冒険で女神なTVアニメ動画ランキング 6

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の冒険で女神な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月25日の時点で一番の冒険で女神なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

72.5 1 冒険で女神なアニメランキング1位
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ 新章 迷宮篇(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (271)
1071人が棚に入れました
迷宮都市オラリオ―― 『ダンジョン』と通称される、壮大な地下迷宮を保有する巨大都市。この街で、一柱の小さな女神と出会った冒険者志望の少年は、 仲間をつくり、ダンジョンに挑み、多くの死地をくぐり抜け、 さらなる<昇格ランクアップ>を遂げていた。そんな彼のもとにもたらされた一通の書状。 書かれていたのは、ダンジョン未到達階層への遠征任務。 未知なる冒険へ向けて、仲間たちと共に、少年は新たな一歩を踏み出す。これは、少年が歩み、女神が記す、――【眷族の物語ファミリア・ミィス】――

まーさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

神々と人類。1000年の時を超えた壮大な物語の新たなステージが幕を開ける!

ご存知「ダンまち」こと「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」シリーズ4期TV版が7月22日より放映されます。原作 大森藤ノ(ラノベ) 制作J.C.STAFF。TVアニメ版 1~3期 全37話+各話OVA(外伝含む)。劇場版1話 構成。他コミック等メディアミックス作品。

【前書き】
知らない方は少ないメジャータイトルの1つ。J.C.STAFF渾身の力作。先日、本作の第4期放映が正式に公開され、そのPV2本他を視聴し「新章 迷宮編」の内容とOP楽曲「sajou no hana 天灯」に感動したので新章への期待を込めて書きます。

公式サイト︰https://danmachi.com/

PV︰ベルクラネルの軌跡︰
https://youtu.be/RglcGT_IoX0

PV︰新章 迷宮編︰
https://youtu.be/1Z_0xP-bS4Y

【本シリーズ振り返りを含めて】
2015年4月~TV版が放映開始され、劇場版「オリオンの矢」も人気だった、シリーズ新作が4期目となる長編人気タイトルです。時代は神々と人類が通じ合う約1000年の昔…。英雄に憧れを抱く少年ベル・クラネルが、神ヘスティアと出会い冒険者として歩み・成長する姿を中心に、仲間、友情、絆、愛、神々、人間、モンスター等、エンタメ要素満載の話題作。
当時の作画レベルとしては細かい描写に多少荒さはあるけど、キャラの個性豊かな描写に好感を持ったし、ストーリーにも引き込まれました。特に1期 8話…当初駆け出しでLv1のベルが、冒険者として憧れるアイズ・ヴァレンシュタインの稽古を受けた後、ある女神の策略で強敵ミノタウロスと対決するシーンには惚れました。このシーンで掴まれたきっかけは音響です。
当時の調べでは、音響担当 井内啓二氏による作品で明確な楽曲名は示されておらず、盛り上がりを観せるシーンで度々使われたため「英雄願望」「 英雄回帰」作中で描かれる英雄譚(物語)から「アルゴノート」などと呼ばれた壮大なオーケストレーションです。これは素晴らしい!後に2017年6月リリースの「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 〜メモリア・フレーゼ」に伴い、ゲーム版のサウンドトラックとして正式に配信されました。

https://youtu.be/wq1Aftaq_wI
(JASRAC準拠)

本作放映後は女神ヘスティアの衣装が「例の紐」と呼ばれ、キャラとして海外でも話題となったりと、注目度の高い作品です。
個人的には1~2期でベルの冒険、成長をワクワク観られたましたが、3期、モンスターがゼノスとなり、接触したベルは彼らを庇う役回りに…これまでモンスターはダンジョン内の人間と敵対する者として描かれていましたが、展開の変わり方に戸惑いました…。実は、ダンジョンには秘密が隠されているとの伏線はあったし、次期に繋げる期だとは解ってはいましたが、ベルが偽善者的な役回りで、人間側もゼノス側も戦わなければならない…辛かった事を思い返します。ラスト1期 8話で降したミノタウロス…アステリオスと再戦するシーンで「僕は英雄になりたい!」と発するベルに違和感も覚えました…。でも…敗北するも「僕、強くなりたいです」と言ってくれた事で、次期の展開、成長、変革が予感され、少しほっとし…期待値がアップしました。

本作を通じてベースとなる物語はギリシャ神話です。改めて背景等を確認し発見した事を少々…。

前述した楽曲から繋がりで「アルゴノート」って何だ?…。
文献を漁ったところ、ギリシャ神話に記されるアルゴー船に乗船した英雄達アルゴナウタイをモチーフにしていると思われ、なる程…繋がりますね。メインキャラはもとより、神様キャラやモンスターの描写も見直して、改めて作家(脚本家も含め)って、作品を描くのにベースとなる時代背景やキャラ設定を行うのに、ものすごぉ~く色々調べてるんだなぁ…って。凄いなぁと…。感激!

創造、創作ってとってもパワーが必要だから、作品を世に送り出してくれる関係者には心から感謝!

