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「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~(アニメ映画)」

総合得点
67.1
感想・評価
153
棚に入れた
574
ランキング
2538
★★★★☆ 3.5 (153)
物語
3.3
作画
3.8
声優
3.3
音楽
3.5
キャラ
3.5

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ひるね姫 ~知らないワタシの物語~の感想・評価はどうでしたか?

challia さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

キャラは好きだがストーリーが・・

東京オリンピックの目玉となる自動運転プログラム争奪戦というストーリーはまあいいと思うのだが、夢の中で暴れる描写が今一つって感じでした。キャラはまあいいと思います

投稿 : 2024/01/20
閲覧 : 31
サンキュー:

0

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

先端技術の魔法、大企業病という鬼、そして母と家族愛。

 夏になると見たくなる…というよりは、ココネの夏服とこの映画の印象が夏という感じですね。23年7月再視聴しました。

 この話世間の評価は悪いですけど、私はものすごく楽しめたので1回目のレビューは「ココネの活躍を楽しむ。大人も楽しめる児童書」という評価をしていました。
 ファンタジー的な映像や、2つのバイク、ココネ可愛いなど、結構ワクワクするような冒険譚だと思って見ていました。


 ただ、見返して、ああ、そういう話かと得心がいきました。もっと全然いい話だし、深い話だと思います。母の想いが胸に刺さりました。ココネの物語ではありますが、どちらかといえばココネの母の物語です。

 夢の中のエンシエント姫はイコール母で、魔法とはエンシエント姫が開発した技術です。そして鬼とは、人の心に巣食う嫉妬、功名心、出世欲等々の醜い心、怠惰、停滞、保身、相手を蹴落とすことで自分がのし上がる、です。

 つまり、母が開発した自動運転プログラムを容認できない経営陣が、母を追い出したという話です。経営陣=鬼つまり、老害、大企業病の象徴でした。
 ここで会長のジジイは何かといえば、対立軸が違う気がします。彼は自動車を愛して運転するよろこびを奪ってはいけないという視点でした。そして、母もその点は同意していますが、時代遅れだと評価していました。

 この母を追い出した会社のゴタゴタこそ、ココネが聞かされた物語の元型です。また、ピーチ=エンシェントつまりモモタロウと母の馴れ初めでもあります。
 なんでこんなにねむくなるのか。それはモモタロウに危機が迫っているという予感、あるいは少しファンタジー的に考えるなら母からのメッセージでしょうね。そう思われる場面もありますし。

 つまり、タブレット=母の作ったプログラムというのは、対立しているかに見えた会長のジジイを助けることにもなります。奪われれば、母を追い出した経営陣の手柄になってしまい、これは許せません。

 ココネがなぜこんなに馬鹿か。あえてそれを強調していました。それは母の苦しみと同じ目に合わせたくないモモタロウと母の合意ではないでしょうか。

 夢の中の世界と現実が交錯することによって、モモタロウを守り母の夢を守る。そして会長のジジイも助ける物語です。空飛ぶバイク=自動運転バイクでココネは見事家族を助けました。

「心根ひとつで人は空も飛べる」という社是。
 1文字変えた方がいいという母の言葉。ここまで来ればどこをどう変えるかは自明でしょう。この作品を理解しているかどうかですね。


 で、もう1点。ちょっと関係ないように見えるかもしれませんが、この話、舞台がどうしてもトヨタ市とトヨタ(自動車)に見えるんですよね。そうなると、立場は逆ですがレース命の豊田章男氏となんとなくいろんな事が重なります。
 トヨタは一時大企業病で、自動車会社の本質を忘れていたそうです。そして、経営陣から干された男が、2015年WRCレース向けの「ヤリス」など本格的なライトウエイトのレーシングカーでトヨタブランドを復活させる話があります。結構ドキュメンタリーで見た記憶があるので有名な話ではないかと思います。

 この作品が2017年ですから、どうしても関連を考えてしまいます。ひょっとしたらエンドロールに何らかの形でトヨタがクレジットされるかなと思いましたが、見つけられませんでした。

 そしてEDの高畑充希さんの歌う「デイドリーム・ビリーバー」最高です。アニメ映画の挿入歌NO1にあげたいくらい素晴らしい歌です。故忌野清志郎氏が亡き義母を偲んで日本語詞をつけました。非常にこの映画に合っている選曲です。
 
 21年6月の以前のレビューはちょっと頓珍漢で恥ずかしいので消します。要するに単純な一直線の話をファンタジーと現実の両面から楽しもうぜ的なレビューでした。

 非常に面白いし、家族愛、企業の旧弊などのテーマが感じられる素晴らしい作品でした。恋愛をきっぱりカットして、夫婦にクローズアップしたのも英断だと思います。
 現状4.6ですが、物語とキャラは満点にします。ちょっとだけ高すぎる気もしますが、3回目みたらもっと発見がありそうなので、4.8でいいでしょう。いや、やっぱり満点にします。

 今回は母の愛が染みわたりました。
 

投稿 : 2023/07/18
閲覧 : 257
サンキュー:

