勇者で大食いなTVアニメ動画ランキング 2

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早速見ていきましょう!

73.2 1 勇者で大食いなアニメランキング1位
えんどろ~!(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (315)
1329人が棚に入れました
人々とモンスターが共存して暮らす剣と魔法の大陸「ナラル島」。そこには恐ろしい「魔王」が存在していました。はるかはるかの大昔、ナラル島に現れた魔王を倒した初代勇者――それからも、様々な時代で何度も何度も魔王は蘇り、同時にそれに対抗する勇者もまた現れ…。少女たちは、いつの日か出ずる魔王を倒すべく冒険者学校へ通います。ちょっと抜けているけど勇者体質の、ユーシャ。生真面目ゆえに苦労が絶えないエルフの聖者、セイラ。食べることが大好きで明るい戦士、ファイ。物静かなヲタク魔法使いの、メイ。勇者パーティーを目指す4人の、いつまでたっても魔王をたおす様子のないゆる~いファンタジーライフがはじまります。

声優・キャラクター
赤尾ひかる、夏川椎菜、小澤亜李、水瀬いのり、麻倉もも、久野美咲
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

観終わった

2話までの感想{netabare}
うおっ、前期“リリースザスパイス”をやった直後でこれって、なもりどうした?借金でも抱えた?
別にファンでもアンチでもないけど、こうも仕事立て続けだと心配しちゃいます、大きなお世話ですねハイ。

内容はこれ…「ドラクエ4コマ」じゃ~ん!
今更?って気もするけど今まで無かった方のがおかしかった?
ソレっぽいのはかつても有ったけど、ここまでソレってのは珍しいんじゃない?
未来を知ったデスピサロがシンシア殺さずに山奥の村で先生始めましたって感じか。
タイトルもドラクエのカジノで御馴染みハイエンドローとエンドロールのダブルミーイングじゃないかな。
2話では更に世界観の説明がされて、魔王誕生して勇者が倒すのは伝統文化のようになってる世界だそうな。
パジャマパーティでの「こんな魔王四天王はイヤだ」の内容聞きたかったなぁ、ってよりも実際の魔王に四天王居ないじゃないかw{/netabare}

3話感想{netabare}
まずは前回の感想が言葉足らずだったので補足から。
どこまで正確かは知らないけど、あくまで個人的な解釈ではこの世界(島)は『「魔王が現れて勇者が倒す※」が何度も繰り返され、人間の間ではそれはもはや伝統行事と化してる』。
これってゆるい作風を作りあげる上でよく考えられた設定だなぁ、と感心してまして。
ここでいう伝統行事ってのは…えっと、神事というかお祭りというか、「魔王対勇者」は神に奉げる舞台みたいなもので、筋書き(※のこと)はもう出来上がってて覆ることはない、とその世界の人間の間では信じられてる。
あとはもう舞台で踊る巫女さんがどれだけ上手く舞えるかだけが重要ポイントになってて、冒険者学校はその練習の場って扱いなんかなー?と思うと世界観への違和感がスっと抜ける。
緊張感が無いのもさもありなん、文字通りお祭り気分なんだろうなぁと許せてしまう。
この作品を楽しむために無理やりこねくり出した解釈ではなく直感でそう思っちゃいまして…なので全くの見当違いかも知れないけどね。

ただこの解釈はあくまで「どうせ魔王が現れても最後は勇者が退治してくれるし」っていう人間側の思想で、「最後は負けるのが決まってる」魔王側としてはたまったもんではない。
ってことで魔王側の抵抗・悪あがきっぷりが見所なのかなー?と思ってたら、2話最後でサクっと諦める描写が。
まぁどうせ1話完結モノで次回には再び勇者潰しを企み出すんだろう、と予想してたら…3話魔王出番ナシ!
くっそw引っ張りおるww
ってかマジ?1話完結じゃなくて続きモノになるのか?

