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「サカサマのパテマ(アニメ映画)」

総合得点
69.7
感想・評価
661
棚に入れた
3139
ランキング
1692
★★★★☆ 3.8 (661)
物語
3.9
作画
4.0
声優
3.7
音楽
3.6
キャラ
3.7

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サカサマのパテマの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

おおかみ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

可もなく不可もなく

描写の問題なのか逆さまの感じがうまく伝わって来なかった。尺の問題もあるのだろうが、ほんの数回しか会っていない二人の距離がなぜ急速に縮まっているのかが良くわからなかった。。
結果としても可もなく不可もなく出した。

投稿 : 2024/04/19
閲覧 : 30
サンキュー:

2

ネタバレ

いさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

全然知らないのに評価がまあまあなアニメは良作だった説

ただし最初は終わっても意味が完全にはわからなかった
サカサマの両方の世界を頻繁に行き来することもあり
頭の中がごちゃまぜ状態
考察を読んでなんとか意味がわかった
意味がわかるとラストのどんでん返しのすごさがわかった
この映画は素晴らしい内容の割にヒットしなかった原因は
この難解さ以外に地味な内容や宣伝不足もあったように思う
こういうアニメこそよに知らしめるぺきたとおもうぞ

投稿 : 2024/01/17
閲覧 : 34
サンキュー:

2

ポリゴン@Radio さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

重力が逆に作用する人物がいるという発想は面白かった

重力が逆に作用する人物がいるという発想は面白かった

だが正直言うとストーリー的には???ちょっとよくわからなかった、突貫すぎる

これは映画だが時間的にかなり色々はぶいていたためそうなったのだと思う

投稿 : 2023/09/05
閲覧 : 59
サンキュー:

3

ネタバレ

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

「ナウシカ」と「ラピュタ」を足して逆さまにしたやつ

ポストアポカリプスもので重力が逆に作用する地底人のパテマ(姫様?)と地上人(エイジ)が出会う冒険もの、ボーイミーツガールもの?
ちょっと説明が難しいですがそんな感じの100分映画です。

パテマはガスマスクして禁足地荒らしが好きなおてんばの姫様。
エイジはオヤジが飛行機械で空高く冒険に出てしまってエンガチョな少年。

でムスカ大佐役のお大臣様が意地悪してくる訳ですが
その声が「日常」のフェイ王国ドルフ大臣で何故か笑いがこみ上げてしまいます。

とまあそんな感じのパクリとテンプレと様式美ですが中々面白い世界観でした。

ただ、アクションは地味だし、ストーリーも奥行きが無いし、ボーイミーツガールとしても何とも薄味だし、背景の説明も不十分だし(たぶん設定されてないただのテクスチャ)、オチも、「で?」って感じ。
名作然とした壮大な音楽や演出なんですが全体に印象に残りません。
視聴に10年かけたせいもありますが兎に角薄い。

ネタ元の方が100倍ちゃんとしてる。
パヤオも比べられても困ると思いますが。

序盤でオチが解ちゃうので。
{netabare}エイジの所属する国名が…{/netabare}


以上。名作風凡作ですが、まあ雰囲気アニメと思えばマル。

投稿 : 2023/08/11
閲覧 : 106
サンキュー:

5

タイガー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

『俺もそこに連れて行ってくれ!』

サカサマの世界の二人が出会う冒険ファンタジー

魅力的な作品だった

ずこい世界を描いてて頭の整理が追いつかなかった

いや、イケメンすぎない?二人www

歌の入りとかチョイスがちょっと謎だったんだけど、
世界観に拍手だった作品

投稿 : 2023/06/19
閲覧 : 64
サンキュー:

2

ネタバレ

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

上下対称の二つの世界から繰り広げられる冒険ファンタジー

主人公のエイジとヒロインのパテマのボーイミーツガールからの二人の視点を通してそれぞれ住む世界の謎を明らかにしていく内容の作品。

重力が真逆でエイジとサカサマのパテマの冒険は観ている方も擬似体験しているような臨場感があって引き込まれるものがあります。

このエイジとパテマの繋がりも単なる偶然からの出会いながら、エイジがパテマの視点からの恐怖というのを理解するシーン等、絆を深めていくところが描かれておりました。

しいていうと、悪役のイザムラがただただ不快感しかない悪党だった印象は否めなかったかな。

全体的に地下や夜空といった具合に暗い印象が強いですが、ラストは青空が広がってスカッとした気持ちにさせられました。

投稿 : 2022/09/08
閲覧 : 152
サンキュー:

10

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

重力が逆の世界のボーイミーツガールなのかな。SF作品で設定は練られていたと思います。

オリジナルアニメ映画で、SF作品です。重力が逆転した二つの世界で、アイガ(地上世界)と地下世界のお話です。

多分1度見ただけでは100%理解するのは難しいでしょう。
時々あれ、これは今どっちが重力が働いてるんだ?(どっちが上?)と混乱します。
ヒロインのパテマは可愛かったです。
エイジとパテマのボーイミーツガールのお話でした。
世界観は悪くなく、むしろ好みではありました。
終盤での伏線回収は見事でした。
アニメで重力の違いを描いて見せたのは凄いと思います。

投稿 : 2022/05/13
閲覧 : 194
サンキュー:

