ガンアクションでヨーロッパなTVアニメ動画ランキング 2

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のガンアクションでヨーロッパな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月15日の時点で一番のガンアクションでヨーロッパなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.4 1 ガンアクションでヨーロッパなアニメランキング1位
NOIR -ノワール(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (232)
1761人が棚に入れました
パリで裏の仕事を営むミレイユ・ブーケは、ある日、夕叢霧香と名乗る日本の女子高生から不思議なメールを受け取る。そのメールから流れてくるオルゴールの曲を耳にして、ミレイユは驚愕した。その音楽こそ、かつて家族が惨殺された日、現場で流れていた曲だったからである。
ミレイユは霧香にオルゴールの曲について尋ねるために日本へと飛ぶが、霧香は過去の記憶を失っていた。そして、とある事件がきっかけで二人はコンビを組み、裏社会の仕事人として仕事を始めることになる。ユニットの名は「NOIR(ノワ-ル)」。
様々な依頼をこなすうちに2人は真のパートナーとしての絆に目覚めていくが、そんな彼女達の前に秘密組織ソルダの影が忍び寄る。
ソルダとは一体何なのか?その正体は?そして「ノワ-ル」の名が持つ真の意味とは…?
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

死を司る二人の処女(おとめ)

2001年…表現の〝萎縮"が加速する表世界の退屈を横目に、
〝解放区"たる深夜アニメでは、美少女暗殺者に銃武装させる、
『NOIR(ノワール)』なるアニメ表現開拓の成果が披露されていた…。

本作の真下耕一監督らスタッフ一同は、
明らかにフィルム・ノワール、ハードボイルド映画、マフィア物、マカロニ・ウエスタン等の、
見過ぎ、悪影響受け過ぎ、毒もらい過ぎであり(苦笑)

その溢れんばかりの病毒を、二次元の美少女キャラを通じて、
次代に語り継いでいこうとの情熱が、甘美なまでに高まった
少女×銃のハイセンスな演出となって、迸っているのでありますw

特に、{netabare} 殺しを重ねすぎて感情が平坦になった霧香が、
自らの暗殺者の性に、普通は涙しなきゃならないシーンで
ことごとく感情希薄な件はもうね…(泣)
スタッフのみなさんも、毒回り切って色々手遅れでしょうとw(苦笑)

まぁ、もっとも、二人の暗殺者少女の拠点がパリということで、
『レオン』や『ニキータ』なんかを思い出して、狂喜している私も既に手遅れですがw(苦笑){/netabare}

さらにBGMは梶浦由紀さん。
そしてOP主題歌は従来の清純可憐な乙女の代弁者から、
本作の「コッペリアの柩」で突如、妖艶な毒をまき散らす
〝黒アリ"路線に目醒めたALI PROJECTが担当。

いいですねぇ~♪音楽聴いてるだけで呪われそうですw(苦笑)

いずれにせよ時は2001年…。
こうして二次元世界にて少女が銃火器をぶっ放す、
恐るべき新世紀の幕が切って落とされたのである!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 26

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

銃と少女

…という謎のコンセプトで作られたオリジナルTVアニメ。ただ、キャラは可愛いがパンチラ方面の需要にはほぼ応えない。

主人公の霧香とミレイユが殺し屋だったり、秘密結社ソルダが出てきたり、ソルダで組織内抗争があったりとシリアス目なお話。作画は当時としては良い方。内容的に、本作が深夜アニメなのはとても正しい。

OP「コッペリアの柩」(ALI PROJECT)は必聴の名曲。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 26

ぽぽたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

美少女ガンアクションの名作。あにこれのサムネがよくない

ノワール=仏語で黒を意味します。暗殺者ユニットを組んだ2人が
退廃した世界で悪を裁く本格的ガンアクション。フランス映画のような
雰囲気がある作品です。
決して明るい物語ではありませんが、引き込まれるものがあります。


・メインキャラクターの少女は二人。
一人は家族の復讐のたみ
一人は失った記憶をもとめて
暗殺者として生きることを誓って生きています。

・演出
暗黒街の雰囲気をだすために光と影のコントラスト強くし、
この光の明暗については心理描写の表現としても優れています。
また、人物の回想シーンと現在を効果的に入れ替える演出が
記憶が混乱し過去と現実の境界があいまいになっている
状態の表現として効果的です。

しかし、視聴者の頭もあいまいになってしまうため、しっかり話を
みていないと、状況がつかめなくなってしまいます。
集中してご覧ください。

・音楽
梶浦由紀さんが参加されていて、1曲1曲が世界感をさらに深く、
ときにクールに演出してくれます。バトル時のsalva nosという曲は
ダークさがありながらスリングな名曲でしょう。

