Qyotoでスポ根なTVアニメ動画ランキング 2

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早速見ていきましょう!

61.6 1 Qyotoでスポ根なアニメランキング1位
DIVE!!(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (164)
710人が棚に入れました
中学二年生の坂井知季は、水泳の飛び込みに励む毎日。
始めたきっかけは幼い頃に見た3つ年上の富士谷要一の美しい飛び込みに魅了されたこと。
友人の陵、レイジとともにミズキダイビングクラブ・通称MDCに通う知季だったが、
ある日MDCに謎の女性・麻木夏陽子が現れ...?

声優・キャラクター
梶裕貴、櫻井孝宏、中村悠一、名塚佳織、逢坂良太、内山昂輝、小林裕介、杉田智和、小野賢章、蒼井翔太、河西健吾、木村良平、日高里菜、小西克幸、羽多野渉

おぬごん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ホモダイブ!!

…すみません、レビュータイトルは言いたかっただけです

水泳の飛び込み競技でオリンピックを目指す少年たちの物語
原作は森絵都の児童文芸小説で、小学館児童出版文化賞受賞作だそうです
ヤスダスズヒトのキャラといい、豪華声優陣といい、まあノイタミナ恒例の夏の女性向けアニメですねw

内容としてはまあスポーツ物の王道らしく、努力型の主人公が有能コーチと出会って、またライバルたちと友情をはぐくんで悩んだりしつつ上達していく…といった感じでした
ですが王道展開なのに見ていて妙に面白さ、爽快感がなく…
原因の一つは飛び込み自体に関係ないところでトラブルが多すぎること、それが心理状態に影響を及ぼしすぎてること
そしてそのトラブル→成長が描かれすぎていて、肝心の飛び込み競技の描写がおざなりになっていることでしょうか
ぶっちゃけこの作品、全く同じ展開で、飛び込みを他の個人スポーツにしちゃっても成立しちゃうんですよね
何で飛び込みを題材に選んだかが見えてこないというか…
それに加え、飛び込みというマイナー競技自体の説明も画面上であまり行なわれず不親切
飛び込みを終えた選手が当然のようにお風呂?に浸かって次の自分の番を待ってたんですけど、あれ結局何なんですか?w
試合の進み方とか採点の見方とかもこっちには知らされてないのに、試合のシーンではダイジェスト的に画面に次々と採点結果だけが出てきたりしていて、飛び込み競技の啓蒙という観点でも全然ダメ

あとアニメとして致命的な欠点がありまして…主人公の必殺技の抱え込み4回転半、絵面がクッソ地味なんですよねw
他のキャラがひねりを入れたり豪快に大きな水飛沫を上げてる中、膝を抱えて前に回転するだけですからねwww
凄い技だとしても、それが画面映えしないとアニメとして説得力がないというか…小説だから良かったんでしょうけど


「男ばっかり出てくる適当な原作アニメ化すりゃ女子が食いつくだろ」的な雑さを感じました、ぶっちゃけ

投稿 : 2024/12/14
♥ : 22
ネタバレ

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

飛込み競技に青春をかける。自分の限界にDIVE!!

森絵都の小説「DIVE!!」を原作としたアニメ。

森絵都さんの小説が好きなので、
いつか読もう…と思いながらも
まだ読めていない作品だったので、

今回のアニメ化の知らせは嬉しかったです♪

1巻は2000年に刊行されているので、
「今さら?」と驚きはしましたが。

同じころに刊行されていた「バッテリー」も同制作会社で
アニメ化されたばかりだし、そういう流れができているのかしら?

全12話です。


● ストーリー
坂井知季(さかい ともき)は幼い頃に見かけた飛込みに憧れ、
ミズキダイビングクラブ(通称:MDC)に通う中学生。

放課後も休日も、
練習に打ち込む日々。

MDCが経営の危機だという噂もある中で、
新しいコーチ、麻木夏陽子(あさき かよこ)がやってきた。

彼女は、MDCの存続のための条件が、
オリンピック代表選手をクラブの中から出すことだと宣言。

そうして、
オリンピックを目指す知季たちの練習が始まった。


この作品の題材は、飛込み競技。

まず目に飛び込んでくるのは、
イケメンで筋肉ムキムキの男の子達の、ビキニ姿(/ω\)

