ufotableでコメディなアニメOVAランキング 2

あにこれの全ユーザーがアニメOVAのufotableでコメディな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月25日の時点で一番のufotableでコメディなアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

60.2 1 ufotableでコメディなアニメランキング1位
百合星人ナオコサン(OVA)

2010年12月10日
★★★★☆ 3.6 (55)
208人が棚に入れました
『百合星人ナオコサン』(ゆりせいじんなおこさん)は、kashmir(カシミール)の漫画作品。ある日とつぜん現れて、みすずの家に居候を始めた宇宙人ナオコさん。摩訶不思議なメカやパワーで余計なことをして大騒ぎ。

. さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ナオコ様、ぐっじょぶ! で、ございます。

あ~今日も忙しいな~。こぅ~忙しいと人間駄目になる気がするわね・・・。ウン。心にゆとりって言うんですか? そ~言う物が足りなくて、結局人に優しくなれなくて、だから人間関係がうんたらこ~たら・・・。でもなんかアニメ観たいんだよね。時間無いから短くて面白い作品を一つ・・・。そ~いう訳で、海外渡航中のワタクシのお姉様のアニメライブラリより”勝手”に拝借した作品。だいじょぶ。キチンと戻しておけば絶対バレないって!

さてさて本作品。僅か6分程度の短い作品でございます。調べて見ましたら、マンガ原作で単行本3巻の初版物に添付されていた、いわばおまけ作品とか。いやいやどうして、とてもおまけとは思えない作品ではございませんか!ワタクシ一気に主人公のナオコ様が好きになってしまいましたよ~。

次、内容説明。 無い、そんなもの!
オープニング自重! そのパクリは不味いでしょ(笑)。敵に回しちゃいけない相手かと(笑) 
タイトルが禍々しさを醸し出しておりますが、正にその印象通りの作品でございます。キーワードは”百合”と”幼女”と”エロ”。色々な作品のパクリを散りばめ、下ネタギャグで加工した作品。 あ、ちなみに本作では(尺の都合からか?)百合部分の描写はございませんので悪しからずでございます。

主人公のナオコさんは地球外の”百合星”からやってきた宇宙人。地球を総百合化してしまう事が目的とか。なんじゃそれ! メイド服を着用し、幼女のスカートの中で百合星携帯をかけるナオコ様。百合星携帯は幼女の下半身の近くに居ないと電波が通らないそうでございます(笑) も~掴みはokでございますよ!

主人公のナオコ様役はワタクシの大好きな”みっこ”様こと”新井里美”様。こういう役をやらせると、この方は最高にはまります(笑) レールガンの黒子様よろしく、本作でもみっこ節が炸裂しております。みっこ様ファンは必見でございますね♪ 馬鹿馬鹿しい下ネタやギャグであっと言う間に終わる6分間。でも、全然嫌味じゃ無くて、すっごく気持ち良いのは何故でございましょうかね? ワタクシ、ものすごく原作が気になりましてよ! 

「さって、も~レビューなんか終わりにして、単行本全巻大人買いしてきちゃおっと!」

投稿 : 2024/12/21
♥ : 15

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

【過激派シュール系ハイテンションコメディー】と【ネ申作画】の邂逅

テレビシリーズの枠にも、劇場作品の枠にも当て嵌めることが出来ない作品を、数々のヒット作を生み出した『アニプレックス』レーベルがいざ本腰を入れてアニメ化に乗り出すこととなる

実制作を担当するのは若手クリエーターに広大な人脈を持つ『ufotable』

新進気鋭のスタッフの手による自由な発想と惜しみないクオリティをもっとライトな気持ちで楽しもう!
それがこの【アニメ文庫】シリーズ

ってwww大見得切って大層ビックマウスなことを言ってますが結局は【OVAの本分に戻ってるだけ!】w

OAD、劇場版が大流行した昨今
このシリーズを持ってして改めてOVAというジャンルが見直されることでしょう(・`ω´・)bビシッ!








