烏天狗おすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの烏天狗成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月05日の時点で一番の烏天狗おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

63.3 1 烏天狗アニメランキング1位
あまつき(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (269)
1723人が棚に入れました
日本史のテストで赤点を取った六合鴇時は春休みに補習として大江戸幕末巡回展に行く事になる。ハイテク技術の詰まった場内を回るもつかの間、奥にあった橋を通ろうとすると突如謎の妖、『鵺』に襲われる。間一髪のところをとある少女、朽葉に助けられるが、気が付くとそこは大江戸幕末巡回展ではなく、元居た自分の世界とは全く異なる場所、雨夜之月“あまつき”であった。

声優・キャラクター
福山潤、遊佐浩二、朴璐美、諏訪部順一、中田譲治、野島健児、森久保祥太郎、小杉十郎太、鈴村健一、松岡由貴、大川透、井上麻里奈、桐井大介、小林ゆう、成田剣、三宅健太、田中敦子、五十嵐麗、宮本充、石野竜三、松風雅也
ネタバレ

あんちょび さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

人と妖が存在する異世界“あまつき”

漫画原作による妖ファンタジー作品。全13話。

あらすじ"φ(・ェ・o)
{netabare}鴇時(ときどき)は最先端技術を利用した次世代型博物館・大江戸幕末巡回展を訪れる。
そこはCGとの合体により特殊なゴーグルをかけることで幕末を体験できるテーマパークだった。
ところが散策の途中、鴇時は突如現れた妖や鵺に襲われ幕末に似てはいるが
人と妖が存在する異世界“あまつき”に飛ばされてしまう。
鵺から鴇時を救ってくれた少女・朽葉(くちは)や同級生・篠ノ女紺(しののめこん)と出会い
元の世界へ戻る方法を探す鴇時。その中で“人”の側である姫巫女・銀朱(ぎんしゅ)や
“妖”の側である梵天(ぼんてん)と出会い、鴇時は自らの使命を知ることになる。
元の世界“彼岸”に帰るために “あまつき”の破壊者となるか、
“あまつき”を守るためにその主となるか。
鴇時が取る行動とは――。{/netabare}


妖や幕末を舞台にした話が好きなことから視聴しました。
少しクスッと笑えるところもありストーリーも面白く楽しく観ることができました。
多くの方が仰るようにここからという所で終わっているように思われます。
2期はないようなので原作へということでしょうか…(;ŏ_ŏ)

主人公の鴇時、通称"トキ"はのんびり屋で何事にも真剣にならないお気楽者な性格で。
けれど、あまつきでの出来事から少しずつ変わっていく様子が描かれています。
5話あたりでトキが"白紙の者"ということがわかり話が発展していくのですが
ここら辺から少しややこしくなったような気がします。
少し流し観してたらあやふやになってきてしまって(´-ω-`;)

人、妖、天 それぞれが存在する"あまつき"
これからトキはどの道を選ぶのか…
色々と続きが気になります!
まだ話も途中な所ですし原作を読んでみたいなと思います。



メモ"φ(・ェ・o)
{netabare}
【登場人物:CV】

*六合鴇時(りくごうときどき):福山潤
*篠ノ女紺(しののめこん)  :遊佐浩二
*朽葉(くちは)       :朴 王路美
*梵天(ぼんてん)      :諏訪部順一
*沙門(しゃもん)      :中田譲治
*平八(へいはち)      :野島健児
*露草(つゆくさ)      :森久保祥太郎
*空五倍子(うつぶし)    :小杉十郎太
*銀朱(ぎんしゅ)      :鈴村健一
*真朱(しんしゅ)      :松岡由貴
*佐々木只二郎(ただじろう) :大川透
*鶴梅(つるうめ)      :井上麻里奈
*黒鳶(くろとび)      :桐井大介
*紅鳶(べにとび)      :小林ゆう
*白緑(びゃくろく)     :成田 剣
*蘇芳(すおう)       :三宅健太
*狗神(いぬがみ)      :田中敦子
*今様(いまよう)      :五十嵐麗
*主殿(あるじどの)     :宮本 充
*煤竹(すすたけ)      :石野竜三
*藍鼠(あいねず)      :松風雅也
*夜行(やこう)       :喜多村英梨
*鵺(ぬえ)



【本作における用語】※wiki引用

*あまつき
 鴇時達が飛ばされた帝天に支配されている世界。
 梵天が「雨夜に出る月みたいに有り得ない場所」“あまつき”と呼び始めた。
 あまつきの正体についてはまだ色々とあるようで…

*彼岸(ひがん)
 鴇時達のいた世界。ヴァーチャルが発展した現代の近未来である。
 銀朱が夜行との会話から着想を得、この世界のことを「遥か彼方にある岸辺」“彼岸”と呼び始めた。

*妖(あやかし)
 あまつきの世界における妖怪達。
  ・獣妖(じゅうよう)
    獣や虫に似た姿を持つ妖怪の事。
    樹妖と主従関係を結んで初めて、縄張りを得ることが出来る。
  ・樹妖(じゅよう)
    樹木の精霊。本体とは別の身体で現れる。獣妖よりも霊格が高い。
    本体である樹木を傷つけると樹妖も傷つけられる。

