コメディでロボットなアニメOVAランキング 3

あにこれの全ユーザーがアニメOVAのコメディでロボットな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年09月17日の時点で一番のコメディでロボットなアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

73.4 1 コメディでロボットなアニメランキング1位
FLCL フリクリ(OVA)

2000年4月26日
★★★★☆ 3.9 (580)
2474人が棚に入れました
後に「トップをねらえ!2」で監督を務める鶴巻和哉の初監督作品である。脚本は「少女革命ウテナ」「桜蘭高校ホスト部」の榎戸洋司、キャラクターデザインは「ふしぎの海のナディア」「新世紀エヴァンゲリオン」の貞本義行が担当した。

ベースギターを背負いベスパのバイクに乗ってやってきた謎の女・ハル子と彼女によって頭から変なモノが出てくるようになった小学生・ナオ太、彼と付かず離れずの関係で学校では孤立しているカメラ好きの女子高生・マミ美が主人公の不思議でサブカルな空気の実験的演出が多用された作品。

全編に渡ってthe pillowsの楽曲が使用され、物語の空気感を作る重要な要素となっている。
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

当たり前のことしか起こらない世界

喪失感とともに、バットを抱えたまま前に進めない少年。
恋人への想いにすがり、いじめを受ける少女。
川べりの街に建つ医療機器メーカーの工場。
同じ時刻に吐き出される煙は何かの狼煙のように見えた。
気怠い日常がただ過ぎていくはずだった。
ベスパに跨りベースギターを背負った
ハルハラ ハル子が来るまでは。

アニメーション製作Production I.G・GAINAX、
監督・原案:鶴巻和哉、脚本:榎戸洋司
キャラクターデザイン:貞本義行
音楽:光宗信吉、the pillows

エヴァンゲリオンを制作した後のガイナックスが
2000年にOVAとして手がけたSF青春アニメ。
クリエイターやコアなファンの間ではいまだに語り継がれる作品。
私はあにこれでキャッチしている人のレビューで初めて知った。
発表から20年近くも経って映画『フリクリ オルタナ』や
『フリクリ プログレ』が公開されたことからも、
OVAとして世に出たこの作品が、いかに幅広い人々から
支持されてきたのかが分かる。
ピロウズが海外で認知され、ライヴを行えたのも
この作品で音楽を担当したことが大きく影響した。

静かな展開は1話の序盤だけで、
ほかは全てがぶっ飛んでいる。
ギターリフが印象的なピロウズのロックがいつも流れ、
パロディやスラップスティックが展開されるなど、
クリエイターの遊び心が散りばめられている。
{netabare} バイクには轢かれるし、ギターではぶっ叩かれるし、
頭からロボットは出てくるし、人工衛星が降ってくる。 {/netabare}
エヴァンゲリオン特需のようなものがあったのか、
好きなことを好きなように作っている。

この作品を観ていると『うる星やつら』TVシリーズの
押井守時代後期の作風を思い出した。
優秀なクリエイターがどんどん集まり、
斬新なカットが次々と展開され、
『灰とダイヤモンド』や『2001年宇宙の旅』の
パロディが挿入される。子供に分かるわけがない。
また、タランティーノ監督の『キルビルVol.1』を
初めて映画館で観た時のことも頭に浮かんだ。

監督の趣味ともいえる分野を存分に押し出し、
危ういともいえる均衡を何とか保っている。
良し悪しは別にして、観ていてとても楽しい。

かと言って、過度なイメージとコメディが展開され、
そこにロックが流れるだけの
PVになっているかというとそんなことはない。
行き場のない心を抱えた少年少女を中心に据えた
青春ストーリーとして、しっかり成立させている。

平穏に見えた川べりの田舎町に起こる地球規模の災厄。
皆が色々な気持ちを抱えて生きている。
コメディの間に挟まれる詩的なイメージ。
この作品全体に流れている想いは
「振り切る」ことなのだろう。

