ZAQで笑いなおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのZAQで笑いな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月05日の時点で一番のZAQで笑いなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

79.6 1 ZAQで笑いなアニメランキング1位
映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me-(アニメ映画)

2018年1月6日
★★★★☆ 4.0 (367)
2265人が棚に入れました
高校3年生への進学を間近にした春休みを舞台として、勇太たちの新たな物語が描かれる。ある日、立花の姉・十花は、成績のかんばしくない立花を連れてイタリアに移住することを宣言。これを知った丹生谷森夏(にぶたにしんか)から、立花との駆け落ちを提案された勇太は、立花とともに日本全国を駆け巡る逃走劇を繰り広げる。

声優・キャラクター
福山潤、内田真礼、赤﨑千夏、浅倉杏美、上坂すみれ、長妻樹里、保志総一朗、仙台エリ、福原香織、井上喜久子、岩男潤子

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

さぁ! 一緒に旅に出よう

「十八歳。高校最後の年。なのに六花は…まだ中二病だった」
この劇場版は、この様なくだりから物語が始まるのですが、この作品の視聴意欲を一気に高めてくれるのが公式HPに記載されたイントロダクションの内容です。

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かつて、邪王真眼とダークフレイムマスターが邂逅し、暗黒神話が紡がれた。
そしてすべては神々の祝福を以て終焉を迎えた…はずだった。
だがしかし、暗黒神話には続きが存在した。

 それは二人を引き裂く危機(クライシス)
 それは若さゆえの逃亡劇(エクソダス)
 追い求めるのは安息の地・幻想郷(ザナドゥ)

刮目せよ。
語られるは、隠匿されし暗黒神話の最終章(カタストロフィ)…。
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↑(公式HPより)

凄く表現が難しいですが、富樫 勇太と小鳥遊 六花の物語は、第2期「中二病でも恋がしたい!戀」で完結した筈だったのですが、一向に中二病から卒業できない六花に業を煮やした十花さんから、二人を引き離す大英断が下される…

その大英断をアニメ化したのがこの作品です。
やっぱり勇太と六花の仲が進展するのは想像し辛いですから…
それは早々に確認できました。
大学受験も見えてきた高校3年生間近の春休み…
相も変わらず勇太と六花は同じ屋根の下に住んでいるというのに、上位契約も結べていないとの事でしたから…
もちろん、相応の責任も必要なので上位契約は結べば良いというモノではありません。

でも、もし上位契約を結べない理由があるなら…?
確かに、上位契約に至るまでのプロセスはとても大切ですし、間違いなく一歩前進しなければ到達できる場所ではありません。
一歩前進するのに気持ちの上でも整理が必要ですから…
それに一歩進んだら、もう後戻りはできませんから…
この作品では、この部分を深掘りしているのが特徴であり最大の見せ場だと思います。

この物語で何が描かれるか…?
それは公式HPのイントロダクションを見れば、枝葉までは分からなくても幹の部分は凡そ予想が付くと思います。
そう、この作品ではイントロダクションに隠された部分が抜群に素晴らしいんです。

もちろん、二人とも恥ずかしがり屋なので物事が遅々として進まないのは仕方なしだと思いますが、お互い好き同士であるにも関わらず進まないのは、何故なんでしょうね…?

勇太はダークフレイムマスターで、六花が邪王真眼…これが始まりで、二人にとってこれが全部なんですよね。
前に進むという事は成長すること…
成長するということは、自分自身の殻を破る…或いは様々な変化を受け入れるということ…
変化を受け入れる過程では、手放さなければならないモノだって、きっと一つや二つではないでしょう…

どれもこれも自分…で間違いないと思います。
でももし、自分が変わっていったその果てで見る姿…それが自分が自分じゃなくなっていたら…?
ややもすると、これまでの自分を全否定することになるかもしれない…
自分を否定すること…これはきっと受け入れられると思います。
だって、自分の気持ちに折り合いを付ければ良いのだから…
でも変化って、自分自身の折り合いだけじゃ済まない場合って…沢山ありますよね。

もしそれに気付いてしまったら…変化を怖いと思う気持ちは抑えきれないと思います。
どんなに優しい言葉で包んで貰っても、その果てに自分がしっかりと投影できなければ、一歩踏み出すのは難しいのでしょう…。
だって踏み出そうとするたびに、例え様の無い不安に襲われるのですから…
そして二人はそういう日々を積み重ねてきたのだから…

大人になるために変わらなくちゃいけない…
そんな変化の狭間の間際で、彼らは何を思い何を考えるのか…?
そして彼らにとっての一番の大切な何なのか…?
この作品一番の見どころは、眩しいくらいに輝いていたと思います。

オープニング曲は「JOURNEY」
挿入歌は「Please,Take on me♡」
エンディング曲は「こころのなまえ」
全てZAQさん提供の楽曲です。
やっぱりこの作品にはZAQさんの楽曲がピッタリですね♪

上映時間は約100分…
ですがとても濃厚な100分を堪能できると思います。
しっかり堪能させて頂いた作品になりました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 18
ネタバレ

おぬごん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ああ、『中二病でも恋がしたい!』の映画だ(しみじみ)

テレビアニメ2期と総集編映画まで制作された、「KAエスマ文庫」原作の京アニ作品、現在まで続くその後の京アニの路線を決定付けたと言っても過言ではない『中二病でも恋がしたい!』の完全新作劇場版
見に行くかどうか迷ってたんですが、ちょうど休みとサービスデーの月初め1日が重なったので鑑賞


ストーリーは事前情報のとおり、勇太と六花の陸海空を股にかけた逃避行でしたが、
感想としては記事タイトルのとおり「ああ、『中二病でも恋がしたい!』の映画だ」としみじみ感じましたねw
『中二病』最大の魅力の2人のいちゃいちゃが特盛りでニヤニヤが止まらず、森サマーと凸守のコンビに笑ってニヤニヤできて、登場キャラがみんないい子で作り込みも丁寧でストレスフリー
描かれるテーマもやっぱり以前と同じ {netabare}「中二病を卒業すべきかどうか」{/netabare}でしたが、久々に見る『中二病』ということで、そんないつも通りの展開が心地よくも懐かしいというポジティブな印象を受けました
周囲のお客さんも口々に「めっちゃ懐かしかった!」って言ってましたし
1期は5年ちょっと前、2期も4年前なんですよね~…そりゃ懐かしいわけだ
そういう感じですので、私と同じかつてTVアニメが好きだった人は楽しめる一方で、最近(それこそ今やってるTBSの再放送とかで)作品を知った方とか、この作品を何度も見返しているようなファンにはやや新鮮さの無い内容かもしれません


先述のとおり私自身『中二病』に触れるのは4年ぶりでしたが、それでもすんなり作品に入れたあたり、作品とキャラのシンプルな個性の強さを感じました
導入としての撮影タイム&注意事項確認もお見事でしたし、キャストの演技にも全く違和感がありませんでした
主題歌・劇中歌が全てZAQだったのも好印象ですn
思えば六花のまれーたそ、森サマーの赤崎千夏、凸守のすみぺは3人とも1期当時はまだ売り出し中の新人でしたし、ZAQはこの作品が商業デビューでしたからね、きっと思い入れも人一倍あるんでしょう
またちゃんと作品内での時間軸(1期放送時・2012年の2年後≒2014年)で描かれているのが新聞記事の「ソチ五輪」やバスタ新宿が無いことから分かったり、他の京アニ作品の要素がサービス的に出てきたり、背景の美しさだったり、作り込みの細かさは流石の京アニでした


唯一にして最大最凶の難点なんですが、映画館での視聴に向いていないことですねw
この作品の最大の魅力は何と言っても勇太と六花のイチャイチャですが、公共の場故にその時に芽生える悶えや感情をぶつけることができないんですよ!!
ネット的な言い回しで言えば「殴る壁が無い」ってところでしょうか…私はTVアニメの時は「オッケーイ!」とか「っしゃーおらあ!!」みたいな声にならない声を上げて壁ではなく膝を叩きながら見ていたんですが、それもできず(笑)
見終わる頃にはポップコーンの箱がぐちゃぐちゃになっていましたw