さてさて第1弾作品に選ばれることとなったこの『百合星人ナオコサン』が現代アニメの主流フォーマットからは逸脱した企画であることの理由は明白でした
兎にも角にも“下ネタとパロディが多過ぎるwwwwwww”


ある日の主人公の前に現れたのは、大好きな姉とすり替わった『百合星人』なる宇宙の人、ナオコサンでした

自分で百合、とか抜かしつつも事あるごとに下ネタを口にし、必要以上にょぅι゛ょへの愛を包み隠さず曝け出すw
そんなナオコサンが巻き起こすアブナイかほりのするコメディです^q^



事の発端は2010年12月に発表された原作コミックスの特装版に同梱された約6分のOAD作品

そのスタッフがそのまま今回約30分の作品を作ることとなりました


↓気になるスタッフは以下の通り↓
監督 竹内哲也
キャラクターデザイン 竹内哲也
脚本 竹内哲也
絵コンテ 竹内哲也
演出 竹内哲也
作画監督 竹内哲也
原画 竹内哲也


はいwもうオイラが何を言いたいのか分かった方は大好きですよw


竹内哲也さんと言えば『ぽてまよ』のOPや『続 夏目友人帳』のOPを手掛けたスーパーアニメーターです
一番有名なのが空の境界 第五章で巴がチンピラと喧嘩するシークエンスや両義式が死体の群れと戦うシークエンス


とにかくアクションにも萌えにもトコトン拘る姿勢を持ったネ申のような素晴らしいアニメタさんです^q^


そんなスーパーなお方の全力を垣間見ることが出来るとあって、ホント作画に関しては凄すぎてなんも言うことなしw
エンドロールではじめて分かる、『竹内さんの一人原画に対するufo動画マンの圧倒的物量人海戦術』にもはや笑うしかないw


音楽を担当したのはA-POP推奨派電波系アーティスト、MOSAIC.WAV
よく耳を澄ませていると、どっかで聞いたことあるようなパロネタもあったりw


そんなMOSAIC.WAVの歌に合わせて流れるEDアニメーションは、どこからっきょの第一章を髣髴とさせる背景だったりと、変なところでufoスタッフの力を無駄使いw


ナオコサン役には『まほらば』の緑川千百合ちゃん以降、オイラが【プロフェッショナルHENTAI声優】として認知している天才、新井里美さん
ってオイ本気なのかw


30分作品の方は尺延ばしに苦戦している感が残ったものの、それでも↑の4.8点は過大評価ではないはず

6分作品の方は文句なしに満点ですね


初見の方は作品の毒っ気に触れる前に、6分作品の方をご視聴していただき【毒見】をなされた方が無難かと思います(笑)

ちなみにセルBDには映像特典としてその6分版もちゃんと収録されております



最後になりましたがご参考までに公式HPのPVをご覧いただいてお口に合うかどうかじっくり吟味下さい
http://www.animebunko.com/naokosan/

投稿 : 2024/12/21
♥ : 21

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

自称?百合星人ナオコサンの活躍 A

原作未読

タイトルに一目惚れしてしまい勢いで視聴してみました。まあ、CDのジャケ買いのようなものです(かなり違うでしょうか?)。

まず、この作品は「タイトルに偽りあり」です。百合要素は全くといって良いほどありません。逆に、男性にこそウケるような下ネタがあるので、百合を愛する方は観てはいけない部類の作品だと思います。私としては、少し肩透かしを喰らった印象ですが、別にがっかりした訳ではありません。「百合」という言葉に「星人」が続いている時点でかなり怪しく思えたので、どんな作品に仕上がっているのかが楽しみでした。その期待には十分応えてくれたと思っています。

では、実際どんな作品なのかと言うと、脱力感がベースにあって、そこに下ネタや馬鹿馬鹿しいギャグが乗っかっているというものです。ナオコサン(cv.新井里美)のしゃべり方が、声に芯がありつつも力が分散していくような独特のもので、作品全体がそれに合わせたテンションで作られているかのようです。メインで使われているBGMも脱力感満点です。