私たちの世界では色々なことが起こるけれど、
日常は普通の顔をして、当たり前のように過ぎ去っていく。
鬱屈した心を抱えているだけでは何も変わらない。
バットを振らなきゃ話にならないのだ。
(2018年9月17日初投稿)

投稿 : 2024/09/14
♥ : 64
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

Jumpin' Jack Flash

鶴巻和哉監督作品、脚本榎戸洋司。
キャラクターデザイン貞本義行。
何と言っても吉成曜の参加が嬉しい。
アニメ界を牽引するIG×GAINAXの傑作。

退屈な日々を送る小学6年生のナオ太は、
謎の女が乗る愛車ベスパに轢かれてしまう。
{netabare}その日から、ナオ太のあり得ない日々が始まる。
頭から角が生えロボットが出現したのだ。{/netabare}
ベスパ女ハル子は世界を賑やかに改変し、
モヤついている少年の日常は彩られ始めた。

アートワーク、演出、オリジナリティ、
the pillowsのオルタナティブロック。
お洒落でポップな世界観が感性に響き、
超一流のクリエイターが、
遊び出すとこんなにも楽しい。
テキトーなセカイのテキトーなシナリオ、
アニメーションとはデタラメな夢なのだろう。

スゴイことなんてない、
当たり前のことしか起こらない。
少年は少年のままで成長を続けるのだ。

日常が少しづつ輝き始める、
楽しくて甘酸っぱい青春ワンダーランド。
きっと人生を色彩豊かにしてくれるはずだ。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 43

CountZero さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

もう15年も前の作品になっちゃうのね…ヾ(´ε`;)ゝ

手持ちのCDをごそごそと整理していたら、フリクリのCDがでてきました。
と言ってもインストなしの歌モノだけなので、ピロウズのベスト盤みたいな感じですが。

聞いてみて…
ああ、やっぱりかっこいい。
シンプルな3ピースはかっこいいと、自分のロック好きを再確認していると、猛烈にフリクリが観たくなってレンタル屋さんへ。
あったあった!と手に取るも、なんかパッケージがボロい(笑)
裏をひっくり返して制作年を見ると2000年!の表記が。
おおぅ、いつの間にそんなに時間が過ぎてしまったの?と軽いめまいを感じながら久しぶりに借りて観ました。

感想は…
ああ、やっぱりかっこいい。
昔、初めてこの作品を観たときもそう感じましたが、今観ても変わらない魅力がこの作品にはありました。
せっかくなので、なんで自分がフリクリを好きなのか少し考えてみました。

理由その1「音楽が好き」
私はアニコレのレヴューでも事あるごとにロック好き、特にオルタナ/グランジ好きであることを勝手に公言していますが、ピロウズは今では日本を代表する(と思うけど、それほどメジャーでもないか…)オルタナバンドで、昔から好きなバンド。
そのピロウズが音楽を担当しているから好き。

理由その2「サブカル具合が好き」
サブカルといってもいろんなものが含まれるけど、メジャーじゃなくてマイナー、マジョリティーじゃなくてマイノリティーな感じ、とにかくいろんな人に受け入れられることを目指した作品ではないところ、そういう意味でオタクというかマニアックなところとか、凝った演出と実験的な映像でありながら作品として破綻していないところとか、ダサさとクールさの絶妙なバランスが好き。

理由その3「キャラが好き」
ヒロインの一人であるハル子のパンクな傍若無人ぶりとか、持ってるリッケンのベースとか、乗ってるベスパとか、レトロでモッズなスタイルとか、いちいちかっこいい。
そしてもう一人のヒロイン、マミ美のアンニュイな雰囲気が特に好き。
セーラー服で厚い唇にくわえタバコで煙を立ち上らせている姿が、どきっとさせる(もちろん未成年の喫煙はダメですよ)。
すごーく惹かれる、かわいい(笑)
他にも、貞本義行さんのデザインしたキャラがいい味出しててみんな好き。

