sfで友情なアニメOVAランキング 2

あにこれの全ユーザーがアニメOVAのsfで友情な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月23日の時点で一番のsfで友情なアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

65.1 1 sfで友情なアニメランキング1位
FREEDOM フリーダム(OVA)

2006年11月17日
★★★★☆ 3.7 (268)
1334人が棚に入れました
23世紀、人類は月に移住していた。「科学技術の研究の自由」「地球の渡航への自由」が奪われた月共和国「EDEN」(エデン)では、高度の放射能によって地球文明は崩壊したと伝わっている。一方的に与えられる自由に不満を持つタケルは、本当の自由を求める中で、EDENがひた隠しにしていたある真実に触れてしまう。

che さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

大友 克洋ではありません。

日清カップヌードルのCMとしてできたアニメプロジェクト。
なので、そこらじゅうにカップヌードル出てきますw
王道的内容なので、見やすいし面白いですよ。
時間も短いし手軽に見れるので、休日にビール飲みながら見たらいいと思うw
OPアニメーションと宇多田ヒカルの「this is love」が印象的です、かなり好きですこのOP
特に宇多田ヒカルは好きじゃないんですが、宇多田ヒカルの曲のいくつかは、何故か「未来」を感じさせてくれますw
これは凄いな~と思います。
曲から未来を感じたのは、ジャミロクワイ以来ですw
ジャミロクワイの曲は今聴いても新しいと思うし。

これ、監督大友克弘じゃないんですよ、じつはw
初期設定だけで、あとはほかの人がやってるみたいです。
電通のせいで、大友さんは降板したそうですw
にもかかわらず、あたかも、この大友さんが作ったような作風、内容。
「AKIRAの大友克洋が作った」って看板が欲しかっただけですよね絶対。
電通ってホント駄目だよね~、キライです!
だからこの国の映画って面白くないんだよ(日本ででっかい映画を作るためには電通なしでは作れないので)、電通怠慢すぎるよ、金のことしか考えてねえ奴ばっかってイメージしかありません!
そういえば、NYのタイムズスクエアのカップヌードルの看板って年間いくらぐらい払ってるんでしょうね?
やっぱ、年間1億ぐらいするんですかね?気になりますw

追記、調べましたw、タイムズスクエアのカップヌードルの看板は、日清が撤退したのでもう無いようです。
とても残念です、あの看板があそこにある事が僕にとってのTSの象徴だったんですねえ、まあ仕方ないです、調べたところカップヌードルのあった看板の広告費は月額で日本円すると、おおよそ2000万~3500万だったようです、一億は言いすぎでしたwでも高いですね~、まあそれだけの価値がある場所ですけどね。
(タイムズスクエアのカップヌードルの看板があった場所は、電光掲示板時計がありニューイヤーカウントダウンの際は世界中のTV局がそこを映してカウントダウンするので、必ずその看板はアングルに入り全世界にアピールすることができるのです。)57へぇ


こういう人にオススメ

SFの人
カップヌードルの人
王道の人
AKIRAの人

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

エスペランさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

月→地球→月→地球、壮大な未来宇宙モノ!?

OVA7話として作られた作品。未来の発展した月と、衰退した地球のお話。両者がもう一方を滅亡したもののと思っていたが事実は・・・。主人公の楽天主義が非常に気持ちいい作品でした。最後の決断などもオッケー。あんまり深く考えず気楽に見れる作品となっています。(といっても政治の裏側的要素も扱っていますが。)
気になるのは特別協力の日清カップヌードル!いたるところで出てきて金(スポンサー)の力を思い出させ現実に引き戻されます。大友さんがキャラ&メカデザインですがメカはさすがですが(ビーグルなど燃えます)、ヒロインがねー、どうして一目惚れすんのかな的な。
歌は宇多田ヒカル「Tjis is love」歌詞がそぐうかどうかは別としていいかんじでした。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

@ねみゅ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

カップヌードルのCMで有名

カップヌードルのCMとして大友克洋さんを中心に
作られ、その後OVAとして公開された作品ですね。
見た印象としては作画のこだわりとカップヌードルですね。
作中に出てくるバイク(?)や宇宙船の細かい部分が丁寧に
作画されていてリアリティが半端ではないですね。
そして、ことある事にPRを忘れないという感じで
カップヌードルが出てきます。

物語自体は人情もので可もなく不可もなくといったところ。
個人的にはOPが宇多田ヒカルだったのがプラス点なのですが
コアを攻めるなら見ておくべき作品ではないでしょうか

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

64.0 2 sfで友情なアニメランキング2位
イリヤの空、UFOの夏(OVA)

2005年2月25日
★★★★☆ 3.5 (255)
1400人が棚に入れました
浅羽直之は園原中学校の二年生。
夏休みの間中、裏山にてUFOを探す日々を送っていたがUFOについては結局何の成果も得られなかったため、せめてもの思い出にと浅羽は学校のプールへと忍び込む。が、そこには伊里野加奈と名乗る、見慣れぬ不思議な少女がいた。状況が飲み込めないままに浅羽は伊里野と触れ合うが、すぐに伊里野の兄貴分と自称する謎の男が現れて、その夜はそれでお開きとなった。
そして翌日の始業式の日、浅羽のクラスに伊里野が転校生として編入してきた。ささいな事件がきっかけでクラスから孤立してしまった伊里野と、そんな伊里野のことが気にかかる浅羽と、伊里野の周囲に垣間見える幾つもの奇妙な謎。そんな風にして、浅羽直之のUFOの夏は、その終焉に向けて静かに動き出したのだった――。
ネタバレ