15

ねるる さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

凡人な自分には難しすぎた…

2013年劇場公開作品。
原作・脚本・監督は、『イヴの時間』と同じ吉浦康裕監督が務める、サイエンス・ファンタジー作品。
別々の世界で暮らす少年と少女が出会い、隠された世界の秘密を2人で手を取り合いながら解き明かしていく物語。

凡人な自分には理解しきれない壮大な物語で、頭の展開が何個あったら理解出来るのか…中々ついて行きにくいストーリーでした。
少年エイジと少女パテマの暮らす世界では重力が逆転しているという設定なので、どっちが上でどっちが下か訳分からなくなりながら見ていました。
今は空が下で、今は空が上で、あれ?いまどうなってる?という状況になってました。理解出来るかは置いといて、この設定を上手く使いながらストーリーは進むので、制作側の人は凄いなーと思いました。脳みその出来が違うぜ。

ラストスパートにかけて、世界の真相が解き明かされていく度に、はーっなるほどな。と思うような展開と設定があり、驚きと面白さがありました。
納得できない点もありました。
何故アイガに暮らす人々の大半が、反発しないで規則に従い続ける生活をしているのか。
何故世界の秘密を隠し続けていたのか。
分からなかった…後で考察サイトでも見ようと思います。

設定は非常に面白く、世界の秘密を探求していく物語も面白いですが、如何せん理解するのに苦しみました。重力難しい。
空に落ちるという感覚と捉え方はお洒落で素敵だなと思いつつ、私がこの作品見て1番思ったのは、地面と屋根両方大事だなってことでした。あまりに広い世界を知ることは希望でもあり恐怖だからね!地に足つけて、頭にも屋根つけて平穏に生きていこうと思いました。

投稿 : 2022/05/03
閲覧 : 221
サンキュー:

16

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

初見星一つ、2度目観てアイデアすごいなと

初見で星一つ
ストーリーがなんだかなぁと
主人公とヒロインのキャラデザが今ひとつ
という感想

ちょっと気になり再視聴
逆さまになった流れと阻止したい意図という設定面
主人公側は伝説のク◯ゲー『スペランカー』のようにほぼくっついて離れるしかアクションをしていないという事
この2点がちょっと面白いかなと

ここから1クールは難しいけど
技術的にどちらかの重力に迎合できる装備がある
重力さを活かした攻撃がある
ボスがなんらかの技術で反対側の重力も無効にする兵器を開発→それを阻止するために奮闘
などを盛り込んで数話くらいの話になったらまた面白いかなと勝手に思いました。

再視聴はしないけど
根本の発想自体はすごいかなと思いました

投稿 : 2022/05/01
閲覧 : 174
サンキュー:

4

神谷 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

感想!

サカサマのパテナ

感想!

何やらスコットランドアニメ賞に入ったらしい。
何というかじぶりですね、それを想起しました

あくまで感想なんですが、面白かったです
もちろん面白かったんですが、今アニメが増えてる状況から見ると一番したいアニメというほどでもなかったです

良い点

この作品の面白いところはその世界観の作り込み方でああこういう設定があって、世界観の作り込みが上手いところです
大迫力のスペクルタルシーンがあって、そこは満足点が高いです
特に子供はこういう壮大な世界観に掻き立てられて、夢を見るんじゃないかなというところが何というか素敵ですね。そういうところは素晴らしい

悪い点

ただ、設定で押し切ると2回見た時に、つまらないと思ってしまう可能性もあります
ただジブリを連想させるのでどこかみたことあるような描写が多いということもあります

これをもし漫画にするならもうちょっとキャラクターを魅力的にしてキャラ漫画にしろやらとか言われるでしょうね
俺は言いませんが、漫画としての評価は多分そんな感じになります

ここから完全に個人の主観

ここからは個人の主観です
深夜アニメでこういう作品って少ないんですよ
だからこういう作品が増えてくれることにはすっごい好感が持てるんです
なので、点数を上げたいんですけどこれはどう見てもオタクには受けなさそうなんですよねえ

それなのでこういう作品、世界観がしっかりした作品がもっと増えて欲しいんですけど売り上げが伸びなさそうなので個人的にはこういう作品はもっと評価されるべきだと思います

投稿 : 2021/12/31
閲覧 : 225
サンキュー:

6

ネタバレ

ニワカオヤジ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

サカサマのパテマとセイジンのエイジ(最低レベルの下ネタに耐性のある方のみお読みください)

SF的考証の弱さ、主人公二人の感情描写の弱さからか、あまり評価されていないレビューが多いようですが、個人的には面白かったです。

考察されているレビューやサイトが多数あるので考察は省きますが、誰も言及してないっぽいところだけ考察すると、
{netabare}「アイガ」って「ガイア(大地)」をサカサマから読んだものですね。だからアイガ人がサカサマ人だったりしてwww、とか考えながら見ていたら本当にそうだったのでマサカと思いました。

マサカのサカサマのアイガ。
{/netabare}

重力が反対になるというのはかなり無理がある設定とは思いますが、そんなこと言っていたらSF作品はほとんど成り立ちません。絵的に面白いので問題ないと感じました。
空に落ちそうになる描写は本当に落ちそうで、見ているこっちのアレが何度も縮み上がりました。

サカサマのパテマでキ〇タマがチヂコマ。


パテマとエイジが惹かれ合う理由が弱いとも感じませんでした。中学生の男女がずっと手を握ってるんですよ? 逆に好きにならない奴いるの?