いやもうほぼ全裸じゃん。笑

しかも登場する男の子たちは中学生~高校生という…
いやもうほんとごちそうさまです(*´Д`)ハァハァ

あれ?私この作品にこんなこと期待してたんだっけ?
と騙された気分になりながら、見ていましたw


水着姿のインパクトが強いですが、
原作が小説なのもあり、やはりメインはストーリーです。

主人公は知季の他に、
・知季の憧れ、富士谷要一(ふじたに よういち)、
・麻木コーチがスカウトしてきた、沖津飛沫(おきつ しぶき)
を合わせた3人です。

悩みを抱えながらも、
それぞれが最終的にどのように飛込み競技と向き合っていくか。

それが見どころとなっている、スポ根ものです。

演出面での不満はあるものの(後で記載)、
ストーリー自体は面白かったです^^

これは原作の評価が高いのも納得です♪
サラサラと進んでいくから見やすかったです。

葛藤から己の壁を乗り越えていくような、
思春期ものが好きな方にはおすすめです♪


● 作画
キャラデザは好きです。
要一くんがイケメンすぎる(/ω\)

こんなにイケメンなのに彼女ができなくて、
女の子に免疫がないところもギャップがあってかわいいww


しかし、問題は演出面でして…。

この作品の題材は何度も言っているように、飛込みです。
試合のシーンもあります。

しかし、肝心の試合のシーンに見ごたえがない…!

空中で演技をする。それは一瞬の出来事。
だから余計に演出が難しいとは思うのですが…。

沖津の迫力とか、
要一くんの圧倒的な強さとか、
知季の新技とか。

いっぱい見どころあったはずなのに、
試合のシーンがあまり盛り上がらなかった…。

あっさり流れてしまったのは、
本当に残念です。

飛込みを題材にした作品で、
飛込みの魅力が伝わってこないって…(;´Д`)

最近作画がすごいアニメを見すぎて、
目が肥えてしまったのかしら^^;

結局全飛込みシーンの中で
私が見返したいと思って巻き戻したのは、2回だけでした。
({netabare} 最終回のレイジと要一くん {/netabare})

飛込みの魅力がサブ扱いになり、
ビキニ姿に萌えるアニメになり下がってしまっているのだとしたら、

森絵都ファンの私としては、
それはとても残念なことだとがっかりでした。


普段はあまり演出面の細かいところは気にしない方ですが、

BGMが中途半端なところでブチっと不自然に途切れたり、
天候を使ったありきたりな演出が過剰だったり、

なんだかなーというところも気になってしまいました^^;


● 音楽
【 OP「太陽もひとりぼっち」/ Qyoto 】

歌詞は作品によく合っているし、
この曲を聞くとアツくなった心を思い出す♪

OPとEDなら、
OPの方が好きです。


【 ED「NEW WORLD」/ 橋本裕太 】

いい声だな~と思うし、
曲単体ならいい曲なのでしょうけれど、

EDの曲としては、普通です。

あ、でもアニメーションの要一くんがかっこよかったな。
微笑み+首傾げの破壊力…(*´Д`)


