1989年春(4月~6月)に放送されたおすすめアニメ一覧 47

あにこれの全ユーザーが1989年春(4月~6月)に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
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81.9 1 1989年春(4月~6月)アニメランキング1位
ドラゴンボールZ(TVアニメ動画)

1989年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (926)
5249人が棚に入れました
天下一武道会の壮絶な闘いから5年…。世界は、極上の平和を手に入れ、孫悟空も最愛の妻・チチとの間に息子・悟飯が誕生し、平穏な日々を過ごしていた。しかし、ある日突然、強靭な尻尾を持つ謎の男・ラディッツの出現によって、平和はもろくも崩れ去りる。その想像を絶するパワーは、悟空や弟弟子のクリリンさえも一撃で倒してしまう程強力。このラディッツこそ、惑星ベジータが巨大流星の衝突によって全滅した時、奇跡的に生き残った悟空の兄だったのだ。ラディッツは卑怯にも悟飯を人質に取り、自分たち兄弟の仲間に加わることを悟空に強制した。兄たちの狙いは、地球に住む人々を絶滅させて、地球を我がものとすること。悟空には、そんな兄たちの野望に手を貸すことなど出来る筈がない。一大危機に見舞われた悟空は、宿命のライバル・ピッコロ大魔王と手を組み、兄ラディッツに戦いを挑むが・・。

声優・キャラクター
野沢雅子、鶴ひろみ、宮内幸平、古谷徹、田中真弓、鈴置洋孝、古川登志夫、堀川りょう、中尾隆聖、草尾毅、若本規夫、塩屋浩三、八奈見乗児

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

BSフジ フリーザ編終了も地上波で復活のF

超絶セッティング!?アニメファンが選ぶ「もっとも衝撃的な髪型のアニメ・漫画キャラ」
漫画、アニメ、映画、ゲーム、実写化など、あらゆるメディアで人気を博す、「冒険」「努力」「バトル」「友情」などを描いた長編漫画『ドラゴンボール』の主人公「孫悟空(そんごくう)」。もともとの黒髪での髪型もなかなか奇抜ではあるが、超サイヤ人となり形態が変化していく毎に、さらにダイナミックに変わっていく。そのあまりの認知度が高さから、もはや見慣れてしまって“普通”に見えてしまう視聴者、読者も多いのではないか。

【アニメキャラの魅力】イケメンヘタレ!?いや、狼牙風風拳は強かった!「ヤムチャ」の魅力とは?
サイヤ人や地球外から来た敵など、舞台である地球人以外にも多くのキャラクターが登場する『ドラゴンボール』。物語中盤からは、純粋な人間(地球人)が戦闘シーンで登場する機会は多くありませんが、最後まで何だかんだと絡んでくるのが「ヤムチャ」と「クリリン」です。意外と「ヤムチャが好き」と言うと、「え?」という反応が返ってきたりしますが、実は「ヤムチャ」とはそんなに程度が低いキャラクターではないのです。

■意外と強い!
今となっては「ヤムチャ」には、あまり戦闘能力の高い印象はないかもしれません。しかし、実は「ヤムチャ」は強いのです。何といっても、あの亀仙人の修行に耐え、更には神様の修行やカリン様の修行にも耐えています。そして忘れてはならないのが、ヤムチャもかめはめ波を打てるということ。天下一武道会や戦闘シーンでボコボコにやられるシーンが多いので弱いイメージがあるかもしれませんが、実は(意外と)強いのです、ヤムチャは。

■仲間思いの優しくてとてもイイ奴
「ヤムチャ」はとても仲間思い。それは登場当初にはあまり描かれてはいませんでしたが、悟空と行動を共にするようになってからはかなりストレートに描かれています。ブルマと恋仲になり破局した後も、ベジータがやられた際に疲弊するブルマを気遣ったり、口にするには憚れる内容を伝える役を買って出たり・・・。

人の痛みを理解し、それを誰かに委ねたりしない。そんな男気のあるイイ奴なのです。ヘタレイメージのあるヤムチャですが、いざというとき傍に居て、そして優しく接することの出来る男なのです。例えその裏にどんな悲しみがあったとしても。それはなかなかヘタレには出来ないことだと思うのです。

■イケメンのモテ男
作中もっとも女性にモテているような描写されているのが「ヤムチャ」ではないでしょうか。それは他キャラクターの発言や、実際にキャーキャー言われていたり、イケメン好きのブルマが付き合っていたことからもうかがい知ることができます。女性に対して極度のあがり症だったにも関わらず、いつの間にやらナンパな浮気性に・・・。確かにナルシストな一面は当初から描かれていましたが、女性に対してはシャイなままの方がよりモテたのではないかとも思うのですが・・・。

ブルマと別れた後に別の彼女がいたり、女性の影は常にあったヤムチャですが、作品後半に多くの初期から登場するキャラクター達が伴侶を得ているにも関わらず、ヤムチャは独り身(結婚した描写はない)。独身貴族を堪能していただけなのか、はたまたその性格ゆえかわかりませんが、もっともモテ描写の多かったヤムチャにしては意外かもしれません。

今となっては、サイヤ人をはじめとする地球人以外のキャラ達に大きく差を付けられてしまった「ヤムチャ」。しかし、登場当初に魅せた“狼牙風風拳”の強さとカッコ良さは、当時の少年たちの脳裏に強く焼き付いているのではないでしょうか?長編漫画となり、初期の頃の記憶が薄れてしまっているかもしれませんが、もう一度初めから見直すと、本当の「ヤムチャ」の強さ、魅力を再認識出来ると思います。

結果より中身が重要!?アニメファンが選ぶ「もっとも印象に残るアニメキャラによる名勝負」
漫画、アニメ、映画、ゲーム、実写化など、あらゆるメディアで人気を博す、「冒険」「努力」「バトル」「友情」などを描いた長編漫画『ドラゴンボール』から、言わずとしれた主人公「孫悟空(そんごくう)」と、悪の帝王「フリーザ」の対戦がランクイン。現在公開中の映画『ドラゴンボールZ復活の「F」』で更なる進化を遂げ、圧倒的なパワーアップを果たしている「フリーザ」。宿命とも言えるこの2人の対決、上位へのランクインは当然といえるかもしれない。

【アニメキャラの魅力】三つ編みヘアーにピンクの衣装!世界一の殺し屋「桃白白」の魅力とは?
世界中にファンを持ち、日本を代表する漫画・アニメ作品の『ドラゴンボール』。多くのキャラクターが入り乱れながらも、どのキャラクターにもそれぞれ魅力があります。割と初期に登場する「桃白白」もその一人。代表的なキャラクターではありませんが、その個性は天下一品です。

■桃白白の大きな魅力のひとつ、外見!
桃白白はいわゆるオッサンですが、その外見はとても個性的。長い三つ編みヘアーにピンクの中国風衣装を身に纏っています。当初は間違いなく人間だったのですが、彼は途中からサイボーグになってしまいます。そしてサイボーグになった後も相変わらず個性的。ゴーグルのようなものを顔につけて、トレードマークだった三つ編みは形状を変えつつも残しています。

「桃白白」ほどインパクトのある人間キャラクターは、個性的なキャラの多い『ドラゴンボール』においても、なかなかいないのではないでしょうか?何よりもオッサンキャラクターが個性的な出で立ちっていうのがいいですね。

■趣味は人殺し。世界一の殺し屋!
ドストレートに趣味が“人殺し”っていうのは珍しいですよね。“世界一の殺し屋”の通名を持つキャラクターというのは他作品にも多く登場すると思うのですが、大体は暗殺だったりどこかしら影があると思います。「桃白白」はそれを全力で打ち砕いたキャラクターといえます。作品初期のシリアス過ぎない雰囲気も、キャラクターにとてもマッチしていました。

もう少し登場し続けても良かったと思うのですが、キャラクター設定がサイボーグ化したりと、収拾がつかなくなってしまったのでしょうか・・・。サイヤ人とのバトルに「桃白白」がどんな戦いを見せるのか見たかったですね。

■どどん波!!インパクトのある戦闘スタイル
「桃白白」と言えば、真っ先に浮かぶのがこの技“どどん波”。連載当時、小学生がみんなマネをしていたものです。「どどん派!!」と叫びながらあのお決まりのポーズ。しかも、「桃白白」は本当に強かったのです。強くて個性的な彼のキャラクターが小学生の心を鷲掴みにしたのですね。「スーパーどどん波」が登場したときは笑いましたが、「桃白白」の個性がより強まったと思います。

そして、“どどん波”と同じくらい印象に残っているのは、彼が柱を砕いて放り投げ、その上に「ほいっ」と後ろ手になって飛び乗り移動するシーン。円柱の上に乗った「桃白白」のイラストこそが、もっとも彼らしい一枚だと思いませんか?

例え「桃白白」の名前を思い出せなくても、“どどん波”や、円柱の上に乗った姿を見せれば、間違いなく思い出すはず。出番は少なくても、それだけ読者の印象の強く残った名キャラクター「桃白白」。ぜひ一度、ご自身の目でその魅力をお確かめ下さい。

【アニメキャラの魅力】大人しいランチ?荒っぽいランチ?無敵の二重人格「ランチ」の魅力とは?
今や日本を代表する国民的作品で、世界中にも多くのファンを持つ『ドラゴンボール』。主人公である「孫悟空」の、少年から大人になるまでの成長や活躍が魅力たっぷりに描かれています。

そんな作品において、作中前半、読者に大きな印象を与えたキャラクターがいます。それが今回ご紹介する「ランチ」です。二重人格キャラという、連載時には珍しいキャラ付けだった「ランチ」の魅力とは一体どんなものなのでしょうか?

■くしゃみの前後、どちらがお好み?
「ランチ」はくしゃみをするたびに人格が入れ替わります。通常時のランチは青髪で大人しく、口調も含めおっとりとした非常に女性らしい性格。一方、金髪のランチは荒々しく、行動も含めて暴れたい放題。犯罪だろうがお構いなしです。言い方によってはワイルド・・・。

■マシンガンをぶっ放して銀行強盗も!?
金髪のランチは非常に荒々しく、青髪の通常ランチとなにもかもが違い過ぎます。人に対して容赦なくマシンガンをぶっ放し、物を盗んだりカツアゲしたり・・・。もうやりたい放題です。しかし、そんな金髪ランチさん。通常時と変わって露出も多く、とってもセクシー。彼女のナイスバディを楽しめるのは金髪ランチさんの時だけなのです。大人しい通常ランチもいいけれど、金髪の荒々しいランチさんもかなり捨てがたいのです。何より可愛いですしね・・・。

■天津飯と一緒に?
ランチ(金髪)は作中、明確に天津飯に惚れこむ場面が描かれています。男の気配や色恋には縁遠い印象でしたので、天津飯にかなり過激に猛烈なアタックをしていたのは意外でした。そんな意外性も、ランチというキャラクターの深みを増していたように思います。

ランチは作品中盤以降その姿を見せません。天津飯との恋の行方がどうなったのか知ることは出来ないのですが・・・。しかし、一番気になるのは、通常時の青髪ランチさんが悩んでいた「くしゃみをすると入れ替わってしまう体質」がどうなったのかということ。いずれにせよ、その後のランチ(金髪も青髪も)が、ちゃんと幸せに過ごしていてくれたらいいなと思います。

【アニメキャラの魅力】カプセルコーポレーションのお嬢様!天才技術者「ブルマ」の魅力とは?
『ドラゴンボール』の連載当初から登場し、主人公である悟空と一番古い友人でもある「ブルマ」。そして登場は連載終了まで続きますので、読者は彼女の成長を最後まで見届けることが出来ます。

■お嬢様だけど技術者としても超有能!
ブルマは自身でどんなものも発明し、生活や戦闘に役立つものを作り出すことが出来ます。発明品を売るカプセルコーポレーションのお嬢様ですが、ただのお金持ちのお嬢様ではありません。ドラゴンボールを探し出す“ドラゴンレーダー”や“タイムマシン”など、少女時代から大人になるまで、常に高い技術力を維持、そして発揮していきます。有り合わせの材料で、自らの望むものを作り出してしまうのですから、もはや只者ではありません。お嬢様な「ブルマ」は確かにお金持ちのワガママ娘ではありますが、自分で発明品を生み出すことの出来る、優秀な“発明品会社の令嬢”なのです。

■規定外の性格の持ち主
ブルマは非常に勝気でワガママ。言いたいことは遠慮なく言います。弱点はイケメン。そもそも彼女がドラゴンボール探しの旅に出たのは「素敵な恋人がほしいから」です。過剰な自信家でもありますが、彼女は実際に美人ですしナイスバディ、そして頭も良いので、遠慮なく「わたしって美人だから」と言われると確かに返す言葉はありません。とはいえ作中、大多数の男性キャラが引いているシーンは多いですが・・・。

何でも言い、何でも出来る。そして何でも持っている「ブルマ」。しかし、よくよく彼女を観察してみると、ただ単に才能を持っているだけではありません。彼女は勉強や努力により、その才能を維持している一面も垣間見ることが出来ます。そこがまた彼女の魅力ですが、この性格でその努力家の一面が薄れてしまっているのかもしれません。しかし、それでいいのです。「ブルマ」はそれらすべてをひっくるめて魅力的なのです。

■恋人には一途
「素敵な恋人がほしい」と旅に出て、「ヤムチャ」と付き合うことになって旅を終えた「ブルマ」。ヤムチャとは長いこと付き合っており、喧嘩や仲違いも描かれていますが、「ブルマ」が本気で他の男性に気持ちが揺れるようなシーンはありません。散々「女」を武器にしていますが、恋人に対しては一途なのです。

ヤムチャと別れた後に「ベジータ」とくっ付きますが、ここでもやはり「ブルマ」が「ベジータ」以外の男性に心奪われるようなシーンはありません。(強烈に)勝手で自信家で行動的な印象の強いブルマですが、付き合った男性にはとにかく一途。チャラチャラしていそうでしていない、そんな「ブルマ」の一面も彼女の魅力を高めているのだと思います。

【アニメキャラの魅力】勝気で強い!悟飯の妻であり良き理解者「ビーデル」の魅力とは?
世界チャンピオン「ミスター・サタン」の娘「ビーデル」。本当にあの父親の娘なのか?と思うほど可愛らしい容姿ですが、中身は意外と似ていたり・・・!?今回は、後に「悟飯」の奥さんとなり、可愛い子供も生まれる「ビーデル」の魅力に迫ります。

■将来の姑であるチチとも大喧嘩!?勝気なビーデル!
とにかく勝気な「ビーデル」。負けん気が強いとも言いますね。どちらにしても「ビーデル」にはぴったりの言葉です。父親である「ミスター・サタン」を心から尊敬しているので、サタンを馬鹿にされたら大変・・・。容赦く攻撃します。

更には、はじめて悟飯の母である「チチ」と会った際には猛烈な口喧嘩をしたりも・・・。チチは後にビーデルにとってお姑さんになるのですが・・・。「ビーデル」のこの性格に「悟飯」は呆れっぱなしですが、一方で素直で真面目な一面も持ち合わせています。真面目な「悟飯」にはそういった“自分にないところ”が魅力的だったのかもしれません。実際にこのギャップがビーデルの魅力なのだと思います。

■戦闘能力は父親以上!
「ビーデル」は非常に戦闘能力が高く、天下一武道会の少年の部で優勝した経験も持っています。そのため「悟飯」の修行に付いていけるだけの素質を、彼女は元々持っていたのでしょう。もちろん才能だけではなく、武道家として非常に真面目で(そして勝気なため)、日々練習を重ねています。

ちなみに、彼女がもっとも尊敬する父親よりも、実はビーデルの方が強い・・・そんな描写があちらこちらに散りばめられています。ビーデルは舞空術もマスターしますし。作中で舞空術をマスターするキャラクターは限られており、実力の高い人間のみが習得している技ですので、そういった意味でも「ビーデル」の戦闘能力の高さを伺い知ることができます。

■強い正義感の持ち主!
「ビーデル」は、非常に正義感が強く、街の平和を守るために警察に協力したりもしています。それは“サタンの娘”としてのパフォーマンスではなく、自身が自ら進んでやっていること。アニメ版だけではありますが、謎のヒーロー「グレートサイヤマン」の代わりに「グレートサイヤマン2」になったり・・・。

自分の力を高め、人の役に立ちたいという気持ちが非常に強いのでしょう。悟飯の実力や彼のおこないから、自身の正義感と似たものを感じとり、心惹かれていったのかもしれません。勝気で喧嘩っぱやくても、その根本には「人を守る」という優しい心を持っている・・・、そんな魅力溢れる女性こそが「ビーデル」なのです。

【アニメキャラの魅力】礼儀正しい好青年!?ヤンチャで可愛いひねくれ少年?「トランクス」の魅力とは?
「トランクス」は、登場人物の多い『ドラゴンボール』の中でも珍しい、“現代”と“未来”の2つの立ち位置から登場するキャラクターです。その個性は、それぞれ微妙に異なっており、男女問わず多くのファンから支持される要因ともなりました。現代と未来、それぞれで異なる魅力を発揮し、ファンを獲得した「トランクス」。今回はそんな彼の魅力について紹介したいと思います。

■初登場で魅せた圧倒的強さ!
「トランクス」の初登場はフリーザ編。原作にしてもアニメにしても、フリーザの圧倒的な強さが印象的だった頃です。暫くその正体は明かされず、冷静で知的、そして強いこの青年に誰もが疑問と期待を抱きました。

そして正体が明かされた時、漫画そのものも“現代”と“未来”を行き来するという展開、そして未来の地球の様子にショックを受け、更には謎に包まれた青年が「ブルマ」と「ベジータ」の子供であるという衝撃・・・と、かなりのインパクトを受けました。

何より、剣を使った攻撃は『ドラゴンボール』の中では非常に珍しかったですし、剣を背負う姿がとてもカッコ良かったです。あの初登場は『ドラゴンボール』史上でもかなりのインパクトのあるシーンだったと思います。

■“未来”のトランクスは礼儀正しい好青年!
破天荒なキャラクターの多い『ドラゴンボール』の中で、“未来から来たトランクス”は非常に真面目で謙虚、大変礼儀正しい青年でした。誰に対しても「さん」付けで呼び、敬語もきちんと使ったり・・・。苦労して、更に命をかけて未来からやってきたイケメンキャラ「トランクス」。そして何より強い。女性からの圧倒的な支持も得ましたし、「強くて礼儀正しい好青年」に憧れる男性からの支持も十分に集めたように感じます。文句なしの好青年とはまさに“未来から来たトランクス”のことではないでしょうか。

■“現代”のヤンチャで可愛いトランクス!
“現代”のトランクスは、幼少期から描かれ、キャラクターも“未来から来たトランクス”とは少し異なります。

大金持ちのお坊ちゃまなのでそのヤンチャっぷりは想像通りですが、礼儀正しい一面もあちらこちらで描かれています。とはいえ、幼少期から描かれていることもあり、なによりもヤンチャで可愛いのが一番の魅力。「ベジータ」の子供だけあってか、「少し捻くれていて恥ずかしがり屋」なのも、その可愛さに一役買っているように思います。

普段はヤンチャな一方で、自分の両親に対して照れながらも愛情を示す姿はとても微笑ましくもあり、彼の魅力を大きくしていたようにも思います。見たこと無い・・・方は少ないとは思いますが、もしまだ彼の魅力を感じた事のない人は、ぜひもう一度『ドラゴンボール』を見返して、未来・現代両方の「トランクス」の魅力をご堪能下さい。

【アニメキャラの魅力】悟空の嫁ってだけじゃない!?訛り言葉も可愛い「チチ」の魅力とは?
国民的、いえ世界的に人気の高い『ドラゴンボール』。今回は、初期から登場し、後に悟空と結婚、かわいい子供達にも恵まれた「チチ」の魅力に迫ります。チチは“悟空(主人公)の嫁”だけに収まるキャラクターではございません。

■「~だべ」「~さ」など、訛った口調が超絶可愛い!!
チチの特徴のひとつはその話し言葉です。悟空のことを「悟空さ」と呼び、自分のことは「おら」。登場初期から一貫して東北弁のような口調で話します。方言萌えの方もいらっしゃるかと思いますが、私もその一人。気取りのない口調通り、性格も気取っていないチチの真っ直ぐな言葉は、とても魅力に溢れています。それにしても家族に悟空と子供達がいるにも関わらず、誰ひとりチチの口調がうつらなかったのはある意味奇跡といえるかもしれません。

