界の敵が、Ⅱでは人間の世界に本格的に侵攻を開始します。
序盤は回復したシャークの妹・璃緒を交えた日常の中で、バリアンのカードにより刺客に仕立て上げられた人間とのデュエルが行われます。
バリアン七皇、中盤からバリアン世界の邪神ドン・サウザンドが登場し、人間世界、アストラル世界、バリアン世界の存亡をかけた戦いに突入していきます。{/netabare}

【テーマについて】
「カオス」(欲望なども含め、願いから生まれるあらゆる感情)が本作では重要な要素となってきます。
{netabare}
アストラル世界は世界全体を「ランクアップ」させるためにカオスを切り離しバリアン世界としました。そしてそれを滅ぼす役目を負っているのがアストラルです。
しかし遊馬は衰弱するアストラル世界の生命の実情を知り、バリアン七皇との戦い・交流を経て、アストラル世界の決定に疑問を示します。
遊馬が切り捨てられたバリアンやアストラル世界の弱者に寄り添えるのは、遊馬も自身の弱さを仲間の支えで乗り越えることができたから。
「カオス」は生きる力でもあると語られていて、モンスターエクシーズの発展した姿が「カオスエクシーズ」なのもその設定を活かした納得のいく呼び名でした。
バリアン達もまた心を持ったわかりあえる存在であったこと、シャークが自分がバリアンであることを受け入れ遊馬と敵対したこと、遊馬がアストラルの心を傷つけそれでも信頼関係を取り戻したこと。それらもラストに繋がっていて、よく考えられた構成でした。

そしてもちろん、「かっとビング」は最後まで健在。
アストラルとのラストデュエルでシャイニングドローを「無限の可能性の象徴」として上手にテーマに落とし込んだことで、シャイニングドローのご都合ぶりはそれほど気にならなくなりました。
無印でもナンバーズはキャラが手にしたときに初めて姿が現れており、最初からカードは人の心を映す鏡として描かれていたと考えれば、それは「カオス」の設定にも繋がっているのですね。{/netabare}

【キャラクターについて】{netabare}
Ⅱになってからは深刻な状況が増え、遊馬も迷うことや悩むことが多くなり、純粋な強さだけでは向き合えない困難に陥る展開がとても多くなりました。
その中でかつて遊馬自身が救った仲間たちに支えられ、大切なものを失う恐怖を乗り越え前に進む勇気を手に入れて行きます。
無印の時からずっと皆に訴え続け、受け入れられてきた想いがなければ、このラストは無かったでしょう。
デュエルでも勝負強さを発揮することが増え、アストラルの助けがない時にも常にあきらめず最善を尽くすなど、成長を実感する場面がとても多くなりました。

遊馬とともにかなり変化したのがアストラルですね。
遊馬に傷つけられ自身の心にカオスを宿したことやバリアン七皇の境遇を知る機会を得たことで、自分の使命に疑問を持ち、遊馬と共に三つの世界を救う方法が無いか模索し始めます。遊馬に笑顔を取り戻させるラストデュエルもそうですが、使命感からではなく、純粋にアストラル自身の意思で実行したことです。最初のままのアストラルならこんなことはしなかったでしょう。
遊馬が自分の魂の半身だったことを遊馬には告げなかったことも、二人は既に別の存在で、遊馬に今のままでいてほしいという気持ちの表れだったと思います。


ライバルとの関係性の変化もとても良かったです。相変わらず二人とも立ってる上に、無印で心残りだったシャークとの因縁をしっかり回収してくれています。

カイトは家族の問題が解決したことで年長者らしくフォロー役に回ることが多くなり、根っからのお兄ちゃんだなと思わせるシーンが多くなりました。ギャラクシーアイズでバリアン七皇との因縁を作り、見せ場は確保しているのも上手ですね。

そしてシャークさんかっけえ。
アストラル世界とバリアン世界の共存の前に、バリアンが生まれた時から背負わされたやり場のない感情を無視できなかったのですね。
ラストデュエルはドン・サウザンドの力を引き継いでしまったことでヌメロン・コードの所有権を明確にしなければならない状況でもありましたが、同時に心のどこかで遊馬に希望を託していたのだろうとも感じられます。命のやり取りでありながら、ラストデュエルにふさわしい爽やかな結末でした。

そして本作のMVPはベクターでしょう。
私は下種キャラって滅多に好きにならないし、安易な闇落ちも安易な改心も好きではないんですけど、ベクターはその行動も心理も境遇もすごく良かった(というか本作はキャラクターの心理の変化に不自然さはほとんど感じなかったです)。
自身の心の脆さによって、後戻り出来ない所まで来ていることを本人が一番わかっていたのでしょうね。
後日談で姿が見られて本当に良かったです。{/netabare}


