XEBECで学園なTVアニメ動画ランキング 16

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のXEBECで学園な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月05日の時点で一番のXEBECで学園なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

77.9 1 XEBECで学園なアニメランキング1位
這いよれ!ニャル子さんW(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1597)
9809人が棚に入れました
高校生の少年、八坂真尋の前に突然現れた銀髪碧眼の美少女は、自らをクトゥルー神話に登場する邪神・ニャルラトホテプと名乗り、しかも宇宙人であることを告白。
そこから始まるニャル子と真尋を中心とした、邪神(宇宙人)と地球人が入り乱れて巻き起こるトラブルだらけの日々…。
2012年、日本列島を揺るがした怒涛のハイテンション混沌ラブコメディが、よりカオティックになってカムバック!!
世界よ! これも日本のクトゥルーだ!

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

声優 松来未祐を偲んで視聴。 松来未祐さん、心よりご冥福をお祈りします。

【アニメキャラの魅力】這い寄る混沌の天敵!炎を身にまとう邪神「クー子」の魅力とは?
主人公である「八坂真尋」を襲う謎の怪物。その怪物から真尋を救い出した這い寄る混沌を名乗る少女「ニャルラトホテプ(ニャル子)」を中心に繰り広げられる宇宙的動画(コズミックアニメ)、それが『這いよれ! ニャル子さん』です。

クー子はニャル子と同じく宇宙からやってきた宇宙人。ニャル子とは宇宙幼稚園、宇宙小学校で一緒でした。一時期は自宅警備員をしていたそうですが、なぜか真尋を狙う組織、ノーデンスに雇われており、組織との戦闘中に再会します。今回は、そんなクール系(?)美少女である「クー子」の魅力についてご紹介いたします。

■クトゥグア星人
ニャル子が「ニャルラトホテプ星人」であるならば、クー子は「クトゥグア星人」。燃え盛るような赤いツインテールが特徴で、基本的に口数や表情の変化が乏しく少し堅めな言葉遣いをします(好意を寄せているニャル子の前では例外。とても色っぽくなります)。とはいえ、人付き合いが苦手というわけでもなく、ノーデンスから抜けた後に親戚のおじさんにお願いして、ニャル子と同じ惑星保護機構に就職したり、無職時代に有名ケーキ店の店員とネトゲで知り合いになり、貴重なケーキを手に入れたりと、なかなか社交性も高く、きちんと社会にも順応出来ているようです。

後に真尋と同じ学校へ編入して来た時、自己紹介では『八坂クトゥグア(ですが何か?)と名乗りました。真尋のクラスメイトで「歩くスピーカー」と呼ばれている「暮井珠緒」いわく「燃えるような赤毛のツインテールにクールな瞳、マニア心をくすぐるAカップ。」との事。

■ニャル子の妻
自称「ニャル子の妻」ということで、常日頃からニャル子につきまとっては目をそらしたくなるような恥ずかしい求愛行動を繰り返します。しかし、ニャル子自身はクー子には興味が無いどころか、逆に苦手と思われているようで、まともに相手にされたことがありません・・・。ニャル子の事になるとスイッチが入り、自分の世界に入ってしまうクー子。例えニャル子に無視されて放置されようとも、都合の良い妄想を炸裂させながらひとりでストーリーを展開させます。その想像力のたくましさはある意味羨ましいほど。

■灼熱の強者
「生きている炎」とも呼ばれ、ニャル子らニャルラトホテプ星人とは犬猿の仲です。真尋を狙う組織「ノーデンス」との戦いでは、ただでさえニャルラトホテプ星人の天敵のクトゥグア星人が切り札として用意されていた上に、そのクトゥグアが「クー子」であったため、真尋に「勝てるのか?」と問われても、ニャル子は言葉を濁して答えられませんでした・・・。そんなニャル子の反応通り、クー子の実力はニャル子に劣らないほどの強者で、身体の一部にまとった炎を駆使して戦かい、小型の浮遊砲台を出現させレーザーで攻撃する宇宙CQC百式が非情に強力。しかも、昔は2つしか出せなかったそうですが現在は少なくとも6つまでは出せるようになっています。

■彼女が愛したハード
生粋のゲーマーで、同じくレトロゲーム愛好家の真尋の母、八坂頼子とも意気投合しました。株式会社クトゥルーが開発したゲーム機「Xoth(エックスオス)」の熱狂的なファンで、クトゥルーからは敬意を込めて「クイーン」と呼ばれています。クトゥルーの次世代ゲームとして開発していた「Xoth731」が危険であることが分かり、破壊しなければならなくなった時には、自ら名乗りでて手を下しました。愛したハードだからこそ、せめて自分の手で葬りたいと思ったのでしょう。

なかなかの変人っぷりが目立つ彼女ですが、ゲームに対する愛情や熱意は本物です(ニャル子に対しても)。ちなみに、ラスボスまでいけずに困っていた「イス香」に、クー子が攻略法を教えてあげているシーンが一番のお気に入りです。

遂にスクリーンへも這いよります! 『這いよれ!ニャル子さんF』5月30日より新宿バルト9ほかにてロードショー決定!
昨年末に制作が発表された『這いよれ!ニャル子さんF』。このたび、なんとOVA作品として劇場公開もされることが決定しました! それに伴い、先行カットも解禁! 

2015年5月30日(土)より、新宿バルト9ほかにてロードショーを予定している「這いよれ!ニャル子さんF」は、人気を博したテレビシリーズ『這いよれ!ニャル子さん』に続く、完全オリジナルOVA作品。気になるその内容の詳細は、まだ明らかになっていませんが、キービジュアルと共に、今回解禁となった先行カットで登場しているニャル子のウェディング姿から、遂にニャル子と真尋が結ばれるのかと、期待が高まります!

<INTRODUCTION>
私は、真尋さんのことが、大好きです――。
「うー!にゃー!」そして「SAN値ピンチ!」の印象的なフレーズとともに、日本列島をお騒がせした邪神・ニャルラトホテプが、三度あなたに這いよります!
八坂真尋の日常は、自宅に居座るニャル子、クー子、ハス太の3人(?)の邪神に囲まれて、毎日賑やか。
ある休日。真尋の元に、話題のアミューズメントスポットのチケットを手に入れた同級生の珠緒と余市が現れて…?
今度のニャル子さんは、ついに真尋とウェディング!?
怒涛のハイテンションラブ(クラフト)コメディ!堂々完結!!

『アニメ流行語大賞2013』投票結果はこうなった!
年間大賞金賞に輝いたのは「にゃんぱすー(のんのんびより)」である。登場キャラクター宮内れんげが使用する言葉。「にゃんぱすー」とダルそうに言うのが人気でたようだ。

銀賞に輝いたのは「駆逐してやる(進撃の巨人)」だ。これは『進撃の巨人』の登場キャラクター、エレン・イェーガーが放ったセリフ。正確には「あいつら……駆逐してやる!この世から……一匹残らず」である。

銅賞は「俺はフリーしか泳がない(Free!)」である。水泳アニメ『Free!』で七瀬遙が「俺はフリーしか泳がない」と言うセリフ。ある出来事がきっかけでフリーにこだわるようになり、頑なにフリーにこだわり続ける姿、無口なのに「俺はフリーしか泳がない」だけはハッキリ発言する事が話題に。

4位:\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ!『這いよれ! ニャル子さんW』

2012年4月に第1期、翌年4月に第2期が放送されたテレビアニメ『這いよれ!ニャル子さん』の新作OVA制作が決定した。17日にディファ有明で開催されたスペシャルイベント『さらばニャル子 ファイナルカウントダウン』で発表された。

イベントの終盤、会場のスクリーンに“OVA「這いよれ!ニャル子さんF」制作決定”の文字が映し出された。詳細は明かされなかったものの、集結したファンから歓声が沸いた。
ニャル子役の阿澄佳奈は「ドラマCDの頃から、アニメ、イベントとここまでニャル子の輪が広がってきて本当にうれしい。次はOVAなのでさらにカオスな展開にも期待できる。これからもよろしくお願いいたします」と呼びかけた。
今回で3年連続となる同作のイベント。阿澄をはじめ、喜多村英梨、松来未祐、羽多野渉、大坪由佳、釘宮理恵、長澤剛監督が出演した。書き下ろしのオリジナル脚本で生アフレコを披露したほか、クイズコーナーなどが行われた。

2012年9月に公式サイト上で制作が発表された。2013年4月7日から6月30日までテレビ東京・AT-X他にて放送された。全12話。

W放映直前の2013年4月1日に公式サイトが「奥様はニャルラトホテプ」に更新され、第1話の冒頭にそのまま使われた。
またBlu-ray/DVD全巻購入特典『エイボンの書DVD』にはオリジナルアニメとイベント「邪神召喚祭」ダイジェストを収録。

2013年8月11日にZepp DiverCity(TOKYO)にて『這いよれ!ニャル子さん「邪神召喚祭」(昼の部)』と『這いよれ!ニャル子さん「邪神再誕祭」(夜の部)』が開催された。

オープニングテーマ
「恋は渾沌の隷也(こいはカオスのしもべなり)」
OVA版のみSEが付加されている。

エンディングテーマ
「よってS.O.S」(第1話、第2話、第6話、第11話、OVA)
「Wonderナンダ?片思い」(第3話、第8話)
「嫌いなワケLychee」(第4話、第7話)
「Sister, Friend,Lover」(第5話、第9話)
「愛クルセイダース†ストライバー」(第10話)
「キミのとなりで」(第12話)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 18

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

(/・ω・)/オープニングが超脳内侵食度が高くて、13年の作品の中で一番頭の中でリピートが止まらなかった曲でしょう。\(・ω・\)

ストーリー

高校生の八坂真尋はある夜道である怪物にいきなり教われましたが、そこに助けてくれたのはがクトゥルー神話に登場するニャルラトホテプの宇宙人のニャル子でした。その後ニャル子に深い愛情を抱いているクトゥグア星人のクー子、ハスター星人の癒し系の性格で照れ屋のハス太たちが八坂家へやってきました。
この物語は八坂真尋を中心としSAN値を低下させないする奇跡の物語!!

この作品の世界観

(」・ω・)」SAN値!(/・ω・)/ピンチ!\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ!
(」・ω・)」SAN値!(/・ω・)/ピンチ!\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ!
(」・ω・)」SAN値!(/・ω・)/ピンチ!\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ!
(」・ω・)」SAN値!(/・ω・)/ピンチ!\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ!
(」・ω・)」SAN値!(/・ω・)/ピンチ!\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ!

私の感想。

1期が終わった瞬間続編が出ないかそわそわしていましたが、続編が出ると聞いて血管の中で
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
が連続で叫んでいましたからね。
っと言うわけで、かなり楽しみでした。
そして、この作品は私が期待していたよりも楽しかったです。どのくらいおもしろかったといいますと、私が想像していたのは吸血鬼のDIOですが、実際は「世界(ザ・ワールド)」を持っているDIOでした。時間がとめられたように衝撃が走りました。

そして、この作品のキャラクターデザインは前期よりも可愛くなっていました。もちろんヒロインはチークや指がもっと赤くなっている所が最高でした。しかし、一番は真尋がなんだかかなり可愛くなっていて、最高でした。やはり主人公が可愛いですと、見ているこちらのテンションも上がってきますね。

だが、しかし、この作品のネタはこんなに危ないネタを使って平気なのでしょうか・・・
本当にギリッギリですよ!元ネタが分かる私ですから、おもしろいですがわからない人はどうなっているのだか・・ ってか、よくプロデューサーの首が飛ばなかったですねww ある意味奇跡ですよwww 

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品のオープニングや作品内で所々使われている 「SAN値」とは「正気度」を表すゲージみたいなものです。ショッキングな出来事に遭遇したり、宇宙的恐怖に関する知識を知ってしまったりした時にSAN値が下がるといわれています。
たとえば、いきなり目の前で内臓が破裂してしまった所を目撃しましまい、テンションががた落ちしてしまった時の事を「SAN値が低下する」っと言います。

オープニング

「恋は渾沌の隷也」
脳内侵食度が・・
グハッ・・(吐血)
頭の中が・・   グハ・・・
頭の中が・・・
ず~~と・・・
(」・ω・)」SAN値!(/・ω・)/ピンチ!\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ!
(」・ω・)」SAN値!(/・ω・)/ピンチ!\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ!
(」・ω・)」SAN値!(/・ω・)/ピンチ!\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ!
(」・ω・)」SAN値!(/・ω・)/ピンチ!\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ!
(」・ω・)」SAN値!(/・ω・)/ピンチ!\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ!
がとまらねぇ・・

あああああああああああああああああああああああああ
やヴぁい・・・
初めて聞いた時は2日間悩まされた・・・
どれだけ脳内侵食度が高いのだか・・・

曲はものすごく脳内侵食度が高いです。けれど、このオープニングの魅力はそれだかではありません。このオープニングのキャラクター説明は2期なので、ネタバレが無く、最高に楽しめました。本当にキャラクターたちが可愛すぎでした。もちろんメインヒロイン+ハス太の踊りは最高でしたが、この曲で注目してほしい所はあまり活躍しないモブキャラたちです。一気に紹介されています。意外と可愛いキャラクターたちが存在していました。
しかし、私的にはこのオープニングではニャル子が桁違いで注目されていて、その行動一つ一つが超可愛かったです。ああ~ とろけてしまいそう・・・

エンディング

「よってS.O.S」
ニャル子超かわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
所々出てくる
クー子超萌ええええええええええええええええええええええ
だか、一番は
ニャル子超かわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
私個人的な主張はこれくらいにしていて、このエンディングはスタンダートなエンディングな感じです。(注:オラオラや無駄無駄のあれではないですよ)最高な画像があり、最高な曲がある。これさえあれば飯の3杯や4杯は行ける。

「Wonderナンダ?片思い」
最高な曲なのですが・・ 
画像が・・
見ていると目が疲れてくる画像でした・・・
最高で可愛いのですが、
目が・・
何であんな目が疲れるような仕組みにしたのでしょうか?

「嫌いなワケLychee」
珍しく暮井 珠緒がメインとなっている曲です。前期ではあまり注目されていなかったので、気にしていませんでしたが、こうやってエンディングになるまで注目されると意識し始めます。
曲は始めは少々ウザイですが、後半は超最高に出来上がっています。

「Sister, Friend,Lover」
かなり可愛い曲です。キャラクターとその回にかなり合っている曲です。ある意味合いすぎて引くくらいあっています。画像は少々ひかいめにしていますが、かなりさいこうに仕上がっています。

「愛クルセイダース†ストライバー」
ネタバレになってしまうので、詳しくは言いませんが、最高な曲なのは私が保証します。

「キミのとなりで」
最終回いいいいいいいいいいいいいい
感動的な最終回にまさにふさわしい曲です。
感度した最終回!!
まさに神!!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 35
ネタバレ

メルヘン◆エッヘン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

終末のニャル子さん。Ⅲ期はのぞむべくもなく、おそらくない。いつのまにかだめアニメ化してきたのでは?

場当たり的展開で、まとまりがない。パクリだけでは面白くもない。そろそろげんかい。

都合、最後まで。もう、3期はないのだろうな。と予想。もう、いい。なんかもったい気がするんですね。

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もういい。なんでもやってくれ。なんだかんだいっても、大好きだー。軽薄と笑ってくれ、くー子が好きだ。くー子の声が最高だ。最新話までみた。

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迎えた第8話 「小さな恋のうた。」、ぼくの中でニャル子さんが復活を遂げました。こういうストーリーが観たかったのです。

{netabare}ニャル子のペット、<シャンタッ君>が<くー子>の手を借りて、幼女に変化します。変化したところで、会話ができないのはこれまでどおりです。 {/netabare}彼女?の思いは、まひろ君の役に立ちたい。{netabare} すなおで、けなげで、いじらしくて、いいじゃないですか。 シャンタッ君が一押しキャラクターだったという志向性も関係あるわけですが、この展開は嬉しかったですね。{/netabare} 楽屋落ちみたいな元ネタ議論は好みではないので、それは省くとして、キャラクター掘り下げは楽しみです。

※ところで、にんじん好きでしたっけ?

{netabare}第8話までで、シャンタッ君の中の人が黒子さんとはしっていたとはいえ、引き込みが好みでした。1話で「奥様は魔女」パロで使われていたBGMと共通でしょうか。黒子のナレーションもあって、まるで別の作品を観ているようです。(^_^) 両方観ている人は、より楽しめるかもしれませんね。{/netabare}

さて、折り返しを過ぎている段階の〝W〟各話はつぎのような評価を与えてみたいです。

◎ 第01話 「進撃の邪神」カラオケ最高!!
△ 第02話 「セラエノ図書館戦争」パクリ要素のみ
○ 第03話 「超邪神黙示録」都合
○ 第04話 「恋愛の才能」歩くスピーカーが悲しい
◎ 第05話 「嘘だと言ってよクー子」メインヒロイン交代か
◎ 第06話 「エンジテミル」ちょっと泣いた。
× 第07話 「プールサイド、血に染めて」ゴミ回、水着回
◎ 第08話 「小さな恋のうた。」いい話だな-。

以下、これまでのまとめ

第05話 「嘘だと言ってよクー子」からくー子のターンが続きます? それにしても、だんだんとくー子が可愛くなってくること。単なる「変態」だと思っていた1期の自分の位置づけが嘘のようです。

そして、まさかの、第06話 「エンジテミル」で、ぼくの中に奇跡がおきました。くー子が可愛くて生きるのがつらくなり、ニャル子に涙したのです。いや、まさかです。ほんとに信じられないのです。ニャル子の姿に、自然に涙が出てしまいました。<おい。実に、不覚です。まさか、「這いよれ!ニャル子さん」で、泣かされるとは。自分だけだったらどうしよう。(^0^;)

退屈した第7話 「プールサイド、血に染めて」では、{netabare}過ぎたるは及ばざるがごとし。オマージュも行き過ぎ注意です。正直だんだんむかついてきた。<<それでもがんばってほしいんだけどなぁ。

エフェクトかけているだけで、静止画の多用にしかぼくの眼には見えなかった。うーん。こんなシリーズだったっけ? {/netabare} それまでの6話ぐらいまで感激していたので、落差が激しいのです。別の見方をすればなくて良かった回かも。

蛇足0 ファッション{netabare}
まひろは別として、おおむねくー子やニャル子のファッションがそれなりに工夫されています。ふつうにおしゃれ。親近感がもてます。特にくー子はいい。彼女らに比べて、まひろ君は緑チェックシャツに代表されるように地味です。彼は水着まで緑チェックなので、よほど好きなのでしょうね。(^▽^) センスがない。{/netabare}

蛇足1{netabare}
※ところで、何度も繰り返してるうちに、新しいオープニングに中毒気味になっています。1期オープニングの圧倒的な評価には及ばないでしょう(あれは一種の事件だった){/netabare}

蛇足2{netabare}
よけいな話です。ぱくりでも、オマージュでもどのように表現しても構わないのだけれども、それ「だけ」で作品つくって楽しいの? 脚本書いてて楽しいの? 演出も面白いの? 静止画でいいの?
あまりパロディやオマージュのたぐいが多すぎて、疲れてしまいます。

元ネタがわからなくても、進行/鑑賞に問題がないようにしてほしい。知識や記憶力、生育環境を競い合うわけでもないのだし、ネタも古すぎてわからない世代の方も多いような気がします。とはいえ、どんどんばからしく炸裂してほしいです。

ネタを知っていても面白くないよ。たまさか40年前の歌の歌詞とか瞬時脳内理解できても楽しくないよ。そればっかりなの? それがどう面白いわけ? もちろんそれが楽しい人もいっぱいいるのはわかるのだけれども、物語のピースにうまく当てはめていたからこそ、職人技を感じるわけで、無理矢理、ストーリー展開(単話完結であっても)にあてはめても、質を損なうだけだとかんじるぼくのような人もいるでしょう。1期と2期はもしや質的に違うのではないかという気持ちが強くなってしまうのはこういうところなのかもしれません。うーん。

「ニャル子さん」はそういうものだというのなら納得するしかありません。ただ、一抹の寂しさを覚えるのも確か。たまたまの回であることを願って。

一方、心配もあります。当初のエフェクトで「予算があるうちに」とくー子が言っていたのは、いろんな意味で現場の叫びだったのだろうか。うー。それはそれでしのびない。やるせない。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 40

83.4 2 XEBECで学園なアニメランキング2位
這いよれ!ニャル子さん(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (3022)
16694人が棚に入れました
高校生、八坂真尋はある日、夜道で怪物に襲われるも突如現れた謎の少女に救われる。その少女は、自身がクトゥルー神話に登場するニャルラトホテプそのものであると語り、また自身が宇宙人であること、真尋が他の宇宙人に狙われており、自分が護衛として派遣されたことなどを告げるのだった。

声優・キャラクター
阿澄佳奈、喜多村英梨、松来未祐、釘宮理恵、新井里美、國府田マリ子、久川綾、羽多野渉、大坪由佳、草尾毅、島田敏

たばこ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.1

劣悪な衆愚アニメの決定版

「衆愚政治」という言葉がある。
平たく言うと、「大衆迎合型の政治」だ。
つまり、ただひたすら大衆の人気取りにのみ終始する政治のことである。
指導者に理念や思想は無く、意思決定もしない。なぜなら、大衆の「よろこぶこと」だけをしていれば、指示を得ることが出きるからである。


同様に、「衆愚アニメ」という言葉がある。
(もちろん今、私が作ったので、できたての言葉だ。)

平たく言うと、「大衆迎合型のアニメ」だ。
つまり、ただひたすら大衆の人気取りにのみ終始するアニメである。
アニメ制作サイドに理念や思想は無く、「作りたいアニメ」というものも無い。なぜなら、大衆の「よろこぶこと」だけけを見せてやれば、人気を得ることが出きるからである。

では、いったいこの「衆愚アニメ」のどこがいけないのだろうか。
皆が喜ぶなら、それはそれでいいじゃないか。

結論から言うと、「駄目駄目」なんである。

もう、完全に、まるっきり、駄目だ。

まだ3話までしか見ていないが、はっきり言える。
(*最終話まで視聴済み)

このアニメは、完全に終わっているのだ。

皆が喜ぶからといって、何でもかんでももろ手を挙げて賞賛していいってもんじゃない。

そこには「喜び方」と「喜ばせ方」の2つの問題がある。

●視聴者の喜び方の問題

だいたい、このアニメを見て楽しんでいる人がいたとして、いったいそれはどのような「楽しさ」なのだろうか。このアニメに楽しめる要素があったとして、それはいったいなんなのだろうか。
おそらく、次のようなことだ。

「ニャル子さんがかわいい」
「オープニングの歌がはまる」
「(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!」
「織り込まれるパロディギャグが面白い」
「お色気要素があって、ブヒブヒ」
「やる気の無いイケメン主人公がかわいい」

まだまだ、あるかもしれないが、大体こんなところだろう。

で、だ。

この中にひとつでもいい、何か「新しい楽しさ」があるだろうか。
自分が予想もしていなかった楽しさがあるだろうか。

断じて、無い、と言い切れる。
全て、折込済みの、経験済みの楽しさのはずだ。

どこかの、何かしらのアニメで、すでに体験している楽しさを、ひたすら木偶のように繰り返し繰り返し体験しているだけに過ぎない。

悪い意味で、全く期待を裏切らないアニメなのである。

すでに慣れ親しんだ、安心して楽しめる要素を、まるでスルメを噛むように、くちゃくちゃといつまでも、何度でも楽しみつづける。

街灯に群がる蛾のように、死ぬまで、ひたすら、同じ場所をぐるぐると回り続ける。

もちろん、こうした楽しみ方をそれはそれで「是」とする意見もあるだろうし、それも悪くは無いのかもしれない。

が、それと同時に失うものもある。

こんな糞アニメを高く評価することが、何をもたらすのかは明白である。

第2、第3のスルメを増産することになる。

スルメアニメの拡大再生産。

まさにアニメ暗黒時代の幕開けである。

何の新鮮味も無い、完全なるテンプレート化した、2次、3次創作アニメが跋扈するようになる。

間違いない。

●制作者の喜ばせ方の問題
もっとも腹立たしいのは、このアニメの制作者サイドである。
その薄汚い魂胆が丸見えなのだ。

ヒロインのニャル子ひとつとってみても、ヒロインのテンプレ記号である「アホ毛」しかり、アスカとかハルヒを代表する「肉食系女子」しかり、とにかく、全て、丸パクリだ。

ギャクにしても、パロディといえば聞こえはいいが、やっていることは、単なる「後乗り」に過ぎない。

主人公の男も同じ。「ちょっとやる気のない、草食系男子」の量産型だ。

あらゆる面において迎合的だし、独創性が皆無で、全ての要素が剽窃だ。

これは、クリエイターとしての職務放棄と言っても過言ではない。

本来、制作サイドってのは、どうにかして視聴者の期待の上を行く作品を作ろうとするべきだし、そうであるはずだ。
本当に面白い作品ってのは、そうした製作者の熱が伝わるものだ。
そういう作品は、見終わった後に、仮につまらなかったとしても、少なくとも意気込みだけは伝わるものだ。
「ああ、こういうことがしたかったんだろうけど、上手くいかなかったんだね」と。

しかし、このアニメには、一切そうした意気込みが感じられない。というか、むしろ、そもそもそんな意気込みは無いのだろう。

こんな糞ほどの価値も無い、大衆迎合アニメを作っておいて、もし金以外に目的があるのであれば、聞いてみたいものだ。


まだ、序盤の第3話までしか見ていないし、もしからしたら、後半で、驚くほど「本当に」面白い展開があるのかもしれない。

そのときは、このレビューを書き直そう。

が、おそらくその可能性はほぼゼロだろう。
(2012年4月28日時点)


●最終話視聴後の感想追加

まあ、もうくどくどと説明するまでもなく、文句無しでつまらなかったんだけど、終盤はもう、なんていうか、

●気の毒だな

とさえ感じた。

例えるなら、

「冴えない男がモテるために恋愛マニュアル本を熟読して、そのノウハウをひたすら披露しまくって、合コンの序盤こそ人気あったんだけど、終盤には女の子に飽きられちゃって、最後は隅のほうで一人寂しく、残り物の枝豆をつまんでる絵」

的な気の毒さがあった。

もう正直叩く気さえ起きないほど、ただひたすら可哀想なアニメだった。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 62
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

40秒で帰宅しな!

40秒で帰宅すると電話口で伝えて待つこと十数分。母親は帰ってまいりました。
単に「40秒」と言いたかっただけで、ここで「40秒ではない」と指摘するのは無粋なことなのです。

どっかで見たこと聞いたことのあるパロディ満載なコメディ劇。もともとはGA文庫大賞受賞作だとか。2012年の作品。全12話。
タイトルだけは知っていてMXでやってたのでとりあえず録画。そんなきっかけです。

【主要キャスト】
ニャル子(CV阿澄佳奈) 八坂真尋(CV喜多村英梨) クー子(CV松来未祐) ハス太(CV釘宮理恵)

なにものか異形に襲われてる真尋が宇宙人ニャル子さんに助けられるところから。
なんでも日本のオタク文化は宇宙人に好評で希少価値が高く、それを狙ってなんとかかんとか。あんまりまじめにとらんほうがよろしいかと思います。ということであらすじは省略。
ラブのベクトルもいい加減↓

 ニャル子♀ ⇒ 真尋♂
 ハス太♂  ⇒ 真尋♂
 クー子♀  ⇒ ニャル子♀
 八坂真尋♂ ⇒ ニュートラル

2番目と3番目がなんかおかしい。真尋以外ががっついてるのもあってヒロイン真尋を巡る争奪戦の様相を呈しております。貞操を死守する主人公でした。


 パロディ満載のベクトルおかしいラブコメ


まとめるとこんな感じ。
パロディのネタ元を知っていれば笑えるし、知らなくても間やテンポが良いので楽しめないということはありません。あにこれ内でもそれなりな評価の高さには納得できるオリジナリティとコントの作りこみっぷりです。


肝心な感想。好みかどうかであれば好みではありません。何度も寝落ちしました。完走したのは松来さんへの敬意でしょう。
遡ること3年くらい前。不肖このわたくし“ぺー”は深夜アニメの世界を知りませんでした。

{netabare}三年前のあの時、まだお前を知る前・・・{/netabare}

きっとあの頃ならこのように呟いてたことでしょう。。。

{netabare}「あー、、、オタクさんってこういうの好きそうだよね~(棒)」{/netabare}

やや訓練…いや研鑽を積んできた現在でもちょっと敷居高いです。
元ネタ知らないから、が理由ではありません。

・主要キャストが電波すぎる
・アニメ的デフォルメされたキャラには感情移入しづらい性質
・微百合も男のムスメもありがたくはない
・話に脈絡がない(まあ求めちゃダメな作風ですけど…)
・アニメ声全開キャラソン


あくまで“非ヲタなオトナの視聴に耐えうるアニメ”を基準のひとつとしている私には合わなかっただけのことです。
ただし、元ネタを想像してニヤッとすることも多々。
{netabare}※第9話予告でキタエリさんに「あたしってホントバカァ~」と言わせちゃいかんよねとか。{/netabare}

煮えきらなくてスミマセン。切って捨てたい気分が勝っているのに、意外とついていけちゃう安心感。
嫌よ嫌よも好きのうち!?な試金石となる作品だったかもしれません。ご興味あればどーぞ!




※余談

■這いよる混沌

クトゥルフ(クトゥルー)神話が大元らしいです。この単語については初耳でした。
ざっと言うと、今から100年くらい前のアメリカ人作家の創作神話。

そのなかの神々の一人“ニャルラトホテプ”のキャッチフレーズのひとつが

“這いよる混沌”

ということみたいですね。なるほど。。。


受け売りですが『神話』ってそれを持って無い人達からするともの凄く羨ましいものらしいですね。
ヨーロッパだとギリシャ神話が心のふるさとみたいなとこありますよね。そこからつまはじきされて新大陸に活路を見い出したのがアメリカの発祥だったような。今から200年前のいわゆる“モンロー主義”なる孤立主義は今も脈打つアメリカンスピリットだったりします。
ある意味、欧州と袂を分かったからこそ、経済が絶好調だった100年前の1920年代&世界恐慌の1930年代の乱高下する世情にアメリカなりの『神話』が求められたような気がするなあと思うのは私だけでしょうか。寄って立つものが欲しい的なやつ。

本作は創作神話をさらにパロった作品なので心配してませんが、民族の拠りどころみたいなとこあるんで普通は取扱注意ではあります。
もともと日本にはギリシャ神話や北欧神話をパロディにした作品がけっこうあるクセに怒られた記憶がありません。『聖闘士星矢』がフランスでウケるのって『因幡の白うさぎ』をディズニーがアニオリリメイクして大ヒット!みたいなもんかしら。想像できないですね。つくづく不思議でなりません。



視聴時期:2020年10月~12月 

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2020.11.28 初稿
2021.09.16 修正

投稿 : 2024/11/02
♥ : 37

イムラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

古き良きオタク像

<2022/10/23 追記>
ニャル子さんがパチスロになるそうですよ
なんで今頃?
しかもこんなマニアックな笑

最近のパチ界はアニメの版権ものが大多数を占めています
ここ一年位で流行ったものだけでも
リゼロ、レールガン、ガンダムUC
近年低調だったエヴァも昨年でた最新機は異常な人気でいまだに満席、順番待ちなんだそうで
でもこれらはアニメファンなら誰でもタイトルくらいは知ってるような有名作。

なんで今ニャル子さんなんだろう?

