岡山県おすすめアニメランキング 6

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの岡山県成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月04日の時点で一番の岡山県おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

55.1 1 岡山県アニメランキング1位
愛・天地無用!(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (108)
573人が棚に入れました
天地、女子高校教師になる!?
またもや鷲羽の起こした問題から、世界が大ピンチ!
世界の危機を救うため天地が順愛学園という女子高へ教育実習生としてもぐりこむことに。
天性の巻き込まれ体質の天地には赴任した早々、数々の問題が降りかかる。

そして、それはまさに、天地の苦難に満ちた教師生活の始まりとなる…。

声優・キャラクター
菊池正美、東山奈央、大地葉、優木かな、M・A・O、深田愛衣、田辺留依、佐藤あずさ、川澄綾子、折笠愛、七緒はるひ、横山智佐、水谷優子、小林優子

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

なんだかんだ言っているうちに終わってしまった。

『天地無用!』20周年記念企画として制作された作品

です。全50話、総集編10編、関連事未見。


元ネタ等は一切知らずに視聴を開始したのですが

出だしからなんなのだろうと思ってしまうくらい

中身が分かりませんでした。(岡山だということは

一瞬で分かりましたが)

ですがよく分からんとか言っているにも関わらず

三周ぐらいしてしまいました。(毎日やっているのと

週終わりにあるニコ生振り返り、この前には1~45話

一挙放送があったので)

まあ三周しても結局これだけのことを追っていくだけ

なのにえらく遠回りな行き方やなとぐらいにしか思いま

せんでした。


主題歌がたくさん、いつ切り替わったのかあんまり

覚えていないくらいありました。

まあ調べるほどのことじゃないですが


結局衝撃だったのは大都会岡山は宇宙人がやってきていて

私も宇宙人の可能性有りなのかということぐらいですかねw

(このことをここでネタにしても良いものか・・・)

投稿 : 2024/11/30
♥ : 20

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

この作品って・・・こんなにたくさんのシリーズがあったんですね(//∇//)

この作品の事前情報は東山奈央さんが出演されることと、5分枠の作品ということだけ・・・まぁ、殆ど何も知らない状態で視聴に臨んだわけですが、まさか60話まで続くとは思いもしませんでした^^;
仮に5作で30分番組1話分と考えると12話分・・・ちゃんと1クール分あるんですよね。
なぜショート作品だったのかは今でも謎ですけれど・・・^^;
私はニコニコ動画で視聴しましたが、是非ともテレビの綺麗な映像で見てみたいと思った作品でした。

この作品の主人公は、柾木天地・・・順愛学園に赴任してきた教育実習生です。
ですが、赴任早々生徒会や科学部、そして個性の強い先生達が引き起こすトラブルに巻き込まれていくのです^^;

文化祭や運動会など、順愛学園独特の内容でそれなりに見応えもあるので、学園モノの作品・・・として見ていましたが、途中で学園モノにしては明らかに違和感を覚える場面が何度か登場するんですよね^^;

天地先生や生徒会、科学部のみんなは順愛学園での学生生活を謳歌している・・・
けれど、水面下で蠢く怪し気な何か・・・^^;
途中、繋がりが全く見えませんでしたけれど・・・物語を重ねていくうちに、今にも崩れそうなバランスの上で成り立っている世界・・・
取り戻した記憶・・・といった言葉をキーワードにして中盤以降、物語が一気に加速していきます。

でも、皆んなと過ごした時間はかけがえのないモノだったよ・・・
そして大切な人は・・・やっぱり昔から大切な人だったよ・・・
忘れないで・・・(;_;)

加速し収束した物語のラストは・・・切なかったですね^^;

いい話だったなぁ・・・と思いながらwikiを見てビックリ(゚o゚;;
この天地無用!って、1992年のOVAから始まってテレビアニメ版、OVAや劇場版まで放送されている一大シリーズ作品だったんですね(//∇//)
もしかすると、シリーズの最初から視聴した方が、より楽しめたのかもしれません^^;

たくさんのエンディングテーマがありましたが、私のお気に入りは、もも(東山奈央さん)、紅(大地葉さん)の歌った「キミと見た花 キミと見た空」です。
もともと5分枠のエンディングなので曲のほんの一部しか聞けませんでしたが、49話で聞くことができました^^ 物語の内容と相まってウルウルでしたけれど^^;

1クール50話・・・途中で総集編を挟んだので計60話の作品です。
登場人物の個性と驚きの展開にしっかり楽しませて貰いました^^

投稿 : 2024/11/30
♥ : 18

ミサキ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

うーむ。これはないわ~w

あまり酷評を書きたくないのですが、酷評しか浮かばないので書きますw

①天地無用を知っている人にしか分からないというのは当たり前ですが、これは天地無用を知っていても分からないアニメです。

②ショートアニメ化していて内容が頭に入ってこないし、なんか話が繋がってないところがあったような気がする。(記憶違いかもしれませんが^^)

③①と被りますが、登場人物の紹介が全くない。

という感じで酷評になってしまいました。

天地無用は魎皇鬼が一番面白いと思います。

なのであまり面白いとは感じませんでした。
まぁ最後まで見ましたけどw

投稿 : 2024/11/30
♥ : 12

79.6 2 岡山県アニメランキング2位
推しが武道館いってくれたら死ぬ(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (467)
1707人が棚に入れました
岡山県在住のえりぴよは、マイナー地下アイドル『ChamJam』のメンバー・舞菜に人生を捧げている熱狂的なオタク。えりぴよが身を包むのは高校時代の赤ジャージ。えりぴよが振り回すのはサーモンピンクのキンブレ。えりぴよが推すのは舞菜ただ一人。収入の全てを推しに貢ぎ、24時間推しのことを想い、声の限りを尽くして推しの名前を叫ぶその姿はオタク仲間の間で伝説と呼ばれ、誰もが一目置く存在となっていた。『いつか舞菜が武道館のステージに立ってくれたなら...死んでもいい!』そう断言する伝説の女・えりぴよのドルオタ活動は、アイドルもオタクも巻き込んで今日も続く...!

