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「劇場版ラーゼフォン 多元変奏曲(アニメ映画)」

総合得点
66.4
感想・評価
140
棚に入れた
672
ランキング
2823
★★★★☆ 3.8 (140)
物語
3.7
作画
3.8
声優
3.7
音楽
4.0
キャラ
3.6

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劇場版ラーゼフォン 多元変奏曲の感想・評価はどうでしたか?

camuson さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

印象度:70

テレビ版の補完、謎解きが主目的になっていると思われますが、
120分という限られた時間で、その目的を果たすために、
大胆に省略、改変が行われています。

連続テレビアニメの最大の特徴として、
キャラクターの深掘りが十二分に可能なことが挙げられますが、
それらはすべてテレビ版でやり遂げたものとして、
劇場版では、キャラクターの役割を見直しています。

その結果、キャラクター、特に、樹と久遠の魅力劣化は著しいのですが、
主目的は遂げられており、こんな方法もあるのかなと感心しました。

原作を見てから、見るべき作品ですかね。
この作品たらしめる細かなニュアンスは、ほぼすべてが原作に委ねられてますから。

投稿 : 2022/06/06
閲覧 : 152
サンキュー:

0

ネタバレ

祇園 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

僕も一緒に大人になりたかったな

投稿 : 2021/11/27
閲覧 : 144
サンキュー:

0

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

高校生とアラサーの事後

TVアニメ版の総集編として観るには内容が違い過ぎるし、新規作として観るには序盤にネタバレが多すぎるし、どういう目線で見ればいいのか分からない。


映画だからなのか、TVアニメに無かった主人公(高校生)とヒロイン(アラサー)の事後シーンがあったけど、綾人、遥とセックスした後、恵に「遥さん、恋人いるのかな?」って聞いてるってことは、セフレだと思ってたってこと?(笑)

投稿 : 2021/01/24
閲覧 : 255
サンキュー:

0

えくいてぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

異世界じゃないよ?でも??

未来のお話?
普通に生活してるけど、なにか引っかかるの。
徐々に何かがずれていって、真実を知ることになるけど、
その時主人公はどう感じてどう向き合うんだろ?

どちらの目線に立っても、どちらも正しいような気もするし、
でもやっぱり、私は人間だから、人類を尊重しちゃうと思うなぁ~

投稿 : 2018/10/07
閲覧 : 339
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0

ザカマン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

総集編+アルファ

物語の始まりと後半からラストにかけてがメイン

テレビアニメ版は必見でしょう

特にラストは変わってます

投稿 : 2018/08/18
閲覧 : 367
サンキュー:

1

ネタバレ

Yuyu さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

無印を見てからどーぞ

テレビ版の大筋で主人公とヒロインの恋愛にフォーカスして再編集した作品。ただクオンの設定を替えたためなのか、本当のトゥルーエンドは劇場版なのかは分かりませんがオチがまったく違います

テレビ版オチ
{netabare} 主人公とクオンで世界を調律、調律後の世界で主人公とヒロインは結ばれて純血のムーであったクオンは2人の子供とし生まれ変わる。海岸で佇む少女が誰なのかハルカが嬉しそうに聞き返しているシーンから、もしかすると調律前の記憶も引き継いでいる可能性有り。下劇場版のオチの様にあるはずだった主人公とヒロインの過去では有り得ない(クオンは純血のムーで2人の子供で生まれるはずがない){/netabare}

劇場版オチ
{netabare}人間界にとっての破戒の調律者であるクオンを解き放って主人公が世界の観測者として調律した。ハルカは最後まで主人公を追い求めたが調律後の世界(未来)では離れ離れ。ただし、あるはずであった幸せな過去の思い出として記憶を貰う(ただ最後のラストでハルカは不思議の国のアリスの様に神隠しにあっているので主人公とまた一所になれた可能性もあり{/netabare}

