幼馴染で水族館なおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの幼馴染で水族館な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月22日の時点で一番の幼馴染で水族館なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

60.4 1 幼馴染で水族館なアニメランキング1位
恋は双子で割り切れない(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (97)
238人が棚に入れました
いつまでも、ただの幼なじみじゃ居られない── 初恋こじらせ系双子ラブコメ開幕! 白崎純と琉実・那織の神宮寺姉妹は小さいころから家族同然で育った幼なじみ。 見た目ボーイッシュで乙女思考な姉・琉実と、 外面カワイイ本性地雷なサブカルオタの妹・那織。 顔はそっくりだけど全く正反対な2人。 純はいつからか芽生えた恋心を抱えながらも、特定の関係を持つでもなく交流は続いていたのだけれど…… 「わたしと付き合ってみない? お試しみたいな感じでどう?」 琉実が発したこの一言が、3人をいびつな三角関係へと導いていく――

68.5 2 幼馴染で水族館なアニメランキング2位
継母の連れ子が元カノだった(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (220)
692人が棚に入れました
まだお互いに、好き同士。そんな元カップルが――親の再婚できょうだいに!? 第3回カクヨムWeb小説コンテスト大賞受賞の人気ノベルをコミカライズ! 一つ屋根の下で繰り広げられる、ひたすらに甘くて焦れったい悶絶ラブコメ!
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

12話まで観て、予想より良かったと感じたので。

原作小説については未読。
コミックは1巻だけ読んだ記憶があります(多分)。

総評と採点-----
●物語●
●キャラ●
{netabare}
『一組のカップルが、別れた直後に、
親同士の再婚で義理の兄妹?姉弟?に』
まぁ・・・まず無いだろうとは思ってしまう設定ですが、
諸々アクセントになっていたと思いますし、
やはり意味があったんだな~と感じております。
(まぁ中学3年の二人を見てると、
普通に自然消滅的な流れで別れそうな物ですが・・・)

メイン二人が揃って捻くれていて、基本テンションの起伏が激しく無く。
その分、サブキャラがかなり振り切れていて。
そのギャップで物語の起伏が作られていたようにも思います。


原作でもそうなのかは分かりませんが、
今のの二人を描きつつ、
ちょいちょい過去の二人を回想しつつ、
また今の二人が進んでいく。

視聴途中には「何回も回想する意味あるのか?」と
若干面倒臭さを感じていたりしましたが、
最後まで観てみて「あぁ、ここがこう繋がるのか」と
腑に落ちたのは、個人的に気持ち良かったです。
当時の二人が何を考えて、どう感じていたのか、
結構丁寧に描かれていたと感じました。


いさなさんは・・・
二人に一石を投じる役目が必要だったとはいえ、
フラれる前後共に、あの距離感を保つというのは・・・
可哀想というか、メンタル強いというか。
いや、普通に良い娘ですよね・・・。


二人の関係性の変化を含めて、
『無駄な』重い要素が無かったのも良かったのかな?と。


アニメにした部分でプロローグといいますか、
リスタートといいますか。
続きが気になるので、2期アニメ作って欲しいと思います。
もしくは・・・原作に手を出してみるか・・・?
{/netabare}
●作画●
{netabare}
終盤に若干不安になる部分がありましたが、
総合的には綺麗な作画だったと思います。

結女もいさなも可愛かったですし。
{/netabare}
●声優●
{netabare}
1話で初めて水斗のボイスを聴いたときは
「・・・これって誰?・・・下野さん?」と
少々不安気な予想をしてました(まぁ正解だったわけですが)。
下野さんのキャラをいろいろ観てきましたが、
この方も演技の幅広いな~と(縦にも横にも)。

個人的に、落ち着いた日高さんというのは
あまりなじみが無いものでして、新鮮に聴いてました。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/22
♥ : 11

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

そういうところが、嫌いなんだよ…

この作品の原作は未読ですが、ちゃんりな、長谷川育美さんと、とみたんが出演するのを知り視聴を決めました。
でも、実は私の中にはもう一つの理由がありました。

それは、アニメーション制作が「project No.9」さんだったことです。
project No.9さんといえば、「ネトゲの嫁」「りゅうおうのおしごと!」「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!」「弱キャラ友崎くん」といった、超私好みのキャラデザの作品を多数制作してくれている会社なんです。

