バトルで経済なTVアニメ動画ランキング 2

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月15日の時点で一番のバトルで経済なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

84.8 1 バトルで経済なアニメランキング1位
C - The Money of Soul and Possibility Control(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (3621)
19276人が棚に入れました
余賀公麿(よがきみまろ)は都内の経済学部に通う大学生。彼の夢は平凡に暮らすこと。公務員になりマイホームを持つこと。そんなある日、ミダス銀行の真坂木と名乗る、怪しい男が公麿の前に現れる。「あなたの未来の可能性を担保に、お金をお貸します。そのお金を、あなたの才覚で運用してみませんか?」と誘う真坂木。戸惑い恐れながらも、うながされるまま、真坂木に案内されてたどり着いたところ… それが“金融街”だった。ノイタミナほかにて完全オリジナル作品『C』放送開始!

声優・キャラクター
内山昂輝、戸松遥、櫻井孝宏、三ツ矢雄二、細見大輔、後藤沙緒里、牧野由依、浅野まゆみ

ぶっかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

金は大事がぜよ 資産を賭けて、さぁデュエルだ$\

金は怖い…金は魔性
巨万の富を築くことは本当に幸せなことだろうか
身の丈を超えれば、歪みは生まれる
際限なく欲する人間のエゴイズムにメスを入れ、社会経済を揶揄した異色作
展開されるバトルシーンは『遊戯王』の要領で、HPを資産に置き換えての戦闘となる
カードで召喚される魔物は、この世界でアセットと呼ばれ
各プレーヤー固有の守護者として描かれるが
作中、このプレイヤーとアセットの関係性は、登場人物と金の付き合い方を暗に示したものとなり、各々の個性を光らせる
ちなみに前述した『アセット』だが、これは経済用語で『運用される資産』を表す
他にもこの様な用語を作中で引用しているので、チョットしたお勉強になるかもしれない

ただ、ぶっちゃけて言ってしまうと、放送局によって放送の時間帯がどうなっているか未確認だが、後ろにはノイタミナ2枠目として、あの怪物が控えているので、前座として消化するくらいの位置づけになってしまうし、その程度のチカラしか無い

ぐぬぅ…無念 チーン
あ、EDはカッコイイ♪

投稿 : 2025/03/15
♥ : 15

aki さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

毎回「おもしろい」と思わせてくれる良いアニメ!!

まず良かったのが世界観と設定。
題材は「金融」
お金の取引(英語でDEAL)を戦闘に置き換えて表現するのが、本当に面白いアイディアだと思った。
また主人公の資産(Asset)である真朱をはじめ金融街の面々はとてもキャラクターの濃い人?が多く見てて飽きなかった。
個人的に残念なのが1クールで終わってしまったところ。
最終的にはいい終わり方だったと思うが、改めて振り返ってみると、もう1クールあった方が内容ももっと濃くなり、金融街の謎も明らかになったと思う。
ただ逆に謎を残して終わったというのも、ある意味不気味さや、まがまがしさを表現したかった製作者側の思惑かもしれないと思った。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 35

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

30倍の好きはどんなキス(* ^)(^ *)チュッ♪

この作品の事を、正直侮っていました。ごめんなさい。。。
1話での登場人物で、青髭の気持ち悪いオヤジが出てるし、なんとなく良くわからない世界だなぁー
という印象だったので、観るのを中断していました。
「あにこれ」の「もっと評価されるべき」のタグや皆さんのレビューを見て再度1話から視聴!!
ちょっちょと面白いんですけどw(」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」オオオオオッッッ!!
かなり大好物な世界観としっかり作られたシナリオにどっぷりはまっちゃいました♪1日で視聴完了!
1話はやっぱり退屈でしたが、2話から徐々に面白くなっていきます♪
ただ、ちょっと使われている言葉が、解り辛いのと、解釈が見ている視聴者に委ねられる様になって
いるので、難しい印象になってしまってますね。
何回か見ていただくか、ちょっと予習してから観て頂くと良いアニメのひとつだと思いますよ!!
 