特に目新しいことはありませんでしたが、今までと変わらない『中二病』が描かれていました
TVアニメが好きだった方は見て損は無いと思います


~余談~
平日昼の池袋ということもあり客層は大学生っぽい若者が中心でしたが、意外と女性が多かったんですよね
私見で5:5か、6:4でちょっと男性が多いくらい
女子ばっかりのこの作品はてっきり男性ファンが多いものだと思っていたんですが、勇太も六花も可愛いから女性も入りやすかったんですかね?
もちろん京アニブランドの力と、池袋という土地柄もあると思いますが

投稿 : 2024/11/02
♥ : 17

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

映画の基本形態として“ロードムービー”と“ラブコメ”がありますが両面から観ても傑作!つまり“NL”も“GL”も楽しめる!(爆)

KAエスマ文庫のライトノベル第1作でありつつ、同レーベルから京都アニメーションがアニメ化した第1作でもあります『中二病でも恋がしたい!』シリーズ
2012年秋に深夜アニメ化され、2013年秋にその総集編映画が公開(←これが本当にクソ映画だったw)、2014年春に第2期が放送
そしておおよそ4年ぶりの完全新作となるのが今作


思春期にありがちなファンタジーやオカルトな妄想に没入するいわゆる“中二病”をテーマとし、元・中二病患者と現在進行形で中二病なキャラクター達のコミカルなやりとりを中心に彼らの青春を描くラブコメシリーズ


中二病=“脳内がファンタジー”という狭義的な使い方を世間一般に刷り込んでしまった問題作だとオイラは思っています…


今作では極度の中二病患者なヒロイン小鳥遊立花と、彼女に愛の告白を果たしたものの微妙な距離感を保ったままの元・中二病患者の主人公富樫勇太がとある事情からいわゆる“かけおち”行為に出ます


当然ながら立花の姉で、立花を中二病から無理矢理にでも卒業させたい十花がこの蛮行を許すはずも無く、二人の逃避行を追跡するよう丹生谷森夏と凸守早苗を恐喝しこれをけしかけます


かくして作中の舞台である滋賀県を飛び出したキャラ達は日本列島を縦断する大逃走劇を繰り広げるのが今作ポイントです


面白いのが追う者と追われる者、両方を並行して描くのが逃走劇の基本ではありますが、
勇太と立花のサイドでは煮えきれない二人の微妙な距離感でのイチャイチャラブコメが展開するのに対して、
丹生谷と凸守のサイドではいつも喧嘩が絶えない二人に少しずつ友情(以上?w)が芽生えていくのを両面から楽しめるということでしょう
どの派閥の客層にも応えたシナリオを書いた花田先生には拍手しかありませんw


そして最終的なテーマというか、スタッフも恐らく今作を『中二恋』シリーズの完結篇と捉えている事がよくわかるのが、旅の中で徐々に立花が“中二病”からの卒業を考え始めている、のが直接的でなくメタファーとして感じ取れる部分でしょう
しかしこれまでのシリーズでは散々“中二病”を肯定的に捉えたにも関わらず、ここで簡単に卒業なんてさせないのが今作の面白いところで、立花にとって中二病を卒業することが、イコールで自身のアイデンティティを喪失することになる、という苦悩で葛藤する様が実に哲学的かつ青春ドラマしてます


そんなところが演出面、作画面、声の芝居の面など多方面から丁寧に描かれていました
シナリオだけが魅力ではないということです
勇太からプレゼントされた“「痛いw」デザインの指輪”を見つめる立花のシークエンスで、彼女の表情には複雑な想いが詰まっていることが感じ取れますね
また、自問自答する立花がメタモルフォーゼして最後は消えていく演出はエヴァンゲリオンの最終回のオマージュの様にも感じ取れました


ロードムービーということでロケハンも丁寧、聖地巡礼のし甲斐がありそうですねw
至極個人的ですが某フェリーターミナルが描写されたので一人旅をした時のことを思い出し懐かしくなりました…


中二病、ラブコメ…字面だけ読むと大変痛々しい作品ではありますがwそれらをひっくるめて愛してしまったのが今作なんだと思います
「痛い痛いw」と言い続けていたら1周回ってまた中二病に戻ってくるのが人間なのかもしれません
もちろんオイラもその1人、ですが

投稿 : 2024/11/02
♥ : 21

75.4 2 ZAQで笑いなアニメランキング2位
勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (1364)
8792人が棚に入れました
勇者試験を目の前にして魔王が倒され、勇者になれなかったラウルは、王都にある小さな電気店、マジックショップ・レオンに就職。勇者から電気店店員となったラウルは忙しい毎日を送っていた。そんなラウルの平凡な毎日は、バイト希望でやって来た少女との出会いをきっかけに、大きく変わってしまった。彼女の名はフィノ。実は倒された魔王の娘だった!?

声優・キャラクター
河本啓佑、田所あずさ、島形麻衣奈、川原慶久、曽和まどか、宝木久美、新田恵海、山田奈都美、岩崎可苗
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

魔王さーん!じゃなくて勇者さーん!ですwww 魔王と勇者のコメディは収まることを知らない 勇者は守った。店員としてな

話題作となった「はたらく魔王さま!」では魔王が主役で話が進んでいきました。魔王さんは鈍感ですけどwww一夏といい勝負ができそうだwww
ちーちゃん可愛いよ^^顔芸も笑えますwww
これは、勇者が主人公のため「まおゆう」と同等の視点になります(こちらは経済学です)
で、倒すべきの魔王の娘が仕事先にやってきちゃいました。そんな日常です
ニコ動にチャンネルが無い(脳内選択肢と同じです)
尚、声優はルーキーズばっかりでした

1話 勇者、レジ打ちを覚える
{netabare}描写が緩くてもばいんばいん揺れるなあ(これぐらいがちょうどいいんです)
へえ~電化製品売ってんだ。パナソニック製のwww
でもちゃんと話せなかったら意味がない
履歴書ボロボロじゃねーかwwww
それよりも魔族なのに大丈夫なのか?バイトしてwww
魔王は倒されたんだ、平和になれば武器やレベルなんて無意味だ
じじいよ、スカートめくりがスキンシップなはずがないwww
下手すりゃ犯罪だぞ!?
ローソンの看板が見えたような...
魔王はまだRPG臭が抜けてないwww
そうだ、魔王の家無いんだっけ。しょうがない、付き合いますか{/netabare}

2話 魔王の娘、接客用語を覚える
{netabare}魔力が無いと生活できないのがこの世界
なのはさんの魔力を与えるべきだと思います
接客に命はいらないんだってwwwww
え?魔王さん、家に来るの?{/netabare}

3話 見た目がおかしい商品は従業員・顧客だろうと早々に報告しましょう
{netabare}いきなり脱いで寝ていた魔王www仕事行くぞ
シャツを嗅ぐな!wwww
ローソンのからあげクンの宣伝お疲れ様ですwww
いくら魔王の娘でも他の人に言っちゃあいけません
わざと言ってるだろーーー!!wwww
尚、サービスもありました{/netabare}

4話 魔王の娘、コンビニで働く
{netabare}コンビニの面々が風邪でダウンしたってことで娘はコンビニで臨時として働くことに、店長も了解
魔王さんがいないと静かなものかな...だが、あのじじいは嫌やw
あのさあ、見られてもいいっちゅう女の子は...どうも好きになれないのだが...
でも変わっていくんですよ、時代は{/netabare}

5話 調査とカレカノ結成!?
{netabare}相変わらず世界が変わってもライバル店は出てきます
魔王さんと勇者さんで調査に出かけることに
ちょ、舞台って静岡かよwww
それとライバル店を見てると秋葉原のヨドバシカメラを思い出すんだけど

90%OFFって利潤大丈夫か!?www
それよりも勇者さんの関係者がいるんですけど、まーたバイトか?
大型店って迷いやすいんだよね
特にドンキなんて、ものがいっぱいあるから余計に分からない。確か火災が昔あったはずだ

ちょスフィアさんがゲストで来ただと!?
もう魔王さんと勇者さん、カレカノでいいよ...{/netabare}

6話 勇者=仕事の一環か?
{netabare}勇者を目指そうとしたが最初は犯罪に関わる仕事に入り3か月で辞めたと言っていたオールエー
だからアマダ電機に入ったんだ
安い訳=魔物が仕分けをしていたから

