2009年度に放送されたおすすめアニメ一覧 426

あにこれの全ユーザーが2009年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月29日の時点で一番の2009年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

57.8 199 2009年度アニメランキング199位
たまごっち!(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (12)
65人が棚に入れました
たまごっち星に暮らすまめっちは、親友のめめっち、くちばっち、妹のちゃまめっち達と、勉強したり遊んだり、とっても楽しい毎日を送っています。
そんなある日、たまごっちスクールに転校生・ラブリっちがやってきて…!?
ドキドキとワクワクがたくさんつまった最高の友情ストーリーです!!

声優・キャラクター
釘宮理恵、柚木涼香、矢口アサミ、儀武ゆう子、真堂圭、山口眞弓、こおろぎさとみ、岡村明美、加藤奈々絵

57.7 202 2009年度アニメランキング202位
バスカッシュ!(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (93)
620人が棚に入れました
】舞台は惑星・アースダッシュ。そこでは「ビッグフット」なる大型マシンが活躍し、競技用のビッグフットを駆る「ビッグフットバスケ(BFB)」なるスポーツが熱烈な人気を集めていた。
物語はアースダッシュにある街・ローリングタウンに住む少年・ダンを中心に進む。

声優・キャラクター
下野紘、伊藤静、中村悠一、浅野真澄、花澤香菜、釘宮理恵、津田健次郎、小林由美子、広瀬正志

。mine。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

爽快!?バスケ・ロボットアニメ。・〇

。・*゜・*。概要。・*゜・*。

サテライト制作のアニメ。
全26話。

舞台は惑星・アースダッシュ。
そこでは「ビッグフット」なる大型マシンが活躍し、
競技用のビッグフットを駆る「ビッグフットバスケ(BFB)」
なるスポーツが熱烈な人気を集めていた。

ローリングタウンに住む少年・ダンを取り巻く環境や
人々との友情や恋愛、陰で進行していく出来事を描いた
ロボットアニメ。


。・*゜・*。感想。・*゜・*。

バトルシーンは、武器や戦闘技を使わずにバスケだけで勝負。
バスケならではの躍動感や爽快感が上手く描かれていて、
気持ちの良い作品でした♪

話数が少し長めなので、途中で飽きてしまう人も居るかも
ですが、壮大なスポーツアニメを見てみたい人や
ジャンプ系のアニメ好きな人にもオススメ。

好みは分かれるけど、個人的には意外と音楽も良くて
満足です♪(*^^*)

投稿 : 2024/05/25
♥ : 2

57.6 203 2009年度アニメランキング203位
うみものがたり あなたがいてくれたコト(TVアニメ動画)

2009年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (97)
579人が棚に入れました
マリンとウリンは、海底で人間の姿をした少女「海人」として生活していた。ある日、海の上から美しい指輪が落ちてくるのを見たマリンは、空の世界へ指輪を返そうと考える。ウリンは空の世界(人間の世界)への恐怖から反対するが、マリンに押されて一緒に空の世界へ旅立つ。空の世界で指輪の持ち主である宮守夏音を見つけるが、その指輪は別れた彼氏から貰ったものであったため、再び今度は山の方へ投げ捨ててしまう。

声優・キャラクター
阿澄佳奈、寿美菜子、堀江由衣、福井裕佳梨、間島淳司、永井幸子、納谷六朗、儀武ゆう子、豊崎愛生、沢城みゆき

イブわんわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

意外と内容は深かった

サトジュン監督作品で全13話。

OPとEDはサトジュン監督らしい柔らかくて暖かい綺麗な感じです。
で、前半はサトジュンらしさはちょっと控え気味な感じだが、中盤あたりからは監督らしい内容なので、見るときはそこら辺を意識しないと、つまらないアニメで終わってしまいそうです。
私の場合ですが、前半は軽い感じで見ておりましたが(見ていられる)大げさかもしれませんが、中盤あたりから別のアニメのような印象を受け五感をフル稼働してました。

新白雪姫伝説プリーティアやプリンセスチュチュみたいな感じの物語で、人間の心の光と影を監督らしい描写で表現しております。

最後はちょっと切なかったですが、サトジュン監督の意図が汲み取れれば、結構面白い作品ではないかと思います。
キャラに萌え萌えしていると、大事なところ見失う恐れがあり。

予想以上に楽しめた良作アニメだと思いました。

ただ、作品の作り込みにどこか余裕が無いような印象も受けたのだが、大人の事情かな?

投稿 : 2024/05/25
♥ : 12
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

人は誰でも悲しみを経験している。だからこそ優しくなれる

このアニメは、人の心の悲しみを丁寧に描写しています。
監督はARIAの監督もされた佐藤順一さんです。

物語は、海底で暮らすマリンと幼い妹のウリンが、落ちてきた指輪を持ち主に返すために島に上陸するところから始まります。

島で二人は、空の巫女の夏音と出会います。そしてマリンは海の巫女として目覚め、邪悪なセドナの手下と戦います。

最初は美少女戦士の物語かな?と思いましたが、中盤から内容が一変します。

まずは、ウリンの心の悲しみに共感しました。
{netabare}
自分がトラブルの原因をつくり、しかもそれを解決しようとする姉マリンの役に立つことができないため自己嫌悪に陥ります。
そして、大好きな姉が夏音と仲良くなるため嫉妬します。
人間誰でも、大好きな人が自分よりもほかの人と仲良くなったら、心が痛みます。
{/netabare}

失恋した夏音の心にも感じるものがありました。
{netabare}
夏音が「こんなことなら好きにならなきゃよかった」とつぶやいた言葉は、心に突き刺さります。
でも、人を好きになるのは、どうしようもないことだから・・・誰でも抑えることができません。
{/netabare}

そして、邪悪なセドナの正体を知ったとき、つらくなりました。
{netabare}
どんな人にでも、いつかは悲しみは訪れます。そして、誰でも、その悲しみから逃れようとします。
その行為を非難することはできません。
{/netabare}
人は、自分の悲しみや弱さを経験しているからこそ、他人にも優しくできるのだと思います。
夏音の母が経験した悲しみを知ったとき、胸が強く締め付けられました。

オープニングは marbleが歌う violet です。
エンディングは、伊藤真澄さんが歌う 透明な祈り です。
よく出てくる挿入歌は、宮原永海さんが歌う てぃだぬひきゃり です。
どれもこれも癒される曲です。
特に『てぃだぬひきゃり』は島唄ですが、この物語の展開に欠かせない重要な曲です。心に深く染み入ってきます。

登場人物に思い入れをしながら見られる方には、お勧めのアニメです。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 19

woa さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

空と海は分かちがたい

2009年放送。全13話。

舞台は奄美大島である。外見や出自に似合わず内容はあるひと夏の出会いと別れがテーマとあって、大変シリアスなものだ。

最初はほのぼの日常系アニメかと思ったが、シリアスへの心情変化も丁寧だったのでよりこのアニメの日常パートがどれだけ貴重だったかを思い知った。

ある人間が失意のあまり海に落とした感情を人魚が送り届けるという童話のようなストーリー。

海から来る脅威に空と海、ふたつの世界の巫女は立ち向かう。実際には海の脅威とは花音の指輪が象徴する人間の弱い感情そのものであり、空の巫女の視点で見ると、この脅威は海の巫女自身を含むものである。それは巫女の血を引く妹や巫女自身が最も日蝕の影響を受けやすかったことからも明らかである。しかしこれは彼女たち自身の不安定な心理によってというよりもふつうは5分の日蝕が10分間続いたことによる人間側の不安な心理がセドナを介してマリンたちに伝わったものと思われる。しかし二人を陸に上げる原因を作ったのは人間である空の巫女自身なのだ。