<2021/1/1 初投稿>
2021年一発目のレビューがなぜかこれ 笑。
原作ラノベは昔、アニメ本放送時の視聴前に少し読みました。

年末まで東京MXで再放送してたので久しぶりに視聴して、あれこんなんだっけ?と思ったのでレビューです。

なにが「あれ?」かというと「主人公がちょっと変な宇宙人オタク美少女ニャル子に無茶苦茶迫られる」だけの作品にしか見えない。
なんかもっと異様な感じがあった気がするのだけど。

でしばし少考。

あ、そーだ。と思い出したのがフラッシュアニメ。
本作放送より前にフラッシュアニメがあって、自分はそこが入り口でした。
そのアニメは本アニメより原作準拠なところが一つありまして。
それはニャル子の正体。

原作でもニャル子は宇宙人だし、美少女でもあるのですが。
でも実はその正体「見るもキモい不定形生物」
確かフラッシュアニメでは正体晒すシーンではモザイクがかかってました。
エロい意味じゃなくて、ゲロとかウ○コとかと同じ扱いw
そういう、ぐっちょんぐっちょんのひたすら気持ち悪い異生物。
それがニャル子だ!

そんな性別すらよくわからんようなキモい不定形生物に思いを寄せられ困惑する主人公の真尋(まひろ)くん
それが「這いよれ!ニャル子さん」だったはず。

ところが本アニメではニャル子さんの正体がとことんomitされてます。

まぁ、それじゃ客が付かんだろうという制作側の大人な判断だったのかもしれません。

でもなあ。
あのなんとも言えない、一筋縄でいかない感じが消え失せちゃってるんですよね。
なんか勿体ない。

これじゃニャル子がただの可愛い女の子で、
それを全力で拒否する真尋は、訳もわからず頑なに宇宙人を嫌がるジェンダーが理解できない保守派の人のよう。

ニャルラトホテプというクトゥルフ神話で最も人気のトリックスターの気味の悪さ、得体の知れなさが背景にあってこそ本作は初めて面白いし、笑えるはずなのに。

(と言っても私はクトゥルフ神話読んだことないです。
せいぜい、菊池秀行の描く異形がクトゥルフ神話とやらの影響を受けてるらしい、とかダーティーペアのペットのムギの由来がクトゥルフ神話に出てくるクァールとかいう生物らしい、ぐらいの知識です)

とここまで、本アニメで物足りなく感じたところを挙げてみました。
でもでも、本アニメも面白いところあります。

それは原作から受け継いだ「オタク」
それも「古き良きオタク」

つまり、パロディの嵐ですよ。
細かいセリフにも混ぜ込んでくるので、多分全部は聞き取れない、理解しきれない。

1番のベースはクトゥルフ神話ですが、
他にも涼宮ハルヒだったり、北斗の拳だったり
ニャル子さん、真尋の声優さん繋がりでWORKING!!のパロディは朝飯前。
1分に一回以上、パロあります。
探すの大変。

こういう楽しみ方って最近あまり聞かないですね。
もうそういうオタク観は古いのでしょうか、と少し淋しくなったり。

自分はアニメオタク、と自負できる方にはオススメしたい奇作です。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 30

79.3 3 XEBECで学園なアニメランキング3位
To LOVEる-とらぶる-ダークネス(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1220)
7475人が棚に入れました
物語は『TL』最終回の数日後から始まる。ララが結城家の居候となってからリトの日常は大きく変化し、現在の結城家は、従来の住人であるリト、美柑の兄妹に加え、ララや彼女の妹であるナナ・アスタ・デビルーク、モモ・ベリア・デビルークも居候する状態となっていた。姉のララ同様、リトに恋心を寄せるモモは、『TL』最終回でリトが春菜に告白しようとする場面を目撃していた。その後、ララの言葉を聞いたモモは、自分やララ、春菜など、リトに思いを寄せる女子が全員幸せになる方法としてリトを中心とした美少女ハーレムを思いつき、その実現を目指して行動を開始する。一方、リトの命を狙う刺客として登場した宇宙人の殺し屋・ヤミは、リトやララとの交流を経て、地球で平穏な生活を送っていたが、ある日、彼女に一人の少女が話しかけてきた。その少女は黒咲芽亜といい、彼女のマスター・ネメシスとともに、ヤミを殺し屋として復帰させる「ダークネス計画」を目論んでいた。こうして、モモが実現を目指す「ハーレム計画」と、ヤミをめぐる「ダークネス計画」の2つの計画を軸に、物語が展開されていく。

声優・キャラクター
豊崎愛生、福圓美里、渡辺明乃、戸松遥、矢作紗友里、伊藤かな恵、花澤香菜、名塚佳織、柚木涼香、新井里美、能登麻美子、櫻井浩美

nk225 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

Rayさん待望のニNEWシングルが7月29日リリース! 7月より放送のTVアニメ『To LOVEる‐とらぶる‐ダークネス 2nd』のOPテーマに!

ララが結城家の居候となってからリトの日常は大きく変化し、現在の結城家は、従来の住人であるリト、美柑の兄妹に加え、ララや彼女の妹であるナナ・アスタ・デビルーク、モモ・ベリア・デビルークも居候する状態となっていた。
姉のララ同様、リトに恋心を寄せるモモは、リトが春菜に告白しようとする場面を目撃していた。
その後、ララの言葉を聞いたモモは、自分やララ、春菜など、リトに思いを寄せる女子が全員幸せになる方法として「リトを中心とした美少女ハーレム」を思いつき、その実現を目指して行動を開始する。
一方、リトの命を狙う刺客として登場した宇宙人の殺し屋・ヤミは、リトやララとの交流を経て、地球で平穏な生活を送っていたが、ある日、彼女に一人の少女が話しかけてきた。
その少女は黒咲芽亜といい、彼女のマスター・ネメシスとともに、ヤミを殺し屋として復帰させる「ダークネス計画」を目論んでいた。
こうして、モモが実現を目指す「ハーレム計画」と、ヤミをめぐる「ダークネス計画」の2つの計画を軸に、物語が展開されていく。

第1話「Continue 〜コンティニュー〜」
モモとナナが同居を始めてから、リトの日常はますます大混乱!
目を覚ますとモモがベッドに潜り込んでいたりと、リトの気は休まる暇がない。
ある日、モモたちはララに内緒で彩南高校の一年クラスに転入を決める。
モモはさっそくクラスの男子に囲まれ、ナナはそれが面白くない。
そんな中、ナナは窓際に立つお下げの少女に目を留めた・・・。

第2話「Doubt and Dish 〜疑惑と料理〜」
先日リトを襲った謎の敵の目的は、ヤミを本来の殺し屋に戻すことだった!
ヤミを信頼しつつも、どこか不安をぬぐえないリトとモモ。
そこに美柑に料理を習うため、ヤミが結城家を訪れる。
まるでリトを狙うかのような包丁使い、ふるまわれる謎のたい焼き入りみそ汁...と、
ヤミの真意が分からないリトは緊張の連続に...!!

第3話「Each speculation 〜それぞれの思惑〜」
リトに興味を持った芽亜はトランス能力でリトの精神にダイブし、そこで「ハーレム計画」を知る。
自分とモモ、どちらがヤミを引き入れることができるか...このゲームに芽亜は目を輝かせるのであった。
一方、新たな「ハレンチ要員」芽亜の登場に、唯はリトへの意識を強めていた。
しかも偶然リトと一緒に下校することになり、唯のドキドキは最高潮!
その様子を見かけたモモは、唯をハーレムに引き入れるべく裏工作を開始する!!

第4話「True smile 〜過去と友達と笑顔と〜」
芽亜と彼女のマスターの手引きで、宇宙の殺し屋・「暴虐」のアゼンダが彩南町に現れる。
かつてヤミに倒されて名声を失ったアゼンダは、復讐の機会を求めていたのだ。
一方、ヤミは殺し屋としての自分の立ち位置に迷いつつも、美柑と一緒の平凡な毎日に満足を覚えていた。
そんなヤミの腑抜けた姿を見たアゼンダは、卑劣な策を胸に密かに笑う...。

第5話「A Man? Woman? 〜変わり行くもの達〜」
アゼンダを攻撃しなかったヤミを問い詰める芽亜。
しかしヤミは妹に「人のぬくもり」を知って欲しいと説く。
姉の言葉の意味が分からず、芽亜は混乱。
沈んだ様子の芽亜を心配したナナは、彼女を元気づけるため、春菜の飼い犬のマロンやペットたちを紹介する。
可愛い動物たちに囲まれ、芽亜は自然と笑顔になっていく...が、マロンたちの間では、プライドを賭けたペロペロ合戦が始まろうとしていた!?

第6話「Metamorphose 〜変わり行く時…〜」
ララの発明で女の子(リコ)になったリトは、着替え中にモモ&芽亜に乱入され、裸をもてあそばれて大変なことに!
その最中、芽亜はモモのハーレム計画への協力を申し出る。
互いに何やら企みを抱きつつも、モモと芽亜の同盟が結成されるのであった。
その後、何やら悩んだ様子のルンがリトを訪ねて来る。
ハーレム計画を進めるため、モモはルンとリトのデートのセッティングを買って出るが・・・!?

第7話「Sisters 〜幸せの発明品〜」
ララの発明品で大騒ぎのいつもの結城家。
今回の発明品は、ナナのおっぱいを大きくするという画期的アイテムだった!・・・が、案の定欠陥品で、今度はモモが貧乳になってしまった!?
そんなララの発明品がらみのトラブルは昔からのことらしく、モモは子供の頃の思い出を楽しそうにリトに語る。
しかしララのトラブルの裏には、ララの妹たちへの深い思いやりがあって・・・。

第8話「Bad mood 〜幸せの絆〜」
ここ最近、頻繁にリトの布団に潜り込んだりと、妙に積極的な様子のモモ。
兄の様子を監視しつつも「二人が恋人同士になってしまったら...」と、美柑のドキドキは高まるばかり。
そしてその気持ちは、いつしか自分の居場所がなくなる不安に変わっていった。
その心労もあってか、美柑は夏の日差しにあてられて下校中に倒れてしまう!
その時美柑を助けたのは、沙姫に仕えるクールな先輩・九条凛だった。

第9話「True self 〜闇の中の素顔〜」
セリーヌが学校に持ち込んだララの発明品で、リトとヤミの手がくっついてしまった!
発明品の効果が切れるまで、二人は手をつないで過ごすことに...。
かくしてヤミは結城家に泊まることになるが、トイレもお風呂も一緒という境遇に、リトは緊張で爆発寸前!
その一方、ヤミはリトの手の温もりから、過去に自分を育ててくれたある女性を思い出していた...。

第10話「Past 〜明日につながる記憶〜」
セリーヌが学校に持ち込んだララの発明品で、リトとヤミの手がくっついてしまった!
発明品の効果が切れるまで、二人は手をつないで過ごすことに...。
かくしてヤミは結城家に泊まることになるが、トイレもお風呂も一緒という境遇に、リトは緊張で爆発寸前!
その一方、ヤミはリトの手の温もりから、過去に自分を育ててくれたある女性を思い出していた...。

第11話「The right thing 〜生き方って何?〜」
リトたちの協力により、再会を果たしたヤミとティアーユ。
不器用ながらも生みの親を思いやるヤミの姿に、見守るリトたちもほっと胸をなで下ろす。
そんな二人の様子を知った芽亜は、ティアーユに自分たちの「兵器」としての側面を否定されたと感じて、感情をたかぶらせる。
事情を知らないナナはそんな芽亜を心配し、何とか元気づけようとするのだが...?

第12話「Room 〜乙女の想い〜」
彩南高校に、モモに憧れる男子たちのファンクラブ「V・M・C」が発足!
大勢の男子に囲まれて悪い気はしないモモであったが、どこへ行くにもファンクラブがつきまとってきて、
自由にリトに近づくことができない。
しかもその日から、リトは父親の手伝いで仕事場に泊まり込み、家でも会うことができない...。
会えない寂しさが募るモモは、リトを体育倉庫に呼び出して熱烈アプローチをかける!!

Rayさん待望のニNEWシングルが7月29日リリース! 7月より放送のTVアニメ『To LOVEる‐とらぶる‐ダークネス 2nd』のOPテーマに!
TVアニメ『To LOVEる‐とらぶる‐ダークネス 2nd』OPテーマでRayさんの6枚目のシングルとなる「secret arms」のが7月29日にリリースされることが発表されました。また、この楽曲は作詞作曲をClariSの「コネクト」やLiSAの「oath sign」などを手掛けた渡辺翔さんが担当しています。

【アニメキャラの魅力】ハレンチは許しませんっ!鉄壁ガードの風紀委員「古手川唯」の魅力
『To LOVEる -とらぶる-』は、可愛くてセクシーな美少女に定評のある『BLACK CAT』でお馴染みの、矢吹健太朗先生&長谷見沙貴先生が贈る、主人公「結城リト」を中心に描かれたラブコメ作品。そして「古手川唯」は、リト達の通う学校の風紀委員をしています。今回は、そんな彼女の魅力について紹介したいと思います。

■鉄壁ガードの女の子
長い混じりけのない真っ黒な黒髪にきっちりとした凛々しい顔。 性格も生真面目一筋で、風紀委員らしく学内の風紀を乱す行為は許せません。やりたい放題な「リト」や「ララ」に対しても、容赦なく取り締まろうとします。

口癖は『ハレンチな!』。特に主人公の「結城リト」に対して、強く敵対心を抱いており、彼のせいで学内の風紀が乱れるのだと決めつけています。あまりにも堅苦しく、何でもガチガチに規制してしまうのも良くないとは思いますが、自分の芯をしっかり持っている女の子は信頼できて好感が持てますよね。少しだけ“お固すぎる感”は否めないですが、彼女の持つ“いかにも大和撫子”という雰囲気は本当に素晴らしいです。ちなみに着痩せするタイプのようで、文化祭の衣装のために採寸を測られた時には他の女子達も驚いていました。

■鉄壁の内に隠された優しさ
リトが学校の風紀を乱していると校長に申し出て、リトに「停学」もとい「停女子との会話」を執行します。しかし、リトが女子と話さなくなってからも相変わらず学内の風紀は乱れたまま・・・。もしかしたらリトのせいではなかったのでは?と考えます。しょんぼりしているリトを見て、勘違いならば酷いことをしたと反省・・・。彼の様子を観察して、本当のリトは人のために自ら飛び込んでいける、とても優しい男の子なのだと気付くのです。

リトに対しての誤解が解けた唯の“もじもじしている姿”はとても可愛らしく、リトも思わず赤面するほど。キリッとした唯も凛々しくて素敵ですが、緊張や堅苦しさの抜けた彼女は、思わずドキッとしてしまうほどの美少女っぷりです。しかし、結局はリトがまたハレンチをやらかしてしまい、元の彼女に戻ってしまうわけですが・・・(笑)。少しだけ前よりも変わったような気もします。

■唯の正しさ、みんなの正しさ
文化祭のため、張り切って出し物の案を考えてきた唯。しかし、用意してきたのは「書道の展示」に「地域研究」と、あまりにも堅苦しい選択肢であったために皆の反応はイマイチ・・・。見かねた猿山が代わりに場を取り仕切り、皆の意見をうまく吸い上げてアニマル喫茶をしようとまとめ、みなも乗り気になりすぐに役割分担も決まりました。

一生懸命考えて来たのにどうしてだろう・・・?と悩む唯。後に夕暮れの校舎裏でひとりポツンとしているところを、春菜に話しかけられて全てを打ち明けます。「家族みんながだらしがなくて、せめて自分だけはしっかりと間違いのないように生きてきた。」「間違っていたのかな・・・」とつぶやく唯に、春菜は「間違ってないよ」と励まします。誰かが正しくて誰かが間違っているというわけでなく、文化祭はみんなで楽しんで協力してやるのだというリトの言葉を教えてくれました。

その後唯は、張り切って文化祭の準備を始めます。それを見たクラスメイト達は、悩みを克服した彼女を優しく迎え入れるのでした。

黒い長髪に生真面目な性格と、古風な美少女を思わせる「古手川唯」。だらしのない家族を引っ張るため、せめて自分だけはと頑張ってきた彼女。ララや春菜といった友人たちとの付き合いの中で、自分や誰かを否定するのではなく、人それぞれの正しさを受け入れることを学びました。家族のために厳しくなった唯もひとつの魅力的な姿ですが、皆に優しく微笑む唯もまた、隠されたもうひとつの魅力的な「古手川唯」なのです。

2012年4月1日の「アニメ コンテンツ エキスポ2012」にて制作が発表された。
同年10月より12月までTOKYO MX、サンテレビ、BS11他にて放送された。全12話。4年ぶりにBS放送局でも放送されるが、第1期でのBS-TBS(旧:BS-i)からBS11に変更となった。
なおお色気シーンではこれまで同様白光、湯気などで自主規制が行われている(第2期と違い、AT-Xにおいても解禁はされていない)。
内容的には原作19話までと幾つかの番外編がOVAも含めて、ほぼ忠実に再現されている(中には幾つかの話が結合されていたり、順番が入れ替わっている話もある)。
2013年3月17日に行われたイベント「To LOVEる-とらぶる-ダークネス ~ハッピー・サンデー~」にて、新作アニメの制作が発表された。コミックス第5巻限定版に短編と第0話を収録したDVDが同梱され、コミックス第6巻、第8巻、第9巻各限定版にもDVDが同梱された。

オープニングテーマ
「楽園PROJECT」(第1話 - 第10話、第12話)
第11話はOPがないため未使用。

エンディングテーマ 「ファールプレーにくらり」
(第1話 - 第9話、第11話 - 第12話)
第10話はEDがないため未使用。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 27
ネタバレ

yapix 塩麹塩美 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

アカデミックな手法によるダークネスの存在意義への一考察

VMC影の総帥かく語りき(前に書いたレビュー)
{netabare}『To LOVEる -とらぶる-』 → ハチャメチャエロラブコメfeaturing戸松遥
『もっとTo LOVEる -とらぶる-』 → ハチャメチャエロコメ ハーレムソース ラブを添えて
と前2作にキャッチフレーズを授けた私であるが、
今作のレビューにあたってはたと困ってしまった。
1作目→2作目と進化(?)してきたこのシリーズであるが、
事実上の3作目となるこの作品で幾分趣を異にしたように感じられる。
この趣の変わったところをどう表現すればいいのか?
エロコメと言っていいのか?
エロ要素もコメ要素も主成分であることに疑いの余地はないのであるが、
エロコメと言ってしまうとちょっとニュアンスが違うような・・・
「エロコメ」という言葉は「ラブコメ」の派生語というか
その延長上にある言葉であり、どうもしっくりこない。
この作品においてはラブストーリーという側面は大きく後退している。
前2作の主要テーマであった「リト・ララ・春菜」の三角関係は、
今作においていは脇へ追いやられてしまった。
変わって今作の主軸となったのは、一つは「リトのハーレム計画」であり、
もう一つは「金色の闇の過去とこれから」である。
「ハーレム計画」の方はエロ要素をグンと高める効果が、
「金色の闇の~」の方はストーリー性を増す効果がそれぞれある。
これらを踏まえて、あえて名付けるなら・・・
ハーレムエロストーリーwithコメディバトルアクション 時にはラブも込めて
かな?

ダークネス最高!!
モモがエロくて可愛くて!
闇がえっちいのが嫌いで可愛くて!
古手川が真面目で可愛くて!
ナナがツルペタで可愛くて!
みかんが小学生で可愛くて!

なんかダークネスになってから色々吹っ切っているような気がする。
前からエロ全開だったんだけど、
エロに理由なんかいらないよね?
必然性がないと脱ぎませんとか関係ないよね?
みんなエロが大好きだよね?
って言う製作陣の気持ちがビシビシ伝わってくる!
そうだよ!
みんなエロが大好きなんだ!!
おっぱいもお尻も全裸もパンチラも大好きだ~~~!!!
エロい声はもっと好きだ~~~~!!!!!

モモの気持ちは恋なのか?
自覚が無いゆえのハーレム計画なのか?
とても気になる。
明らかになった闇の過去、
芽亜とマスターとの今後の展開は?
凄く気になる。
早く2期やってくれー。

おまけ
ザスティン・・・回想シーン以外に出番なし。それも1回きり。
校長・・・意外と出番あり。相変わらず作品1の変態。
霧崎 恭子・・・出番なし。

最後に、
私が気づいた限りのパンツの色を記すことでこのレビューを締めたい。
モモ ピンク
ナナ 薄い水色若しくは白
古手川 イエローと白
闇  白
芽亜 ピンク縞々
春菜 ブルー
ティア 紫{/netabare}

2ndに向けて復習することとする。
今回は学術的なアプローチを用いダークネスの真髄に迫ろうと思う。

第一話
モモ  半裸 全裸 パンチラ(白?)×3
ララ  全裸 パンチラ(薄いブルー?)
闇   パンチラ(白)×2 
古手川 パンチラ(ピンク)

第二話
芽亜  パンチラ(ピンクと白の縞)×2
モモ  パンチラ(ピンク)×3
闇   全裸(美柑とセット)
美柑  全裸(闇とセット)
古手川 パンチラ(薄いブルー)

第三話
芽亜  全裸 パンチラ(ピンクと白の縞)
モモ  全裸(追憶) パンチラ(ピンク)×5 ヨダレ顔×3
ナナ  パンチラ(水色)
古手川 パンチラ(ライトイエロー) 下着姿(上下ライトイエロー)→全裸→シャワー→裸ワイシャツ

第四話
闇   パンチラ(白)×2 鞭に打たれて半裸
美柑  着替え パンチラ(白?)
ララ  バスタオル
モモ  シャワー
ナナ  裸(上半身)
春菜  パンチラ(水色)

第五話
ナナ  スク水 パンチラ(白?)×5 舌技責め(愛玩動物系)
芽亜  スク水 パンチラ(ピンクと白の縞)×4 舌技責め(マロン)
闇   スク水 パンチラ(白)
モモ  スク水
春菜  触手責め(巨大軟体動物系)
リコ  パンチラ(イエロー) 着替え(パンツ一丁)

第六話
リコ  パンツ一丁(イエロー)→一糸纏わぬ姿 弄ばれ(モモ&芽亜) 
モモ  パンチラ(ピンク)
芽亜  パンチラ(ピンクと白の縞)
ルン  パンチラ(ピンク?) メタモルフォーゼ→全裸

第七話
モモ  パンチラ(ピンク)
闇   極限まで食い込むパンツ→ノーパン制服(静のサイコキネシス)
ララ  パンチラ(ライトブルー&グリーン(追憶)) ショートパンツの脇からチラリ(ピンク)×2 着衣の著しい乱れ(半裸)

第八話
モモ  パジャマの上&パンツ(白)
古手川 シャワー→下着上下(薄ピンク)
美柑  シャワー パンチラ(薄ピンク)
九条  下着(スポーツブラ&白)→全裸

第九話
静   シャワー&洗いっこ(with御門) 全裸(憑依中)
御門  シャワー&洗いっこ(with静)
闇   パンチラ(白)×2 トイレ姿(降ろされたスカートとパンツ) シャワー&洗われ(byナナ)
ナナ  脱衣&シャワー

第十話
闇   全裸(幼少期)
ティア パンチラ(紺) 全裸(眼鏡&ストッキング着用)

第十一話
ナナ  パンチラ(薄いブルー?)
芽亜  パンチラ(ピンクと白の縞)×2 おっぱいポロリ
静   触手責め(植物系)
ティア 触手責め(植物系)

第十二話
ナナ  パンチラ(薄いブルー)
ララ  パンチラ(薄いブルー)
古手川 パンチラ(薄いピンク)
天条院 パンチラ(薄紫?)
モモ  入浴 スク水アイス(妄想) ショートパンツの脇からほんのチラリ(色判別不能)

結論
えっちぃのは大好きです。


 





 

投稿 : 2024/11/02
♥ : 35
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

劇薬臭が極端に上昇してます 3人の頭脳戦が光る リューク「やっぱ宇宙人っておもしれー」でも欲望に忠実にならないで

メアの中の人は小日向未来
ネメシス様はラストオーダーか(戦国乙女桃色のヒデヨシ)
劇薬臭が大きくなっているかどうかが分からない
描写にもよるけど

矢吹健太朗さんはジャンプスクエアに異動した矢先リミッターやフラストレーションを解除したみたいに描写を濃くしたからなあ
でも自分はジャンプの方がまだ良かった。こっちではまだ制限があるからね

皆は宇宙人に対してフランクな対応をするのだろうか
ケロロの場合でもそんなに驚くことは無かった日向一家もその一つだ
悪いが純情にとってのハーレムは地獄の一環にすぎない

武器が人間ごっこをやってて楽しいか?
ヤミは武器の心を思い出してリトを無事に殺せるのだろうか?
まあ殺したってアニメが成り立つかどうかは分からないけどね

3人の頭脳戦を今後原作でも期待します
{netabare}ドSと植物使役を武器にハーレムという地獄(天国)を創造することを目論むモモ
リトを殺すために宇宙から来たヤミだが、人間の心を理解しつつある途中である。このまま心が変換されるのだろうか。そして母との再会は心に更なる変化が生じるのか
ハーレム計画を阻止し、ヤミに武器の心を植えつけ、リトを殺すことを促すため宇宙から来た第二世代のアサシン、メア。
彼女も人間の心を植えつけられるのだろうか
マスターの謀略で自らが捨て駒扱いとなり、殺されるのだろうか
それとも全く別の結末が起こるのか?
ララと春菜達は蚊帳の外になったのだ・・・多分{/netabare}

原作ではついにマスターであるネメシス様が現れた
貴女を倒せば全てが終わるんだ・・・
それともモモのドSな心に負けて人間の心を植えつけられるのだろうか(ラスボスだから精神力で根負けすることはないだろう)

漫画における追記
{netabare}ネメシス様強かったな(ドS部分では、あのモモが押し負けてたぞ!?動きは完全にトキィです)
でも力押しはせず様子を見るのは悪役らしいな、ヤミさんのダークを見るまで様子を伺うようだ
同時にフッケバイン一家や沙倉さんを思い出した
さていつになったらラストバトルをすることやら{/netabare}

音楽はやっぱ前回と同じくボケっとしてはいるが戦闘が入るとかっこよくなる
白い盾がしっかりと張られているな
それでいいのです。(でも数は前のシーズンと比べて多い、視聴対象は17禁でもいいレベル)
また、少し描写が暗めに設定してある
流石ダークネスだ
OVAと5話の舐める行為は流石に危険と思った
(いいイメージとは全く言えない)

4話
{netabare}捨て駒(暴虐のアゼンダ)の登場です
んでもって俺の大嫌いな凌辱の時間です(こんなものに愛は一切含まれていない。全て破壊するべきだ)
深夜アニメだったら友達を殴ってナンボだが
モモはやっぱネウロ並みのドSを振りまくな(でも本当のドSはダウンタウンの浜ちゃんだと思う、アニメだったらぷるるんやネウロやカーチャさんを越えられるか?){/netabare}

7話
{netabare}何気にオリジナル要素も入れてきました
モモさんアンタ余計なイメージを膨らまし過ぎだ(それは考えられないフラグだから)
ララさんは非常に妹思いなんだ(嬉しい限りだ)
これをアスナさんの声質でやった方が良かったかも{/netabare}

ヤミさんの母親も来たし、メアの闇も判明した
ここまでは原作通り、これで完全な終わりは無くなった
早く原作が進んでほしい

12話
{netabare}欲望のみに走るVMCの面々の登場です
「お前らみてえな一兵卒に用はねえ!何もすんじゃねえ!!」
って言いたくなる
因みに代表は2人だけですwww
欲望に走る男は(基本は)主人公になれないって深夜では相場が決まっているからな{/netabare}
今後の修羅も期待します
尚、2014年に発売されるゲームは17禁です
スタイルは完全に閃乱カグラを真似ている模様、衣服破壊あるのだろうか?

投稿 : 2024/11/02
♥ : 21

69.8 4 XEBECで学園なアニメランキング4位
れでぃ×ばと!(TVアニメ動画)

2010年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (820)
5675人が棚に入れました
小学生の頃両親が亡くなって叔父の家にひきとられた日野秋晴はある日テレビで見かけた元女子校で超名門お嬢様高校・白麗陵学院へ新設された従育科コースへの編入を決意、試験に合格し入学を果たす。
しかし目つき極悪・左眉傷跡・逆立てた茶髪・とどめに耳には三連ピアス(安全ピン)という絵に描いたようなヤンキー外見で、生徒達(大半はお嬢様)を怖がらせてしまう。そんな中、小学生の頃の同級生で数々のトラウマを作らせたトラウマメーカーの腹黒娘・彩京朋美に再会する。またセルニア=伊織=フレイムハートからはその外見から不審者と間違えられ、追われる身になる。それでも秋晴は少しずつ学校に慣れ、彼を取り巻く人間関係も徐々に変化していく…。

声優・キャラクター
興津和幸、川澄綾子、中原麻衣、小清水亜美、釘宮理恵、後藤麻衣、日高里菜、伊瀬茉莉也、佐久間紅美

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

何かと闘うアニメ。

ちょっと視たら絵も内容も「かのこん」と似てる・・
同作者の漫画が原作?とか思ったら別人のラノベ。
キャラクターデザイン・総作画監督 - 高見明男
2010年。全12話。「Ladies versus Butlers!」

非ぬ誤解に真摯に対応しサクセスする♪気がつけば
ハーレムというドリームジャンボな特盛りアニメ?

キャラが気に入れば傑作?結構笑えるギャグも多い。
内容は極普通の萌えなのでキャラ依存度が高く酷評
もあり得るかな?似てるのいっぱいあるし。
OP/ED/挿入歌など声優。内容も声優萌え依存かな。
TV放送は大量の光が差し込んだり湯気が発生した?


