Production_I.Gで漫画原作なおすすめアニメランキング 18

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74.8 1 Production_I.Gで漫画原作なアニメランキング1位
天国大魔境(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (254)
865人が棚に入れました
2024年、世界は崩壊した― 未曾有の大災害から15年。 廃墟となった日本の地には“人食い”と呼ばれる異形の化け物が巣食い、人々は細々と身を寄せ合って生きていた。 東京・中野で便利屋を営むキルコは、とある女性から謎の依頼を受ける。 『この子を“天国”に連れて行って―』 そう言い残し息を引き取った彼女に託された少年、マル。 彼は「“天国”には俺と同じ顔をしたやつがいるらしい」と言うが、それ以上のことは何も知らないという。 果たして“天国”とは何処なのか? そこに辿り着いたとき、一体何が起きるのか・・・? マルとキルコの『天国探し』の旅が今、幕を開けるー!
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

【最終】神がかった伏線回収等レベルの高い作品でしたが・・・終盤の視聴者置いてけぼり感がハンパない

【レビューNo.69】((最終レビュー)初回登録:2023/6/25)
コミック原作で2023年作品。全13話。
朝早く目覚めすぎたので、前日タイトル切りしていた本作を試しに視聴したら、一発で
目が覚めましたw

(ストーリー)
2024年、世界は崩壊した— 未曾有の大災害から15年。 廃墟となった日本の地には“人食い”
と呼ばれる異形の化け物が巣食い、人々は細々と身を寄せ合って生きていた。 東京・中野で
便利屋を営むキルコは、とある女性から謎の依頼を受ける。
『この子を“天国”に連れて行って—』そう言い残し息を引き取った彼女に託された少年マル。
彼は「“天国”には俺と同じ顔をしたやつがいるらしい」と言うが、それ以上のことは何も
知らないという。 果たして“天国”とは何処なのか? そこに辿り着いたとき、一体何が起き
るのか・・・? マルとキルコの『天国探し』の旅が今、幕を開けるー! (作品情報より)

(評 価)
・実はポテンシャルの高い原作?!
 この作品は全くのノーマークだったのですが、「このマンガがすごい!2019」ではオトコ編
 第1位を獲得している評価の高い作品だそうです。しかも原作は「それでも町は廻っている」
 の石黒正数先生。あの「日常系コメディー」を描いてた同氏の「SF作品って?!」
 それだけでも掴みはOKですね。

・第1話:タイトル切りせずによかった!これは大当たりを引いたかも!!
 {netabare}・天国と地獄
  本作は外界から隔離された施設「天国」と“人食い”が存在する外の「地獄」という2つの世界
  から物語が描かれるようです。
  ・天 国
   ・時代的には2024年から15年後の世界ということで、近未来感のある綺麗な施設の中で生徒
    らしき少年少女たちが生活してます。その中の一人「トキオ」のタブレットに「外の外に行
    きたいですか」というメッセージが浮かび上がり・・・(外の世界の存在を知らないよう)
   ・印象としては「約束のネバーランド」を彷彿させますが、でも終わり際にトキオが園長に、
    「外の世界はあるのか?」と問いただすと、園長は「あります」とあっさり認めちゃうんだ
    よな。(正直ズコッとなったw)
    ・でもこの施設に秘密があるのは確かなので、それは一体何なのか?
    ・あのメッセージを流した者がいるということは、何かを画策している者がいるということ
     なので、この存在も気になるところ
  ・地 獄
   ・2024年から放置されたままという状態で、天国と対照的にかなりリアリティがあり、キルコ
    とマルが廃屋で食料を探したりと、終末期も漂う世界が描かれています。
   ・キルコは一応美少女の部類には入ると思うのですが、今っぽい萌えや目を引く美少女という
    感じではなく、少し古め目のキャラデザで、「それ町」の「歩鳥」の面影をどこかに感じる
    ところがありますね。
    (まあこういう世界観で浮かないようなバランスあるルックス)
    それにキャラ的にも「歩鳥」のような、ちょっとガサツでアホッぽさもある親しみを覚える
    感じでマルとの掛け合いも面白かったです。
   ・あとこの世界で細々と生きてるような日常描写が目を引きましたね。乾電池を有り難がったり
    ボロい宿屋で10万以上払って「安すぎない?!」って驚いてたり(インフレ化?! というか
    貨幣がまだ機能してることに逆に驚いたがw)

 ・“人食い”の存在
  ・天国と地獄だけでも物語は十分成立しそうなのに、本作には更に異形の化け物“人食い”が存在
   します。個人的にはちょっと異質なものを感じましたね。しかし登場させる以上、何か重大な
   意味があるのでしょう。そのあたりにも注目したいところ。
   ラストにその禍々しい姿が描かれています。

 天国と地獄という対照的な世界を舞台に、謎めいた要素も多く今後の展開も気になり、キルコやマル
 のキャラにも愛着が持て、期待を煽るには十分な第1話だったと思います。これは来週も楽しみw
 ただ気になるのは、気が早いですがラストですね。原作がまだ連載中で先も長いらしいので、アニ
 オリエンドでない限りはいろいろと積み残しになるでしょうが、その辺りどこまで上手くやってく
 れるのか。キリのいいエピソードや2期決定などいい感じになればいいのですが。
 (これだけ伏線をばら撒いておいて、ほぼ投げっぱなしエンドは勘弁){/netabare}

・第2-4話:ようやくメインストーリーが動き出したか
 {netabare}・説明回の2,3話
  ・人食いの説明
   人食いがどんな風に人を襲うのか、その人食いと戦うキルコとマルの戦闘スタイル等
  ・キルコの過去回
   マルがキルコに告白するも、それを受け入れられないキルコの事情を回想で説明
   以下特大ネタバレ(未視聴の方は見ないことを推奨)
   {netabare}・キルコはカートレースで事故を起こした「姉キリコ」の体に、人食いに襲われ身体を食われた
    「弟ハルキ」の脳を移植した存在だった。(体は女だが人格は男)
    そしてキルコはその手術を行った医者を探している。{/netabare}
  物語の空白部分を埋めていく作業って感じで、本編の進捗がなく少し不満気味でしたが・・・

 ・施設の異常さを一気に種明かししてきた4話
  {netabare}・恋愛や性教育等の教育を全くされていないと思われる描写の生徒たち
  ・「赤ちゃん」と表現された(保育器室で管理されている)謎の生物の存在
  ・「ミーナ」と呼ばれる、学園を管理する人工知能らしき存在
  ・余命わずかなタラオの奇病{/netabare}
  ようやく物語が動き出しましたね。
  そして死が迫ったタラオはトキオに「ここから逃げて」と伝えます。う~ん、何らかの人体実験
  の可能性がありそうですね。

 やはり「天国」はただの「ユートピア」ではなかったと。
 そして保育器室に忍び込んだトキオらが見つかるのを妨害したりと、やはりこの施設には何らかの
 意図もつ者が存在するようですね。
 まだキルコたちが「天国」と交わる気配がないですが、2,3話で足踏みしていた物語がようやく動き
 出した感があるので、まずは一安心次週以降に期待。{/netabare} 

・第5話:いろいろと情報を小出しにしてきたねえ
 {netabare}・地獄側
  ・マルの過去の一部(まだミクラさんとの詳細とは明かされず)
  ・強い心を持っていると思っていたキルコの弱さ
   → 姉がいなくなって、ひとりになることへのトラウマのようなものがありそう
     またそれだけマルとの間に絆のようなものが芽生えているっぽい
  ・不滅教団とその噂
   → そこに医者がいて、人食いの細胞を移植すると死なない体になるらしい
    → 「天国」で行われている(であろう)人体実験と関係あるのか?
  
 ・天国側
  ・トキオの足跡やっぱり見つかっちゃった。(まだ誰の足跡かは特定されていない) 
  ・「精神が耐えかねるような体に生んでしまった」
   「あらゆる免疫を備えて作られたゆえに・・・」
   「お迎えの日だけは変更できない」
   → どうも学園長はお飾り(雇われ)っぽく、国や上位機関の存在を示唆。
     そして人体実験疑惑は真っ黒やんけw
     あと「お迎えの日」とか「約ネバ」っぽいなw
  ・ラストで病死したタラオの体から発見されたモノとは?!
 
 まだ5話ということもあり、今後が気になる上手い情報の出し方だったのでは。
 あとキルコがパニックに陥るとか、こういう描写もキャラにより愛着を持たせ上手かったなと。
 キルトたちの次の目的地は「不滅教団」ですが、ラストの爆弾といい、ちゃんと次週が気になる
 終わり方でしたね。{/netabare} 

・第6話:天国との接触までどう繋ぐのか方向性が見えにくい
 {netabare}・地獄側
  ・人を騙して旅人の荷物を強奪するといった地獄で生きる人間のダークな1面 
   (地図も信ぴょう性があるのか疑わしくなってきた?!) 
  ・いろいろエロエロとコメディ展開
  まだまだ天国と交わる気配がなく、2人の宛所ない旅は続きそう。
 
 ・天国側
  ・保育器室に忍び込んだのが、トキオだとバレる。(足跡が特定される)
  ・性知識のなさそうな、コナとトキオのベッドシーン?!
 
 折り返し地点ですが、文字通り「天国と地獄」で明暗分かれたかなっと。
 ・天国側は
  ・2人のベッドシーン(?)をわざわざCパートにぶっ込んできた
   (>恋愛や性教育等の教育を全くされていないと思われる描写の生徒たち
    (施設側に何らかの思惑があるのか?) 
    と合わせ、なんらかの展開に繋がるのか)
  ・秘密を垣間見たトキオの処遇
  ・まだまだ謎多き施設の種明かし
  等いろいろと伸びしろがありそうなのに対し
 ・地獄側は
  ・マルの過去 →そもそも旅のきっかけとなったミクラさんとの回想
  以外何を描いていくのか、天国との接触までの方向性がちょっと見えないなっと。当初は
  ・人食いとのバトルモノ
  ・地獄で生きることの困難さ
  この辺りを「冒険活劇」的に前面に出してきて、(天国との対比を含め)もっと緊張感のある
  作品になるのかと思っていたら、意外とその辺演出が緩いんですよね。
  「それがこの作品の味」といえば、そうなのかなあって感じもするのですが、何を見せたいの
  かちょっと中途半端感が残ったかなっと。
  前半は面白さはあった半面、地獄側の方向性が見えないもどかしさを感じたという印象ですね。
  次週から後半戦(のはず)ですが、天国との接触までどう繋ぐのかがひとつのポイントとなり
  そうですね。{/netabare}

・第7話:前回の「もどかしさ」の正体がわかったかな
 {netabare}>地獄側の方向性が見えないもどかしさ
  前回上述のように書いたが、その正体がなんとなくわかったかな。 
  → 本作を「SFモノでこの世界の謎を解明していく物語」と捉えた場合、通常は、
    「物語の『内と外』の両面から謎に迫っていく」
    というのがセオリーですが、本作ではそれは「天国側」に丸投げで、SF的な繋がりは
    ・とりあえず天国を目指している
    ・今後語られるであろうミクラさんのこと
    位で「地獄側」は、基本キルコととマルのコミカルな掛け合いを楽しむ別作品になってる感
    が強いんですよね。だから各パートは面白いが作品全体を見ると違和感があり、作品の方向
    性として、「地獄側」はどうしたいんやみたいな。
 
 そういう意味では今回、「不滅教団」と接触できたことで
 ・何故人食いを飼っていたのか?
 ・謎の手術をするらしい宇佐美の正体
 等ようやく「地獄側」にも「この世界の深淵を覗く」展開がきたのか、次週に期待ですね。
 あと今回特に作画が怪しかった印象が。元々2人は石黒正数先生の特徴の「なす顔」っぽさがあった
 のが、今回それがかなり酷かったような。{/netabare}