ヒロトシ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

少年のひと夏の苦い思い出

原作からアニメに入ったので、都合6話という制約もあったのでカットされた所も多く、ちょっと物足りないなという感想を持っています。だからといって、悪くは無い作品です。ボーイ・ミーツ・ガールのお手本のような作品で、見終わった後には何処か懐かしくもあり、そして何処か寂しくも感じる、モヤモヤっとした後味は残ります。ですが、それだけではない。主人公浅羽が体験した感情もきっと同じものだったのではないだろうかと、私はそう思うことにしています。

{netabare}元々小説を映像化する事については、小説では分かりにくい場面描写を視覚化する事で、人に理解しやすくさせるメリットがありますが、これに関してはそれが当てはまらないんです。というのも、原作小説の文章力が凄すぎて、文を追っかけているだけでも、自分の頭の中に鮮明にその光景が立ち上ってくるのです。こうした体験はラノベのみならず一般小説でも中々ないので、原作者の秋山さんは今でも大好きな作家さんの1人だったりします。原作の中で、伊里野の髪を切る浅羽のシーンがあるんですが、鳥肌立ちましたね。ここまで文章で表現できるのか。秋山さん凄いなー!!!ってな具合に。読んだ事ない方は原作読んで頂ければと是非思います。それでハマったら、E.G.コンバットを読んで、私と友達になってください、なんてねw

映像化に関してケチをつけましたが、する必要なかったのか?と、そういう訳でもなくて、特に夏の暑さによる揺らぎの演出はアニメならではものだと感心しましたし、大食い対決の所も伊里野と晶穂のギラギラした部分を上手く視覚化していたので、夏というイメージを視聴者に刷り込ませるのには成功していたなあという印象を持っています。それとやっぱり外せないのが、OPですね。切ない歌詞に切ないメロディー。作品の雰囲気に抜群に合っていました。

爽やかな青春物語ではなく、少し苦い青春物語。しかし決してバッドエンド一辺倒ではありません。ラストに水前寺の一言をきっかけに、浅羽はひとつの話の終わりを感じ、そして始まるであろう新たな物語に思いを馳せます。1人の人間の限界と無力さを感じながらも、伊里野との思い出を大切にして、前に進んでいく浅羽少年は得がたい経験をしたのかもしれませんね{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 15

Mir先生 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ひと夏のSF

原作は電撃文庫のラノベ。著者は秋山瑞人さん。
遅筆で有名なんですが、本作のヒットで更に遅筆になった印象。
ただあまりに目に見える動向が少ないので、どうやって食って行ってるんだと疑問にすら思う。
イリヤヒットにかこつけて、
似たような作品である「ミナミノミナミノ」を執筆するものの、刊行されたのは1巻のみ。
本当に生きてるのか? と疑問でしたが、
2012年1月に「龍盤七朝 DRAGONBUSTER02」が刊行されて、生存確認が出来た。

制作は東映アニメーション。
あの、手を抜くことが仕事の東映アニメーションだ。恐ろしい。

監督(シリーズディレクター)の伊藤尚往さんは、
2002年に東映版Kanonにてシリーズディレクターをして、歴史に残る作品を生み出した方。
それを知った一部の方は、「イリヤ死んだ」と思っていた。

しかし本作は奇跡的にも、なかなかのクオリティを維持している。
いや、東映があまり得意ではない萌えにしては、かなり頑張っている。
デジタルペイントしてます! という感じの彩色ですが、
東映アニメーションは2000年頃からデジタルに移行したので、ようやく使いこなせるようになって来た頃なのかも。

もしくは、シスプリ、ダ・カーポなどの作監で経験を積んだ志田ただしさんが、
ここで本気を出したのかも知れない。

内容としては、ラノベ全4巻をOVA6話にまとめた形なので、
無理なく綺麗に収まっている印象。
このタイトルに関しては原作を知っていたので、
頭に予備知識が入っており、よく描けているのかな、という評価になった。
5話、6話の盛り上がりも手抜きはなかった。ただ絶賛と言うよりは、安心した感じ。

公式では「SF青春ラブストーリー」とジャンル付けされている。
だけどそんなにSF色は強めではなく、不思議転校生イリヤと、ちょっぴりセカイ系の青春ストーリー。
後半の展開はジュブナイルっぽさも入っている。

この雰囲気は後に刊行される涼宮ハルヒシリーズにも近いと思う。
イリヤ1巻は2001年10月、ハルヒ1巻は2003年6月なので、「学園ものSF」の流れを作ったのはイリヤなのかも知れない。

また、イリヤの関係者である榎本の声が井上和彦さんですが、
新海誠監督の2004年公開の「雲のむこう、約束の場所」において、
軍関係者の冨澤の声が井上和彦さんで、そのキャラクターには不思議な類似点がある。
他にも「雲のむこう、約束の場所」は、全体的に雰囲気は似通っている印象。

イリヤの声優はラジオドラマでは広橋涼さんだったが、アニメ版では野中藍さんに。
個人的には広橋涼さんの方が、線が細い感じが出てよかったのかなと思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

あほあほ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

これでアニメの偏見を捨て去った名作

 まだ数か月前、「深夜アニメ」もしらず、まして「OVA」の意味すらわからなかった自分が、たまたまこの作品を観て、アニメは浅くいい加減な芸術なんかじゃない、と心を入れ替えた作品。 目がおっきいアニメ絵の違和感をもちつつも、たくみなプロットと、凝った映像表現で見るのがやめられなくなった。
 いわゆるセカイ系の代表作だが、せつなくて、せつなくて、せつない。
 たった一人で戦う少女。そんなこと、もし知り合ったら、自分はどういう行動をとれただろうか……。 


 先日、久々に見直したのだが、内容しってるから詰まんないかと予想したが、全くの逆で二回目は実情を知っているだけに、より息が詰まる思いで悲しく、そして途中からずっと泣いていた。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1
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