*体と心
 体とは、肉体・物体等の外側の形。
 心とは内側、そのもの自体の情報(運命)が刻まれている、経験や記憶の形。
 帝天から与えられたそれらが集まり世界が作られ、世界にも運命が出来る。

*天網(てんもう)
 帝天が描いたこの世"あまつき"の設計図でありこの世の行く末を描く網。
 またこの世の全てのものの心に刻まれている其々の運命。
 それらが視える者は帝・告・梵・暁の四天と白紙の者である鴇時だけである。

*坂守神社(さかがみじんじゃ)
 全国の神社仏閣の総本山。唯一幕府直属の陰陽寮が肩を並べる。
 前天座である白緑が住む「狭間の森」が人界との壁が極端に薄く、
 彼が人の地へ這い出ることを恐れ、創建された。
 黄泉比良坂の上を守る意味から「坂守」神社。

*陰陽寮(おんみょうりょう)
 幕府直属妖怪退治組織。
 妖怪を重要視する幕府の要人は数少なく、将軍と一部の権力者の断行で作られた。
 江戸に跋扈する妖怪による変事の解決、坂守神社の動向を探りその意図を将軍に伝える役目を主としている。



【主題歌】
 オープニングテーマ
  「Casting Dice」 - カンノユウキ

 エンディングテーマ
  「名まえのない道」 - 引田香織

 挿入歌
  「とおりゃんせ」 - Lynne Hobday{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10

ねるる さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

練り込まれた設定と世界観を感じる、人と妖が存在する異世界に飛ばされた少年の話。

原作漫画未読。全13話。2008年放送作品。
以前になんとなく見た記憶有り。

主人公"六合鴇時"は、ある日人と妖が存在する"あまつき"という異世界へと飛ばされる。元の世界に戻るため行動して行くうちに、あまつきの謎と自分の役目についてを知ることとなる。
異世界妖ファンタジーストーリー。

なんだか難しいお話でした。時代背景が江戸?っぽくて、現代では無いので、セリフが難しい言葉だらけ、聞き慣れないものばかりですんなり飲み込めなかった。理解しにくい。聞いてて漢字多い。
あまつきという異世界の仕組みについて多く語られていて、この作品の大軸なんだろうけど、専門用語と世界観に最後まであまりついていけなかったです。とりあえず壮大そうってのは分かった。
狐のお話はいい話だった。妖も人も心があるよねって話しでこれは理解出来たし、感動的だった。

作画について、妖と人間が存在する世界で、少しほの暗くミステリアスな雰囲気の中ゆっくりと話が進んでいくので仕方ないかもしれませんが、映像の動きや色彩の豊かさがないので、見てて飽きが来るテンポ感でした。

昔学生時代に初めて梵天というキャラクターを見て、好みどストライクcv諏訪部順一なこともあり、一目惚れして見始めた記憶があります。セクシーで強くて凄くかっこよく見えた事を覚えてる。今は露草くんの方が好き。かわいい

福山潤さん、遊佐浩二さん、朴璐美さん、中田譲治さん、諏訪部さん、森久保さん、鈴村健一さんと当時から超人気の名だたる声優さんばかり出演しています。
ミステリアスな世界観と落ち着いた声色での演技で、終始大人っぽい雰囲気の作品になっていました。

ちゃんと真剣に見ればもっと作品の世界に没頭できたかもしれませんが、イマイチ面白い展開が続く訳では無いのでどうしても1話見るのに飽きた。画の動きも少ないからドラマCDで充分だったんじゃないかとさえ思ってしまった。
独特の空気感が流れてる作品なので、好きな人にはかなり刺さりそう。妖ファンタジーが好きな方は試してみてもいいかもしれません。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8

future☆ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

とっても奥が深い作品でしたっ!でも最後の終わり方がものすごく気になりました...!

.。o○ ○o。.あらすじ.。o○ ○o。.

高校一年生の冬、六合鴇時(りくごうときどき)は最先端技術を利用した次世代型博物館・大江戸幕末巡回展を訪れる。そこはCGとの合体により、特殊なゴーグルをかけることで幕末を体験できるテーマパークだった。
ところが散策の途中、鴇時は突如現れた妖(あやかし)、鵺(ぬえ)に襲われ、江戸時代幕末に似てはいるが、人と妖が存在する異世界“あまつき”に飛ばされてしまう。
鵺から鴇時を救ってくれた少女・朽葉(くちは)や、鴇時と同じく幕末巡回展を訪れていたにもかかわらず2年も前に飛ばされていた同級生・篠ノ女紺(しののめこん)と出会い、元の世界へ戻る方法を探す鴇時。
その中で、“人”の側である姫巫女・銀朱(ぎんしゅ)や“妖”の側である梵天(ぼんてん)と出会い、鴇時は自らの使命を知ることになる。
元の世界“彼岸”に帰るために “あまつき”の破壊者となるか、“あまつき”を守るためにその主となるか。鴇時が取る行動とは――。


.。o○ ○o。.キャスト.。o○ ○o。.

