2017年度のufotableおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2017年度のufotable成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月14日の時点で一番の2017年度のufotableおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

83.3 1 2017年度のufotableアニメランキング1位
劇場版『Fate/stay night Heaven’s Feel』 第一章(アニメ映画)

2017年10月14日
★★★★★ 4.2 (566)
3308人が棚に入れました
「もしわたしが悪い人になったら許せませんか?」

少年は少女を守りたい。そう、思った。
魔術師〈マスター〉と英霊〈サーヴァント〉が、あらゆる願いをかなえる願望機「聖杯」をめぐり戦う――「聖杯戦争」が起きて10年、冬木市で再び戦争が始まった。
前回の「聖杯戦争」の参加者である衛宮切嗣の養子・衛宮士郎は遺志を継ぎ、戦うことを決意する。

士郎のそばには、彼を慕う少女――間桐桜がいた。
彼女は毎朝、毎晩士郎の家に通うと朝食と夕食を作り、天涯孤独だった士郎と優しい日々を過ごしていた。
だが「聖杯戦争」が始まると、冬木の町に流れる空気が変わった。
あちこちで殺人事件が起き、不穏な空気が流れ始める。
士郎は桜を自宅に泊めることを決意した。

士郎は召喚したサーヴァント・セイバーとともに、魔術師の遠坂凛と同盟を結び「聖杯戦争」に臨む。

だが、その戦いは暗躍する者たちによって大きくきしみ、歪み始めていた。

声優・キャラクター
杉山紀彰、下屋則子、神谷浩史、川澄綾子、植田佳奈、伊藤美紀、中田譲治、津嘉山正種、水沢史絵、真殿光昭、小山力也、神奈延年、関智一、浅川悠、三木眞一郎、田中敦子、諏訪部順一、てらそままさき、門脇舞以
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

静寂の世界

奈須きのこ/TYPE-MOON原作、
制作ufotable。

聖杯は英霊を呼び、
英霊は契約者を必要とする。
聖杯とは魔術世界に於ける万能の力。
それはあらゆる現実の願いを叶える。

Fateシリーズ初挑戦。
時系列ではなくここから始める愚行。
さて物語や世界観を楽しめるのかですが、
聖杯戦争と英霊だけを掴めていれば解決する。

雪降る冬のとある日常と回想。
聖杯戦争の痕跡はあまりなく、
時間が「今」に向けて逆再生され、
物語は静寂の世界と共に立ち上がる。
衛宮士郎と間桐桜の出会いである。
冬の街が美麗に描かれあまりに美しい。

それは唐突に始まった。
{netabare}士郎と遠坂凛を襲撃する英霊バーサーカー。{/netabare}
魔術師と7騎のサーヴァントによる、
運命の夜、新たな聖杯戦争の始まりである。

円卓の騎士、北欧神話、ギルガメシュ叙事詩、
数々の英雄譚とオカルティズムが交錯し、
物語を神秘的に非現実世界へと招き入れる。
ありがちではあるがその闇に魅かれる。
意図的に伝奇・ホラー色を強めているそうだ。

楽しみがこんなにも増えて困る。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 47

sがみがじ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

劇場版UBWをも超える超展開

基本的な事だが、UBWルートの3倍以上であるHFルートであるのだから当然だが、3分割でも全く尺が足りない。テレビアニメで4クールやるべき作品だろう。

実際の内容だが、まさかの共通ルート全カット!
ない、ない、なんの説明もない!!ひたすら超スピードで展開する物語!
劇場版UBWをも超える、意味不明の嵐!!

