R-15指定おすすめアニメランキング 19

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのR-15指定成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月22日の時点で一番のR-15指定おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

84.9 1 R-15指定アニメランキング1位
学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD(TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (3198)
16546人が棚に入れました
ある日突然人々が生ける屍と化し、他の人々を襲うことで仲間を増やし始めた。
主人公ら生徒と教師数名がマイクロバスに乗って高校を脱出するが、この謎の疫病は想像以上の広がりを見せ、気付いた時には出くわす人間のほとんどが生ける屍という状況になっていた。
秩序が崩壊した世界で主人公達のサバイバルが始まる。

声優・キャラクター
諏訪部順一、井上麻里奈、沢城みゆき、喜多村英梨、檜山修之、福井裕佳梨、宮野真守、竹達彩奈、谷山紀章、竹内順子

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

濡れるッ!

始終まっこと楽しめましたね、これは
いやいや久しぶりに興奮するアニメを見てテンションもMAXですよ
濡れるッ!
これほど弛緩の知らないアニメを私は今まで見たことがない
ん~たまらんんん
濡れるッ!

おっぱいパンツ描写はすごかった!正直勃ちますね!
監督の荒木哲郎氏によると、”たとえゾンビでいっぱいの世界でも乳尻太股を忘れるつもりはない”が現場の合言葉らしく、インタビューでは氏のおっぱいへの大変な執着が垣間見れます
この監督にしてこのアニメあり、6話のおっぱい水鉄砲とかもう神秘ですね
こういう類のアニメってオサレ気取っちゃって、鉄壁スカートってのが常なんですが
監督を初めとするスタッフの熱意とこだわりを感じました
4話の胸揉みシーンとか7話の幼女失禁シーンとか10話のバス乱交シーンとか、
かなりやばめなシーンもちらほら
制作はマッドハウス、いやいいデスねぇ、マッドハウス
madというだけあって、すごいアニメ作ってくれます

あっという間に30分が立ってしまう!
カメラワークもいいし、演出も手に汗握る
作監には田中将賀さんと落合瞳さんが入ってます、生姜アニメフルスロットルで瞬きすら許されない
まるでその世界に入り込んだかのような緊張感
まさにテン年代の一大傑作、私の中では絶賛の嵐です
波乱を呼んだ5話の貴重なヨン様銃殺騒動、友愛ネタ、8話の超絶おっぱいマトリックスアクション、9話の
”濡れるッ!”
バイオレンスでエロティックで超過激ストーリーは間違いなくアニメ界トップクラス
もし現実世界がああなったらどうしよう、ってついつい妄想してまいます

OP「HIGHSCHOOL OF THE DEAD/岸田教団」は問答無用で素晴らしい
東方の成り上がり同人バンドと高を括ってたのですが痛い目見ましたねこれ
ただ、友達に言われて気付いたのですが、イントロの部分が解読不能に似てます
EDは結局毎回変わったわけなんですが
各話の雰囲気に合ってて、特に入りは、思わず声が出るほど痺れました

さて、声優、このキャスチングはマジで神がかってます
ありえない、ありえない
演技力高い実力派声優ばっかじゃないですか、ガチじゃないですか
井上麻里奈諏訪部順一檜山修之喜多村英梨沢城みゆき他、モブにも気合入ってる
そして幼女役の竹達彩奈さんも上手かった、というか最初まったく気づかなかったです

まぁいろいろと伝説を残すキャラたちでした
孝、ビッチ、ヒラコー、毒島先輩、おっぱい、幼女、高城さああああん
あぁ良かったなぁ、終わっちまったのかぁ
是非二期を期待したいアニメでした


こんなアニメがありえていいのだろうか、夢でも見てるのか
というか実際夢に出て来ました、ゾンビに襲われて大変でしたよ
俺たちの戦いはこれからだENDで幕を引いたことは若干惜しいですが
作画も良い、声優も良い、ストーリーも良い、キャラも良い、曲も良い
これを究極のアニメと言わずになんと言おうか

投稿 : 2024/11/16
♥ : 25

くろのうさこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

パンチラ…(((((( ;゚Д゚)))))

なんか異様にパンチラ多かったです。
胸でかス。


簡単に言えばあれだよあれ
『バイオハザード』
の、アニメverて感じ~

たぶんあの終わり方は2期も出ると思ふ。
だって何も解決されてないし!

女のほうが槍のスキル知らぬ間に持ってたり
どっかで拾ってきたバイク乗り回してたり
(↑観たらわかりますw

キチガイなアニメですww

でも、おもしろかったかなw

OP最高ですよ(*´ω`*)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

紅月@キャラデザ厨 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

正直、おっぱい要素は、要らない。

最初は、某映画のパクリだろうと思っていたが・・・

まず、ゾンビのリアリティーに驚いたww

戦闘シーンや流血シーンもかなり本格的で、

非常に期待を裏切ってくれた。(良い意味で)

ストーリーの流れもテンポが良く、5話位までは最高だった。

作画と共に、ストーリーも6話目辺りからダレていったのが非常に残念。

特に、高城家に着いてからが、どうでもいい話だった。

もっと、サバイバル要素を増やして欲しかった。

タイトルにも書いてあるが、おっぱい要素がこのアニメの質を極端に落としていると思う。

その分、ストーリーをもっと濃くしてくれたらいいのにww

それでも、かなり良いアニメだった事には変わりない。

皆さんの言う通り、2期を希望したい。

出来れば、おっぽい要素抜きでw



最後に一言・・・

コータ、カッコ良過ぎww












投稿 : 2024/11/16
♥ : 17

78.2 2 R-15指定アニメランキング2位
劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(アニメ映画)

2015年1月9日
★★★★★ 4.1 (1105)
6892人が棚に入れました
世界は禁断の平和(システム)に手を伸ばす。
2116年――常守朱が厚生省公安局刑事課に配属されて約4年が過ぎた。
日本政府はついに世界へシビュラシステムとドローンの輸出を開始する。長期の内戦状態下にあったSEAUn(東南アジア連合/シーアン)のハン議長は、首都シャンバラフロートにシビュラシステムを採用。銃弾が飛び交う紛争地帯の中心部にありながらも、水上都市シャンバラフロートはつかの間の平和を手に入れることに成功した。シビュラシステムの実験は上手くいっている――ように見えた。
そのとき、日本に武装した密入国者が侵入する。彼らは日本の警備体制を知り尽くしており、シビュラシステムの監視を潜り抜けてテロ行為に及ぼうとしていた。シビュラシステム施行以後、前代未聞の密入国事件に、監視官・常守朱は公安局刑事課一係を率いて出動。その密入国者たちと対峙する。やがて、そのテロリストたちの侵入を手引きしているらしき人物が浮上する。
その人物は―― 公安局刑事課一係の執行官だった男。そして常守朱のかつての仲間。
朱は単身、シャンバラフロートへ捜査に向かう。自分が信じていた男の真意を知るために。
男の信じる正義を見定めるために。

声優・キャラクター
花澤香菜、野島健児、佐倉綾音、伊藤静、櫻井孝宏、沢城みゆき、東地宏樹、山路和弘、日髙のり子、神谷浩史、石塚運昇、関智一

suggest@休止 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

シビュラの導入はいよいよ世界へ

日本よりもっと治安の悪い外国がシビュラシステムを導入した。
一見シビュラシステムのおかげで一部地域が安全地帯になった様に見えたが...
そんな国に朱が送り込まれた話。


やっぱ面白かったです。設定も分かりやすくて入りやすかった。

今回は朱ちゃん一人での活動が多かったけどしっかりしてて、成長してた!(時期的には一期と二期の間だっけ)

そして期待してた狡噛さん登場シーンだけど、朱と手合わせして朱の成長を感じている様な雰囲気がよかった^ ^あそこのシーンの作画はとても安定してた。


"主題歌" 『Who What Who What』凛として時雨
予告観てる時にこれを聞いた時はもう興奮しまくりでした。こらのおかげで期待も一層膨らみました(^^)



ただ一つ思ったのは劇場版ということで仕方ないのですが、途中で気持ち駆け足に見えたので少々内容についていけないとこがあったかなぁという印象。

それでもサイコパスはやっぱスートーリーが面白いな。今作は世界が舞台でスケールも大きいし日本とは違った問題も出てきて見応え抜群!サイコパス好きな方は絶対観ると思いますが、本当に良かったです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 31
ネタバレ

にゃんぴ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

政権!

下関条約:清国は遼東半島、「台湾」!、澎湖諸島など付属諸島嶼の主権ならびに該地方にある城塁、兵器製造所及び官有物を永遠に日本に割与する。

皆の評価は高い、大ファンの私としては
ますます超見てェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェΣ(゜Д゜ノ)ノ

いよいよ、お目にかかりました、

難解なストーリーで2回も見てしまった、
一期と同様、哲学な会話だらけですねー
特に最後は常守朱とシビュラのやりとり、満喫です~

日本式の英語はちょっと残念...

作画は綺麗だ!!!
戦闘のシーンもなかなか迫力がある。
{netabare}狡噛はひどくやられたよね......{/netabare}

{netabare}一体テロリストを日本に送り込んだのは誰だろー?{/netabare}

最後のシーン、続編があるかな!?

{netabare}正義(システム)の世界は進化する。{/netabare}

{netabare}いずれ、このシステムの真価が試される。{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 99
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

シャンバラに響く銃声

ProductionI.G制作、SF×サスペンス。

人の深層心理を数値化できる世界。
犯罪係数が規定値を超えれば、
潜在犯として逮捕・隔離される。
潜在犯の摘発とメンタルケアを行う、
巨大監視ネットワーク「シビュラシステム」

2116年、舞台は世界へ。
政府はシビュラシステムの輸出を開始。
長期の内戦により疲弊した、
東南アジア「シーアン」の首都シャンバラフロートに、
シビュラシステムを実験稼働させた。
紛争国に平和と秩序を。

1期から劇場版へ。
{netabare}システムの内側で正義を遂行する常守と、
システムの外側で正義を遂行する狡噛との対比。
反政府ゲリラの指導者として浮かび上がる、
狡噛を追って常守はシャンバラへと向かう。{/netabare}

常守を動かしたもの、
自らの価値基準で運命を切り開く意志と行動力、
未来を選び取る狡噛の正義の行く末を、
彼女は見定めなければならないのでしょう。
地獄の黙示録へのオマージュもありましたが、
狡噛がカーツ大佐になる可能性もあったわけですね。
法と正義への考察、
劇場版で一区切り付いたのではと思います。

シャンバラフロートに希望の灯りを。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 53

89.9 3 R-15指定アニメランキング3位
BLACK LAGOON ブラックラグーン(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★★ 4.1 (5055)
23657人が棚に入れました
日本の一商社・旭日重工(あさひじゅうこう)の社員だった岡島緑郎は、会社の機密ディスクを運ぶ任務中、南シナ海で違法な運び屋・ラグーン商会にディスクを奪われ、自らも拉致されてしまった。ラグーン商会(レヴィ)の狙いは、旭日重工から岡島の身代金を取ることだったが、機密の漏洩を懸念した会社と彼の上司・景山は、会社のためにはやむを得ずとして彼をディスクもろとも抹殺せんと画策し、傭兵部隊に商会を襲わせる。自分が旭日重工から見捨てられたことを知った岡島は、ラグーン商会のメンバーにアイディアを提案し、この危機を脱することに成功する。

声優・キャラクター
豊口めぐみ、浪川大輔、磯部勉、平田広明、小山茉美

Вистерия さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

臭いしダサい…だがそれがいい!たまらん!っていう変態さん向け

安いB級映画のようなくっさいセリフ回しに
銃火器ドンパチアクション。もう大好物ですよ。
格好良く見せようとしてるのがみえみえで
ダッサダサなんですけど、そこがいい。
コマンドー見ているかのような厨ニ臭。たまらんですな。
自己陶酔し切って突き抜けちゃったカッコよさがあります。

原作者の広江礼威のミリオタ具合も相当なもので、
アニメにもそれが反映されています。
そういった点ではリボルバー構えるときに
カチャって効果音をいれてしまうDTBなどのアニメと一線を画していますね。
テキサスタワー乱射事件のチャールズ・ホイットマンネタや
「地球上で一番おっかねぇ女の上位3人だ…」「グラウンド・ゼロって気分だぜ」
というワールドトレードセンターの同時多発テロネタなど
所謂そっち方面の小ネタが満載なのも魅力です。

アクションシーンもマッドハウスの安定した作画に
お得意の下からアングル、3DCG、ハードなBGMで
臨場感と緊張感は抜群です。薬莢が舞い弾丸が乱舞してます。

ストーリーの構成と演出も悪くはないですね。
個人的に一番好きなのは
7話のレヴィとロックの人間関係を掘り下げる話ですかね。
会社の犬やってる社会人が見ると、ロックが矢鱈格好良く見えるはず。

ただ、声優にやたらめったら外国語話させるのやめません?っていう。
バラライカのロシア語やレヴィの英語、
ロベルタのスペイン語にシェンホアの中国語。
もうただでさえダサいのに余計サムイ…

まぁそういう部分や
「皆殺しにしろ!俺は生きている奴が大嫌いだ!ひゃはは!」
とか言っちゃうモブ敵を見ながらTVの前で
はははこりゃ傑作だーとか腹抱えて笑えるくらいの気概がある人が
一番このアニメを楽しめるんだと思いますけどね。

はっきり言って私はこのアニメ大好きです。
こういうアニメって最近少ないですからね。
アウトロースターやビバップ、EAT-MANの系譜を継ぐアニメが。
最近だと
ブラクラに真下監督の三部作や岡村監督のDTBシリーズくらいなもんです。
10年代になってもこういうアニメの系譜は受け継いでいって欲しいですね。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 16

LifeJA4 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

もっと評価されるべき

大抵のアニメは一周したらもうお腹いっぱい、余程暇な時じゃないと二周目を観ることはあまりないのですが、この作品はなぜか3、4周くらい観てしまっていますw

なんというか、主人公のロックに憧れる、というかロックになりてええええと思ってしまうアニメです。…俺だけかな?w

勢いで全部5付けましたが、特筆したいのは音楽とキャラ。

音楽に関しては、OPや劇中の曲も素晴らしいのですが、個人的にはEDの曲を高く評価したいです。いや、恐ろしくシンプルな曲なんですが…とりあえず聴いてみてください。聴けばわかる!!!!…ハズ。

そしてキャラ。もうこいつら全員かっこよすぎるwセリフの言い回しがね、もうねw原作の漫画からそうでしたが、それが映像化されて声が付くとかっこよさ100割増しくらいですねw