声優・キャラクター
ファイルーズあい、立花日菜、本渡楓、長谷川育美、榎吉麻弥、石原夏織、和多田美咲、伊藤麻菜美、前野智昭、山谷祥生、市ノ瀬加那

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

本当の幸せはどこ?

アニメーション制作:エイトビット、
監督:山本裕介、シリーズ構成:赤尾でこ、
キャラクターデザイン:下谷智之、米澤優、
音楽:日向萌、原作:平尾アウリ

ドルオタがアイドルに対して想う純粋な気持ち。
一心に応援することで、微力ながらも、
好きな人に自信や勇気を与えることができる。
ファンの存在こそがアイドルを育てる。
アイドルとファンの幸せな関係を描いたのが
この作品といえるのだろう。

岡山県在住のえりぴよ(えり)は、
地元のマイナー地下アイドル
『ChamJam』のメンバー・舞菜に声をかけられてから、
いわゆる「ドルオタ」になる。
アルバイト生活をしながら、
服も買わずに赤いジャージばかり着て、
舞菜を追いかけている。

舞菜はメンバーのなかで特に人気のない立ち位置。
握手会のときは、ほぼえりぴよしか並ばない。
えりぴよとしては、不遇なアイドルを支えることの
喜びを得ているのかもしれない。
それと、舞菜の本当の魅力について、
今のところ自分だけが分かっているという自負もある。
いずれは世間に分かってもらいたいという欲求もあるが、
ファンが増えることにも複雑な心情がある。

私は、アイドルのことはほとんど無知だが、
AKBのマーケティングは少しだけ知っている。
握手会や撮影会、人気投票のチケットをCDに封入することで、
推しを強烈に応援したい人は、
同じCDをひとりで大量に購入することになる。
昔のアイドルに対する応援とは違い、
ほとんどキャバクラやホストクラブに近い商法。
毎回、大金を出すファンのことは、
アイドル自身も認識するため、
ある程度、知り合いのような関係性になれる。
特別な人とすぐ近くで会えて、スキンシップまでできる。
キャバクラやホストクラブとの大きな違いは、
見返りがほとんど期待できないことだ。

それでは何が「ドルオタ」たちを行動させる原動力なのか。
えりぴよの心情に近いのは、
ヅカオタ(宝塚歌劇団のオタク)という気もする。
自分にはない完璧な美貌や可愛さに対して、
そして、難関を突破して、必死に頑張る姿を見て、
勇気づけられるという構図だろうか。
また、そのときだけは多くのしがらみから逃れられ、
純粋な想いだけで応援できることに
快感を覚えることもあるだろう。
えりぴよの場合は、それが行き過ぎた
行動になってしまうコメディとなっている。
しかし、これは見る側にとっては、
結構笑えない部分もあることが、
視聴の引っ掛かりの部分にもなりそうだ。

えりぴよがなぜドルオタになったのか、
一般的なことではなく、個人的で明確な理由を
示されないのが、マイナスポイントに思える。
ドルオタ・えりぴよのことは面白く表現できているが、
人間・えりぴよのことは、ほとんど分からない。
1話目に登場するえりぴよは、普通の格好をしているが、
そこから全てを投げ打ってドルオタになる過程が見えない。
「一目惚れ」は理解できるが、
人生を賭けるには少々弱い気がする。

人は何に幸せを感じるのか。
「ドルオタ」を主人公にするなら、
その心情をもっと突っ込んで描くべきだ。
えりぴよが大切にしている心のバックボーンが
何か影響しているはずなのだ。それを示した上で
どのような心情の揺れが人をつき動かすのか。
情感が迸るさまを見せて欲しかった。

大好きで大切なものがいくつもある人は、
きっと、極端なドルオタにはならない。
それまで大切に思っていたものが、
無価値に思えたり、自分自身が空っぽだと
実感したときに、想いを誰かに託す気がする。

逆に、えりぴよは「本当の幸せ」を見つけたと
考えているようにも思える。
何かに打ち込める自分の人生は充実している。
それはパンを裏返すアルバイトをやっていても、
舞菜を応援することで、毎日がとても幸せな気持ちになる。
「舞菜が武道館いってくれたら死ぬ」というのが
えりぴよの正直な気持ち。
舞菜の幸せが、自分の幸せだと感じている。

どんなときに幸せを感じるのかは人それぞれだ。
他人の価値観の上で、その人の幸せは計れない。
幸せを感じる根本は、本人のなかにしか存在しないのだ。

ただ、えりぴよには、『ちはやふる』の
綿谷新の言葉を送りたい。
「お姉ちゃんがいつか日本一になるのが
あたしの夢なんだー」という千早に対して、
新は「ほんなのは夢とは言わんよ、
自分のことでないと夢にしたらあかん」と諭す。
まず自分のことが先にあって、
その次に舞菜のことを考えるべきだろう。

「ドルオタ」としての生き方を否定する気持ちは全くない。
ただ、願わくば、舞菜の応援以外のことでも
えりぴよに幸せを感じてもらいたい。
(2020年5月9日初投稿)