【ラストについて】
このラストはすごく好きですが、ちょっと意地の悪い考えかもしれないので興味のある方だけどうぞ。
{netabare}
…まさかの俺たちの戦いはこれからだENDに実はかなり吃驚しましたw
このラストとヒロインの扱いは色んな意味で遊戯王らしくないと思う。

というのも、遊戯王のラストは、物語の中で一回り成長した少年(若者)が新たな旅立ちを迎える場合が多い。というかこれ以前の3作は全部そうだったし、漫画版のゼアルもそうです。
遊馬とアストラルの関係性は遊戯とアテムのそれをオマージュしていますし、アストラルが遊馬に笑顔を取り戻してほしくてデュエルをするのもGXのラストを思わせますが、どちらも結末(結論)は正反対でした。

そのため、遊馬は最初の純粋さを失わず、ある意味では大人への階段を登らないとも私には感じられるんですよね。
無印で遊馬は挑戦することで道を切り開いたけれど、それが出来るのはある意味では失うもののない子どもの強みだと思うんです。
序盤で「大切なものを失う恐怖を乗り越え前に進む勇気」を青年期への第一歩として描いているのかな?と私は感じていたため、このラストには結構驚きました。

意地悪な見方になるのですが、子ども向けとしての徹底した造りの裏には大人(スタッフ)が願う理想の子ども像があって、大人に純粋さを思い出させてくれるように作られた作品なのかな、と。
遊馬やナンバーズクラブの子どもたち以外は、年齢や性別関係なく自分の責任や使命に殉じている(大人だと感じる)ので、彼らが自分の身を犠牲にしてでも遊馬に希望を託すという展開でなおさらそう思ったのかもしれません。取り戻せない純粋さや善性への妬みと憧れもベクターによって描かれましたし。

もちろん私自身はこのラストを全面的に肯定します。
だって私もそういうちょっとズルい考え方をする人間だからw{/netabare}


無印のシンプルでスマートな構成も、本作の若干複雑ながら勢いのある構成もどちらも素晴らしく、考えさせられる部分も多くありました。
長い作品ですが内容もクオリティもとても良いので、子ども向けが好きな人なら楽しめると思います。
(2017.8.7)

投稿 : 2024/05/18
♥ : 6
ネタバレ

サラサラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ゼアルセカンドシーズン。

長い尺を生かした濃ゆーいキャラ描写がお見事。前半2クールは新たな敵や仲間たちの紹介も兼ねた学園コメディでしたが、素性不明の転校生•真月零の正体が明らかになったとき、物語が大きく動き出します。

中盤以降は、前期や序盤で登場人物に思い入れを持った人程ショッキングに感じる造りになっています。{netabare} まさかシャークやリオちゃんと、世界の命運をかけて敵対しなきゃいけなくなるなんて思いもよらなかったから辛いのなんの…。{/netabare}終盤は大半の主要キャラクターが殺し合い、死んでいく様子を見届けなければなりません。ラスボスが追い求めている、運命を書き換えられる便利アイテム•ヌメロンコードさえ奪い取れば。死んだ仲間も元通り、悲しい出来事を無に返すことだって出来たはずなのですが…

{netabare} 重い決断を下した遊馬くんに対するアストラルの応えはずるいなーと感じましたが、ただ人の考えに頷くだけが友情じゃないのは、ベクターの一件でも描かれてますしね。(それにしたってヌメロンコード使うにしても、もうちょっと話し合ってからにしろよとも思いますが)皆幸せが良い、幸せにあろうと努力し続けることが大事なんだろうなと。 {/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 1

57.1 265 2012年度アニメランキング265位
宮子(Webアニメ)

2012年9月30日
★★★★☆ 3.4 (18)
48人が棚に入れました
いつも見かける不思議な女性に恋する少女を描いた自主制作アニメ。
ネタバレ

ぺし さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ねぇ…あなた…誰なの?