投稿 : 2024/11/16
♥ : 28

che さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

面白い話と、面白くない話に差があったかな。

一応OVA以外は全部みました。
基本的にまあ、面白かったと思います。
ちょっと気になったのが、一部のキャラクターに性格の統一性が無いような気がしたのが残念だったかな?
主人公のレヴィちゃんとか、姉御とかその辺り。
それでもキャラ評価に4をつけたのは、それを差し引いても姉御とレヴィちゃんはユニークな部類だと思うので。
個人的にはマッドな双子の話が一番面白かったですね、なかなかいろんな意味で容赦がない感じで良かったです。
後、姉御と中華系のボスの会話とか、クソ、クソ、クソ、クソ言いまくってて結構面白かったですw
マッド双子の話の終わり方も良かったです、ああゆう終わり方は僕は好きです、本当に終わりなので。

こんな人にオススメ

ガンアクション好きな人
ミリ好きな人
マッドな人
アウトローな人
ロックのゲイっぷりを見てもイライラしない人

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

88.3 4 R-15指定アニメランキング4位
ひぐらしのなく頃に(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (4995)
22083人が棚に入れました
舞台は、鹿骨(ししぼね)市にある雛見沢村と呼ばれる、人口2,000人に満たない寂れた村である。過去に、この村はダム建設による村の水没を、村民の団結した行動で阻止しており、村の連帯感は今も強固である。
ダム建設計画の無期限凍結から5年後の昭和58年、前原圭一はこの村に引っ越してくる。彼は、持ち前の性格と明るさで、新たな学校や友人に打ち解けていく。
しかし、そのまま楽しく平和に過ぎていくと思われた日常は、綿流しという祭りの日から、様相を変えていくことになる。
過去4年連続で、綿流しの日に起きたという怪死事件。そもそも、雛見沢村にはどんな秘密があるのか…。

声優・キャラクター
保志総一朗、中原麻衣、ゆきのさつき、かないみか、田村ゆかり、茶風林、大川透、伊藤美紀、折笠富美子、小林ゆう、関俊彦、かわむら拓央、鶴岡聡、松元惠、瀧本富士子、尾小平志津香、井上喜久子、廣田行生、こぶしのぶゆき、立木文彦、塚田正昭、樫井笙人、小野大輔、水野理紗、金田アキ、宝亀克寿、くじら、渡辺美佐、松本保典、松井菜桜子、中野元、須加みき

とうふ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

最後までみるべきアニメ

先に原作のゲームを知っている状態で視聴。
キャラのデザインが残念に思うのは私だけ?なんかバランスが悪い。可愛いけど…

キャラクターは主人公とヒロイン達、その周囲の人達、皆それぞれ良い味出してると思います。ストーリーもよく考えられていると思うし本当に楽しめた。

音楽もアニメなのかゲームなのか記憶が確かではありませんが「ひぐらしのなく頃に」の「you」という曲は大のお気に入りです。

観てない人は
「ひぐらしのなく頃に」は全く知らない状況で観ると鬱・グロ・意味不明の三拍子で辛いかもしれないです。(私はゲームの知識ありでみたので特に辛くはありませんでしたが…ゲームだともっと長くて辛かったです。)

でも前半の意味不明さがあるからこそ後半が非常に面白く、主人公達に頑張ってほしいと思えるので観てない人には是非全て観て欲しい。どうしても辛いなら暇つぶし編か目明しまで、と決めて観てみるとか。
最初だけで観るのを断念するのは勿体ない作品です。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 30

jack555 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

正直震えた:(;゙゚'ω゚'):狂気乱舞・・・((((;゚Д゚))))

タイトル通りです。

メジャーな作品ながら観てなかったんですが最近何故か思い立って観てみました。

この作品の存在を知ったのは大学生の頃でした。部活の先輩の家におジャマした際にこの単行本を発見しまして。当初は恥ずかしながら絵的にただの萌え~だと思ってたんですよ。(当時アニメだとかマンガだとかにはほとんど知識がなかったもので・・・)

その先輩からは観てみりゃ分かるよと言われたきり、当時は深夜アニメ、及びそれらの原作にあまり興味がなかったので観ずにそのまま数年が経ちまして・・・つい最近全て観てみたところ

なるほど・・・これはすごいと思いました。アニメ観てて登場人物のキャラだとかその物語の世界観に感動したりすると鳥肌が立つものですが、恐ろしくて鳥肌が立ったのは初めてです。「恐ろしい」、これは個人的には決してオーバーな表現ではないと思うんです。(一応自分怪談話とかホラー映画もほとんど何ともない方の人間なんですよ^^;)

実写の表現には限界があるのに対し、アニメはどんなことでも表現できるからこそ、観る側の精神に純粋に入り込んで来ますよね。だからこそひぐらしはちょっと怖かった・・・。OP、EDは曲とアニメーションが物語の世界観とリンクしすぎてどちらも気に入りました。特にOPの方は瞬時にひぐらしの世界観に引きずり込まれるというか何というか。

てか何気に一番鳥肌立ったのはOPの歌詞ですww「この指とまれ 私の指に その指ごと連れてってあげる」この表現の仕方には恐ろしさの中に芸術性を感じました。ヴォーカルエフェクトも文句なしにかっこいい。

各観点を総合的に観た場合素晴らしい作品だといえますが、描写的には要所要所かなりエグいです。もしまだ観てない人なんかいて、よし観よう!って人がいたら観るべき「時間」はわきまえるべきかも。グロ耐性がない人ならば食事中はなるべくやめといた方がベター。

この作品はパラレルワールドのような形式になっており、4,5話ほどで一つのストーリーの完結、そのストーリー一つひとつが〇〇編としておおよそ同じ登場人物でまた違うストーリーの繰り返しといった具合になっています。

さてさてこの調子で次作も観てみようかと思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 31

woa さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

被差別部落の問題

明確に描写されているわけではないが、主人公の移り住んだ寒村、雛見沢は周辺の地域から地理的にも文化的にも一種の隔離状態にある被差別部落であることがうかがえる。ヒロインの一人の回想という形で雛見沢で起きた惨劇を様々な登場人物の異なる視点から描く。主人公は都会の荒廃した生活から雛見沢の牧歌的な風景、人間関係の中に安らぎを見出すが、村人であるクラスメートの内面に触れていく過程で徐々に雛見沢の陰惨な伝説とかつてのダム反対運動によって村民間にしこりのように残っているわだかまりの歴史を知ることとなる。ここで注目するべきなのはクラスメートであるヒロインたちとの穏やかで傍から見ると少々痛々しいやり取りも実は各人のトラウマや村のシリアスな歴史や伝説を覆い隠すためのカモフラージュだということである。日常の脆弱性が非日常の暴虐性と分かちがたく結びついているという認識が彼らの生活の根底にあるのだろう。そして主人公(訪問者)がこの認識をヒロイン(村民)たちと共有せんとする試みの中ですれ違いや事象のすり替えによって歴史と伝説を交互に反復するかのように新たな事件が起き、非日常的な残虐性が牙をむくのである。

よく言われているように物語の語り手によって事件の内容も異なる点も特筆すべき事柄だろう。芥川龍之介の藪の中のようにあくまで主観に基づいた物語であることによって彼らの陰惨な事件には救いがあると同時に行き場が無いという点はエロゲ―というより間接話法の手法だろう。このような形式をとってしまった以上本作の続編、解ののちにも物語が続いていくことが示すように究極的な解というのはこの作品に限ってはあり得ないと思われる。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

89.3 5 R-15指定アニメランキング5位
BACCANO! バッカーノ!(TVアニメ動画)

2007年夏アニメ
★★★★★ 4.1 (2766)
15335人が棚に入れました
三百年前、船の上で錬金術師達は不死の法を手に入れるため、『悪魔』を召還したのが全ての始まりであった。悪魔は錬金術師達に不死の酒を与え、唯一死ねる方法と召還主だけに不死の酒の製造方法を教えた。しかし、その次の日の夜、錬金術師達の内の一人が仲間を喰い始め、彼らはその魔手から逃れる為、世界中に散り散りとなった。そして禁酒法時代のアメリカ、不死の酒を巡り、バッカーノ(馬鹿騒ぎ)が始まる!

声優・キャラクター
小野坂昌也、あおきさやか、吉野裕行、宮本充、小林沙苗、藤原啓治、阪口大助、小林ゆう、園部好德、森田成一、広橋涼、千葉進歩、太田哲治、伝坂勉、有本欽隆、菅生隆之、中田和宏、伊藤美紀、後藤沙緒里、神田朱未、子安武人、三宅健太、山口勝平、安井絵里、大林隆介、佐々木誠二、若本規夫、井上麻里奈、羽多野渉、伊丸岡篤、永澤菜教、平野俊隆、古澤徹、楠大典、斎藤千和、亀井三郎、伊藤静、神奈延年、大畑伸太郎、高垣彩陽、斧アツシ、長克巳、塚田正昭、速水奨、西本理一、河本邦弘、浪川大輔、金光宣明、成田剣、坂口候一、相馬幸人、こぶしのぶゆき、西村知道、岡田三利、麻生智久、杉田智和

チュウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

素晴らしきシナリオ+ミリアおもしろすぎ!

まず、ミリアが可愛い!おもしろい!!
アイザックとのコントはリアルのどのお笑い芸人よりも笑えますww

特筆すべきはシナリオです!
ストーリーにスピード感があり、なお刺激的で非常に良い!
ただ、序盤は世界観を理解するのが大変。そして、時間軸が多少前後するため、結構難しい内容と言えます。
しかし、その分クオリティの高さは素晴らしい!!

しかしその分、内容の濃さ、面白さには目を見張るものがあります!序盤で意味が分からないと切らずに、辛抱強く観て見れば、すぐに馴染んで、引き込まれていくこと間違いなしです!!

音楽はEDが少し物足りない感もしますが、OPはアニメーションを含めて総体的に良いと思います!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 58

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ライトノベルの可能性。愉快な狂人たちが世界を回す。

 涼宮ハルヒの大成功以来、ゲンナリするほど数多くのライトノベル原作のアニメが作られたし、今も作り続けられている。厳密には違う!という人もいるだろうが、「なろう系」もその流れだろう。


それらの作品のまずさは色々あるが、私としては独自性の欠如、キャラの薄っぺらさが特に気になる。


型にはまったテンプレートな設定や内容に、ちゃんとした個性のない出落ち気味なキャラの組み合わせが粗製乱造されているのを見ると、こんなん大量に作るなら本数抑えてもっと実のあるもん作ってよ…日本のアニメが心配にすらなってくる。


しかし、全てのラノベアニメが悪いわけではない。


本作と「とらドラ!」は間違いない傑作であり、ライトノベルにもちゃんと豊かな可能性があると感じさせてくれた稀有な作品である。


本作は非常にトリッキーな構成になっていて、異なる時間と場所の場面を時系列シャッフルした形で進行する。しかも、同じ作者さんの「デュラララ」と同じく膨大な登場人物が禁酒法時代のアメリカという、ラノベではまず他にない舞台を中心に大暴れする。


正直、これで面白い作品にするのは相当の難行だと思うが、本作はこの独創性ある脚本を1クールで見事にまとめあげている上に、膨大なキャラたちが眩いばかりに輝いているのだから驚愕の出来栄えである。


本作のキャラたちはとにかく濃い!。だいたい犯罪者か狂人でまともなやつなんて一人もいない。こんなやつらばかりだから作中では血飛沫が飛び、死体の山が築かれる。


しかし、本作には暗い影や陰湿さは欠片もない。むしろ、他のどんな作品よりも痛快であり、明るさと澄み切った陽気さがついてまわる。


本作は連中はそろいもそろってイカれているが、弱さ故にではない。彼らはマトモな小市民的な打算と偽善の世界ではとても収まりがつかない、恐ろしさと痛快さを合わせ持った存在なのだ。


彼らの個性は強烈だが、出落ち的なケバケバしさではなく奥行きと深さがある生きたキャラクターとして見事に造形されている。だから、回を追うごとに彼らの思わぬ面が覗けたりして、どんどん彼等の姿を追っていきたくなってしまう。


彼等は犯罪者だったり狂人だったりするが、こっちをガッカリさせるような単なるクズでは決してない。人として譲ってはいけない真っ直ぐさを持っていたり、絶対的な信念や価値観を有していたりする。


彼等は正義の味方でも、単なる悪役でもない。どちらでもあるしどちらでもないが、少なくても彼等は見ていて晴れ晴れするほどに自分の人生を謳歌している。


本作には最強殺人鬼キャラが登場するが、「俺tsueee系」などに見られる説得力皆無なキャラたちとは正反対の存在感であり、こんなにゾクゾクさせられたキャラは珍しいと言いたい。


単に能力が凄い!、というわけでなく、彼の言動、彼の論理は冷静に常軌を逸しているのだが、それを納得させてしまう「凄味」がこいつにはある!。そんな奴が、藤原啓治さん演じるもう一人のトンデモナイ殺人鬼と対峙するんだからワクワクが止まらない!。


本作の欠点を挙げるとすれば、いちおキリの良い所で終わっているが、続きが今の所ない、ということくらいだろう。この魅力的な連中が今後どうなっていくのか?、見てしまったら続きが見たくて仕方がなくなる。


本作の続きも見たいが、成田良悟先生は他のシリーズもみんな近いタイプで個性的かつ愉快でバイオレンスな作品ばかりなので是非またアニメ化して欲しいものだ。


個人的には、「世界の中心、針山さん2」が良いと思う。短編集かと思ったら、最後に今までの物語のキャラたちが総出演する構成も面白いし、個々のエピソーそも面白い。なにより1クールとかでやるのに丁度いい長さだろう。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 23

みしな さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

良作な群像劇

まずOPから引き込まれた口。
群像劇だけに登場人物は多いが、キャラが濃いので忘れることはない。むしろそれぞれの続きが気になるところ。

声優さんもその濃いキャラをよく演じてると思う。
個人的に若本氏演じる副社長がツボすぎて、後に原作読んでると蘇ってきて吹いた。

大体のキャラはぶっ飛んでてハイテンションなので、それが楽しめるかどうかでこのアニメの良し悪しが分かれる気がする。あと、グロ映像とかそれを想起させるシーンは多々あるので苦手な人は注意。

同じ作者のデュラララ!!より、アニメの出来としてはこっちの方が見るべきと思う。

伏線のつなぎ方が秀逸で、二回見ることをお勧めする。

あとDVD特典の声優対談?が見モノであるw

投稿 : 2024/11/16
♥ : 8

80.9 6 R-15指定アニメランキング6位
School Days-スクールデイズ(TVアニメ動画)

2007年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (3080)
14109人が棚に入れました
伊藤誠(いとう まこと)は、以前から登校時に時々同じ電車になる隣のクラスの桂言葉(かつら ことのは)の事を気に掛けていた。
「好きな人の写真をケイタイの待受け画面にして、3週間誰にも見られなければ思いが成就する。」
ばかばかしいと思いながらも、誠は学園に伝わるおまじないを実行するが、わずか1日で隣の席の西園寺世界(さいおんじ せかい)に見つかってしまう。そのお詫びという名目で、世界が言葉と誠の間を取り持つことに…。
その日から誠の退屈だった日常が大きく動き始める。

