無双おすすめアニメランキング 10

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの無双成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月21日の時点で一番の無双おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.8 1 無双アニメランキング1位
月が導く異世界道中 第二幕(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (138)
468人が棚に入れました
かつて両親の都合で異世界へ召喚された男子高校生・深澄 真は、勇者として魔族と戦うはずだった。 しかし、召喚主である女神から「不細工」と罵られた挙句、勇者の称号は即剥奪。 最果ての荒野に放り出されてしまう。 勇者失格の烙印を押された真は、荒野を彷徨いながら、自身の従者となった上位の竜種・蜃こと巴や、 災害の黒蜘蛛・澪を引き連れて、異世界世直し行脚の旅を始めた。 道中、様々な出会いと別れを繰り返し、異世界に蔓延る悪党どもを成敗していく深澄一行。 さらに、女神の気まぐれで巻き込まれた魔族との戦争も乗り越えて、彼らの旅は学園中立都市・ロッツガルド、そしてまだ見ぬ2人の勇者のもとへと続いていく! 神と人族から見捨てられた男の異世界世直しファンタジー第二幕、堂々開幕!

声優・キャラクター
深澄真:花江夏樹
巴:佐倉綾音
澪:鬼頭明里
識:津田健次郎
エマ:早見沙織
ベレン:辻親八
ライム=ラテ:八代拓
モンド:大塚明夫
アクア:Lynn
エリス:田中美海
パトリック=レンブラント:井上和彦
モリス:佐藤正治
ソフィア:沢城みゆき
御剣:斉藤壮馬
音無響:加隈亜衣
ナバール・ポーラー:小清水亜美
ウーディ・バイラ:村井雄治
ベルダ・ノースト・リミア:沢城千春
チヤ・ハヅキ:田村奈央
岩橋智樹:新井良平
リリ=フロント=グリトニア:中原麻衣
ギネビア=スレーシャ:渡部紗弓
モーラ:月城亜美
ユキナツ=カズサ:笹本菜津枝

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

物語のメインではないところで、少しバタバタした印象。

一部の方のレビューにあったのと同じ所感。
序盤の勇者たちとのエピソードは必要なのかもしれないけれどもいまいち刺さらず(面白いとは思はなかったという意味)。

逆にバタバタしてノイジーな印象。
いつもの仲間メンツが動き始めてから、面白みを感じ始めた。
あとは多少の間延び感と隙間埋め感を感じたかな。

相変わらず、仲間が増えていく感は割と好きなんだけどねえ。
次々と新キャラが登場してくるので、ちょっと落ち着きがない感じ。
せっかく、1期でキャラ馴染みが出来ているのだから、もっと序盤から馴染みのキャラが動くエピソードがあったらよかったのにとは思った。

全体的に「転スラ」にかぶる様な主人公サイドの物語、幅の広がり方なので、長く続く物語に耐えうるつくりにはなっているとは思うのですが、少し統一感が持続せず、視点がブレ気味になるのが残念でした。
生徒を抱えるというエピソードも「転スラ」チックでしたね。

序盤でのエピソードで明らかになった人間関係やしがらみを引き継いだまま、後半のバトル展開へと続いていくのですが、少し、説得力が弱かった印象です。
勢いで持っていくにしても、若干、スピード感が足りていませんでしたね。
やはり、人物同士の関係の根回し的なお話が少し重荷になっていたように思います。

本来なら、手間をかけての人物同士のカラミは物語についての説得力に転化されても不思議ではないのですが、そうはなっていなかった、少し効果が薄かったとの印象がぬぐえませんでした。

シンプルに言うと、少しガチャガチャして面倒くさかったですね。

物語を進めていくには、もちろんどんどん情報量や設定が増えていくわけなのですが「異世界にきていた両親についてを追う」というメインストリームであるはずの物語については、あまり進捗せず、いくつかのエピソードが語られるだけで、主人公のクズノハもそこをガンガン追っていくわけでもなく、目の前の出来事に対応しているだけの状況が続きました。
大きな矢印があまり見えず、その周辺のいくつもの短い矢印に対応しているっていう印象です。

今作の最終盤にかけては、馴染みのキャラクタ達が活躍し、最後もこれらのキャラクタ達への感謝で締めくくられています。
ここら辺は、落としどころとして安定した形になっていたので、好印象なのですがね。

やっぱり、亜空の仲間たちがからんでくる方が楽しいかもしれないなぁw。
特に巴と澪はやっぱり面白いと思います。
個人的には、アクアとエリスも楽しく観ています。

今作を終えて、いわゆる「勢力(図)」的なものが大分見えてきました、今後の展開としては、少し話が大きくなりそうです。
国レベルの対立や動きが出てくるのかもしれません。
どちらにつくのか、どうふるまうのか、そして、物語の本筋はどうなるのか。
なんとか、興味を維持した状態で終わっています。

今後の展開がどうなるのか、三幕目も決まっているという事なので、楽しみに待ちたいと思っています。
ただ、個人的には前回シリーズのつくりの方が好みだったかなぁ・・・。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 15
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

21話は神回?! 魔族に●●呼ばわりされる勇者さまwww

【レビューNo.132】(初回登録:2024/6/30)
ラノベ原作(なろう発)で2024年作品。全25話。
1期のレビューを書いたので、2期も書いてみようかと。
まさかエロ作品として紹介することになるとは・・・

(ストーリー)
前回女神の横やりが入り、お預けになっていた学園都市・ロッツガルトへの留
学から。
生徒として魔法を学ぶつもりが、手違いで非常勤講師として生徒達を指導する
ことになり・・・

(評 価)
・2クールで描いた割には大きな進展なし
 1期で伏線をばら撒いていた
 ・真をクーリングオフして、新たに召喚した別の勇者の物語
 ・ロッツガルトへの留学(手違いで非常勤講師に)
 から始まり、
 ・学園での鬼講師ぶり
  (合間に蔓延る悪を成敗等)
 ・ロッツガルトでの商売展開
 ・たまに(転移魔法で)亜空都市へ里帰り
 ・魔族の襲撃
  {netabare}→ 1期のラスボスだったソフィア、ランサーとの再戦{/netabare}
 とエピソードは進むのですが、例えば当初の真の目的
 ・(元々この世界の住人であった)両親の軌跡をたどる
 なんかは結局あまり進展なしなんですよね。
 (少し情報提供あり。まあ両親の過去を知って、それからどうするんだって
  話もありそうですが)
 物語の構成上膨らみを出す必要があるため、新展開を描いて作品に広がりを
 持たせるというのは常套手段ですが、2クールあってそちらしか描いていな
 いのはどうなんだと?!

 1期のレビューで書いたように
 >日本テレビ史上最高金額で海外セールスされた
 ということで、声優陣や作画等は他の「低予算異世界なろう作品」に比べる
 と、やはり恵まれているように感じますが、
 >安定感はあるが、テンプレ展開がメインゆえにそれ以上の突き抜けた面白
 >さがないのが
 という評価を覆すまでには至らなかったかなっと。
 まあダラダラと視聴する分には、それなりのレベルですので悪くはないとい
 うところでしょうか。

・21話は神回?! 魔族に●●呼ばわりされる勇者さまwww
 そんな中で唯一琴線に触れたのが、21話の勇者”響”でしょうか。
 魔族襲撃に際し、討伐に向かうと宿敵・イオと対峙。
 そこで満を持してマントを脱ぎ捨てるのですが・・・
 {netabare}「随分と”卑猥な”恰好だなwそれも策の一つか?」
 と、エロい恰好を魔族にイジられる響様www 
 そんなツッコミにも負けず
 「これは私の守護獣を纏った強化服よ!」
 と、自らの正当性を主張する響様。
 → そんな布面積の小さい恰好が強化服だとか、説得力ゼロやんけwww
 さらに今度はヒーロースーツ姿で真が登場。
 (響と真は現実世界で同じ学校の先輩・後輩だった)
 「いや、ってか、なんでそんな恰好を?!」
 憧れの先輩のあられもない姿に困惑のご様子w
 先日まで優等生だったJKは、どこに羞恥心を落っことしてきたのかwww
 魔族から痴女呼ばわりされる勇者とか前代未聞だろ!!{/netabare}

全体的には前作の評価と変わらず、むしろ2クールの尺でこれでは・・・とい
う感じでしたが、21話の響様で随分笑わせてもらったのでよしとしましょうw
3期も決定のようですし。
最終話でまた3期に向けて伏線をいろいろぶっ込んできましたし、安定感はあ
りますので、とりあえず3期も視聴はするでしょうね。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 15

元毛玉 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

うーん、、、

1期は完走してます。

お話のざっくり概要
はっきり言ってよくわからない
大体そんな感じ?