これらの作品にはある共通点があるんですよ。
それは、キャラクターデザイン、総作画監督が、矢野茜さんということです。
矢野さんのキャラデザは「ネトゲの嫁」から気になっていて、「りゅうおうのおしごと!」ではヒロインの雛鶴あいのフィギィアをポチるほど溺愛しています(*ノωノ)

因みに、project No.9さんは上記以外の作品も制作していますが、矢野さんは上記の作品以外のキャラデザは担当されていないようです。よく見ると、柳伸亮監督の作品のキャラデザに矢野さんが起用されるという構図があったようです。

だから、今回も柳伸亮監督なのでキャラデザは矢野さんかとばかり思っていましたが、今回は違っていました。
Twitterのタイムラインにちょいちょい流れてくるから気付いてはいましたが、今期、矢野さんは「プリマドール」のキャラクターデザインと総作画監督を務められていたので…
二足の草鞋を履けない職業だということを痛切に感じた気がします。


ある中学校である男女が恋人となり、
イチャイチャして、些細なことですれ違い、
ときめくことより苛立つことのほうが多くなって……
卒業を機に別れた。

そして高校入学を目前に二人は――
伊理戸水斗と綾井結女は、思いがけない形で再会する。


「僕が兄に決まってるだろ」
「私が姉に決まってるでしょ?」


親の再婚相手の連れ子が、別れたばかりの元恋人だった!?

両親に気を遣った元カップルは、
『異性と意識したら負け』という
“きょうだいルール”を取り決めるが――
お風呂上がりの遭遇に、二人っきりの登下校……

あの頃の思い出と一つ屋根の下という状況から、
どうしてもお互いを意識してしまい!?


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

キャラデザが矢野さんじゃありませんでしたが、今回の作品も十分過ぎるくらい作画が綺麗…
個人的にはヒロインである結女ちゃんのCVはちゃんりながハマり役。
長谷川さん演じる南 暁月や、とみたん演じる東頭 いさなも雰囲気はバッチリだったと思います。

最近、とみたんの出演数が爆上がりではないでしょうか。
この夏アニメでショート作品を除き、少なくても5作品の主要キャラを演じられています。
体調を崩さなければ良いのですが…

話を戻して、次に主人公である伊理戸 水斗のCVは下野紘さん…
下野さんの声質がマッチしていたかは個人的に微妙でしたが、他にマッチしそうな方もいないので、こちらも結果オーライなんでしょう。

一方、物語の方は公式HPのINTRODUCTIONに掲載されている概要通りです。
ですが、INTRODUCTIONには書かれていないこの作品最大の見どころである登場人物の心模様がとても繊細に描かれており、心底見応えが感じられる作品でした。

特に結女ちゃんの心情は、作り手の見さまが特に力をいれていたのでしょう。
ちゃんりなの演技がキャラの魅力を何倍にも増幅しているのも相まって、終盤の結女ちゃんとか、ヤバいくらい入ってくる感情にしっかり感動させて貰いましたよ。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、DIALOGUE+さんによる「デネブとスピカ」
エンディングテーマは、harmoeさんによる「ふたりピノキオ」
個人的には、最近harmoeさんが気になるユニットです。

harmoeは、はるちゃんこと岩田陽葵さんと小泉萌香さんによるユニットです。
はるちゃんは、「アサルトリリィ BOUQUET」で吉村・Thi・梅役を演じており、その他、アサルトリリィのライブや舞台を見ても吉村・Thi・梅役は本当に適役だと思います。
今後もアサルトリリィのコンテンツで活躍して欲しい声優さんの一人です。

1クール全12話の物語でした。
作画が綺麗だったので、とても見易く内容的にも私好みの作品だったのでしっかり堪能させて貰いました。
結女ちゃんの願いが叶うことを期待しつつ、続編の情報を待ちたいと思います。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 9
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

たしかにデネブとスピカだった。

いやー、ツンデレ同士のラブコメか。
始めて観ました。

最初からギスギスって考えものです。
だって、ストレスがたまるんですもの。
でも、過去の経緯を考えたらね。
そりゃそうなります。

思春期の恋人同士にありがちなすれ違い。
自然の成り行きで別れたものの、親が結婚って。
手探りで新たな関係を模索する二人。

{netabare}素で接するようになって、しだいに誤解が理解へ。
今のナチュラルないがみ合いが心地いい。
なんだかんだ言いながら、たぶんこれから・・・。{/netabare}