作画に関しては相変わらず綺麗だがカマキ凛がまさかの続投。
鼻のないのっぺり色彩も変わらない。

初見はまずリピーターになれない、なりようがない作品。
私のような原作をやりこんだ人間にとってもこれほど不完全な映画ではファンサービスの映像化という域に過ぎず、とても大成する映画とは言えないだろう。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 34

アトランティス さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

不気味な雰囲気漂う桜ルート。その第一幕。

映画を見に行ってきたほやほやな状態で書きます。
4週目?入場特典で桜のFGOとコラボしたポスターが貰えました。
これのせいで劇場がすごい人だったのだろうか。。

楽しみにしていたFate Heaven's Feelの映画。
桜の可愛い成分たっぷりとサバーニーア大活躍で面白かったです。


●物語
ストーリー的には基本軸はstaynightですので
これまでのstaynight、UBWを視聴している方向けに説明が省かれている所が所々あります。
ですので、既にアニメ化されているstaynightの予備知識が
ある方が楽しめますが、まぁ無くても桜への愛と、ある程度
Fateのキャラを知っていたら大丈夫でしょう。(?)

これまでアニメ化されたstaynightの展開とは違うものになっていて
予想外のサーヴァント登場や、UBWサーヴァント勢の早期退場があったので
2章以後どうなっていくか凄く楽しみです。
原作未読なので、サバーニーアのアサシンがあんなにも戦えるとは
思っていませんでしたw

これを見てFateを中二病作品だとは言えなくなるような
不気味な雰囲気と、奥行きのある演出に魅せられました。

●声優
ベテランの方々の鬼気迫る演技が堪能できます。

●キャラ
桜可愛い!もっと日常のシーンを入れて欲しいと思いました。
2章以降は桜も陰鬱なシーンが増えていくのかな……。(そこも魅力なのでしょうが)

桜が白いワンピースを着て小屋の中で士郎と話をするシーン、
入学式のシーン、ご飯を作っているシーン、全て好きなシーンとなりました。

桜以外のキャラでいうと
綺礼の麻婆豆腐の所はなぜか結構印象に残っています笑

●作画
pvの頃から分かっていましたが
文句無しの☆5でしょう!
席が空いて無くて2列目で見ていたのですが、綺麗な映像に圧倒されました。

●曲
Aimerの「花の唄」が主題歌ということで
劇中でもBGMとして何度か流れています。
Aimerの神秘的な歌声がFateの世界観にマッチしていてグッドでした。


ここで多くは語りませんが
とても楽しみにしていた作品だったので満足でした♪
2章以後も劇場で楽しみたいと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 32

65.0 2 2017年度のufotableアニメランキング2位
活撃 刀剣乱舞(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (148)
638人が棚に入れました
審神者により宿された付喪神――刀剣男士。
和泉守兼定は、歴史を改変すべく現れる時間遡行軍からとある積荷を奪取するため、初陣の堀川国広とともに幕末の世に出陣する。
辛くも任務を成し遂げた二振りに下されたのは、新たな指令。『文久三年のとある城下町に、新たな時間遡行軍現る』と。
わずかな情報を頼りに、現れる遡行軍を迎え撃つ和泉守と堀川。しかし数で勝る遡行軍には二振りだけでは太刀打ちできず、窮地に陥ってしまう。そんな二振りの前に現れたのは、彼らの主“審神者”だった。

声優・キャラクター
木村良平、濱健人、榎木淳弥、山下誠一郎、櫻井トオル、斉藤壮馬、皆川純子、永塚拓馬
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

もう、映画じゃん!

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
活劇(立ち回りなど動きの激しい場面を中心とした映画・演劇。アクションドラマ)と銘打つだけあり、内容的には、前作(花丸)の日常系からガラッと作風を変え、シリアス&バトルになりました。

内容(ストーリー)も悪くないですが、とにかく素晴らしい作画を観るだけでも価値があるアニメだと思います。特にバトルと背景は、ホントに綺麗です。

原作未プレイ&花丸(前作)視聴済み


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
刀(物)としての矜持や責任感と、人(刀剣男子)としての自由や、やりがいの中での葛藤。今の主(歴史を守る任務)と前の主と(坂本龍馬や土方歳三などを歴史をねじ曲げてでも救いたいと思う)の狭間で悩む葛藤を描くのが本筋の物語だと思います。