5

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

心に魔法を

オリンピックを3日後に控えた東京、
物語は瀬戸内ののどかで美しい街から始まる。
そこで暮らす平凡な女子高生森川ココネ、
自動車修理工場を営む、父親と2人暮らし。

彼女は不思議な夢ばかり見ている。
夢の舞台はハートランド、
機械こそが全ての人を幸せにすると謳う国。
{netabare}彼女は魔法のタブレットを狙う追手から逃げ、
街を襲撃する得体の知れない「オニ」と戦う。
次第に夢と現実のリンクに気づき始める。{/netabare}
彼女の家族に事件が起きたのだ。

神山監督、独自の色を抑えた、
子供たちも楽しめるハートフルな作品です。
その反面、大人には物語への没入が難しいのか、
集中して楽しめるまで、大変苦労しました。

テーマは王道の自分探し、家族の絆でしょう。
記事を拝見すると、世界を救う大きな物語より、
個人の想いに寄り添った小さな物語を目指したそうです。

少女が見る夢のほんとの理由は!?
ポップな映像とスリリングな旅。

一風変わった青春物語、お楽しみ下さい。

投稿 : 2022/05/14
閲覧 : 511
サンキュー:

41

横比較無用ノ介 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

考察禁止

夢と現実のパラレルワールド。
世界は全く異なるが、登場人物はリンクしている。
眠ることで、あっちとこっちの世界を行き来してしまうココネ。
そして、後先考えずに突っ走るココネの姿を楽しむ作品

だが、あまり真面目に考えてはいけない。いろいろ辻褄が合っていない。
矛盾点に引っかかってしまうと、途端につまらなくなる。
スピード感のある展開に身をゆだねて、最後まで楽しむのが吉でしょう。

悪役がステレオタイプなのはどうかと思うが、まあ考えちゃダメですね。

投稿 : 2022/05/04
閲覧 : 164
サンキュー:

1

ひろたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

"夢"と"夢"と"夢"がつながる、まるで夢のような、とても夢がある作品

"夢"には、大きく3つの意味があります。
・睡眠中にもつ幻覚のこと。
・非現実的な想像のこと(おとぎ話)。
・将来への願望のこと。

この作品には、この3つの"夢"が登場します。
・ひるねが大好きな女子高生の主人公「ココネ」が見る"夢"。
・ココネが子供の頃に父親から聞かされた"夢"の物語。
・車の自動運転実現と言う"夢"。

この作品が面白いのは、この3つを繋げてしまったところです。
発想自体が面白いのです。


主人公のココネは、母親のことを知りません。
それは、自分が生まれたすぐ後に死んでいるからです。
また、父親も、母親のことは、彼女に何も話してくれません。

この物語では、そんなココネがとある事件に巻き込まれていきます。
その中で、ココネが見る"夢"が、父親が語る"夢"の物語へとつながります。
さらに、車の自動運転実現と言う"夢"へとつながってきます。
その時、ココネは、あることを通じて母親と出会うことができるのです。
まるで夢のようなことが起こる、とても夢がある物語だったと思います。


ココネ役の高畑充希さんは、なんでもできてしまう方なのですね。
ドラマやミュージカルの演技や歌は、とても上手いと思います。
「過保護のカホコ」のような演技ができる女優さんは、なかなかいません。
高畑さんのご出身は大阪ですが、ココネは、岡山弁丸出しのキャラでした。
当然、大阪弁と岡山弁は違うので、この方言のセリフは演技そのものですよね。
すごいと思いました。
そのおかげで、なにもよりもココネが可愛いと思う作品でした。

音楽は、下村陽子さんです。
アニメ「ハイスコアガール」やゲーム「聖剣伝説 Legend of Mana」で有名です。
この作品も、ダブルリードを使ったメロディーが、下村節って感じがしました。
ファンタジーゲームのようなBGMが"夢"の世界を盛り上げていたと思います。


私としては、もう少し展開を工夫してほしかったと思う場面があったのも事実です。
確かに夢と現実を行ったり来たりする演出は難しいとは思いますが・・・。
少し眠くなってしまいました。
私もココネと同じで寝落ちして"夢"でも見ていたのかな?なんて揶揄してみたり…。
でも、観終わってみると、総じては、面白かったと思いました。

この作品は、面白い発想のとても"夢"がある作品だったと思います。

投稿 : 2021/12/15
閲覧 : 225
サンキュー:

15

オパマ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ココネが可愛い。

何の予備知識も無く先入観無しで視聴。
中々良かった。

ヒロインのココネが可愛い。
コギャルっぽい外見とは裏腹のおっかさんな性格のギャップが良い。
桃太郎父さんとの日常はまるで夫婦のノリ。

各キャラの声優さんはどんな人か知らないが、プロ声優が演じるような「作られた完成品の声」とは違う、良い意味での素人臭さが自然体に聞こえて良かった。

映像も綺麗。
主題歌の「デイ・ドリーム・ビリーバー」もマッチしてた。

物語は難解ではなく、取り立ててひねってもいないので意外性は感じない。
夢と現実のザッピング演出も真新しさは感じない。
ラストは予定調和で終わった。
が、この作品はそれで良いと思う。