原作を読んでるとこのアニメでもちゃんと分かるのか、
それとも原作通りなのかは分からないのですけど…
なんか話のぶつ切り感が凄いのと、要素が多く話が取っ散らかってて
よく分からない感じになってました。

1期は結構面白かったのになぁ…
きっと原作通りに再現しようとして変に詰め込んだ感じになった系かと…
もう少し一つ一つの要素をしっかり描いた方が良かったかと。
視聴者を置いてけぼりな感じで、ついていけませんでした。

音響監督の指示なのか、作画カロリーに合わせたのか分からないですが…
本来の声優の力量に比べて、演技が凄く残念な感じです。

作風や作画カロリーに合わせた結果なのは分かりますけど
聞いてるだけでも、楽しめなかったです。
(声豚なおいらは大体の作品は聞いてるだけで楽しめます)
っていうかこんだけ実力派の有名声優を多数起用してて
こんな感じに仕上がるのは不思議です。

なんでも入れればいいって訳じゃないと感じましたっす。(闇鍋風味?)
1期が割と好きだっただけに、凄く残念…

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2

69.4 2 無双アニメランキング2位
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神篇(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (53)
395人が棚に入れました
女神祭。迷宮都市オラリオが活況に包まれる、実りの祝祭。豊穣を象徴する女神たちは祭壇に奉られ、その中にはあの『美の女神』の姿も。ダンジョン深層という死地から生還を果たし、日常を取り戻したベル・クラネルもまた、女神祭の賑わいを楽しむはずだった……――とある酒場の娘から一通の手紙が届くまでは。『ベルさんへ 今度の女神祭、二人だけでデートしてください。 シルより』都市の片隅、小さな酒場で固まった、少女のたったひとつの決意が、少年と迷宮都市を狂わせていく。そして、『最強』を標榜する『強靭な勇士(エインヘリヤル)』達が今、動き出す。これは、少年が歩み、少女が望む――【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

11話 前回褒めたらこれですか。万策尽きましたね。紙芝居でした。

1話 フレイヤとシル。1期から続く大きな物語の集大成ですね。

{netabare} 実質、1期から続いている伏線…というより話の本筋が回収されるフレイヤの章ですね。1期の魔導書とシルとの関係のところの意味が分からなかった人はこれですっきりすると思います。この大きな物語の構造があるからこそ、本シリーズは面白いんだろうなと思います。

 4期が陰鬱だっただけに、非常に面白く読ませてもらったパートです。作画は相変わらず丁寧で安心して見られますので、楽しませてもらいます。
 なお、4期の最後の方のベルがケガで寝ているところにヘスティアがいて、そこに豊穣のメンバーに混ざってシルが入ってくる描写がなかったでしたっけ?今回ヘスティアが言っていた通り、2人は会ってはいけないのです。あのシーンはいまだに疑問なんですけど。

 それにしても、異世界のあの文明の水準でブラジャーってあるんだ…今検索したら1914年の発明らしいです。{/netabare}


2話 こういうダンまちが見たかった…という回ですね。とても良かった。

{netabare} こういうのが見たかった…のギャグ回ですね。そして「私をさらってください…ダメですか」の破壊力。それが何を意味するのか。

 本作は4つの本筋があります。ベルの強さ=アイズへのあこがれ、ミノタウルスとの因縁、ダンジョンとは何か、そして、フレイヤとシルの物語。これが作品の構造です。こういう「物語」がしっかり根底にあるから、本シリーズは面白いと思います。

 それにしても、作画いいですね。{/netabare}


3話 原作の再現度が高く満足ですが、このままだと18巻は劇場版?

{netabare} 今、16巻300ページ中200ページの内容が3話ですから、全5話になりそうですね。で、17巻はもうちょっと厚くて400ページ弱ありますから、16・17巻で1クール?一応話の区切りはつくものの、18巻が一番派手な部分になります。となると映画の可能性もありますね。まあ、ダンまちはそれ以降も続いていますが、18巻で一応の区切りですのでちょっとあり得そうですねえ…それは作品の寿命を縮める悪手だからやめてほしいですけどね。

 さて、本作については、原作の再現度も非常に高いです。16巻の内容をほぼそのまま忠実にというのはもちろんですが、イメージしていた絵がイメージしていたテンポそのままに流れて行きます。
 コミックのアニメ化と違い、小説のアニメ化はこの映像化の意味が大きいですね。内容はよく知っていますが、新鮮に見られます。

 面白い…ですが、最後を劇場版にするのだけはやめてほしいなあ。{/netabare}


4話 テンポ良く終わりましたね。面白かった。

{netabare} 話のペースが16巻が5話かと思ったら、4話で終わりました。最後の方はバトルなので上手く省略しました。この分なら…17巻を4~5話でやれば、18巻まで入りそうですね。このテンポがいいですね。作画もいいし5期はレベルが高いと思います。

 まあ、初見だと話が分かりずらいかもしれませんが、今回の話の入れ替わりでの意味は何だったかと考えればすぐにわかると思います。{/netabare}


5話 1期から待っていたブチ切れフレイヤが最高でした。

{netabare} この作品にはなろう系の99%の作品に足りない「物語」があります。なろう系のほとんどは初期構想の段階で何を描きたいかを考えず、中心となるテーマもなく、どんな設定でどんなキャラにするか?しか考えないで書き始めるからだと思っています。

 本作はここに至ってラノベ1巻、アニメ1期の初期設定を活かした見事な展開だと思います。フレイヤという神の性格造形がこの作品の分厚さに繋がっています。

 逆にその幹というか構造と展開の設計図が見事すぎて、途中冗長なものをいくらでも入れられるという欠点に繋がっていましたが、それでも、それぞれのエピソードにはちゃんとベルのあこがれという部分と、フレイヤがベルのピュアな心に魅了される部分が繰り返し描かれています。
(この作品で後付けかなと思うのが、言葉を話すモンスターです。あれで展開が広がりましたが、一方で無駄に長くなったし焦点がぶれたかなと思わなくはないです。その分カタルシスは大きいですけど)

 この5話でフレイヤがブチ切れる瞬間こそ1巻から待ち望んでいた展開です。この作品はある意味ではフレイヤの物語です。楽しみにしていただけに、5話の出来はどうなるかドキドキしましたが、迫力がありました。フレイヤの声優さんの演技も素晴らしかったです。

 それにしても、フレイヤにとって唯一とも言っていい障害であるアイズを殺しに行かないのが物語として不思議な部分です。ベルが魅了されないのはあこがれがアイズに向かっているからですよね?ベルのアイデンティティにかかわるので、それをやるとベルが壊れるという設定…と勝手に想像していますけど。{/netabare}


6話 フレイヤ様最高です。アニメの質も日笠陽子さんも素晴らしかった。

{netabare} フレイヤ様最高ですね。純情な悪女というところでしょうか。本シリーズ最高に面白い原作を最高のアニメ化ですね。テンポ、演出、作画どれをとてもいうことありません。そしてフレイヤ役声優の日笠陽子さんですね。あんな華やいだ少女のような大人の声を出せるとは…
  
 大満足の6話でした。{/netabare}


7話 女神と嫉妬と愛の描写がいいですね。

 今回も面白かったです…としか書くことがないので次のレビューは展開があってからですね。女神の嫉妬と愛がたまらないです。


9話 大いなるカタルシス。原作はここで終わるのかと思ったくらいです。

{netabare} さて、大いなる伏線が回収されましたね。伏線とは炉がどうのこうのということでなく、処女神VS豊穣神という設定が活かされたとう意味においてです。この2人の対比は見事だと思います。
 このヘスティアとフレイアの実際の神話の設定に基づく対立構造を作ったのが、本シリーズの最大の工夫です。ヘスティア自体は調べてもあまり出てきませんけどね。結婚をあきらめることで特殊な地位を得た処女神です。つまり純粋性がありベルの内面と合致します。

 ヘスティアの炉の神の設定は他人の神殿において同等の力を持つという意味もあります。ですので、フレイヤの魅了の設定がヘスティアとベルに通じないというのも、恐らくこの5期の展開をある程度計算してのことだと思います。

 シルというのも実際の北欧神話でフレイアの別名です。フレイヤは性にだらしなく、オッタルは愛人でもあります。なお、イノシシの姿にオッタルは変身したりします。ロキとフレイヤは実際に喧嘩状態です。

 シルの本作における英語表記がSyr Floverです。神話ではシルのみですが、わざわざ苗字をつけてLOVERの文字が入っています。F=フレイヤのことだとするとF LOVERつまり、フレイヤの愛を表現する姿と読み取れます。この点から5期はすべて1期からの作りこみだとわかりますし、本作の本筋だとわかります。

 これら神話に基づく設定が1期からちゃんとなされているのが、わかると思います。だから、本作は物語を根底に感じることができます。もちろん、北欧神話など全部知っているわけもなく、付け焼刃の知識ですが、1期のときに原作を読みつつ、北欧神話を調べてみてそれを作品設定に落とし込んだ手腕に感動したものです。

 こういった作りこみが回収されたので、ここで終わりかと思っていたら続きましたね。まあ、アイズとかベルの祖父とかまだいろいろありますけど。
 本当に面白い。そして、よく作られているとこの5期の原作17巻部分は本当に感心しました。{/netabare}


10話 フレイヤ様の描き方が最高でした。アニメの制作陣に感謝を。

 胸が振るえるくらいに面白かったです。いままで張った伏線というかキャラの成長というか、物語の結末に向かって怒涛のように話が展開します。そして、その素晴らしい物語を支えているのが、アニメの制作陣でしょう。

 このテンポと展開のスピード感の中、物語の盛り上げ方、そして何よりキャラたちの胸の内の描写が素晴らしかったです。特にフレイヤ様は凄みがあるくらい実際に美しくも脆い女として描けていました。これは近年でみたキャラ描写の中でも出色です。こんなに見事に一人のキャラを描けたシーンは他に私はしりません。

 素晴らしい原作と素晴らしい制作陣でこの5期が作られて、本当に感謝しかないです。


11話 前回褒めたらこれですか。万策尽きましたね。紙芝居でした。

 多くはいいません。11話は続きを放送するときに再作成してください。この素晴らしい作品を紙芝居にしないようにお願いします。







 

投稿 : 2025/02/15
♥ : 10

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ああっ?女神さまっ!?