この台詞どっかのアニメで聞いたなぁ…忘れた。まぁいいや勝手に使ってしまおう。

登録ばっかしてないで、レビュー書きなさいよとご指摘頂いて、確かにそりゃそうだと思ったので、書いてみます(笑)

少女は、たまたま見かけたある女性に恋をするのですが、その事実を受け入れきれず段々と精神に異常を来していく…

{netabare}
とまぁ、途中までは上に書いた感じに見えるんですけど、最後まで見ると全く違いましたね。

彼女は自分に恋をした。自分を好きになっていた。その事実をねじ曲げた、自分の都合の良いように解釈をした。

人間、あまりにも受けいられない事が起こると、記憶を自ら書き換えたり、新しい人格を産み出して、痛みを分けたりするって聞いたことあるけど、このアニメを見ると、それをちょっと思い出しました。

まぁ、でもここまでじゃないけど、ある程度自分のことを好きじゃないと生きて行けないって持論があります。
人を好きになるのって、まずある程度自分の事を受け入れていないと出来ない事だと思うんですよ。

自分の事が嫌いってずっと思って過ごしてた時に、今の彼女に言われた事があるんです。「それは凄く失礼だよ。私にも友達にも家族にも、あなたを支えている人たち皆に失礼。」…まぁ、結構怒られました(-_-;)
その時、こんな自分にも支えてくれる人がたくさん居て、どこか自分の持ってる魅力なり何かを見つけてくれてるんだって思いました。

……ってすいません。話逸れちゃいましたねm(__)m
{/netabare}

BGMが出しゃばり過ぎて台詞が聞きづらいですが、そこはMVなので多目に見てあげてくださいね。

ちょっとホラーチックなので、そういうの苦手じゃない人は、短い時間なのでぜひ見てください(^_^ゞ

投稿 : 2024/05/18
♥ : 18

57.0 268 2012年度アニメランキング268位
アラタなるセカイ(OVA)

2012年10月20日
★★★★☆ 3.3 (52)
410人が棚に入れました
人口が激減し、人類は明日にも滅亡するという日々を送っている中、科学者の手によりタイムトラベル技術が完成した。
学校では適性検査が行われ、過去への適性がある者、未来への適性がある者、そのどちらの適正もない者が選ばれた。
少年少女たちは、人類滅亡を防ぐために過去や未来へと旅立ってゆく。

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

6000年後ってあんなに変わらないものなのか・・・

入間人間/著・深崎暮人/イラストによるライトノベル、

入間人間/原作・大岩ケンヂ/作画による漫画、

入間人間/原案・マッドハウス/制作によるアニメ

からなるメディアミックス作品群のアニメです。

アニメは未来編と呼ばれる部分の作品です。

適性検査によって選ばれた高校生が

6000年後の未来に行って調査をする。

そんな話でしたが、未来の風景ってそんなに変わらない

ものなのだろうか。人が直前まで存在して

いれば変化そきたしているし、人がいなくてなん千年も

たっていたのならもっと損傷の激しい状態に

なっているかと思います。

漫画、ライトノベルは読んでいないので背景的な

ことがわかりづらい気がしました。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 14

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

成る程♫ 

中高生による自主制作ムービーテイスト?

低予算で極限られた環境の中でも超SFが作れるプロットかな。
※此の作品自体が低予算と感じたわけでわ無いです。

例えば過疎って人が住んでない小さな街とか条件に合いそうな
廃墟の多い場所なら日本の至る所にある感じ。

廃工場 廃校 閉鎖された映画館などの撮影は簡単にできる。

4人の制服を着た女子高生が8割型メインで・・あと・・2~3人?
男子高校生がキーマンとして2人ほど 少しだけ登場する。

そして劇中劇の様なトリッキーな要素を入れることで
視聴者に夢落ちなのか 自主制作からの搦手なのか・・はたまた
この部分に何らかのヒントがあって実際に何かの謎が解けるのか?
とか 諸々の勝手な想像をさせる感じかな?

それらの映像だけで 人類滅亡寸前とか その人類の存亡をかけた
プロジェクトとか タイムトラベルとか超SF的なものを表現する。

全ては中心人物による設定台詞だけで補足された世界観であって
其れらしい街並みや廃墟以外「決定的な映像」は何もありません。

強いて言うと流石に現存する鳥類の常識を超えた怪鳥?や変な魚は
CGなり特撮なり必要でしょうが、其処が実写ではなくアニメなので
脳内変換を巧く利用されている感じもします。 

魚も鳥も一般に認知度が低いモノが沢山居ますし撮影方法や加工
によって今でもCGだの特撮だのと大袈裟な事でなくても充分映像化
可能な範疇の違和感しか無いので・・あの映像だけでは判断しにくい
感じかな。普通ならファンタジー要素だけどwそういう部分でも・・
メインの登場人物が4人という部分や冒頭の自主制作映画云々の部分
の効果とアニメ作品だという点が効いてる感じかな。