■筋斗雲にも乗れる!綺麗な心の持ち主!
チチは綺麗な心、純粋な心の持ち主しか乗ることの出来ない“筋斗雲”に乗ることが出来ます。作中筋斗雲に乗れるキャラクターは限られていますので、そういった意味でもレアなキャラクターですよね。実際に人を疑ったり、貶めたりするようなシーンはありませんし、子供が産まれ教育ママとなった後もそういった描写はありません。

そういえばチチは悟空一筋でもありましたね。自分の気持ちに真っ直ぐで、愛情もしっかり注ぐチチを見ていると、模範的なお母さんでもあるのかなと思います。ちょっと口うるさかったり、子供が小さい頃に勉強にガミガミしていたのは、必要と思えばこそのご愛嬌ということで。

■少女時代から母となっても愛らしい外見
チチの初登場は、彼女がまだとても幼かった頃。そこから少女時代、大人の女性になるまでの成長が描かれるのですが、チチはとても可愛い顔をしているのです。クリクリな目とナイスバディ。これだけも十分魅力に溢れていると思います。格闘家として天下一武道会に出場するだけの力も持っており、更にこれだけ可愛ければ、チチが悟空だけを見ていたために気がついていない(描かれていない)だけで、実はチチのファンって多かったのではないかなと思うのです。母として描かれるチチも愛らしさを残した大人の女性で、とても素敵です。子供たちがイケメンなのは、間違いなく悟空とチチの子供だからだと思います。

■妻として母として。とても強く素敵なチチ
原作でもアニメでも、男性からするとうざったい存在に思えるかもしれません。しかし、あの悟空の妻は並大抵の女性ではつとまらないと思いませんか?更にどれだけ口うるさく言っていても、最後には必ず悟空や子供に対し理解を示す人「チチ」。人に対して本質を理解し接することが出来る、とても魅力いっぱいで素敵な人だと思います。

『ドラゴンボール』のやめ時はフリーザ編だった!? 初代担当編集・鳥嶋が明かした『ドラゴンボール』『Dr.スランプ』の裏話
5月8日、『漫道コバヤシ ドラゴンボールZ復活の「F」公開記念スペシャル』(フジテレビ)にて、芸人・ケンドーコバヤシが『ドラゴンボール』(集英社)の作者・鳥山明の初代担当編集である鳥嶋和彦(現・集英社専務取締役)と対談。『ドラゴンボール』や、鳥山初の連載作『Dr.スランプ』の裏話などが明かされた。

もともとデザイナーだった鳥山明は、マンガ賞に応募し、1980年から「ジャンプ」で『Dr.スランプ』の連載を開始。当初、少年誌である「ジャンプ」で女の子が主人公のマンガを描くのは「とてもショック」だったそうだ。『Dr.スランプ』はアニメ化もされるほどの人気作となったが、鳥山は「連載をやめたい」と吐露。そして、当時の編集長に直談判し、「『Dr.スランプ』より面白いものが描ければいい」と了承を得た鳥山は、『ドラゴンボーイ』読み切りが人気を博したことから、『Dr.スランプ』の連載を終え、1984年に『ドラゴンボール』の連載をスタートさせることとなった。

その後、『ドラゴンボール』は大ヒット。原作の連載開始から30年以上たつ本作だが、現在も映画『ドラゴンボールZ復活の「F」』が公開中だ。2人の話題は、この映画でも大々的にフィーチャーされている敵キャラ・フリーザに。フリーザは、連載時、社会現象になっていた“地上げ屋”をモデルにした、いわば“宇宙の地上げ屋”キャラで、鳥嶋いわく、“悪いキャラ”を描くのに苦労する鳥山だが、「(『ドラゴンボール』で)完全な悪はフリーザだけなので動かしやすい」と評していたという。一方、苦労したとされる敵役・ピッコロ大魔王は、歴史上悪いと言われている人物、ローマ皇帝のネロに影響を受けているなんて話も。「フリーザの年齢・性別は迂闊に答えてしまうと困ってしまいそうなのでノーコメントで」「(フリーザの側近である)ドドリアとザーボンは特に気に入ってないので復活の予定はない」「(フリーザの父である)コルド大王は倒されるためだけに登場した」などなど――『ドラゴンボール』ファンにとっては興味を惹かれる話題が多く展開される放送だった。

番組中では『ドラゴンボール』はあまりの人気のため、連載を終わらせることが出来なかったといった話にも言及。「『ドラゴンボール』のやめ時はいつだったのか?」というケンドーコバヤシのあけすけな質問に、鳥嶋は「フリーザ編で締めるべきだった」と回答。『ドラゴンボール』がフリーザ編で最終回を迎えていたら、鳥山の3つ目のヒット作が生まれていたかもしれない、とまで語っていた。最後に番組では、鳥山が原作、『I"s』(集英社)などで知られる桂正和・作画の新作マンガが動いていることが明かされ、大きな話題に。掲載誌は「週刊ヤングジャンプ」を予定しているという。14年には『カツラアキラ』という共作短編集を刊行している名タッグだけに、新たな情報の発表が待たれる。

『ドラゴンボール』18年ぶりTV新シリーズ、7月より放送決定! 鳥山明氏がオリジナル原案
アニメ『ドラゴンボール』の新シリーズとなる『ドラゴンボール超(スーパー)』が7月よりフジテレビ系で放送開始することが28日、明らかになった。同日都内で行われた映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』舞台あいさつで発表された。1996年から97年まで放送された『ドラゴンボールGT』以来、18年ぶりの完全新作で、原作者の鳥山明氏のオリジナル原案による物語が展開される。

『週刊少年ジャンプ』(集英社)で1984年から95年にわたり連載された国民的漫画『ドラゴンボール』。単行本および完全版は全世界で2億3000万部を誇る人気タイトルだ。テレビアニメも86年2月よりスタートし、『Z』、『GT』と長期シリーズとして同局系で放送されてきた。

現在は『改』の続編となる『ドラゴンボール改』(魔人ブウ編)が放送中。新シリーズの舞台は、孫悟空が魔人ブウとの壮絶な戦いを終え、平和を取り戻した地球のその後という、これまで原作でも描かれていないアニメ完全新作となる。

悟空の声を担当している野沢雅子は、「CM、ゲームなどで数知れず『超』という言葉を言ってきましたが、いよいよ、シリーズ“ドラゴンボール超”がスタートするということで最高です。首を長~くして待ちに待った新シリーズ、長~く長~く続くと最高です。待っていてください。私たちも待っていたんですから」と新シリーズ開幕を喜んだ。

◆これまでの放送
『ドラゴンボール』1986年2月~1989年4月
『ドラゴンボールZ』1989年4月~1996年1月
『ドラゴンボールGT』1996年2月~1997年11月
【デジタルリマスター再編集版】
『ドラゴンボール改』2009年4月~2011年3月
『ドラゴンボール改』(魔人ブウ編)2014年4月~2015年6月

野沢雅子さんや、堀川りょうさんら大御所声優陣に加え、主題歌を歌う“ももクロ”一同も特別衣装で駆けつけた『ドラゴンボールZ 復活の「F」』レポート
2015年4月18日、東京の映画館・新宿バルト9において、同日に公開となったアニメ映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』の初日舞台挨拶が実施された。

『ドラゴンボールZ 復活の「F」』は、日本国内でも“ジャンプ系少年漫画”の代名詞とも言われる名作『ドラゴンボール』、その最新映画だ。といっても、あまりに有名なタイトルだけに「あのフリーザが復活する!」と言われて、その説明を必要とする人は多くないだろう。

本作において特筆すべき点は、原作の鳥山明先生が“脚本”に名を連ねている、という部分だ。『ドラゴンボール』の映画は数多く制作されてきたが、同氏が単独で脚本を制作をしたのはこれが初なのである。同じように“脚本原案”として関わった『ドラゴンボールZ 神と神』(2013年公開)が大きな反響を得たことからも、本作が注目を集める一因となっている。……要するに、みんなが公開を楽しみにしていたのだ。

そんな公開日に行われた舞台挨拶には、本作のメインキャストである野沢雅子さん、堀川りょうさん、佐藤正治さん、花江夏樹さんらに加え、監督の山室直儀さん、主題歌を歌った「ももいろクローバーZ」(百田夏菜子さん、玉井詩織さん、佐々木彩夏さん、有安杏果さん、高城れにさん)といった、実に豪華な面々が登場。本稿では、ステージで繰り広げられたトークの様子をお伝えしていく。

■神龍の見守るバルト9にZ戦士(の声優陣)&ももクロZが集結
本作の公開初日とあって、当日のバルト9は大賑わい。チケットロビーには巨大な神龍(シェンロン)が登場するなど、その力の入れっぷりも相当なものだ。舞台挨拶が行われたシアターの中はディープなファンで一杯で、キャラクターのコスプレをしている人の姿も見受けられた。

舞台挨拶が始まったのは上映後。見た目にも色鮮やかな来場者たちに拍手を受けながら、登壇者たちがステージへやってきた。そして位置につくと共に「オッス! オラ悟空」(野沢さん)、「カカロット! 貴様を倒すのは、この俺樣だ!」(堀川さん)、「ぱーふぱふさせてくれんかのぉ~」(佐藤さん)、「雑魚じゃない、ジャコだ!ビシッ!」(花江さん)と、いった具合の名言ラッシュが披露される。誰がどのキャラを演じた、という説明は不要だろう。

そこから始まったトークでは、まさに本作を観た直後の来場者たちと興奮を共有するような様子が見て取れた。そんな中、超ベテラン声優陣に囲まれて、ちょっと恐縮気味な声を出していたのは花江さん。“ドラゴンボール世代”である花江さんは「小さな頃からずっと観ていた作品に出られるなんて」と、その喜びを表現していた。

ちなみに壇上では、上映直後ということで色々とネタバレトークも飛び出した。深くは語れないが、ひとつトークの中で内容に関わるものを取り上げるとすれば、とあるシーンにおける堀川さんの感想「あのシーンは、溜飲が下がる思いでした」というコメントだろう。果たしてベジータに何があったのだろうか……。その内容は、ぜひ劇場で確認してほしい。

続けて、本作の主題歌「『Z』の誓い」を歌った「ももいろクローバーZ」の面々がステージへと登壇した。こうしたイベントでは衣装に凝ることでお馴染みの「ももクロ」だが、今回も各人が『ドラゴンボール』世界をイメージした衣装で登壇することに。

その衣装について百田さんは「主題歌が『ドラゴンボール』キャラクターの“後輩目線”の歌だったので、自分たちが『ドラゴンボール』の世界に入ったらという設定で作ってもらいました」と話す。なお、百田さんは悟空、玉井さんはベジータ、高城さんはピッコロ、佐々木さんはトランクス(とブルマ)、そして有安さんはまさかの餃子(チャオズ)をイメージしているそうだ。まさかここでチャオズの名が出るとは。

ひとしきりトークも終わると、最後に大きな発表が行われた。既にアメリカでの公開が発表されている本作だが、なんとさらに、全世界74の国と地域で放送されることが決定したのだ。それを受けた野沢さんは「もっと増やしちゃいましょう!」と、まさに悟空ばりに意欲を燃やしていた。連載開始から実に30年以上が経過した『ドラゴンボール』だが、その熱はまだまだ収まりそうにない。

4月18日公開『ドラゴンボールZ 復活の「F」』の入場者プレゼント全貌が判明! さらに公式サイトにて新映像も解禁!
4月18日(土)公開の映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』の新TVSPOTがオフィシャルサイトにて解禁!! そこに描かれているのは、ゴールデンフリーザと対峙する悟空の新しい姿が!! 「じゃあ、やってみっか!」の言葉とともに超サイヤ人へと変身する悟空は、超サイヤ人ゴッドの赤い髪とも違う、逆立つ蒼い髪と身にまとうオーラも蒼一色のに変化。

この神戦士は“超サイヤ人ゴッドのパワーを持ったサイヤ人の超サイヤ人”で修行の末に悟空が身に付けたとされる圧倒的なパワーである。果たして黄金に進化したフリーザと、蒼色に変身した悟空の雌雄を決する究極のバトルはどちらに軍配が上がるのか!? 伝説を超えた神バトルがここに勃発する!

■入場者プレゼントの全貌が解禁!
そしてついに、入場者プレゼントの“鳥山明描き下ろし脚本完全収録 JC最”神“刊ドラゴンボールZ巻「F」”の表紙や中身の一部も解禁となった。

なんと表紙も鳥山明描き下ろしの特別仕様で、鳥山明が語る脚本の裏話や、直筆のコメント付き描き下ろし設定画などここでしか読むことのできない超貴重な“神”巻となっていることが発覚!

数量限定ということで、4月18日(土)の公開初日や翌日曜日には品切れの可能性もあるので、是非とも光の速さで入手したい! 劇場へ急げ!

<イントロダクション>
『神と神』から2年――、全宇宙待望の最新作が誕生!!
1984年から週刊「少年ジャンプ」で10年半に及ぶ連載、テレビアニメ、ゲーム、カード等、連載終了から20年が経とうとしている今でも、爆発的人気を誇る伝説的コミック「ドラゴンボール」。2013年には、実に17年ぶりとなる劇場最新作『ドラゴンボールZ 神と神』が公開し、“破壊神”“12個の宇宙”など新たな真実を残しながら、子どものみならず、かつて夢中で連載を追いかけた大人たちまでも興奮の渦に巻き込んだ。

“劇場版・鳥山明”始動。かつて世界を絶望させた「F」が復活!!
そして2015年、待望の映画最新作が誕生! 劇場版19作目にして初めて自ら脚本まで手掛けた原作者・鳥山明は今回の敵として、かつて読者を絶望のどん底に叩き落とした悪の帝王・フリーザを復活させた! 鳥山明自ら「すさまじい対戦」と豪語する渾身の物語が、再び世を席巻する!!

<ストーリー>
宿命の激突!! 神を超える戦いが始まる――!!!! 破壊神ビルスとの闘い後、再び平和が訪れた地球にフリーザ軍の生き残りであるソルベとタゴマが、ドラゴンボールを求めて近づいていた。その目的は、軍の再起のためにフリーザを復活させること。宇宙史上最悪のその願いは遂に叶えられ、蘇ったフリーザは悟空たちサイヤ人への復讐を目論む…。

そして、地球に新フリーザ軍が押し寄せ、悟飯、ピッコロ、クリリンらは1000人の兵士と激突。悟空とベジータは、フリーザとの宿命の対決へと挑むが、フリーザは圧倒的なパワーアップを果たしていた! 「お見せしましょう…わたしの更なる進化を!!!!」今、限界を遥かに超えた戦士たちの空前絶後の戦いが幕を開けようとしていた――。

ドラゴンボールの「脱線エピソード」とは?
アニメ番組には、制作サイドの大人の都合で本編から脱線したオリジナルストーリーが放送されることがよくあります。

設定を丸っと無視したぶっ飛びストーリーや、ツッコミ待ちとしか思えないほどの作画崩壊には、子供心に違和感を覚えたものです。

■ヤムチャには野球の才能があったらしい……! 『ドラゴンボールZ』の脱線っぷりは秀逸です

週刊少年ジャンプの人気作品の中には、原作の連載とアニメの放送が同時進行で進むものが数多くあります。当然ながらアニメは原作よりも進展が早いため、連載に追いつきそうになってしまうことも日常茶飯事。そんなときには、アニメ版だけのオリジナルストーリーを放送することで時間を稼ぐわけです。

その最たる例が『ドラゴンボールZ』。

悟空とピッコロがチチに促されて自動車教習所へ通うエピソード(第125話)や、ヤムチャが野球選手のアルバイトを始めるエピソード(第10話)など、例を挙げ始めるとキリがありません。筆者はリアルタイムで放送を見ていましたが、ヤムチャが狼牙風風拳(ろうがふうふうけん)の構えで三打席連続ホームランを打ったときには流石に「これは違くね……? 」と違和感を感じたものです(笑)。

しかし、『ドラゴンボールZ』で描かれたオリジナルストーリーの中には名エピソードと語り継がれているものも少なくありません。

悟空の父であるバーダックとフリーザの戦いを描いたテレビスペシャル『ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦~フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父~』は、原作のスピンオフ作品としてファンの間でも高く評価されていますし、当初アニメだけのオリジナルキャラクターだったバーダックは、後に原作にも登場しています。

このようにアニメオリジナルキャラクターが原作に逆輸入されるのは珍しいケースですが、ファンからすればたまらないサプライズですよね。

フリーザーの復活に中尾隆聖さん歓喜! 野沢雅子さんが「絶対に見てほしい」と熱く語る!――映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』舞台挨拶レポート
2015年3月30日、新宿バルト9にて、4月18日より公開となる映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』の試写会および舞台挨拶が行われた。キャスト陣によるトークセッションのほか、ワールドプレミア開催の発表が行われたので、当日の模様をレポートしていこう。

『ドラゴンボールZ 復活の「F」』は、2013年に公開された『ドラゴンボールZ 神と神』から2年ぶりとなる映画最新作。原作者の鳥山明さんが、劇場版19作目にして初めて自ら脚本を手がけた作品でもあり、ドラゴンボールによって復活したフリーザと、悟空やピッコロ、クリリンたちが激突する宿命の対決が描かれる。

■ フリーザが嫌いな野沢さんが、ますますフリーザー嫌いになりそうな内容!

今回行われた舞台挨拶には、孫悟空役の野沢雅子さん、フリーザ役の中尾隆聖さん、預言魚役の中川翔子さんが出演。上映に向けての挨拶を行ったほか、客席に姿を見せた悟空とフリーザの着ぐるみの動きに合わせて「どんな戦いになるか、オラわくわくするな!」「クックック……相変わらず私をイライラさせる発言をするのですねえ」とセリフを当て、試写会に参加した幅広い層のファンたちを沸かせていた。

作品ついてのトークセッションでは、初めて完成した映像を見た感想について「すごい!って言葉をズラーっと並べるぐらいすごいです」(野沢さん)、「フリーザが嫌いな野沢さんに(フリーザーが)ますます嫌われそうな(笑)、収録で声が枯れんばかりのすさまじい戦いです」(中尾さん)と絶賛。特に、鳥山さんが意識して増やしたというアクションシーンは見応えがあり、収録ではアクションの速さに苦労したこともあるという。

また、本作ではフリーザの復活も見どころのひとつ。この話を聞いた際、中尾さんは胸が躍るどころか、飛び上がって喜ぶほど嬉しかったとのこと。映画のタイトルについても「復活のFはフリーザのFでもありますが、応援してくれるファンのFでもあるんじゃないかなと、そう思います」と語るなど、ファンに愛されていることを感じて嬉しそうな姿を見せていた。

フリーザの復活については、中川さんも「ただの悪じゃなくて、全人類から愛される“ベストオブ愛された賞”ですよ!」と語り、嬉しさをにじませていた。

■ 悟空とフリーザー、海外上映への意気込みを語る!
トークが一段落したところで、発表の目玉となるワールドプレミア開催決定の告知が行われた。ワールドプレミアは現地時間の4月11日、ハリウッドのエジプシャン・シアターにて実施され、このイベントにも野沢さんが登壇予定となっている。

海を越えての上映が決まり、野沢さんは「オラ嬉しいぞ!ハリウッド行ってみっか!」、中尾さんは「死より恐ろしい恐怖を世界中に味わわせてあげましょう」と、それぞれ役に扮して喜びを表現した。中川さんも、預言が100%当たる預言魚役というポジションを活かし「この映画は世界中で大ヒットするよ!全米が泣くよ!」とセリフを披露する一幕も。

最後に野沢さんは、「今回のFは復活のFであり、ファンのFでもありますので、ひとりでも多くの方に、絶対に見てほしいです!」と、力強くアピール。日本だけでなく世界中の人に、そして子どもから大人までではなく、赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんにまで見てほしいとの想いを語り、舞台挨拶を締めくくった。

ド迫力の怒れるフリーザ様Tシャツが凄すぎる!
2015年4月18日より劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』の全国劇場公開も控える、宇宙の帝王「フリーザ」の怒れるド迫力グッズが、キャラクターアパレル&グッズメーカー「コスパ」から登場!!

ナメック星でせっかく集めたドラゴンボールを、デンデ、クリリンたちに使われてしまった時の、あの激怒したフリーザが放ったセリフ
「ぜったいにゆるさんぞ虫ケラども!!!!!」
が、ド迫力なデザインのフルグラフィックTシャツ、Tシャツ、トートバッグになりました! ビリビリと感じる宇宙規模のフリーザの怒りをぜひ肌で感じよう!