シシュンキマッサカリのサカサマのパテマ。


終盤では、お互いの体に抱きついてますが、逆にこの辺の描写にはリアリティがないと感じました。エイジよ、お前は聖人か?
女の子の下半身に顔くっつけてるんですよ? そんなことしたら、絶対に当たってしまうよね?

サカサマのパテマのアタマにキ〇タマ。


そんなことになったら、僕が中学生なら、いや、おっさんになった今でも、出てしまうよね。

サカサマのパテマのアタマにキ〇タマからのス〇ルマ。

投稿 : 2021/12/10
閲覧 : 395
サンキュー:

22

ネタバレ

haiga さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

サカサマのハテナ

今観終わりました!


終始??まみれの作品でしたがまああんまり深く考えずに勢いで楽しみましょうって作品ですよね!
キャラも可愛らしいですしボーイミーツガール作品としてはとても観やすい作品だと思います
ちゃんと悪者も悪者らしく嫌らしいですしね。
人間関係とか細かい設定には雑な部分はありますが、まあ考察とかせずに気軽に楽しむべきかと

それにしてもパテマ可愛かったですね!
CVの藤井ゆきよさんってウマ娘のたづなさん役もされてるんですね。全然違う声でびっくりしました

エイジとパテマの今後が気になる終わり方でしたので良かったらエンドロールでこれからの一コマ一コマを見せて貰えたら良かったかなとも思いました

でも今後の事を考えると結構大変な世界だなあと
そもそもサカサマ人(この場合どっちがサカサマかはさておき)との交流とか生活とか考えるとめちゃくちゃ大変ですよね
サカサマ世界の塊1つでもとんでもなく重要な資源になりますからね(その分軽くなるって夢みたいな素材だ)

同じ監督作品のイヴの時間も気になってますのでタイミング見て鑑賞したいと思います

投稿 : 2021/12/05
閲覧 : 248
サンキュー:

15

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

二人の引力が弱く感じるのは、お互いの重力が反対方向を向いているからですか?

この物語は、少年のエイジが少女のパテマに出会うボーイミーツガールです。
当然の流れとして、二人は惹かれあいます。
しかし、私は、最初、なぜ二人は惹かれあったのかが分からなかったのです・・・。
二人の引力が弱く感じるのは、お互いの重力が反対方向を向いているからですか?
そんなふうに揶揄したくもなりました。


この物語は、重力の方向が逆向きの2つの世界が繋がるところが舞台となります。
2つの世界は行き来することが可能です。
しかし、もう一方の世界へ行っても自分の重力の方向は変わりません。
つまり、エイジの世界に行ったパテマは、ひたすら空に向かって落ちていくのです。
そんなパテマを手でつかまえて救ったのがエイジでした。
でもそれだけでは、二人がそこまで惹かれあう理由としては弱い気がします。


話は少しそれますが、私は高いところが苦手です。
崖など、手すりが無くてちょっとでも高いところは足がすくんでしまいます。
しゃがみ込んで、とにかく何かにしがみつきたくなります。
そうかと言って、高所恐怖症ってわけでもなさそうです。
手すりさえあれば、がぜん大丈夫なんです。
明石海峡大橋の塔頂ツアーも行くし、遊園地のバンジージャンプだってします。
この違いは何かと考えてみました。
もちろんそれは死ぬかもしれない恐怖心です。
裏を返せば、絶対死なないことが分かっていれば大丈夫です。

話を戻します。
この作品は、落ちることへの恐怖をとても良く描けています。
「うわっ、こわっ」って思います。観ていて、背中がゾクっとします。
その時、思い出すのは「とにかくに何かにしがみつきたくなる」ことです。
つまり、そう言うことです。
パテマは、この世界にきてから、ひたすら怖かったんです。
でもしがみつけるエイジがいてくれたおかげでなんとかなったんです。
しかし、この作品は、この空に向かって落ちることの怖さを最初は明かしません。
つまり、これはパテマの気持ちで、最初はそれを視聴者に伏せていたのです。
そして、ここぞと言う時に明かして一気に感情移入させてきます。
このあたりの脚本は上手いなと思いました。
でも、まだパテマとエイジが上手く繋がらないのです。何かが弱いのです。


二人は、今まで、サカサマで手を繋いで困難を乗り切ってきました。
しかし、中盤の盛り上がりでは、二人はサカサマで抱き合って困難を乗り切ります。
これ以降、二人は命を懸けて助け合う仲に発展していきます。
それを象徴するかのように二人はサカサマのまま抱き合って行動を共にします。
でも、やはり何かが描き足りていない気がするのです。

その答えは、エンディング曲の歌詞にありました。

♪「"逆さまに響く"ふたつの鼓動
  ひとつ ひとつ 言葉をかわし
  ひとつ ふたつ 心を寄せた 」

きっと逆さまに抱き合った二人は、お互いの鼓動を聞いていたはずです。
そして、お互いの鼓動を聞きながら、言葉を交わしていくんです。
こうやって文章にすると、男女のとても強い絆とエロティシズムすら感じます。
それだけ二人は親密な仲だったので、惹かれ合うのは必然ですよね。