また、前作(花丸)との違いは、「前の主(歴史上の持ち主)」の性質や関係性を大きく持ち込んでいることですね(花丸でも多少はあったけど)。例えば、「和泉守兼定(土方歳三)」と「陸奥守吉行(坂本龍馬)」の対立なんか分かりやすいです。刀剣男子自身ではなく、「前の主(新選組)」をバカにされたことで激怒する兼定など、熱かったです。

前作は日常系ゆえに登場人物を増やし、ファンサービス&販促を狙った感じでしたが、本作はストーリー重視のために、かなりキャラを搾っていましたね。基本ですが大事なことです。

歴史的な解説も、かなり詳しくなりました。坂本龍馬の逃げる経路や細かいエピソードなど(歴史に疎いので、史実かは知りませんが)、楽しく観られました。

あと、Wikipedia程度の情報ですが、土方歳三が死の間際、少年兵に渡したのは写真と毛髪であり、刀(兼定)という情報はないみたいですね。現存する兼定も、土方が持っていた物とは長さが違うらしく、その出所は謎なのだとか。だから、土方歳三の最後を、国広だけが見ていて兼定は見ていないというのは(かなり重要なエピソードだけど)、アニメスタッフの創作になるのかな? 私は歴史に疎いので良くも分かりませんが、きっと歴史好きな方なら、こういう僅かな違いとかも楽しめるんでしょうね♪

これは不満というほどのことではないのですが、最大公約数的には人気があるので、幕末や戦国時代をメインに据えるのは理解できるのですが、やはり見飽きた感はあるので、どうせなら南北朝時代とか、あまりアニメで扱われないあたりを観たいな~と思ったり。

さて、この作品、なんか一部の人にスッゴい批評されてますね。原作レイプ? と言われても、私は原作をやってないし、特段、本シリーズに深い思い入れがあるわけではないから分かりません。

でもまあ確かに、(勿論許可はとっているだろうけど)ずっと謎だった「主」を1話目からサラッと出したのはやりすぎだったかな? とは思いました。「主」は、いわばプレイヤー自身だと解釈していますが、それを具現化されると怒る人もいるのでしょう。私も基本は「RPGの主人公は喋らない」方が好きですし(自分を投影できるから)。

原作好きな方が怒るのであれば、原作付きアニメとしては、確かに良くはないですよね。

とはいえ、やっぱり高クオリティのアニメであることは否定できないと思います。少なくとも作画は。

個人的に不満があるのはOPかな。折角、シリアスで格好良い作風なんだから、ああいうアイドルソング的な感じではなく、もっと和風だったり、格好良い感じの曲の方が良かったな~と思いました。
{/netabare}

【余談1 ~剣道部的、刀の用法について~】
{netabare}
バトルの作画は前作に比べて格段に良くなったが、刀の用法としては、少し雑だった印象。例えば、刀を刀で(キン、キンって)払うとか、実際はほとんどやらないしね。折れるし、刃こぼれするし。

例えば、剣道の段審査で行う「日本剣道形」は、各古武術の流派(つまり日本刀古来の使い方)からきているが、七種類あるうち、刀と刀が接触するのは、三本目(突き返し突き)、四本目(突き返し面)、五本目(面擦り上げ面)、六本目(小手擦り上げ面)の四種類。その中に刀を刀で払う動作、例えば切り落としや応じ返しという動作は一切含まれない。四種類全て、「鎬(しのぎ)」という、刀の上部(峰と腹の間)で刀を擦るようにして、相手の刀の軌道を変える(そらす、受け流す)動作になる。残りの三種類は抜き技なので、相手の攻撃をかわして攻撃する動作だ。

ここからも分かるように、刀は基本的に、相手の攻撃を弾いたり受け止めたりしするようには作られていない。そういう「打ち合う」動作は、竹刀が開発され、剣道という競技になってから生まれている。