・第8話:一気に巻き返し!紛うことなき神回!!(6話のエロ展開もまさかの伏線だったwww)
 {netabare}>・何故人食いを飼っていたのか?
 >・謎の手術をするらしい宇佐美の正体 
 >「地獄側」にも「この世界の深淵を覗く」展開がきたのか
 いやー、ここにきて一気に巻き返してきましたねぇー。

 ・不滅教団のルーツ(宇佐美の正体) 
  ※以下かなりのネタバレ入ります。 
  {netabare}・人食いについて
   ・人食いの正体は、死ぬと人食いになる奇病を発症した元人間。
   ・発症部位を切り取れば進行を遅らせられるが、それもイタチごっこ。
    → その成れの果てが切り刻まれ延命装置で生命で維持している彼女。
    → 地下にいた人食いは、人食い化が止められず隔離していたものと推察。
   まだこの奇病がどこから来たのか等不明な点もありますが、天国側のタラオの奇病など、
   あの施設ではこの奇病の謎を解明をしている可能性がありますね。 
  ・不滅教団とは
   ・元々宇佐美と彼女の2人だけで、彼女の延命だけが目的だった。
   ・怪我人に義手を作ってやったりしているうちに、人が集まるようになった。
    (なので自分は医者ではないとのこと)
    → それが外部からは不滅教団と呼ばれるようになった。
  ・宇佐美の願い
   ・マルタッチで彼女を「人のまま」殺してほしいが可能か?
    → 可能
     → 6話のエロ展開で女性のおっ●いを揉みそうな展開となり、その時マルタッチ
       が発動しかけた。つまりマルタッチは人間にも有効!
   あのエロ展開がまさかここへの伏線だったとはwww
   そして彼女の最後の願いを叶え、マルタッチで死を与えるのです。
   彼女とはタブレットを通して会話ができるのですが、この履歴からみるに宇佐美が片目
   なのは彼女に目を移植した模様です。宇佐美にとって彼女は特別な存在だったようです。
   彼女の最後の願いを叶え →彼女に「人のまま」死を与え →そして最後にタブレット
   で彼女の本心を知った宇佐美は・・・{/netabare}
   恐らく本作一の名シーンになるのではないかという位のクオリティですね。
 
 ・稲崎露敏(ロビン)のしっぽ
  ・キルコには2人探している人物がいる。
   ・(以前話に出た)自分を手術した医者。   
   ・稲崎露敏:共に孤児院で育った兄貴的存在。
    (「キルコ」になる前まで一緒だったが、目覚めたときには消息不明となっていた)
   ・この不滅教団に一時期身を寄せて、宇佐美からいろいろ学んでいた模様。
   まさに出血大サービス!ここにきて一気に物語を動かしてきました。でもロビンを一番
   知っていそうな宇佐美は・・・

 ・レジスタンスの反乱
  ・ここには不滅教団を「非人道的な人体実験を行っている不当な組織」だと抗議活動して
   いるレジスタンスが存在している。
   → そもそも2人に教団内の人食い討伐を依頼したのが彼ら。
  ・人食いがいたので手をこまねいていたが、2人が人食いを殺したため一気に攻勢に出る。
  ・上層部の真の目的は、教団内の電力設備(延命装置稼働のために宇佐美が整備した模様) 
   この電力を武器に、街の再興を目論んでいた。(恐らくそこの支配者となるため)
  ・しかし最後に「爆弾の芽」を示唆する描写が・・・
  いやあ、その上地獄に生きる人間の醜さまでぶっ込んでくるとは・・・しかもしっかりオチ
  もありそうでw
  上述感動シーンと真逆のこの展開とのセットで、まさに神回だったといえるのでは。

 >「物語の『内と外』の両面から謎に迫っていく」
 ここまで「地獄側の方向性がわからない」と文句を言ってましたが、ごめんなさいm(_ _)m
 ここ2話で一気に爆発させてきましたね。でも言いたかったのはこういうことなんだよな。
 そして1話で考察していた通り、人食いの存在にはきちんと意味がありましたね。
 「原作者スゲー!!」 →ここにきて株が爆上がり⤴⤴です(笑)
 (しかもエロ展開すら伏線にしてしまうという、まさに神がかり的なwww)

 地獄側にも「この世界の深淵を覗く」展開がきて、さらに「ロビン」というカードも出して
 きて、唖然面白くなってきました。次は「マルの回想」というカードをどこで切るのか?
 Cパートで少し描かれましたが、来週はお休みしてた天国側の描写も入ってくるのでしょうか。
 終盤に向けて一気に加速してきた感があり、来週も期待大ですね。{/netabare}

・第9話:稲川●二のパロディは全部嘘なのか?!
 {netabare}・天国側
  ・移設の名前 →高原学園だと判明。
  >・2人のベッドシーン(?)をわざわざCパートにぶっ込んできた
  >(>恋愛や性教育等の教育を全くされていないと思われる描写の生徒たち
  >(施設側に何らかの思惑があるのか?) 
  >と合わせ、なんらかの展開に繋がるのか)
  ・6話で推察した通り
   ・トキオの妊娠が発覚。
    → 学園は大騒ぎwやはり男女の区別や性教育を意図的にしていなったようです。
   ・コナの予言めいた「アスラを殺した奴がトキオを奪いにくる」
    → アスラ自体は自殺ですが
      「僕が生まれてきた理由が分かった。だからお別れをいいにきた」
      と告げており、実際トキオも今は学園内で隔離されている模様。
   ・またコナの回想で光の剣をイメージしたら、他の子の足が怪我したり、アスラに
    治癒能力や飛行能力があったり、この高原学園では超能力の研究もしているのか?
   ・あと通訳を必要とする描写もあり、この学園は海外とも繋がっているのか?
  
 ・地獄側
  ・キルコの銃の鳥のマークですが、どうも高原学園の校章のようです。
   ・宇佐美がこの校章のボタンを持っていた。
    → 宇佐美の高度な知能はやはり関係者?
   ・この校章が入った建物とそこで高原学園のパフレットを発見。
    → 高原学園は2施設と18分室あるということで、ここは分室の一つっぽい。
      また災害前から存在し、この世を「我慢地獄」として心と体が休養できる施設
      を売り文句にしていた模様。
    今後は茨城と奈良にある2施設を探すということで。
  ・そして今回のメインイベント(?)が稲川●二のパロディwww
   出会った男が稲川●二の怪談話風に語り始めるのですが、
   ・この話の始まりに、今の学園の一コマが入れられていた。
   ・周囲をバリケードで囲っている。
   等高原学園っぽい語りだったのだが、男が証拠とする腕に刻まれたNoがあっさり消せ
   たので、キルコは嘘認定。でもエロ展開ですら伏線にしてしまう原作者だからなあw
   なのでメモだけ残しておきます。
   {netabare}・その町は女性が支配する町。
   ・周囲をバリケードで囲っており、男性が近づくと殺される。
   ・ただし眼鏡に叶った男性は「種豚」と呼ばれ、飼われることになる。
    → 雑用と女性へ精子の提供。(この男はMo.11として10年飼われた)
   ・女の子が生まれれば、人間として町に受け入れるが、男の子の場合は種豚が育てる。{/netabare}
   で、これも何かの伏線だったら、原作者はやはり神だとw

 タラオの件といい、アスラの件といい、この高原学園の闇は深そうです。
 それにトキオは「ここから逃げて」と教えられていたのに、逃げるどころか妊娠までして
 しまうとは、何たる無能!!
 しかし学園側は何故ここまで妊娠を恐れるのか。やはり育器室で管理されている謎の生物
 に繋がるのでしょうか。
 しかし稲川●二のパロディはどう受け止めたらええねん!!
 そこだけがモヤモヤしますが、クライマックスに向け着実に進んでいるのを感じ、来週も  
 楽しみです。{/netabare}

・第10話:見事な伏線回収も・・・2クールの可能性ないですかね?!
 {netabare}・地獄側
  >稲川●二のパロディは全部嘘なのか?!
  やっぱりちゃんとした伏線だったじゃないですかw
、 下腕に書いていたNoはフェイクで、本物は上腕に彫られていました。やってくれるわw
  ・男の名は「ジューイチ」
   ・自分の息子の安否確認
   ・あの町への復讐
   (1年前、ある女との間に子供が生まれ脱出を試みたものの、女と赤ちゃんは捕まり
    女は処刑された)
   その町が丁度茨城にあり、利害関係一致ということで、3人でその町に向かうことに。
  ・だがその町はすでにもぬけの殻。人食いも巣くっていたので全滅した可能性が高い。
   落胆したジューイチだが、彼を呼ぶ声が・・・
   昔の種豚仲間たちで、ジューイチが脱出したその後、赤ちゃんが激しく夜泣きをした
   ため、あやしていたところ人食いが襲ってきて、起きていた彼らだけが生き延びるこ
   とができたのだと。
  ・その集落で一晩お世話になることにしたのが、その夜また人食いの攻撃(強い冷気で
   周囲を凍らせる能力)が襲ってきて・・・
   しかしその正体はジューイチの息子で、彼は人食いだったのだ!!(マル認定)
  ・この騒動が落ち着くと、茨城にある施設を探すため、ジューイチから譲り受けた車で
   旅立った2人。
  ・ジューイチは「もう旅する目的はなくなった」といっていたのだが、彼の復讐心は消
   えたわけではなく・・・(彼が逃げたことを知らせた男がいた)

 ・天国側
  ・トキオの胎児は摘出されるとのこと。
  ・「皆さんはこれから大事な時期を迎えますが、何が起きたとしても正しい未来へ、
    迷った時は自分の心に従って下さい。」
   という盛大な前振りの後、学園には5期生の子供たちが新たに加わることに。

 いやー、さすがエロネタすら伏線にしてしまう石黒先生!稲川●二ネタも伏線としてキッ
 チリ回収してきました。そして最後はジューイチの復讐劇で怪談語り風に締めるという。
 ホントに神がかっています!!
 それにジューイチの息子の人食い騒動も、どういう条件なら人食いとして生まれてくるの
 か分かりませんが、トキオの堕胎の件もこれとは無関係ではないようですね。
 で、ジューイチの息子は殺さなかったんだが、それはいいのか?
 そして、ここにきて5期生の登場です。ストーリー的にも、当然これには重要な意味がある
 のでしょう。(しかもあの前振りだからなあ)
 となると、残り3話程度で話が一区切りつくのか?元々最初に書いたように、途中で終わる
 のは織り込み済みですが、それでもここにきて風呂敷を広げるようなこの展開は・・・
 (連続/分割どちらにしろ)2クールの可能性ないですかね?!{/netabare}

