アイドルでメルヘンなおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのアイドルでメルヘンな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月22日の時点で一番のアイドルでメルヘンなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

61.9 1 アイドルでメルヘンなアニメランキング1位
BanG Dream! Ave Mujica(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (134)
103人が棚に入れました
「言ったでしょう?残りの人生、わたくしに下さいと」 豊川祥子がメンバーを招き入れたバンド・Ave Mujicaは、 ライブやメディア露出など、商業的な成功を収めていた。 運命をともにすると誓った仲間も、生まれ育った家も失った少女。 彼女は何のために他人の一生を背負い、バンドを続けるのか。 過去も素顔も仮面で覆い隠し、今宵も完璧な箱庭に降り立つ。

たナか さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

シンフォニー・オブ・デストラクション

バンドリ改めギスドリの真打、アヴェムジカ編。
ギスドリ1期のMYGO編見てないとイミフです。

ブシロもやっと商売が上手くなってきたなあ…とほっこり
爆死したD4DJのメンツがバンド組んだりとかで救済できませんかねえ

OP・ユーベルブラットOPに欲しかったのはこの厨二感、いいですねー
ED・同上。

リアルイベントビジネスのライバルはにじさんじやホロライブか。声優の卵を1年かけて育てたプロジェクトは全方位でクオリティが高く、ファン層を拡大していくのは間違いない。ほぼ素人に7弦ギターや5弦ベースを仕込む鬼畜のブシロード。しかしきちんとモノにしてるメンバーはさすが。

Gt.&Vo.ドロリス/三角初華
ギスドリの良心かと思えばただのヘタレ。相方は聖人。

Gt.モーティス/若葉睦
モーティスはただの邪魔者?彼女の救済はナシか

Ba.ティモリス/八幡海鈴
不動のメンタルってか大概なサイコパス、もしくは大人っていう表現なのか

Dr.アモーリス/祐天寺にゃむ
マジで社会性あるのこいつだけ、高1設定は完全に失敗

Key.オブリビオニス/豊川祥子
結局いつも誰かが拾ってくれる、やっと復活の兆し

07
え?モーティス終わり?まあ萌えアニメだしこれくらいでいいのか

1期の種まきがきちんとカタルシスになってていいのですが、やっぱMYGOが本気だすとエロゲみたいな痛々しさが厳しい。自分に酔いすぎ。初期の新海誠みたいなナルシズム。いやまあそれに酔えるのがアニメの良さですけどね、バンドリシリーズは本来ギャン泣きポルノではなかったので。長期シリーズだからこそのバリエーションでいいのですけど。

感情込み上げてるともりが全然まともに歌えてないの、実にいいですね。わざわざ別録までしてるのにそこをあえてキャラに言わせないし誰も触れない。楽器はともかくあそこで「おまえ歌えてないやん台無し」って流石ににゃむや海鈴でも言えないでしょう。こういうところがブシロアニメの良さ。いくらでもゲームで後付け補足できるからってのもあるだろうけど。

やっぱりどうみても上級国民サマのおままごとでしかないのだが、新海誠作品を観るようにピュアでイノセントなメルヘンマインドで観るべきでしょう。とくにMYGOはそうしないとあまりに痛々しすぎる。

海鈴にとってはムジカが参加バンドの最高位なので復活を望むのもまあそりゃそうでしょう。にゃむも同様に上昇志向ってだけでいい。

まだ7話でこれをやるなら、もう完全にさらなる絶望に突き落とす格好の前フリでしかない。しかし上げて落とす前フリにしては高度が高すぎてえらい角度になってしまった。祥子攻略完了、ラスボスは海鈴か、それとも…。

んでクライシックがなんと!!!!first take出演!!!!

いやーブシロさんビジネス上手くなったやん。アニメバンドをリアルイベントでやるのは真似されまくって独自性がなくなったイノベーションのジレンマ。アニメやゲームでバンドのバックストーリーを語れる利点を最大限に活かしたグレイトなアイデア。今は無きあの伝説のバンドがついに復活!をゼロイチでやれるマッチポンプ。アメージング!!!!これにはマジでやられた。これは誰も真似出来ないし、パクって二番煎じもシラけるだけで成立しない。んでリアルでも2バンド分で3バンド編成が可能。上手い、上手いなー。いやマジでD4DJのメンツもどうにか拾ってください。睦は7弦あってこそなのでMYGOやクライシックにはもったいない