例え企業が相手だろうと強ければ燃えるのは勇者の専売特許なんだよ
(この世界では)顧客って専門用語に弱いんだ。じゃあ資格はそれほど必要ないってことなのだろうか
今回の場合では家電アドバイザーという資格ではあるが

ライバル会社の裏もまだ観察仕切れていないんだ。これからだ{/netabare}

7話 問題解決には魔力
{netabare}ダブルブッキングは避けたいよね消費者だろうと生産者だろうと
魔力が減るわけ⇒スライムが床下にたーくさん...
出番だ、魔王さん
処理は無事?に完遂した模様
M&Aって言ったらハドソンやタイトーさんが...もう無くなったんだよね
おい、魔王さんの親父!間違った知識を娘さんに植えつけるんじゃねーよwwwww
ノヴァさん!?熱中症か?{/netabare}

8話 猛暑日 40℃以上になっちゃいましたwww
{netabare}店内があちい...これでも地獄ですwwwだからドラゴンの仕業じゃねえって!!wwwww
こんなときこそセールで人を呼び込みましょう。こんな暑さで魔王がくたばってはRPGのタブーになるぞwwwww
それとブラしとけ!目のやり場に困るから!wwww
困ったら水着、どうしてこうなったんだ...
あ、店長がマズイことに...同時にオールエーも偵察?を兼ねてきやがったし
この前助けた男の人は新聞記者だったのか。よしゃ取材や
最後、アマダは魔王さんを狙うのか?{/netabare}

9話 初任給、飯を奢って貰いました 襲い掛かるファミコン全盛期
{netabare}おまけが108種類⇒無理だあwwwww
初任給で買い物することに、ヒヤヒヤさせやがって。魔王の娘さんだとしったらパニックだからなあ
あ...惚れたな...勇者が魔王に...

「勇者と魔王が共に生きる世界はまっぴらごめんだ!」
そんな連中が魔王さんに襲いかかった。本当の魔王にするために...RPGに必要な物資・建物を欲すために
FCやSFCに思いを募らせる面々だろう。そこに感情は一定で存在しているのかもしれない{/netabare}

10話 立ち直りが早い魔王www
{netabare}先週襲われた癖に元気にオムライス食ってる魔王さん、それでいいんです
そういえばミミックって言う擬態をする魔物もいたよなあ~今度は通販で無駄遣いをする魔王さんであったwwwww
それと毎月届くパーツを集めて作るディアゴスティーニ社の奴もかwwwwwww

だがその最中、動き出す魔王を求む元魔族と勇者を求む元仲間
そして、拉致された魔王さん
立ち上がれ、ラウル!{/netabare}

11話 カチコミ 学校ver
{netabare}ラウルの友人はどうってことない
問題はオールエーだ
お前も本来戦う理由はないはずだ。どんな理由だろうと全力できな!!
そして来たかフィノ...これが魔王の娘の生き様だ...同時にStylish脱ぎもしやがったwww
じゃあ行こうぜ魔界に!
共に生活できる新世界を創るために!

ああそうだ、電化製品の力は凄いもんだなあ~www{/netabare}

12話 勇者、己の職責を果たす
{netabare}戦は勿論、一生懸命魔王さんに教えた用語が全てを解決してくれた&注文書もだ
それだけです

最後全裸となって帰ってきやがった。盾も仕事してるしwwwそして店長も最後まであざとかったwww商売上手だこと{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 28
ネタバレ

GvwT さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

勇者とは潰しが効かないもの

魔王が勇者によって倒されて平和になった世界←つまり勇者はもう用済みとなった世界
勇者を目指していた主人公"ラウル・チェイサー"はしぶしぶマジックショップで働いていた
そこに魔王の娘"フィノ・ブラッドストーン"がやってきて一緒に働くことになる、、、
というのがあらすじ

基本的にエロ+ギャグ(終盤はシリアスモード)
エロがすごいというか特殊だったな
もうOPから物理法則無視
胸がぶるんぶるん変な動きしてます
もはや笑うしかなかったwww
あ、OPを歌ってるのはZAQさんなので中毒性半端ないです
パンチラももはやパンモロだしね
エロを強調しすぎた感がハンパじゃないです
ちょっと残念(>_<)

ただ、出てくる女の子がみんな可愛いかった
ヒロインのフィノちゃんはかわいすぎるし、ラムディミア・ド・アクセイメモールたんのわけわからない方言も可愛いし、ロア先輩はクール可愛いし
(;´Д`)スバラスィ
これだけでも見る価値はありますね
そういえば声優さんがほとんど聞いたことがない人たちだったなあ
これから売れてくるのか!?
期待大ですな


もちろん好きなキャラはフィノ・ブラッドストーン
話が進めば進むほど可愛くなっていく
久々にメインヒロインが一番可愛いと思ったアニメかな

以下各話感想的なもの
第1話
{netabare}今度は勇者が働くんですか・・・
おっぱいアニメとは思ってなかったなあ
主人公はすでに軽くハーレムを構築済みだし
聞いたことない声ばっかりだと思ったら、新人声優さんだらけなんだな{/netabare}

第2話
{netabare}フィノちゃん健気だなオイ(゚Д゚)ノ
今期トップクラスにかわいい
魔王の娘じゃなくて天使だね
確かにラウルスラッシュは就職には活かせないな
厳しい世界だよ(><)
{/netabare}

第3話
{netabare}しれっと出てきたぞ無愛想キャラ
触手ハンドエロすぎ
ラストに謎の白いベトベトした液体とか
もう笑うしかないねww
オールAちゃんの棒っぷりが清々しい
{/netabare}

第4話
{netabare}ラムちゃんはどこの方言なの?
てかそもそも方言なのか??
フィノちゃん意外とコンビニ店員できるじゃないか
男からしたらノヴァちゃんと二人でいることはある意味拷問に近いな
ちょっとローソン行ってくる!
{/netabare}

第5話
{netabare}フィノちゃんがいる店なら、たとえ毒沼があっても突入するぜ!
AMADA電機はアリなの??
おいオールAなにやってるww
そしてスフィアもなにやってるwww
ツッコミどころが満載だったな
{/netabare}

第6話
{netabare}ラムディミア・ド・アクセィメモールちゃんの出番が無かったのが悲しいです(T_T)
まあフィノちゃんが可愛いからそれで良しとしてやろう!
あの製造方法が何か問題になる予感がビンビンですね
AMADAの店長のヤラレ顔が目に浮かぶぜ( ̄ー ̄)ニヤリ
{/netabare}

第7話
{netabare}大量のマジックイーター超キモいいいいい((((;゚Д゚))))
もうイーター退治で開業すればいいのでは?
ここ最近の引きが上手くて続きが気になってしまう
エアコンどうしたの〜
{/netabare}

第8話
{netabare}モンスター関係かと思ったらただの水着サービス回でした
エロエロでしたね
狙いすぎです・・・
しかしなぜロアさんを水着にしないのかヽ(`Д´)ノ
終始エアコン修理させるとはもったいないことを(`Δ´)!
今度こそ話が大きく動く!?!?
{/netabare}

第9話
{netabare}ただのデート回
もう一度言わせてもらう、ただのデート回でしたヽ(`Д´)ノ俺はそんなの期待してなかったのに・・・
まあフィノたんが可愛かったからよかったとするか
ラストにこんどこそシリアス展開
早く話を進めろ━━━━!!{/netabare}

第10話
{netabare}開始早々ラウルのウィンナーときたかww
フィノちゃん仕事ができないのは相変わらずだが、ちょっといつもと様子が違う?
勇者制度が復活!?
連れ去られてしまったフィノちゃん
果たしてラウルはフィノの勇者になれるのか!{/netabare}

第11話
{netabare}勇者ってクソな職業なんだな(>_<)
魔王を倒さないようにしてるとか
ここにきてバトル展開
そして店長がアホ強いという驚き設定(゜д゜)
さらにまさかのエロじじいww
以外にも熱い展開です
{/netabare}

第12話
{netabare}まさに王道の展開
注文伝票のパワー恐るべしwww
ロア先輩が地味に大食いキャラ
オールAもしぶしぶ入店してめでたしめでたし
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 21
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

今年の冬はポカポカ^^

お話は・・・
タイトルのとおりかな?^^

勇者を志していた
主人公「ラウル・チェイサー」くんが魔王の死によって
職を失い(実際にはもとから就職できずに)
しぶしぶ家電量販店(“マジックショップ”というらしい)に就職するお話

っていうか

本当のところは
ヒロインである
魔王の娘の「フィノ」ちゃんの奮闘ぶりがメインっぽく描かれてます


たくさんのかわいい女の子たちの
ゆれるオッパイと
ゆれないチッパイ
そして
おパンツが見ものです^^


ということで

レビューはこれくらいにして(マジか!?)