真剣での勝負の防御は、基本的に「避ける」か「そらす」。刀を大切にしているアニメだけに、そこまでリアルに作画出来れば、剣道部的には更に満足だった。まあ、それやると迫力には欠けるけど。

というのは、難癖ですよw 本当は書かなくて良かったんだけど、剣道部、という名前を使っている以上、キャラ付けの為にもなんか書かなければと思い、無理矢理、重箱の隅をつついてみました(笑)
{/netabare}

【余談2 ~ 作品の成分に個人的には違和感が ~】
{netabare}
……にしてもアニメ成分に作為的なものを感じるのは、私だけでしょうか……。マイナス要因が多すぎるし、それぞれの成分にほぼ同数の票が入っている不自然さ。(&少しでもポジティブな成分入れると、即座に-連打されて消されるって……)。

てか、原作改悪はまあ(本人の捉え方だし、主観の要素が強いから)あっても良いとして、「作画悪い」って、この作品で作画が悪いと言われたら、世の中の大半のアニメはクソ作画ということになるとは思うけど……。

作品に対しての賛否は自由。絶賛も酷評も好きにやって良いと思ってます。本作が気にくわないなら、ガンガン叩いても良いと思います。

でも、「一人一票」ってのは大切だと思うんだよな……。

(勿論、これが完全に私の邪推で、本当に多くの方が批判しているのなら、何の問題もなく、正当な行為だと思います。何が正しい(真実)かなんて分からないから、結局は各々の判断ですかね)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
まず、作画がヤバイ。劇場版やん。前作(花丸)とはガラッと作風を変えてきたね。人助けするなと言って人助けする兼定が良いね。え~! 「主」出して良いのかな? 蜻蛉切り、メジャーどこが来たね~。

2話目
持ち主やら由来やら、丁寧に説明するのは、華丸になかった特徴ですね。

3話目
ピンチからの増援。ワルくはない。実に王道だ。

4話目
なんなもう、映画だな、完全に。蜻蛉切り、折れはしないだろうけど、かなりシリアスな展開。

5話目
シリアス継続。いよいよ本丸に。

6話目
へ~、2205年の設定なんだ。全体を守れても、個の犠牲を悩む、良いシーンでしたね。

7話目
三日月、強いな~。第一部隊、一軍って扱いなん?

8話目
ちょっと良い話。なんか、前作(花丸)みたいでしたね♪

9話目
前の主のことを嬉しそうに語る刀剣男子、良いね♪ ちょっと腐のかほりはするけどw

10話目
いや、煙の描写とか凄いだろ、これTVアニメだぞw 幕末は盛り上がりますな~。蜻蛉切りがあれだけ苦戦した大太刀を、わりとアッサリ。

11話目
背景からキャラが浮いている感じは、ある意味ゲームっぽいので、これはこれでアリかな。なるほど、土方歳三以上に、土方歳三を本当は助けたい兼定の為に動くのか。

12話目
いや、本当に良いのか? 微妙に歴史変わらないか? 1000って、ムリゲーじゃね?

13話目
背景は、本当にキレイだな。人の動きはちょい変だけど、それは贅沢言い過ぎか。ラストのバトルは単純に熱かった。にしても、やっぱり千体は無理だったんじゃ? 100で良かったんじゃないかとw
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 13
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

終わりよければ全て良し?