終始平和な気分で方言丸出し萌えキャラを堪能できたので満足。
久しぶりに素直な気持ちで観れた一本。

投稿 : 2021/11/04
閲覧 : 265
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13

esm24722 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

1回目より2回目、2回目より3回目、楽しみがいがある傑作

正直アニメ映画では5本の指に入る傑作です。

私は同監督の攻殻機動隊SACシリーズよりも身の丈に合った作品として、より自然でスムーズな表現の発露という点で高く評価します。特殊部隊や正義の設定が無いので無駄に格好つけたり構えた雰囲気が無く、クールに見える作品ではありませんが、とても地に足の着いた落ち着いた作風に感じます。

評価点としてまず圧倒的に冴えたアニメーション表現があります。
人物の所作のアニメーション、二次元作画の頂点に近いレベルがここにあります。どう考えても並大抵の作品が到達できる域を超えてアニメーションが動きます。あまりにも上手いのである種の色気を帯びていて、恍惚とした気分になれるとしたらそれはもう立派な作オタでありましょうか。体重移動等すごいので必見です。作画だけでなく演出意図を最後まで隙なく作り込む執念さは流石職人集団のアニメーションという感じで恐れ入ります。具体的な話はというと、ハッキリ言って全ての画面がパーフェクトに近いので物語を理解すればするほど凄みが理解できます。

評価点2つ目
素晴らしい物語です。とても上手い筋運びで圧巻です。これ程複雑な物語を駆動させ、最後まで完璧にこぎつける才能はアニメ業界の中でも屈指の才能です。あまりに上手過ぎて舌を巻きます。この物語は寓話であり、ミステリアスな探偵ものであり、家族愛の話であり、そこに収まらない社会全体を巻き込む大きな重たい話に繋がるこの連結力、構成力が異常に高いです。読解力に不安がない人ならば、もしくは、サインを読み取ることに慣れてる人ならば、各パートで展開されては回収され、連結されていくヒッチコックの手法の手練れだと気付くでしょう。これをアニメで仕掛けるのが本当に凄い。大変過ぎる工数が容易に想像できます。二項対立に終わらない見事な決着の仕方、自然な成り行きも評価が高いです。とても感動的で、納得感があります。

評価点3つ目
キャラクターの素晴らしさ。脇役、主役とあらゆる年齢層、立場の人間が登場しますが、アニメらしい抑揚は大分抑えられています。しかしどの人物も人間味があり、柔らかで、深く、丹念に作り込まれていることが分かります。キャラクターデザインの上手さも有ります。絶妙な表情の作画ができます。顔全体、身体全体を柔らかく温かみを持って抜群の演技プランで表現させるのです。モモタロウ側の人物造形が好きですが、自動車会社のおっさん達も中々のおじさんサラリーマンぶりを見せてくれます。

この映画を1度目で完璧に理解するのは無理です。とても丁寧に作り込まれており誘導の仕方も上手いですが、後から見直して理解して楽しむ余地もある程多くのミステリアスな要素を仕掛けてくれているからです。それだけ多くの情報が映画1本に積み込まれているという傑作の証なのです。数回見れば貴方の脳内でもバッチバッチに化学反応が起き、全てのアニメーションに込められた意味に気付くでしょう。見返せば普通に気付けるレベルの難易度なので普通の作品です。しかしこの作品を1見で酷評してしまうのはあまりに愚かな態度なので、普通に見返す分ぐらいには作り込まれているよと書いておきましょう。こういう作り込み方をしている作品は近年あまり無いのでテンパってしまうのは仕方ないでしょう。それぐらい貴重な才能なのです。

投稿 : 2021/10/02
閲覧 : 171
サンキュー:

1

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

現実世界と夢の世界が交錯しながら展開する物語

攻殻機動隊シリーズの神山健治監督作品。
原作なしのオリジナルで、寝るのが得意で、なぜかいつも同じ夢の続きを見てしまう女子高生を主役にしたファンタジー作品です。
2017年公開で、舞台を2020年東京オリンピック直前に設定しており、VRデバイスや自動操縦技術が登場する近未来SF要素がある内容となっています。
主人公は、岡山県倉敷市で父の「モモタロー」と二人暮らしをしている女子高生「森川ココネ」。
彼女は夢の中では「エンシェン」というハートランド王国の王女になっています。
普通の女子高生・ココネと夢の王女・エンシェンの実質二人が主人公で、現実世界と夢の世界が交錯しながら展開します。

夢の中のココネ・エンシェンは、魔法のタブレットを使い機械にや人形に命を吹き込むように自在に操ることができることで、王女でありながら王により塔に幽閉されます。
その国は度々"鬼"と呼ばれる巨大な怪物に脅かされており、エンシェンは、命を吹き込んだ人形「ジョイ」と共に塔を抜け出し、鬼を倒そうとする。
学校が夏休みに入ったある日、ココネは担任の教師から、"父が警察に連行された"と聞かされる。
ココネが、父が訪れたはずの母の墓に向かうと、そこにはタブレットと、人形がおいてあった。
そして、その晩、ココネの家に、タブレットを狙った謎の男達が押しかける、という展開です。

