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「アキバ冥途戦争(TVアニメ動画)」

総合得点
74.7
感想・評価
328
棚に入れた
935
ランキング
864
★★★★☆ 3.7 (328)
物語
3.5
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.7

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アキバ冥途戦争の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ナルユキ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

萌えが如く

P.A.WORKSといえば「お仕事もの」と想像する人は多いのではないだろうか。『SHIROBAKO』や『花咲くいろは』、『白い砂のアクアトープ』とPA.WORKSはオリジナルアニメで数々の「働く女性」を描いてきた。この作品もそんなお仕事モノといえる。
キービジュアルの時点ではメイドものをやるのかな?と想像させる、しかし、タイトルをよくご覧になってほしい。メイドはメイドでも「冥途」である。1985年秋葉原、黒塗りの車から妙齢の女性が降り立ち、雨が降りしきる中で自らの店に向かう最中、これまたひとりのメイドが現れる。彼女が手に持っているのは「拳銃」だ(笑)
メイドアニメが観れるかと思ったらヤクザアニメが始まる、とんでもないファーストインパクトには思わず笑ってしまった。
親分という名の店長の「命{タマ}」を取られた舎弟は復讐を誓う。とんでもないアニメが始まったことを1話冒頭から感じさせてくれる作品だ。

【ココが面白い:メイドと極道の意外な好相性(1)】
本作の主人公である和平なごみ{わひら - }はメイドに憧れ、わざわざ上京してまで秋葉原のメイドカフェに住み込みで働いている。しかし、彼女はこの世界における「現在」のメイドカフェの事情を知らない。
おひねりという名の「上納金」をせっつかれるのは日常茶飯事。やらかしたメイドは指ではなく「ツインテール」を詰め、他店にお使いにいけば「抗争」が始まり、メイド同士が殺し合う。この作品はそんな昭和の任侠ドラマの様なノリでずっと進んでいく。
「メイド」と「極道・ヤクザ」────観てみるとこの2つの要素が意外な好相性なことがわかる筈だ。本来のヤクザも非合法活動ばかりしている組織なんてことはなく、貸金業に風俗店・飲食店などの経営、屋台の出店といった「表の顔」も当然ある。この作品ではそれが「メイド喫茶」だけに特化しており、メイドたちは怖いお兄さんたちにケツを持ってもらうのではなく「自分たちで」大事な店を守っているのだ。
とは言え、荒唐無稽な世界観であることには違いない。秋葉原の町中で銃弾をぶっぱなしまくって、毎話のようにメイドから大量の被害者が出てくる。こんなぶっ飛んだメイドの世界を視聴者と同じくなごみも知らない。この作品のストーリーがどこへいくのか、なごみはいったいどうなってしまうのか。先の展開が全く読めない1話の期待感は素晴らしい。

【ココも面白い:メイドの街・秋葉原に根付く裏社会と任侠道】
メイドを通して基本的にはコミカルに描きつつも、この作品は日本の闇────「裏社会」を描いている。メイドカフェという名のヤクザ同士の抗争だったり、メイドカフェが運営する「裏カジノ」があったりと、メイドに置き換えてはいるものの8割方はヤクザものである。
偽造ブランドバッグという名の偽造萌えフィギュアだったり、地下闘技場的なのがあったりと、序盤はそういった「メイド」の世界という名の「ヤクザ」の世界を描きつつ各キャラクターを掘り下げているような印象だ。
そんな各キャラたちがなぜこんなメイドというのは名ばかりの任侠の世界で働いているのか。ヤクザとほぼ変わらない世界、いつ死ぬかもわからない。それでも彼女たちはこの世界から逃げない。
そこにあるのは義理か、人情か、自分らしさを表現するためか。各々のメイド道という名の「任侠道」が綴られる。特に万年嵐子{まんねん らんこ}は35歳、前科有りのメイドだ(笑) 年齢も過去も色々とメイドとしてアウトな彼女のメイド道が主人公へ徐々に影響を与えていく。
{netabare}みんなと出会えてよかった。メイドカフェ『とんとことん』で働けてよかった。しかし、そう思いながらもなごみは皆と同じ様に暴力を振るうことはできない。そんな中で「友達」が抗争によって死んでしまう。固めのラーメンの盃を交わし、姉妹の絆を結んだメイドが(笑)
話自体はかなりシリアスな展開になってくるのにもかかわらず、こういう笑いどころがあるため、シリアスにはなりきらない。この絶妙なバランスが狂った世界観を構築しているものの、観る人によってはどういうスタンスで観ればいいのかよくわからない感じにもなっている。{/netabare}
メイドや秋葉原といった要素がなければ途端にガチでシリアスな任侠ものになってしまうところを、この作品は絶妙なバランスでカオスに仕立て上げている。

【そしてココが熱い!:なごみの覚悟】
{netabare}盃を交わした姉妹が亡くなったからこそ、彼女は覚悟する。メイドとはなんなのか、メイドを続ける意味はあるのか。迷った彼女は一時は「忍者」になりつつもメイドであることを辞めない。ちょっと意味がわからない展開ではあるものの、忍者やメイドを堅気やヤクザという言葉に置き換えれば納得はできる。
置き換えているからこそカオスだ(笑) 秋葉原でメイドと忍者が戦う姿はシュールな絵面を生んでいる。だが、主人公であるなごみは確かに成長している。血で血を洗うメイドカフェ同士の抗争、それは憎しみの連鎖だ。殺し殺され、殺し合う。その果てに何があるのだろうか。
彼女は義姉の意思を受け継ぎ、そして自らの「メイド道」を見定める。

『生きろよ!殺すなよ!アンタもメイドなら萌え萌えキュンキュンしろよ!!』

復讐の相手を許しはしない、だが、殺しもしない。それがなごみが貫く「メイド道」だ。私たちの知らない血みどろなメイドの世界を彼女は変えようとする。血ではなくケチャップでオムライスを彩れるメイドになれるように、そのために嫌いだった暴力も振るう。殺すためではなく守るために、「変わらない」ために彼女は変わるのだ。
できれば戦わずにいざこざを解決したい。そんな思いがなごみを本作の主人公にする。彼女の影響を受けて嵐子やゆめち、しぃぽんも変わろうとする(店長は知らん笑)。彼女らが目指すのは萌えとメイドの世界から「銃」と「暴力」を廃することだ。
一度血に染まったメイドの世界はそう簡単には変わらない。なごみの理想、そして我々のよく知るメイドの姿は19年後──最終話のエピローグ──まで取り戻されることはない。{/netabare}

【総評】
一言で表すなら「快作」と言って差し支えないであろう。
現代主流のアキバ系メイドを描くと見せかけてメイドカフェ同士の抗争から内乱、殺し殺されシノギを奪い合う姿という「ヤクザ映画」を描いていく。メイドと聞いて思い描く各人の固定観念をぶち壊しかねない作品だ。
序盤はそのぶっ飛んだ世界観と価値観を持つキャラクターたちに主人公諸とも振り回されながら、この作品をどういうスタンスで観ればいいか手探りながら追うことになるだろう。あっさりと死にゆくメイドたち、血で染まるメイド服。だが、そんな死の連続とは裏腹な狂気じみたギャグで彩られている。
そんな勢い任せに進みながらも中盤ではなごみが主人公として覚醒し、仲間たちを牽引する立場へ変わる。自らの名字にも込められた「平和」と御主人様やお嬢様に尽くす「奉仕」の心。ヤクザなメイド世界に揉まれて何度もそれらを忘れて捨てそうにはなってしまうものの、その同じ分だけ拾い集め直してヤクザなメイド世界へ突き立てていく。歪んでしまったこの世界のメイドを正しい物にしようとする「メイド」の勇姿をとても熱く映し出していた。
惜しむらくは〆のためか、終盤が急展開となったことであろう。{netabare}ケダモノランドグループ総帥・凪によるとんとことん追放、嵐子と他キャラの軋轢、からの結束、そして嵐子の急死etc.{/netabare}これを第11話だけに詰め込むと中身が(というかこちらの脳内処理が)パンクしそうだ(笑)
{netabare}最終話も嵐子の仇を討とうと荒れたかと思えば収まったりするなごみ、とんとことんの追放を取り消したのに再び潰そうとする凪など登場人物の感情の揺れ幅が忙しない。しかし大切な人を喪った女の激情というのはこのくらい不安定なものなのかも知れない。
ラストは暴力を絶ち切り「メイド」を貫くなごみの勇姿で〆る。が結局は凪という邪魔者が報復で始末されることでようやくメイドが我々の知る形になったというのは何とも皮肉?な話である。{/netabare}
やや終盤は強引に話をまとめた感はあるものの、やりたかったことは伝わる作品だ。ただ、この荒唐無稽さやラストの詰め込み感は賛否が分かれるところであり、色々な意味で人を選ぶ「快作」といえる作品だったのかもしれない。