しかし、私は、この歌詞を見るまでは、ここまで二人は深いとは思いませんでした。
いや、むしろ物語の中では、そこまでは描き切れていなかったのではと思います。
私としては、二人の絆や愛を深める過程をもう少し丁寧に描いてほしかった。
そうすれば、もう少し感情移入できて二人をもっと応援できたのになと思うのです。


この物語の「サカサマ」の世界観は、とても斬新ですばらしいと思います。
この世界観なら「ラピュタ」をオマージュしなくてもよかったのにと思いました。
なぜなら、十分オリジナリティを出せる要素を持った世界観だったと思うからです。
また、最後のオチは、最初から気づいてしまうのも残念なところです。
もう少し巧妙に隠してもらえると最後にサプライズになって面白かったと思います。

この作品で、パテマの「落ちる」怖さを一緒に体験してみるのは、お勧めです。

投稿 : 2021/11/20
閲覧 : 291
サンキュー:

24

ちあき さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

落ちる!

背中がぞぞっとなることが何度もありました。
見え方が違うだけでガラッと印象が変わるものがありますよね。北半球と南半球の地図とか思い浮かびました。
おもしろかったです。

投稿 : 2021/10/25
閲覧 : 167
サンキュー:

6

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

SF的な重力の設定を活かした話と映像が素晴らしい。そしてちょっとエロい。重力の考察を追記。

 始めに馬鹿なことを言います。あの体勢のなんとエロいこと。メチャメチャうらやましいんですけど。パテマ、柔らかそう。

 そして超ネタバレがあるので、嫌な方は本編をご覧いただいた後で。ちなみにかなり面白い作品でした。

{netabare}  この話は、まず、SF設定からの物語の構成が滅茶苦茶面白いです。逆さに重さが働くことを利用して、ストーリーはもちろん、人物の動きや演出、心理面等々にうまく生かされています。

 天地がひっくり返るようなどんでん返しがありますが、これはパテマと男(名前忘れました)が、空に落ちて行ったところにある都市の存在はどういうものかを考えると自ずからわかってきます。それにもっと早い段階。あの奇麗な星空が見えているシーンで雲を入れていました。普通なら晴れ渡った星空を見せるはずです。これは実際の地表の星ではないことに気が付かれない工夫なのかなあという気がします。SF慣れしている人なら、この段階でオチは想像つくでしょう。 {/netabare}

 始めはちょっと人物が薄っぺらいかなと思いましたが、話が進むと結構、人が見えてきて、それぞれのキャラの動きを楽しめます。

 あの学校の設定をもう少しやると面白かったかもしれませんが、時間的にはちょうどいい長さなので、ひょっとしたら編集で切ったのかもしれませんね。あの少し反抗的な女の子が妙にキャラだちしてたので、何かあったのかもしれません。

 とにかく、重力に関しては実際の科学でも測定以外のことがほとんどできておらず、SF的には取り扱いが難しい分野です。重力制御などは現在のところファンタジーに近い領域です。
 だからこそ、設定のうまさが問われる部分ですが、本作では感心するくらいうまく話にも映像にも取り込んでいました。
 非常に面白かったです。


重力についての考察
 男が52KG、パテマが-50KGだとします。

 初め重力の足し引きでは、ガリレオの法則により落下速度が変わらないと書いていました。重力の足し算で2KGになってしまうと、体積に対して重力が小さいので空気抵抗は若干考慮されるかもしれませんが、ガリレオの法則どおり落下速度は52KGと変わらないわけです。
 ただ、マイナス重力(浮力)のような力だと考えると辻褄が合いそうです。結果的には風船を沢山つけて歩いているような感じと言えばいいのでしょうか。

 と考えたときに、風船の浮力のような力だとすると腕で支えられるのでしょうか。体重分の張力で引っ張られているわけですよね?たとえば鉄棒にずっと捕まっているようなものです。落下すれば死ぬ環境で。女子の細腕ではまず無理ですし男子でもかなりきついでしょう。それに会話までできていました。これは不自然すぎます。

 結果的に2人に対してそれぞれかなり弱い重力加速度が働くような感じにならないと無理があると思います。ただ、二人ともGの符合が逆なだけ(±9.8m/S)だとすると0になってしまいますので、例えば9.8×(52-50)/(52+50)みたいなイメージの計算(パテマは符合が逆になるが重力加速度の絶対値は同じ)だと、差が大きければ大きいほど重力加速度は大きくなるのでアニメの中の描写通りになる気がします。

投稿 : 2021/09/13
閲覧 : 234
サンキュー:

7

ネタバレ

ごる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

上下グルグルし過ぎて、どっちか分からなくなるアニメ

お互い逆さまの世界の人達が出会った話!

なので、演出で上下がクルッと回転するシーンが何度もあるんですが、ラストでクルクルするので結局どっちがどうなのΣ(ㅎωㅎ;)?ってなってきますw

パテマ達地底人が重量異常で逆さまだったと思いきや、実はエイジ達の地上の人達がひっくり返ってたという事で良いのかな……( 。ω。)?

投稿 : 2021/07/09
閲覧 : 170
サンキュー:

5

ネタバレ

7でもない さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

まるでアンリミテッド:サガ

設定先行アニメ。こういうのは増えて欲しいが......
 