投稿 : 2024/11/30
♥ : 59
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

推して知るべし現実を ※酷評注意

原作未読


それこそタイトルからして推して知るべしな分かりやすさ。
応援してる女の子が武道館でライブできるくらいになったら死んでもい~!と情熱を捧ぐドルオタさんのコメディです。
アイドルが主役の物語は腐るほどあるけどアイドルファンが主役とは視点がナナメ上で斬新です。

ご多分に漏れず私はこのテの方々が苦手。

 「情熱を傾けられるのがあっていい」
 「なんの権利があって反対するの?」
 「あなたの価値観を押し付けないで!」

当事者の方いるやもしれませんが、ごめんなさい。もし家族や近い人にいたら全力で取り戻しにいきます。飯星晃一が “本人の自由” なんて理由で娘の奪還を諦めたでしょうか?私にとっちゃそれくらいのレベルですね。
どうしようもないなと思っちゃうのが、収入の大半を蒸発させる本作のキャラのような人たち。余剰資金の中から費やす額を決めて楽しんでる分にはいいんじゃないかとは思ってます。


 いくらコメディでも笑うに笑えんだろうな


そんな不安が脳裏をよぎりました。そして…
案の定、いらぬ先入観で自分は損してるんじゃないかと思えるくらい笑うに笑えませんでしたね。

そんな第1話を経てそれでも踏みとどまった理由、

 {netabare}『♡桃色片想い♡』{/netabare}

{netabare}リリース当時、松浦亜弥は15歳。まだ中学生。この作品ではヒロイン?えりぴよさん役のファイルーズあいさんが歌います。これで踏みとどまった人手を挙げて!{/netabare}


おそらく私は古いタイプの人間で、CDを複数枚購入して握手をしてもらうなどに代表されるここ10年くらいのムーブメントの渦中から外れたところにいるし、またその行為も理解ができません。それが時代というのなら世間に背を向け老兵は去るのみと思ってます。

ちょっと遡って考えてみました。※主観総動員なので間違ってたらゴメン

功罪あれど秋元康氏がAKB方式のビジネスモデルを作って定着してるのが現在地。
本作もその土台の上に立っております。
この人もおニャン子クラブから四半世紀の時を経て、似て非なる素人売り出しのムーブメント起こすわけですからやっぱりすごい方です。
ひとまず元ネタのAKB活動開始が2005年ですのでかれこれ15年と長い歴史を持ってることになります。会いに行けるアイドルってやつですね。

その前はつんくプロデュースのハロプロの面々で代表格はモーニング娘。起爆剤となったのが『ASAYAN』オーディション番組だったことを覚えている諸氏も多いと思います。
米映画『トゥルーマンショー』の公開が1998年。今ではすっかり市民権を得たリアリティ番組の走りみたいなオーディション番組で、プロセス丸ごと見せる演出が斬新でした。
言うてもスターはスターだった時代。泥臭さやコミカルさ。芸能人だって私たちと同じ人間だよね、と一気に敷居を下げたのがつんくの功績其の一であります。
功績其の二はメンバーの脱退と新加入をパッケージ化したこと。その土台にAKB系が立ってます。

さらに前となると90年代前半か80年代まで遡らないと見つかりません。アイドル冬の時代です。
試しに90年代後半/アイドルで検索かけて名前が挙がったのは以下のお歴々。


安室奈美恵・MAX・華原朋美・雛形あきこ・SPEED・ともさかりえ・仲間由紀恵・広末涼子・松たか子・モーニング娘。・鈴木あみ・チェキッ娘(熊切あさ美・藤岡麻美)・深田恭子・太陽とシスコムーン…


見ての通り、歌う女の子は安室奈美恵さんやSPEEDのようにアーティスト志向でないと見向きもされてなかった時代。J-POP全盛期やダンスミュージック勃興期と重なり、抜群の歌唱力かキレのあるダンスが求められておりアイドル然としたアイドルはお呼びではありませんでした。努力は陰でしとけ、と。
歌で食っていくのでなければ、女優業に傾注していったのかと。現在もご活躍の方が多い印象です。

1.長いアイドル冬の時代
  ↓
2.モー娘による敷居の低下効果
  ↓
3.会いに行けるアイドル

この2.と3.の狭間に全く異質の輝きを放つアイドル然としたアイドルがいた。主戦場はソロ。
年齢・ルックス・類稀なる歌唱力・そしてフリルの衣装が似合うTHEアイドルofアイドル。敷居を下げてく潮流に抗うかのように突然変異かの如く現れた女の子の代表曲をフィーチャー。
そして彼女は武道館でソロのコンサートをしたことないはずです。背景に夢や物語を滲ませていや妄想をこじらせて鑑賞するにはうってつけのチョイスをしたのがこのアニメのスタッフと思ったわけです。
サーモンピンクに片思いしてるっていう作品に沿った選曲でもありますしね。
以上、長い脱線話で失礼しました。


なお作品評価は別。複数話経ても笑うに笑えないのは変わりませんでした。
ある意味それが狙いなのかもしれませんが…
展開されてるのは極端な例でしょうよと差し引いてみても普通にヒキます。


{netabare}・推しに認知されることが幸せって慎ましすぎて泣ける
・5秒1000円とキャバクラより低いコスパ。その積みあがったCD始めとするグッズどうすんのさ?
・多くを犠牲にして得られる果実が握手回数/秒数や前列位置/センターポジ確保ってなんかもう…
・オタクたちの統制の取れたコールや練度の高いパフォには敬服する。この一体感はわかる!
・なお、ライブシーンは思ってる以上に力が入ってる!
・ただ基本的にオタ自体は修行僧だが修行内容と方向性が決定的に間違ってると思われる
・お!シリーズ構成が元アイドルの赤尾でこさんじゃないの!とか
・本渡楓ちゃんセンターなんて源さくらみたいじゃん!とかはひとまず置いておく
・本渡楓⇔石原夏織の祖母孫コンビに市ノ瀬加那さんも絡んで長崎じゃなくて岡山かぁとかは考えない
・舞奈はもう少し自己演出というものを真剣に考えたほうがよい
・ファンも推しに刹那の輝きを求めてるならある程度したら卒業しなければならない。
・結局さー、秋元康のダイエットの邪魔をしてるんだよ{/netabare}