投稿 : 2024/05/17
閲覧 : 26
サンキュー:

6

ネタバレ

麦の唄 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なんともいえないけど、俺は好き

まず、この作品は途中で断念する人がいても仕方がない作品かもしれません。店長はだいぶイラつくし、人はたくさん死ぬし、正直キャラもあまり愛着が湧かないです。ですが、ストーリーは良い出来栄えだと思います。飽きないように見れる工夫もされているし、個人的には結構好きでした。いろんな意見があると思いますが、見る価値のあるアニメだと思います。

投稿 : 2024/02/08
閲覧 : 56
サンキュー:

1

ネタバレ

覆面反対 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

見ててください、ねるらちゃん

第6話から空気が変わる作品

姉妹の契りを交わした、なごみとねるら…しかしそれは束の間のひと時だった…ねるらの店が報復にとんとことんを襲撃することを決定。義妹のなごみを救うためねるらは、パンフレットに忍ばせたメモでその情報を漏らし、なごみ達は応戦し撃退

「裏切り者がいる」ことに気づいた愛美(広島弁?のヤンキー白髪女)は、犯人がねるらであることに勘づき、捜索…なごみと嵐子がねるらの居場所を突き止めたタイミングで、愛美もやってきてねるらの始末にかかる

なごみはねるらを助けようとするも、「来るな!」と一括する。短刀で愛美に挑むも、バットで殴られ倒される…再び立ち上がるも今度は拳銃を懐から取り出す愛美

最期まで勇ましく闘うも、銃相手に短刀では無謀すぎた…ねるらは愛美に数発撃たれ倒れ伏す…なごみの腕に抱かれ「あなたは変わらないで…そのままで…」と言い残し息絶えるねるら

嵐子は「これはあちらの問題なので」とねるらに助力はせずも、愛美の部下が拳銃をなごみに向けると「筋が違うのでは?」とこちらも拳銃を取り出して威嚇…なごみを守ることだけに専念せざるを得なかった

ねるらロスとなり、とんとことんを休んで忍者となり🥷、現実逃避していたなごみ…しかし3人のヲタからねるらの想いを聞かされ、再びメイドとして生きていくことを決意した。「変わらないで…そのままで…」と言い残した彼女の想いを貫く形で、愛美と戦闘になったなごみは「殺さない闘い」を貫いて撃退…義姉の分まで生きていく決意がそこにはあったのだった

「裏切り者は始末される」…組織としては当然と言えば当然の役目を果たしたという点では、仇敵とも言い切れない愛美だが、何とねるら粛清の次の回に自身も上層部により蜂の巣にされて始末される…そしてそれを命じた金髪ウェーブ髪のオバサンも、愛美の残党によりその次の回…野球対決の最中に背中をナイフで刺されて落命…

この展開…憎き仇があっけなく他のキャラに殺られた虚無感…みたいで何とも言えませんねぇ

6話以前からなごみとねるらの関わりは多少ありますが、本格的に動き出すのはやはり6話から…(1話から見た方がより細部を知れるのかもですけど)時間に余裕のない方は6話から見てください…それで十分胸熱できますので🔥

投稿 : 2024/01/13
閲覧 : 140
サンキュー:

2

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

C. ネタバレ注意 – 萌え萌えキュン

CygamesとP.A.WORKS制作のオリジナルアニメ

秋葉原で繰り広げられるメイドカフェの抗争を描くブラック・コメディ


<メモ>
メイド喫茶=反社会的勢力 と言い換えると分かりやすいと思う。

かわいい絵柄とメイド喫茶で働く少女が主人公という設定からは想像できない内容。
銃器が近くにあり、殺したり、殺されたり、実に人の命が軽い。
暴力反対だった なごみ が目の前で友達を失っても、仲間を殺されても秋葉原から出ようとしないのが不思議。

嵐子さんと末広の話はせつなかった、パンダは嵐子を心配してる風で復讐をはたしたんですかね。

非暴力を望んでいたという嵐子が出会ったばかりの なごみ を守るためにオタ芸でサイリウムを振るように拳銃を打ちまくったり
同じく非暴力を説いていた なごみ が嵐子を殺害した犯人を捜すため拳銃で脅してるを見て
暴力を反対しているのか肯定しているのか分からなかったけど、製作者側はとくに主張したい事があるわけでなく任侠映画のパロディが作りたかったんだろうと感じました。


<主要登場人物>
メイドカフェ とんとことん
・和平なごみ:近藤玲奈   17歳
・万年嵐子:佐藤利奈    35歳 15年の服役を終えメイドに復帰
・ゆめち:田中美海
・しぃぽん:黒沢ともよ
・ゾーヤ:ジェーニャ    軍隊出身のロシア人
・店長:高垣彩陽    
・御徒町:平野綾      パンダの着ぐるみを着用

ケダモノランドグループ
・凪:皆川純子       リーダー
・取り立て屋:内山昂輝

メイドリアングループ
・ねるら:石見舞菜香    「侵略カフェですとろん」所属のメイド
・愛美:ユリン千晶     7年間の懲役を終え、アキバへ戻ってきた幹部 赤い超新星の異名を持つ

・末広:諏訪部順一     嵐子推し 実は殺し屋


<ストーリー>
1999年、憧れのメイド服に身を包み秋葉原のメイドカフェで働くことになった なごみ。
メイドカフェ「とんとことん」で働くのは店長、ゆめち、しぃぽん パンダの着ぐるみの御徒町、そしてなごみと同時に入店した35歳の万年嵐子。
後にロシア人のゾーヤも入店し7名に。

「とんとことん」は「ケダモノランドグループ」系列店のためおひねりちゃんを収める必要があるのだが用意できなかった店長は取り立て屋の依頼でライバルグループの店「チェキチェキつきちゃん」へ新人のなごみをお使いに出す。

実は「チェキチェキつきちゃん」に なごみ を襲わせ火種を作るのが目的だったのだが同行した嵐子の銃撃で「チェキチェキつきちゃん」を壊滅してしまう。

何も知らずにメイドになった なごみ はメイド喫茶とは反社組織のような集まりだと知ることになる。
現在の秋葉原は「ケダモノランドグループ」と「メイドリアングループ」の2大勢力が拮抗しているため、店舗同士の小競り合いがあるものの平穏が保たれている状態。
しかし、出所した嵐子がメイドに復帰した途端ライバル店を殲滅したことで均衡がくずれていく。

街でビラを配っていたなごみはメイドリアングループ「侵略カフェですとろん」のメイドねるらと出会う。
同じころ「メイドリアングループ」の赤い超新星と呼ばれた愛美が出所してくる。

「チェキチェキつきちゃん」の復讐に燃える愛美、
メイドリアングループと話を付けろと命令された「とんとことん」との戦いが始まる。

ねるらと戦いたくない なごみ は姉妹の契りを交わす。
「とんとことん」に情報を流したことで なごみ の目の前で ねるら が愛美に殺されてしまう。
ショックを受けた なごみ は店を出て忍者カフェで働いていたが ねるら のファンからチェキを渡されたり、ラーメン屋の店主から「変わらずにいるために変えなきゃいけない事もある」と言われ前向きになり
「メイドリアン」に襲撃された「とんとことん」を助けに向かう。

嵐子が店の常連の末広にデートに誘われ、末広を良く思っていないパンダの過去が明かされる。
15年前、敵対するメイド喫茶の店長を殺せと命ぜられたパンダはメイド喫茶「侍女茶館」の店長・美千代を殺した後、殺し屋に襲われたのだがその殺し屋が末広だった。

15年前「侍女茶館」でメイドをしていた嵐子は今の なごみ のような非暴力を願うメイドだったが店長が殺され抗争になり服役することになったのだ。
嵐子の大切な人を殺したのはパンダだったことを知る。
さらにパンダは店長・美千代の殺害を依頼したのは代表の凪だと告げる。

「とんとことん」がケダモノランドグループから絶縁されてしまう。
実は嵐子と代表の凪は「侍女茶館」で働くメイドで姉妹盃を交わした仲だったのだ店の方針を巡り対立していた、その恨みから絶縁されたと考えた嵐子は代表の元へ。

おひねりちゃん10倍でグループへの復帰を許された「とんとことん」だったが、「チェキチェキつきちゃん」のメイドに復讐され嵐子が殺されてしまい、暴力を嫌っていた なごみ が闇に落ちていく。
一方、代表の凪も嵐子を失い制御不能となり自ら「とんとことん」を潰すために店にやってくる。

なごみはブラックのままなのか? 「とんとことん」は潰れてしまうのか?