声優・キャラクター
平川大輔、岡嶋妙、河原木志穂、井本恵子、永見はるか、田中涼子、たかはし智秋、亜城めぐ、松本ヨシロウ

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

中に誰もいませんよ

アニメ界に語り継がれる歴史的傑作であることには疑いようもない
見事なハートフルボッコアニメですが、まぁそれでもたまにはこういうのも補充しときたいものです
「school days」なんていかにも平和そうな日常アニメがタイトルから連想されるじゃないですか
ところがまぁこのように満場一致で認定されてる通り、グロ鬱アニメとして名を知らしめているわけですよね
我々が愛してやまない二次元の世界が、必ずしも極楽浄土ではないとする、
今作は見せしめのようなものになってるような感じがします


ストーリー的には興味深い話だったと思います
各話の繋ぎはところどころおかしかったけど、全体的にまとまってて良し
まぁいきなりHシーンにいくのはどうにかしてほしかった
ねーよwって話が多いですが、最終回の演出とか屈指です

さて誠○ね、まぁでも誠は。思ってた以上にはひどくなかったかな?
流されるままのダメなやつではあったけど、以前から誠についての評価は聞いてたから、最初から底辺に予想していた分映えてたのかも知れない
まぁ原作ではプレイヤーの意思に逆らうなんていうネ申っぷりを披露しているようで、アニメ本編でも確かに大変な奴だった
悲しみ~の~向こう~へと~ 辿り~着けるなら~

声優、主役は、ご存じ平川大輔
このお方、大人っぽい役の時はすさまじくかっこいいのですが、ヘタレ役はあんま合いませんね
言葉様の岡島妙はあってました、ぴったり
ヤンデレってのは、行き過ぎてはいますが、この根本には愛情があるんですよね
好きな相手の事は何でも分かっているんだって、自分だけを見ていて欲しいんだって、そういうのが他の人よりちょっと強いってだけですよ
まぁ主人公があんなだから、ヤンデレ症状を悪化させていくことになる言葉様ですが
その辺この声優さんは分かってらっしゃいますね
愛情がそのまま台詞になったような喋り方を見事に演技なさっていて、私も最後の最後まで、言葉様を病んでて恐ろしいとは思えず、むしろ好意的に印象さえ与えてくれてます
これこそ極意なんですよ、ヤンデレの猟奇的な言動は、相手を攻め立てるためのものじゃなくて、相手への愛念あっての代物なんです
岡島妙さんの芝居は、私の中でのヤンデレ娘の理想ですね

キャラデザがまったくもってふつくしい
ゲームの原画と同じごとうじゅんじ氏が担当しています
あのキャラデザで動かすのは結構難しかったと思うけど
手抜きなく丁寧に作れていました

さて、音楽です、OP「イノセント・ブルー/DeviceHigh」
サビの盛り上がりが終わって、コーダって言うんですかね、”いつの日か 飛び立って行け 私の青い天使よ”ってところがまた良いですね
何にしろ完全なOP詐欺ですが
EDはなんと毎回変わるんです!ってまぁ最近じゃあんまり珍しくはないですね・・・
どれも良い曲ばかりです
栗林みな実さんとか、橋本みゆきさんとか、いとうかなこさんとか、yozuca*さんとか、CooRieさんとか、YURIAさんとか、歌っている人もかなり豪華です

京都で起きた事件を受けこの作品と同時期に放送していたひぐらし解が、局側の自主規制という形で放送中止になり波紋を広げました
放送局の規制基準の変動や事件の因果関係を巡るマスゴミの偏向報道など当時論争が絶えなかった事柄はままありますが
今作といえばやはり、”nice boat.事件”
アニメは見てなくてもこの出来事は知っているという人はかなり多いと思います
盛り上がりも最高潮のアニメ最終回、最速放送のtvkが放送日前日に起きた事件を受け告知なしで急遽放送中止、心清まれる壮観なフィラーを30分間見せつけられるという異例の事態に
またその際海外の掲示板に貼られたキャプチャに対する”nice boat.”という書き込みが元となりアニメ共々爆発的流行を見せたわけですが
思い返してもやっぱあれはシュールでしたね、え?なにこれ?とクエスチョンマークしか浮かびませんでした
今ではすっかり昇華し伝説となった珍事ですね


てな具合に話題性もあり、話の方も軸がしっかりしていた点で好評価です
そして、桂言葉という、ヤンデレキャラの代表格を生んだ「school days」
ヤンデレ好きには恐悦至極・・・?

投稿 : 2024/11/16
♥ : 42
ネタバレ

ドラれもん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

(。・_・。) ( ゚ω゚) (゚ロ゚;)(゚q゚)

2014.8.13 初投稿 
2014.8.16 追記 (誤字があったので修正したのと一部訂正しました)

☆未視聴の方へ

この作品が恋愛物なので

今まである程度の恋愛物(アニメ・漫画・小説・ドラマ等)を色々楽しまれた方なら
一度は見てみてもいいんじゃないかな~って 僕は思うのですが・・・

自分のお気に入りの棚にも入れている「君に届け」のような純愛をテーマにしたような
作品が特に好みのピュアな方や僕のようにアニメの影響を受けやすい方
今、恋愛を楽しんでいる学生さん等には簡単にオススメしてはいけない作品・・なのかも知れないなって僕は感じています

☆内容に触れずに簡単に感想を書いてみます

ストーリーも複雑な事はなく始めから大変見やすく思います
全12話の中に必要のなかった回などは特に見当たらず
中盤辺りは凄く物語に引き込まれていました

特に感心したのは、たったの12話の中に内容が凄く濃密な話なのに
きっちり収まっていた事 シナリオの完成度が驚くほど高い事
よく聞くエロゲーのような物語にはなっていない事
(僕エロいけどエロゲーはやった事ないんで友達から聞いた情報です)

最後まで視聴してみて僕の記憶からは消える事のない
そんな作品だったと思います
(視聴済みの方には分かってもらえると思いますが 一度見たらまず忘れる事はないですよね^^)

僕はストーリーやキャラクターの心境の変化
視聴者への見せ方(見ている人に想像させる)が特に面白くてこれは良い作品だなと思いました

劇中歌も良かったです
歌詞と物語がリンクした時や曲の入り方 僕の知ってる歌手が歌ってた時にはビックリしました

まだ未視聴の方にはあまり内容を知らずに見ていった方が楽しめると
僕は思ったのでこの先は最後まで視聴された方に向けて・・
僕のネタバレを含めた感想を書いてみたいと思います

{netabare}



でも誤って読んでしまう方もいるかもしれないので一応ここでもキャラの名前や行動には触れずに
視聴した方に出来るだけ伝わるように書いてみます


☆視聴前の僕の状態

僕の苦手な描写等を把握している友達が、ニヤニヤしながら視聴をススメて来たので
(あっ!なんかヤバイやつか!)・・と僕はとっさに感づいてしまいました

それからあにこれに入会してまだ使い方も慣れていなかった時に知らずにネタばれレビューを読んでしまい

・・(ゲッ!!やっぱり!そういうやつか・・)それから興味はあったんですが視聴はせず保留していました

で、先日ついに見る時間が出来たので気合を入れ直しました


☆ついに視聴前

アニメは何も知らない状態でボケーっと見出すっていうのが僕のいつものパターンなんですが

今回は結末をある程度知ってしまっていたので

各キャラへの感情移入や 主人公・ヒロイン目線からの見方等 深入りはせずに

一歩下がって視聴者目線で楽しむ事にしました


☆初視聴

予想してたのとは違い 凄く優しい感じの始まりに少し驚きました

正しいか正しくないかは別として 3人のそれぞれの思いや感情・行動は凄く伝わり共感する所もありました

なので後半まで恋愛アニメとして普通に楽しめました

ただ、主人公の考え方や行動にイライラしてきて

自分だったら・・好きだった子に対する気持ちが別の女の子に変わった時点で正直に相手に好きじゃなくなったって話すのに

この主人公は もう!イライラって感じで 1話から結局あの結末になるまでずっとイライラしながら見ていました


中盤の毛糸って 地味に感じた方もいるかも知れませんが

僕には主人公への特別な想いが伝わりました 

女の子が相手を想って編みこむんですから・・ それをほどいた時は・・(゚-゚;)

でも、今って手編みのセーターとかマフラー編む人って減ったのかな~?


☆話を後半に進めまして

目は口ほどに物を言う じゃありませんが

あの子の病んでしまった目

他の作品でも思った事ですが 女の子のあの表情はやっぱり見ていて辛かったです


☆後はやっぱり12話ですよね

いよいよあれか~と、もうこの時にはWCも我慢して再度 気合!を入れ直しました(うお~っ(;゚ロ゚)!)


手に何かを持ってた数々のシーンや
本当は居てなかった子の所からの目線
バックの中を視聴者に見せつけるのではなく、視聴者にその先の事等を想像させる・・・って
見せ方が凄く面白かったです(こういうのって演出っていうんでしょうか?僕は言葉を知らないものでお恥ずかしいです)(しゃれではないですよ^^)

でも想像させる事によって感性は人それぞれなので頭の中で色々増幅しますしね^^


☆見終わって

でもこんな主人公ならあの結末も納得って視聴者に思わせるように作られた緻密なシナリオ


僕は School Days 人にオススメ出来ない名作だなと思いました


後、全然ストーリーも違うんですが

なぜか吉田A作が主演のドラマ「もう誰も愛さない」やC田未来が主演の「14才の母」等を思い出してしまいました


しかし見終わった後は・・すぐにはWCに行けなかった

い・いや決してびびってた訳ではないんですが

全部視聴終わったのが深夜だったんですが

School Days を僕にニヤニヤしてススメてきた友達に電話して1時間ぐらい話してました

ドラれもん「今みたよー!何をって~~School Days!! あの12話が~~!」・・って ^_^;


まぁ少し落ち着きましてWCに行ったんですが・・


ガチャガチャ(あれ?・・・あっ!)(これって・・今、中から 誰もいませんよーって言われたら・ちびるな~)

コンコン「入ってるよーー」(ビクビクッ! w|;゚ロ゚|w 言わなくてもわかってるし!)


な・なんか少しだけトラウマ?


でも暑くて寝苦しい今、もう一度1話から見返してみてはどうでしょうか?


{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 28

Fizzfizz さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

衝撃 の一言

完全に名前に騙された。
School Daysと言うタイトルから学園ラブストーリーを想像していたが、回を重ねるごとに 
? ?? ??? ????
と疑問符が増え続け最後はご存知のエンディング
観終わったあとはしばらく放心状態になった。

内容としては、面白いか面白くないかで言えば面白かった。
もちろんかなり人を選ぶ内容だが、次回の展開が気になると言う意味ではかなり楽しめたと思う。
それに、性格や行いが良いか悪いかは別としてそれぞれのキャラクターはかなり立っていると思ったし、上に述べたように話もドキドキさせる展開がたくさんあった。
観て後悔しない人だけ観ることをお勧めする

投稿 : 2024/11/16
♥ : 17

88.2 7 R-15指定アニメランキング7位
エルフェンリート(TVアニメ動画)

2004年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (2908)
13813人が棚に入れました
側頭部の対となる二本の角とベクターと呼ばれる特殊な能力を持つ女性型ミュータント、二角奇人(ディクロニウス)。彼女らは人類を淘汰する可能性を持つとされ、離島の国立生態科学研究所に国家レベルでの極秘機密として隔離、研究されている。
ある日、偶発的な事故によって、研究所に隔離されていたディクロニウスの少女ルーシーは拘束を破り、研究所からの脱走を試みる。海に飛び込む直前に頭部に銃撃を受けるものの幸い軽症で済み、彼女はそのまま海へ投げ出される。
一方、大学に通うため親戚を頼りに鎌倉にやってきた青年コウタは、いとこのユカと由比ヶ浜でルーシーに出会ってしまう。頭部に受けたショックでルーシー以外の人格に入れ替わり、「にゅうにゅう」としか喋ることの出来ない彼女をにゅうと名付け、コウタが住むことになる楓荘に居候することになる…。

声優・キャラクター
鈴木千尋、小林沙苗、能登麻美子、萩原えみこ、松岡由貴、細井治、中田譲治
ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

「人間じゃないのは、人じゃないのは、お前らの方だ!」

制作はアームスで原作は漫画です。
ジャンルはSFです。
視聴に難があるので注意が必要です。


側頭部の対となる2本の角とベクターと呼ばれる特殊な能力を持つ女性型ミュータントであるディクロニウス。
その中で唯一生殖能力を持つディクロニウスであるルーシーが研究所から脱走を図るも、銃弾による傷を負い、海へと身を投げ出す。
彼女は海辺で大学一年生のコウタに拾われるも記憶を完全に失い、幼児退行していた。


エログロ・スプラッター表現が目立ち、おまけに鬱展開。
非常に視聴ハードルの高い作品です。
恐らく最も断念率が高いんじゃないかな?

グロさは多分トップレベルで、初見では見ているだけで精神がすり減りました。
一話冒頭からいろいろな部位が飛びますw
全編通してとにかく首の切断シーンが多い。
首のあたりがムズムズしてしょうがなかったw
グロ耐性はそこそこありますが、これは苦手なタイプ。
私はホラーに弱く、本作はホラーみたいに急に首が飛ぶというのも大きい。
大丈夫そうな方は、一話見てから判断してみてください。


本作の美点である音楽。
OPは映像・音楽ともに抒情的な雰囲気を醸し出しています。
これが本作の退廃的な雰囲気にぴったりマッチ。

作画に関しては良くないです。
かなり崩れる場面が多いです。
良くないですが、むしろ下手に良いとグロさがより際立つでしょうからこのくらいの方がいいかもねw


かなりざっくりいえば、物語は萌えキャラが主人公の家に住みつき、いろんな人を巻き込んだ血みどろのグロい鬱展開を繰り広げていくというものになるでしょう。
しかし、その展開の中で登場人物たちの葛藤、トラウマが手に取るようにわかりやすく描かれています。


以下考察。
{netabare}中盤のルーシー回想は胸に来ますね。
誰しも異常者を意図的に作り出して区別し、自分はそれに入らないよう異常者たちを迫害する。
まあ当たり前といえば当たり前のことなのですが、その結果としてルーシーに降りかかった出来事は何とも胸が痛い。
ここからルーシーはダークサイドに落ちていくわけですが、もともとは(性格的には)普通の子供だったわけです。

人間は本質的に悪なのか?
この作品を見ているとそうではないように思えますね。
私は孟子先生の教えを信じたいと思いますw{/netabare}


総括して、「差別」「贖罪」「家族愛」など、いろいろと考えさせてくれる良作だと思います。
どうでもいいですが、萌えキャラっぽいキャラデザであるものの個人的にはグロさも相まって全く萌えませんでしたw

とにかく見る人を選ぶのは間違いないですね。
視聴には本当に注意が必要です。
あと「本作が好き」って言うと「グロいの好きな自分カッケェ」に思われるのも辛いところw
私、別にグロいの好きじゃないです。
暗いのは大好物だけどw

投稿 : 2024/11/16
♥ : 58

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

心に残る良作でした( `ー´)ノ

■グロ注意報発令ですよε=ε=ε=ε=ヾ(;◎_◎)ノ ヤバヤバ
この作品を完走出来るかどうかの最大の難関は、現実離れした衝撃映像の数々ですよね♪
しかも1話目からそんな映像が景気よく飛び出してきちゃうのです(>o<")
一瞬にして人間がバラバラになってしまう様は、まるで石川五右衛門が斬鉄剣で切ったかのような見事な切り口で、骨までスッパリ切られちゃってます・・・そして血が噴出しちゃって、血の海と化します(*ノ∇)ゝ
スプラッターやバイオレンス描写が苦手だなって思った人は、完走することが難しいかもしれませんね!
 