して…4期…。実はダンジョンは神々が人間に課した試練の場?…。その秘密が明かされて往く?…。ベルは!?仲間は?ダンジョンとは何なのか?…。放映を楽しみに待ちます♪

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

白兎の脚(ラビット・フット)

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期~第3期までと、外伝および劇場版は視聴済です。

第3期では迷宮の本質ともいえるべき面を垣間見させて貰いました。
新しい仲間との出会いは嬉しい限りですが、知り合ったことに端を発した不幸と厄災…そして沢山の涙と血を目の当たりにして、モンスターと人間との共存の道が一歩遠のいた気がしました。

そんな絶望的な第3期でしたが、もたらしたモノは悲しいことばかりではありませんでした。
ベルがレベル4にランクアップし、新しい二つ名である「白兎の脚(ラビット・フット)」を得ることができましたから。


迷宮都市オラリオ――

「ダンジョン」と通称される
壮大な地下迷宮を保有する巨大都市。

この街で、一柱の小さな女神と出会った冒険者志望の少年は、
仲間をつくり、ダンジョンに挑み、多くの死地をくぐり抜け、
さらなる<昇格(ランクアップ)>を遂げていた。

そんな彼のものにもたらされた一通の書状。
書かれていたのは、ダンジョン未到達階層への遠征任務。
未知なる冒険に向けて、仲間たちと共に、
少年は新たな一歩を踏み出す。

これは少年が歩み、女神が記す、
――【眷属の物語(ファミリア・ミィス)】――


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

完走して振り返って思うこと…
今回は辛い展開の方が多かったかな。

ダンジョン未到達階層…
誰も踏み入れたことが無いから、当たり前ですが殆ど情報が無い階層ということになります。
ダンジョンの中では常に危険と隣り合わせ…
だから事前にしっかりとした下調べと入念は作戦の立案が必要不可欠です。
これが出来ると、出来ないとでは雲泥の差があるんですけどね。

でも、これまでも、先人が切り開いてきたから今の階層にまで到達することができました。
先陣を切る役目は、結局誰かが追わなきゃなんですよね。
そして、ベルたちもようやく道を切り開く側になったのが、何より成長の証だと思います。

今回の物語は、はやみん演じる「リュー・リオン」にスポットの当てられた展開でした。
これまで色々と謎めいた感じの方だとは思っていましたが、遂に彼女が背負った十字架から解放される時がやってきた、ということなんでしょう。

こうして物語が進んでいくのですが、バトルシーンはこれまで視聴してきたこのシリーズの中で最も厳しい戦いを強いられたことだけは間違いありません。
これまでに無いくらい胸が痛みましたから…

これまでは、ベルの主人公力で何とかなってきましたが、今回の相手はベルの主人公力をもってしても相手の方が上回っていましたから…
多分、仲間全体の総力を合算しても今回の相手には届いていなかったことでしょう。
奇跡の綱渡りを繰り返しながら命のやり取りをしていた…
そう言っても過言では無いと思います。

ヘスティア・ファミリアの運命は如何に…!?
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、sajou no hanaさんによる「天灯」
エンディングテーマは、はやみんによる「Guide」
はやみんの楽曲は早めに配信されたので視聴していましたが、sajou no hanaさんの楽曲が配信時期が遅かったので、リアルタイムでのC/Kを完全に失念していたので、ようやく最近聞きはじめましたよ^^;

1クール全11話の物語でした。
少し尺は短めでしたが、物語の展開上、ここで切るのがベストだったのでしょう。
何せ23年の冬アニメで続編の放送されるのが決まっているので…
続きの視聴を楽しみにしています。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 13

saitama さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

個人的には1期よりも面白い。

ダンまちは1期が最高に面白かった。
今回のシリーズまではそう感じていた。

でも、今回のシリーズはしっかり胸がワクワクする展開があるし、
それでいて強さのインフレが我慢できる範囲で破綻していないようにも感じる。

まあ冷静に振り返ってみると、
第一期のミノたんの強さって、強く描きすぎな感もあるけれど、
そこはベル君の個人的な感覚を表現したということで。

今回のシリーズは全体としてレベルが高かった。
次のシリーズはジリジリしそうだけど、
そこは1期のような冒険活劇英雄譚ではないので、
個人的には今回くらいシリアスが組み込まれた方が好きかな。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

72.0 2 冒険で女神なアニメランキング2位
とんでもスキルで異世界放浪メシ(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (296)
1023人が棚に入れました
ある日突然異世界へと召喚された普通のサラリーマン、向田 剛志(ムコーダ)。 異世界の住人となった彼の固有スキルは 『ネットスーパー』という一見しょぼいものだった…。 落胆するムコーダだったが、 実はこのスキルで取り寄せた現代の食品は異世界だととんでもない効果を発揮して……!?

声優・キャラクター
ムコーダ(向田 剛志):内田雄馬
フェル:日野聡
スイ:木野日菜
ニンリル:内田真礼

みのるし さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ちょっと一言ゆわせてもらいますとですね。

なかなかの飯テロアニメで料理も旨そうだし、またプロの料理人やのうて、フツーのおっさんがエバラのたれを駆使してアッとゆうまにおいしい料理を作ってしまうとゆー設定もなんかまあええすよね。

基本フライパンひとつでなんでもやっちゃう感じなんで凝ったもんはできんとゆうアレですわ。

実際、ボクも愛用しとりますエバラのたれもクックドゥも食材に絡めるだけでなんでこんなにおいしくなるのか謎なんですが、なんしかそんなに手をかけなくてもおいしい料理はできますよと。

そーゆーなんちゃってスキルが世界を救うこともあるとゆう至ってゆるゆるの設定であります。

なので、まああんまり難しいことは抜きにして楽しめる作品なんではないかなとは思います。

ボクもそんな感じで楽しんで見とります。


但しですな。
ちょっと一言ゆわせてもらいますとですね。


食材の調達についてですが、一応フェルとゆーめっせ強い魔獣が狩ってきた獣がまあ基本食材になるのですが、やっぱり命をいただくとゆうことなので突然ロースとかバラ肉とかになったらあかんのとちゃうかなと思うわけです。

まあ銀の匙やサバイバルファミリーやないですからあまり説教じみたことはええ思うんですけど、とらえた獲物をさばくシーンをちょっとでもええから加えてくれるとよりええかなと思います。

主人公のムコーダ氏は一応料理は得意ってことになってますから下ごしらえや仕込みもそこそこできるってことにしてですね、内臓はこうしましょう、毛皮はああしましょう、骨はこう使いましょう、みたいなね。