御嬢様同士の御上品な視殺戦や巧みな話術(舌戦)
による淑女たる戦いに翻弄されるラッキースケベ・・
もぃ・・とっても不幸な少年の非日常を綴る物語。

元女子校で超名門高校・白麗陵学院に新設された
従育科コースへの編入試験に合格して入学をした
日野 秋晴(興津和幸/田中晶子(幼少時代)が主人公。

白麗陵学院高等部1-C従育科所属。日野 秋晴・・
目付きが悪く眉には傷がある。逆だった茶髪・・
耳には三連ピアス・・ヤンキーそのものの外観に
純粋培養な御嬢様に戦慄が走る・・
登校初日に不審者と誤解され、追われる破目に・・

小さな切欠と少しの変化ですか・・そんなものが
降って湧いたら苦労などしませんわ・・

そんな穏やかな日常を憂う学園最強の御嬢様?
セルニア=伊織=フレイムハート(中原麻衣)の前に

貧相顔に品のない服装・・御嬢様にとっては不審者!
が現れ・・とんでも無い自体に・・

何とか誤解を解いて収拾をつけてくれたのは・・

嘗て秋晴に強烈なトラウマを與えた恐ろしい幼馴染。
彩京 朋美(川澄綾子)過去に何があったのか・・今後
の学園生活はどうなっていくのか・・

腹黒御嬢様。傲慢御嬢様。小国の姫様。世界的モデル。
伝説の脱女。男装女子。合法ロリ。ドジっ娘。男の娘。
BL腐女子。気障男。煩悩男。こんなもんだったかな?

キャスト

彩京 朋美(川澄綾子)秋晴の幼馴染。可也腹黒い。
白麗陵学院高等部1-C上育科所属。遠回しの嫌味が得意。
母親の再婚で庶民から世界有数の大企業の令嬢になった。
成績は、学年主席。普段は上品かつ品行方正に振る舞う。
非常に勝気で秀才肌だが、それを決して表に出さない。
趣味は陰謀を張り巡らせることと読書。寝起きは最悪。

セルニア=伊織=フレイムハート(中原麻衣)
白麗陵学院高等部1-C上育科所属。高飛車な御嬢様。
イギリスの「紅き羽根の水鳥」の紋章を持つ名門貴族
の直系筋にあたる日英クォーター。結構な努力家だが、
白鳥のごとき生き様を目指しているので表には出さず、
常に高貴な佇まいを目指しているものの、空回り気味。

大地 薫(釘宮理恵)白麗陵学院高等部1-C従育科所属。
秋晴のルームメイト。特に男性に対しては過剰な反応。
幼い頃から山奥の祖父の家で育てられた為に、話下手。
忍者の家系で運動神経は非常に高い。料理の腕前も優秀。

桜沢 みみな(日高里菜)白麗陵学院高等部2-A上育科所属。
かつて心臓の病気で進学が遅れていた為、現在は19歳。
外見は小学生にしか見えず、言動も幼い「合法ロリータ」
雑誌で特集される程の画才がある。絵を描のは大好き。

四季鏡 沙織(後藤邑子)白麗陵学院高等部3-C上育科所属。
痴呆に近い「天然」な性格で、頭は悪く間抜けそのもの。
早苗の姉。世界レベルでトップクラスの美少女。
いきなり自分から服を脱いだりすることが多々ある。

四季鏡 早苗(小清水亜美)白麗陵学院高等部1-A従育科所属。
実家が没落して高等部から従育科へ編入した。沙織の妹。
可也の間抜けでドジを踏み、転んでは器物損壊を繰り返す。

鳳 水蘭(早見沙織)白麗陵学院高等部1-A上育科所属。
客家と華僑の混在組織の長老の孫娘。長身の眼鏡っ娘。
内気だが心優しい性格で、男性が若干苦手。比較的常識人。

アイシェ(花澤香菜)白麗陵学院高等部2-A上育科所属。
中東某国からの留学生。実家は世界でも有数の大富豪。
アーフラム教という宗教の敬虔な信者。

ヘディエ(戸松遥)白麗陵学院高等部2-A上育科所属。
アイシェの侍女で常に付き従い、彼女の世話をする。
彼女にとってアイシェ以外は塵芥。アーフラム教を狂信。

ピナ(後藤麻衣)白麗陵学院中等部3-B所属。
北欧の小さな島国・スフォル王国の第一王女。
魔法少女アニメ「マジカルディーバ」の大ファンでオタク。

深閑(佐久間紅美)従育科教師長(兼任で理事長補佐)。

天壌慈 楓(伊瀬茉莉也)理事長兼用務員。BL腐女子。

風祭 大吉(川田紳司)白麗陵学院高等部1-A上育科所属。
上育科唯一の男子で自称「灯一郎」はソウルネーム。
超ナルシスト。運動神経は抜群で頭も良い。構ってちゃん。

三家 満(藤村歩)白麗陵学院高等部1-B従育科所属。
実家は旅館。料理他家事が得意で家庭的な性格。
女装すると女子生徒を遥かに上回る程の美少女となる。

轟 慎吾(川上貴史)白麗陵学院高等部1-B従育科所属。
伊達メガネにオールバック、似非関西弁(出身地は茨城県)
常時煩悩エネルギーからくる下心丸出しの言動が特徴。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ハーレムアニメ・・・。このタイプのアニメは廃れていくの巻

随分昔に見たアニメでして、ほとんど覚えていないのですが、なんせつまらんかった!ってのは記憶にあります。

こういうタイプにアニメって何で全部同じに見えるんでしょうね。「Princess Lover」、「いちばんうしろの大魔王」「おまもりひまり」「いちご100%」や「君が主で執事が俺で」でもそうなんですが、ストーリー構成はほぼ同じ。ハーレム要素が入っているなか、メインヒロインが一人いて、そのキャラを中心に物語を進める。
こんなマンネリ、王道アニメがこれ以上増えないことを望むばかりです・・・。
ハーレムでいえば「IS」もそうなんですが、ISはロボットという新要素とやたら可愛いキャラを取り入れたことで今までとは違う展開を繰り広げを可能とし、パターン化していたストーリーからの逸脱を成功させていました。
単に新要素を組み入れれば良いという訳でもないのでしょうが、少なくとも「違い」をISは示すことを出来ていたと思います。

しかし、これは「IS」だけの話であって、最近の全てのハーレムアニメが新要素を取り込んでいる訳ではなく、まだまだパターン化は進んでいることが他の作品からわかります。
「まよチキ!」「真剣で私を恋しなさい!」「ハヤテのごとく」「星空に架かる橋」「ドラゴンクライシス」「あそびにいくヨ!」「そらのおとしもの」「百花繚乱 サムライガールズ」などは今だ昔の流れを組んでいるといっても過言ではないでしょう。

流れからの離脱は難しい。ハーレムアニメは基本キャラクターが可愛い。すると、メディア展開や関連グッズなどの幅広げが出来やすくなる。例えば、キャラのポスター、ぬいぐるみ、フィギュア、そしてドラマ化、漫画化、小説化など。こういうメディア展開がどれだけのベネフィットを齎すかは詳しく知らないんですが、結構な収入を得られるのではないでしょうか。
少なくとも、ワンピースのチョッパーなどは関連グッズだけで物凄い稼いでそうです・・・汗w

しかし、だんだんこの固定ハーレムパターンは廃れていくでしょう。最近のアニメを見れば判りますが、町おこしに関連したりする傾向があります。「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」、「たまゆら」、「らき☆すた」、「けいおん」などを見ても判るようにアニメが持つ社会的影響力を逆手にとって町おこしに役立てる傾向が見えはじめています。
まぁこれが原因で思想的なアニメが少なくなると懸念している人もいますが・・・。

何にせよ、この「れでぃ×ばと!」という作品は一昔前のハーレム傾向をもろに影響された作品です。
ストーリーもあまり内容が無く、先の読める展開。作画がちょっと特徴的でキャラも判りやすい裏表のあるヒロインとツンデレヒロイン。
しかし、こういった作品を好む人がいるのも確かで、好きな人には楽しいでしょう。
私には不向きですが・・・。

投稿 : 2024/11/02
♥ :

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

テンポを崩さない微エロと笑い。

『れでぃ×ばと!』はラノベ原作、1クール(全12話)の微エロ・学園・執事・ラブコメディアニメです。

このアニメは毎回毎回組み込まれている微エロが主となっているラブコメディですが、ただの微エロアニメというわけではなく、意外と笑えるシーンや会話が多いところが特徴です。 エロと笑いのテンポの良さがこのアニメの良い点だと思います。

こういったアニメは一度見てしまえば、後はそのまま全話見てしまうものです。加えて1クールアニメである事ですから、同じジャンルの他のアニメと比べると比較的見易いアニメだと私は思います。
しかしながら、間違いなく見る人を選ぶアニメです。おそらく嫌いな人は嫌いでしょう。


設定は『ハヤテのごとく』に近いモノがあります。まぁ、基本が執事のアニメですから。ハヤテと異なる点といえば、それは年の差でしょうか。れでぃ×ばとは一応、年齢的にも皆高校生ですので。それにしっかりと学園モノの展開もあります。

作画に関しては若干抵抗のある人もいるでしょうけれど、どのアニメでも言われている様に要は慣れです。1話、2話ほど見てしまえばキャラデザが気にならなくなるはず。そして同じく慣れてくればどの女性キャラも可愛く感じるものですよ。

また、女性キャラ一人一人にしっかりと目を向けられていおり(彩京 朋美とセルニア=伊織=フレイムハートが主に活躍?しますが…)、キャラのインフレが起こっていないところが良い点です。そもそもキャラ設定自体が良いと思いました。


このアニメで笑いのタネになっているものは、彩京とセルニアのやり取りでしょう。あの二人の姑息な争いや談には笑わせられたものです。彩京が毒を吐き、セルニアが金色のドリル(髪)を回しながら怒り狂う…というワンパターンな談なのですけれど、それでも結構笑えます。
まぁ私的にはセルニア=伊織=フレイムハートという名前自体が既にツボでしたが。

暇をしている貴方。まだこのアニメをまだ未視聴であるならば是非見て下さいな。 完成度は高い方だと私はと思います♪

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15

65.8 5 XEBECで学園なアニメランキング5位
輪廻のラグランジェ(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (806)
3982人が棚に入れました
主人公・京乃まどかは故郷である千葉県・鴨川の海を心から愛する女子高生。「困っていることがあったら、助っ人しちゃう」のが売りの「鴨女ジャージ部」、ただ一人の部員として、今日も元気に活動中の17歳。ある日、謎めいた美少女・ランと出会ったまどかは、一目見て彼女を同志と思い込み、熱烈にジャージ部に誘う。ひょんなことから部員が増えて、まどかは大喜び。そればかりか、ムギナミという不思議な転校生がまどかのクラスにやってくる。ゆるふわな性格のムギナミは、軽いノリでジャージ部に参加。 まどか一人だった鴨女ジャージ部は、一気に三人に増え、やがて鴨川を守る希望の星となっていく…!

声優・キャラクター
石原夏織、瀬戸麻沙美、茅野愛衣、野島健児、吉野裕行、松岡禎丞、興津和幸、能登麻美子、浜田賢二、井口祐一、保村真、田中理恵、藤村歩、川田紳司、山口立花子、三森すずこ、浅倉杏美、南里侑香、野水伊織、森谷里美
ネタバレ

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

感激のコラボレーションここにありo(*^▽^*)o~♪

■輪廻のラグランジェの世界はこんなんですよo(*^▽^*)o~♪
Production I.G原作のオリジナルアニメーションで千葉県鴨川市が舞台となってるんですね♪
鴨川と鴨川シーワールドのイメージが強いですけど、山も近く海も綺麗な自然豊かな街並みを忠実にそして鮮やかな作画で描写しているのです♪

主人公の京乃まどか[kyouno]ちゃんはとっても明るくって元気な女の子!
困っている人がいると何でも手助けしたくなっちゃう性格で、鴨川女子高校での部活動も彼女にぴったりでした♪
その名は「ジャージ部」…(;・∀・)ハッ?
部員はまどか一人なのです…Σ(^∇^;)エッ! それじゃあ同好会じゃんw
活動内容…人助け(o^-')b グッ!
鴨女「ジャージ部」拡大を目標に毎日精力的に活動していると…ついに部員確保!?
ランと言う女の子と同士となったまどかは、彼女のお願いを聞くことに!!
「あなた、ロボットに乗れる?」‥‥‥‥‥‥ ∑(〃゚ o ゚〃) ヘッ!!
ランに出逢い手助けすることになった彼女の運命が大きく変わることになったのは言うまでもありませんでした( ゚∀゚ )

って事で「輪廻のラグランジェ」はロボットアニメなんですね♪
しかもロボットのデザインをNISSAN自動車のカーデザイナーがデザインを手掛けるという新しい試みがあったのですヽ(`▽´)/
女の子が乗るロボットらしく、女性らしい曲線美を生かしたデザインになっていて、デザイナーの大須田さんは普段内装のデザインを手掛けているので、ロボットのコックピットも洗練されていて見所の一つと言えるんじゃないでしょうか♪


■日記『まどかの一日♡』を読んだ私の日記 φ( ̄∇ ̄o)
◯月△日
{netabare}
公式サイトにアップされている『まどかの一日♡』読んだよ♪
まどか、プール掃除ご苦労様でしたo(*^▽^*)o~♪
でも…「プールの神様」ってすぐ信じちゃダメだよwww
それにね…プールをでっかいゴミ箱とカン違いする人なんていないからね(>▽<;; アセアセ
そりゃーまちこ先生に怒られるって!
それと南田先生って藻マニアw
どんだけ藻を持ってってあげたん?
今日はまどかがかなり天然って事を発見♪ まる。{/netabare}

◯月■日
{netabare}
今日の活動は試食係だったんですね(^▽^)/
「さんが焼きバーガー・まどかスペシャルNo.12(仮)」って試作品No.1~11があったって事だよね!とっても気になる~♪
さんが焼きはなめろうを使った南房総の漁師料理だよね!
落花生も千葉県産は有名だね!めっちゃ値段高いのがw
さんが焼きに何でも入れちゃう浩さんはかなりのチャレンジャーなのね!
まどか以上にプラス思考の人発見(。・w・。 ) ププッ
さんが焼き食べた事ないから今度ご馳走してね~。 まる。{/netabare}

◯月×日
{netabare}
テスト期間中なんだね~!!
大変だねって…オイ!!
田んぼの草刈りとテスト勉強を天秤にかけないでww
またまちこ先生に怒られてるじゃん!まぁまどからしいけどね!
ところで、みちとさちと一緒にテスト勉強したみたいだけど…
まどかぁ…勉強でも頼られるジャージ部を目指そうね(。・w・。 ) ププッ
今日はまどかの諦めの良さを発見。…まる。{/netabare}

△月◎日
{netabare}
怪我をしたトンビを助けてあげるなんてえらいぞまどか!さすがジャージ部!
バード部部長の鳥居さんもきっと喜んでいるよね♪
でもね…恩返しのお礼でトンビが油揚げ持ってくるなんて(ヾノ・∀・`)ナイナイ
もう、まどかったらトンビがいなり寿司に見えてるじゃない!!
今日はまどかがとっても食いしん坊だって事がわかりました。 まる。{/netabare}

△月◆日
{netabare}
今度はテニス部あかねちゃんの緊急依頼だったんだね♪ジャージ部も大変だ!
ところで、まどかってテニスやったことあるの?(゚ロ゚;)エェッ!?ない…
ルールも知らないでよく試合に出たよねw
で試合の方は勝てたの…(ノ´▽`)ノオオオオッ♪すごい!さすがまどか!
ジュースの力で勝てたって?…(;・∀・)ハッ?
「ジュース」じゃなくって「デュース」だよwww
ルール知らなくってよかったね!
今日はまどかの運動神経の良さと食いしん坊を再確認! まる!{/netabare}

△月※日
{netabare}
鴨川沖に古代文明が沈んでるって本当なの!?
でもこういう噂は周期的に話題になるよね~♪
また7年後にお店も大忙しだねw
がんばれまどか!鴨川ピラミッド発見の日は近いぞ!?
鴨川を全世界にアピールする野望を知った日でした。 まる。{/netabare}

△月★彡日
{netabare}
今日はジャージ部のトレードマークのジャージを新調したんですね♪
浩さんから命じられなかったらいつ新しくするつもりだったの…?w
私もさち、みちと同じで、何でいつも同じ色って思ったけどお姉ちゃんが初めてのバイト代で買ってくれたんだってね!
優しいお姉ちゃんって羨ましいな♪
(*'ω'*)......ん?「ジャージおろしの儀式」ってwwwww
ジャージを馴染ませるって大変なんだ…
ウォーキング1時間、砂浜ダッシュ20本、着たまま昼寝3時間w
今日はまどかのジャージに注ぐ愛情の深さを感じました! まる!{/netabare}

■月▽日
{netabare}
夏の鴨川は賑わうよね!おっ菊川製氷さんのトラックがエンスト!!
ジャージ部の出番だね(^ー^* )フフ♪
海の家のかき氷を守るのが今日のお仕事だったんだね!
(・・。)ん?氷を自転車で海の家まで運んでる途中で迷子と遭遇!!
ここはやっぱり放っておけないまどかだよね!えらい!
結局2人分の氷しか運べなかったみたいだけど、菊川製氷さんもまどかの好意にきっと感謝してるよ!
今日は鴨川を愛するまどかの正義感を再確認。 まる。{/netabare}

■月★日
{netabare}
夏休みなのにやっぱり忙しいジャージ部のまどかに、わたしの方がまじそんけいです♪
「ジャージ部 拡大!」がんばれまどか!
細かいことは気にしないまどかの事が大好きです。
アニメでの活躍の方も楽しみにしてるからね♪
                                     大きく、まる!
                                      [おしまい]{/netabare}


■総評
この作品は思わぬところで忘れられない作品となりました♫
実はアニメの内容どうのこうのではないんですよね…(^o^*;
主題歌を初めて聴いたとき、あっ(゚o゚*)この曲いいかもって思ったんです!
そこで調べてみると…なんと知る人ぞ知るRasmus Faber(ラスマス・フェイバー)がプロデュースしているって…
アニメとJAZZが大好きなσ( ̄∇ ̄*)アタシにとっては衝撃的すぎて、オロオロヽ(-0-ヽ)Ξ(/-0-)/オロオロしてしまいました(^=^;
日本のアニメが大好きなスウェーデン出身のハウス・ミュージック・プロデューサーとして知っていて欲しい人なんですよねw
しかも中島愛ちゃんとのコラボなんてファンとってはヽ(*⌒∇^)ノヤッホーイ♪って感じでテンション
(´∀`∩)↑↑なのですw
さらにED曲の方でもアニメ『ARIA THE ANIMATION』との絡みもちょっとだけあったのです♪
Rasmus Faberについては後述してますので興味のある方は是非参考にしてみてくださいね(*^0゚)v

で、肝心のアニメの方は分割2クールの作品だったみたいですね♪
ってことは1期を観ただけで作品全体の評価するのは難しいのかなって思うんですけど、視聴するかどうかの判断基準は公式サイトの「まどかの1日」か最初の1話を見れば充分かなって思います♪
まどかの個性を前面に押し出したシナリオ構成となっていて、1期観る限りではロボットアニメというよりも、学園青春アニメって色合いが濃かったような印象だったのです。
なのでまどかの事を好きになれないとあまり面白味を感じられないかも知れませんね…でもわたしはまどかのこと大好きなので応援しながら観てましたけどね(≧ ౪ ≦๑)☆彡

ちなみにロボットアニメって、戦争背景ってとっても大切なファクターだと思うのですρ(・д・*)コレ
「何のために戦っているのか」っていう根本的な概念が希薄だったので、学園での明るいイメージもあってかメリハリがなく重みがない印象となってしまっていたのが残念だった気がします。
シェルターに避難する人々のシーン一つとっても、戦争に慣れているかのような落ち着きぶりで、イマイチ緊迫感が感じられないし、戦闘シーン自体が軽くかっこ良く魅せるだけのファクターとしかなっていなかった印象で残念でした。
もちろん必要以上に重いシリアス展開はこの作品には必要ないとは思うのですけど、せっかく鴨川の綺麗な街並みを忠実に描いているのですから、「戦争」に対してもうちょっと現実感と説得感のある作風に仕上げて欲しかったかなぁって思ったりもしましたC= (-。- ) フゥー
でも洗練された変形可能ロボットの「ヴォクス」の美しさを活かした優美な演出と、スピード感溢れる戦闘シーンはラグランジェらしく個性的で、甘美な気分にさせてもらいましたのでとっても良かったです(*^▽^*)

戦争のシナリオはseason2に期待するとして、キャラについてはまどかを筆頭に魅力的な面々が揃っていたと思います。
まどかの愛機「AURA」って『風』っていう意味の素敵な名前だと思うんですけど、「みどり」って呼んじゃうのがまどからしくってwまる。
過去に母を亡くして心を閉ざしていたまどかは、従姉のようこの姿を見て今の元気で明るく前向きな女の子になったわけですけど、その恩を還元するかのように鴨川を愛する気持ちや仲間を想う気持ちが良く表現出来ていたと思います。
ジャージ部の活動を通して、まどかを中心に鴨川の街や自然があり、そして仲間や住人達いて、とにかく一体感があって微笑ましく思いながらまどかを見ていました☆⌒d(*^ー゚)b グッ!!
まどかに引っ張られる形で親交を深めていった「わん!」と「かしこまり~!」の今後の活躍にも期待したいですね!
それではいざseason2へ≡≡≡ヘ(*--)ノ ………ミ(ノ;_ _)ノ =3…って録画出来てなかったのです…
(。>0<。)ビェェン


■Rasmus Faber(ラスマス・フェイバー)ってこんな人なのですρ( ̄∇ ̄o)
数々のハウス・ミュージックを手掛けてきたラスマスの魅力は洗練された音楽センスにあると思います(*^^*)
今でこそハウスプロデューサーとして活躍していますけど、若いころのジャズピアニストとしの経験が今の彼の楽曲に反映されているのだと思うのです。
ハウス系でありながジャズの魅力である自由な発想とアレンジ感を取り入れた流麗で迫力のあるサウンドは聴いていて楽しい気分になれるんですよね♪
そんな小気味良い楽曲が多いので、是非一度は聴いてもらいたいアーティストの一人です(^ー^* )フフ♪
ちなみに日本との関わりはアニメからだそうですw
坂本龍一さんや菅野よう子さんの影響を受けていることもあって、ラスマスがプロデュースした
「プラチナ・ジャズ - アニメ・スタンダード」シリーズはまさに必聴の価値ありですよ♪
とくに「オネアミスの翼」なんか鳥肌モノです♪古っww
そんな「プラチナ・ジャズ」と坂本真綾さんに楽曲提供した「sayonara santa」のPVをどうぞ(^^♪

★「プラチナ・ジャズ」より『星間飛行』
{netabare}http://www.youtube.com/watch?v=-C5GiMmbiyw{/netabare}

★坂本真綾『sayonara santa』
{netabare}http://www.youtube.com/watch?v=59ANA8WLkwI{/netabare}


■MUSIC♫
OP曲『TRY UNITE!』
 【作曲・編曲】Rasmus Faber【歌】中島愛
 いきなり第一声が「ジャージ」で始まるって(*≧m≦*)ププッちょっとストレートすぎw
 でも久しぶりに中島愛さんのハイテンポで疾走感ある曲なのでいいですね♪
 とにかくラスマスとのコラボが聴けたのが何よりも嬉しかったです(^^♪
 「まるっ」が「キラッ」っ聴こえるのはσ( ̄∇ ̄*)アタシだけではないはずw

ED曲『Hello!』
 【作詞・作曲・編曲】 北川勝利【歌】中島愛
 ROUND TABLE featuring Ninoという名前でも活動している北川さんと言えばわかる人が多いはず♪
 アニメ『ARIA THE ANIMATION』の主題歌「Rainbow」「夏待ち」など提供してくれてました(^▽^)
 どちらかと言えば『Hello!』の方が笑顔と優しさが満ち溢れてくるような中島愛さんらしい楽曲だとおもいます♪


挿入歌『ジャージ部の歌』
 【歌】まどかw 
 貫け~♪    走れ~♪    ジャージ部魂~♪
 逃げるな~♪  攻めろ~♪   ジャージ部魂~♪
 ひたむきに~♪ 真っ直ぐに~♪ ジャージ部魂~♪ 


2012.01.22・第一の手記
2012.09.09・第二の手記(追記:■総評、■Rasmus Faber~、■MUSIC♫)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 44
ネタバレ

しゅりー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

1クール全部使ってプロローグ…ってなんかデジャブ

鴨川ですか。北西部の私には縁の薄い土地で10年以上行けていないです。
あの頃はまだ近くに行川アイランドがあったんですよね…。


そんな訳で最近徐々にアニメ登場の機会が増えてきた千葉県を舞台に設定し、
分割2クールという最近聞いたばかりの展開をする、I.G、XEBEC系のアニメです。
私がここ数年で観てきた千葉に縁あるアニメは浦安市とか千葉市とか銚子市とか
割と県北部の地方がモチーフになったアニメばかりなので
房総半島の南東部がメインの舞台っていうのは新鮮な気がします。

やっぱり最近のトレンドになっているご当地アニメを狙った風がありますが、
序盤からアピールがあざとく感じてしまい、そこはあまり好感が持てませんでした。
千葉県=落花生みたいなイメージをあんま強調しないでくれますか(泣)
{netabare} …しかし落花生の漢字から舞台が千葉であることに意図があるようにも思えてしまいます。{/netabare}


さて、上ではそんな事を書きましたがアニメ本編にはさして関係ありません。
このアニメは簡単に言うと元気で素直な少女、京乃まどかが異星から地球に
やってきたランとムギナミの2人の少女と出会い、地球が巻き込まれつつある
星間戦争から故郷の街を守る為にウォクスという謎を秘めたロボットで戦う。
幾度かの戦いと緩やかな日常の中でラン、ムギナミと絆を結んでいくといった内容です。


戦闘面ではかなりの数の敵機が降り注いできて、なかなかにダイナミックな攻撃を
されることもありますが、戦闘のほとんどが太平洋の海上や上空で行われる
ので街や人々にあまり危機が迫っているように感じないことがあります。
街の人々も落ち着いているというか、あまり戦いに関わらずに長閑な雰囲気を
守っているので、余計に緊張感が出ません。
ただ、それだけにいざ街や人々に被害が及んだ時に衝撃を受けることも
あるのかな~、と思わなくもないです。

主人公達の乗る3機のウォクスは手足が細くてロボ状態はちょっと微妙ですが
戦闘機形態はなかなか良いなと思いました。(Gジェネのギャプラン改っぽい)
ロボットでプロレス技やったりするのも、ロボット物に失われつつある
夢のある動作で個人的には気に入っています。
そう言えば昔、九十九里浜の北には空手で戦うロボがいたとか。
敵キャラの乗るロボ(オービット)の挙動もそれなりでしたが、無人機っぽい
敵機をあんなにわらわら出して、無機質に撃墜させていくのはどうなんでしょうか?