個人的にはハッピーでもバットでもないフラフラしたオチの劇場版は好きくないです。

あっ馬鹿でオチが間違ってたら教えてください。

投稿 : 2017/02/06
閲覧 : 357
サンキュー:

3

ネタバレ

無毒蠍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

劇場版だが内容はTVシリーズを軸に再構築した総集編となっている。丁寧すぎるほどTV版をしっかり踏襲している総集編なので新鮮味はないです。

TV版にシーンの編集や追加を施し設定に少々変更を加えたのがこの劇場版なのですが
総集編として忠実にシーンを再現しすぎてるためTVシリーズを観終わってすぐ視聴した私は少々退屈に感じました。
綾人と遥の関係性に焦点を当てた作品にしたかったのか、
二人のシーンがやたらと忠実に総集編に盛り込まれてるんですよ。
劇場版観てるのにTVシリーズ観てるかのような既視感は辛いものがありました。

TV版の相違点として一番大きなところは綾人が遥のことを憶えてるということですかね、
TV版では記憶をいじられ忘れてる設定ですが劇場版では憶えていました、
しかし彼の中で大人になった遥と自分の知ってる遥が結びつかず気がつかないという感じです。

そういった相違点はいくつか見受けられるんだけど、
その試み以前に総集編が忠実すぎてせっかくのTV版との違いがうまく機能してないように思いました。
新しい設定を加えてやるんならもっと踏み込んで新しいラーゼフォンを構築してほしかったです。
これじゃ中途半端…

綾人と遥の中学生時代から始まった時は少し期待しました。
TVシリーズで語られなかった部分が観れるんじゃないかと思ったんです。
でもそれも一瞬ですぐTV版を踏襲した総集編に突入しTV版を視聴してる人間からしたら
総集編じゃ見所とよべる場所がなくてなんて言っていいのか…だって一度観たシーンを再びみせられただけですからね。
マクロスプラスくらいしっかりまとまってたら良かったんですけど、
ただでさえ難しい世界観の作品を2時間にまとめるというのは無理がありましたね。
マクロスプラスは劇場版だけ観ても問題ないですがラーゼフォンはTV版を観てないと意味が分からないと思います。
これなら綾人と離れ離れになった遥の大学時代の生活、イツキとの関係性、テラに入るまでを描写し、
綾人と邂逅を果たさせたほうが見所のある作品になったと思う。
TV版同様に暗いんだよね、TV版が暗かったんだから
劇場版は少し違うアプローチを試みた作品にしてもよかったと思います。
忠実にやるだけが総集編じゃないですよね、同じことやるんだったら「劇場版」なんていう冠は必要ありません。
一応TV版とオチは違います、どっちが好きかは完全に好みです。

ただEDは神曲でした。坂本真綾さんの「tune the rainbow」

【B+75点】

投稿 : 2014/12/30
閲覧 : 408
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2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

無駄を省き、浮き上がってくるラブストーリー

【視聴メモ】
TV版26話を2時間にぎゅーっと圧縮。
ただでさえ良く分からないことが多かったラーゼフォンを2時間でどう語るのかと思っていたが、
大胆な再構成の甲斐あって驚くほど分かり易いラブストーリーになっている。
それを成し得たのは記憶に関する設定の変更が一番大きかったのではなかろうか。
その一方でムウや世界の調律に関する話は大分薄味になっており、
必ずしもラーゼフォンの魅力の全てを伝えている作品とは言い難い。
とにもかくにもTV版を見て、濃霧の中に放り込まれたと感じた人は一度見た方が良い。
深い霧の中に一筋の光を見出すことが出来るだろう。
ただし、だからといって最初から映画版を見てはいけない。
それは濃霧の中で底なし沼に足を突っ込むような行為だ。