{netabare}突然ですが
本作品を観ていないときに
昨シーズンの冬に10年間使っていたファンヒーターが壊れていたことを思い出し
近所にあるヤマダ電機へリサーチに行ってまいりました~

実はヤマダ電機さんって
作中にスペシャルサンクスで「アマダ電機」という名前で登場してるんですね~

最終回を見終わって
本作概要をWikiで拝見するまで
まったく気づきませんでした^^


基本的に家電製品って
価格の安い通販で購入することをモットーにしている私

今回もあくまで商品の品定めが目的で
お店まで出向いたのですが・・・



さて
ヤマダ電機に到着してすぐ
家電品コーナーに直行(最近は日用雑貨や食料品なんかも置いてあるんですね~)

お目当ての暖房器具のコーナーを探して
あっちにウロウロ
こっちにエロエロ^^

こんな田舎の電気屋さんのくせに
店舗がやたら広くて
なかなか見つかりません

黒いジャージにピンクのフリースパーカー
黒縁メガネにニット帽という
いかにも不審者臭漂う出で立ちで
違う意味で目立っているつもりなのに
遠巻きにこちらを伺う店員さん
なのに
だれも声を掛けてくれません(ちなみに当日は平日でお客さんはまばら)

なるほど
某ヤ○ダ電機さんくらいの超一流大型家電量販店ともなると
自分の担当する製品が目当ての顧客でないと
相手にしないのね~

などと
空しくなる自分に言い聞かせながら
ようやく暖房器具コーナーに到着

・・・と
早速近寄る店員さん^^


みれば私と同じくらいの年齢の女性店員

「ファンヒーターを御探しですか?」


取ってつけたようなセールストーク

まあ
最初は軽いジャブ程度と受け流しつつ
会話が進んでいきます

お部屋の広さは何畳くらいですか?

鉄筋のマンションですか~^^

一人暮らし?

おいくつですか~?(私:1台です)

やだな~お歳ですよ~(笑

え~私より年下~?(私:なんか嬉し~^^)

偉いね~^^

お家って近くなの?


って
商品とは関係のない会話に発展

いつの間にか双方ため口で会話してしまって
日常の出来事や
仕事の愚痴

しまいには“元カレ”の話にまで及んでしまうほど


しばらく自宅と職場だけの生活を送っていた私にとっては
ひさしぶりのリア充会話に我を忘れてしまい
一時間ほど話し込んでしまいました


そして・・・

「これ今が一番お買い得よ~^^」

店員さんの天使のような一言

夢見心地の私は
催眠術にでも掛かったみたいに

「それ買いませう~いとをかし~^^」

あっけなく撃墜されてしまいました


夢見心地のままレジでカード決済し
帰り際に店員さんから

「なにか困ったことがあったら連絡してね♡」

って
連絡先を書いたメモをもらい

「リア友~?ちょ~ラッキ~^^」

って
ルンルン気分で帰宅


家に着いてしばらくしてから

はっ!!・・・

買ってしまった(汗


メモを見て・・・

これ
臨時派遣職員用の
“手書き名刺”じゃね~か!!

ちゃっかり
お店の電話番号が書いてありました~(ToT


ヤマダ・・・恐るべし(汗{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 33

61.8 3 ZAQで笑いなアニメランキング3位
RAIL WARS!(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (672)
3391人が棚に入れました
超巨大優良企業・國鉄に就職し、安定した将来を夢見る平凡な高校生、高山直人。そんな俺が研修で配属されたのは、男嫌いの桜井をはじめヤバい奴だらけの「鉄道公安隊」だった! しかも、國鉄の分割民営化を企む過激派「RJ」まで暗躍し…… どうなる? 俺の人生設計!
國鉄が分割民営化されなかったもう一つの日本を舞台とした、夢の鉄道パラダイス・エンタテイメント! 出発進行!

声優・キャラクター
福山潤、日野聡、沼倉愛美、内田真礼、五十嵐裕美、中原麻衣、堀江由衣
ネタバレ

見ルンです。 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

微妙な原作の改変

自分は鉄道がまあまあ好きなため、レイルウォーズの表紙の絵を見て「面白そうだな」と思い原作を初めに買いました。原作の方は若干無理な設定もあるものの、それを考えても十分満足できる程のマニアックな鉄道ネタが出てくるため、ニヤニヤしながら読めました。また、あくまで「鉄道公安隊」のテロリストとの対立や戦闘を描いていたため、鉄道にあまり詳しくない人にも楽しめる作品でないかと思いました。

そのため、アニメ化にもかなり期待をしていました。

しかしながら、できたアニメは原作を、大した意味も無く改変した微妙なものでした。RJ(テロリスト)が話から外されることや、鉄道の作画に関してはある程度の妥協は必要だと思っていたのですが、それを考慮しても無駄にストーリーを変えてしまったせいで、原作では矛盾の無かったストーリーが、アニメでは矛盾ができてしまったところもありました。鉄道に関してアニメのスタッフがあまり詳しくないのは当たり前のことであるのは分かるのですが、ならばもっと原作参考にして、あるいは用いて作るべきだったと思います。

また、中盤頃からエロに方向転換したようですが、そのエロもあまり上手く描かれていない(揺れ方があまりにも変)ようにみえます。

原作がまだ良かっただけに、「二兎を追うものは...」みたいな結果に終わりそうな製作方針は残念に思いました。

ではでは、ここから下は鉄道描写について、無駄であることを百も承知の上で、一応まじめに批評させていただきたいと思いますが、内容が長く、しかもつまらないものですので、興味のある方以外は飛ばしてしまって下さい。


第一話
{netabare}
・一番最初のシーンで主人公がスマホを見ている時は、外の風景が画面右側(右側が運転席側)から流れているので、『先頭車両』となる。ところがその直後、主人公がドアの窓から外を見るシーンに移ると、車両の傍を流れた電柱のようなもの(架線柱)が、画面右側から画面左側(今度は左側が運転席側)に流れていったので、『最後尾車両』となる。主人公が瞬間的に先頭車両から最後尾車両に移ったとは考えられないので、つまりミス。

・『寝台列車 はやぶさ号』を牽引する機関車(EF68型)の連結器がない(あるいは連結器に見えない程描くのが下手)。

・寝台列車の中で天井の蓋のようなものを開けるシーンがあるが、流石に工具一つも無しで開くとは考えられない(というか、実際の車両にあのような『天井裏』のようなスペースがあるかすらも怪しいレベル)。
{/netabare}

第二話
{netabare}
・OPの後に出てくる機関車(EF82型)の『ジョイント音』(ガッタン、ガッタンという音)が軽すぎる。実際の機関車は、特に低速時の場合「ガッタン」というより「ゴットン」というような相当重い音がする。

・上に加え、上記の機関車のジョイント音が、描かれている速度より少し速めに感じる。

・さらに、継ぎ目で鳴るジョイント音が、継ぎ目のあるはずの『トラバーサー』(レール の向きに対して90度の向きに移動していた緑のアレ)と車庫線のレールとの間で鳴らず、少しズレた所で鳴っているように感じる。

・いくら何人かの人がテコを使っているとしても、あの速さで100tもある機関車を持ち上げるのは不自然。(というか、あのように車両を持ち上げるトラバーサーがあるか自体、微妙なところ)
{/netabare}