キャラクターの面ではまどかを初め、キャラクター性のはっきりした人物が
多いので個人的には遣り取りにテンポの悪さみたいな物を感じる事は少なかったです。
また、上2行とはちょっと矛盾しますが、このキャラがこういう反応をしたから
こう動くだろう等と言ったアニメのテンプレートから少しベクトルをずらして
リアルにありがちな人物の凡庸さ、煮え切らなさが見えたことは、
ちょっとおもしろいなと思いました。


現状は舞台、キャラの基本的な紹介をしながら今後の展開を多少匂わせて
1クール終わったような状態なので、毒にも薬にもならない感じです。
早く7月からの2クール目が放送開始しないかと心待ちにしています。


2クール目についての情報はまだ特に見ていませんが、主題歌は中島愛さんが
継続して担当されるらしいので安心です。
今期のOP「TRY UNITE!」とED「Hello!」はかなり聴きやすく、
CD1枚でどちらも入手出来る親切な仕様でした。


1クールを視聴して思うのは、最近の気合の入ったロボットアニメのように
複雑なストーリーや緊張感のあるバトルを期待されている方には
全くオススメできないのではというところです。
青春、友情、百合?など色々別の要素もあるような気がしますが、
まだまだ印象がはっきりしないので、前述の通りに2期を待つしかないですね。
何気に昔の何故か同じ街しか攻めてこない敵から人々を守るために戦うような
暢気なロボットアニメを思い出したりして、私はそれほど抵抗を感じませんでした。
(初投稿 2012.04.11 07:42)


2012/07/02追記
先週「鴨川デイズ」を観たためこちらに追記します。
かなりネタバレですので内容は伏せて書きます。ご容赦を。
{netabare}(そもそもこのアニメのレビューを読む人がどれだけいるか謎ですが)

鴨川デイズはまさに1期と2期とのつなぎな話で
舞台となった鴨川の年末年始から1学期中頃あたりまでの期間のお話でした。
これから敵味方になってしまうであろうランとムギナミの距離感に
かなり重点をおかれたお話になっていたように思います。

ちょっと演出上不自然な距離ですれ違っているように見える二人ですが、
結局まどかを大切に思う気持ちから再会していくのがラグランジェらしいと思いました。
主人公であるまどかは、いつも通りすぎて特別な感情は抱きませんでした。

しかし、まあ鴨川アピールが本編以上にレベルアップしていて辟易しました。
関係ないと思おうとしても県民である以上、とある漫画のパロのように
顔を赤面して震えながら観るようなこっ恥ずかしいシーンがいくつかありました。
ひどい捏造キャンペーンを観た…。{/netabare}

ラグランジェに興味があればどうぞ、といった感じです。
私はネタとして許容できましたが、楽しいかどうかは保証しかねます。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 21

norimeru さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「わん」と「まるっ」と「かしこまり~」、 ( ´∀`)/~~~~ 離れ離れで2期へと続く

2話まででレビュー中断してたので、それは下に残したまま総評っぽく。

いつも明るくて100%前向き、万能助っ人少女、まどか。
謎の美少女ランに誘われ(?)とりあえずオービットに乗ってみました。
あれっ、なんでだろ、初めてなのにばっちり相性が合いました。
ジャーマン・スープレックスもラクラク、チョーク攻撃も出来ちゃいます。

宇宙から来た色白のランちゃん。
性格は少し内向き、胸も小さめなドジっ娘。
オービットを上手に乗りこなすことができません。
でも、まどかのピンチに心が通じ、ウォクス・リンファを乗りこなせました。

こちらも謎の美少女ムギナミ。
天真爛漫、むっちりボディで何でも出来ちゃうユーティリティ。
でも、その昔は辺境の流刑地で・・・・
心の中は、ヴィラジュリオとまどかたちとの板挟み。

3人が出会い、結びつき、ストーリーは新たに展開。

パイロットが暴走する(?)とウォクスが反応して生じる、不思議な現象。
この現象(=輪廻)が、昔何かを引き起こしたんでしょう。

でも、「最初から2期が決まっていたのね。」
そう思わせるような終わり方でした。


2期では、

萌葱の大鬼天を裂き、
浅葱の大鬼星を喰い、
柑子の大鬼闇を吐き、
数多の贄で地に納む。・・・

とかいう言い伝えに隠された謎なども含め、解明されていくのでしょう。
古代の地球と、宇宙からの人たちとの関わりなんかもわかりそうです。


で、結局感想はと言うと、
「もう少し頑張りましょう」になっちゃいます。
どうしても中途半端な印象が強いからです。

お話の終盤でようやく動きがありましたが、バトルがメインではありません。
亜空フィールドとか、どこかで聞いたことのあるものも出てきました。
んじゃ、バトルの替わりにストーリー?
それほど深く掘り下げられてはいませんでした。

日産自動車がデザイン?
ロボットにエコカー減税がつくわけでもなし。
確かにとっても海がきれいでした。
でも、そこまで「鴨川、鴨川」って連呼しなくても。


この際、金髪のアステリアが鴨川の海から出てきて、CVの金元さんに
「地球を侵略するでゲソ!」
とか言ってもらえば、「まるっ!」とならないかな??。


それでも2期は観ますよ。
「女の子 + ロボット = “鉄板”アニメ?」を確認するために!。

(2012.04.08 追記)

ーーーーーーーーー
2話まで視聴

「ジャージ部」(なんじゃそりゃ?)所属の主人公。
なんでも屋さんで明るくはきはき、人気者、だけど天然少女のまどかさん。
なぜか成り行きで高性能ロボットの操縦ができちゃいます。

このメカ、操縦者が悩むと動かないし、気合入れるとがぜん戦闘モード変換・・・。
まどかさんとウォクス・アウラ(とかいうメカ)との相性はばっちりらしいです。
海の中で出会っていたらしいこのあたりの謎は、近々明かされていくのでしょう。

近いところならもちろん「IS」、最近は女の子とロボットの組み合わせ多いですね。
メカはこちらの方が「まるっ!」って感じのデザインで、主人公の口ぐせには合っています。
(まどか → 円 → まるっ! 、関係ないけど円環の理ですかって・・・・)

正体不明のランさんと2話で登場のムギナミさん、きっと二人もウォクス・なんたらを操縦するのでしょう。
これからの展開、どうなることやら・・・・。

ところで、最近のアニメは地元還元推奨?、と思わせるような鴨川市の全面的なバックアップ(wiki参照)。
日産自動車がメカデザインを手がけ、読売テレビも宣伝に必死。
アニメが認知されてきたのか、単純に利用されているだけなのか、少々複雑な思いでございます。



ちなみに・・、まどかさん、従姉のようこさんにコブラツイストかまされてました。
お返しではないでしょうが、敵オービットにジャーマンスープレックス。
ご存知でしょうか、昨年末に逝去された「金髪のまだら狼」上田馬之助。
馬之助には絶対似合わない技だな~と、なぜかしんみり思い出してしまいました。

合掌

投稿 : 2024/11/02
♥ : 21

63.1 6 XEBECで学園なアニメランキング6位
うぽって(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (612)
3017人が棚に入れました
青錆学園に赴任してきた、新米教師はいきなり病院送りに…。それもそのはず、彼の生徒達は突撃小銃だったのです!? 個性豊かなてっぽう少女が大暴れする、学園美少女“てっぽう”コメディ♪ただいま、ゆる?りと制作中

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

セーラー服とてっぽう

原作は未読で視聴しました

自動小銃が女の子になったら?というトンデモ設定の作品

最初はまったくついていけませんでした
というより100%理解する自信もなかったのですが
観ているうちに段々と慣れてきたというのが正直なところです
まあ
女の子のキャラデザインがそれほど嫌いな感じではなかったので
最後まで視聴できたというのもあるのですが

女の子と兵器で
思い出される作品として「ガールズ&パンツァー」がありますが
(製作は「うぽって」のほうが先です)
ガルパンは女の子が兵器を操るのに対して
この「うぽって」は銃がそのまんま女の子になったらという感じで
さらに
その銃を女の子本人が使用するというとんでもない設定です

なので
銃の各部分が女の子の体の部位に連動しているという
これもとんでもないことになってます

ある部分がお尻ということで
その部分を触られたら恥ずかしそうに悶えたり

ある部分がお口ということで
その部分の部品が外れたら
「オエェ~」ってなったり

さらに
随所に銃についての説明が入れられていたりして
銃に対する理解を深めてもらおうという工夫が
感じられます

女の子のキャラ設定も本格的(?)で
銃の特徴がそのままキャラ属性になった感じです
たとえば
主人公の「ふんこ」ちゃんですが
モデルになっている銃はベルギー製の「FNC」という名前の自動小銃
だから名前が「ふんこ」
ストック(銃の後ろの部分)がスケルトンなのでパンツがTバック
他の同程度の銃と比べて重量が重いので本人も体重を気にしている
などなど
まんま銃の特性がキャラの特性になってます

まあ
例外的にアメリカ製の「いちろく」ちゃんが
関西弁という
よく分からない設定もありますが

キャラデザについては
登場する女の子はみんな可愛く描かれています
でも
なぜかみんな少しばかり
ぽっちゃりしてます
元が銃なんだったら
もっとスマートなほうがイメージに合うと思うのですが


そして
当然のことながら
兵器がメインのお話なのでバトル(サバゲーっていうの?)も本格的です

自動小銃と生身(?)の女の子ということで派手さはありませんが
戦術がとても凝ってます
各々の銃の特性を生かした戦法
逆に相手の弱点を突く攻撃

さらに
次から次に出てくる
しつこいほどの「説明」(しまいには銃の歴史まで語りだした)
途中で「もういい加減にしてくれ~」ってなっちゃいました
そのためなのか
バトルのシーンはガルパンに比べて少なめです^^

その分
文化祭やら
お買い物やら
日常のお話が結構入っているのですが
随所に銃や兵器の話題が絡んでて
もう気分はミリタリーオタクです


この作品
私のような素人にも分かりやすくする努力は
とてもよく伝わってくるのですが
やっぱり
ミリオタ向けなのかな?

投稿 : 2024/11/02
♥ : 24
ネタバレ

papa0080 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

グサっと突き刺さされた

このアニメを見るにあたって、まずは銃の知識が多少はないと始まりません
このせいで大分と敷居が高く感じられるアニメとなっていますが
昨今FPSと呼称される戦争を題材にしたゲームをプレイした人も少なくないでしょう
そのため少しは敷居が低くなっているかも?

登場人物は実在する銃を擬人化しその特徴を生かした設定をされています
例外として1人、新たに赴任した主人公の担任の先生は人間
銃の例として有名なAK47やM16A等、これは主にベトナム戦争において登場した銃です
AK47は非情にお安いお手頃価格で色んな状況で使える頑丈さん
M16Aは初期不良が多かったものの、改良を重ね現在はゴルゴ13も愛用の銃だとか
劇中ではアメリカ産という事もあり?リーダーな位置です

他にもL85という欠陥銃が登場、これは未だに使用されているものの
非情に故障が多く100発撃てばジャムったり(弾づまり)、マガジン(弾が入ってる物)が勝手に抜けたり
この設定のためこの擬人化キャラは特に特徴が出ていて可愛いボケ担当
知識がある人にはとても面白いキャラに出来上がっています

ちなみに軍用銃というのは意外な程安くAK47においてはアフリカでは50$しないという安さ
日本円なら5000円以下で現地では鶏よりも安いとかなんとか

キャラは個人的には結構可愛いし、微エロ有りやらきゃっきゃっうふふでコメディのほほん展開
真剣なシーンもそこそこあるのですが鬱!といった感じもそうありませんし
演習という名目で行われる銃撃戦もなかなか面白い出来になっています
色んな銃が出てくるのでWIKIでどういう特徴でキャラに反映されてるか調べたり楽しめました
アニメ好きでミリタリー好きなら結構いけるアニメじゃないかなと思います

しかし最終話の最後の最後、一気に色々と現実に引き戻されます
キャラ可愛いし銃の擬人化興味あるし見て見ようかな?なんて考えてる人は要注意

{netabare}「私達(擬人化した銃)を作ったのは人間だろうが」といったような言葉
人殺しの道具を望んで作ったのは人間、一瞬で痛い所を突かれました
平和ボケした日本では戦争なんて全く現実感のない事なんですが
紛争地域では少年兵がAK47を持って殺し合っているのを忘れてました

それどころか戦争や殺し合い、死を扱うアニメやゲームを楽しんでる自分
何を考えて気楽にのほほんと楽しんでたんだろうと思わされます
これには本当にまいりました、しばらくはそういった物を楽しめそうにないです

ラスト三分くらいのたった一言で鬱な気分にさせるのを元々考えていたのでしょうか
休日朝からのほほん楽しんでたらこうなるとは思いもよりませんでした
非現実な世界から放たれた現実への言葉の重み、凄いものですね・・・{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

萌えで解説する鉄砲アニメ

漫画原作(未読)、 1クール(全10話+TV未放送1話)、 2012年春放送。
TV未放送分は未視聴。


鉄砲を擬人化した、日常パート多めのキャラ萌え系ガンアクション作品。
実在する様々な種類の銃が登場し、
登場人物たちは皆、その銃の性質に合わせたキャラ設定になっています。
(体格、能力、性格など)

内容は かなりマニアックですが、
ある程度の対戦シーンに加えて、日常シーンにはギャグもあり、
私のように全く知識のない素人でも楽しめる内容になっていると思えます。

新キャラ(銃)が追加されたとき、故障したとき、キャラ(銃)同士を比較するとき等々
素人にも図や動く絵を用いて分かるように、その都度解説してくれます。
アニメでこそ出来ることだと思うし、
制作陣のこだわりも 相当なものだったと感じます。

仲間と連携しながら銃撃対戦シーンを切り抜けていく場面が、
この作品の最大の見どころでしょうか。
学内の相手と対戦した後、後半は他校との対戦シーンも出てきました。
緊張感はあまり強くないですが、私にとっては観やすかったです。

あくまでも銃器の擬人化のため、
撃たれても出血したり死んだりせず、ダメージを負って故障するだけ。
修理してすぐに復活するという安心感があります。
グロ要素は全くありません。

各話のサブタイトルを読み上げる時に、
銃声の数がその話数と一致している辺りは、少し珍しい工夫だと思いました。
(たとえば、第2話は銃声2回、第8話は銃声8回、といった具合。)


作画は、雑な絵ではないのですが全体的にもうひとつ。
また、二次元としては太めのキャラ絵も特徴的で、
私は問題なく観ていましたが、受け付けない方も居るかもしれません。
http://www.upotte.jp/ (アニメ うぽって!! 公式サイト)
アニメ作中でも↑この絵柄のイメージでほぼ合っていると思います。

キャラについて、
様々な性格(性質)のキャラ(銃)が揃っていて、敵らしい敵も登場し、
面白さを演出するには足りていましたが、
後まで記憶に残るほどのものはなかったです。
演じている声優陣は、イメージからかけ離れることがなかったので良かったです。

音楽は可もなく不可もなし。
OP曲は疾走感のある曲、ED曲は対照的に少し癒される静かな曲。
OP曲: I.N.G.
ED曲: ひめくり



内容的に万人向けとは言い難く、他人にお勧めするのも難しいです。
視聴前にハードルを下げていたこともあって、個人的には比較的楽しめました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 35

61.8 7 XEBECで学園なアニメランキング7位
かのこん(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (454)
2919人が棚に入れました
『かのこん』は、著:西野かつみ、イラスト:狐印のライトノベル作品。また、それを元にした山木鈴の漫画作品。
【ストーリー】田舎から都会の薫風高校に転校した小山田耕太は、転校初日に学校一の美少女と噂される源ちずるに呼び出され、そこで熱い告白を受けると同時に彼女の秘密を知ってしまう。
その日から、妖怪と人間の熱いお付き合いが始まっていく。

声優・キャラクター
能登麻美子、川澄綾子、竹内美優、豊永利行、斎藤千和、世戸さおり、宮崎羽衣、乃村健次、近藤隆、伊月ゆい、門脇舞以、仲西環、下屋則子、松山鷹志、風間勇刀、早水リサ、進藤尚美

セメント さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

小学生人気No.1

ポル産アニメ爆発的流行の火種となった作品ですね
まエロいっちゃエロいんですが、テレビアニメという形態を採った時点で私のマラは反応しなくなるため如何せん


異種間交雑もいいとこだろw
狐×人間とか、狼×人間とか、鼬×蛙とか
やってることも、AV紛いの変態プレイ
OVAに出て来た女体流し素麺とか、流石にどうよって思いますよ
不潔です!よくこうも頭の悪いこと飄々としてのけますね
寸止めになってません、誰かスタッフに禁欲の腕輪をはめてやってください

今は何やら草食系男子、肉食系女子なんて言葉が蔓延ってるようですが
今作はその典型、なんか見てて悲しくなりますね、”日本男児と大和撫子”の精神は何処へ
大体なんでちずるは耕太きゅんのこと好きなんですか
望はそれなりのフラグがあったから良いとして、前のはおかしいでしょう
まったく、何が「甘えんぼさんして下さい」だよ、つかほとんど逆レイp(ry
私は実に冷ややかな態度でこの作品に接してましたね断じて熱膨張なぞしてません

うおっ、なんなんですか、この水風船みたいなおっぱいは
私が敬虔なひんぬー教徒だと知っての狼藉ですか
私にとっての良心は犹守望と七々尾姉妹にしかありませんでしたよ
6話の望の林檎飴ペロペロやOVAのスイカ丸かじりは最高ですた
うわー、乳とかほんといらんわー、救いは変な薬でちずるの胸がなくった回くらいですか

川澄さんと能登さんがメインでやってますね
能登ボイスのショタはまた趣があってよいのですが、惜しむらくは私がその方面には疎い点でしょうね
サブキャラ声優は、初めて聞く人が多々おり、声豚的にはテンションダウンです

さて音楽はOP「PHOSPHOR/宮崎羽衣」、ED「恋の炎/榊原ゆい」
割と珍しい、OPもEDも良曲が揃ってるパターンですね
この手のアニメだとEDが記憶に残らないのが多いんですけど
今作はその点評価出来ます
ついでに次回予告では声だけで様々なプレイを表現するという高等テクニックを披露してましたね
「闇なべプレイ」「かくれんぼプレイ」「ロデオプレイ」「時限爆弾プレイ」「美しく青きドナウが流れちゃうプレイ」「”餅つきプレイ”」「”ワインプレイ”」「ボクシングプレイ」「オーケストラプレイ」「”人魚姫プレイ”」「抹茶プレイ」と斬新奇抜な変態技の数々
よくもまあポンポンと浮かんでくるものだと半ば感心しますわ


このアニメ、動画サイト”GyaO”の年代別人気動画ランキング・小学生の部門でなんと1位を獲得してますw
年齢詐s(ry
すごい世の中になったものです、もうやだこの国、なんて言わずに、むしろ誇っていきましょうよ
早くから経験を積んだ、前途有望な将来の担い手たちが、必ずやオタク社会をさらなる高みへ持ち上げてくれることでしょう
そんなこんなで小学生に大人気の「かのこん」、是非ご覧あれ

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5
ネタバレ

シェリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

エッチなことがしたーい

ちょっとエッチな、いやいやだいぶエッチな学園ものです。
主人公の背が低く気の弱い男の子、耕太くん。
そんな彼のことがだーいすきでエッチなことがしたい源ちづるがあの手この手で攻めまくります。
これがメインのお話です。

長身でスタイル抜群のちづるは砂糖菓子のようにふわふわではなくぬばたまのような艶のある美しい長い髪をしていますw
そんな彼女がところ構わず抱きついてきたり、脱いじゃうわけだから耕太くんもテンパります。
今までには知らなかった甘い匂いが鼻孔を通り抜け、強い誘惑が彼をそそぬかします。
そこに割って入るのがちづるの敵、犹守望です。
彼女はちづるとは打って変わって超貧乳で幼児体型。
それをちづるに馬鹿にされながらも感情を一切表に出さない彼女は淡々と突き刺さる悪口でちづるを一蹴します。
他にも愉快な仲間達を交えて目まぐるしく回る日常がなかなか笑えて面白いアニメです。

お決まりなパターンもやりつつ、飛び抜けすぎず収まりきらずで見せ場をエロに持っていくあたりが非常に上手です。
BGMを絶えずかけて観る人の気持ちを絶えず切らさないようなことはこのアニメではしないんです。
それでもテンポは良く、笑えるしで自然と最後まで観てしまいます。
{netabare}
ハーレムっぽさがありながら最後に誰を選ぶの!?とはならず、
終盤で望がだんだんとフェードアウトしていく感じもまた上手いなあと思いました。
{/netabare}
好きなキャラは望です。
あの無感動な表情とつぶやくだけの台詞、声、そしてあの羞恥心の無さがなんとなく可愛いw
双子ちゃんも好きです。声といい、甘えたなところが可愛いし、なにより笑えるw

なんでこんなものが面白いんだろうと観ていてもちょっと首を傾げてしまいますが面白いんだから仕方ない。
興味があれば暇つぶしにでもぜひ。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 12

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

エロさのみ

エロコメです。
年中盛っているヒロインに、弱気で優柔不断な主人公が性的に翻弄される日々の話。
高校生なのにあまりにも堂々としたイチャつきっぷりに倫理的にいいのか?とも思いますが、いいんです。
人間じゃなくて妖怪だからw


エロコメなんで見事なくらい話は面白くありません。
ストーリーに語るべきところは微塵もないです。(断言)
問題はエロいかどうか。
で、エロさはというと、かなり際どい所まで行くのでエロイです。
ただ、エロのバリエーションに乏しい為、すぐに慣れてしまうのが痛い。
ヒロインが押し倒す→エッチな事をせがむ→あせりながらもイチャイチャする→邪魔が入る
これの繰り返し。正直飽きます。

あと、ヒロインの性格が悪いので魅力が全然ない。
主人公には甘々のデレデレですが、他の人に対しては横柄で横暴、自己中で口も悪いです。
意外といい一面もあるじゃん・・・みたいなエピソードもなく、惚れてる主人公にだけ徹底的にエコ贔屓。
男の私が言うのもなんですが、コレ、同姓に一番嫌われるタイプの女性じゃないでしょうか?
いくらエロコメとはいえ、好感が持てないキャラでは大きなマイナス要因です。

性の対象としては、かなり理想の女性なんですがねぇw
AVじゃあるまいし、欲情できりゃなんでもイイってものでもありません。一応アニメ番組なんだから。



作画はキレイでエロのレベルも高い、それだけの作品です。
エロ目的でなら視聴もアリですが、あまりオススメはしません。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7

65.0 8 XEBECで学園なアニメランキング8位
今日の5の2(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (444)
2688人が棚に入れました
とある小学校のクラスを舞台に、主人公・佐藤リョータとその周囲の男子や女子の学校生活を描く。主人公は女の子のことや性的なことにはまったくと言っていいほど関心がないのだが、毎回何かしらエッチなアクシデントに巻き込まれてしまう。さわやかで可愛らしい絵柄を基調に、シリアスでくどい絵が時折割り込むのがこの作品の特徴。

声優・キャラクター
小林ゆう、下田麻美、MAKO、明坂聡美、阿澄佳奈、本多陽子、山戸めぐみ、高垣彩陽
ネタバレ

wkr さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

歯と鎖骨とはマニアックだなあ

内容は小学生達の1年を描いている日常系。一話に数話入ってるタイプの作品で、テンポ感がよく観るのがあんまり疲れなかったです。基本的に小学生達がくだらないことをしてるだけですが、それに真剣な小学生達がとても愉快で愛着が沸いてきます。あ〜懐かしいなぁ、と思うイベントだらけで観ていて小学生時代に戻りたいと何度思ったことか。ラブコメ要素もあり、それを1話分使って掘り下げた最終回の後味はかなり良いですが、他にもいい雰囲気のキャラがいたのに1カップルのみで終わってしまったのは惜しかったです。リアル調になる演出は同作者の「みなみけ」でも似たような演出がありましたが、この作品はこの演出がみなみけ以上に作風とマッチしていると思います。みなみけの場合は若干水を差されたように感じましたが、この作品はそれがギャグとして活きています。

しかし、作中ではエロ要素が目立っていました。内容は小学生達の日常なのに無駄にエロを目立たせるのはどうなのか。小学生時代のエッチな思い出という体だったらそれはそれでアリとは思えますが。特に1話の最初は"歯"に焦点が当てられていてかなりフェチを感じる内容です。ラッキースケベ展開も多いので、なんとなく先が読める回があったのもマイナスかな。このエロ要素のせいで作品の評価が微妙になってしまっているのは勿体無いなと。

個人的にはエロ要素は好きです。全体的にはみなみけより好みでした。フェチっ気の強い内容は序盤のちょっとだけで4話以降は割とノーマルなエロ要素で内容は面白いので、1話がダメでも最終話まで観てほしいなと思う所です。

ナツミちゃんが可愛かったなぁ


話毎に感想
{netabare}
DMMのアプリからずっとおすすめされてたので視聴。評判は全く知りません

1話
フェチが凄いw 小学生の歯がこんなに艶かしいとは。初っ端から人を選ぶなあ

男子と女子の対比、女子の方が達観してるけどなんか幼稚なんだよなあ。ギャグ寄りの内容だからリアル調の演出が緩急を生んでいて、みなみけよりも作風にあってると思う。タマタマ

小学生時代の他人との絶妙な距離感が良いですね。距離は近いけど異性にはちゃんと恥じらうっていう(主に男子が)

secret baseってこの作品でも流れるんですね。

みなみけの作者さんなんですね。結構面白いですし、以降も期待できそう


2話
語彙力の低い。小学生で体育館シチュを観るとはw

やっぱり小学生は最高だぜ!

「男がブルマ盗んでどうすんだ?」この台詞がまあまあツボ。でもプリンのシーンが長過ぎるw いちいち起こることがくだらないのが等身大で逆に良いな

この作品確実に好みだ


3話
鎖骨、急にマニアック。

夫婦漫才が微笑ましい。


4話
意外と少ない給食ネタ。それだけで12話分作れそう

ラッキースケベ多め。深夜アニメでちょうど良い小学生アニメだった。

あっさり恋愛要素もある。イイね


5話
チャンチャラチャンチャンチャーン


6話
ボクっ娘って良いな...成長期が見たい

何となく微エロ要素に走るから展開やオチはちょっと読めるかな

射的の屋台に南千秋

EDの選曲が良い

7話
ツバサが本買う→みんなも買うっていう流れ好き


8話
なんで脱ぐw(やっぱり小学生は)


9話
夏奈ー!千秋ー!春香ー!

1話以上にフェチっ気のある回は今のところないから、1話のやつがダメでも続けてみてほしいな


10話
同人誌みたいな展開

キャラそのものが可愛い。ナツミちゃん可愛い


11話
ラッキースケベが多いリョータ可哀想(羨ましい)

小林!!!
この回リョータ役の小林ゆうさんはどう思ったのかw


12話
キス


13話
ナツミちゃんがスカート履いてる姿は眼福でした

もう1クール分観たかったかもなあ
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

さ~て、今日の5の2は…?お、給食にプリンが出るようです♪

「みなみけ」でおなじみ、
桜庭コハルさん原作の漫画がアニメ化した作品です。

みなみけが大好きなので、こちらも気になっていたんですよね♪

「みなみけ」と比べるとすべてにおいてかなり下回りますが、

これはこれで、小学生の日常をのほほんと楽しむことができました。

全13話です。


● ストーリー
タイトルの通り、とある小学校の5年2組の子どもたちが主役。

学校、放課後など、あらゆる場面での小学生の日常が描かれています。

内容はコメディ。小学生らしいラッキースケベもあります。


オリジナルエピソードは、スタッフの体験談を元にしているなど、

小学5年生のおもしろおかしい日常を、
”日常”という雰囲気を大切にして描かれています。

なのでものすごくおもしろかったり、ハチャメチャなことはしていません。

私は小学生の全力でアホなところが大好きなので楽しめましたが、

ギャグや全力の笑いを求めている人には、物足りないと思います。

同じようなネタや展開も多いので、
実は私も途中で観続けるの辛くなっていましたww

1話が4話ほどの短編で構成されているので、
休み休みでなんとか観れた感じかな^^;


主役が小学5年生というのが個人的には気に入っていて。

昔塾でバイトしていたこともあり、
子どもの発達段階はよくわかっているつもりなのですが、

5年生は純粋におバカな子どもの最高点だと思っています。

6年生だとややこしいこと考えたり下ネタ覚えてきたりで
ややげんなりするんですよねww

この作品では等身大の5年生が描かれています。

男の子はスーパーボールをどちらが高く飛ばせるか!で熱くなったり、
掃除の時間に真剣にほうきでエアギターやったりww

女の子は「男子ってほんとお子ちゃまよねー。」なんて言いながら、
男の子のやんちゃに巻き込まれて怒ったり。

と思ったら、やっぱり女の子最強wwだったりww

やっぱ小学生楽しいわ♪と思わせてくれるエピソードがたくさんでした^^


私の1番お気に入りのエピソードは、
チカちゃんとリョータの幼馴染コンビです。

小学生の純愛がこんなにきらきらしているものだとは…!

普通の恋愛とは違う。初々しさとも違う。なんだかとてもきれいなの。

そして無自覚なのがまたかわいかったり♪

最終話のチカちゃんが可愛すぎてたまらなかった…!チカちゃん大好き。


● キャラクター
1人1人のキャラが濃いわけではありません。

”子どもらしさ”が大切にされたキャラが多かったように思います。

1人1人は目立たないけれど、

キャラ同士の絡みでエピソードが膨らんでいく。

男の子エピソードでは全力でバカやってるし(それがすごく楽しそう♪)、

女の子エピソードは「ああ、女の子って確かにこんなんだったな。」と
自分の子どもの頃を振り返って懐かしくなったり。

男の子と女の子両方が絡むエピソードも自然で、かわいかったなあ♪

男女仲が良くて、いいクラスだと思いました^^


● 音楽
OP、ED共に出演声優さん達によるユニット(Friends)が歌っています。

EDは作中の季節が変わるごとに変わっていました。

特に印象に残った曲はないかな…。

悪くはありませんが、作品の雰囲気には合っていないように感じました^^;


● まとめ
おもしろかった?と聞かれると微妙なところなのですが、

5年生の子どもたちがわいわいしているところは嫌いではありませんでした。

小学生いいな。悩み事もあるだろうけれど、純粋に楽しそうです。笑

投稿 : 2024/11/02
♥ : 29
ネタバレ

ツキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

小学校と夏の思い出

小学生の頃。夏休みに、地図もお金も何も持たずに自転車でどこまでいけるかと友達と小旅行を計画。
ワクワクしながらみんなと国道をただひたすら進んでいた。途中で大きな下り坂がある。自転車はひとりでに進んだ。
ペダルを漕がなくても、何もしなくても。ただただ気持ちよかった。自分は今、世界一早いんじゃないかと思った。
子供心に凄く遠いところまできた事を知り、一同感動。滝のような汗と青空の下の笑顔。

しかし、空が夕焼けに染まる頃帰り道が分からなくなり途方に暮れる。不安になる。怖くなる。いらいらする。
当然けんかにもなった。「泣いてね~よ。」と全員が赤い鼻をして、目を腫らして強がってこぼした涙。
交番で道を聞いて帰った頃にはもう晩御飯の時間も過ぎてるわ、親には叱られるわ、蚊には刺されてるわ、自転車は汚れるわ。
でも次の日には全員復活。瞬時に楽しい思い出になってしまう。絵日記の1ページになっていた。

今大人になってあの大きな下り坂を電車の窓から見下ろす。
家から電車でたかだか数個。
子供の頃感じたほど、大きくも長くもない下り坂。
でもあの時はこの坂は果てしなく長く、大きかった。永遠だと思えるほどに。

今もあの坂を自転車で滑り落ちる子供達がいる。楽しそうに声を上げながら。
彼らもいつの日にか思うのだろうか。
今、大人になってどれだけお金や時間を使って遊んでも、あの大きな坂を下っていた時の楽しさはもう二度とは味わえないと。
もう二度と、友達と笑いながらあの坂を自転車で下る事はないだろうと。
あんなにバカで、下らなくて、無鉄砲で、楽しかった日々はもう二度とないだろうと。


これコピペをちょろっと改変したものなんですけどね、誰でもこういった思い出あるだろうなと思って貼ってみました。こういうの見ると当時を思い出して死にたくなりますねホントw
ただ本作はここまでノスタルジーな、感傷的にさせるつくりではなくもっと純粋に小学生時代のあるあるネタをアニメ化した感じ。思い出を美化させすぎてない作りが凄く良かったですね。スタッフの小学生時代の体験を元にストーリーが練られているようなので限りなくノンフィクションとして多くの人が共感しやすくなってるかと思います。
唯一不満があるとすれば、見終わってからかなり時間経ってるので忘れてるだけかもしれませんが{netabare}先生との話がなかったような?私は一緒にドッジボールしたのとか楽しかった思い出だったのでもうちょっと先生をフューチャーして欲しかったかな{/netabare}
ちなみに今の小学校って男女を問わず名前はさん付けで呼ぶらしいですね。平等を謳ってとかなんとか。こんなんあったら先生と遊ぶとかもなさそうですね。やれ、誰にボール当てただの当ててないだので色々面倒臭そう。どんどん閉鎖的になっちゃいますね。

作中は夏の話だけでなく冬の話もあるし、学校内でのストーリーも多くありますが少しずつ暑くなってきた今になって思い出すのはやっぱり夏の思い出ですね。
元気よく遊んでる子どもたちを見てるといつの時代も子どもは変わらないなーと思う反面、みんなでかたまってゲームしてる風景もよく見かけるようになりました。なんて勿体ない。今じゃ駄菓子屋もめっきり見かけなくなったし時代の変化ですかね。駄菓子屋ないと水風船とかどこで買うんだろ。
まあそんな子ども達を見てるとさっさと結婚して早く子供とキャッチボールしてえなぁとか思ってたら涙出てきましたw
そんな夏の幕開け

投稿 : 2024/11/02
♥ : 21

59.2 9 XEBECで学園なアニメランキング9位
マケン姫っ! 通(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (297)
2379人が棚に入れました
春恋、イナホ、コダマら3人の美少女たちとの同居生活に、相変わらずラッキースケベなトラブル続きのタケル。それでも魔導検警機構――通称マケンキの一員として、日々楽しい学園生活を送っていた。
ところがある日、女生徒のブラジャーが奪われ、校内に貼り出されるという事件が起こる。調査に乗り出すタケルたちだったが、神出鬼没な犯人の姿を捕らえることができない。
次々と被害者が増える中、新たな被害ブラを見たタケルは、ある法則性に気が付く。

声優・キャラクター
前野智昭、下屋則子、野水伊織、矢作紗友里、富樫美鈴、美名、原田ひとみ、鶴岡聡、喜多丘千陽、藏合紗恵子、味里、古谷静佳、高森奈津美、松岡由貴

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

1期からだいぶ作風が変わっています。

この作品はマケン姫っ!の2期目に相当する作品です。2期では人物紹介無く物語が始まりますので、1期を未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします^^

この作品の主人公は、高校1年生の大山タケル。
そして今期は、彼が在籍している「天日学園」で、学園内の事件や事故などの解決役である「魔導検警機構」(通称「マケンキ」)の活動が主体でした・・・
この学校は「マケン」という特殊な武器を全員が扱い、心・美・体を鍛えるために決闘も容認されている、とんでもない学校・・・のはずだったのですが、大分・・・色々変わってしまいました^^;

まず、キャラデザが1期と全然違います・・・特に主人公の大山タケルは、1期では眼鏡を掛けていていかにも普通だったような・・・普通っぽいが故に、「何でそんなにモテるんだろう・・・?」と疑問に思ったりした事を思い出しましたが・・・^^;
でも、2期では普通に格好良い感じ・・・その他のキャラもイメージはだいぶ変わっています。
特に女性の胸の大きさ・・・ここまで大きくなると、流石に満腹感がありました・・・
キャラデザはあまり気にならない方だと思っていましたが、この作品は気になってしまいましたね^^;

監督は金子ひらくさん・・・女性キャラクターを設定より豊満に、もしくは筋肉質に描く絵柄と、その存在感にこだわる動かし方(特に巨乳)で知られる・・・だそうです(wikiより)。

監督のこれまで手掛けてこられた作品を見ると、
①聖痕のクェイサー
②魔乳秘剣帖
③カガクなヤツら(OVA)
③は残念ながら知らない作品ですが、①、②と来ると今回の作風も何となくですが納得です^^;
(①、②ともまだ未視聴ですが・・・^^;)

そして、1期ではマケンを使ったバトルが熱かったのですが、2期では殆ど印象に残りませんでした^^;
個人的にマケンによるバトルを楽しみにしていたので少し残念でした^^;

物語の方は、マケンキの日常のドタバタが描かれているのですが、終盤で描かれた設立初期のマケンキの話は面白かったですね^^
・・・でも振り返ってみると、1期の伏線は殆ど回収されていません。
この作品も全10話だったし、この物語の行く末は3期に期待・・・でしょうか^^;

投稿 : 2024/11/02
♥ : 17

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

主人公が空気となってしまったヒロインの活躍がかなり多くなっている続編。

ストーリー

元女子高でしたがその年に男女共通になった学校「天日学園」に転校した主人公の大山タケルは幼馴染の天谷 春恋と再開し、その後自称「タケルの許嫁」の櫛八 イナホや姫神 コダマが加わったエレメントを不要に使わないように学園を魔導検警機構と統制会で守る物語です。

私の感想。


1期がかなり好きな作品だったので結構楽しみにしていましたが、正直あまり楽しめる作品ではありませんでした。簡単言ってしまえばキャラクターをただ紹介していくだけの作品に感じられ、ストーリーも主人公も完全無視状態になっていました。

この作品は全体的に女性キャラクターをどんどん紹介して行き、その子を中心とした話をほぼ1クール使っていました。前作私が好きだった主人公の活躍や発想の事を結構気に入っていたのですが、主人公は完全空気扱いで本当に残念でしたね。

唯一私がこの作品で気にいった所は最終回です。最終回はかなりしまっている話で色々楽しめる話でした。私的にはもっとこの作品は最終回のように話がまとまっていて、見ごたえのある作品にしてほしかったです。

()ですが、8話の総統閣下のパロディはかなりよかったと思います。眼鏡がお茶にして、言葉を日本で改造している所は非常に良かったです。私的にはもっとこういう元ネタがわかりにくいパロディを作ってほしいですね。()

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品は所々少々分かりにくいパロディネタが含まれています。そのパロディネタがすべて分かる人間に貴方はなっておきましょう。

オープニング

「Cherish」
この作品の中で一番主人公が主人公らしいオープニングです。全話の内容がすべてこのオープニングに含まれ非常に見ごたえのあるオープニングでした。

エンディング

「Reach for Light」
かなりリズム感の良い曲で曲自体はかなり気に入っていますが、動画があまりにも力が入っていないというか、胸の大きさ順で下着姿のヒロインを出すのはどうかと思いました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 14

だわさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ドラゴンエーーーース!!!

