R指定おすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのR指定成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年04月07日の時点で一番のR指定おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.1 1 R指定アニメランキング1位
魔法少女にあこがれて(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (218)
649人が棚に入れました
わたし、柊うてなは魔法少女が大好きなごく普通の女の子☆ある日、変身する力を与えてくれそうなマスコット的なやつに出会って不思議な魔法をかけられちゃった! これでわたしも魔法少女に――と思ったらえ? なにこの格好?悪の組織の女幹部ってどういうこと!?これからわたしどうなっちゃうの~~~!!?魔法少女ファンの心優しい内気な少女がサディスティックに大変身!!?正義と悪の激しい SM プレイ(!?)スタートです!!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

オリジナルのないエロ2次創作が生み出したオリジナリティ。

 最終回が一番面白かったのが意外でした。ツボに入って声を出して笑い転げました。
(追記 12話で終わりと勘違いしていました。13話がありました。この作品に水着回が意味があるのかわかりませんが、マジアアズールの覚醒が明言されていました。やはり、マジアアズールが真の主役でした。伏線はずっとありましたから、一応これで伏線回収ということで)

 この手の作品は出落ちが多いので本作もそうかなと思っていたら、どんどん面白くなってゆきました。原作未読なので、アニメの制作の力なのか原作の出来の良さなのかはわかりませんが、エロと面白さの相性の良さを最大に引き出した秀作と言えるでしょう。

 それと本作をメタ的に俯瞰した場合、本作はちゃんと構造上「魔法少女もの」の物語になっているのが素晴らしかった。魔法少女に憧れている少女が闇墜ちして、悪役に回る。悪に取り込まれそうになるけど、悪のやり方が気に入らず、3つ巴の対立構造になる。そして、真の悪役である異質な悪意(ヴェナリータ)が次の展開をにおわせる。

 これをシリアスにやろうと思えばそのままダークヒロインものにもなりそうだし、原点ともいえる女児向け魔法もの(プリキュア等)にもなりそうです。つまり本作はプロットがしっかりあります。

 キャラのコンプレックスを使えばテーマの深堀りもできます。悪と正義の仲良しごっこは魔法少女モノそのままです。本作はそれをエロに持って行ったということですね。

 出来がいいので、テーマ的なものを牽強付会できなくはないです。が、それは視点を間違ってしまう気がします。
 本作の優れているところは「魔法少女」というカテゴリーのエッセンスを抽出して、そこにエロのガワをかぶせることによって作品を仕上げているということです。
 オリジナルのない「魔法少女もの」という概念に対する2次創作が、結果的にどんな作品よりもオリジナリティを産み出したという評価が正しいかもしれません。要するに本質を見抜く目を持った人が作り出した作品と言えるでしょう。

 最後のエピソードが特撮怪獣ものの視点でも描けるよ、というのを見せてくれたのもいいですよね。シンウルトラマンでみんなが思った事をそのままやっている感じです。
 いろんなカテゴリーのエッセンスを抽出して、是非、特撮もの、戦隊もの…と続けて欲しいものです。


 作画の評価4が高すぎるのは分かりますが…しかし、ここまで攻めた作品をやり遂げたスタッフへの敬意も込めて。

 



1話 化けたらすごい作品になるかも。推し活の深層にあるリビドーを描いている?

{netabare}  可能性を感じる作品です。明らかにまどマギのオマージュですが、力と引き換えの自らの選択を試されているわけでなく、強制的に魔法少女…のアンチとされてしまうところが秀逸です。

 少女の憧れだった魔法少女をまどマギで少女の欲望・ダークサイドとして描きました。その後「魔法少女特殊戦あすか」「間違った子を魔法少女にしてしまった」等過激さは増して行きますが、いずれも魔法少女側です。この作品はその点で視点が非常にいいです。

 そして、その逆転構造にエロス・リビドー・性癖を入れてきています。これはメタ的な視点で 2次元の魔法少女を愛でるマインドとは?理屈をつけてもエロだろう?という意図が見えます。少女の性の切り売りというのはまどマギのテーマの一つでもあると思いますが、あまりそこは注目されませんでした。

 また丁度今やっている「SHY」のヒロインのメンタルに非常に近いので、正義・悪というよりも、コンプレックスと2面性、承認と立場のような構造になるのかな?という気もします。