あと見てて「あー、あのネタ欲しいなぁ」と感じたのがドラクエネタに倣うなら精霊ルビスやマスタードラゴン、いわゆる勇者を勇者と認定する存在(作中ではまだ自称勇者に過ぎないよね?)。
OPに姫様と思しきキャラが出てるので、そんな神的存在じゃなくて姫様がその役を担うのかな?と、ふと公式覗いてみたら(この段階で初めて公式見た)「ローナ姫」って名前で爆笑。
あっぶねえ!ギリギリ攻めてないか?
(一応書くとドラクエ1の姫様の名前がローラ姫)
それ言ったら3話の塔の最上階にはリーザス像があるんじゃないかとスゲーヒヤヒヤしたんだけどさ。
スポンサーがスクエニだったらこんなヒヤっとしないんだけど、セガだぞこれ?
…。
だったらアルゴル星系(ファンタシースターの1~4)パロやってもいいんやで?と一瞬思ったが、PSOのアニメは全然見てないことに気付いて自戒。
って、あれ?定期的に魔王が復活するって…あいや、マオは前任の記憶引き継いでる訳でもなさそうだしダークファルスがモデルではなかろう。
まさかね、ハハハ。{/netabare}

4話感想{netabare}
うわああ、共同発明ってかタンノくん出たあああ!!
更に邪神が…マインドフレイア?
だからさ、これスクエニじゃなくてセガだからな?
どんだけ攻めるんだw
スイカ型モンスターはマンカバー(PS2)っぽかった、最近のゲームでもっと似てるのは居るのかも知れないけど。

とりあえず、魔王以外にもヤバい存在が居たことにちょっと驚き。
外にも同格の魔物が居たりする?…最後魔王と勇者で共闘することになったりして。
他の方の感想(予想)で、最後魔王が勇者のためにワザと負ける展開かも?みたいなことを書かれてて、それやられたら泣くかも知れんって思ってたので、他の可能性が見えてきて(外れるだろうけど)ちょっと安心。{/netabare}

最終回まで見ての感想{netabare}
“魔方陣グルグル”的なドラクエパロディ作品…いわゆるドラクエ4コマみたいな内容で楽しめた。
なによりこれにスクエニは関わってなくて、スポンサーがセガやホビジャパなのがツボw
↑で書いた様に、この世界では「勇者vs魔王」は伝統行事みたいなものになってて住民はそこまで危機感を抱いてないって解釈(合ってるかどうかは不明だけどね)は個人的にかなり強い説得力を受けた。
ゆるい世界を形成する上でしっかりとした設定を考えてあるのは大したものかと。

個人的に驚いたのは後半、このゆるい感じがダラダラずっと続くって〆方をするのだろう、と思ったらしっかりと物語を〆て来たこと。
但し〆方としてはどうなんだろう…メイドゴーレムが一気に全貌を語りだし、チビがデウスエクスマキナの如くまるっと解決というのは急ぎ足に感じた。
ってかチビってマスタードラゴンやーーーん!
ドラクエの4~6のどれか知らないとマスドラオチだと気付かずに唐突に感じるかも。
こんな急展開で〆るのならダラダラしたのをずっと続けた方が良かったのかも?
いやどうなんだろう、自分にはちょっと判断つけられないな。
いっそのこと年老いたローナが「…という話だったのさ」と孫に本を読み聞かせてエンドだったら大爆笑だったんだけど…一般的にはマズいか。
あ、それとメイゴは頭にキノコを生やしてたら完璧だった。{/netabare}

投稿 : 2025/03/15
♥ : 21

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ユルい…(笑)。第12話: 新しい時代がやってきた、のか…!?

== [第1話視聴時レビュー: 以下、追記あり。] ==
ファンタジー系RPG的な世界観ですが、勇者の名前が「ユーリア・シャルデット」→ 愛称: ユーシャっていうのは笑ってしまいました。

第1話冒頭の戦闘シーンで、お互い名前で呼び合っているみたいなのになんで一人だけ「勇者」って呼ばれてるんだろうと思えば、そういうことかい(笑)!

