STUDIO4°Cで魔法なおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのSTUDIO4°Cで魔法な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月16日の時点で一番のSTUDIO4°Cで魔法なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

65.7 1 STUDIO4°Cで魔法なアニメランキング1位
魔法少女隊アルス(TVアニメ動画)

2004年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (100)
664人が棚に入れました
魔法にあこがれていた人間の少女アルスは、ある日、魔法の世界にいた。
なぜか人間なのに魔法を覚える事ができたアルス。見習い魔女のシーラ、エバと出会い、アルスはこの未知の世界に期待を膨らませるが、実際は「魔法は人を幸せにする」というアルスの思いが通用しない世界だった。
妖精の捕獲、魔女と魔族という魔界の勢力同士の対立と戦い、アルスが父親からもらったという真の魔道書の存在と秘密、そして渦巻く陰謀…さまざまな状況に巻き込まれたアルスの運命は…。

声優・キャラクター
小島幸子、桑島法子、広橋涼、田中敦子、来宮良子

JBさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

思う心があれば誰にだって魔法は使える

1話10分のショートアニメだけど40話あります@w@
絵本の中に入り込んだような、結構ポップなデザインで
とても面白い世界観でした。
そんな魔法界に人間界で生活していたアルスが突然現れて
魔法の実態を知ったアルスは、
魔法に対して人一倍思い入れがある自分の信念を貫き、
「魔法でみんなを幸せにする」と「魔法界を変えてみせる」と
熱血魔法少女が頑張るのですが、それだけじゃ終わらない物語。
物語はちょぴり荒削りなところはあるけど、
かなりいい仕上がりになっていて感動できます。
また、日本のテレビアニメでは珍しく、アフレコではなく、
声優の声を先に収録してから画面作りを行なう
アクターズ・レコーディング(アクレコ)を
制作手法として取り入れている為、その事を知ったうえで観ると
映像展開というか演出に「なるほど、通りで」と感じられる場面があり、
隠れた名作だと思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 8

あいすまん.第一形態 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

これ・・・面白いんですよ。(迫真)

レビューが少ないようなので贅沢に。

皆さん天才ビットくんをご存知でしょうか?NHKで午後6時くらいに子供がキャッキャッしてたあれです。
これはこっそりあれの合間に1話10分弱のアニメ枠として放送していたアニメです。ジャンルはダークファンタジー。

中学生の頃に家に帰ってチャンネルを変えてると第1話をやっていました。絵を見てわかる通り明らかに小さな子供向けではない。深夜アニメを見慣れていない自分は「なんだこれ!?」と驚きました。

呆気にとられていると1話はすぐに終わってしまい、また少年たちがはしゃぎ始めました。何か変な夢でも見たような心地だったのを覚えています。
ネットなんて触れないし友達にも天才ビット君なんて恥ずかしくて聞けないものですから、何の情報も入ってきません。

翌日部活を終えて急いで帰宅すると、またやっていました。しかしやはりすぐに終わり、また少年たちが画面に映って遊び始めます。
部活が遅くなったり、晩御飯の時間とかぶったりで見られない事も多く、そのせいか僕はこのいつ消えるか分からない10分間がたまらなく待ち遠しかったんです。

何が言いたいかって? 少なからず補正がかかってるって事です。

でもそれはこのアニメの魅力だとも思います。「1話10分弱」「子供の見る枠なのに子供向けじゃない」この2つだけでも宝物を見つけた気分になりませんか?


さて内容について。

第1話は少女アルスがいきなり魔法の世界に迷い込んでいる所から始まり、そこで彼女は2人の魔法少女と出会います。
人間の世界でも彼女は勝気な少女。いじめっ子ぽい男子にも引けを取りません。
彼女はもともと魔法や魔女の存在を信じていて、彼女なりの理想があるようでした。

しかしこの世界で魔法を使うのにはある対価が必要だったのです。
魔法の世界を夢だと思う一方で、現実の魔女と自分の空想の魔女とのギャップに苛立ちを覚えるアルス。
「魔法は誰かを幸せにするためにある」「信じていれば魔法は使える」アルスのおとぎ話のようなセリフに苛立つ魔法少女。

何故か魔法を使え、魔女におびえる精霊とも仲良くなってしまうアルスはこの世界で明らかに特別です。どうして彼女は魔法の世界に迷い込んだのか。どうして魔法が使えるのか。それも魔法世界の姿と共に少しずつ明かされていきます。

テンポが速く絵も凝っていて、ストーリーを追うのにストレスを感じることは少ないと思います。

wikiによると中盤は物語が破綻しがちなんだそうです。
これにも一応監督さんの狙いがあるそうなのですが。
自分は短編集のような気分で見ているので気にならないんですよね。

某魔法少女よりも断然こっちが好みです。

可愛らしいけどちゃんと大人も見られるダークファンタジーだと思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 9

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

魔法少女隊ア○スいうなや!魔法少女隊ブレイドブレイバーだ!!