他に
・違法カジノ
・地下ファイトクラブ(八百長格闘技)とフィギュア
・グループから派遣された調教師
・嵐子のバースディイベント
・「とんとことん」とケダモノランドグループに吸収された「メイドリアングループ」との親善野球(デスゲーム)
・お萌様登り


23.2.21

投稿 : 2023/09/07
閲覧 : 85
サンキュー:

6

ネタバレ

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「自分、不器用ですから・・・」

うわー、これは、ある意味日本でしか作れんアニメだわねぇ。


第1話:速やかなメイドへの導入と速やかな殺戮。
フィクションとして、エンターテイメント作品としてのこのスピード感とコンパクト感は秀逸と見る。

フィクションをフィクションと割りきれない人、理解できない人は、視聴は無理でしょう。
私も1%ぐらいは、人の扱いに抵抗は感じますが、全てを真に受けていては、全ての作品を見れなくなってしまいます。

気合いをいれて割りきって視聴を続けますw。


第2話:博打か、ヤサグレてはいるが今回は人が○なねぇ。
と思っていた時期が私にもありました。
最後の最後にコレか、いっそ様式美として美しいまであるな。

・・・いいぜ、そのままつづけてくんな。


第3話:く〜っ!!相変わらず殺伐としてんなぁw。
今度は地下格闘場的な何か+博打だぜ。
臓器がどうこういう話まで出る始末。
愚直な嵐子の魅力が徐々に高まっていく。

・・・「自分、不器用ですから」っていつか言うんじゃないかと期待中w。


第4話:その「洗脳」に愛はあるんか〜?。
って話でしたw。

まぁ、程度の違いさえあれど、今だに日本の企業の奥底には存在している考えの縮図の様なもので、小さくため息を洩らしたのはヒミツです。
「使う者」と「使われる者」の思考の方向性が一致するのはレアなケースだと思っている派閥です、私は。
これがマッチしたり、マッチしていると勘違いできる人は幸せですね、きっと。

私は「使う者」を利用してやるぐらいのタフなマインドの「使われる者」になりたい派閥でもあるのですが、元来の豆腐メンタルが災いして、なかなか難しいですねw。

さてと、嵐子さんの過去がチラ見できた話がありましたが、これからでしょうか。
今エピソードでは脇役でしたね。

あと店長、相変わらずつかみどころがない感じで「いい感じ」ですわ。


第5話:途中までは、今回は誰も○ななくてよかった、と思っていたんですが・・・。
グループ内店舗間でも、そうなっちゃいますか・・・。

「あれれ・・・?」と思ったとんとことんメンバーのチーム感がちゃんと成立していてよかった。
自分、ゆめちの芝居に引っ掛かったクチですからw。

さらに嵐子さんの過去がチラ見できてきているので、今後のエピソードに期待したいところ、からのスペシャルEDがここでか!?


第6話:昔見た映画かドラマでこんなセリフがあったのを思い出した。
「どんなに優しくても、いい人だったとしても○道は、極○や!!」

今エピソードで言えば「どんなに弱そうでも、はかなげに見えても、アキバのメイドは、アキバのメイドだ!!」ってとこかな。

なごみと姉妹のラーメンどんぶりを交わしたねるらちゃんが退場していく訳だが、やはりアキバのメイド、一本スジを通して消えていく。

それにしても、とことんヤ○ザの抗争モノをフィーチャーしていく様は、ここまで来るといっそ清々しい。

昔からそっち系の作品と言うのは、ある程度の人気はあるもので、毛嫌いの感情があることも間違いはないのだけれども、話の面白さと濃い人間関係など、人間の本質に訴求する部分もあるんだろうなぁ。
確かに自身も追っていた時期があるしねぇ、最近では「日本統一」とかね。

とは言え、フィクションと現実は別ということで、ご縁はご勘弁被りたいものです。

さて、フィクションとして楽しむ分には、ここから盛り上がるのかな?
「今度は戦争だ!!」なんてね。

第7話:いよいよメイドリアンとの抗争開始、戦争だ!となった所で上層部で手打と。
ま、これもヤクザ屋さんを描いた物語では、あるあると言うところか。
ここら辺を押さえてあるのもテンプレとしてはしっかりとしているかw。


いきり立ったムショ帰りの古い武闘派の末路もあるあるだなぁ・・・。
少し、もの悲しいものはあるけど。

そして、なごみにとっては「メイド戦争」と言うよりも「メイド革命」のはじまりはじまり、と言ったところか。

第8話:やきゅう・・・。
野球やっても、人って○んじゃうんだなぁ・・・(  ̄- ̄)。

以上です。


第9話:いよいよ、ケダモノグループの親分w凪を直接相手にしたエピソードのノロシが上がった感じ。
ブックを無視したブタメイドたちの革命の行方は?
底辺メイドの明日はどっちだ!?


第10話:切ねぇ・・・。
だが、裏家業の末路はこういうのが相応しい・・・のかなぁ・・・。

嵐子回と言ってもいいエピソード回だった。
物語の外で視聴している身としては、ハッピーになって欲しいという思いもなくはないのだけれども・・・。

色々と事情が見えてきたなかで、クライマックスゾーンへ突入していく感じ。

第11話:
凪との直接対決が「あれれ?これで終わり?」。
これでめでたしめでたしなの?

と、思わせておいてからの衝撃の展開!!

極道モノなら主要キャラが、こんな無慈悲、且つ、あっさりと退場していく終わりかたもアリなんかもしれんが・・・。
個人的には・・・諸行無常だねぇ・・・との感あり。

ラストの展開を期待しつつ、次回へ。


第12話:あ~、そうなるのかー。オチはキライじゃない。
けどなー、11話~12話もう少し思いがこもる感じというか、余韻が残る感じというか、にしてほしかったなー。
少々、タタミ方が雑、いや雑という表現は正確ではないな。
なんだろう、嵐子の退場~凪の退場~オチまでのラインでもう少し抒情的というか、情緒的と言うか、何か琴線に触れる要素がもう少し欲しかったというのが個人的な感想。

ただ、ヤ〇ザモノのオマージュと考えれば、理不尽かつ無慈悲かつ、意味があって無いような無情な退場もアリっちゃあアリなのかとも思う今日この頃。


全体的な物語としては、インパクトがあって面白かった。
ヤ〇ザもののオマージュというより、そのまんまの雰囲気w。
ナレーションと独特の解説までそっち系の作品にしっかりと寄せていたし、無意味に〇んでいく様も、まぁ・・・ね。
そっち系の流れをメイド喫茶の抗争で描こうなんざ、ユニークな発想だわねぇ。

キャラクタも嵐子さんの独特の空気感にもっていかれた。
「36歳のメイドです!」
いやあ、年齢なんか関係ないよ、大事なのはマインドさ、って遠くを見つめながら言っちゃいそうだわ。

それに、モブ含めて各メイド個性的で面白かったしね。
あと店長、いいキャラしてたなぁ「いい加減」なのか肝が据わってんだかw。


まぁ、軽く・・・、いや、軽くではないか。
ガッツリ人が〇んじゃうので、万人にお勧めはできないけれど、ある意味ですが、日本にしか作れないアニメの一つなのでは、という評価ですわ。

エンタメとして割り切ってお付き合いくださいませ。
面白かったと思います。



・・・レビューが拙いのはお許しくださいませ。
「自分、不器用ですから・・・・・・」

投稿 : 2023/07/07
閲覧 : 204
サンキュー:

31

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

もえ、もえ、バっきゅン、バッキュン!!