 
■「エルフェンリート」がなぜ評価されるのかな(*'ω'*)
まずは、グロ描写について書かせて頂きましたけど、この作品は人間の本質的な部分に訴えかけてくる、様々なメッセージが含まれているので、その部分を感じ取って欲しいですね♪
 
ディクロニウスという突然変異で生まれた新人類の少女が、なぜベクターと呼ばれる見えない殺人兵器を体から出せるようになってしまったのか・・・
そこには、幼き頃の人種差別・劣等感・虐め・裏切り・別れなどの深く耐え難い出来事が引き金となっていたのです!
そして、新たな出会いが裏切りという憎悪を生み、その負の連鎖がまるでウィルスのように、関わった人々に広がっていくのです(>o<")
そんな負の連鎖の中でも生まれてくる、出会い・親近感・信頼・安らぎ・恋愛・親子愛などの温かい感情も絡み合っていくので、とっても複雑な人間模様が描かれているのですよ♪
 
 
■総評
ストーリー自体は鬱展開の作品なのですけど、日常の場面ではコミカルで甘い恋心を表現していたりする場面もあって、C=(^◇^ ; ホッ!と一息できたりもするのです。
ストーリーの全体のバランスがすごく良いなぁーって印象です♪
グロ描写が多い中で評価が高いのは先にも書いたとおり、作品に込められた想いを痛いほど感じることが出来るからではないでしょうか?
何気なくついた悪気のない嘘が、相手を傷つけてしまったりする事ってあったんじゃないかなーとか考えちゃったり、観終わった後も心に残る感じでした!
 
本作品の監督が言っていた「誰しも救いは、求めている。」という言葉からも、社会的なメッセージ性を感じますよね!
取り返しの付かない失敗や挫折って、人が生きていく上でいつ自分が遭遇するか分らない事ですもんね!
誰もが手と手を取り合って生きていける社会になれるように、σ(・・*)アタシも何でも出来ることからやっていこうと思わせてくれた作品でした♪
 
 
2011.08.31・第一の手記

投稿 : 2024/11/16
♥ : 64

チュウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

海外最高評価も、日本では知る人ぞ知る名作扱い。

すべてが衝撃的すぎてインパクト大!!
知らない人は是非とも見て欲しいとオススメする作品!

海外ではアメリカを中心に数多くの賞を受賞している。
初開催のAmerican Anime Awards 2007では、
Best Short Seriesに5作品のノミネートを果たすほど!
また、フランスでもJAPAN EXPO AWARDS 2009のベストオリジナルアニメ賞を受賞という快挙を成し遂げた。

今、紹介したように海外では熱烈な人気を誇るこのアニメも日本では知る人ぞ知る名作。
その理由としては、主人公の圧倒的強さとグロテスクさにあると思う。
個人差はありますが、日本人は外人よりもグロさに抵抗がある人が多い。
そのため、一般大衆が好むアニメとは言い難いのは事実である。

しかしながら、アニメの質としては郡を抜いている作品だと言える!!
作品のシナリオ、作画、キャラの構成から全てにおいて素晴らしいクオリティを誇ってるのである!!

もし、この作品を知らない方がこのレビューを読んだら、是非一度観てほしい!!
作品の性質上、グロテスクな場面も含まれ個人差で合う合わないはあると思いますが…
とても感動できる、素晴らしい作品だと断言します!!

エルフェンリートは日本発祥のアニメです!
海外で評価を受けることは有り難いですが、我々日本人がもっと評価すべきなのではないでしょうか?

投稿 : 2024/11/16
♥ : 110

80.1 8 R-15指定アニメランキング8位
フルメタル・パニック! The Second Raid(TVアニメ動画)

2005年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (1011)
6267人が棚に入れました
世界中の紛争の火種を秘密裏に消して回る軍事組織ミスリル。その中でも選りすぐりの傭兵の相良宗介に与えられた今回の任務は、「ウィスパード」と呼ばれる特殊な能力を持つ日本人の女子高生・千鳥かなめを護衛すること。
長編の『終わるデイ・バイ・デイ』をアニメ化したものだが、第1話~第4話は、原作には無いエピソードとなっている。
シリアスが中心なためコメディ的な要素は抑えられているが、前作「~ふもっふ」同様、学園内のテンポの良いドタバタラブコメ要素は健在。グロテスクな描写がみられるので、R-15指定された。

声優・キャラクター
関智一、ゆきのさつき、ゆかな、三木眞一郎、根谷美智子、小山力也、大塚明夫、西村知道、田中正彦、浪川大輔、大塚芳忠、篠原恵美、沢城みゆき、木村郁絵、能登麻美子

ホンコン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

明日からフルメタなしでどう生きていけばいいんだ!

「フルメタルパニック!」一期から「フルメタルパニック?ふもっふ」を経て今やっと「フルメタルパニッ!」二期を観終わってしまったけど、明日から何を楽しみに生きていけばいいかわからない・・・と思うほどにフルメタの虜になってしまった。

皆さんは結構笑い重視の「ふもっふ」を推される方が多いし、ここでレビュー見ていてあまり二期は期待せずに見た方がいいのかもと思っていたけど、どっこい私は最後のシーズンがフルメタ史上最高傑作だと思います!

確かに前作二作もいいのだけれど、一番シリアスで主人公の宗介とヒロインかなめの成長と思いあう心を描けてたのは今作です!!(前二作を見たからこそ今作で興奮MAXになるんですけどww)

フルメタの一番の見どことはとにかくキャラ!
主人公から脇役敵役すべてに無駄が全くない!
個人的には女の子がどれも違ってどれもいい!(←最低w)
かなめのツンデレを見るも良し、マオ姉のカッコよさに惚れぼれするも良し、テッサの超ど級のかわいさに萌えるも良し!!

フルメタは「問題ない」「肯定だ」アニメです!
絶対見てください!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 17

lumy さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

重厚シリアスだが隠れた名作(だと思う)。

原作未読です。
無印・ふもっふとともに、当時リアルタイムで見ていた
のですが、このTSRはかなりのお気に入りでした。
この度、十何年ぶりの新作解禁ということで、
設定の復習を兼ねて再視聴。

現在放送されている4期もシリアス路線ですが、
このTSRも負けず劣らず、シリアス路線まっしぐらです。
とにかく重いし、すこしグロイ。
しかし、主人公の宗介の葛藤、ヒロインたちの成長を
無駄なく描き切っているので、
とても密度の濃い1クールとなっています。
作画も京アニなので、とても10年以上前に製作されたもの
とは思えないクオリティです。

また、他のアニメをそれなりに見てきて感じたことは、
結構演出が独特であるということ。
宗介たちが無言のまま時間が過ぎるシーンなどがあり、
映画的な演出だと思っていたら、ヤマカン演出なんですね。
6話みたいな演出がもっとアニメに普及してもいいなと
感じました。

あにこれでは評価があまり高くないのですが、
個人的には隠れた名作だと思いますよ。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 28

GX-9901-DX さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ハマりすぎて続編のラノベ購入

まとめて1,2,3期ノンストップでみました。
1,3期は原作の長編(軍事、戦争主軸のシリアス展開)を一部
、2期目は短編(学園ラブコメらしきもの)を一部アニメ化したものです。

1,3期共にガンダムのようにシリアスで、かつロボットアニメというこの手のアニメが好きな人には堪らない設定です。
ただし、ガンダムのように「軍人、組織」というものが蔑ろにされておらず、主人公もハッキリした性格で、某キラ君のようにイラだちを感じることも少ないと思います。

ロボットに関しては、ガンダムと比べると人間同士の白兵戦や潜入工作といった生身での戦闘描写も多く、五部と五部、といった感じです(小説版も含めて)。

AS(アームスレイヴ)という全長約7~8mの人型ロボットがメインで展開され、主人公達<ミスリル>はその最新鋭機「M9」
を使いテロ組織と戦っていきます。
また、主人公専用機も序盤で登場し、アニメ化はされていませんが原作の続編ではその後継機も登場し、乗り換えもあります。まさに雰囲気ガンダムですが、そのシーンの熱さと言ったらw

1,2,3期見ても、物語の核心である「ウィスパード」に関して何もわからないまま終わってしまうので、お世辞にも「綺麗に終わった」とは言いがたいような。
とまあ、「3期までみたけど原作みてないよ」って人は、
是非是非小説買ってみてください。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

67.3 9 R-15指定アニメランキング9位
フリージング(TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (942)
5829人が棚に入れました
人類を滅亡に追いやる異次元体「ノヴァ」との戦いで姉を失った少年カズヤは、ある学園に編入生としてやってきた。そこは、ノヴァに対抗できる力を持つ、女子生徒しかなれない戦士「パンドラ」と、パンドラを補佐し無二のパートナーとなる男子生徒「リミッター」を育成する『ゼネティックス』という学園だった。その学園もまた、ノヴァとの戦いに備え、少年少女たちが能力を開花するべく、日々互いにしのぎを削るバトルフィールド。そして下級生は、絶対無敵の上級生に対し絶対服従でなければならない。その秩序を乱すのが、他人が触れることを決して許さない「接触禁止の女王」と恐れられる最強の二年、サテライザー=エル=ブリジット。カズヤは彼女に、亡き姉の面影を見る。サテライザーを疎む上級生たちが、学園の「秩序」を盾に彼女を組み伏すべく、熾烈な闘いがはじまる。恋と闘争の学園SFアクション、ここに開幕!

声優・キャラクター
能登麻美子、花澤香菜、市来光弘、喜多村英梨、岡本信彦、大久保瑠美、井上麻里奈、小清水亜美、椎橋和義、橘田いずみ、浅川悠、植田佳奈、桑谷夏子、内田彩、甲斐田裕子、渡辺明乃、水沢史絵、高橋理恵子、黒葛原真奈、三村江里、山口理恵、釘宮理恵、大原さやか

ルルーシュ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

ラストの方わ悪くない

言う程悪くわない・・
まあ全部みて思ったことだけどw

このアニメ10話当たりまでてかほぼになるのか・・
話がわけわかんないし何が言いたいのかわかんないw
主人公のキャラもしつこくてうぜーw

サテラももう少し早くみんなと仲良くしても
いいんじゃないって感じであった・・
正直このアニメ放送中3話あたりからみなくなって
最近やっと全部みた感じでした


やっぱり最初の方わ終わってる・・


でもラストらへんわホント悪くわなかった
2期があるような終であって2期に期待しろ的な感じだけど・・
無理だろww
これで2期放送するための条件クリアすんのむずすぎるだろw

確かに2期のが楽しそうだけど・・
てか最悪あの画面切れて放送すんのやめろよな!!w
マジで(;´∀`)
なんの為なのかわかんねw
DVD買わせたりレンタルさせるため?w
無断でネット配信してもいいの見れないようにするため?
いあいあw普通にみてる人いるのにありえねーしからww

なんにしても画面切って放送とかありえなすぎた
(AT-Xにて地上波わ見てないのでわかりません)


この話わ他のみなさんが言うように
グロいしてか血が良くでててよくはじけてます
あと胸だせばいいってもんじゃにでしょ・・・
ってぐらい胸出しまくります
もっと内容ストーリーに力いれようぜ・・ホントo(゚Д゚)

てな感じなアニメですw
暇なとき・・あーなんかそれなりに新しくて全話みれる
アニメないかなーてきな時に見るといいかもですw

投稿 : 2024/11/16
♥ : 9

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ヒロインのギャップが最高

お色気たっぷりの女の子達がビシバシ相当グロイ戦闘シーンを繰り広げるアニメです。


このアニメの見どころは・・・
なんといっても「能登麻美子」が演じる主人公サテライザーその人でございます。
戦闘シーンではメチャクチャクールなのに、主人公の男の子だけに対しては頬を赤らめて男の免疫が全くないしぐさを・・・。
このギャップが最高でした!
このギャップは「能登麻美子」ならではの演技ですね!


このアニメの欠点は・・・
エロシーン満載ですが、戦闘シーンでは生身の体を平然と刃物などの凶器で切りつけてるので見ていて痛々しく、グロイのが苦手な人にはお勧めできないと思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 20

DEISU さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

私的もっと評価されるべきアニメ。

設定が自分的には好きでした!
学年で強さのランキングがあり、一人一人に別名が付いているのもチョット子供っぽいと思われそうですが^^;
自分には面白いなと思わせられるポイントでしたw

色々と特種な能力や儀式も多く!
見ている人をワクワクさせたりする設定が多いと思います!

そして何よりもエロぃアニメだと思います。
戦闘では絶対と言っていいほど服が破れますw
あと洗礼と言う儀式や、色々とサービスシーンも盛りだくさんです。
そういうのが好きな方には楽しんでもらえると思います。

自分的には世界観や設定が面白く、つまらないアニメではありませんでした!
この感想を見て、面白そうだなと思ってもらえたら幸いです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 7

71.7 10 R-15指定アニメランキング10位
SHUFFLE! シャッフル(TVアニメ動画)

2005年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (799)
5536人が棚に入れました
人間が生活する「人間界」に突然扉が現れ、神族が住む「神界」と魔族が住む「魔界」とが繋がって人間界に「魔法」がもたらされてから10年。
人族、神族、魔族の通う国立バーベナ学園に通うため、幼馴染みの同居人、芙蓉楓に、朝、起こされる主人公、土見稟・高校2年生。
いつものように登校し、いつものように授業が始まるはずだった…。しかし、そんないつもの日常を一変させるような出会いが、彼を待ち受けていた!?

