大重 さんの感想・評価
3.0
2024年に視聴。1983年ですか、古いなぁ…
昔のアニメですね。なんかBSで再放送していたので見てみました。
存在を知らないアニメってまだまだたくさんありますね。
もちろん2024年に昔のアニメを評価したって高評価になるわけがないので採点はしません。
作画とかは当時としては綺麗なのでしょうね。
金田伊功といえば伝説的なアニメーターだと名前は聞いたことはあります。
まあそれ以上には、やっぱり内容は色々語りたくなりますね。
人類が侵略されて火星に逃げているという絶望的は始まり。
最近こういう絶望的なスタートって無いなぁ、と思いました。
主人公が絶対的なチートで大活躍するならもっと絶望的な世界観にした方がチートが映えるだから、今でも見習っても良いと思います。
一回反抗作戦が失敗して、その3年後に再チャレンジしている二回目の作戦中。
にしては雰囲気ゆるすぎ。
イチャイチャ婚約とかしている主人公とヒロイン。
楽勝ムードを漂わせているがやられまくる人類。
いや3年ぶりの2回目だというのに敵の戦力把握が全然できていないのは…。
3年前の敵を圧倒できる戦力を整えたのに、敵はもっとパワーアップしていた、とかあるんですかね?
人類側のゆるすぎる雰囲気は苦笑させられました。
効果しようとしたら空気に何やら細工をしていたらしく温度が上がりすぎたと…。
いや事前に潜入を試みたりもしていないの?
それは敵に撃墜されてできなかったとしたら、今回は一か八かの決死隊になるのだから、あのゆるい雰囲気はないわ。
結局主人公以外どれだけ地球までたどり着けたのやら。
…まあ、昔のアニメは何かとツッコミどころが多いのはそんなものなんですかね。
もちろん今のアニメだってある程度はお約束でできていて、そうしたお約束を全く知らない一般人が見ると意味不明、ということは多々あるので、
昔のアニメには昔のアニメのお約束があって、それを踏まえていないと滑稽に見えてしまう、というのはあるのかと思いますが…。
でもまあ、滑稽に見えてしまいました。
新たに出てきた現地人もなんとも変な感じですし。
モスピーダというのはバイクが変形する小型ロボットで、結局これだけを使って地球上で戦っていくわけですかね。
もっと巨大な宇宙兵器を全部失って、小型ロボだけで本当に敵を倒せるのか、など気になる要素はもちろんあって、ある程度時代を超えた面白さもあるのだろうとは感じました。
とはいえ… ま、こんな感じか、とわかったならこれ以上は見なくても良いかと思います。
昔のアニメはリアルタイムに見ないと本当に楽しむことはできませんね。