オリジナル作品(2023.7)
良くも悪くもP.Aさんらしさというか・・・。「パリピ孔明」(原作あり)もスタートはいい感じだったけど、中盤以降どうもパワーダウン・・・こちらも最初の掴みは良いのだが中盤以降、何か変化していくのかと思わせて、最後までバイオレンス的メイド抗争に終始し続けた部分が何とももどかしさという後味の悪さが残る感じだった(P.Aさんの通常運転だけども)。
ただ、全体を通じてメイドという萌と任侠というシリアスの難しいバランスに腐心した様は充分評価したい。
あとあまりにも贅沢な声優陣(自分好み)の使い込みには感動すら覚えた。それだけでも観る価値が自分にはあったと記したい。

私のツボ:まだ、生きてます

投稿 : 2023/07/07
閲覧 : 78
サンキュー:

5

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

続私的アニメ感想簿98

メイドカフェ とんとことん
とん~ま~の~い~がものどもを~♪

と思わず歌いそうになる(by 猿飛佐助って違う)お店が舞台のメイドたちによる血で血を争う流血の物語です。
・・・って、これで理解出来たら大したものですが、ホントにこんな内容でしたね。
時は1999年の秋葉原、実際には当時メイドカフェは無いんですけど、そもそもメイドたちがヤクザみたいに殺しあう設定にはビックリしました。
しかもエンディングが演歌、一体だれが思い付いたんでしょうか?
(ホメ言葉)

ただ、手放しで面白いかというと微妙でしたね(苦笑)
設定としても面白かもしれませんが、そもそもあんなに殺し合いが頻発する場所に癒しを求めて客が来るの?
それと殺し合いはあくまでメイドのみで行ってる設定かと思えば、一般のお客が殺される展開に何だかな~と。
ラストはてっきり万年嵐子を殺されたなごみが、敵に殴り込む展開だと思い込んでたんですけど、これは東映の実録ヤクザ路線であって、高倉健のヤクザものじゃなったんですよね(自爆)

おまけ
とある雨の日
「ふーっ(ようやくアキバ冥途戦争の感想も書いたし、変えるとするか)」
「お疲れ様でした。(ドアを開けるおつきのメイド)さあどうぞ」
「(傘をさして歩く天地人)死ねやーっ(バンバン)」
「うわぁぁああああー(逃げるヒットマン)」

って、死ねるかーっ(おいおい)

おまけ2
「(ここがメイドカフェとんとことんか。)」
「いらっしゃいませ、ちびまるこちゃんの国から来ました、とんとことんのブー太郎だブ~」

・・・いや、やっぱり「ぶ~」といえばブー太郎だし(うぎゃーっ)

投稿 : 2023/05/28
閲覧 : 107
サンキュー:

8

ネタバレ

maki3 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:----

任侠映画の悪い所を詰め込んだような作品

任侠映画ほど血みどろの展開にもならず
かと言ってメイドで萌え萌えな展開を強引にやろうとするがイマイチ噛み合っておらず率直につまらない作品だった

最後のこいつはなにがやりたいんだよ展開は任侠映画ではよくある展開でぶっちゃけ何番煎じがわからないほど使い古された手法
初見は衝撃的かもしれないが見た事ある人にとってはただのクソエンドなので正直「あーこの作品もか・・・」といった作品に対して失望感しか抱かなかった

設定の割に斬新さが無く見ていて退屈だった

声優の演技は良かったと思う

投稿 : 2023/03/07
閲覧 : 153
サンキュー:

4

ネタバレ

たかたか・・ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

任侠好きな方向け?

面白いと言うか、ハラハラドキドキしました。

任侠映画等、昔は、見ていましたので、まさかメイドにするとは

思いませんでした。

最後は、かなり面白くない終わり方だったと残念で仕方ありません。

最終パート 10話 11話 12話の前半まで、かなり良かったんです

けどね・・

自分の周りには結構いましたので、実録等、よく聞いていましたが・・・

後、エンディングの曲は、カッコよく大好きでした。(気付けば、自分も歌

っていました、)

やはり最後は、もっと白黒付けて欲しかった気がしました。

投稿 : 2023/02/17
閲覧 : 94
サンキュー:

6

ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最終話EDの後がとても好きです!

最初から最後まで
すぐ人殺すし、すぐ人死ぬし、
一体どんな終わり方をするのやらと
途中からそればかり気になってたのですが
個人的にとても好きな終わり方をしてくれました!

{netabare}
なごみさんが車椅子でクルクルッキュキュッて♡
車椅子なのは、最後のライブで腰を撃たれた時の
後遺症で歩けなくなったという事でいいのかな?
またそのなごみさんの年齢層が、
嵐子さんが亡くなった時と同い年というのが素敵(*˘ᗜ˘*)
顔は見せないだろうな〜と思ってたら
最後にメイドさんならではの満面の笑みが!
あの頃の可愛さから幼さがなくなり
少し濃いめのメイクを施していて、
36歳になった感じを細かく表現されていました。
{/netabare}

メイド×戦争=そんな好きじゃなさそうだな〜
と思いつつも変わった作品なので観てみましたが、
偏見で回避せずに観てよかったです‪( ॑꒳ ॑ )

題材的にとても好き嫌いの分かれる作品でしょうし、
中身があったかと言われるとそんなに詰まってはいないw
だけど変わり種に少し寄り道したくなった時に
程よい作品なのではないでしょうか。
特に何が似てるとかはないですが、
この作品を観てると何だかゾンビランドサガを
ちらほら思い出すことがありました( ˙꒳​˙ )

投稿 : 2023/02/06
閲覧 : 129
サンキュー:

16

ネタバレ

llil さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いうて

作画は失敗しない程
P.A.WORKS
ストーリーが癖のあるものの
後半展開で味変
単調であるものの見るにはよかった

投稿 : 2023/01/29
閲覧 : 94
サンキュー:

2

ネタバレ

DNpZi11830 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

あんま好きではないですが、特別嫌いでもないので7話まで来ました。

好きではない理由としては、まあなんというかギャグがすべってる(主観)
シュールなところで笑わそうとしてるのはわかるけど、意外とストーリー性があって(いやすごいストーリーとか言ってるわけではないよ?)、そこにシュールさを全面にだしてて…なんというか…うーん…ごめん…言語出来なかった…とりあえずそこがギャグがすべってると理由だと思う

でも、6.7話は良かった、とくにギャグ描写が少なくシリアス要素が増えて面白かった、こんな感じのお話をもっとやってほしいな

というわけで引き続き観ていこうと思う
まあ最後に言いたいことは、ギャグ描写とかなくしたほうがシュールさがでて笑えるんじゃねって思うわってこと

投稿 : 2023/01/22
閲覧 : 117
サンキュー:

3

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たくすけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

大胆な発想かつ最後までブレない(2022年のオリアニについて雑記あり)

メイドにヤクザの抗争みたいな事をさせるというぶっ飛んだアニメ。
その発想は評価したい。

《良かった所》

最初から最後までブレなかった事。
毎話バンバン人が死んでく。
そのスタイルを最後まで貫いたのは良かった。

6話でなごみと姉妹の契りを結んだねるらが殺された所でこのアニメのブレなさを感じた。
なごみが蘭子に助けてと頼んだけど「他店の事だから」と筋を通し手を出さなかった。
助けていればハッピーな話になっていたが、自分はこのアニメに綺麗事や生温い展開は求めてない。
6話は1番評価高いかもしれない。


ヤクザじみた内容だけど終始重苦しいわけではなく笑えるシーンが多い。
シリアスと笑いが打ち消し合う事がなかった。
その中で店長のキャラが面白かった。
どうしようもないクズキャラだけど、なんだかんだキャスト思いで憎めなくて良い味出してた。

店長以外のキャラも個性的で中でも蘭子が1番好き。
サトリナの低音ボイスがたまらんし、歌謡曲風なEDが最高w
殺されてしまったのは残念だけど、メインキャラの死が続きに活かされるならそういう展開は有り。
ブレなさだけでなく大胆さも良かったと思う。
(詳しくないが任侠映画ではメインキャラ死ぬのなんて当たり前みたいだけど)

最終話は銃撃戦じゃなくメイドとして接客で対応したの時はブレるのかと思いきや、結局平和には解決せず。
とにかくブレないアニメだったのはかなり評価できる。


《悪かった所》

7話8話がいまいち。
なごみが綺麗事並べる系のキャラになってるし、8話の野球回では野次がウザい。
このアニメに限った事じゃないが綺麗事並べるキャラ好きじゃない。
蘭子の死でようやく腹を括ったが、自分はねるらの死によって闇堕ちして修羅の道へ進むと思ってましたw

凪が自分に少しでも歯向かいそうな素振りを見せたり、逃げ出そうとする人をすぐに殺しすぎ。
ただの我儘自己中キャラに思えてしまう。
ラーメン屋のオヤジまで殺すことはないだろうに…。
どんと構えて寛大さを備える大物感が欲しかった。

エピローグが短すぎて余韻が無い。
せめてなごみ以外のキャラが何をしてるのかは描いて欲しかった。
36歳のなごみがとんとことんの面々の特徴を取り入れた姿になっていたので、20年経つ間に色々あってみんな死んじゃったのかなと解釈してる。
見る側の想像にお任せしますという事なのだろう。