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ヤンデレ(空鍋)で有名な作品

このアニメは見る人をかなり選ぶ作品ですね。
王道の恋愛展開を求める人や、イライラする展開が嫌いな人にはお勧めできないです。
まず1話目を見た時、主人公役に「杉田智和」、同居しているヒロイン役に「後藤邑子」と「涼宮ハルヒの憂鬱」が好きな人にとっては嬉しいキャスティングでした。
この二人の共同生活から始まり、神族や魔族のヒロインが登場して物語が進むのですが・・・。
私が調べたところ、この作品と「School Days」がきっかけで「ヤンデレ」という言葉ができたらしいです。
そしてそのヤンデレを演じた人物・・・それがなんと「後藤邑子」。
これには驚きました。
「後藤邑子」といえば、「涼宮ハルヒの憂鬱の朝比奈みくる」のぽわーんとしたイメージが強いのですが、この作品での「後藤邑子」の演技がすごく怖いです。
もちろん声だけでなく映像の演出による怖さもあります。
はじめは普通の日常アニメで少し退屈感すら感じられますが、中盤の鬱展開からかなり重くなり、19話で一気にゾッとさせられます。
わずかなシーンですが「空鍋」は有名なネタなのでそれを知る為にこの作品を見てみるのもいいかもしれません。
この作品を見たなら、この作品に対する反響などの裏話もぜひとも知って頂きたいものです。
個人的にはこのアニメの主人公は今まで見てきたアニメの中で最も嫌なタイプ、この主人公一人が物語とキャラの評価をガクっと下げました。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 16

color さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ヤンデレさん怖いね

気になる言葉"空鍋"を知るため。ヤンデレがどのくらいヤンでるか知るため視聴。

なんかイラッとする主人公はどのルートに進むのか、
そして誰がヤンでしまうのかと結構ハラハラして観れました。
ハーレムアニメにしてはまとまりがあって、展開的にも珍しいのでその分物語は高評価。

ただキャラの顔がみんな同じに見えたり声優の力量がなさすぎて感情移入とかはできません。
ヤンデレはいい感じで怖かったので観て損はなしだと思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 12

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

予想だにしない展開が待ち受けている作品でした^^

物語の舞台は、人間、神族、魔族が共存する・・・日本ぽい場所です。主人公は、高校2年生の土見 稟(つちみ りん)。両親を事故で亡くしたことから、ヒロインで幼馴染の芙蓉 楓(ふよう かえで)の家に引き取られて暮らしています。
そんなある日、神王と魔王の娘が転校してきて主人公は突如許嫁候補になってしまうのです・・・
主人公が誰を選ぶのか・・・まさにハーレムの王道を行く作品で人間界、神界、魔界のたくさんの美少女が登場します。

全般的にシリアス基調のストーリーで、それぞれのヒロインに対して、丁寧にスポットが当てられながら物語は進んでいくのですが・・・
登場するヒロインが背負っている過去が回数を重ねる毎にあからさまになっていきます・・・どれも辛く哀しい思い出です・・・でも、登場人物が自分の置かれた立場と過去に向き合い・・・成長していく様を見ることができます^^

そして、主人公が選んだ相手・・・まさかね・・・と思っていたのと、個人的には結ばれて欲しいヒロインが他にいただけにビックリでした^^;

複数の人が一人を好きになって・・・その一人が誰かを選ばなくちゃならない時・・・選ばれなかった人は自分の気持ちの向け先を見失って・・・苦しい思いをする事になるのですが・・・この作品はその苦しみに対する心理描写が抜群である上、急展開でもあったせいか・・・本気であるが故の一挙手一投足から目が離せませんでした^^:

展開がシリアスなハーレム系の作品ですが、私はのめり込んで視聴することができました。
この作品の後にオリジナル+ディレクターズカット版で構成された『SHUFFLE! MEMORIES』が制作されています・・・
機会があれば、そちらも視聴してみたいと思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 35

78.0 11 R-15指定アニメランキング11位
PERFECT BLUE -パーフェクトブルー(アニメ映画)

1998年2月28日
★★★★☆ 3.9 (655)
3050人が棚に入れました
アイドルグループのチャムに所属する霧越未麻(きりごえ みま)は突如グループ脱退を宣言し、女優への転身を計る。かつてのアイドルからの脱却を目指すと自分を納得させ(つつも事務所の方針に流されるままに)、ドラマ出演でレイプシーンを演じる。さらにはヘアヌードのオファーが来るなど、アイドル時代からは考えられなかったような仕事をこなしてゆく未麻。しかし、人気とは裏腹に未麻は現状への不満を募らせ、アイドル時代の自分の幻影さえ見るようになる。

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

エロくてグロくてつらくて。でも最後、スカッとします!

今敏監督、気にはなってたんですけど、
とうとう挑戦!視聴に及んでしまいました(*^▽^*)

結果は・・・・・・

面白かったです!凄く!!

お話自体はサイコホラーです。
怖いです。苦しくてつらいです。
リアルと虚構と悪夢と妄想が、
複雑に入れ子になっていて、
自分のいま見ている映像が、
誰のものでホントはどこにいるのか、
目眩のような混乱を感じて、
楽しいとか、ほのぼのとかとは正反対、
いつも何かに追い詰められているような、
そんな、安らぎとは無縁で、
ハードな展開が延々と続き、
見ているだけなのに精神を削り取って、
めちゃめちゃ暗い気分に追い込んでくれます。

エロチックは、もう全編エロいんで、
好きな人はそれだけを目当てに観賞するのもあり?
って思いましたが、
作品の根本的な「鬱感」が強すぎるので、
そんな短絡的な目論見は吹き飛ばしてくれる、
凄いパワーでした!



グロテスクがこの作品の真骨頂だと思いますが、
スプラッターではなくて、
心の闇とか病とかでの
精神攻撃がグングン迫って来ます!

ハイレベルなグロ、
凄く心に刺さります!

アイドルものって全然興味ないけど、
こういう
脱アイドルを目指したときの地獄!
めちゃめちゃドラマチックです!!!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 28

阿紫カービィ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

閲覧要注意

何年かぶりに 観かえしました。

正直、今敏監督は苦手です。

が、この作品は、『原作者』の叫びが聴こえてくるようで好きです。(キャラクター原案、江口寿。最高です。)


お話としては、『あなた、誰なの?』に始まり『私は私よ』で終る。



まず、
未麻子の部屋が 強烈に目に飛び込んできます。

きっと
普通の女の子の普通の部屋。

まるで『覗き』をしているかの様な錯覚を覚えます。
(いいよ、狙いにハマってあげましょう…)

私は覗き魔になる。


そして
女優としての未麻の初の濡れ場のシーン。

レイ◎される未麻はとても美しい。ゾクッとする。

デフォルメのない、正確な躰のライン、
男の『in out in out』の動き…リアルでエロティック。

私は未麻を犯す男優になる。



どんどん不安定になって行く未麻

『解離性障害』という病

『ストーキング』(あえてあたしは偏愛と言いたい)


それらの『不安要素』が絡みあっての
ラストへの疾走。


私は思うのです、
この作品は、誰にでも有り得るであろう『迷い』からの脱出劇ではないの?と。



この作品を、『グロ』と思って欲しくない。

先入観で敬遠して欲しくない。

心の話、愛の話、そう思う人が一人でも多くいて欲しい。


『罪』を
人は 気づかないうちに犯している。

『こうあって欲しい』という願いが高じて

人を傷つけたり
無意識に自分を傷つけたり



今 自分に
『私、誰なの?』と問う
『解らない』と応えることしかできない


一生
応えられないかもしれない

それでいいと 思ってる




今監督の短編映画『オハヨウ』
こちらも合わせて視聴してみてください。


人の中に潜む、複数の『私』


複数が『ひとつ』になって
『自分』が完成する。




さて
今日の『私』はどの子とどの子?

投稿 : 2024/11/16
♥ : 59

shisune さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

あなた、誰なの?

サイコホラーのアニメ。始めてみました。
まさに衝撃。アニメでしか表現できない、というのは
まさにこれのこと言うのでしょう。

アイドル界が舞台のサイコホラー。
現実なのか、幻想なのか混乱させる二重人格の演出。新鮮ですが
このアニメだととても怖い。

あらすじを見ればわかりますが、なるべく一人でみるように…。

しかし、岩男潤子さんだと声がアイドルより過ぎる気がしましたね。
内容が内容なんでどうなんだろう。
内容とギャップがあって逆によかったのかな。


私はこのアニメを見て、影響されてしまい
今敏監督のパプリカ、千年女優などをみました。

監督の作った作品、一つも外れがありません。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 8

61.8 12 R-15指定アニメランキング12位
かのこん(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (454)
2920人が棚に入れました
『かのこん』は、著:西野かつみ、イラスト:狐印のライトノベル作品。また、それを元にした山木鈴の漫画作品。
【ストーリー】田舎から都会の薫風高校に転校した小山田耕太は、転校初日に学校一の美少女と噂される源ちずるに呼び出され、そこで熱い告白を受けると同時に彼女の秘密を知ってしまう。
その日から、妖怪と人間の熱いお付き合いが始まっていく。

声優・キャラクター
能登麻美子、川澄綾子、竹内美優、豊永利行、斎藤千和、世戸さおり、宮崎羽衣、乃村健次、近藤隆、伊月ゆい、門脇舞以、仲西環、下屋則子、松山鷹志、風間勇刀、早水リサ、進藤尚美

セメント さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

小学生人気No.1

ポル産アニメ爆発的流行の火種となった作品ですね
まエロいっちゃエロいんですが、テレビアニメという形態を採った時点で私のマラは反応しなくなるため如何せん


異種間交雑もいいとこだろw
狐×人間とか、狼×人間とか、鼬×蛙とか
やってることも、AV紛いの変態プレイ
OVAに出て来た女体流し素麺とか、流石にどうよって思いますよ
不潔です!よくこうも頭の悪いこと飄々としてのけますね
寸止めになってません、誰かスタッフに禁欲の腕輪をはめてやってください

今は何やら草食系男子、肉食系女子なんて言葉が蔓延ってるようですが
今作はその典型、なんか見てて悲しくなりますね、”日本男児と大和撫子”の精神は何処へ
大体なんでちずるは耕太きゅんのこと好きなんですか
望はそれなりのフラグがあったから良いとして、前のはおかしいでしょう
まったく、何が「甘えんぼさんして下さい」だよ、つかほとんど逆レイp(ry
私は実に冷ややかな態度でこの作品に接してましたね断じて熱膨張なぞしてません

うおっ、なんなんですか、この水風船みたいなおっぱいは
私が敬虔なひんぬー教徒だと知っての狼藉ですか
私にとっての良心は犹守望と七々尾姉妹にしかありませんでしたよ
6話の望の林檎飴ペロペロやOVAのスイカ丸かじりは最高ですた
うわー、乳とかほんといらんわー、救いは変な薬でちずるの胸がなくった回くらいですか

川澄さんと能登さんがメインでやってますね
能登ボイスのショタはまた趣があってよいのですが、惜しむらくは私がその方面には疎い点でしょうね
サブキャラ声優は、初めて聞く人が多々おり、声豚的にはテンションダウンです

さて音楽はOP「PHOSPHOR/宮崎羽衣」、ED「恋の炎/榊原ゆい」
割と珍しい、OPもEDも良曲が揃ってるパターンですね
この手のアニメだとEDが記憶に残らないのが多いんですけど
今作はその点評価出来ます
ついでに次回予告では声だけで様々なプレイを表現するという高等テクニックを披露してましたね
「闇なべプレイ」「かくれんぼプレイ」「ロデオプレイ」「時限爆弾プレイ」「美しく青きドナウが流れちゃうプレイ」「”餅つきプレイ”」「”ワインプレイ”」「ボクシングプレイ」「オーケストラプレイ」「”人魚姫プレイ”」「抹茶プレイ」と斬新奇抜な変態技の数々
よくもまあポンポンと浮かんでくるものだと半ば感心しますわ


このアニメ、動画サイト”GyaO”の年代別人気動画ランキング・小学生の部門でなんと1位を獲得してますw
年齢詐s(ry
すごい世の中になったものです、もうやだこの国、なんて言わずに、むしろ誇っていきましょうよ
早くから経験を積んだ、前途有望な将来の担い手たちが、必ずやオタク社会をさらなる高みへ持ち上げてくれることでしょう
そんなこんなで小学生に大人気の「かのこん」、是非ご覧あれ

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5
ネタバレ

シェリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

エッチなことがしたーい

ちょっとエッチな、いやいやだいぶエッチな学園ものです。
主人公の背が低く気の弱い男の子、耕太くん。
そんな彼のことがだーいすきでエッチなことがしたい源ちづるがあの手この手で攻めまくります。
これがメインのお話です。

長身でスタイル抜群のちづるは砂糖菓子のようにふわふわではなくぬばたまのような艶のある美しい長い髪をしていますw
そんな彼女がところ構わず抱きついてきたり、脱いじゃうわけだから耕太くんもテンパります。
今までには知らなかった甘い匂いが鼻孔を通り抜け、強い誘惑が彼をそそぬかします。
そこに割って入るのがちづるの敵、犹守望です。
彼女はちづるとは打って変わって超貧乳で幼児体型。
それをちづるに馬鹿にされながらも感情を一切表に出さない彼女は淡々と突き刺さる悪口でちづるを一蹴します。
他にも愉快な仲間達を交えて目まぐるしく回る日常がなかなか笑えて面白いアニメです。

お決まりなパターンもやりつつ、飛び抜けすぎず収まりきらずで見せ場をエロに持っていくあたりが非常に上手です。
BGMを絶えずかけて観る人の気持ちを絶えず切らさないようなことはこのアニメではしないんです。
それでもテンポは良く、笑えるしで自然と最後まで観てしまいます。
{netabare}
ハーレムっぽさがありながら最後に誰を選ぶの!?とはならず、
終盤で望がだんだんとフェードアウトしていく感じもまた上手いなあと思いました。
{/netabare}
好きなキャラは望です。
あの無感動な表情とつぶやくだけの台詞、声、そしてあの羞恥心の無さがなんとなく可愛いw
双子ちゃんも好きです。声といい、甘えたなところが可愛いし、なにより笑えるw

なんでこんなものが面白いんだろうと観ていてもちょっと首を傾げてしまいますが面白いんだから仕方ない。
興味があれば暇つぶしにでもぜひ。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 12

maruo さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

エロのマトリョーシカ C

原作未読

エロが主目的でなければ見ない方が無難の作品です。それくらい、とにかくエロさだけが目立っています。物語性は零。メインヒロインの源ちずるが狐の妖怪だという設定も全然活かしきれていないように思います。発情した女狐と雌狼がワイワイやって、いたいけな少年が標的にされているといった感じでしょうかね。

エロ目的で見る場合には、源ちずるははきょにゅー、犹守望(えぞもりのぞむ)はひんにゅーなので、お好みに応じてウハウハして下さい。サブキャラのパンチラ、パンモロ、裸シーンもふんだんにあるので、ある程度欲求に応えてくれると思います。ただ、エロの中にも恥じらいを重んじる人は間違いなくアウトでしょうね。