人気投票とかも茶番と思ってる了見の狭い私にゃあ合わないのでしょう。だって、

{netabare}「空音に後ろに立たれるの緊張するなあ…」
「気にしないで!後ろからじっくり見てるから!」{/netabare}

ある種、ファンを救ったとも言えるプロフェッショナルなれおと空音の対応なんて普段なら「いい話だね~」って評価してるはずなのに。

やはり、、、収入の全てを注ぎ込んではいけません。ある種、設定がリアルであるあるの宝庫のためファンタジーと割り切れないものがありました。


・いくらファイルーズあいが好演してても
・いくらChamJamなんかいい感じでも
・ライブシーン良くても
・くまさ/えりぴよ/基にプラス感情抱いても

 やっぱ駄目だわ~ 

…ってこれしか言ってないですね。
塩対応だったけど実は好意持たれてたんだ!な勘違いをする人が出てこないことを望んで終了。

{netabare}最終話の特殊ED。なんといいますか最後までソロを貫いてほしかったっす。松浦亜弥へのリスペクトが足りない!と思った私も充分キモいのだ。{/netabare}




■元も子もないこと言っていい?

{netabare}個人的な話。現役のアイドル活動してた娘らと仲良かったりした時期がございましてね。もちろん事務所入ってる子ですよ。役務を提供する側からドルヲタを眺めるという経験は貴重でした。{/netabare}

実際はこうだ!みたいな話をする気はありませんけど、なんか気の毒で気の毒で(T_T)



視聴時期:2020年1月~3月 リアタイ

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2020.03.28 初稿
2020.10.12 タイトル修正/修正

投稿 : 2024/11/30
♥ : 59

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

アイドルオタ道、ここに見たり。

マキ「ユメも風邪ひいてみる?」のエロさは直接的なエロを遥かに超えてた…。


当店は様々な百合をとり扱っておりますので、お好きな百合をお楽しみ下さい。


マキ×ユメリ派


全体的にビジュアルが丁寧で非常に好感がもてる。アイドルアニメなのにダンスシーンとか動きの作画はまぁまぁくらいだが、本作は全体的な安定感がしっかりしてる。背景もとばした感じのところが多い、目立たないがちゃんと作画にあった物で○。


本作は百合アニメとしてかなり高スペックだが、私にはアイドル教アニメと思えた。彼等にとってアイドルはまさに舞い降りた神。彼女たちこそが意味、価値、目的の源泉。


彼女たちのために働き、彼女たちのために生きる。そして、彼女たちは2次元だから弱さを抱えつつもファンに不誠実なことは行わないし、ファンも僭越な考えを持つこともない。神なき時代に現れた理想の宗教のあり方を見た。


ただ、舞菜のレベルの可愛さでいくら対応が塩気味とはいえ全然人気ないってのはないだろ…ってのはあるが。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 56

57.5 3 岡山県アニメランキング3位
バッテリー(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (331)
1376人が棚に入れました
「原田巧」はピッチャーとして抜群の野球センスをもつ少年。
中学入学を期に移り住んだ山あいの街、新田市で、巧は自分の全力投球を受け止められるキャッチャー、「永倉豪」と出会う。
新田東中学校の野球部に入部した二人は、部員同士の軋轢や、教師たち大人の事情に翻弄され、時には互いに衝突しながら、ピッチャーとキャッチャー、二人一組の「バッテリー」として成長していく。

声優・キャラクター
内山昂輝、畠中祐、小野友樹、木村良平、梅原裕一郎、村瀬歩、石川界人、森嶋秀太、郷田ほづみ、斉藤壮馬、石井マーク、宝亀克寿、生田善子、西村知道、藤巻勇威、乃神亜衣子

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

スポーツものらしい爽快さはありません。

原作は同名の小説ですが、未読です。

舞台は中学校で、タイトルの「バッテリー」は野球のそれです。つまり主人公の原田巧(はらだたくみ)がピッチャーで、永倉豪(ながくらごう)がキャッチャー。

巧が野球バカ、というよりはピッチャーバカ。チームプレーとしての野球のことすら考えず「自分が良い投球をすれば勝てる」ということしか考えていないのが本作のポイントでしょうか。

対して巧の弟の青波(せいは)は周囲や人間関係をよく見ていて、ある意味で巧よりよほど大人な性格に描かれているのもポイント。

巧(あるいは豪も?)の成長を見守って楽しむ感じの作品かと思われます。

巧が周囲とガツガツ摩擦を起こしながらピッチャーとしてただただ邁進していこうとするのを見てフラストレーションをためてしまう人には、本作はお勧めできません。

そして野球そのものをやっているシーンは意外と少なかったりします。日常的に小説を読んでる層にはそれなりにウケそうですが、いわゆる「アニメオタク」向きの作品ではないような気がします。

そういえば、本作では女の子がまったく出てこなかった…(笑)。
そして最終回、そこで終わるんかい(笑)!