● まとめ
意外とアツいところもあり、
ストーリーは好きでした^^

原作の小説で読んだらもっとおもしろいのかな~。

キャラデザもかっこよかったし、
主人公3人を演じるのが好きな声優さんだったので、
その点では大満足です。

もっと飛込みの魅力を感じたかったな、というところだけ、
惜しかったかな。

でも、こうして過去の小説に注目してアニメ化してくれるというのは、
個人的にはとても嬉しかったです^^

投稿 : 2024/12/14
♥ : 20

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

いつもと違う景色が見える世界へ

原作未読 全12話

飛び込みで東京オリンピック代表を目指している同じスイミングクラブに所属している3人の少年の葛藤と成長を描いている作品です。

主人公だと思ったキャラが後にあまり目立つことがなくて、いわば3人の主人公って感じで焦点がぼやけた感じがします。

競技そのものより、どちらかといえば人間関係を描いていますね。

ただ、展開が早すぎてストーリーやキャラに感情移入できない作品でした。

スポーツ作品に見られる試合や練習での盛り上がりに欠けた点もありましたね。

同じノイタミナ作品の「バッテリー」(同じ制作会社)と同様、1クールでは物足りないお話でした。

最後に、プールの水面に写る青空が好きでした。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 18

71.4 2 Qyotoでスポ根なアニメランキング2位
MIX(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (175)
589人が棚に入れました
舞台は「タッチ」と同じ「明青学園」。「タッチ」の主人公「上杉達也」の伝説から約30年、今、運命の兄弟が物語の扉を開く・・・親の再婚によって、血は繋か?らないが誕生日が同じ、双子?の兄弟となった「立花走一郎」と「立花投馬」は、明青学園・中等部の野球部に所属する 中学2年生。走一郎は捕手、打者として活躍。投馬は「ある理由」から三塁手を務めているが、人並み外れた投手の才能を隠し持っていた。走一郎の実妹て?、投馬とは血の繋か?らない義理の妹「立花音美」も中学に入学し、2人の周囲はなにやら騒か?しい。やか?て高校に進学する2人は、甲子園の土を踏むことが出来るのか・・・

声優・キャラクター
梶裕貴、内田雄馬、内田真礼、花澤香菜、高木渉、井上喜久子
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ものすごくいつものあだち充であった

原作未読
放送時間は土曜17:30!久々の深夜外アニメかもしれません。


「タッチと私」という題ならいくらでもいけるのですが我慢!
あの『タッチ』と比べてふんちゃらかんちゃらみたいなレビューにならないよう可能な限り気をつけます。ペコリ


あの上杉達也/和也と朝倉南の物語から30年後。視聴動機は説明不要の世代です。おいっ

・前期後期のOP『イコール』(sumika)『VS』(ポルノグラフィティ)歌詞の端々にあだち作品を彷彿させるワードが!
・各話サブタイトルは作中の登場人物のセリフ。鉄板です。
・ナレーションの天の声に反応できるキャラ達
・お待ちかねの作者いじり


 ものすごくあだち充であり
 安定のあだち充である


あだち作品特有の少し長めにとった会話の間であったり、思わせぶりな言葉のキャッチボールだったりは健在というかよく表現されており、そこはわかってるね~という話でした。
オールドファンには懐かしく、知らない方には新鮮に映ると思います。

なお、ありがたいことに本家『タッチ』の視聴を前提としません。もちろんセルフパロディ満載ですが知らなくてもまたは後追いでも問題ないでしょう。


あらすじ省略。『H2』『クロスゲーム』野球はもちろん『みゆき』『ラフ』『陽あたり良好!』etc

どれか一つでもあだち作品に触れていればすーっと入っていける本編。キャラの名前が変わっても相関が変わっても流れてる空気は一緒でもちろんこれは誉め言葉。この味は先生以外出せないものでしょう。


 ものすごくあだち充であり
 安定のあだち充である


私にとって『タッチ』は昭和でアニメに触れ、平成でコミックをむさぼり読んだ作品です。
連載終了してから数年経ってるとはいえ、部室に置いてある単行本をたまにめくりながら、ガチで甲子園を目指していた球児でした。

あれから20年ちょっと。令和の時代に続きの物語を拝めるのは感謝しかありません。現実の甲子園で応援曲の定番となった岩崎良美『タッチ』。アニメでは逆輸入されて主人公の妹がアルプススタンドで吹いてます。西村勇役の中尾隆聖さん。『タッチ』からの30年越しの継続登板です。ナレーションの日髙のり子さんと合わせて感慨深いものがあったことは想像に難くありません。もう歴史的文化遺産でいいんじゃなかろうかってくらいです。

{netabare}中尾さんが次の回に登場する際の予告で、「顔がパンのに殴られるアニメ?7つのボールを集めるやつ?」とさらっと内田真礼さんが煽ってたのがツボでした。{/netabare}


あの、朝からダラダラ再放送のアニメを見て過ごす夏休み。それと似たようなことを今年の夏は再体験することが出来ました。

{netabare}すげー中途半端なところで終わった気がしないでもないですが、このもやっとした後味もあだち節の一環です!と言ったらまるで信者だな、こりゃ(-_-;){/netabare}


『タッチ』ファンは必見。懐古趣味的にもアリ。
深夜アニメに食傷気味な方にも新たな南風を送る全24話です。



視聴時期:2019年4月~9月 リアタイ視聴

-------


2019.09.29 初稿
2020.04.12 タイトル修正/修正

投稿 : 2024/12/14
♥ : 39

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

SB千賀投手のテイクバックが気になる今日この頃

<2019/5/12 初投稿>
見始めなので評価はデフォルトの3.0です。

原作未読。
第6話まで見終えました。
あの名作青春野球漫画「タッチ」の30年後が舞台なのだそうです。


中学生の立花三兄妹、兄の走一郎、弟の投馬、妹の音美と、そして6話で出てきた大山春香を中心に進む
野球と青春と恋愛と軽いコメディを軸としたお話(たぶん)