面白いかつまらないかでいうと。........................................................どっちかというと面白かった。映像は割とよかった。アニメーションとして見ていて気持ち良い部分はあった。パテマが小屋の窓によりかかって外を見る所とか。2人が抱き合って空を滑空する所とかは絵的に見ていて楽しい。もしかしたら天気の子はパテマに影響受けているのかな?

また街の夜景や、夕日の効果、気球からカメラが回転しながら学校を見下ろすシーンなどのの編集・撮影もよかった。

敵役の声優、土師氏の声はかなり印象的。土師氏はプリンセスプリンシパルとか「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」でもラスボスの声を当ててるけど、悪の知能犯って感じでいいね。声の力では主人公二人を完全に圧倒している。
ただ色々なんか......なんつうか。なんつうか......
 
 
  
サカサマのパテマ ネタバレ

{netabare}
ヤフー知恵袋より引用
知恵袋/ヤフー/question_detail/q11116337566


ベストアンサー
mn_********さん

2013/11/16 18:54

Q1.アイガ君主国と地底世界の関係が分かりません。ラストのジィのセリフが聞き取れなかった・・・★アイガ君主国→大災害の影響を受けてしまった人々の子孫が住む国★地底世界→シェルターにいたため大災害の影響を受けなかった人々の子孫が住む世界。でいいんでしょうか。

A1.はい。だいたいそんな感じです。エイジたちがいる空間は地球内部で、見ていた星空や青空は一番地下深くにある人工照明装置です。



Q2.シェルターにいたため大災害の影響を受けなかった人々の子孫が背負いし使命って何ですか?なぜ地底世界に住んで、地上の方には住まないのですか?

A2.使命というのはおそらくジイが言っていた「重力反転の責任を感じた科学者たちは近くで彼らを見守ることにした。」だと思います。ここでの『彼ら』とはエイジや治安警察やイザムラたち『サカサマ人』のことです。
何故地上に住まないのかというと、ラストの描写で崩れて風化している建物がたくさんあったことからわかると思いますが、映画の冒頭のシーンで空に落ちていった建物が落ちてくる危険性があった為です。(おそらく重力が安定していなかった為)
あと、土星のように見えたデカイ天体は月です。月の周りの輪っかは空に落ちた建物などです。月が大きく見えたのは、重力のバランスが変わってしまってしまい、地球に近付いた為だと思います。
空から建物が降ってくる危険の為と、生き残った科学者たちはサカサマ人を近くで見守る必要があった為に地下で暮らすことにしたのでしょう。そして掟によって危険な地上へは近付かないようにしました。




Q3.ラストでエイジの死んだ父の手帳に挟まっていた紙はなんだったのでしょうか?何かの証明書みたいだったけど。

A3.あれはジイの驚き方、そしてアイガと逆のマークから予想すると
おそらく全ての真実が記してある紙だと思います。実はサカサマだと思っていた自分たちが本当の人間だったんだと。ただ、エイジのお父さんがどこであれを入手したのかはわかりませんでした。


自分が予想した質問の回答は以上です。
余談ですが、ジイやポルタやパテマ達は重力実験に関わった科学者たちの末裔です。
星空や青空の人工照明装置はパテマたちの祖先たちとエイジたちの祖先(サカサマ人)で協力して作ったのだと考えられます。
しかしどこかで決別して、エイジたちの祖先(サカサマ人)はパテマたちの祖先(本当の人間)をサカサマ人とすることで独自の世界を作ろうとしました。それがアイガです。自分たちに起こった出来事をそのままブーメランにして自分たちを選ばれし人間とし、空に落ちた人々を罪深き人としてしまいました。

サカサマ人たちは自分たちの世界を正常なものとすることでプライド?のようなものを維持していました。そのような世界が完成されて真実を知るものは次第にいなくなり、空に落ちることを罪とし(人工照明装置をバレないようにする為と、アイガの小ささをバラさないようにする為だと思われます)
真実を知るものは今は亡きサカサマ人の祖先、パテマたちの祖先だけとなり、
現代で真実を知るものは誰もいなくなってしまいました。(イザムラやジイも知りません)
そして長い年月がたち物語は映画へと移ります。


初めての回答で拙い文章になってしまいましたが、参考になれば(笑)
21人がナイス!しています
ナイス!

{/netabare}

ネタバレ読んだ後の感想
{netabare}
そんなのわからないよ.....。正直見ていて???と思う事が多かった。正直30~40%くらいしか理解できなかった。設定先行型の作品だけど、時間内にストーリーも設定も描き切れていない感じ。キャラの感情の変化についていけないし、無理な所があるし見ていてぽっかり穴が残る。

追記:
思い出したけど、この作品で主人公が困難に直面した時、ワーーーとかうおおおおおとか叫ぶと奇跡が都合よく起きたり他のキャラが主人公を助けてくれるパターンを何度も繰り返す。なんだこのお膳立ては。主人公はちょっとは脳みそつかったりがんばれ。現状では周りががんばってるようにしか思えない。

クソ作品とまではいかないし、映像的に綺麗だからつまらなくはないけど、補足本が無いと楽しめない感じ。ゲームで例えると、PS2で発売されたUNLIMITED SAGAみたい。


電ファミニコゲーマー
「サガシリーズの異端児『アンリミテッド:サガ』はいかに酷評され、いかにその評価を覆したのか? 想像を絶するやり込みプレイヤーとともに歩んできた17年の歴史を振り返る」
より引用
>
「これが説明書」と謳われた攻略本

