キリン さんの感想・評価
4.6
俺、謎が解けた!と思って調子に乗って友達に話してはいけない!友達も解かってる
お菓子を食べながら、視聴すると
終わったときにメチャクチャ周りが汚れてるアニメです。
それくらい目が離せません。
ほんの少しでも
(今何時だ?)
(あっ、クリーニング出すの忘れた!)
(・・・俺・・・鍵閉めたっけ?)
とか違うこと考えたら、
なんか物凄く大事なシーンを
流して観てしまった気がしてきて
その事を考えてる間に、また話が流れて行ってしまいます。
万全の態勢で視聴することをオススメ致します。
でも、それならまだ良いです。
余計なこと考えなければ良いのですから、
難しいのは、
このアニメの内容を考えざるを得ない状況です。
「えっ?えっ?」
ってなるように作ってるんだから、
頭が『?』になって当然です。
でもそこに留まって考えてたら、
これまた話が流れちゃうので、
ある程度は、謎を脳に海馬にストックしたまま観るのが
一番楽しめるのではないかと思います。
私は『デュラララ!!』を先に観て
この『バッカーノ!』を観ていますので、
(放送時期はバッカーノ!の方が先です)
ある程度の心の準備と言いますか、
まあ、複雑になってきても慌てない心構えが出来ていました。
でも、登場人物はちょっと似た感じのルックスのキャラだと
「あれ?この人って、あれ~?」
と勘違いを起こしかけました。
もしかしたら
その辺を踏まえて
『デュラララ!!』で
もっと描き分ける為
特徴を強くして、濃いキャラが多くなったのでしょうか?
内容、世界観は大好きな感じ
OP観て聴いただけで、
ある程度、世界観が解かると思います。
私は一気に引き込まれました。
私は特に
鉄道マニア、いわゆる鉄ちゃんほど
詳しくは無いのですが、
にわか鉄道好きで(歴史浅いです)
特に旅が好きなので
このアニメで
なんか、いい気分になれました。
(内容はいい気分とは、ほど遠いですが)
アイザックとミリア
この二人がお気に入りです。
こんなにホッとするキャラは久しぶりです。
緊迫した話が続く中、
いいタイミングで出てくるおバカキャラなので
余計ホッとします。
なだぎさんと友近さんがやる
『ディラン&キャサリン』みたいだと思っていたら
ホントにそういう指示が出てたみたいですね(笑)
放送時期もそのネタが流行ってた頃ですしね。
てか、この二人『デュラララ!!』に出てたんですね。
そりゃ『バッカーノ!』観てないと気付けないわ~
ってくらいちょい役ですけどw
しかし、この『バッカーノ!』
観る為に苦労しました。
以下私的苦労話
{netabare}
『デュラララ!!』のレビューをUPしてから
エミールさんにオススメされた『バッカーノ!』
さっそく観ようと近所のレンタルショップに向かったものの
1巻のみレンタル中
がっかりして、一週間後
またしても1巻のみレンタル中
(なんでやねん、早よ、次進めや)
二週間後、三週間後
1巻のみレンタル中
私は店員さんに聞いてみました。
「あの~、アニメのバッカーノの1巻って
返って来てます?」
「少々お待ち下さい・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
「あ~、前回借りられたお客様が紛失されておりますね~」
「テメー、それやったら、『只今抜け巻です』って
書いとけや!他の紛失されたと思わしきヤツは
書いとるやないか!なんで『バッカーノ!』だけ
書けへんねん!このぶつぶつ出っ歯がっ!!!」
と言えるわけもなく
「あ、そーですか。ありがとうございます」
と言って立ち去ろうとしました。すると
「もしよろしかったら、入荷した際
ご連絡致しましょうか?」
(あぁん?もうええわ!待つ気ないんじゃ!!この黒ぶち!!!)
「いえっ、けっこうです。どぉーもー」
と言ってレンタルショップを後にしました。
無いと分かれば、
他で借りるしかない。
私は、検索して『バッカーノ!』が置いてあるお店を
見つけました。
(で・・電車使わな無理や・・・・)
けっこう遠かったですけど、まあ1巻さえ借りれば
2巻以降は、近所のレンタルショップで問題無いので
思い切って遠~いレンタルショップに行き
無事1巻を借りることが出来ました。
(今考えたら、宅配あるんじゃなかったっけ?)
さらに1週間が過ぎ、2巻以降を借りようと
またまた近所のレンタルショップに行きました。
え~と2巻、2巻・・・・あった・・・・て
1巻あるじゃん!!
なんで今あるねん!!
まあ、仕方ない・・・・私は気を取り直して
レジに向かいました。
なんとなく黒ぶちぶつぶつ出っ歯に
2巻借りるの見られたくなかった私は
ぶつぶつ出っ歯がカウンター内でゴソゴソし始めた隙に
もう一人のお姉さんのレジに並びました。
私の前に一人お姉さんレジで会計していました。
(早く早く・・・)
(早くぅ!ぶつぶつ出っ歯が気付く!)
気が付くと私の後ろに二人並んでいました。
(早くぅ!急いでぇ!)
(やべっ気付いた!今こっち見たぞ!早く!!)
「次にお並びのお客様、こちらのレジどうぞ~♪」
私は聞こえないふりをしましたが、後ろの人が
とんとんと私の肩を叩き、『どうぞ』とジェスチャーしていました。
私は
ん?なんのこと?
みたいな顔をして、少しでも時間を稼いで、
お姉さんレジが空くのを待ちましたが、
さすがにこれ以上気付かないのはアホだという時間(5秒)が
経ってしまい、しぶしぶぶつぶつ出っ歯レジへ向かいました。
「え~、2巻と3巻と4巻でお間違いないでしょうか~?
あっ!『バッカーノ』ですね。1巻入りましたよ~」
(分かっとるわっ!!!俺今2巻からここに持って来てるやろ!!
取るとき気付けへんわけないやろがっ!!!
ホンマにお前はバッカーノ?)
あっスンマセン、ウケようと思って言ったんじゃないんです。
{/netabare}