●【予習編】
【あらすじ】
このサイトのあらすじ読んでもわかり辛いので、簡単に説明します♪
現実世界とは別に、「金融街」という別の空間が存在するのです。お金が集まる大都市(東証とか各国
の証取)付近の異空間にそれぞれ存在するイメージです♪
それで、金融街には特別に選ばれた(ランダム!?)人達が出入りできるのです!!
その金融街で使われているお金がミダスマネーっていわれている黒いお札なのですが、現代社会にも
ひっそりと、まぎれて流通しているのです。
金融街に出入りする人達はみな、自分の未来を担保に、ミダスマネーを自由に使えるのですけど・・・
最低1週間に1回、ディールというミダスマネーを奪い合う戦いを義務付けられているのです。
自分の未来を具体化したアセットと呼ばれるパートナーと共に戦いに挑む訳ですが、負けると現実世
界から未来に関わる現実が奪われてしますのです♪(例えば、将来結婚する未来の相手が奪われる=現
実世界からその人がいなくなる、もしくは記憶がゆがめられる)
そんな世界で、主人公の公麿(きみまろ)とパートナー真朱(ましゅ)は何の為に戦うのか解らずに戦い
続けます、そしてその戦いの先に果たして何が待ち受けているのか・・・!?
 
【用語】
用語については、ここで記載するには多すぎるので、Wikipediaで確認してみてくださいね♪
 
 
●総評
観終わって、皆さんはどう感じましたでしょうか?結末がオブラートに包まれた感じでしたので色ん
な意見がでるのではないかなぁと思っています。
 
実はこの「作品」のキーワードは2つ「お金」と「未来」だと思ってます。
現代社会で生き抜く為には、お金って必要ですよね。人間の体にたとえるならば、「血液」なんです!
血液は常にその流れは止められないですよね、止めてしまうと死んじゃいますよね!
そして、「未来」も実は「血液」と同じなのです♪わかり辛いですねww
未来に向けて、時を刻んでいかないといけないのです♪
 
ただ、キーワードとは関係なしで、公麿と真朱の感情の移り変わりを観察していくと面白いかも知れ
ませんね♪
最後のキスシーンは意味深ですね♪
またいつの日か未来で出会うことが出来るのでしょうね♪
 
この物語のキーパーソンである「三國 壮一郎」なのですが、彼が作った椋鳥ギルドの功績に
は目を見張るものがありましたね♪ただひとつ、見失っていた事をのぞけば・・・
妹の貴子の件がなければ、彼の思い描く未来も変わっていたのではないでしょうか?
これは、壮一郎のアセットでもある「Q」が妹の貴子を具現化したものであることからも想像できま
したね♪
海外の治療を受けずに「今日がずっと続けばいい」と言った貴子の声が心の枷となって、人々の未来
を犠牲にしてまで、現在の日本という形にこだわってしまわなければ・・・
未来を奪われた日本の描写では、みんな生きた屍でしたね。抜け殻です!!
そして、Qは気付いたのですね、自分が壮一郎を縛り続けていることを・・・
 
そして最終回での金融街の謎の男言葉ってどんな意味だったのでしょう?
「正解なんて無い、みんな正しいんだ。みんなが世界を良くしようと戦って、そして世界はより良く
なった」
「どんな邪悪なものにも、どんな悲惨なものにも、かならず人類をより良くするための意味がある」
私は前向きに解釈して・・・、
「未来なんて誰もわからない、今を一生懸命生きる事で未来が切り開けるのだ」
「どんな辛くて、悲しい結末でも立ち止まっては行けない。その想いがきっとより良い未来の糧になるのだから」
こんなんでどうでしょうか!?
 
謎が多く残りますが、どう考えるかは、見た人しだいってことなのですね∑('◇'*)エェッ!?
 