というわけで、オープニング曲から盛大に身バレしている訳でして、ネタバレも何もあったものではない?
どちらにしても原作知らずなので、“お忍び町娘”か、自作自演の“複垢”案件かは知らんけど、ベルくんと共に目一杯、女神様に振り回される今期となりそうです。
さあ、いつもの小コント(ヴァレン何某君のキャラ崩壊w)に騙されそうになりながらも、一気にきな臭くなってきましたね。
迷惑この上もないファミリー抗争ならぬ場(ダンジョン)外乱闘に発展しそうです。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 10

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

今期一番楽しんでいる作品

今期の始まりは町娘のシルがベル君をデートに誘う事から始まります。
しかし、そこには深~~い意味が潜んでいるのです。
できれば今までの作品を観る方が良いですね。
ネタバレギリギリで言えば今回は恋の話です。
他の作品と違いを感じるのは最近のアニメ作品にはない心情の奥深さを表現する作品と思っています。
最近の作品は1クールで結論を出す為に忙しい作品ばかり。
本作は時間を掛けて心情を魅せる作品となっています。
タイムリーに見直ししたいと思ったのは本当久しぶりです。
(絵がきれいですし、恋をしているシルを素敵に描いております)
8話まで見ても、これからどうなってゆくのか非常に楽しみな作品です。
今期イチオシです。次回が待ち遠しい。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 12

64.6 3 無双アニメランキング3位
俺だけレベルアップな件 Season 2 -Arise from the Shadow-(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★★★ 4.1 (200)
286人が棚に入れました
世界各地に異次元と現世界を結ぶ通路“ゲート”が出現して十数年。 “ハンター”と呼ばれる超人的な力に覚醒した人間たちと、ゲート内のダンジョンに存在するモンスターとの戦いは絶え間なく続いている。 本来、ハンターの能力は覚醒時から成長せず、そのランクも変わることはない。 しかし、人類最弱兵器と呼ばれていた低ランクハンターの水篠旬は、 二重ダンジョンでのレイド中に自分だけが「レベルアップする」力を手に入れ、戦いの中で能力を高めていく。 転職クエストをクリアして、影の兵⼠を従わせることができる職業『影の君主』を手に入れた旬は、病気の母を治す可能性のある「命の神水」の素材を求めて新たな戦いに身を投じていくのだった。

easy さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

原作は某国、反日隠して売り込み、その2「かちかち山のばばあ汁」

>たぬきはおばあさんを騙して×してしまいました。
>たぬきはおばあさんを「ばばあ汁」として料理してしまいました。
>たぬきはおじいさんを騙して「ばばあ汁」を食べさせました。

原作はK国産
K国版の主人公はK国人
K国版では日本を敵国・悪役としている

日本産として売りたいが、そのままでは売れない
日本版では悟られないよう、敵国『日本』を『DFN』とやらへ改変・隠蔽

産地偽装的な、
悪意を感じる売り方がされているタイトル、第二弾ですね
逆の事をしたら確実に謝罪と賠償を求めてくるでしょうに
悟られないよう改変、隠しているわけで「どこに」もクソもないです

私は「知らないまま見てしまう」(※)人がいるのは不味いと思うだけです
舐められているのを知ったうえでお支えするのであれば、お好きにどうぞ

なお、亡くなっているのは原作者ではなく、
『漫画版の』担当者です

>Chugongによる小説作品。朝鮮語版はカカオページ、
>日本語版はピッコマで連載する際に舞台の設定を韓国から日本に変更し、
>登場人物名も異なるものになっている。
>原作では日本だった国はDFNという東アジアにある架空の島国に変更になった。

※ この醜悪な構図、
  昔話「かちかち山」の婆汁を思い出しました

  ちなみにアマゾンPRIMEで早々に上位へ行った理由は、
  他動画の左下辺りに『Amazon最速ドクセン!おすすめ』
  等という視界を邪魔するリンクを表示させているからです
  広告ブロックの無い仕事用PCのブラウザで見て気付きました
  それなりのお金払ってこういう導線引いてるんでしょうね

  ネットフリックスは以前『再生××秒以上でカウント1回』
  というシステムをK国の広告代理店が把握したうえで、
  イカ何とか等で回数稼ぎを行い上位へ→不正対策のためシステム変更
  なんて事されていましたけど、
  その手の工作が出来なくなると広告費攻勢ですかね、呆れます

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

たナか さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ノブレス・オブリージュ

例のヤツ2期
韓国アレルギーの方は回れ右です

ロリも奇乳もいないアンチ萌え的世界観が逆に新鮮。

OP・澤野×Lisaの最強タッグでスタイリッシュゥ
ED・曲はともかくおじさんにはキツいモスキートヴォイス

オレツエーなろうオマージュの正統派バトルアニメ。アクション描写やモンスターデザインが特に秀逸。ひたすらにスカしたイケメンがやれやれします。バトルシーンが多いので映像を楽しめないとツラいかも。ちびキャラコメディ演出やお涙頂戴メロドラマが苦手な方には見やすいと思う。シリアス世界なのでイケボ祭りでもある。

06
TUEEEEEEEE!!!!おもしれーなこれ

とうとう強いのバレちゃったミズシノさん。しかし俺また何かみたいなキモさはない。萌えキャラがグイグイ寄ってきてモジモジしないだけで格段に観やすくなってるが、それゆえに古典なろうファンにはキャラの魅力ガーなのかも。

業界の勢力図を塗り替える強さのミズシノ争奪戦勃発。こういう政治劇もなろうオレツエーにはないパターンなので先が楽しみ。

なんかみんな大変そうですね。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2

正直者のくっしーだむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

今期覇権:大好きな作品に昇華

作画良い
→主人公が原作に似てきた
→線が太くしっかりしていて良い(もう少し髪の艶感を落として欲しいが)
→影の使い方が良い
→色彩表現が素晴らしい(特にレッドゲートの雪山は死の匂いが漂うのを感じられる)
→敵の息遣いが良い意味で怖い
→戦闘シーンは全部良い

op神
→澤野弘之×あのOPは何度見直しても素晴らしい
今期はエンドレスで聴き続ける。

サントラ神
→タイミングや選曲が素晴らしい

声優脇役含めて最高


アニメ演出神
→5話のボス部屋は鳥肌たった
まるで映画館で見ているみたいに引き込まれた

6話超良かった
 昨今のA-1の戦闘シーンという感じ。外野は3D。
良かった点はイグリットの踏み込み2歩が個人的に素晴らしかった。
(ボスやノロノロもっさりとした動きの3Dモンスターが気になる)

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

59.3 4 無双アニメランキング4位
多数欠(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★☆☆ 2.8 (146)
160人が棚に入れました
多数派が失われる---- 過酷な生き残りゲーム『多数欠』。命運を捻じ曲げる絶大な力を前に、意志をつなぎ立ち向かう少年少女の物語。大人気WEBコミックがついにアニメ化

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

単なる能力バトルに!得体のしれない力を行使してイキるヤツばかりに…。

 最終話(24話)まで観ました。2025.01.03

 結局、命令権頼みかぁ…。後半のバチバチな能力戦も命令権の取り合いのためでした。

 一応物語のオチはついたので、まぁまぁ良かったのかなぁとは思いますが、いくら何でも命令権、何であり過ぎる気がします。

 時空や空間も超越出来るし、人間の使いこなせる力ではありません。他の特権利なんて要らんやろ…。

 どうも、キャラクター達は能力の検証無しに思いつきで使って、結果的に上手くいったを繰り返しており、ご都合主義が過ぎる気がします。1期から貫徹しています。

 そして、ご都合主義をキャラの頭が良いからで誤魔化しています。味方陣営に頭の良いキャラが4人もいて、常に読み通りだぜ!を繰り返していますが、そんなに上手くいくかいな?世の中トライアンドエラーじゃろ?

 ご都合主義全開能力バトルで、後半テンポは良かったですが、死んでもどうせ復活するんだろ感が強すぎて緊張感を欠いていました。

 ラストも、24話も付き合ってこんな茶番かいな…と、寛容な視聴者じゃないと怒りそうです。こんなセカイ系ご都合主義アニメは、おこちゃま向けで日アサにやった方が良かった気がします。デスゲームと言うジャンル自体が古臭いんでしょうね。

 ラスト、敵味方みんな改心して良い子ちゃんになるなら、そもそもバトルすら要りませんでしたね。最期まで登場人物が人間っぽくありませんでした。友情・勝利・努力で騙せるのは小学生までやぞ!(●`ε´●)
………………………………………………………………………

 14話まで観ました。2024.10.16

 多数欠のせいで人口が激減し、食料を奪い合う北斗の拳状態の世界で、特権利をもった少数のキャラ同士でバトルをするアニメになってしまいました。

 特権利って、特権、権利合わせても60位しか無いハズなのに、やたら持っているキャラが密集しています。一般には情報も無いのに、どうやって特権利を見つけているんでしょうか?

 そして、女王はその貴重な特権利をチェンジ出来るそうです。マジでウザッ!新しい敵対勢力が絡んできても、特権利は生産性がまるで無い能力なので、人類殲滅君みたいに、人類を皆殺しにするくらいしか出来ることがありません。

 そして、皇帝との戦いで自爆し、ここ死ぬとこ?と視聴者を驚愕させた親友もシレッと生きていました。特権利の性質のせいで、物語が既に死に体なのに、まだ戦うんか?大したことの無い物理現象しか起こせない能力で、これからどうするのよ?