その後の物語の展開はそのまま第1話を観ていただくとして、とりあえず勇者パーティー4人はこの世界の冒険者を育成する学校へ通うようです。

このユルさとパステルカラーっぽい画面の色調に何か既視感があるなと思ったら『ひなろじ』がこんな感じだったかもしれません。

ただ『ひなろじ』と違ってたぶんメインキャラの勇者パーティー4人+担任の先生(全員女性)とモブキャラはハッキリと別れているようですし、モブキャラには男性もいるようです。

ぼーっと力を抜いて観てる分には、案外悪くないと思いますよ。
== [第1話視聴時レビュー、ここまで。] ==

2019.2.11追記:
第5話まで視聴終了。新キャラ、ローナ姫登場。
「せ~の!(コミックじゃない)百合姫!!」

ただただユルいようで、ちゃんと話は進んでいます。考察要素も垣間見えてきて、ジャンルはまったく違いますがこのワクワク感はまるで『けものフレンズ』のようだ…。

余談: フジツボの食べ方としては、カメノテなんかと同じで塩茹でがポピュラーだと思いますよ、ファイさん(笑)。

2019.2.18追記:
第6話まで視聴終了。勇者伝承の詳細が見えてくるマオちゃん先生の回想がありました。

魔王×勇者の伝承とラパネスタ王国の王権に関わりがありそうなことは第5話でも仄めかされていたのですが、勇者が伝承通りの勝利をしないことでこの王権に関してひと展開あったら面白そうです。

地味に自分好みの考察アニメになってます。雰囲気はめっちゃユルいのに…。でも今後ネタバレなしに各話でレビューしていくのは難しくなりそうですね。

それはそれとしてストーリーの最期には、マオちゃん先生には幸せになって欲しいものです。

2019.3.3追記:
第8話まで視聴終了。はからずも今回姫の企画によって顕になった現在のマオちゃんと勇者パーティーの実力差。

そしてそこからの今回のお話のオチ。世界は確実に変わりつつあるようです…。

2019.4.1追記:
第12話(最終回)まで視聴終了。

この期に及んで9、10話でメインストーリーを嘲笑うかのような回をブチ込んでくる、良い意味で気が狂ったシリーズ構成からの第11、12話での前後編での締めでした。

『~Ⅳ The Return of Werdna』まで含めた「Wizardry(ウィザードリー)」シリーズとか「ドラゴンクエスト」シリーズ、その他ファンタジー系RPGについて考えるといろいろと思うところもあるストーリーでしたが、普通にエンターテインメント作品として成立していて、とても楽しく観ることができました。

メイゴちゃん、とても良いキャラでしたね。女戦士の先生ともども、サブキャラの配置もとても良かったと思います。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 47
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

うん。「その先」が気になっちゃってさ。。。

原作知らず。

多くの方にお薦めしたくもあり、薦めづらくもあり。
そんな作品です。

魔王との対戦において魔法の発動に失敗し、勇者や魔王等が過去;勇者パーティーが出会った頃の過去に飛ばされてしまう。魔王はそこで、勇者たちを含む冒険者を養成する学校の教員となる。。。主たる登場人物がいずれもゆるっとふわっとした女の子達で、お話そのものもゆるっとふわっと進みます。

作画はそこそこ高値安定。
声の演技は申し分ないと思います。主要人物はいずれも良かったし、可愛らしかったです(ごく一部のへんた。。変な人含め)。

この手のタイムリープものって、世界線の継承や入れ替わりなどを考え出すとワケわかんなくなってしまうのですが、細かいこと()はスルーしとけってことですね。いつも、ゼノンのパラドクス的なことを考え出してしまい、自己解決ならぬ自己破綻であたまがぽーってなてしまうのです。

===お薦めしたい理由
最終盤は、{netabare}それまでの展開が嘘のように物語が展開します。そして、全く思いもかけない形での終幕へと突き進みます。よくあるファンタジー世界の存在事由そのものを揺るがす、それでいてやっぱりゆるく、でもほっこりハートウォーミングな展開でした。正直なところ予想もしていなかっただけに、結構うるっときてしまいました。こういう不意打ちは好きです。{/netabare}