・総合的な魅力
ストーリーは奥が深く、リアルなガンアクションがあり、人物描写も
緻密であるのでとても見ごたえのある濃厚な作品です。
ラストはしっかりと物語の結末がありますが、それが
ハッピードンドか、バッドエンドかは、視聴者によって受け方が
変わると思います。

骨太のガンアクションをお探しの方にぜひおすすめしたいです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 19

63.8 2 ガンアクションでヨーロッパなアニメランキング2位
HIGH CARD[ハイカード](TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (83)
254人が棚に入れました
ストリートを根城に気ままに暮らしていたフィンは恩のある孤児院が資⾦難で閉鎖の危機に陥っていることを知り⼀攫千⾦を狙ってカジノヘ乗り出す。 しかし、そこで待っていたのはツキをほしいままにする男が持ったカードを巡って繰り広げられる銃撃戦にカーチェイス、悪夢のような修羅騒ぎだった。やがて、フィンは知ることとなる。世界の秩序を守るも混乱に陥れるも、意のまま。選ばれし者に⼈知を超えた異能⼒を与える52枚の《エスクプレイングカード》の存在を。 そして、幼い頃から肌⾝離さず⼤切にしていた〝相棒〟に秘められた⼒を――。⾼級⾃動⾞メーカー・ピノクルに勤務する表の顔を持ちながら真には、フォーランド国王直々に王国中に四散してしまったといわれるカードを回収する任務を命じられたプレイヤー集団《ハイカード》。 その第5のメンバーとしてスカウトされたフィンはイカした仲間たちとともに、危険なミッションに当たる。「必要なのはマナーと気品、そして命を張れる覚悟。それだけです」対するは、悪名⾼きマフィア・クロンダイクファミリーとピノクルを打ち負かすことに執念を燃やすライバルメーカーのフーズフー。⼤義、欲望、復讐を抱き、カードに魅せられたプレイヤーたちによるすべてを賭ける狂騒争奪戦が、今、幕を上げる! Are you ready? Itʼs Showdown!!

声優・キャラクター
フィン・オールドマン:佐藤元
クリス・レッドグレイヴ:増田俊樹
レオ・コンスタンティン・ピノクル:堀江瞬
ウェンディ・サトー:白石晴香
ヴィジャイ・クマール・シン:梅原裕一郎
バーナード・シモンズ:山路和弘
セオドール・コンスタンティン・ピノクル:小野大輔
オーウェン・オールデイズ:島﨑信長
ノーマン・キングスタット:関俊彦
ブリスト・ブリッツ・ブロードハースト:武内駿輔
ブランディ・ブルーメンタール:園崎未恵
バン・クロンダイク:関智一
ティルト:豊永利行
ボビー・ボール:沢城千春
グレッグ・ヤング:森川智之
シュガー・ピース:高橋李依

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

爽快活劇としては中々良かったです。基本、組織も登場人物もアホで無能なのが気にならない人向け!

 最終話(12話)まで観ました。

 ドラゴンボール張りに世の中に散らばったカードを巡ってバトルする話です。カードに選ばれると凄い能力が使えますぅ!

 どっかで観たことある話ですが、中々スタイリッシュです。主人公は王直属の秘密組織に加入します。

 結構人が死にますが、何となく明るい雰囲気で話が進んでいきます。

 狙っているのか、意図してないのか不明ですが、主人公の能力名が「ネオニューナンブ」だったり、悪役がドロンジョ一味みたいな愉快なうっかりさん達だったり、シリアスなのかコメディなのか掴みどころがありません。

 能力バトルも工夫が足らず、敵の能力者に対して、複数能力者で袋だたきにするのが最適解となっています。

 組織として能力者を沢山抱えている主人公達が強いのがあたり前で、緊張感がありません。

 敵も単体で複数能力者を倒せる能力や、戦略を練って挑戦して欲しいところですが、結局力押しで各個撃破されます。

 数の理論で力押しできるので、物語の都合上、構成員の頭数が揃わないシチュエーションを作らざるを得ないところに、組織の頭の悪さを感じます。諜報能力とか無いんですか?