このアニメ、脇役が個性的です。
特に、いさなの登場で一気に楽しくなった感じ。
素直ないさなが主人公カップルに一石を投じる。
そんな展開は色んな意味でニヤニヤできます。

主題歌の「デネブとスピカ」はテンポ感のある良曲です。
双方とも一等星だけど、デネブは1500光年、スピカは300光年くらいだったかな。
星座は夏と春の代表的なものだし、12星座であったりなかったり。
夏の夕暮れに天頂と西の空低く、一緒に見れたりね。
微妙な距離感を有している当たりがこのアニメの二人と重なります。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 14

75.9 3 幼馴染で水族館なアニメランキング3位
白い砂のアクアトープ(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (446)
1366人が棚に入れました
「――見えた?」くくるは、そっと、がまがま水族館のヒミツを教える。「ここではときどき、『不思議なもの』が見えることがある」夏の日差しが降り注ぐ、沖縄。那覇市内からバスに乗り1時間あまり揺られた先に、その水族館はある。沖縄本島南部、美しいビーチのすぐ脇にある、ちいさな、すこしさびれた「がまがま水族館」。18歳の女子高生・海咲野くくるは、そこでまっすぐ、ひたむきに仕事をしていた。祖父に替わって「館長」を名乗るほど、誰よりもこの水族館を愛している。ある日くくるは、水槽の前で長い髪を揺らしながら大粒の涙をこぼしていた女の子・宮沢風花と出逢う。風花は夢だったアイドルを諦め、あてもない逃避行の先に、東京から沖縄へやってきたのだ。がまがま水族館に流れる、ゆっくりとした、やさしい時間。居場所を求めていた風花は、「水族館で働きたい」と頼み込む。出会うはずのなかったふたりの日常は、こうして動き始めた。しかし、がまがま水族館は、「不思議」と一緒に、「閉館の危機」という大きな問題を抱えてもいた。迫りくるタイムリミットを前に、ふたりは立て直しを目指して動き始める。かけがえのない場所を、あたたかな寄る辺を、守るために。

声優・キャラクター
伊藤美来、逢田梨香子
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

優しい未来を目指した 心が落ち着く物語

このアニメを見ると、なぜか心地良く、心が落ち着きます。
おそらくそれは、キジムナーのせいかもしれません。
物語全体が優しい色で覆われているようです。

そして、この物語が目指すものは、「優しい未来」のような気がします。
人や全ての生き物にとって優しい未来をつくること。
そしてその未来をつくるのは、水族館を訪れる幼い子供たち。
今は小さくて何もできないけど、海洋生物に興味を持った子供たちが大人になったときには、きっと優しい未来をつくってくれる。
その願いを込めた物語のようです。

そんな未来を想像すると、心が楽しくなりませんか?


主人公は高校生の海咲野 くくる(みさきの くくる)。明るく元気な女の子です。
そして、ヒロイン(?)は宮沢 風花(みやざわ ふうか)。とても美しい少女です。

物語は、くくるが高校を卒業するまでの前半部と、くくるが社会人になった後の後半部とに大きく分かれています。

■前半部:
くくるは夏休みの間は「がまがま水族館」の館長代理をしています。
両親を亡くしたくくるにとって、この水族館は人生そのものと言える大切な場所。
でも水族館は老朽化で閉館が決まっています。
くくるは何としても水族館を存続させようと奮闘します。

風花は元アイドルグループのメンバーでしたが、優しすぎる性格が災いしてアイドルグループを辞めてしまいます。
傷ついた心を癒すべく沖縄に行ったときに、彼女は偶然「がまがま水族館」に立ち寄ります。
そこで彼女は、不思議な体験をするのです。
それは、まるで魚たちが風化の傷ついた心を慰めているようでした。

壁一面の水槽に囲まれている水族館の中は、まるで神秘の世界への入り口。
私達も今度水族館へ行ったときには、風花のような不思議な体験をするかもしれませんね。

ここで風花は、くくると出会います。
くくるを応援しようと決めた風花は、くくるの家に住み、「がまがま水族館」で働くのです。

{netabare} くくると風花は、がまがま水族館を存続させるために懸命に頑張りました。しかし水族館は老朽化により閉館してしまったのです。

このときのくくるの悔しさがとても切なくて…
くくるは元気な時が一番輝いています。だから早く元気になってほしいです。{/netabare}

■後半部:
月日は流れ、高校を卒業したくくるは、新しくできた大きな水族館「アクアリウム・ティンガーラ」へ就職します。そして営業部へ配置されます。
くくるにとって生き物を飼育しない営業部は不慣れな仕事ばかり。くくるは仕事に押しつぶされそうになります。