===お薦めしづらい理由
先述の通り{netabare}大変に良い終盤の展開なのですが、そこにたどり着くまでがしんどいのです。ゆるふわ過ぎというか、だらだらしすぎというか、無駄というか。1, 2, 4, 6, 11, 12話だけで物語の骨子が成立します。なんなら4話と6話もなくてよいです。それ以外は日常回、単発ものです。いちおう最終盤で使われるネタの提供もしていますが(だったかなぁ。。。?)、必須なものはありません。キーとなる回でおさらいが入ります。
作品全体にたゆたう、このまだるっこしさがお薦めしづらいおおきな理由です。{/netabare}

さらに、{netabare}物語のキーとなる存在を特に説明も紹介もなく置きっぱなしにしておいて、最後の最後に「ま、いっか」で片付けるなど、お話の作り方が粗っぽいところも、特に目の肥えた方にお薦めしづらくしてくれます。{/netabare}


===とはいえ、
僕個人としてはまだるっこしいパートも含めて結構楽しめました。それぞれのエピソードが、それなりによく作られているとおもいます。
あれが{netabare}まさか、農産物だとは思いもよらなかった。{/netabare}

主要人物の造形はそれぞれが好ましく、かつ、ギャップ要素も含めて解りやすいです。一番、脳筋ライクなキャラが実は一番ロジカルってのは、個人的にはありそでなかった、かな?いやどうかな。


===とかいいながら、不満がないわけではなくて。

というか、大ありでして。
フィナーレの本当の最後までは良かったのですが、主人公の最後の台詞がどうにもこうにも・・・・ラスト10秒で、本作に対する僕の評価が揺らぎました。

物語の終わりは、 {netabare}「概念」を消去するというチビちゃんの能力を用いて、勇者・魔王という対になる概念を共に消去することで勇者たちが大好きなマオちゃん先生を倒さずに済むようにし、一段落となります。いまさらチビちゃんの処遇をどうのこうのはいいません。彼女ら全員が「ま、いっか」でスルーしているのでそこは従います。

深く考えてはいかんことは分かるのですが、それでもフィナーレのユーシャの台詞が腑に落ちないままで、モヤっとしています。

フィナーレにおいてユーシャは「やっぱり勇者になるよ」と、まっさらな物語(お姫様が持ってきた本)を手に言うわけです。無論、ユーシャの手元にある「真っ白な物語」とユーシャ自身の「真っ白だぁ」の台詞が、いままでとは違うまったく新しい勇者=ユーシャのメタファーなのだろうとは分かるのです。が、ここは「新しい勇者の概念を作っていくんだ」を明示して欲しかった。ほんの一言でいいから言葉を補って欲しかった。
「やっぱり勇者になるよ」だけだと、それまでの概念どおりの勇者になってしまうような気がするのです。とすれば、その対概念である魔王=マオちゃん先生もその概念に従わざるを得なくなり、全てが元の木阿弥ではないか、と。え?実はそのメタ要素も含めたタイムリープなの?とか勘ぐってしまうわけです。

そもそも、「勇者」という概念が消失した後も「勇者」という言葉は有効であるというのが僕には難しすぎるのです。いや、言葉と切り離された「概念」って、僕には想像しにくくてですね。チビちゃんの能力が、「ユーシャに付随する勇者(マオちゃんに付随する魔王)」という限定された範囲にのみ効力を発するものだったのだ、とかいうのなら、それはそれで明示しておく必要があったと思います(その場合は、上記の議論が再燃するわけですが。「一般論としての勇者の概念」は有効なままとなるので)。

なんか、物語の締めにおいてあまりにもいい加減というか1,2手先で論理破綻してしまうものを堂々と見せつけられて、困ってしまったというが率直なところでした。なにか重要なものを見落としてしまったのでしょうか。
{/netabare}