六合鴇時:福山潤
篠ノ女紺:遊佐浩二
朽葉:朴 王路美
梵天:諏訪部順一
沙門:中田譲治
平八:野島健児
露草:森久保祥太郎
空五倍子:小杉十郎太
銀朱:鈴村健一
真朱:松岡由貴
佐々木只二郎:大川透


.。o○ ○o。.放送日.。o○ ○o。.

2008年春アニメ(2008年4月~2008年8月)



.。o○ ○o。.OP、ED.。o○ ○o。.

OP「Casting Dice」カンノユウキ
ED「名まえのない道」引田香織


.。o○ ○o。.お話.。o○ ○o。.

1話「雨夜之月」

2話「狗をよぶ聲」

3話「化け物道中」

4話「犬神と姫神」

5話「暁と目覚め」

6話「澪標」

7話「暁降ち」

8話「薄暮花が眠る」

9話「春昼」

10話「そして、日は陰り」

11話「木の暗茂」

12話「児手柏の両面」

13話「高嶺颪の虎落笛」(最終話)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3

63.9 2 烏天狗アニメランキング2位
となりの妖怪さん(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (72)
167人が棚に入れました
山合いの風がよく吹く町、縁ヶ森町―。妖怪と人と神様が暮らすふしぎな日常の中で、それぞれの喜びや悩みを胸に日々を生きる、妖怪たちや人間たち。猫として20歳まで生きて、猫又に新生したぶちお。行方不明の父親を気にかけながらも、前向きに生きている人間のむつみ。代々この町を守っているカラス天狗のジロー。まったりほのぼのした田舎町の日常の中で起こる、ちょっとふしぎで優しい、繋がりの物語――。

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

雰囲気だけの出来損ないアニメかな?結論としては、そうでした。

 最終話(13話)まで観ました。2024.07.02

 世界が反転し、言霊が消えてしまい、妖怪さん達も消滅してゆく…。ぶちおも単なる猫に戻るニャース!(以下猫語)

 と…思ったら!子供らの言霊パワーで全て解決しました!どんな原理かな?

 今まで特に何もしていない山ン本五郎左衛門が台詞で説明してくれますが、自称魔王に言われても…。このキャラが妖怪の王だと視聴者側に了解されていないので、説得力がありません。稲生物怪録にしか出てこないマイナーネタ妖怪やんか…。

 結局、鬼にたくさん殺されました…。と、言いつつ村は今日も平和です。河童娘とりょう、ジローとむつみ、ぶちおとたくみと関係性も特に変化なし!

 百合と田中平、ハヤチヨと盲目音楽家の関係も良く分からんまま流されました。雰囲気は良かったのですが、妖怪に甘えすぎのフワフワしたアニメでした。妖怪消滅でも良かった様な…。

 結局、何が言いたかったのかな?おいちゃんが話聞こか?
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 12話まで観ました。2024.06.27

 たくみとぶちおがワーゲンさんと東京観光していたら、突然、虚無と時空干渉して、鬼が大量に発生、鬼は特に理由も無く人々を襲います。各地で襲われた人々がギャー!とかワー!とか叫び声を上げますが、グロ描写はありません。

 案外、大した事をされていないのかもしれません。尻子玉を取られてるだけで、命に別条は無いみたいな…。この物語は世界観があやふやなので、気にしない方が良さそうです。

 時空干渉のせいで、妖怪や神とかが居なくなってしまうかも…と、山ン本五郎左衛門が言いますが、この自称魔王は、未来の自分から電波を受信しているようなサイコパスなので、発言に真実味がありません。

 ジロー達天狗が大活躍しますが、鬼は結構芸が無くて弱いです。金属バット位で殺れそうです。平ももっと頑張れよ…。そんな事では百合に種付け出来ないぞ!

 カオスになってきましたが、付喪神系がまず影響を受けて弱体化しているのに何か意味があるのでしょうか?

 何はともあれ後1話で最終回!畳めない風呂敷は、そしてみんな居なくなったエンドが丁度良いのかもしれません。オチがとても楽しみです。たくみとむつみの夢オチではあるまいな?
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 11話まで観ました。2024.06.19

 むつみパパの話は今回一切触れませんでした。代わりにぶちおの飼い主の少年、たくみが時空研究所に興味を持って…。

 それにしても、このアニメは人間関係を曖昧にしたままお話が進んでしまいます。前回、謎の音楽男と同棲していた眉毛犬のハヤチヨさん、500年前から村にいたそうです。

 ジローの前任カラス天狗が村を守って死亡したのが1523年のことで、劇中は2023年だそうです。天狗が死ぬのを見届けた様ですが、物語上、便利に使うためだけの長寿キャラっぽいです。