最後にED曲で使われていた曲「RPG」
東のエデンでもお馴染みの
school food punishmentさんでしたね♪
大好きです、もうすぐ発売のNewAlbum「Prog-Roid」たのしみだなぁ~

投稿 : 2025/03/15
♥ : 87

63.8 2 バトルで経済なアニメランキング2位
シャングリ・ラ(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (350)
2397人が棚に入れました
21世紀半ば、止まらない地球温暖化に抗するため、国連はかつての京都議定書で取り交わされたCO2削減幅を大幅に上回る議決を強行採決する。
結果、経済市場は株価から炭素へ移行された。M7.5の第二次関東大震災が発生し、都市機能が完全に停止した東京都にも、炭素税は容赦なく課せられた。東京再生計画を打ち出した都は、アトラス計画を発動する。しかし、都民全員が移住するはずだったアトラスに実際に用意されたのは、350万人分のスペースだけだった。森林化により街は森に侵食され、その結果難民が続出した。
富裕層と貧困層、格差を産んだこの計画にゲリラの総統・北条國子が立ち上がる。
しかし、アトラス計画には別の目的が隠されていた。アトラスランクの真の意味とは、“後継者”とは何の後継者なのか。

声優・キャラクター
高橋美佳子、有賀由衣、井口裕香、石井真、中田譲治、大塚芳忠、堀内賢雄、京田尚子、石塚理恵、五十嵐麗、中村秀利、金田朋子、平川大輔、櫻井孝宏、中村悠一、福山潤、渡辺久美子、山下百合恵、三澤紗千香、柿原徹也
ネタバレ

モンドリ・ウッテ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「だから、オカマの銀ってなんなんだよ!」

これだけ豪華な声優陣をつぎこんで、これだけ独特な世界観を構築して、なかなかかわいい主人公や味のあるキャラをたくさん配置したにも関わらず、作品自体にまったく知名度がないのは、当時GONZOがそれだけ傾いていたってことなのか。

ただ、その独特な世界観にとっつきにくさはあるので、最初の何話かを観て終わりにした人は多いと思う。10話過ぎあたりからじわじわ面白くなってくるのだが、そこまで我慢して観るのはなかなかにしんどい。私もこれを週一で観るかと言われたら、そこまでの魅力は感じられなかった。

時代設定は近未来で、森、電脳世界、秋葉原、経済戦争、古代日本、レジスタンス、ドSとドM、などなどおおよそ相容れない単語がごった煮状態で存在し、消化しきれていない感は否めない。風呂敷広げすぎたな、というイメージ。


この作品を語る上で絶対に欠かせないのが、二人のニューハーフの存在。

{netabare} 主人公「國子」を影に日向に守り続け、その精神的支えになり続けた、ある意味一番男らしい男キャラ「モモコ」。
一方、もう一人の主人公「美邦」の母親代わりとして寄り添い、死んでもなお傍にあり続けた母性溢れる「ミーコ」。この二人がいなければ、私も最後まで観なかったかもしれない、と言うほどの存在感。{/netabare}

最後は涙を誘う展開もあるので、暇な時にどうぞ。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 1

dbman さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ハガレン、けいおん、ハルヒに埋もれた名作

原作未読。放送当時に視聴。

このアニメが放送された同時期には、『ハガレン』『けいおん!』『ハルヒ第2期』『咲-Saki-』『東のエデン』などなど化け物揃いの作品だらけだったため否応なしに埋もれてしまった印象。あにこれでの評価62.7点という数字はあまりにも相応しくなく、まさに隠れた名作のひとつであったことを記しておきたい。

舞台は地球温暖化の影響から第二次関東大震災が発生、都市機能が完全に停止しジャングルと化した近未来の東京都。貧富の格差を産んだ政府に反旗を翻すべく立ち上がり戦う少女たちの物語。そのストーリーは結構に難解だったり突っ込みどころこそ多分にあるが、見応えはバッチリでした。

主人公の北条國子(声:高橋美佳子)も元気ハツラツ! といった魅力あるキャラだったけれど、それ以上に光っていたのが脇を固めるオカマたちw 國子の母親代わりでももあるモモコ(声:中田譲治)との絡みには和まされること請け合い。またモモコの相棒にしてこちらもオカマのミーコ(声:大塚芳忠)のキャラも素敵で、このオッサ…彼女らを演じているのが中田譲治さんと大塚芳忠さんということでも存分に楽しめるものとなっていた。さらには、井口裕香、中村悠一、福山潤、柿原徹也、平川大輔などなど声優陣も豪華すぎるメンツが集っていた。