 大風呂敷を広げたのは良いけれど、誰も事態を収集出来ない感じです。行き着く先は宇宙の真理とのバトルか、全滅エンド以外無さそうです。
………………………………………………………………………

 13話まで観ました。2024.10.15

 何と言うか…、言語化出来ない感じの違和感がつきまとうアニメです。何かが根本的におかしい…。視聴を続けていると、その正体に気がつきます。

 5話で玉無し弾有先輩が死亡します。1話で死んでるから、4話ぶり2回めの死亡です。そして、長々と回想をぶっこんできます。これで退場なら単純に尺の無駄と言う…。どう考えてもシレッと生き返る伏線としか思えません。

 そして、物語はガンガン進みます。今まで信用出来ないとか、準最強の特権、拒否権を巡って対立したりしていましたが、何故か雑に協力する流れになります。

 お互いガチで殺しあってませんでした?主人公とヒロインは良いとしても、微妙な感じの関係だった先生やら先輩も固い絆で結ばれた仲間だと言う事にいつの間にかなっています。

 皆で協力して皇帝を倒す流れになるのですが、何か展開に納得がいきません。多数欠の方法も、ポスト投函方式を辞めて、パソコン争奪にしたのは良いですが、皇帝に全くメリットがありません。何故、ルールを変えたのかな?

 そして、皇帝との戦いで、登場人物達が実にあっさり死にます。相続権がどうこう言っていたヤツも気まぐれであっさり殺されました。

 味方キャラも、ちょっと自己犠牲の精神が暴走し過ぎで、重要施設の破壊のために、躊躇なく自爆したり、めちゃくちゃです。作戦とか無いのでしょうか?最初から自爆前提の様なのですが、一切伏線も説明も無いので、唖然とします。

 本当にキャラクターの行動と思考が不自然です。武器とか爆弾を用意すれば良いのでは?何故、素手に近い状態で戦いに挑むのでしょう?主人公は頭が良いそうなのに、あまりに準備不足です。皇帝には物理攻撃が効かないかもしれませんが、取り巻きのゾンビには効くだろ?

 最強の特権の命令権も、回りクドい使い方をします。そもそも人類殲滅君が気まぐれに話を持って来たので皇帝との戦いに使うことにしたのですが、実験も無しにいきなり使えるのか不明です。人類殲滅君が嘘をついている可能性もあります。

 この物語は、モブが居ないのが売りらしいですが、むしろ全員モブの様な気がします。次々と新キャラや新しい設定をぶち込んできます。皇帝との戦いで仲間になったぽっと出のキャラも、いつの間にか重要人物になっていたり、得体のしれない特権利を保持しており、暗躍したりします。

 そして11話で新章突入で、主人公がチェンジします。ここまで観ると、最初に感じた違和感の正体が明らかになります。このアニメは、頭脳戦をしている様に見せかけて、後出しの設定や裏設定に合わせて登場人物を動かしているだけです。

 作者が知っていることを、登場人物達が何故か知っており、これから出てくる後出し設定を前提に行動してしまっているのです。ただ、視聴者にはその情報は一切説明しないので、キャラの行動がものすごく不自然かつ不条理に感じます。
 
 キャラが死亡退場しても、作者が生き返らせる気満々なのが、見え見えです。コレではデスゲームの緊張感もありません。どうせ、蘇生権とかあるんでしょ?

 こんな行き当たりばったりのアニメを良く2クールもやるなぁ…。その度胸は評価したいと思いますが、現時点では糞アニメの範疇を出ておりません。

 今後、コレだけ人を殺しておいて、セカイ系みたいな胸糞展開になるらしいので、とても楽しみです。
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 3話まて観ました。2024.07.18

 このアニメ、特権、権利保持者の異能力バトルと多数欠の理不尽なデスゲームの二本柱なんですが、見事に噛み合っていません。

 異能力バトル物にするにしては、舞台が日本全国規模(少なくても首都圏規模)なので、主人公達が特権、権利(異能力)を獲得する過程に無理があります。

 なんで主人公の周りの人物しか貴重な特権を獲得出来ないの?まだ、100万人規模で生き残りがいるのに、おかしいでしょ…。

 このクソみたいな設定は、理不尽なデスゲームでお話を回したいだけのご都合主義です。

 特権、権利は合計で65しかなく、ひとつずつ重複して持てるので、異能力者はすごく少数になります。

 こうなると、少数異能力者で徒党を組んだらあっという間にゲーム終了ですが、理不尽な二択が投票される可能を担保するためだけに、他のモブ生き残りが存在します。

 ほとんどのモブ生き残りは、交通機関が停止している中、23区にしか投票ポストや特権封筒が出現しないので、マジで家で死ぬのを待つだけです。

 ただ、話が詰まったら、このモブ生き残りを使いたいと言う作者の都合が見え隠れします。

 異能力者同士の行き過ぎた協力態勢を阻むための撹乱要因としての多数欠なのです。話が行き詰まったら、モブがとんでも無い二択投票したよ〜的な逃げをうつつもりなのが見え見えです。

 ある程度、特権能力者を集めないと、あっさり多数欠で退場して話が終わっちゃうけど、協力されてポストと二択投票を独占、コントロールされたら話が動かなくなっちゃう…。

 こんな当然の様に破綻する設定で、当時流行ったとは言え、デスゲーム物を良く作ったなぁ〜としか思えません。

 登場人物達が全員、親兄弟が死亡しても少しも動揺しないサイコパスなので、感情移入も阻んできます。

 正直、3話でこれでは後何話やっても面白くならないでしょう。損切りラインかもですね。
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 2話まで観ました。2024.07.10

 多数欠で死亡しても、復活出来る選択肢がある様です。死んだメンバーも無事復活!とても納得いきません。

 nyaroさんも書かれていますが、多数欠のルール的に生き返る可能性なんてゼロじゃね?何か反転して生き返ったとか言っているけど、タイトル詐欺でしょ…。

 しかも、一つ前の選択で…という選択肢の範囲を限定する文句が無いので、生き返る側の範囲が不明です。委員長やもう一人の親友は生き返ったの?

 デスゲームで、言葉の解釈や範囲に曖昧さがあっちゃ、頭脳戦もクソも無いじゃん。生存者数が50万人から、220万人になっているので、どこまでの選択肢の死者が生き返ったの?最初から?超適当です。

 後、特権と権利の数が少なすぎ。ポストも24区にしか出現しないし、多摩地区の人間は東京人では無い様です。

 学校内でのデスゲームにすれば良いのに、風呂敷広げ過ぎです。そもそも、皇帝がルールを把握してない可能性が…とかキャラが言っちゃってますが、だったら、俺or他人という選択肢を皇帝が何も考えずに採用する可能性もあるってこと?

 死者も選択肢に入るなら、今まで産まれてきたけど現在は生きていない人類or今生きている人類とかの選択肢が採用されたら、どこまでの人類が復活するの?そもそも人類の定義とは?

 携帯小説みたいに、長文読解力が無い、段落が変わると別の話だと捉える、長期的記憶が維持出来ない様な人間を視聴者に想定してるの?馬鹿にしてんのか!(●`ε´●)

 これから、どんな馬鹿バトルが始まるのか、とても楽しみです。アニメ制作スタッフの方々の精神の健康状態が心配になりますが…。
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 初回観てのレビューです。2024.07.03

 全知全能の神に等しい存在が無茶振りしてくる物語です。デスゲームなのかすら怪しいです。

 質問事項の多数派が死亡するのですが、1話で既に日本の人口は50万人切った様です。

 こんなの生き残るの不可能でしょうよ…。ちょっと考えれば分かります。なのに登場人物達は極めて冷静です。

 とりあえず、童貞で死にたく無いので、2問目から隣の女子を襲うのが最適解ですね。

 学校内とかの狭い範囲で多数派死亡のデスゲームなら駆け引きも出来ますが、どんな属性の奴が生き残っているのか不明で、東京全域に生き残りが散らばっている状況では、運以外の要素は皆無です。

 相当なオチが用意されてないと、単なる馬鹿話です。3話くらいで物語としても死に体となりそうですが、大丈夫なんですかね?

 こんな馬鹿な設定のアニメを作った勇気はすごいと思います。ようやりますなぁ…。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 4

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

なんだこりゃ。つまらなそうだが、よくわからなくて気にはなる

う、ううーん…。
正直微妙です。

とはいえ、何か変なノリで、意味不明なところが気になる面もあるのは確かですね。

ええと…。
ルールをいまいちちゃんと把握していないんですが、この問題って、『どちらを答えるか』、という話じゃなくて、『事実でどちらか』で決まるんですかね?
男か女か、だったら男の人数と女の人数をカウントして、単に多い方が全滅する、という話なんですよね。

多く答えるのはどちらかを予想して少数を選ぶ、という方が駆け引きの余地もあったと思いましたが、これじゃどうにもならない。

じゃあ山田太郎さんが『私は山田太郎だ YES NO』という問題を出せば、即座に1人だけ残って勝ち抜けじゃないですか。
同姓同名の人も残るのが嫌なら住所や誕生日などさらに個人を特定できる情報を追加すれば良い。
ユーザーが問題を出せたらその時点で終わりというゲームは、全く成立していないように思いますが…。

現状でもただバタバタ死ぬだけで駆け引きもなにもなく、
何かこれで面白くなる気が全然しないのですが…

ただキャラのテンションが変で、全体的に雰囲気がおかしく、一体このつまらなそうなゲームで一体どう収拾をつけるのか、という変な興味は湧いたので…。
もし暇だったら、見たい気もしました。

でもなぁ…。多分切ると思いますが… 見るかもしれません。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

3話 吉田さん1号かあ…どこから突っ込めばいいんだろうか?