アップの泣き顔だけ手描きなのはマジでなんなの、顔が幼すぎて萎える
そんなに豚をブヒブヒさせたいのか。まあマーケティングとしては正しいのかも

投稿 : 2025/02/22
♥ : 4
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

【#1~#3先行上映会感想】初回から呑み込まれる

何かスゲーもんを見せつけられたなという感想が残りました。
公開初日、3話まで劇場鑑賞で観終えた夜、私は興奮して中々寝付けませんでした。
TV放送前でもあるので、極力ネタバレを回避しつつ、この整理できない私の感情も含めて言語化していきたいと思います。


こういう作品を観ると、つくづくエンタメ消費というのは残酷な趣味で、
ミュージシャンや声優まで含めた、広く芸能人というのは己が才能や、技術、プライバシーまで消費者に切り売りする、心身を削る過酷な職業なんだなと思い知らされます。

消費者は、私も含めて、芸能人自身が見せたくない物ほど見たいし、
やっちゃいけないことほど、やられると狂喜する。
芸能人はまさに国民の玩具、“お人形”なのです。
そして、お人形は飽きたら捨てられ、また次、次と消費者の欲求は留まるところを知りません。

その無限の欲望の坩堝(るつぼ)に身を投じる芸能人は、
自分のどこまでなら差し出しても自身を壊さずに済むか、
日々ギリギリの駆け引きを行っているのだと思います。

熟練した芸能人ならば、消費者との駆け引きも手慣れたものでしょうが、
経験不足の若手となると技術のみならず、自分の出し入れも未熟で、
時に自分の支柱となる致命的な部分まで差し出してしまい自壊してしまう。
近年、声優さんも含めて、若手芸能人の
精神疾患による活動休止などが相次いでいるのは、
仕事量のコントロールも含めた、自身と消費者との折り合いの問題も一因なのでは?と私は邪推します。

では、この心身を切り売りする芸能活動は残酷だから、
もう一切止めたほうが良いのかと言うと、そうでもなく。
消費者に何をどこまで差し出すかというギリギリの勝負の中でこそ、
覚醒する才能もあるわけで、捨て難い物があります。


何を長々と自説を垂れ流しているのかというと、
本作はAveMujicaバンドメンバーの本性を暴き出す内輪の“ギスドリ”仮面舞踏会(マスカレード)に留まらず、
作品を視聴し消費する我々が秘める残虐性をも指弾して来る危険物だと言うことです。

鑑賞中、私は、昔の映画だと『ブラック・スワン』、近年だと映画『エルヴィス』、
あとは秋元系のアイドルグループで私が唯一推していた欅坂46が、
平手一強の笑顔を見せないアイドルとして、暗黒方面に覚醒し、ぶっ壊れていく過程などを思い出しながら、
コイツはとんでもないアニメだなと放心していました。


AveMujicaを立ち上げたオブリビオニスこと豊川祥子(さきこ)も、
未熟な少女たちがプロとしてやっていく過酷さは重々承知しており、
プロデビュー後も芸能マネージャーなどの他人に管理を委ねず、
祥子がAveMujicaを自分自身の居場所として守り抜くためのリスクマネジメントも周到だったはずでした。

が、これも初回(※核心的ネタバレ){netabare} 成り上がりのため売名を急ぐ、にゃむ(アモーリス)により、ゴシップによるプライバシーの買い叩きから自分たちを守る防具でもあったマスクが剥がされ、{/netabare} あっけなく箍(たが)が外れ、
AveMujicaもまた祥子の手を離れ、消費者の熱狂の坩堝に呑み込まれていくのです。

前作『~MyGO!!!!!』は不穏な伏線をヒタヒタ張って中盤以降、起爆する感じだったので、
リスクを察知しながら徐々にガードを固めていく感じでしのげましたが。
『~AveMujica』は初回から崩壊のカウントダウンが始まる感じなので、それでは間に合いません。

視聴の際は、初回からガードを固めて行くことをオススメします。


呑み込まれるぞ。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 8

バンドリマン4世 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ムジカと迷子と比較

後半からは愚かな海鈴🥰スタートで期待値大
前半は(一時期は駄作か?と感じるくらい)ひどかった
ムジカの本質はバトル物,マイゴとは根本的に別種の生き物。

mygoと比べるとやはり
mygoの文脈には視聴者との信頼関係があったと感じる。


mygoはお化け屋敷、
来客者に裏側を意識させずに純粋に楽しんでもらえるよう
最新の注意が図られた精緻な建物のように感じる。
mygoには来客者に安心してアトラクションへ没頭させる信頼があった。