またMay'nちゃんが唄うオープニングテーマ「キミシニタモウコトナカレ」は、マクロスF関連曲以外の彼女の楽曲で1.2を争う名曲。さらにエンディングテーマ「はじまりの朝に光あれ。」はその独特な曲調に中毒性があり、約10年近く経ったいまも私のお気に入りアニソンメドレーのなかで現役として活躍し癒してくれている。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 20

らしたー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

フィクション作品における「組織」描写とか、雑談

以下すべて雑談で。

このアニメ、様々な組織がたくさん登場するんだけど、どれもみんな描写がおざなりすぎませんか。というか、これに出てくる「上に立つ者」たちはみんな幼すぎないか…。人として。ぶっちゃけ精神年齢的に。キャラだけは無駄に濃いけど。

べつにフィクション作品に現実の企業や行政組織のようなリアリティを反映すべきだなんて微塵も思ってないけれど、こう最低限の、なんていうかなあ、ちゃんと組織として、円滑かつ実効的に機能してそうな雰囲気くらいは、感じさせてほしい。要職につく人間がみんな無能すぎてつらい…。

モチベーション管理だなんて大仰なことを持ち出すまでもなく、そもそも構成員の能力範囲をちゃんと把握し、適所にアサインしている感がまったくないんだよなあ。
それ、組織活動の最低ラインではないだろうか。序盤しか見てないけど、いちばんまともそうなのが反政府ゲリラとか、正直どうかと思う。

なんか「イカれたボスと、その他ショッカーたち」みたいなのばっかなんだよねえ。それか北斗の拳に出てくるゴロツキ軍団。ちょっとしたミスを責められてリーダーに頭を割られて死ぬ世界。北斗の拳はそれで世界観にマッチしているから笑いになるけど、このアニメではなあ。ご立派な組織が泣くぞ。

ああいうダメ組織が大手を振って君臨できちゃってることは、それを取り巻く社会もその程度の成熟度ってことです。ある程度の年齢以上をターゲットにした作品では、そう思わせたら厳しいんじゃないかしら。
この作品だけを槍玉に上げるのはフェアではないですけど…。

これと似た感想を持ったのが『デッドマンワンダーランド』かなあ。あれも着想は素晴らしいのだけど、刑務所の組織描写がダメダメで。幼稚さが鼻について素直に楽しめないんです。

とにかく、あまりに組織活動の描写が稚拙すぎて、世界観とかキータームがまったく頭に入ってこなかった。けっこう面白そうな設定だろうに。
炭素経済だっけ、たぶん現実にあるCO2の排出量取引に触発されてるんですよね。周辺の描写がダメすぎてまったく頭に入ってこないけど。もっと小さい頃なら、ノリで楽しめたかもしれない。


●フィクション作品における「組織」

偏見かもしれませんが、「組織と組織の熱いぶつかり合いヒャッホー」みたいな、シチュエーション自体にテンション上がっちゃってる作品って、だいたい駄目な気がする。経験上、だいたいそう。

逆に、素直にまず人間を描こうとしてる作品の方が、まだ組織描写もしっかりしていることが多い。人間を描くってことは、そいつが無頼漢の一匹狼でもない限り、組織を描くってこととほぼイコールだから。

登場人物の立ち位置や行動原理、振る舞いの上限と下限ってのは、そいつの属する組織や部分社会と無関係ではいられません。当たり前のことですけど。
その集合形態がゲゼルシャフトであろうとゲマインシャフトであろうと、人物の行動の概ねを規定するのは、その所属する組織にほかならないのです。
だからこそ、規定された行動基準を逸脱することが、ある種のわかりやすいキャラの個性になったりもするのですよ。
もうね、丁寧に人物を描こうとする場合、その必然として、組織の描写が必要になってくるのです。

そういう自然な切り口の作品のほうが、結果的に組織描写に光るものを発揮する傾向が強いんじゃないかなあ。などと過去のいろんな作品を頭に浮かべながら思うわけですよ。それかもう、攻殻みたいに最初から組織を描ける力量を持った人にやらせるしかない。

あー、もちろんこれは、ある程度の年齢層に訴える場合の話です。勢いでドーンと魅せちゃうだけの自信があるなら、蛇足とは言わないまでも、必須の描写ではないと思ってます。


雑談もいい加減にしろよって話ですが。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 2
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