強さが欲しい!?便利に使う!?アニメファンが選ぶ「一度は使ってみたいアニメ漫画の必殺技・能力」
第1位には、漫画、アニメ、映画、ゲーム、実写化など、あらゆるメディアで人気を博す、「冒険」「努力」「バトル」「友情」などを描いた長編漫画『ドラゴンボール』の主人公「孫悟空(そんごくう)」の必殺技『かめはめ波』が選ばれた。悟空の師匠である亀仙人(武天老師)が編み出した、体内の潜在エネルギーを凝縮させて一気に放出させる技で、その後、悟空以外のキャラクター達もその使い手となる。『ドラゴンボール』における代表的な必殺技といえるだろう。

「私服がダサい」と思うアニメランキング
1位にランク・インしたのは、鳥山明原作の《ドラゴンボール(シリーズ)》でした。ドラゴンボールの衣装といえば、オレンジ色の格好いい武道着・亀仙流道着や、サイヤ人の戦闘ジャケットがまず思い浮かぶのではないでしょうか。しかしその戦闘服がキャラにはまりすぎているせいか、地球人仕様のYシャツやジーパンが逆にコスプレのように思えてしまいますね。

劇場版『ドラゴンボールZ』特報第2弾、フリーザ「私のさらなる進化を!」
2015年4月18日に全国公開されるアニメーション映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』の特報第2弾が公開された。

公開された特報第2弾は、見覚えのある楕円の飛行物体が街に巨大な影を落とし、着陸する場面から。宇宙船から姿を現したのは、余裕の笑みを浮かべた悪の帝王・フリーザで、ピッコロも「俺たちとは違う次元の化け物になって帰ってきやがった!」と驚愕するばかり。大軍勢の敵に立ち向かうZ戦士たちとともに、激しく拳を交える悟空とフリーザが描かれている。そして、最後にフリーザが放つ「お見せしましょう、ワタシのさらなる進化を…!」という意味深な一言が、全宇宙の絶望の幕開けを予感させる内容となっている。

また、12月6日より本作のプレゼント付き前売券が上映劇場で発売開始。今回のプレゼントは、原作者の鳥山明氏が映画のために描き下ろした新設定画をもとにしたイヤホンジャック付きの「劇場版・鳥山明 超進化ストラップ」で、悟空バージョンとフリーザバージョンの2種類が用意されている。悟空は通常の胴着から新胴着へ、フリーザは第一形態から"祝復活"のタスキをかけた第四形態へと進化する超進化ストラップとなっている。

『ドラゴンボールZ 復活の「F」』は、2013年3月に劇場公開された『ドラゴンボールZ 神と神』の続編で、原作者の鳥山氏が原作・脚本・キャラクターデザインをすべて担当。監督は、『ドラゴンボールZ 神と神』でアニメーションキャラクター設計・総作画監督・絵コンテ・原画を、OVA『ドラゴンボール 超サイヤ人絶滅計画』でキャラクターデザイン・作画監督を、人気ゲーム『クロノ・トリガー』でアニメーションキャラクターデザイン・作画監督を担当した山室直儀氏が務めている。

『ドラゴンボールZ』新劇場版発表 鳥山明の本気
名作『ドラゴンボールZ』の新作劇場版が、2015年のゴールデンウィークに公開されることがわかった。

前作『ドラゴンボールZ 神と神』と同じく、原作者の鳥山明さんが原作・脚本・キャラクターデザインをつとめることが発表されている。

マシリトも褒めた! 前作「神と神」の続編
タイトルやスタッフの詳細はまだ明かされていないが、ストーリーは前作「神と神」の続きだという。

公式サイトで、鳥山さんは「マンガで連載していた時の続きのつもりで新ストーリーを考えました。絵を描いていないだけで、細かいセリフまで徹底的にこだわっています」と熱のこもったコメントを掲載。

また「意識してアクションシーンを大幅に増やした」とも語っており、「メチャクチャおもしろいはずですよ!派手なアクション物はあまり好きじゃないボクが言うんだからマチガイないっす!」、「ファンの方々にはとってもスカッと楽しめる内容なっている」と自信作であることがうかがえる。

「Dr.スランプ」でDr.マシリトとして登場した初代担当編集者であり、現在は集英社の取締役専務である鳥嶋和彦さんも、めずらしく褒めているとのことなので、かなり期待できそうだ。鳥嶋さんは、鳥山明さんが「ジャンプ」で連載当時、数々のボツを食らわせたことで知られている。

現在、鳥山さんは新キャラクターのデザイン画を制作中。ファンにとっては待ち遠しいゴールデンウィークとなりそう。

漫画、TVアニメが終了して長い時間と経った『ドラゴンボール』。まだまだ冒険は続きそうだ。

<ドラゴンボールZ>劇場版新作でフリーザ復活
2015年4月に公開されるアニメ「ドラゴンボールZ」の劇場版新作に、主人公・孫悟空と死闘を繰り広げたフリーザが登場することが21日、分かった。新作のタイトルは「ドラゴンボールZ 復活の『F』」で、炎のようなオーラをまとったフリーザや、昨年3月に公開された劇場版「神と神」に登場した破壊神ビルスと側近のウイスが描かれたビジュアルが公開された。

フリーザは、宇宙の帝王として悟空やピッコロ、クリリン、ベジータら仲間たちを圧倒。クリリンを爆殺するなど非道の限りを尽くしたが、激高して超サイヤ人となった悟空に敗北した。その後の物語のキーともなった「超サイヤ人」の悟空と戦った最初の悪役キャラとして人気が高い。

「ドラゴンボール」は「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1984~95年に連載された人気作。コミックスは24カ国で翻訳され、発行部数は世界で2億3000万部以上を誇る。アニメは、86年にフジテレビ系でスタートし、89~96年に「ドラゴンボールZ」、96~97年に「ドラゴンボールGT」が放送。11年間の平均視聴率は20%以上を記録した。劇場版はこれまで18作が公開されており、19作目となる今回の「ドラゴンボールZ 復活の『F』」は、原作者の鳥山明さんが初めて脚本を手がけることも話題になっている。

「ドラゴンボールZ 復活の『F』」は15年4月18日に公開。

鳥山明の漫画『ドラゴンボール』其之百九十五のサイヤ人編から最終話までをアニメ化。前作『ドラゴンボール』からタイトルを変更し、新番組として制作された。

『ドラゴンボール』のアニメ化作品では最も長い、約6年10ヶ月ものロングランとなるなど、人気面で絶頂を迎えた作品である。これは東映および東映アニメーションが製作したアニメ作品としては、2007年に『ONE PIECE』に記録を塗り替えられるまで、最長の年数であった。

平均視聴率は20.5%で、人気作となる。日本のみならず世界40カ国以上で放映された。フジテレビは子供達の楽しみも考え、水曜日のプロ野球中継を減らしていた。特に人造人間編の頃には、優勝決定などの重要な試合以外は本作を通常放送し、番組終了後の19時30分から野球中継する場合もあった。初代オープニングテーマ『CHA-LA HEAD-CHA-LA』も170万枚のヒットとなった他、本放送中に劇場公開版アニメが断続的に制作され、本放送中の春と夏に東映系の映画館にて公開された。

前作同様、原作が週刊連載中にアニメ化されたため、原作1話分をそのままアニメにした場合、アニメ1話分には尺が足らず、原作の週刊連載にすぐに追いついてしまうため、その兼ね合いから、アニメスタッフの手によりアニメ独自のシーンやオリジナルエピソードが追加されている。その内の「サイヤ人とツフル人の歴史」、「2人に分身して特訓するピッコロ」、「天津飯や餃子を追いかけたいがカリン塔に登れずウパ達に八つ当たりするランチ」、「野球選手のアルバイトをするヤムチャ」、「栽培マンの裏設定」、「蛇の道で雲を千切って食べる悟空」、「蛇の道の下にある地獄の様子」、「蛇の道の途中にある宮殿にいる蛇」などに関するオリジナルエピソードや設定は、鳥山明が書いた裏設定のアイデアメモを元にしたもので、他にもアニメオリジナルキャラクターとして「グレゴリー」、「パイクーハン」、「大界王」、「ベジータ王(顔のみ)」のデザインや、中鶴勝祥のラフデザインを元に「バーダック」とその仲間たちのデザインを行っている。しかし、その他のアニメのみのオリジナルエピソードや設定には基本的に関わっていない。また回想シーンも多く見られる。

2003年には、全話とTVSP2話に加え、OVA「サイヤ人絶滅計画」を収録したDVD-BOXが発売。また2006年より、単品DVDが各巻5話 - 6話収録で発売された。本番組はBSフジや東京MXテレビなどの一部の地方局などでも再放送されていた(地域によって異なる)。

2009年4月から2011年3月にかけて、タイトルを『ドラゴンボール改』としたデジタルリマスター版を放送。ストーリーを原作漫画に近づける形で再構成し、HD放送が行われていた。

好きなセリフ サイヤ人編
ラディッツ「戦闘力たったの5か。ゴミめ。」
ラディッツ「くだらん技だ。ただホコリを巻き上げるだけか。」
ピッコロ「バカな。この俺が震えて動けなかった。」
ベジータ「貴様のくだらんあいさつのせいだぞ。」
ベジータ「うろたえるな所詮俺達のテキではない。戦闘力の一番高いヤツをさがせ。」
ベジータ「ナッパ オレのいうことがきけんのか!!!!」
ベジータ「あと4分ほどでここにやってくるだろう 戦闘力5000ほどのヤツが。」
ベジータ「ここのヤツらは戦闘力を変化させやがる 最低でも5000ということだ。」
ベジータ「戦闘力がどんどんあがってやがる。」
ベジータ「7000、8000バカな。」
ベジータ「8000以上だ!!!」
ベジータ「なんてヤツだ あんな近い距離から切り返しやがった。」
ベジータ「なんだ今のは パワーやスピードが急激に伸びやがった。」
ベジータ「好きにしろ 同じことだ。」
悟空「さすがだ。スピードもパワーもオラを超えてやがる。」

好きなセリフ ナメック星(フリーザ)編
ベジータ「きたねえ花火だ。」
ベジータ「あたりまえだ。キサマらとはデキがちがうんだ。」
ジース「ベジータちゃんの戦闘力が30000近くに上昇したぞ。」
バータ「チビ(悟飯)の戦闘力が20000までアップしやがった。」
ベジータ「サイヤ人の戦闘データをはるかに超えてやがる。」
ベジータ「とてつもない戦闘力だ。なぜヤツにそれほどのパワーが。」
ギニュー「ヤツ(悟空)の戦闘力は60000ほどとみた。」
ギニュー「スカウターで確認するまでもない。85000までは上がるはずだ。」
ギニュー「100000、110000まだ上がるというのか。」
ギニュー「180000。これがキサマのパワーなのか。」
悟空「はっきり言っておいてやる。瞬間に出せる力はこんなもんじゃねぇ。」
フリーザ「まあいいでしょう。チリの一粒ぐらいは放っておきますか。」
フリーザ「私の戦闘力は530000です」
ギニュー「ジース。俺の戦闘力はいくつだ。」
ジース「2、23000ですが。」
フリーザ「ちなみに戦闘力は100万以上は確実か」

投稿 : 2024/05/04
♥ : 36
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

悟空も作者も限界突破し続けた果てしない延長戦

【物語 3.5点】
内容は至ってシンプル。
激しい能力インフレが続く中、おらより強えぇ奴が世界や宇宙を脅かしているから倒しに行く。
それをサイヤ人編、フリーザ編、人造人間・セル編、魔人ブウ編の4回。
全200話以上費やして繰り返す。以上。

訴えたいテーマも特に設けず、娯楽に徹する。
ボスキャラに人間とは何かを突きつける重たい過去などがあるわけでもなく、
倒すのが申し訳なくなる何てことも無い。
倒した強敵(とも)が後で仲間になるジャンプらしい展開もありますが、
少なくとも悟空が敵として戦っている間は心置きなく殴りに行ける。

OP主題歌の“頭カラッポの方が 夢詰め込める”といった感じで、
エンタメ重視のバトルを迷いなくやり切る。
このシンプルさが世界中を熱狂させる原動力になったのだと思います。


とは言え、能力インフレバトルを続けるにも最低限シナリオは必要。
他でも言及しましたが、そもそも『ドラゴンボール』はピッコロ大魔王を倒すまでが当初の構想。
設定を使い切った状態から、熱量を持ってお話を続けるのは並大抵のことではないでしょう。

拾われて育った主人公・孫悟空という過去設定から、
悟空は実は地球に送り込まれた戦闘民族・サイヤ人で、
その背景には帝王・フリーザの宇宙制覇の野望が云々……。
とか使用済みの設定からよくストーリーを捻り出すことができるなと感心したり。
ただレッドリボン軍から捻り出した、星ひとつ消滅できるレベルの超人を凌駕する人造人間製造とか、
流石に科学的に無理があるなwとツッコんでみたり。

漫画家って設定を使い果たしてからが本番の大変な職業なんだな。
俺は将来漫画家にはならないし、とてもなれないなと当時は思ったものですw


『Z』になって原作連載ペースがアニメ放送に追い付き制作が逼迫する傾向はより深刻に。
フルパワーを出すための準備でAパートが終わる。元気玉とか作るだけで1話終わる。
ボスキャラにやられる前に先に逃げろと言われてから、かなり待ってくれる敵とか。
気を高めるという設定って尺を稼ぐのに結構便利だなと思ってみたりw


【作画 3.5点】
アニメーション制作・東映動画(現・東映アニメーション)

作画水準に関しては、バトルではダメージ表現などを描き込み、
後は野となれ山となれのいつもの20世紀・東映の作画。

ただ素材となる原作者の画力は安定して高レベル。
加えて、戦闘は極力、破壊可能オブジェクトが多い街中は避けて荒野で行うなど、
持続可能な連載のための“ダメージコントロール”も成されており、
東映のジャンプアニメ化作品の中では比較的大崩れしなかった部類。

それでも、バトルが佳境になる所、特にフリーザ編終盤などは、
一撃ごとにナメック星が損壊する激戦となり、
ボロ切れ同然となる悟空の道着のダメージ描写等を一コマごとに表現する原作、背景にまで作画を入れて地形変化を描くアニメ化共に苦しい展開。
で、結局、{netabare} ひとつの星の崩壊まで映像化することになったわけで。{/netabare}

苦闘の中で表現された悟空の超(スーパー)サイヤ人への覚醒は金髪&金オーラという強烈なビジュアルもあって心に残りました。
(白黒漫画だと白色なので塗る手間が省けるという見方もありw)


【キャラ 5.0点】
内容がほぼボスを倒す能力インフレバトルである以上、
ボスキャラに魅力が無いと話にならない状況。

設定枯渇した中からでも、ベジータ、フリーザ、セル、魔人ブウと、連載と放送をもたせて余りある強烈なボスキャラを新規創造。

漫画アニメ界全体のボスキャラとして考えても、ベジータで10年に一度生み出されるかどうかの逸材。
フリーザ様に至っては史上屈指のラスボス。
セル、ブウでも並のバトル漫画では滅多に生み出されないレベルの存在感。

鳥山 明先生は稀代のキャラクターデザイナーであったと感服するばかりです。


90年代当時のボスキャラのトレンドはアニメでもゲームでもとにかく画面を埋め尽くす勢いでグロく巨大化する。
これもフリーザの話ばかりになって申し訳ないですが、
第2形態、第3形態と例に漏れずフォルムが巨大化、グロテスクに複雑化する流れから、
最終形態でシンプルになって(描画カロリーも削減しつつw)襲いかかって来たのは衝撃的でした。
フリーザ様はボスキャラのトレンドをも変えた名悪役でした。


【声優 5.0点】
主演・孫悟空役の野沢 雅子さん。
女性声優が少年役をやることは多々あることですが、
『Z』に先立ち悟空も低等身少年から高等身さらには父へと成長。
それでもキャラクターを表現し切るのが見事。

しかも野沢さんは悟空の息子・悟飯役まで兼任。
最終的には悟空の亡き父・バーダック、第二子・悟天の一人四役プラス、
トランクス役・草尾 毅さん、ベジータ役・堀川 りょうさんとのフュージョンまで決める。

当たり前にやってのけてしまうので忘れがちですが、
野沢さんのこの守備範囲の広さは凄過ぎます。

シリアスなバトル展開、加えて尺の間延びにより、
声優が絶叫して間をもたせるシチュエーションが多かった『Z』では、
キャストの演技にも一層熱が籠もっていました。

加えて孫悟空役には怒りで超サイヤ人として覚醒する戦闘民族という表現まで求められる。
野沢さんの{netabare} 「クリリンのことか───────っ!!!!! 」{/netabare} と叫ぶ憤怒の熱演。
根は優しい悟空が変わってしまう戦慄が今でも残っています。

ここまで野沢さんのことしか書いてないですが、
これだけで声優5.0点の理由が揃ってしまったので以上と致します。


【音楽 4.5点】
劇伴は元祖から菊池 俊輔氏が続投。
不穏なギターサウンド、スタッカートが効いた金管音源をアレンジ。
過熱するバトルシーンに有用なテンポアップするフレーズの多用。
OP主題歌の“恐竜がいたら 玉乗り仕込みたいね”でもないですが、
そのまま怪獣映画に流用しても通じそうな恐慌を煽るBGM群でシリアスな作風を好アシスト。


OP主題歌は影山 ヒロノブさんが担当。
1曲目の「CHA-LA HEAD-CHA-LA」は有名で耳に馴染んでいるを通り越して、
私の場合は運動会で披露したダンス演目のBGMとして身体に深く刻み込まれていますw
が、私は意外と終盤の「WE GOTTA POWER」の方が好きだったり。
いずれにせよ両曲とも歌詞も良い意味で脳筋でアホな勢いのあるアニソンです。


ED主題歌は1曲目がMANNA「でてこいとびきりZENKAIパワー! 」でユルめに締めくくる作風。
圧巻だったのが2曲目の影山 ヒロノブさんによるバラードソング「僕達は天使だった」
サビ終盤でオクターブを上げていく歌唱力。彼は超アニソン歌手です。


【付記】
先日の鳥山 明氏死去のニュース。私にとっても衝撃的でした。
それだけ私の心に爪痕を刻む作品を残した方だったということなのでしょう。
ご冥福をお祈り致します。

世界中から寄せられた追悼コメントの中で、
『ONE PIECE』の尾田栄一郎氏による「天国が先生の想い描いた通りの愉快な世界でありますように」との一文に特に共感を覚えました。
本作はラスボスだけでなく、天界も本当に愉快なキャラクターの宝庫でして。

激しい能力インフレに取り残された地球の神。
それでも自分の何百倍の戦闘能力を持つ超人共を管理しなきゃならなくて。
EDの“Ah もう 神様もつらいよね!”って凄く的を得た歌詞だと思いますw

と言うより、むしろ神って死ぬものなのかwという点も当時は地味に衝(笑)撃的でしたw
北の界王様なんて{netabare} セルの自爆の巻き添え食って死んじゃってますしw{/netabare}
死んでも明るい天界ならば、鳥山先生も、いつかはあの世に行く私も皆も笑って楽しく過ごせそうです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16
ネタバレ

キリン  さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

んんぶるぁぁぁぁ

私が中学に入ると同時に
『ドラゴンボール』から
『ドラゴンボールZ』に進化しました。
そこから高校卒業し専門学校、社会人デビューまで
共に青春時代を歩んだアニメです。
生活の一部と言ってもいいくらい
当たり前の存在でした。

『Z』になって、まずいきなりの新キャラ登場
その名は『孫悟飯』くん。
主人公『孫悟空』の息子です。

思春期真っただ中の私は
「悟空やったんじゃ・・・・チチとやったんじゃ・・・・」
「もう筋斗雲乗れないんじゃないのか・・・」
と、その事ばかり気になっていました。
でも、いきなり悟空は筋斗雲に乗って登場していました。

※筋斗雲は意のままに自在に操れる空飛ぶ雲で
清い心を持っていないと乗れません

ぴちぴちギャルのパイパイをつつくことや
お尻をさわったたり、
ぱ、ぱぱ、ぱんて~を見ることに
命がけで挑んでいる亀仙人が筋斗雲に乗れないのに
それ以上の事をしでかした
悟空が筋斗雲に乗れるとは
どういうことじゃ?
と、あの当時の私は理解に苦しみました。

まあ、そんなしょーもない事は
『ドラゴンボールZ』を語る上で
どうでもいいことなんです。

今まで語られることの無かった
悟空やピッコロの出生の秘密。
宇宙を恐怖で支配する巨大な敵。
伝説の戦士の存在など、
見所満載です。
最後の方は、わけがわからないです。
ストーリーじゃなくて力の表現が・・・・

キャラは、さすが鳥山先生
デザインも良いのですが
特にネーミングセンスが驚かされます。
大抵、新キャラが登場すると
「え~何?このヘンな名前」
って思っちゃうんですけど、
だんだん愛着が湧いてきて
かっこ良く思えちゃうから不思議です。