島唄が示すように空と海が、人間の負の感情と正の感情の因果関係が分かちがたく結びついているように、相互に繋がっているというのがこの作品の世界観なのだ。

しかし、ウリンが指輪を花音に返すことで唐突に別れ、空と海が分かたれる掟が訪れることからもわかるように、逆にお互いが強固に繋がっているからこそ分ける必要もあるのだ。マリンが沈んでいるときは花音がフォローしたように、空と海は同じではないし、あってはならない。

そして花音とマリンは再び出会うことは無いのである。ラストの空と海の巫女がお互い相容れない世界にいながらも、心は通じ合っていると小島が言い、マリンもいつかジュゴンたちと会える日が来るだろうと妹のウリンに言うシーンは実際には二度と会えないことが小島にもマリンにもわかっているからこそ良いのである。一方でウリンと花音は再び会えると信じて海洋学を勉強したり、サンゴを修復したりすることが出来るのだ。

海と空を分かつ掟というのは、今回の指輪の経緯から考えて、海の人間の空の世界における心理的な影響を受けやすい性質を考慮して作られたはずなのであり、それゆえにウリンや他の海人たちは空の世界に憧れつつも恐れているのだろう。

最終話で描かれるように、自然開発によるサンゴ礁の減少や乱獲や餌場の縮小によってジュゴンの個体数が減っている等の描写から見ても、海にとって人間は大きな脅威なのだ。

マリンやウリンなどを見ても、確かに海人というのは人間の世界で暮すには繊細すぎる。しかし、亀によれば将来的には海人と地上の「人間自身」が変われば海と空を分かつ掟が変わり海と空が共存できる日もいつか来るかもしれないのである。

追記

OP演出の変化は必見である。マリンたちが見つめる二匹の魚が次のシーンでワリンとサムに入れ替わるのは、海人が魚の擬人化であることを示唆しているように思える。


最初指輪を綺麗だと思ったように、花音の目の輝きは綺麗だとマリンは言っているのだ。だから彼女は最初から外の世界を恐れなかったのである。

一方で、迷子になったウリンを見つけるのはいつも海人のマリンではなく、人間の花音なのである。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 4

57.5 204 2009年度アニメランキング204位
Peeping Life [ピーピング・ライフ] The Perfect Edition(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (33)
166人が棚に入れました
人間をさぼろう。半笑い脱力系の即興芝居とCGアニメーションを融合させた、ムダ使いCGアニメ・ショートコメディー。 日々の忙しさと生きることに疲れたあなた。人生を無駄なことに費やそう! そこに愛はあるはず…。とびきりゆるいお笑いと、はな歌まじりの感動をお届けいたします。笑いすぎて隣の人に怪しまれない様に気をつけてください。

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ひさびさに、ヴィレッジ・ヴァンガードの存在意義を感じた

うぜぇぇぇぇっぇぇぇぇぇぇっぇぇぇwwwwwwwwwwww

「バカかわいい」という形容詞をわたしはよく使いますが、
つまり、これのことです。
うちの父親とか、こういうバカかわいさにあふれてますよ!

●このうざさについて

 テンプレ的につくっているところもあって、
 一番うまくいってるテンプレはこう。

A.確実にばか。誰か突っ込んであげて!ツッコミ待ち。しかし、謎の自尊心をぎりぎりで保つ、保ち方の台詞がおかしい。
B.しかし、つっこんじゃいけないのかな…ここ…

 という二点セット。
 けっこう昔からコントのネタとしては、「バカヤンキー」とかって定番ネタとしてはあった。

 「田中先輩、マジ、ブクロ最強っていうか、まじ、なんていうか…、はんぱねぇ、っていうの?
 ぜったい、会ったら、その瞬間、まじでやられるっていうか…
 超つぇぇ、から、まじ。ぜったい。
 あ、これ?
 あ、うん。そこのマックで買った。マックぱねぇよ。いや、まじ、マック、すげぇって、
 店員さん超かわいいの。マジ最強っていうか…、見た瞬間ほれるっつーか。
 しかも、マックさ、ほら、おいしくね?マジ、ポテトうめぇんだけど。」

 みたいな、バカかわいい系の雰囲気をベースにしたコントはあるにはあった。
 ただ、peeping lifeのすごいのは、これをヤンキー以外の、多種多様な人たちでやってるってことで、
 ・バカップル
 ・おっさん
 ・USTするオタク
 とかね。
 いずれも、題材としてはあるにはあったんだけど、
 摘出の仕方のクオリティが、はんぱない。
 あと、「ツッコミ待ち」「バカ」「なぞプライド」まではけっこうあったと思うんだけれども、
 「突っ込めねぇぇぇぇぇぇぇぇwwwwww」状況のピックアップの仕方がすごく上手いのかな、とか思う。

 ヤンキーに突っ込めない理由は、相手がヤンキーだからで、怒るから、なんだけど。
 あと、『魁!!クロマティ高校』のメカ沢とかも、つっこむと存在が崩壊する、という理由なんだけど。

 ここで突っ込めない理由は
 ・相手が恋人だから
 ・相手が目上だから
 ・ネットの向こう側にいるから
 とかで、いずれも、日常空間のなかに埋めこまれているソフトな強制力みたいなものをすごくうまく摘出している。
 職員室編はつっこんでるけどね。

 あと、
 ・男子中学生ネタ
 ・新婚さんネタ
 ・ラッパーとその彼女ネタ

 はちょっと方向性が違っていて
 「そろってバカ」系。
 これはつくりは「そろってバカ系」というと、昔からあるジャンルなんだけど、
 「あこがれ駆動系」と言ってもいい。
 主に、テレビとか、文化シーンとかね。
 そして、あこがれの対象そのものが、「えっ、そこがあこがれの対象なんだ…」ぐらいのものをうまくもってくる。

 あとは個別に

*「花見の場所取り編」は
 あこがれ駆動系のバカでもなく、ソフト権力系でもなく、
 ギャグとしてもっともアグレッシブなつくり。
 文化系女子のたくらみ、とかツボ的なものを理解してないと、
 これわからないだろ…w
 やりすぎ感もあるけど、よく作ったなこれw

*「CDデビュー決定! 」
 これはそろってバカ系とも言えなくもないけど、
 ソフト権力系と、そろってバカ系のハイブリッドって感じ。
 「営業さんのカタにはまった喋り方」みたいのが、基本的にはツボなんだよね、森りょういちさんは。
 余談だけど、わたしも、一度「長年、営業をやってきたおっさん」をコンテンツ系の世界にほうりこませたら、異様に浮いて見えるということがあった…。


●なぜ、そこでプライド…なのか。問題

 やっぱり、なぜそこで「プライド」的なものが発生しているのかどうか、ということが面白い、というのがこの話で
 ローカルな社会空間とか、雑誌とか、ローカル・シーンのなかでは「おかしくない」ことになってるもろもろの現象がある、ということなんだよね。
 で、そういうもろもろの現象があることは当然で、ローカルな社会空間において、その人がそういう作法を身につける、というそのこと自体は、比較的ふつうのこと。
 で、その当該社会の「内側」でそれをやってる分にはその作法はまったくおかしくないし、それを笑うのはイくないと思うのだけれども、その作法が、日常の別のシーンにまではみ出してくるとやっぱり、それはおかしい。
 で、たいがい、そういうローカルな場所で作られた世界観って、その人の人格システムそのものをがっちりと規定するから、ほかのところにもはみ出してくるんだよね。

●わたしみたいのも取り上げてほしい

 たぶん、わたしのテキストも、わたしの属する比較的せまい社会のなかで形作られているものなので、
 わたしの属している比較的狭い社会から縁遠い人であればあるほどに、
 「なんで、こいつ、こんなわけのわからない話にえんえんとこだわってんのwww」
 「カタカナ、多くねぇ?www」
 とか、ごく普通に思われていると思うのだけれども、
 まあ、そういうことだと思います。