 このアニメ、男性妖怪は様々な形態の異形ですが、女性妖怪は人間形態をとることが多いので、登場以来ずっと犬のハヤチヨは特異なキャラです。

 何か理由があるのかもしれませんが、サクッと流します。狐女の百合も平を連れて遠野へ帰省しますが、平は相変わらず謎の男で、百合は家族にどう紹介するつもりなのか不明です。

 実家の純血主義への当てつけで、混血を産むための男ですとでも父親に言うのかいな?どう考えても修羅場になりそうですが、多分これも流すんでしょうね。

 様々なキャラの思惑が雑に交錯する中、時空に異変が!お涙ちょうだいで、ジローとぶちおが犠牲になりそうですが、ラストで物語を畳めるか楽しみです。

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 10話まで観ました。2024.06.12

 オープニングで、眉毛犬のハヤチヨが早朝徘徊してたら、鬼がいた!そして、別に何もするわけでもなく(マジで何もアクションしない。ジローに知らせるとかもしないので鬼が危険なのかも不明です。)ミュージシャンの恋人がいる家に帰ってメスの顔になる…。

 ここまで観てきてなんですが、毎度情報がある様で無いエピソードをぶち込んできます。そもそもハヤチヨって何なん?ジローと村を守っている様ですが、謎のキャラですね。

 そして、虚無に呑まれたむつみのパパが変わり果てた姿で帰ってきますが…。

 弁丸「これはキツイね…。」確かにその通りで、これからどうするんですかね?元々駄猫だったぶちおとは訳が違います。

 まぁ、いつもの通り、何となく物語は流れて行くんでしょうね。このアニメの意味不明さは、色々エモいエピソードをぶち込んでくるけど、全て消化不良のまま不問になる所の様な気がします。妖怪に甘えすぎじゃね?
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 9話まで観ました。2024.06.03

 もう、物語の宿痾的にエモいエピソードを軽くぶち込んできますが、どう考えてもおかしいです。

 龍神が冬眠中の川はめちゃくちゃ危ないとか、昨日出来た様な設定で子供らがピンチになって、たまたまジローが居合わせて助けるとか、どんだけ適当なんですか?

 しかもクソガキ共は、命の恩人のジローに対してやっぱり呼び捨てだし、何かおかしいです。

 ぶちおに対してもそうですが、自分より長く生きている異形に対しての畏怖も敬意も無いので、人間としての要件を登場人物達が満たしていません。

 むつみとジローは何か良い雰囲気になりますが、ジローはやる気になれば、ハル、祖母、母、むつみと、親子丼ならぬ四代丼も可能なので、ものすごく気持ち悪いです。

 ジローは生き物なの?中途半端に性的な感じを出しているので、周りの人間はどう思っているのか凄く気になります。
 
 口の悪い村人は、むつみの家の女は代々ジローに味見されてるんだよ…とか、言ってそうです。

 だから、旦那衆の存在感が無いのか…。むつみのパパも単なる家出なのかも…。ジローみたいなのと代々親密なんて、逃げたくもなりますわ…。

 こういう、キモい裏読みが出来る様なエモさは作品の面白ろさにとっては有害ですね。

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 8話まで観ました。2024.05.27

 ジローはむつみの曾祖母、ハルと色々因縁があった様です。感動させようと無理のあるエピソードが展開されます。

 マジでガワだけで話を作るの辞め〜や!ハルの旦那が戦死したり、ドラゴンが空襲しにきたり、災害が起こったり…。戦争や災害とかを安易に物語の背景にしますが、相変わらずジローの立ち位置は不明なままなので、上滑りしています。

 ジローは空襲ドラゴンの迎撃に上がったりしないの?妖怪も徴兵されてるんでしょ?そもそも、この戦争は世界大戦なのか、近隣自治体との水利権争い程度なのか?マジでガワだけです。

 街を焼きに来たんだ怖いよ〜じゃ無いんだよ!ドラゴンは一匹だけでしたが、ちょっとブレスで放火する程度なのか、巨神兵みたいに火の七日間的カタストロフなのかどっちなんだい!世界観が安定してませんね。

 カラス天狗のジローは、ハルを父親代わりに面倒見たり、村の守護者だったりしますが、その割には村のみんなはフランクに接しています。村の最高戦力よ?

 むつみも、少なくても曾祖母が子供の頃から生きている化物に対して、ジローとフランクに呼び捨てですが、こんなことあり得る?

 私は子どもの頃、友達の曾祖母さんに対して、畏敬の念を覚えていた記憶があります。昔の事を良く知っており、江戸時代から生きている感じの大ババさまでした。(実際は明治30年代生まれ)

 自分の親より色々と過去のことを知っている人物をそんなに軽く扱えるのかな?田舎者は時代が経過しても大して生活が変化しないから気にしないのかな?むつみの家は一族が縄文時代から住んでいる竪穴式住居なのかもしれません。

 ハルもキショい人物で、ジローはいつも嘘をつくとか言ってますが、そんな描写あった?しかも、村の守護者・顔役ポジなのに、側に居ないとか、死の間際に私を忘れてとか無茶苦茶言いますが、結局、曾孫の代まで面倒みてますがな…。

 長命種と人間の関係性が曖昧です。ダンジョン飯とかでは上手く処理されているので、単純に制作側の能力不足でしょうね。

 下町エルフでも思いましたが、生きた記録媒体みたいのが近所にいたら、紛争解決に利用しようとか思わないのかね?既得権益とか、結局は過去の記録が全てよ?