どうかな。。。。
なんか変なこと言ってますか?ボク。


・・・・ま、原作があって原作がそおなってんだったらしょうがないですけどね。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

とまあはじめはぐずぐず言ってましたけど、まあとりあえずはそう目くじら立てるようなことでもおまへんでしたな。

いつのまにか食肉解体業のおっさんが現れて、いい感じになっとりましたな。

ハナシもいい感じでいひと段落して、次は違う町で新しい展開~ってんで終わりとゆうこってす。

にしても肉ばっか食ってるからバランス悪いぞ。
魚とか野菜とか、穀類、豆類とかいろいろ摂取しないとですよ。

ムコーダ氏は日本人なのだから発酵食品ももっと取らなんとあきませんな。

とゆーことで2期があるなら、バランスの良いメニューでもってハナシ進めて下さることを期待したいです。
あと女神さまたちの出番が少ないのでもうちょっと活躍してほしかったかもですな~。

まま。そんなところでしょうか。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 18
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「退屈」にほんのわずかなスパイスを振り掛けると「癒し」になる

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
異世界転生×料理×冒険。

類似する作品はいくつか思い付きますが、本作には「ネットスーパー」というユニークスキルがあり、○バラ焼肉のタレ等、現実に存在する調味料を使っていくあたりが、オリジナリティかな。

これが原作由来か、アニメ化に際してかは分からないけど、AEONの全面協力で、かなり制作費も出しているのだろうと思う。「TIGER & BUNN」でもそうだったけど、個人的には、色んな手段で金を集め、アニメのクオリティ上げてくれたり、アニメーターさん達の給料が多少でも上げてくれるなら、賛成ですね。

まあ、特に何かが飛び抜けている作品ではないけれど、主人公の性格や行動、音楽、作画など、様々な要素により、なんだか癒される作品になっていて、ダラダラと見続けられました。

個人的には、良い作品だと思いますよ♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
やっていることは、1パターン。フェルが狩ってきたモンスターを、ムコーダが料理し、スイとフェルが食レポする。

それだけっちゃあそれだけのアニメなんだが、本作の場合、ムコーダの思慮深さが、良いスパイスになっている。

まず、異世界転生された時、大した能力をもたない(と勘違いされた)故に放り捨てられる作品はいくつかあるけれど、

呼び出した側の王様の豪華な服装や傲慢な態度を見て、即座に「この国はヤバい」と見限ったのは、素晴らしいなと思った。サラリーマン時代に培った、「人を見る目」なのだろう。ワンマン社長だけが利益を独占するブラック体質の企業に、先は無いと見抜いたか。そうなると、まだ若い勇者一向が、相手を見定められず、浮かれて勇者になるのにも説得力がある。

他の部分もそうで、(同期の「老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます」の酷評レビューには書いたけれど)思慮が足りない作者ならば、現実世界のプラゴミや容器が異世界に及ぼす影響に関してはスルーするだろう。それを、「スイ」というキャラクターによって解消し、シャンプーはきちんと瓶に詰め替えて売る。スライムがスライムである理由もあるし、こういうさりげない配慮がいくつか見られ、素晴らしいと感じた。

それに、ネットスーパーにアイテムボックスに鑑定スキルは、異世界転生主人公にしては、抑えている方だろう。あくまで「スーパー」だから、重火器の類いは買えないと思うし。

本作の展開としては、実は1話の最初が一番好きで、ネットスーパーを生かした貿易で貯めたお金をなんとかやりくりし、傭兵を雇い、旅をし、様々な人と出会っていく。

そういう、「狼と香辛料」みたいな方が、自分としては好きだったので、フェルとの獣魔契約が、全ての難易度を下げてしまい、「緊張感」のある、本格ファンタジーにはなれなくなった。それは残念ポイント。

ただ、その代わりに得られた「安心感」により、気軽に観られる日常系にはなれている。これはこれでまあ、1つの作風かと思っている。

さて、2期となると、流石に少し展開を変えてマンネリを防ぐ必要が出てくると思うので、そこを楽しみに待ちたい。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 24

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

なろう系でもこれは面白い。ネットスーパーというアイデアも良い

なろう系というとかつては偏見もあってあまりまともに見ていませんでした。
今はそんな毛嫌いもないのですが…
当時見ていなかった前からの作品はあまりに見ていなかったりします。
なので、なろうで読んだことはありませんでした。

でも、ランキングが高いのは知っていました。
今見たら累計で3位ですね。
転スラ、無職転生、これ、ありふれ、蜘蛛の順。大したものですね。
7位Reゼロに挟まれた6位のヘルモードもいずれアニメ化するのでしょう。

というわけでなろうの顔の1つと言うべき作品が満を持してアニメ化という感じになりますかね。制作MAPPAというところも他とは気合いの入り方が違いますね。

というわけでおそらくなろうのテンプレを作った方の作品になるのかもしれませんが…
知らないで見たら、全然新鮮に見れました。

召喚された勇者達のやり取りをよそに、とっととフェードアウト。
そこから固有スキル… ネットスーパー!
確かにAmazonだと手に入るものが多すぎですが、スーパーなら手に入るアイテムは食材と最低限の食器に限られますのでメシを中心にするなら良いバランスかと。

イオンやエバラと提携してちゃんと商品名を出している所もいいですね。
というかこの内容なら下手なCMよりよほど宣伝になりますね。
良い飯テロです。焼肉食いてぇ。
良質な作画が飯の美味そうさをさらに掻き立てます。