 まあ、実際の会話だと(あたりまえだけど)相手をみて、話す言葉づかいとかは調整するんだけれども、こういう独白スタイルだと、ただ単に脳内言語がだだ漏れに近い形になるっていう、アレですよ。

 peeping lifeの人に、わたしみたいなタイプの人間とかを「笑い」の対象にしてもらえれば、いいなぁ、と思うんだけど。
 官僚とか、政治家とか、学者とか、大企業の偉い人とか、いわゆる「頭のいい偉いひと」であっても、だいたい、コミュニケーションギャップがかなり大きな場所を衝いていけば、けっこうおもろいしね。
 官僚はムスカみたいなバカかわいいのがけっこういっぱいいるし、政治家は営業の人をより強力にしたような人格の人いっぱいいるし、学者はいろんなタイプいるけどよりどりみどりの動物の群れだし……大企業の偉い人も、けっこうテンプレ人格があるしね。
 そのわりに、この手の連中とか、自分がテンプレ人格に陥っている、とかっていう自覚がないことがけっこう多いので、ぜひそういう気づきを与えるための作品としても機能してほしいですね。
 まあ、気づいたところで、テンプレ人格が治るかって、言われてもなおらないし、治ったところで意味なんてないから、別にテンプレ人格は、テンプレ人格でいいとは思うんだけど。「あ、おれ、いま、テンプレ人格な対応をしていることによって、ディスコミュニケーションが生じてる…?」とか思ってくれると、コミュニケーションってしやすくなるしね。

 まあ、いろいろな意味で、
 ぜひ今後もがんばっていただきたく。


●中間メディアの死。そしてヴィレヴァン

 ちなみに、見たきっかけは、これ2009年あたりから、ヴィレッジ・ヴァンガードに行くと、どこのヴィレッジヴァンガードでも、延々とかかっていて、
 それで見てみたのだけれども、これを紹介してくれたのは、ほんとヴィレヴァンありがとうって思ってる。ヴィレヴァン好きだ、とかそういうタイプではわたしは絶対にないけれど、これに関しては感謝。

 peeping lifeのはなしそこまで関係ないけど、ヴィレヴァンについてちょっと書いておくと、

 10年前とか、ヴィレヴァンに行くと、『AKIRA』がわざわざ棚積みされていたりして、「んなもん、棚積みされなくとも、知ってるわー。なんか、そんなサブカル・ポジションでの、教育とかされてもなー」みたいな。気分だったのだけれども、
これを発掘してきたり、あと最近だと、九井さんの『竜の学校は山の上』とかをプッシュしているのも偉いね。
 本の棚に行くと、相変わらず私から見るとウレセンの文化人系の本が多いので、どうしても微妙な気分になるのだけれども…。
 80年代~90年代ってのは、たぶんサブカルが機能するための中間メディアとしての「雑誌」というものがもっと元気良かったわけだよね。ごく単純に、売れ行き的に。
 『スタジオボイス』『広告批評』『TVブロス』とかね…。
だいたいの雑誌は、2000年代中盤に休刊したり、活動縮小したりしている。あと、昔の『ファミ通』もサブカル雑誌としての機能をもってたんだけど。
 ここらへんの、サブカルが滅びた最大の要因はネットが情報を代替するようになった、ということだけれども…ネットって、思った以上に「シーン」みたいなものを作りだすパワーがないんだよね。
 ネットって本当にサブカル雑誌つくってた連中が意図的につくりだそうとしていた中途半端な世界なんかよりも、情報リテラシーの高い一部の層にとっては、ネットはそれより遥かに「楽園」だとは思う。わたし、いまだにヴィレヴァンのラインナップ見ると、イラッとするもの。「ヴィレヴァンのやりたいことはわかるけどイラッとする」人って、たくさん居たと思うんだけれども、ネットって、ヴィレヴァンと比べるとそこまでイラっとしないんだよね。はてブのトップエントリーとか、2chまとめブログとか見てるとイラっとすることは可能だけど、Twitterの自分のタイムラインをみていても、このイラつきはそこまでひどくならない。
 これはこれで、小さな楽園が無数にできあがっているとは思う。思うのだけれども、ロングテールよろしく、そこそこの教養欲求のある人とかを、ぐっと結びつけるものがなくなっちゃった。物販のレベルで、20万~80万人ぐらいの人々を、いっきょに動員できるものがなくなっちゃったんだよね。
 20年前だったら『AKIRA』って言ったら、マンガ読みやアニオタだけじゃなくて、本読みも、ゲーオタも、音楽オタも、服オタも、映画オタも、美術系オタも、およそ「教養」なるものを捏造することに興味あるひとたちは、みんな知ってた。15年まえ『エヴァ』もみんな知ってた。
 だけれども、いま『まどか☆マギカ』は映画オタや美術オタや服オタは知らんでしょ。同様にゲームで言えば『ワンダと巨像』あたりのタイトルは知らん人多いだろうし、『鈴木先生』『百舌谷さん逆上する』とかはアニオタ、漫画オタ以外はそこまで知らんこと多いでしょう。
 ぜんぶ被ってる人は、たぶん2万人~4万人がいいとここなんじゃないかしら。これ、15年前だったら、サブカル雑誌がこういうものとか取り上げてて、10万人以上は、この手の層はあったんだよね。
 あるいは、もうちょっとメジャーラインでいえば、「浦沢直樹」はMONSTERとか、一冊あたり100万強を売ってるけど、いま、浦沢直樹あたりのポジションの人間がいたとしても、100万強の部数を売ることができるのかどうか…。雑誌メディアが騒いで、流通メディア(問屋というか、主に小売店)が猛プッシュして、それでようやく、100万部って部数は成立してる。

 peeping lifeの売上は10万弱ぐらいらしい。
 この手のサブカル流通としては、本当に驚異的なヒットだと思うけれども、
 この「10万弱」という数字が、おそらくヴィレヴァンという小売店メディアが全力を出したときの最大値でしょう。
 もちろん、peeping lifeは、ヴィレヴァンが頑張った結果、テレビだとかネットメディアでも、話題としてきちんと出まわるようになったので、それだけじゃない、とは思うけどね。
 
 でも、peeping lifeは、もっとメジャーなものになることは可能だろうと思うので、せめて30万部ぐらいの商売に是非なってほしいなあ。(さすがに、100万とは言いません…。)
 peeping lifeを、30万ぐらい売ることができたら、ネット時代の希望のあるコンテンツ・ビジネスのありかたって見えてくると思うのだけれども。現状、peeping lifeがヴィレヴァンがこれだけ本気だして、ようやく10万ってのは、ほんとに中間メディアの死だよなー、としか言いようがない。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 6

sobako777 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

キャラもセリフもエピソードも・・・なさそでありがちな全てがナイス!

とても個性的なのにどこにでもいそうなキャラ、どうでもいいのにどこか愛おしいエピソード、ちょっと不思議なのにめっこり日常な世界・・・。
脚本がすごいのは言うに及ばず、絵のゆるさも、動きのなめらかさも、キャラやセリフや音楽や・・・すべてがバランスの取れたセンスの良さ!
ちょっと知的でシニアックなサブカル好きの人たちにはきっと堪らない作品なんだろうなー。
正直、好きな系統の作品ではないし見直すことはないだろうけど、「すごいなー」と、素直に拍手!