・第11話:情報が多すぎて混乱 →〇〇が合っていない?!
 {netabare}・天国側
  正直情報が多すぎて一気に混沌としてきました。3回ほど見返して整理。
  ・ソルジャーの存在
   ・正直よくわからんが、ソルジャーの育成をしていて配備されたっぽい。
    何と戦うのか → 人食いしか考えられないのだが?!
   ・その武器として「スーパービーム」の試作品が配備される模様
    → キルコが持っている銃と同じもの
      (正確にはミクラさんから譲り受けたもの)  
  ・学園の子供
   ・そもそもの謎 →ここの子供たちはどこから来たのか?
    → 学園長曰く「ミーナさんの産んだ子」
     → ミーナさんって、学園を管理する人工知能だったよな。人工子宮的な?!
       それにその子では幾らかの割合で奇病が発生し、学園長はそこを懸念して
       いる模様
  ・トキオの子供/学園長
   ・トキオの子供って前回堕胎するっていってたよな? →無事出産。
    → 子供たち同士の間で生まれた貴重種の模様。
   ・そして学園長ですが
    ・脳移殖でずっと生きながらえていることを画策している模様。
     (高齢でタイムリミットが迫っている)
    → そのために以前青島という女性を副学園長に昇格させており、まずは青島の体
      を使い副→学園長に昇格し、今の権力を維持しつつ時間を稼ぐ。
    → トキオの子供を脳移殖可能となる15歳位まで育てた後、再度脳移殖手術を実施
      というプランの模様。
      「トキオの子供に懸ける」といっていたが、奇病が発症しないという意味か?
  ・学園の謎
   ・この学園では、奇病の研究をいろいろしている模様ですが、奇病が発生しない子供
    を生み出す研究もしている感じですかね。
    → 以前「出荷」というワードが飛び出したが、そういう子供を出荷してる?
   ・最後に学園の子供を全員集合させて「これからテストを始めます」との宣言が・・・

 ・地獄側
  ・茨城にある施設を探してる2人が夜営していると、遠くの方で大規模な煙が上がって
   いるのを発見。それは施設があると目されている方向。
   夜は危険なので、朝を待って動くことに。
  ・それを裏付けるように、施設っぽい建物から煙が上がる描写とロビンらしき人物が・・・

 ・時系列の謎
  {netabare}・上述の通り学園の謎も整理できかねる状況ですが、更に時系列の謎が。
   天国側は(どの位かは不明だが)地獄側より前の時系列の予感が・・・
   ポイントは
   ・キルコの持っているミクラさんから譲り受けた銃
    同じ時系列ならミクラさんが銃を持っていたことに矛盾が生じるような?!
    それにミクラさん=「トキオの顔を知っている人物」って話になるので、その辺
    りも時系列がズレている方が、説明がつきやすい。
    {netabare}(例えば15年のズレなら、マル=トキオの子
     ・同じ顔の人間を探せ
     ・大きな謎のひとつ、何故マルタッチが使えるのか
     との辻津が合いそうなのだが。){/netabare}
    → まあそうなるとミクラさんは誰やねんってなるんだが、そこをボカす意味で
      もマルの回想が全然描かれない理由なのかも。
   ・キルコの脳移殖手術
    学園長の話では猿渡(学園の医療研究者?)には脳移殖可能な技術がある模様。
    キルコの脳移殖手術を実施したのが猿渡なら説明がつく。
    (ロビンも猿渡からここの情報を聞いたからなら、今いる辻褄が合う。
     → でも写真と顔が違いすぎる?!)
   その他宇佐美が学園の制服のボタンを持っていたことも、あの頃の生徒だった可能
   性ありでグレーなところですかね。{/netabare}
  
 前回「2クールの可能性あるかも?!」としましたが、1クールでこの施設は空振り、
 ロビン(+マルの回想も入る?!)からいくつかの種明かしだけして、大きな謎は
 解明されずでクローズという可能性の方が高いのかも・・・
 {netabare}個人的には「時系列の謎」だけでもはっきりさせてほしいですね。{/netabare}{/netabare}

・第12話:いろいろとありすぎで何が何だか???・・・あと1話では終わらない?!
 {netabare}・天国側
  >「これからテストを始めます」との宣言が・・・
  正直先週は情報過多でこちらも混乱してるのに、冒頭からさらに混沌を極めます。
  ・いきなり「危ない、危ない」を連呼する5期生の子供たちに、学園内も人工知能・ミーナ
   のシステムのほとんどがダウンし、混乱状態に。 
   そして庭を覆うドームの屋根を突き破り、何かが落ちてきて・・・
  ・何者かの襲撃を受けている模様。下級生の避難をさせつつ、ミミヒメら4名は壁に空いた
   穴の調査に。
   「どうなっているんだこりゃ?!学校の外の壁の中にまた外があるじゃないか!!」
    → 壁の向こうにフェンスがあって、そこから見える風景の描写?
      彼女らは学校内の閉鎖空間しか知らず、初めて見た外の世界に驚いた模様。
      (空の存在すら知らなかった模様)
  
 ・地獄側
  ・大規模な煙が上がっていた(施設があると目される)地点に徒歩で向かう2人。
   すると途中に市場が現れ、にぎやかに人が集まっている風景が・・・
   → 復興省の働きによるらしい。そしてそこの所長にロビンが就任していることも判明。
    → 2時間後に施設跡地で待ち合わせることに。
  ・1人でロビンに会いに行ったキルコ。そして再会、キルコは自分の正体を明かす。
   → 医者の名前は迫田と判明。(猿渡じゃないの?それとも偽名?!)
  ・ロビンはここで(川の水をきれいにする)ろ過装置を稼働させたり、(大災害前に悪環
   境に強い遺伝子組み換え作物を作っていたらしく)畑を整備して、それを復活させたり
   して復興の足掛かりを作っていた模様。
  ・最後に・・・{netabare}ロビンがまさかの裏切り?!キルコを拘束するとレ●プし始めたのだ!!{/netabare}

 正直何が何だか情報が少なすぎて状況が把握できません!!
 ただ今回は天国側と地獄側を交互に描いていたので、前回上げていた「時系列の謎」ですが、  
 やはりズレていたのが確定の模様。伝子組み換え作物の話からすると、大災害あたりの15年
 位のズレはありそうです。
 (するとやはりマルはトキオの子供?!→この混乱の中、猿渡は赤ちゃんに丸印をつけていた。
  それがマルの名前の由来とかw)
 しかしロビンは一体何なんや?!天国側だけでもお腹一杯なのに、地獄側も意味不明ですね。
 これ後1話で収集つくのか?!あと少しで一区切りつく感はあるので、2クールはなさそうで
 すが、14,15話位まで食い込む可能性はありそうですね。{/netabare}

・第13話:いろいろと感情が動いた最終回。そこだけ見ればいいラストだったが・・・
 {netabare}・天国側
  ・「これはテストに違いない」フェンスの壊れた場所から外の外の世界を更に進もうと
   する4人だが、
   ・シロとミミヒメは皆に知らせるために一旦戻ることに。
   ・タカとアンズは更に先に進むことに。
  ・学園内では、トキオに赤ちゃんを返すことに。前回咄嗟に丸印を猿渡だったが、本当は
   自信がない。丸印のない方を返すことに。
   そして青島は「可能であれば、この混乱に乗じて『ノア計画』を実行します」と宣言。
   → 子供たちを保護する計画の模様。
  。トキオに赤ちゃんを返す猿渡たち。でもそこに学園長が現れてミーナに赤ちゃんを強奪
   させようとします。その時トキオの特殊能力が発動して・・・
  ・一方シロとミミヒメは道に迷った模様。崖から落ちるミミヒメを庇うシロ。
   ミミヒメ「何でそんなに僕を助けるの?」
   シロ「僕はミミヒメが大好きなんだ。」 →学園では教わらなかった心からの感情。
   {netabare}→ ミミヒメはシロにボタンを差し出した。
    → これってまさか宇佐美のシーンに繋がるのか?!{/netabare}

 ・地獄側
  ・キルコの帰りを待つマル。2晩帰ってこなかったので探しにいくことに。
   → キルコの姿を見て状況を察したマルは、ロビンを追い詰め無言で殴り続ける。
    → キルコ「やめろ、ロビンを殺さないでくれ!」
  ・施設の外に出ると静かに語り始めるキルコ。
   「すまん、僕は弱い。僕が見ていたものは嘘ばかりだ。もう自分が誰なのかも分からない。」
   そんなキルコにマルが告白。
   「ハルキでもない、キリコでもない。俺はあんたが好きなんだ!あんたが危ないときは俺
    が守る!」
   キルコ「僕が守ってもらったら、僕の存在意義なくなってしまう。」
   「この男に合うという目的は果たした」ロビンの写真を破り捨てるキルコ。
  ・そして施設の方ではロビンが消えた模様。そしてロビンが残していった部屋の鍵を開けて
   みると・・・怪物と人間が繋がった異様な光景が!!
   → ロビンはここで何らかの人体実験をしていた模様。
  ・最後は新たに「天国」を探すために旅立つ2人。
   → 今度は「奈良」の施設にでも向かうのか?

 ・Cパート(天国側)
  ・塀の外の外に出た4人はなぜか船に乗っている。
   その先には大災害前の都会の夜景が広がって・・・

 いろいろと感情が動いた最終回。そこだけ見ればいいラストだったが・・・
 (まあ「投げっぱなしジャーマン」の件は後述するとして)
 {netabare}・ロビンのキルコへの行為は、この流れだと性欲というより、彼のセリフ通り「キルコが脳移殖
  手術を受けた異端の存在」として、マッドサインティストの琴線に触れたということかも。
 ・またこの流れを見ると、宇佐美たち=シロとミミヒメの可能性大となりましたね。それなら
  ・最初に外の世界で「空」を見つけて驚いていたのがミミヒメ
  ・で、彼女が「最後に空が見たい」という願いに綺麗に繋がり、「やっぱ原作者スゲー!!」
   ってなりそうですが。
 ・それにCパートですが、私が推測している「マル=トキオの子供」とすると、あの船には
  4人以外にもトキオとトキオの子供も乗っている可能性ありですね、
  まあこっちは青島たちが別ルートで逃がした可能性もありそうですが。
  (そもそもこの推測自体が間違っている可能性がありますがw){/netabare}{/netabare}

(最 終)
>ただ気になるのは、気が早いですがラストですね。原作がまだ連載中で先も長いらしいので、
まあ1話の段階で、ある程度「投げっぱなしジャーマン」になるのは覚悟の上でしたが・・・
{netabare}・「天国」と「地獄」という対照的な世界を舞台に、謎めいた要素。
・キルコとマルのコミカルで魅力的なコンビ。
・「天国」と「地獄」がなかなか繋がらないもどかしさを感じつつも、宇佐美回で一気に回収。
 しかも宇佐美と彼女の物語は作品随一の神回。
・エロシーンやパロディ回までしっかり伏線として利用していた、神がかり的な構成。
 更に「天国」と「地獄」では「時間軸がズレていた」という大胆な仕掛け。
 (なので両者がなかなか繋がらなかった理由も、今となってはまま納得かなw){/netabare}
1期だけでも、原作者の技量の高さに感銘し、作画も(一部怪しいところもあったが)比較的安定し、
謎の見せ方なども工夫されて先が気になる作りとなっており、ラストもこの作りだと決して悪くは
なかったので、個人的には高評価かなとは思います。

ただ、11-12話のこのタイミングで一方的に不確定情報をどんどん放り込んできて、結局学園で何が
起こっているのか、混乱を残したままで終わったのはいかがなものか?
視聴者置いてけぼりもちょっと度が過ぎるのでは?!この点はマイナスですかね。
少し調べてみると、今回原作8巻中6巻までをアニメ化したらしく
・この辺り原作でどこまで明かされているのか。
・2期があるとしてもストック不足で大分先になりそう。
ってことで、早々に解決したいなら、とりあえず原作を探ってみるしかなさそうですが。
まあそういう意味では、販促アニメとしても大成功といえるのかもw
原作でこの辺り完結しているなら、もう1話入れてそこは少し改善して欲しかったのが本音ですかね。
(前回書いてましたが、まさかこの状況で13話で終わるとは思わなかったわw)
 

投稿 : 2024/11/23
♥ : 22
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ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

行き着く先は天国か地獄か?