《全体的に》

面白かった。
話もキャラも歌もとても印象に残るくらいしっかり作られてた。
オリアニなので無難な話より大胆でぶっ飛んだ発想の方が良い
好き嫌いがかなり分かれそうだけど、毒にも薬にもならないよりはマシ。
攻めたアニメだった。


以下雑記
転生したら剣でしたで書いたなろう系の感想に続いて2022年のオリアニについて簡単な感想

{netabare}

感想書いたアニメと点数


リーマンズクラブ         3.1
東京24区             2.3
トライブナイン          2.4
群青のファンファーレ       2.0


境界戦機 第2部          2.4
エスタブライフ グレイトエスケープ 3.4
BIRDIE WING -Golf Girls' Story- 3.8


ブッチギレ!           2.6
てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!    3.1
ユーレイデコ           2.6
Extreme Hearts 2.5
プリマドール           3.4
リコリス・リコイル        4.5
Engage Kiss 3.0(点数いじってない)


忍の一時             2.5
恋愛フロップス          3.2
Do It Yourself!! 3.6
アキバ冥途戦争          4.2

メディアミックス作品はアニメが最初に出ていればオリアニ扱いにしてます。
てっぺんは漫画を原案にしたオリアニと書いてあったのでオリアニ。

不作気味だったけどリコリコが当たったのは良かったし、秋のアキバ冥途戦争&Do It Yourself!!が個人的に面白かったので2022年の締めくくりは良かった。
この3作品がトップ3になる。
BIRDIE WINGは2期があるので楽しみ。

悪い意味で記憶にあるのは、東京24区、境界戦機、忍の一時、群青のファンファーレ。
特に群青のファンファーレは内容が駄目な上に大人の事情が透けて見えてるのが印象悪すぎ。昨年のワーストオリアニ。

斬新なアニメを作ってくれとは思ってない。
ストーリーや設定がしっかりしたアニメを作って欲しい。

{/netabare}

投稿 : 2023/01/17
閲覧 : 144
サンキュー:

10

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くまごろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

戦争アニメ(兵士はメイドで戦場はアキバ)

視聴完了
全12話

ジャンル
抗争アニメ

あらすじ
メイド喫茶がただ血を洗う抗争を繰り広げていた時代の、とんとことんというメイド喫茶で繰り広げられる戦争終結までの物語。
序盤はとんとことんが他のメイド喫茶に殴り込み敵を殲滅、中盤でその殲滅の結果強大な敵が出てきたり2大派閥が合併したり、終盤で1強となった派閥対とんとことんの戦いになる。
最終的にボスが手勢を連れとんとことんに殴り込みをかけるが、とんとことんの作戦によって銃撃戦は中止。ボスがなごみに銃を乱射した直後の隙をついてウーパールーパーメイドが頭に射撃+パンダが竹槍を投擲。ボス死亡して終了。
何年か後、蘭子と同じ歳になったなごみは平和になったメイド喫茶でメイドを続けていました!

感想
総評 60点
思っていたよりも楽しめた。
第一印象としてひたすら人が死ぬ。
1番の親友の蘭子から、人気のない時からとんとことんに通っていた客の1人、バスの伝達役をやっていた男性、ラーメン屋の主人などメインどころのキャラも普通に死ぬ。その他敵対する組織は基本皆殺し。それは主人公側に限ったことではなく、ボスも自分に反抗する身内を即始末したり、3話くらいで出てきた裏格闘場のボスもフィギュア会社の社長を普通に始末したりする。
要するに敵対するものには死を!というのが蔓延した秋葉原の話。まぁ戦争とつくくらいだから、当然と言えば当然なのだが。
ただ、それをギャグとノリと爽快感で乗り切る感じが、個人的には悪くなかった。
ただ終盤は、蘭子の死、ボスの暴走、とんとことんの奇策とたたみかけるような展開に対して、ノリだけで乗り切ろうとしており、ぶっちゃけよく分からなかった。
結局ウーパーメイドはなぜボスを殺したの?事実ボスは2大派閥の間で抗争を起こさせるためにとんとことんに攻撃命令を出していたが、その事実を知っていたのか?作中ではとんとことんからの手紙に煽り文句が書いてあっただけなんだが。あとはボスが死んだ後の戦争の結末などもスルー。ボスの下半身攻撃も謎。
よかった点
ノリ
キャラ
ちょっとしたシュールギャグ
悪かった点
結末

投稿 : 2023/01/15
閲覧 : 108
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6

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 視聴前は事前情報がまったくなかったので、のっけからメイド喫茶のメイドが銃を乱射して、
他のメイド喫茶のメイドを大量殺戮する展開に驚いてしまったが、個人的には「ドロヘドロ」や
「アクダマドライブ」のようなポップでいかれたバイオレンスものは大好物なので、この
出だしは嬉しいところ。

 しばらく観ていると、任侠ものの極道をメイドに置き換えたような作品であることが
見えてくる。
 一見ぶっ飛んだような設定でも法則性やルールのようなものが見えてしまうと、それほど
ハチャメチャな印象は無くなってくるが、本作はチョイチョイ任侠ものの定石を外したような
展開を盛り込んでくる時もあるので油断ならない。
 最終話などもカオス的な終わり方で、結構好みが別れそうな印象。

 全体的な空気感はシリアスなものだが、その中でシュールなボケを放り込んできたりするので、
「そう言えばギャグものだった」と思うこともしばしば。
 逆にギャグもの感覚で視聴していると唐突に重要キャラが死んだりで、精神的な揺さぶりが
激しい。
 あと単なる任侠もののパロディというだけでなく、メイドカフェが現在の現実のような
平和的存在に至るまでの架空史的設定になっているのも面白いところ。

 主軸となるのは第一話で「とんとことん」に入店した和平 なごみと万年 嵐子。
 なごみに関しては状況がよく分からないまま率先して動いていた感が強く、それでいてこの
殺伐とした状況の中で誰も殺さずに終わった。全体を通しての内容はなごみの成長譚といった
側面もある。
 なごみに関してはよく悲鳴をあげるシーンがあったが、この辺は中の人である近藤 玲奈氏の
演技がなかなか良かったのではないかと。

 一方の嵐子は「「とんとことん」」の流れに付き従う印象が強かったが、結果として状況を
動かしていた感が強く、終始冷静な雰囲気ながら一番暴れて他のメイドの殺害数も
多かったんじゃないかと。
 印象としては動的ななごみと静的な嵐子で、ギャグものとしてのネタ的にも積極的に
動きながら、どこかずれているなごみに対して、嵐子の生真面目さがシュールさを
生んでいたよう。
 他にも印象深いキャラがいたが、その中でもクズで、色々とやらかしておきながら、どこか
憎めない存在であった店長こと八重樫 靖子がいい味を出していた。

 ゲストキャラに有名声優や人気声優がキャスティングされていたが、これが勿体無いぐらいに
あっさりと殺されていく。「この行為自体一種のネタなんだろうな」といった感じ。

2023/01/15

投稿 : 2023/01/15
閲覧 : 93
サンキュー:

4

ネタバレ

nas さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

発想がエグい

メイドで極道の構想をやるって発想がすげぇ
P.A.worksの絵で極道モノっていう組み合わせがまた凄い
「なんでメイドさんが殴ったりするんですか、萌えに銃とか要らなくないですか?」が当たり前だろ!としか言いようがないのにそれが台詞として成立するのがイっちゃってるよこの世界観
素晴らしい完成度のイロモノ枠でした

投稿 : 2023/01/06
閲覧 : 114
サンキュー:

5

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

B級アニメの破城したセンスと適当な作り

女ヤクザがメイドをやってるというだけなのだが、何回も笑った。設定から展開まで支離滅裂でオマージュも適当なこの話に、中弛みはあるがなぜか惹かれる。

ただ漏れでる自分の笑いは低俗な(バカな行為に驚き見下す)ものだけだ。
もう少しだけ、このバカのメイドヤクザたちに真摯に向き合って感情移入させてもらえたら、笑いに満足感がついたかもしれない。

アキバじゃなく、80年代のシンジュクでやったらいい。

投稿 : 2023/01/05
閲覧 : 112
サンキュー:

8

ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

初回だけはブッ飛び過ぎてて、サイッコー(≧▽≦)!!