1話 これがステルヴィア・ナデシコの佐藤監督なの?びっくりしました。

{netabare} これが「ナデシコ」「ステルヴァア」「モーレツ宇宙海賊」の佐藤竜雄氏の作品なの?とびっくりして腰が抜けそうになりました。ぺらっぺらの作画とテンプレの設定、理不尽・デスゲーム・サバイバル系…とでもいうのでしょうか。XEBECのスタッフが優秀だっただけ?

 作画も設定もガワの問題ですのでキャラに魅力があって話が面白ければ…とも思いましたが、キャラの言動が極めて不自然です。本当に身の回りが死に絶えてそういう行動になる?1回1人で家に帰って一泊してこれます?男女2人がいきなりそんなに仲良くなるの?など、もう場面毎におかしな場所が見つかる感じです。ちょっと韓国系の話かと思いましたが、違うみたいですね。

 原作付きとはいえ、好きな作品の監督もこれでは…と思い、やめようかなと思ったら、最後がそう来ましたか…これで来週次第となりましたね。彼が主人公…なの?期待をしないで一応見ます。{/netabare}

2話 日本語OK?謎は謎でいいですがセリフも状況も全然わからない。

{netabare} もう何をやっているかわかりません。サーヤが号泣しているのがなぜそこまで?という気もしますが、そこはおいて置きましょう。問題は {netabare} 「多数欠で生じた生者OR死者」なら、死者の方が多いはずですが…なぜ生き返るの? ルールは多数が「死ぬ」なら死んでいる人が多いなら死んだままでしょ?{/netabare}

 その時点で何が言いたいの?日本語OK?となりました。まあ、その後そこが論点になるみたいですけど、いきなりルールが1話の説明と違うじゃん、とポカーンとなりました。 {netabare}それと死者が復活したなら、全員生き返ったということ?その上でPC見てない人以外は死んだの?11時58分に読み上げというルールは?東京以外の人は全員生きているということになりません?まあ、あのオッサンが死んだところがポイントなんでしょうけど。 {/netabare}別にルールの説明は話のポイントなので謎のままでもわかりますが、状況を絵で見せてくれないので全くわかりませんし、頭を働かせる気になりません。

 拳銃問答も正直理解しづらいです。あまり説得力を持たない気がするのですが…
 あとあの特権封筒なんですけど、1300万都市…昼間人口は1600万人以上だそうですけど65通だけなんでしょ?なんであんなものが見つけられるの?しかも性格が悪くて、何か企んでいる人だけが見つけられるの?さらにポストやPCを1日で見つける方が無理そうですけど。
 そもそも裏切りって何を裏切っているの?対皇帝連合みたいなイメージ?全然話が頭に入ってきません。

 あとあの小さい子は女性ということ?特権もちということ?鉄パイプのところだと攻撃が当たらないとかそういう感じかなあ。でも、いろいろ矛盾もありますよね?そこが話の本筋?ですが、そういうところも詰め込みすぎです。あと鉄パイプもって転ぶと動脈を切るの?もう全然わかりません。

 話の内容より、何がどうなっているのかわからないし、何より人の言動や状況が理解不能で考察する気になりません。次でよほど改善しなければ、3話切りでしょう。{/netabare}

3話 吉田さん1号かあ…どこから突っ込めばいいんだろうか?

 実篤って、いつ権利の封筒をもらってピンクの子に奪われてたんだっけ?

 なんで満40歳未満OR以上で2択以外っていうことになるの?言葉としてYESorNOじゃなくても、2択になってるじゃんって思うけど形式的なこと?AorB形式はOKだったと思うのですが…そもそも有効な質問を採用するんじゃなかったっけ?後ろで「断る」っていう拒否権で発動しなかったととればいいの?拒否権は個人だって言っていましたけど…
(追記 この質問て有効だったの?うーん…読み取れませんでした。せめて全部の質問で残り人数がどうなったってテロップ入れてくれるだけで全然違うのに…)

 埼玉の教師の「今年、赴任」云々って、このゲームってずっと前から始まってたってこと?この人たちは何をしゃべっているの?

 ただ、まあそういう分からない部分は前回まででもありましたけど「よーし吉田さん1号…やれ」「ふざけんな!」に全部持っていかれました。「ふざけんな!」はこっちのセリフです。
 吉田さん1号?って…この作品ってオカルトありなの?って初めからオカルトかあ…うーん。ゲーム世界にダイブしたわけじゃないんですよね?いや、いろいろ突っ込みどころはありますけど、もう、どこから突っ込めばいいのやら…

 で、ここから後ろの各キャラの問答が全然頭に入ってこなくて、理解しようと努めたのですが、これ理解できている人がいるの?自分が馬鹿になった気分です。

 時系列シャッフルじゃないんですよね?

 いや、もうね。どこまでぶっ飛んでるか気になって、切るに切れないんですけど…しかし、時間の無駄な気も…めったにやらないですが、WIKIとか見たくなってきました。過酷な生き残りゲーム…うーん、このアニメ最後まで生き残る人(つまり見続けられる人)いるんでしょうか?

 
追記 やっぱり断念します。WIKIを読んでも書いてあることがまったく理解できません。ちょっとついて行く自信がありません。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 5

61.2 5 無双アニメランキング5位
日本へようこそエルフさん。(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (27)
158人が棚に入れました
エルフさんは日本の文化に興味津々!? 社会人の北瀬一廣の趣味はとにかく寝ること。 彼は、幼い頃からいつも夢で見る不思議な異世界で、胸躍る冒険をしていた。 ある時、仲良くなったエルフの少女と古代遺跡を探索していた時に、運悪く出くわした魔導竜にブレスで焼かれてしまう。 夢から覚めると、部屋にいるはずのないエルフの少女が隣で眠っていて――

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

異世界転移の仕方に独自性があり、エルフも可愛い

異世界転移の仕方がありふれていなくて良いですね。

夜眠ったら異世界の夢を見ている、と思ったら異世界転移していたと。
死んでも現実に戻って目を覚ますだけ、また眠ったら続きが見られる…
なら、まあ夢だと思いますな。

弁当がちゃんとなくなっているなら夢遊病になった自分が食べているのかとか気になると思いますが。
まあ良いか。

そして日本に来ることになったエルフさんが可愛いですね。
日本、そして異世界での2人の冒険が今後も楽しみです。


…どうでもいいですが、主人公めっちゃ上級国民ですね。
25歳で、スカイツリーが見える都内1LDK以上の高層マンションに1人暮らしで住んでいて。買えば億、賃貸なら月20万くらいでしょうか。
車も結構でかいですよね。
年収は一千万程度ですかね。それで毎日定時退社か。親の金かもしれませんが。
お前こんなことなくても結婚相手には困らないだろう、と思いました。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2

たナか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ストロング・ストレングス

ゴイスーチーレム×日本スゴイ!×飯テロアニメ
それか◯◯さんシリーズの派生か

OP・映像が綺麗で作品へのフィット感が凄い
ED・これも世界観にしっかりマッチしてる

01
ウリが明確で見方を間違えようが無い良質な介護アニメ

夢の世界のアナザーワールドってな真面目なSF設定をゴイスーに応用。ヒロインの逆転移で現実界でイチャイチャする設計。うまく考えましたな。ヒロインのマリーも良くも悪くもクセのない無難なビジュアルで幅広い層にウケそう。思い切りのいい振り切った設計でガツンとハマる人も多そうな作品。市場の需要に答えただけのビジネス介護アニメを真に受けて不快になるピュアな人にはあまりにキモ過ぎて耐えられないでしょう。

ゴイスーには設定を考える必要があったりお膳立てするための尺も必要。その構造上のコストを上手く削減することに成功したコスパタイパ抜群な次世代介護アニメ。見知らぬ世界で時にワクワク時にハラハラ、「ごはんおいしい」でウキウキ、頼れるカズヒホにドキドキなど、マリーが一喜一憂するリアクションだけに特化したうえに、観光番組の情報で「ぼく、知ってる!」までもが出来てしまう非常に優れた設計。

今時誰も物語なんて求めていない。萌えキャラの反応やシチュだけをお手軽に楽しみたい。とにかくマリーの可愛さを楽しむだけではあるが、それでも作画がヘボいと萎えてしまうもの。そんな需要に誠実に応えようとする作品であり、応えられる品質だと思う。ヒロインレースではなくマリーが正妻だろうけど他の女性キャラもいるみたい。どう使うんだろ。チェイサー的な箸休めのための存在かな。こういうところも気が利いている。

マリーがずっと上機嫌でニコニコ楽しそうにしてるので、見ているこちらも釣られてしまいそう。次元超越者には落ち込んだ時に元気を貰える動画としても機能しそう。萌えキャラを観光地に連れてってゴイスーするだけ。だからこそずっと楽しそうにハシャいでる姿をずっと隣で愛でていられる。まるで擬似デート動画のよう。◯◯さんシリーズの正統進化、聖地創造も可能になる擦るべき金脈。海外観光地とタイアップにも応用可能でイケメンアニメにも転用可能。これはもう発明といっても過言では無い。これでは言わずにはいられない。ニホンスゴイ!