そういう点からmujicaには粗が目立つ、
ちゃんと見てる人間からしたらmygoと比べて酷評モノ

しかし、ただ可愛いバンドリキャラが好きなだけな人からしたら
お話なんてどうでもいいから7話は史上最強の神回‼て感じになる。

俺からしたらそんな紛い物でいいわけないからやはり酷評ものである。
上っ面だけの物には真の美しさは宿らない
簡単には作れない高度な物を見たいのは
世間がゴミで溢れかえっているから

これとほぼ同じ結論を海外の来客者が見抜いて
大幅な低評価を入れてるだけの事
海外の顧客は表明するのでわかりやすい





追記~
厳しい意見過ぎたかもしれない。
ムジカのキャラと音楽は全然余裕で面白いものを提供してくれる
という期待感があったからこそといえる
それとmygoと比べ過ぎた
まだ6話分あるし、面白くなる余地はあるから気にしなくてもいい



追記~
8話見たけど愚かな海鈴てわけなんやね🥰
海鈴からは「縁の下の力持ち」「屋台骨」を感じる。頼もしい。
7話までは正直アカン感じしたけど何とか巻き返し出来そうだし安心。

それに視聴者の感覚も「終わった感」生み出すための構成ぽいけど
567話らへんを無駄に消費してる。
それでもカタルシスのある構築してるて認識でいいんかな。
本当にひやひや、
一手遅れて中国が暴発してるしギリギリのタイミングじゃない?
海鈴のマッシブさ執行力は頼もしいし

睦ちゃんにはまだ隠しギミックがあったし、
ここから「許容できる後だし設定」を全展開するって感じ。

ムジカは怒涛のイカサマ劇になりそう。
というかこのアニメの見方を間違ってた。

ムジカは型月ワールドのバトル物に近い👊🌙
想像力の高い設定なのでそもそも粗とか以前に準魔法世界だったわ
Mygoとは根本的に既定世界観が違う。別種の生き物。
モーティス睦の存在のおかげで既になんでもありの状況が出来上がったし
真の主役がやっと表舞台に出現した
本物のAve mujicaワールドを見せてくれると期待。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 1

67.8 2 アイドルでメルヘンなアニメランキング2位
プリティーリズム・レインボーライブ(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★★ 4.1 (96)
388人が棚に入れました
音楽を聴くと「色」が見える不思議な力を持った彩瀬なるはDear Crownのような店のオーナーが夢の中学2年生。原宿に新しく出来る店が公募で店長を決めると聞いてオーディションに参加し、審査を勝ち上がって最終面接のプリズムダンスに臨むことになった。
ダンスを始めたなるの前に、突如としてりんねと名乗る少女が現れて「虹の音楽」について語り始める──。

声優・キャラクター
加藤英美里、小松未可子、芹澤優、佐倉綾音、伊藤かな恵、戸松遥、後藤沙緒里、内田真礼、柿原徹也、前野智昭、増田俊樹、神代知衣、森久保祥太郎
ネタバレ

Prism_Ace さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

七色ハートでハッピーな~る!

第一作プリティーリズムオーロラドリーム・第二作プリティーリズム・ディアマイフューチャーとは世界線を変えた本作は20世紀で最高の出来事であり、プリティーリズムシリーズの集大成です。本作単品でも楽しめますが前二作を見ることにより更に1000倍くらい楽しめる仕掛けがたくさん施されているので未見の方は前二作を見ることをお薦めします。

【物語】スポ根あり昼ドラありヤンホモありのハピなるでめちゃウマで熱くてメルヘンでにゃにゃにゃにゃ~んで愛・NGでフリーダムでバーニングでジンギスカンなストーリーになっています。全体の出来はとても素晴らしいですが前半には{netabare}蓮乗寺べるがプリズムライブに失敗し観客に嘲笑われる{/netabare}といったハードなシーンも含まれているので見る人を選ぶかもしれません。
【声優】メインキャラは売れっ子声優で固めています また前二作に出ていた声優も両親やゲストキャラなどで出演しています ちなみに森久保祥太郎のEZ DO DANCEが聞けるのはレインボーライブだけ!(多分)
【キャラ】本作は男子キャラに焦点が当たることも多く、特にその中でひときわ輝いていたキャラは絶対アイドル・速水ヒロです。よくヤンホモと揶揄される彼ですがその過去は重く胸を打たれます。45話で勝者じゃなく勇者になったヒロ様は本当に素敵で感動しました!
【作画】時々荒れてる回もありますがあまり気になりませんでした 演出上の関係で遊☆戯☆王並の顔芸が見られる回もあります CGパートは集大成にふさわしく、男子にもCGパートがあるなどタツノコの本気が見受けられました。(DVDBOX特典の男子プリズムショーは必見)
【音楽】前二作に引き続き素晴らしい楽曲が揃っています。この出会いは奇蹟? No It's destiny!