たいして期待していなかったんです、初回観るまでは。
でもでも!!!!
ナニコレ????
いきなり、40年ぐらい前の、メイド喫茶とかない時代でオープニング?
と、思ったら!
いきなり、銃殺(◎_◎;;;;)
殺伐シーン展開(◎_◎;;;;)


アキバが舞台でしょ?

メイド喫茶がテーマでしょ??

何なのこれ???

アニメでないと、絶っっっ対、表現できない世界!!!!

そもそもP.A.ワークスさん制作でしょ?
お仕事アニメって言ってもこれありなんですか?!

1話だけで、もう最高!おなかいっぱい(≧▽≦)

あんまり凄すぎて思わず満点つけちゃいました(*^▽^*)


この先の最大の心配は、何と言っても、
この作画クォリティとスピード感と、
バイオレンスとメイド喫茶世界の奇跡的融合という、
ありえないぐらいの詰め込み過ぎなスタートダッシュ!

出オチ感、凄く心配。。。
出オチにならないで!
2話目以降、どういう展開になるの?

心配半分、期待満点。

( 一一)( 一一)( 一一)( 一一)( 一一)( 一一)( 一一)

観終わりましたー( 一一)
結局、ミュージカル仕立ての第1話だけが、
想像絶する素晴らしさだっただけで、
2話以降ではどんどん期待感も楽しさもしぼんでしまって。。。

お話としてまとめなきゃいけないのは解るんだけど、
なんか、典型的出オチ作品。

そんな感じになっちゃいました。
残念(≧△≦)

投稿 : 2022/12/31
閲覧 : 213
サンキュー:

31

ネタバレ

けいP さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

秋葉原は今日も平和だ!

そっか~秋葉原のメイド文化には
こんな血なまぐさい歴史の上で
成り立ってたんですね〜・・・

てそんな訳あるか~い!笑

時代は1999年秋葉原。
自分あまり詳しくないけど
この時代からメイド喫茶て実際に出てきた頃かな?
萌えって言葉はこの頃あたりから
流行り始めましたよね。

でもそれ以外はこの時代でも
それはないだろ〜とツッコミしたくなるような
時代錯誤感w
アベックなんて言葉はこの頃すでに死語ですよ笑

中々楽しく観てましたが
最後らへんになると
それまでの主要人物が次々と
タヒんでいくので少し萎えましたね〜
最後は一応ハッピーエンドかな。

秋葉原でメイドがドンパチやってた歴史はないけれど、
過去には無差別殺人事件が起きた場所ではあるので
秋葉原に二度と悲惨な事件は起こさせないという
制作陣の思いがあったのかな?

秋葉原の平和よ永遠なれ!

投稿 : 2022/12/31
閲覧 : 130
サンキュー:

13

ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

日本文化

1999年の秋葉原が作品の舞台。
和平なごみは、憧れのメイドになるためにメイドカフェ「とんとことん」の従業員となる。
同時に入店した万年嵐子と一緒に仕事をするのだが、秋葉原のメイドは血生臭い世界だった。

日本の「カワイイ」文化は世界に飛び火しています。
アニメオタクが連想するカワイイも、萌え文化と切り離せないでしょう。
秋葉原を中心としたメイド喫茶の乱立。
今では、メイド喫茶目当てで外国人が観光する名所となっています。

日本のヤクザは、現在はキビシイ法律によって規制されています。
しかし、昔は激しい抗争がありました。
その抗争を描いた『仁義なき戦い』は日本でもヒットしています。
今では、任侠映画も少なくなりましたが、
世界的には北野武監督の撮る暴力的な映画は評価されています。
日本国内で売れないのが気がかりなのですが。

本作品のキャッチコピーは「萌えと暴力について」。
まさに、カワイイ文化と任侠映画の混血のような内容です。
視聴した人の中には、メイドが人殺しをするなんてありえない、と考える人もいるでしょう。
しかし、私は日本の文化を海外に伝えるには、素晴らしい内容だと思います。
しかも、伝達手段がアニメという、日本が誇れる文化。
メイド・ヤクザ・アニメと一見バラバラに見えますが、
どれも現在の日本が海外に輸出できる文化です。

暴力的なメイドを肯定できない人もいるでしょう。
それは、メイドを萌えの代表として見ているから。
本作品は暴力を描いていますが、一方、仲間たちの団結力の強さや絆も描いています。
ただ暴力的な事柄を描いているだけでは無いのです。

1話目のメイドが人を殺すインパクトは大。
しかし、慣れとは恐ろしい物で、メイド同士が抗争する事が続くと飽きてしまうかもしれません。
主人公の和平は、
最終話では、大きな敵を目の前にしてメイドとしての最大限のパフォーマンスをします。
その行動が、萌えと暴力が融合した瞬間ではないでしょうか。

上京して20年、秋葉原でメイドをしていた和平。
まだまだ、現役のメイドですね。
萌えと暴力の時代を経て、新しいメイド文化を作ります。
車椅子での給仕姿も、メイドとしての誇りがなせる業でしょう。
今日も秋葉原ではご主人様のお帰りを待っているメイドがいます。
アニメオタや観光客以外でも、たまには秋葉原に帰宅する事もいいのではないでしょうか。

投稿 : 2022/12/31
閲覧 : 145
サンキュー:

26

ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

最終(第十二)話 萌の果て、まで視ました。

公式サイト;
https://akibamaidwar.com/

[最終(第十二)話 萌の果て、まで視ました。]
まず、本作はメイドの格好をした、メイド殺しとその仲間たちのお話です。
殺害手段は主に拳銃です。本作を視て暴力集団を褒め称えていたり、憧れるようには一切仕向けていませんので、その件でイライラすることはありませんでした。ただ、本作は結局何を言いたかったのかと尋ねられたらワタシでは答えることができません。
 まず、何故メイド(冥途の方が適切か)が血で血を洗う抗争をしているのか、そもそも他の方法はないのかと、ほとんどの人は思う筈ですが、そんな疑問を忘れてしまうぐらい殺しあっているので、おそらくそのシュールなシーンを制作は沢山描きたかったのでしょう、ぐらいしか思いつきません。暴力と萌は対極をなすものでも隣にあるものでもないので、不自然極まりないですが、迫力や勢いみたいなものは伝わってきました。結局、何をどう評価したらイイかよく分からないです。
 人に推すかといわれたら、メイド好きでチョット毛色の変わった任侠物が視たいならば試しに視てみれば、と進められるかもしれません。


[第1話観ました。]
評価は暫定です。PA制作作品でし..だから視るしかないw。
で、観てみました、体感5分ぐらいでしたが、なんちゅうハデなカチコミじゃぃ、みたいな。
これは冥途喫茶抗争物語なのだろうか…次話も視るしかありません。

投稿 : 2022/12/30
閲覧 : 171
サンキュー:

14

ネタバレ

ネムりん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

P.A.WORKSのお仕事アニメだブー

やって参りました、老舗P.A.WORKS。わたくし大好きでありますお仕事シリーズ第5弾。

まさかまさかのメイド服着た萌え萌えキュンキュンマジカルロリっ娘たちが活躍する任侠メイドアニメだブー。
彼女たちは天使なのかはたまた悪魔なのか、初回から乱痴気騒ぎでとんでもないことに。

同社かの伝説級のアニメ「Another」 を軽く凌ぐ人数のロリっ娘たちが次々と天国に召されるわけでありますが、西のロベルタか東のナーベラルガンマなのか御年36歳武装メイドの万年嵐子。
あの手この手を尽くして、とんでもない数のメイドちゃんたちを闇に葬っていくわけであります。

個人的お気に入りのピュアミルキーまさみとの八百長試合での一戦でまさかの1ラウンドワンパンKOでリングに沈めた後、素のままなのかそれとも身体に眠りし神の力が覚醒したのかロシア人メイド、ゾーヤを烈火の如く左クロスカウンターで玉砕し、別格の強さを見せつけるのであります。
一歩間違えればバラされて臓器売られてるかもしれない。そんな不安をよそ目に拳一本でおひねりちゃん絞り出しとんとことんを死守したのであります。

紙一重でした...。

そんな嵐子にも春がやってくるのであります。
三十路越え36歳にもなるおば...失礼、お姉さまが彼との愛の逃避行を果たすため、約束の場所で千載一遇の機会を逃すまいとめかしこんで今か今かと手ぐすね引いて悠久の時の流れを感じているのであります。

しかし彼は組織から雇われた殺し屋。

用済みメイドの嵐子を消すため彼女をハメようとしていたのであります。
二人の想いが交錯する中で、約束を果たそうとする嵐子を尻目に彼の心が嵐子に傾きかけた瞬間、メイドパンダに撃たれてしまうのでありました。勘違いパンダ豚野郎ー・・・。