 カードを沢山集めて適合者を組織すれば、もうイージーモードです。何年もカード集めしているのに何をしてるんでしょうか。

 最終話近く、カードを集めて役をつくると奇蹟的なことが出来ることが明らかになります。

 カードはトランプと一緒で枚数が決まっているようなので、益々沢山のカードを持っている組織が有利です。

 一回ミリタリーバランスが傾いたら、組織間闘争でカード保持数が少ない組織が逆転するのは不可能です。

 それなのに、敵対マフィア組織は、意味のないちょっかいを仕掛けてきて、カード能力者を消耗します。

 マフィア組織はボスもキレているだけで、組織としての目的が不明です。テロや武装蜂起をしたりする意味も良く分かりません。

 敵味方共に組織のトップが意味深なことを言うだけの無能な感じしかしないのもバトルの緊張感を削いでいます。

 ラスト、味方が個人的理由から暴走したり、許したりとガバガバな感じで走りきって二期へ。

 いやいや、組織のピンチの時にカードを持ち出して脱走し、観覧車に格好つけて乗っているアホを許したらアカンやろ!

 これで良いのか?と思いつつも二期が楽しみだったりします。
 

投稿 : 2024/11/09
♥ : 6

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

トランプにそんな力があるなんて

当初はあまり期待せずに見ていたが、素晴らしく良かったこのアニメ。
オリジナル・・というか、トランプのポーカーをモチーフにした、
メディアミックスプロジェクトなんだそうだ。
不思議な能力を持つカード所有者たちの抗争を描く。
なんせ52枚あるのだから大変だよね。
アニメではとてもそんなにカード出てこないけど。
カード持ちの各キャラクターの特徴が出ていて、なかなか見ごたえあった。
でもせっかくポーカーを題材にしているのだから、
ポーカーの役を使った技とか、あればいいのに。
5人組作ってね。
ピノクルという企業を隠れ蓑とする主人公グループなんて、
見後にバラバラで役が無いんだよね。
それでも最終回あたりの盛り上げは素晴らしい。
キャラデザインも良く、カード持ちがやたらとカッコ付けるのも特徴があって良いところ。
続編も楽しみです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 5

nyamu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

古臭さを感じるものの、面白い

4話まで視聴中。

HIGH CARDと言われるトランプを手に入れたもの同士の異能バトル。舞台はイギリスっぽい感じの国で表向きは高級車のディーラーの店を装った組織に属して、裏からの司令でHIGH CARDを集めていく。HIGH CARDは持ち主(プレイヤー)に特別な能力を与えるので悪用する人物も当然いるため、そういうプレイヤーと戦いながらカードを集めていくというストーリー、だと思われ。

……で、なんでしょうね。キャラデザのせいなんでしょうか。一昔前のアニメを見ているような古臭さ。平成初めぐらいにあったかもしれないOPやEDの感じだし。

でもですね、キャラデザなどは4話ぐらいになると慣れてくるのでいい感じに。
カードを使う時の変身(と言ってもカードが手袋に変わるだけぐらい)シーンはかっこいいし、昔のアニメのようなノリもあったりするもののお約束的なものまで含めて結構好きかも。

パッと見は古臭さで1話切りしそうな所をぐっとこらえて見続けると面白い作品。

主人公は孤児院育ちだったり同僚キャラも背景は色々ありそうだったりするけど、主人公含めてキャラが基本的に陽なので変に暗い感じなることも無く毎話いい感じに面白い。

書き込みや作画ががすごいという訳では無いけれどちょっとした細かな描写にも気を使っている感じがする。
作画すごい、ストーリーすごい、声優さんすごい!とかいう飛び抜けたものはないものの、楽しんで見ることができるというアニメとして本来あって欲しい部分はキチンと押さえられているかと。

今時のキャラデザでは無いのであまり見られてないかもしれないのがもったいないところ。

-------
見終わって。

中盤ちょっとダレたけど終盤は盛り上がって、12話は特に楽しかった。盛り上がって、爽やかに終わって、いや~最後まで見てよかった!

アニメの1クールってこうでなきゃ。

ここまでやってくれるとは思ってなかった(ごめん)ので、更にお得感マシマシ。

作画的には予算が潤沢にあるアニメでは無さそうで、色々突っ込みどころもあったけどそこは素直に「いや、おかしいやろ!」と突っ込みながら見れば良いんだと思う。

大人なキャラが多いので会話は飄々としていて、暑苦しくもなく冷めてもなく、何よりみんなシケてないのがとても良い。

飛び抜けたものがないのでここの基準では高評価にしにくいけど、トータル☆4ぐらいの満足感。

season2があるということなので見ること確定。
今回は敵役があまり活躍してなかったので次では活躍するんだろう。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 5
ページの先頭へ