 生きてるだけで過去の記憶を保持してないクリーチャーなら仕方ないですが、会話可能なんですよね…。利用価値は無限大ですね。

 江戸時代から続く文書行政とかを理解してない、近代国家の住民としての要件を満たしていないアホや子供向けのガワアニメに成り下がっているのが、とても残念です。
………………………………………………………………………

 7話まで観ました。2024.05.21

 ガワだけで話を作るのは辞めた方が…。ぶちおは長寿妖怪の猫叉に転生したので家族と寿命が違うと悩みますが…。
 
 フリーレンやダンジョン飯のエルフじゃあるまいし、何を言ってるのか…。ホスト家族は、長年飼ってた猫が妖怪化した事について、子供目線からしか関係構築の描写が無いので、大人達がどう思っているのか不明です。

 三毛猫なのに野郎なのかよ…。雌だったら動物仲良しだなぁ…。と、パパが思って無いとも限りません。ペットや道具が妖怪化しても、無条件に家族に編入されるので、家族の葛藤とか皆無です。

 ぶちおはどんな立ち位置なの?役立たずの老ネコが家計の足しになる位の認識なの?全く不明です。

 ママさんはぶちおを息子の様に思っているとか回想しますが、20年モノの飼猫ですよ?ママさんいくつなの?あんまり歳も変わらんでしょ…。記憶に欠落があるのでは?

 酷いのはワーゲンさんで、妖怪化する前の持主を今はパートナーと言っていますが、文字通り性的な意味でのパートナー家族になっている様です。

 これ、持主はバナナ女と夫婦になっていましたが、元道具に後妻ポジを取られたみたいな話しにならない様に、無理矢理ゲイにしています。

 バナナ女は、何故、ゲイと結婚したの?レズビアンだったの?先祖がバナナなので単為生殖出来るとか?何を考えていたのか不明です。都合が良すぎる女ですよ…。

 人間と妖怪が家族になる…で、色々良い感じに物語を作ろうとしますが、設定を練っていないので消化不良です。

 何なら全員サイコパスっぽいです。ジローもむつみとの関係に悩んでいる様ですが、こいつの社会的な立ち位置が不明なので、単に人間の女はすぐにババァになるからと嫌がっているロリコン長寿妖怪にしか見えません。

 家族とは性的関係も含めてのものです。得体の知れないクリーチャー共で繊細な家族関係の話を構築するには実力が足りない様です。
……………………………………………………………………… 

 6話まで観ました。2024.05.13

 このアニメは、妖怪達の社会的な立ち位置の説明を意図的に省いています。狐女の百合は、実家の純血主義に嫌気が差したのですが、妖怪も人間もフリーダムに交雑する世界で、純血主義の意味は?割と雑種上等ですが…。

 百合と一緒に暮らしている?田中平も謎の男で、友人にしては親しすぎると言うか…。ご関係は?

 Cパートで、学校の怪談的な話も展開しますが、先生でも生徒でも無い、トイレの花子さん的なポジションの妖怪が学校に住んでいるんですが、コイツらは何なの?

 終始人間関係がフワっとしており、妖怪達の悩みとかも雰囲気だけで、描写に深みが全くありません。

 むつみのジローに対する想いとやらも、淫行にならなければ別に良くね?既に種族とか関係無いし…。

 全てが未消化のまま、何となく話が進んでしまうので、本アニメの持っている折角の良い雰囲気も違和感がつきまといます。

 あまり設定とか熟考してないSNSの出落ち漫画で面白いアニメを作るというのは難しいのだなぁ〜とつくづく思います。
……………………………………………………………………… 

 5話まで観ました。2024.05.06

 やっぱり人間中心で、妖怪は添え物のお話です。妖怪が出てくる必然性が全くありません。

 狐女は化け狐の名家である実家と確執を抱えているのですが、人間に媚びたような名門なので、全く説得力がありません。

 武芸に秀でているらしいですが、なぜ、人間に変化しなくてはならない?自由に変化出来るなら、人間形態にこだわる必要無いよね?頭が悪い設定です。

 また、きさらぎ駅が存在し、平行世界との関係で一悶着ありますが、元の世界も上手く描けていないのに、パラレルワールドに手を出すのは悪手です。

 この平行世界、妖怪がいないらしいですが、何故か元の世界とほぼ同じ様な人が暮らしています。狐女も、狐ではない人間として暮らしているらしいですが、こいつも実家と確執があるんでしょうか?