原作未読 全13話

大災害が起こり荒廃した地上に暮らす人々、その世界で「天国」という場所を目指すマルと、便利屋でマルを「天国」へ届ける仕事を請け負ったキルコ2人の旅の物語。

そして、もう一つ下界から隔離された施設で生活している子供たちの物語。

2つのお話に分かれていますので、最初は戸惑いました。終盤でお話が交差するお話が時々ありましたので、少しずつですがお話の全容が分かる感じでした。

荒廃した世界が「AKIRA」を思わせます。結構好きな世界ですね。

マルとキリコにこの世界の化物「人食い(ヒルコ)」が襲ってきて戦います。マルの特殊能力も気になりますね。

なんとも形容し難い化物で色々と姿形が違いますね。{netabare}(これも施設の子コナの創造物でしょうか?){/netabare}

キリコの過去は語られていました{netabare}(まさかの脳移植){/netabare}が、何となく想像がつきますがマルに関しては詳しくは語られなかったですね。

あまり変化のない施設で暮らしている人々も最後に結構大変な感じでした。{netabare}(施設が過去で荒廃した世界が現在という感じでしたね。){/netabare}

お話は途中で終わっていますので、続きが観たい作品です。

OPはBiSHさん、EDはASOBI同盟さんが歌っています。

最後に、原作は「それでも町は廻っている」の石黒 正数さん、本作とは全然違うテイストですが、とても楽しいお話でした。私も大好きな作品なのでお時間があれば是非観てくださいね。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 18
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

いつまでも二人で

すごく面白かった!

世界観の見せ方と謎の残し方と謎のヒントの出し方が絶妙で、どんどん先が見たくなる
このアニメは凄い、普通に見たらただの面白いアニメなんですけど、いろんなところに謎のヒントが隠されていて
あることに気づくと一気に真相が見えてくる感じが良かった
いろいろ想像すると涙出てきました・・・

何度か見返していろいろ考察してみましたのでよろしければご覧ください、間違っていたらごめんなさい・・・


【謎の考察と推測】 ※重大なネタバレ注意です
{netabare}
・天国の話は過去の話で、世界に異変が起きる前の事だと思う
・天国の子ども達の正体はヒルコなので、キルコ達が倒している人食いの過去の姿が天国の子ども達だと思います
つまり、魔境で戦うヒルコの怪物になる前の様子を天国のシーンで見せているんですよ・・・
これに気づいちゃうと天国のシーンもヒルコとのバトルシーンも見るのがつらくなってきます・・・
・シロが病気を発症しないのは理由があるのかな?
・鳥のヒルコはタカかな? タカって名前が鳥の鷹から来てそうだし
・魚のヒルコはククだと思う、コナからもらっていた絵の魚?とそっくりなので、たぶんコナはククの未来の姿を予知したんだと思う
トキオにあげた絵は赤ちゃんの絵でしたよね、あれも子どもができる未来を予知したんですよ、たぶん
・不滅教団の地下にいた幻覚見せるヒルコは、サングラスの女の子オームと同じ能力
・凍らせる能力を持った蜘蛛みたいなヒルコは、百合カップルの女の子のうちのどっちかだと思う
ジュウイチの息子も凍らせる能力持っていましたよね、ということはこの子の母親の能力が遺伝しているんですよ、たぶん
ジュウイチの話だと、一組のカップルからよく指名されてそのうちの一人が妊娠してできた子どもだと言っていました
子ども達の中で女性のカップルって一組しかいないからあのうちのどっちかかな

・トキオの本当の子どもはトキオに返されたほうで、〇をつけられて外に出た?のがクローンのほうで、それがマルかな?
・足の裏に〇をつけられたほうがマル、たぶんこの時の〇印がマルの名前の由来
・マルの能力は、両親のトキオとコナの能力じゃないので後から付与されたものだと思うんです、能力が人工のものならクローンのほうがマルかな?と思った
・ヒルコを倒すことができるマルの能力、これは園長の計画に反対している人が意図して付与したんだと思う
・キリコお姉ちゃんは、2話のAパート最後にハルキが身体を食べられたシーンの後に真っ白になって銃声が聞こえるので、たぶんロビンに射殺されたのかな?
頭を撃ち抜かれてキリコの脳が死んだから頭だけ無事なハルキの脳を移植したんだと思う
ロビンと再会した時にキルコを見たときのロビンの表情が、憎い人を見るような表情だったので、キリコに恨みがあったのかなって思った
・宿屋の女の子は天国の子どもたちの娘ですよね
・トキオ達が防犯カメラに映ってなかったのは、普通に考えたら誰かがダミー映像を流していたと思うので、組織内に内通者がいるかな?
・ミミヒメの画像をシロに送ったのは誰かわからないけど、学園の方針と違うことをしようとしているので、これも内通者かな?
・天国でも魔境でもトマトが何度か出てくるけど、何か意味がありそうですね

トキオは最初からなんとなく女の子と思っていたので名前のほうが不思議に思っていました
{/netabare}

【一番好きだけど嫌なシーン 8話】
8話のエピソードはヒント多いけど、何気なく見ていると気づかない人も多いかもしれません
{netabare}
・魔境で宇佐美が、ヒルコになりそうな女性を人間のまま殺して欲しいって依頼してきましたよね・・・
「今までありがとう 大好きだよ」
このメッセージ、違和感ありませんでした? 二人の事情なんて知らないし急にこんなお涙頂戴されても共感できないって

ううん、もう何度も見てるんですよ・・・
気づいた時には発狂しそうになったけど、宇佐美と機械化した女性はシロとミミヒメなんです

不滅教団の地下にいた幻覚を見せるヒルコですが、後に幻覚を見せる能力がある子ども出てきましたよね、オームという名前のサングラスした少女です
この子はミミヒメが幻覚を克服したことをきっかけに、ミミヒメにべったりになりました、たぶん学園から外に出た時にミミヒメとシロとオームは一緒にいたけど、オームの化け物化は防げなかったのでしょうね・・・
それから8話のCパートで、真っ暗な洞窟にミミヒメが一人でいて怖いな・・・って言ってたら誰かが来て「来てくれたんだ、じゃあ怖くない」って
これは、ミミヒメが死んで、シロが自殺した後の死後の世界の予知夢だと思う

シロはミミヒメを部屋にとじ込めたり服を脱がして触ったり舐めてみたいなんてめっちゃキモイこと言ってましたねー
シロは恋をしているんだと思うんだけど、初恋でこんなキモいこと思うかな??ミミヒメの写真を誰かが送っていたし、暗示にでもかかってるのかも?それともシロの性癖が歪んでいるだけ?

それはともかく
「今までありがとう 大好きだよ」

ミミヒメの最後の言葉は、シロがずっと聞きたかった言葉でした・・・
大好きな人が怪物になる恐怖、身体を切り刻んで機械化して、苦しめてしまう罪悪感
そして人生すべてをささげた大好きな人を「殺して欲しい」と依頼する気持ち・・・
シロの気持ちを想像したら、涙が止まりませんでした・・・

でもここでミミヒメの未来予知の能力が救いでもあって、
あの夢が真実なら、死んだ後の世界で二人はずっと一緒にいられたのかな?って
大好きな人と永遠に一緒にいられるなら、良かったねって思う

でもミミヒメとても好きなキャラクターなので、ご都合主義でもいいから生きて欲しかったな
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 27

86.3 2 Production_I.Gで漫画原作なアニメランキング2位
ハイキュー!!(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (1746)
9311人が棚に入れました
ふとしたきっかけでバレーボールに魅せられた少年、日向翔陽。
部員がいない逆風にも負けず、やっとの思いで出場した
中学最初で最後の公式戦で、日向のチームは「コート上の王様」
と異名 を取る天才プレイヤー、影山飛雄に惨敗。

リベンジを誓い烏野高校バレー部の門を叩いた日向だが、
何とそこにはにっくきライバル、影山の姿が!?

青春のヒリヒリもイライラワクワクも詰め込んで、
熱血青春バレーボール物語、いざ開幕!

声優・キャラクター
村瀬歩、石川界人、日野聡、入野自由、林勇、細谷佳正、岡本信彦、内山昂輝、斉藤壮馬、増田俊樹、名塚佳織、神谷浩史、田中一成、浪川大輔、吉野裕行、中村悠一、梶裕貴、立花慎之介

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

バレーボールってこんなにおもしろいんだね☆

原作をちょこっとみたら
おもいのほかはまり今ではハイキュー原作もアニメも大好きになりましたd(>ω<*)☆

ハイキューは試合ももちろんおもしろいですが
ちゃんと笑える要素も盛りだくさんで
全然あきないで観れちゃいます。
キャラのやり取りや言動がとてもおもしろいヽ(´∀`*)ノ

キャラクターみんなそれぞれ個性豊かですごくバランスいいです!
個人的には月島が好き♡

単語の説明とかも分かりやすいので
バレーボール全然知らなくても楽しめる作品だと思います☆
なんか元気もらえるような気がします♪

2期楽しみです!
映画も決まりましたね♪(1期総集編みたいですが・・)


すごくオススメ作品です(●・ω・)b
お気に入り♪

読んでくださりありがとうございましたヽ(*´∪`*)ノ"

投稿 : 2024/11/23
♥ : 61

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

熱い物語で泣きたい方は是非御覧ください。

久々に涙を流してアニメを観れました。
原作はだいぶ昔に読んでおり、物語の大筋は判っていたけど、泣けました。
すごく楽しかったですし、すごく良かったです。

この作品はスポーツ根性ものです。
そして、バレーボールというスポーツを通しての選手の成長がしっかりと伝わります。
バレーボールで勝ちたい日向。
才能があるゆえ孤立した影山。
レギュラーと取られた菅原。
自信を無くしたエース東峰。
試合に出たいと願う山口。
そしてライバルチーム。
どのエピソードでも挫折からの復活には涙が出てきます。

また、ハイキューにはピンチを救うシーンも沢山あり、そこも泣けるのです。
新チームの監督をする鵜飼監督の言葉。
リベロの西谷の行動。
顧問の武田先生の送り出す言葉。

更にうまいのは
高校3年生としての部活引退を含めたシーンも上手に取り入れています。烏野に負けて行くチームの思い出や烏野高校女子バレー部の話も涙を流してしまいます。

25話と長いけれど、心にグッとくる物語ばかりです。
熱い物語で泣きたい方は是非御覧ください。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 59

えくいてぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

NHKの再放送?をちょっと見たらすんなり入れてハマってしまいました^^

お昼ご飯食べてTV見てたら、再放送?で1話が放送されたの。
冒頭の15分ぐらい見てたら続きみたくなちゃったw

スポーツアニメって
自分の思うように体が動いてうまくできたとき、できなかったとき、
勝ったときの喜び、負けちゃったときの悔しさや悲しさ、
感情がダイレクトに伝わってきて、ウルっときちゃいますね~
団体競技の「みんなでひとつ」って感じもたまりません!!
ハマっちゃいますね~(笑)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

80.0 3 Production_I.Gで漫画原作なアニメランキング3位
ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★★ 4.1 (630)
3363人が棚に入れました
「堕ちた強豪、飛べない烏」―――。
かつてそう呼ばれた烏野高校が、ついに辿り着いた“頂"の舞台。
春の高校バレー宮城県代表決定戦、決勝。

インターハイ予選準決勝で青葉城西高校に惜敗し、春高予選へと再始動した烏野が、
さらなるレベルアップを求めて挑んだのは関東強豪チームとの合同合宿だった。
梟谷、生川、森然、音駒と並み居る全国レベルのチームとの力量差を痛感しながらも、
烏野高校はチームの“進化"を求めてただひたすらに挑戦をし続けた。

迎えた春高予選。
一度は封印した日向と影山の「変人速攻」もさらなる進化を見せ、
個々の歯車が噛み合い、チーム全体が動きだし、烏野は並み居る強豪を打ち破っていく。

そして宮城県代表決定戦準決勝で再び立ちはだかった、宿敵・青葉城西。
因縁の相手を前に一歩も譲らぬ攻防を繰り広げ、試合は総力戦にもつれ込んでいく。
ぶつかり合うプライドとプライドの果て、
体力の限界を超えた激戦を制したのは、烏野高校だった。

全国まで、あと一つ。

対するは絶対王者、白鳥沢学園高校。
超高校級エース・牛島若利を擁する県内最強のチーム。
激闘を制し、春への切符を掴むのは一校のみ。

烏野高校 VS 白鳥沢学園高校

今、烏野高校最大の挑戦が始まる――!