第三話
{netabare}
・やはり、機関車のジョイント音が少し軽めに感じる。ただ、その後の車両(客車)は実物も割と軽めなジョイント音なので、そちらはOK。

・OPの後に青い電車(201系)がカーブを曲がるシーンがあるが、そこに出てくる『架線』(電車の上を通っている線)も、それに沿って曲がっている。しかし、この『架線』は正確にはそれを支える『架線柱』のあいだに強い力で張られる線なのでこの描き方は間違っている。つまり、カーブに沿って「円」のように描くのでは無く、頂点が『架線柱』の所にくるように「多角形」のように描かれなければならない。

・ちょう架線がしなっていない。

・同じシーンについて。電車の上のパンタグラフがいくらなんでも多すぎる。

・海の傍の駅で出てきた黄色い電車。これは103系という電車で、その中でも『低運転台タイプ』となる。このタイプは他方の『高運転台タイプ』に比べて運転窓が天地方向に長いのが特徴だが、アニメではこの天地方向の長さが、『低運転台タイプ』にも関わらず、『高運転台タイプ』並みの短さしかない。逆に天地方向の長さから『高運転台タイプ』と仮定しても、今度は運転窓が『高運転台タイプ』としては、かなり低くなってしまう。つまり、どの道作画ミス。

・同じく、その後のシーンでの上記の黄色い電車の窓の描かれ方が、カットによって形状が変わるなど滅茶苦茶すぎて、閉口するレベル。

・犯人は最初に出た『海芝浦駅』でなく、そのとなりの『新芝浦駅』周辺にいたとされるが、アニメにもあった通り、その間は私有地となっていて、外からの行き来ができない。いくら誘拐犯とはいえ、わざわざ危険を冒してまで私有地を通るかという疑問が出てくる。
{/netabare}

第四話
{netabare}
・最初から二番目のシーン。橋を渡る列車が少し速すぎる。
{/netabare}

第五話
{netabare}
・最初のシーン。鉄道模型、あんなにバウンドする程、力ねーぞ!!(# ゚Д゚)/しかもあんなに派手に脱線もしねーぞ!!(# ゚Д゚)/鉄道模型を乳○にぶつけるのは、流石に度が過ぎるぞー!!(# ゚Д゚)/

・レールの幅が広すぎ。

・拳銃でワイヤーを切ろうとするシーン。赤毛が撃っとる間に主人公が手を振るなりして列車を止める方が何倍もマシだろう。
{/netabare}

第六話 特になし ただ、冒頭のシーンはやはり、ちょっと....


第七話 特になし 比較的作画が良い回だと思う。


第八話
{netabare}
・脳筋がトロッコで漕ぐのを止めるシーン辺りのトンネル。少し大きいように思える。

後、臓器輸送のあの女、いくらなんでも「不通の鉄道を使わせろ」って無茶が過ぎて、見ている側が腹立つレベル。まだヘリコプターを使う方法を考えた方がマシだろ....
{/netabare}

第九話 特になし


第十話
{netabare}
・ホームに停車する北斗星が急停車すぎ。機関車にいる運転士は先頭が見えない状態で、しかも終点に入るのだから、もっと慎重に入るはず。

・寝台列車内の通路が少しばかり広すぎ。
{/netabare}

第十一話
{netabare}
・寝台列車内の通路が前回よりも、さらに広くなってしまっている。

・青森駅で、赤い機関車同士で付け替えを行った際、連結するために走る機関車の角度が背景と合っていない。

・函館駅を出発する北斗星を空から描いたシーンでの、北斗星の加速率が良すぎる。

・伊達紋別駅に止まっていた、オレンジ色の列車(キハ40)の側面窓の形状が、アニメでは『日日日日日日』のように中央を横断するよなサッシが入っているが、実際にはこのタイプの窓を有する車両は本州向けののみで、北海道向けの車両では『口口口口口口』のように、そのようなサッシが入っていない。

・伊達紋別駅から北斗星が発車するシーンで誘拐犯側を映しているカットと、主人公側を映しているカットでの、機関車の加速率があまりにも違う。

・伊達紋別駅を発車した直後のシーン。機関車が客車に比べて、大きく描かれすぎている。
{/netabare}

第十二話
{netabare}
・相変わらず機関車のジョイント音が軽い。

・エンジンベルトの代用品にパンストは流石に無茶でないか?
 
・ブレーカーが落ちたのに、それを無理やり繋げるのはショートの危険があるだろ!!!
 (どうやら鉄道の小ネタから持って来たらしいが、いまさら.....)
{/netabare}

大体このくらいです。

正直、これを鉄道アニメと呼んで良いのだろうか.....
鉄道好きより、むしろ一般の人の方が純粋に楽しめるのではないでしょうか。

特に、最近はメカものの中でも精密な作画で人気を博しているアニメもある中で、この程度の詰めの甘い描写では致命的な痛手になってしまいます。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 9
ネタバレ

ココ吉 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

ツッコミ所満載のギャグアニメとして観れば結構楽しめちゃうかもよ?

原作未読★全12話★

視聴のきっかけはキャラデザが
自分好みだったのと,「鉄道」を
テーマにしたアニメ作品は珍しく
自分の触れた事のない分野だった
ので興味を持ったからです。

国鉄の運転士になる事を目指している
主人公の高山直人が研修生から学生OJT
として認められ,同じく研修生の頃から
の同僚3人と共に鉄道公安隊に配属されて
様々なトラブルに巻き込まれつつも問題を
解決していくストーリー。

第1話を観た感想は自分が知らない未知の
分野の組織形態に車両の名前,専門用語等が
あって多少は難しく感じられたものの印象的
には新鮮で面白くもあり物語の滑り出しと
して上々だと思いました。


しかし!

第2話以降は苦笑いが出るのを抑えきれ
ないぐらいの話の展開になってきて,その
流れは悪い意味で最終話まで終始一貫性を
保ったまま。

この作品…ガチな鉄道ファンにかなり
怒られるだろうなと途中下車しようか
一度ならず二度は思いましたが、

「どんな作品でも一つくらいは良い所がある」
と言う持論が僕にもあるので,この作品に
関してキャラデザ以外に褒められる箇所は
どこだろうと考えた結果…

「ツッコミ所満載アニメとして楽しもう!」

という決断に至りました。

すると…どうだろう♪
ストーリー性を全く重視しない
ギャグアニメとして切り替えて
観ていれば…

なかなかどうして,面白いじゃないか!

「出るわ出るわツッコミ所がw」という
感じで思いの外,楽しめている自分に
気づきました。


◆ツッコミシーン紹介◆

※ここからは個人的にツッコミを入れず
 にはいられなかったシーンの紹介です。
 ネタバレを伴いますので興味がある方
 のみ見ていって下さいね。

さぁ,ツッコむぜぇ~超ツッコむぜぇ~★

{netabare}
ツッコミ所①
【全話にかけての微エロ】
妙に微エロな描写を放り込んできてます。
まぁ,これは男性視聴者を取り込む為の
重要なファクターだから理解できます。

僕だって至って健康な男子。
「エロが好きか?」と問われれば…

「はい,大好きです♪」と
間髪入れずに答えちゃいますw

でもね,唐突&あざと過ぎやしませんか?
毎回,投げやりとしか思えないような
エロを取り敢えず出しときましたでは
僕は到底…納得できないんだからねっ!

エロを舐めてるとしか言いようがない。
やり直しを要求するw


ツッコミ所②
【主要キャラ達の独断専行と
周りの上司達の対応について】

主人公達はあくまでも研修が終わって
学生OJTとして参加を許可されただけの
一介の高校生です。
正式採用された職員ではありません。

国鉄クラスの大きな組織ではまず最初に
仕事のホウレンソウ(報告・連絡・相談)が
徹底的に叩き込まれているはず!


なのに第2話からいきなり
独断で爆弾解体ときましたかww

正直、開いた口がふさがらないが
まだココまでは良しとしましょう。

決定的だったのは桜井が爆弾解体の知識を
『お父さんに聞いた事がある!』と言い放ち,
果敢に爆弾を解体しようとするくだり。

↑ちょww 待って待ってww
爆弾解体は,その道のキャリア20年のプロでも
解除できない爆弾だってあるんだよ。
聞いた事がある程度の生半可な知識でどうこう
できるシロモノなんかじゃないんだからねっ!