ストーリー終盤、父から昔聞かされていた物語をなぞっていると思っていたその夢の内容は、実は現実のとある出来事とリンクしていることにココネは気づきます。
それまでは、夢と現実世界は別に存在していたのですが、少しづつ垣根が薄くなり、やがてその境界は崩壊します。
"行き過ぎた科学は魔法と見分けがつかない"というようなことをアーサー・C・クラークは言ったそうですが、本作で伝えたいことはそういうことなのかなと感じました。
心根があれば夢は現実となる、旧態依然の固定観念を拭い去ることができれば、魔法を使うことは恐れることではない、素敵なことである、と伝わってくるような内容でした。
ただ、ビジュアルを優先してしまったため、テーマがぼやけた感じがしたのが惜しいと思いました。
主人公をバリバリ機械工学やってる学生にして、MITの学生も真っ青なアセンブラをその場で書いてマシンにブチ込むくらいのことをすれば、"それはつまり魔法である"ということもわかるのですが、そういう意味で主人公の女子高生にあまり必要性を感じませんでした。
ただし、ふとももと寝顔は、良いものですね。

楽しくみれましたが、中盤は平坦だった気がします。
よくできた練られたストーリーと感じたのと、ラストの展開は良かったです。
でもやっぱり近未来SFにするならもう少しサイバーな感じが欲しかったと、私的には思いました。

投稿 : 2021/03/26
閲覧 : 183
サンキュー:

2

ネタバレ

tomledoru さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

コロナ渦がなかったら今頃のお話なんですよね。

2017年の映画ですが,2020年の東京オリンピックに向けての
自動運転の車の開発をめぐるお話と

森川ココネが昼寝をするたびに見た
ハートランド王国の姫エンシェンの物語が
はじめは並行して描かれています。

エンシェンは話の途中から出なくなり
森川ココネ主役になってしまい
ココネの幼馴染のモリオも夢の中へと入っていってしまいます。

夢の中のベワンと現実世界の渡辺も区別がつかなくなり
よく見ていないとどちらが現実でどちらが夢なのか
分からなくなります。夢の中にはココネの母も
出てきて,昔語ってくれた物語の真実味を知ります。

パラレルワールドを交錯して描いたのは
意図的でしょうが,ターゲットが小中学生だと
何が何だか分からないうちに終わっちゃったという
映画になりかねません。

「未来のミライ」と不思議と同じ感覚に包まれました。

高校生以上,大人であっても理屈で見るより
一種のSFファンタジーとして楽しむ映画だと思います。

東京オリンピック2020に,間に合うように
自動運転の車を用意する計画があったような
噂は聞いたことがあります。

現実には,レベル5の完全自動運転の車はまだできていません。
一部自動運転の車レベル2くらいの車までは市販されていますが
来年のオリンピックにはどんな試作車が登場するのでしょう。

お話に戻りますが,エンジンヘッドという夢の
中のロボットの動力が人力自転車というのは
正直言って笑えました。(機械産業が盛んだという
ハートランド王国にしては矛盾している。)

釘宮理恵などベテラン声優に加えて高橋英樹・江口洋介
というゲスト声優も出ていてよかったです。

投稿 : 2020/07/28
閲覧 : 186
サンキュー:

3

けいP さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

幻の東京オリンピック

なんだか奇想天外な内容でしたが面白かったです。

2020/7/25追記
本来なら昨日が東京オリンピックの開会式をやる予定だったんですよね。
この作品は3年前に映画公開されてますが、作品の舞台は東京オリンピックが始まる直前のお話なんですよね。
ということは、当時は3年後の近未来を描いてたんですね。
ヒロインの相手役の男が街中でVRをするシ-ンがありますが、VR自体は別に珍しいものではないが街中でする奴は見ないかな。
映画では無事2020年に東京オリンピックが開催されてますので幻の東京オリンピックを味わうのにこの作品を観てもいいかもしれませんね。

投稿 : 2020/07/25
閲覧 : 211
サンキュー:

6

BLEU62 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 1.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

これはアカン!途中で私が昼寝してしまった。

声優うんぬんより、ストーリーがだめ。
全然おもしろくない。映画館でお金を払って見た人は気の毒・・・

投稿 : 2020/02/01
閲覧 : 245
サンキュー:

2

バジリコver1.5 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 1.5 音楽 : 4.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

夢という何でもありが、科学設定の邪魔になっている。

よくわからない、会社の内輪もめとファンタジー世界のミックスなんて上手く絡められるはずも無かろう
それに魔法と言いつつタブレットを使っていて魔法と科学の境目が曖昧、科学と魔法のミックス技術ならば、そういった描写にすれば良いんだけど
どうにもタブレットありきの魔法にしかなっていないように見える。

夢と現実がリンクしている理由も謎のままで、謎は謎のまま考察まかせにしても、ヒントや製作者の想定している二重構造世界のからくりが見えてこない。
国王=社長 魔法=自動操縦技術 など分かりやすい置き換えはあったけど、現実が夢の世界で言う国の平和だとかスケールの大きい話に出来るほどの話の作りになっているかと言われると違う気がします。

俺は現実主義者だと語るモリオが夢と現実の境目に立つような役割かと思いきや、モリオも普通に夢の世界を認識して解説したりするので現実主義者だと言わせる必要が感じられない。

夢と現実という境目も上手く扱えておらず。
夢で空を飛ぶシーンがダイナミックなのは良いと思います。しかし、現実で高所から飛び降りるシーンで先に落ちたほうが後から飛び降りた方に追いつくのは非現実的でしょ…キン肉マンかな?