投稿 : 2014/12/20
閲覧 : 395
ネタバレ

シェリー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

恋人への想いと思い出。

テレビアニメを再編集して作ったアニメ映画らしいです。
僕はこの作品でこのアニメの存在を知ったのでよく分かりませんが、
僕の見る限りでは、本作はエヴァとプロットは大体同じで、起こることも基本的に大して変わらない。
エヴァのパッケージを大胆に借りた(または盗んだ)アニメだと思いました。
大きな違いと言えば、敵が誰なのかはっきりしていることと、自己の葛藤ではなく恋を交えて物語を運んでいることです。
この恋がなかなか良い。悪くない。しかし、これだけであって全体的には印象の残らないものでした。
エヴァと同じことをやっていたこともその原因のひとつだろうけど、この映画自体をもっと簡略化できたんじゃないかと思います。
まとまりがなかった訳ではないのだけれど、というよりむしろ無理なく時間内にまとめられていたのではないでしょうか。
まあテレビアニメ版を観ていないのでなんとも言えませんが。
けれど漠然と雑多だなという感じが強かったです。
実際に観ていても「実感」というものはなく、どんどん通り過ぎて行ってしまいました。
でも先ほども言いましたが恋愛の描写はそんなに悪くないし、ラストはけっこう好き。

{netabare}

最初の高校生のときの描き方から良かったこともあり、美嶋と神名には割と共感しやすかったです。
でも一番良かったのは「思い出をあげる」ってシーンです。
人の記憶はひどく曖昧なことで知られていますが、それはとてもとても大切なもの。
人と人をつなぐものでもあり、その持ち主のアイデンティティの形成要素のひとつでもあります。
その中でも思い出と呼ぶ特別な記憶は僕たちの生きる熱源です。
それは上記の役割を果たすと同時に、人に計り知れない、また言葉では表すことのできない「なにか」です。
僕が小学校のときです。
よく遠足に行く際、「いいおもいでづくりをしよう」なんてテーマを決めていたことを覚えています。
僕はその当時からこの言葉が嫌いでした。
どうしてこれから楽しんで行こうとしているのに、もうすでに過去のことみたいに言うのだろうってとても不思議でした。
わざわざ思い出を作りに行くわけではないじゃないかってずっとそのことが疑問に思っていたことを覚えています。
今でも当時の自分の疑問はそんなに間違っていないのではないかと思います。
けれど思い出の大切さへの理解は当時よりも深くなりました。
後々にそれが残ることの意味や意義がどれだけ自分を励ましてくれるかということはそのときには思ってもいませんでした。
僕らはそれを思い出すときに、その日の空や風の匂い、気分や手触りをありありと感じることができます。
そこにいなくとも、いろんなものが変わっていたとしても、あのときのあの瞬間はいつまでも記憶としてそこにあります。
昨日のことのように。まるで手のひらに優しく浮かぶ光のように。
だから当時の小学校の先生や同級生がそう言っていたことはなんとなく分かる気もするし、
なにより美嶋と神名に彼らが「思い出をあげる」って言ってくれたときには、本当に嬉しかった。
悲劇と一回のセックス以外なにも残らない彼らにとってせめてもの救いであり、
この作品はそれがどれだけ大切なものであるか分かっておらずとも、
もしかしたら安易に見えるかもしれないけれど、この結末で結んだストーリーは好きです。
それに思い出を抱え生きる美嶋のことも考えてしまいます。
「あのとき」を何度も何度も思い出す。幸せなのか、もっと望んでしまうのか。どうなんだろう。

{/netabare}

それ以上にあんまり良いところが思い浮かびません。このジャンルが好きなら合うのかもしれません。
つまらなかったわけではないけれどあんまり勧める気にもならない、そんな映画でした。

あでゅー。

投稿 : 2014/09/07
閲覧 : 540
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5

ネタバレ

Britannia さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

一緒に大人になりたかった

■良い点
・TV版より説明もあり分かりやすい。
・遙との過去の映像があるから感情移入しやすい。
・エンディングも映画版の方が好き
・菅野よう子
・ブルーフレンドにて:感情表現を、地面の文字・照明で魅せる演出は素晴らしい。