元の世界を憂うくらいはするだろうけど、少女虐めてお涙頂戴はしなさそうな雰囲気。「かわいそう!がんばえー!」とか「人間の…本質…ッ」したい人にはゴミでしょう。ギャグも弱いというか、ただそういう需要に応える作品じゃないってだけ。個人的な感想ではもちろん「きっしょ」で終了なのだが、ビジネスとしてはとても優れた作品だと思う。昔でいうなら湯煙り殺人事件とかのエンタメ観光番組の後継かな。演歌がJロックに切り替わったように、娯楽は世代とともにスライドしていくもの。あと必要なのは制作側のツラの皮の厚さだけ。

予想以上。明確でシンプルなコンセプトを貫く力強さ。単純な方が突破力はあるもの。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

八仙花 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

頭を空っぽにしてダラダラと流し見するにはちょうど良いかも

本作を見てると異世界日常系、あるいは異世界イチャラブ系といったジャンルだと感じる。俺最強でも俺ツエーでもなく、物語の本質としては、異世界やエルフという設定はただの「属性」「スパイス」に過ぎず、実際のところは独身男と独身女がイチャイチャしたり、ご飯を食べるだけのシンプルな内容が続き、盛り上がりに欠けている。頭を空っぽにしてダラダラと流し見するにはちょうど良いかもしれない。

一方で、ツッコミどころも多く、細かい部分が気になるところはあるが、全く面白くないわけではなく、アニメ本来の趣旨であろう「ほっこりほのぼのした雰囲気」を楽しむことはできるのは確かだ。しかし、進行がかなり遅く感じられるため、飽きてしまう人も多いのではないかと思う。4話離脱。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

70.6 6 無双アニメランキング6位
オーイ!とんぼ 第2期(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (75)
155人が棚に入れました
島を出たとんぼの日常は目まぐるしく変化していく――。 高校生となり、熊本での生活をスタートさせたとんぼは、練習場のジュニア生たちとコースでラウンドすることに。トカラで培った自由奔放なゴルフでコースを攻略していくとんぼに対し、1つ年上の実力者・ひのきも決死で応戦。激しい対決を繰り広げる。 とんぼの潜在能力の高さに驚愕したコーチのハジメは、とんぼを5月の九州女子選手権に挑戦させることを決意する。 島で一緒にラウンドしたつぶらや、熊本で出会ったひのきなど、新たなライバルたちとのゴルフを通じて、とんぼがさらに大きく羽ばたいていく!

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

とんぼのゴルフは人の心を魅了する

これは第二期です。
第一期をまだ見ていない人は、第一期から見ることを強く強く強くお勧めします。

第二期の舞台は熊本です。
高校生になった大井とんぼが九州女子アマチュアゴルフ大会に出場し、活躍する内容が描かれています。

とんぼのゴルフは天真爛漫です。全く型にはまらないゴルフをします。
それは通常のゴルフ指導者が見ると異質であり、「基本ができていない」と言われるでしょう。
でも、とんぼのゴルフは魅力的です。思わず応援したくなります。
それに、とんぼのゴルフを見ると、いつの間にか心が清められるのです。

とんぼは、勝つためのゴルフをしません。
普通、優勝がかかった一打を打つときは、手堅く打とうとしますよね。
でも、とんぼは勝つことよりも、技術力を向上させる工夫を常にやり続けます。
とんぼは、未来を見つめてゴルフをしているのです。だから応援したくなるのです。
それにとんぼは、一緒にプレイする人の失敗を願ったりせず、いつも人の応援をします。
相手が困っていたら、懸命に助けるのです。
そんなとんぼを見ていたら、自分もとんぼみたいに清らかな心になりたいと思うのです。
とんぼのゴルフは多くの人の心を魅了します。


そして今回は、とんぼの活躍だけでなく、とんぼのライバルである3人の女性の活躍と彼女らの心の声も見逃せません。
特にとんぼの友達である安谷屋つぶらの心の声を聴くと、女子ゴルフは決して美しいゴルフではなく、なりふりなどかまってられないサバイバル競技であることが良くわかります。
また、とんぼの先輩である音羽ひのきの心の声は、人間誰もが持つ心の弱さに対する苦悩が描かれています。
今回彼女は、苦労の末にそれを克服しました。とんぼに出会ったことが彼女の成長につながったようです。
そして、エマ・クリス。大怪我を克服するための彼女の努力と執念は、すさまじいものがありました。
おそらく彼女がこの舞台に立っていることだけでも、信じられないほどの奇跡なのでしょう。

第三期を期待しています。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 23

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

とんぼ、競技ゴルフデビュー!

原作未読 全13話(13話は総集編みたいな感じでした)

オーイ!とんぼの2期です。関係性より1期から観ることをオススメします。

中学を卒業して育った島から本土の熊本の入学、ゴルフ練習場のオーナーの家に下宿してゴルフを継続していきます。

そこで出会ったオーナーの長男でレッスンプロが教えている子供達と一緒に練習する「とんぼ」、子どもたちの中に今回関わりあいが高い一年先輩の音羽ひのきに出会います。

そして、「九州女子選手権」に出場、初めての競技ゴルフがメインのお話でした。

3日間で4人1組でコースをまわり、1期で出てきた安谷屋つぶらやひのき、そして元世界ジュニアチャンピオンのエマ・クリスに出会います。

他にも様々出会いがあってとんぼはさらに成長していきますね。

イガイガとの絆もより深まるシーンも沢山ありました。

「九州女子選手権」が終わり、島へ里帰りしたところまで描かれていましたね。

また、「やったー!」が聞きたいです。

OPは1期と同じくSacra e soleさん、EDはTOKYO GROOVE JYOSHIさんが歌っています。

最後に、もっともっと羽ばたいていく「とんぼ」の活躍を観たいですね!

投稿 : 2025/02/15
♥ : 17

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

あの樹の向こうに何が見える?

オススメのゴルフアニメ
ゴルフは何回か誘われてそれなりにまともに飛ぶようになったくらいなので全然詳しくないけど、とても面白かった

フェードとかアイアンとかゴルフ用語がバンバン飛び交うので何言ってるかわかんないけど、ゴルフってすごく色々なことを考えながらやるスポーツで上手になったらめっちゃ面白そう!!!ってのは伝わってきました
必殺技とか力技とかなく、風とかラインとか専門的にコースを分析して攻略していく様子が地味だけど面白い
とんぼの「勝つためのゴルフ」じゃなくて「純粋に楽しむゴルフ」の魅力に周りのプレイヤーも感化されて成長していくドラマが良かった
大きな樹はゴルフでは障害物でしかないけど、とんぼは障害物とは見てなくて、その先に島のみんなの期待、綺麗なショットを打つ達成感、一緒に回っている仲間との喜びの分かち合い、そんなポジティブな未来を見ている気がします

将来を決める重要な大会を戦っているのに、とんぼの純粋さでゴルフ仲間とワイワイコースを回ってる感になっているのが気持ちいい、こういう子と一緒にやりたいですよね
反対に露骨にマナーの悪い観客や、ルールを誤魔化してしまって罪悪感に囚われるプレイヤーを描くなど「ただ楽しい一面だけを描く」にとどまらないところも良かった
派手さはないけど爽やかで真剣で、ゴルフの楽しさを上手に表現している良いスポーツアニメでした

投稿 : 2025/02/15
♥ : 20

58.1 7 無双アニメランキング7位
サラリーマンが異世界に行ったら四天王になった話(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 2.7 (38)
149人が棚に入れました
異世界に君臨する魔王軍の四天王。 その最後の一席に選ばれたのは…… 冴えないサラリーマン、ウチムラデンノスケだった! 魔王軍からヘッドハンティングを受けたウチムラに用意されていたのは、役員レベルの好待遇—— だが魔王軍の業務は、命がけの厳しいミッションの連続で…… 特別な能力は何も無いウチムラは、この異世界の難題にサラリーマンの経験と知恵で立ち向かっていく! すべての働く人たちに贈る異世界転職譚!

大貧民 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

サラリーマンスキル活用系。

原作も漫画版も未読。
社畜サラリーマンが、異世界の魔王に召還(勧誘)されてホワイト企業(魔王軍)で評価される話みたい。

現代社会で正当に評価されない主人公が、上司として優れた魔王に見出されて、四天王(企業の役員待遇)として重用されることになる。
1話目で同僚(他の四天王)の反発を受けて……という定番。
魔王軍のホワイト企業っぷりももはや定番ですね。

OPアニメーションは社畜な人の心理内面を見ているようで、なんとも居心地が悪い。
キャラのネタバレしているだろと思っていたら、○話でその通りだった。
そこらへんはOPで判らないように○話までは変えてもよかったろうに。
居酒屋といい、内面描写が微妙に感じる。ジャンルとしては好きな部類なのでそのあたりは殘念。
世界背景、問題背景などの情報量が少なく、さくさく解決してしまっているのでご都合展開にみえてしまい登場人物たちの凄さが伝わりにくい。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

たナか さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

ロード・オブ・ゴールドタイガー

異世界ビジネス自己啓発的なWEB漫画原作
このくだらなさこそアニメの醍醐味

OP・なんだこのキモい歌詞は。作品に無駄に寄せ過ぎ
ED・うーん、アンニュイ。無駄に完成度高いな

四天王候補として社畜ウチムラを召喚。魔物には無い視点と経験で問題解決!森本レオ風味な飲み屋の大将やら懐メロの選曲からしてアラフィフ狙い撃ちか。

02
ああ、ただのモンスター娘チーレムか

うーむ、懐メロこそアラフィフ向けだが、問題解決パートは社会人がみたら失笑もののクソなろう妄想レベルなので、これでは壊れた社畜のリハビリにもならない。これも福祉アニメですらなく介護アニメだったか。

着ぐるみはもったいぶってるが、今のラインナップに足りないのはお姉さんかロリのどっちか。多分ロリだと思う。メガネはないでしょう。

作画もいきなり劣化してるし…。ウルマンダーさんだけでも死守しましょうよ。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ウルマンダーさん可愛い!