投稿 : 2025/02/22
♥ : 3
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

七色の虹がつなぐ七人の絆

三年間続いた『プリティーリズム』シリーズの最終章となる、レインボーライブ。

今まで描かれなかった‘お着替え空間’や‘プリズムショー’の謎が解き明かされるなど、興味深いことが多かったです。

最大の特徴は、今までのように一人でプリズムスターの頂点を目指すことがゴールではなく、レインボー・七色の虹のように七人で物語を完成させていくことだと思います。

この物語を表すテーマソングとして劇中歌の『gift』がとても効果的に使われています。この曲を聴くだけで物語が頭の中に思い浮かんできます。


第二に、今まで女子プリズムショーの添え物的扱いだった男子プリズムショーが本格的に本編で扱われるようになったことです。

女子顔負けの迫力とクオリティは、新たなファン層を開拓したと思います(笑)

あと本編終了後に登場する、タイアップグループの『プリズムメイツ(現在はPrizmmy☆)』のメンバーも三年目となると中々感慨深いものがあります。

最初の頃はぎこちなくアニメの感想をつぶやいていた位だったのに、今や後輩含めたくさんの人の前で堂々と活動していて、アニメのキャラクター以上に大きな成長が見られたのではないしょうか。


以下あらすじ↓
{netabare}
主人公である中学生の彩瀬なるは、職場体験としてファッションブランドショップ『プリズムストーン』で臨時店長を務めることに。

それだけではなく、突然なるの前に現れた謎の少女・りんねと一緒に暮らすことになってしまう。

プリズムストーンで一緒に働くことになった福原あん・涼野いとも加わって、四人でお店をやりくりする一方プリズムショーにも出ることになった一行。

プリズムショーの大会に出るようになると、プリズムスターの養成学校『エーデルローズ』のメンバーの連城寺べる・森園わかな・小鳥遊おとは達と度々衝突するようになる。

プリズムスターを目指す六人の前に立ちはだかる元・天才プリズムスターの天羽ジュネ、そして謎の少女りんねに関わるプリズムショーの真相と、なる達六人の葛藤と成長を中心に物語は進んでいく。
{/netabare}


概要としては大体こんな感じ・・だと思いますが、他にも神浜コウジ・速水ヒロ・仁科カヅキら男子プリズム界のヒーローが繰り広げるそれぞれのドラマだったりロマンスだったり。

なるとりんね・あんとわかな・いととおとはの関係で始まって、べるやジュネそしてコウジ・カヅキ・ヒロの三人、果てには彼らの家族まで巻き込んで展開されていく、多彩すぎる人間模様に魅きつけられました。