 ウテナという名前にも何か意図があるのか?柊の意味は?マギアレコードの方には出てくる苗字みたいですが見てないのでわかりません。花言葉というより棘があるのと冬の字が入るのが重要なのでしょう。

 とにかく1話面白かったです。これは期待枠…と言いながらも、アニメは結構安っぽいので、ほどほどの期待にしておきます。今のところ可能性ですが、化けたら面白そうだなあ、とは思います。出落ち、パターン化ではないことを祈ります。そして、謎の光いる? {/netabare}


2話 放送事故並みの止め絵も、やっぱり面白い。演出力でしょうか。

{netabare}  地上波でもやってるんですよね?今回は随分攻めてましたけど大丈夫か?と思ったら、ATXの他はサンテレビ、KBS、BS11ですか。一応選んでるんですねえ…

 巫女に面…そして○○○○とはマニアックな…古き良き日本の緊縛ですね。

 で、なかなか面白い展開でした。一方的な蹂躙だと飽きるかなと思っていたら、まさかでしたね。ヒロイン?のコンプレックスをエピソードでもっと描いてくれると奥行が増すのですが、まあ、過剰な期待はしませんが、おバカな作品に見えて、妙な何かに引っかかりがありますので、展開に期待します。テーマ的なものが見えてくるのでしょうか?

 それにしても面白さは作画じゃないということでしょうか?ファミレスのアップシーンとか放送事故か?と思うレベルでしいた。5,6秒は動かなかったと思います。一番力が入っていたのがSM雑誌だった気もします。それでも面白いのは演出力なんでしょうか?

 で、1話のあこがれverも見ましたが、謎の光があった方が見やすいかも。どうせこのレベルの作画ですからね。想像を掻き立てられる分で変な効果が出ていると思います。{/netabare}

3話 アニメは予算じゃない。センスと工夫だ。

{netabare} 面白い作品は予算じゃなくてセンスなんだろうなあ…と。本当に面白いです。ストーリーやキャラが秀逸なのはもちろんですしプレイのシーンが秀逸なのはもちろんです。謎の光があっても…というかあったほうが面白いのはすごいですね。
 それだけではなくて、金髪の娘の髪のハイライトが白抜きではなくピンクになっていたり、EDの歌詞がしっとりとSの目覚めについて歌ってたりで、アニメ作りに関していろんなところの工夫がいいですね。

 あるいは原作×制作会社の奇跡のマリアージュかもしれません。

 というか、これが予算があっていい作画だとつまらなくなる気がします。作画のB級感が脱力系の面白さにつながっています。その点では「おにまい」と似て非なる面白さですね。

 3話はちょっと電気ショックプレイだと物足りないかな…と思ってたらアズール…最高です。「うてな×アズール」がいい感じなのが伏線なんでしょうか。

 レオパルトが承認欲求キャラでうてなとの対比で、結構キャラがちゃんとあるんですよね。これが物語の面白さを引き出しています。ところでレオパルトはベットの上で何をしてたんでしょう?自家発電ではなく、エロ系の写真アップでいいねを貰おうとしていた…と見えたんですけど、スマホとかが描かれていなかったので確信がもてませんでした。 {/netabare}


8話 笑いの感情とサディズムは相性がいい。境界線上だから面白い。

{netabare} いわゆる一般と成人の線引きって、考えてみればかなり恣意的ですよね。性癖の多様性を考えれば、単にどこまで見せているのかで考えるのはかなり乱暴です。その線引きに挑戦しているのが本作かなあという気がします。

 変な言い方出すが、大人が見ればこの作品はギャグです。決してアダルトには見えません。魔法少女もののパロディとしてギャグ要素をエロにする、というだけの話です。薄い本の様なニーズでは決してないと思います。

 こういう面白さを表面上の裸体表現の有無で安易に判断することで、どこかでクオリティを犠牲にしているのではないのか?という気がしなくはないです。「お兄ちゃんはおしまい」でも、ある意味本作のベクトルのチャレンジはありましたが、そのコンセプトは本作においてもっと先鋭的です。

「笑い」はサディスティックな感情と相性がいいのは漫才・コントで良く知られています。みっともない、醜い、痛い、そして裸…蔑む心が笑いを誘います。

 なんとなく本作を見ていると「笑いの構造」「エロとギャグ」「ジャンル・規制とは何ぞや?」などと考えてしまいます。見ているときはもちろん普通に楽しんでますけどね。
 要するに本作の「ジャンル」は境界線上ぎりぎりだと思いますが、その境界線が生み出す面白さだなあ、と思います。そこに人間の感情が一番動くポイントがあるのかもしれません。

 それとマジアアズールだけ、妙に内面の深掘りが丁寧ですよね。このキャラがいることで深みがあるように感じているのは錯覚でしょうか?7話最高でした。{/netabare}

投稿 : 2025/04/05
♥ : 20

たナか さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

ぼっち・ざ・やみおち!