理由その4「無いようである、あるようで無いストーリーが好き」
これはこの作品の好き嫌いの分かれ目の一つかもしれません。
観る人によっては、意味不明でナンセンスなストーリーについていけず、というかあって無いようなストーリーだから、起承転結とかちゃんと伏線回収するしっかりしたお話が好きな人は、飽きてしまうこともあるかと思うので。
でも感覚的に観たり聴いたりするのも好きな人は結構楽しめます。
このストーリーに明確な理由を求めちゃいけないかな?
強いて言うならナオ太の成長物語(笑)
こういうのも私は好き。

と、ここまで書いてみて、好きな理由なんてごくごく普通だなと思ってしまいましたヾ(´Д`;●) ォィォィ
まあ自分の好みが明らかになったのは良いとして、あまりみんなの役には立ちそうにないレビューとなってしまいました…。
とりあえず、ちょっと変わった作品を観てみたい人にお勧めします。
だらだらと書いちゃってごめんなさい。
読んでくれた方、どうもありがとうございましたー<(_ _*)>

投稿 : 2024/09/14
♥ : 36

67.7 2 コメディでロボットなアニメランキング2位
ぬるぺた(Webアニメ)

2019年10月1日
★★★★☆ 3.5 (97)
326人が棚に入れました
天才少女「ぬる」は、お姉ちゃんを事故で亡くしてしまう。でも大丈夫!持ち前の知識で、大好きだったお姉ちゃん「ぺた」をロボットとしてつくることに成功!ただ、ロボットとして復活したお姉ちゃんは生前よりも、ちょっとちがう?妹「ぬる」と、姉ロボ「ぺた」が繰り広げる、姉妹ドタバタコメディ!『お姉ちゃん! コンセント抜けてるよ!』

声優・キャラクター
和氣あず未、上田麗奈

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

満ち溢れている愛情

小学生なのに天才発明家の ぬる。
姉の ぺた が交通事故で亡くなってしまい、ロボットを作って姉の面影を残そうとした。

ジャンルとしてはSFコメディなのかな?
ロボットが出てくるのでSFという事にします。

作中のチャーハンは愛情の塊。
見た目は……体に悪そうな色をしていますね。
ぺた姉の料理が無理ならば、ぬる妹が作ったらいいのです。
逃げてばかりが得策ではありません。
対案を提示しないと現状打破できませんし。

テーマは家族愛でしょうか。
食事を作る。
家事としては普通の事です。
日常の事なので気が付かないことが多いですが、
毎日、3食作る事は難しいです。
栄養バランス・美味しさ・見た目などなど、キチンと献立を考えます。
料理を作ってもお金は貰えません。
何故、料理をつくるのでしょうか?
それは、愛があるから。
所謂、「無償の愛」という奴です。
赤の他人に料理を振るう事は少ないです。
そこには家族愛がありませんから。
料理は愛情。
料理をする、という作業に感謝しながら食べないと罰が当たりますよ。
お腹いっぱいなら仕方がないですが、残す事は御法度。
出された料理は完食して、片付けなども手伝って下さいね。

ぺた姉役の声優、上田麗奈さん。
最近、CDを発売したという事でラジオや曲をチェックしてみました。
普段の話や歌声。
抜群です。
特に息を吐き切って空気を吸う音。
ブレス音という奴なのかなぁ。
上田さん自身は意識していないのでしょうが、とても魅惑的な声。
あとはキャラを演じた作品が売れるだけ。
今のうちから推しておくと良いですよ。

1話だけ視聴した人と完走した人とでは本作品に対する印象が違います。
それは終盤を見ないと分かりません。
3話切りしないで下さい。
ショート作品なので、完走する事は簡単です。
家族愛が垣間見れる貴重な作品。
見逃すなんて、もったいない。
もったいない お化けです。
今日も家族団欒。
家族を大切に想う事ができます。
短いショート作品だと侮る事無かれ。
愛情が見られる素晴らしい内容。
気になっているだけの未視聴の人の背中を押す事となったら幸いです。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 19

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

貴方はご飯をちゃんと食べてますか?