 そんな複雑怪奇な『アンリミテッド:サガ』の評価が見直されることになった一番の契機は、間違いなくゲームのリリースから5ヶ月後となる2003年4月に発売された攻略本『アンリミテッド:サガ 解体真書』だ。
~中略~
 それは「全656ページからなるこの本が真の”説明書”だ」という語り草が生まれるほど。実際、韓国でローカライズされてPlayStation 2のローンチソフトとなった韓国語版『アンリミテッド:サガ』では、本書から流用した分厚い説明書が付いている。
 やり込みプレイをするための攻略本ではなく、システムを理解してプレイする上で、本作は必須の本である。
>

{/netabare}
初見20210514

投稿 : 2021/05/15
閲覧 : 246
サンキュー:

4

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

上を下への大さわぎのおはなし

おはなしは

地下の世界から来た女の子と
その子を助けるエイジの冒険。。かな?

規則とかきまりとか大好きで
サカサマ人がゆるせないアイガ国のボスが
サカサマ人のいばしょを聞き出すのに
地下から来た女の子パテマをつかまえるの

たまたまパテマがアイガに着いたところを助けたエイジは
あとで地下からパテマをさがしに来たポルタといっしょに
パテマが閉じ込められてる高いビルに助けに行くの

おはなしはそんな感じでふつうっぽいかも
でも
サカサマ人って上と下がアイガの人たちと反対なの!

だからサカサマ人ってアイガに来たら
天井に立ってるか何かにつかまってないと
外に出たら空に向かって落ちちゃう。。
そんなおはなしって考えられる!?

ときどきカメラが反対になったりして
どっちが上かよく分からなくなっちゃう

それで
絵は写真みたいで本物みたいだから
よけいこんがらがって
見てて頭がくらくら。。

空に吸い込まれそうな感じとか
地面がほんとに下なんだか心配になってきちゃって
にゃんは
ずっとドキドキしてた。。

でもそうゆうのって
ふつうだとぜったい見られないから楽しかったな♪

パテマを無事に助けられるの?とか
エイジがさかさまのパテマの気もちが分かったり
おたがいのこと信じて仲良くなってくところとか
ほかにも気になるところがいっぱいあったかな

だけど
上下さかさまってゆうのがすっごい気になっちゃって
1時間半くらいのおはなしなのに
あっ!てゆう間に終わっちゃったみたい♪

そのほかに
見ててびっくりするヒミツがでてくるから
それも楽しみかな☆

変わったおはなしとか
今まで見たことないフシギなおはなしが見たかったら
ぜったい見たほうがいいと思うな♪

投稿 : 2021/02/02
閲覧 : 1195
サンキュー:

156

横比較無用ノ介 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

↑↓

地上世界の少年と、地下世界の少女。ボーイ・ミーツ・ガール。
しかし、重力が逆転しているため、少年は床、少女は天井に。
かつて重力をエネルギーに変換する実験が失敗し、重力が逆転、人間たちは空に落ちてしまい、その生き残りが地下世界にいるとのことだが...

高い所から落下すれば命にかかわる。だから高い所を怖がるのは正常な反応。
彼女は上を、彼は下を恐れる。お互いを理解するのは大変。
180度回転する場面が次々と現れる。そして、文字通りのどんでん返しも。

重力が逆転した人との間に子供が出来たら、無重力人間が生まれるのだろうか。
しかし君主、いかにも悪そうな外見だな。

投稿 : 2021/01/05
閲覧 : 183
サンキュー:

3

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

真っ先にエロい疑問を思いついた奴は切腹

この作品観て真っ先に思ったのが「どうやってセックスするんだろ・・・・」と「69はやりやすそうだな」だから、俺はもうダメかもしれない(笑)


こういうどんでん返しなオチは嫌いじゃないし、最後に視聴者に解かせるような暗号もあったし、作品の出来としては良い。
ただ最後の手紙の暗号、解いた人のブログ観たけどホントに2がありそうな内容だった、ただ7年経って未だにやらないということは・・・・・そういうこと(笑)


吉浦監督の長編作品、初めて観たけど悪くないな。ただこれだけ作風が違うから判断に迷うとこ、もう一つの『イブの時間』を見てみるかな。

投稿 : 2020/12/12
閲覧 : 297
サンキュー:

1

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 1.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「重力が逆さま」設定を存分に生かしたアニメ

誰もが思いつく可能性のある「重力が逆さま」、それをここまで膨らませて形にしたことがすごい。もう「重力が逆さま」という設定は日本のアニメ映画では作られないだろうな、と思います。(二番煎じと言われる気がするので…)

重力による落下というリスクを負いながらも敵勢力につかみかかったり、相手に抱き着いたりと、ここぞという時にそういったシーンを入れてくるので、ヒヤヒヤしつつも面白かったです。

気になったことは音楽。序盤のギャグとしての使い方はいいとして、音楽→無音→音楽→無音→…の感じがなんとなく妙というか、盛り上がりとしての音楽の使い方がへたっぴだな、と感じました。

最後の{netabare}裏での会話、「我々のショックの方が大きい。失恋とは比べ物にならない」「お前に俺の気持ちがわかるか!」「すまん…」{/netabare}のくだりが好きです。