2,3話見ただけで脱落しかけたのですけど、クラス委員長の朝比奈あかねさんが非情に良いキャラだったので、何とか完走する事ができました。眼鏡っ娘で真面目が服を着て歩いているような少女、決め台詞は「校則違反です!」。そんな彼女が第4話では、な、な、なんと、ミニスカナース姿に! 恥じらい度満点! 求めていたのはこれですよ! ということで、途中からは朝比奈さんだけを楽しみに見ていました。

えーと、それ以上のことはないです。無理やり捻り出そうとしても・・・やっぱりないです、はい。(今回、かなり雑に書いてます)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 19

63.6 13 R-15指定アニメランキング13位
GANTZ~the first stage~ガンツ(TVアニメ動画)

2004年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (343)
1460人が棚に入れました
主人公玄野計は地下鉄のホームで小学校時代の親友加藤勝を見かける。正義感の強い加藤は線路上に落ちたホームレスを助けようとするが、助けに入った玄野と共に、やってきた電車に轢かれ死んでしまう。
次の瞬間、彼らはマンションの一室にいた。そこには、同じ様に死んだはずの人々が集められていた。部屋の中央にある謎の大きな黒い球。彼らは、その「ガンツ」と呼ばれる球に、星人を「やっつける」ように指示され、別の場所へと転送されていく…。
謎の物体「ガンツ」に集められた、死んだはずの人々。理由もわからないまま、彼らは謎の星人と戦わなくてはいけない。彼らは何故戦わなくてはならないのだろうか。そして、生き延びることができるのだろうか…。
ネタバレ

E=mc² さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.3

昔お勧めされて配信されたから見てるが…

これほどアニメでイライラすることはなかなかない。むしろ貴重。作画は仕方ないにしろキャラに全く魅力を感じないしリアルな人間性を無理やり描こうとしてるせいで行動の動機がわからない・優柔不断すぎる・反応がリアルとかけ離れすぎて感情移入できないと言った怪奇現象が起きてる。
唯一まともなこと言ってると感じたのが{netabare} 11話のバカ面で描かれたモブヤンキー達が端の上で話してたこと{/netabare}という、なんとも残念な仕上がりに…
opもただ煩いだけだしとりあえず気合いだけで見てます。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

新しい朝が来た

って歌知らないんです。
地元に夏のラジオ体操の文化がなかったんで。
この作品で周りからツッコまれたのはそこでした。

原作読んでたのは相当昔だしうる覚え。
初期は岸本さんが豊満ぼでーが雑誌の表紙を飾っておりました。
アニメ2期がぜんぜん違うのはわかりますが。
途中で飽きて読んでません。
けっこう前になるけど、点数のネタバレってのを聞いて立ち読み、知ってる人はわかるでしょうけど、あーやっちゃったなぁ・・・って印象。

設定とか導入はすごくいいんです。
宇宙人もなんかふざけけてて・・でもやってることがひどいけど。
ブラックラグーンとかああいう感じで大人向けのサバゲー物語が作りたかったんでしょうか。
エログロを抜いてもキャラが好きなやつが見つからず、どうしても感情移入もできないし、得るものがない。これはもう個人の好き嫌いとしか言いようがない。完結して読み直せばまた違うのかもしれません。

アニメはOPがかっこいいんですが・・内容は結構残念。
既出のとおり動かない、だからといってかっこよくもない。
展開もかったるい。
監督、板野一郎とでっかく売り込んできたのはいいが・・。
お金の問題、スタッフの問題いろいろあるんでしょう。。
コミックの販促としての作品と思えばいいでしょうか。
1話はすごいといっておけば・・いのかな。
1期が楽しかった方は原作読めばいいと思います。

こんなこと書いてても仏像の可動フィギュアでガンツごっこはしてたりしてます。







投稿 : 2024/11/16
♥ : 6

アイコン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

典型的な中二アニメ。

アニメのノリが
シリアスギャグっぽかったので
期待したのですが....。

期待外れでした(^^;

とりあえずグロやエロ入れて
すげーアクションとか理不尽で
意味わかんないホラー要素や
メッセージ性詰め込んじゃえば
面白いんじゃね?
というまぁ今どきの高校生でも
考え付きそうなストーリーのアニメ、

って印象でした。

こういった言い方も失礼かもしれませんが、
なにがしたかったのかよくわかりません。
全てが中途半端でした。
ホラーという要素でいきたいのか、
アクションアニメとして魅せたいのか?
はたまた反社会主義アニメとして
なにかメッセージを伝えたいのか?

いろいろと詰め込みすぎて、
私は消化不良でした。

多分伝えたかったのは、
「こんな理不尽なクリーチャーより、
人間の思想の方が遥かに怖い」
的なことを伝えたかった?
のかもしれませんが、

こっちからしたら
だから?(笑)って感じです。

それを踏まえて普通は
解決策をテーマ性として提示するもの
なのでしょうが(これがホラーアニメでなく
メッセージ性のアニメなら)、
何も解決せず終わるんですから、
こっちからしたら、は?
状態ですよ(笑)

ここまでアニメに求めるのも
おかしな話かもしれませんし、
楽しく見ようぜ?って感じでしょうが、
わけのわからないラストのせいで
このアニメのしたかったことが
何一つ伝わってこないので、
私の中で消化不良で終わってしまい、
正直戸惑っています(笑)

だから、どう評価すれば
いいかもわからず、
ホラーとして処理するべきか、
何も考えず見れるアクションアニメとして
とるべきか、
メッセージ性のある反社会主義アニメとしてとるべきか、
この取り方によって
私の中では評価は変わってくるものだと
思っているので、
少し辛口になってしまいました。

本来はこういったシュールなアニメは
何も考えずに見るべきでしょうが、
最後の終わらせ方が変に
なにかを伝えたいような感じだったので、
こういったレビューとなっています。

主人公が一人の大人として
成長していく姿も一応描かれて
いますが、ストーリーがハチャメチャ
すぎて多分内容が入ってこないでしょう(笑)

そんなアニメでした。

とにかくいろいろと中途半端なアニメ。
テンポが悪く、
結局ガンツがなんなのかも語られないし、
最後が無駄にバッドエンドなので、
やっぱりよくわからない。

原作は面白いらしいですが、
少なくともこのアニメを見て
原作を読もうとは思いませんでした。

作画がリアルでとても綺麗なので
アニメスタッフの方々も
頑張って作られたのかと思いますが、
私は好きになれませんでしたし
絵と反比例して、内容が稚拙だな
という印象を受けました。

でも、音楽はとてもよかった。
アニメにもあっていたし、
特にOPはいいインパクトでした。

多分恐らく、これは
「魅せるアニメ」だと
思うので、すごいアクションや
お色気シーンがみたいという方に
どうぞというアニメです。
ストーリーは気にしないで(笑)
ただ無駄にグロい描写や
エロい描写が多いので、
そういうのがダメな方は本当に
やめたほうがいいです。
グロい!エロい!のオンパレード
なので(笑)

なんやかんやで個人的な
意見ばかりになってしまった(^^;

最後に、
一番精神的に嫌だったのは、
田中星人です。

それでは。




新しい朝がきた♪(笑)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5

64.0 14 R-15指定アニメランキング14位
Mnemosyune -ムネモシュネの娘たち-(TVアニメ動画)

2008年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (240)
1448人が棚に入れました
新宿に事務所を構える二人の女性、麻生祇燐とミミ。不死者である彼女達は、数百年に渡ってたくさんの人々と出会い、別れていく。彼女達を弄ぶようなエイポスの思惑と、天使との因縁に終わりはあるのか。

ジョニー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

エロアニメではない

性的な表現がとても多い作品ではありますが、それをふざけて用いたり、表現しているワケでは無さそうです。(たぶんw)

アニメの出来も良く、一話あたり45分あります。

主要人物の女性達は不老不死で、これをキーに物語が進みます。
なので彼女達は20年経っても変化がありませんが、周りの人達は老いていきます。
この時間の流れのダイナミックさはこの作品の一つの特徴だと思います。
ストーリーも続きが気になって行くと思います。
それでも過剰な表現もあるので、それを踏まえた上で視聴した方が良いかも。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

レタスの人 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ずっとムラムラしてた

俺も登場人物もムラムラしてた気がする。
妙齢の女性である主人公より、マスコットっぽい美少女ロリキャラがいつもセックスしてるので困ったものである。

こんなくだらない感想になってしまったが、なかなか話が面白く、自作を見る度に結構な時間が経っているので凄く面白い。
超短期間で続編の映画を見てるような新鮮な感じになる訳だ。

ただやっぱりミミがくぎゅう喘ぎしててエロい印象しかない。
一作目は主人公のハードSMだったが…。
ミミは天使近くにいる度に股濡らして、いなかろうと合法ロリが売春レズセックス、美少年半陰陽と緊縛拘束青姦やレイプそんなんが毎回だし…。

だが、もっと評価されても良い程度の作品だったと思う。
説明しにくいが普通に話としても物語の流れも面白い。

周りの評価を減らしたのは多分過剰すぎる痛そうな演出とエロが駄目だったんだと思う。
あとは昨今で明らかに必要とされるキャラ回し。
キャラに重きを置くオタク業界では話を面白くするよりキャラを立たせなければ人気は出ない。
如何にくだらなくてもキャラさえ立って、キャラを二人置いてそれだけで話が回るようなほどに立たせれば、それで大概の視聴者は満足する。

言ってしまえばアニメで面白い設定なんていらないのだ。
馬鹿でもわかる程度の簡単なキャラ設定の作りこみが重要。
こういうのはどうやってもいわゆる好き物のサブカル枠に置くしかない。

マニアックな低評価アニメの浅はかなレビューを沢山見ればそれが割と見えてくる。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

うぐいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

未来を言い当てたしエロあり

見始めは「シティーハンター」の女性版のようなものかと思いきや、女性のみ不老不死になる事ができるという設定で、シリアスなハードボイルドものといった感じ。
グロに関して、不老不死という設定のおかげでそれほどでもないと思うので血を見るだけでも嫌という人以外なら大丈夫だろう。
エロに関して、女性の裸(乳首あり)の出番は多かったが、基本女性同士なので品が悪いものではなかったがしっかりエロかった。
百合に関して、結構男心をくすぐるものだと思う。
物語の構成が非常に良く出来ているし、ゴチャゴチャなりそうなところも理解しやすく45分を6回というのもじっくり観られて良かった。
主人公を演じた能登麻美子もとても良かった。
あと必ず曲で始まり曲で終わるのは、OPEDを飛ばす身としてはささやかだが嬉しい。
2008年放送だが作中レストランで食事のシーンがあり、主人公が「2015年のブルゴーニュは当たり年なのよ」的な事を言っているが、実際に当たり年で2015年のブルゴーニュはとても美味しい。
ちなみにボルドーも当たり年なのでしっかり熟成させたいところである。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

60.0 15 R-15指定アニメランキング15位
クイーンズブレイド 流浪の戦士(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (247)
1418人が棚に入れました
4年に1度開かれる女王を決める闘技会クイーンズブレイド。
美闘士達は様々な理由でクイーンズブレイドに参加する。その先に待ち受けているものは栄光の勝利か惨澹たる敗北か、それとも…。

声優・キャラクター
川澄綾子、田中敦子、水橋かおり、能登麻美子、甲斐田裕子、生天目仁美、平野綾、釘宮理恵、後藤邑子、伊藤かな恵、甲斐田ゆき、竹内美優、高橋美佳子、喜多村英梨、齋藤彩夏、柚木涼香、鹿野優以、田中理恵、大原さやか

チュウ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

巨乳バトルアニメ

美少女バトルアニメとしては、イマイチかな??
基本的にキャラは巨乳ばかりしかいないという、キャラ設定に問題が有り過ぎる。
そして、乳を見せることをサービスシーンとしてるのか分からないが、
いくら何でも多すぎるのと、ワンパターンでマンネリ化。

今、挙げたようにキャラの評価はイマイチ。
かと言って、シナリオやその他が特に優れている訳でもなく、全部が標準以下である。
また、クイーンズブレイドの試合方法が明確でないため、結局何をしたいのかが全く分からないのもマイナス評価。

強いて言うのであれば、平野綾演じるナナエルの評価は高い。
ナナエルの性格と、平野綾の演技力で笑いや和みを与えている印象があった!!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

yurigl さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

「玉座を継ぐ者」編で完結するストーリーの前編

「玉座を継ぐ者」編が特に素晴らしいので、その前編として是非見ていただきたい作品。

この「流浪の戦士」編独自の見所としては、第7話のナナエルさんが見せるギャップ。
キャラデザに感情移入していたので泣けました。
この回だけ見ても充分わかるギャップストーリーだと思います。

「流浪の戦士」編と「玉座を継ぐ者」編、共通の見所には、萌え系キャラのクオリティの高さ、
レイナへの、エリナのシスコン百合を挙げたいですね。

クイーンズブレイドは、エロ以外のクオリティがとても高いという変わった作品なので、
他の視聴者がどう思っているのかとても気になり、
「流浪の戦士」「玉座を継ぐ者」のレビューは全て読んでしまいました。
やはり、「エロが台無しにしている」という意見が多く、
「エロい所が良い」という意見が少ないですね。
個人的には、本編のストーリーでは抑え目にして、
その分OVA等ではもっと過激にする、という線も良かったのではと思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

オタコレD さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

キャラと物語の評価は本当は+★2付けたいのですが

エロが露骨なので下げました。私はアニメに対してエロはあまりいらない派です。エロに媚びてしまうと視聴者の層が狭くなり、人気も下がる一方なのではと個人的に思うところがあるのです。このアニメはとにかくおっぱいとパンチラが多く、見ていて邪魔と思うくらいでした。しかし、物語は案外面白くて、ヒロインのレイナが旅をして様々な人、種族に出会い、人間として闘士として成長していくという王道展開でストーリーも破綻していなく、キャラもそれぞれ個性豊かで愛着が持てました。声優さんもとても豪華でそれだけにエロで惜しい作品に私はなってしまいました。エロがなくても他の方向性で人気が出たのではと私は考えます。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

63.8 16 R-15指定アニメランキング16位
ケモノヅメ(TVアニメ動画)

2006年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (188)
947人が棚に入れました
食人鬼を狩るため古より続く戦闘集団「愧封剣」。その師範代である桃田俊彦は、事もあろうに愧封剣館長殺害の疑いをかけられた食人鬼の上月由香と恋に落ち逃亡してしまう。俊彦の弟の桃田一馬は、逃げた二人の追跡と愧封剣の館長職を継いで愧封剣の運営に乗り出す。元愧封剣メンバーの大葉久太郎の助力を得て組織の近代化を進める一馬だが、最近の食人鬼の激増による連戦で疲労の頂点にある隊員達と、 これを機に影の存在であった愧封剣を社会にアピールしたい一馬の間で亀裂が生じはじめる。