嵐子の想いは果たせず、勘違いパンダ豚野郎を許してあげる寛大な彼女でしたが、そんな渦中、お萌様効果がキッカケで絶縁状が突きつけられてしまい、窮地に立たされる嵐子。
決死の覚悟で本部に乗り込んで許してもらうために必死で体当たり。
おひねりちゃん10倍増し増しでなんとか日常を取り戻すのでしたが、逆恨みメイドに背後から包丁で刺されあっけなく死亡。

今日も明日も 萌え萌えキュン

豚小屋辺りで 萌え萌えキュン

それがあたいの 生き様さ

馬鹿にする奴は 血を見るぜ

血を見てしまった万年嵐子享年36歳。波乱の人生に幕を閉じるのでした。

そしてお葬式会場。
祭壇に掲げられた写真にはなんとPAおなじみ、野球で左打席に立つユニフォームを着た嵐子の凛々しい姿が。
今期一番ウケた、タダでは終わらないP.A.WORKSのギャグのセンスの良さが光る瞬間でありました。

そんな嵐子の敵を取るため西部警察の大門に扮したなごみ。
思わず吹き出してしまったのは言うまでもない...。

そして締めは萌え萌えバッキュンサービスデーからのカオスライブ。なごみんが右脇腹を撃たれ「なんじゃこりゃああ!」と天国のあの人が言ってそうなのです。

面白かった。ただただ面白かった...

名作揃いのP.A.WORKSの挑戦的な試みが感じられた素晴らしい作品なのでありました。

投稿 : 2022/12/28
閲覧 : 202
サンキュー:

9

ネタバレ

セイギ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ヤクザメイドもの。サイコなシュールギャグアニメ

ゾンビランドサガ感を感じで予約。
概ねギャグ感はそんな感じだなと思っていた1話だが、ある意味もっとぶっ飛んでた
1話の銃の音MADは声出して笑ってしまった
通常時は完全にヤクザもの。ヤクザのメイド化。
ヤクザの中にギャグが混ざってる。そんな感じ
キャラとして、店長はクズで御徒町さんは1話を除いてずっとパンダ🐼、なごみ・嵐子はキャラが立っているが、その他は若干物足りなかったので惜しい。
11話でメインヒロインの嵐子が酷い顔で死んでいったのは、ヤクザものとしてリアルで良いと思った。
欲を言うと、最終回のラストシーン〜なごみが36歳になるまでの過程をエピローグとして5分ぐらい見たかったなぁ

投稿 : 2022/12/27
閲覧 : 83
サンキュー:

3

ネタバレ

抹茶ラーメン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 1.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

普通に見てらんない

1話観ました。ガチで意味不明です。まあ3話まで観ます。

ブレンド・S的な感じだと思って視聴したのにいろいろ衝撃展開過ぎてビビるわ()

4話まで観ました。ポテンシャルは凄くあると思うけど今の所は微妙。特に4話は全然面白くなかった。暴力団特有の洗脳がメインの回だったけど、キャラのノリについていけないっていうか正直言うとキモかった。新キャラの外人みたいな人もぶっちゃけいらん。まー今後次第。

9話まで観ました。ねるらが死ぬのはまー予想ついてたけど、取り立て屋は流石に予想外だった。なんやかんや争いが解決したけど、またおひねりの滞納で店長とのキツい絡みがあって最終話エンド的な感じだと思ったのに…。店長が無能過ぎてムカつくけど、なんか嫌いになれない丁度良いキャラしてる。終盤は絶対活躍してくれ。あと死ぬな。

最終話まで観ました。無理矢理感が凄かった。凪が死んだ所で急なED差し込みからのそれから時は経ちパターン。んで描かれたのはなごみだけで他メンツの安否が不明かぁ…。なごみは別に好きじゃなかったから他メンツのその後が知りたかった。あとライブシーンとかはいろんな意味で痛くて見るのキツかった。

人がたくさん死ねば面白くなるだろと勘違いしてるのか?って作品。

投稿 : 2022/12/27
閲覧 : 195
サンキュー:

3

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

ラスボスである凪に魅力皆無

凪がただ横暴なだけ
せめて過去編とかで暴力が全てって考えるようになる過程を描いて欲しかった
そんな深堀りもないまま味方すら殺すのに皆が付き従ってるのが意味不明
てか主人公達が途中で凪を討てる機会があったのに何故か見逃すのも意味不明
嵐子からしたら恩師の仇であり自分達を殺そうとしてるのに何故討たない?
たまたま凪に温情貰えたけど結果論だし
最後も嵐子を殺され血で血を洗う抗争に発展するのかと思いきやなんか思った展開と違う
結局仇討ちは主人公じゃなくモブキャラがやってるし
10話位まではそれなりに楽しめましたが凪に魅力ないのに最後の方まで生きてるのが不快でした
不快キャラ描くならもっとそのキャラの背景出してよ

結論
なんの深堀りもされてない横暴なラスボスを許容出来るならオススメ

投稿 : 2022/12/25
閲覧 : 106
サンキュー:

5

ネタバレ

Prospero さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

泣いて、笑えるオリジナル作品

散りばめられた細かなギャグ。
テンポのいい展開。
とことんバカな店長。
オープニングから作中もスローモーションっていいなぁって感じる作品。
「これからはつけ麺の時代だ」って、あぁ大将。
メイド喫茶に行ったことないけど…36歳とかいるのか?いるなら一度行ってみたいなぁ。

投稿 : 2022/12/24
閲覧 : 80
サンキュー:

4

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ダークホース?違うわ。ダークピッグですブー!

詳細は公式でも。

P.A.WORKS制作のオリジナルアニメですブー。

えっと…
なんだこれ?w

久しぶりに、全力で振り切った馬鹿。過去作で言えば「ゾンビランドサガ」「ヒナまつり」級の衝撃。すごーく簡単に置き換えるなら、ヤクザ映画のヤクザたちを秋葉メイドが演じているという感じ。

徹頭徹尾、意味がわからない。やってることや言動はわかるのですが(や、わからないかw)、初回を通して観たら、なにこれ? って感じ。

そんなストーリーを、P.Aの緻密で精細な作画で、しかも魅力的なキャラデザでやってくるもんだからたちが悪い(褒め言葉)。佐藤利奈さんも、まさかこんな形で御坂美琴以上に暴れまわる役を演じることになるとは思ってもみなかったでしょうねw

背景もP.Aの本気を見せてもらっています。1988年のアキバ、ベンツも古い形(300SEL 6.3あたり?)を忠実に再現。1999年のアキバは、駅のホームからバスケットコートが見えました。うんうん、そのへんに冬になるとスキー場へいくバスが大量に停まっていたんですよ。「私をスキーに連れてって!」w
ホント、P.Aの作画は文句のつけようがないです。素晴らしい。

うん、単なる当て字で「冥途」って使ったんだと思ってたけど、始まってわかりました。まさに「アキバ」「冥途」「戦争」ですw

こういうアホな作品を真面目に全力でやるP.A、やっぱ好きですねw
これは今期、「チェンソーマン」を撃つヒットマンになる可能性が大きいです。

=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
wwwwwwwww

もう馬鹿すぎて笑えるw
結局、闇金のおっさん撃っちゃってるしw

店長、清々しいまでのクズっぷりですね。

このノリで押し切れるなら、今期のトップも狙えると思います。東京圏では、強力なライバル「うる星やつら」が同じ曜日ですが、甲乙つけがたい。

出オチ作品だったら…と不安でしたが、うん、面白いです、これ。
{/netabare}
=====第8話視聴後、追記です。
{netabare}
「野球回のあるアニメは名作」というアニオタの常套句をメタで使ってきましたねw

なんで野球やってんだ?www

しかも、作画も手を抜かない。下手な女子野球アニメよりも遥かに臨場感のある野球シーン。そして、誰だよ、ベネズエラ人3人www

さらに、ベネズエラ人の声優も「同じスペイン語でも方言があるので」という理由で、ベネズエラ大使館に協力を仰いでベネズエラ人を声優に起用したという。

どこに力入れてんだよwww

やっぱね、全力で馬鹿をやってくれると、観ているほうも受け取れるんですよね、面白さが。出オチ作品の典型かと思いきや、どうしてどうして安定飛行で面白さを維持しています。

落とし所次第では、「ゾンビランドサガ」クラスのヒット女の子グループアニメになるかもしれないですね。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
ぼかあね、この作品大好きだったわけですよ。
メイドがヤクザ?
面白いじゃないですか。
簡単に銃撃戦でタマの取り合い。
笑えましたよ。

だからこそね、そんな終わらせ方はないだろうと。
着地失敗ですよ、こんなもん。

やりたいことを詰め込みすぎて、キャラのムーヴがめちゃくちゃ。なんで蘭子さんを刺したメイドが凪を撃ってんのよ。ていうか、凪もブレブレだったし。

そして、なごみが36歳のメイドで完?
いや、あの後どうなって助かったのよ?
とんとことんの他のメンバーは?