全10話

 1期は全くもってつまらないと感じていたので2期来ても見ないと思っていたけれど、
 日本の誇るおっぱい(金子)監督にバトンタッチされる等どうもスタッフが一新されたらしいということで、ついつい見てしまった。出来心です。
 基本構成としては、メインに据えるエピソードは特に無く、各話完結のサイドストーリー進行。バトルは減り、特に重たい話もなく、画面いっぱいに出てくるエロい画像を見ていたらいつの間にか終わってるパターン。
 毎回毎回一貫したエロ描写の姿勢に1期とは違って潔いなーと思う。
 
 そう考えるとこれもまあ日常アニメになるんだろうか。でもキャラ数を考えると一番楽しめる形なんじゃないかなと思う。
下手にシナリオに沿っていくとキャラ層が厚すぎてバランスの良い進行は難しいだろう。原作は知らないが、そのへんどうなってんだろうね。
 とにかく、最終話が上出来でアツかったので、1期よりも遥かに面白かった。やっぱり最後までメイン以外のサイドストーリーだったけどwこの調子でやってくれるなら3期も期待して待ってるよ。
 最終話が面白いというのは不思議なもので、なんとなく全体的に面白かった気がしてくる。10話っていう短い期間だったこともあるだろうけど、終わりよければ・・・っていう言葉はなかなかどうして侮れませんなあ。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 16

63.0 10 XEBECで学園なアニメランキング10位
魔法先生ネギま!(TVアニメ動画)

2005年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (317)
2189人が棚に入れました
10歳でイギリス・ウェールズのメルディアナ魔法学校を首席で卒業したネギ・スプリングフィールドが、「立派な魔法使い(マギステル・マギ)」になるための修行として与えられた課題は、日本の学校で先生をすることだった。麻帆良学園本校女子中等部にやってきたネギは教育実習生ながらいきなり2-Aの担任を任されることとなる。
生徒たちの中にも魔法の存在を知ることになる者や、実は前から知っていたという者が現われ、ネギは彼女たちに支えられながら、英雄的な魔法使いだった父の足跡を追って成長していく。

声優・キャラクター
佐藤利奈、白鳥由里、木村まどか、笹川亜矢奈、桑谷夏子、山川琴美、浅倉杏美、伊藤静、神田朱未、板東愛、渡辺明乃、出口茉美、Hazuki、野中藍、石毛佐和、小林ゆう、堀江由衣、大前茜、佐久間未帆、大沢千秋、白石涼子、小林美佐、こやまきみこ、狩野茉莉、門脇舞以、志村由美、松岡由貴、能登麻美子、相沢舞、皆川純子、井上直美、いのくちゆか

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

サウザンドマスターを目指して…

この作品の原作は未読ですが、有名な作品なので主人公は小さな男の子だということは知っていました。
もともと視聴する優先順位もそんなに高くはありませんでしたが、2017年秋アニメで「UQ HOLDER! ~魔法先生ネギま!2~」が放送される事を知り、それならシリーズの最初から視聴しようと思ったのがこの作品との出会いでした。

2005年に放送されたアニメなので作画には時代を感じましたが、視聴を続けるうちに気にならなくなりました。

この物語の主人公は、ネギ・スプリングフィールド…
彼は父親のような立派な魔法使いを目指しており、魔法学校の課題である「教師」になるために来日してきました。

彼が教師として赴任したのは麻帆良学園の2年A組…
31名の個性派揃いの女の子たちに囲まれて、ネギの魔法の修行は順調に…という訳には全然いきませんでした。
彼が魔法使いであることは生徒たちには秘密にしていなければいけませんでした。
もし、誰かに知られてしまうと故郷に強制送還されて魔法使いの資格を剥奪される上、動物の姿に変えられてしまうという厳しい掟があったからです。

だから人前で魔法を使うなんて以ての外…なのですが、そうも言っていられない事態に次々と巻き込まれてしまうんです。
こうしてネギと2年A組31名で紡ぐ物語が動いていきます。

物語の視聴を始めた序盤で気付いたこと…
それはネギ君がクラスの女生徒からめちゃくちゃモテるということ…

確かに容姿は可愛いし、学校も飛び級で卒業したから2年A組の生徒たちよりも年下というあり得ない設定が拍車をかけているのかもしれませんが、
クラスみんながみんな年下のお子ちゃま好き…は流石にありえないと思い…たいです。

でも、ネギ自身がトラブルに巻き込まれやすい体質なのですが、クラスのみんなを危険に晒さないようにと身を挺して守ろうとする姿は正直格好良いと思いました。

ですが、完走して振り返ってみるとネギがこのクラスの担任になったのは運命だったのかもしれません。
なぜなら、背負った十字架から生徒を開放するには魔法の力が不可欠だったから…

何かに縋りたい…
「助けて」って心が叫んでいるのにその一言が声にならない…
誰にも気付かれないように精一杯明るく振る舞って、いっぱい無理して…
体中の震えが止まらないのに、言えたのは「ありがとう」の気持ちだけ…
約束の期限は全然待ってくれなくて…

彼女のことを蔑ろにする…そんな薄情な人が2年A組にただの一人もいないことは私にだって分かります。
トレードマークだった髪飾りの鈴…その鈴が音色を奏でなくなるなんて…
まさか、この作品でボロ泣きするとは想像すらしていませんでしたが、メインヒロインである神楽坂明日菜の背負った十字架に私の涙腺は全く抵抗できませんでした。

他にも2年A組の様々な生徒を軸に物語が展開されるので、見応えは十分すぎるくらいでした。
生まれたときから背負った宿命…ゆっくり育んできた気持ち…
手を変え品を変え…というのはこういうことを言うんでしょうね。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、「ハッピー☆マテリアル」
エンディングテーマは、「輝く君へ」と「おしえてほしいぞぉ、師匠(マスター)」
どれも麻帆良学園中等部2-Aが歌っています。

2クール26話の物語でした。
正直こんなに面白い作品だとは知らなかったので完走してビックリしています。
でも2期の視聴に良い弾みが付きました。
引き続き2期を視聴したいと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 19
ネタバレ

ヒロトシ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

今では考えられない豪華声優のオンパレード

この作品ももう8年前になりますか。とにかく今考えると豪華な声優さんが勢ぞろいしていたなという印象が強いです。ネギ役でアニメ初主演を果たした佐藤利奈を筆頭に神田朱未、小林ゆう、白石涼子、堀江由衣、野中藍、能登麻美子、桑谷夏子、浅倉杏美(これがデビュー作です)、渡辺明乃、伊藤静、こやまきみこ、松岡由貴等等、今のアニメを支えている声優さんが多く登場しております。31人の女性キャラを登場させるのも衝撃的ではありました。ですが、今では当時配役された声優さんのほとんどが現役で人気を博している人が多いのが衝撃的ですね。衝撃といえば、このアニメの主題歌『ハッピーマテリアル』が複数バージョンで発売されていて、これをオリコン上位に食い込ませようとする某掲示板の変な後押しもあって、アニオタの間では当時話題になっていたりもしましたw 実は私全バージョン持ってるんです。若気の至りという事で笑ってやってください。

読んだ事ある人は分かると思うんですけど、赤松健の漫画って絵が凄く綺麗なんですよ。だからアニメの作画崩壊とも言われるクオリティの低さはそのせいで余計目立っていましたね。元々予算が潤沢でないアニメなのは、宮崎なぎささんを監督起用した時点でお察しというか。前述したハッピーマテリアル騒動と作画崩壊で監督途中降板の印象でどうにもネタアニメとしてのイメージを脱し切れていないのが、本作にとっては不幸だったなあと私は思っています。{netabare}原作が完結していないので、途中からアニメオリジナルエピソードになりますが、明日菜が皆の前からいなくなってしまうというのは、原作版でもその要素は受け継がれてはいましたので、元々アニメスタッフが赤松さんから設定を聞いていて、オリジナルで明日菜をそのようにしたのではないかなと思います。そう考えると、オリジナル展開もあれはあれでそこそこ見れたものだとは思います。ただ前半と空気がガラッと変わったので、バランスが極端だなと感じたのもまた事実です。{/netabare}

その後、ネギま!はメディアミックス展開を順調に展開してはいましたが、いまいち話題性には欠け(実写ドラマはある意味話題になりましたがw)OVAだったり、映画だったり、テレビシリーズもシャフトの自己満足で終わったりと、原作を丁寧になぞったアニメはついぞ作られなかった印象があります。私は原作全巻持っていますが、中だるみする箇所も多いものの、結構面白いんですよ。個人的には麻帆良祭編がイチオシなんで、そこをちゃんと映像化してくれなかったのがかなり不満ですw ネギま!ワールドもまだまだ展開する予定があるらしいので、どうせなら1からアニメ化してくれないかなとファンとしてはそう願わずにはいられません。

ラブコメとしては基本良く出来ていますので、作画をどこまで許せるか、煩いと言われる明日菜の性格をどこまで許容できるか、で大分評価が違う作品です。これらを気にしなければ、中々楽しめるかと思います。ただ、アニメよりかは原作漫画の方が遙かにオススメは出来ますねー。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 24

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

悪評高いアニメ化作品ではあるが…

イギリスの魔法学校を10歳で卒業したネギが
修業のために日本の女子中等部2-Aの担任をすることを課され、
魔法を使えることを隠しながら、
彼女たち/ネギとの付き合いを通して一人一人が日々成長していくもの。
31人の個性豊かな女の子たちと1人のちびっこ先生が紡ぐ物語です。



『ネギま』の3文字は以前から知っていたのですが、
シリーズが多いために何となく敬遠していた作品です。
気が向いたので全シリーズまとめて視聴してみました。
そして本作はその中での一期に当たるものです。

ネット上では『黒歴史』の3文字が目につきます。
そう、評判はあまりよろしくないようです。
その原因はやはり後半のオリジナル展開にあるでしょう。
私は原作は未読です。
なので、原作と比べたりは出来ないのですが、
あのラスト数話の展開はうーん(´-ω-`)でしたね。
無理矢理まとめた感アリアリで、展開に付いていけなかった方も多いのでは?
無論、私もその一人です。
ヒロインの○○は衝撃的でしたし。

作画の不安定さも要因の1つに挙がるかな?
キャラテザは2期よりもこっちの方が好きなんですけどね。


ここまでネガティブ面を挙げてきました。
が、私はこの作品が好きです。
2-Aに流れる雰囲気がとても好きでした。
流石に31+1のキャラ一人一人に焦点を当てるのは厳しいものがありますが、
この作品はそれでもそれぞれの魅力を十分に引き出していたと思います。
キャラ同士の繋がりも密接で仲の良さが伝わってきました。
それによって、クラスの団結感を感じ取ることができました。

単体では、
木乃香、のどか、夕映、エヴァンジェリン、まき絵
あたりがお気に入りです。
まき絵の扱いが素晴らしかった。笑
声優が適役だったことも大きいですね。


本作の魅力として個人的に挙げたいのは、笑いに関する点。
テンポの良いギャグが小刻みに挟まれるので、観てて飽きませんでした。

物語も中盤にかけてまではそれなりに楽しめましたし、
私のなかでは、比較的満足度の高い作品となりました。



OP「ハッピー☆マテリアル」
歌ー麻帆良学園中等部2-A
ED1「輝く君へ」
歌ー麻帆良学園中等部2-A かなかな組
ED2「おしえてほしいぞぉ、師匠」
歌ー麻帆良学園中等部2-A 師匠となやめるオトメ組

OP、素敵。
とても盛り上がります。
今度、カラオケで歌ってみたいなぁ。
EDも好みですし、2期やOVA含め、ネギまは良曲揃いですね。



評判は悪いです。
原作を知らぬが勝ちとでも言いましょうか、
原作ファンの多くの方々にはアウトだったようです。
(まぁ、未読の方にも不評ですが…)

しかし、私は十分に楽しめました。
友情に恋愛、戦闘…など、見所は少なくないはず。
特に友情に関しては、感じる所も多かったように思えます。
満足です。


最近ので例えれば、暗殺教室から暗殺を抜き取ったような感じです。
例えが下っ手くそですけれど。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 31

65.1 11 XEBECで学園なアニメランキング11位
武装錬金(TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (326)
2176人が棚に入れました
私立銀成学園高校。ごく普通の高校生活を送っていた武藤カズキは、ある晩怪物に襲われていた少女を助けようとして、命を落としてしまう。しかし、その少女・津村斗貴子に錬金術研究の成果である「核鉄(かくがね)」を埋め込まれることによって命を救われる。同時に、唯一無二の武装錬金「ランス(突撃槍)」の力を手に入れたカズキは、人を喰らう怪物・ホムンクルスの存在を知り、戦いの世界に足を踏み込んでいくことになる。

声優・キャラクター
福山潤、柚木涼香、真殿光昭、江原正士、平野綾、生天目仁美、谷山紀章、川田紳司、関智一、水田わさび、風間勇刀、近藤孝行、園部好德、いのくちゆか、下屋則子、長克巳、小山力也、速水奨、小山剛志、浜田賢二、小林ゆう、矢作紗友里、皆川純子、保村真、勝生真沙子、釘宮理恵
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

“変態”人気に食われちゃった主人公&ヒロインズ

第1話を見終えた時点だと、主人公の少年の一つ下の妹がとっても可愛いじゃないですか(顔面に古キズ持ちのメイン・ヒロインよりずっと可愛い感じ←ここは視聴者の好みの問題ですが)。

それで、その妹が{netabare}突然襲ってきたヘビみたいな怪物に体ごと飲み込まれて、でも全然無事で助かっている{/netabare}ので、普通これだと {netabare}「この子、何かあるな?多分、実は並の人間ではなくて、特殊な能力を秘めた物語のキー・パーソンで、主人公の実の妹なんかじゃなくて、どこかの姫様だった・・・とかだろう?」{/netabare}と期待しちゃうじゃないですか?

で、そう思って、どんどん視聴を進めていったんですが・・・
え?何、このしつこい『変態』推しは?こんなの見たかったんじゃねーぞ?
もっと妹を出せ!妹を!何でこうなるんだぁあああ・・・ああ、もう終わってしまったよ(ガックシ)

・・・ということで、制作者のしつこい“変態”推しにすっかり閉口してしまいました。
もっと“妹”成分を確り打ち出していれば、今でもそこそこ人にお薦めできる作品になったかも知れないのに、かなり残念でした。

それでも「異能バトルもの」として、まずまず面白かったんですけどね。
でも二周目はまずないな。


◆制作情報
{netabare}
原作マンガ      和月伸宏(『週刊少年ジャンプ』2003-5年連載)
監督          加戸誉夫
シリーズ構成     大和屋暁
脚本           大和屋暁、小出克彦、下山健人、千葉克彦
キャラクターデザイン 高見明男、加藤はつえ
音楽           田中公平
アニメーション制作  XEBEC{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

=============== 武装錬金 (2006年10月-2007年3月) =============

 - - - - - - OP「真赤な誓い」、ED「ホシアカリ」 - - - - - -
{netabare}
第1話 新しい命 ★ 武藤カズキ(高2)死亡・核鉄(かくがね)による復活、錬金の戦士(津村斗貴子)
第2話 ホムンクルスの正体 ★ 人造生命(ホムンクルス(HC))培養機、斗貴子への寄生
第3話 キミは少し強くなった ★ パピヨンマスク(PM)学内探索(期限1週間)、特訓の成果(vs.カエル型HC) 
第4話 もう一つの新しい命 ☆ 寄宿舎内PM探索、蝶野攻爵(パピヨン)発見、鷲型HCとの死闘
第5話 守るべき人のために ☆ 続き
第6話 黒死の蝶 ★ 蝶野家の事情、「完全変態」パピヨン暴走、W武装錬金・パピヨン粉砕(解毒剤回収)、斗貴子回復 ※"変態"が加速する回・・・笑

 ------------------ ストーリーの切れ目① ---------------

第7話 もし君が偽善と疑うのなら ★ 戦士長キャプテン.ブラボー(CB)、斗貴子銀成高校2年転入、LXE首領ドクトル(Dr.)・バタフライ(蝶野爆爵)、人間型HC(金城)vs.戦士長
第8話 寄宿舎の夜 ☆ 神隠し事件、寄宿舎夢遊病事件(斗貴子活躍)、早坂姉登場
第9話 早坂姉弟 ☆ 人間型HC(早坂姉弟)vs.カズキ&斗貴子
第10話 君と俺は相性がいい ☆ 続き
第11話 死が二人を別つまで ☆ 続き
第12話 カーニバル ☆ Dr.バタフライの学園襲撃
第13話 死の胎動 ☆ 続き(パピヨンvs.Dr.バタフライ、CBvs.ムーンフェイス)
第14話 キミは誰だ? ★ 100年振りの復活(ヴィクター)、ヴィクター1vs.カズキ、黒い核鉄{/netabare}

 - - - - - - - OP(変わらず)、ED「愛しき世界」 - - - - - -
{netabare}
第15話 中間の存在 ☆ 続き、ヴィクター撤収、斗貴子の後輩・中村剛太登場

 ------------------ ストーリーの切れ目② ---------------

第16話 新たなる力 ★ 錬金戦団の目的とヴィクター誕生の秘密、CBvs.カズキ
第17話 夜が明けたら ★ 6週間の期限(カズキ)、火渡(ヒワタリ)戦士長・再殺部隊のカズキ&斗貴子&剛太追跡開始
第18話 逃避行 ☆ パピヨンvs.再殺部隊・戦部(イクサベ)
第19話 君さえ守れれば ★ 剛太vs.再殺部隊・根来(ネゴロ) 
第20話 想いと力を込めて ★ カズキvs.CB再戦、CB撃破、火渡来襲
第21話 GONE INTO FLAME ★ CBvs.火渡、カズキvs.火渡、大戦士長(坂口照星)の裁定、ヴィクター1vs.潜水艦型核鉄
第22話 決断を要す ★ 大戦士長指揮部隊&錬金戦団vs.ヴィクター、ヴィクトリア登場・ニュートンアップル女学院の秘密、白い核鉄

 ------------------ ストーリーの切れ目③ ---------------

第23話 BOY MEETS BATTLE GIRL ☆ 夏イベント回(カズ&斗貴子進展)
第24話 キミが死ぬ時が私が死ぬ時 ★★ カズキ&パピヨンの約束、対ヴィクター戦(カズキの秘策) ※エナジー・ドレイン防止のため月面へという展開は◎
第25話 代わりなどいない ☆ 残された者の苦悩(斗貴子、パピヨン)
第26話 ピリオド ★ 1ヶ月後の地球帰還、パピヨンとの約束完遂、ヴィクター回復、錬金戦団解散{/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)13、☆(並回)12、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.6

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

真っ赤な誓いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!

↑は赤文字にしたかったですねw ていうかここから全部

赤文字に変えてやりたいくらいですよww

ちょっと脱線してしまいましたが、

和月伸宏による漫画を原作とした作品で原作のほぼ全ての

ストーリーを網羅した構成となっています。全26話、原作未読

この人の有名な作品と言えば「るろうに剣心」ですね。

るろ剣の方は見たことないですが友人曰く「面白い」らしい。

おっと、またまた脱線してしまいましたw


ある日、帰りが遅くなり下校しようとした所、学校裏の廃工場に

明かりを見つけた主人公“武藤カズキ”は廃工場に行ったところ、

女子高生が怪物に襲われそうになっていたので危険を顧みる事なく

助けようと飛び込んで自らの命を落としてしまう。という奇妙で

現実のような不思議な夢を見た・・・

そしてその次の日とある教師に呼び出され放課後に草むしりを

するように命じられて草むしりを終えたところ・・・・


一度は視聴を断念したものの紆余曲折ありまして再視聴した作品です。

(それについては↓の方の余談に簡単に書いておきました。)

最初は第一話でやめてしまいましたが、その後の話を見ていく

うちにいつの間にか面白くなっていって次の話はどうなるの?と

一気に見てしまいました。

少年漫画が原作で直球勝負が好きな熱血漢・正義漢な主人公だった

ので次にどんなことが起きるのかはなんとなく見当がついたりは

しましたが、それ故に何かその想像をその熱さで打ち破ってくれるのでは

と思ったりしていました。まあ実際のところは・・・でしたが・・・


それは置いといて、錬金術の粋を集めて完成させられた核鉄(かくがね)

は己の強い闘争心によって目覚めて、その人の秘められた特性に合わせて

武器を作り出すものでその錬金術のチカラで生み出されたもう一つ

の存在との戦いがメインに進んでいくのですが、熱い主人公が常に

一心不乱に突き進んでいくという印象がやっぱり強かったです。

2006年秋から放送された作品というのもあるのかなと思いますし、

少年漫画ですから、こういう展開に関しては

とことん熱くなれる感じは裏切らないですごいなと思います。


それからアニソン好きなら一度は聴いた事があるだろう(たぶん)

この「真赤な誓い」という曲が直球な作品にあるのに相応しい熱い

曲でとても良かったです。“どんな敵でも味方でもかまわない…”

の所は作品が終盤に差し掛かって様々な敵味方が登場してくるに

つれてどんどん深みと厚さを兼ね備えていくような感じがしました。

そしてその後の「真っ赤な誓いいいいいいいい!!!!」は

めっちゃカッコ良く聞こえます。

もし聴いた事がない方がいたら一度聞いてみるといいと思います。

直球なのに合った熱く燃え滾れるいい曲だと思います。


一度断念したにも関わらず、最後まで視聴してみて本当に良かった

作品でした。これを書いているのは冬の寒い時ですが、これを

見ている時は暖房をつけなくても平気なくらい心の中が熱く燃えて

いられる感じでした。

それでラストにもう一回、


“真っ赤な誓いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!”


余談(この作品に出会った頃からの思い出w)

めっちゃ長いし、そんな事どうでもいいという方はスルーして構いません。

{netabare}
まだアニメにどっぷりと浸かる前の入りたての頃、るろ剣が好きな

友人に作者が同じでこっちが君に合いそうだから一度見てみたらと

言われ、第一話を見たのですが敵がちょっとばかり気持ち悪くて

一話で見るのをやめていた作品でした。

しかしそれから7ヶ月以上が経っていろいろなアニメを沢山見ていき

様々な作品に触れていく中でもっといろんな作品に出会いたいと思って

アニメの中でもアニソンが割と好きな私は沢山のメドレーを聴いたり

ニコニコの一般放送でアニメ企画をやっていらっしゃるコミュニティに

所属して様々なアニソンやアニメに出会いました。

その中でとあるコミュのアニソン紅白の企画の中で白組として

出ていた曲に「真赤な誓い」がありましてどこかで聞いた曲だな

と思っていたところ数ヶ月前に断念していたこの作品のOPだと

知りました。その当時は何も思っていてはいなかったのですが

そのコミュの放送で聞いた後、アニソンメドレーの中にもたくさんある

ということに気づき、いつの間にかこの曲がとても好きになっていました。

そしてその話を友人にした所、気持ち悪いのは後々はそんなに

出てこないと言われ再視聴することを決めました。

そうして最後まで少年漫画らしい直球の熱い話に引き込まれて

視聴を終えて、こうやって感想を書いている次第なのです。

長い話にお付き合い頂いた方々に感謝します。
{/netabare}

◆個人的点数評価 80.853点

投稿 : 2024/11/02
♥ : 31

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

色々ブチ撒けるぞ!!

2006年10月4日 - 2007年3月28日TV放送された。全26話。
2003年~連載の和月伸宏による漫画を原作にしたアニメ。

怪物に襲われ落命した高校生が錬金術の力で蘇り、戦士
として錬金術の戦いに身を投じる姿を描いたバトルもの。


感想。

何故死んでから覚醒する漫画が多いのか常々疑問だけど
このアニメも錬金術云々で主人公が死んで蘇生してから
物語が始まる・・バトルアクション、ファンタジーという
ジャンル分けだけど結構ラブコメや其れ以外のパートでも
コミカルな描写が多めに入っている感じ。

漫画はもっと過激な描写にギャグをいれてシュールという
言葉が適切か不明・・異様な描写を滑稽に描く傾向みたい。
ナンセンスギャグバトルをシリアスに描いたともとれる?

6話で一区切りで錬金戦団云々LXEと闘う?新章突入。
パピヨンが美しすぎてワロタwプリケツだし♡
福山潤さんがでてなかったら視なかっただろうけど♪

テンポも良いし演出も結構好み。
物語は如何にも少年向け単純簡潔な雰囲気でアメコミ風。
14話以降は更に少年誌という表現が濃くなって飽きてくる。

1クールは単純過ぎて何処に着地するのか微妙に読み難い
感じだったけど2クール目は確定で一気に興醒めする感じ。

「アイアンクローフロム○☓△対面式」他意図したものか?
不明だけどぱく・・パロが多いのも確かなので色々遊びを
入れているものと思われる。

人間関係や組織の生成などに如何にも少年誌の雑な感じを
受けるけど・・視聴層を考えるとこれで良いのかもね?

蝶野が愛おしく思えたら勝ちである。



ナレーションが・・江原正士※アラストールかと思った。
オープニングテーマ「真赤な誓い」歌 - 福山芳樹
エンディングテーマ「ホシアカリ」歌 - 樹海
エンディングテーマ「愛しき世界」歌・作詞 - 加々美亜矢



武藤 カズキ:福山潤
可也の熱血正義漢。明るく朗らかな性格の少年。
「天然ボケ」で周囲の失笑を買うこともしばしばである。
「四バカ」の一人。クラス内のムードメーカー的存在。

津村 斗貴子:柚木涼香
錬金戦団の戦士。クールな性格だが、短気で負けず嫌い。
過去にホムンクルスに遺恨のある・赤銅島の生き残り。
ホムンクルスや其れに味方する人間にま情け容赦ない。

武藤 まひろ:平野綾
カズキの妹。兄以上の「天然ボケ」で周囲を和ませる少女。
人見知りせず、初対面の人間ともすぐに仲良くなれる。
時々兄達とセットで「四バカ+1」と呼ばれたこともある。

六舛 孝二 :近藤孝行
カズキの友人で「四バカ」の1人だが、成績は優秀。
淡白で沈着冷静な性格だが友情には篤く、意外と口が達者。
可也謎の多い一面(読唇術/声色/料理/謎の知識)がある。

岡倉 英之 :風間勇刀
カズキの友人で「四バカ」の1人。所謂好色漢で2エロス"
攻撃可能な程固めた不自然に長いリーゼントが特徴。
喧嘩も多少強く少々乱暴で短気友人思いで気の良い性格。

大浜 真史 :園部好徳
カズキの友人で「四バカ」の1人でストッパー役。
温和で優しい性格で逆上するとかなり恐く、腕力も強い。
大柄な体躯。スクールフェチ他「隠れオタク」な面も有る。

若宮 千里:猪口有佳
まひろの友人で、渾名は「ちーちん」 成績は優秀。
眼鏡をかけて、三人娘の中では一番大人びた性格。
頑固で常識外の事態に滅法弱く、幽霊の類が大嫌い。

河井 沙織:下屋則子
まひろの友人で、渾名は「さーちゃん」 成績はまひろ並。
金髪のツインテールが特徴。いつも元気で活発な少女。
友達思いの面も持っている。

ロッテリやの店員:小林ゆう
※アニメでは「ウマカバーガー」の女性アルバイト。
どのようなお客様にもパーフェクトな積極をする逸材。

蝶野 攻爵:真殿光昭
銀成学園3年生。自称「限りなく透明な存在」
IQ230の天才。原因不明の難病を患い寄宿舎で引篭り中。

キャプテンブラボー:江原正士
錬金戦団の戦士長。表向きは銀成学園寄宿舎の管理人。

早坂 桜花 :生天目仁美
銀成学園生徒会長。容姿端麗で成績優秀の美少女。
双子の姉。早坂真由美に異常な環境で育てられた。

早坂 秋水 :谷山紀章
銀成学園生徒会副会長。沈着冷静で剣道の有段者。
双子の弟。早坂真由美に異常な環境で育てられた。

早坂真由美 :大原さやか

火渡 赤馬:関智一
錬金戦団の戦士長。性格は攻撃的で苛烈。

坂口 照星:速水奨
錬金戦団の亜細亜方面大戦士長。思慮深く聡明。

楯山 千歳:小林ゆう
錬金戦団の戦士であり再殺部隊「一号戦士」。

和月野 ブヒ朗:和月伸宏
作者の自画像のキャラクター(豚)で作者の分身。
黒崎薫の分身のカタツムリ共々、画面の端々に登場する。

ヴィクトリア・パワード:釘宮理恵

ヴィクター・パワード:小山力也

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2

59.8 12 XEBECで学園なアニメランキング12位
そふてにっ(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (436)
1987人が棚に入れました
マイペースな白玉中学校女子ソフトテニス部だけど、目指すは全国大会制覇!?恋とかライバルとか熱血とか妄想とか満載で贈る、お気楽軟式庭球少女たちによる青春コメディー!