声優・キャラクター
村瀬歩、石川界人、日野聡、入野自由、林勇、細谷佳正、岡本信彦、内山昂輝、斉藤壮馬、増田俊樹、名塚佳織、諸星すみれ、神谷浩史、田中一成、竹内良太、木村昴、豊永利行、丹沢晃之、寺島拓篤、中尾隆聖、土屋神葉、福田賢二、大森大樹
ネタバレ

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

熱い物語で泣きたい方は是非御覧ください。3

こんな良い作品とは思いませんでした。
ハイキュー作品を観るきっかけは本作品からです。
最近、BSで3期まで放送して改めて毎週楽しませていただきました。
やっぱり各所で泣けるんですよね。いい作品です。

こういう作品は再放送でもっと世の中にアニメ自体を知られてほしいと思います。
(私的にはお気に入り作品群のことですが・・・)



4話・・・この回はすっごく良いです。これはテレビアニメで久々感動しました。
6話もたまらないですね。
セットを {netabare} 取るところも震えますが、3年生の気持ちも短い時間ですが非常に伝わってきます。{/netabare}2回ほどグッと来ました!!

このアニメ、動きが早くて臨場感アリ。いろんなアングルで表現できるアニメの長所がとてもうまく使われています。
そしてガッツポーズがかっこいいですね。個性的に工夫しているみたいで。

私の中では今期ダークホース。正直、感動をくれそうだと思っております!!!
OP、EDも本編に非常に合ってますね!


最後まで観終わって。

正直に面白かったです。
3期の原作を読んでいませんのでどっちが勝つのか分かりませんでした。
烏野が勝ったら4期は春高シリーズ 負けても1,2年生の新体制シリーズなんて考えていましたので。
でも、{netabare} やっぱり(5セット目21-19でサッパリ(笑))勝ちましたね!{/netabare}
そしてアニメは4期へ!
まだ未定でしょうけど、是非観たいと思います。

私的に3期は4話が最高です。MVPは月島で全会一致。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 49

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

1クール丸々使うのは面白いのだが、サブタイトルやめれ、公式!

1期から追うときに先にこのタイトル見ちゃったよ(笑)

「ああ・・白鳥沢と戦うんですね・・そうですか。」・・と、2期で心配してましたが大丈夫。

面白さは変わらなかったですね。良いアニメです、ホント。

この「烏野高校 VS 白鳥沢学園高校」の序盤は、人物解説などが多く後半に向けての緊張感などを高めていくので今までのシリーズと比べると少し物足りないな~なんて思っていました。ほとんど絵変わりもしないので、クールで一試合をずっとやるのは丁寧ですが諸刃の剣だなと感じます。ですが丁寧にやったのは意味があって、結果良かったですね。いつもの「ハイキュー!!」らしく後半の展開は手に汗握って観られました。

そして1期の頃から注目してた選手たちが開花し始めて熱い!!

世代交代へ向けての成長を描くのがほんとに上手くて、この白鳥沢戦での楽しさも勿論なのですけど、先輩たちが居なくなったコートに希望が見いだせて嬉しいですね。このハイキューが他の“スポーツもの”と違うのは、序盤からちゃんと伏線を張りつつ登場人物の掘り下げを地道にやっている所で、普段脇役である選手がメインを張っても違和感がない。一番好きなポイントかもしれません。

脇を固めるキャラといえば、「烏養 繋心」の声優変更は残念でした。知らずに観ていて、9話という盛り上がりはじめた話数での第一声に違和感を感じ検索しました。このニュースはどこかで見てましたが、ハイキューをリアルタイムで観ていなかったので流してしまってました。若くて荒削りながらも、選手を一番に考えて寄り添うように檄を飛ばす烏養監督はとてもカッコ良かった。田中一成さんの演技が大きかったのですね。ですが代役の江川央生さんがどんどん人物を理解して行き、最後は役への違和感も殆ど無く、プロフェッショナルだなと感動しました。

ハイキューは声優さんの演技力が光るアニメで、息の演技や疲労感に叫びなど、熱くて熱くて・・
それだけでちょっと泣きそうなのです。鷲匠鍛治役の中尾隆聖さんの演技も素晴らしかった!


それで・・あとは劇場版が残っているのですけど・・

見終えたばかりなので数年後に観たほうが新鮮に観られるかもと思って、今は止めておきます。


4期はまだでしょうか~ 楽しみですね!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 19
ネタバレ

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

目の前に立ちはだかる王者。一人では決して見ることのできない、頂の景色を目指して。

ハイキュー3期です。

今までの軌跡をたどる意味でも、
1期と2期を見てからの視聴をおすすめします。

1期放送時には観るか迷っていた作品でしたが、
今では大好きな作品です。

今回もアツい!

3期は全10話です。


● ストーリー
烏野(からすの)高校男子バレー部は、
春高出場を目指す。

宮城県代表をかけて始まった予選も、
いよいよ決勝戦。

相手は全日本ユースチームにも選抜されている
エーススパイカー・牛島若利(うしじま わかとし)を擁する
県内最強の強豪校・白鳥沢(しらとりざわ)学園。

自分の力、仲間の力、チームの力を信じて、
強豪チームに挑む。


相変わらずキャラがブレず、
おもしろい烏野メンバーに安心するww

そして試合はずっと面白い!

こういうスポーツものは個人的に飽きやすくて、
似たような展開にマンネリしちゃうことが多いのです。

特に接戦になっちゃったりすると「早く決着つけてよ…」と
げんなりすることもあったり。

だけど、ハイキューではそれがない!
どうなるのー!ってハラハラドキドキ続きです。

試合の終盤なんて特に、
一進一退の攻防が心臓に悪すぎる…。笑

どうやって相手から点を取るのか、
どんなプレーが飛び出すのか、
楽しみでしかありません♪

それは彼らがまだまだ成長途中だから。

たったひとつのプレーの変化で、
試合の流れが劇的に変わるのがおもしろい!

試合の中で成長し、
覚醒するメンバーの活躍に胸が熱くなりっぱなしです!


≪ 試合の中でキャラクターを深めながら ≫

ただ試合するだけでなく、
ところどころ挟まるのが、キャラクターの過去。

烏野のメンバーにも、白鳥沢のメンバーにも、
それぞれがバレーにかけてきた時間がある。

その中で経験してきた出来事がある。
出会った人たちがいる。

そんなドラマを取り入れることで、
よりキャラに愛着が生まれ、プレーに思い入れを持って見ることができる。

ああ、彼らのバレーへの原動力は、
このドラマとつながってるんだって…。

そしてキャラが力を覚醒させ、バレーへの情熱をさらに強く燃やした時、
見ているこちらも胸の中がより熱くなるのです(´;ω;`)


● キャラクター
みんな大活躍だったけど、
今回のMVPは、やっぱりツッキーかしら。

今まで烏野メンバーの中では異色な冷めてるツッキーは
あんまり好きじゃなかったんだけど、

今回の白鳥沢編ではすっかりアツくなっていて、
めっちゃかっこよかった!!

月島がバレーにハマる瞬間…うるっときました(´;ω;`)

月島も、日向(ひなた)も試合の中で成長している。
ノヤっさんもかっこよかったし!大地さんも部長オーラ満載で頼もしいし!

みんなバレー馬鹿だ!だからいい^^

相手チームもモブにしない。
対等に敬意を払う姿にも好感。

白鳥沢の中だと、
やっぱり天童(てんどう)が気になりますw

バッキバッキーに折ーれ~何を?心をだよ~♪
↑耳に残りましたw


鳥養(うかい)監督の声優さん交代を知った時はとてもショックでしたが、
最後の台詞には痺れました。

{netabare}
「下を向くんじゃ、ねえー!バレーは、常に上を向くスポーツだ!」
{/netabare}

あのシーン、何度繰り返して再生したか…。
最後まで素晴らしい演技をありがとうございました。


● 音楽
【 OP「ヒカリアレ」/ BURNOUT SYNDROMES 】

2期のOPもよかったけれど、
今回もかっこいいOP♪

ハイキューの主題歌はどれもハズレがないです。

曲と映像が合っていて、さらに好きだわ^^


【 ED「マシ・マシ」/ NICO Touches the Walls 】

こちらは歩く時に気分が上がりそうな、
心地よいテンポ♪

NICO好きなので、
1期以来のED担当嬉しいです♪


● まとめ
これが烏野の最高到達点ではない。

まだまだ伸びておもしろくなりそうな烏野バレー部に、
わくわくが止まりません♪

4期の製作も決定しているので、
続きが今から楽しみです(*´ω`*)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 16

92.1 4 Production_I.Gで漫画原作なアニメランキング4位
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX[スタンドアローン・コンプレックス](TVアニメ動画)

2002年秋アニメ
★★★★★ 4.3 (5060)
21547人が棚に入れました
西暦2030年…あらゆるネットが眼根を巡らせ、光や電子となった意思をある一方向に向かわせたとしても「孤人」が複合体としての「個」になるほどには情報化されていない時代…。
情報ネットワーク化が加速度的に進展し、犯罪が複雑化の一途を遂げる社会的混乱の中、事前に犯罪の芽を探し出し、これを除去する攻性の組織が設立された。内務省直属の独立部隊公安9課、通称「攻殻機動隊」である。
公安9課の役割は、深刻な電脳犯罪への対処、国内における要人の援護、政治家の汚職摘発、凶悪殺人の捜査から極秘裏の暗殺まで、多岐に渡っている。彼らは電脳戦を最も得意としつつ、高性能義体を生かした物理的な戦闘においても特筆すべき能力を発揮する、精鋭部隊である。

声優・キャラクター
田中敦子、阪脩、大塚明夫、山寺宏一、仲野裕、大川透、山口太郎、小野塚貴志、玉川砂記子
ネタバレ

ラスコーリニコフ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

あにこれでの攻殻の順位変動

■攻殻の順位変動について

自分があにこれに来たのは2011年の夏、招待制だった頃で、その頃
の攻殻の総合順位は7~9位くらいだった気がする。

たしか1位がとらドラ!、2位エヴァ、3位がCLANNADのAFだったかな。

CLANNAD、あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。も現在よりは
上位だったはず。

その後、一部のエヴァアンチによる悪意のある工作(明らかに1人の
人間が大量のIDを用い低評価を付けまくり)により、エヴァの順位が
やや低下。シュタゲとコードギアスが徐々に上昇。