そんなときに、いつも真っ先に助けてくれるのが風花。
風花は、くくるの姉のような存在です。いつの間にか、くくるにとって最も大切な人へと変わっていました。

自分を助けてくれる人がいつも横にいてくれたら、どんなに辛くとも頑張り通すことができます。
風花の励ましで元気を取り戻したくくるは、与えられた仕事を懸命にやり抜きます。

{netabare}17話では、くくると風花が懇親会を企画します。
皆にくつろいでもらおうと頑張ります。
贅沢な料理はありませんでしたが、二人の皆への感謝の気持ちがこもってました。
幸せの基準は人によって異なりますが、
こんな接待を受けたら幸せな気持ちになるでしょうね。{/netabare}

くくるにとって最も不慣れだった営業の仕事は、いつの間にかくくるにとって最もふさわしい仕事に変わりました。
営業部だからこそ、全ての飼育員と仕事で話をする機会ができました。
営業部だからこそ、催し物企画でお客様と身近に接することができました。
営業部だからこそ、自分が推し進めたい企画を実現することができました。

嫌だ嫌だと思い続けて仕事をするのと自発的に仕事をするのとでは、同じ仕事でも人生が180度変わります。
そして社会人になったら誰でも、くくるのように挫折感を味わうことがあります。
でも、前向きに仕事を続けていれば、きっと報われる日が来るでしょう。


くくるが企画した白い砂の上での結婚式の様子は、とても素敵で頬笑ましい内容でした。{netabare}
装飾品が殆どなく、裸足で行う素朴な結婚式。
でも、壁一面と天井には沢山の魚たちが優雅に泳いでおり、まるで海底にいるような気分になります。
こんな神秘的な結婚式は、参加された方の心に一生残るでしょうね。{/netabare}


前半部の主題歌「たゆたえ、七色」は、とても心地よい歌でした。


私は若い頃に六年間、沖縄に住んでいました。
青い空に白い雲、そして真っ青な海
サトウキビ畑にシーサー
どれも懐かしいです。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 59

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

また「実写ドラマでやれ!」とか言われるのかな…?(第8話: 引きで新キャラ登場、転機きますね!)

沖縄にある弱小水族館の存続をかけた苦闘+アイドルグループをクビになった少女の再起の二本柱でお送りする感じの、いつものP.A.WORKSによる実写ドラマ風オリジナルストーリー(たぶん2クール作品)です。

これまでの同系統の作品の例に倣い、本作もアニメと並行してコミカライズ版が展開するようです。そしていつものP.A.WORKSなら水族館はあまり上手くゆく気がしないのですが、果たして本作ではいかに…?

でも私は『サクラクエスト』とかも好きだった私は、何だかんだ言ってたぶん最終話まで観ることになると思います。

2021.8.27追記:
第8話まで視聴終了。研修と称して新キャラ登場!

「原作: projectティンガーラ」とクレジットされている以上、単に「がまがま水族館閉館の危機」の現状からそろそろ話が動き出しそうです。サクラクエストもそうでしたが、P.A.WORKS作品の原作クレジットと本編との絡みは侮れません。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 32

ファルコーニ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

本当に単なるお仕事作品になってしまった

P.A.Worksのお仕事シリーズとして注目されていたアクアトープ完走!

相変わらず作画は上手いし、声優も豪華どころを起用していてハズレがない。沖縄らしさも出ていて、そこは素晴らしい。

ただ、歴代のお仕事シリーズに比べると2クール目からトーンダウンしてしまった印象は否めない。

2クール目からは本当に水族館のお仕事ドキュメントのようになってきて、キャラクターたちがあまり動かなかった。

このお仕事シリーズは過去の「花咲くいろは」や「サクラクエスト」と同じく、仕事の中の葛藤を通してキャラクターの成長を描くところに魅力があったはず。それが花咲くいろはとかサクラクエストでは丁寧に出来ていたように思うが、このアクアトープはそこが少し薄かった。

1クールの終わりまでは綺麗に描けていたように思うが、2クール目からはテーマを持たせづらかったのかな。

とはいえお仕事アニメとしては作画もきれいだし、楽しめるのではないか。仕事で忙しい思いをしている人たちの中には、共感できるポイントもあるはずだ。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 8
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