声優・キャラクター
伊藤かな恵、喜多村英梨、伊藤静、明坂聡美、矢作紗友里、松本忍、沢城みゆき

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ソフトテニスって日本発祥だったんですね!っていうかストーリーがこんなんだとネタバレの心配がない(^^!

原作は既読で視聴しました

この作品
タイトルの「そふてにっ」から分かるように
ソフトテニスを題材としたギャグ漫画原作です

しかし
ストーリーには
なんの脈絡もありません

行き当たりばったりといいますか

一応
練習やら試合やらをやっているのですが
私の中で
それらがまともに「完結」した記憶が一度もないのです

なにが本筋のテーマなのか最後まで分かりませんでした
といいますか
原作を読んでる今現在も
着地点がはっきり分かりません


でも

ちょっとしたところや
正直
どうでもいいようなところに
と~っても
こだわりを感じました


例えば

なにげに女の子がカワイイです

メインの5人(後半は6人)の女の子がみんな個性的ですごくカワイイんです
とくに
主人公のあすなちゃんは見た目もかわいいし
ちょっとHぃ妄想癖があるところなんかもかわいいんです
ほかのメインの女の子達も
みんな
ひと癖もふた癖もあるのにかわいい子ぞろいです


なにげにテーマソングがいい曲です

オープニングはノリノリの「青春」って感じで
エンディングは爽やか系の「青春」って感じです

とくに
エンディングは
あすなちゃん役の伊藤かな恵さんが歌う
「つまさきだち」がグッときました
なんかストーリーはハチャメチャなのに歌が「青春」っぽいのって
もったいなくね?って感じでした


なにげに「ソフテニ」です

ストーリーがハチャメチャなのに
ソフトテニスの説明がやたらと詳しかったり
ちょっとしたプレーのシーンがやたらと本格的だったり

このシーンの続き
もう少し引っ張ってほしかった~
ってところが
いっぱいありました


なにげに「北海道」です

この作品
舞台は北海道なんですね
あすなちゃんちが牧場だったり
テニスコートのすぐ横が牧場だったり
牛さんや
ヒグマさんや
オオサンショウウオさんが出てきたり
って
オオサンショウウオって
北海道にいたかな?


なにげに登場人物が多いです

一応
他校との試合やら
他校との合同合宿やらのお話もあるので
多いのはわかるのですが
話が進むにつれ
芋づる式のように登場人物がふえていきます

原作を読んでたら
これ
このまま増え続けたら永久に終わらないんじゃね?

って余計な心配するくらい登場人物が多いです


なにげに「問題映像」が入っています

Hぃシーンが多く
危ない部分は熊さんや牛さんなどの
"動物マーク"で隠されているのですが(ちなみにDVDは隠されていません)

問題なのは
第3話の9分50秒当たりから1分間ほど
「諸事情により、内容を一部変更して放送しております」
というテロップがでて
謎の映像が流れます

これ
テレビ放送だけみたいですが・・・

まあ
"こだわり"という表現はふさわしくないですね
(これはHぃシーンではありません)


何度もいいますが
ストーリーがあまりにも吹っ飛んでいるのですが
それ以外のところがやたらと気になる作品です


もし2期もやるんだったら見てみたいですね

投稿 : 2024/11/02
♥ : 24

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ピンクは淫乱

女子部活アニメで、かな4で、メインキャラ5人、これなんてけいお(ry
こっちは中学ソフトテニスで、タイトルにも「っ」が入ってたり、えらい遅くですが新面が一人加わって6人になったり、差異はあります


典型的なムラアニメですね・・・
見てると、時間がとてつもなく長く感じます、やっとA終わったかって感じで
テニスものなんですが、あんまテニスしてなくて、やるといったら謎なことしてばっかで
まぁでもこうやってバカやって笑わせてくるアニメも必要っちゃ必要ですね
テキトーに見てるだけで、考えることもないですし、気が楽です
逆にストーリー設定はあるもの、ちゃんと力入れて作られておらず、そういった作品の粗で笑いを取ってくるのは苦手ですね
しっかし、なぜ「日常」と「Aチャン」とに放送時期を被せたし
シュール系の上位互換に「日常」、日常系の上位互換に「Aチャンネル」と、この作品が目立てる要素がないのがいささか惜しまれますが

このベタ塗薄い単色の絵柄、ジーベックすなぁ
ちゃんとテニスしてるときの描写は案外、上手かったですね
それ以外は、ほとんど動いてなかったですが
舞台が北海道ということで、北海道の特産品や、自然風景が、わんさか出て来ます
北海道では、魚は飲み物なんですねぇ、あと、病院に牛が見舞いに来るとか・・・

OP「るーるぶっくを忘れちゃえ/ULTRA-PRISM with 白玉中ソフトテニス部」
随分とイカ臭いOPですね
パシコシパシコシパシコシだ~!のあたりが結構好きだったりします
EDはかな恵ちゃんが歌ってます
10話でやっと登場した新面の平岸やよいちゃんは、いません

やっほーかな恵ちゃん主役アニメktkr
ノリに乗ってますね、嬉しい限りです
やよいに戸松さん、紫希先輩に高垣さん、黒玉中の二人に豊崎さんと寿さんが入ってて、さり気にスフィア全員集合しています
スフィアって、こうやって仕事に呼ばれるから、便利ですよね・・・
とまっちゃんは、今作だとGAの山口如月のような、能登松声での演技なんですが、11話で地獄少女ネタやってて、やりおると思いましたね

そふてにっは萌え漫画じゃない、萌え漫画は苦手だと、原作者さんおっしゃってましたが、どう見ても萌え漫画ですw
アニメもそれに便乗して、サービスシーンが至る所に入ってましたが、どうでしょう
なんでもかんでもエロけりゃ良いってわけじゃないとは思います、とか言いながらエロが来たら全力で釣られるわけですけどね(キリッ
あと原作者さんは、アニメ内のパロに不満を漏らしてましたが、パロディに関しては、まぁ別にいいんじゃないですかね
3話のエヴァネタとか、10話のOOネタとか、11話の水曜どうでしょうネタとか、面白かったですよ


北海道が舞台なのに、北海道でやってないという謎
なんだかんだで部活アニメはいいものです
部活に夢中になる女の子は魅力的ですよね
そんな頑張る女の子に、私も夢中になってしまいます
おいっ
おしまいっ

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

続きが気になる作品です・・・^^

舞台は北海道・・・白玉中のソフトテニス部員が全国大会を目指して日々練習に明け暮れる青春スポコン物語・・・
を期待していましたが、テニスと笑いが五分五分の作品でした・・・^^;

私も学生時代はソフトテニス部(当時は軟式庭球と呼ばれていましたが・・・^^;)でした。少しマイナーな競技ですが、私もこの頃は毎日ラケットを握り、無我夢中でボールを追っていたので、まずこの競技がアニメ化されたことにビックリしました。

笑いの部分は少し置いておいて・・・やっぱ懐かしい感じがしました^^;

今はシングルスもあるようですが、私はダブルスしかありませんでした。なので、物語でも触れている「ペアの大切さ」はすごく共感しました。

試合をする以上、やっぱ負けたくないので・・・^^;
お互いを気遣い、短所を補って長所を前面に出してくるペアはやっぱ強かったです。
だからペアってゆっくりと育んでいく・・・というか本当の意味でのペアになるのって時間がかかる・・・そう、ペアって一蓮托生なんですよね。
そういうペア・・・強いてはチームを目指して日々練習していたような思い出があります。

ただ、物語の終わり方は少し消化不良気味です・・・^^;
もう少しこれからを見せてくれても・・・というか、ここからが面白くなるところなんじゃないでしょうか・・・
というわけで、2期を期待しています♪

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13

68.4 13 XEBECで学園なアニメランキング13位
BanG Dream!(バンドリ!)(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (464)
1687人が棚に入れました
幼い頃、星空を見上げた時に聴こえた「星の鼓動」のように、キラキラでドキドキなことをずっと探していた、香澄。高校に入学したばかりのある日、古びた質屋の蔵で出会った「星型のギター」に初めてのときめきを感じ、ずっと閉じ込めてきた気持ちが走りだす。同じように、輝ける場所を探していた4人の少女とともに。ひとりじゃ出せなかった音だって、5人ならきっと奏でられる。絶対ここで、ライブします!

声優・キャラクター
愛美、大塚紗英、西本りみ、大橋彩香、伊藤彩沙、小山茉美、儀武ゆう子、尾崎由香、三森すずこ
ネタバレ

jujube さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

前準備はした・・・そして、脚本。。。

<事前チェック時>
知ってた?MX視聴者はこれと「風夏」連続放送だよ!おい、局編成www
どちらもバンドがテーマだよ!!
これはどっちが余韻で勝てるか。
音楽とキャラクター性の真向勝負!

こちらはガールズバンド。学校の部活なのかな?完全オリジナルストーリー。
ずっとCMで様々な楽曲を聴かされてたし、動画含めて中々のクオリティだと期待される。
音楽が上松さんなのも本気度が良く分かる。
ただ、制作会社が良く知らないのが不安要素。CMやPVでの動画クオリティを維持できるかどうか。

ブシロード発の企画で、上手くやればラブライブ無印の熱を再演できるかも。
何故か?→どちらも企画初期から居たブシロードなので、そこの分析が出来ていてノウハウをちゃんと転化できるならば、ね。
既に前段階のライブ活動が数回行われ、長期間のCM、あとソシャゲの準備もできてるでしょう(始まってる?)。
人気が爆発できるかどうか、キャラクター性と矛盾の無いストーリーが出来るかに期待。


<3話迄視聴>
ラブライブにはなれなかったみたいだね。
ガワは作れてたんだよ、後は脚本次第なんだよ。
宣伝は置いといて、作品単体で考えよう。
(宣伝部分だけでアンチされすぎ)

キャラデザ:別に嫌いじゃない。目の光彩がギザギザしすぎって言われるが、まあ気にならないかな。
それより、EDの絵が特定のメーターの個性絵かもしらんが、作画崩壊レベルで両目が離れててやばかった。輪郭も潰れてる。横顔もアップもひどい。不気味の谷レベル。これは修正した方が良い。

声:上手くはないけど、新人レベルでこの程度は許容範囲。
楽器できる声優前提で集めたから、それ以外は下の上~中の下でも止む無し。

音楽:本編中の音楽はまだ良い物ないね。(主人公バンド内で)
OPはサビは好きなんだけど、全体的に乗れないな。サビ以外がアニソン過ぎた。合いの手必須みたいな。
EDは全くのアイドルソング寄りだったね。アイドルアニメなら可もなく不可もなく。
むしろ、PVの他の曲の方が聴きたい。


アニメ脚本は、漫画版に沿ってないらしいが。
漫画も複合コンテンツ(メディアミックス)扱いだから、やっぱりアニメが原作になるだろうな。

3話まで見て、各キャラを活かしきれてないのは感じた。


●主人公キャラ(香澄:Gt.&Vo.)
パーソナルスペースが無いキャラ。猪突猛進過ぎるので、頭おかしい扱いされてるけど、個人的に嫌いでは無いよ。本人として生きてたら楽しそうだね。友達なら近いっ!近いっ!って怒るかな。
自分ならやられたら嫌なことを本当に止めて欲しかったらやり返す。(笑)
居るんだよね、パーソナルスペースの感覚が違う人って。
それを嫌いって言う人が居るのも分かる。
{netabare}毎朝他人の家で朝食を食べる図々しさ{/netabare}、それを許す家人のばあちゃんが居るからいいけど。そこのやり取り丁寧にしとけばキャラもおかしくならなかったかな。
{netabare}(何で毎朝来るのか?→心から有咲と仲良くなりたい、朝食を食べることになった経緯、おばあちゃんが人付合い苦手な可愛い孫とその初めての?友達を見る目線etc){/netabare}
ギャグにしたいからテンポを削ったって、ギャグとして笑いに昇華出来なかったから、視聴者が怒ってるんだろう。後味として香澄の非常識さが残されただけだったみたいな。
ギターとの出会いと、それを貰う経緯は(有咲がほだされたのもあって)まあしょうがないかなレベルで。

●バンドメンバー予定の第一の友達(沙綾:Dr.)
パン屋の娘で、店の手伝いが大変そうなので、香澄がバンドに誘っても断られてる。でもバンドへの思い入れは裏があるみたい?
普段はクラスで香澄を自由にさせている包容力がありそうなキャラ。

●香澄の押しに負けた孤高のぼっちキャラ(有咲:Key.)
質屋の娘。両親不在(理由不明)で、祖母と2人暮らしっぽい。お金持ち?
香澄と同じ学年みたいだが、クラスは別?自宅に迷い込んだ香澄と初めて出会う。香澄には素でズケズケと毒づくが、学校では猫被ってるキャラ。
(しかし、3話のランチタイムでは、沙綾が同席してるのに猫被れてなくてバレバレでキャラ崩壊してるがいいのか?)
{netabare}質が保管された蔵と、家には地下室があって、蔵掃除であらたに私室にしていいと祖母から許可が出たら、既に香澄にほだされてるのでバンド練習部屋として提供することに。
しかし、なんの地下か分からんけど、防音対策はできてるのか?{/netabare}
質蔵からギター発掘された時は無関心(オークション出そうとする程度)だったけど、地下室にあんな立派なアンプがあった理由は何かあるのか?(両親がらみ?質で揃うとは中々無さそうだが。)
子供の頃習ってたのはピアノ。中学くらいで止めてたみたいだが。
香澄と出会うまでまともに友達居ないからなのか、学校はサボり気味。ただずっと首席の優秀さ。

●シャイなはわわキャラ(りみ:Ba.)
香澄のクラスメイトで、ベースが出来るのがばれて香澄から執拗に勧誘されることに。なのにはっきり断れない、中々断る理由を言えない。
3話はりみ回かと思ったんだけど、ドラマが作れてなかったな。{netabare}2話までに香澄からバンド誘われてて、自分の性格ゆえに人前で演奏出来ないってなんの捻りも無いキャラで。{/netabare}
姉が同じ高校の3年で、学内でガールズバンドを結成してライブハウスのステージまで出るほどなのに。姉はギターでそれとは違ってベースを選んだ理由とか描かれるのかなと思ったら、そこは無かったね。
(何か姉への確執とか抱えてて、それで素直にベースが出来ないとかの方が良かったかも。)
{netabare}3話締めで姉のために勇気出してステージ上がって時間稼ぎして、姉たちが間に合ったらセッションして、それで興奮してバンドやりたいってなったみたい。(今までバンドとして音合わせする余裕が無かっただけ?ステージ上がった経験orそれで失敗経験でもしたのかと。)
ところで、3話でぼっちメシしてるがわざわざ1人で生徒で溢れる屋上で食べてて、さらに歌いだす(頭大丈夫か?)のはちょっと狂気。(普通教室で食べるし。あるいは人気の無いところで。)
ぼっちなら香澄にくっついとけばいいのに、バンド勧誘されるからうざくて1人だったのか?{/netabare}キャラが読めん。
(中学からのエスカレーター式学校なのに、この娘はもし中学からだったらぼっちとしては有咲と同類になってしまう。沙綾は違うようだけど。)

●空気キャラ(たえ:Gt.)
ガールズバンドの聖地、ライブハウス「SPACE」のアルバイト店員。
3話までまともな出番がありません。姿が画面にチラチラ写るが完全なモブ扱い。
なんか喋ったっけ?ってレベル。印象的なシーンを1話に入れといてあげればいいのに。(初回に全員集合て意味で。)
3話締めでラストにさりげなく顔アップがあったから、次回はたえ回が来るのか?という引き。


ストーリーは、
主人公・香澄の動機である、幼い頃に姉妹で見た星屑だらけの壮大な夜景。それを星の鼓動を聴いたと言って、キラキラしたいとか、キラキラを見たいとか、キラキラになりたいとか、それが全ての根源なんだけど。
学校廃校より頭悪いわー。もっと言語化して。もう少し肉付け(説得力)が欲しい。
夜景シーンでもっと感動させてよ。入学式後の自己紹介で掘り下げて、これが香澄!ってなんかもう一捻りが欲しかった。

それでキラキラできる物を求めていた香澄は、学内の各種部活では満足できず、道端で拾った☆シールに導かれるように、有咲の質蔵に迷い込む。
{netabare}道中☆がどんどん増えてくから道案内にはなるけどね。
それが子供の頃の有咲の所業だったとはいえ、ファンタジー味溢れる素敵な演出じゃないか。(となりのトトロ的な。笑)
子供の頃貼ったシールが数年間剥がれずに凄い丈夫すぎるとか、勝手に貼られた他人の家の壁になんのクレームも無く貼られたままとか色々ファンタジーすぎるが(笑){/netabare}

さらに質蔵の中で、でっかい別の☆シールの貼られたギターケースに目が釘付け!家人の有咲に一応許可取って、ケースを開けると星型?のギターが!(ヘビメタ系のアレ。)
香澄としては、星!星!星!っとなって出会っちゃった!!てなるのは分かるよ。
ギターなんて知らなかったけど、やってみたい!この星鳴らしたら、星の鼓動が聴こえるんじゃないか、とか方向性は見えてんの。
ただそう思わせるにはちょっと軽い演出だったけど。
んーでも、香澄はギター抱きかかえてばかりで何で練習しないのかな?
まともな練習シーンが欲しいんだけど。

3話で姉バンドの時間稼ぎしてる時も、何で楽器持っているのが、いつも抱きかかえていた香澄じゃなくて、持ってくるはずの無いりみだったのか、違和感残したね。(他バンドに借りたとかならまだしも、さらりと描写しとけばいいのに。)

そして、{netabare}時間稼ぎネタがライブハウスのステージ乱入した上、童謡の「きらきら星」ってなー。
星(夜空)⇒星(ギター)⇒星(歌)とテーマで繋げるのは分かるよ…
だけど、限りなくダサイ。なんでライブハウスで童謡聴かされなきゃあかんのさ。
せめて英語で歌ってたらどう?
♪Twinkle,twinkle,little star! How I wonder what you are!♪
ほら、アメリカンなカップル道案内ネタもやったし、そこも伏線作ればよかったじゃん。
香澄がめっちゃアホでも英語が多少できるとか、ね?
(頭の良しあしと言語力は違うし、幼少のみぎりに仲良かった外国人の友達が居て教えて貰ったとかのザル設定でもいいから。cv.愛美にとってのハードルが上がりまくるけど。){/netabare}

香澄は猪突猛進キャラなら、ステージに上がってしまった以上そこは振り切れて欲しかったよ。
緊張して怖々やるから視聴厳しいし。{netabare}きらきら星{/netabare}だし。
刀剣乱舞花丸のうどんミュージカルくらい引いたわ。
場を繋ぐ以上、観客を盛り上げる視点が足りてないよね。まだ先日のマージナル4の方が同じことやっててもまともだった。(プロとど素人で天地の違いはあれど)
ここでの観客を盛り上げるということは、視聴者を盛り上げることと同じだと思うよ。
それに観客はお金を払ってこの場にいるのに、あの{netabare}アカペラ童謡{/netabare}聴かされて良くブーイングしないなってなるし、ドリンク投げつける人が居てもおかしくないぞ。
観客は素直に聴いてて可愛い!とまで言ってあげるとか優しすぎるでしょ。
まず先に、{netabare}姉バンドの遅延状況説明してあげる{/netabare}とか、観客への配慮が欲しかったな。
(それにライブハウスのオーナーもあれだけステージ上がることに厳しく言っててこの愚行を許すとかの矛盾。)

しかも香澄の緊張設定のせいで、cv.愛美のアカペラが下手に聴こえるのがキツイ。
その次の{netabare}仲間が増えた⇒姉バンドとのセッション{/netabare}で段階的にマシになってたから、最初はわざと下手に歌ったんだろうけど、それが全体のグレードを下げてしまった。(そもそも愛美がそこまで歌ウマでは無いので、差別化しようとするのは悪手だったと思う。)
むしろ歌テクは全部一本調子で良いから、勢いだけで、{netabare}アカペラ熱唱して、はよ来いと勢いのまま有咲に指示して、その熱でりみまで上手く繋げる{/netabare}という脚本だったらプラスイメージだったんだけど。
香澄が能力も無いのにステージを私物化して好き勝手したようにしか見えないのがな。(能力があれば許せること⇒オーナーの態度、観客の態度。)
大失敗でも、大成功でも無く、微妙な成功体験。それが3話だったか。
視聴者を引き付けるには弱すぎたな・・・


あと、あえて部活動という設定を取らないで、ライブハウスを中心に展開され、練習場所は有咲の地下室。
ライブハウスがそこらじゅうにある、舞台は東京。
ライブハウス「SPACE」はガールズバンドの聖地。だから出演者は女の子だらけ。
ここまでは問題無いんだよ。
だけど、あえて女子高という壁を飛び出したなら、ライブハウスの観客に男が居ないのは興醒めだった。
(ラブライブ!は部活動の枠組みで、外に出てもそこに集まるのが各部活の対抗戦とそれに憧れるファン達という狭い世界の設定だからギリギリ女子だらけでも説得されたつもりでいたんだよ。)
それにライブハウスでサイリウムふっちゃアカン。。。(香澄もサイリウム前提で話すな。)
脚本家始めスタッフ達は実際のライブハウス知らないんだろう。
これがしたかったなら、同じ場所かぶりの秋葉原で地下アイドル設定にしないと説得力が落ちまくる。
ガールズバンドということで、今までのアイドル枠から外れたものを期待していたんだけど、やっぱりテンプレアイドルにしか成れないのかな。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

よい笑顔

愛海さん演じる戸山香澄の距離感の近さがもはやサイコパス。
勝ってに人んちで食事してるとか。
伊藤彩沙さん演じる市ヶ谷有咲の毒舌も毒舌でたいがいだが。ツンデレとツインテはセット。
そこが終わればよくある青春ものといった感じだろうか?

西本りみさん演じる牛込りみは引っ込み思案だけど、お姉ちゃんが憧れのバンドやっていてベースが得意、大塚紗英さん演じる花園たえはウサギ大好きで天然。とキャラ設定も頑張ってます。

図太い神経の持ち主とみせかけてイップスというかストレスがかなりかかってんですね。無自覚なほうが意外と一気にまいってしまうとか。

内容よりも楽曲を楽しみました。一番の売りはやはりこちらでしょう。リアルバンドでもやっているようで楽器の練習とかライブパフォーマンス、声優業と忙しい限り。
勿論、ドラマ性もありますよ。
大橋彩香さん演じるパン屋の娘山吹沙綾が母親の病気を心配しすぎて元々のバンドを疎かにした罪悪感と戦って新たなバンドの誘いに対して葛藤するとか。見た感じお母さんの病気ってあんまし大したことないような…。子供が3人いらっしゃるのに体弱いものだろうか?こんなん書いたら誰かに怒られそうだ。
小山茉美さん演じるライブ会場オーナー都築詩船もなんだかんだで柔和な感じに。あら優しい。


OP
ときめきエクスペリエンス! Poppin'Party
ED
キラキラだとか夢だとか 〜Sing Girls〜 Poppin'Party
劇中歌
Don't be afraid! Glitter*Green
きらきら星 〜はじまりのステージVer.〜
きらきら星
私の心はチョココロネ
STAR BEAT!〜ホシノコドウ〜 Poppin'Party
前へススメ! Poppin'Party
Glee! Glee! Glee! Glitter*Green
Be shine, shining! CHiSPA
夢みるSunflower Poppin'Party
楽曲はさすがに良いものが多いですね。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
桜舞う出会いの季節。 明るさ元気さ前向きさだけは空回るほどあるごく「普通」の少女・戸山香澄は、花咲川女子学園に入学する。 キラキラしたい。 ドキドキしたい。 そういう「何か」を見つけたい! 形にならない想いにつき動かされながら、いろいろな部活を体験したり、新しい友達たちとの生活を楽しむ香澄。 そんなある日、学校からの帰路で香澄が目にしたのは、低い位置にひっそりと貼られた不思議な星のシールだった。よく見るとあちこちに貼られた星たちに導かれるままに香澄が進んでいくと、やがて古びた質屋「流星堂」に辿り着く。 そこで待っていたのは、素直じゃない、ちょっと尊大で毒舌家の少女と……一本の星型の、不思議な形をしたギターとの出会いだった。


1. 出会っちゃった!
前向きさだけは空回るほどあるごく普通の高校一年生・戸山香澄。幼い頃、満天の星空を見上げた時に聞こえた“星の鼓動”のように、キラキラドキドキする何かを見つけたいという想いにつき動かされながら、様々な部活を体験するもいまいちしっくりこない。そんなある日、学校からの帰路で香澄が目にしたのは、不思議な星のシールだった。あちこちに貼られた星に導かれるままに香澄が進んでいくと、そこは古びた質屋「流星堂」だった…。

2. やっちゃった!
ライブハウスSPACEで初めて観たライブによって、自分のやりたいことがバンドだと確信した香澄は、質屋「流星堂」の娘・有咲をバンドに誘う。しかし、学年一の秀才でありながら、学校もサボりがちなインドア派の有咲の態度はそっけない。さらに香澄は流星堂の蔵で一目惚れした星形のギター「ランダムスター」が気になって仕方がなく有咲につきまとうが、有咲はそのギターをネットオークションに出品してしまっていた…。

3. 逃げちゃった!
昼ご飯を一緒に食べることを交換条件に、有咲から念願のランダムスターを譲り受けることができた香澄は、ライブハウスで見かけた同じクラスのりみをバンドに誘う。 りみは人気ガールズバンド「Glitter*Green」のギターボーカルであるゆりを姉にもち、そんな姉に憧れる少女。しかし、引っ込み思案で姉のように積極的になれないりみは「やっぱり、バンドできない……」と香澄を避けて逃げしまう。

4. 怒っちゃった!
予期せぬ出来事からライブハウス「SPACE」で即席バンドを披露し、興奮が治まらない香澄、有咲、りみの三人。次の文化祭に向けて練習をしようと決意を固めたとき、ランダムスターを持つ香澄のことを「変態だ」と言うクラスメイト・花園たえが現れる。小学校のころからギターをやっているたえは、実は「SPACE」でアルバイトもしていて、すっかり意気投合する香澄。ギターを教えてもらうほど仲良くなる二人の様子が、有咲はなんだか気に食わないようで……。

5. ドキドキしちゃった!
たえからライブハウス「SPACE」でライブを行うことの厳しさを聞かされた香澄。しかし、オーナーのバンドに対する熱意や楽しそうに音楽を奏でる女の子たちに感化され、SPACEのステージに立つことを再決心する。「私を震えさせて」というたえをドキドキさせるため、まずは自分たちで初ライブを行うことに。初心者の香澄にギターを教えるたえを含め、4人は本格的に練習を始める。

6. 作っちゃった!
蔵でのライブ、通称「クライブ」が終了し、待ちに待った文化祭モード。クラスの実行委員長となった香澄はキラキラドキドキする文化祭にするため、副実行委員長の沙綾の助けを借りて着々と準備を進めていく。一方、香澄たち4人は文化祭でのライブに向けて曲を作り始める。バンド名が決まったり、フライヤーを廊下に貼ったりと、楽しそうなみんなを見つめる沙綾はなんだか複雑そうな表情を浮かべていて……。

7. ケンカしちゃった!
文化祭ライブまであと3日。無事に曲が完成するも、ドラムがいないことに香澄は少し不服気味。そんなとき、楽器屋で「グリグリ」のメンバーであるリィとひなこ、そして中学の時に沙綾と一緒にバンドをしていたナツキとばったり出会う。沙綾が何かしらの事情でバンドを辞めてしまったことをナツキから明かされ、「一緒にバンドをやろう」と持ちかける香澄だったが……。

8. 走っちゃった!
沙綾がバンドを辞めた本当の理由を知った香澄は、もやもやした気持ちを抱えながら文化祭の朝を迎える。そして香澄は、とある事情で文化祭に来られなくなってしまった沙綾のためにも文化祭を成功させようと決意する。一方、携帯のメッセージから聞こえるクラスメイトの歓声や手紙に書かれた曲の歌詞に心を揺り動かされる沙綾。そんな娘を見て、母の千紘は--遂に香澄たちの文化祭ライブが始まる!

9. バイトしちゃった!
文化祭で新曲「STAR BEAT!~ホシノコドウ~」を演奏しきったPoppin’Party。やっと5人のメンバーも揃い、SPACEでライブを行うためのオーディションを受けるために本格始動しようとした矢先、たえからSPACEのスタッフがインフルエンザでダウンしてしまったことを聞かされる。急遽ピンチヒッターとしてアルバイトをすることになった香澄たち。憧れの場所で働くことにワクワクするが、お仕事は予想以上に大変で……。

10. 驚いちゃった!
オーナーからSPACEが閉店することを聞かされ、愕然とするPoppin‘Partyの5人。最大の目標を失いかけ途方にくれるメンバーだったが、絶対に合格しようという香澄の言葉にオーディションへ望む。しかし、結果は不合格。オーナーには「全然足りない」と言われてしまう。自分たちに足りないものは何なのか--とりあえず、がんばる!と決めた香澄だったが、オーナーに「あんたが一番できてなかった」と告げられて……!?