長いアニメなので、根気がいるかもしれません。
原作+アニメオリジナルストーリーが
ちょくちょく入ったりします。

オリジナルストーリーはどれも
別に要らんから、早よ本編せぇよ!
って思うものばかりですが、
ひとつだけ、
悟空とピッコロが
自動車運転免許を取りに行くお話は好きでした。

なかなか『ドラゴンボール』で笑いませんが、
これは笑った記憶があります。

良かったら観てみてください。

{netabare}個人的にはフリーザ編で
ピシッと終わっていれば、
すばらしいラストだったと思うんですが、
鳥山先生は終わらせてもらえなかったんですね~
集英社も『ドラゴンボール』は
週刊少年ジャンプの花形マンガでしたから
なかなか終わらせるのは惜しかったのでしょう。

しかし次のセル編があったから
セルの中の人の若本さんがブレイクしたと思っています。
若本さんは、皆さんご存知の通りセルよりも
ず~っと前から声優をされていましたが
セルで
「んぶるぁぁぁ」とか叫んで
より印象付けたのでは?と思います。

結構やる人多いですが
私も高校の時からセルのものまねをしていました。

(ちなみにドラゴンボールでは、あと
べジータ 魔人ブウ
ミスターポポ 界王さま と ナレーション
悟空が大猿べジータに握りつぶされてるとこ
のものまねが出来ますよ~☆
出来ても全く女子にモテる気配が感じられませんでしたが)

体育の時間、教室で体操服に着替えているとき、
セルの声で
「貴様!トランクスか!」
とトランクスの子に近づいて言っていました。

「ほう・・・貴様もトルルァァンクスかーッ!」

「なるほど、貴様もトラァンクスくぁー!」

「トランクスゥ」

「トランクス」

「では、貴様もトラ・・・・ブゥゥウリーーーフかぁぁぁ!!!
ブリーフ博士かぁ!!!(大声)」

《補足説明》この時代には
ボクサーブリーフ(ボクサーパンツ)といった
小洒落た物は無く、ブリーフと言えば
お母さんが買ってきて数年穿き潰したゴムがよれよれの
少し前が黄ばんだ白いビキニタイプの物を指す。
だいたい中学生あたりで周りの目もあり
ブリーフを卒業したくなって
トランクス派にクラスチェンジするが、
極稀に白ブリーフを貫き通す
やり込み大賞が存在した。
が、何かしらのポリシーがあって
白ブリーフを着用している例は少ない。


体育の度に、そんなことをしてたら、
卒業する頃には
私のクラスから白ブリーフが絶滅してしまいました。

ゴメンネ☆
今では私もトランクスじゃなくなったよ
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 18

79.4 2 1989年春(4月~6月)アニメランキング2位
機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争(OVA)

1989年3月25日
★★★★☆ 3.9 (770)
3581人が棚に入れました
『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』は、ガンダムシリーズの1989年製作のOVA作品。一年戦争末期、地球連邦軍が新型ガンダムを開発しているという情報を掴んだジオン公国軍の特殊部隊「サイクロプス」は、機体を奪取すべく北極の連邦軍基地を襲撃する。しかし作戦は失敗、目標物は宇宙へと飛び立ってしまう。
その後、偶然入手した情報により、新型ガンダムが中立コロニーのサイド6に運び込まれていると知ったジオン軍はサイクロプス隊をサイド6に送り込み、再び新型ガンダムの奪取の任務に就かせるルビコン計画を発動するのだった…。
サイド6のリボーコロニーに住む小学生アルフレッド・イズルハ(アル)とサイド6に潜入したサイクロプス隊の新兵バーナード・ワイズマン(バーニィ)を軸に物語りは展開する。

声優・キャラクター
浪川大輔、辻谷耕史、林原めぐみ、鈴木健、丸尾知子、吉田小南美、秋元羊介、島田敏、島香裕、稲葉実、増岡弘、折笠愛、榊原良子
ネタバレ

renton000 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ガンダム初心者でも大丈夫でした

あらすじは他の方のレビュー等をご参照ください。

 初見でした。全6話。
 ファーストガンダムは雰囲気を知っている程度です。連邦とジオンが戦争をしていたとか、一部のキャラクターの名前とか、本当にその程度。設定に不明な部分はもちろんありましたが、それが大きな阻害要因にはなりませんでした。むしろ、そのおかげで謎の描写も割り切ることができて、物語にどっぷり浸かれたのかもしれません。もちろん知っていれば別の楽しみ方があったのでしょうけどね。

 全6話の構成ですが、序盤中盤終盤とメリハリがあるので、連続した1本の2時間作品である必要もなかったのだと感じました。
 この構成のおかげで価値が出たポイントの一つとして、サブタイトルがあると思います。第1話のサブタイトルは「戦場までは何マイル?」、そして、第6話のサブタイトルは「ポケットの中の戦争」です。途中のタイトルは「戦」の文字が入っておらず、各話の場面を描いたものだと思われますが、最初と最後だけは「戦」に関連させた主人公アルの精神性を示しているようで、とても印象に残りました。

 終盤は、自分の感情処理に追われて、あまり描写に注目することが出来なかったのですが、この作品をどう見るかという方向性はオープニングで既に定まっていました。オープニングだけでここまで見方が定まる作品は珍しいので、その辺について少しだけ述べておきます。


全体構造:{netabare}
 オープニングは奇襲から始まります。最初にインパクトを持ってくる作品というのは、実写映画も含めて結構多いですよね。これは視聴者を飽きさせない工夫でもあるのですが、ここの構造でその後の展開の骨子を作るという狙いもあります。この作品で提示されたのは「奇襲=失敗+犠牲」でした。

 中盤、再度奇襲が計画されます。決行直前に視聴者に与えられたキーワードは、「クリスマス」「シドニー」「夏」でした。この矛盾した言葉によって強烈に嫌な予感を感じました。敵兵士によってご丁寧に解説が加えられた時点で予感はほぼ確信に。結果、予感が実現し「奇襲=失敗+犠牲」という構造が繰り返されることになりました。
 終盤、バーニィは一人での奇襲の実行を計画します。単騎では成功の可能性がほぼ見えませんでした。同じ構造が繰り返される予感に再度襲われ、私のメンタルはここをピークにしてエンディングまで高止まり状態でした。
 一番きつかったのは、アルとバーニィのケンカシーンですかね。エンディングにおいて、アルが二人の友人に慰められるシーンもきつかったですが、そのシーンが長く続く感じですね。子供の無邪気さと残酷さが本当に辛かった。あまり先読みし過ぎなければ幾分楽だったとは思うのですが、こればっかりは性分なんで仕方ないですね。
 アイキャッチも序盤中盤終盤と全く違う印象でした。特に5・6話はアイキャッチにもダメージを受ける始末。サブタイトルと同じく、戦争に対する無知から現実への転換を見てしまいました。同じアイキャッチのはずなんですけどね。
 まぁ個人的な感情はともかく、三段階で繰り返される構造美はあったと思います。この構造美が感情を揺さぶったのも間違いありません。{/netabare}


キャラクター:{netabare}
 この作品は、キャラクターに注目すべき作品だと思うのですが、これを意識させてくれるきっかけのシーンも、オープニング直後にありました。
 それはアルのお父さんが登場するシーンです。このシーンではなかなかお父さんの顔が写らない。早く写してよと思うのですが、ひたすら手元で遊ぶ落ち着きのないアルの所作が写るのみです。そのうちアルの成績に会話が移って、お父さんのやさしさを垣間見れるのですが、アルのお願いの直後に厳格なお父さんの顔が唐突に写ります。つまり、会話から想像するイメージと実際のイメージがかなり違う。顔を早々に写していたら、表情の変化しか描けません。この特異なカメラワークからも、「キャラクターに注目」というメッセージをもらった気がしました。

 そうは言っても、個々のキャラクターは結構ステレオタイプに描かれている。バーニィの上官に当たる3人の人物は、女・酒・煙草と「大人の男、三種の神器」を携えています。翻って、アルとバーニィは稚拙なウソを繰り返す子供感が徹底的に繰り返されます。大人と子供の対比構造がしっかりしている。アルとバーニィの成長も嘘において描かれますからね。嘘の付き方とか、嘘の内容とか。この作品は、アルとバーニィの成長譚が中心に据えられていたと見ていいと思います。

 で、クリス。まごうことなきヒロインポジションですが、大人と子供の対比に加えられるのは結構終盤なんですよね。序中盤はやさしいお姉さんくらいにしか描かれていなくて、終盤に突如として強い大人感をアピールしてきます。
 この描き方からは2つの狙いが見て取れました。一つ目は、アルとバーニィの成長譚であることを視聴者に理解してもらうため。二つ目は、バーニィとクリスを大人と子供で対比させたくなかったため。どっちかなぁと悩んでいたのですが、おそらく両方ですね。
 前者の狙いは、もちろん作品のテーマを明確にするためです。クリスの主張が強くなり過ぎないようするためには、彼女のキャラクターの固定化を遅らせる必要がありました。クリスはストーリー上は超重要キャラクターですが、テーマ上の重要性は高くなかったと思います。成長も描かれませんからね。
 後者の狙いは、バーニィとクリスの恋愛を前面に出すためです。大人と子供で早々に対比させては恋愛感が乏しくなって、違和感が残ってしまいますからね。

 最後に。どうでもいいことなんですけど、日常風景を写すために同じカットを使っていますよね。3回だったかな?同じ街並みを写していたと思います。そこで、カフェかお店か分からないのですが、おじさんが出てきていたと思ったんですけど、最後は出てこなかったですよね?あのおじさん亡くなっちゃったんですかねぇ。日常が壊れる描写は、がれきの捜索シーンがあるんですけど、それ以上におじさんがいないのがズシンと来ました。いないと思うと突然、日常の全てを背負っていたかのような重量を感じてしまいました。見間違いだといいんですけど。せめて怪我くらいで済んでいれば。。。{/netabare}


 ガンダム作品の宿命としてか、戦闘シーンを描かなければいけないという制約はあると思います。ただ、それを感じさせないほどの卓越した構成力とキャラクター描写で、非常に楽しめました。特に上で述べたクリスの描き方は、非常に興味深かったです。

対象年齢等:
 やや分かりづらいのですが、思春期以上ですかね。恋愛要素もありまし。
 必ずしもガンダムファン向けってわけではないと思います。ガンダムという冠を気にせずに、多くの人に見て欲しいです。大人にもおすすめです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

戦争の実感

中立地帯で生活しているからなのだろうか、本当に純粋にモビルスーツへのあこがれ・好奇心、また戦争に対するエンターテイメントくらいにしか思えない主人公アル。人が死ぬことは頭ではわかっていてもリアルを知らないから実感が全くわかない。
親や教師には怒られ、退屈なテストや宿題・父親のいない生活・同級生の女の子に対する負の感情もあって戦争が起きて日常をぶっ壊してほしいくらいに思っている。

コロニーに侵入して内部の人間に成りすまそうとするジオン軍の兵士バーニィと出会ってから物語が動き出す。
ジオンの階級章をもらって彼らの偵察を手伝うことに。ジオン側としては任務としてやっていることだけどアルにとってはワクワクする楽しい遊びみたいなもの。危険だと理解はしても行動が伴わない。

急に勃発した戦闘で粉々に破壊される建物、銃撃であっさり死ぬ人間を目の当たりにして自分がしてきたことへの罪悪感や戦争の凄惨さを実感することになる。
{netabare}しかも、クリスが連邦側のモビルスーツを操縦してバーニィを殺してしまうところを目撃してしまう。相当な衝撃。核攻撃が未然に防がれたことを知って戦う必要なんかないことをアルは悟ってが、バーニィは死に場所を求めて戦闘しているようなものだし、止めるのは困難。仮に伝えることができても戦闘回避できなかったと思う。あれだけ逃げるのは卑怯だなんて言ってたのになあ。{/netabare}

最終話ラストで{netabare}泣いているアルとまた戦争あるよと謎の励ましを送る同級生が対照的で{/netabare}印象的。

ガンダムシリーズの中では割と好きな作品だなと感じた。ポケットの中とあるように些細な出来事なんだろうけど、脚本の意図というか主題がはっきりしている感じがあって良い。


OP
いつか空に届いて 椎名恵
ED
遠い記憶 椎名恵
作詞・作曲は全て椎名恵。伸びやかなOPとは対照的にノスタルジックな雰囲気溢れるED。心の琴線に触れちゃいます。涙出そう。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
「機動戦士ガンダム」初のOVA作品。一年戦争末期、サイド6に新型モビルスーツ・NT-1アレックスが存在することを察知したジオン軍は、サイクロプス隊に機体の奪取か破壊を命じる。新米兵士バーニィは、コロニーで暮らす少年アルやクリスと知り合い心を通わせるが、物語は悲劇的な結末を迎える。


1. 戦場までは何マイル?
宇宙世紀0079年12月、ジオン軍のサイクロプス隊は連邦軍の新型モビルスーツ「NT-1アレックス」を奪取するため北極基地を襲撃。連邦軍はアレックスをシャトルに乗せて打ち上げ、サイド6に隠す。サイド6で暮らす少年アルは、偶然アレックスが積まれたコンテナをビデオカメラに収める。

2. 茶色の瞳に映るもの
アルはコロニーに侵入して撃墜されたザクを発見し、パイロットのバーニィと知り合う。何も知らないアルは、自分が撮影したコンテナのビデオと引き替えにバーニィからジオンの階級章をもらって大喜び。バーニィはグラナダ基地に帰還し、サイクロプス隊に転属となり、再びサイド6へ向かう。

3. 虹の果てには?
バーニィの姿を発見したアルは、彼を追跡してサイクロプス隊のアジトを突き止めた。サイクロプス隊の隊長シュタイナーは、アルを仲間にするのが安全だと判断し、彼に標章を与える。アルの見張りを命じられたバーニィは、アレックスのテストパイロットのクリスと知り合い、2人は互いの素性を知らぬまま恋心を抱く。

4. 河を渡って木立を抜けて
シュタイナーは自分たちがオトリであり、サイド6への核攻撃が迫っていることを知らされる。一方、アルはバーニィに手柄を立ててもらおうとアレックスの隠し場所を突き止め、サイクロプス隊はアレックスの奪取・破壊を目指す「ルビコン作戦」を開始する。

5. 嘘だと言ってよ、バーニィ
「ルビコン作戦」は失敗に終わり、サイクロプス隊は全滅。ただひとり生き残ったバーニィは、アルにコロニーへの核攻撃が迫っていることを伝えて、コロニーから脱出しようとする。だが、アルやクリスのためにもアレックスを破壊して核攻撃を中止させようと思い直す。

6. ポケットの中の戦争
バーニィはアルの助けを借りてザクを修理し、アレックスと戦う準備を進める。作戦当日、サイド6に向かっていたジオンの艦隊が連邦軍に降伏したことを知ったアルは、バーニィに戦う必要が無くなったことを報せようとするが、すでにバーニィは出撃した後だった。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9

ひろたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

戦争を知らない無邪気な子供

戦争もなくモビルスーツもない平和な中立コロニー。
子供たちはもちろん戦争の悲惨さなんて知らない。
モビルスーツやパイロットをかっこいいヒーローのように憧れている。

物語は、そんな平和な場所が突如戦場となる。
戦闘で街も破壊され犠牲者もでている。
でも、子供たちは凄いもの見たと喜んでいる。薬莢を集めている。
子供たちにとって武器は、まるでポケットの中のおもちゃと同じだ。

子供にとって、戦争は敵に勝ったか負けたか。
勝つとはどういうことか。それは、相手を殺すこと。
負けるとはどういうことか。それは、自分が死ぬこと。
でも、子供にはそれが分からない。
そんな子供がどんどん戦争の悲惨さに巻き込まれていく。
そして、自分の身近な人が巻き込まれて初めて事の重大さに気づく。


戦争の悲惨さを伝える難しさがよくわかる作品です。
悲惨さをちゃんと伝えられれば、今頃歴史は繰り返すことなく平和です。
でも、本当の悲惨さって、自分がまきこまれて初めて気づく部分は多いです。
これは、物語の中だけの話ではなく、現実もそうです。
例えば、三国志のような過去の物語を楽しみ、戦国武将ゲームを楽しむ。
戦闘機や戦艦のプラモデルに熱中し、モデルガンを集めサバイバルゲームを楽しむ。
未来のロボットや宇宙戦艦に憧れる。
全て戦争の話や道具なのにすっかり娯楽になっています。
もし、自分が実際に戦争にまきこまれて手足の1本でも吹き飛ばされていたら…。
それらを娯楽として楽しむことはできないでしょう。
やはり、どことなくよそ事のように感じてしまっています。
戦争の道具は、人類の英知の結晶でもありますから、憧れるのは仕方ないことです。
でも、そんな状態で、戦争の悲惨さなんて伝えられないんじゃないかって思います。
難しい問題だと言うことがよく分かりました。
それをラストシーンがよく物語っていると思います。


「ポケットの中の戦争」このサブタイトルは、とてもすばらしいと思います。
このサブタイトルだけで、涙がでてきそうになります。

この物語の無邪気な子供にとっては、戦争はまるでロボットヒーロー対戦です。
それは、いつも持ち歩いている「ポケットの中のおもちゃ」と同じです。

この物語は、一人の子供が戦争の片隅で体験した1つのドラマです。
でも、その子にとっては、とても大きな出来事だったのです。
しかし、その子以外は事の顛末を知りませんし、その子も周りに語りません。
静かに自分の「心のポケットにしまった戦争」なのです。

そして、このドラマは、戦域の中では、ほんの一点にすぎません。
戦史の中では、ほんの一瞬の出来事でしかありません。
それは、まるで「ポケットの中に入る程度の些細な事」でしかなかったのです。

いろいろ解釈ができるタイトルです。
しかし、この「ポケット」と言う子供を連想させる響き。
それは、子供が戦争に巻き込まれていると言う事実の暗喩です。
どんな解釈であっても、とても切ない気持ちになることには変わりありません。


この作品に出会ったきっかけは友人でした。
「ガンダムを知らなくても、これだけは読んでおけ。」と進めてきたのが小説版。
描写がすばらしく、確かにガンダムを知らなくても面白かったです。
その後、アニメを観ましたが、その面白さには変わりないと思いました。
なお、小説の後にアニメを観ると最後だけ「あれっ」って思います。
最後が若干異なっているのです。
自分としては、どちらの最後もありかなと思っています。

小説版では気にならなかったところが、映像にすると気になるところもありました。
結構、脚本が甘いなって思うところがちらほらあります。
また、小説版は、物語としては終始、重い感じが結構出ていました。
一方、アニメでは、音楽は軽快、演出はあっさり気味のため、軽く感じられました。
もしこれが戦争を軽く考えていた子供の心理描写にあわせたものだったとしたら…。
演出家はかなりの手練れです。

この作品は、子供目線で戦争を描いている貴重な作品です。
いろいろ考えさせられることも多く名作と言えるのではないでしょうか。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11

71.5 3 1989年春(4月~6月)アニメランキング3位
らんま1/2(TVアニメ動画)

1989年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (353)
2281人が棚に入れました
中国で修行していた父・早乙女玄馬とその息子・らんまが天道家にやってきた。だがしかし、そこに現れたのは巨大なパンダとかわいい女の子?? 中国での荒行で不思議な体質になった、らんま16歳。日本にやってきたこの日から、次々と登場するライバルたちと戦う日々が始まるのです…

声優・キャラクター
山口勝平、林原めぐみ、日髙のり子、高山みなみ、井上喜久子、大林隆介、緒方賢一、鈴置洋孝、島津冴子、山寺宏一、鶴ひろみ、佐久間レイ、関俊彦、永井一郎

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

高橋留美子と、変態とラブコメに関するだらだらメモ

 まあ、らんまについて、いまさら特に何か寸評を書いておこうという気もおこらなかったのだけれどもWikipedia「高橋留美子」-「作風」の欄の表記が少しおもしろかったので、下記、この項目の記述をよみながら思ったことなどを、著作権上、の正当な引用として認められるであろう程度の範囲で、超だらだらと書き留めてみる。ごく、暇な人だけお読みください。