VS魔法少女のエロコメ。
原作の上澄を掬い取ってキャラの魅力ゥへ。

魔物と戦う魔法少女に憧れる凡人うてなの元に現れた悪の組織のマスコット。脅されるままに戦わされるなかで、うてなは自身の内なる欲望と直面する。真にうてなが戦うべきものとは…。

01
逆張りしただけの光線触手アニメかよ…くだらねえ、と思いきやなんかチグハグした居心地の悪さを感じたので原作チェック。なんだこれ、全然別モンじゃねえか。普通ならダークな猟奇エログロでやるような「人間のッ闇ッ…本質ッ…」みたいな厨二くさいテーマを、一捻りしたおバカな魔法少女モノでやるというのは優れたアイデアだと思う。こういうのまんまシリアスにやると辛気臭くなるだけからね。

あからさまなド陰キャなのにアニメでは普通普通と念押ししてるのも謎。アニメこそぼっちキャラの方がウケるのでは。ただ漫画そのままやっちゃうとちょっと重たくなりそうって配慮なのかな。どうせラストまでやらないのでわかりやすい部分を強調して、原作への誘導が出来ればOKという意図かもしれん。マーケティングゥ。

HSP陰謀論反ワク発達障害など生きづらさのお気持ち表明の自由が溢れる昨今では、陽キャをやっつける隠キャ、もしくは陽キャに認められる隠キャみたいなルサンチマンを刺激する卑屈な作品がバズりがち。底辺非モテが不意にモテると調子に乗って浮気しまくるとか、冷遇されてた隠キャが不意に高い地位につくと急にイキリ散らかすとか、不遇に虐げられてきた社会的弱者が他者を圧倒する力を手に入れた時、果たしてどのような挙動を示すのか。という「考えさせられる作品であるッ…」的な思考を促すテーマのようなものも原作には内包されていると思われる。が、アニメはほぼオミットされてただの安いエロコメへ。もちろんバトルシーンの爽快感もない。無念。


以下モヤモヤ排泄クソポエム

ヤンキーとオタクも内実は同根であり弾かれたアウトサイダーという立場では同種。強者と弱者を分つのはそのまま現環境への適応度の高さでしかなく、陽キャと隠キャの区別などは全くの無意味であり、しょせんはサピエンスの繁殖干渉によるパワーバランスの結果に過ぎない。オラついたチンピラも医者弁護士政治家などのエリート集団にブチ込めばダンマリを決め込むしかなく、卑屈な隠キャを自認する者でも推しを同じくする小中学生の目の輝きに触発されれば、いかに多人数を前にしても自発的で能動的なマシンガントークをカマす気持ちよさを覚え恍惚となる。

人間には自由意志など無く環境の奴隷に過ぎない。ジャンプを始めとするバトル描写は全てメタファー。日々社会と戦う強者たちが他者に都合よく用意された力でイキる異世界モノを忌諱する理由はここにある。しかし彼らもまた同様に他者の下駄を履いている事を自覚せねばならない。魔法ではなくとも我々皆が特に理由もなくなんらかの下駄を履かされている。地雷爆撃銃撃暗殺病気で死なないジャパンは地球の総人口の多方が羨む国ガチャSSR。下痢や虫歯で容易く死ぬ貧困国にとっては当たり前の医療など存在しない。クリティカルな障害は除くとして、誰しもが他者が羨む何かしらの力を持っているはず。カタログスペックだけなら完全上位互換も存在するが、そこから視野を広げない限りは他者から奪うだけの人生しか残されない。数字に振り回されるゼロサムゲームから降りるには、どのような立場でもまず自己との対話から始めるしかない。

内心の自由は憲法でも保障された人権。
どんなひどいことだって思ってもいい。
思ってしまう自分を認めること。
思ってしまう自分を許すこと。
そんなの萌え萌え高校生だって知ってるんだぜ。