冒険者達とのやりとりも楽しく、それからやってくるフェンリル。

…後発の作品が似たような展開を何度もやっているのですが、こちらの方が明らかに質が高いためか、見飽きた感じが全くしないです。

これは良質ですね。伊達に3位ではないようです。
文句なしに視聴継続。この先も楽しみです。

全話感想
楽しく見られました。ヒロインが居なくて、ただご飯を食べているだけなのに、そこが楽しい。良い飯テロアニメでした。

スイも可愛かったですね。
まあフェルも可愛かったですが。

フェルが強すぎて苦戦は一切無いのですが、全然楽しく見られましたね。

他のチート作品、チートが悪いわけではなく、魅力がないのにチートだからムカつくのが悪いわけで、好きなキャラがチートなら楽しく見られるのですね。

内陸部では肉料理ばかりだったので、魚料理が出てくるであろう2期も期待です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5

84.0 3 冒険で女神なアニメランキング3位
慎重勇者 ~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (877)
3553人が棚に入れました
超ハードモードな世界の救済を担当することになった女神リスタ。チート級ステータスを持つ勇者・聖哉の召喚に成功したが、彼はありえないほど慎重で......?「鎧を三つ貰おう。着る用。スぺア。そしてスペアが無くなった時のスペアだ」異常なまでのストック確保だけに留まらず、レベルMAX になるまで自室に篭もり筋トレをし、スライム相手にも全力で挑むほど用心深かった!そんな勇者と彼に振り回されまくる女神の異世界救済劇、はじまる!

声優・キャラクター
梅原裕一郎、豊崎愛生

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

11話で評価が一気に変わる作品

原作未読。最終話まで視聴。

このレビューのタイトル、ず~っと、『豊崎愛生劇場』にしようと思っていたんですよ。
豊崎愛生さんの”怪演”がとても印象的な作品だったから。

11話を視聴するまでは・・・ね。

何なんですか!
一瞬、違う作品を視聴しているのかと思うほどの急展開。
ドタバタコメディから質の高いシリアス展開へ。
爆笑から心地良い感涙へ。
喜怒哀楽の感情が滅茶苦茶になっちゃう作品。

気になる方は、視聴する価値アリな作品だと思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 71
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

シドーで絶望した僕もゾーマの頃には心の準備はできていた

原作未読


2周しました。2019年秋期の新作では初。完走し見落としが気になる良品のみ振り返ることがあります。
“慎重”というワードでふと思い出されるお話。

今からおよそ30年ちょっと前。イケイケな小学生の私が『ドラゴンクエスト』を嗜んでたあの時。
自分で言うのもアレですがなかなかセンス有りだったのでサクサク進み、レベルはイマイチだったけど杖を手にした人型りゅうおうを撃破。ただし満身創痍で・・・
それ以来レベル上げに勤しむようになりました。

ロールプレイングゲームをする時に

 :前のめりイケイケどんどんですか?
 :レベル上げして安心安全で進みますか?

私は後者にモデルチェンジしました。そんな他愛のない昔話を思い出します。
本作はそれを拗らせた男の物語。キャラ付けは極端ながら気持ちはわからんでもないという共感。
なお、前者タイプの方はこの主人公に共感できないかもしれません(適当)。

『慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~』

後者タイプの方だったら、キャラ付けの想像しやすいタイトルと共に、許容しやすい。
プランAがダメだった時のプランBやらCを想定し、即断即決する主人公には自分の嗜好との相性の良さを感じました。

キャストも妄想の捗るメンツです。
慎重勇者である竜宮院聖哉役には梅原裕一郎さん。在りし日の原体験から拗らせて黙々とPDCAを回すさまは某『ゴブリンスレイヤー』を彷彿とさせます。
神界最強ヴァルキュレを演じるファイールーズあいさん。「ナイスバルク!」と我々に言わせたいんでしょうか。
矢をぶすぶす射抜かれても神なので平気なミティス役の重鎮三石琴乃さん。その不死身っぷりから“伝説の山田たえ”とシンクロして妄想膨らんだのは私だけでしょうか。

あにこれ始めて間もない頃。未視聴作品を例にした他のレビュアーさんの文章を横目に「それ知らねーよ」と己の初心者ぶりを嘆きつつ、事例に別作品を持ってくるのをぼやいてたのが、まるっきり同じ過ちを犯している今日この頃です。

いやてゆーかここまでそれしかやってません。初期DQなんて若い方は知らないだろうし、『ダンベル何キロ…』『ゾンサガ』知ってる前提で語るこの傲慢さ。お詫び申し上げます。さーせん。


なお本作のMVPはリスタルテ(CV豊崎愛生)で異論はないかと。
無粋な主人公の横で徹底して道化役を買ってでてます。これまた『けいおん』を2019年に通しで視聴済と記憶に新しかったこともあり感慨深かったです。
対照的な主人公とヒロインの配置は物語のけん引役として大きな核となりました。

MVPの意味合いとして、単に好感度低そうな主人公の対極でバランスを保ったというだけでなく、なにより表情豊かで会話のテンポや間が良い。早ゼリフも自然に画に合わせコメディとして面白い。
『このすば』のアクア様と比較する声が多いのも頷ける好演ぶりでした。そういえばゆんゆん役で向こうのにも参加してましたね。

{netabare}※視聴者にこの作品をコメディだとミスリードさせる役割を充分果たしたし、なにより面白かった。{/netabare}豊崎さんの駄女神よかったですね。



ちなみにこれも“異世界転生”もの。世界観の説明は第1話Aパートでほぼ片付きますので親切です。
あとは見事な後半超展開型。序盤から中盤しんどければしゃあないですができれば最後までご覧いただきたいです。吉本新喜劇の人情ものみたいな感じのお話でした。笑って泣いて、と。


 笑いができる人は泣かすことは比較的容易


『踊る!』のいかりや長介さんみたいな感じ。個人的には紅白(2019年)での「浅草キッド」熱唱のビートたけしも良かったなぁ。
全12話でどのように組み立てるかは自由だし構成も好みはあるでしょう。予想できない展開はもちろん好物な私です。
序盤中盤の意味がなさそうな行動があとあとから効いてきたみたいな伏線や、そりゃちょっとヒクわ~的な行動に実は意味があったとか、そんなことを発見するのが楽しみな物語でした。