声優・キャラクター
木内秀信、椎名へきる、吉野裕行、柿沼紫乃、筈見純、内海賢二

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

エロティックバイオレンスホラーラブコメディ~?とある家族の壮絶な愛の味

2006年8月から11月までWOWOWで有料放送されていたせいで
知名度が低いのか。
あにこれでもレビュー数がとても少ないのが残念でならない。
監督は湯浅政明氏。全13話。70年代によくあったようなOPの演出と
ジャズのビッグバンドっぽい音楽、気性の激しさを感じるフォントがカッコいい。

【愛と欲と哀しみと】

食人鬼を狩るため、いにしえの時代から続く戦闘集団「愧封剣」
「愧封剣」という技は元々、「己の心の中にある鬼を封ずる技=救済でもある」
ということが1話で語られるのだが、この言葉に納得しながらも、
観終えた翌日の今日もまだ、余韻に浸りながらこの意味を考えていたりする。

「愧封剣」の師範代である桃田俊彦は、食人鬼の上月由香と恋に落ち逃亡。
しかし単なる逃亡劇にとどまらず、恋愛だけではない家族愛、親子愛、
そして無償の愛へと話が発展していく壮大さは見応え充分。

食うものと食われるもの、いわば天敵なのだが、見方をガラリと変え
食欲と性欲という密接に繋がった本能を主軸においた場合、
この作品はまさしく「愛と欲望の物語」なのだということに気づく。

しかし、愛や欲望なんて言葉にしてしまうと、ただただ相手の身体をむさぼり
溺れていくイメージが強くつきまとってしまいそうだが、、
それだけではない重みや、複雑な哀しみがこの物語にはあって、
各登場人物たちの過去や心情、事情などが明らかになっていくにつれ、
観れば観るほどに、どんどん惹き込まれていった。


【魅力ある登場人物たち】

ネタバレになるのであまり詳しくは書けないが、
食人鬼のボス的存在の男も、なかなか男気があって魅力的だったし
6話や最終回で見せた異常なほどの大男、”ぼんちゃん”の気の優しさや、
ぼんちゃんのパパで、この物語の大きな鍵を握る大葉氏の狂気も
必要不可欠な存在であり、人間離れしながらも人間的なところは
あまりに哀れすぎて同情してしまうほどだった。
また、本能に素直で正直で、不死身かと思うほどの強靭な身体能力と
精神力の持ち主である俊彦は由香や利江でなくとも、
惚れてしまうセクシーさがあってすごくいい。

でも、俊彦の腹違いの弟で、父亡き後の「愧封剣」のため奔走した一馬や
一馬を支えつつ、許婚だった俊彦への自己犠牲的な深い愛情を示した利江、
そして彼らの父親たちの複雑でせつない想いにも泣けてしまった。
もちろん、由香と俊彦の深い絆と信頼、愛情にも・・・
それを象徴する、最終回のエンディングに登場する一枚の写真には、
「愧封剣」の真の意味を感じ取ることができ、こみ上げるものがあった。 


【印象に強く残った食事風景】

また、9話での老夫婦のエピソードもなかなか良かったし、
塩湖での、つかのまの幸せなひとときはちょっと幻想的で、
心に刻み付けたいシーンだった。 
それだけに、その直後の光景は衝撃大きかったのだけどね。。
ただ、6話の由香の誕生日と9話での老夫婦との食事のシーン、
利江の父親を訪ねていった時に出されたコーヒーなど見るに、
料理や飲み物は、その味そのものはもちろん大事だけど
それ以上に、「美味しいね」と微笑み合える関係と信頼のほうが
重要なんだなとあらためて考えさせられた。


【この作品の魅力】

映画やドラマのパロディも、シーンやセリフの中にちらほらあり、
ギャグとシリアスのメリハリあるバランスが絶妙で、
スパイスの効いたロマンスと辛口なアクションの匙加減にしても、
人間のエゴや愚かさ、本当の悪とは何かを、これでもかというほどに醜く描き
悪夢としか言いようのないグロテスクさとエロの曖昧な境界線までをも
露にしようとした試みにはほんと、飽きさせないなんてもんじゃなく、
恐れ入りましたという感じ。
また、アクションで特に発揮するカメラワーク、音楽の使い方も良い。
特にサンタラの唄うエンディングテーマ『好き』は、この物語のために
書き下ろされたとしか思えない歌詞で、その言葉選びも秀逸。
ちなみに全13話のサブタイトルを見ると、甘い、辛酸、苦味、しょっぱい、
隠し味や蜜の味、などの味覚を表す言葉が含まれているのだけれど、
最終回のタイトルは「味は関係ない」と締めくくっているのも、
いろいろな含みがあって素敵。

どれひとつとっても個性が強くて、おそらく万人受けはしないのだろうけれど、
個人的には今まで観てきたアニメの中のベスト10に入る作品になった。

そして湯浅氏の作品での特徴かなと最近気づいた雨の多用、
激しいアクションシーンで、しかも人の感情の昂ぶりや怒りに比例するがごとく
効果的に使われており、雨の降り方も強弱つけてあって、
そういうさりげなく繊細な部分も好みだ。

つくづく、アニメって総合芸術なんだな、と改めて気づかされたことが
観て良かったなと思ったし、嬉しかった。


最後に、記憶に残ったセリフのひとつ・・・
「気持ちだけで話すな。現実を見ろ!」

自分自身にも時々言い聞かせたい言葉だった。


【観終えたあとに考えていること】

それにしても、人を食べる・・いわゆるカニバリズムとは何だろう?
密林の奥地の人食い族には、どんな秘密と真実があるのだろう?
遭難などして飢餓状態にある時の、生き延びる手段だったり
宗教的なものの他に、確実に太古の昔から存在する事実。
学生時代、この「カニバリズム」について少しだけ探求してみたことが
あっただけに、今回の物語はすごく興味深かったわけなのだけれど、
側面的なことしか、まだ答えが出せていない。
もしかしたら、SMというフィルターを通すと案外、
わかりやすい答えが叩き出せるような気もしている。

究極の自己愛か、本能100%の真の性愛なのか食欲なのか。
冒頭で若い男が「食った(寝た)女の話」を友達に自慢するシーンが
描かれていたが、本当に「食う」のはそんな生ぬるいものじゃないなと
観終えてみてそれだけは今、感じている。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 42
ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

湯浅デビルマンの次に観ると湯浅監督の主張が分かりやすい

【あらすじ】
普段は人の姿をしている「食人鬼」と、それを狩るために続く「愧封剣」の道場という二つの集団が暗躍する日本。そこで恋に落ちる一組の男女を阻む逃れられない宿命。

【成分表】
笑い★☆☆☆☆ ゆる☆☆☆☆☆
恋愛★★★☆☆ 感動★★★☆☆
頭脳★★☆☆☆ 深い★★★☆☆

【ジャンル】
セックス&バイオレンス、爽やかじゃない恋愛

【こういう人におすすめ】
少なくとも子供にはおすすめしない。見ても何のことか分からないと思う。……というかR15指定でした(笑) 湯浅デビルマンで湯浅監督に興味を持った人が、湯浅作品を巡回するつもりならこれ見たほうがいいかなってくらい。

【あにこれ評価(おおよそ)】
63.6点。

【個人的評価】
高校生くらいの時に観て一度断念。意味不明でした。その後、湯浅デビルマンを観てから見直すと、湯浅監督の伝えたいことが分かる。ような気がする。主張がしっかりしてて個人的には興味深くみることができた。が、デビルマン同様、観ると精神を削られるのでもう観ない。

【他なんか書きたかったこと】
{netabare}
 私のベストアニメが「四畳半神話大系」。「夜は短し」はあざといの作りやがってと思いつつ観て、結局べた褒め。「ピンポン」も最高のアニメ化だと思っているし、「ルーのうた」はポニョのパクリだと指摘しつつポニョより好きだったという、憎らしいほど私の心を掴み続ける湯浅監督。デビルマンは非常にガツンとくるので全員におすすめは出来ませんが、私には原作の思い出補正がないので、非常に力強い良いアニメだったと思います。

 しかしやっと「別に見なくてもいいと思うよ」と言える湯浅作品に会いました(笑)
 
 とにかく分かりにくいので全力で見る必要があります。意外とノリ&勢いを重視しているので、「この猿なんなんだろう」とかは別に考えなくていいです。ストーリーは「手を放して、よそ見しながら」書いているような、直感的で俯瞰的な感じがします。なんて言えばいいのか難しいですが。肩の力を抜きすぎってことかな。


〇いいとこ
・9話、老夫婦のストーリー。この回がめちゃくちゃ面白いです。

・OP「オーヴェール・ブルー」唄:勝手にしやがれ
 ED「好き」唄:サンタラ

・「どっちだと思う?(俺の子か、お前の子か)」このセリフえぐいわ(笑)でもそれをサラッと言うところがカッコいいわ(笑)

・ラスト。{netabare} これが言わば、デビルマンに対しての湯浅監督の主張。状況、流れ、倫理、配慮などをすべて裏切っての、唾を吐きたくなるほど、涙が出るほどの「ハッピーエンド」。「味は関係ない」というのがラストのサブタイトルですが、「愛以外はすべて関係ない」みたいな感じ。この「どうしようもないハッピーエンド」がデビルマンの「どうしようもないバッドエンド」と対比されて良いですね。でもこの良さはデビルマン(もしくは他のバッドエンド作品)ありきですが。
 デビルマンのネットインタビューで、原作者の永井豪さんが「ラストまで描いてくれたことが一番良かった」みたいなことを仰ってましたが、もしかして「ラスト変更しませんか」みたいな議論があったのかな?それを皮肉ったインタビューの回答だったのかなってちょっと思いました(笑)
  (↑これは邪推)
{/netabare}

 主人公の突然来る下痢は多分、過敏性腸症候群というちゃんと実在する病気です(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 15

だわさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

面白い。まさに怪作。

13話

面白い。
異形の人食いという化物を物語の軸にすえながら、愛について描く湯浅監督の力作。
随所にユーモアや面白い風刺を散りばめ、必要以上に重くならないようになっている。
R15指定もついていてエロ・グロ描写はきつく、ファンを選ぶ作品になっているが、
愛について描くというだけあって内容は深く、各キャラ視点での考察を楽しめる構成になっている。

この作品の作画に対する評価は難しい。
作画が綺麗じゃないという声のあるこの作品、たしかに作画は苦手な人もいそうだ。
作画は鮮やかでなく淡く、キャラデザイン含め全ての絵の輪郭が安定しない。
一見雑にも見える線の多い画像。女キャラは全く可愛くなく、豚とは無縁と言い切れるが、
このアニメの制作された2006年の「いい頃のマッドハウス」はアニメの在り方について
一石を投じる作りを湯浅監督のもとでやってのけたと思う。
キャラや背景は抽象的かつ象徴的であることに徹することで、
従来とは別のベクトルで視聴者によるリアリティーへの還元を試みたという作品なのではなかろうか。
変化球らしい変化球というか、異彩をはなった異色のアニメ作りであり、
これこそまさに怪作であると言いたい。

最終話のまとめかたが少々役者に役を持たせきれなかった感触はあるものの、
視聴後の余韻は強烈で、各キャラの愛についての物語の
ハッピーエンド、グッドエンド、バッドエンドについて自分の記憶の欠片と対話し、その美しさや愚かさについて考察したくなる。
そんな魅力を持つ面白いアニメだった。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 36

66.4 17 R-15指定アニメランキング17位
ベルセルク 黄金時代篇III 降臨(アニメ映画)

2013年2月1日
★★★★☆ 3.9 (157)
817人が棚に入れました
戦乱の時代、孤高の剣士ガッツは、長年共に戦ってきたグリフィス率いる傭兵(ようへい)軍「鷹の団」と一度はたもとを分かつことを決意する。
だが、その後、グリフィスが反逆罪で投獄されたと知ったガッツはかつての仲間たちと共に彼を牢(ろう)から救い出すことに。
ところが舌を抜かれ、両手足の腱を切られてひどい状態のグリフィスは、生きる気力を失っており……。

声優・キャラクター
岩永洋昭、櫻井孝宏、行成とあ、梶裕貴、寿美菜子、藤原貴弘、松本ヨシロウ、矢尾一樹、豊崎愛生、小山力也、三宅健太、中村悠一、竹達彩奈、大塚明夫

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

キャッチコピーは「すべては、因果の流れの中に──」

3部作のラストを飾る作品です。第2作目がPG12指定でしたが、この3作目はR15+指定となっています。
それだけ表現が過激になっているか・・・というと、ほぼ第2作目と変わらないと思います。

物語の内容については、分かりやすかった前2作とは異なり混沌が前面に押し出されていて、世界観を把握するのが少し難解です。
台詞は少なめ・・・映像と音響で状況や展開を理解する必要がありましたから・・・
きっとこの辺りは原作機読者や2クールのTVアニメ版を視聴済の方の中でも好みが分かれそうな作品だったと思います。

それだけでR15+指定の作品になる筈がありません。
混沌を描いた作品・・・或いは理解を要する作品はこれまで山ほど制作されており、それらはなんの規制も無く放送されていますから・・・

個人的私見ですが、3作目になって規制範囲が広がった最大の理由は、物語の展開上、決して避けては通れない「痛み」を感じるからだと思います。

視覚、聴覚を通して流れてくる情報・・・台詞だったり、時には息遣いだったりする訳ですが、それら全部が痛みを背負っているんです。

そしてこの「痛み」は、主眼を誰において視聴するかで「痛み方」の変わる作品だったと思います。

私も一巡目ではガッツに引っ張られて素直に激情しました・・・
何もかもが突然変わってしまって・・・世界はどうなっちゃったの?
え、なんでこうなっちゃうの・・・?
目の前で繰り広げられるのは、この世で最も見たくなかったモノ・・・
その無表情な眼差しは何処を見つめているの・・・?
そもそも何で受け入れたの・・・?
頭の中は???で一杯でしたが、胸の抉られるような痛みを伴う展開は留まることを知りません。
記憶に残る鮮烈なシーンだったと思います。

視聴後に物凄く胸がもやもやしたので、続けて2巡目を視聴した時に、ようやく「痛み方」の違いに気が付きました。

生きていたら誰かに寄りかかりたくなる時があるのは当然です。
緊張の糸だってずっと張り詰めたままじゃ切れてしまいます。
きっと切れる事で精神的なバランスが取れるのだと思います。

これまでは何もかもが上手くいっていた・・・
でもそれは一瞬にして崩れ去り・・・全ては過去の栄光に成り下がってしまった・・・
もう全ては変わってしまっている事を知っている筈なのに・・・
瞬間見えた幻が原因である事も分かっているのに・・・
でも・・・ずっと憧れだったんです。
ずっと手を伸ばしても届かなかったんです・・・
出来たのは嘆願だけ・・・
勿論、これが何を意味するのかは、支払った代償の大きさが教えてくれます。