まわりにア○スア○スいわれて、なんで突然マイナー作品が・・聞いたらスロットなのね。クソ台とかみんないってるけど、アルスバカにするな。法様の声だけでも打ちたいわ。シーラはあんまアツくないよって・・知らんがな。


作品は近年の絶滅危惧種、ハイファンタジー。
枠はNHK教育の10分のやつ。実質8分か。

万人ウケしない作風でしょうけど、好きな人は1話とパケでハートをキャッチされちゃうんです。
かっこいいんだわぁ、参考出品のパイロット版を見ると近年の鳥山先生みたいだった。CGで線が太いとそう見えるんだな。
放送版はカクカクした独特のライン、とても子供番組ではないダークな色合い、世界、ちょっと荘厳な音楽。スロでサントラのプレミア度がまたあがったとかなんとか・・。

キャラデザ、世界観が非常にツボ。物語上一言だけとかヒントがあるだけで歴史、設定に相当に作りこみのされた世界。
ビジュアルもシーラの箒が排気管の塊になってたり、箒の柄を曲げてアメリカンみたいなアウトローの少年少女たち。
終始立ち乗りの主人公アルスw
そしてドラゴンハウス・・ほしいわあれ。

アリス方式の構成も良くできていて
・なぜアルスが魔法界に来てしまったのかその経緯がまったく分からない。
・人間のアルスになぜ魔法が?
・なぜ人間のアルスが究極の魔道書をもっていたのか
・OPの中世的な不気味な絵の意味は?
・たまに挿入されるアバンが意味不明
これらのなぞが少しづつ解けていきます。

マイナス要因としては、
アクターズレコーディングというが要するにプレスコでシビアにタイムが決まっていてドラマCDを聞いてから絵を付ける感覚。
イメージボードオンリーでデザイン、コンテも声を撮ってかららしい。

8分枠でストーリーモノをやろうってことでの模索だろう。テンポが非常にいいが、
逆に先撮りされた声に束縛されている感があり。
できるだけ口パクシーンを見せないようにしているのも伺える。喋り手が首を動かす、カメラが聞き手側になったり、次のシーンへ重ねたりなどなど。ほかのシーンの尺確保。全体のタイム合わせのためだと思う。

特に最終回付近、スケジュールか、脚本か、ひどい急ぎ足。
アラを探せばけっこうあるが・・。なんかスタッフの苦悩を感じてしまって・・。2本まとめたDVD,総集編でも16分、そんな間に導入、引きって無理がある。詰め込むのに相当苦労したんだろうなって・・。

逆に言えば最後の演出以外は相当いいセンいってる作品。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6

64.3 2 STUDIO4°Cで魔法なアニメランキング2位
アリーテ姫(アニメ映画)

2001年7月21日
★★★★☆ 3.6 (37)
155人が棚に入れました
 自ら未来を切り拓いていく現代的な女性像で描かれるヒロインが主人公の冒険ファンタジー。監督は「魔女の宅急便」で演出補を務めるなどしてきた片渕須直で、これが劇場用長編アニメの監督デビューとなる。中世のとある城塞都市。その時代、姫君は城の高い塔の小部屋に閉じこもり、人前に出ることなく、やがて婿となる男性が現れるまでその身を清く守ることが求められていた。しかし、アリーテ姫は違った。彼女は秘密の抜け穴を探り当て、城を抜け出し、庶民の暮らす町へと飛び出すのだった……。

声優・キャラクター
桑島法子、小山剛志、高山みなみ、沼田祐介、こおろぎさとみ、佐々木優子

renton000 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

さっぱり童話です

 初見でした。105分くらいです。

 ストーリーは三部から成っていて、①城に幽閉されているとき②魔法使いに連れ去られて自我を失っているとき③自我を取り戻して外の世界へ飛び出したとき、となっています。時間配分はほぼ均等に近かったと思います。
 ①の状態から外に飛び出して冒険をする、という作品は多いですが、②の状態に時間を割いている作品は少ないのではないでしょうか。①もかなりじっくり描いていますし、結構珍しい作品だなと思いました。「目標を立てて、プランを練り、実行する」という行動原理みたいなものを構成の中でも表現したのかもしれません。

 童話にファンタジーやSFを組み込んだような世界観です。フラグみたいなものもほとんど強調されないので、主題は分かっているのに、何が起こるのかが予想できない、という不思議な感覚を味わいました。昨今緻密に作られた作品が多い中で、むしろ新鮮でした。

 女性が強く描かれているのも特徴ですね。傀儡の王様、独善的な大臣たち、ナルシシズムと誇張主義の花婿候補など、出てくる男はまるでダメなやつばかりでした。憎らしいというほどではありませんでしたけど、好きになる要素はなかったですね。
 一方で、アリーテ姫のなんとたくましいこと。①③での「利発さと行動力を兼ね備えた姿」は、強く女性の姿そのもので、②での「美しいけれども主体性が欠落している姿」との対比もあって、なかなか見どころがありました。もちろんやさしさも見せてくれます。