■視聴メモ
{netabare}・Ristarte(リスタルテ)
:ラテン語系の素養があるとピンと来ますね{/netabare}

{netabare}・“プロパティ”に記載されてたもの↓
:慎重に、慎重にも慎重に。
 疎まれようが嫌われようがそれを貫こう。
 そして世界と仲間と大切な人を
 必ず救ってみせる。ー今度こそー{/netabare}

{netabare}・3話聖哉と初対面の折アリアが動揺して紅茶落としてたね
:すかさず精神と時の部屋の便宜を図ってたが単にご都合ではなかった
:向こうに記憶がないからこそのアリアの抑制された対応{/netabare}

{netabare}・モンスター討伐後の後片付けにご執心
:難度Bイクスフォリアの魔王でやらかしてるから{/netabare}

{netabare}・カンスト隠してたよね
:龍の里でフェイクかましてたり、ヴァルキュレの一言だったり{/netabare}



※{netabare}ギャグに全振りしているようにみせて、四天王など魔王軍勢との闘いではシビアなものしかありませんでした。シリアス展開の芽は最初からあったのです。{/netabare}

思えば“俺TUEEE”がどこまで本気なのかかすかな不安を感じながらの進行をしてたと思います。そんなことも含めて見せ方が巧みな作品でした。
タイトルが難ですが、女の子とイチャコラしながら俺TUEEEしといて、サブイベントを繰り返して12話終了!みたいなのとは一線を画すと思いますよ。


{netabare}「この女の作ったものしか食わん」{/netabare}

全てわかってから聞くとアツいものを感じます。



視聴時期:2019年10月~2019年12月   

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2020.01.15 初稿
2020.07.13 修正

投稿 : 2024/11/23
♥ : 71

ZORRRO さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

近年トップレベルの衝撃を受けた(笑)

【ストーリー・作画】

諸々を語るのはそれすらネタバレになりかねないですね。転調するアニメだよーとだけ(笑)

魔王が強い強い世界を救うことになった女神が、日本人を勇者として召喚したけど、
その勇者(主人公)がありえないほど慎重で……?な物語。ひたすら主人公のペースに飲まれます。

そしてひたすらテンションで持ってくギャグアニメです。作画も含めてすべてがギャグって印象。
作画自体かなり綺麗です。あえてギャグ寄りに崩してるわりには滑らかに動く余裕を感じる。
なので、作画が良いというよりは面白いという表現が正しいかな。
キャラデザの雰囲気的な問題もあるのか、作画があまり評価されてないような気がしてます。


作品のタイトルから主人公最強モノと分かり、ヌルゲー感も分かりやすく出ているものの、
終盤の戦闘はなかなかアツくなってきます。それだけならビックリ要素は無いのですが、
なかなか予想出来ない展開で… 2019年アニメで1番ビックリしたかもしれません(笑)

個人的には、転調あってもなくても同じように高評価していたと思います。
ギャグの質も高く、ずっと笑って見ていられました。面白かったです。


【キャラ・声優】

慎重勇者主人公の聖哉。そんなくそ慎重で意味あるの?って目線で、そのまま進行していきます。
クールでクズ要素もあったり、天然ボケっぽいテンションもありますが、基本ボケまくるポジション。

それを突っ込む新米女神のリスタルテ(リスタ)、お笑いだとボケが立つパターンが多い気がしますが、
リスタのツッコミあってこそのギャグが成立しています。愛生さんによる熱演(!?)も大きいです。
駄女神要素もあって、リスタはリスタでゲスい感じがまた面白い。リスタが主人公と取れなくもない。

という風に、やっぱり聖哉xリスタのコンビがやっぱり見どころですね。
他キャラはそれを傍観してたりする印象が強いが、聖哉のボケが飛び火するのも面白いです。


声優さんは先ほど書いたように、愛生さんの主張が激しすぎて印象に残りすぎた(笑)
他の方々もギャグアニメなので基本的にテンション高めで面白おかしく見られました。

個人的にはラスボスで好きな声優さんが出てきて激アツ。


【他】

まだラノベは続いてんのかな?アニメとしてはまあ完結だよねーって内容でした。
個人的に今期視聴アニメはギャグ枠が多かったのですが、1番か2番か悩む、、、(笑)
ストーリーも好きだったし、ギャグも面白く満足度の高い作品でした。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 27

72.0 4 冒険で女神なアニメランキング4位
Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (297)
1227人が棚に入れました
人理継続保障機関・カルデアは、魔術だけでは見えない世界、科学だけでは計れない世界を観測し、2017年で絶滅することが証明されてしまった人類史を存続させるため日夜活動を続けている。人類絶滅の原因、歴史上のさまざまな箇所に突如として現れた「観測できない領域」――“特異点"。カルデアに唯一残されたマスター・藤丸立香は、デミ・サーヴァントのマシュ・キリエライトとともにこの特異点の事象に介入することで、これを解明、あるいは破壊する禁断の儀式――“聖杯探索(グランドオーダー)"を遂行してきた。今回、新たに発見されたのは七つ目の特異点――紀元前2655年の古代メソポタミア。不老不死の霊草の探索を終えた、“賢王ギルガメッシュ"が統治し繁栄を誇ったウルクの地は、三柱の女神と数多の魔獣による蹂躙で滅亡の危機にあった。そして、過去への時間旅行――“レイシフト"によってウルクの地に辿り着いた藤丸とマシュが出会うのは、魔獣の猛攻を食い止める要塞都市・絶対魔獣戦線と、脅威に曝されながらも懸命に生きる人びとの姿だった。襲い来る神々と魔獣。そして、それに抗う人類―。そこは人と神が袂を分かつ、運命の時代。六つの探索(オーダー)を駆け抜けてきた二人――藤丸とマシュが挑む最後の戦いが始まる。

声優・キャラクター
島﨑信長、高橋李依、川澄綾子、鈴村健一、坂本真綾、関智一、小林ゆう、櫻井孝宏、浅川悠、植田佳奈、早見沙織、稲田徹、三木眞一郎

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

くどい。完結に申せ

序盤 おお

中盤 お?