 3話まで観ました。2025.01.24

 亜人、魔人の人外女性が可愛いだけのアニメです。しかし、糞なろうの中ではそれだけで視聴する価値があるってもんですよ!

 肝心の主人公の優秀さについては、まぁ…ファンタジーと言うか、いつもの妄想と言うか…。

 オーガとの交渉の件もそうですが、経済的、社会的な情勢が視聴者に開示されていないので、ご都合主義的に上手く行った様にしか見えません。

 何故、食料供給が上手く行っていないのか?そもそも新興勢力の魔王軍には食料や支援物資が豊富にあるのか?いつものなろう的頭の悪さを露呈しています。

 現実の世界でも必要な物資を必要な所へスムーズに供給出来れば、簡単に市場の独占や世界制覇が可能ですが、それが出来ないからみんな苦労しているわけで…。

 利用出来る資源は常に有限で、それを遣り繰りして苦労するのが生きるってこと…。妄想の世界ではそうした制約から自由になりたいってことですかね…。

 まあ…、今後の展開にあまり期待は出来ませんが、ウルマンダーさんの作画が崩壊しない限りは視聴継続です。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 3

55.1 8 無双アニメランキング8位
外れスキル《木の実マスター》 ~スキルの実(食べたら死ぬ)を無限に食べられるようになった件について~(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 2.7 (27)
116人が棚に入れました
“スキルの実”を食べることで、特別な能力を1つ授かることができる世界。 そこで史上最高の冒険者を目指す少年・ライトが手に入れたのは、 戦闘能力皆無、木の実栽培に特化した外れスキル《木の実マスター》だった……。 “スキルの実”はふたたび食べると必ず死ぬため、やり直しはできない。 一方、「一緒に冒険者になる」と約束した幼馴染・レーナは 史上最速でSランクになり、差が開いていく。 農作業と剣の修行に打ち込む日々を送るライトだが ある日偶然、2つ目の“スキルの実”を食べてしまい―― 「なんで死んでないんだ……!?」 死亡フラグを回避したライトは、《木の実マスター》の真の力を知ることになる。 それは何回でも“スキルの実”を食べられるという驚愕の能力だった! 食べるたびに能力が無限追加されるハイパーチート!! 最下位スキルは最上位スキルだったのだ!!! 最強へのサクセスファンタジーが、待望のアニメ化! 冒険者になれないと言われた男による、歴史に名を残す冒険が、いま始まる……!

たナか さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

スクラップ・アンド・ビルド

いつものチーレム。
市場繁栄と後進育成を支える習作なろうアニメ

ツッコミを堪えることでスルー力を鍛えるトレーニング教材。機能不全環境で育った大人がセルフで自制心を取り戻す訓練を行うにはいい教材。とっさにクソリプしてしまう人にはいい壁打ちでしょう。わりとマジで。ふとよぎった言葉を即時に判断してとっさに飲み込むってのは案外難しいし、会話が多いリア充はそのへん幼少期から自然と訓練できている。反復練習は量が命、場数がモノを言う。

OP・映像はまあまあの品質
ED・こっちは省エネのキャラ紹介

01
予想と期待をいっさい裏切らない洗練されたビジネスなろう

なろうに求められている必要最低限な要素のみで綺麗に再構築されている異世界なろう。完全に形骸化してた転生すらもパージした思い切り。黎明期でのリビドー爆発で鬱屈した感性が紡ぎ出す尖った文学性、つまりキモさは脱臭されて完全に消失。消費されるため、枠を埋めるため、予算を使い切るためだけにゴミを創造し続ける運命に逆らえないビジネスパーソンにとって、いくら雑に使い捨てにしてもかまわないネタ帳でしかないのが今のなろう。多分。

設定はタイトルで完結。主人公はハズレで幼馴染のなにがしヒロインはゴール&トロフィーなので当然劇中最強スキルをGET。じゃあ二人で農家でも…と約束された栄光を安く蹴りとばす漢気溢れるヒロインが政治的な重積に絡め取られてしまう導入もコンパクトで実にいい。10年に一人の貴重な逸材だからこそ本人の自由が許されず、主人公と理不尽に決別させられる状況を少ない手数で嫌味なく説明する見事さには痺れる。大いなる力には大いなる責任が伴うってやつをスマートに使いこなす手腕に小慣れたビジネス作家感が滲み出る。

農業スキルかと思われた主人公の木の実マスターは実はッ!!スキル重複可能なチートスキル。好感度カンストなロリ奴隷が初期装備。まあなんて都合のいい。それが、それこそがなろう。ご飯のお供にちょうどいい暇つぶし脳死動画の需要は尽きない。そもそもスキルの実なんてのを一般人が作っていいのかよ、とか誰しもが思うでしょうがそういうのもきちんと飲み込みましょう。作者の思う壺です。

まずは再会したヒロインの謎でヒキを作るのも定石通りというか、ククク…先がァ読めるぞォォォマンには不服でしょうがそこは無理して捻らなくていい。追加キャラのポンコツ巨乳とイケイケ痴女で属性補充。あとはお好きなキャラを愛でるだけ。主人公も人間味はないが嫌味もイキリもないので見やすさに特化した感じ。どうせ異世界なろうのオスなんてどうでもいいし、好きな属性を愛でる萌えアニメの需要しかない。

洗練された、とは「良くなった」でなくて「需要にアジャストされてる」という意味。つまり薄い軽い浅いと言っても間違いではない。だがそれがいい、という御仁もいるのが多様性。陰キャものの陰湿さが無く、カラッと明るくさっぱりした味付け。まごうことなくゴイスーチーレムではあるのだが、黎明期の作品群とは明らかに作品の重心が違ってきているのが初回だけでも見て取れる。無職転生等黎明期なろう好きにはガワだけ真似ただけで中身はからっぽですやん、と映るはず。しかしこの作品もまた進化の途中。本作がアニメの歴史やなろう全史に名を刻むことは決して絶対間違いなくありえないのだが、ここからまた新たな形へと移り変わりゆく変遷の過程、道程に触れられたということに何かしらの感慨みたいなものがあるのではないだろうか。まあないか。ないよ。

剣を抜くバンクで省エネには流石に笑った。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

意外と絵が可愛くて悪くない。でもキャラの頭は悪い

これもなろう系です。
現地主人公ものでハズレスキルからの逆転という、追放されたわけじゃないけれど追放系の流れですね。

基本的にキャラの頭が悪くてアホっぽいところがマイナスではあるのですが…。
作画が悪くないですね。
ヒロイン達が可愛いです。

ノンストレスで頭をからっぽにして可愛らしいヒロイン達を楽しめるなら、まあ見ても良いのかなぁ? とも思います。本数次第で諦めますが。

ただ基本的にキャラの頭が悪いんですよね。
スキルの実を複数食べたのはただのミス。
鑑定を持っているヒロインにアドバイスされないと基本的なこともわからないような頭の悪い主人公は微妙にストレスです。

そう考えると他のなろう系より評価低めかな。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

低カロリー作画でギャグっぽい。

 3話まで観ました。2025.01.24

 いやいや…。皆様のレビューにある通り、酷いのが放映されていますね。制作会社もやる気が無いのかな?

 本作品は、チートスキルをゲットした主人公がバトルで無双する俺ツエエエエエエ作品なのですが、作画が低カロリーすぎて肝心のがバトルに何とも迫力がありません。

 しかし、そのおかげで、主人公他キャラクター達のお馬鹿な行動や、頭の悪い世界設定等の酷さが希釈されており、何とか観るに耐える代物となっています。

 3話で受注したクエストも、高ランク冒険者が18人も行方不明になっており、クエスト先の屋敷内に何者かに操られたゾンビがいる時点で退却すべきでは?

 いくら主人公がチートスキル持ちで、強い幼馴染がパーティーにいるにしても、危険過ぎます。別に閉じ込められた訳でも無いし…。

 つい最近まで糞雑魚だったクセに、危機管理が出来ていない主人公に唖然とします。

 一時が万事こんな調子の糞なろうですが、間の抜けた作画のせいで、何かOKな気がするので不思議なものです。

 鑑定眼の女の子を背負って戦うとか、どんだけ動かないつもりなんだよ…。人をおぶったり、おぶさったりしたことが無い人間が作っているのかな?

 女の子が子泣きジジイでも無い限り腕力が持たないでしょうよ…。まさに低カロリー作画宣言!視聴者を舐めてますねぇ…。

 今期最駄作の一角として、クソアニメ愛好家としては目が離せません!