このサイトに集われる方で、一人暮らしをされてる方も多いと思います。

あなたがもし、学生でしたら
貴方はご飯をちゃんと食べてますか?
学校にはちゃんと行ってますか?
友達をつくってますか?

そういってくれる方がいるのでしたら、
貴方は、その方からとても愛されています。

この物語は、そんなことが最後にわかるアニメです。
最後に優しい気持ちになれます。
但し最後まで見ないと、このアニメの良さは理解できないでしょう。

全話で80分もかかりませんので、視聴されることをお勧めします。

ところで、
物語に出てくる紫色の暗黒チャーハン。
あれは、好奇心で一口だけ食べてみたいですね。
でも二口以上は、絶対に食べたくないです。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 19

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

意外としっかりとした・・・

最終話まで視聴。

和氣あず未&上田麗奈のコンビで送るドタバタコメディ。

そのくらいの認識で視聴していたんですが、終盤の展開は意外でしたね。
まさか、しっかりとした設定があったとは・・・!

視聴して損はない作品でした。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 18

72.5 3 コメディでロボットなアニメランキング3位
機動警察パトレイバー 後期(OVA)

1990年11月22日
★★★★☆ 3.8 (104)
659人が棚に入れました
『機動警察パトレイバー』(きどうけいさつパトレイバー、Mobile Police PATLABOR)は、1988年を基点とした10年後からの数年間の近未来の東京を中心とした地域を舞台とした漫画およびアニメ作品である。本作は、設定・時間軸共にTVシリーズの延長にある作品。

Zel さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

第二小隊異常なし!

1990年発売のOVAシリーズ

オリジナルストーリーを絡ませた全16話
本編であるグリフォン篇完結編は作画も綺麗で手に汗握る迫力だ
しかし個人的にこのOVAシリーズの焦点はオリジナルストーリー部分にあると思う
慰安温泉旅行編やら二人の軽井沢編やら面白ろすぎる
各キャラクターの個性を如何無く発揮していて爆笑できる
これぞパトレイバーという仕上がりです

香貫花・クランシー巡査部長を演じる(故)井上瑤さん
機動戦士ガンダムのセイラさんとハロも演じられてました
セイラさんとハロ、同じ声優さんだったのですね

投稿 : 2024/09/14
♥ : 13

シェリー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

パトレイバー好きなら死ぬほど楽しめる。だから死なない程度に楽しんで。

TV版パトレイバーの続きの話です。
“グリフォン”との再戦が一番の目玉となっています。1話から4話までのこの話はやはり面白い。目が離せません。
しかし、その後の5話から16話までの話は一味違います。このNEW OVA版でも「パトレイバー」は完結はせず、
グリフォン戦の後からは、パトレイバーメンバーを、レイバーの関係ないところで遊ばせます。サイドストーリー的な。
やれ、歯が痛いだの、わきの下にほくろのある犯人を捜せだの、子猫を拾ったり、くだらないことをやります。
まあそれが面白くて、好きで観ているんですけどね。実際ほんとにくだらないものも少なくないんだけど。
脚本には映画を監督された押井守さんも何話か担当していて、観ているとなんとなく「あ、これは押井さんだな」と、分かるのが面白いです。
そうやって観るのもひとつの楽しみ方かもしれません。脚本の違いね。

個人的にこれは面白いと思うのは、第8話「火の7日間」、第9話「V.S(バーサス)」、第12話「二人の軽井沢」、
第14話「雪のロンド」、そして最終話である第16話「第二小隊異常なし」です。この5話は文句なしに面白いです。
せっかくなんでこれらについて少し内容に触れておきたいと思います。
というかまあ、すごくお勧めしたいので、頑張って好奇心をつついてみる。紳士にエロく。まあ冗談ですけど。