一番引っかかりを感じるのは未来技術を魔法と混合させて語るところ
ハイテク技術バンザイなのは良いんですけれど、この映画公開当初も今現在でも自動操縦技術は夢ではないが、事故を起こしたときの保証などの観点から開発が出来ないということは散々言われている。

手が伸びれば実現可能であることを持ち出して魔法として扱うのは時代錯誤で、時代に取り残された発想としか思えない。
もちろん手が伸びるところを敢えて近未来としてリアリティを出そうということなら分かるけど、それなら夢という何でもあり設定が邪魔だったのでは?

スタートが家族で終わりも家族として小さく縮小していくのは良いと思うんですけど、物語の膨らませ方がツギハギかな
世界観やら近未来技術を出そうとした結果お話の軸がおざなりになって、夢の世界なのか、会社の技術問題のいざこざなのか、家族の絆物語なのか、ブレブレになってしまった印象

投稿 : 2019/11/14
閲覧 : 186
サンキュー:

2

ネタバレ

郷音 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

夢をみるのには、理由がある

2017年劇場公開映画。

東京五輪3日前に主人公に事件が起こる。それを解決する方法は昼寝だった…?というお話。

内容は夢と現実がリンクしてるっていうのはよかったけど、

{netabare} 現実世界でココネが落ちそうになってるのはなんでや?となりました

そこ以外にもいろいろなんでや?と思うシーンがありました。俺がバカなだけだったらすいません {/netabare}

キャストに俳優を使うのは別にいいけど、棒演技なのはなんとかならんかったのか…

公開当時、告知とか広告とかかなり頑張ってたから期待したけど、期待しないほうがよかったかな…

投稿 : 2019/02/12
閲覧 : 231
サンキュー:

2

ネタバレ

順順 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 2.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

とにかく酷い質

良いところが思いつかない。
声優がクソ。口と声が合ってない。
キャラクターと声のイメージが変。
岡山弁が邪魔。
無駄なシーンや演出が長い。
夢と現実がごちゃ混ぜにされてて、理解に苦しむ。
何でもありのトンデモ設定。
期待を大きく裏切られた作品。

投稿 : 2018/12/04
閲覧 : 287
サンキュー:

1

ネタバレ

weoikoiji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

箇条書き

現実とファンタジーの横断融合という面白い試み
異世界転生ともファンタジーともまた違う

やりたいことはジブリよりディズニー

モチーフとしてロボットはなんなんだろう
硬いよね

ストーリーの主軸の中にバトルは陳腐に感じてしまった

ディズニーをファンタジーの世界だけでなく現世と融合させたら的な事のように感じた

作画は打ち上げ花火より遥かに綺麗ではある

投稿 : 2018/12/01
閲覧 : 222
サンキュー:

3

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

話の筋は通っている。

サイボーグ009の映画に比べ、神山さんは演出と構成というのを学んだのか話の筋はしっかり通っている。

しかし、ただの親類関係の与太話に2時間もかけられないため、無理くりファンタジーと同一化して話を引き伸ばし、大げさに振舞っている。

それが恐らく、観客には受けが悪かったのであろう。評価が異常に低いのはわざわざファンタジーにする意味が見受けられないからだ。

観客は馬鹿ではない。中途半端なドラマを時間とお金を払ってまで見せられて満足することは難しい。

あと、このご時世にここまでアホなヒロインが受けるのかという疑問もある。2006年の「時をかける少女」の時代ならまだしも、311震災後の今の日本にそういった余裕はないだろう。

投稿 : 2018/11/20
閲覧 : 384
サンキュー:

11

pikotan さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「エンシェンと魔法のタブレットもうひとつのひるね姫」と一緒に観てください

評価が余り高くないので期待しないで視聴しましたが、私は充分に面白かったです。
もっと評価されても良いんじゃないかな?
ジャンル的には日常系ファンタジーとでも言えば良いのでしょうか?
また、内容的には家族愛がテーマの一つになっていると思われます。
主人公であるココネと父モモタローの深い絆や他界している母イクミが物語にどう関わるのか、モモタローが完成させた自動運転技術を狙う志島自動車とその会長である志島一心に立ち向かうココネと幼馴染のモリオ、そして感動的な結末と、見所は沢山有り幾つもの伏線が現実と夢の世界を織り交ぜながら回収されていく物語に、私は結構引き込まれました。
ただし、物語の重要と思われる部分が端折られていたりするので、分かりづらい面はあるかもしれません。
その点は、もう一つの作品である「エンシェンと魔法のタブレットもうひとつのひるね姫」を観れば補完されると思いますので、これから視聴される方はセットで観ることをオススメします。

CVに関してはプロ声優ではなく俳優を起用しているため下手という感想が多いようですが、私も実際にセリフを聞いていて下手だなあと思いました。
このレベルだと普段なら声優の評価をぐっと下げるところですが、なぜかこの作品に関しては棒読みも逆にキャラクターに合っているような気がして、あまり気になりませんでした。

主題歌はモンキーズの名曲「デイドリームビリーバー」を、ココネを演じた高畑さんがカバーしていますが、ひるね姫のために作ったといっても良いぐらい、作品の雰囲気に合っている曲でした。
個人的にモンキーズが好きだったというのもありますが、良い選曲だったと思います。

投稿 : 2018/11/18
閲覧 : 209
サンキュー:

7

ネタバレ

kurosuke40 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

ハードとソフトの関わり合いのお話。
シリアスすぎず、軽く見る感じの映画でした。

ただ機械化されているのもかかわらず、動力源が自転車運転という滑稽さや
母親の死因を敢えて伏せたままにするなど、
どことなくブラック臭が漂う。

特にEDのハラハラ感は異常で、
いつ事故が起きるのかと心構えていた。
が、あえて見せずに、
ハッピーエンドにするにしても、
別の死因であることも示唆しないのはなぜだろうか。


感想としては、ほのぼのなんとなくブラックである。

セリフとしては、
父ちゃん、母ちゃんのこといっぱい話してくれてたんやなー、
が一番印象に残っている。
やなー。

投稿 : 2018/06/24
閲覧 : 167
サンキュー:

4

スマートなトーマス さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

だめ

陳腐でした

投稿 : 2018/06/02
閲覧 : 190
サンキュー:

2

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

宮崎駿と庵野秀明に全てを持ってかれた

いや、名言はされてないし、どこにも名前は載ってないが
黒ひげのおじさんの怪しい動きはまさしくゴジラ
白ひげのおじいさんは黒ひげの上司でもの作りに絶対の自信を…
黒ひげは白ひげの会社の重役で…
まさか…!!

いったんそう思うと、それにしか見えなくなってくるもの

実際は自動車会社の話なんだが、私にはどうにもアニメ業界を皮肉っているように思えた

僅かな給料を天引きされ、お気に入りの車も手放さなければいけない世界に君臨する白ひげと、白ひげの立場をポストを狙っている黒ひげ

人力のロボットとそれに対する魔法もといプログラム制御のロボットはそのまんま手書きアニメ―ションとCGアニメーションに置き換えられるし、
人力にこだわる宮崎駿監督、CGゴジラを手掛けた庵野秀明監督との対比も出来る
さらには頑なにアナログにこだわった白ひげが今や全自動運転車に乗りきになっているとは

これが偶然なんて嘘だろう?



いや~本来の楽しみとは逸れたかもしれないが、楽しみに欠くことが無くて良い映画だったなあ
まさかあのCMから自動車業界はおろか映画業界にもツッコんだアニメだとは想像もつかないよ

まあ、時代は変わるけど、既存の技術も大切にしていきたいねって思った
全自動運転車が出ようがドライバーはいなくならないもんね

投稿 : 2018/04/16
閲覧 : 267
サンキュー:

10

ゆい さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

眠くなるよ

映画館でみたけどほんとつまらなかった…
眠っちゃうよ。よくわからなかったし

投稿 : 2018/04/01
閲覧 : 221
サンキュー:

2

紫煙の心 by斑鳩 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

一言コメント

神山健司監督が作った作画も脚本もジブリの下位互換作品
製作委員会に日テレや博報堂が絡んでいるけどジブリの二匹目の
ドジョウはいなかったみたいだねえ(笑)

投稿 : 2018/03/22
閲覧 : 220
サンキュー:

6

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

この夢、現実とつながっとる。夢の先にあったのは、知らない私の物語だった。

「攻殻機動隊」や「東のエデン」を代表作とする神山健治監督による、
2017年公開のアニメ映画。

代表作のイメージとは雰囲気が異なり、
家族をテーマとした温かな物語となっています。

声優には俳優さんの名が多く、
普段アニメを見ない層も意識したのかなーという印象です。

120分ほどの作品です。


● ストーリー
舞台は岡山県倉敷市。

自動車の改造ばかりしている父と二人で暮らしている
女子高生・森川心羽(もりかわ ここね)。

彼女はいつも同じ夢を見る。

機械産業が盛んな国のお姫様であり、
機械に心を与える魔法が使える女の子・エンシェンとなっている自分の夢。


現実のココネと、
エンシェンとして駆け回る夢の中のココネ。

そんな、2つの世界の物語が並行して
ストーリーは進んでいきます。

ココネが眠ると、
夢の世界へ切り替わる仕組み。

最初は現実とファンタジーの2つの色が楽しめて、
おもしろいな~と思って見ていました。

しかし、だんだんこの2つの世界の住み分けが
うまくいっていないように感じられて…。

特に終盤はごちゃごちゃして
何が起こっているのかがわかりにくく、

一番の盛り上がりのはずであるシーンでは
「もういいや。」と飽きてしまいました。

絵はきれいなのですが、
ストーリーは、うーん…。

最初→わくわく
中盤→おもしろくもないけど、つまらなくもないかなー。
終盤→何してるの?