投稿 : 2020/09/24
閲覧 : 196
ネタバレ

たま。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なんかよく分からない作品

なんかよく分からない作品だった。

最近流行の作風の『奇をてらえばいい』一直線。

だから、何!?みたいな。

投稿 : 2020/09/06
閲覧 : 352
サンキュー:

4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

★5/創世のアウフヘーベン

「サカサマなのはお互い様だ」

アニメ史に名を刻むべき大傑作である。
私はこれより本作を生涯の一本とする。

ただ観る人を選びます。
理由は監督・原作・脚本が同一人物であること。

この体制は良くも悪くも尖ってしまう。
どうしてもテーマの純度が高くなりがち。
自分の趣味、嗜好、性癖に刺さるかどうかで
名作判定か苦痛な自己満作品のどちらかになる。

デートムービーとして見れば良作程度。
SFモノとして見れば失敗している。
冒険譚として見れば刺激が足りずキャラも弱い。
ボーイミーツガールとして見れば恋愛要素も薄い。

だが私には深々とブッ刺さる奇跡の作品。

アメリカで好評なのはテーマからして当然だろう。
様々な価値観やら常識やらルールやらしきたりやら礼儀やら決まり事やら書式やらフォーマットやらフレームワークやらで苦い経験をした者ほど感じる事は多いはず。


相手の立場に立つということ

重力が逆転した世界に1人迷い込んだパテマ。エイジはパテマの恐怖と孤独と不安をわかっていたつもりだった。だが自分が初めてパテマと同じ体験をすることで自分の傲慢さを恥じる事になる。重力が逆転する事でエイジとパテマの立場は文字どおり逆転する。狭い世界で生きていた若者のエイジは他者の立場に立つということをこの物語で身を持って知ることになる。


相手を信じるということ

空に落ちるという死に直面する絶大な恐怖に対して子供ながらに精一杯の勇気を出し相手に自らの命を委ねるエイジとパテマ。相手を信じるとはどういう事なのか、これほどストレートな表現はない。一蓮托生。手を離せばお互いが死ぬ。このマンガ的な表現はまさにアニメでしか成せぬ芸当である。


「相手を信じるとはどういうことか?」
「相手の立場に立つとはどういうことか?」

これを文字どおりに表現した挑戦的な意欲作。

「違い」は解決も理解も出来ない。
「違う」という事実、ただそれだけ。

エイジとパテマの明るい未来を祈るばかりです。
素晴らしい出会いに感謝。


美術監督がブブキブランキやまどマギと同じ方。 特にブブキブランキの背景は大好きでした。
金子雄司さん、覚えました。

BLACKFOXもこの方でした。
やっぱり背景って大事。

投稿 : 2020/07/29
閲覧 : 363

ティビ汰 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

世界観が独特な伏線回収系アニメ

原作・監督が吉浦康裕さんということで、
あらすじや口コミを全く観ないで視聴しましたが、
伏線回収系のアニメが好きな私としては
非常に楽しめる作品でした。

ジャンルはSF系というべきか近未来というべきか、
結構独特な世界観になってます。

ラストで全てが解決する伏線回収系のアニメなので、
冒頭はよく分からない箇所も多いかと思います。
また、そこまで複雑ではないものの、
伏線回収系のアニメが得意ではない人は
ラストまで観ても理解できないかもしれません。
(人によって評価が分かれるのはそのせいかと。)

ただ個人的には非常に楽しめる作品でした。
ネタバレ無しで説明するのがとても難しい作品ではありますが、
もし少しでも興味を持って頂けたならぜひとも観てみて頂きたい作品です。

ちなみにパテマ役の声優さんが「藤井ゆきよ」さんなのですが、本当に役がピッタリで、更に惹き込まれました。

それと、この作品が面白いと感じた方は、
同じく吉浦康裕さんが監督を務める作品、
「イヴの時間」も楽しめると思います!

投稿 : 2020/07/28
閲覧 : 258
サンキュー:

5

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

SF的なイメージとしては面白いが

「イヴの時間」の監督の長編だそうで、SFとしてのイメージは面白いものの映画全体として消化不良に終わっている気がする。

発想は思いついたものの物語としての構成を上手く演出できず、「ブレードランナー」や「1984」的なディストピアイメージを重ねてみたものの練が足りない感じ。

発想自体は「君の名は」レベルで面白いので今後は演出でどれだけ客層を引っ張れるかだと思います。

投稿 : 2020/03/12
閲覧 : 527
サンキュー:

16

ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

模範的な物語

視聴前 どういう系だろ

視聴後 模範的だぁ(感嘆)

この話はとある科学実験によって一部の人類や物体の重力が従来の反対になってしまった話
ジャンルは重力
タイトルだけでは全く予想できない物語内容ですがこの作品は面白いです。
なんといっても内容が「模範的な良作品」だからです。そう模範的な。起承転結(というよりは序破急)がしっかりとしていて、キャラの魅力も伝わり、なおかつ考察の余地があるという良質な作品です。序破急もぬるいものではなく、序盤に予想していた展開とは大きくずれた中盤。盛り上がり方もよかったです。さらにはそこでの展開を踏み込んだうえでの予想も終盤に裏切られます。さらには{netabare}過度すぎず、希薄すぎない適度なラブコメ{/netabare}があり、人の差別という哲学的な問題も示唆しています。そのほかにも素晴らしいところはありますが、省きます。
しかし、この作品には欠点(というのか微妙ですが)があります。それはこの作品をアニメの中で一番好きという人はおそらくいないでしょう。ストライクゾーンは広いと思います。映画なので途中で切るという人も少ない。この作品を嫌いという人こそもっといないでしょう。しかし、そこが問題なのです。普遍的な内容によりストライクゾーンは広い、でも浅い。やはり一番になるためには多少の足切りは重要なのです。さらには大ヒットアニメ映画!というわけではありません。例に千と千尋の神隠しなどは知名度が非常に高く、それしかしらなく必然と一番になるというケースもありますが、まぁなんせ...
まぁ普通に面白かったですが