■キャラ立て手法としての「変態」:ギャグとしての過剰さとシナリオ上でのまとまりの良さを両立させる存在として

 まず、おっ、と思ったのが
 「登場人物の殆どは変態の域に近いほど、限りなく自分の欲望に対して非常に忠実である。」という記述。
 漫画文化が戦後、60年代、70年代ぐらいにかけて、急速に「キャラ立ち」という手法を深めていったのは周知のとおりで、80年代にもなるとヒットマンガのほとんどは、いかなるキャラ立ち手法を成立させるか、ということに苦心していたものがほとんどだと思うが、この「変態」をベースとするキャラ立て手法はかなりメジャーになった手法である、という気がする。
  自分の欲望に対して、非常に忠実であるというのは、ギャグとしては「過剰さ」を演出しつつ、一方でシナリオライティング技法的に、キャラクターの立ち位置を読者にしっかりと理解させやすいという意味でも、機能しやすいのだろう。
 ギャグとしては、ツッコみ待ちのボケみたいな「過剰さ」だけでなく、ある種のシチュエーション・コメディ(ドタバタコメディ)みたいな手法を展開していく上でも、使いやすいのかもしれない。

■変態描写の類型~欲望の希少性と、欲望の過剰の違い~

 高橋留美子が、どの程度、中心的な役割をはたしたのかどうか、わからんけれども、まあ確かに高橋留美子的なキャラクターが、その後の漫画に数多く派生していったプロセスみたいなものがあるような気もする。
 ぱっと、思いつくのは最近観たものだと、『みなみけ』の保坂先輩なんかは、らんまの登場人物にいてもまったく違和感がない。というか、保坂先輩は、高橋留美子の正当な子供なんじゃなかろうか。
 70年代末~80年代の同時代的なものとしては、変態描写で作品をもっていく『ハイスクール!奇面組』(ジャンプ)『パタリロ』(花とゆめ)『おぼっちゃまくん』(コロコロコミック)など、変態描写自体は、当時の大流行であったとも思う。

 ただ、『おぼっちゃまくん』とかの変態性とかと比べると、らんまの変態性というのは、下品さがない。『おぼっちゃまくん』的な変態性というのは、コロコロコミックという小学校低学年がメインターゲットの雑誌であったことからも明らかであったように、最近の芸人でいえば「小島よしお」的なのり。つーか、「うんち、うんち!」といって喜ぶタイプのノリに近い(しかし、どうして、小学生男子というのは、あんなにうんちが好きなのか、というのは未だに私には直感的な感覚としてはよくわからない…。うんち、うんち言ってるガキンチョは、バカかわいい感じはただようけれども)。『ハイスクール奇面組!』とかになると、またちょっと事情はかわってくるが奇面組の登場人物というのは「伊狩増代(いかり ますよ)」「事代作吾(じだい さくご)」「石砂拓真(せっさ たくま)」などといった登場人物の名前が直接に、人物の欲望を示していて、彼らはマイナーな欲望を忠実に再現し続けるロボット的な変態である。

 でだ。
 「マイナーな欲望を持った変態」=欲望の中身が奇妙なので、欲望の表出としての行動も奇妙である、というようなタイプの変態と比べると、
 「らんま」の変態、というのは、欲望の中身そのものはそこまでバラエティはないように思う。基本的にはラブコメであり、「ヒロインの心を射止める」か「らんまに勝つ」みたいな、恋愛バカか格闘バカの二種類がほとんどなんじゃなかろうか。欲望そのものはきわめて理解しやすく、ただ欲望が過剰なだけなのが、高橋作品なんじゃなかろうか。欲望が過剰なだけなので、「キモい」とか「理解不能」という感触よりも、「一直線バカのかわいさ」みたいなもののほうが、前面に出やすい気がうする。誰も、変態の欲望そのものはそんなに否定したいと思うようなタイプの欲望はもっていないのだ。ただ単に、過剰なだけなので、バカかわいい感じが漂う。。

 そして、
 少し変種としては『シティーハンター』の冴場寮、『スラムダンク』の主人公桜木花道なんかにも、「欲望に忠実な変態」的なものを感じなくもない。90年代に入っていくと、変態描写は、人格の一側面として選択的に取り入れられるということがすすんできた…みたいなこともいえるのだろうか。

■ヒロインの従属性は、フェミニズム的に「痛い」?

 少年漫画のヒロイン論というのは、斉藤美奈子が『紅一点論』で論じているが、女性描写としては失笑もののご都合主義のようなところが多い。(少年漫画どころか、ギャルゲーのヒロインなど、もはやギャルゲーロボットのような、現実のそれとははっきりと隔たったフィクション上の生き物になっているが…)
 ただ、高橋留美子のヒロインは、高橋が女性だというのもあって、そこまで、むだな従順さとかのない、強気でおてんばな女性が主人公であるケースが多いという印象があり、まあ、フェミニズム界隈の人からしてもそんなに嫌じゃないんでないのかしら?などとも思っていたが、
 Wikipediaの記述は、わたしのそういったぬるい観察を支持していなかった。

「・まず、主人公とヒロインの関係は時折心がすれ違いつつも付かず離れずの距離感を保っていることが多い。
・ヒロインは、清楚な風貌だが主人公が自分以外の女性にアプローチをかけられたりすると暴力をふるう(本気で怒ると平手打ちを食らわせることが多い)などの嫉妬深い一面を持っているタイプが多い。
・他の男性キャラにも好意を抱かれ言い寄られても、主人公以外の男に靡く事はない。」

 とまとめられていて、これは確かになるほどな、と。
 清楚な風貌っつーのは、要するにめぞん一刻だと思うが、らんまの場合はおてんば、犬夜叉は…まあ強気な清楚って感じだろうか。
 嫉妬深さとかが、ある種の意思のあらわれ、みたいなものをあらわしつつも、まあ、結局は主人公視点のラブコメというか、主人公以外の男性になびく、ということは確かにないんだよねぇ。主人公以外の男にちょっとふらふらしてみせるのは、恋愛上のふらふらとする不安定なこころの演出をしてみることが重要になっているだけで、実際には、もうストーリーが開始された当初からカップルは決定されてるのよね。

 まあ。

 ただ、一方で、「恋敵となるキャラクターは、(略)自分になびかなくてもお構いなしにアプローチをする強引な性格」という記述もあり、よく観察しているな、とおもったのだが、そんなんだよね。基本的に、ほかの主人公とヒロインのメインカップル以外は道化師なんだよね。
 ここらへんは、フェミニズム的な観察を通せば、男性主人公に対するねじれた従属性を発揮するヒロインともよめる。すなわち、「おてんば」であることによって、フェミニズム的にベタに痛い「女らしい女」幻想を支持していないことを免罪符としつつ、その一方で、結果的には「おれになびく女」であり続けるという、非常にねじれた構造をもっているのではないのか、ということだ。宇野くんあたりに言わせれば「安全に痛い」とか言いそうな、話だということだ。

■期待感の醸成メカニズムが、ねじれた従属性を成立させているだけ?

 ただし、らんまは、やはり雑誌媒体が少年向きの場ではあるとは言え、やはり書き手は女性なので、そういったねじれた男性中心的視点を補強するための視点、とも考え切れないところはある。フェミニスト的な議論というよりも、どちらかというと、ここらへんは、「赤い糸幻想」的な想像力をひっぱってきてるんじゃないかな、っていう気もする。
 「彼と彼女は結ばれる運命!」的な。
 あと、赤い糸幻想的な、「けっきょく、こいつらがカップルになることははじめから決定している」的な、物語構造は、読者の応援、みたいなものも呼び起こしている気はする。読者のほうで、wktkしながら、「いつになったら、こいつらはくっつくのだろう?」というのを期待しながら、見守る、という読みを構成している。その期待感を構成して、作品は展開していくのだから、RPGの主人公が必然的に最後にはラスボスを倒して世界を救わなければ物語が完結しなければいけないように、主人公とヒロインは結ばれなければ物語は完結しないわけだ。

 まあ、その手法は、高橋留美子うんぬん、というよりも、少女マンガにおいても、典型的な手法で、『君に届け』でも、男女反転して全く同じことが展開されている。主人公になびくかどうか、かなり微妙なイケメンさわやかくんが、主人公がいかにウジウジしていても、結局最後はくっついておわりっていう。
 まあ、漫画における、期待感醸成のロジックというか。物語的なロジックとしては間違いなく盛り上がるコテコテの手法なのだけれども。
 一方で、こうした手法は 
 1).赤い糸幻想的なふるくさいと揶揄されかねない恋愛感を生き残らせているともいえるし、 
 2)男女反転すれば、一方の性別にとってのみご都合主義的な恋愛描写を生き残らせている
 とも言えるのだろう。
 まあ、ここまで一般化してしまうと、高橋留美子的な問題つーよりも、少年少女向けのコテコテのラブコメ/恋愛漫画全般における構造的問題といったほうがいいのかもしれない。

■楽園的風景

 で、あと、Wikipediaさんいわく、高橋作品というのは「最後は大円団」である、と。
 うん、まあそうねえ。あんまり、きちんと覚えてないけれども、全体に、高橋作品というのは、楽園感がある。みんなけっこう楽しそうで、わいのわいのしていて、ああいう高校生活とかおくれたら、そりゃ、楽しかろう、という感じがしてしまうような話が多い。
 で、その高橋作品的なたのしげな世界観を、「終わらない文化祭前日」として、過剰なユートピア幻想としてある意味で、批判的にとりあつかったのが、『うる星2』だったわけだ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7
ネタバレ

あんちょび さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

らんま1/2

こんなに高評価なのは思い入れのある作品で大好きだからです…
主張高めですみません…(●´ω`●)ゞ
でも本当に面白い作品です。
原作でもいいので一度はみて欲しいものです!

高橋留美子先生の代表作の1つで、
ドタバタ騒動の日常を描いた格闘ラブコメ作品という感じです。


本当にドタバタしていてそれが癖になる感じの面白さです。

乱馬とあかねの素直になれない感じも微笑ましくなります。

シャンプー、右京、小太刀などの女性キャラが乱馬を取り合ったりして
それに嫉妬しちゃうあかねちゃん可愛いですよね(●´ω`●)


呪泉郷に落ちた主要キャラの動物姿は家においておきたくなる可愛さです(●´ω`●)



{netabare}◆呪泉郷◆
中国にある100以上の泉が湧く修行場。
ひとつひとつの泉には悲劇的伝説があり、泉で溺れると最初にその泉で溺れた者の姿になってしまう。
それ以降、水に濡れると変身し湯をかぶると元に戻るという変身体質になる。



◆メインキャラ◆

早乙女乱馬(さおとめ らんま)
 本作の主人公、無差別格闘早乙女流二代目。風林館高校1年生。あかねの許嫁。
 父と中国へ修行に行った際、呪泉郷の「娘溺泉」に落ちる。
 ◎水をかぶると女になる体質に。


早乙女玄馬(さおとめ げんま)
 乱馬の父。実戦格闘技「無差別格闘早乙女流」の開祖で八宝斎の弟子。
 乱馬との中国の修行で呪泉郷の「熊猫溺泉」に落ちる。
 ◎水をかぶるとパンダになる体質に。


天道あかね(てんどう あかね)
 本作のヒロイン、天道道場に住む天道家三女。風林館高校1年生。乱馬の許嫁。
 格闘技・スポーツに秀でており、かなりの負けず嫌い。根は素直な優しい女の子。


天道早雲(てんどう そううん)
 天道家三姉妹の父。実戦格闘技「無差別格闘早乙女流」の開祖で八宝斎の弟子。
 玄馬とは八宝斎の元で修行していた頃からの親友。
 お互いの子供を結婚させる約束をしており、天道道場を継いでもらうのが夢。


天道かすみ(てんどう かすみ)
 天道家長女。他界した母親に代わり天道家の家事全般をこなすしっかり者。
 おっとりしていてとても優しい。


天道なびき(てんどう なびき)
 天道家次女。風林館高校2年生。
 ドライでちゃっかりした性格。お金大好き。
 九能帯刀によく写真を売っている。


九能帯刀(くのう たてわき)
 風林館高校剣道部主将、自称「風林館高校の蒼い雷」。なびきと同じ2年生。
 あかねが好き。でも女らんまも好き(おさげの女と呼んでいる)。


九能小太刀(くのう こだち)
 帯刀の妹。聖ヘベレケ女学院1年生。
 格闘新体操が得意。通称「黒薔薇の小太刀」。
 男乱馬に一目惚れしている。


響良牙(ひびき りょうが)
 乱馬が風林館高校の前に通っていた男子校の同級生。乱馬のライバル。
 我流の武闘家。極度の方向音痴。
 乱馬を追って偶然中国の呪泉郷に立ち寄った際、女らんまに呪泉郷の「黒豚溺泉」に蹴り落とされる。
 ◎水をかぶると黒い子ブタになる体質に。(子ブタのときはあかねにPちゃんと呼ばれる)


久遠寺右京(くおんじ うきょう)
 乱馬のもう一人の許婚。風林館高校1年生(転入してくる)。関西弁口調。
 校内では学ランとさらしを着用し、背中に大きなヘラを担いでいる。
 元祖関西風お好み焼き屋「うっちゃん」を経営する。
 愛称は「ウっちゃん」。


シャンプー
 女性を中心とする中国の武闘民族『女傑族(じょけつぞく)』の少女。
 猫飯店で働いている。 乱馬を愛する。
 修行中に呪泉郷の「猫溺泉」に落ちる。
 ◎水をかぶると猫になる体質に。


ムース
 シャンプーの幼馴染。暗器の達人。
 シャンプーが大好きだが、3歳の頃に敗れた為まともに相手にされていない。
 乱馬に勝つべく修行として呪泉郷を訪れるが足を踏み入れた一歩目で「鴨子溺泉」に落ちてしまう。
 ◎水をかぶるとアヒルになる体質に。


コロン
 女傑族の総帥。シャンプーの曾祖母。通称「おばば」。
 日本で中華料理店「猫飯店」を営んでいる。
 八宝斎に匹敵する実力者。


八宝斎(はっぽうさい)
 乱馬・玄馬・早雲の師匠。「無差別格闘流」の創始者。元祖無差別格闘流の使い手。
 極度のスケベジジイで下着泥棒と覗きの常習犯。
 戦闘力は絶大。



◆主題歌◆

 オープニングテーマ
   「じゃじゃ馬にさせないで」

 エンディングテーマ
   「プラトニックつらぬいて」  [1-13話]
   「EQUALロマンス」     [14-18話]{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 15

シェリー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ウォーアイニー

水をかぶると女の子になってしまう不思議体質の早乙女乱馬と天道道場の三女、天道あかねが許婚になり、
お互いつっぱっていながらもだんだん惹かれあっていってしまうお話です。
まあそれだけではなく他にもキャラクターがたくさん出てきて乱馬をとりあったり、あかねをとりあったり、
その際に、この世界ではなんでも格闘中心のようで○○格闘術というのが
これもまたたくさん出てきて無差別格闘流の修行中の身である乱馬も負けじと戦うわけなのです。
そしてなんといっても面白いのはキャラクターたちの目的のためならば、
なにがあろうと、どんな手段を使おうと構わない!と考えているところです。いわゆる腹黒。
誰かが死のうが、好きな人を騙そうが別にいいよねっ!くらいの気構えで行動しているところが観ていて僕は面白かったです。(ホントは良くないよ)

僕は『うる星やつら』はどたばたすぎてちょっと苦手でしたが(第二弾の映画はとても良かったよ)
『らんま1/2』の方は極めて上手くいかない恋愛を面白おかしく描けていてとても面白かったです。




ここからは気に入ったキャラを挙げて個別に思ったことを書いていこうと思います。

■乱馬
自分の気持ちに素直になれない!鈍感!
観ていて非常に面白い男性像でした。まあただの単純バカですが。
「ホントかわいくねーな」ってのはちょっとキツイですね。
これ言われたらホント傷つきますよね。ねってお前は一体何者なんだって話ですね。
僕は林原さんの声が好きなのでらんまの声はとても良かったです。ずっと女の子のままでいいのに!
でも可愛いとはあまり思いませんでした。まあ、男だし。

■あかね
綺麗なロングヘアーをバッサリと切ってしまった展開にはびっくりしました。
せっかく可愛かったのにと思いながらも観ているとだんだんとあの性格にはこっちの方が合ってるのかもしれないと思えます。
僕が思うにあかねの一番かわいいところは乱馬に対して叫ぶ「バカっ!」です。
もうホントかわいいー!そういう言い方しかできない不器用なところがうわあああw
取り乱しました。
僕は先に桔梗で日高のり子さんを認知しましたのであかねとのギャップに少し驚きました。
本当に同じ人なのか今でも若干疑っております。まあ冗談ですが。
彼女の声はとてもいいですね。感情がストレートに伝わってきます。非常に好きです。

■シャンプー
この作品の中で最も恋に生きている女の子。
声がとってもかわいいです。あの微妙なイントネーションが上手ですし、見た目の可愛さにも拍車をかけます。
性格はあかねとは逆で自分にとことん素直で、行動力のある姿が印象的です。
冗談っぽくみえるけどあれが彼女なりの本気なんですね。

■右京
僕は右京が一番好きかもしれないです。
唯一とまでは言わないけれど、数少ない恥じらいを持った女の子ですし、この三人の中では最も女の子らしいと思います。
声も可愛いし関西弁も効果バツグンです。
普段の格好から女の子らしい格好にチェンジしてきたときのギャップもまた。
こう書いてみると俺って単純だ。

■八宝斎
最初はなんだこいつと思っていましたが回を重ねるごとに
ジジイが真剣に下着を盗んで喜んでいるのが面白おかしくなっていきました。
声優さんのあの頭のねじを一本外さないとできない演技にも脱帽です。
ホントなにしてんだ、こいつw
でも面白いし、この作品には必要なんですよね。一番得をしているキャラです。

■早乙女玄馬、天道早雲
乱馬とあかねの父親です。
彼らの威厳と信頼の無さはストーリーを面白くしてくれる最高の素材です。
だからこの二人はこの作品には欠かせない存在だと思います。
小ネタから大きな話題までそつなくこなす名脇役です。少しお高いあめちゃんをあげよう。

まあこんなところです。
読んで頂きありがとうございます。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11

68.5 4 1989年春(4月~6月)アニメランキング4位
シティーハンター 愛と宿命のマグナム(アニメ映画)

1989年6月17日
★★★★☆ 3.8 (26)
187人が棚に入れました
人気テレビアニメ番組として、断続的ながら長期放映を達成した「シティーハンター」の劇場アニメ版。主要スタッフはテレビ版をそのまま継承する。事件屋稼業・冴羽リョウとその同業者・海坊主。彼らの元に西ガリエラ共和国のピアニスト・ニーナが現れた。以前の面識から信頼するリョウたちに父親捜しを依頼するニーナだが、彼女の周囲に東ガリエラ共和国の工作員の影がちらつく。やがて一同は両国の政情に関わる緊張の事態に巻き込まれた。

声優・キャラクター
神谷明、伊倉一恵、玄田哲章、小山茉美、一龍斎春水、岡本茉利、加賀谷純一

ちゃちゃ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

これぞ、ハードボイルドの王道

シティーハンター的には王道系のストーリーです。
最終勝負の決着も王道ですよね。

レギュラーキャラの魅力も十分出てます。
OPのりょうちゃん、めっちゃかっこいいです。
劇中も当然かっこいいんですが

これぞ、ハードボイルドの王道という貫禄の作品です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

めじな さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

昔観た

最高の映画です。

痺れます。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

ダマサキ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

最高のアニメ

最高のアニメの映画。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

67.7 5 1989年春(4月~6月)アニメランキング5位
御先祖様万々歳!(OVA)

1989年5月1日
★★★★☆ 3.8 (40)
163人が棚に入れました
高級マンションに住む高校生・四方田犬丸(よもた・いぬまる)は、ホームドラマな日常に退屈していた。 そんなある日、マンションのベランダから黄色い一輪の花を目撃する。その後、玄関のチャイムが鳴るが面倒臭がって出ない両親に 変わって犬丸は、しかたなく出ることにした。玄関の扉の覗き穴を見るとそこには、先程見かけた黄色い花がいた。 そして、迷いに迷った挙句、犬丸が扉を開けると黄色いドレスの少女が現れ、彼女に抱きつかれる。その少女は、四方田麿子(よもた・まろこ)と名乗り 自分が犬丸の孫娘であり彼に会いたいが為に未来からやってきたと言う。こうして、四方田家の日常と家庭は破天荒な形で崩壊していく事になるのだった。

声優・キャラクター
古川登志夫、勝生真沙子、緒方賢一、鷲尾真知子、玄田哲章、山寺宏一、永井一郎
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ある都市型核家族のブラックコメディ

攻殻機動隊などでおなじみの押井監督作品。
あまり知っている人がいない作品なので残念だが
1990年にリリースされた全6話のOVA。
ジャンル分けするなら、ブラックコメディといったところだろうか。
観る人によっては賛否がハッキリ分かれると思う。

自分はまず、90年代前後のシンセを多用したOPの編曲に耳が反応。
作画は、個人的にはさほど好みではなかったものの、
物語に引き込まれ、気づいたらそんなこともすっかり頭から離れていた。
そして今思えば、美しい絵でないほうが
このストーリーには生きるというか、合っていたというか。
絵に邪魔されることなく、話が展開していけてたなと思う。

物語の中心となるのは四方田家の家族3人。
ローンに追われ、家族が重荷になっていった父。
高層マンションに引っ越してきたのは近所づきあいが嫌いだったからという母。
生意気盛りながら、世の中が怖くて外に出て行けない17歳の息子 犬丸。

どうやらこの家族、退屈な日常にお互い作り笑いをしながら、本音を見せ合えてない様子。
そこへピンポーンっと突然訪ねてきたのが、未来からやってきた犬丸の孫娘だと名乗る麿子。

それがすべての始まり。

家族は{netabare}こじれてバラバラになり、互いに裏切り、再会しては絡み合い、{/netabare}
転げ落ちるように転落と崩壊の一途を辿るのだが
麿子の存在によって、それまでの仮面を捨てて本音をぶちまけたり、
無様な姿をさらけ出せたのも事実で、運命共同体の成せる業なのか
{netabare}犯罪に手を染めながら結びついていくところが{/netabare}なんとも皮肉。

また、未来から麿子を捕まえにきたというタイムパトロール 室戸文明の
正体がわかるシーンや、探偵の長丁場や、彼らの歌も見処のひとつ。

特に探偵 多々良伴内(声=山寺宏一氏)が唄う『興信所は愛を信じない』
谷村新司ばりに唄い上げた後、
「山寺 歌うますぎる~!」というガヤが入ってて大笑いした。
あと、犬丸が唄う『立ち喰いそば』も、
昭和っぽい悲哀がこもっていて、なかなか味わい深かった。
 
ペプシマンならぬ「Cokeマン?」って格好の室戸文明の登場の仕方も
「待ってました!」と声をかけたくなるような大袈裟なところがあり、
海辺でピアノを弾き語りしても、カッコ良さ100%になれず、
そんなコミカルさに中年の哀愁が漂っていた。
そしてこの室戸にこそ、この作品を制作している間の本音含めて、
押井監督の想いのすべてが込められてる気がする。

全編通して、登場人物それぞれのセリフは長く、舞台演劇口調。
しかも、大きな舞台じゃなく小劇場ノリなところがツボ。
ナレーションもどこか落語や講談のような語り口。
好みは分かれると思うけれど、舞台演劇を長年見慣れている自分としては
舞台の演出そのままをアニメで観れた感覚が、新鮮で面白かった。

果たして、麿子の本当の目的は何だったのか?