あとは自身何度か休止を挟んでいるので、正確な事は分からないです
けど、大きな動きは無かったような。

2013年の6月、化物語が急にトップに、攻殻も一気に順位を上げる。

詳しくは

化物・攻殻の大躍進
http://www.anikore.jp/board/608/

自分は2013年の6月下旬~11月中旬まであにこれを休止しているので、
どう変化したのか分からないですが、気付くと攻殻が1位になっていた。


■攻殻機動隊が1位の弊害

レビューサイトとしての信頼度は上がる気がするものの、あまり良い
事では無いよーな・・。


・視聴のハードルが高い

あにこれに初めて来た人が最初にチェックするのは、総合1位の作品と
そのレビューだろうし、それがよく知らない作品だったとする。

普通は見る。自分が来た時も、まずは「とらドラ!」を見た訳ですよ。

釘宮病だったので掘り出し物を見つけた気はしたものの、ストーリー
はそんなに面白く無かった、なんでこんなもんが1位なんだよ、と。

とはいえ、とらドラ!だったら多分どんな人でも完走出来るだろうし、
死ぬほどつまらない、なんて事も無いはず。

少なくとも「話が難しくてよく分からん」という事はまずない。攻殻
だと結構な確率でそれがある訳です。

「初っ端で挫折する人が出て来る」、これが問題の1つ。

タグに社会派ドラマとかあるけど、巷で話題の半沢直樹とかとは受け
入れの広さが違う。

「やられたらやり返す。倍返しだ!」で、キャッキャするよーな事は
できねー訳です。


・レビューも書きにくい

頑張って完走したとする、そうなると次はレビューです。

レビューを書くのが初だったら、まずは人の真似をして書いて慣れる。

あ~みんな 感動した 最高だった 神アニメだった って書いてる。

よし、じゃあ自分もそんな感じで書こう、と。

そんなノリで書いたレビューは段々消したくなるのですが、仮に後に
消したり書き直す事になるとしても「慣れるために必要な事」な訳で、
攻殻の場合はそのハードルが非常に高い。

「え~、こんな視点で見て、こんな事を書かなきゃいけないの~」

なレビューが沢山並んでいる訳です。当然、脱落する人が出て来る。


■一部の人用の作品

○攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 【全13巻】
巻数  初動  2週計  累計   発売日
01巻 *8,722 **,*** 19,680 02.12.21

○攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 【全13巻】
巻数  初動  2週計  累計   発売日
01巻 11,533 14,576 20,158 04.03.26 


ほぼ同時期に出ているガンダムSEED

○機動戦士ガンダムSEED 【全13巻】
巻数 初動   2週計  累計   発売日
01巻 30,147 38,685 71,081 03.03.28

売上が全てという事では無いですが、圧倒的に負けている訳でして、
性質としては あにこれでの順位は876位、総合得点は64.7点 の

○頭文字D Fourth Stage 【全12巻】
巻数  初動  2週計  累計  発売日
01巻 22,008 29,647 44,169 04.06.16

に近い。「特定の事に興味がなければ普通は見ない、けど、その一部
をほぼ確実に掴める」攻殻もそういった類のものです。


◯涼宮ハルヒの憂鬱 【全8巻】
巻数  初動  2週計  累計  発売日
00巻 28,729 33,892 35,176 06.06.23

○コードギアス 反逆のルルーシュ
DVD版 【全9巻】
巻数  初動  2週計  累計  発売日
01巻 36,634 45,593 62,527 07.01.26

○魔法少女まどか☆マギカ 【全6巻】
巻数    初動       2週計      累計
      BD(DVD)     BD(DVD)    BD(DVD)
01巻 52,944(*9,097) 57,767(10,295) 68,547(11,542)

○化物語 【全6巻】
巻数    初動       2週計       累計
      DVD(BD)    DVD(BD)     DVD(BD)
01巻 15,513(29,372) 19,103(37,251) 24,755(58,048) 

○けいおん! 【全7巻】
巻数    初動       2週計      累計
      BD(DVD)     BD(DVD)    BD(DVD)
01巻 32,503(*7,949) 35,220(*9,418) 42,625(10,847) 

○進撃の巨人 【全9巻】
巻数    初動       2週計      累計
      BD(DVD)     BD(DVD)    BD(DVD)
01巻 37,339(19,454) 40,488(21,852) 51,473(29,252)


もっと色々見たければ、

検索 TVアニメ 先発累計平均5000超作品一覧 除外方式 2000年以降


つまり「1位の作品を見る」という気持ちでは、見ない方が良いです。

現在たまたま1位ですが無理して手を出すよーなものではない、内容
に興味がある一部の人だけが勝手に見て、勝手に盛り上がる代物。

自分も含めて、攻殻好きは「理屈っぽくて面倒臭いイメージがある」
ので、レビューを書いたらマイナスになる事もあると思います。


■下がんねーかな順位・・

見て面白くなかったら、積極的に面白くねー、つまらねーと書くのが
良いです。

所詮メスゴリラとむさい男共とハゲジジイが社会の隅っこで色々な事
をしてるだけの話で、2ndに出て来る茅葺総理の雰囲気が少しエロい事
以外は女っ気の欠片もない。

美女、美少女不足は現代アニメとしては「重大な欠点」な訳で、欠陥
商品にはいくら文句を言っても問題ねーです。


大昔に書いた少し恥ずかしいレビュー
(をやや修正、主に「読むに堪えない暑苦しい部分」をカット)
{netabare}

レビュータイトル:よし、そろそろ熱い想いを込めて書こう。

このサイトに来て半月程。
長文書くのは久々だったし、そもそもレビューを書くのは初体験で
この作品への思い入れが強過ぎたせいでこれのレビューを書くのを
後回しにして来たけど、大分慣れて来たんでそろそろ書く事にする。


■一部の人用の作品、マニア用、無駄な凝り具合

普通のアニメとは凝り具合が完全に別方向。

自分は、これ以外の作品ではどれだけ評価が高いものでも気に食
わないと言いたい放題書いてきたし、レビューの内容はそれで良い
と思います。


■科学崇拝

とある魔術の~の話じゃなくて、科学崇拝者ホイホイ作品という話。

【エヴァの自分のレビューの一部】

(エヴァレビューにはひどい事を書き過ぎた為、少し反省、控えめ
 に書き直しを行い、今はこの部分は残ってないです)

ーーーーーーーーー
「攻殻」-「立証可能な理論、現実性」+「ウジウジ君」=エヴァ

「現実を元にした虚構」=攻殻 「虚構を元にした虚構」=エヴァ

背景にあるのがエヴァの場合は宗教と現実味の無い哲学で、攻殻
の場合は、背景が科学と推論としての哲学、あと文学少々。

攻殻は実際ある理論を元に今後ありそーな世界で、ありそーな事を
やってる訳で、両方メッセージ性で話題になった事あるけど、違いは
理解して頂きたい。
ーーーーーーーーー

攻殻を絶賛していたアニオタの友人達は皆が数学、物理、科学等の
崇拝者でして、情緒面よりも科学、エロ、萌え、そして金。と。

検索 空想科学読本

この本中身を知らずにバスで読んで笑いが止まらなくなって困った
事があったんですが、多分この手の作品が好きな人がハマる傾向が
あるのが攻殻。

つまり理系用作品、文系でこの作品の中身にまで興味を持った人は、
相当偏差値が高く良い高校や大学へ行っている(た)人な気がする。

ちなみに「攻機」じゃなく「攻殻」と略しているのは、何の作品なのかが
分かりやすくなるようにする為。口頭でも「攻機」と言ってしまうと通じ
ない場合があるので「攻殻」と言う癖が付いてます。


■銃器、兵器、他陸自等、軍事オタホイホイ

作品には架空のもの実在のものが出て来て、攻殻はかなり凝って
ます。興味ないと評価できないでしょうけど、これも売りの一つ。

ブラックラグーンとかでも少し出て来る話で、
(「軍人達は皆プラグマティストだ、憶測じゃ動かない」だったかな)

軍事はプラグマティズム(実用主義、道具主義、実際主義、行為主義)
の塊なので、科学崇拝者達とは非常に相性が良い。


■攻殻は近未来の日本が舞台の話

2030年頃の日本を舞台にした話なんですけど、2019年の事とかも
あるので、現在2011年ですけど、ちょっとリアル科学は攻殻に追い
つきそうにないですね。追いつくと思ったのになー・・残念だ。


■本当にありそーな設定、無茶とは言い切れない設定

「立証可能な理論、現実性」「現実を元にした虚構」

・・、立証可能な理論って言葉の使い方おかしいけど、他に言葉も
浮かばないから、イメージとして理解して頂きたい。

(実証、証明・・とも少し違うよーな、やはり立証が一番近い気がする。
理論を立証するって言い方はあるから、立証可能な理論でOKなはず)

そういった現実からの発展、推測、推論、未来予測が元になってる
作品なので「そんな未来があり得そう」な訳です。


■その発想力と設定の細かさ

ここのレビューの限界文字数知らないけど、本気で書くと多分余裕
でオーバーするので、設定は解説サイト見て来ると良いです。

架空の話なんだから、そんなとこまで細かく設定する事ねーよ!な
内容で、それ故にマニアが食い付く。


■出てくるキャラ

メスゴリラ、むさ苦しいおっさん達、無駄に有能なジジイ、そして
攻殻が好きはきっと皆大好き笑い男。2rdでは雰囲気がエロい総理。


■作画

萌え絵じゃなくて、変な作画じゃなくて、本当に良かった。


■台詞

センスが日本のアニメのよくあるそれではない、ハリウッド映画系、
ともやや違う、脳筋系すらそのセンスのせいで激しく良いキャラに。

蒼天航路、富野作品、ブラクラ、銀英、冨樫や福本作品、ビバップ

パッと思いつくので、それぞれが独特に台詞が印象に残る作品。

攻殻にも脚本に6人のうち1人がビバップに関係してるけど、ビバップ
ともやや違う。台詞一つで台無しになるところを素晴らしい仕上がり。


■声優

有名どころだけ:田中敦子 大塚明夫、山寺宏一 中田 譲治 三木
眞一郎  折笠愛 榊原良子


■音楽

日本の至宝、菅野ようこ様

検索 Inner Universe (full song)

2011年秋に480万再生、2013年年末に900万再生。


■アニメーション製作・Production I.G

作中もだけど特にオープニングが気合入り過ぎで、当時開いた口が
塞がらなかった。

検索 攻殻機動隊 S.A.C Origa - inner universe OP : Ghost in the? Shell

検索 攻殻機動隊 S.A.C 2nd GIG Origa - rise - YouTube


■これが原作漫画だと?