「大事なのは自分認めてくこと
 自分を許さなきゃ他人も許せない」
 -don't say "lazy"-

まず戦うべきは自分なのだ。
うてなの健闘を祈る。

あー長文吐き出してスッキリ。豚以外は観なくていいやつ。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 2

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

太陽みたいに輝いている強い光の先に待つ憧れ

世界征服をもくろむ悪の組織「エノルミータ」。
彼らのたくらみを阻止するために戦う3人の魔法少女トレスマジアがいた。
強く美しい彼女たちの活躍に憧れを抱く少女・柊うてなは、ある日、謎のマスコットに出会い、勧誘を受ける。
キラキラとした謎の光に包まれて、華麗に変身したその姿は、重要な部分だけを前張りで隠した隠遁な悪の組織の姿だった!

魔法少女に憧れた女の子が悪の幹部になってしまい、本心とは裏腹に憧れの魔法少女に折檻をしてしまう柊うてなの物語です。
柊ウテナはマジアベーゼと名乗り、ムチでたたくことでいろいろなものを怪物に変化させ、トレスマジアに襲いかかります。
ただ、普通の女子高生であるウテナは世界征服なんていう大それた夢を抱いておらず、それを阻止するために頑張るトレスマジアを排除しようという気はありません。
ですが、植物を怪物に変化させてトレスマジアに向かわせてしまったウテナは、触手のようなツルに攻められる魔法少女を見て心の底から滾るものを感じてしまいます。
以降、トレスマジアを見つけては、拘束した揚げ句、あの手この手で特殊なプレイをして、終いには葉責めを喰らわせてしまうというドスケベアニメですね。
特にトレスマジアの一人、マジアアズールは開発されてしまい、敵の責め苦で白目をむいてダブルピースする寸前までイッてしまうとんでもない作品です。
俺たちの戦いはこれからだエンドとなりますが、無事二期も決まったようで、このまま順調にトレスマジアを籠絡してほしい、そういう意味で、悪の組織サイドを全力で応援したくなる不思議な魔法少女ものでした。

魔法少女ものにしては謎の光が飛び交う内容になっています。
もちろん光の先はアレとかソレとかで、服を破かれ、無残に責められた魔法少女の秘部はマジアベーゼだけの秘密ですね。
その謎の光がAT-Xで一部解禁(あこがれVer.)、円盤では無規制(超あこがれVer.)になります。
特に10話は「そういう話」なので、円盤でないとぶっちゃけ何が行われているかわからないレベルです。
漏れ出る吐息と抑えられない嬌声だけが鳴り響く光のベールを取り払った向こう側へ行くには強課金しかないので、ちっくしょううまい商売してやがるぜ。
ちなみに登場人物は女子のみで、野郎のイケボが交じることはないので安心です。

設定としてはまちカドまぞくに近いのですが、一応ストーリーがあり、進むにしたがってトレスマジア、エノルミータ両サイドで強化されていきます。
ウテナ以外に、阿良河キウィが変身するレオパルト、小学生の杜乃こりすが変身するネロアリスらが仲間になります。
また、ロードエノルメ率いるロード団という組織との内部抗争や、おなじみ魔法少女の強化回があり、バトルは激化していきます。
激化するといっても、肝心要のマジアベーゼがマジヤベーやつなので、グロ展開にはならない安定したエロ展開ですね。
このまま失速せずにギンギンのマジアベーゼでいてくれることを、二期でも期待しています。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 5

65.6 2 R指定アニメランキング2位
ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略(アニメ映画)

2012年6月23日
★★★★☆ 3.8 (169)
808人が棚に入れました
グリフィスの夢に取り込まれる自分に気づき、対等の友となるため鷹の団を離れる決意をするガッツ。同時に、ミッドランド王国より鷹の団に、難攻不落のドルドレイ要塞の攻略を託される。ミッドランド王国正規軍として栄光を手に入れたかに見えた鷹の団。だが、全ては破滅への序章にすぎなかった……。

声優・キャラクター
岩永洋昭、櫻井孝宏、行成とあ、梶裕貴、寿美菜子、藤原貴弘、松本ヨシロウ、矢尾一樹、豊崎愛生、小山力也、三宅健太

ろき夫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

エログロの極致。圧巻の映像美。(劇場版Ⅲ降臨のレビューです)

すいません。興奮のあまり作品追加を待てませんでした。
それでも読んで頂けると嬉しいです。
ネタばれがあるにゅ!とのご指摘を受け、考えられる箇所のネタばれを修正いたしました。申し訳ございません。

一応、ネタばれ無しを心がけますw
今回はどちらかというと絶賛レビュです。


ベルセルク黄金時代篇三部作の最終章。

コミック史上最も残酷なシーンと評され、ベルセルクの名を一気に世に知らしめることになったエピソード『蝕』ついに待望の映像化。今作一番の見所です!