信じていた繋がりが、ある日突然消えてしまった時の喪失感にもめげず、
「家族」より「孫」という生温かいものを最後まで信じたかった犬丸の
切なくも悲しい希望に、ちょっと胸が痛む。

う~ん・・・深読みすればするほど、
物語の迷宮にハマっていくのが迷惑のような嬉しいような。

もしかしたらこれは、途中で何度か登場していた、
あくびばかりして退屈そうな犬を連れた雲の上の神様の
いたずらなのかもしれない。

けっこうわかりやすい物語ではあったのだが、
いくつかの謎を残して考えさせるあたりが、やっぱり押井監督だと思う。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 27

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

新劇風の異色作

原作無しのOVA作品。

私の鑑賞初見はLD(レーザーディスク)でした。それだけで古さがわかりますが、この頃はOVAの制作がけっこう盛んでした。

実は私は押井守監督作品とは相性が悪いようです。理由を考えてみたのですが、氏の監督作は原作があるものやメディアミックス展開されているものが多くて、それらについては他のメディアでの作品とアニメの内容が「別物」っぽく感じられるからではないかと思います。

アニメではない状態の作品を気に入って氏によるアニメ化作品を観ると「これは違う」となってしまうわけです。

その点、本作はオリジナルで比べる対象がないので気持ちを落ち着けてニュートラルに観ることができました。

本作品の演出は一風変わっていまして画面の中に固定の舞台があって、その中で演劇が行われているような体になっています。

画面は基本的にその舞台を客席から観ているような固定視点なのですが、ごく稀にその「お約束」を忘れたかのような、「別のロケ地で撮影した」みたいな画面になることがあります。これを「おいおい、聞いてないぞ」と思うか「そういうものか」と思って受け入れるかで、本作品の評価のひとつの分岐点になるかと思います。

受け入れた上で観ていると、舞台を外れた画面は「超展開」につながっていきます。なんというか、「舞台劇を観ていたら強制トランスさせられた」みたいな気持ちになります。

それと、登場人物は基本的に変人しか出てきません。またキャラクターデザインの絵柄が独特で、これがダメということになると本作品の鑑賞はアウトだと思います。

まあ、新劇とかアングラ演劇が好きだったら結構行けるかなあという感じのとても実験的な作品です。

私個人の好みとしてはさておき、あんまりお勧めはしないです…。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16

栞織 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

舞台劇のような不条理

押井監督作品だったと思います。不条理劇で救いもない話です。しかし見た後強烈に印象に残りました。というのも、同様の不条理小説で、安倍公房さんの「燃え尽きた地図」という作品を知っていたからです。この小説もある謎の女性の正体を探ろうとして、迷宮に入って行ってしまうという話で、この作品のあらすじと非常によく似ています。押井監督はおそらく安倍公房氏の作風に非常に影響を受けていると思います。「うる☆やつら」の「ビューティフルドリーマー」にもその片鱗が見られるからです。アニメにそのような不条理劇は不要だという見方もできるでしょうが、この作品の舞台劇のような演出手法は、もっと評価されてしかるべきだと思いました。こういった演出方法が、超問題作だった「エヴァンゲリオン」の一連の演出方法につながっていくのだと思います。観客には優しくない手法ですが、現代小説に近いこのような手法も、アニメでは表現できるというのは、アニメーションの幅としてあってもよいと思います。あまり知られていない本作ですが、そういう意味で佳作だと思います。

周囲をきりきり舞いさせる女性の声優さんに、トルーパーのカユラ、セーラームーンの海王みちるの声の方を起用したのはよかったと思います。この方の大衆演劇の女剣士のような声は、本作の大舞台的な演出にぴったりとはまっていました。そしてご先祖様が誰だったかというのは、下世話な話誰でも知りたいと思う気持ちが少しはあるもので、そんなところも面白かったと思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

66.1 6 1989年春(4月~6月)アニメランキング6位
ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!(OVA)

1989年4月1日
★★★★☆ 3.6 (69)
464人が棚に入れました
20世紀末、この世はコンピュータによる高度情報化時代の真っただ中。「広域Aランク犯罪者記号・P26号」、これこそが世界的な怪盗「ルパン三世」の全世界の警察に収蔵されているの犯罪記録データの通称である。ある夜、パリ市警本部を訪れた銭形警部は、このデータをパリ市警職員の制止を振り切って、やや強引に借りていく。だが、エレベーターに乗り込んだ銭形を待っていたのは、もう1人の銭形だった。なんと、データを借りてきた銭形は銭形警部に変装したルパン三世だったのだ。ルパンは、世界中の警察にインプットされてしまった自分達のデータを盗むべく奮闘していたが、全てのデータを盗み終えるまでにあと50年はかかると推測。仕事がやりづらいことと、ジュディという女に惚れたのを理由に、ルパンは新しい仕事を持ち込んできた相棒、次元大介に泥棒引退を宣言する。
ネタバレ

唯衣 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

メモ

~TVスペシャル1作目~

お宝
   スーパーエッグ
   アメフトのボール大のダイヤモンド

キーパーソン
   マイケル
   天才的なコンピュータ使いのがきんちょ

{netabare} 20世紀末、この世はコンピュータによる高度情報化時代の真っただ中。「広域Aランク犯罪者記号・P26号」、これこそが世界的な怪盗「ルパン三世」の全世界の警察に収蔵されているの犯罪記録データの通称である。ある夜、パリ市警本部を訪れた銭形警部は、このデータをパリ市警職員の制止を振り切って、やや強引に借りていく。だが、エレベーターに乗り込んだ銭形を待っていたのは、もう1人の銭形だった。なんと、データを借りてきた銭形は銭形警部に変装したルパン三世だったのだ。

ルパンは、世界中の警察にインプットされてしまった自分達のデータを盗むべく奮闘していたが、全てのデータを盗み終えるまでにあと50年はかかると推測。仕事がやりづらいことと、ジュディという女に惚れたのを理由に、ルパンは新しい仕事を持ち込んできた相棒、次元大介に泥棒引退を宣言する。次元の持ち込んだ仕事とは、彼の旧友ルースターが自由の女神に隠したという世界最大のダイヤモンド「スーパーエッグ」を取り出すという大仕事だった。次元がルースターと2人でスーパーエッグを取り出そうと計画を練っているところへ、引退宣言をしたはずのルパンが現れる。なんと、ルパンは自分の所有しているクレジットカードをジュディに自由に使わせていたのだが、ジュディは他の男の許へ去ってしまい、クレジットカードに残された借金3億ドルだけが手元に残ってしまったのだと次元に泣き付いてくる。

ルパンが次元の前で泥棒復帰宣言をしたその時、ルースターを目当てにダイヤの持ち主である秘密結社「スリーメイソン」が3人を襲ってくる。なんとかその場を離れることに成功した3人であったが、逃亡途中にルースターが撃たれて死亡してしまう。残された手がかりはスーパーエッグが自由の女神のどこかに隠されているということだけ。ルパンは、スリーメイソンとの水上戦を潜り抜け、巨大バルーンの大仕掛けで「世界最大の美女」をかっさらう。

だが、かっさらった自由の女神はマイケルという生意気なパソコンキッズのおまけ付きだった。マイケルのパソコン検索の結果、自由の女神を隠すのに最適な場所は「グランドキャニオン」だということが判明し、ひとまずそこへ自由の女神を運ぶ。ルパンは、なぜ自分たちについて来たのかとマイケルに詰め寄る。マイケルは、データを破壊するだけでなく、プログラムに侵入してこれを支配してしまうことができる世界最強のコンピューターウイルス「ニューウイルス」のネットワーク・ソフトウェア単独製作者である母親を探し出してほしいと言うのだ。警察のデータも自由に書き換えられると聞いたルパンは、さっそくニューウイルス探しに乗り換えたのだったが、事態はすでに胎動していた。

五右ェ門がアラスカで助けた美女イザベル。不二子が狙った宝石密輸犯罪組織スリーメイソンの秘儀。追われていたイザベルこそが、マイケルの母親にしてニューウイルスを開発した天才博士でもあるスリーメイソンのNo.2だったのだ。スリーメイソンのNo.1であるシルバーマンを殺害し、自らがNo.1に上りつめたイザベルは、スーパーエッグを掲げて自分の潜在意識の底からニューウイルスを呼び覚ます。「世界を我が手に…」、その歓喜のエクスタシーの中で、彼女はNo.3であるジミー・カンツの狂刃に倒れた。ルパンは、イザベルを救い出し、スリーメイソンのビルから脱出しようとする。

だがその時、マイケルのパソコンにアメリカ国防総省とソビエト軍司令部からの緊急信号が入る。それによると、何者かが両国のコンピュータへ侵入し、東西両陣営の軍事戦略コンピュータが支配下に置かれ、核ミサイル発射装置が作動してしまったというのだ。しかも、もし核ミサイルが発射されれば全人類の生存確率は皆無に等しいと公表される。原因がジミー・カンツのニューウイルス使用によるものだということがわかり、ルパンとマイケルは再び崩壊するビル内へと戻っていく。

核ミサイル攻撃による人類滅亡のカウントダウンが刻々と進む中、果たしてルパンとマイケルはニューウイルスを停止させ、全人類を救うことができるのか!?
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

トワイライト・ゾーン♡

モンキー・パンチ原作のアニメシリーズ『ルパン三世』の
TVスペシャルシリーズ第1作。

4年ぶりにTV第2シリーズのレギュラー声優陣が揃った作品。

漫画の初出は1967年 -

1971年-1972年 ルパン三世 (TV第1シリーズ)
1977年-1980年 ルパン三世 (TV第2シリーズ)
1984年-1985年 ルパン三世 PartIII
2012年 LUPIN the Third -峰不二子という女-


1989年 第1作『ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!』
1990年 第2作『ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎』
1991年 第3作『ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え』
1992年 第4作『ルパン三世 ロシアより愛をこめて』
1993年 第5作『ルパン三世 ルパン暗殺指令』
1994年 第6作『ルパン三世 燃えよ斬鉄剣』
1995年 第7作『ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!』

1996年 第8作『ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密』
1997年 第9作『ルパン三世 ワルサーP38』
1998年 第10作『ルパン三世 炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜』
1999年 第11作『ルパン三世 愛のダ・カーポ〜FUJIKO'S Unlucky Days〜』
2000年 第12作『ルパン三世 1$マネーウォーズ』
2001年 第13作『ルパン三世 アルカトラズコネクション』
2002年 第14作『ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト』
2003年 第15作『ルパン三世 お宝返却大作戦!!』
2004年 第16作『ルパン三世 盗まれたルパン 〜コピーキャットは真夏の蝶〜』
2005年 第17作『ルパン三世 天使の策略 〜夢のカケラは殺しの香り〜』
2006年 第18作『ルパン三世 セブンデイズ・ラプソディ』
2007年 第19作『ルパン三世 霧のエリューシヴ』
2008年 第20作『ルパン三世 sweet lost night 〜魔法のランプは悪夢の予感〜』
2009年 特別企画『ルパン三世VS名探偵コナン』(読売テレビとの共同制作)
2010年 第21作『ルパン三世 the Last Job』
2011年 第22作『ルパン三世 血の刻印 〜永遠のMermaid〜』
2012年 第23作『ルパン三世 東方見聞録 〜アナザーページ〜』
2013年 第24作『ルパン三世 princess of the breeze 〜隠された空中都市〜』


あらすじ。

磁気記録テープ?やHDDっぽいのがスパコンの代名詞の様?
にこの作品が毎回何らかの結構なSF要素を"007"並に投入♪

20世紀末、この世はコンピュータによる高度情報化時代。
「広域Aランク犯罪者記号・P26号」これこそが世界的な怪盗
「ルパン三世」の全世界の警察に収蔵されているの犯罪記録
データの通称である。

ルパンは、世界中の警察にインプットされている自分達の
データを盗むべく奮闘するが、全てのデータを盗み終える
までにあと50年はかかると推測。

仕事がやりづらいことと、ジュディという女に惚れたのを
理由に、泥棒引退を宣言する。

次元は彼の旧友"ルースター"が自由の女神に隠したという
世界最大のダイヤモンド「スーパーエッグ」を取り出すと
いう計画を練っているところへ、"引退宣言"をしたはずの
ルパンが現れる・・

なんと、ルパンは自分の所有しているクレジットカードを
ジュディという新しい彼女にに自由に使われたあげく・・
他の男の許へ去ってしまい、借金3億ドルの為に次元の元に
泣きついてきたのだった・・

ルパン復帰の初仕事は無事成功するのか?

感想

銭形警部の渋い登場シーンから?! 何時もの如く??
ダブル銭形? この辺もシリーズ視てるとテンプレで良いw

世界中を股にかけてのロケーションも楽しめて相変わらず♪

修行中にて女人との会話は云々・・まだまだ修行が足りぬ。
五右ェ門って結構恋多き男だったり ♡♡初くて可愛い♡♡

天才的なコンピューター使いの少年などゲーム機器やPCの
普及を反映するような描写も忘れない。ハイテク云々だとか
ウィルス云々と最先端の話題を巧く取り入れているようです。






ルパン三世 - 山田康雄
峰不二子 - 増山江威子
次元大介 - 小林清志
石川五右ェ門 - 井上真樹夫
銭形警部 - 納谷悟朗

マイケル - 田中・D・真弓
イザベル - 駒塚由衣
ジミー・カンツ - 津嘉山正種
シルバーマン - 前沢迪雄
エド - 緒方賢一
ジョーンズ - 石塚運昇
ルースター - 大木民夫
ジュディ - 幸田直子
パリ市警本部係員 - 星野充昭
保安官 - 伊井篤史
TVアナウンサー - 稲葉実
タクシー運転手 - 秋元羊介
コンピュータ - 堀内賢雄

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ルパン TVSP1

2021.6.23 視聴完了。

記念すべきTVスペシャルの1作目。

内容はまあまあ。
コンピューターウイルスについて扱っているが
説明を入れてるあたり、パソコンが一般的ではなかった時代。
ウイルスというよりハッキングに近い気がするが。
記録はフロッピーだし。
そういえばエクセルのセーブボタンのフロッピーマークが
変わるとか聞いた気がするのですがどうなんですか?
いまだに古いタイプ使っているのでどんなマークなのか興味あります。

この作画はあまり好きじゃない。
女子供が可愛く見えない。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

65.6 7 1989年春(4月~6月)アニメランキング7位
クラッシャージョウ 最終兵器アッシュ(OVA)

1989年6月5日
★★★★☆ 3.6 (15)
53人が棚に入れました
 高千穂遙の代表作であるSF宇宙活劇小説「クラッシャージョウ」シリーズのOVA第2弾。監督の滝沢敏文らスタッフやキャストは前作の「氷結監獄の罠」をほぼそのまま継承している。制作はサンライズ。 長い戦いが続いていたバンドーレ共和国とカルミナス公国の間に、ようやく終戦協定が結ばれようとしていた。しかしこれを是としない戦争継続派のマルドー大佐らバンドーレ宇宙軍の反乱分子が強行策に乗り出す。同軍の美人士官タニア少佐が管理する最終兵器アッシュを奪うべく、彼女の乗る宇宙船スファードごと襲撃。この結果、宇宙船は惑星ダビドフへ不時着してしまう。アッシュは惑星規模の生物を瞬時に死滅させる効能を持つ。この殺戮兵器の一刻も早い破棄とタニアの救出を共和国側から依頼されたジョウたちクラッシャーの面々はダビドフへ向かうが、そこには不気味なキバを持つ殺傷兵器クローカーが待ち受けていた……。 本作は前作以上にアクション面に力を入れているが、前作は基本設定の紹介編として、スタッフが意図的に作り分けたのが理由だ。

声優・キャラクター
竹村拓、佐々木るん、小原乃梨子、小林清志、二又一成、榊原良子、内海賢二、寺島幹夫、村松康雄、江原正士、梁田清之
ネタバレ

kororin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アクション!アクション!アクション!

「氷結監獄の罠」に続いて2作目。

{netabare}長らく戦争状態だったバンドーレ共和国とカルミナス共和国に停戦協定が結ばれた。
しかしバンドーレでは惑星を丸ごと「塵」にしてしまう兵器「アッシュ(灰)」を完成。
戦争継続を望まないバンドーレ大統領は信頼できる女性士官タニア少佐に惑星ダビドフでアッシュの処理をするよう勅命。
それを聞きつけた超タカ派のマルドー大佐はアッシュを奪いカルミナスに勝利しようと画策。タニア少佐の護衛に自分の息のかかった兵士を忍ばせる。
その思惑を知った大統領も決死の密会でクラッシャージョウにタニア少佐の保護とアッシュの処理を依頼。
こうして惑星ダビドフでアッシュをめぐる争奪戦と思いきや、そこには「クローカー」というとんでもないモノが潜んでいた。
クローカー:対人殺傷浮遊機雷。ボウリングの玉ぐらいの大きさの金属の球体にレンズが付いたモノ。人間を検知すると問答無用で襲い掛かり触手で絡め、中割れした本体が人間に張り付き自爆するというイ〇ラム過激派もビックリする代物。
今や鬱蒼としたジャングルの星ダビドフは、かつてバンドーレの兵器開発実験場。放置された研究施設から勝手に自己増殖して何万、何億という数に!

実際あんな数のクローカーでは助からないはずなんですが、そうさせないように見せるハラハラ・ドキドキ感に緊張します。(逃げる!逃げる!逃げる!銃で撃つ!撃つ!撃つ!たまにアートフラッシュ!)
さらに追い打ちをかけるようにアッシュが発動!起爆するまで残りたった「20分」!どうなる、ジョウ?

OVAシリーズもこれで終了。なかなかテンポのいいアクションでした。今リメイクしたら結構いいのができるかも?{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

水をくれ!