4人の女の子がメインで男性視聴者が喜びそうな映像が確りしてる。
スカートひらひら生足アピールやローアングルの多様や濡れた服を
絞ったり無造作に置かれた濡れた下着のカットやら序盤にキャラの
魅力やら何やら確りアピって媚びている。

4人の会話が如何にもアニメ視聴者が望む女子高生という部分で
小難しい科学的部分を一切曖昧にして、其処に恋愛要素なんかも確り
淡い感じで入れてる・・「どうせ適正で選ばれただけだから」という
ような台詞で至極当然のように SF的映像がない事を疑問に思わない
様に・・まるで物語に不必要な物にして巧く逸らしている。

クライマックスでパラレル世界云々の町並みでさえ近未来的なオブジェ
をひとつアピールしているだけで一切確信を持たせない様徹底してる。
キーマンといえる?一人が登場しても尚 真実は語られない。

クライマックスも感動的に演出されているが 感覚的なもので一切
確信的な映像がないので 見た人の感性と想像力に内容を委ねた感じ。

過去編(漫画) 現在編(小説) 未来編(アニメ)となっている
ので 此のアニメを見てしまうと漫画も小説も凄く気になります。
そうした意味では良く出来ている方かなと感じました。

印象的な映像と其れを自分に都合よく解釈させる其れらしい台詞で
巧く欺き虚実を不明瞭にして あたかもありえそうな話として納得
させたり感動させるという部分に特化した教科書のようなアニメかな?

投稿 : 2024/05/18
♥ : 5

coldikaros さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

完全に雰囲気

もう完全に雰囲気を味わうためのアニメですね。
いわゆる単純な物語としては破綻しているといってもいいレベルで、キャラの反応もどう考えても違和感があります。
しかし、このアニメの場合そのギャップを用いて世界観の雰囲気を形作っているようです。
短い作品なのでしょうがないですが、説明がかなり少ないので、必然的に小説版と漫画版を読むことが求められてしまうと思います。
できれば単体である程度掴めるようにしてほしかったですが、まぁこれもしょうがないでしょう。
小説版と漫画版、それにアニメはそれぞれ違う時間を描いており、それぞれタイムトラベル開発を軸として、現在、過去、未来を描いていきます。
その発想と作品の展開は素晴らしいものがあると思います。購買者側としても単純に興味がひかれます。
面白い作品群だとは思います。ですが、単体としての評価はあまり高くはないと思います。
終末的な未来や過去、などという設定に興味をもてるのなら、小説や漫画も合わせておすすめできます。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 4

57.0 268 2012年度アニメランキング268位
ドラえもん のび太と奇跡の島 ~アニマル アドベンチャー~(アニメ映画)

2012年3月3日
★★★★☆ 3.3 (30)
152人が棚に入れました
「タイムトリモチ」で、500年前に絶滅した巨大な鳥モアを捕まえてしまったのび太とドラえもん。絶滅動物を保護ほごしているベレーガモンド島へ、モアを連つれていくことに。そこは「ゴールデンヘラクレス」と呼よばれる黄金のカブトムシの力に守られた不思議ふしぎな島だった。ドラえもんたちはロッコロ族の少女"コロン"やドードー鳥の"クラージョ"、のび太にそっくりな少年"ダッケ"と出会い、見たこともない動物たちと楽しく過すごしていた…。ところが「ゴールデンヘラクレス」の力を狙ねらう悪の商人シャーマンが島を襲ってくる! 島を守るために、ついにドラえもんたちが立ち上がる!

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

パパとの絆にちょい泣き(;ω;) そして動物モノを扱うことへの難しさ

2年ぶりに完全新作の長編映画
絶滅した動物ばかりを保護している未来人の科学者が管理するベレーガモンド島を冒険するのび太たち


島の秘密を握る黄金のカブトムシ、ゴールデンヘラクレスを狙うワルモノ達と戦うことになるが、ひょんなことから記憶喪失で島を彷徨っていたのび太のパパの少年時代=のび助が仲間に加わることとなる


お話の序盤でパパとのび太がする『指きりげんまん』が物語を引っ張ることとなります
パパのサイドでも『のび太が生まれた日』のエピソードを挟み込んでくるなど露骨に泣かせに来やがりますw
いや;泣きましたけどねT_T
珍しくスネ夫の見せ場なんかもあったりです^q^


かつてのシリーズで動物を扱ったものにもやはりあったことですが、人間の影響で絶滅した動物を人間が勝手に復活させて良いものか?という疑問を残していますがコレの投げ掛けを完全にしくじってます
その辺り、この映画を見た子供たちへはどう説明すればいいのか、オイラにはちょっとわかりかねます;