*
皆さんのレビュー、ざざっと拝見しました。
僕が持つ「不満」に関して、どうも僕は何かを見落としているような気がしてきました。あるいは、単純に考え違いか・・・
モヤッとしたままなのもしんどいので、どこを見落としたのか、何が間違ってるのか教えていただけるとありがたいです。一応、11、12話は繰り返し観てみたのですが・・・
[2019/08/31 v1 & *部追記]

投稿 : 2025/03/15
♥ : 25

60.1 2 勇者で大食いなアニメランキング2位
sin 七つの大罪(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (164)
951人が棚に入れました
神に背いた“傲慢"の罪により、大天使ルシファーは地獄に堕とされ“堕天使"となった。
さらに地獄の最下層“万魔殿"では、地獄を統べる魔王たちがルシファーの力を封印。
すべてを失ったルシファーだったが、彼女を慕う嫉妬の魔王レヴィアタン、
地上で出会った女子高生の十束真莉亜を供に連れ、“傲慢の魔王ルシファー"となって
七人の魔王たちへの逆襲の旅に出る。
美しき魔王たちによる、“七つの大罪"を巡る黙示録が今、幕を開ける。

声優・キャラクター
喜多村英梨、藤田茜、櫻庭有紗、加隈亜衣、日笠陽子、小倉唯、たかはし智秋、伊藤静、田所あずさ、戸田めぐみ

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

登場人物たちは意外と優しいエロ系ダークファンタジー

神に逆らって地獄へ堕とされた天使・ルシファーが、それぞれ「七つの大罪」のひとつの罪を司る7人の魔王たち(全員女性)と戦っていくダークファンタジー。ホビージャパン原作のエロ系バトル作品ということでクイーンズブレイドが想起されましたが、こちらはそれほどシリアス度は高くなく、ストーリーについてはあまり真面目に語るような作品ではないです。いちばんの注目点?であるエログロ要素については、それなりに期待に応えていたと思いますが、当初予想したよりは激しくなかったという印象。途中にはちょっと脱力系のアホなバトルをするエピソードもあって、微妙に笑えたりもしました。(個人的には、憂鬱の魔王・アスタロトの回がいちばん記憶に残っています)
声は人気声優が揃っていて、なかなか豪華。主役の喜多村英梨も好演でした。
音楽も、デーモン閣下作のEDなど、悪くなかったです。
最後まで観終わって、魔王やら地獄やら大罪やらといった、なんだか恐ろしげで大仰な題材の割には、登場人物たちは意外と優しかったりして、内容的には決して面白いわけではないけれど、なんとなく憎めない作風の作品でした。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 19
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

「sin」ではなく、「新・七つの大罪」なら、本当にあるらしいよ(笑)

[文量→一言・内容→余談が本論系]

【総括】
う~ん、エロアニメです(汗) 鈴木央さん原作、週刊少年マガジンに連載中の「七つの大罪」とは、全く関係ありません(笑)

《以下ネタバレ》

【余談~ ローマ教皇庁制定「新・七つの大罪」~】
{netabare}
七つの大罪って、よく創作に使われますが、「高慢」「貪欲」「嫉妬」「憤怒」「色欲」「貪食」「怠惰」って、こすられ過ぎて、目新しさはないっすよね。

そこでアニメ(や漫画、ラノベ)関係者の皆さん、2008年にローマ教皇庁が制定した、新・七つの大罪を題材にキャラを作ってみませんか(笑)?