終盤になるにつれて、
私の視聴テンションは下がってしまいました^^;

「家族の絆」という部分に関しては、
確かにいい話だなーとは思いましたが、

後半のぐだぐだ感に対する疲れの方が勝ってしまいました。


● その他感想
≪ 声優 ≫

岡山が舞台ということで、
岡山弁のキャラが多く登場します。

岡山弁、新鮮でよかったです♪

しかし、声優さんは本職の方が少ないためか、
全体的に聞いていて落ち着かなかったです。

その中で、
ココネのぬいぐるみであり、
夢の中では良きパートナーとして活躍するジョイ(cv.釘宮理恵)だけは、
安定感抜群でしたw

やっぱり本職の方は違いますね。


≪ キャラクター ≫

キャラはエンシェンがお気に入り。
おてんば娘全開です。

海賊風衣装の時の
スカートがはためく感じが好きでした♪


≪ 音楽 ≫

【 主題歌「デイ・ドリーム・ビリーバー」/ 森川ココネ(高畑充希) 】

聞くとセブンイレブンが思い浮かぶ。笑
名曲のカバーです。

この曲を聴きながら製作をしていたという、
神山監督の思い入れが強い曲だそうです。

優しい声のカバーで、
お上手でした♪


● まとめ
夢の中での物語。

そんなファンタジーを
メインに据えたかったのかもしれませんが、

肝心の物語の軸は現実世界にあったため、
両者がうまくかみ合わなかったように感じました。

予告を見ると、
とてもおもしろそうだったのだけどなー。

ちなみにこれまで目にしてきた感想では、
「おもしろい!」か「つまらない」の両極端なのですよね。

映画館で見てきた友人は「おもしろかった。」と言っていました。

家族を愛すること、
夢を追いかけること、
夢を信じる事…。

それらを作中で前面に感じることができていたら、
私ももっとこの作品のことが好きになれたかもしれません。

投稿 : 2018/03/12
閲覧 : 340
サンキュー:

31

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shoratio さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

神山健治らしい現代の表現方法

2020年の東京オリンピックを3日後に控えた夏の日を舞台にした物語。岡山で暮らす昼寝好きの女子高生・森川ココネが繰り返し見る夢をきっかけに、彼女の知らない家族の秘密が明らかになる様子が描かれている。

正直な感想を言うと夢の世界と現実の区別がよくわからず物語を理解するのに苦労した一方で、現代の世界をファンタジーの世界へ表現していた手法は神山監督らしく、個人的に観て楽しかった。現代は東京オリンピック、自動運転技術など現代のトレンドを上手く取り入れた世界観となっている。そして、主人公が昼寝をしているときの世界観は神山監督らしい表現がたくさん盛り込まれている。魔法、国、機械技術は現代の自動運転技術、会社、現代の自動車技術というように。また、夢の中の主人公も実は母親だったとミスリードする描き方もまた監督らしさが現れてるのではないか。ただ、残念だったのは物語の後半部分で夢と現実の区別が曖昧になった件で物語が理解しづらくなった点。結局母親はどのようになくなったのか謎のままである。

作画は綺麗で音楽も良かった。エンディング曲のデイビリーブドリーマーもうまく物語と噛み合っていて良い選曲だと思う。

投稿 : 2018/03/12
閲覧 : 205
サンキュー:

3

ネタバレ

 (・ω ・ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

題名からイメージと中身が別物の印象

ベースは自動車の自動運転にまつわる話
そこに
主人公の夢の話が加わり
現実と夢(ファンタジー)の掛けはなれた内容が徐々に一致してくる
というような展開

まあ、ちょっと中身に触れるなら
魔法=プログムラム(ソフト)の概念が一致した時

ハッとさせられ
面白さが増した

ただ、この話に出てくるソフトは
自動運転プログラムというより
AI要素がつよい


そしてもっと評価されてもいいかな?と思う

投稿 : 2018/02/19
閲覧 : 188
サンキュー:

4

ネタバレ

ボーア さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 1.5 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

全く食いつけず、5分で断念

クソつまらん。

サブタイトル
ワロタwwwww

知らないワタシの物語www

こちらも知りません。
観てないからww

投稿 : 2018/02/09
閲覧 : 211
サンキュー:

1

ネタバレ

めたすら さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.4
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

はっきり言って微妙

上映当時は「君の名は」のパクリ?とか言われてた記憶がある作品
時間つぶしのために視聴しました。

感情移入が全く出来ずツッコミどころ満載のキャラばかり
主人公が強い意志を持って行動していく訳でもなく、逆に主人公を置いて物語が進行する部分があってびっくり
結局何故夢と現実がリンクしたのかは分からない(一応の説明はあったけどで???って感じ)
親子の絆がメインなら主人公にもっと必死になって欲しかった
風刺アニメとしてなら観れるけど、上部だけを掬ったような題材だし、それなら夢要素は必要無かったと思います。

主人公の声も微妙でした
本物の方言聞いたことないけど、標準語の人が演じてるんだとわかる発音
聞いていられませんでした

観ない方が良かったかもしれない。

投稿 : 2018/01/26
閲覧 : 153
サンキュー:

1

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ざっくりと言いたいことだけ言う。

アニメーション制作:シグナル・エムディ
2017年3月18日に公開されたオリジナルアニメ映画。
監督は、神山健治。

【概要/あらすじ】

岡山県倉敷市児島の瀬戸大橋が見える港町・下津井。
地元では鷲羽山ハイランドと児島競艇場が娯楽として有名?
そこには自動車整備工であり修理工場の自営業主である父・モモタローの娘であり、
父一人、娘一人で暮らす高校三年生の少女がいた。

彼女の名前は森川心羽 (もりかわ ここね)といい、のほほんとした性格。
彼女はどこでもよく眠る体質であり、授業中でもグッスリと眠って夢を見る。
夢の世界の心羽は機械の国であるハートランド王国の小さなお姫様。
夢の中では王国の巨大なロボットが巨大な鬼と戦っている。