さらに今作はパパとのび太、または仲間同士の絆の大切さを並行して描いていますので、そちらに主題がずれ込んでいって上記の問題をお茶を濁す形にしてしまっているのが残念


こんなにも風呂敷を広げずとも、子供に向けてもっとストレートに作っても良かった気がします


作画に関してはシリーズでも屈指のハイクオリティぶり
手間のかかるレイアウトやカメラワークもガンガン仕掛けてくる
ひとつ例に挙げると風がwww風が吹いてるんですよwww
わかりますか?のび太の髪の毛が何気ないシークエンスでもずっと靡いてるんですよ?www


島の先住民の少女、コロンには水樹奈々
悪の親玉、シャ-マンには山ちゃん
未来の科学者、ケリー博士には田中敦子
そして、若き日ののび助には野沢雅子
とまあ、ゲスト声優も豪華


わざとらしく出てくる鈴木福くんとテレ朝の女子アナは華麗にスルーしてちょw


昨年の福山雅秋(cv:福山雅治)に引き続き今年もやってくれましたよw
その名も【甘栗旬】ってwww
肝心の福山さんは主題歌を担当、いい曲です^^b


出てくる度に設定と声優が変わる【ゴンスケ】がまさかのゲスト出演してましたけど、なぜか龍田直樹さんのまま
なんでこの人だけ?;
まあ21エモン世代には俺得ですがw

投稿 : 2024/05/18
♥ : 10

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

甘栗旬…

子供がテレビで観てたこの作品。
脇から覗いていたら

ジャイアンとスネ夫が、ラップなノリでのび太をおちょくるという荒技をやってのけていた。
「おまえのとーちゃんにげちゃった!ヨォ!ヨォ!」みたいな感じで。
ホォーこれが現代っ子か。

などと思っていたら

「30年前」に戻ったシーンで、「赤い〜スィートピ〜♪」と、赤いスィートピー風の(でも違う、この作品用に作られた歌)アイドルソングが流れたよ。一瞬なのに。

なにげなく音楽ネタにこだわった作品なのかもしれない。
と思うと、次に出てくるのはなーに?と気になり…

でも、他に小ネタっぽいのはなかったような
(途中、私は他の事してたので不確実ですが)
でも挿入歌を堀江美都子が唄っていた。

子供に戻ったお父さんとのび太が、共に黄金のカブトムシをめぐって冒険する、というお話でした。

「芸能人・甘栗旬」役で小栗旬がなぜか登場したり(ストーリーの本筋に全く関係なく登場)
エンディングが福山雅治だったりと
お母さん世代にもアピールか?!
そうなのか?

wikiに
「小栗は劇場版『ドラえもん 新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜』(2014年)にて再びゲスト出演」とあります。
この間、観に連れて行かされたのですが、んー、出てたかなあ??甘栗旬。
気づかなかった…

投稿 : 2024/05/18
♥ : 13

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

わさドラ映画の奇跡の島。のび太パパとのび太の家族愛。

わさドラ映画の「のび太と奇跡の島」です。
わさドラは全体的にCGとか使ってて作画的にクオリティアップしてますね。
大山ドラと比べてしまいますが、こちらもこちらでなれたら楽しめるようになるのかなと思います。
今作は「絶滅動物」と「のび太パパ(のび助)」とのび太の親子愛、家族愛がテーマなのかなと思います。
少年のび助がCV野沢雅子さんで悟空っぽかったり、ゲストキャラのコロンがCV水樹奈々さんだったり、楽しめる要素はあると思います。
またひみつ道具も要所要所で登場し楽しめると思います。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 6

57.0 268 2012年度アニメランキング268位
交響詩篇エウレカセブン 第51話「ニュー・オーダー」(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (22)
122人が棚に入れました
第51話「ニュー・オーダー」は、2006年のイベント『SonyMusic Anime Fes.06』で上映された、本編映像と初期プロットを元に再構成された総集編。2012年4月に『エウレカセブンAO』放送直前スペシャルとしてテレビ初放送された。

57.0 268 2012年度アニメランキング268位
11:08(Webアニメ)