新・七つの大罪

①「遺伝子改造」
②「人体実験」
③「環境汚染」
④「社会的不公正」
⑤「貧困」
⑥「過度な裕福」
⑦「麻薬中毒」

バトルキャラだとしたら、①②は普通に強そうだし、③は毒的な技を使える。④は策士で、⑤と⑥はギャグ要員(で仲悪い設定)。⑦はバーサーカー的な奴で。

「なんだかいけそうな気がする~♪」(古いなw)
{/netabare}

【視聴断念(2話まで)】
{netabare}
だったら、もういっそ、AVで出したら?
{/netabare}

投稿 : 2025/03/15
♥ : 27
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

人間でないものたちのエロとバトル

{netabare}ルシファーが七つの大罪に挑み、さらに天使ミカエルと戦う。真莉亜はいきなり、ルシファーに心臓を奪われて、そこから運命共同体となる。{/netabare}
バトルメインではあるが、純水な戦闘ばかりではない。
憂鬱のところはまさかの{netabare}音楽対決。{/netabare}
暴食のところでは{netabare}大食いバトルからの胃腸炎。嫉妬さんにお尻を責められちゃう。{/netabare}
怠惰のところでは{netabare}ゲーム世界に入ってのバトル。ルシファーがラスボスの魔王になっちゃってる。{/netabare}

強気な見た目と裏腹に可愛い物好きな憤怒好きだな。母乳出してる強欲もよい。

七つの大罪のみんなは意外と良い奴ばかりなんだよな。

1. 傲慢たる堕天使
聖蹟女学院の聖堂で祈りを捧げる十束真莉亜の前に、突然堕ちてきた漆黒の逆十字。そこに架けられていたのは、“傲慢”の罪によって堕天した大天使ルシファーだった。真莉亜は血まみれのルシファーを助けようとするが、床の崩落と共にルシファーは奈落へと消えてしまう。地獄の最下層まで堕ちたルシファーは、そこで嫉妬の魔王レヴィアタンと遭遇。レヴィアタンに導かれ、地獄を支配する“七つの大罪”の魔王が待ち受ける万魔殿へと向かう。

2. 嫉妬ゆえの暴走
ルシファーを天使と信じ、再会を喜んだのも束の間。真莉亜は魔王となったルシファーに心臓を奪われてしまう。さらにルシファーに拉致されるように、地上で始めた最高級のセレブ生活に付き合わされる。一方、ルシファーを慕って地獄から付いてきたレヴィアタンは、ルシファーが真莉亜ばかり構うことに激しく嫉妬。ルシファーの目を盗み、真莉亜に死よりもつらい辱めを与えようとする。暴走する魔王に狙われた真莉亜に危機が迫る。

3. 色欲の渚
世界有数のリゾート地マイアミに乗り込むルシファーたち。そこには魅惑の水着姿でビーチにいる全ての男女を虜にする色欲の魔王アスモデウスの姿があった。堕落し欲情する人間に囲まれている限り無敵のアスモデウスに対し、レヴィアタンはポールダンスでセクシー勝負を挑む。一方のアスモデウスは、どれだけ色香を浴びせても反応しない真莉亜に興味を抱き、色欲に堕とそうとする。色欲の魔王の指先が、真莉亜の敏感な部分に伸び……。

4. 強欲うごめく霧の街
強欲の魔王マモンを霧の街ロンドンで探すルシファー。ところが、ようやく突き止めたマモンの薬局ではいきなり仕組まれた罠が発動、ルシファーたちは拘束されてしまう。マモンに1対1の勝負を挑んだルシファーは郊外の古城に囚われ、拷問の責め苦を受けることになる。レヴィアタンが連れ去られたルシファーを探しに飛び出した後、店に1人残された真莉亜は不思議な契約書を見つけるが、その背後には微笑むマモンの姿があった。

5. 憂鬱なる歌姫
地上界の片隅で慎ましく暮らす憂鬱の魔王アスタロト。ネットアイドルとして歌う瞬間だけは輝きを放つ彼女に、ルシファーは動画の再生回数勝負を挑む。そして競い合ううちに、歌を通じてルシファーとアスタロトは心の交流を深めていく。ベリアルはルシファーを叩きのめすため、アスタロトをメジャーデビューさせて一挙に信者を増やそうと画策。狙い通りアスタロトは大人気となるが、ライブで観客を前にし、足がすくんでしまう。