■「火の7日間」は整備員たちの風俗の乱れに榊班長が怒り、規則を厳しくしたことに始まる。繁さんはなんとか榊さんを説得しようとするが、逆に言い包められ整備員たちをナチ並に弾圧し取り締まる。が、しかし整備員たちも黙ってはおられず派閥を作り、反旗を翻していくというなんともオモシロおかしな話。篠原のナレショーンで進んで行くのだが、鬼気迫るような語りが逆に笑える。一番笑ったのは繁さんが榊さんに寝返ったこのことを、「上海亭の裏切り」と呼んだこと。もうこれには腹を抱えて笑いました。
■「V.S」は、第二小隊初の慰安旅行で、香貫花も参加するんだけど熊耳さんと火花を散らす展開になってしまう。なだめようとしても結局言い合いになってしまうし、後藤隊長は逃げるしで、もう大変。皆それぞれの個性が良く出ていて面白いし、笑える。僕は香貫花派です、はい。
■「二人の軽井沢」南雲さんと後藤さんが出張先から急いで(半分意地で)帰ろうとするけど、台風でどこの道路も封鎖されてしまっていた。そのまま戻って恥をかくのは嫌なので、仕方なく近くのホテルで一泊することに。一晩寝るだけならどこでもいいじゃないかと、後藤さんはラブホテルに入ろうとする。戸惑う南雲さんがとても可愛くて、何か起きてしまうんじゃないかとそわそわする1話。僕はこのお2人が好きだから、この話も好き。顔が赤くなる南雲さんはけっこうレアですよ。
■「雪のロンド」は不思議な話。それは夢だったのか。篠原は同窓会に出向き、昔好きだった女の子に会う。それからも何度か会うのだけれど、少し目を離すと、彼女はふっと消えてしまっている(村上春樹の小説みたいだ)。彼女が好きだった写真には、雪が街路樹を真っ白に染める。木に挟まれた道路をじっと見ていると、白い闇に吸い込まれそうになる。どこに繋がっているのかも、それが繋がっているのかさえわからない。ただ赤い風船だけが、しるべとなる。何もかもがはっきりとしない中、篠原はその娘を追い求める。
■「第二小隊異常なし」最終話となるこの話は、どちらかというと切ない話になる。日常の1ページに過ぎないのだが、失われたもの、またはすでに過ぎ去ったものと向き合うことになる。今のこうした時間がどのくらい価値のあるものなのか。それをなんだかわからないけれど、じんわりと感じる。最後を飾るにふさわしい1話です。

と、まあこんな感じで、パトレイバー好きにはたまらないこのNEW OVA版です。いつの間にか僕もパトレイバー好きになってしまっていた。
『パトレイバー』のことを一切知らない人は、TVアニメ版かOVAか映画第一弾から入るといいと思います。その後にこれを。
上の5つの話はほんとに面白いのでぜひ。
あでゅー。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 9

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

後期と区別されてますが、要はTV版の続き,

現在のDVDではOVAとは書いてあってもパッケージはまとめられています。レンタルなんかでも必ず連続でおいてあります。紛らわしいですからね。
TVシリーズが打ち切りというか枠あけてもらえませんか?っていわれて、はいりきらなかった分をあとで出しました。あくまでこの作品はTV版です。

VHSのときは新作1話、おまけで放送済みのTVシリーズ各3話という不思議な構成。
グリフォン戦の製作を待ちながら発刊されてまして、いまとは順番がまったくちがいました。グリフォン→別の話→グリフォンみたいな。
全話終了後のLDからその痕跡はなくなってしまいました。

当時はもう楽しみで楽しみで・・レンタル解禁日は親の会員カード片手にダッシュで奪取してました・・。
大友との戦争ですよマジで。ミスったときは本人にいつ返す?とか店員に返ってきたら取っといてとか聞いてたな。だいたい昔は新作って当日返却っすからねw
いまだとちびっ子は親いないとレンタルしてくれないよね・。

火の七日間、ふたりの軽井沢、ほかバカバカしいパトレイバー節全開の作品おおし。最終回前にこれはないだろ?っていうポカン計画もやらかしてます。
特車二課が生まれる未来はこれから来んだからさみしくないぞ!みたいなアニメ誌のあおりがなんとも印象的。
いつの間にかとっくにすぎちゃったよw

投稿 : 2024/09/14
♥ : 9
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