投稿 : 2024/05/25
♥ : 2

57.4 205 2009年度アニメランキング205位
宇宙をかける少女(TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (155)
887人が棚に入れました
人口増加、資源の枯渇、環境破壊、地球が様々な問題を抱えた結果、人類は生活圏を宇宙空間にまで広げスペースコロニーへ移住することを決意。新たに軌道暦(Orbital Era)が定められることとなった。

そして、宇宙に無数のコロニーが浮かぶようになったO.E.311年。主人公の獅子堂財団の三女獅子堂秋葉は、明るく幸せな毎日を過ごしながら、自分にしかできないことを探し求めていた。そんなある日、突如出現した人工知能搭載型コロニーレオパルドと出会う。そして秋葉を「宇宙をかける少女」と呼ぶ謎の少女河合ほのかに促されるがまま、各地からレオパルドの修復に必要な機材を盗み出すことに。

声優・キャラクター
MAKO、遠藤綾、牧野由依、福山潤、野中藍、黒田崇矢、田村ゆかり、ゆかな、南里侑香、斎藤桃子、中原麻衣、進藤尚美、菊地美香、小清水亜美、矢作紗友里、喜多村英梨、COON、下野紘、木村亜希子、石田彰、小野大輔、鹿野優以、沢城みゆき、銀河万丈

JBさん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ゴールデンオーブの取り扱いは面白かった!まさに金●・・・(ry

最初の方は物語の本筋はあや取りのように進んでいくので面白いのですが
こっから面白くなりそうなところで、
つまらないパラレルエピソードの三文芝居を
丸々1話入れられて興醒めさせられる。
そこからまた、あや取りのように物語が進んでいくのですが
今度はこんがらがった紐を解いていくようになりながら、
またあや取りするみたいな・・・
最終的に「で、なんなの!?なんだったの!?(;゚д゚)」てなりましたw
正直、面白かったような面白くなかったような・・・
よくわからなくなった不思議なアニメw

投稿 : 2024/05/25
♥ : 3

ノイマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

人類の未来のあり方を示唆するような題材だが・・・

 この作品を選んだのは、あのガンダムを手がけた矢立肇(架空の作者、バンダイの企画グループ)の作品であったため。タイトルはもちろん「時をかける少女」をもじったものであると思う。ブレンディの原田知世主演で初の映画化されて有名になった作品であるが、映画化が4回あるので、最新の2010年版で皆さんは知っているのではないかと思う。
 さて、本題に。サンライズの手がけるいつもながらの壮大な宇宙に広げられるSF宇宙アクションものである。地球が人の住めない環境となり、宇宙で暮らすという、いつもながらの設定だが(地球には、一応、人間が住んでいるとの設定ではあるが)。宇宙コロニーで暮らす物語で、まあ、ロボット対戦的なストーリーがメインの展開である。
 喜劇王、チャールズ・チャップリンの映画作品「モダン・タイムズ」に象徴されるように、宇宙コロニーを人工知能による制御=統治させるコロニーが出てきて、人間を世界という名の歯車に見立てた人間の幸せのあり方について、人々に問いかけている。「エヴァンゲリオン」や「ソルティレイ」などにも描かれている、人工知能が世界を統治するというお題についても描かれているわけだが、この作品においては、人工知能が模索する「人間の幸せとは」という思慮深い一面があることを見逃してはならないと思う。これは、昔、光瀬龍作、萩尾望都が漫画化している「百億の昼と千億の夜」という作品にも描かれており、ここでも、箱人間の話が登場し、人間の生きる意味合いが問われている内容があります。果たして、人が生きる意味とは何なんでしょうかね。(製作側も「百億の昼と千億の夜」を意識しているとは思いますが)もしかしたら、我々も統治されてはいないのだろうか。
 一見、戦闘ロボットや美少女がいっぱい出てくる男性向けの作品のように思われがちだが、女性にも十分楽しめる内容じゃないかな。主人公の秋葉の思いは、現実の誰しもが悩んでいる自己の存在の意義である。「灼眼のシャナ」においても、死者であるトーチの坂井雄二がシャナに対して「存在」の意味を追求したように、死者じゃなくとも自己の「存在」の意味を深く考えさせられるきっかけになると思う。
 私自身、自分が生きている意味や意義はわからないが、生きていてよかったなと思うのは、これだけいろんなアニメが見れていることであるなのは間違えない。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 6

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

真の漢になれるか?レオパルド!!

2009年1月 - 6月TV放送。全26話。

制作はサンライズ第8スタジオ。舞-HiMEプロジェクト3作品、及び
『アイドルマスター XENOGLOSSIA』に起用された声優が本作品でも
数多く起用されている。
20世紀の頃から続いてた、一連の旧来のサンライズのアニメ作品の
集大成的な作品である。(wiki抜粋)

サンライズ絡みのネタに限らず声優被りネタ?多種多様なパロディ
が可成りのアニメを見ている人でも見落とすかも?というほど盛り
込まれている。パロは映画や音楽やアイテム他多岐に及ぶ。
キャラデザ自体がパロだったり名前だけとか服装だけとかの場合も
あれば 口癖や仕種という非情に分かり難いものも有る。

基本的には未来SF的な世界観で軌道暦(O.E.)311年の宇宙(そら)を
舞台にスペースコロニー間の戦争?を描いている。

一応はユートピアを極限まで追求するとディストピアになるか?
というような物語をコメディタッチに描いているかな??

因みにテーマは 何事も自己責任 自分の事は自分で決めなければ
と感じました。 色々張られた伏線の回収等期待してはいけません。
凄くキャラや伏線に思わせぶりなブラフが多い作品で しかも基本
コメディ&ギャグ路線ですので きっちりした正しい回答がない物語
を内容が無いと判断する人には向かない作品かもしれません。

色々なテーマが盛り込まれていますが 投げっぱなしととるか?
問いかけだと取るか? そこら辺も視聴の分かれ道でしょうか?

こんなのは所詮人の物語よ!
自分の事は自分で決めなければ など 確り言っちゃってますしねw

メイン以外の何人かの群像劇風に描かれる部分もありますが・・
その他に可成りキーパーソンクラスの登場人物が居て 其々に確り
補足エピソードがあっていい程の魅力がありますが 殆どブラフです。
それこそ その人達にも其々の物語が有るが この物語とは別問題。


スペースコロニーで普通に人類が生活できる程の未来から始まる
O.E.(軌道歴)から更に311年経っているO.E311年の物語ですから・・
科学の進歩はファンタジーの領域に達していても不思議ない自由度の
高さの素(無)敵設定です♪

キャラデザはやや萌系で色彩も明るく服飾デザインや居住空間等は
基本的には現代とそう変わらない物が多く、時より中世から近代~
現代まで様々な生活様式や文化が自由に描かれている模様。

スペースコロニーが舞台なので そういった構造物や乗り物などは
如何にも未来的に確り拘った作画で描かれています。
メカデザは可成り面白い事になってます。敢えてコンセプトの違う物
をごちゃ混ぜにした感じで自由度が高く賑やかで愉しい。

コメディやギャグ描写が多いですが、作画は可成り拘りを強く感じる。
キャラの表情や動きもメカのギミックなどの動きもシーンにアクセント
を付けて 此処ぞ!と活き活きと描かれ愉しませてくれました。

スペースコロニー同士のバトルシーンは唖然呆然・・過去に無いわけ
では無いのだけど・・此処までメインでVSスペースコロニーを描いた
作品を私は知らない・・そのセンスが私には大ハマりしましたw

サンライズだけにコロニー落としはツボったw そうした大技だけ
ではなく 細かいギミックが独特のセンスで描かれ 作画がその動き
をリアルに未来を感じさせ この作風で其処までやる?と笑わせる♪

序盤は如何にも意味深に・・何らかの胡散臭さを持ったサブキャラが
目一杯登場・・物語に奥行きを持たせるだけでなく・・巧く本筋を
誤魔化すというか・・木の葉を隠すなら森の中・・声優さんのネムバ
もあるので予想が難しいw後半~終盤まで何人かは予想外の森側の人
だったというブラフの人物もw それだけ大物声優も多いという感じ。

序盤は特に軽快なノリでテンポ良くコミカルな描写も多く展開。
学園パートなども入り、視聴の入り口としてフル機能してたかな?
時々ギャグ的にシモネタも匂わせる程度にあるけど笑える感じです。

レオパルド(福山潤)絡みのネタがかなりいい感じで愉しめました。
自己中で尊大で毒舌・・思春期ちゃんで中二を患っていて引き篭もり。
褒められて伸びる子らしく・・ガラス細工のように繊細なハート・・
嫌なことがあると自暴自棄になる・・趣味はネットサーフィン・・