「ダーティペア」を見たことはありませんが、
名前くらいは知っていました。
当然高千穂遥という名前も、、、ただ最近このペンネームが
ミスターカブキと永源遥からとったと知って親近感がわきました。
子供のころは新日(全然上記二人と違うやん!)の
巡業興業も見に行っていました。
アンドレ・ザ・ジャイアントを生で見た衝撃は
今でも忘れられません。
と、あまり本作品と関係のないところから入るレビューですが、、、

1話目よりは娯楽性に優れ、
まさに80年代OVA全盛時代のOVAという感じですね。
たったの60分程度の尺の中に、政治的な争いや秘密兵器、
派手なアクションがふんだんに盛り込まれています。
特にミッション請負のための冒頭部分は秀逸。
(しょっぱなのアレはパスワード確認なのですね)
もちろん時代が時代なので、
設定自体そこまで目を引くものはありませんが
それでも十分楽しめます。
(ただ、現代のアニメ良品過多の現代で、
そこまで強くはお勧めはしません)

しかし、安彦先生のキャラクター設定は
棘ビス付き軍服多いですね。
(そう言えば、ドズルのあごの傷はあのビスで切ったのでは、、
と一人で考えていました)
後、すべての生物を塵にかす最終兵器は星自体は
塵にはしないのですかね?

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

しげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

まぁまぁの出来

それなりに楽しめました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

65.5 8 1989年春(4月~6月)アニメランキング8位
トップをねらえ!(アニメ映画)

1989年6月10日
★★★★☆ 3.6 (36)
217人が棚に入れました
原作・脚本=岡田斗司夫、絵コンテ・設定=樋口真嗣・庵野秀明、キャラクター原案=美樹本晴彦という豪華な顔ぶれが制作した、青春ロボットアニメ。話は全6話に分かれており、前半部は他アニメ作品へのオマージュやパロディを中心に。後半部はぐっとシリアスに深みのある物語を展開する。最終話の第6話が全編モノクロ映像だったこともファンを驚かせた。舞台は、謎の巨大宇宙生物に侵略されつつある未来の地球。その脅威に対抗するため、軍部は人が乗るロボット型の兵器“ガンバスター"を開発し、パイロットの養成を行っていた。ノリコはそんな養成学校の1年生。何をやっても鈍くさい彼女は、パイロット訓練生の中でもやはり飛び抜けて下手な落ちこぼれだった。だが、ある日赴任してきたコーチに潜在的な才能を見いだされ、パイロットとして大抜擢される。異常に厳しい訓練やライバルたちの嫌がらせに耐え、恋の予感もちょっぴり感じたりしながら、ノリコはパイロットとして成長していく。だが、現実の戦闘は予想以上に過酷で…。果たして、ノリコを待ち受ける過酷な運命とは!?

MDO さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.1

21点。6話でさっくり見れるレトロアニメ

21点てとこですかね。
勧められたので見てみましたが、特に楽しめませんでした。

宇宙での半年という時間が
地球では15年という時間経過になるという、
時系列が全く謎の設定。

精神と時の部屋ですか?


人、ロボも特に魅力は無く話は進み、そして終わります。
若干の百合物?あと、乳首が出たりするのでお子様が興奮するのかな?


昔、見ていた人にはいいかもしれないけど、今からわざわざ見る価値は無いと思います。



監督みたら庵野じゃん。
しょせんエヴァとかの駄作しか作れない監督の作品だなぁと感じました。
ストーリーに重要な筋というか、柱が無いんだよね、この人。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

ガイアのアース さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

絶ッッ対にOVA版の方が良い!

トップをねらえ!の映画版

全6話だったOVA版を約90分に収めているので、大分ストーリーが削られているが、これは尺の問題だからしょうがない。

僕が文句を言いたいのは声優の演技である。もっと言うならコーチ役の若本氏!
OVA版では渋い声がとても良かったが、劇場版では殆どがいわゆる「ブルァァ」声になってしまい、僕はもう悲しいですよ

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

おーいん君 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

全体的にこっちのほうがイイw

まあ、ほぼ一緒なんだけど。

なんとなく。なんとなくなんですよ。

けれども、どっちかと聞かれたらこっちのほうがいいんですよね。

アニメを好きと言う男性なら、視聴しておいてほしい作品です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

64.4 9 1989年春(4月~6月)アニメランキング9位
アイドル伝説えり子(TVアニメ動画)

1989年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (14)
70人が棚に入れました
幸せに暮らしていた中学3年生の少女・田村えり子は、両親の突然の事故で過酷な運命の渦に巻き込まれる。心ならずもアイドルとしての道を進む事になる彼女だったが、やがて歌を通して自らの人生を切り開いていく。

声優・キャラクター
矢島晶子、松井菜桜子、飯塚昭三、土師孝也、松本保典、西村知道、本多知恵子、鷹森淑乃、柴本浩行、滝沢久美子

taro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

音楽だけは、神w

神 ED2連発でしょおw 個人的でごめんなさい
田村英里子
涙の半分♪

橋本舞子
UNCHAINED HEART/♪

動画でも聞けますんで良かったら聞いてねw
めっちゃイイ曲だから

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

64.1 10 1989年春(4月~6月)アニメランキング10位
天空戦記シュラト(TVアニメ動画)

1989年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (34)
167人が棚に入れました
格闘好きな高校生として生活していたシュラトとガイ。だが、2人は空手の試合中、大きな光に包まれた。一人目を覚ましたシュラトは、調和神ヴィシュヌから、ここは人間界とは異なる世界「天空界」であり、自分はもともと天空界の住人で1万年以上も前の大戦で命を落とした八部衆の一人「修羅王」であったと聞かされる。だが、デーヴァ神軍の雷帝インドラは突如反乱を起こし、ヴィシュヌを石に変え、その罪をシュラトに被せて討伐の命令を下す。ヴィシュヌの最後の力で遥か遠い地へ飛ばされたシュラトたちは、インドラを倒しヴィシュヌと天空界を救うために天空殿を目指して旅立つ。彼らの前に立ちはだかるのは、かつての仲間たち。そして、その中には夜叉王として転生し執拗にシュラトの命を狙うガイの姿もあった。時はサーマ暦9989年…。

声優・キャラクター
関俊彦、子安武人、堀内賢雄、山寺宏一、井上和彦、林原めぐみ、飛田展男、中田和宏、島本須美、鈴置洋孝、水谷優子、小杉十郎太、佐々木優子、松本保典

奈悠 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ナウマクサンマンダボダナン・・・

かなり前に視聴した作品。全38話、思い出補正が高いかもです。

聖闘士星矢の影響をかなり受けて生まれた作品。
女性層に特に人気があり、同人誌を扱っている書店にはかなりの薄い本があった・・・w
当時の王道的な設定であり、インド神話をモチーフ、キャラクターが魅力的で
それが個人的にかなり気に入ってました。
原作は1部完で2部は作られず・・・あかほりさとるだから仕方ないか。
作画は後半が本当にひどい。紙芝居。見るに耐えないレベル。
ストーリーは本当に面白い。それとOPED共に今でも大好きな作品です。

最近は正義と悪と分かりやすいバトル物アニメが少ないのが惜しまれます。

カセットドラマ。良くこんなのが残っているなぁ・・・
内容は本編と全く関係ありませんw
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5629554


修羅王シュラト :関俊彦
夜叉王ガイ   :子安武人
蓬莱山のラクシュ:水谷優子
天王ヒュウガ  :堀内賢雄
龍王リョウマ  :山寺宏一
迦楼羅王レイガ :井上和彦
那羅王レンゲ  :林原めぐみ
比婆王ダン   :飛田展男
闥婆王クウヤ  :中田和宏
雷帝インドラ  :鈴置洋孝

OP
「SHINING SOUL」(〜26話) 清水咲斗子(デビュー曲)
「Truth」(27話〜) 清水咲斗子

ED
「砂塵の迷図」(〜26話) 清水咲斗子
「キャラバン友情」(27話〜) 清水咲斗子

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

MDO さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

思い出補正85点、通常評価55点。聖闘士星矢の上位版?元祖腐女子物?

思い出補正で85点。
今から見るなら、星矢好きなら80点くらい。
少年誌バトルが興味ないなら55点ってとこですかね。

ジャンプで掲載されていたら、聖闘士星矢を超えていたかもしれない。
けど、聖闘士星矢のベース案をパクりまくりだからムリなのかな。

鎧をまとって、オーラを使って必殺技を叫びながら繰り出す!
そこに、さらに呪文のような真言を加えることで厨二病を煽る。
親友が敵に回るといった、今ではちらほら見るストーリー。この頃にあったファイナルファンタジー、レオンハルトやカインといった裏切りの代名詞的な点は、この天空戦記シュラトのガイにかぶります。

あとは、裏切り要素が何個かあったら最高ですね。

ナウマクサンマンダボダナン
マカキャラヤソワカ‼︎
オカマに目覚めたのはこれがきっかけ。(嘘)


鎧モノの最近は、鎧の扱いが軽めですがセイクリッドセブンでは無いでしょうか?
今のHD画質アニメで似たような作品が欲しい。あ、星矢は嫌いなのでイラナイです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

nobi0244 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

楽しく視聴した作品。と、記憶しています。

シュラトが放送されてたのってウン十年前
正直、物語の詳細は覚えてないですが、当時は毎週楽しみにしていたのは覚えています。

この頃のアニメはまだまだデジタル化には程遠い時代で、セル画が主流。
沢山のアニメ作品をかかえ、さばききれず、海外に作画を発注していたため
毎週毎週、作画の乱れが酷く、同じ作品ではないのでは?
と思うくらいでした(笑)

ほんと、現場は地獄絵図だったのでは?

そんな作画暗黒時代のものでも一生懸命観ていた理由は、登場人物が好きだったからなのかな?(笑)
主人公のシュラトはバカだけど熱血漢でいい奴。
ヒロインのラクシュはシュラトにベタ惚れで、毎回「シュラト~♪シュラト~♪」って可愛かった。
んで、ヒール役のガイはシュラトの幼なじみなんだだったような?

あ~駄目だ記憶力の限界です。

でも、なつかしいなぁ~、もう一度改めて観たい。
たぶん、作画の崩壊に耐えられないだろうけど(;ーωーA

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

63.3 11 1989年春(4月~6月)アニメランキング11位
新ビックリマン(TVアニメ動画)

1989年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (14)
128人が棚に入れました
長かった天使と悪魔の戦いも、「聖魔和合」によってようやく終止符が打たれた。その後はるかな年月を経て、現在の次界で天使も悪魔もお守りも、みんな仲良く平和に暮らしていた。そんなある日、食いしん坊でのんびり坊やのピア・マルコは、ひょんな事から時間を管理する「時の塔」へ入り込む。正義漢気取りの天使ベリー・オズ、金銀財宝に目がないディオ・コッキーと共にマルコが見たのはなんと近い将来訪れるであろう次界滅亡の姿であった。「聖なる宝石、セント・ジュエルを手に入れれば次界は救われる。聖なる船に乗って探すのじゃ!」過去より現れた老スーパーゼウスの言葉に3人は、言葉を話せない謎の美少女プッチー・オリンと共に、万能メカ、ワープスライダーPに乗って彼らは旅立ったのだった・・・・・

62.8 12 1989年春(4月~6月)アニメランキング12位
悪魔くん(TVアニメ動画)

1989年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (40)
215人が棚に入れました
真吾君は、人間と悪魔が平和に共存できる世界を作る為の協力者を求めて、日夜魔法陣の研究に没頭していた、そんな或日、彼の前に現れた全身目だらけの百目によって“見えない学校”に連れて行かれる。そこで校長であるファウスト博士に出会い、自分が1万年に1人現れるという“悪魔くん”である事を知らされる。そして、ファウスト博士の指導の下に、真の悪魔くんとなって卒業し、ソロモンの笛を伝授される。その笛によって12人の仲間と契約を交わした悪魔くんは、ついに長年の夢である正義の力を手に入れたのである。こうして悪魔くんは、彼等の力を借りると共に、みずからも魔除けの風呂敷きで身を守り、タロットカードを駆使して、東獄大帝率いる悪魔軍団に立ち向かって行く。

声優・キャラクター
三田ゆう子、古川登志夫、深雪さなえ、永井一郎、田の中勇、西原久美子、小林通孝、丸山詠二、平野正人、西尾徳、片石千春、江森浩子、難波圭一、川島千代子、柳沢三千代、頓宮恭子、草尾毅、高木優佳、亀井三郎、永井一郎
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

早く人間になりた~い(違)w

[文量→小盛り・内容→雑談系]

【総括】
はい、そっちは「妖怪人間」ですが(笑)

多分、再放送だったんだろうけど、小学生の時に観ていました。水木しげるさんの原作としては、「ゲゲゲの鬼太郎」の方が有名ですが、個人的には、こっちの方にハマりました。ガキだけに、『「エロ」イムエッサイム』に反応したのかもw

そんなOPは、皆さんが言っているように超有名曲。試しに歌ってみたら、結構最後まで歌えましたw 歌の力って凄いね♪ EDも好きだったので、そっちにも注目してレビュー書いてみました♪

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
楽器の「オカリナ」と、マークとしての「六芒星」を知ったのは、このアニメが初でした。

うちの小学校の校章が六芒星だったので、当時はドキドキしていました(ウチの学校は、実は裏でヤバイことしてるんじゃないかと)w 子供ですね(笑) 調べてみたら、六芒星の校章って多いんですねw

十二使徒で一番記憶に残ってるのは、なぜか、「家獣」。やっぱり、パイナップルのような見た目に惹かれたのかな(笑)
{/netabare}

【余談1 ~EDの歌詞~ 】
{netabare}
EDはキャラ紹介になってるんで、そのまま載せてみます(笑) 分かりやすいように、キャラ名は「」で囲みます!


集まれ! 我らが仲間よ
「メフィスト2世」に続け!
まずは元気でオチャメな「百目」
「妖虎」火を吐く 「ユルグ」操る
「サシペレレ」は カッコつけてコロぶ…
ポッポッポッ ポッピヤー

集まれ! 我らが仲間よ
不思議な美女「鳥乙女」
「象人」「家獣」はほれ デッカイぞー
「ピクシー」「幽子」は キャワイイー
忘れちゃいないかい?
(ナマムギ・ナマゴメ・「ヨナルデパズトーリ」)
エロイムエッサイム(あらよっと!)
夢が結んだ 12使徒
並じゃナイ! ひるまナイ くじけナイ(「こうもり猫」) なさけナイ…


……ヤバイ、これも歌えた(笑) 「ヨナルデパズトーリ」って、言いたくなるよね(笑) てか、途中に「小島よしお」さんが、出てくるやんw ピィヤ~♪
{/netabare}

【余談2~ エロイムエッサイムとは? ~】
{netabare}
これ、造語じゃないんですね。原文は「Eloim, Essaim, frugativi et appelavi.」であり、フランス語だとか。

ほぼコピペですが、情報です(笑)

「エロイムエッサイム」はグリモワール(魔術の書物)に書かれた悪魔召喚のための呪文。卵を産んだことのない黒い雌鳥を2つに引き裂き、「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり」と唱えることで悪魔を召喚できるという。本来は「エロイム」と「エッサイム」は別の単語である。

ちなみに、「Elohim」はヘブライ語で「神」を意味する。「Essaim」はフランス語で「群れ」の意味で使われるが、ヘブライ語としては、「悪魔」という解釈や、古代イスラエルの王・ダビデの父であるエッサイの複数系であるという解釈がある。

「エロイムよ、エッサイムよ」と呼びかける呪文であることから、神または悪魔など何らかの神格を意味する言葉と思われる。

だそうです。小学生なのに、ヘブライ語やらフランス語なんて話してたんだな~。やはり、「エロ」の裏側にある高尚な由来を敏感に感じとってたんだな~。流石、俺(白目)w
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12

ヒロ(4代目) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

エロイムエッサイムエロイムエッサイム!!

(エロイムエッサイム我は求め訴えたり!!)
魔法 とか 悪魔とか興味 あったなぁと。
懐かしいアニメです。

12使途 と呼ばれる 悪魔(仲間)を召喚し。

東嶽大帝 を 倒すのが目的なアニメ。
          RPGでいうと 大ボスですね。

個人的に お気に入りのキャラは 
         鳥乙女 と
         メフィスト2世 
         あと百目(ヒャクメ)でしょうか。

やっぱり活躍しまくってたので 印象深いです。

悪い意味で印象深いのは 
    こうもり猫・・・。
         アイツは信用ならん・・・。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

エロイよえっさいも

もとい、エロイムエッサイム。
悪魔くん後期バージョンを現代風にアレンジ。
デザインやアレンジの仕方は見事。
しかし鬼太郎の二番煎じ感は否めず、インパクトにかける、
話も鬼太郎と同じにしかしようがないし、キャラの強よさ、知名度で負けてしまう。
そもそも悪魔くんはやはり悪魔的なお話ですからね・・
メシアだとか、世界を理想郷にするとか言って電波はいってないとやっぱだめですよ。
フジあたりで復活希望。

前作が聖矢だったってものあるし・・
セラムンと聖矢の2大神に挟まれてしまった。悪魔的な時間、時期に誕生してしまった隠れた名作。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

62.7 13 1989年春(4月~6月)アニメランキング13位
ドラゴンボール 悟空の交通安全(OVA)

1989年4月1日
★★★★☆ 3.4 (20)
108人が棚に入れました
交通安全を教育するための交通アニメ。内容はブルマの誕生会に出席するため、西の都に向かった悟空たちがブルマの家に着くまでの様子を通じ、交通安全の大切さを教えるというもの。ランチそっくりの婦警が交通安全の指導役として登場し、ラストのクレジットでは単に婦警としか書いていないが、声優もランチと同じ小山茉美が演じている。また、西の都の親戚の家に遊びに行く少女として、レッドリボン軍編で登場したスノが登場。声はアニメ本編同様に渡辺菜生子がプーアルと2役で担当している。第21回天下一武道会に登場したナムも、横断歩道の説明のシーンで一瞬だけ登場しているが、セリフは無い。 西の都を走行している自動車が、近未来的なドラゴンボールの世界のものとは違い現代的な自動車になっていたりするものの、キャラクターの性格、設定などは下記「悟空の消防隊」と比較して原作に忠実なものとなっている。

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

☆交通安全教育アニメ

悟空がブルマに会うため外出時に交通事故に巻き込まれる内容。

ブルマの家に着いた悟空は安心したのかたらふくご馳走を食べて

おしまいみたいな感じです。(o^^o) 1989年作品

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

61.2 14 1989年春(4月~6月)アニメランキング14位
魔動王グランゾート(TVアニメ動画)

1989年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (26)
161人が棚に入れました
西暦2050年。月面で突如起こった大地震により、その裂け目から月に空気と重力が生まれ、やがて月に人々は移民し町が形成されていった。それから半世紀後の西暦2100年。町内の福引きで月旅行を当てた少年遙大地は、月で自作のジェットボードで飛ばし迷子になった途中、オルゴールの音色で忽然と現れた"ウサギ人間"の少女グリグリに遭遇する。突然のことで混乱し彼女の住処に転がり込んでしまう。そこにもう一人、彼女の祖母である大魔法使い「V-メイ」から自分たちが耳長族と呼ばれる種族であることを告げる。そこへ、彼らと敵対する「邪動族」の攻撃が。言われるままに「魔動機」の一つ「魔動銃」を使い耳長族に伝わる魔動王「グランゾート」を召喚する大地。戸惑いながらもグランゾートとともに尖兵「ヘルメタル」を撃破。偶発的に魔動力を発揮。メイは大地こそが邪動族と戦える「魔動戦士」だと言う。武者修行中の少年ガスと耳長族の少年ラビを加え、彼らは邪動帝国の手に落ちたラビルーナと聖地ルナを解放する旅に赴くことになる。

声優・キャラクター
松岡洋子、松田辰也、安達忍、鈴木れい子、林原めぐみ、緒方賢一、山寺宏一、島香裕、龍田直樹

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ドーマキサラムーン

大ヒットしたワタルの後釜として作られた作品。
ワタルと違うのは主人公が3人。前作のように助っ人のサブではなくちゃんと必殺技で倒す。
それぞれ魔動王の召還に束縛があるのが面白い。それぞれの属性の広大な場所、水、風が必要で簡単には召還できない。
でも最終的にはめんどくさくなってww都合よく召還できちゃんだけどね・・
一躍スターとなった林原さんはヒロイン続投。
問題は敵がいいやつがいなかった。
ワタルのガッタイダーの兄弟とか虎王とかドンゴロみたいなさ。同じくライバルメカもいまひとつ。てか覚えてない。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

がってむ( ̄O ̄;) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

懐かしいな・・・

ふと昔の記憶がよみがえり、探してみたらこの作品だった。
幼稚園のころ、グランゾートごっこして遊んだ記憶・・・何で
急に思い出したのか謎だな。でも始まった時期と幼稚園通ってた
時期が違うんだよな・・・再放送をみたのかな。

どんな形でも、もう一回視聴したい。何か映像の媒体で残ってるのだろうか?