 妖怪でないのに実家と確執があるとすれば、元の世界の狐女の悩みは世界に強制されたもので、自由意志でなんとか出来る性質のものではありません。グチグチ悩むだけ無駄です。

 最悪なのは確執が無いのに同じ様な生活をしている場合です。さらに狐女の道化ぶりが際立ちます。わざわざ村に来なくても、実家で暮らすか、都会に出るでしょう。

 もう、作品の都合でキャラが存在しているかの様です。妖怪がいない世界は、政治体制も違うでしょうから、全く同じ様な風景の村が存在し、同じ様な人々が暮らしているはずありません。

 パラレルワールドも、タイムリープで世界線が違ってくる話ならともかく、環境が全く違う世界では、話しに矛盾が生じます。

 ドラえもんの長編映画、魔界大冒険みたいに、もしもBOXで魔法が使える世界に行ったのび太とドラえもんですが、魔法を使える現地のジャイアン等のいつものメンバーを持て余し、元の世界には居ないゲストヒロインがメンバーの中心となり、他のキャラが微妙な感じになっています。

 確かに、いつもの映画版のび太の友人キャラは、ドラえもんの秘密道具を使って科学側として活躍しますが、異世界生物では扱いが難しいです。

 天才藤子不二雄先生でもこうなのですから、凡百がパラレルワールドに手を出すなや!全くガワだけアニメは困ったものです。

………………………………………………………………………

 4話まで観ました。2024.05.01

 話の方向性は分かってきた感じです。妖怪として新生したぶちおの目を通して、ハートフルな物語を作りたい様です。

 新人猫叉として、社会や家族とどう向き合っていくのか?新社会人奮闘ものっぽい雰囲気で好感は持てます。

 ただ、本作品は決定的な欠陥を抱えています。タック二階堂さんや他のレビューアー様達も書かれていますが、人間と妖怪が混在している社会状況が説明不足です。

 社会で一人前として認められるために戸籍や国籍を取得する、車の運転免許を取る、妖怪としての能力を活かした仕事を見つける、人間の家族と上手くやる…。あくまで妖怪は人間社会に受け入れて貰う側です。

 しかし、中途半端に魔王や龍神がいたり、社会に敵対的な魔獣が存在します。こいつらは一体何なんでしょうか?

 また、都会にも妖怪が沢山おり、作品内の描写的には人間より数が多そうです。一見人間に見えても、変化出来るので正体は視聴者には分かりません。

 学校教員も妖怪が多数いる様です。警察、消防、自衛隊等の治安維持要員の描写はまだありませんが、前回妖怪も徴兵された云々ババァが言っているので、権力機関の暴力装置にも妖怪は従事しているのでしょう。

 人間よりも能力の高い妖怪が権力の中枢にいる社会?むしろ人間の方が苦労するんじゃね?なぜ、人間の登場人物は妖怪が人間社会に馴染もうとするのを自明視しているのか?人間が妖怪に支配される側なのでは?

 ヒロインのむつみやぶちおの家族の小僧達が何となくモブっぽいのも、作者が狙ったわけでは無く、人格と主体性をもっているキャラとして描けていないからです。

 妖怪や神、魔王等の得体の知れない連中がはびこる社会で、何の疑問も持たずに暮らせるのか?妖怪に対してどう思っているのか?何となく村を守っているジローみたいな連中と、統治機構は上手くやれているのか?

 どう考えても、人間も妖怪の一種(猿妖怪の類)として生活しているとしか思えないので、単なる個性の無い連中としか描けないのでしょう。

 異形の者達の生活する異形の世界のお話で、現代社会に住んでいる視聴者を感動させるハートフルな物語を展開するのは土台無理な話で、普通の感覚を持っている人間には違和感の方が先に感じてしまいます。

 結局、今の所はガワだけで感動する様な人間向けのアニメと言えます。ロゴスよりパトスで生きている界隈の住人的な…。

 4話ラスト、不穏な感じで統治機関の存在を匂わしていますが、そもそも最初から社会の描写が破綻しているのに、何をしようと言うのか?上手く処理できるとは思えませんが、高見の見物を決め込もうと思います。
……………………………………………………………………

 3話まで観ました。2024.04.23

 猫又のぶちお、カラス天狗のジロー、巫女?の少女むつみがメインキャラの様です。

 今回、ガチで人間を襲う鵺や元水神のヘビから村を守るために妖怪と人間パーティで頑張ります。

 村の人間が悪玉妖怪から村を防衛しようとするのは分かりますが、善玉妖怪達の行動原理は良くわかりません。ジローなんて、戦いで死にそうになっても、お役目だからで片付けられています。

 このアニメ、雰囲気は良いのですが、悪く言えば雰囲気だけで話を作っています。

 今回悪霊化した水神も、過去の細かい話はすっ飛ばしているので、ジローとの因縁が良くわかりません。行き違いがあった様ですが、ジローが水神が暴れた理由を現在理解しているかどうか不明です。

 なぜジローは水神に情をかける?村人と一般妖怪達は水神をヘビの化物としか認識しておらず、単なる邪悪なインベイダーとしか理解してない様子なのに?