物語の方向とか進み具合が解らなくてもノリと勢いだけで1クール
楽しめる感じかな。

一応8話までで一区切りです。9話は閑話休題?10話からは新章突入?
愈々物語が大きな謎に向かって本格的に再始動するようです。

一応折り返し点ではキーマンがある程度揃いますが・・このアニメが
巧いなと思うのは 折り返し点でもまだ終盤の纏めがどちらに向うのか
なかなか探り難いところかな? 巨大な陰謀にとか悪に立ち向かうとか
勝利条件的なものがなかなか出てこない。
次から次へと中ボスですか?というブラフ人物が意味ありげに伏線描写
されるので・・情報が多すぎて絞れない・・というやつです。

そういう意味ではあくまでメインは「秋葉」「妹子」「いつき」「ほのか」に
「レオパルド」というふうに絞られていてブレてない感じかな。

終盤は主人公の描写に少々苛々・・此処に来て苛々主人公全開?っと
不安にさせたりもしますが、其処は周囲の登場人物の魅力を発揮する
大切なエピソードで巧く逸らす感じで展開してクライマックスに向う
前に溜める感じで悪くはなかったかな。

ラストは絶対やってくれる! あれしか無い!って期待してたw
其処もスカッと決めてくれて笑えましたw オチも付いてたしw


@このアニメ QTなんちゃらというシステム関連兵器などでますが・・
たぶん萌の要素の流れで キュートという要素を追求してる象徴かな?

どんな時でもメインキャラのヒップラインは必ずキュートです♪
パジャマ回・水着回だけでなく お風呂回では全裸もあるのにパンチラ
は有りません♪ その代わりに絶対領域描写とヒップラインにキュート
=萌?追求しいて凝縮したようです?w 可愛らしくて笑えます♪w

ベンケイ(内田直哉)やクサンチッペ(田中理恵)などもツボですw
所謂・・内弁慶?とナルシスト?面白く解釈されて描かれている?
ミンタオ(小清水亜美)は何故か・・登場するたびに笑いがw

獅子堂風音(田村ゆかり)獅子堂桜(斎藤桃子)獅子堂神楽(中原麻衣)
獅子堂高嶺(ゆかな)獅子堂ナミ(南里侑香)やはり粒ぞろいな感じ。
エリカ/リリー(矢作紗友里/喜多村英梨)賑やかしには豪華すぎ・・
フリオ・スール(下野紘)エミリオ・スール(石田彰)の存在感は・・
物語の重要なキーマン?特に石田さんは・・やめて・・考察が困難。
馬場つつじ(沢城みゆき)には良い意味で騙された・・てっきり・・。
この石田さんと沢城さんのキャラが近い立場で同時に登場するので
序盤は可成り違う方向に妄想してしまいました^^;
銀河万丈さんや小野大輔さんやら・・やはり豪華といえるレベルかな。

2クールだったので面白おかしく観れたかもしれないけど・・単純に
14話までを学園パートを増やして1期として・・残りで2期やって50話
くらいになっても・・私は喜んで楽しく観たと思う・・少し残念^^;
サンライズならやれたと思うのだけどね・・

投稿 : 2024/05/25
♥ : 2

57.4 205 2009年度アニメランキング205位
ミラクル☆トレイン 大江戸線へようこそ(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (75)
498人が棚に入れました
都市伝説『ミラクル☆トレイン』。東京の地下鉄には、出会えた者にきっと幸せが訪れる、奇跡の電車が存在するという。1人の淑女が改札を通ると、表示されたのは「Welcome to the Miracle☆Train」の文字。気付かずに乗り込むと、そこには他の乗客が存在しない異空間が広がっていた。不思議がる彼女に、話しかける6人の男子達。
「ようこそ!ミラクル☆トレインへ」何と彼女は出会ってしまったのだ、奇跡の電車に。
悩みを抱える淑女しか出会うことの出来ないその電車には、美麗な6人の男子達が乗っていた。
そう、6人の駅達が―――

声優・キャラクター
KENN、杉田智和、置鮎龍太郎、小野大輔、梶裕貴、森田成一、藤原啓治、石田彰、さかいかな、内田彩、渕上舞、砂倉加奈子、名塚佳織、仙台エリ、本多陽子、こやまきみこ、保村真、小清水亜美、岡田栄美

黒羽翼 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

大江戸線って、イケメンなんですね(笑)

初めて見た擬人化もの。
まさか、こんなにおもしろいとは(笑)。

キャラクターがしっかり駅のイメージを出しているし、
内容も毎回、感動あり、大爆笑ありで、見ていてあきなかった。

個人的にもう少しやって欲しかったな。

ちなみに、汐留くんと新宿さんの関係に若干のBLを感じた(笑)

EDの喜多修平のSTORIES、アニソンどうのと関係なく名曲だった。

どうしてもイケメンが出るアニメだと遠巻きに見られてしまうけど、
男の人が見てもじゅうぶん楽しめると思う。

全体的に、もっと評価されるべきのアニメだと思う。

詳しくは知らないけど、他の路線でもあるらしいので、
そのシリーズもアニメ化希望!!!

投稿 : 2024/05/25
♥ : 2

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

イケメンになった駅たちが迎えてくれるハートフルコメディ

東京の大江戸線の駅をイケメンに擬人化した漫画・ノベルが原作で、
このTVアニメ版では「都庁前」「新宿」「六本木」「月島」「両国」「汐留」
の6人と車掌、小学生くらいの少女であるガイドのあかりちゃんを中心に
1話完結型、全13話のオムニバスで物語が展開していく。

毎回、女性キャラをゲストに乗車させ、その人の悩みを解決するという話なのだが
前半はたいした悩みでもないし、解決法もあまりに簡単で
ホストクラブのような出迎え方や雰囲気に慣れるまでは
これって単なるコメディだよな?としか思えず、ただ気楽に笑って観ていた。
それでも、音楽や作画はきれいだし、以前通い慣れた駅やその周辺、
見慣れた景色が度々登場するので懐かしかったり、嬉しかったり。
それに各駅ごとに壁やベンチやホームのデザインがそれぞれ違う大江戸線ならではの
キャラ設定も、なかなかで楽しく、6話以降からは俄然面白くなり、
気づけば一気に観てしまっていた。

個人的には、手違いで乗ってしまった男性客の9話に、
共感してしまう意外な部分があって面白かったが、
いきなりアクション編な10話は懐かしい刑事ドラマを思い出して楽しかったし、
じんわりと涙してしまった11話もなかなか良かった。

内容的にはやはり女性向きに作られているのだろうけれど、
大江戸線や沿線の豆知識的なことも同時に知れるのは見所のひとつかも。

そのほか、駅周辺に日本茶インストラクター協会がある汐留くんは
日本茶を淹れるのが上手だったり、
吉良邸がある両国くんが忠臣蔵をはじめとする時代劇マニアだったり
もんじゃ焼きで有名な月島くんは、しょちゅうもんじゃを焼いてたり・・
それだけでなく、セリフなどの随所にも駅構内や駅周辺にちなんだものがあり
それぞれ個性豊かなので、さまざまなキャラを楽しむのにはオススメ。

ちなみにメインキャストの雰囲気はというと。

「都庁前」・・生真面目なリーダーのメガネ男子
「新宿」・・どう見てもホストにしか見えない
「六本木」・・無口で温和。なぜかいつもパソコンに向かってる
「月島」・・冷静沈着なもんじゃ好き
「両国」・・江戸っ子口調で大雑把な雰囲気だが人情家
「汐留」・・一番最後に完成した駅だけあって末っ子的存在の甘えん坊

以上の駅のほか、「東新宿」「西新宿五丁目」「新宿西口」が
「新宿」の兄弟として登場したり、クールな良きパパ「飯田橋」や
ワイルドな「大門」、やさしそうな「豊島園」なんかもチョイ役で出ていた(笑)