投稿 : 2024/11/30
♥ : 31
ネタバレ

アレク さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

情念のリアリティ

原作は未読デスと予防線を張りつつ
ベストセラーにもなった同名小説をアニメ化そしてノイタミナ枠での放送という事で
信頼できる仲間たちとのetc骨身を削る猛特訓、そして個性豊かなライバルキャラたちの激闘の末・・・
なんていかにも少年漫画的なノリではなく野球を舞台にした人生の一部分というか淡い青春の
1ページみたいな感じなのかな~と放送前には期待してました。

実際1話は凄い良かったです、デフォルメを抑えたキャラクターデザイン、控えめで静かなBGM
丁寧に再現されている感じの田舎風景、ここから物語が始まる胎動みたいなのが感じられて
ああ、今自分質アニメ見てるな~的な、今後の展開がすごい楽しみな導入でした。


↓以下グダグダ文句言ってるだけです(-_-;)
{netabare}
しかしその後の展開がどーも期待していた方向と違う
まず最初に違和感を感じたのは主人公が弟に野球をやめろと言った時の弟の反応
この年頃の内面なんてぐちゃぐちゃしてると思うし不都合なこと言われたらもっと泣きじゃくったり
もっとわけわからん反応するんじゃないかなーと、その後の弟のプチ家出からの
陽も落ちて暗がりで見つかった時の反応もあっけらかんとしすぎていてずいぶん精神年齢発達してるなーと

これに限らず一事が万事登場人物になんか青春時代というか子供時代の危うい揺らぎみたいなのが感じられず
悩みでさえもそのキャラに与えられた役割のように感じイマイチそのキャラが
世界のどこかに居て思い悩んでるみたいな情念の部分でのリアリティが感じられないんですよね。
それに偏見かもしれませんが女性作家らしいのでドロドロした感情のぶつかり合いみたいな展開にも期待してたんですが
登場人物全員思春期真っただ中なのにやけに大人びてるというか。

そのことを一番強く感じたのが主人公が入った野球部でのリンチ事件
犯人は副キャプテン一味で後にそのことがばれて顧問の先生になぜそんなことをしたのか吐露するんですが
ってオイオイあんた主人公のために用意された書割じゃないんだからそれを本人の口から
それも理路整然となぜそんなことをしたのか動機を言わせちゃダメだろうと。
内申のために運動部に入るなんて少年漫画のスポーツものでは見かけないけどありふれてた理由だと思うし
不本意ながら続けてるうちにそれなりにやりがいを見出した所にわがままいっぱいに振る舞う
大型ルーキーが入部なんてそりゃ気に入らないでしょうしだからこそあんな行動に走った
でもそれはあくまで意識下の話で内心は言葉にできない今書いたような想いがヘドロのように堆積してるはず
自分の気持ちをそんな俯瞰で整理できる人間はそもそもそんな行動に走らないはずだし
キャラ設定自体はすごくいいと思うんですがなぜそんなことをしたかその背景を匂わすなり婉曲表現にすることで
その野球部自体が主人公だけのものでなくいろんな思い抱えてる人間が
野球に取り組んでるのを表現できて物語にグッと奥行が増すと思うんだけどなぁ。

野球部自体も試合はおろか練習の様子もあまりなく希薄な印象で誰が2年生で誰が3年生なのかも
よくわかんなかったし(あの年の1歳差2歳差って運動部だったらすごく大きいように思うのですが)
部活という密閉性の高いコミュニティでのやり取りなんかも京アニのユーフォみたいな
思わずギクリとなってしまうような人間関係でのあやも特になく(そのような描写も期待してましたが)
となると描写の大半はピッチャーである主人公とキャッチャーである永倉のバッテリー2人の
やり取りに焦点が絞られるわけですが全体的に淡々と進み思わせぶりな言葉や演出はあるんですが
どーにも2人の気持ちが伝わってこない、淡々とした中に香る余情というか視聴者に意図を考えさせるような
演出ってストレートに感情を表現する演出より個人的に好きだったりしますが
淡々としてるのと何もないのは違うんじゃないかな・・・自分の読み取り方が下手くそなだけかもしれませんが
漫画原作ならある程度絵で表現されているので土台はできてるが小説だと文字媒体なので
それをまたアニメーションとして変換し直すのは繊細な心理描写が主体だとなおさら大変だろうなーと
無責任に製作者さんたちの労苦に思いを馳せながらもでもはっきりと不満。
だから2人の気持ちが原作ではどうなってるのか気になりました、いい意味ではないですが。



あ~あ気に入らなきゃ見るのやめて黙ってりゃいいだけなのにグチグチグチグチと
我ながらナニヤッテンダロ
でも思わずハッとなってしまうシーンもあって名前は忘れてしまいましたが唯一練習試合をした
強豪校のキャプテンだったかの相棒的ポジションの人物が実はそのキャプテンを嫌っていたという
近くにいるのに、いや近くだからこそ感じてしまう愛憎交じりの羨望だったり
例のリンチ事件が発覚し大会が出場取り消しとなった後引退試合として試合を組んだと顧問の先生から
聞かされた3年生の反応、大会に出れないことを嘆いたり当事者を責めたりする描写は特になかったのに
引退試合ができることは喜ぶ、ああ彼らははじめから全国大会とか優勝とかはあまり狙ってなく
思い出として引退試合ができればいいんだなーと
そりゃそーだよなぁ大半の漫画、アニメでは普通に本気でやることは当たり前の前提条件になってるけど
こうして何となく終わってしまうのも現実では一定数いるよなぁなんて自分の矮小な物差しでの勝手な解釈ですが
野球にかける想いの差というのがさりげないが残酷に描写されて何気に好きなシーンだったりします。
ただそれも強豪校の人間関係もあくまでわき役なのでそのソースを2人の気持ちのやり取りのほうに
割いてほしかったです。