もしかすると一番楽な選択をしたのかもしれません。
でもそう考えると自分の心に浅ましさを感じるので、額面通りの解釈をしておこうと思います。

でも、ここまでの事態を引き起こした張本人・・・絶対許されないでしょう。
その仮面の奥底はどんな顔をしているの・・・?
何を考えているの・・・?
本当の望みは何なの・・・?
その選択と言動に至る経緯が正直全く理解できませんでした。
いえ・・・理解したくなかったのかもしれません。

そして・・・再び立ち上がるところで物語は終幕を迎えます。

3部作の完結編・・・との事でしたが、物語的には全然完結していません。
2016年夏アニメの「新作」でこの続きが描かれる事になるんだと勝手に思い、勝手に楽しみにしていますが、このままじゃ終われないでしょう・・・
ガッツが目的を成就させない限り、この物語を終わらせられないでしょう・・・

劇場版3作の視聴を終えましたが・・・TV放送版「剣風伝奇ベルセルク」が気になってきました。
劇場版3作目の内容がどう考えても駆け足だったと思えたからです。
もう少し色々説明して欲しかった・・・様な気がします。
ただ、心の中がグチャグチャな状況でどこまで頭に入るかは疑問ですけれど・・・。

物語の世界観は好みでしたので一気見してしまいましたが、完走して思うのはこのモヤモヤを新作でしっかりガッツに解消して欲しいという事です。
今度はガッツが本懐を遂げられるように願っています。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 17

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

「原作通りの映像化」の言葉に嘘偽りなし!エログロアニメはココに極まる!で、次回作のご予定は・・・?σ(^^;)

ユーアー蝕っであります(爆
今思えば『剣風伝奇』は悪い作品じゃなかったわけですが(むしろもっと評価されるべきなのだが)あん時にあーしてほしいこーしてほしいってのが今作では遂に実現したんだと思います・・・


さて、三部作として予定されていた「ベルセルク・サーガ プロジェクト」遂に完結編
前作はシャルロット姫姦通の容疑でグリフィスが捕らえられるトコロまで
今回も特に前作を振り返るダイジェストのようなものはありませんのでご注意下さい


ガッツと鷹の団との合流~鷹の団再結成に向けてのグリフィス救出~そして蝕の発動
というベルセルクという作品の知名度を一気に押し上げたであろう名場面が描かれております


特に鷹の団を追い詰める暗殺者シラットとの戦闘や、グリフィス救出の際の脱出劇はCGアニメらしいスピーディーなカメラの回り込み等あって見どころでしょう


そしてなんといっても「蝕」です
思わず目を覆いたくなるような奇怪な世界観、おぞましい怪物、残酷で惨たらしい光景、、、前2作を耐え切った方なればとは思いますが改めて言っておきますが「グロ注意」です;
(ちなみにゴッドハンドが一人、ユービックだけは恐らくシリーズ中唯一キャストが剣風伝奇から変更されてない茶風林さんだったり)


オイラが前2作から注目していたCGに手書き作画を被せていくハイブリットアニメーションも今作でいよいよ完成形の域に迫り、特に鬼気迫ったガッツの怒りの表情など圧巻ですね


しかしまあ映倫は今まで何をしてきたのかw
第1作目のレーティングはG、過激な描写が多かった2作目はPG12ときて、ようやく今作で名誉(不名誉?)の【R18指定】を授かりました(笑)
特にエロ描写に関しては流石の映倫も目を瞑れなかったようです^^;
では前2作を観てきた若年ファンは今作を観れないのか?
ご安心下さい、制作側はその辺りを配慮し【R15指定】のバージョンを編集で作成し、ほとんどの劇場での公開はそちらの方がメインになっています
たぶん公開がズレ込んだのはコレを作っていたせい(笑)


【R18+】
・一部劇場の夜間のみの公開
・当初作成されたオリジナルバージョン
・エンドロール、エピローグの後には特に何もなし


【R15+】
・ほとんどの劇場ではコチラのみの公開
・内容やセリフの変更は一切なし
・カット数も全く同じで差し替えや足し引きもない
・一部過激なエロ描写のカットの明るさやコントラストを調整することでのみ対応
・一部BGMの変更(たぶん『クチュ音』がマズかったんだと思われw)
・エンドロール、エピローグの後に川畑要によるエンディングテーマに合わせて3部作のダイジェストが流れるテレビアニメのエンディング風の映像が挿入されるオマケ付き


最後のエンディングテーマに関してはほんとオマケなんであっても無くてもどーでもwって感じですが、R15+への対応を求められ画面の明るさを再調整した件については両方チェックしたオイラの目には「プラスになった」と映りました
と、言うのも全体がやや薄暗くなったことで世界観そのものに漂う暗い雰囲気を助長する演出効果、さらにはCGと手描き作画の境目を調和して“より物語に入り込み易い仕様”になっていると感じたからです
ですので劇場の都合やR18版への期待に関わらず『まずはR15版からご覧になっていただくこと』を強くオススメします


無事3部作とも完結することが出来たこのシリーズ
唯一に残念なのは普通に次回作のアナウンスがされるのかと思いきや未だ今後の展開の音沙汰は無しってこと;
いやいやwこれって結局ベルセルクって作品のプロローグ部分だけっすからねw
『剣風伝奇』の頃にもやられましたが思わずポカーンですよw
でもタダでは終わりません、今回の映画にはオイラのイチオシ『髑髏の騎士』が登場してます!
もうホントカッケーっすwあれだけ胸アツっすよw
原作ファンの方も是非チェックして下さいませ(`・ω・´)b

投稿 : 2024/11/16
♥ : 18
ネタバレ

わさビーフ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

一度観ると脳裏から離れないエログロさ

1997年に放送された「剣風伝奇ベルセルク」のリメイク版
こちらは2012年から映画「ベルセルク 黄金時代篇」で3部作に分けて公開されて
その内容は「剣風伝奇ベルセルク」とほとんど変わらない。

最初は食わず嫌いだと思ったのですが全然違いましたね
食わず嫌いどころかめっちゃくちゃ面白い!!
一度観ると脳裏から離れない強烈なインパクトがあって
描写、表現特にこの2つは官能的で濃厚、またはバイオレンス
ただただエログロいだけではなく下地がしっかりと作りこまれているので
吸い込まれるような一度観ると止まらなくなる魔力的な何かがある作品だと思いました。

オススメは2部の後半から3部ラストまで{netabare}剣風伝奇ベルセルク
同様、原作を知らないと思ってもいなかった衝撃のラストが待っています。
えーと思うよな、どえげつなさです
{/netabare}
個人的にはエルフェンリートをぬいてエログロでは現在NO.1です。

現在2017「ベルセルク 次篇」鑑賞中
余談ですが「剣風伝奇ベルセルク」のOPも強烈なインパクトでした。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 16

65.4 18 R-15指定アニメランキング18位
シグルイ(TVアニメ動画)

2007年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (160)
738人が棚に入れました
シグルイ HALF-BOX 虎 【期間限定生産】 寛永6年9月24日、駿河大納言・徳川忠長の一意により、駿府城内で御前試合の十一番勝負が行われた。
通常、御前試合は、無益に剣士の生命を失わせないために、慣例として木剣にて行うこととなっているが、周囲の諌めにも拘らず、今回の御前試合は真剣を用いる事が決定され、二十二名の達人らによる凄惨な殺し合いが幕を開ける。
左腕を缺損している隻腕の剣士・藤木源之助の前に現れた相手は、両目が真横一文字に切り裂かれた盲目・跛足の剣士、伊良子清玄であった。対峙する隻腕と盲目の剣士。両剣士には浅からぬ因縁があった…。

声優・キャラクター
浪川大輔、佐々木望、桑島法子、篠原恵美、加藤精三、堀江美都子、屋良有作、稲葉実、島田敏、小山力也、大林隆介、チョー

惑星マティーニ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

超硬派!和風版ベルセルク!? 残酷な剣士のテーゼ!?

ツンなし!デレなし!ここに在るのはシグルイ(死狂い)のみ!?
ここまで迫力のあるサムライアニメはないと思います。

実は以前に1話だけ見たものの残虐で痛々しいシーンが多くて目を背けてしまいお蔵入りとなっていましたが、何だか気になっている作品だったので、時間ができた際に改めて見てみました。
もちろんここに投稿するということは見事にハマりました!

舞台は江戸時代。寡黙な片腕の剣士(主人公)と盲目の美貌剣士(ライバル)が戦うシーンから物語は始まり、過去のエピソードに遡っていきます。
勝手ながらベルセルクのガッツとグリフィスのようなライバル関係を連想してしまいましたが、命をかけた真剣勝負のシーンは圧巻そのもの!

(ベルセルクの使徒みたいなバケモノは出てきませんが、しいて言えば岩本虎眼師匠はバケモノ級ですw。ちなみにプチ蝕みたいなシーンはあるかもw)

このアニメには派手なバックミュージックはなく、太鼓、琴、三味線、蝉の声、鈴の音、読経のSEなどが物語の臨場感を最大限に盛り上げており、手に汗握ってしまいます。

硬派、サムライ好きには激プッシュです!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

原作を超えている

そもそも「駿河城御前試合」という時代劇小説の漫画が原作であり、漫画化は二度目らしく、二作目は少年チャンピオンで好評だった山口貴由が担当している。

山口貴由は原作を更にバイオレンスとエロスの濃い作品にしている。岩本虎眼の狂いっぷりは原作の小説ではないものらしい。

そしてなにより、原作のケレン味のある山口貴由によるデフォルメされた作画ではなくデッサンの整った劇画っぽい絵に変えたのは正解だったと思う。それによりあたかも事実として描かれているので迫力があり重みが増している。

劇画路線のアニメとしては良作だと思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 13
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

残酷さそのものがテーマ

時代劇です。
殺陣もありますが、激しいものではなく、一刀のうちに切り伏せるイメージです。
{netabare}
「三寸斬り込めば人は死ぬのだ」
頭部に正確に三寸(9cm)斬り込めば、確実に相手は死ぬ。
{/netabare}
そういった、現実的な斬り合いというものに対する描写も見所の一つです。

なお、グロテスクで残酷な描写が目立ちます。
内臓が平気でびよーんです。
作画が妙に良い分、グロテスクさ倍増です。

画面や台詞も陰鬱としたものが感じられます。
クスリとも笑えません。

笑えるのは{netabare}徳川忠長{/netabare}だけでしょうね。
こいつは本気で許せません。
{netabare}
目の前で忠長を諫めるため、割腹自殺をはかった直次。
それを見て笑みを浮かべた忠長。
直次がいまわの際に一言、
「…暗君」
この一言がとても印象に残りました。
{/netabare}

しかし、単に目を惹くためにそういうシーンを入れているわけではありません。
残酷さそのものが作品のテーマとなっています。

平気で裏切りや殺し合いが起こる、不安定な世の中。
そんな世の中で切磋琢磨し、何とか生き抜いてきた人々。
登場キャラクター達には、生々しい傷跡と共に、強い「執念」が感じられます。

そうやって必死になって努力してきた人々に、さらに殺し合いを命じる。
そこまでして得るものは{netabare}「たった一人の歪んだ快楽」{/netabare}。

逆に、失ったものは、
{netabare}
・出場剣士十一組二十二名
・敗北による死者八名
・相討ちによる死者六名
・射殺二名
・生還六名 中二名重症

・他、御前試合に至るまでの多数の命
{/netabare}

つまり、努力すれば報われる、正義は勝つ、そんな美しい机上の空論なんて最初からない。
それだけ世の中は不条理で、残酷なものであると訴えかけてくる作品です。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 21

55.1 19 R-15指定アニメランキング19位
TOKYO TRIBE 2 -トウキョウ トライブ(TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (19)
85人が棚に入れました
伝説のシブヤ暴動から5年。依然トーキョーにはいくつものトライブ(族)が存在していた。少年たちは徒党(=トライブ)を組み、各々の町を縄張りとし日々を生きている。トライブのひとつ、ムサシノSARUのメンバーである主人公・出口海(でぐち かい)も、いつものように仲間達との変わりない日々を送っていた。そんな中、かつて海の親友だったメラが率いるトライブ、ブクロWU-RONZの手によってSARUのメンバーが凄惨な死を迎える。
ネタバレ

b1 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

EDがgood

架空の都市トーキョーを舞台とした不良グループ間の抗争と若者達の青春の日々。
原作者の井上三太は『ピ○ポン』の原作者と従兄弟の間柄。
2014年に実写映画化されるらしい。

感想
とにかくエンディングの空気感が良かった(笑)
曲をスチャダラパー、映像をJamie Vickersが担当。
ところでJamie Vickersって誰だよって話だが、どうやら『ケモノヅメ』というアニメのkey animationってのを担当してるらしい。※
曲のリリックとアニメーションのストーリーに関連性は無いんだが、何故か妙にマッチしてる。


所謂アニメファンにはウケが悪そうな原作を、敢えてアニメ化したところに「チャレンジ精神」を見た。けれども、アニメで観た『TT2』の物語は、それほど面白いもんではなかった。シナリオにおける雑な部分、あまりにも不自然な状況なんかがやたらと目についてしまい、正直「お粗末だなあ」と思ってしまったからだ。
「細かいことは気にするな」ってことなら、そうするしかないんだが、ちょっとばかし強引過ぎる気がした。元がそういう作品なんだから仕方がないのかもしんないけど、やっぱダメなもんはダメだな(笑)

それでも部分的に面白いところならいくつかあった。
スカンク・マンゼイ(マ○セー)は映像で観たら思いの他ウケたし、メラが真顔で「ナミヘイ…!」とか言ってるシーンは不覚にも笑えた。笑うところだったのかは定かじゃないけど。

主要な登場人物達は皆、良識ある視聴者から普通にD●Nとか言われてしまいそうな勢いがあった。実はこういうところが本作の見所なのかもしれない。



以下はJamie Vickersさんのお仕事関係
{netabare}
おそらく公式合法動画(↓で検索すればたぶんイケル)
Lady Alma, Yameen - Light of Love - Official Anime Trailer [HD]

JM紹介記事
ttp://www.yameenmusic.com/blog/2011/11/light-of-love-video-director-profile-on-catsuka/
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

レタスの人 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

それでもできれば漫画で見た方が良い

巻数も少ない為、大体原作の物語をしっかりと見せた上でしっかりと原作通りシメてくれた。
ただ、アニメでやるにはちょっと難しかった点も多かったか。

しかし、兄弟のもう一方、ピンポンや鉄コン筋クリート等はあのタッチと勢い、そして各キャラの狂気や矜持をそのまま映像にしていたのでもっとイケたかもしれない。
それは欲を言えばというだけなので、普通に素晴らしい作品だったと言える。
特に音がついたのはでかいし、声優に関しても完全にベストな割り当てと言えるほど脳内と差異を感じなかった。

投稿 : 2024/11/16
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