原作を超えたとかよく聞くし、原作は見る気も起きない。


■士郎正宗

原作者の別の作品「RD潜脳調査室」を見た時の、俺の落胆っぷり
といったら・・いや、そんなものは存在しなかった。


■周囲で影響を受けた人は数知れず

急にハッキング系の本を読み出したり、サリンジャー作品を読み出し
たり、作品に出てくる用語をネタとして使いまくる人々。自分がよく使用
したのは「~と囁くのよ、私のゴーストが」

人気があったのは光学迷彩

検索 光学迷彩 ニコ大百科


■STAND ALONE COMPLEX

独立した個人が結果的に集団的総意に基づく行動を見せる社会現象
孤立した個人でありながらも全体として集団的な行動をとる


この作品は色々な部分を作ってる人々が、他の部分のあまりの出来の
良さに影響されて、普段の実力以上の仕事を、創作への熱意を燃やす
事になった、そう解釈しています。

「どんな環境でどんな仕事にも真剣に取り組む人」は非常に立派です。

しかし、やはり他がダレていたり、打ち込む価値が無いと感じてしまう
と、どうしてもやる気が無くなる、人間とはそういうものです。


我々の間には、チームプレーなどという都合の良い言い訳は存在せん。
有るとすればスタンドプレーから生じる、チームワークだけだ。


製作側がアニメをどういう風に作っていくかは知らないので、ただの
妄想。

スタッフ全員本気で良い仕事し過ぎて、自分だけ手が抜けなくなった、
というより自分も感化されて本気になった、攻殻機動隊製作委員会に
はそれがあったと思う。

質の良い原作ありきで、更にスタッフ個人の良い仕事し過ぎ、頑張り
過ぎによる相乗効果、その成果こそが

「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」だと、自分は信じている。


■書き直したい

暑苦しい駄文を大分カットしてすっきりしたけど、全部書き直したい。

でもそんな事をするなら、最初から全部見ないと・・。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 120

ごんざれす さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

上質な政治・官僚ドラマ

本作品は政治ドラマというほうが正確かも知れない。

政治的というよりは官僚的な表現や言い回し、考え方が多く最初はついていくのが大変ではあったが、話は綿密に練られており、予想外の展開も随所に見られ非常に見ごたえのある作品。

権謀術数を駆使したり最新技術やそれから発生する事件など、知的な好奇心を刺激する。

もともと士郎正宗氏の原作も綿密に科学技術を考慮した作品であるがゆえにリアリティを感じる将来的にはこんな世界になるのかなぁ。。。というある意味「絶望」をもたらす作品かもしれない。(人によっては希望だろう)

ブレードランナー的なサイバーパンクの世界感が好きな人はたまらないはず。

個人的には映画版の「攻殻機動隊」よりTV版のほうがさばさばしてて好きです。

是非一度御照覧あれ。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 47

ソーカー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

あらゆる点でパーフェクトなアニメ

言わずと知れた、攻殻シリーズのテレビアニメ一期。
天才的ハッカーが起こしたと思われる笑い男事件を中心に、
公安9課「攻殻機動隊」の活躍を描いたアニメ。
近未来SFアニメとして最高の完成度を誇る素晴らしい内容。

哲学的な要素が多いアニメ映画版(GHOST IN THE SHELLとイノセンス)もありますが、
かなり一般人受けしにくい内容なので、なかなかすんなりとはおすすめしづらいところ。
一方、テレビアニメ版はアクションや頭脳戦もハイクオリティなので
エンターテイメント性にも優れています。(なので映画版とテレビアニメ版は切り離して見るべき)
刑事ものをみるような感覚でも十分楽しめるし、9課の面々の魅力もタップリ。
色々と難しい設定やストーリーを色々と考えながら見なければならないので、
とっつきにくい人もいるとは思いますが、どっぷり攻殻の世界にハマれば良さは理解出来るはず。

映画「GHOST IN THE SHELL」を見て、その世界観に魅せられてこのシリーズにハマったクチですが
実際の所は、映画をみただけでは、設定や世界観が理解しにくいと思われるので
このテレビアニメ版から視聴するのが正解だと思います。
スタンドアローンコンプレックスとは一体なんなのか?
社会問題に切り込んだ娯楽性十分の素晴らしい傑作SFアニメ。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 59

89.5 5 Production_I.Gで漫画原作なアニメランキング5位
うさぎドロップ(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (3859)
17596人が棚に入れました
俺がりんを育てているのか、りんに俺が育てられているのか――?30歳の独身男ダイキチは祖父の葬儀で見知らぬ6歳の女の子りんと出会う。実は祖父の隠し子であることが分かり驚愕するダイキチ。親戚たちがりんを引き取る話し合いのふりをしながら互いに責任を押しつけ合う中、見兼ねたダイキチは勢い余ってりんを引き取ることを宣言するが・・・

声優・キャラクター
土田大、松浦愛弓、大原さやか、酒井乃碧、植田佳奈、須藤菜々子、坂本真綾

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

心地良さを感じる作品です♪(*^-^)

●うさぎドロップと出逢った日の日記・・・
いきなり冴えない主人公の大吉の寝起きで始まりましたねΣ(- -ノ)ノ エェ!?
しかも大吉のおじいさんである宋一のお葬式っていうシチュエーションって・・・
かなりテンション底辺からのスタートでしたので、どんな話なんですかって心配しちゃいましたw
でもそれは、束の間の心配でしたよー♪
「良くぞやってくれたよじーさん」と皆を呆れさせる程の、度肝を抜く展開で物語の様子が変わってくるのです!!
そうなんです!!なんと、じーさんの隠し子で「りん」と言う小さい女の子との出会いでね♪
 
この作品の印象としては、リアルで人間くさい物語の印象を第一に受けました。
それに淡い色彩で描かれた作画が、どことなく懐かしい感じをかもし出している点も、私にそう感じさせたのかもしれませんね♪
 
そんな中、1話目から登場するキャラクターの人間性を明確にして、その明暗を対照的にうまく使い分けているような場面が結構目に付きました!!
例えば、甘やかされて育てられた感じのわんぱく現代っ子の麗奈と自分の父親が好きだったリンドウの花をお別れの花として手向けるしっかり者のりんちゃんはまさに対照的ですよね!
それと、りんちゃんの件で面倒な事は関わらないようにしようとする大人達と、りんちゃんに手を差し伸べる大吉の対応も対照的でしたね♪
 
とにかく、メリハリのある展開で、1話目から物語に一気に引き込まれたっていう印象を受けましたよ♪
 
大吉とりんの生活環境の変化から、今後の人間模様にも期待が持てそうな予感がしますねO(≧∇≦)O
 
 
●総評『最終回を観終えて♪』
まず驚いたのがりんちゃん役の声優さんが松浦愛弓ちゃんで9歳の女の子だって言うことですね∑('◇'*)エェッ!?
ノイタミナが放浪息子に続いてやってくれましたね♪
他の子供のキャストも同じくキャラの年齢に近い世代の子役さんなのですね!!って事は平成生まれww
りんちゃんの「愛らしさ」をあそこまでリアルに演じられたのは、こういう事だったのですねって驚いちゃいました(*^-^)
もちろん、それ以外でもりんちゃんの『表情』や『仕草』の表現の描き方が絶妙で、子供っぽい可愛らしい魅力を引き出していましたね♪
どちらかと言えば麗奈ちゃんやコウキ君の方が、聞き分けが悪い所なんかがリアルな子供っぽさなのでしょうけどね♪
コウキ君役で声優の酒井乃碧(sakai noa)ちゃんも女の子なのにちゃんと男の子役を演じきってたのには本当に拍手を送りたいです(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
 
もちろん、大人達も負けてはいないですよw
大吉やコウキママも子供目線で話す表情とかは子供を愛するパパママの顔でしたし、大吉の母の幸子さんの可愛がる様子もどこかで見た事のあるような風景でした♪
大吉みたいな大人に皆なれれば良いのにねっていうか、がんばって目指しましょうね(*゚▽゚)ノ
 
子供達から大人達へ、大人達から子供達へ、心に残る温かいメッセージを物語を通して感じ取ることが出来ました!
普段忘れがちになってしまう、人としての温もりや優しさを思い出させてくれましたね♪
 
そして、うさぎドロップは是非見て欲しい作品のひとつになりました♪
こういう心温まる作品は大好きなので、2期で10年後の話となるようですけど、続きを早く見てみたいものですね(*^o^*)
 
 
●MUSIC
OP曲『SWEET DROPS』
 歌:PUFFY
 PUFFYらしいストレートに歌詞が伝わってくるうさぎドロップの内容にあったOP曲ですね♪
 
ED曲『High High High』
 歌:カサリンチュ
 晴れた日に散歩しながら聞きたくなる、ポップで心温まるフォークサウンドです♪
 
■お・ま・け
私の実家の庭にはキンモクセイが植えてあったので、ついつい思い出してしまいました♪
トイレの匂いなんて言わせないんだからねw“(`(エ)´)ノ彡☆ プンプン!!
 
2011.07.12・第一の手記
2011.07.14・言い回しを修正
2011.09.17・第二の手記(追記:●総評 ●MUSIC ●お・ま・け)
2011.09.18・誤字修正

投稿 : 2024/11/23
♥ : 108

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

とても温かい気持ちになれる作品でした

予告を見た時には「マイガール」みたいなアニメかな?と思い視聴。
そして実際見てみると、期待を裏切る事なく第1話目から名作の匂いプンプンでした。

◆この作品の内容は・・・
祖父の死によって、一人になってしまった祖父の隠し子である6歳の女の子りんを、主人公の河地大吉が引き取り共同生活をするというお話。

◆作画が・・・
第1話OP曲前の冒頭シーンを見た時、水彩画のような心なごむ雰囲気の作画には見入ってしまいました。
どことなく懐かしく優しい絵とゆったりと流れるBGM。
しかし、OP曲後は通常の絵に・・・。
制作会社が「君に届け」を制作した会社と同じなので、地味ながら哀愁感が漂うその優しい絵柄に期待できます。

◆女の子りんが・・・
6才ですがとてもしっかりしている、でも無邪気で子供らしい仕草がとっても可愛いいんです。
こんな子なら有無をいわず引き取ってあげたくなるような女の子です。

◆見どころは・・・
私、こういう感じのアニメにトコトン弱いんですよね~。
第1話目から、まるで最終回を見ているような涙目を誘われました。
いきなり子供を引き取る事や片親だけで子供を育てていく大変さ、また身勝手な大人の都合に理不尽さを感じます。
しかし、そこからくる無邪気なりんの姿がとっても可愛いくて、りんの行動一つ一つがとっても心にきます。
りんと大吉の共同生活をとても丁寧に描かれていて、非常に温かい気持ちで見る事ができました。

◆原作者が言うには・・・
「この作品は育児ドラマでも家族ドラマでもない」という話です。
なので作中では「親子」という言葉をなるべく使わないようにし、子育てのシーンもなるべく抑えているらしいです。
確かに、りんが大吉の事を「ダイキチ~」と呼び捨てで呼んでいる事からもわかるように、30歳と6歳というこの歳の差にも関わらず二人の目線は同じ位置にあるような場面が多い。
だからこそ、こんなに温かい気持ちになれる作品に仕上がったのではないでしょうか。

◆今後の展開・・・
気になって調べたところ、原作は1部と2部に分かれており、2部ではりんが高校生になった時の話らしいですね。
その2部を2期として制作されるかどうかは今のところ不明ですが、ぜひとも制作してほしいものです^^

投稿 : 2024/11/23
♥ : 53

ソウスキー・セガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ヒューマンドラマの良作

親子の絆を描いた物語で、2人の日常を描きつつもどこか心が暖まるホームコメディアニメ。ギャグの要素は多くないが、雰囲気的には漫画の「よつぱと!」に近いものを感じた。作画、音楽ともにこの作品の良さを引き出すことを意識して作られているのも○
作画は独特な描画で人によって好みがわかれるかもしれないが、原作の雰囲気を出すのにこれほど適してるものはないと思う。
また、OPとEDも作風にあった暖かい感じの曲でぴったりだと思います。

子供がかわいい(変な意味じゃないですよ?)と思える方は観て損はないなと思った。逆に子供に対する愛情とか湧かない若い人にとっては、観てもつまらんだろうなぁとも思った。そういう意味では、既にお子さんがいる方にこそ観て欲しいアニメ。

また、単なる親子の日常を描いたものだけだと思っていたが、結婚とはなんだろう。家族とはなんだろう。といった深く考えさせられるテーマが含まれていることにはびっくりした。
最終話の子供のために自分の時間を犠牲にするって考える親はいないし、自分の時間の中に子供が中心にいるといった内容は、当たり前のことかもしれないが、とても大事なことだと思った。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 35

85.3 6 Production_I.Gで漫画原作なアニメランキング6位
黒子のバスケ(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (2083)
11109人が棚に入れました
バスケットボールの強豪として知られる帝光中学校は、特に「キセキの世代」と呼ばれる10年に1人の天才が5人同時に存在していた時は、無敗を誇っていた。時は流れ、彼らはそれぞれちがう高校に進学するが「キセキの世代」には奇妙な噂があった。それはもう1人「幻の6人目」がいたと…。