終盤 ええと

この話は7つ目の特異点(時間の歪み)に突入した話
ジャンルはバトル・神話
まぁかの有名なFGOをアニメ化した話です。実は私FGOやっていないんですよ。が6章までの話は理解しています。ようつべでストーリーだけを上げてくれる優しい方もいらっしゃるらしく結構お世話になってました。バビロン(本作の該当章)ははじめだけ見てましたが飽きてやめました。それからずっとFGOのストーリーは知りません。
さてそんな私ですが、本作はFGOユーザーには歓喜の作品でしょうがFGOを全く知らない方は全くわからないとおもいます。なんせ7章ですから。いきなりなんの説明のないまま始まります。知ってる人からすればほとんどの人はこの章を知ってるので「知ってる文章が実際はどんな動きをしていたのか」を確かめる作業になりつつあるかもしれません。なのでこの作品をアニメだけで楽しもうとする人はあまり多くないかもしれません。それこそ私みたいな中途半端ものでないと。
ないようです。この作品ははっきり言って面白くはありませんでした。序盤に出会い、中盤にバトル、ラストシーンにお涙頂戴。典型的なものだと思います。これが奈須きのこさんの脚本なのか監督の勝手な判断なのか判別が付きませんが、つまらなかったの一言につきます。
改めて説明すると序盤のつかみが悪いです。キャラと声優と作画で成り立っているような薄っぺらさが目立ちます。ほのぼのとした日常をふくめながら舞台背景や時代設定を説明するのですが、悪く言えばそれだけです。それが一話や二話で終われば全然構わないのですが、何話にも渡って説明していきます。キャラに対して共感をもたせるために情報を多くしてるかもしれませんが展開に着目すればとても薄っぺらい展開となっています。中盤はバトルが多くなっていきますが終盤のほうが規模が大きくなります。全22話なので中盤は1クールの終わりなのですが、そこまで大した展開があったかといえばなかったような気がします。ダイジェストを組めと言われれば簡単にできてしまいそうな感じです。終盤ではくどいです。「やったか!?何!?まさか!第二形態だと!?」みたいな感じが出てきます。奥の手を本当に最後しかうってません。最初から打てよ!と叫びたくなりますが、まぁきっと何か事情があったのでしょう(諦め)。
先程も序盤は内容が薄いと言いましたが全体的に薄いです。作画と音楽と声優でなんとか頑張っている感じなのでまじで薄いです。なので見てて退屈します。
キャラは好印象です。はじめて見るキャラもちゃんと魅力が伝わり、途中の回想ででてきたキャラも懐かしさを覚えました。まぁ本作はキャラが目立てばあとはゲームに人が行くので集客的には良いかもしれませんが、どうにも解せません。
正直言ってがっかりです。

原作は奈須きのこさんとTYPE-MOONさん。
監督は赤井俊文さん。初の監督だそうですね。
キャラデザは高瀬智章さん。冴えカノやオカルティックナインのキャラデザをされた方ですね
劇伴は芳賀敬太さんと川﨑龍さん。
アニメ制作はCloverWorksさん。青ブタや約ネバを制作したところですね。

作画は良かったです。戦闘シーンも作りこまれており、かなり好印象です。
opは田淵智也さん作詞曲、UNISON SQUARE GARDENさん編曲歌唱の「Phantom Joke」めっちゃ好き
ed1は藍井エイルさん作詞歌唱、TAMATE BOXさん作曲、TAMATE BOXさんと三谷秀甫さん編曲の「星が降るユメ」
ed2はmiletさん作詞歌唱、miletさんとTomLowさん作曲、TomLowさん編曲の「Prover」
声優さんはとても合っていました。

総合評価 残念

投稿 : 2024/11/23
♥ : 9

ZORRRO さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「セイバー!!!」と連呼するだけの衛宮くんを思い出す。

【ストーリー・作画】

原作ソシャゲ未プレイ。6つの特異点は修復済み。7個目のバビロニアが舞台らしいです。
他特異点の映画化したりするみたいですが、ネタバレ嫌いな人でもそれくらいは知っておいた方が良いです。

ファーストオーダーってのが以前あったのでそれは見ました。MOONLIGHT?とかは見てませんが。
今回は第七特異点ってことで、だいぶ終盤になるかと思います。優先度高いということは人気な舞台なのかな?

その「ファーストオーダー」から設定が引き継がれてるので、それが序章になるので見た方が良いです。
要は人類滅亡という狂った未来を正すべく、色んな舞台の戦争に介入してくみたいな感じ。


正直Fateシリーズファン向けではあるけど、それよりソシャゲファン向きって感じのアニメな気はします。
内容が意外と「深い」というより「長い」って印象な2クール21話でした。
「内容よりはキャラとパッションで!」みたいなストーリーだったので、よりソシャゲファン向きかなと。
そのあたりはまた後述します。

またまた内容よりも…な話にはなりますが、作画や演出とかで結構しびれました。
制作はA-1派生のCloverWorks。冴えカノとかと同じです。とても綺麗。キャラデザもいつもの感じ。
戦闘が多いので、SEや挿入歌も相まって、まさに大迫力で大満腹といった感じ。
ラスト3話くらいで1本の映画見てるようでした。素晴らしかったです。