あ、ED両方ともよかったです、両曲ともカバーであとから思い出すタイプの
セピア色がかった青春のイメージというかそんな感じ、できることならその香りを本編でも感じたかった。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/30
♥ : 30

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

スッキリしないスポーツと青春

原作未読 全11話 

中学生でプライドの高い天才ピッチャーの原田巧(はらだ たくみ)くんが、引っ越してきた先で知り合ったキャッチャーの永倉豪(ながくら ごう)くんとバッテリーを組んだ日々を描いた作品です。

スポーツ作品というと、頑張っていくお話や、試合の緊張感だったり、励まし合ったり、ときにはぶつかり合いながら試合に挑んでいく、私の中では観ていて泣いたり笑ったり、最後はどんな形でもスッキリとして終わる印象です。

この作品にはそんなことがほとんどありません。

序盤は少し好感がもてるシーンなどありましたが、後半は観ていて主人公や他のキャラにも不快感ばかりで視聴断念しそうにもなりました。

野球のお話というより、人間関係のドロドロしたお話に終始していたという印象を受けましたね。

これでは私の中で主人公が共感できる点がほとんどなく、最後まで傲慢で1人よがりなキャラとしか見えません。主人公の心理描写少なく、最後まで何を考えているか分からないキャラになっていました。

切りのいいところで終わることもなく、凄く中途半端な感じです。話数が全然足らない印象を受けました。

あまりオススメできない作品です。それぞれのキャラのもう少し成長した姿を見たかったですね。

OPはお話と違って爽やかな曲でした。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 28

67.2 4 岡山県アニメランキング4位
ひるね姫 ~知らないワタシの物語~(アニメ映画)

2017年3月18日
★★★★☆ 3.5 (155)
577人が棚に入れました
2020年の東京オリンピックを目前にした岡山が舞台になっている。

声優・キャラクター
高畑充希、満島真之介、古田新太、高木渉、前野朋哉、高橋英樹、江口洋介、釘宮理恵
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

心に魔法を

オリンピックを3日後に控えた東京、
物語は瀬戸内ののどかで美しい街から始まる。
そこで暮らす平凡な女子高生森川ココネ、
自動車修理工場を営む、父親と2人暮らし。

彼女は不思議な夢ばかり見ている。
夢の舞台はハートランド、
機械こそが全ての人を幸せにすると謳う国。
{netabare}彼女は魔法のタブレットを狙う追手から逃げ、
街を襲撃する得体の知れない「オニ」と戦う。
次第に夢と現実のリンクに気づき始める。{/netabare}
彼女の家族に事件が起きたのだ。

神山監督、独自の色を抑えた、
子供たちも楽しめるハートフルな作品です。
その反面、大人には物語への没入が難しいのか、
集中して楽しめるまで、大変苦労しました。

テーマは王道の自分探し、家族の絆でしょう。
記事を拝見すると、世界を救う大きな物語より、
個人の想いに寄り添った小さな物語を目指したそうです。

少女が見る夢のほんとの理由は!?
ポップな映像とスリリングな旅。

一風変わった青春物語、お楽しみ下さい。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 41

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

この夢、現実とつながっとる。夢の先にあったのは、知らない私の物語だった。

「攻殻機動隊」や「東のエデン」を代表作とする神山健治監督による、
2017年公開のアニメ映画。

代表作のイメージとは雰囲気が異なり、
家族をテーマとした温かな物語となっています。

声優には俳優さんの名が多く、
普段アニメを見ない層も意識したのかなーという印象です。

120分ほどの作品です。


● ストーリー
舞台は岡山県倉敷市。

自動車の改造ばかりしている父と二人で暮らしている
女子高生・森川心羽(もりかわ ここね)。

彼女はいつも同じ夢を見る。

機械産業が盛んな国のお姫様であり、
機械に心を与える魔法が使える女の子・エンシェンとなっている自分の夢。


現実のココネと、
エンシェンとして駆け回る夢の中のココネ。

そんな、2つの世界の物語が並行して
ストーリーは進んでいきます。

ココネが眠ると、
夢の世界へ切り替わる仕組み。

最初は現実とファンタジーの2つの色が楽しめて、
おもしろいな~と思って見ていました。

しかし、だんだんこの2つの世界の住み分けが
うまくいっていないように感じられて…。

特に終盤はごちゃごちゃして
何が起こっているのかがわかりにくく、

一番の盛り上がりのはずであるシーンでは
「もういいや。」と飽きてしまいました。

絵はきれいなのですが、
ストーリーは、うーん…。

最初→わくわく
中盤→おもしろくもないけど、つまらなくもないかなー。
終盤→何してるの?

終盤になるにつれて、
私の視聴テンションは下がってしまいました^^;