前の劇場版二作は悪い意味で期待を裏切られ、不満をタラタラ言っていたわけですが
今作は良い意味で裏切られた。期待値を軽く飛び越えてきました。(期待値低めに構えていたからかもですけどw)

言葉を失うほどの、凄惨で過激なエログロシーンが長い尺をかけて展開されますが、圧巻の映像美によって生み出される凄まじい吸引力で目が釘付けに。
鬼気迫るガッツの表情・動き・声が印象的でした。

前作Ⅰ・Ⅱに比べ、モブの表情がより丁寧に描かれ、カクついていた3DCGの動きも気のせいか良くなっていた気がします。なので気が散ることなく、蝕のシーン本来の良さがかなり際立っていました。

私が今までに見てきた作品(アニメ・実写問わず)の中で、そのエログロさは間違いなく最高レベル。
まさに地獄絵図。あっという間に館内を絶望と恐怖が支配してしまいました。
視聴後は強烈な喪失感を味わうこと必至w
R15とかそういう問題じゃないw
TVでは決して味わえない映画の醍醐味!というやつなのかも知れません。

なので、観て楽しめる内容か?と聞かれると首を傾げてしまいますが
今作のビジュアルショックはヱヴァQをも凌ぐ一見の価値ある素晴らしいものだと思います。
(予算では圧倒的に負けてそうだけどw)
でも、それだけに映像面では良い仕事をされた。……ということなのでしょうね。
『蝕』のシーンに関しては、原作ファンの方でも十分満足できる作りになっているのではないでしょうか。

それだけに残念なのが、省略されたエピソードの数々ですね。
せっかくほぼ完全に再現された蝕なのに、感情移入できるキャラの掘り下げが十分になされなかったため、原作を読んだときに流れた涙を同じように流すことが出来ませんでした。
(でも、他からすすり泣く声も聞こえてはきたので、人によりけりなのでしょう)

前作での演出や構成の失敗が悔やまれます。予算のせい?尺の問題?
というよりは窪岡監督が描こうとしていたベルセルクと私の期待していたベルセルクがはなから違っていたんでしょうね。
この劇場版では主人公のガッツはもちろん、キャスカの描写に力が入っており、二人の関係を軸に物語が描かれている気がします。
ガッツ役の岩永さんは声優が本職でないとは思えない素晴らしい演技でしたし、キャスカ役の行成さんの声も合っていました。しかし、グリフィスの影がウッスーくなっている。
櫻井さんのせいではありませんがw描写が圧倒的に足りない。
むしろ原作では黄金時代篇のキャスカはおまけ程度なんですけどw
最後の最後で最高の映像を見せてもらい嬉しいのですが、最後だけ良くされても……意味無くね?
なんていう腹立たしさもあったり。複雑な心境ですw
ともあれ、今作は三部作の中では一番見応えがありました。

原作とちが~う!などと今まで散々不満を言ってきたわけですが、なんだかんだ言って映画の観賞自体は結構楽しんでいます。
実際、今作に関してはオールナイト一挙上映会イベントに参加して観ましたw
ゾッド役の三宅さんのキャラが面白かった。(あと、ファッションが胡散臭かったw)
ベルセルクがこんなにもメディアに取り上げられ、盛り上がることは恐らくこれが最後なので
思い出にと、中野ブロードウェイでこじんまりと催されているベルセルク展にも行ってきました。
(詳しくは http://pixiv-zingaro.jp/exhibition/berserk/ )
数々の原画が飾られていて、劇中にそれを発見できると嬉しくなります。
なので劇場で視聴する際、機会があれば前もって立ち寄っておくのがオススメです。
原画集を購入したら原画が1枚ついてきました。ガッツ15歳時の。
(でも原画ってもらって嬉しいけど、どう処理していいか悩みますよねw)
恩田尚之氏を中心とし完成された実写的な原画は惚れ惚れとするくらい美しく、最高の目の保養になります。