今まで、あまり擬人化アニメを観たことがなかったが
物語さえしっかりしていれば、けっこう面白いものだね。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 18

57.4 205 2009年度アニメランキング205位
けものとチャット(OVA)

2009年1月1日
★★★★☆ 3.2 (13)
31人が棚に入れました
一見は普通の女子高生だが、実はネコと話すことができる毛野本茶々。ネコ好きにはたまらない能力を持つが、個性豊かなネコたちのナマナマしいリアルな会話内容のせいで、本人は面倒くさい能力だなと感じる日々を送っていた……。『まんがくらぶオリジナル』連載、みずしな孝之原作の4コマ漫画が“新感覚ニャニめーしょん"と銘打たれてOVA化。原画は原作者自らの描き下ろしとなっている。主人公の茶々役に坂本真綾、茶々の親友・深冬役は矢作紗友里、大のネコ好きなのにネコたちから恐れられてしまう生徒会長役には植田佳奈を起用している。

57.2 208 2009年度アニメランキング208位
灼眼のシャナたんG(その他)

2009年10月23日
★★★★☆ 3.5 (14)
73人が棚に入れました
OVA『灼眼のシャナS』第I巻(Blu-rayおよびDVD特典)

56.9 209 2009年度アニメランキング209位
極上!!めちゃモテ委員長(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (33)
218人が棚に入れました
『極上!!めちゃモテ委員長』(ごくじょう!!めちゃモテいいんちょう)は、にしむらともこによる日本の漫画作品。\n【ストーリー】高校二年生のクラス委員長、北神未海は、中学の卒業式に失恋してから一念発起。モテる女の子になるためにパーフェクトな委員長を目指して日々努力中!\nクラスメイトの恋やおしゃれの悩みを完璧なアドバイスでスバッと解決しちゃう、頼れる憧れの委員長!! 一方で、自分はクラスメイトの東條潮に片思い中だが、いつも肝心なところで邪魔が入り、なかなか告白できないでいる…。\n果たして未海は、パーフェクトな『めちゃモテ委員長』になれるのか?そして、気になる恋の行方は…??\n恋やおしゃれに悩む女の子達のお手伝いをしながら、未海と一緒にワンランク上のモテ子を目指す、学園ハートフルストーリー☆

声優・キャラクター
小川真奈、千葉千恵巳、大島崚、安倍龍太郎、渡辺友裕

56.8 210 2009年度アニメランキング210位
空を見上げる少女の瞳に映る世界(TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (106)
667人が棚に入れました
『涼宮ハルヒの憂鬱』『らき☆すた』の制作で知られる京都アニメーションが、オリジナル企画を立ち上げ、制作・販売を行う『京アニプロジェクト』の第1弾アニメ。 主人公の少女ユメミには、特別な力があった。それは、空に浮かんでいる不思議な島々が見えること。しかし、友人たちは誰一人としてその島を見ることはできなかった。そんなある日、突然、赤い髪をした少年がユメミの前に現れる。彼の名前はムント。彼は、ユメミが見ていた天上世界の一国、魔導国から来たという。バランスを崩しつつある“天上界”と“地上界”の危機を救うには、ユメミの力が必要だというムント。あまりの突然のことにユメミは戸惑うが、世界の危機を救うべく立ち上がるのだった。

声優・キャラクター
相沢舞、小野大輔、堀川千華、今野宏美、高橋伸也、水原薫、平松広和、井上喜久子、内田彩、稲田徹、若本規夫、白石稔、田中涼子、松元惠、土谷麻貴、斎藤楓子、遠藤広之

ごまだんご さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ムント様の衣装はどーなんだろー・・・w

京都アニメーション初自主制作アニメです。
OVAをもとに、テレビシリーズに発展しました。

主人公ユメミは小さい頃からユメミにしか見えない空に浮かぶ浮島を見ていました。
ある日ムントという赤い人が現れ、その浮島の危機を告げられます。後ろ向きなユメミを説得するため、何度もムントは現れ、
お友達スズメ・いちこに支えられながらユメミは浮島に向き合います。

あらすじはこんなかんじです。
浮島ってどっかで聞いた言葉・・・^^

ヒロインが特別♪が、私は好きなので、ストーリーは定番ですが楽しく見られました。
俺様がお好きな人も楽しめるのでは。
ただ、あの露出はどーなんだ?ムント様は変態なのか?w
終わりの方の黒い服はかっこよかったです。

作画は文句なく綺麗です。
さすが京アニ。戦闘シーンもよく動きます。

音楽も素敵です。オープニングもよく合っていると思います。
劇中のBGMもOVAから引き続き、お気に入りでした。

DVDには製作者のオーディオコメンタリーも収録されています。
監督を初め、作画監督さんや声優さんも参加されていますが、その温度差がw

ユメミちゃんもかわいい女の子です。
最終回エンディング映像は見たあとほっこり、いろんな想像に浸れるのではないでしょうか♪
その卵、誰にあげるの~?^^ニコニコ
個人的には作画が綺麗なので高評価です。
9話ということもありすぐに見られると思います。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 9

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

守りたいと思う気持ち♪

MUNTOシリーズ。京都アニメーションが自主制作した
「京アニプロジェクト」第1弾ファンタジー作品のTV版。
続編のOVA第2作『MUNTO 時の壁を越えて』の後の作品。
OVAを原点に、2009年にテレビアニメ版が放送された。
のちに続編『天上人とアクト人最後の戦い』が公開。

OVA「MUNTO」2作品に新作カットを加えたディレクターズ
カット版として放映された。全9話。
音楽は全て本作オリジナルで、声優もほぼ全員変更。

OVAの映像をそのまま流用している部分がありますが
元々雨上がりの水溜りに反射する背景等綺麗だった♪

音楽は雰囲気を向上させて自然に入れ替えられてる?
OP/EDも結構いい感じで好きです♪

ムントの小野大輔さんへの変更も普通に良かった。
若本規夫も良い味出してますね♪
バランスというか・・ヒロイン劣化した気が・声優の
起用って個々のキャラ毎に上手くあてても・・全体の
バランスで欠点になってしまう人ができたり・・特に
メインヒロインだし・・追加カットもあるので、より
いっそう目立ってしまう・・

キャラデザや個性等のイメージは声優の演技で大きく
変わってしまうなと実感。例えば苦手だったムント等
変更ないのに良く見えるし・・。

それでもできれば新作として作り直して欲しかった・・
まぁエンドレス8を思えば全然マシな予算稼ぎだけどw
「天上人とアクト人最後の戦い」に活かされたのかな?
それとも宣伝効果的なモノ程度だったのか・・
映画も新作カットを追加したディレクターズカット版。

OVA1作目が3話迄、OVA2作目が6話まで。つまり3話以降
はキャラデザも作画もキャラも成長(向上)している♪

新作カットは主にキャラの掘り下げや派手なバトル等
印象深くするための描写が多い様に感じた。
一気にSF色の強い描写が増える戦闘シーンの多いパート。
そこそこ良い感じで迫力のあるシーンや新キャラが・・
OVA2では二人が抱き合って終わるが・・此方は良い感じ
で追加シーンの補填が有る♪キャラデザは一気に京アニ。
あ・・もともと京アニだけどw

7話以降は新作で・・劇場版の序盤としての部分かな・・
派手な描写や穏やかな描写にコミカルな要素も多数含み、
緩急が大きく盛り上がっていく。

9話・・良い最終回だ・・まぁメッセージは理解できる。
1作目のOVAからずっと基本は一緒だ。

って・・この後映画有るんだけど・・

えぇ~・・天上人とアクト人の最終決戦・・

ん~・・視るのが怖いなぁ~・・

リュエリが語ってるんで凡そ予想ついてしまうから・・

此処で終わっても十分綺麗だなと思うのだけど♪
如何にも京アニっぽいキャラデザや作風になって・・
一般受けはしそうだけど・・内容的にはキャデザ・・
服飾とか・・媚び過ぎた感じになったような・・