 子供向けとして見れば、結構良いのではないでしょうか。小学校の低中学年が見れそうな作品だと思います。やや教育色が強いですかね。学校や図書館などで上映されそうなイメージです。セリフ回しが独特なので、完璧に理解しようとすれば困難でしょうが、アリーテ姫の頑張る姿は十分に伝わると思います。
 たまには童話を楽しみたいという方にもいいでしょう。膝を汚しながら探索するお姫様が見たい方には、おすすめします。
 一方で、子供向けは嫌いと言う方は見ない方がいいかもしれません。少し退屈で説教臭く聞こえる可能性がありますね。避けた方がいいでしょう。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

良い作品ではあると思うが・・・

セピアがかった落ち着いた色彩の作画や美しい音楽は素晴らしかったし、雰囲気は凄く良いのですが
ストーリーに全然動きが無く、なかなか眠気を誘う作品でした。なんせ魔法使いに攫われた後の展開が閉じこめられたまま、視聴者にぽつぽつと訴えかけるような作品ですので、娯楽性というものはなかなか見出せず。それでも共感出来れば良い作品と思えるのでは。

原作がフェミニズム童話とかいうものらしく、女性の自立を謳ったものなのかなと推察するのですが
少し改変されてるのだろうか?このアニメを見る限りでは若者の自立がテーマのように思えます。
人生に意味なんかあるのか?待ってるだけじゃ何も始まらないぜ!みたいなね・・・
眠気に襲われつつ見たのであれですが、道徳教育にはもってこいのアニメではなかろうか(笑)
非常に丁寧に作られていて、しっかりとしたテーマを持っているので好感はもてますが
なかなか見直そうという気にはならないのが本音である。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 12
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

庶民の生活に憧れる女の子!

 犬夜叉TV放送されてた頃だろうか?十何年前??になるですね。その時見なかったけど、何か上映あったなぁ程度に覚えているです。私が学校行ってたですねです。たまたま今回、公開されていたので見て来たです。

 結婚相手が見つかるまで塔に監禁されていた姫、アリーテ姫が国から外の世界に生きることになるアニメですかねです。外に触れると汚れるらしく、身を清めるためだそうです。

 そうといっても自ら抜け道使って、目を盗んで塔から街に出入りしてたです。あの時期に公開されたアニメにしては、古さを感じる作画みたいだったです。町の人たちの生活を見ている内に、自分もこうなりたいという憧れが強い少女だったです。

{netabare} 国を我が物にするため、塔をよじ登って言い寄る輩や、挙句の果てに胡散臭い魔法使いの爺さんまで登場。姫は催眠術みたいな魔法かけられるし・・・。
 王様までもが、こんな爺さんに言いくるめられ、自分の娘を簡単に手放してしまうことには驚いたです。

 結局結婚目的でもなく、姫を地下に幽閉??何やってんだか???魔法使いのアジトにおいて、私には長く感じたです。魔法使いが、暇して何やら八つ当たりしてたり、この姫なんか瞑想にふける所なんかで、{/netabare}私にはダラダラ感じられ、一瞬寝たりとしてしまったです。

{netabare} そこからが自力?で魔法を解き、抜け道探したり、魔法使いの巧みな言葉に塗るふりして脱出するところは、只者でなかったのかもしれないです。
 魔法使いとの対比あり、{/netabare}これまでアリーテ姫が今までいたところに流されることなく、自らの意思で外の世界に旅立ち生きていく姿を描いたように、私には受け取れたです。

 このアリーテ姫どことなく、姫というより普通過ぎて、正にこの世界の平民こそが、似合っているような少女だったです。主人公にしては、ぱっとしないキャラに見えたです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6

55.4 3 STUDIO4°Cで魔法なアニメランキング3位
ファースト・スクワッド(OVA)

2009年1月1日
★★★★☆ 3.2 (18)
70人が棚に入れました
舞台は1942年。膠着した戦況を打開すべく、ドイツアーネンエルベは伝説の騎士ヴォルフ男爵とその騎士団を冥界から呼び覚まそうとしていた。赤軍諜報部に所属するナージャは、ドイツ軍の攻撃によって失ったかつての同僚たちを冥界から招き寄せ、これに対抗する…

素振りをする素振り さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

続編は作らないのでしょうか?

ストーリー設定に多少無理があるような気はしますが、割り切って観るなら、、、まぁ、それなりに面白いような気もしないでもないんですが・・・。
でも、この終わり方なら続編がないとおかしいと思うのはワタシだけでしょうか。。。

数多くのストーリー設定を短い時間に無理矢理詰め込んだ感じがします。

PV映像の動画を観た印象でDVD購入を検討していましたが、買わなくて正解でした。

作画が非常に美しい分、勿体無い作品に仕上がってしまった気がします。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0
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