2012年11月7日
★★★★☆ 3.3 (12)
33人が棚に入れました
ふと隣の席の女の子を見ると…。

オカモトによる自主制作アニメ。

56.9 272 2012年度アニメランキング272位
ゆるめいつ 3でぃ(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (124)
499人が棚に入れました
『ゆるめいつ 3でぃ』は、saxyunの4コマ漫画作品「ゆるめいつ」の2012年TVアニメ化作品。「月刊まんがくらぶ」2005年読みきりを掲載した後、同年12月号より連載スタート。「まんがくらぶ」2009年2月号でOVA化。田舎を出て夢を探すため東京の予備校に行くために上京してきた浪人生・相田ゆるめが住むこととなった東京の外れにあるアパート・メゾン・ド・ウィッシュは、メゾンとは名ばかりのオンボロアパートだった。メゾン・ド・ウィッシュの住人は皆予備校生。しかも大学入学者はゼロ。そんなゆるめとアパートの住人たちが日々予備校にもてんで行かずに面白おかしく、ゆる~く過ごす毎日を描く。

声優・キャラクター
桃井はるこ、桑谷夏子、松来未祐、日野聡

にしにし さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

えーっと、浪人生だよね?

大学に進学するために、予備校に通うために上京してきた「相田ゆるめ」。
ボロアパートに住むことになるんですが、そのアパートの先輩住人の、同じく浪人生の3人と合わせて4人でのゆるゆる、お気楽なストーリーが始まります。

とにかく、皆さん何かしらの行事、イベント事が大好きでそこには必ずと言っていいほど「お酒」が出てきます。
そして酔っ払って、大騒ぎして酔いつぶれるというパターンが。

さらに浪人生、「勉強はしなくていいのかい?」と思ってしまうほど、勉強をしているシーンが出てきません。
逆に、ここまで遊んで、騒いでもらえるとすがすがしくさえ思えてきます。
1話あたり3分ほどのアニメなので、ちょっと息抜きにという感じで観てやってください。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 10

maruo さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

キャラの弱さが話の弱さに直結 C

原作未読

東京の浪人生活を送ることとなった相田ゆるめが入居することとなったアパートは浪人生ばかりが住んでいた。
そして、そのアパートからは大学合格者が一人として出ていないのであった・・・。
ゆるめを中心とした日常を描いたショートコメディー。


短編アニメを見る際にポイントとなるのは、個人的にはキャラの個性だと思ってます。
短い時間にストーリを入れ込むのは不可能に近いので、笑わせるためにネタを連続で放り込んでいくというつくりになろうかと思います。
しかし、単体で見て面白いネタというのはそう沢山あるはずもなく、どうしてもそのネタをやるキャラの個性にかかってくると思うのです。
逆を言えば、キャラの個性さえあれば、多少ワンパターンでも成り立ってしまうということでもあります(例:リコーダーとランドセル)。

そうした視点でこのアニメを見ると、残念ながらキャラの個性が弱いと言わざるを得ません。
どのようなキャラなのか説明を求められたとしても、殆ど言葉が浮かんで来ません。
故に、そのキャラたちがやるネタに関しても、面白いと思うことができないないのです。

私のキャラに対する理解が不十分ということもあるのかもしれませんが、この作品に関しては残念ながらこのようにしか感じることができませんでした。
好きな方がいらっしゃったらごめんなさい。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 13

こたろう さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

何度やってもダメなものはダメ

四コマ原作。
日常系と呼ぶにはあまりにも独特の雰囲気を持った、まったり系の漫画が原作です。その名のとうり、ユルユルでグダグダなダメ人間達の非生産的な日常を絶妙な”間”で見せる脱力まんが。
これ以前にOVA化もされています。

OVA版のレビューでも書きましたが、この作品をマンガ以外のメディアにするのは非常に難しい。
ユッルユルな空気感、しょーもないネタをかますタイミング、ヌルくて可愛い絵柄、このマンガはそういうのが持ち味なんですが・・・
さて、二度目のアニメ化。3分ショート作品にして、それがちゃんと表現できるものやら。


まず特徴的なのはキャラデザインが変わっています。
OVA版は原作に近いですが、本作はもっと丸っこい絵柄で等身も若干縮んでいます。より、アニメチックになったといえばいいでしょうか。
キャストは基本的に同じ。内容は原作にかなり忠実。
冒頭でもかきましたが、ダメ人間の日常系。ぬるーいネタのギャグもので、オリジナル要素はほとんど入っていません。

・・・・・って、だからぁ、それじゃあダメなんです。
全然「ユルさ」が伝わってこない。
OVAではグダグダなテンポが悪い垂れ流しアニメとなっていましたが、この三分ショートアニメではそんな時間的な余裕はありません。
原作ネタ(一回分)を三分でサッとやってる、テンポだけのいい作品になってました。
(´д`)ダメダコリャ
”間”をとらないと、全然おもしろくないんです、ゆるめいつのギャグって。