■嫌な点
・麻弥の声優が素人、面白そうって理由で音楽家が声優やるな
・ブルーフレンドの恵が選定される流れが不明瞭
・TV版の遠回しな表現
・SFのなんでもあり感、嫌いなんだよな

綾人と遙の時を超える恋愛が見どころなので
わざと分かりにくい演出にしてるTV版26話見るくらいならこちらで十分。

投稿 : 2014/08/18
閲覧 : 441
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12

sukasuka さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

観る価値の無い駄作

放映版の総集編。
ちょっとだけ手を加えて劇場版で儲けるか~みたいな。
よくは知りませんが、商業的にも失敗で終わったのではないでしょうか?

しかも放映版で納得できなかったオチが更に酷くなっている。
こんなもの作るなよボケwww

投稿 : 2014/06/07
閲覧 : 329
サンキュー:

0

ネタバレ

fireball さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

浦島太郎物語

何か感動したんだけどどう言ったらいいのか難しい
だけど何かアニメ映画で誰かに薦めるとしたらコレかもしれない
まだTVシリーズはきちんと見ていないけど劇場版単体できちんとわかるようになってるのがすごい
あと作画はもちろんこの頃の撮影がすごいかっこいい
磯さんが関わってるからだろうか

投稿 : 2014/05/31
閲覧 : 296
サンキュー:

1

Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

やっぱり総集編

「ラーゼフォン」ってどんな話だったっけ?って思ったときに観返す作品である。
全26楽章の総集編なのだから、当然展開が速い。
TVシリーズよりも「恋愛」に焦点が絞られている分、判りやすくはなっているのだが、
やはりTVシリーズをじっくり観てほしい。

投稿 : 2014/04/30
閲覧 : 277
サンキュー:

0

TDD さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

こっちの方が分かりやすい

TVシリーズの方も好きで、分かり難いところを頑張って分かろうと考えながら、巻き戻しながら観てたんですが、劇場版の方が重要な所を一気に観れるんで、TVで疑問だったところも分かった気がしました。

新作シーンが有る他、部分的に話が変わっているようなのでTVの方を観た人も十分楽しめると思います。


何と言ってもEDの「tune the rainbow」が名曲過ぎます!!TVを観終えた時はそうでもなかったんですがウルっときてしまいました。

投稿 : 2013/10/29
閲覧 : 288
サンキュー:

1

P2 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

本編見たのに これを見ないなんてもったいない

 世の中には劇場版だけを見てもOK(理解できる。)作品と劇場版だけを見てはNG(理解できない)作品がありますが、この作品は後者
 決して劇場版から見てはいけません
 意味が分からず、それでなくても難解な本編を見る気持ちを萎えさせる
 しかしながら、本編を見終わった方々には、福音
 なんせ再視聴するにはかなり気合と根性が必要な本編を2h程度で補完できるだけでなく、隠された内容と伏線などがわかりやすく回収され、見終わった後 本編より断然後味が良い
 ということでラーゼフォン本編全話見た人は、これが本編の最終話と思って見るべき
 逆に言えば、本編全話見てない人は手を出さないほうが無難
 おススメできる人が完全限定の作品です。

投稿 : 2013/06/10
閲覧 : 252
サンキュー:

0

しゅりー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「金色の夕映えのなか」へ

2002年のTVアニメ「ラーゼフォン」を元に話を簡略化、新規シーンが
ある程度入った再構成物の劇場用アニメです。2003年4月公開。

この頃は深夜アニメの映画化があまり流行っていなかった印象です。
ラーゼフォン自体がマイナーなアニメだったこともありますが、
当時公式HPで案内された公開劇場は全国で10館程しか無かった気がします。


総監督は出渕裕さんですが、監督はTVでも絵コンテ、演出を
何度か担当されていた京田知己さんになっています。
本作はより京田知己さんの色が強く出たのか新規シーンでは
冒頭の教室などの時間が止まってしまったような印象のシーンが多く、
数年後に同氏が手掛ける「交響詩篇エウレカセブン」の劇中シーンと
近い印象を受ける部分がちらほらあります。