「家族の絆」という部分に関しては、
確かにいい話だなーとは思いましたが、

後半のぐだぐだ感に対する疲れの方が勝ってしまいました。


● その他感想
≪ 声優 ≫

岡山が舞台ということで、
岡山弁のキャラが多く登場します。

岡山弁、新鮮でよかったです♪

しかし、声優さんは本職の方が少ないためか、
全体的に聞いていて落ち着かなかったです。

その中で、
ココネのぬいぐるみであり、
夢の中では良きパートナーとして活躍するジョイ(cv.釘宮理恵)だけは、
安定感抜群でしたw

やっぱり本職の方は違いますね。


≪ キャラクター ≫

キャラはエンシェンがお気に入り。
おてんば娘全開です。

海賊風衣装の時の
スカートがはためく感じが好きでした♪


≪ 音楽 ≫

【 主題歌「デイ・ドリーム・ビリーバー」/ 森川ココネ(高畑充希) 】

聞くとセブンイレブンが思い浮かぶ。笑
名曲のカバーです。

この曲を聴きながら製作をしていたという、
神山監督の思い入れが強い曲だそうです。

優しい声のカバーで、
お上手でした♪


● まとめ
夢の中での物語。

そんなファンタジーを
メインに据えたかったのかもしれませんが、

肝心の物語の軸は現実世界にあったため、
両者がうまくかみ合わなかったように感じました。

予告を見ると、
とてもおもしろそうだったのだけどなー。

ちなみにこれまで目にしてきた感想では、
「おもしろい!」か「つまらない」の両極端なのですよね。

映画館で見てきた友人は「おもしろかった。」と言っていました。

家族を愛すること、
夢を追いかけること、
夢を信じる事…。

それらを作中で前面に感じることができていたら、
私ももっとこの作品のことが好きになれたかもしれません。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 31

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

お昼寝しない方が良かった、水と油は融合しない

視聴してる時に感じた東のエデンみたいと思って後で調べたら、神山健治監督て東エデンも手掛けてたのね。

作画と言うか逃げてるドキドキ感が東のエデンかも。


ひるねした時にヒロインの妄想?魔法?ファンタジー部分になりますが、正直必要無かった…
ファンタジーの無いシリアスなストーリー部分が良く出来てたと思うだけに、もったいない印象です。

声優はヒロインの森川心羽に高畑充希、心羽の父親に江口洋介と俳優さん多くを起用していますが、気になら無い、そつなくこなして流石一流俳優は違う。

作画も目を見張る物は無いですが、まあ普通。

ファンタジー部分に目をつぶるとドキドキ感もありストーリーは筋が通ってたし良作だったかも、見て損は無いです。


ちなみに舞台は岡山県倉敷市
事情で以前は何度か訪れました、美観地区に鷲羽山ハイランド、天満屋は関係ないかw
一度訪れてもいい所ですよ。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 21

70.0 5 岡山県アニメランキング5位
RE-MAIN(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (122)
346人が棚に入れました
知らない自分に、僕らは出会う
総監督・脚本 西田征史(「TIGER & BUNNY」) × アニメーション制作 MAPPA(「呪術廻戦」)の初タッグで水球に挑む!

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

もっと単純につくってほしかった

この物語は、おそらく原作者の方が工夫に工夫を凝らしたのだと思われます。
でも、工夫を凝らせばいいものができるとは限りません。
もっとシンプルにつくってほしかった。
そうすれば、かなり感動できたと思います。

主人公のミナトは、中学で水球日本一になったチームのエースストライカー。
その彼が、突然事故で意識不明となります。
意識が戻ったのは一年後、しかも過去の記憶をすっかり失くしていました。そのうえ、まるで別人のように、性格もすっかり変わっていたのです。
もちろん一年間も寝たっきりの状態だったので、たくましかった筋肉もすっかり削げ落ちています。水球の技術もゼロになりました。

そんなミナトがゼロの状態から再び水球をやり始め、仲間と一緒に切磋琢磨します。
ここまでは凄く良い内容でした。
この延長で最後までやってほしかったと、つくづく思います。


でも、ここからは、見たくないものを見せられた気分です。
原作者は工夫を凝らしたつもりかもしれませんが、
それが視聴者の私には、不愉快にしか感じられませんでした。

確かに車の事故を起こしたのは母親ですが、あそこまでひどく恨み言を言うのはやめてほしい。まるで幼稚園児のようなふるまいです。

それに、エースは自分勝手に振る舞って良いといった監督さん。あなたは本当に水球を知っているの? と思わず言いたくなります。
しかもそれを真に受けて、ミナトはチームメイトに独裁者のようにふるまってしまう。
これじゃあ、みんなやる気をなくします。
視聴者も、見る気を失くします。

最終回にしても、いきなり怒鳴り散らして、最後にあればフェイクだったと言われても、そのとき感じた不愉快さは、なかったことには戻りません。

もっと単純につくってほしかった。つくづくそう思います。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 21
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ワイも不時着

オリジナルアニメ


岡山舞台の水球アニメ。中学で全国制覇した主人公が不慮の事故で記憶(だけ)を亡くし浦島太郎状態で高校生活をスタートするというとこから。競技の記憶もごっそり抜けてることもあって全国制覇メンバーのお友達も寂しそうなんだけど本人はどうにも反応しづらい。
この記憶の欠落した時点を境に前後の自分はまるで別物。ある意味で生まれ変わったようなものですがいかんせん同一人物なんでね。徐々に記憶を取り戻したリなんだりでビフォアアフターが混じったり反目したりと単なる水球アニメになるところへコショウ一振りスパイスつけてる感じです。

 創部(または再建)→なんかしらの結果出す

これを1クール尺で頑張るので区切りのいいところまでになりますがどこで一服つかせるかは腕の見せ所。評判良かったら続編も…を念頭に置いてるかもしれません。

 夏・プール・男の裸

とリアタイ視聴期の季節感にも合い納涼一服気分で楽しみました。
男だらけアニメにたまに見られる“男同士の変な距離感”はありませんでした。一方でプールだけに『Free!』みたいなスイミー作画を期待したところこちらもさほどでもないです。作画はよくわかりませんが目立ってスゲー!みたいなのはありません。
私としては特に刺さらず可もなく不可もないという評価です。後述ネタバレのどうでもいい理由が気になってたのと、よくよく考えたらオリパラ開催期間中で未知なるスポーツにワクワクするのもドキドキするのもアニメ外で充足できてたのでお腹いっぱいだったかも。
夏場の清涼剤くらいの感覚で臨まれてはいかがでしょうか。。。