 そもそも水神クラスを死にそうにさせる毒って何よ?水神の恋人は人間なのか妖怪なのか?何で100年後の今、悪霊として復活したの?恋敵を直接襲えば良かったのでは?100年前から妖怪と人間は共存してるんでしょ?暴れる前に子供連れて恋敵と恋人の前に登場した方が嫌がらせになるでしょうよ…。

 怪異なんて、自分の都合で暴れる不合理な奴らよ!で片付けてしまうと、善玉妖怪や人間と暮らしている一般妖怪達の存在の説明がつきません。歪な二重規範というか、二律背反というか…。

 妖怪モノにツッコミ無用!考えるな感じるんだ!の世界ですね。今後、この調子でウザい展開になったら、脱落しそうです。
………………………………………………………………………

 2話まで観ました。2024.04.14

 小学校に普通に子供妖怪が通学しており、妖怪先生もいます。妖怪化する回路は色々ある様です。

 そんでもって、妖怪達も家族や恋愛、アイデンティティの問題で悩んだりするんですよねぇ…。

 これって、出来損ないのSFに良くある、人格のある人造人間が悩んでいるのと同じ構造なんですよね…。

 物語の前提条件として人間と混在して生活しているのに、クドクド悩むか?妖怪は人間と交雑できるのか?ぶちおは猫又だけど、性別は?雌猫妊娠させたり出来るのか?もしくは子猫を産んだとしたら、子猫は何なのか?猫時代の子供はいるのか?飼猫として去勢されていたとしたら、家族にどの様な感情を抱いているのか?無条件に家族に感謝しているが、その感情は本当なのか?餌に満足してたのか?いつか殺すとか思ってなかったのか?

 キャラを悩ませるなら、そのキャラの社会的立ち位置をはっきりさせなさいよ。定義されていない曖昧な存在の連中がゴチャゴチャ言っても、意味不明です。

 ぶちおの師匠の化けギツネも何か家族問題を抱えていそうですが、お前は動物なのか人間なのか?どっちなんだい!

 夏目友人帳の妖怪達位の存在が丁度良い様です。にゃんこ先生が発情して雌猫の尻を追っかけてたらショックでしょうが…。
………………………………………………………………………
 初回観てのレビューです。2024.04.07

 妖怪と人間が仲良く暮らしている田舎が舞台の物語の様です。20年生きた家猫のぶちおが猫又に転生して…。

 ちょっと不穏さも感じますが、中々雰囲気は良さそうです。ただ、妖怪が随分フレンドリーです。

 人間よりも長生きしているので、もののけ姫の犬神のモロ(CV美輪明宏)みたいに、二言目には「黙れ小僧!」と言い放ってきそうです。

 ぶちおも、10年位しか生きてないガキにイジられたら、尻の青いガキが殺すぞ位言いそうなのに腰が低いです。老獪なヌコ様らしからぬ好青年ぶりですね。

 田舎者は妖怪も人間も人が良いのだ!的な思い込みがありそうですが、都会人の傲慢な視線で視聴継続です。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5

ヤマナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今期の泣けそうな作品。...だったけど。

初見評価
あまり期待しておらず今期は人外ものが多いな~。くらいで視聴。
妖怪と当たり前のように暮らしている人たちの話らしく、ほのぼの系なのかな。ただ主人公の女の子の成長を見れるような作品のような気がして最終話に期待が膨らんだ。
作画の柔らかい雰囲気も作品とマッチしており映画のような仕上がり。

作画やテーマもよく、これからの展開次第では高評価を期待できる楽しみな作品。

6話まで視聴
なんか、ちょっと残念。
相変わらず雰囲気はよくBGMなくして声優さんの演技も上手で目を引かれるシーンは何度かあるんだけど、たいしたストーリーがなく肩透かしな感じ。
そして、群青劇みたいな今作の中でも主人公的女の子。
お父さんが神隠しにあっててみたいなのを一話でやってて泣けそうやんって思ってたんだけど、5話で乗り越えた!みたいな話してて
え?これで終わり?ってなった。このまま触れなさそうで心配。

題材は面白いし、音楽・声優・作画も雰囲気合ってていいんだけどストーリーが弱い印象。

最終話まで視聴
とりあえずお父さんはまた触れてくれて一安心。
でも、突然戦闘になったりバッドエンドかと思ったらハッピーエンドだったり急展開過ぎて感動とはならなかった。
人間より長寿な妖怪たちの孤独な人生、かと思いきや突然妖怪たちの終わりを迎えそうになる。長い人生だれがいついなくなっても不思議じゃないんだから後悔のないようにね。ってメッセージ性は伝わった。
題材もいいし、伝えたいこともわかりやすかった。だけど、感動しなかった。物語の編成だったり見せ方が問題だったのかなー。
惜しい作品。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