既存シーンでも台詞の差し替えや登場人物の配置、設定の変更があり、
どうしても早足な展開にならざる負えない再構成物の映画として
(この頃としては)うまく演出してあったように思います。
煩わしいサブキャラクター達の愛憎、把握の面倒な策謀などが
大幅カットされてあくまでも遥と綾人の二人(特に遥)の物語として
すっきりと観れますのでTV版より多少人に奨めやすいのは確かです。


久川綾さんの演じたヒロイン、遥の一途な想いがとても印象に
残るアニメで、橋本一子さんの手掛けられた劇中音楽の一つである
「yesterday,today」はそんな遥の心情が十二分に表現された良曲です。
また、EDテーマの「tune the rainbow」はその後約10年を経ても
私が坂本真綾さんのCDを買い漁り続ける原因になった名曲の1つです。


メインの二人以外のキャラクターが弱い、ラーゼフォンやドーレムの
存在意義が薄い、「鏡の国のアリス」を引用するなど童話的な幻想世界に
全力で突っ走る間口の狭い展開など容易にネガティブな書き方が出来る
アニメですが、個人的にはおもしろく感じたお気に入りのアニメです。
2時間弱と再生時間は短めですので気が向いた方は試しにいかがでしょう。

投稿 : 2012/12/27
閲覧 : 540
サンキュー:

13

さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメ版と(少し)違う内容

物語の筋はアニメと一緒で、大きく言うと総集編(細かく言うと違いますが)と思って見るといいと思います。

ただ、前述にあるようにアニメ版と劇場版とではたった一言の台詞が変わっていたり、アニメではよく出ていた人物があまり出ていなかったり(まぁそれは120分という尺だからだと思いますが)、台詞を喋っている人物が他の人物になっていたりと、(あと結末も)色んな違いがあるし、人間関係で言うとアニメ版より劇場版のほうが分かりやすいのですが、劇場版とアニメ版では多少人間関係が変わっていますのでこれもアニメとは違う視点で見れると思います。

劇場版の方もアニメ版とは違いますが自分は楽しめました。あと、坂本真綾さんのEDがすごい良かったです。特に歌詞が。

投稿 : 2012/10/28
閲覧 : 355
サンキュー:

4

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

TV版を観やすくしましたとさ。

基本のストーリーは同じだがTVではNGな『ニャンニャン』なシーンがある。しかしアレで作品の方向性がハッキリするので非常に観やすい。
TVでは詰め込みすぎてかすんでしまった本来のメインテーマ、浦島太郎と化してしまった主人公と29歳になっても初恋の主人公を想うヒロインの物語。TVではなかなかバレなかったり妹が絡んできたりいろいろあるので話がややこしく・・。
TV版もそうだけど、特に映画版はお話のまとめ方が某魔法少女とそっくりなのは気のせいじゃない。

コンパクトにまとまっておりエスカフローネばりに劇場版の出来がすごい。

ついでにゲーム版はキャラゲー屈指の伝説の名作。忘れた頃に発売されたので売れなかったため、めったにお目にかからない。

本来アニメ版、映画版はゲームのシナリオのうちのEDの1本という意味合いだったそうな。ゲームのCMしててもぜんぜん発売されなかったね・・・。
移動がめんどい以外はとんでもないクオリティ。
本スタッフによるシナリオ、ifストーリーにどんどん分岐していく。
台本の量が半端ない。

投稿 : 2011/09/24
閲覧 : 470
サンキュー:

3

gtbeetboot さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

うーん・・。

たしか、アニメ版とはエンドが違っていたと思います。

ストーリーはほぼいっしょです。

あまりこれといったシーンはないので、記憶に残っていませんでした。

投稿 : 2011/09/17
閲覧 : 306
サンキュー:

0

【アリア社長】 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ラーゼフォン短縮版

やはり、アニメのラーゼフォンの方が良いと思います。

2クール分を120分程度の尺に収めるには、無理があります。

でも、音楽が素晴らしい。EDは坂本真綾のtune the rainbowという曲なのですが、これが最高に良い。

歌詞もストーリーにシンクロして、音楽を聞くだけで泣いてしまいます。

作品としてはやはりアニメの方をオススメしたいのですが、曲は1回聞く価値あると思います。

投稿 : 2011/09/15
閲覧 : 507
サンキュー:

5

k-papa さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

TV版も良かったけど劇場版も良かったですね。

あっ、最高点にしてしまいました。
坂本さんの歌って好きでしたから。

TV版とはちょっと違っていましたが。
これはこれで面白かったですよ。

エヴァもどきとも言われてますが、
同じようで全く異質な作品です。

しかし、残念ながら内容を忘れています。
また見直します。(多分)

投稿 : 2011/09/07
閲覧 : 334
サンキュー:

2

ネタバレ

kouki さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

超有名なあのアニメと良く比較されます

それなりに上手くまとめていたと思います!
TV版は見なくても特に問題はないかと

この映画の主題歌である坂本真綾様のtune the rainbowは超名曲です!

投稿 : 2011/08/19
閲覧 : 332
サンキュー:

0

だんちょー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

TV版とは違った切り口で

面白いです。

TV版のレビューにも書きましたが、かなり難解なストーリーな上に劇場版だと短い時間の中で表現するため、かなり展開が早くわかりにくいかと・・・

劇場版単体で観ると、訳がわからないと思うので是非TV版も観ることをオススメします。

投稿 : 2011/03/12
閲覧 : 585
サンキュー:

1

める さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/31
閲覧 : 2

ゆにこん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/09
閲覧 : 2

ASKA さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/07/12
閲覧 : 10

チャナチュール さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/06/02
閲覧 : 12

ぽたお さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/12/23
閲覧 : 13

きすぎ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/10/19
閲覧 : 15

Tadano さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/03/24
閲覧 : 26
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劇場版ラーゼフォン 多元変奏曲のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
劇場版ラーゼフォン 多元変奏曲のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

劇場版ラーゼフォン 多元変奏曲のストーリー・あらすじ

 2002年の1月から9月までフジテレビで放映された人気テレビアニメ「ラーゼフォン」を大胆に再構築した劇場公開版。謎の侵入者MUにより木星型ドームで外界と隔絶され、時間の進行すらも外界と差が生じている近未来の東京を舞台に、人類を救うため巨大な神像ラーゼフォンに乗り込みMUの超兵器ドーレムと戦う主人公の活躍と再会したかつての恋人との切ない恋を描く。異次元から突然現われた謎の存在“MU"は、世界中の軍隊に壊滅的な打撃を与えると、東京を木星に酷似した絶対障壁の半球に包みこみ外部と隔離してしまった。3年後、中に残された人々は“外の世界は滅亡した”という偽りの情報を与えられ、秩序ある日常を送っていた。そんな日常の中で高校生の神名綾人も、離ればなれとなってしまった、かつての恋人で中学の同級生だった美嶋遙との記憶を失いつつあった。そこへ、紫東遙と名乗る一人の女性が現われ、綾人を絶対障壁の外へ連れ出そうとするのだった…。(アニメ映画『劇場版ラーゼフォン 多元変奏曲』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2003年4月19日
制作会社
ボンズ
主題歌
≪ED≫坂本真綾『tune the rainbow』

声優・キャラクター

下野紘、久川綾、坂本真綾、桑島法子

スタッフ

原作:BONES・出渕裕、 総監督:出渕裕、監督:京田知己、キャラクターデザイン:山田章博、アニメーションキャラクター:菅野宏紀、メカニックデザイン:佐藤道明/佐山善則、デザインワークス:武半慎吾、アートコンセプト:宮武一貴、音楽:橋本一子

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