R-15指定で友情なTVアニメ動画ランキング 1

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のR-15指定で友情な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月09日の時点で一番のR-15指定で友情なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

88.3 1 R-15指定で友情なアニメランキング1位
ひぐらしのなく頃に(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (4995)
22078人が棚に入れました
舞台は、鹿骨(ししぼね)市にある雛見沢村と呼ばれる、人口2,000人に満たない寂れた村である。過去に、この村はダム建設による村の水没を、村民の団結した行動で阻止しており、村の連帯感は今も強固である。
ダム建設計画の無期限凍結から5年後の昭和58年、前原圭一はこの村に引っ越してくる。彼は、持ち前の性格と明るさで、新たな学校や友人に打ち解けていく。
しかし、そのまま楽しく平和に過ぎていくと思われた日常は、綿流しという祭りの日から、様相を変えていくことになる。
過去4年連続で、綿流しの日に起きたという怪死事件。そもそも、雛見沢村にはどんな秘密があるのか…。

声優・キャラクター
保志総一朗、中原麻衣、ゆきのさつき、かないみか、田村ゆかり、茶風林、大川透、伊藤美紀、折笠富美子、小林ゆう、関俊彦、かわむら拓央、鶴岡聡、松元惠、瀧本富士子、尾小平志津香、井上喜久子、廣田行生、こぶしのぶゆき、立木文彦、塚田正昭、樫井笙人、小野大輔、水野理紗、金田アキ、宝亀克寿、くじら、渡辺美佐、松本保典、松井菜桜子、中野元、須加みき
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

非常によく作り込まれた設定。ただし、ハードルが高め

原作未プレイ。

昭和56年。
主人公の前原圭一(まえばら けいいち)は雛見沢(ひなみざわ)という村に引っ越してきた。
人口約2000人の雛見沢で殺人事件が起こる。
雛見沢にはこんな言い伝えがあった。
毎年ひとりが死に、ひとりが行方不明になると。
言い伝えと殺人事件との関連は何なのか。
いったい犯人は誰なのか。
さまざまな人物の視点を通し、殺人事件の全容を暴く物語。


目立つのは、デフォルメされた絵柄と、事件のむごたらしさとのギャップ。
目をそむけたくなるような残虐シーンが多く出てきます。
子どもっぽい絵柄からは想像できません。
残虐といっても、実に「痛そうな」シーンです。
グロ表現に慣れている人でもなかなかきついかと……。


さて、肝心のストーリーですが、

・「ひぐらしのなく頃に(以下1期)」 → 出題
・「ひぐらしのなく頃に 解(以下2期)」 → 解答

おおまかな流れは上記のとおり。
しかし、1期の中でも小さな「解答編」にあたるエピソードが含まれています。

細かく言うと1期は、

・前半 → どのような事件が起こったか({netabare}主人公{/netabare}視点)
・後半 → どのような事件が起こったか({netabare}客観的{/netabare}視点)

2期は、
{netabare}
・前半 → どうやったら事件をコントロールできるのか
・後半 → すべてを解決する「答え」は何なのか
{/netabare}

したがって、1期だけ見ると、殺人事件がどのように行われたかだけが描かれます。
何とも後味の悪い話で終わってしまうでしょう。


それを埋め合わせるのが2期。
1期を含めてのストーリーをきれいにまとめています。

2期を見たうえで1期を視聴すると、登場人物の行動や、演出、表現が説明できます。
{netabare}
・なぜ登場人物が急変したような態度を見せるのか
・なぜ登場人物がここまで狂ったように残酷な行動を取るのか
・なぜ同じ世界を何度も繰り返しているのか
{/netabare}

ちなみにこのアニメは、当初1期で終わる予定だったそうです。
1期の過剰とも言える残酷描写は、視聴者の目をひくためにあったのでしょう。
あとはゲームやマンガなどのメディア展開に賭けていたと思われます。

しかし、1期のアニメ版で人気が出て、2期が作られることになりました。
これで改めて目をひく必要がなくなります。
あとはストーリーを補完すればOKです。

したがって、2期はマイルドな仕上がり。
残酷描写が圧倒的に少なく、キャラクターデザインが自然になっています。


なお、1期だけを見るのはオススメできません。
2期まで見ないと物語は完結しませんので……。


「ひぐらしのなく頃に」シリーズは、設定がとても綿密に作られています。
よくこの設定をアニメで表現したと言いたいですね。

2期を最後まで見終わると、1期の物語の評価が跳ね上がると思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 106

らいむぐりーん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

この時期観たくなるanimation。ひぐらしの鳴き声を聞くとリンクしてしまう....

深夜アニメ=ヲタク

当時、自分はこんな先入観を持ってました。
(多くの人間が最初はそうなんではないでしょうか?)


この既成概念を容赦なく粉っっ々にぶっ壊されて
自分が二次元にハマるきっかけをくれた、
すごい印象深い作品です(゜-゜)ヒナミザワコワイ。。


4話~6話ずつで一つのエピソードが終わり、
後被さりで話が繋がっていくというストーリー構成で、
後の二期で解決されていくもの。


「萌え」「シリアス」「推理」「グロ」「ひぐらしの鳴声」
が、主な構成成分ですかね~


とにかく面白かった!
今でも見返しますね。


ネタバレはしたくありませんので、あまり掘り下げはしませんが、

萌えテイストで和気藹々と萌えたあと、
いきなり全力でシリアスに急ターン。
グロも交えて話が浮遊したまま、次のエピソード。。
田舎の緑豊かな背景に、可愛いキャラ達が行き来し、
夕暮れの田んぼ道では、「ひぐらしの鳴声」が響き渡る。
そして平和な日常と思いきや、容赦なく「オヤシロ様」の怪。


ストーリーの進み方がよく作りこまれていて、
見ていて全然、退屈しません(*^。^*)
まさに、「萌え」と「グロ」の併せ技。
見続けると新しい感覚に襲われました( 一一)オヤシロサマー

ちょいちょい出てくる雛見沢署の大石刑事
(個人的にはかなりキーパーソン)のCVが
名探偵コナンの目暮警部と同じ「茶風林」さん
めっちゃいい声してますよね~~\(゜ロ\)(/ロ゜)/





オラオラ系の友人が帰郷してきた際、、
(アニメなんて興味ないぜぇぇ的なスタンスの友人でした。)

「ひぐらしのなく頃に」を勧めてみたところ、
見事にドハマりしたみたいで、4日でⅡ期までを全クリという快挙。

彼曰く「もっとはやくこの作品に出逢いたかった」と(*^^)v



自分が好きな作品を友人と共有できるって
ほんと楽しいし、アニメって素敵だな~って思います。
自分がこうやってレビュー書く理由も
似たような動機かもしれません。
文才極薄の稚拙な文面で恐縮なんですが、
これからも好きな作品のレビューを書き、
より多くの方に読んで頂けたら幸いです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 104

ゼロスゥ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

怖いし、グロい・・・ だが面白い!

タイトル通りです。
すごく怖いし、すごくグロテスクな表現がありますがどんどん続きが見たくなってしまう・・・
そんな面白さを持っているのがこの「ひぐらしのなく頃に」です。
決して万人受けするような作品ではないのですがハマる人には相当ハマると思います。
俺もその内の一人であり、この「ひぐらし」が大好きですw

俺の文章力の無いせいで何が良いのかというのが上手く説明できないんですけど、一つ言えることは「世界観が素晴らしかった」ということです。
ある程度グロ耐性のある人は試しに見てみるといいと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 80
ページの先頭へ