極めつけは…
爆弾の解除コードの選択についてのくだり。

『桜井だからピンク色を
 切ればいいんじゃないか?』

↑オマイラ…いい加減,僕を笑い殺す気かww
このくだりは不覚にも爆笑させられました!

笑うシーンではないのだけれど,
コレはもう明らかに…
笑いをとりにきてますよね!?


続きまして

第4話,アイドルの鹿島乃亜を
付け狙う暴漢から高山君が身体を
張って守るシーンのくだり。

胸をナイフで刺されたものの胸ポケット
に入れていたスタンプ手帳のおかげで
助かった高山君を心配する一同の中に
明らかにおかしな人物が1人いましたね。

そう、K4班長の飯田奈々さんである。

彼女の態度には正直、ドン引きでしたw
暴漢が現れた所から助けに入ろうともせず
終始,ニコニコ顔で血の通ってない無感情な
人間に映りました。

↑オイオイ…部下(高校生)が刺されたんだよ?
結果的に運良く助かったものの下手すりゃ
懲戒免職モノだよ?

もしかして飯田さんはこういうキャラなのか?
と思って,この話以降の彼女を観察していたが,
どうやらこの描写だけおかしいみたいで,後は
至って普通の常識人でした。

なので,このシーンの飯田さんが謎で仕方がない。


続きまして

第7話終盤,小さな小屋みたいな教会での
唐突なシリアスなハーレム展開のくだり。

高山君が小海さんと桜井さん,
そして以前に助けたアイドルの
鹿島さんの3名から言い寄られる
構図になってますが…。

↑オイオイ…構成さん。肝心の前置きは
ドコに置いてこられたのでしょうか?
いきなりのハーレム展開で正直、
ついていけないんだがw

個人的にハーレム物は大好物の部類ですが、
ストーリーの流れもキャラの心理描写も無視した
ハーレムは愚の骨頂レベルだと再認識しました。

これではニヤニヤできないし,萌え豚になって
高らかにブヒる事もできないじゃないか!

ハーレムを舐めてるとしか言いようがない。
やり直しを要求するw


続きまして

第9話の臓器を学生OJTだけで列車で
運搬しようとするくだり。

↑そもそも何故,列車で届けなければ
ならないのかが不思議で仕方がない。
ドクターヘリを使えば3倍は早く届けられ
ると思った方はどれぐらいいるだろうかw

「暴風雨が凄くてヘリが飛ばないのか?」と
思いはしたが、その考え方なら列車も動かせ
ない道理になるはずだが。
(でも,よくよく考えると鉄道アニメなので
そこにツッコミを入れちゃうと本末転倒に
なってしまいますよねw)

何と言っても一番の疑問は列車を押しがけ
してエンジンを掛ける時点で大人達が3人
いましたよね?

何で大人が一人も付き添わないで無免許の
少し知識があるだけの高校生に運転させて
いるのだろうか!?
昼間アレだけ偉そうに講釈たれてた大人達が
なんと付き添い同行ゼロなのですよw

臓器運搬中も車体の揺れと称して無理やり
エロを放り込む描写があり、もう流石だね
と呆れてきちゃますw

あとは,皇子を敵から守る時のスタンガンの
シーンも色々とおかし過ぎて笑いが出るが,
このカテゴリーのツッコミはこの辺りで
割愛させてもらって次に行きたいと思います。


ツッコミ所③【作画について】

綺麗な所もアリ,雑過ぎる所もアリで
お世辞にも安定しているとは言えません。
綺麗な画(特に列車の作画は頑張っていた)
があるからこそ,雑な画の印象が際立って
残ってしまいます。

目に余るぐらいにひどかったのは2ヶ所。
まず一つ目が
第9話終盤のショッピングモールでのシーン。
明らかにキャラの顔がおかしくなっていて画が
繋がっていません。
一瞬、「え?新キャラかな?」と思ったぐらいに
キャラの顔が違います。

そして、最もひどかったのは最終話の高山君と
飯田さんが暗い部屋で話すシーン。

↑キャラの口が開いてないのに声優さんの
声が聞こえてきます。
このシーンは「ん?TVがバグったのか?」と
思うぐらいにヒドイですw
最早,いっこく堂の腹話術ですww
放送事故ですww お手上げですww

アフレコ現場でこのシーンを録音している
福山潤さんと堀江由衣さんが苦笑いされて
いる姿が容易に想像できてしまいました。

本当に心中お察し申し上げます。


◆総評◆

僕がここ3~4年で観てきた作品の
中で一番のバカアニメだと自信を
持って言い切れる作品です。

ストーリー構成,作画,シナリオの全てが雑!
「本当にアニメのプロが作っているの?」と
疑ってしまうレベルの作品。

「原作も果たして,アニメと同じクオリティー
で刊行されているのだろうか?」と少々興味が
湧いて確認したい衝動にかられてはいるが
その思いを実行に移す事は無いんだろうなぁ。



{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 41

tao_hiro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

こんなの国鉄じゃなーい

【視聴前の気分】
「国鉄」っていう言葉には懐かしさとともに強烈なマイナスイメージがあります。私が子供の頃の話なので大人たちが「国鉄は客の事を何も考えていない」と憤慨していたのは覚えていますが、記憶があいまいなので、以下の文章はwiki等を参考にして書いてます。(国鉄職員関係者の方に不快な思いをさせたとしたら申し訳ありません。)

1970年代、国鉄は労働組合が猛威を振るっていました。国鉄職員は公務員なので労働条件改善要求のためのストライキができません。なので順法闘争といって、一見正当な理由がたつ(安全速度の遵守とか線路の点検とか)名目をつけて、その実大規模なサボタージュで意図的にダイヤを乱し、列車の運行を混乱させることで当局に圧力をかけるという戦術を開発しました。

例えば、鳥が線路の上に居た場合「障害物を発見したから」と言って列車を停車させたり、一斉に休暇を取ったり、緊急職場集会とかをしていました。

挙句の果てには「スト権スト」といって、ストライキ権を認めさせるためのストライキって冗談のような事を本当にやったりしました。

組合員の雇用を守るために、経営陣が打ち出した合理化策をことごとく反抗しました。そのうえで「運転手二人の復活」とかを要求しました。その根拠はなんと蒸気機関車が主流だった時代に運転手とボイラー手が必要だったから電車でも必要、というものでした。

組合員には「三ない運動」という教育を施していました。管理者に対しては「何も教えない・何も聞かせない・何も知らない(知る必要は無い)」。
行動指針として「三ず主義」というのもありました。「休まず・働かず・無理せず」です。

その結果、国鉄職員は、ヤミ休暇、ヤミ超勤、服装規定違反、食事をしながらの運転行為、業務放棄及び横柄な接客態度、酒気帯び勤務などが常態化しました。

・・・こんなトンデモナイ会社が現代まで存在したら!?
私の妄想は膨らみました。

例)
・客にタメ口をきく駅員
・金髪、ピアス、タトゥー、腰パンの運転手
・ホームには乗客よりも駅員の方が多い
・いつ到着するか、いつ発車するかわからない、無意味なダイヤ
・通勤電車で検札
・運転手4名、車掌4名のエイトマン列車
・膨大な人件費のために運賃がめちゃ高い
etc...