【キャラ】

やっぱりこのアニメはキャラなんじゃないでしょうか。まずは1番微妙な主人公の評価になりますか。

主人公藤丸くん。ファーストオーダーでもそうだったのですが、あれから時間経ってるはずなのに…
と思えるほど、あいも変わらず無能です。敵がツッコミ入れるレベルで無能です。
とはいえ、パッションで!と上記したように、藤丸パッションで物語も進んでいくのでそこは良いと思う。
ここでレビューの見出しを回収しますが、サーヴァントの名前連呼しまくってるのがちょっと面白くなってくる。
裏がない、真っすぐで素直な主人公という意味では良かったです。というか、戦わないなら本来なら
頭使うポジションだけど、感情ゴリ押しで解決!というのがフェイトっぽさでまた良かった。

他のキャラはサーヴァント祭りになってきます。敵でも味方でもかっこよい。
牛若丸 ギルガメッシュ レオニダス 個人的にかっこよくてお気に入り。
ストーリーの長さ考えればキャラ数も普通くらいな気もしますし、終盤にかけては活躍するキャラが
結構落ち着いてきますね。時代背景によるキャラ設定とかはようわかりませんが、
私のように「サーヴァントかっこいい!」で見ておけばわりと楽しめると思います。

やっぱり注目は英雄王として過去にも数多く登場してきたギルガメッシュになりますでしょうか。
以前は敵サイドだったし、また王としての活躍も知らなかったわけなので、そのあたりが見れたのが嬉しい。
ステイナイトでもかっこよかったですからね。


【他】

ソシャゲ特有の声優かぶり(ステイナイト声優含めて)があるので、そういった深読みは不要です。
とはいえ、えらく有名な声優さん揃いなので満足感が凄まじい。みんなかっこよかったです。
マシュが代役なのですが、そもそも元を知らないので問題なしです(笑)
とはいえ、たねきのマシュも気になるが…。


ストーリーもキャラもステイナイトなどとは全く別物なので、新鮮なのも楽しめた点かなと思います。
何回も言うようですが、惹き込ませる演出といった面で本当に上手なアニメでした。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 11

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

人気タイトルに相応しいハイクオリティ。しかし…。

1話感想
さすが人気タイトルだけあって、さすがのハイクオリティ 4.4

さすが人気タイトルだけあってさすがのハイクオリティ。
一見淡白そうな絵柄でしたが動く動く。これはすごい。
原作は知っていますが、原作随一に面白かったシナリオなので、このクオリティでアニメ化してくれるなら楽しみですね。

しかしゲーム的には主人公は5人ほどサーヴァントを引き連れています。
連れているサーヴァントはどういう扱いなのか疑問でしたが、アニメ=物語的にはやっぱりマシュしか連れてない前提なんですね。
まあ牛若丸2人とかもできるのは流石に論外ですが、マシュ+ゲスト一人で攻略できる難易度では無いかと思いますが…。

全話感想
ゲームでやっていたので、その思い出しという点では良かったです。クオリティも上々。
作画は常に安定していて崩れず、よく動いていました。

わかりにくい点もありましたが、まあこんなものだと思います。
原作既読としては満足の行くアニメ化でした。
原作未読者は面白くないのでは? とは思いました。

しかしFGOの中で一番面白いシナリオではあったのですが、改めて見るとこんなものだったのかな? という感想です。
ボスラッシュが延々続くので何か疲れますよね。
ゲームだったらゲーム部分がアクセントになって、あまり気にならなかったんですが…。

続編やるんですかね。うーん、さらに原作未読者置いてけぼりになる気がして仕方ないですが…。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4

59.9 5 冒険で女神なアニメランキング5位
社長、バトルの時間です!(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★☆☆ 2.8 (202)
652人が棚に入れました
世界の中心、ゲートピア…。かつて世界は果てしない荒廃が続くばかりの魔境だった。そこへ天から女神が舞い降り、天空に巨大な「門」が出現。人々は「門」の中に世界を維持する奇跡のエネルギー、キラクリが存在することに気づく。月日は流れ、ゲートピアは都市として発展。「門」のダンジョンの中で専門的にキラクリを採取するトレジャーハンターが登場。世界を維持する奇跡のエネルギーは、キラクリハンターの手にゆだねられている。主人公・ミナトはある日突然、幼馴染のユトリアに呼び出される。淡い期待を持って向かったその場所で、ミナトはユトリアに告げられるー「わたし、あなたのこと…社長に向いていると思ってたの!」こうして先代の跡を継ぎ、ミナトの冒険社長ライフが始まったのだった。

声優・キャラクター
堀江瞬、市ノ瀬加那、和氣あず未、青山吉能、堀江由衣、八代拓、上坂すみれ、茜屋日海夏

69.3 6 冒険で女神なアニメランキング6位
最果てのパラディン 鉄錆の山の王(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (115)
390人が棚に入れました
死者の街を出てから二年が経ち、ウィルは数えで17歳になっていた。領主として「灯火の河港」を発展させ、徐々に「獣の森」には人々の営みと笑顔が戻ってきた。しかし、季節外れの花が咲き乱れ、森の異常が発覚する。この問題を解決するべく森の奥に向かったウィルたちは、森の王から不吉な予言を受ける。「鉄錆の山脈に、“黒き災いの火"が起こる。火は燃え広がり、あるいは、この地の全てを焼きつくすであろう」滅びしドワーフの都である「鉄錆山脈」に眠る災いとは…!? 新たな出会いと共に再びウィルたちの冒険が始まる!
ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

こういうのが見たかったんです!!

2024/01/21 初投稿

久しぶりに視聴を終えてすぐに、感想を書きたいと思うような作品でした!