≪物語≫
進度が遅いです。
テレビの見えない場所で洗い物をしながら、たまにテレビを覗いて戻り、覗いて戻りしても話がわかります。

その要因として考えられるのは、刀剣男子が悩み葛藤する場面や相談・指示に割く時間が多すぎるということでしょう。
あーだこーだ悩んでも結局解は見つからず、会話前と会話後で状況が転じることもありません。ずっと同じ悩みを抱えたままなので何のための時間なのか疑問に思います。

{netabare}しかも、話している状況も状況で、対象を追いかける場面で立ち止まって泣いたり、見張りの途中で対象者が見えない位置に移動し話し込んでいるのは、如何なものでしょうか。
炎の残る街の中、救出した子供を傍らに寝かせて、切ってみろだの、なんだのの仲間割れを始めるなんて、もう論外ですよ。{/netabare}

最終回{netabare}は今迄に登場した刀剣男子総出のクライマックスバトルで、不可能とも思える数の敵に立ち向かい、勝利を収める王道展開でした。
離脱した堀川国広もなんやかんや、元どおりになり、無理矢理感はあるものの無難な終わり方をしたなあという印象です。しかし、戦闘シーンは今迄のものより格段に見応えがあり、華々しく終わりを飾っていました。{/netabare}
最終回のおかげで、現在は意外にも好印象です。

≪作画≫
映像はとても綺麗です。
ユーフォーテーブル作品の強みは、CGと作画の親和性、それからエフェクトの派手さだと思います。
戦闘シーンや召喚シーンと本当に引っ張りだこのエフェクトですが、特に今回話題になったのが1話の桜の花びらでした。
講演会で「CGではありません。手書きです」という発表があったそうですね。実際にみてみましたが、CGなのか作画なのか分からないくらいのクオリティでした。
きっと相当な手間をかけて撮影されているのでしょう…
ということは、制作体制がしっかりしているのかなあ…なんて勝手に想像しています。
なお、キャラの動きはそこそこという印象を持っています。

あ、でも8話の薬研が馬に舐められるシーン!制作者のこだわりが見えて良かったですね!え?下品な発言で苦情殺到ですか…?確かに、発言事態はあまり気分が良いものではありませんが、映像としての面白味は別の話ではないかと思いますよ。

≪キャラクター≫
登場キャラ数が少ないです!
刀剣男子は粟田口だけで16口、全体では70口いるのに、全体の20%くらいしか登場していません。もっと色んなキャラクターがみたかったなあ…

≪音楽≫
ED、Kalafinaの百花繚乱は劇場張りの壮大な曲です。
シネコンの高音質スピーカーで聞いたら臨場感凄そうだなあ…
作画のクオリティ的にも大スクリーン映えしそうですし、大胆にカットしていけばテンポ感も良くなりそうです。真面目に劇場版総集編の制作を検討して頂きたいですね。


≪総括≫
今日日、作画崩れや総集編、休止が多くの作品で行われる現状で最後まで高基準のクオリティで走り切ったのは凄いと思います。

あとは話さえ面白ければgreatなのですけれどねえ…
私のユーフォーテーブルに対してのイメージ――映像が綺麗な割に話が面白くない――が具現化してしまったことが残念でなりません。

近年のユーフォーテーブル作品は、ゼスティリアといい、ゴッドイーターといい、凝ってる割にぱっとしない作品ばかりですがこのままで大丈夫なんでしょうか。心配になります。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

作画だけ。

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:1期目というか無印刀剣乱舞がクソだったがその反動ですごくよく見えるwufotableすげーな。テイルズみたいwww
期待度:★★★★★

ufotableすげーな。
以上。

それ以上でもそれ以下でもない。

何でこの話に引き込まれないんだろう。そもそも時間遡行軍に感情移入できない。なので何と戦っているのかわからない。

そもそも新選組に興味がない。
もう、いい加減手垢付きすぎだろ。

つーことでufotableには学園ラブコメを作ってほしい(切実)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 10

69.7 3 2017年度のufotableアニメランキング3位
テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス(第2期)(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (190)
882人が棚に入れました
ロゼたち「セキレイの羽」の一行と共に新たな地、ローランスへと向かっていたスレイたち。道中でハーブの取り引きをした際、盗品を売りつけられそうになり、犯人から脅しをかけられるものの、難なく相手を返り討ちにするロゼ。スレイは商人としての仕事をきっちりとこなすロゼに感心しつつ、夜になると穢れのありようを自分なりに認識し、受け止めることができるようになるためライラたちと鍛錬を続けていた。穢れの塊であり、強大な力を持つ「災禍の顕主」に立ち向かう力を得るために――。そしてスレイたちは商業都市ラストンベルに辿り着き、そこで“語り部”メーヴィンと出会う。