どんなデタラメな会社になっているか期待しまくって、この作品を
視聴しました。

【視聴後の気分】
ふざけるなぁ~!国鉄、むっちゃ普通の会社になっとるやんけぇ~

「お客様の安全が第一」だとぉ!「組合員の生活が第一」じゃないのかぁ~
服装も接客もキッチリしているじゃないかぁ~
さらにいえば鉄道公安が増強され、多発・凶悪化する犯罪や国際テロにも備えているじゃないかぁ~

かろうじて国鉄らしさを描写しているのは、改札がいまだに自動改札じゃないとか(雇用確保)、職員が昼食を高級レストランぽいところで食べられるとか(福利厚生)、異常に巨大かつ高性能な訓練場とか、主人公たちの無茶苦茶な活躍ぶりとかだけじゃないかぁ~

「RAIL WARS!」なんてタイトルつけて、なんとなく「図書館戦争」みたいな緻密な設定を期待させといて・・・

がっかりだよ!(笑)

【鉄道公安について】
主人公たちが実習で配属された「鉄道公安隊」は、実在した「鉄道公安職員」がモデルになっています。鉄道公安職員は国鉄の施設内においてのみ警察権を有し、拳銃を含めた武器の携帯が認められていました。民営化された現在では各都道府県の警察組織に組みいられています。

余談ですが、鉄道公安職員の中には国民体育大会のけん銃競技に出場し、警察官よりも高い得点を取って金メダルを獲得した者も存在したそうです。

この作品では、高校生かつ実習生がガンガン銃をぶっ放しますが、国鉄の事です。たぶん、「凶悪犯罪抑止力強化のため」とかの理由をつけて法的に問題ないようにしたんでしょう(笑)

【作品の感想】
私は若い頃は「乗り鉄」でした。青春18きっぷなどで各地を貧乏旅行していました。この作品の各所に挿入された国鉄時代の車両や風景にはとてもノスタルジーを感じました。

とくに感動したのは「タブレット交換」のシーンでした。単線区間で列車が正面衝突しないように、通行許可証として大きなリングを駅員さんと運転手さんが交換するっていうものです。ん~40代以上じゃないとちょっと分からないでしょうね~(笑)

さてこの作品、中盤までは一話完結ですので気軽に観れます。ただし、ちょっとストーリーの作りこみが甘いので、油断しているとサービスシーンばっかりが印象に残ってしまいます(笑)

ところが後半の二つのエピソード(臓器の運搬・王子護衛)は、すごくよくできています。ハリウッドのアクション映画を彷彿とさせるスリルと興奮が味わえます。

一番の見せ場は、臓器を送り届けるために軌道自転車で爆走するシーンでしょう。次々と襲ってくる危険を、あらゆる操縦技術を駆使し、主人公たち4人が力を合わせてクリアしていきます。

極めつけが、まるでサイドカーレースのパッセンジャー(同乗者)のような体重移動によるコーナーリングという荒業です。

ちなみに軌道自転車は線路の保安員さんが使う乗り物で、実物はフレームだけで作った二人乗りのゴーカートみたいな簡素な作りです。ところがこの作品で登場した軌道自転車はやけに重装備で、ほとんどトロッコ列車状態です。

主人公たち4人を乗せなきゃいけない事とか、いろいろな操縦技術を見せなきゃいけないとか、体重移動によるコーナーリングがギリギリ許せる程度の軽量感を出すとかのために、相当苦労してデザインしたんでしょう。

「車両鉄」の皆さん、「こんなゲテモノあるか!」とかいう野暮はやめましょう。国鉄です。なんでもありです。保安員さんが趣味で作ったんでしょう。もちろん会社の金で(笑)

使命感に燃える主人公たちの姿は爽やかさを感じ好感が持てます。キャラの絵柄も好みのタイプでした。

人情派の気弱な主人公班長代理高山くん、感情派のツンデレ桜井さん、頭脳派の巨乳小海さん、肉体派の防刃チョッキ岩泉くん。それぞれの個性を活かしたチームワークで事件を解決していきます。

彼らの上司はこれまた巨乳の飯田班長。ほんわかふんわりだけど決めるところは決めるって感じがお気に入りです。

そして最後は、同僚の桜井さん・小海さんに加えて、國鉄のイメージキャラクターのアイドル乃亜ちゃん、高山君の同級生の札沼さんでハーレム展開を示唆して終わります。

十分面白い作品でした。2期があれば観たいです。
でもな~多分無理だろうな(笑)

【蛇足】
このレビュー、元鉄ちゃんの血が騒ぎ、自己最多文字数を記録しちゃいました(笑)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 24

59.1 4 ZAQで笑いなアニメランキング4位
直球表題ロボットアニメ(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (97)
387人が棚に入れました
機動世紀8013年。
人類は既に滅亡から70世紀以上経過しており、その世界はかつて人類が残した軍事用ロボットが独自の進化を遂げていた。
ロボット達はヨーロッパを制圧した「リベリオン連邦」とアジアを拠点にする「シン公国」の二手に別れ、いつ終わるともわからない戦いを繰り広げていた。
この戦いを終わらせるべく、3体の非戦闘用ロボットがかつて人間が持っていた「笑い」を調査する。
ネタバレ

さんたか さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

もっと多くの人に見てもらいたい隠れた良作

人類が滅びた後の地球、そこでは残された戦闘用ロボットたちが終わりのない戦いを続けていた・・・というハードな世界観ですが、この作品はあくまでもギャグアニメ。
メイドロボットの「フジイ」(画像中央、青髪メガネ)、司書ロボットの「カトウ」(画像左、銀髪ゴーグル)、工業用ロボットの「モリ」(画像右、銀色ツインテール?)の3体が、戦争を終わらせるために「笑い」とは何かを調査していくというストーリーです。
また、この作品はMikuMikuDance(MMD)というフリーの3DCGソフトを使って製作されており、スタッフもニコニコ動画で活躍する動画投稿者を採用した点も特徴です。

1つ1つの話は3パートに分かれ、かつての人類が残したデータベースから「笑い」につながりそうなものを3体が取り上げていきます。

最初のパートでは、膨大なデータベースから「ボケ」「モノマネ」「あるあるネタ」のようなお笑いの定番ネタについて3体が研究していきますが、「笑い」を理解できないロボット達ではネタの意味をつかめず、別物のシュールな何かになってしまいます。見ている方はそのズレ具合で笑えますが、ロボット達にとっては毎回失敗に・・・。

次のパートでは、シミュレーション装置を用い戦争に「ローション相撲」「あつあつおでん」といった笑いを持ち込んだ結果を確認します。このシミュレーションは番組OPを改変したものですが、このアニメのOPは(本編と違い)やたらカッコいい正統派ロボットバトルアニメ風のものになってるんですね。そんなOP映像に「ローションまみれにしたらどうなるか」、なんて実験をやるので・・・一言でいえばカオスです。毎回OPとここでしか出てこないカッコいい戦闘用ロボ達が不憫で仕方ない。

そして最後のパートでは、資料館に残された人類の遺品について調査します。まあ、要するに物ボケです。このパートは声優のアドリブで毎回進んでいくのですが、このアニメは全編が「プレスコ」という「声の収録→映像の制作」の順番で作られているので、アドリブとキャラクターの動きがピッタリ合い、本当にロボット達が戸惑っているような独特の雰囲気が出ていて面白いです。ノイズとかキャラ崩壊は気にしない。

作画については、全編3DCGなので当然ですが作画崩壊などは全く無いです。ただ所詮フリーソフトなのでグラフィックはいかにもCGといった感じが残ります。個人的にはロボットの無機質感が出ていて、普通のアニメとして作られるよりも良かったと思います。

声優については、メインキャラ役の3人ともまだ新人なのに特に違和感は無く、むしろロボットという難しい題材を見事に演じきったと思います。前述のアドリブも初々しさがかえって戸惑うロボット達とシンクロし、笑わせるところではしっかり笑わせ、暴走するところではしっかり暴走してと良い演技でした。アドリブでキャラ崩壊しまくってるにも関わらず、「このキャラにはこの声優以外考えられない」というレベルまで昇華してるのは採用したスタッフ・演じた声優両者のセンスの良さを感じます。

物語が進むにつれてロボット達も少しずつ笑いを理解し始め、1話と最終話を見比べると違いが分かるほど成長していきます。そしてその最終話では、まさかのハードSF展開に。この最終話の出来が素晴らしく、SF好き・ロボット好き・人工知能好きの人には最終話のために全話を見てほしいぐらいです。最終話の詳細は以下のネタバレへ。
{netabare}
最終話では、今までギャグのために用意されていた「ロボットと笑い」という問題に対して、SF小説も真っ青の展開を繰り広げます。主人公たちはあるロボットと出会うことでついに「笑いプログラム」を手に入れます。しかし、これは同時にロボットの全機能を停止させるプログラムでもあったのです。「ロボットが笑えるようになるということは、プログラムを無視できるようになるということ」。プログラムを無視できるようになったロボットは自らの存在意義を失い、停止してしまう。「人工知能と感情」というネタは大昔からありますが、「笑い=停止」と解釈したのはなかなか珍しいのではないでしょうか。そして今までの何気ないネタやセリフ、さらにEDの歌詞や制作委員会の名前までもがここに至るまでの伏線であったことがわかり、物語は作中最大の感動、そして最大の「笑い」へ向かいます。
{/netabare}
ニコニコ動画版ではTV放映版の最後に追加シーンがあるのですが、このシーンのおかげでSFアニメとしても、ギャグアニメとしても素晴らしい出来になっています。一話15分という短編ですので、興味のある方は一度見てみることをお勧めします。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