と言いましても私。
実はタッチ、よく知りません。
アニメ観てないし、原作は和也が亡くなるところぐらいまでしか読んでない。
顛末はなんとなく想像つくけど、というぐらい。

なので「タッチ」の後継と言われても本作にはあんま興味湧かなかったんですよね。

ところがです。
いざ観始めたら意外や懐かしい既視感がそこかしこに・・・

本作「MIX」はどうやら「あだち充作品の集大成」のようです。

「タッチ」はもちろん、あだち充御大の過去の人気作「みゆき」「陽あたり良好」「ナイン」などを彷彿とさせる設定やエピソード、細かなガジェットなどなどエッセンスが散りばめられてる印象。
(上記の三作は既読です)

それも熟練・洗練され具合良く混ぜられてる。
だから「MIX」なのかな。

三兄弟のキャラクターも関係性もあだち作品らしく丁寧に深掘りされていて、そして魅力的。
ストーリーもゆったり進みながらもメリハリ効いてます。

これは面白くなりそう!!


ところで最近福岡ソフトバンクホークスのエース千賀投手の投球フォームが気になります( ・∇・)

テイクバックの時に右手の甲が三塁側向いてるんですよね。
普通のオーバースローピッチャーと逆。

ちなみに投麻の右手の甲は一塁側向いてました。

気になるわー( ・∇・)

<2019/10/6 追記>
昨晩は千賀投手が打たれて負けちゃいましたね。
ちなソフバンファンというわけじゃないです( ・∇・)

さて最終24話まで観ました。

徹頭徹尾あだち充でしたね。

野球のシーンでの投馬のピッチングの凄みを間接的に演出する他キャラの言動とか
日常の何気ない会話ややりとりにほんのちょっとヒネリを加えるところとか
ラブコメとか
サービスシーンとか 笑

全部30年前と変わらない。
もはや老舗名店の味

ラブコメなんてついつい「◯◯と◯◯」の組み合わせを応援してしまったり
そうしたカップリング(専門用語( ・∇・))を楽しみやすいのも、らしさ満開。

もちろん世代の人には超おススメですし。
そうでない人も絵柄とテンポが大丈夫ならおススメです。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 29

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

あだち充はショート好き

あだち充ヒロイン総選挙、ヒロインの顔同じ…
ってちょっと話題だったけど。

ヒロインの基本ヘアースタイルはショートかショートボブ。
妹キャラ、主人公に一途のいじらいし系。
岸本かすみ(陽当たり良好)・若松みゆき(みゆき)・中里美夏(スローステップ)・月島青葉(クロスゲーム)古賀春華(H2)

もう1つのヒロインタイプ
肩まで掛かるセミロング系
お姉さんキャラ、才色兼備系で主人公の面倒見がいいタイプ。
中尾百合(ナイン)・鹿島みゆき(みゆき)・浅倉南(タッチ)・雨宮ひかり(H2)


主人公もだいたいタッチの上杉達也顔で才能が埋もれてるキャラ、出来のいい弟がいて弟に隠れてる…
長男の物悲しさがw

父親はちょび髭、ポンコツ系。
母は天然でおおらかな人が多い。
買ってる犬はポッチャリ、だいたい名前はパンチ。
主人公の友人は太ってるキャッチャーで主人公の良き理解者。
同級生に調子のいいお茶らけ系キャラ、H2の木根タイプ。
主人公のライバルはやたら男前で完璧な男子。

あだち充テンプレに今回どこまで当てはまってる?


視聴完了
他の方のレビューでも触れられてる様に、Theあだち充のアニメ。
アニメとしては途中で終わった…

野球漫画だけど野球描写はファジー(雑)で日常や恋愛描写がメイン。

30年前は日常描写メインのスポーツ漫画が当時は無かったので受け入れられた。
当時無かったラノベなど新しいコンテンツが増えたから、若い人に今のあだち充が受け入れられるか微妙かも。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 23
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