なんでもかんでもアニメにすればいいってもんでない!と再認識させられるアニメでした。
予想はしてたけど、残念な結果。
漫画原作はホントに味にある作品なので、そちらを是非ともオススメしたいです、ハイ。
アニメなど、無かったヽ(゚Д゚)ノ

投稿 : 2024/05/18
♥ : 9

56.9 272 2012年度アニメランキング272位
宇宙戦艦ヤマト 復活篇 ディレクターズカット(アニメ映画)

2012年1月28日
★★★★☆ 3.4 (11)
57人が棚に入れました
人間にとって一番大切なもの……地球。われわれを生み、育てた母なる星。その地球を守るためにヤマトは再び立ち上がる。
地球連邦政府は、移民船団を組織し、地球から2万7000光年離れたサイラム恒星系アマールへの移民を決行するが、謎の大艦隊の攻撃に会い、第一次、第二次船団が
壊滅してしまう。古代進は第三次移民船団の護衛艦隊司令として宇宙戦艦ヤマトに乗り込んだ。かつて沖田艦長のもとでガミラスと戦った古代たちを彷彿させる若いクルー
たちとともに、ヤマトは凍りついたアクエリアスの海から雄々しく浮上する。しかし、はるか宇宙のかなたには、地球人類の移住計画を阻止すべく、星間国家連合のSUS艦隊
が待ち伏せていた……

声優・キャラクター
山寺宏一、青野武、置鮎龍太郎、古谷徹、茶風林、藤村歩、柚木涼香、永井一郎、緒方賢一、伊武雅刀、羽佐間道夫

ahirunoko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

う~ん・・・初代ヤマト(2199含む)のみのファンとしては・・??

TV放映したのを視聴。

ヤマトも多数製作されているが、やっぱり初代・2199以外は何だかイマイチピンと来ない。

この作品を観て初めて分かったのだが、ヤマト、という作品は戦闘シーンがとてもカッコ良い!
そしてリアルっぽく感じる。
これがヤマトブランドなのかな?と

そうなると自分が子供時代に初代ヤマトに感動したものはそれなのか?なら何故他の作品を観なかったのか?と疑問が。
自問するが分からない・・

初代ヤマトはやはり他の作品とは違うのか?2199はそれを踏襲していたから楽しめたのか?
などと考えてしまう。

思いっきり主観レビューになっててすいませんm(_ _)m

とりあえずバトルアニメとしては楽しめます。
それ以外のストーリーや人の気持ち・関わり等など色んなエッセンスを2時間半程度に凝縮しているからどれもハンパだと思う。

バトルアニメが好きか嫌いかで視聴は決めれば良い作品だと思います。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 11

56.8 274 2012年度アニメランキング274位
この男子、人魚ひろいました。(OVA)

2012年11月9日
★★★★☆ 3.3 (68)
375人が棚に入れました
心にどこか寂しさを抱えている高校生の川内洲(かわうちしま)。祖父を亡くした日に、海辺で一人泣いているところ、足を滑らせ溺れてしまう。洲は美しい青年に助けられるが、なんと彼は人魚だった!?

イサキと名付け、一緒に暮らし始める二人。人魚との生活に戸惑いつつも少しずつ心を開いていく洲。そんな洲をやさしく包み込むイサキ。
次第に洲が寂しさを忘れ充実した生活を送れるようになった頃、洲とイサキにある変化が…。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

シンプルなテーマに好感持てた

祖父が亡くなったのに両親は来ない。
そんな葬式の日の夜の海辺で物語はスタート。

主人公のシマは泣き虫だが気の優しい男子。
しかし孤独で寂しくてたまらない毎日に自暴自棄になりかけていた。

海でシマを救ったのは人魚。しかも男性の人魚!
シマからイサキと名づけられたその人魚は、
シマの家で一緒に暮らすことになるのだが・・・というお話。

童話の「人魚姫」とはまるで違う一種のファンタジーコメディ。
苦手な方もいらっしゃるかと思うので、あらかじめ伝えておくと
これ・・BL要素が強い作品ではある。
でも、すごく自然な成り行きで2人が心を通わせていくので
性別が同じだけで、芽生える感情は純粋なものだと思ったし
違和感はまったく感じなかった。
って僕が言ってもあまり説得力ないか(笑)