ギャグは下ネタが中心ですが、時々、分からない人にはさっぱりというような暴走気味のギャグがあります。例えば、JR中央線沿線に住んでいた人か鉄オタくらいしか笑わないようなギャグです(私は過去に沿線に住んでいたのでバッチリはまってしまいましたが)。一般的に、ギャグといえばハイテンションになりがちですが、この作品では脱力感が根底にあるため、振り切れる事もなくふつふつとした笑いを誘うような、何ともおかしな雰囲気になっています。

登場人物は、ナオコサン、みすず、柊ちゃん、みすずの弟、みすずの母が主なところです。ナオコサンが一番変人なのは勿論なのですが、みすず以外はどこかねじが弛んだ人物ばかりです。ナオコサンは百合星人なのにも関らず、百合要素は殆ど持っていません。基本的にギャグは全てナオコサンが捻り出しています。何故か幼女に異様なまでの執着を持っているというのはちょっと危ない設定です(勿論、危険な描写はありませんが、人によっては嫌悪感を示すかもしれませんので、注意が必要です)。

まあ、高尚とは程遠い内容ですので、下らないこと大好きという人以外はお勧めしません。結局私はどうだったのかというと、別に笑いはしなかったけれども、雰囲気が非常に気に入ったという作品でした。

以下でPVが視聴できますので、興味が湧いたら覗いてみてください。雰囲気は掴めると思います。
http://www.animebunko.com/naokosan/

他の方のレビューで6分と書いてあるものがありますが、私が見たDVDでは約28分の作品が1本と、6分の作品が1本入っていました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 17

60.5 2 ufotableでコメディなアニメランキング2位
みのりスクランブル!(OVA)

2012年2月15日
★★★★☆ 3.5 (28)
191人が棚に入れました
ペンギン研究者の父をもつ女の子・たまき。だが彼女はペンギンが大の苦手。それを克服するためにペンギノイド(ペンギン×アンドロイド)・みのりが作られたのだが、たまきとみのりは、次々と事件を巻き起こしてしまう!

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

見よコノ【無駄に洗練された無駄のない“無駄に可愛い”無駄な動き!】

オイラはいま、心の底から「アニメがスキだ!」って言える^q^


テレビシリーズの枠にも、劇場作品の枠にも当て嵌めることが出来ない作品を(中略



まんがタイムきらら系列誌連載のドタバタコメディを『ドッコイダー』や『空の境界 第二章』を手掛けた野中卓也監督とufotable(というかufotable徳島)が単発、約40分の作品にOVA化


ペンギン研究者の父親の反動でペンギン嫌いになった主人公、たまきちゃん
たまきちゃんのペンギン嫌いを克服するために父親が作ったのは、女の子の顔とペンギンの特性を持ったアンドロイド、みのりちゃんであった
ってなんじゃそりゃああああああああwwwwwwwwwww


このようにw設定からもわかるドタバタ&ムチャクチャぶりw
へんな感動とか一切ナイヨw
そーゆーの期待してる人は回れ右(お


本編は終始動きまくり
ラストのワンカットの出来栄えとか興奮のあまり鼻血が出そうになった(笑)
どう見てもスタッフはみのりちゃんを“可愛く動かす”ことに全力を注いでいるw
つまりは作品への愛が溢れているw
こーゆーアニメ化って原作者や原作ファンの方がホント幸せ者に見えます^q^


それに昨今の作品では珍しく、クルマとチャリンコが作画されている点にも注目したいおw
いやw思わず宮崎ルパン再来なのかおwwwってw


やっぱOVAの醍醐味はクルマかバイクかチャリか戦闘機かモビルスーツ、ですよねー(大嘘


アイキャッチでは(フェイトZERO以外の)ufo作品ではお約束のストップモーションアニメも復活
ZEROしか知らん人に「ufoにストップモーションあり!」と教えたいw


公開オーディションが実施されたキャストには
「オイオイ、なんだこのオイラのツボにハマるヘタウマな声優は?」
と、思いきやオイラが大好きな阿久津加菜さんだったりw
最近はパパ聞きで
「ひなだぉ?」
とか言ってる五十嵐裕美さんだったりでw
真空管コンポのような柔らかい聞き心地のキャスティングが最高b