これで劇場版も終わり。なんか寂しくなります。
正直なところ「こんな中途半端に映像化されるんだったら最初から無いほうがマシだった」
という思いもあります。
でも、彼らの過酷な旅路の先に希望があると信じ、いつまでも追い続けていたいと願う。
そんなファン心なのでした。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 8

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

キャッチコピーは「訣別もまた、宿命。」

劇場版の第2作目です。この作品の特徴として内様が段々過激になっていくらしく、1作目はG指定でしたが、この作品はPG12指定になっています。
確かに、物語の核心に近づけば近づくほど描写が過激になっていると思います。

でも人間だから・・・その核心だからこそ過激になるんだと思います。
我々は通常理性で感情や思考をコントロールしています。
普通に生活する上において、感情や思考をコントロールできなくなる事はまずありません。
そこまで切羽詰った状況じゃないからなんですが、人間の核心に迫り理性という箍が外れた先に何が待っているか・・・
きっとこれまで抑え続けてきた欲求の爆発や反射による考え無しの言動なんじゃないかと思います。
そしてそれらは一切がオブラートに包まれることはないのでしょう・・・
だから核心に迫れば迫るほど過激になっていく・・・人間として当然の摂理なのだと思います。
また描写の過激さが増すことで、リアリティも向上していると思います。

今回の物語は、タイトル通りドルドレイという難攻不落の居城を攻略が中心となっています。
これまで何人たりとも寄せ付けず、既に多くの軍勢と共に戦意を失いかけようとしている中、「鷹の団」が立ち上がります。
この難攻不落にグリフィスやガッツがどう挑んでいくのか・・・この作品の見どころだと思います。

これだけだったら、タイトルとキャッチコむしピーとの間に何の繋がりもありません。
居城の襲撃と訣別との因果関係・・・むしろこちらの方が大きく心が揺り動かされると共に、過激な描写への一翼を担っていると思います。

全ては上手くいっていたと思います・・・
キャスカに訪れる絶対絶命の大ピンチ・・・でもちゃんと守ってくれました
華やかな晴れ舞台・・・雰囲気も決して悪くありませんでした。

それでも踏み出さずにはいられない・・・
何がそんなにせき立てるのか・・・

すべてが上手く機能していた歯車に入った亀裂がもたらすモノとは・・・?
これまで何より優先してきたモノを見失うほど打ちのめされ、行き場の無くなったその男の足が向かったのは・・・?
これまでと変わらない日常を過ごしている・・・何も知らないから・・・
それでも変化が急速に足元まで迫ってくる・・・それに気づいた時にとるべき行動は・・・

物語の中盤以降・・・片時も画面から目が離せませんでした。

3部作のうち2作品の視聴を終えました。
物語のラストに描かれていた眼・・・何を見据えていたのでしょう・・・
次が怒濤のクライマックスになると思うと期待もひとしおです。
引き続き、3作目を視聴したいと思います。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 18

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

なんというRシネマっぷりwww

前作はユリウス暗殺後のガッツがグリフィスの語った「友とは対等な関係」という言葉を聞いて、彼の中の価値観が変化しかけたところまででした


今作では100年戦争の天王山となるドルトレイ要塞の戦いがメインに描かれます


特に見所となるのは鷹の団、唯一の女千人長たるキャスカの過去が明らかとなる場面
グリフィスとキャスカの出会い、グリフィスに拘るワケ・・・
さらに彼女がトラウマを乗り越えて成長、宿敵との決着を果たすまでが最大のカタルシス


てかキャスカってこんなに可愛かったか?w
(いや、千羽由利作画でみやむーvoiceのキャスカはくぁわいかったがw)
間違いなく今作のヒロインはキャスカ
彼女の魅力が存分に描かれた章だったと思います


さてさてw
前作でも大胆な殺戮シーンや全裸のシーンなど、多々大人向けな要素を惜しむことなく映像化してみせた「ベルセルク・サーガ プロジェクト」
今作のラストでは原作ファンの皆様ご存知、シャルロット姫との×××が超じっくり描かれますwww


そりゃもう^q^


もはやファンタジーがメインなのかこっちがメインなのかわからんwww
豊崎さんの演技もしゅごいwwwいや、しゅっごいwww


と、いうことでレーティングは【PG12】にこそなってますが、【絶対に子供に見せてはいけません】www


あと最近になって気付いたのは何気に舞踏会にセルピコとファルネーゼがいますね(笑)

投稿 : 2025/04/05
♥ : 16
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