2020年に開催される東京オリンピックの3日前。
父親のモモタローが突如、警察に逮捕されてしまう。
父親には秘密があり、それは心羽自身にも関わりがある。
夢に出てきたのと同じ顔をしたヒゲの男がやってくる。
そいつは悪い奴で父の持ち物を狙っているらしい。

夢の中での出来事は現実と大いに関わりがあるようで、
現実と夢の世界がリンクしながら物語が進む度に色々な謎が紐解かれていく。

【感想】

岡山市の病院で生を受けた私ですが、今時の若いもんが揃いも揃ってあんな喋り方するかな?と疑問。
自分の学生時代には既に標準語だったし、やっぱり不自然。
「ぼっけぇ」「でえれぇ」「もんげぇ」は、完全に爺さん言葉。

といいつつ、「ぶちすげえ」はごく普通に使われていたので、どこのあたりに境目が存在するのかは定かではない。
定年退職してる総社の伯父さんなんか、まごうことなき流暢な岡山弁ではあるが。
あんな喋り方する人もいたな…と頭のなかで処理するのが穏当かもしれない。
思い出せば親が日常的に方言使うかで子供は影響受けるので、断定は危険かも。
一応は地方が舞台なので言葉で岡山アピールというところか?
瀬戸大橋とか香川県の高松とか出てくるけど、この映画を観て倉敷に行きたくなるか?
というと…う~ん?て感じ。地元アピール力が弱い。

何故岡山なのか?という必然性が作品から全く感じられないのね。途中で岡山から出て行くし。
聖地巡礼とかいって地方を扱ったアニメが人気だから、ヒット要素として地元感を演出してみましたって感じ。
中身も、女の子を主役にして家族・ハイテク機器・メカ・ファンタジーと色々ヒット要素を詰め込んでみました!
なわけで一般向けに差し障りの無い夢のある作品を作ってみましたというイメージ。

観てつまらないわけじゃない。そこそこ感動できる。でも、キャラは薄いしソツが無さすぎる。
視聴者の感情の起伏を産むには、どこか熱中させたり意固地にさせるような要素がないと物足りない。
個人で思ってるだけかもしれませんが、優等生過ぎて個性に欠ける平凡な作品というのが観てて思ったことでした。


あまり書きたいことも無いので短いですが、これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2018/01/19
閲覧 : 389
サンキュー:

44

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良い劇場用アニメ

多くのネットカフェで無料で観られる「シネマチャンネル」と「ふらっと動画」
1月新着の1本です。

wikiであらすじをチョコっと拝見してからの鑑賞

ストーリー、これ前情報なしだとちょっと分かり辛いかも、
まあ細かい事気にせず展開に任して流し見でもいいと思います。

大塚イズムを感じるメカ構図など「おぉっ!」となりましたが、
それっぽく動かないのがちょっと残念w

キャラもいい感じ、ですが声はもうちょっとはつらつ活発の方が合ってると思う。

でも総評で面白かったです。

年齢問わず、劇場用アニメとして良作でしょう。
親子連立って観ても良いですね^^

投稿 : 2018/01/05
閲覧 : 304
サンキュー:

10

ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1
物語 : 1.5 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

オートマチック

うーん、いろんなところに粗が目立つ作品だった。
{netabare}
見せ方はファンタジックなのだけど、実際に起こっていることは自動車会社創業者家族や会社内役員の確執を描いていて、地味でリアリティ溢れる出来事を扱っているのには拍子抜けした。

作画もそんなに美しくはない。CGもいつの時代のCGやねん、とツッコミたくなるくらいにはしょぼかった。

脚本も謎というか、なんで夢と現実が混ざるのか説明がないし、登場人物がそれを当然のように受け入れてるのも何でなのって思うし、夢で出てくるエンジンヘッドや鬼が何の比喩だったのよくわからないし、とにかくツッコもうと思えばいくらでもツッコミどころが目についてしまう。

キャラクターにも魅力はほとんどない。終始楽観的な主人公は寝てるだけ。

これだけアニメが進化し、飽和している時代にこの程度の出来では視聴者を満足させることはできないと思う。
夢を扱った作品なら「パプリカ」という完璧な作品があるのでなおさら苦しいと思う。

下村陽子の音楽は昔から好きなんだけど、本作の音楽だけは良かったと思う。
{/netabare}

投稿 : 2018/01/04
閲覧 : 226
サンキュー:

4

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ひるね姫 ~知らないワタシの物語~のストーリー・あらすじ

2020年の東京オリンピックを目前にした岡山が舞台になっている。(アニメ映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2017年3月18日
制作会社
Signal-MD

声優・キャラクター

高畑充希、満島真之介、古田新太、高木渉、前野朋哉、高橋英樹、江口洋介、釘宮理恵

スタッフ

キャラクター原案:森川聡子、 監督:神山健治、脚本:神山健治、ハーツデザイン原案:コヤマシゲト、作画監督:佐々木敦子、演出:堀元宣/河野利幸/黄瀬和哉、クリーチャーデザイン:クリストフ・フェレラ、色彩設計:片山由美子、美術監督:鮫島潔/日野香諸里、3D監督:塚本倫基、撮影監督:田中宏侍、音響監督:はたしょう二

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