日高ユメミ 相沢舞
ムント     小野大輔
小野イチコ 堀川千華
今村スズメ 今野宏美
高森カズヤ 高橋伸也
戸部タカシ 水原薫
日高シゲル 平松広和
日高ノゾミ 井上喜久子
日高チカラ 内田彩
ガス     稲田徹
グンタール 若本規夫
グリドリ 白石稔
リュエリ 田中涼子
トーチェ 松元恵
イリータ 土谷麻貴
ライカ     斎藤楓子
ルイ     遠藤広之
長老     城山堅

投稿 : 2024/05/25
♥ : 4

56.7 211 2009年度アニメランキング211位
青い文学シリーズ 桜の森の満開の下(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (12)
70人が棚に入れました
坂口安吾による集英社文庫『堕落論』に所収された『桜の森の満開の下』を原作とするアニメ。日本の文豪たちの名作を扱ったオムニバスアニメ『青い文学』の第5~6話として放送された。 自らを優しい山賊だと称する猛勇・繁丸。ある日、桜の木に対して理由もわからぬまま恐怖を抱いていた彼は、出くわした旅の一団から金品を奪うだけでなく、一団の中にいた女・彰子に魅かれ、他の一行を斬ってしまう。だが繁丸が考える以上に彰子はわがままで奔放な性格だった。彼が暮らす家に彰子を連れて行くものの、彼女は繁丸と住んでいた元もとの女房たちを殺すよう示唆。はたして彰子の言葉に踊らされるがごとく繁丸は女たちを斬り捨てていった……。 本作の実制作はマッドハウスが手がけた。なお『青い文学』は集英社文庫の「ナツイチ」キャンペーンで集英社の人気漫画家が表紙に描いたビジュアルを原案としており、本作は『BLEACH』の久保帯人がその役を担った。

56.7 211 2009年度アニメランキング211位
空想少女(Webアニメ)

2009年12月16日
★★★★☆ 3.3 (14)
33人が棚に入れました
第19回CGアニメコンテスト佳作。

56.6 213 2009年度アニメランキング213位
キディ・ガーランド[KIDDY GiRL-AND](TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (103)
587人が棚に入れました
伝説のESメンバーであるエクレールとリュミエールが星の輝きに消え、遥かな時が流れた星暦(スターズ・センチュリー)0379年「GTO(銀河系貿易監視機関:Galactic Trade Organization)」の本局ビルでは、イヴェール局長の下で様々な局員達が働いていた。喫茶室「Touch&Go」のウェイトレスのアスクールとク・フィーユも、その一員である。ESメンバー見習いでもある2人は、騒動を起こしたり巻き込まれたりと紆余曲折しながらも、少しずつ成長していく。

56.5 214 2009年度アニメランキング214位
ヒゲぴよ(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (12)
90人が棚に入れました
祭りの屋台で売られていた、ヒゲを生やした一羽のヒヨコ。
「ヒゲが生えているから、今日からおまえはヒゲぴよだ!」
漢気がある、かわいいだけのヒヨコじゃない、常識を超えたウルトラヒヨコ!伊藤理佐が描く新世紀アニマル四コマ、ついにアニメ化!!

声優・キャラクター
朴璐美、小林ゆう、宮下栄治、新井里美、くまいもとこ、杉田智和、咲乃藍里、斎藤千和

56.4 215 2009年度アニメランキング215位
這いよる! ニャルアニ(OVA)

2009年10月23日
★★★★☆ 3.2 (156)
788人が棚に入れました
主人公・八坂真尋はある日、銀髪碧眼の美少女「ニャル子」に一目惚れされてしまう。クトゥルー神話に登場する無謀の神の名を冠する彼女は、惑星保護機構のエージェントだったが、何かと理由をつけて八坂家に居座る。ニャル子に一目惚れされた真尋は、こうして宇宙規模のくだらない事件に次々と巻き込まれていくことになる…。

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

這いよれ!シリーズとはまた違った面白さ

こちらは「這いよれ!ニャル子さん」の初アニメ化作品ということです。

1話2分に満たない短い内容の上低予算のFLASHアニメなので、あまりオススメできるような代物ではないかもしれません。
しかし『這いよれ!ニャル子さん』および『這いよれ!ニャル子さんW』を見てもっと動くニャル子達が見たいという場合には、こちらも違った魅力があって面白いと思えるかも。


地球人である八坂真尋の元にやってきた宇宙人ニャル子やそのペット・シャンタッ君、そしてニャル子の友達クー子らが織りなすカオスなコメディ・ラブコメアニメ。


這いよれ!よりも登場キャラは少なく、基本的にニャル子と真尋の掛け合い漫才的なやり取りがメイン。

クトゥルフネタ&フォークオチの単純な展開はショートだとまさにコントのようで笑えて、しつこくなく感じられます。

ニャル子の真尋へのアピール、クー子のニャル子へのアピールも控えめで、ベタベタした恋愛関係なしにすっきりとしたギャグ中心の構成になっています。(怒涛のパロディ連発は変わらず)


何よりこの作品のクー子は別人のようにおしとやかで可愛いです(笑) いつぞやの性獣のごとき勢いは何処へ行ったやら、ニャル子に一途に恋する乙女なクー子が今作品の見所です。


クー子が好きな方々、いやむしろ這いよれ!シリーズでクー子に悪いイメージを抱いていた人こそ、9話「初恋」は必見です。

幼い頃クー子がニャル子に一目惚れしたエピソードを映像化したもので、這いよれ!の方では軽く触れた程度だった部分を丁寧に描いています。

クー子が思った以上に可愛くて、一途で、これを見て這いよれ!で抱いていたクー子へのイメージががらりと変わりました。
松来さんのゆっくりとした語りと優しい音楽がとても感動的です。


このアニメ、短い割にしっかり主題歌も作られていて、ED「好き、好き、大好き。」はキュートで素晴らしいです。

FLASHアニメに抵抗がなければ、ショートアニメとして十分楽しめると思います。個人的にこちらの方が通常のアニメより和めるし可愛らしいと思えました。
 

投稿 : 2024/05/25
♥ : 6
ネタバレ

はにょ~♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ハニョー♪

松来未祐さん、心よりご冥福をお祈りします。

高校生の八坂真尋はある日、夜道で怪物に襲われるも突如現れた謎の少女に救われる。その少女は、自身がクトゥルー神話に登場するニャルラトホテプそのものであると語り、また自身が宇宙人であること、真尋が他の宇宙人に狙われており、自分が護衛として派遣されたことなどを告げるのだった。

8話では{netabare}漫画の定番の食パンを咥えながら走る女の子・遅刻のシーンや涼宮ハルヒとWORKING!!のシーンもゲームの世界として描かれている。他にも幾つかのパロディが入れられているのでいくつ有るのかは見る人によって変わってくる。最低でも30以上のパロディが織り込まれている {/netabare}

パロディで言えば{netabare}一話のクトゥルフ神話の設定自体がパロディである。各話のシーンで他のアニメなどのグッズやセリフ・シーン等が色々出て来る、まず全てを把握するのは不可能である。そもそも元ネタが分かっていないとパロディ事態が理解出来ませんがパロディ要素がアニメ史上最大の作品の一つである。{/netabare}

定番の食パンを咥えながら走る女の子{netabare} サルでも描けるまんが教室が元ネタ、アニメではエヴァンゲリオン元祖かな? {/netabare}

投稿 : 2024/05/25
♥ : 1

56.4 215 2009年度アニメランキング215位
にょろ~ん ちゅるやさん(OVA)

2009年2月13日
★★★★☆ 3.2 (152)
752人が棚に入れました
『涼宮ハルヒシリーズ』の登場人物・鶴屋さんをモデルにしたちびキャラ、「ちゅるやさん」を主人公にした作品である。

2006年6月15日にえれっとの個人サイト「うつらうららか」でちゅるやさんのイラストが公開、同サイト上でちゅるやさんが主役の4コマ漫画が不定期連載されるようになる。もともと、多忙な中でサイトの更新頻度を高めるために企画されたもので、えれっと本来の描画とは異なった簡易な絵で描かれている。

56.4 215 2009年度アニメランキング215位
チョコレート・アンダーグラウンド(アニメ映画)

2009年1月31日
★★★★☆ 3.3 (25)
182人が棚に入れました
舞台は、ヨーロッパのどこかの国。国民が、義務であるべき投票に行かなかったせいで、選挙で勝利をおさめた健全健康党がチョコレート禁止法を発令。チョコレートをはじめとするお菓子や飲み物を健康に悪いという理由だけで禁止した。こんなおかしな法律に従えるか!と、子供たちが立ち上がってレジスタンスを起こし、チョコレートの密造・密売を始める。彼らは、はたして、今までどおりの美味しいチョコレートを取り戻せるのだろうか……?