※雑感

■『forget me not』

水球で有名な人だと吉川晃司さんを思い浮かべる人も多いでしょう。たしか広島ご出身だったから岡山の隣県ですわな。その飲み友達だった故尾崎豊の代表曲一つと同名タイトルがOPに使用されてます。もちろん尾崎のとは全く違う楽曲ですよ。
めっちゃ爽やかで夏やプールや男の裸が映えるチューンでした。K-POPみたいですね。「煌めく日差しが♪」が「煌めくぅひじゃしが」に聞こえてたのであーなるほどでした。
で、めっちゃ爽やかなのはいいとしてたぶん私がバカ耳だからだと思うんですけど
{netabare}サビ部分がユーミン『守ってあげたい』のソレと被るんですよこれが。ユードンハフトゥウォーオリ♪のとこ。以来脳内にカチッとセットされてしまい最後までユーミンの顔がチラつき邪魔をしました。{/netabare}

{netabare}気になりだすとユーミンだろうがKーPOPだろうが脳内比率のうちOPを占める割合が高くなってきます。こじれると、、、
K繋がりで韓流ドラマあるあるの一つ“とりあえず記憶喪失!”と本作の基本設定の相性が良いじゃーんとかどうでもいいことを考えるに至ります。
そしたら関連してもっとすごいのぶっ込んできましたね。“記憶喪失してる期間のスライド”という力技。今度は一部思いだしたけど別の期間の記憶が抜けちゃうという脳医学臨床の最先端をゆく症例でございます。なにか糸が切れた瞬間でした。{/netabare}

王道スポーツものではなく韓流ドラマという魔解釈から抜けきれないため本レビューは参考にしないでくださいませ。


■韓流おかわり

悪ノリ続きです。ここまで来たらどんどんいったれーっ!とそれっぽい違和感が残った3点を追加

1.{netabare}曙学館(しょがくかん)の備前監督(CV緑川光){/netabare}
 {netabare}高校の学校スポーツは教育の一環です。仮に建前でもですよ。なので中学優勝時の記憶が戻った主人公に対する大人の態度としてあれはないかな、と。体調やメンタルなどみなと君その人個人への気遣いはなし。かつての教え子に大きな変化が生じているのにです。「大丈夫か?どうだ?」くらい声かけてあげりゃいいのに、あくまで競技者視点でのうんぬんかんぬんのみ。全国クラスならなおさらメンタルケアなんて大事だろうに。どうにも違和感しかない監督さんの対応でした。アニメ的にも大人は魅力的に描かないとだめよね。{/netabare}

2.{netabare}川窪ちぬ(CV Lynn){/netabare}
 {netabare}つまり記憶無くなる前のオラオラみなとくんが気になってたということね。KISSも意味不明で「ズキュゥゥン」な唐突さでした。同じオラオラでも適宜適切ワードをぶち込んでキュン死させるのが日本の少女漫画。オラオラなまま性格どんなでも結果出しちゃうあなたがどうにも気になるわの韓流ドラマ。ちぬちゃんは後者っすね。好きな人は好きなんでしょう。{/netabare}

3.{netabare}曙学館手前の試合{/netabare}
 {netabare}試合展開、心理描写、軒並み稚拙なんだけど試合には勝利。プロセスより結果重視。順位序列が上であることを優先。なんだかなぁ{/netabare}
 {netabare}最終回。曙学館に1点取るとこも上手いことやったった感醸し出してたけど自身の競技力低下には見ぬふりで、だまくらかしただけでドヤられてもなぁ{/netabare}

歌と記憶喪失設定だけではないと魔解釈をさらにこじらせてるためやっぱり本レビューを参考にしてはいけません。



視聴時期:2021年7月~9月 リアタイ   

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2021.10.03 初稿

投稿 : 2024/11/30
♥ : 21
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ドッペルのような

全12話

中学の時、水球で有名選手だった主人公が交通事故に合い、中学3年間の記憶が喪失してしまいます。記憶喪失のまま高校進学をした主人公は部員が1名の水球部に勧誘され、色々あって競技する人数も集まり、また水球始めるお話です。

部員が1名から始まる水球部、人数が集まったとはいえ半分以上が素人、また主人公も水球経験者とはいえ記憶にないのですから最初は全然うまくいきません。

輪が進むにつれ少しずつ纏まってきて連帯感が出てきた矢先にあることが起こり急展開します。
{netabare}
主人公が記憶を取り戻し、記憶を失った期間を忘れるということは分かりましたが、その間の性格?精神?は何処へいったんでしょうね。

以前の性格に戻り180度変わってしまったので、主人公に良い感情はなくなりました。
{/netabare}
部員たちの距離が縮まりましたが、まだまだ完全ではないようですね。

前半の方が観やすいと思いましたが、後半も終盤あたりは良かったと思います。

OPはENHYPENさん、EDは仲村宗悟さんが歌っています。

最後に、水球といえば水中の格闘技といわれるほど激しいスポーツでせめぎ合いは大変だと聞きますね。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 13

計測不能 6 岡山県アニメランキング6位
ザグザグ東京編(その他)

2006年11月9日
★★★★☆ 3.2 (5)
8人が棚に入れました
岡山県を中心に中国四国地方で展開しているドラッグストア「ザグザグ」のTVCMです。
「説明よりインパクト」「伝えるべき内容はできるだけシンプルに」をモットーに月2本のペースで新作が作られており、エヴァやカイジなどアニメのパロディや、ダンスを踊る実写CMなどもあります。
https://www.youtube.com/watch?v=3_wtH4aNfo8
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