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

60.9 15 1989年春(4月~6月)アニメランキング15位
ドラゴンボール 悟空の消防隊(OVA)

1989年4月1日
★★★★☆ 3.2 (20)
87人が棚に入れました
火災安全を教育するための防災アニメ。消防博物館で視聴可能。内容は消防隊員の悟空たちが町の火災を消し止めながら、火の消し忘れなどの注意を呼びかけるというもの。冒頭の公園のシーンにおいて、弟と花火をしていて火災を起こす少女が、アニメ79話に登場したオリジナルキャラクターのチャオ(声:山本百合子)となっている。原作やアニメ本編のように、かめはめ波で燃え盛る火をかき消すといった描写はないが、火災が起こった高層ビルから逃げ遅れたブルマを悟空が助けにいく場面において、悟空が如意棒を使ってブルマの部屋まで上り、救助を行うシーンがある。 原作と異なり悟空が消防隊員で一般常識をわきまえている、西の都の町並みが原作の近未来的なものとは異なり現代的な町並みになっている、ブルマが原作で登場した大きな邸宅ではなく、ごく普通のマンションで原作未登場のペットの猫(名前は「タマ」だが、118話に登場したカプセルコーポレーションで飼われている同名の猫とは、毛色や顔が全く異なる)と暮らしている、被災するブルマを助けるために筋斗雲を使わずにはしご車を使用しようとする、悟空たちとブルマに面識がない(面識がある描写がない)、などといった特徴があり、原作やアニメ本編とは相違点が多い。

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

☆防災教育アニメ

普通に面白いです(o^^o)♪♪♪~☆

悟空が消防士さんになって活躍します。YouTubeで視聴できます。

消防博物館ova 1989年作品

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

たまちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルなし

EDクソワロタ

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

59.7 16 1989年春(4月~6月)アニメランキング16位
ミラクルジャイアンツ童夢くん(TVアニメ動画)

1989年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (16)
81人が棚に入れました
プロ野球選手となるためには年齢制限があるが、優秀な才能を持つ子供達を発掘するために、年間出場回数や出場可能時刻など、児童保護のための多くの限定付きながら、年齢制限が撤廃された。各球団は優秀な才能を持つ子供達の発掘に努め、並み居るプロ野球選手に勝るとも劣らない子供達が球界で活躍し始めた。

声優・キャラクター
坂本千夏、梅津秀行、井上喜久子、雪絵玲那、こおろぎさとみ、大滝進矢、小形満、星野充昭、桜井敏治、鈴木清信、秋元羊介、稲葉実、大塚明夫

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

一見ただの巨人広告アニメに見えるがいろいろ悪くはない

個人的には非現実的な魔球ものプロ野球アニメとして良作だと思います。

ウリはキャラクターの良さ
格チームの超人的野球選手として
巨人 童夢くん
中日 落合博満
阪神 通天閣虎雄
広島 メロディー(アンディ)、カルロス
大洋(当時) トード
ヤクルト 無し

この中で中日の落合だけが実在選手として、童夢の魔球にも屈しず、いくつか破るという実在選手最強として破格の待遇を受けてます。
ヤクルトに超人的なライバル選手がいないのは、なんでもヤクルトフロントがこの半ば巨人宣伝アニメへの協力に難色を示したからだそうです。
その代わりというか、広島に金髪美少女選手のアンディとラスボスのカルロスが割り振られる厚遇ぶりでした。
まあ、実際、彼らに広島の赤ヘルユニフォームは非常に見栄えが良かったです。

ストーリーは非常に面白いと言って良いです。

最初のライバル、虎雄は大阪の世界的大企業の御曹司として巨大コンピュータを駆使して「10割打者」として童夢と対峙します。
そして、虎雄は童夢を分析するために童夢の小学校に転校して一緒に学校生活をおくったりします。
そしてコンピューターなんかじゃ、童夢は打てないとバットでコンピュータをバットで破壊(勿体ない・・・)し童夢との勝負に挑みます。

次のライバルのメロディーは世界的ピアニストですが、少女であることを隠しアンディと名乗り、日本球界に入って「メロディーボール」「リズム打法」を使い投打で活躍します。
そして、メロディーを音楽界に引き戻すために追ってきた黒服サングラスの集団から童夢が庇った事から童夢と半ば恋仲になりますが、
彼女の正体がバレて「女子はプロ野球でプレイできない」という日本プロ野球規約で出場停止になりかけますが、
特別な配慮で最後の出場が認められた彼女最後の試合でお互い想いを封印して童夢と投打で死力を尽くして戦います。

次のライバル、トードは相撲部屋に入るために日本に来たのですが、童夢の姿を見て野球界に入り、童夢と対決します。
そして童夢の魔球「スノーミラージュボールを真っ二つにして片方をホームラン、片方を外野フライ」にします。
童夢は必死でアウトを主張しますが、トードは拘る事なく「ボールが真っ二つになったという事はスノーミラージュボールを真芯でとらえた証拠、たとえアウトでもぼくは満足だよ」とその大きな精神性は小さなことに拘って大騒ぎしていた童夢を反省させ新境地を与えます。

そして、ラスボスのカルロスですが、童夢の父親との因縁などはMAJOR!を彷彿とさせます。
彼の脅威の得意技は「魔打法」、一見イージーに処理できるように見える打球を打つのですが、その打球が野手のすぐ手元で変化してしまい、野手が取れず、傍目には「簡単な打球をエラーした」ように見えて、
童夢は巨人守備陣を信頼できなくなっていくというハードなストーリーです。
そして、一人よがりに魔球を投げても特殊な打法でホームランにされてしまうのです。

どうです? なかなか、わくわくするストーリーでしょう?

そして「声優さんって凄い」ってのは江川をはじめ、実在の野球選手そっくりな声を出している点です。

さて、この作品で屈指の名シーンとして「中尾捕手フラフラ話し」があります。
童夢が必死で開発した250キロの剛速球新魔球「サンダーバキュームボール」をひっさげて九回裏二死満塁のピンチに突如登板した童夢ですが、
コントロールがつかず、ストライクが取れない。
それに適切なアドバイスを中尾を与え、童夢は見事に魔球を完成させますが、
しかし250キロの剛速球を取った中尾は一球受けるたびに大ダメージを受けてふらつき、三球目で三振に打ち取って飛び跳ねる童夢とは裏腹にぶっ倒れてしまいます。
それで浮かれる童夢に原選手たちが「中尾は今、医務室で倒れているぞ」と言われ童夢はショックを受け、
寝ている「中尾さん、おれのために死んでしまって」とか言われた中尾は「勝手に殺すな、休んでれば治る」と慰めます(痩せ我慢だが)。

当時の中尾は巨人でも外様でそんなに目立っている存在でもないのに、どうしてこんな劇的な役割を与えられたか不思議な気もしましたが。

*うろ覚えで書いたので、結構、あらましに間違いがありました。
それと、番組終了後に一時間のSP回があり、この回ではハイパースピンブラックホールボールを破った落合が立ちはだかります。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

大好きだった。野球アニメとしてはかなり画期的!

背番号が・・・・1/2。
でしかもドームでしか投げない。子供だから遠征できない。
魔球はほぼドームの環境(無風、芝、照明等w)で成立する。
魔球編み出すのに中畑とか江川とかすごい、メンバーが協力w
花形的なライバルっぽい敵は順番にでてくるんだけど・・・・・。
実際に強いのはリアル落合wwwwwww。
最強の男として描かれます。まじかっけーっすw。

レインボースパークボールほかキャプつば的な魔球の数々、
がしかし・・すぐうたれるw。ありえないwくらい即効で見破ってくるwでも投げる。
そこが革新的だった。だって一人に打たれても他には打たれないんだからww。特にサンダーバキュームかなんかはずっと使ってましたね・・。

Hスピンブラックホールボールもすごい。強制的に凡打を打たせて捕るw要は肘を痛めないためのとんでもない魔球。
しかし落合が・・・・一撃の元に・・。
他の選手もしばらくするとバントで対抗w。
バルサいったキャプつばでリバウドがドライヴシュートかなんかトラップしたけど・・そんなもんじゃねえ・・。
映像に対してプロ選手が神すぎるw。原とかねw。

キャッチャーもとんでもない特訓して補球できるようになるんだよね・・しかもリアルの人が・・。

こんなあまりに華がなさすぎる、妙にリアリティのある主人公なのであんま人気なかったみたいだけど逆に大好きだった。ちなみに石ノ森さんたちの原作版は肘を壊して引退する。マジ地味w。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

59.0 17 1989年春(4月~6月)アニメランキング17位
青いブリンク(TVアニメ動画)

1989年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (28)
99人が棚に入れました
謎の組織に誘拐された父親を助けるため、仲間たちと共に旅をすることになった少年カケル。弱虫だったカケルもブリンクや仲間たちとの交流を通じ、次第に困難に立ち向かう勇気を身につけていく。はたして彼は父を救い出すことができるのだろうか。

声優・キャラクター
土家里織、野沢雅子、小林克也、緒方賢一、吉村よう、伊藤美紀、納谷悟朗

ootaki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

勇気を?

主人公が頑張る作品なのですが、それ以外のクセのあるキャラ達の方が好きでした。ガキの頃はあまり深く思わなかったですが、内容自体は悪くはないです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

計測不能 18 1989年春(4月~6月)アニメランキング18位
レアガルフォース(OVA)

1989年3月21日
★★★★☆ 3.6 (8)
37人が棚に入れました
1980年代後半に大人気を呼んだSF美少女ものOVA「ガルフォース」シリーズの地球編・第一弾。遠い未来。まだ世界が東西両陣営に分断されたままの地球では、全人類が謎の地球外テクノロジー軍団「MME(Man Made Existence=人工生命体)」と熾烈な戦いを続けていた。一方で東西両陣営の軋轢は今も継続。そんな中、西側ゲリラの少女戦士サンディは、所属を超えた人類の結束を訴える。だがそんなサンディたちの周囲にも、MMEの尖兵たる偵察マシーンが迫り寄っていた……。数万年規模の時の流れを間に挟む、前シリーズ「宇宙編」の設定を受けた後日談。「宇宙編」三部作の主要ヒロインたちもみな、未来への転生を思わせるスターシステムなどで登場する。以降の展開は「ガルフォース・地球章」へと受け継がれた。

計測不能 18 1989年春(4月~6月)アニメランキング18位
鎧伝サムライトルーパー外伝(OVA)

1989年4月30日
★★★☆☆ 3.0 (6)
35人が棚に入れました
ヨロイギアの装甲を持つ正義の少年サムライトルーパーたちが邪悪な阿羅醐を倒し、平和を取り戻したかに見えた。東京で真田遼(リョウ)の誕生パーティを行うトルーパーの面々だが、ニューヨークに行った伊達征士(セイジ)だけが顔を見せない。折りしもニューヨークでは若者たちの連続殺人が発生。ニュースでセイジの持つ光輪の鎧が映ったため、この事件に彼が関与しているという疑念にかられたリョウたちは一路アメリカへ向かう。だが着陸寸前にジェット機は大事故が起こり、機体は水面に不時着。そこでリョウはプラズマの怪光に包まれた不気味な男の姿を見るが……?

計測不能 18 1989年春(4月~6月)アニメランキング18位
御先祖様万々歳!(OVA)

1989年5月1日
★★★★☆ 3.7 (8)
32人が棚に入れました
高級マンションに住む高校生・四方田犬丸(よもた・いぬまる)は、ホームドラマ的な日常に退屈していた。 そんなある日、マンションのベランダから黄色い一輪の花を目撃する。その後、玄関のチャイムが鳴るが面倒臭がって出ない両親に 変わって犬丸は、しかたなく出ることにした。玄関の扉の覗き穴を見るとそこには、先程見かけた黄色い花がいた。 迷いに迷った挙句扉を開けると、犬丸は黄色いドレスの少女に抱きつかれる。その少女は、四方田麿子(よもた・まろこ)と名乗り 自分が犬丸の孫娘であり、彼に会いたいが為に未来からやってきたと言う。彼女の登場により、四方田家の日常と家庭は破天荒な形で崩壊していく事になるのだった。

計測不能 18 1989年春(4月~6月)アニメランキング18位
ディズニー劇場 チップとデールの大作戦(TVアニメ動画)

1989年春アニメ
★★★★★ 4.8 (3)
32人が棚に入れました
ディズニー制作によるTVアニメシリーズで、シマリスのチップとデールの活躍を描く冒険ドラマ。レスキューレンジャーのリーダー、チップとチームの盛り上げ担当・デールの名コンビが、発明家のネズミの女の子・ガジェットや力持ちのネズミのモンタリーらとともに、周りで起こる数々の事件に挑んでいく。1989年にアメリカで放送が開始され、日本でも同年よりテレビ東京で全65話を放送。その後、ディズニー・チャンネルやBSフジなどでも放送されている。チップとデールの名前は、イギリスの家具デザイナーであるトーマス・チッペンデールに由来している。

計測不能 18 1989年春(4月~6月)アニメランキング18位
湘南爆走族 5 青ざめた暁(OVA)

1989年5月26日
★★★★☆ 3.8 (7)
31人が棚に入れました
漫画家・吉田聡の代表的作品『湘南爆走族』のOVAシリーズ第4作。本作は原作者もお気に入りの物語がベースとなっており、主人公の暴走族チーム湘爆こと、湘南爆走族と敵対勢力の抗争劇が描かれる。 横浜を中心に暴れている暴走族ブラディヒールが湘南にも勢力を伸ばしはじめた。そんな折、ブラディヒールの一員・財津が湘爆の特攻隊長・丸川に接近。財津は中学時代の同級生だったよしみで、丸川に湘爆を抜けるよう持ちかけてきた。一方、湘爆と懇意にしている元暴走族の燿子はブラディヒールの総長・紅子をたずねてことを穏便におさめようとするが、実権は紅子でなく強行的な副総長の火影が握っていたため交渉は決裂。当初は事態を静観していた江口たち湘爆の一同だが、親友の権田率いる地獄の軍団が火影らブラディヒールに襲われたことを機に怒りを爆発させ……! 本作の実制作も従来と同様に東映アニメーション(当時は東映動画)が担当。

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

LOUDNESS! 

原作は吉田の代表作暴走族漫画。略称は『湘爆』
少年KINGに1982年から1988年迄連載された作品。

1987年実写劇場版は江口洋助/織田裕二/清水美砂
のデビュー作でその他杉浦幸/杉本彩/翔/竹内力
「噂の刑事トミー(国広富之)とマツ(松崎しげる)
等も出演している。
OVシリーズ一期には声優として浜崎あゆみもいる。
本作はアニメOVA第4作目。アニメはOVA12作迄有る。

湘南海岸を舞台に、「暴走族」と「湘南爆走族」との
抗争や登場人物やグループを中心に友情や恋愛等
を描いた作品で、ギャグやコメディの割合が多い。

不良・ヤンキー・暴走族漫画の原点ともいえる作品。
後々の同ジャンルの作品に多大な影響を与えている。


5作目 横浜の暴走族・武羅帝卑異流は南雲光男総長
の時代は走り中心の誇りを持ちハッスルジェットと
友好的な関係にあったが・・南雲がレース参戦して
事故で怪我した後姿を消してから武闘派として勢力
拡大を続ける・・喧嘩では手段を選ばぬ残虐な姿勢
と人海戦術で、次々に敵対する族を壊滅して南関東
を統べる理想郷「南部連合」を目指す武羅帝卑異流と
湘南爆走族が激突する!

基本的には近年のファンタジーバトルものや青春物
と変わらない構造で友情やらライバル云々で恩義や
理想なんかが絡んで不器用に戦う姿を描いてる。

5作目・・前作が爽やか?路線だったという事もあり
可也ハードな雰囲気でバイオレンス風かな?
本来の暴走族同士の剥き出しの抗争をシリアス路線
で描いてる。

仲間を護る為組織を・・組織を強くする為目標作る。
より大きな目標と結束があると人は増えるけど・・
虎の威を借り傍若無人に振る舞うものや、大義名分の
もと手段を選ばない人も出てくるというようなアニメ
たくさんあるよね。

そのうちリーダーってお飾りになって策略家が後ろで
暗躍して・・組織自体の本来の意味を失くし・・
個人の理想や私利私欲の為の私兵のようになって・・
と言った感じかな。

あれ・・LOUDNESS?だよね・・当時は人気あった凄い
アーティストも多くOP/ED挿入歌などに使われてる。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

湘南爆走族OVA第5弾

暴走族マンガの原点ともいえる『湘南爆走族』のOVA第1弾。
原作マンガは中高生の頃リアルタイムで読んでいたなぁ・・・。(あぁ、年齢がバレてしまう・・・)

湘南爆走族2代目リーダー兼波打際高校第25代目手芸部部長(!!)の江口洋助をはじめとする5人組・湘南爆走族のメンバーと仲間たち、ライバルの暴走族などとの友情や恋愛を描いた作品。
暴走族マンガらしくケンカのシーンも少しはあるけど、原作は、ほぼコメディ。


本作は横浜・武羅帝卑異流(ブラディヒール)との争い。原作の中では一番大きな抗争劇。コメディ要素少なめの回。

原作に忠実な本作に感謝!!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

計測不能 18 1989年春(4月~6月)アニメランキング18位
変幻退魔夜行 カルラ舞う! 奈良怨霊絵巻(アニメ映画)

1989年4月8日
★★★★☆ 3.3 (3)
28人が棚に入れました
ホラーコミック誌「月刊ハロウィン」に連載された、永久保貴一の魔界ものアクション漫画をアニメ化。キャラクターデザインは80年代新世代タツノコアニメなどで実力を発揮した井口忠一。扇家の見た目も美しい双子の姉妹・舞子と翔子は、まだ高校2年生ながら邪法によってこの世の邪悪を祓う行為を生業とする一族の正統後継者だった。そんな彼女らに、奈良で発生した異様な連続殺人について助力を求める、内閣調査室からの依頼が入る。

おみや さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

古い作品ですが、印象に残ってます。

1989年作品、当時レンタルビデオ店でたまたま借りて見た
のですが、これはすげぇおもしれーと思った作品です。

代々、魔を祓う家系で育った双子の少女が主人公です。
それに陰陽師の1人が加わり、敵と戦うストーリーです。
久しぶりに見ましたが、作画はちょっと、、、ですね。
でもストーリーの流れはなかなか良いと思います。
二人が魔を祓うときのシーンは今のアニメにも通じてる
なあと感じました。

この後、2作目も出てますがそれも良かったと記憶してます

もう今じゃレンタル無いでしょうけどね。
ほんとにたまたま、あにこれで検索しましたが、
「レビュー、1件もないじゃん!」
ということで、ちょっと書いてみました。
(にゅにゅが「おまえかけ」とか言ってますし、、。)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7

ミュラー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今ではこんな表現はできないだろうな

古いアニメのレビューを少し。

本作品、怨念による殺人事件を、刑事と特殊能力(カルラ神の力だそうな)を持つ姉妹が協力して解決するお話。
怨念による殺人方法がとにかく猟奇的。首が落ちて血が噴き出すシーンをそのまま描くのは、今じゃ無理かも。
そんなに怖くないし、グロいシーンに耐えられれば、今見ても十分面白いと思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

計測不能 18 1989年春(4月~6月)アニメランキング18位
クレオパトラDC. 1 アポロンの雷(いかずち)(OVA)

1989年4月28日
★★★★☆ 3.6 (2)
28人が棚に入れました
コングロマリットの創業者、アーサー・G・コーンズの奇妙な遺言により、スラム育ちの少女、クレオことクレオパトラ・バートンは巨大なコングロマリット「コーンズ」を相続する。クレオは彼女を補佐する仲間たちと共に世界を駆け巡り、国際社会を揺るがす陰謀や家族の問題など様々な事件を解決し、人々との絆を深めてゆく。

しげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

なんてお気楽な

ストーリーの内容からしてバブっているw80年代の日本人のなんてお気楽なことwありきたりの正義の味方が悪党をやっつけるわけだが、テンポは悪くないので飽きはしない。新谷かおるの独特の絵風には好き嫌いが分かれるところだが、作画は甘めの採点になってるかも知らん。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

計測不能 18 1989年春(4月~6月)アニメランキング18位
妖魔(アニメ映画)

1989年4月15日
★★★★☆ 3.2 (4)
27人が棚に入れました
詳細不明
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