登場する全ての人間たちが密接に複雑に関わっていくところが、レインボーライブの面白さだと思っています。


《2014/07/19 追記》
そうでした。ただ一つだけ不満がありました。

あらゆるキャラを目立たせる。この結果犠牲になったのは主人公であるはずの彩瀬なるちゃんの出番です。

序盤まではそれなりに活躍もあり、なるちゃんの成長に期待していました。
ところが中盤からは空気ヒロインとなり、完全にべるやりんねに食われてしまった感があります。

一応終盤に見せ場はあったものの、あんやいと・べるやおとは辺りと比べるとかなりお粗末な描写だったと言わざるを得ません。

僕はなるちゃんを初めて見たとき一目惚れに似た感激を受けていたので、もっとしっかりとなるちゃんを見せてほしかったです。

それだけが心残りでありこの作品の欠点です。
《追記ここまで》


クライマックスの49~51話で全てが繋がっていく爽快感は1年ものならでは。
特に最終話は必見だと思います。


作画は、基本的にあまり安定していません・・・が、それは通常作画に限ったことで、プリズムショー時のトゥーンレンダリングを用いたCG作画は非常に綺麗です。

OP、EDを除いてほとんどを占める本編の作画が、ショ-の時だけの作画に完敗しているのはどこか悲しいですが、本当に後者は見応えがあります。

音楽は、シリーズ通して長岡成貢(せいこう)さんが手掛けていて、とても安定感がある楽曲だと思います。

毎話冒頭のBGMだったり、アイキャッチのBGMだったり、耳に残りやすい素晴らしい出来です。

主題歌に小室哲哉およびTRFの楽曲カバーが使用されたことは意外性がありました。

主題歌の中だとアニメキャスト&アニメ映像によるED『I Wannabee myself!! ~自分らしくいたい!~』が大好きでした。

キャストは今売れっ子の人を多数起用していて、キャスト目当てに見始めた人も多いのではないでしょうか。

加藤英美里、小松未可子、佐倉綾音、戸松遥、後藤沙緒里、内田真礼、柿原徹也辺りの名前は深夜アニメでも良く聞くと思います。

ここに出てない方も皆さんとても巧くて、文句のつけようがないです。


一応シリーズの総決算ということで、今までのまとめの意味でもちょっと長くなってしまいましたが、レインボーライブを気に入ってくれた方々は是非オーロラドリーム・ディアマイフューチャーも見てほしいと思います。


個人的に面白かった回として、
{netabare}
5話「私の歌は色♡トリドリーム」
なるちゃんがプリズム紙芝居でコウジ君を説得するくだりがとても好きです。マイソングも予想外でしたが、これはこれで素晴らしい。

9話「プリズムライブは晴れのち嵐」
りんねちゃんのショー演出で最も優れた回であったと思います。雨が止んで虹が出来る、レインボーライブらしい回です。

12話「はばたけ!勇気の羽(フェザー)」
失敗すると分かっていても果敢に挑戦するあんちゃんの勇気は、強く心に突き刺さりました。ここで成功せずに失敗し挫折を経験させる辺りが、プリティーリズムらしいです。

13話「心をつなぐ虹のかけ橋」
なるちゃんがメインを張る回で一番ハラハラしました。べるほどではないにしろ、ここまで主人公を追い詰めるアニメも中々無いと思います。

17話「気高く強くべるは咲く」
べるのエピソードでも一番盛り上がった回だと思います。挫折からの立ち直りを丁寧に描いていて、非常に面白かったです。

24話「ひとりぼっちの女王」
再び挫折するべる。このアニメの中でべるは一番壮絶な経験を味わっていると思います。特にこの回は子供が見たらトラウマになる位悲惨です。

32話「愛に羽ばたく女神」
ジュネのショー初お披露目の回で、非常に印象に残っています。謎だらけだったジュネが色々と明らかになって驚きの連続でした。

34話「ハピなるなら手をつなごう!」
即席で見せたステージパフォーマンスは秀逸でした。実際のライブみたいで、こっちも盛り上がる事請け合いです。

45話「薔薇の革命」
ヒロ様が最高にカッコよかった回です。一度は引いてしまったヒロ様のショーも、今回ばかりは素敵に感じられました。

49話「命燃え尽きるまで…」
ジュネ様で最高のエピソードでした。今までの伏線が明らかになると共に、ジュネ様の心情が深く理解できて感動しました。

51話「Gift」
皆が綺麗に繋がっている終わり方が最高でした。最後のファンサービスとばかりに色々な面白さが詰まっていて、文句なしに素晴らしい最終回です。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/22
♥ : 5

前原由羽 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

プリズムの煌めき

つい先日、King of Prismを見てたこともあり、本当に楽しんでみてたんだな...って感じがしました。

今更ながら、彼女たちは何をもってプリズムショーに向かっていったんでしょうね。単に1番になりたいため、自分のアイデンティティーを保つため、かつての家庭を取り戻すため、トップに居続けるため、褒められるため。。。

最初のころの6人はそうだったんじゃないかなと思います。それが、週を過ぎるごとに考えが変わっていき、最後には、観客を楽しませるため、プリズムショーというものを守るためにとなっていったと。

プリズムの煌めきが失われた現代社会にりんねがやってくるところから話が始まります。では、そのプリズムの煌めきとは何だろう?それが失われた現代社会って何だろう?
なんとなく、「現代社会」っていうと、利己的、生産主義、競争社会がイメージされちゃうけど、まさにエーデルローズと同じ...というか投影されているといった方が正しいか。最初の6人のプリズムショーに対する考え方は見事に現代社会的発想であり、つまりプリズムの煌めきが意味するのは、他者に対する強い思いや情熱なのでしょうか。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 2
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