声優・キャラクター
木村良平、逢坂良太、茅野愛衣、小松未可子、下屋則子、福圓美里、小野大輔、津田健次郎

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

みんなの心を一つに

原作未プレイ 全13話(14〜26話)

中世ヨーロッパような時代設定で、天族と人間、また憑魔と呼ばれるものが存在する異世界ファンタジー作品の2期です。

1期(1〜13話)を先に観ることをオススメします。

穢れを纏いし人間(憑魔)を浄化するため導師スレイ(主人公)と天族達や王女アリーシャ、旅商人ロゼたちの活躍を描いています。

アリーシャやロゼたちヒロインたちに焦点をおいて、色々と解決していき、最後は一つにまとまり巨大な敵に立ち向かう。まさに王道展開ですね。

作画は、FateZeroシリーズのufotableで1期に引き続き綺麗でした。

綺麗に終わっています(ちょっと綺麗すぎたかな)お話の中にきちんと波があって飽きない作品です。興味がある方は観てくださいね。

OPは、MINAMI(栗林みな実)さんが歌っています。バラードで力強いですね。
EDは1期のOPに引き続きFLOWさんが歌ってます。

最後に、最終話だけ1ヶ月ほど伸びましたが、劇場版に負けない映像のクオリティで待ったかいがありました^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 17

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

もう少し人間臭さが欲しかったかも

RPG原作のファンタジー作品。分割2クールの2クール目。冬アニメでしたが、最終話だけ4月末に放送されました。
1クール目の感想には、とりあえず可も不可もなし、続きを観るまで評価は保留かな、みたいなことを書きましたが、最後まで観終わっての印象は、結局あまり盛り上がらずに終わったなあ、という感じでした。
まず基本的に戦闘シーンが燃えないです。この作品で大きな意味を持つ、「穢れを浄化する」場面では、主人公やその仲間が内面の非常な苦痛に耐えている様子が描かれますが、単に言葉で苦しい状況を説明されても、その痛みや苦しみは表面的にしか伝わってきません。拳で殴って相手がふっ飛んだり、剣で斬って血がドバッーと飛び散るような戦闘ならば、状況をそのまま描けば痛みや苦しみが観ている人にダイレクトに伝わるのでしょうが、目には見えないダメージを描くならば、見せ方の工夫も必要だったように思います。ドラゴンや風景などの映像がどれだけ綺麗でも、それだけではアニメ作品の映像としては不十分なように感じました。
キャラについても、全体的に魅力が薄かったです。主人公のスレイは良い人間なのは間違いないですが、観ていて楽しいというタイプのキャラではなく、物語の主人公としてはいまひとつ面白味に欠けたように思います。
1期2期を通して、ほとんど感情を動かされない作品でした。話が面白くないというよりも、観ている人を物語に引き込む力が弱いという感じがして、個人的にはキャラやストーリーに、もう少し人間臭さのようなものが欲しかったです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

キャッチフレーズは「伝承はいつしか「希望」になる」其の2です。

この作品はテイルズ オブ ゼスティリアの2期に位置する作品です。
物語の内容に繋がりがあるので、1期を未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

この作品のPVを初めて見た時、あまりの作画の綺麗さに鳥肌がたったのを覚えています。
これまでも作画の綺麗な作品はたくさん見てきました。
でも、この作品の作画レベルは「思わず息を吞む」ほど高いと思いました。
レベルが高いのは作画だけではなく、SEについても同様…
つまり、アニメの根底部分のクオリティが半端なく高い作品…という事なんだと思います。