いろんなことを雑に詰め込んで、無理やり終わらせた感ありあり。

せっかく今期の覇権候補だったのに、終わらせ方で大失敗したから悪印象でフィニッシュですよ。

あー、もったいない。
{/netabare}

投稿 : 2022/12/24
閲覧 : 313
サンキュー:

14

ネタバレ

やん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

怪作でした

各方面がうるさい令和の時代によくこんなものが作れたなというのが一番の感想です。せっせとシブいウマ娘ガチャ(A○Mよりは良心的だと思いますが)に課金した成果だとすれば少しは役にたったのかと思い気が休まります。嵐子さん人気を使って二期をつくるならゾンビにするしかないですね。

元コメント
こりゃあまた、、、
一話
二話見てから探して見ました。これはスゴいかもしれません。昭和のヤクザ映画は確かに他国にはない文化でビートたけしも注目してましたね。1985の事件でサトリナメイドさんが35才、孫ってことかな?
と思って見返したら1999年の話でしたので本人ですね。バスケコートがまだある!
二話
賭けグルイのような頭脳戦になるかと思いきや結局こうなるんですね笑
アホアニメ最高ですね。
三話
若い人たちが生まれる前の2000年メイド抗争の史実に基づいたノンフィクションです。昭和通り出口のオタ芸公園の喫煙所で不良メイドがいたり、その後タイムマシンがビルに突っ込んだり、昔の駅南東は裏通り並みに治安が悪化してました。
万世橋を逆に渡ったら神田小川町?伝家の宝刀クロスカウンターでライバルを味方にするジャンプ的スポ根アニメでした。
四話
ノンフィクションはウソです、すみません。
光○信のような営業ソルジャー洗脳回、話毎の脚本家で単話として毎回楽しめるようになっています。
昭和や平成初期って滑稽、がテーマというか通しの方針でしょうか。トレンディドラマとかディスコ回がありそう
五話
日本語下手なのほんと面白い笑
任侠映画なんでテーマはチームワークですよね。昭和ヤンキー漫画も確かに内容は全部それで実はスポ根と変わりません。ひとのあいだ、で人間?金八先生に説教されそう
六話
ラスボスかと思ってた娘が姉妹分の盃を交わしてその回で退場になりました。全面抗争ですね。このままシリアスな任侠モノでいくのかな?ギャグパロディ路線に戻すのかな?どちらにしても次回以降楽しみです。
七話
昭和任侠モノそのままのシリアスストーリーでいきそうですね。忍者に言われとうないわ、って笑いました。鉄砲玉役菅原文太みたいな最期でしたね。声優さん広島弁(呉弁?)めっちゃ上手い。アサヒソーラじゃけえ!
八話
カオス野球回、やっぱりこういうほうがいいですね。ギャグメインだけど大ストーリーも動いていって、PAらしいお仕事感動モノにもなりそうな素晴らしい脚本です。
九話
おっと釘宮、これ日笠かな?低音「いってらっしゃいませ」で爆笑でした。今回もカオス。いいぞもっとやれ
十話
全ての謎が解けクライマックスへ、ベタですがすごくオーソドックスな作りです。きちサイゲと真面目PAのコラボの良さが出て本当に面白い。ファンヒーターいいですよね、って会話にはならんやろ笑。ハルヒパンダは次回の色紙候補ですね。
十一話
ああよかった大団円、最終話はほっこり後日談でもやるんやね。っておいマジか。。。。。
ギャグとシリアス暴力の振れ幅ヤバいですが、今までこういう組み合わせはなかったのではないでしょうか。野球回みたいにギャグの中でタヒ人が出るのとは違います。最終回どうやってまとめるのかすごく興味あります。

投稿 : 2022/12/23
閲覧 : 593
サンキュー:

13

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

とんでもないアニメが出現した!

絵柄からは想像もできないようなバイオレンスギャグアニメ。
こんなんアリなの?反則じゃ。
{netabare}
とにかくメイドというのはご主人様にサービスする以外に、
上下のヒエラルキーがあって、暴力によって勢力争いをする職業なのだそうだ。
とんでもない世界観だ。
毎回多くの登場人物が死んでいくため、
公式サイトには出演声優の「死亡コメント」が毎回増える。
主要人物までが殺され、ほんとに容赦ない。
その軸は最後までブレずに終わってしまった。
ラストのカットは20年近く時が流れたあとのアキバ。
そこに至る過程はガッツリ無かったけど、
最後だけは癒されたかな。
{/netabare}
素晴らしいとはとても言えない。
でも愛すべきアニメ作品と言えるだろう。

投稿 : 2022/12/23
閲覧 : 119
サンキュー:

7

ネタバレ

70366 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

個人的には秋アニメ覇権です

最初は萌えより暴力だった美千代さんが嵐子の登場で萌え重視になって、それが凪(渦子)にとっては美千代さんを嵐子に取られたような、黒い気持ちを抱くきっかけだったのかな。

凪が美千代さんを御徒町に殺させたところから完全におかしくなって、萌えよりも暴力による支配を徹底し、あとちょっとで完璧な秩序(生態系)が完成するってところで嵐子が刑務所から出てくる。これが本格的な冥途戦争の始まりだったっぽいです。

ただ、なごみっていう全登場人物の中で一番やばい子が嵐子と一緒になってしまったことこそが凪にとって一番の誤算だったわけで、嵐子はなごみの中に美千代さんを見つけちゃったんだよね。

凪にとっては、自分の価値観、萌えよりも暴力という価値観を揺るがす存在である嵐子がとにかく気に入らないし、その嵐子を慕う美千代さん二世みたいななごみも気に入らない。自分の信じた全てをひっくり返しかねない恐れから、凪はとんとことんに対して異常なまでの締め付けを行ったのに、なごみがうっかりお萌え様になってしまって終盤へ。

最終回は、萌えvs暴力の仁義なき戦い。なごみたちの覚悟の決まった萌えパフォーマンスで、一番の子飼いだったライオンがこれまたうっかり拍手して萌えに軍配が上がっちゃった。凪ブチ切れからのライオン銃殺、萌え派の象徴としてのなごみに発砲して暴力派の自分を保とうとしたけど、ウーパーに撃たれる&御徒町に竹槍でトドメを刺されて暴力によるメイド支配は終わった・・・。

ラストの凪による発砲で狙われたのは多分なごみだけだと思う。他のメンバーを撃つ動機がないし、なごみが撃たれた後の悲鳴や声がとんとことんメンバーの声だったから、なごみ以外全滅エンドはちょっと現実的じゃないと思います。

みんな凪の暴力支配にうんざりしてたんだよね。だから忍者カフェで、他のけだものランド幹部が愚痴ってたし、ねるらちゃんが「なごみがアキバのメイド世界を変える」って確信してたし、だからこそライオンが最後うっかり萌え派に心を動かされて拍手しちゃったんだよね。

結局、凪が全ての元凶だったわけだけど、多大な犠牲を払いながらもなごみが平和なアキバに変えたのは胸熱でした。そもそもなごみの名字が「和平」だし。

ちなみに、一番のパワーワードは「ゆめちは整形」

これって、女からしか出てこない発想というか、なんかとても新鮮でした。

投稿 : 2022/12/23
閲覧 : 122
サンキュー:

4

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アキバ冥途戦争のストーリー・あらすじ

1999年 春 かわいいメイドに憧れて、 ひとりの少女が秋葉原にやってくる。 世紀末の“アキバ”は、 多種多様なメイドさんでいっぱいいっぱい。 メイドカフェ「とんとことん」通称『ブタ小屋』は、 今日もブヒブヒ営業中! 一緒に入店した新人メイドは破天荒さんで、 ドッタンバッタン大慌て。 推しメイドや調教師、 秋葉外生命体も現れて、 赤バットはフルスイング! これは、 全てのご主人さまとお嬢さまに贈る、 渾身のメイドお仕事奮闘記。 「みなさまのお帰りをお待ちしてますブー」
(TVアニメ動画『アキバ冥途戦争』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2022年秋アニメ

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