11. 歌えなくなっちゃった
「あんたが一番できていなかった」--そうオーナーに言われ、自信をなくしてしまった香澄は、オーディション中に声が出なくなるという事態に直面する。落ち込む香澄をメンバーたちは気遣って練習を休むように提案するも、遅れを取っている自分へさらに焦りが募る。徐々に迫るオーディション。一丸となって練習をするみんなの熱量とプレッシャーに堪えきれず、香澄は蔵を出ていってしまう--。

12. キラキラしちゃった!?
オーディションに向けて作った曲をみんなで歌うことによって声を取り戻した香澄。ポピパ全員でSPACEの舞台に立ちたいと改めて決意を固め、猛練習を再会する。学校では期末テストも終わり、夏休み目前。そして、遂にやってくる最後のオーディション。しかし、メンバーたちは緊張のあまりミスをしてしまう。香澄たちはライブに出ることができるのか?!オーナーから告げられた、その結果は……。

13. 歌っちゃった!
オーディションに合格し、念願のSPACEでライブを行うことになったポピパ。今日は終業式。クラスメイトや家族、グリグリのメンバーが見ているかと思うと、期待が膨らむと同時に緊張が走る。4月の終わりにバンドの練習を始めてから3ヶ月。それぞれの思いを胸に、香澄たちPoppin’Partyの最初で最後のキラキラドキドキなSPACEライブが始まる

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

(終盤にやや盛り返したが)商売臭がキツく、バンド経験者や、シンプルにアニメが好きな層には厳しかったかな?

[文量→大盛り・内容→酷評系]

【総括】
2期視聴中ということで。

「アニメと現実のリンク」をうたった本作。アニメ内の(声優)バンドが現実にライブを行ったり、その様子を放送したりと、随分と力を入れていましたね。

が、それが裏目に出たのか、印象として「大人達の鼻息の荒さに引く」アニメでした(汗) 新たな試みも良いし、金儲けも悪いことじゃないけど、その為にもまずは、アニメのクオリティを頑張ってくれい、と。

アニメ単体なら、序盤とかはさほど悪くないし、終盤には盛り返し、見処もあったので1はつけません。もっとも、アニメ単体を観ても、そこまでオススメできるわけではありませんが。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
う~ん、つまらなかったな。特に中盤。ライブのシーンといい、文化祭のシーンといい、自分達でピンチを作っとおいて、それを、自分達で解決し、自分達で感動しているという、凄く自己満足な小さな世界を感じました。しかも、その展開も目新しいものではないし。

一番キツかったのは、3話のキラキラ星ですね。痛々しくて観ていられなかった……。お客さん、良い人ばかりでしたね(棒読み)。

作画も残念だったというか、止め絵の多さも気になりました(文化祭なんて、スライドショーです)。

歌自体は、良いと思うし、11話、12話に関しては、アニメ的にも悪くはないですが。

やっぱり、ヒット作を作ろうと思って作る、難しさを感じました(まあ、ヒット作を作ろうという気概も感じられませんでしたが。取材不足ですし)。

アニメ云々というより、アニメと連動する声優バンドだとか、メディアミックスの展開の方が話題になった本作。

私自身が天の邪鬼な性格なので、そういう制作陣(というか、スポンサー達)の鼻息の荒さや金儲けの意図があまりに強すぎると、引いてしまいます。

音楽的にも大ヒットした、「けいおん」「物語シリーズ」にしろ、まずはアニメ自体の面白さがあった上での、音楽のヒットだったと思います。

私もアニソンは好きですが、それは、アニソンにはそのアニメの中身が溶け込んでいる、いわば「原作補正」がされているからです(歌を聴き、アニメのシーンを思い出したり、雰囲気に浸れるから)。でも、楽曲自体のクオリティは、やはりガチのプロのアーティストには敵わない場合が多いとは思います(一部例外はあるし、アニソンならではの良さもあるし、最近は、逆転現象も起きてきていますが)。

声優さんにしても(私は声優萌えって無いので)、確かに近年は「可愛くて」「演技も出来て」「歌も上手い」方が多くて、素直に感心します。でも、単純な容姿だけでいったら、やはり普通にガチのアイドル達や女優さんの方が上だと思います(これも、一部例外はあるけど)。

やっぱり、基本は、アニメでの好演があっての、歌やらアイドル活動かと(今作、声優陣の演技にも疑問符がつく方が多かったです。もっとも、歌と容姿をメインに面接していったのでしょうし、それはそれでコンセプトに合っているので、特に新人声優さんに非はないですよ。これからガンバっす!)。

(あくまで剣道部の個人的見解なので、好きな方はごめんなさいです。)
{/netabare}

〈以下ネタバレ〉

【各話感想(第1話に剣道部的な難癖アリw)】
{netabare}
1話目
絵は普通に綺麗かな。髪型は変だろw スゴい小さいことだけど、{netabare}学校に「剣道部 選手権全国大会出場」ってあったけど、なんのことだろ? インターハイなら、「全国高校総体」か「全国高等学校剣道大会」だろうし、春の選抜は、「全国高校選抜大会」だろうし、あとの高校の全国大会って、「国体」か「玉竜旗」くらいだろうし、「選手権」なんてあったか? と、重箱の隅をつついているだけなので、ネタバレタグで隠しとくw{/netabare}剣道部的にはまず横断幕が気になった。剣道の描写はここ最近のもので一番ダメ。{netabare}まず、タレネームが白地に黒字って有り得ない(本来は黒地に白字です)し、タレの両脇が白いやつなんて観たこともない(国際大会の映像を資料にしたの?)。剣道部員がリボンをつけるわけない。リボン臭くなるよw そのリボンの子が竹刀を持つ位置も変。片手で持つなら、鍔の刃部側です。鍔を引っ掻けるようにした方が楽だしね。初心者に構えの指導してるけど、左手の位置が上過ぎ。剣先下がってるじゃん。左手から15センチくらい柄頭余ってるし。何より、かすみの構えが左足前になってるけど、逆です。それで、「上手い!」って……全国レベルの剣道部でその指導は有り得ない。ナメんなよw{/netabare}剣道の描写は気を付けないと、私に噛みつかれますよw バレーボールも胸までネットから出てるけど、身長3㍍くらいありますか(苦笑)?

剣道に対する酷評レビューは単なるネタと、自身のレビューのキャラ付けなんでホントはどうでも良いんですが(オイオイ)w

ただ、やはり名作アニメには、何事でもちゃんと取材して、しっかり表現しようという姿勢が見られると思うので、そこは(アニメ制作の姿勢として)気になるかな。

2話目
いつの間に、そんなに同級生達と仲良くなったの?
楽器1つGETするために1話まるごと使う丁寧さは、個人的には好きです!

3話目
ライブでのバタバタ。「キラキラ星」は、キツかった~。痛々しくて観てられなかった(汗) 客、好意的過ぎだろ(笑) まあ、楽器が少しずつ入っていき、音楽になる様子を魅せたかったのでしょうね。余談ですが、外人さんが探してた椿山(ちんざん)荘は、東京都目白にある高級ホテルですな。1回だけランチを食いにいったわw

4話目
キラキラ星、引っ張るな~。ギター、初心者は見た目で選ぶのもありなのかな。

5話目
「私の心はチョココロネ」って、「けいおん」意識しすぎでしょ。なんだ?「腹黒い」ってことか(笑)

6話目
う~ん、やっぱり声優さんの棒演技が気になるな。特に、おたえのように、格好良いキャラが棒だと興醒めかな。ギャグ要員ならさほど気にはならないんだけどね。

7話目
なんか、サービスシーン多くない? テコ入れか?

8話目
なんだ? スライドショーかな(苦笑)? 紗綾さん、早く体育館に入ったら? なんか、安っぽい展開だったな。自分でピンチを作り、自分で盛り上げるというか。

8.5話目
これって、計画通りの販促目的の8.5話目? それとも万策尽きたから? まあ、どっちにしてもあまり興味ないから良いんだけど。

9話目
なんかこう、腑に落ちない。

10話目
物語の〆にかかってきましたね。

11話目
これまでで一番面白かったかな。「声が出ない」はよくある展開だし、「総集編」「放送遅れ」のせいで、「風夏」に先を越されたし(笑) 声優さんの演技も頑張りましたね。

12話目
前半の日常パート良かったです。最後の歌もまあまあ。

13話目
出演は、ガールズバンドオンリー。客も、ほぼ女性ばかり。で成り立つとしたら、凄いライブハウスなのか? アマチュアバンドであの衣装のクオリティは、あり得ないくらい凄いな。演奏歴3ヶ月って、まあ、良いけど。まあ今さらなんだけど、コード押さえている左指くらい、もう少し動かしてほしい。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 47

68.8 14 XEBECで学園なアニメランキング14位
宇宙のステルヴィア(TVアニメ動画)

2003年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (306)
1672人が棚に入れました
西暦2167年、地球はみずへび座ベータ星の超新星爆発によって引き起こされた強力な電磁パルスと放射線によって壊滅的な打撃を受けた。だが人類はそこから見違えるほどの復興を遂げた。そして、かつての災厄より189年後に訪れるとわかっていた第2の災厄、すなわち超新星よりの衝撃波の到来に対し、全人類を挙げての防御体制を築き上げていったのである。
そして2356年。遂に衝撃波セカンドウェーブが太陽系に到達しようとしていたその年、人類の生活圏を守る大計画グレート・ミッションのため作られたファウンデーション(宇宙ステーション)の1つ「ステルヴィア」内の宇宙学園に主人公たちが入学するところから本作は始まる。


声優・キャラクター
野中藍、水島大宙、松岡由貴、折笠富美子、田中理恵、斎賀みつき、うえだゆうじ、陶山章央、広橋涼、豊口めぐみ、岸尾だいすけ、檜山修之、進藤尚美、藤原啓治、堀勝之祐、田中正彦、根谷美智子、屋良有作、小杉十郎太、笠原留美、朴璐美

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

心地よい余韻に浸れるアニメ…

はっきりとした色使いのアニメだなぁ…この作品の第1印象はこんな感じでした。
作画もキャラデザも嫌いじゃなかったこの作品の視聴を後押ししてくれたのが野中藍さんの初主演作品だった事です。
野中さんの愛称である「あいぽん」もこの作品の主人公である「しーぽん」が由来になっている事からもお互いに結びつきを強く感じます。

この作品の物語の舞台は西暦2356年…約189年前に地球はみずへび座ベータ星の超新星爆発によって壊滅的な打撃を受けました。
そしてその超新星爆発から189年後の今年…セカンドウェーブと呼ばれる衝撃波が太陽系に向かって到達しており、全人類は総出で未曾有の危機に対処を進めていたのです。

人類はセカンドウェーブに対処すべく宇宙ステーションの一つであるファウンデーションを建設していたのですが、この物語はそのファウンデーションの一つであるステルヴィアにある宇宙学園に新入学制が入学してくるところから始まります。

ここで入学してきた新入生の一人が片瀬志麻…通称しーぽんと呼ばれる女の子…
彼女は宇宙パイロットを夢見てこの学校に入学してきたのですが、最初のうちの成績はほぼ底辺…
それでも色んな人々との触れ合いの中から学び…知って…そして成長していく様が描かれています。

この作品…兎にも角にもしーぽんが輝いている作品だと思います。
顔は可愛らしいですが、スタイルは人並み…口数は多くないのですが時折テコでも自分の考えを曲げない頑固親父の様な一面を持っていて…
人に相談する事は決してなく口を開く時にはもう自分の中で決定している事を告げるだけ…
何より人に対して素直になれない意地っ張り…

こんな風に彼女の性格だけを列記すると、あまり良いところが見当たりません。
それでも彼女は輝いているんです…

それじゃ何が彼女をそんなに輝かせるのか…
それはいつも一生懸命頑張っているから…

必死で考えて…誰よりもたくさん計算して…
負けた時には悔しいといってポロポロ泣いて…
大切な人と同じ目線で物事を見るために歯を食いしばって頑張って…
有事の時には自分の事など厭わず身を挺する事のできる彼女…
そんな彼女の一生懸命に何度も胸を打たれて…何度も涙で前が見えなりました。

間違いなくしーぽんは良い子だと思います。
でもこの作品の良い子はしーぽんだけではありません。
しーぽんを取り巻く同じ予科生の仲間たち…
みんなの立ち位置が抜群なんです。

同じ予科生…という事は仲間であると同時にライバルでもある訳です。
特にこのステルヴィアでは成績の優秀な人とそうでない人との格差がどんどん開いていくんです。
優秀な人は学生であるにも関わらず大切なミッションに参加させて貰えるのですが、そんな選ばれる人間はほんの一握りだけ…
難しい授業にも厳しい訓練にも耐えられるのはそのほんの一握りになりたいから…

でも人って気付いてしまうんですよね…
どうしても越えられない壁がある事に…
どんなに頑張っても絶対追いつけない人がいるって事に…
もう心の中はグチャグチャです…

確かに予科生の仲間同士…全てが順風満帆ではありませんでした。
でもここで彼らはまた気付く事になるのです…
仲間の存在が何より大切である事に…

この作品で繰り返し使われた台詞も印象的でした。
「自分にできる事をやるだけ…」
「ここを次に世代に残すのは我々大人の役目…」
しっかりと見据えるべき物事が眼中に入った台詞だと思います。

この作品は2003年に放送されたものなので、もう14年も前の作品ですがそんな古さを微塵も感じさせない作品だたと思います。
SFというジャンルの好きな方…或いは好みの声優さんが出演されているなら是非チェックして頂きたい作品だと思います。

オープニングテーマは、「明日へのbrilliant road」
エンディングテーマは、「綺麗な夜空」「The end of the world」「Dear my best friend」
全てangelaさんが歌っています。
この作品のオープニングを始めて聴いた時、恰好良すぎて鳥肌が立っちゃいました。
挿入歌としても使用されているのですが、この曲が流れた途端テンションも上がりまくりでした。
絶対に覚えたい曲です。

2クール26話の作品でした。
物語としては綺麗に纏まっていたと思いますが続編があってもおかしくない
展開だったと思います。
この作品もしっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15
ネタバレ

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

リトル アストロ アカデミア

22世紀半ば過ぎた頃、人類は太陽系に進出し、予測された超新星爆発による宇宙風に備える為「ファウンデーション」と呼ばれる宇宙ステーションを多数運用していた。
ファンデーションにはそこで働く職員を養成する為の学校があり、その予科生に進学した主人公と仲間たちのお話。
SF(風)設定の、学園もの、恋愛もの、成長もの、と言ったところです。
尚、戦争ものではありません。


結論から書くと、惜しい!
SF考証が甘い。学園ものとしても甘い。シナリオが甘ーい!!
企画として良かったのに詰め切れなかった印象です。

【SFとして】
「ファウンデーション」とかもろアシモフだし、全体にハインラインの「宇宙の戦士」にも似てますし、作者はSF好きなのかな?
にしては宇宙で起こる現象が全然リアリティがありません。
{netabare} まずおよそ200年前(丁度現代ごろ)超新星爆発による宇宙線で地球は壊滅的な影響を受けたんだそうで、そこから予測された第2波に備えるのが前半の話なんですが、第2波は宇宙線のみならず、物理的に隕石も多数飛来するそうです。
まず超新星爆発したのがどの星なのか言及ありませんが、太陽に最も近い恒星アルファ・ケンタウリですら、近いと言っても4光年離れています。
そこから何かが放射されてこの密度で降り注ぐって…有り得ないですよね。

第2波処理の「グレートミッション」を概ね計画通り成功させたファウンデーションですが、今度は土星付近に謎の脅威が現れこれが後半のストーリーとなりますが、これが科学考証が全っ然で、対処として一体何をやっているのかが全く分からないので入り込めないんです。

クラークの名著「宇宙の旅」シリーズは科学現象としての宇宙航海と、未知の脅威への対処を楽しむ作品ですが、それは科学的に合理的だから読んでいて楽しいんです。

「ステルヴィア」はそこの所全然及びません。
結局謎の宇宙蝉の正体も不明なままですし、
子供騙しのオカルト現象を描いているだけです。 {/netabare}

まあシンプルに「SFビッグ3」に迫る力量あるアニメ作家などそうそう居ないって事なんでしょうね。残念ながら。


【学園ものとして】
前半はまぁまぁ良かったが全体としてまず凡庸。
それからミッションに私情を持ち込むな!(笑)
{netabare}後半は酷いもんです。
主人公女子と彼氏くんに人類の存亡がかかりますが、そんなストーリーにしなくても良かったと思うんです。
正直地球人類のトップ2がコレかよ!と嘆きたくなります。
2人とも個人の悩みで任務に支障を来しています。
結果的に乗り越えたし、そういう成長ものなんでしょうが、高校生と言うより小学生みたいでした。
話し合おうとするたんびに「もうほっといて!」とか言いながら走り去るの何回やるねん。
ガンダムもそうですが、お子様に人類の命運背負わすのやめて欲しい。
{/netabare}

キャラ評価4にしましたが、これは実際居そうな深みのあるキャラを多数配置してくれた事への評価で、正直ウザキャラが多めでした。


訓練生が成り行きで活躍しちゃう似たストーリーに「ストラトス4」がありますが、そちらの方が成り行きに説得力がありますし、活躍の度合いや任務に注ぐ情熱の点で見応えがあります。
キャラもサバサバしてて魅力的ですし、ビジュアルも迫力ありました。
まだでしたらコレより先にそちらをお勧めします。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3

ぽぽたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

旧作の魅力を話したい(長文)

野中藍さんの出世作
舌足らずな独特な声は幼さのなかに芯がありますよね
あいぽん演じる片瀬志麻とその仲間たちが、助け合いときにぶつかって
宇宙規模の災害にむかっていく壮大なストーリーでした

今後視聴される方のために
舞台設定についてかみくだいて記します

地球圏からはるか遠くで星が爆発。
その爆発衝撃波が地球に到達して過去に壊滅的被害をもたらします
しかしこの災害はおわっておらず
爆発の第2波がくることが観測されており
対策として地球圏にバリアを建設しております
そのバリアのメンテナンスや、バリア通過した隕石の回収をする人材育成施設が
ファウンデーションと呼ばれる宇宙ステーションにあるんです

ステルヴィアとは第2ファウンデーションのなまえです。
西暦2356年のお話なのですが途方もない未来というより
生活の描写からごくごく先の未来の物語の印象をうけます。

では見所について語ります
まずはキャラクターの魅力
脇役が光る作品です。名作とされる条件は脇役が個性的であること
脇役の心理描写がしっかりなされていることが必須かなって考えております

主人公志麻の親友4にん
志麻の理解者であり、ステルヴィア入所から一緒のアリサ
ほんわかした人柄ながらくらい影のあるやよい
ツンデレ担当優等生ながら努力の人晶

ふだんは仲良くたわむれているんですが心に秘める
「嫉妬」「焦り」「不安」「孤独感」などがしっかり描写されています
高まった感情をぶつけあって喧嘩に発展することもありますが
罵りあえる仲間こそ本物の仲間であろうし
そして彼女たちのわだかまりが解消されて
真のともだちになって行く姿に感動を覚えます

学生を見守る側である教官のおとなたちも味があります
大人が重要な役どころである点はポイント高いです
やるときはやるって大人らしい姿にしびれます
子供しかでないアニメだとどうしても出せない味ってありますよね

ストーリーの魅力
登場人物が同じ目的にむかっていますので
一本道なシナリオで破綻がないんです
主題としてあるのが少女達の成長を描くことでありますので
別の方向をみていた子たちの心が一つになってく過程が
ストーリーをなぞりながら伝わってきます
結末をうやむやに終わらせず納得のできる〆かたにしたのも
気持ちよいですね

ものたりない点
①キャラデザは正直太いな・・・って肉感的ともいえるのでしょうか
丸顔で首もふとい。萌え絵の部類ですが
SFアニメなので、求めるところが違うんでしょうか

②最大の見せ場で迫力に欠ける
史上最悪の災害に立ち向かう過程の描きかたは手にあせにぎるんです
確実性にかける高出力レーザーに最後をたくして
それを発射。
まっすぐ飛んでいって
命中。消滅

こういうシーンって一回回想いれたり
お願いって祈ったりしてたりするメインキャラのカットとか普通
いれませんか?
だらだらひっぱるのもどうかと思いますが
あっけないのもさみしいのです。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7

71.3 15 XEBECで学園なアニメランキング15位
ゆらぎ荘の幽奈さん(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (316)
1574人が棚に入れました
肉体派霊能力者・冬空コガラシ。悪霊に取り憑かれて、大借金を背負わされた彼は家賃の安い部屋を求め、いわくつきの温泉宿・ゆらぎ荘へ下宿することに。そこにいたのは成仏できない女子高生地縛霊の幽奈さんをはじめ、常識では考えられない美少女ばかり。女性しかいないゆらぎ荘の住人から、入居を反対されるも、なんとか暮らし始めたコガラシだったが…。

声優・キャラクター
小野友樹、島袋美由利、鈴木絵理、高橋李依、加隈亜衣、小倉唯、原田彩楓、小松未可子、春野杏
ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

巨●で明るいJK地縛霊がいる混浴露天風呂は我が国の善良な伝統風俗である(あれ?)

☆作品概要
●週刊少年ジャンプ連載(集英社)

●原作:ミウラタダヒロ

●アニメーション制作
XEBEC
{netabare}
監督:長澤剛
【代表作品】
・監督
這いよれ! ニャル子さんシリーズ
クロックワーク・プラネット


シリーズ構成:子安秀明
【代表作品】
・構成
GJ部シリーズ
ランス・アンド・マスクス
三者三葉


キャラクターデザイン/総作画監督:竹谷今日子(共同)

CAST
冬空コガラシ:小野友樹
湯ノ花幽奈:島袋美由利
宮崎千紗希:鈴木絵理
雨野狭霧:高橋李依
荒覇吐呑子:加隈亜衣
伏黒夜々:小倉 唯
仲居ちとせ:原田彩楓
神刀 朧:小松未可子
信楽こゆず:春野 杏
ナレーション:日笠陽子

OPテーマ:「桃色タイフーン」春奈るな
EDテーマ:「Happen~木枯らしに吹かれて~」湯ノ花幽奈(島袋美由利)・宮崎千紗希(鈴木絵理)・雨野狭霧(高橋李依)
{/netabare}

☆エピローグ☆

原作一部既読
リアルタイム視聴済

夏クールは秀逸なギャグアニメが多かったこともあり、レビューの基準も含めて概観してみる
ギャグ系作品には大きく二つの趨勢がある。
一つは、4コマ漫画のようなランダムストーリーで1話を短く構成しギャグを詰めている作品。
二つ目はある程度ストーリー性を保有しつつ、物語よりもギャグを優先させた笑劇性のある作品となる。
両者は更にファンタジー系と日常系に、ボケ、ツッコミキャラの固定、不固定(流動)に分類される。

前者日常系の代表としては『天才バカボン』(元祖含めて)『いじわるばあさん』(1970版)『ど根性ガエル』(古っ)・・『苺ましまろ』『WORKING!!』『あそびあそばせ』『ちおちゃんの通学路』『ゴクドルズ』などなどであるが、ギャグは同一作品でも内容で選り好みが分かれ易くテイストを機関銃のように多数ばら撒く方が一作品としての評価がし易いことからも現在でも構成の主流だ。
『おそ松くん』はどうしたという意見もあるかと思うが、1期(1966)はジャンルとしては「喜劇」より「ホームコメディ」である。

後者は、酷評の対象となるリスクが高く、ギャグセンスはもとより、視聴者を30分飽きさせないシナリオや演出の工夫に相当の自信がないと、制作し難いジャンルである。
それにしても、たまに見かける制作側の間違い勘違いで、本来ストーリーが基軸であるのに、何を思ってかギャグ風味をチョイスした結果滑る作品もある。特に、PA作品にその傾向が強い。(SFや群像劇に勘違いギャグを入れても…心当たりあるよな)
また、『デンキ街の本屋さん』のように、物語が主軸なのかギャグが主軸なのか作品の基軸がブレたような構成を視聴者に印象付けてしまった結果、損な評価を受けた作品もある。
私はこの作品をラブコメと捉えたが、秋葉原という設定やスク水JKキャラ(絵柄的にはロリに見えるw)がいたことから、放送当時のトレンドであった萌えギャグ作品として捉えていた視聴者が多いところをみると、基軸をぼかした構成と演出で中途半端感が出たのは否めない。
当時はまだドロドロした深夜アニメ独特のノウハウが未熟だったシンエイ動画だから無理は言えないがね。

長尺ギャグアニメの歴史を鑑みると、日常系とは言い難いが『ルパン三世』(1971)の成功に始まり『タイムボカン』(1975)で一応の「カタチ」の完成を見る。
実際『ルパン三世』で考えると、ギャグを取り除いたら、ただのハードボイルドサスペンスである。
サスペンス部分にも面白い内容があるにはあるが、ハードボイルドサスペンスには『ゴルゴ13』という大御所があり、それだけではこの作品は凡作で終わっただろう。
つまり、長尺ギャグ作品の成功の鍵は、ギャグを一気通貫する基軸にブレがないことが必要条件であり、十分条件としてボケとツッコミの妙技が必要。
更に、良作、秀作まで昇華させるのはギャグのセンスの他に「従」となる物語に共感が得られるか否か、それを反映させる脚本、演出(声優の演技力を含めて)能力となる。
ゆえに、ストーリー重視の作品を制作するよりもハードルが高い。

また、歴史的経緯からも『ルパン三世』は評価の際のベンチマークとなる。
これらの条件を相当数クリアした最近の作品が『このすば』と『ヒナまつり』だろう。
本作と同じ夏クールの『ぐらんぶる』もこの分類だが、これからレビューするのでここでの批評は保留する。
『このすば』はエロ、下ネタのナンセンス系、『ヒナまつり』はシュール系とギャグの質は異なるが、キャラ同士の掛け合いの妙技により笑いのツボを巧みに押さえた脚本、演出の妙が評価に繋がっている。

さて、本作は奇しくもジャンプ掲載作品であることから、往年のジャンプファン目線では正統派永井豪ギャグ作品の系統だ。
永井豪先生は『マジンガーZ』で有名だが、初の大人時間帯アニメ『キューティーハニー』や漫画では伝説のエロスと言われている下品ネタのオンパレード『ハレンチ学園』(週刊少年ジャンプ)の作者でもあり、この原作は「有害図書指定にせよっ!」とPTAが大騒ぎした程フリーダムな内容、もし現在、これがアニメ化されていれば顔を真っ赤にして怒るレビュアーさんが続出すると思われる。
(私が通学していた小学校でも『ハレンチ学園』と『ダメおやじ』(週刊少年サンデー)はPTAの広報プリントで読書制限の注意喚起がされていた記憶がある。)

私はこういう過激ナンセンスエロ漫画を読んでいた世代なので、本作程度のエロさではさして騒ぎたてるほどでもなく、本作を巡り創作上のラッキースケベがハラスメントだと大真面目で主張している方々こそ、現実とフィクションを分別出来ない可哀想な前頭葉の持ち主だと思う。
こういう19世紀頃の何か変な亡霊に憑依された連中に限って、自分達にとって都合が悪い政治家の発言や法制を突っついては差別だの弾圧だの軍国主義だのと騒ぐんだな。
「コガラシ」に除霊してもらえよw(この嫌み、分かる方には分かるはず。19世紀の亡霊→{netabare}『Manifest der Kommunistischen Partei』{/netabare})
個人的にはオムニバス構成でギャグ作品ではないがAVアニメと揶揄される『ヨスガノソラ』でさえも生ヌルイと感じる。

それにしても『ハレンチ学園』、実写化はされたがアニメ化されていないので、ここでレビューが書けないのが無念である。
{netabare}(実写ドラマは数年前にVHSビデオ版を視聴させてもらったことがあるが、現代のコードでは児ポ扱いになる微妙なカットが意外と多かったな…どうせDVDではカットされているのだろう){/netabare}
『ハレンチ学園』で思出したが、用務員役で出演していた「左卜全」の「老人と子供のポルカ」この曲は電波ソングの元祖と言える。
何回かカバーされているが、オリジナルを聴いたことがない方は一度聴いてみるといい。
左卜全の歌声を聴いたら1970年代にタイムリープ出来るかもw

かなり脱線したが、要は長尺ギャグ作品に妙な妥協を入れると必ず失速するということだ。
妥協するぐらいなら、最初から風呂敷を広げなければよい。
本作の基本設定は「ハーレム&エロ」なので、広く一般に勧めるのは気が引けるが、主人公のキャラに納得がいくのなら、ギャグのみならずストーリーもそれなりに面白いので楽しめると思う。

因みに、あにこれでは本作コミック付属OADのレビュー窓口がまだ用意されていないが、{netabare}OAD12巻は謎の光なんぞない乳首丸出しの無修正であり、これが本来この作品を楽しむ意義であるw{/netabare}

【物語・笑いのツボ・キャラ・声優・音楽】
{netabare}① 主人公の設定
まず、ハーレム作品の場合、主人公が視聴者に理解(共感ではない)を得られる設定であるか否かが一つのハードルだろう。
男性目線で見た場合、ハーレムとは理想郷であり、主人公がハーレムを積極的に楽しんでいるような設定では確実に妬まれ、嫌な野郎だ!となって『スクイズ』の「誠」のように叩きの対象となる。
また、嫌みがなく視聴出来るハーレム作品の特徴は主人公が意図せずエロ行為に巻き込まれる、または、女の子キャラから積極的に迫られて困惑する「女難系」も重要な要件だ。
しかし、全くエロに興味がない主人公では当然面白味がないので「むっつりスケベ」成分も必要である。
主人公はハーレム状態を否定しつつも、エロは消極的に肯定するM属性でなければいけない。
これらをバランスよく組み立てた主人公の性格設定であれば、まず視聴の障害となることはないが、支持を受けるまでステップアップするには、その性格が個性的かつナチュラルに発揮される演出、演技の工夫が必要となる。
散々ハーレムアニメを視聴した目の肥えた視聴者の前では、判で押したようなデジタル設定だけでは視聴者はシラケるのだ。
夏クールでは、本作の他『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』の主人公も類似の性格設定である。
本作主人公の「冬空コガラシ」は体育会系で強力な霊能力者であり、正義感も強い。
ハーレム主人公の条件はそこそこ満たしており、女性視聴者にも支持されやすいと思う。
地縛霊「幽奈」の部屋である204号室に住み、毎朝「幽奈」が「コガラシ」の横でおっぱいを晒して寝てしまっていることに気が付くたびに、赤面してポルターガイストで「コガラシ」を吹っ飛ばすのがお約束。

②シチュエーション
舞台はどことなく『妖怪アパートの幽雅な日常』と似ている、明るいお化け屋敷なのだが、ゆらぎ荘の住人は全て美少女と巨乳女性で、妖怪と鬼の末裔、それに地縛霊でそれぞれがとても個性的で濃いキャラだ。
そして、仲居で座敷童子の「ちとせ」以外料理は全くダメ。
面白いと思ったのがメインヒロイン「幽奈」のキャラデザ。天冠(頭の△)と頭の横の鬼火で幽霊ですよアピールをしている点。なかなか考えたものだw

感心したのは「やや」のキャラ描写。
猫神に憑かれているのだが「やや」の行動パターンも猫そのもの。
私の家には生まれた時から猫がおり、大学進学まで18年間好むと好まざるとも猫を弄ったり観察していたし(この猫は22歳まで生き、臨終の際には葬式をしたので、わざわざ実家まで帰郷したw)数年前までは自宅で猫を飼っていたので、猫には少しうるさい。
猫は習性上、協調性がなく社会性に乏しく警戒心も強いため飼い主以外にはそう簡単に懐かない。
また、飼い主にもランクがあり、猫が最も懐くのはエサをやる人物で、魚を調理した「コガラシ」がつきまとわれるのも無理はない。猫は朝腹が減るとエサやり係を起こしに来るからねw
それと、猫は濡れるのを極端に嫌う。「コガラシ」が「やや」にお湯をかけて猫パンチをくらったが、これも原作者はよく猫を観察している。私も子供の時分に悪戯で猫に水をかけたことがあるが、猫は執念深いのでコップを持って近づいたら猫パンチをくらったことがある。
猫に塩分が良くないのもその通り。猫は生理上腎臓への負担が大きいので塩分の取り過ぎは腎臓へ過大な負担をかけ最悪腎炎を引き起こす。
勉強シーンで「やや」だけ周囲の状況に無関心で自分の世界に没頭していたが、猫は犬のように社会的関心がないから、あの「やや」の態度も猫を知らないと描けないシーンだね。

人間ヒロインの「千紗希」には「幽奈」が見えないので「自動書記」と言われる文字でのコミュニケーションがとてもほのぼのとしていて良かったが、一緒に写真を撮ったら「幽奈」がもろ「心霊写真」になっていて吹いたw
しかし、同じ「自動書記」でも『コープスパーティー』では笑えないシーンなのだが。
「千紗希」が「幽奈」を触って「幽奈」の美形を確認しているシーンには百合要素を感じたね。
「千紗希」には「幽奈」が見えないから「コガラシ」との肉体(幽体?)関係を妄想するシーンも面白かった。
ナンセンスギャグが光っていたのは「朧」が真顔で卑猥なセリフを吐きながら「コガラシ」に迫るシーン。ゲラゲラ笑いながら視ていたよw
しかし、本作は何かにつけて裸体露出のシーンになるね。
黒い霧の妖怪シーンでは服が溶かされたといって何人ものモブの女の子が裸体になっていたな。
最後回、恋人同士が地縛霊であるゆえに、近くでお互いを認め合いながらも会えない悲劇のシリアス展開。
「コガラシ」が解決するのだが感動は一瞬で、すぐギャグ展開になるのが本作の魅力でもあるな。
最後、二人が成仏するシーンと花火の重ね合わせの演出は作画も含めて良かったと思う。
気になっているのは1話アバンの「幽奈」の成仏シーン。
最終回の意味深なシーンも合わせて考えると、二期をやって、その最終回の伏線なのかな?
原作ストックはあるし、「幽奈」が地縛霊になった経緯や、原作登場キャラも全部登場してはいないしね。円盤売り上げ成績次第かな?