6. 怠惰オンライン
怠惰の魔王ベルフェゴールの居所を探すルシファーたちは、ベルフェゴールが遊ぶオンラインゲーム世界に引き込まれてしまう。そこでルシファーは魔王、真莉亜は勇者となり、冒険の旅を始めることに。ベルフェゴールのサポートもあって真莉亜はみるみる成長し、歴戦の勇者として名をはせるが、それは同士討ちに向けた罠でもあった。ところが、魔王として君臨するルシファーの恐ろしさは、ベルフェゴールの想定を超えたものだった。

7. 咎なき暴食
暴食の魔王ベルゼバブにフードファイトを挑むルシファー。勝負は両者譲らず引き分けとなるが、直後にルシファーは腹痛で病院に担ぎ込まれる羽目に。しかも入院環境に不満を募らせ一向に病状が改善しないルシファーに、女医が坐薬を挿入。ルシファーは例えようのない敗北感を覚える。一方、ベルゼバブもまた大食いにまつわる秘密を抱え、入院していた。カーテンで仕切られた部屋の中、2人は相手の正体に気付かぬまま話し始める。

8. 解き放たれた憤怒
ベリアルの奸計によって真莉亜を奪われたルシファー。さらにベリアルは憤怒の魔王サタンに、ルシファーがベルゼバブを姑息な手段で籠絡したと吹き込み、2人を激突させようとする。だがルシファーはベリアルが仕掛けた戒めによって、力が出せない状態にされていた。それを知ったサタンは、自らが握る戒めのひとつを解放。人間が干渉しない月面での全力勝負を望む。宇宙を戦場に、地獄最強の魔王同士の空前絶後の死闘が幕を開ける。

9. 汝、一切の希望を捨てよ
絶対に勝てる状況を作ったにも関わらず、あえてルシファーに負けたように見えるサタンを、ベリアルは激しく叱責する。一方、ルシファーは地獄への凱旋に向けて、世界中の人間から傲慢の炎を集め、奈落の穴へと突入する。地獄のアケローン川に達したルシファーたちは、川を渡るためにカロンの船に乗り込むが、カロンは美女を舌で舐め回そうとする変態好色じじいだった。逃げ場のないルシファーとレヴィアタンに最大の危機が訪れる。

10. 汝の敵を愛し、汝らを責むる者のために祈れ
地獄と地上の粛清を目論む神にルシファーが叛逆し、堕天させられたと知った大罪たちは、ベリアルを問い詰める。ところがベリアルは首座の権利を利用し、魔王を退けた上で、各自の大罪にちなんだ責め苦を受けさせる。ルシファーは地獄の階層を進みながら、魔王たちがプライドをかけて苦痛に耐える姿を見て、ベリアルから首座を奪い取ろうと決意。一方レヴィアタンとアスタロトも、大好きな人のために負けられない戦いを繰り広げる。

11. 求めよ、さらば与えられん
ついに明かされるベリアルの秘密。その正体と陰謀を知った大罪の魔王たちは、一斉に離反してベリアルと対峙する。しかしルシファーの力を取り込んだベリアルは強大で、長きにわたる因縁と怨念をルシファーに叩きつけ、さらには復讐の仕上げとして、真莉亜の手でルシファーの心臓を貫かせようと画策。それしか真莉亜を自由にする方法がないことを知るルシファーは、震える真莉亜に命じる。「刺せ!」と……。そのとき真莉亜は……。

12. 神は天にいまし、すべて世は事も無し
天使ミカエルの降臨。それは祝福ではなく、地獄に滅びをもたらす神の御剣。その背に輝く六枚の聖なる光翼は、ルシファーが追われた“七つの美徳”の首座だけに与えられる信頼の証だった。それぞれの翼が持つ圧倒的な力を使い、地獄を崩壊させていくミカエル。だが魔王たちは地獄を守るため、身を捨ててミカエルに挑みかかる。“七つの大罪”首座となったルシファーとミカエルとのハルマゲドンに、天地人すべての命運は託された。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 2
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