ここまでレベルが高いと次に気になるのは途中からの失速になるのですが、この作品については全くの杞憂でした。
しかもゲーム原作にも関わらず、分割2クール作品として描き切ってくれる…
視聴者冥利に尽きるとはこの事だと思います。

こうして2期の放送が始まった訳ですが…2期も期待を裏切らないクオリティだったと思います。
「人と天族が共に暮らせる世界を作ること」を目指して始めた導師スレイの旅も未だ道半ば…
そしてその旅路は決して平坦ではありませんでした。

導師の穢れを浄化する能力は確かに凄いです…
けれど、導師と言えど一人でできる事には限界があります。
そのためにライラやミクリオなどの天属と行動を共にしてきた訳ですが…
時には剣…そして時には盾にその姿を変え導師と共にあろうとする天属の皆さんですが、穢れは中心への接近に伴って強さを増していくので、これまで通りの戦い方では通用しなくなっていくんです。

そしてアリーシャとロゼ…どうやら二人とも大層な荷物を背負ってここまで生き抜いてきたようです。
アリーシャは一国の姫君で王位継承権を持っている立場…隙あらば、と邪な考えを持つ者が決して少なくありません。
でもそんな事に現を抜かしている時間はアリーシャには1秒だってありません。
だってその1秒があったらその分、国や民にできる事を考えたい…

争いが嫌いな平和主義者…「敵がこちらに攻撃するまで我々は攻撃してはならない」
自分の発言に真摯に向き合い率先垂範する彼女は、やっぱりどこからどうみても魅力的です。

そしてロゼ…彼女の心の中の闇はどれだけ暗く深いのだろう…
物語の展開を見ていれば、彼女の中に闇が渦巻くのも激しく理解できます。
だって、今自分がここで生きているのは誰のおかげ…?
そんなの改めて問う必要なんてない…

誰かがやらなくちゃいけないから自分がやるんだ…
教えて貰った「届かない理想より目の前の正義」の信念はとても大切…
でも本当にそれだけ…?
自分にはそれしかできないの…?
この自問自答は彼女に自分自身を俯瞰させるきっかけとなりました。

そしてアリーシャとロゼは、これまでの自分と決着を付け更なる高みを目指す事を決めます。
それはこれまで以上に険しい道である事は行く前から明白…
自分の手で掴み取れるのは、ほんのちっぽけかもしれない…
けれど、これは自分達にしかできない事…
だから自分の全部で絶対支えてみせる…自分達も支え合いながら…

でも一番おいしいところを持っていったのはお約束通り導師でしたね。
その前の展開から何となく予感はしていましたけれど…
だって、きっとこれ以外の着地方法を模索したら絶対に尺が足りなかったと思いますし…
今でもミクリオの叫び声が頭から離れてくれません…

ここまで視聴してきてふと思った事があります。
導師って、何人いるんでしょう…?
私は世界に一人きりだと思っていました。
導師が導師として機能しなくなった時、世界のどこかに導師が息吹くのだと…
でもどうやらそれは間違いだったみたいです。
私の勘違いかもしれませんが…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

私のイチオシはやっぱりアリーシャでした。
CVがかやのん、というのが大きいですけれど…
あの花のめんまや、さくら荘のましろの様なふんわりした感じも好きですが、アリーシャや、このすばのダクネスの様に一本筋の通った感じも堪らなく大好きです。
かやのんが声優さんで本当に良かったと思っています。

オープニングテーマは、Minamiさんの「illuminate」
エンディングテーマは、FLOWさんの「INNOSENSE」
どちらもカラオケ挑戦済です。
どちらも良曲ですが敢えて1曲を選ぶならオープニングに軍配です。

1クール13話、全部で2クール26話の作品でした。
もう何もう事はありません。
最終回の放送まで少し空いた時間が待ち遠しかった事くらいで、最高の作品を視聴させて貰ったと感じています。
「Tales of 20th Anniversary Animation」の冠に恥じない作品だったのではないでしょうか。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15
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