「この男子」シリーズの2本を比べると、個人的にはこちらのほうが
共感しやすく、物語としても綺麗にまとまっていたと思う。

さびしい自分を抑えて、いい子、心の強い子を演じていても
やっぱり誰かには自分の本音を見せたい、理解されたいもので。
愛情に飢えている、満たされないものを持った人間だったらなおさら
人の期待に応えてばかりで自分を見失う日々を捨て、
自分からすすんで何かをつかめるといい。

キャラデザに関しても、すごく好みは分かれると思う。
自分も決して好みではなかったが、シンプルながら共感できるストーリーに
久々気持ちがスッとしたので、いつのまにか気にならなくなっていた。

30分ほどの短編なので、気が向いた方は観てみてください。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 28

。mine。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

男子高校生×人魚の切ないラブストーリー。❤゜

。・*゜・*。概要。・*゜・*。

山本蒼美によるオリジナルアニメ作品。
全1話(30分)

主人公は、寂しさを抱えた男子校生の川内洲。

祖父を亡くした日に、海辺で泣いていたら足を滑らせ
溺れたところを、美しい人魚に助けられる。

人魚の提案で、一緒に暮らし始める2人。
洲は人魚に”イサキ”と名付けた。

人魚との生活に戸惑いつつも少しずつ心を開いていく洲。
そんな洲をやさしく包み込むイサキ。

そして2人に訪れた変化…。


。・*゜・*。概要。・*゜・*。

独特で斬新な色彩や、30分にギュッと凝縮されつつも
笑いが散りばめらていたり、切なさに心揺さぶられました。

洲の寂しさに共感しちゃって思わず…(涙)

物語も綺麗にまとまっていて、声優さんも好みだったりで
観終わった後も気持ちよかったです♪

男子高校生×人魚(男)のBLだったり、作画も独特なので
好みは分かれると思いますが、素敵な作品ですよ。

心に触れるひとときになりますように。+゜

投稿 : 2024/05/18
♥ : 4

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

分岐点 B

人魚を拾うという時点で、それ以降の全てがシュールになってしまうコメディー・・・と思いきや、それだけではなく結構真面目に少年の心理を描いています。

キャラクターデザインを見てピンと来る方もいらっしゃると思いますが、本作はいわゆるBL系になるかと思います。私は、前作の「この男子、宇宙人と戦えます」を観ており、そちらは直接的なBL要素はなかったので、先入観を持たずにこの作品を見ることができましたが、レビューをいろいろと読んでから見る方々は、構えて視聴に臨むか或いはこの作品を避けるのではないかと思います。

ただ、BLとして十把ひとからげにするのはどうなのかなと。特別ではない一人の高校生の心情を、短い時間の中で丁寧に描いていると思いますし、そうした中にもクスリと笑える要素も上手く織り込んでいます。

BLというのが念頭にあると、作品中の全てが愛に方向付けるためにあるかのように見えるかもしれません。ただ、この作品では、愛情をそっくりそのまま友情に置き換えて描いたとしても、さして不自然ではなかったようにも感じました。そういう意味では、愛情と友情の分岐点をこの作品で見たような気がしました。ただ、今回はそれが男と男(人魚の)であっただけの話なのかな、と。

私自身は実際に男に恋愛感情を持つに至ったことはありませんが、男を好きになるのはこんな瞬間だろうかという場面に出くわしたことはあります。それがどのようなことなのかを説明するのは非常に難しい、というか不可能だと思います(説明を放棄しいているとも言います)。思えば、なぜ女性に恋するのか(又はその逆)を説明することも、男性は女性(又はその逆)を好きになるものであるという共通認識がそれ(説明)を不要としているだけで、そもそも不可能なのではないかとも思うことすらあります。だから、男が男を好きになることだっては、理屈を捏ね回すことで理解できるものではなく、ただ感じるか否かではないかと思うのです。強引過ぎたでしょうか。

ですから、直感的にBLを嫌っている人にはこの作品はお勧めしません。考えはそう簡単には変わらないと思いますので、見るように説得するつもりもありません。ただ、嫌いであるならば近寄らなければ良いだけなので、排斥するような真似はしないでください。偏狭は人間の小ささを図る物差しであると昔誰かが・・・いや、今私が考えました。

最後に、人魚って本当は生臭い!?

投稿 : 2024/05/18
♥ : 16

56.8 274 2012年度アニメランキング274位
ハイスクールD×D 妄想爆揺解除オリジナルビデオVol.2 (その他)

2012年4月25日
★★★★☆ 3.3 (24)
117人が棚に入れました
ハイスクールD×D BD / DVD第2巻に収録の石踏一榮完全監修の短編アニメ。

サブタイトルは「〜朱乃先輩、個人修行ですわ〜」。
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