これが世に聞くフルMMDアニメねっ☆

MMDってなんぞやって方はMikuMikuDanceで検索を
このソフト、何が凄いのって2013年3月現在も“無料で配布”されてるので、誰でも3DCGモデルのアニメーションが制作出来てしまうこと


『gdgd妖精's』の一部でも実は用いられていたりもしまして、それなりの時間と根気とまあソコソコの知識を有している方ならプロ顔負けの作品を作り上げてしまうこともしばしば
今作はそんなMMDを用いてニコニコ動画等で公開する動画制作を行っていた所謂【MMD職人】をかき集め、さらに『gdgd妖精's』の仕掛け人でもある石舘光太郎を招いて“超低予算”“超短期間”で作られています


OPテーマにはニコ動等で著名な歌い手、Vロックのボーカル、アイドルなどとまあ一体何の共通点があったのかよくワカラン4人組によるJAMproject風のロボットアニメらしい熱い歌声の楽曲
EDテーマには今作の仕事を依頼されながらも満足に資料も貰えなかった無茶振りを嘆いたZAQさんによる、コミカルな歌詞のミディアムテンポのバラード
この2曲と安っぽい作りの割りに本格的なロボットアニメを意識したであろうOPアニメーションの戦闘シーンも見どころの一つです
(実際のところ、RUN=DIMとかをリアルタイムで観ていた世代にとっては割りと普通に観れちゃうわけなんですがねw)


内容は番組の冒頭にもあるとおり
↓↓↓
このアニメは
ロボットのかわいさを
お楽しみいただくため
邪魔にならない程度の
差し障りのない調査を
お楽しみいただく番組です


っておまw調査とか意味分からんぞってw


ぶっちゃけると【劣化版gdgd】(ある意味本当にgdgd?)と言っていいと思いますw
特に当の『gdgd』は2期で大きな飛躍(?)を果たしたのでよりコチラ側の出来栄えにはいささか不満が残ります;


1話15分で基本的には大まかに下の3つのパートに分割した構成のパティーン
これもまた『gdgd』を踏襲した作りでもあります


①脚本をもとにしたプレスコでの会話劇
「笑い」の概念を理解できていない3体の女の子(非戦闘ロボット)が「笑い」を独自調査、考察、実践してみるという内容のパート


②先述の無駄にカッコイイOPアニメーションに「笑える細工」をして、OPアニメーション内のこれまた無駄にカッコイイ戦闘ロボット達(と戦争の行方)に「笑い」はどういった影響を及ぼすのかを検証する
バンク映像に一手間細工をするという映像そのものをネタとするパート


③声優に所謂「モノボケ」をしてもらい、お互いに批評しあう最も即興性が現れるパート


皮肉にも『gdgd』と最も差が感じられてしまうのは声優のアドリブ力が問われる③のパートです
若手でも実力派が揃った『gdgd』に対し、さらに若い世代のキャスティングがなされた今作の声優陣にはやはりアドリブの経験が乏しく、軽快な掛け合いとは行かない場面も多々・・・;


また、声優といえば今作のもう一つ特徴たる平田広明さんによる控えめなツッコミのナレーションがあるのも蛇足に感じます
もちろん平田さん自身に落ち度があるわけも無く、単に掛け合いのテンポ感を悪くしている要因の一つと受け取られるからです


しかしながら、若いキャストやセミプロ級のスタッフの集まりというネガティブな一面も裏を返せば、柔軟性や即時性というポジティブな要素に変わります
日進月歩、それこそ毎週1話ごとに目まぐるしく変化する進化へと繋がっているのもまた事実
特に3体の中で最も人間らしいフォルムの「藤井」の表情変化が多彩になり、可愛らしくなっていく様
「森」役の大久保瑠美さんが半ばキャラクターを無視して強気に我を出してくるアドリブパートなど
スタッフ、キャストの成長を見守りながら楽しむ、という作品になっているのです


お粗末な作品ではあるのですが懐の深い方には受け入れてもらえるかもしれません
是非お試しあれ

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10

ケンちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

全ての前置きは最終話の為に!

※※※
文章は苦手で(ネタばれに注意も大変だし)短めの感触や印象を伝える程度が多いかと。
割と【まじめに・辛目に】ホシ付けてますので、作品の評価はホシをご参考にして頂ければと...
基準はプロフィールをご参照下さい。
http://www.anikore.jp/users/profile/54802/
※※※

人類は既に滅亡から70世紀以上経過しており、その世界はかつて人類が残した軍事用ロボットが独自の進化を遂げていた。
軍事用ロボット達はいつ終わるともわからない戦いを繰り広げていた。
この戦いを終わらせるべく、3体の非戦闘用ロボットがかつて人間が持っていた「笑い」を調査する。(あらすじより抜粋)


話は膨らむ【プレスコ】収録!
【アフレコ】(映像を先に収録して、後から声を充てる)の逆で、【プレスコ】(音声を先に収録して、後から映像を作る)によって作成された作品。

まあ評価はいつも通り辛めなのですが、アドリブの面白さが特徴的です。
1話の中で3部構成で、最後の物ボケコーナーが一番楽しいです。
個人的にフジイCV西明日香さんが面白いです。


実は『てさぐれ!部活もの』シリーズで、【プレスコ】を初めて知りました。西明日香さんは、鈴木結愛役をしています。

ラジオみたいな面白さがあるなと思っていたら、『てさぐれ!ラジオもの』なんてWebラジオもありまして、2013年10月5日から2014年3月29日までと2015年4月4日から6月27日(『てさぐれ!ラジオもの すぴんおふ』)まで、日テレオンデマンドおよびニコニコ生放送で配信していた全36回。

これがまた楽しくて、「ふ~んラジオもやってるんだ~」と調べると、西明日香さんはなんと、『たまこまーけっと』の北白川たまこCV洲崎綾さんと、『洲崎西』なる2013年7月2日から超!A&G+で放送されているラジオ番組をやっています。
このラジオ番組は、パーソナリティである洲崎と西が、新サービスや新商品を企画・提案して新たなビジネスの枠組みを生み出していこうとする"アイデア生産型バラエティ番組"。
同世代の女性声優同士によるトークの掛け合いが持ち味の番組。白熱した際の身を削りながらのトークの応酬は「ノーガードの殴り合い」と称されている。(ウィキ引用)
これが【爆笑級】です!!!

と思っていたら、2015年5月24日このラジオ番組イベントにて、『洲崎西 THE ANIMATION』(すざきにし ジ・アニメーション)の題名で、TOKYO MX・テレビ金沢・サンテレビにて5分枠の短編テレビアニメが放送されることが発表されました。

当然『洲崎西 THE ANIMATION』も、あにこれ[観たい棚]に移動しました♪


『てさぐれ!部活もの』シリーズで佐藤陽菜CV明坂聡美さんは、【プレスコ】作品の『gdgd妖精s』シリーズでコロコロ役をしているそうなので、『gdgd妖精s』シリーズもあにこれ[観たい棚]に移動しました♪


さらに、『てさぐれ!部活もの』シリーズで田中心春CV大橋彩香さんは、『魔法科高校の劣等生』で北山雫CV巽悠衣子さんと、『あどりぶ』なる、2014年4月12日から超!A&G+で放送されているラジオ番組をやっています。
先のラジオ番組『洲崎西』の公式ライバル番組だそうです♪


【プレスコ】がきっかけで、声優さんに注目すると随分話が広がりました♪


さて、話は最初に戻って戦争を終わらせる方法!
最終回に答えがあります。
そして、その答えはロボットじゃなくても...

投稿 : 2024/11/02
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