感情の爆発や
わちゃわちゃ騒いだり、笑いの要素もありません
お色気(死語?w)要素は皆無です
むしろ2期を終えても相変わらずヒロインすら不在です

まあ、地味って言えば地味なのかも^^;

作品の大半は静かな会話や思考で進んでいた印象です
でもそれがいい
言葉一つ一つに深さや重み、登場人物の信念などが感じられます
しかも、鼻につくようなことも無く
ウィルは誠実で
自分の強さを鼻に掛けるでも無く
その力をみんなのために使おうとしていきます。

終盤もちろん強敵との戦闘があり山場となるのですが、流石にそこでは叫び声とかもありますが、戦闘自体が必要最低限必要以上に引っ張ったりせず必要最小限むしろあっけない位の印象もありました。
{netabare}ただし、一度倒したかと思ったけどやはり違ったって言うのは、1期でもあった二番煎じにも感じました^^;{/netabare}


ところでこれって原作「なろう」だとか
セリフの味わい深さとかむしろ純文学のイメージに近く感じます
「なろう系と一括りに侮ることなかれ」ですね!!

しかもこれってなろうの中でもテンプレ中のテンプレ異世界転生物ですよね?(2期ではほとんど転生の設定は生きていないような気もしますが・・・)

何故これほどの作品が異世界転生ものなのか?
やはり人間誰しも人生いくつもの後悔を抱えて
「あの時ああしておけば・・・」という思いがあり
人生をやり直すという設定が心の琴線に触れるのでしょうか?
ウィルも1期では前世の自分への後悔の思いを抱いている描写が時折描かれていたような記憶があります。

ところでウィルの設定17才と言うことで、それにしては人間できすぎているよなと若干嫉妬を覚えたりするのですが・・・
転生前の人生を含めると精神年齢はかなりプラスされるのでしょうね
そういった意味で、根底では転生の設定が生きているのかも知れません。

まとめると、
全体的に地味なので好き嫌いは分かれるでしょうが

投稿 : 2024/11/23
♥ : 15
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

丁寧な世界観が心地いいハイファンタジー

[12.28見終わって]
面白かったですよ♪
異世界ファンタジーが溢れてますけど、ファンタジー風味やなんちゃってファンタジーがほとんどで、こういう真面目にファンタジー世界を描いてくれてる作品は貴重なのかなと思いました。
世界観が丁寧でしっかりしてるところは高評価でした。
エルフやドワーフの性格の違いや、精霊を使うエルフの呪文、魔法を唱えるときにちゃんと字幕が出たり・・
キャラが話す言葉も独特の言い回しが多かったりして、字幕があったらいいなと思ったり。。でも雰囲気好きです。
ドワーフの王の末裔ルウの成長物語でもありましたね。最終話ではいい表情してました。
調べてみたら原作の第3部まで今回アニメ化されて、第4部もあるみたいですけど、後日談的なショート集みたいです。
機会があれば読んでみようかな。

[初回感想]
3人の不死者(アンデッド)に育てられたウィルが成長し旅立ち、最果てのパラディンと呼ばれる英雄になるお話。
これは2期になります。

世界観や人物相関の把握・理解のためにできれば1期からの視聴をおすすめしますが、2期から見ても楽しめると思いますので、試しに2期を見て気に入ったら1期を後追いで見てもいいと思います。

原作は小説家になろうで連載され文庫化されたライトノベルになります。
実は主人公は転生したみたいで、俗にいう異世界転生ものではあるんですが、同系統の他の作品よりもファンタジーの世界観がとても丁寧に描かれていて好感が持てます。

一方、世界観にこだわった結果、独特の言い回しがあったり雰囲気が地味だったりするところがあって苦手な人もいるかもしれません。

同時期にやってる葬送のフリーレンもハイファンタジーの良作ですけど、あれも結構落ち着いた雰囲気で好きなんですが、フリーレン好きな人にはぜひこちらも見ていただければなと思ったり。

個人的には良作だと思ってるんですがあまり人気がないみたいなので紹介も兼ねて感想を書こうと思いました。

1話「聖騎士と詩人」
{netabare}ウィルの声が変わりましたね。1期から2年たって声変わりしたそうです。私的にはこっちのほうが好みかな。
ウィルと吟遊詩人のビィのちょっとした冒険いいですね。
ビィの名もなき英雄の話、彼女が吟遊詩人になったきっかけ。いい話でした。ねーのよのしゃべり方もツボりましたw{/netabare}

2話「狂える森」
{netabare}デーモンや森の王のキャラデザいいですね。
相変わらず口が悪いバグリー神殿長wでも実はいい人なんですよね。
ハーフエルフのメネル。ウィルが亡くなった後も墓を守るって話、フリーレンを思い出しました。{/netabare}

3話「最後の王」
{netabare}くろがねの山に住んでいたドワーフたち。
デーモンとドラゴンに追われ、流浪の民となったドワーフの王の末裔ルウと最果てのパラディンの出会い。
ウィルの従者になるルウの決意の言葉とドワーフの老戦士ゲルレイズの若は死んだことと思うとの渋い言葉。
ん~。こういう真面目で渋い感じのファンタジー、いいと思います。{/netabare}

4話「勇気の意味」
{netabare}この作品、渋キャラ多いかも。
ドワーフのゲルレイズさんとか、寡黙な戦士レイストフさんとか。
レイストフさんの言葉も相変わらず渋くてかっこいい。
勇気とは何かと考えているうちはその答えは分からないだろうとか・・渋い。{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 17

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

地味で硬派でマジメなちゃんとしたファンタジー

一期に引き続き、マジメなファンタジーアニメ、派手さはないけど普通に面白くて、私は好きです
でもとにかく地味で無骨で硬派でマジメすぎて、イマイチ人気出ないのもわかる
主人公は仏様?ってくらいいい人すぎるし

迫力のある戦闘、驚くような展開、変わった設定、イケメンに美少女、ラブロマンス、サービスシーンそういったわかりやすい魅力は何もありません
でもそこがいいんですよ、作りこまれたハイファンタジーな世界観とキャラクター一人一人にしっかりフォーカスした丁寧な作りが好き

投稿 : 2024/11/23
♥ : 17
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