56.3 218 2009年度アニメランキング218位
毎日かあさん(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (13)
119人が棚に入れました
『毎日かあさん』は、毎日新聞朝刊に2002年10月より週1回連載されているショートギャグマンガ。作者は西原理恵子。
物語は西原の家族のエピソードをモチーフにしており、主婦の日常生活や子育てに関する奮闘等を描いている。

声優・キャラクター
森公美子、田口浩正、園崎未恵、藤井結夏、岡本麗、島本須美

56.2 219 2009年度アニメランキング219位
熱血宇宙人(Webアニメ)

2009年10月31日
★★★★☆ 3.3 (11)
19人が棚に入れました
失恋して落ち込むアイを熱血宇宙人が励ます!!

56.1 220 2009年度アニメランキング220位
アニマ(Webアニメ)

2009年8月16日
★★★★☆ 3.3 (11)
25人が棚に入れました
「命」の光と影を一人の女性を通して描くダンスアニメーション。

ホッチカズヒロさん制作のアニメ。文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞、ブロードバンドアート&コンテンツアワードジャパン優秀作等に選ばれている。

55.8 221 2009年度アニメランキング221位
家庭教師ヒットマンREBORN! ジャンプスーパーアニメツアー2009 ボンゴレ式修学旅行、来る! THE COMPLETE MEMORY(OVA)

2009年1月1日
★★★★☆ 3.2 (11)
73人が棚に入れました
「家庭教師ヒットマンREBORN!」のアニメ化作品で、ジャンプスーパーアニメツアー2009にて上映された。 ある日、リボーンにより「ボンゴレ式修学旅行」が提案される。それは、1泊2日で日本全国5都市を周るというものだった。ツナたちは、次々と目的地へ向かうことに。しかし行く先々で、ちょっとおかしな名物が待ち受けていた!! さらに、そんな忙しい旅が繰りひろげられた末にたどり着いた宿では、慰安旅行中のヴァリアーと遭遇し…!?

55.8 221 2009年度アニメランキング221位
Halo Legends(OVA)

2009年1月1日
★★★★☆ 3.5 (11)
40人が棚に入れました
詳細不明

55.7 223 2009年度アニメランキング223位
劇場版ムント 天上人とアクト人 最後の戦い(アニメ映画)

2009年4月18日
★★★★☆ 3.3 (23)
94人が棚に入れました
ユメミとムントがもたらした力(アクト)により、ふたつの世界は救われた。
しかし、神の力を取り戻した天上の王達は、賢者の知恵を否定し、次々と連合を離脱。それぞれの野心赴くまま、因縁ある国へ戦を仕掛け、天上の秩序は失われる。神々の戦は天と地と震わせ、その影響は時空を越えて現代世界へも及ぶ。世界各地で天変地異が頻発し、現代は未曾有の危機に陥った。
すべての未来が逃れようのない死を目前にした時、ムントは再びユメミの前に立った。魔導国へ襲い来る天上の王達。未来を懸け闘いながら、ユメミ召還を急ぐムント。異空の力を得るため、沈下する異下界の引き上げを敢行するグンタール。局外者としての使命を放棄したガスを襲う、呪われた異変。
理解を超えたユメミの行動に困惑しながらも、共に走る事を決意するイチコとスズメ。はたしてユメミは遥かな時空を渡り、ムントの待つ地へ行くことが出来るのか。
異空世界を巻き込んだ巨大な破滅が迫り、世界の未来は少女達に委ねられた。

声優・キャラクター
相沢舞、小野大輔、堀川千華、今野宏美、高橋伸也、水原薫、平松広和、井上喜久子、内田彩、稲田徹、若本規夫、白石稔、田中涼子、松元惠、土谷麻貴、斎藤楓子、遠藤広之

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

TV版の6~9話のディレクターズカット版・・

現代世界より遥か未来に存在する天上世界を舞台にした
SFファンタジー。制作/原作 京都アニメーション

2009年4月18日公開。テレビアニメ6話以降からの時系列。

2003年3月18日OVA1作目

2005年4月23日OVA2作目

2008年11月10日TV版全9話※OVA1~2に新作カット追加。
7話~9話は完全な新作部分。ディレクターズカット版。

本作はTV版の6話以降の部分と新作カットを追加した形の
ディレクターズカット版として上映された作品。

序盤に大まかな世界観の説明台詞があり、動きの大きな
展開と派手な描写から始まるので、前作を知らずに普通
に視てもそれなりに楽しめると思う。

所謂いきなりクライマックス状態で始まり、その後の世界
を描いてるので、中盤部分迄がそのまま回想になっている。

でもやはりTV版かOVA1~2何方か視た方が浸りやすいかな。
※TV版の6~9話が8割?なので先にOVA視た方がいいかも?
※キャラデザ等可也違う。ユメミがミラクルに見えて・・

ぶっちゃけ・・OVA1~2を劇場版のキャラ・メカデザ等に
合せて音楽は・・って要はTV版作る時にリメイクしてくれ
れば良かったんじゃないの?・・・

内容と演出勝負なんで別にそれ程気にんらないけどw
大方の予想道理・・TV版6~9話をほんの少しの追加カット
で「ディレクターズカット版」という・・劇場版・・orz

見易いといえば・・まぁ一本に繋がってるからね・・
追加カットも有るし・・8よりはましか?


あらすじ

現代世界より遥か未来に存在する天上世界。

何時からかその世界を「見る力」を持つようになった少女、
日高ユメミ(相沢 舞)は「天上界」から現れた、魔導国の王
ムント(小野大輔)と共に、万能の力「アクト」が尽きつつ
ある天上界と地上界を救った。

だがそれは終わりではなく、未だやるべき事が残ってた。
天上界・地上界、両方を救う決着をつけに「天上界」へ向う。

ユメミは魔導国民に大歓迎を受けるも危機はすぐそこに。
「天上界」を救う力を持つ「運命の娘」ユメミに迫るグリドリ、
グンタールの脅威・・陰謀が迫っていた。

果たしてムントとユメミは、「天上」と「地上」を繋いだ光の
絆で世界を救うことができるのか!?


その他キャスト

小野イチコ(堀川千華)ユメミの幼馴染
今村スズメ(今野宏美)ユメミの幼馴染
高森カズヤ(高橋伸也)スズメの彼氏
戸部タカシ(水原 薫)以知子の友人。
日高シゲル(平松広和)ユメミの父
日高ノゾミ(井上喜久子)ユメミの母
日高チカラ(内田 彩)ユメミの弟

リュエリ(田中涼子)天上界の巫女
トーチェ(松元 恵)リュエリの弟子。
ガス(稲田 徹)局外者。時空の門番。
イリータ(土谷麻貴)ガスの弟子。
ルイ(遠藤広之)ムントの補佐役。

グンタール(若本規夫)ムントと敵対する連合の軍師
グリドリ(白石 稔)仮面を被った謎の兵士。
ライカ(斎藤楓子)ガスの好敵手である連合の女将軍。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 1

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