投稿 : 2025/02/15
♥ : 3

58.2 9 無双アニメランキング9位
不遇職【鑑定士】が実は最強だった(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 2.8 (17)
113人が棚に入れました
【鑑定】することしかできない最弱職で不遇職の【鑑定士】アイン。 仲間からは『ゴミ拾い』呼ばわりされ、ひどい扱いを受け、そんな自分が好きになれず、卑屈な日々を送っていた。 そんなアインの運命は【世界樹】の精霊ユーリとその守り手で賢者であるウルスラと出会ったことで、大きく変わっていく。 ユーリから【精霊の義眼】をもらい、それを使いこなすためにウルスラから特訓を受け、どんどん力をつけていくアインは、「世界樹の他の姉妹達に会いたい」というユーリの願いを叶えるために、旅を始めることになる。 持ち前の優しさと、新たに加わった勇気を胸に様々な出来事を乗り越えていくのだった。

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

まあ普通のなろう系ですね。ややテンポが悪いですがクオリティは悪くない

1話感想 3.3
まあいつもの追放系ですね。
しかし鬱パートが長め。
そこを描写が丁寧だ、と高評価するか、もうわかっている流れなのにじれったい、となるかは… まあ微妙ですね。

こういうテンプレが決まっている話は色々描写をすっ飛ばすのが定番です。
見慣れている人にとっては、テンプレの流れがじれったいからですね。
もちろん一般の人からするとわかりにくいのですが、見ているのは大体皆わかっている人なので…。

というわけでちょっと長いなぁ、と思いました。

また鑑定士が最強なわけじゃなくて、精霊だかに与えられた神眼とやらのおかげで最強になったってのはタイトル詐欺だと思います。
こういうタイトルなら普通の鑑定を駆使して戦って欲しかったかな。
まあ普通の鑑定でどう戦うか思いつかないですが。
相手の弱点が鑑定できて不遇職ってのは無理がありますし。

以上のような欠点はありますが、主人公の不遇な様子、感情をしっかり描こうとしていた点、そもそも作画クオリティが悪くない点などから、なかなか良いとは思いました。
見るかどうかは考えますが、見るかもしれません。


今期はなろう系だからって、安っぽい適当な作りにするアニメが今のところ見当たらない感じですね。ちゃんと作っているアニメが多い気がします。

3話 3.2
うーん…。
なろう臭さを脱臭するどころか強調して見えるのは質が低いのかわざとなのか。

なろうと言えば「ついで全属性魔法を使えるようにしてやろう」というような理不尽にご都合の良い展開が、なろう臭さとして鼻につくところがあります。

もちろん普通の物語だってある程度は主人公に都合が良いものです。
でもふさわしい試練があったり努力があったり、報酬に相応しい支払いがあればその都合の良さが鼻につかないわけで。

本話はただでも精霊の目なんて都合の良いものを与えているのに、さらに強化してあげて、何だこの酷いご都合展開は、と思わせてきたのですね。
ところが詳しく聞くとそうしておくとユグドラシルのユーリが一緒に旅ができると。
閉じ込められたままなのは寂しいからと。
だったら悪くないじゃないですか。自然です。
何でそっちの理由を先に説明しないのか?

このままじゃ寂しいから一緒に行きたい、と言わせてそれからじゃあこうしよう、とすれば違和感が無いのに、いちいち違和感を与えてくるのは何なのか。
脚本の質が低いのかと思いましたが…。
逆にわざとなのかな? という気もしてきました。

世のなろう系は、質が低いのにもてはやされていて、私はそれを「なろうはエロと同じで、見ていて気持ちいい部分を整合性なしに見せつけるものだから、細かいことを考えない人には楽しめ。気にする人には下品に見えて楽しめない」と認識しています。

でももしかしたらこの「整合性なしに都合の良い部分を見せつける下品さ」自体を楽しいと思っている人も居て、そういう人にはなろう系は全面的に最高の作品なので、あえてそうしているのかもと。

ちょっと説明の順番を入れ替えるだけで臭さを無くせるのに、それをしない。
レベルが低いからなのか、そうすると受けるからわざとなのか…。
と、すごく悩みました。

物語の良い所って、整合性があるところだと思っています。
現実ってのは理不尽なものです。
正しい努力をした正義の人が報われるとは限りません。悪人が報われることだってある。結局最後は運で決まるからです。
そういう理不尽が許せないから、正しい人がちゃんと報われる物語の世界に私達は救われるのです。
なろう臭い作品の、理不尽に報われるところ、私は逆に納得いかないですけれどね。
でも、それが良いという人も居るのか…。

まあとにかく、良い部分もあるけれど悪い部分も多い作品で、もう少し様子見してみます。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

ヒロインは可愛かった

ありふれた〜同様に不遇職で仲間から見捨てられるというドン底から成り上がっていく作品なんだけど、どうもヒロインである精霊とその護り手のおかげで強くなる感じなので微妙でしたね。

修行して強くなるくだりが2話から3話途中までがっつり描かれていて、そういう意味では努力する描写があったのは悪くないと思うけど、正直このあたりが退屈で見ていて苦痛に感じられるほど。主人公サイドの内輪でのやりとりも単調で繰り返し見せられてる感覚でした。

ヒロインが可愛らしいことだけは良い点だったかな。

せめて主人公を見捨てた仲間にしっかり落とし前つけて欲しかったが、意外とあっさりだったのは物足りなかったですね。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 5

たナか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

マグネティック・プリズン

いつものなろう
漫画版は既刊14巻で連載中となかなかの人気作っぽい

ヒロインの作画がやや独特なので漫画の画風を再現?と思えば、漫画版とぜんぜん顔が違った。よくわからん。

OP・ここで名前みるとは、嬢メタル流行ってきたな
ED・商魂逞しいイナゴムーブだがもう遅いかと

01
底辺説明描写でテンポ遅めなのは好き好きか

初回でスキル獲得!問題解決!までやる爆速タイパアニメとの差別化狙いか丁寧な進行。どうせ最後までやる気ないので原作なぞるだけでいいか、との諦めかとも思えたが漫画版をチェックするとよりディティールを増やした演出してるので前者かな。制作ガチャは当たり。

漫画版では「世界樹」表記で「ユグドラシル」だが、ファンタジーのお約束がわからない人に向けて「せかいじゅ」へと読み方を変更。なろうアニメに求められる優しさを追求し、より脳死度を高める細かいチューニングがなされている。「わかる」か「わからない」かの白黒思考のみで評価されがちな世相を考慮した職人芸。洗練というのはこういうこと。なろうがクソかどうかはおいといて、品質としてクソアニメではないと言える良質な仕事。

「こういう設定でこうなってますのでひとつよろしく」という建て付けや建前に対して「これはこうなってないとオカシイ!納得デキナイー!感情移入ガー!キャラの魅力ガー!」となってしまうような生きづらさを抱える人々のサンドバッグとしての福祉ビジネス。政治の話は難しい。野球や宗教は怖い。ジェンダーは意味がわからない。でもなろうアニメなら「叩ける!これならぼくにも叩ける!これは叩いていいやつだ!」と目を輝かせながら「ヒャッハー!やっぱなろうはクソだぜえええ!」とスッキリできる。これが…アナログハック…。

時代遅れの「厳しい校則」というものも度々話題になるが、そもそも校則は破らせるために存在する。生きづらさを抱えた生徒達のヘイトを「校則」へ向けさせることで、集団へのダメージを最小化し犯罪への加担を抑止する機能がある。概念としてのタンク。なので育ちのいいボンボン学校では皆が自制できるから自由な校風。やっていいこととわるいこと、の区別がついている。これを社会では「分別がある」と呼ぶ。


この作品の序盤でも、なんでもかんでも運命のせいにしてきた他責思考ゆえの顛末だったとの自省が語られている。なろうらしく都合よく神の目をゲットするものの、能力の発揮には自身の能力との組み合わせが必要で、戦闘力に関しては自前の訓練にて獲得している。次回以降、いくらタダで何度も復活出来るとは言え、強力なモンスターに幾度も切り刻まれながらも諦めずに試行錯誤に奮闘する修行パートがきちんと存在する。強くなるのに一切コストを払わない楽チン棚ぼたスキルでゴイスーチーレム!とは流石に違うだろうとの判断で、なろうといえど舐めずに真面目に作ろうとするスタジオの誠意には敬意を払うべきではないだろうか。

もちろん強くなったあとはよくあるゴイスーチーレムにならざるを得ないのだが、たくさんメッセージを詰め込んだところでたいして意味ないというかどうせ舐めて見てるので覚えてられない。なろうとしてきちんとオレツエーでキモチよくなってもらうのが大事。導入のワンメッセージだけでも…という作者とアニメ製作者の想いがきちんとシンクロした奇跡のアニメ。強くなったあとは作者の主張を聞いてくれた報酬として、ゴイスーチーレムでブヒブヒするだけのサービスタイム。ヒロインの他にもチラ見せした追加属性が気に入ればお好きにどうぞ的な親切な作り。導入部分が類を見ないほどに丁寧なのは、明らかに意図された演出だと思う。

なろうだからと舐めて作ってない誠実ないい仕事。観ないけど。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

69.8 10 無双アニメランキング10位
僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト(アニメ映画)

2024年8月2日
★★★★☆ 3.8 (19)
89人が棚に入れました
「僕のヒーローアカデミア」の劇場版第4弾。
出久たちが雄英高校2年生の春、ヒーローVSヴィランの全面戦争が勃発した。出久は恐るべき力を手にした死柄木弔と対峙し、激しく衝突。ヒーローとヴィランの双方は大きなダメージを負い、死柄木の撤退により戦いは一旦の終結を見せた。そんな戦争の影響で荒廃した社会に、突如謎の巨大要塞が出現し、街や人々を飲み込んでいく。そして出久たちの前に、“平和の象徴”を思わせる男が現れる。
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