サブの役割的には「狭霧」はツンデレ「ちとせ」は妹系ロリキャラ「こゆず」は小動物系ロリキャラ「呑子」はお姉系巨乳キャラという配置か。
「やや」はエロとは距離を置いているから、物語的には自分回でない限りモブ化している。
誅魔忍軍で「狭霧」の同級生「うらら」も登場が最後の方で本クールではエロも物語もエピソードらしいエピソードはほとんどなかった。
てか、「うらら」のCV、M・A・Oさん、大阪出身だけあってネイティブ関西弁だなぁw
本作のキャラは総じて立っていた。

③キャスト
キャストで特筆したいのは「幽奈」のCV島袋美由利さん。
活動は昨年からだが、今年になって、
音楽少女「具志堅シュープ」
はねバド!「荒垣なぎさ」
はるかなレシーブ「遠井成美」
と、準主役、メインキャストと目覚ましい活躍だ。
特に、「荒垣なぎさ」と「幽奈」はキャストのクレジット見ないと同一人物とは思えないほどの演技力。
将来、斎藤千和さんクラスの技巧派声優になるかもしれない。
次はナレーションの日笠陽子さん。
まったりと韻を踏まえた喋り方は、ギャグと物語のスイッチに緩急をつけ、本作の演出に大きく貢献している。『けいおん!』の「澪」時代からみると、だいぶん雰囲気が変わったな…。

④音楽
OP曲の「桃色タイフーン」(春奈るな)は本作の雰囲気に合っているし、曲もよい。


物語の評価基準は特に設けていないが、長尺ギャグの場合は『ルパン三世』(1971)『パタリロ』(1982)『うる星やつら』(1982)がベンチマークで個人的満足ライン。
参考までに、物語だけならばTV版では『エルフェンリート』『魔法少女まどか☆マギカ』が満点レベルの代表作である。{/netabare}

【作画】
背景、美術はそこそこ頑張っていたが、キャラデザが残念な気がする。
原作の女の子キャラはとても可愛いので、もう少し工夫をして欲しかった。
XEBECのキャラデザは線が太くてしなやかさに欠けるんだよな。うん。
『クロックワーク・プラネット』では可愛くキャラデザが出来ていたのにね。
キャラデザにも増して、キャラクターの作画が不安定過ぎる。
スケジュールが押して、作監が甘くなったのかな?
本作はいくらギャグ作品といっても、ハーレム、美少女設定の性質上キャラクター作画に手を抜くと作品自体の魅力も下がってしまう。


作画に関してはプロフ記載のとおり明確な基準を設けている。
『劇場版 響け! ユーフォニアム(シリーズ)』、TV版『進撃の巨人』(2013)劇場版も含むが「5」。左記作品並みか超える高水準でない限り「5」の評価はない。
以下、減点方式。
ただし、ギャグ作品は作画クオリティで内容があまり左右されないことと、画風としてわざと作画クオリティをギャグに活かしている作品もあるので、多少評価に幅がある。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 35
ネタバレ

01oinaris さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ジャンプToLoveる枠の正統後継者!お色気枠に万歳!!

今も昔も、週間少年ジャンプには「お色気枠」というものがある。

〜以下お色気漫画・アニメに対する超個人的考察〜
{netabare}
古くは永井豪の「ハレンチ学園」(1968-72年連載) に始まり、その過激なえっちい描写(スカートめくりなど)は当時の社会現象(社会問題)になっただけでなく、当時の漫画家、さらには後の漫画家に多大な影響を与えた。
(手塚治虫や高橋留美子など、ハレンチ学園に感銘を受けた代表的な漫画家)
その後も、ジャンプには概ね1作のお色気描写満載の作品があり、その伝統は綿々と受け継がれている。

(かくいう私は少年期にBastardを読んでドキドキし、電影少女・DNA2で思春期を過ごし、
少年ジャンプを無事卒業…そしていい歳してToLoveるにニンマリしているイタイケな中年…w)

お色気枠の伝統の中でも、明らかに新たな概念を生み出したのはToLoveる。
それまでのお色気が(スカートめくり)や(女風呂のぞき見)などの「積極的スケベ」だったのに対し、
「消極的スケベ」、いわゆる「ラッキースケベ」というジャンルを確立させ、さらにその限界描写に挑戦したという点で画期的だ(個人的見解)。
これは昨今の男子が草食化していることや、積極的なエロを描写するとPT▲やBP◯から
「青少年に悪影響を与える」とクレームが付き、自治体から有害図書扱いされかねないことと無縁ではあるまい。
積極的にエロを求めると問題になるのであれば、そういう破廉恥な行動を断固拒否する健全な男主人公が、意図しないトラブルや事故によって”偶然”に、
女風呂に飛ばされる、スカートに顔を突っ込む、胸を揉む、谷間に顔を埋める、パンツを掴む…
という描写にすることで、青少年の不埒な行動を助長することなく、えっちい絵を楽しむことができる…という妥協の産物が生み出した新ジャンルだろう。
{/netabare}

本作はToLoveるから続く、ジャンプお色気枠・ラッキースケベジャンルの正統後継者と呼ぶにふさわしい作品だ。
少年週刊誌お色気枠というだけあって、ハダカ女子出現率が高いものの、
そこにストーリー性などがあるわけでない。
いわゆる典型的な一話完結型の日常系ドタバタラブコメ。
多少の事件は起きるものの、少年誌だけにムテキ主人公によって解決。
主人公の少年がとりわけかっこよくて惹かれるというわけでもなく、
かと言って応援したくなるような弱キャラでもなく、
展開としてはごく平凡なラッキースケベ系裸乳堪能アニメ。

温泉付き下宿ってだけあって、毎回温泉回。
メインヒロイン・ゆうなの爆乳は毎回堪能できるけど、{netabare}ゆうなとコガラシ君のラブに大きな進展があるわけでもなく、一部回を除きストーリー性があるわけでもなく…{/netabare}
もう少しひねるというか、ToLOVEるダークネスのようにストーリー性を持たせるとか、
もっと限界までえっちい描写を追求するとか(それだと18禁?)しないと、
ToLOVEるの二番煎じ感は否めない。
ToLOVEるの後継には相応しい作品であるが、それ以上の作品を目指すならToLOVEるに無いものを加えなくては。
キャラは比較的可愛いし、毎回温泉サービス付き、良いコンテンツは持っていると思うので、
今後の発展に期待。
第二期あるとしたら…ToLoveるの壁を越えることができるのか?二番煎じに終わるのか?
期待して待っています。

〜〜以下、本作に対する過剰反応について思うこと〜〜
{netabare}
なお、原作漫画は(自称)有識者から目をつけられており、
「女の子の服がはだけ、目に涙を浮かべている。嫌がる女の子の服を脱がすような、こんな破廉恥な描写はけしからん!」
とクレームが付いているようです。
(じゃあはだけた女の子が喜んでいたらいいんかい!そっちの方こそ問題やないかっ!という中年の叫びは置いといて…)
この作品見て「子どもにジャンプは読まさぬ!」と息巻いている有識者さんの息子、たとえジャンプを買い与えなくてもゼッタイ友達から借りて読んでますよ、親には内緒で(笑)。
でも、それでいいんです。そうやって少年は大人になっていくんです。
「この手の漫画・アニメは人知れずこっそりと楽しまなければならない。」
「こういう作品は巷で堂々と見てはいけない。ましてや母親や姉妹、女子友達に見つかるのは御法度だ。」
ということさえ学べれば良いのですよ。だから有識者さん、大いに怒ってください。叫んでください。
本の隠し方が上手になるだけです。(それも重要なスキルとして、将来役に立ちますw)

積極的スケベの宝庫であったハレンチ学園が存在しなかったら、高橋留美子という漫画家も存在せず、萌え系アニメというジャンルも確立せず、アニオタと呼ばれる人々も現れず、Japan-Animationという世界的な文化もなかっただろう。
「過度な規制と束縛は思考の自由度を制限し、新たな文化の萌芽を阻害する」
ということを忘れてはならない。
ただし、「適度な規制と束縛は思考の柔軟性を醸成し、新たな文化の嚆矢ともなりうる」
ということも忘れてはならない。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 12

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ちょっとHな温泉×幽霊ラブコメディー!

この作品の原作は未読です…って「週刊少年ジャンプ」連載の作品だったんですね。
この程度の露出なら少年誌でも問題ない…ということなんですね。
…と思ったら、その手の論争が起こったとwikiに掲載されていました。
まぁ、色んな事を言う人が居る、ということですね。
でも「規制より教育が重要」という意見は一理あると思いましたけれど…

この物語の主人公は、肉体派霊能力者の冬空コガラシ…
彼は悪霊に取り憑かれて大借金を背負わされていたので、家賃の安い部屋を求めてゆらぎ荘に下宿することになりました。
家賃は食事もついて格安なのですが、下宿する部屋は所謂「いわく付きの部屋」で、湯ノ花 幽奈という女子高生の地縛霊が棲む部屋だったんです。
ゆらぎ荘には他にも個性豊かで常識では考えられない美少ばかり…
こうして冬空コガラシのゆらぎ荘での新たな生活が始まり、物語が動いていきます。

キャラデザは私好み…それに加えて美少女を演じる声優さんも凄いんですよ。

島袋美由利さん(湯ノ花 幽奈):「はねバド!」の荒垣なぎさ、「はるかなレシーブ」の遠井成美
原田彩楓さん(仲居 ちとせ):「月曜日のたわわ」のアイちゃん、「うらら迷路帖」の千矢
くまちゃん(荒覇吐 呑子):「ももくり」の栗原雪、「クロックワーク・プラネット」のリューズ
りえりー(雨野 狭霧):「このすば」のめぐみん、「リゼロ」のエミリア
唯ちゃん(伏黒 夜々):「ロウきゅーぶ!」の袴田ひなた、「ViVid Strike!」のリンネ・ベルリネッタ
大地葉さん(シラタマ):「プリンセス・プリンシパル」のドロシー、「ちおちゃんの通学路」の久志取まどか
春野杏さん(信楽 こゆず):「潔癖男子!青山くん」の後藤もか、「ブレンド・S」の星川麻冬
小松未可子さん(神刀 朧):「K」のネコ、「灰と幻想のグリムガル」のユメ、「にゃんこデイズ」のろー
鈴木絵理さん(宮崎 千紗希):「あまんちゅ!」の小日向光、「ふらいんぐうぃっち」の倉本千夏

作品は私の主観で抜粋していますが、私にとってどれも思い入れのある作品ばかりで、キャラも未だ頭の中に鮮明に残っています。
たまにこうして声優さんのこれまでの配役を振り返ると、作品の共通点が見出せたりするので個人的には楽しんでいます。

でもこんなキャラに囲まれたハーレムって…
全く…冬空 コガラシ…毎朝川に叩き込まれるのは流石に勘弁して欲しいですが、それ以外の日常生活はまさに天国そのものじゃありませんか…
と、思えるくらい登場する女の子たちが可愛いんです。

湯ノ花 幽奈:ゆらぎ荘の女子高校生地縛霊。恥ずかしがるとポルターガイストを発生する。
雨野 狭霧:妖怪を成敗する霊能忍者集団・誅魔忍軍所属。実はかなりの照れ屋。
荒覇吐 呑子:いっつもお酒を呑んでいるセクシーお姉さん。酒呑童子の末裔の鬼。
伏黒 夜々:いつも眠そうな猫系女子。猫神に愛されており猫耳やしっぽがある。
仲居 ちとせ:ゆらぎ荘の管理人で幼い見た目に反して、ゆらぎ荘最古参の座敷童子。
神刀 朧:龍雅家に仕える神刀。龍雅家のためにコガラシとの子作りを目論む。
信楽 こゆず:化け狸の少女。千紗希に憧れて、彼女のおっぱいを研究している。
宮崎 千紗希:コガラシの同級生でアイドル級の美少女。少しHな妄想癖がある。

こんな個性的な女の子たちと冬空コガラシによるバタバタ劇が繰り広げられるんです。
ハーレム系の作品が苦手な方にはお勧めできませんが、嫌いじゃなければポイントの高い作品なのではないでしょうか。
それも冬空コガラシの優しさが相まっての事なんですけどね…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、春奈るなさんの「桃色タイフーン」
エンディングテーマは、湯ノ花幽奈、宮崎千紗希、雨野狭霧による「Happen〜木枯らしに吹かれて〜」

1クール全12話の物語でした。
ラッキースケベ系ハーレム作品としては総じてレベルの高い作品だと思います。
ですが、幽奈が地縛霊になった理由や成仏できない理由など、まだまだ分からない点が多く残っている状況です。
続編、制作して頂けると嬉しいんですけどね…

投稿 : 2024/11/02
♥ : 16

71.9 16 XEBECで学園なアニメランキング16位
フルメタル・パニック!Invisible Victory(IV)(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (281)
1319人が棚に入れました
相良宗介たち「ミスリル」に、敵「アマルガム」が逆襲!
今度は本気の闘いだ!!

敵<アマルガム>のガウルン、ゲイツといった強敵を倒し、いつもの平和な日常が戻った「陣代高校」。
しかし、そんな日々は長くは続かなかった・・・。
失態続きの<アマルガム>は、本気で相良宗介たちに襲いかかってくる。
世界各地の<ミスリル>の基地が強襲される!
テッサ率いるトゥアハー・デ・ダナンが格納されている「メリダ島」もたくさんのミサイル、アームスレイブによって攻撃される。
一方、日本の宗介、かなめにも魔の手が追っていた!!

再び、宗介、かなめ、テッサたちに試練が訪れる!!!

声優・キャラクター
関智一、ゆきのさつき、木村郁絵、森川智之、夏樹リオ、ゆかな、三木眞一郎、根谷美智子、大塚明夫、西村知道、浪川大輔、山路和弘、杉田智和、てらそままさき、井上麻里奈、内田彩、茅原実里、津田健次郎、玄田哲章、速水奨、山口勝平、遠藤大智、斉藤次郎、代永翼、櫻井トオル

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

俺はすべてを守る。君に属するすべての世界を護衛する!

この作品は「フルメタル・パニック」の4期に位置する作品です。
物語の内容に繋がりがあるので、前期未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

本作品の最大の特徴でもあると思うのですが…
これまでアニメーション制作は京都アニメーションでしたが、今回からXEBECに変わっています。
XEBECといえば、しーぽんの愛称が懐かしい「宇宙のステルヴィア」や「蒼穹のファフナー」が頭に浮かびますが、調べてみると「To LOVEる -とらぶる-」シリーズや、「這いよれ! ニャル子さん」などの作品も手掛けられているんですね。

京アニからアニメーション制作が変わる事を知り、少しビックリしましたがXEBECと聞いて安心しました。
XEBECといえば「蒼穹のファフナー」の様な半端ないクオリティのロボットバトルを輩出した会社です。
直近では「蒼穹のファフナーEXODUS」が放送されましたが、この作品のスタッフには子供の頃にファフナーを見て、自分もこの様なアニメを制作したい、という意志を持った人たちが参加していたそうです。
こういうモチベーションの高いスタッフが一緒だと心強いですよね。

一方、本作品の物語の方ですが…
これまで「アマルガム」というミスリルの敵の名を幾度となく聞いていました。
アマルガムの執拗な攻撃に相良宗助らは、何とか辛勝してきました。
ですが、今期のアマルガムは本気です。
本気でミスリルを潰しに襲ってくるのです。
彼らの本気…実はこの目にするまで皆目見当が付きませんでしたが、本作品で彼らの実力が明らかになります。

明らか…とは未だ言えないかもしれません。
アマルガムは底の見えない組織なんです。
だから、これが彼らの本気であることを証明する手立てがないんです。

しかもアマルガムはミスリルを同時多発的に襲ってきたんです。
個々の能力では拮抗するかもしれません。
でも最新式のアームスレイブを多数揃え、圧倒的火力の差を持って襲われては流石のミスリルも堪りません。

そして当然ですが、アマルガムの手は相良宗助…いえ、かなめにも迫っていたんです。
きっと状況はこれまで見てきた中で最悪と言っても過言ではないと思います。
そしてこの物語は、ミスリルにとって組織も心も瓦解した最低最悪の底辺から動いてきます。

今回はどのキャラを見ても心が痛みます。

成す術なく選択を強制・受諾させられた相良宗助。
これまで手を伸ばせば触れられる位置にいたはずなのに、一体どれだけの溝が開いてしまったのだろう…
でも再び歩き始めた矢先で彼を待っていたのは絶望…
襲い来る数々の痛み・苦しみを味わいながら、それでも宗介は顔を上げ叫びます。
だって…約束したから。

一番心細いのは、かなめかもしれません。
普通の高校生活を送りたいだけなのに、どうして自分の身の廻りでは騒ぎばかりが起きるんだろう…
でも、今度の騒ぎは普段の宗介のバカ騒ぎが可愛く思えるくらいに激しく、友達を容赦なく傷つけていくんです。
だからもう全部駄目かも…と思っていました。
けれど、物語ラストの叫びはズシンと胸に響きましたよ。
やっぱりかなめはそうじゃなくちゃ…

でも一番心を痛めたのはテッサで間違いないと思います。
自分の一声で人を生かしも殺しもするんです。
現在の状況を踏まえ、一番正しい選択が出来ていたのだろうか…
彼女の心にはこの問いがずっとついて回るのではないでしょうか。
いえ、今回の一件だけじゃありません。
自分が大佐としての言動全てについて回るんです。
その重みを受け止めるには…正直テッサは華奢すぎです。
更に寄りかかりたい人の消息は分からない…
組織としての自分、本心の欲求に対する自分…
きっと心はグチャグチャだったのではないでしょうか。

そういえば、今回新たに一人紹介したい人ができました。
宗介が立ち寄ったナムザクで知り合ったナミという女ん子です。
明るく聡明で…彼女もかなめやテッサに負けず劣らず良い娘なんですよ。
暗い話ばかりが続く中、彼女はオアシスの様な存在だったと思います。

混沌は留まる事を知りません。
そして一旦は停止を余儀なくされましたが、これで終わるミスリルではありません。
これまでも圧倒的不利な状況の中から、僅かな勝利条件を掴んできました。
この戦いにおいてもその奇跡を信じています。

オープニングテーマは、山田タマルさんの「Even...if」
エンディングテーマは、山田タマルさんの「yes」茅原実里さんの「Remained dream」
何このオープニング…ムッチャ痺れるんですけどっ!
って、エンディングも…!
どちらも大好きで通勤電車でリピートしながら聞いている曲です。
特に好きなのはオープニングです。
今期のアニソンBEST10の上位にどれだけ食い込んでくるかが楽しみです。

1クール12話の物語でした。
作画は、ロボットのクオリティーが素晴らしいです。
キャラデザは京アニとの違いは感じましたが、違和感は無かったと思います。
まさか…これで終わりじゃありませんよね。
原作は完結しているようなので、最後まで描ける条件は整っていると思います。

以前、とても悲しい思いをした経験があるので、なにとぞ続編…からの劇場版という改悪パターンだけは無い様にお願いします。
これはそうしちゃいけない作品だと思いますので…

投稿 : 2024/11/02
♥ : 17
ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

この愛に壮大な名前をつけよう

序盤 あぁ

中盤 うーん

終盤 うーーーーんんんん

四期です。お察しの通りInvisible Victoryの頭文字をローマ数字のⅣと見立てています。
三期の続きなのでだいぶ暗いです。四期もシリアスメインとなってきます。コメディシーンはやはり少ないです。個人的には嬉しいんですがね?

時代というものは無慈悲にすぎるもので、三期放送から13年の月日が立ちました。流行りや一般受けが変わる中で、作風が変わるのはとてもどうしようもないことなのでしょうが、個人的にあの作風が好きだったので残念です。

序盤から攻めてきます。恋愛系から始まるのですが、いきなりシリアスシーンになったり戦闘になったりと忙しいです。そしてあいも変わらず血は跳ね首が飛ぶので苦手な方はご控えを。まぁ三期を見れるくらいなら余裕でしょうが。
やはり前に三期あったとはいえ13年のときが経っているので、覚えているか正直微妙でしたが視聴し始めれば徐々に思い出してくるので安心してください。しかし、導入が雑だったのは些か見過ごせませんが。
中盤は新キャラがメインになってきます。主人公はソウスケのままなのですが、時間的にも空間的にも間ができるのでちょっと最初は驚きます。しかし、そこはフルメタ。もちまえの「なんやかんや」と「非情」を使い切り抜けます!
おおとここで終盤に差し掛かる!止まる様子はまったくなく、ゴールもどんな形かわからない。この状況で不安にならない視聴者はいるのでしょうか。{netabare}実際ものすごく中途半端で終わりましたからね。続きはあるのでしょうかね。また13年待つのは厳しいですよ。{/netabare}
物語の全体的な印象としては悪くないです。なんやかんや言ってもフルメタは四期まで続いているだけあってちゃんと物語としては成り立っています。無駄なシーンもあることにはありましたが、それが無ければ納得するかと言われれば微妙なとこです。要はフルメタが好きならば問題ない、ということです。個人的にはセカンドが一番好きですが、本作が一番好きという視聴者がいてもおかしくは無いと思います。そういう感じです((

{netabare}あと個人的な読みではソウスケが「愛」を知るのに時間がかかったり、何かしらのアクションがあると思ったんですが、案外あっさり愛を伝えてますね。私が見逃しただけなのかな。だとしたら結構重要なとこ見落としてますね。世界を巻き込んだ恋愛なのですから、一括いに愛の力と表現するのはなんか癪です。かと言ってなんと表現すればいいのか。やはり愛なのか…できれば下限も知ってほしいところです。発送としては良いのですがね?
あとナミの声優さんは茅原実里さんだそうです。茅原さん救われない役多くない?気のせい?いつも死んでるか救われないイメージしかないんだけど。気のせいかな(汗){/netabare}

先程も行ったとおり制作会社がかわり作風がガラリと変わっています。一期と二期ではもちろん差はあったにしろ大きな変化ではありませんでした。しかしこの三期と四期の間には深すぎる溝ができてしまいました。主人公たちや生徒たちはもちろん、ロボットや車などが大分変わり果てていました。人はキャラデザの変更を疑うくらいには違いましたね。見た目から元気いっぱいだったあの少女が今では恋するうら若き乙女に。まぁ言動とかが女々しくなったのも原因でしょうが。個人的にはやはり昔のほうが好き。
ロボットは3DCGをつかっていました。モーションは丁寧でしたが、ちょっと陳腐な感じはしました。対象年齢が低めのアニメにでてきそうなやつ(伝わってほしい)。まぁ大の大人がロボット変形に対し「その稼働はおかしい」と批判する業界もありますからね(そっと宇宙世紀から目をそらす)。ほ、本当にガンダムは面白いですよ?(必死のフォロー)
あと恭子ちゃん扇情的になった?ちょっと気に食わないんだけど。前の元気で天真爛漫な恭子ちゃんに戻してよ!(過激派)びっくりしたね。一瞬誰かわかんなかったもん。

監督は中山勝一さん。planetarianのシリーズディレクターをされた方ですね
原作・シリーズ構成・脚本は賀東招二さん。
キャラデザは堀内修さん。不動
劇判は佐橋俊彦さん。不
アニメ制作はXEBECさん。ファフナーやニャル子などを制作したところですね

opは山田タマルさん作詞曲歌唱、山本陽介さん編曲の「Even...if」
edも山田タマルさん作詞曲歌唱、山本陽介さん編曲の「yes」
ちなみに個人的に好きなのが8話ED畑亜貴さん作詞、菊田大介さん作編曲、茅原実里さん歌唱のゴールデンコンビの「Remained dream」が大好きです
声優さんはよく、主人公の関さんが初期とは大違いの演技力でした。いや初期も味があってよかったんですけどね

総合評価 受け入れられない人もいると思う

投稿 : 2024/11/02
♥ : 9
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

今回のフルメタは死者・怪我人続出の本気戦闘モード!

本シリーズに関しては、サブヒロインのテッサ隊長が可愛いだけの、温(ぬる)くて展開の散漫な「なんちゃってロボット&学園ラブコメ」アニメとばかり思っていて、この新作の視聴前はほとんど期待していなかっただけに、第1話から・・・ちょービックリ!!!!
前作まで(1~3期+OVAの計50話)は、長~い前座だった!?

何か見続けているうちに、主人公=宗介君が『装甲騎兵ボトムズ』のキリコ君に見えてきた!
これは、《リアル志向ロボット&軍事アニメ》の思わぬ拾い物でした。

チンタラしてなかなか話の進まなかった前作までを余り確り見ていない私が、この新作はこれだけ楽しめたということは、コレ単独で新規に見始めてもいい作品なのかも?
というか、私の場合、この新作を見終えて、初めて前作の方をじっくり再視聴してみたくなりました。
原作の方は、さらにこの後シリアスな展開が続くそうなので、何とか最後までアニメ化して欲しいところです。


◆制作情報
{netabare}
原作ラノベ      賀東招二(『富士見ファンタジア文庫』1998-2011年刊)
監督         中山勝一
シリーズ構成・脚本  賀東招二
キャラクターデザイン 堀内修
メカニックデザイン  海老川兼武、渭原敏明
音楽         佐橋俊彦
アニメーション制作  XEBEC{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

======== フルメタル・パニック! Invisible Vicrory (2018年4-7月) ========
{netabare}
第1話 ゼロアワー ★ テロ組織「アマルガム」の本気宣言(レナード)、普通の学園生活の終り、世界各地のミスリル基地への大攻勢開始
第2話 損害制御 ★★ メリダ島基地への敵襲、宗介&かなめへの襲撃、スペック伍長懲戒(テッサ大佐)、かなめ動揺
第3話 BIG ONE PERCENT ★★ ベヘモス迎撃(スペック戦死、キャステロ中尉戦死)、Mr.クラマの卑劣な罠(人質・常盤恭子)、宗介とかなめの約束
第4話 オン・マイ・オウン ★★ 学園の戦闘(人質解放、レナード来襲・かなめ投降)、メリダ基地放棄・テッサ隊脱出、宗介の決意{/netabare}

 - - - - - - - - - - - シナリオの切れ目 - - - - - - - - - - -
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第5話 WELCOME TO THE JUNGLE ★ 東南アジア・ナムサク市編(AS闘技場(アレーヌ)、ナミ&レモンとの出遭い、参戦)
第6話 腐敗のまどろみ ☆ 続き(地元警察署長の接触、宗介の目的)
第7話 ジャイアント・キリング ★ 続き(闇バトル(ロートル機サベージvs.最新鋭機M9)、再びクラマの卑劣な罠(人質・ナミ))
第8話 ワン・マン・フォース ★★ 続き(ナミ死亡、宗介の復讐戦、クラマ戦死・宗介重症、かなめの行方) ※ED「Remained dream」{/netabare}

 - - - - - - - - - - - シナリオの切れ目 - - - - - - - - - - -
{netabare}
第9話 堕ちた魔女 ★★ 旧アーバレストAI(アル)の機能回復、テッサ大佐サンフランシスコにて発見、アマルガムの尻尾あぶりだし作戦
第10話 前へ、前へ ★ レモン隠れ家への襲撃、囚われのかなめ、フロリダ軍事キャンプ(宗介回復)、カリーニン少佐の裏切り
第11話 ストーミー・ナイト ★★ メキシコ・レナード隠れ家強襲、かなめ奪還作戦(クルツ&メリッサ合流)、レナードの待ち伏せ
第12話 メイク・マイ・デイ ★★ かなめ奪還失敗、新機レーバティン無双(AIアル&宗介のコンビ復活)、かなめからの連絡・約束、テッサとの再会・宗介&アル原隊復帰{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)7、★(良回)4、☆(並回)1、×(疑問回)0 個人評価 ★ 4.3

OP 「Even...if」
ED 「yes」

投稿 : 2024/11/02
♥ : 16
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