って、こまけぇこたぁーいいんですよ!w
みのりちゃん可愛すぎて生きているのがツライ^^
可愛いキャラが大好きで可愛いキャラを見ると“瞳がハートになっちゃう”そんなアナタは是非に!是非に!是非にオススメしますぞ!
気付けば満点くれてたわw


その可愛さたるや!公式のPV↓是非ご自分の目で確認してくださいね^^
http://www.animebunko.com/minori/

投稿 : 2024/12/21
♥ : 18
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ハイテンションどたばたほのぼのコメディ

あにこれで知ったアニメです。
皆さん(主にけみかけさん)のレビュー大変参考になりました。
ありふれた題材のお話でも、アニメーションの力でここまで面白く見せられるのかーと感心させられました。

あらすじ
{netabare}
ペンギン研究の第一人者であり大のペンギン好きである掛川博士。
しかしその娘であるたまきは、博士の異常なペンギン愛のせいで幼い頃よりペンギンがトラウマになっていた。
そんな娘を不憫に思って博士はペンギン型のアンドロイド「みのり」を開発し、彼女にみのりを預けてトラウマを克服させようとする。ところが・・・。
{/netabare}


まず見て思ったのは、なんだかイカ娘っぽいなーと(笑)

みのりの愛くるしい見た目と、そこからは想像できない身のこなし。

萌えとギャグと感動と、色々なものが混在したごっちゃに感のあるストーリー。

そしてキャラの挙動から表情、カメラワークまで普通のアニメより‘動かす’ことを意識している所が特徴的でした。


それほど目新しい展開は見られませんが、‘女の子が可愛い’‘みのりが可愛い’で終わるんじゃなく、しっかり見てアニメとして楽しんでほしいというスタッフの心意気が感じられました。

以前アニメミライにて、P.A.WORKSが制作した『万能野菜ニンニンマン』然り、アニメファンよりもむしろアニメに不慣れな子供にこそ見てほしい作品です。

親子で見ても何の問題もなく楽しめると思います。


声優に関して、たまきちゃんの親友・晃(あきら)ちゃんが下手だったので少し残念です・・・。
代わりにたまきちゃん役の五十嵐裕美さんは意外にしっかりした喋りで好感。たまきちゃんの母親役の坂本真綾さんも安定して上手かったです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

アニメの読みきりマンガ

まんがタイムきらら系原作。非4コマ漫画。
「アニメ文庫」(TVアニメでも劇場アニメでもない、気軽に映像化するというコンセプトだそうです)として発表された1話かぎりの作品です。
ドタバタなギャグまんがの王道、一見可愛らしい謎のキャラ(ペンギン型のアンドロイド)が騒動を巻き起こすというもの。
お話自体には語るべきところはありません。


ウリは何といっても、キャラクターとアクション。
主人公?であるみのりは、2頭身で着ぐるみを着ている幼児ような造型で発声も愛らしい。
そんなマスコット的なキャラが、暴走して色々なところで騒ぎを起こしまくる内容。
あまり必然性や脈絡はなく、都合良く次々とシーンを変ていくのは、ドタバタ劇のお約束。
そんなみのり追いかける形で様々なアクションが描かれています。

動きを魅せるための、アニメーション。
息をつかせない、ハイテンポで爽快な展開。
可愛らしいキャラ。

おそらく、それを表現したいがために制作された作品。その目的は、まぁ果たされているかと思います。
どこがどう傑出しているわけではないですが、そこそこ魅力的。特に不満もなく、楽しめたといえば楽しめました。

ですが、続編がみたいか?
と問われると微妙な内容です。
正直、内容については毒にも薬にもなってないといった印象。なんか数年したら完全に忘れ去りそうです^^

アニメ文庫のコンセプトである「気軽に」というのが、なんとなく理解できる気がしますが
・・・・そんな作品需要、そうそうあるのかなぁ?

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13
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