原作・脚本・監督は吉浦康裕さん。1人でやってるってすごいですよね。イブの時間の原作脚本監督ですね
劇伴は大島ミチルさん。ハガレンの劇伴を担当した方ですね
制作はアトミック・エースさん。三月のライオンを制作したところですね

作画はよく、丁寧でした
主題歌は劇判をした大島さん作曲の「Patema Inverse」
何語かわかりません

総合評価 普通に面白いが...

投稿 : 2020/03/03
閲覧 : 348
サンキュー:

15

ネタバレ

ジーン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

設定に無理があったかな

発想は良かったと思うが設定に無理があった感あり。
期待していただけに残念だった。
逆さまの世界に不自由さを感じた。
重力は大事なんだと改めて思った。

投稿 : 2019/12/08
閲覧 : 278
サンキュー:

5

くろゆき* さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

ビジュアルポスター見て「倒立しながら69?アクロバティック69か!?」って思ってギャグアニメ映画って思ったから見たんだけどさ

見終わった後の俺
「全く面白くないけどやっぱアクロバティック69やん」

投稿 : 2019/11/04
閲覧 : 248
サンキュー:

1

デルタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:----

まさかの展開

この映画の魅力は特殊な設定を利用した壮大なストーリーにあります。一部の人間だけが重力が反転した世界で相容れないはずの世界に住む2人の少年少女が巡り会います。
重力が反転したという設定を最大限に生かした本作は笑える場面もありつつ、重厚なSF世界を構築しています。
最後の怒涛の展開は目が離せませんでした。この映画を最後まで見たときにそこまでに貼られた全ての謎の伏線が回収され爽快感を覚えること間違いなしです。

投稿 : 2019/10/28
閲覧 : 321
サンキュー:

8

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

うーん難しい

スタジオ六花作品でアニメーションとしては本当によく出来ていると思います

高所恐怖症の自分にとって
空に落ちるなんて考えただけで「ひぃえええ!!!」となってしまいますね

しかしですね
着想は良いと思いますがやはり全体的に掘り下げが足りていないし
舞台が空を忌み嫌う世界アイガという設定なんですが
地球にしか見えないので終始もやもやします

というのも
{netabare}「パテマとエイジがどう見ても同一の生命体(人間)なのになぜ重力が互いに逆なのか」{/netabare}
これについて納得できる決定的な説明が出来ていないので
非常に混乱することになるんです

それに
{netabare}「真逆の世界につながる穴があんな簡素なフェンスだけで区切られているってそれ危険すぎない?
パテマがいる地下世界の危険区域もあまりにも雑すぎる」とも思いました{/netabare}

ラストで一応オチはついているのですが
自分はいまいち釈然としませんでした
(というか根本的なことは何も解決していない気が)

きちんと考察されているネタバレサイト見てみようかなあ・・・

追記
キャッチさんからご指摘頂きました
スコットランド ラブアニメ映画祭2013に出品された作品とのこと

ということは本作は
ただのボーイ・ミーツ・ガールということで良いんでしょうね
(パテマが主人公だからガール・ミーツ・ボーイかな?)

投稿 : 2019/08/26
閲覧 : 419
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サカサマのパテマのストーリー・あらすじ

どこまでも、どこまでも坑道が続く地下世界。狭く暗い空間であっても、人々は防護服を身にまとい、慎ましくも明るく楽しい日々を送っている。地下集落のお姫様であるパテマは、まだ見ぬ世界の先に想いを馳せて、今日も坑道を探検する。お気に入りの場所は、集落の「掟」で立ち入りが禁止されている『危険区域』。これまでに見たこともない広大な空間には、幻想的な光景が広がる。世話役のジィに怒られながらも、好奇心は抑えられない。いつものように『危険区域』に向かったパテマは、そこで、予期せぬ出来事に遭遇する。何が『危険』であるのか、誰も彼女に教えてはくれなかったから。隠された“秘密”に触れる時、物語は動き出す――(アニメ映画『サカサマのパテマ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2013年11月9日
制作会社
パープルカウスタジオジャパン

声優・キャラクター

藤井ゆきよ、岡本信彦、大畑伸太郎、ふくまつ進紗、加藤将之、安元洋貴、内田真礼、土師孝也

スタッフ

原作:吉浦康裕、 監督:吉浦康裕、脚本:吉浦康裕、作画監督:又賀大介、美術監督:金子雄司、CG監督:安喰秀一、色彩設計:井上あきこ、動画検査:大谷久美子、プロデューサー:小野幹雄、制作プロデューサー:稲垣亮祐、音楽:大島ミチル、音響監督:Neue Welle、エグゼクティブ・プロデューサー:豊島雅郎/安藝貴範/中田善文/廣木啓/長江努

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