1話+‪αの感想。3度目の寝落ち‥なかなか2話終了まで起きてられず。

原作未読。予備知識なしの初鑑賞。

キャラデザに不安を抱きながらも
まったりしてそうな雰囲気にそそられ鑑賞。

✎︎______第1話+‪2話途中の感想。______

U-NEXTの紹介分に"ふしぎで優しい日常"とあり、
本当にその通りでこの作品の良さですね。

ただ私には好みでないキャラデザに加え
刺激が少なすぎるからなのか‥
どうしても途中で寝落ちしてしまいます。

1話終盤から3度見直したのですが
毎回2話の途中で寝ちゃうんですよね。

他のまったり作品では滅多にないことなので、
もしかすると物語に"楽しい"が足りてないのかも。

"ふしぎ"の部分もワクワクとまではしないので
退屈に感じる時間が多い気もします。

その代わり心にはとても優しい作品なので
そういう気分の時に改めて観ようと思います。
✎︎_____________________

☆は改めて鑑賞した際に評価します。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4

66.2 3 烏天狗アニメランキング3位
映画プリキュアドリームスターズ!(アニメ映画)

2017年3月18日
★★★★☆ 3.8 (12)
56人が棚に入れました
ある日、いちかの前にサクラと名乗る謎の少女が現れた。「桜が原」という異世界から来たというサクラは、鴉天狗によって連れ去られた友達の狐であるシズク、そして奪われた桜を取り戻すため、「スイーツ」「宝石」「鍵」のプリキュアを探しているという。
いちかたち『キラキラ☆プリキュアアラモード』の5人は、『魔法つかいプリキュア!』・『Go!プリンセスプリキュア』とともにサクラを助けるため、「桜が原」に向かうことになる。

声優・キャラクター
美山加恋、福原遥、村中知、藤田咲、森なな子、かないみか、阿澄佳奈、高橋李依、堀江由衣、早見沙織、齋藤彩夏、嶋村侑、浅野真澄、山村響、沢城みゆき、東山奈央、古城門志帆、木村佳乃、山里亮太、関町知弘、田所仁

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ファンでもこれは厳しいかも

視聴してから半年くらい経っているので、うろ覚えですが
カラス天狗の立ち位置(キャラ自身はギャグなのにラスボスで強い)というところが受け入れづらかったです。真面目に戦ってよ!と思ってしまうからかもしれません。

因みに、タイトルにおいてのファンは監督のことを指しています。
宮本浩史さん。
若いながらも、優れた3Dモデラー、演出、監督として、プリキュアのED等を担当されています。
この方の作る3DCGキャラは手書きアニメらしさを残しつつ、そして可愛らしい顔立ちをしているのが特徴で、スマイルプリキュアのEDなどは、これ手書きなんじゃないか?と思ってしまう程でした。
オールスターズでは、全てのキャラのCGキャラをデザインしたことでも知られています。正解するカドでも男性キャラの素体づくりに一躍買われたのだとか…
実際東映の3DCGキャラと言えば宮本さんと言えるくらい有名な方なので、CGアニメに興味がある人は、頭の片隅に置いておくと良いかも。

そして、監督としては、GOプリ劇場版「レフィのワンダーナイト」に続き、2本目ということになります。

CGでの絵作りはやはり面白いですね。
戦闘シーンはCGだけど集中線(漫画でよく見られる強調する線)を使って、それがまた良い味を出していますし、殴ったり蹴ったりというワイルドなアクションシーンがプリキュアというコンテンツと融合して面白い絵面になっています。

ただ、一点だけ残念なところも…
「レフィのワンダーナイト」でも思ったのですが、キャラクターの性格があやしい…

まあまだ、作品撮るのは2本目ですから、今後の活躍にも注目しています、ということでよろしくお願いします!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

作戦会議の間、ちゃんと待ってくれる

今作視聴前のプリキュアシリーズ視聴状況

6割:Go!プリンセスプリキュア
完走:魔法つかいプリキュア!
4割:キラキラ☆プリキュアアラモード



"出演するプリキュアを直近の3作品に絞る"という手法は、今作が初めてだそうです。
もっと前からやっているシステムかと思ってました。

そのプリキュアの中にも良い意味で上下関係があり、さながら中1~中3(あるいは高1~高3)のようです。
メインのターゲット層(幼児)にとっては未来の話ですが。



映像は、後の「映画 プリキュアスーパースターズ!」のように特定のシーンでプリキュアがフルCGになります。



ストーリーがやや分かりにくかったりしましたが、山里亮太さんの演技が思いのほかコミカルで上手かったりしました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2

地味な男 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

視聴者に対する配慮が行き届いていた。

久しぶりにプリンセスプリキュアと魔法使いプリキュアを見れて良かったと思いました。しかし、みらい等のキャラの発言に少し違和感を感じたシーンがありました。(あれ?こんなこと言う性格だったっけ?みたいな感情。)それ以外は丁寧な作りで良かったです。タイトル通り、子ども達を飽きさせぬよう、キャラクターが視聴者に話しかけるシーンがあったり、綺麗な映像で我々を引き付ける等視聴者を飽きさせぬ為様々な工夫があり良かったです。
バトルに関しては、高速移動ができる敵が現れ、プリキュアたちはそのキャラに圧倒されるのですが、こういう時に一人でも高速移動ができるプリキュアがいれば良かったのにと思いました。(笑)
見て損はないですよ!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1
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