声優・キャラクター
小野賢章、小野友樹、木村良平、小野大輔、斎藤千和、細谷佳正、野島裕史、江口拓也、保志総一朗、鈴木達央
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

<最終回まで視聴完了> それぞれのキャラが魅力的だった

<最終回を観終えて>

結局2クール、全25話。
序盤は黒子と火神の出会いから2人の試合中の活躍を描き
中盤は奇跡の世代の一員だった緑間くんの活躍ぶり
終盤は奇跡の世代だった青峰くんと黄瀬くんの格闘ぶり。
どれも試合中心で見せる緊張感のある演出法で、
技術的にはリアリティがないとしても、リアルにありえる技に
見えてしまうほどだったので、
これってアニメ作品としては上出来だったと言って良いのではないかな。

迫力ある試合風景は、各自のモノローグで心のうちを吐露させつつ
想いと裏腹な部分や葛藤なんかをうまく表現できていたと思うし
なにしろ脇役の先輩方や仲間達も含めて、みんな魅力的だった。

特に後半の黄瀬、青峰の試合でのせめぎ合いは、
じっくり描かれていて見応えがあった。
{netabare}
勝ちたい、越えたい、だけど負けて欲しくない。
憧れてしまっているから勝てない。
なら、憧れるのをやめてしまおう・・・

黄瀬が青峰に抱く感情には、ものすごく共感できるものがあったけど
同時に、本当は憧れをやめることなんてできないさ・・とも思って。
なのでなおさら試合終了後の彼の想いも痛いほど伝わってきて
もらい泣きしそうになった。
{/netabare}

さてこれからってところで終わってるので
2期が今から待ち遠しい。待ち遠しいよー

<16話までの感想>

この作品も、1クールでは終わらず、2クールなのか、もしくは
さらにもっと続きがあるのかないのか?
とりあえず今時点で言えるのは、キセキの世代と言われた全員が
登場していないので、まだもう少しかかるんだろうなと。

バスケの試合シーンはそれなりにスピード感もあり、
監督の指示にもほぉ~っと思う部分があり、各キャラの持ち味を生かした
動かし方もなかなか面白い上、超能力技などを使わないのは好感が持てる。
ただ、バスケを知り尽くした人から見ると少々、苦言もあるようだ。

僕個人としてはそういう専門的な視点で観ていないので、
けっこう楽しめてる。 で、何に一番楽しめてるのかよく考えたら
やはりそれは、それぞれのキャラなんだろうなと。

占いを心底信じて、ラッキーアイテムが何であろうと試合に持ち込む緑間。
けっこう軽いノリのモデル兼高校生でもある黄瀬。
他のキャストも、性格が細かく描かれているのでそのへんにいそうな
リアルな雰囲気が面白い。

試合に関しては、黒子くんの元彼女を自称している桐皇学園高校の
マネージャー桃井さんが登場してから、ちょっと面白さが増してきた気がする。

とりあえずは、まだまだ新たなキャラが投入されるはずなので
このまま視聴続行しつつ、展開を楽しみにしていようと思う。
---------------------------------------

原作は読んでおらず、詳しい予備知識がないまま視聴。
舞台は高校のバスケ部。

背景の描き方は美しいし、キャラデザもかわいくカッコ良いのだが、
首に描かれるあごの影の描き方がどうも気になって仕方ない。

ちなみに、黒子というのは、登場人物の1人の苗字なんだけれど、
彼はバスケ強豪校だった中学から進学してきた1人であり、
その「キセキの世代」と言われる中学時代のバスケ部で
「幻の6人目」だったと言われていた存在。
存在感のなさを生かして影となって活躍する彼を見て
なるほど!それで黒子なわけか!と思わず納得。

黒子が影となり、光となるのはアメリカ帰りの大柄なプレイヤー火神大我(かがみ たいが)。
彼のキャラとか顔立ち見てると、『世界一初恋』に出てきた
高野さんにあまりに似ていて、ちょっと笑ってしまったが
黒子くんとの名コンビぶりをこれから見せてくれそうで
そのあたりも楽しみではある。

1話は、登場人物をざっと紹介するような内容にとどまっていたが、
1人1人、自分の能力をどの程度、そしてどんなふうに
生かしていくのか、また強豪校の中学から散らばっていったメンバーと
確実に今後、試合で顔を合わせるのだろうし、
そのあたりの熱い展開も期待したいところだ。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 53

suggest@休止 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

光が強ければ影も強くなる!

内容は高校に入学した1年生達と先輩たちで数々の難敵を倒して高校バスケの全国制覇を目指していくというものです!
帰国子女で本場アメリカから帰国し、日本のバスケを舐めきっている火神と中学時代全国大会3連覇を果たした際の『幻のシックスマン』である黒子が誠凛高校バスケ部を盛り上げる^ ^

原作を読み終えています。なのでアニメがどういう風になるのかというとこに注目して観ました^_^
そこで感じたのがやはりスポーツものなのになんかリアル感のない動きが目立ちました…
opの『Can Do』 はとても良かったです!

声ですが原作を読んだ時の脳内再生での声に各キャラ近くて良かったです!

物語は飽きさせない展開で楽しく観れました。
青峰くんが最後持って行ってしまいましたがやはり他とは異才の力を持ってますね!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 47
ネタバレ

コエンマ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タイトルなし

小野賢章(オノケンショウ):黒子テツヤ
小野友樹(オノユウキ):火神大我
細谷佳正(ホソヤヨシマサ):日向順平(主将)
野島裕史(ノジマヒロフミ):伊月俊(イヅキシュン)
浜田賢二:木吉鉄平
斎藤千和:相田リコ

木村良平:黄瀬涼太(海常高校)
小野大輔:緑間真太郎(秀徳高校)

タイトル名ではないです。
メモ用として長く書く場合あり。

1話
火神と黒子との出会い

2話
海常高校と試合決まる、黄瀬登場!

3話
海常高校(ホーム)と試合開始!

4話
{netabare}黒子と火神との連携が良いが、黒子は黄瀬とぶつかり途中退場。後から黒子IN。接戦に!{/netabare}

5話
{netabare}黒子のループパスから火神のダンクで勝負あり!黄瀬涼太の前に緑間真太郎が登場!
黒子達は帰りにステーキ30分以内に完食したら無料に挑戦。黒子の余裕顔のギブは笑えた。火神のおかげで、なんとか完食。
黄瀬と黒子が二人きりで話を。それを目撃した火神。3人で話してると他人が隣のコートで対決。片方のチームが嫌な感じで、そこに参戦した黒子達は3VS5で勝負し勝つ。
そして黄瀬歩き去る。{/netabare}

6話
{netabare}パンを買うためだけなのに!(やはり生きることは命懸けなのじゃ!なんのこっちゃ。)
火神達は必至で買えないのに黒子はあっさり買えた。
インターハイ東京都予選の同地区に周徳高校。
1回戦は新協学園と試合開始。厄介な2㍍のセネガル人。{/netabare}

7話

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1

86.6 7 Production_I.Gで漫画原作なアニメランキング7位
GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊-ゴーストインザシェル(アニメ映画)

1995年11月18日
★★★★★ 4.2 (1103)
6533人が棚に入れました
他人の電脳をゴーストハックして人形のように操る国際手配中の凄腕ハッカー、通称「人形使い」が入国したとの情報を受け、公安9課は捜査を開始するが、人形使い本人の正体はつかむことが出来ない。そんな中、政府御用達である義体メーカー「メガテク・ボディ社」の製造ラインが突如稼動し、女性型の義体を一体作りだした。義体はひとりでに動き出して逃走するが、交通事故に遭い公安9課に運び込まれる。調べてみると、生身の脳が入っていないはずの義体の補助電脳にはゴーストのようなものが宿っていた。

声優・キャラクター
田中敦子、大塚明夫、山寺宏一、仲野裕、大木民夫、玄田哲章、生木政壽、家弓家正
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

世界5分前仮説

押井守監督によるの攻殻機動隊シリーズ劇場版第1作。
劇場版は、テレビ版の「攻殻機動隊 Stand Alone Complex(http://www.anikore.jp/anime/475/)」のパラレルワールドという設定です。
世界観がよく似ているのでどちらから入っても大丈夫です。
しかし、テレビ版から見たほうがとっつきやすくていいと思います。

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 → http://www.anikore.jp/anime/1798/

イノセンス -INNOCENCE → http://www.anikore.jp/anime/1864/


人間の脳が電脳化され、ネットワークで接続されるようになった時代。
人形使いと呼ばれるスゴ腕のハッカーが、次々と電脳をハッキング。
それを追う公安9課(攻殻機動隊)の物語。


ガッチガチのシリアスなストーリーです。
テレビのシリーズとは異なり、タチコマという癒やし要素が存在していません。
もともとの硬派なアニメがさらに硬くなりました。


目立つ特徴は独特な間。
多くの時間がBGMと動画だけで占められています。
映像と音楽で表現される「行間」です。

しかし、いったんしゃべり出すと嵐のようなテーマ展開。

キーワードは、

・全と個の境界
・生命の定義
・現実と夢の境界

といったところです。
見るだけでくらくらしますね。
でも、そんな哲学を上手に表現するのが、このアニメの持ち味です。


みなさんは、「世界5分前仮説」ってご存じですか?
文字通り、この世界は5分前に生まれたという話です。

「世界は5分前に、5分前の状態で作られた」

別に30秒でも1時間でもいいです。
要するに、「記憶」は本当にあったできごとなのか、それとも植え付けられたものなのか。
それは証明できないという理論です。

このアニメでも似たようなことを表現しています。

自分という個が昔から確かに存在し、今も存在している。
それを証明する手立てはあるのか?
また、これからも個を存続させることはできるのか?

それに対していろんなアプローチをしているのが本作。
テーマは「アイデンティティ」。
カギとなるのが先ほどのキーワードです。


何やら難しいことを書きましたが、簡単に言えば、
{netabare}
素子(もとこ)「機械化しすぎてワケがわからなくなったけど、自分って本当に人間として生まれてここにいるの?」
人形使い「記憶があるんだから自分は人間と変わりがない。でも、自分をコピーで増殖しても進化がない」

機械に近い人間と、人間に近い機械。
さーて、そんな2者が合体したら答えは出るのかしら?
{/netabare}
ということです。

なかなか面白いテーマだと思います。
2度、3度と見ると、テーマにつながる新しい発見があります。
余韻が残り、いろいろ考えをめぐらせてみたくなる、そんな作品でした。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 59

ヒロウミ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

一般周知されることが無かった悲劇の名作

1995年公開作品?マジでっ!?原作マンガ1989年?マジっすか!?な物語。


この作品に触れるきっかけとなったのはパチスロ攻殻機動隊S.A.C 2nd GIGを打つ機会があり「タチコマ」のファニーな言動が面白くぐっと興味を引かれた。タイトルだけは聞いたことがあったがそれ以上もなく無関心そのものでした。


SF世界でゆったり流れる空気なのに至るところに撒き散らされた霧が充満しもやがかかったストーリー展開。退屈もハラハラも大きくあるわけではないがそれでも画面に食いついてしまうこの物語はマトリックスとセブンが合わさった空気感。そんな雰囲気が好きな方は事前情報無しでも楽しめる物語。この作品独自の専門用語が多いが何となく掴めると思います。


緻密に描写された世界、その世界を深く落とし込む劇中音楽、キャラクターに命を吹き込む声優さんたちの演技。Production I.G制作の近未来作品のロボットやアイテムやっぱ良い!良いぃぃぃ!
あにこれだと150位なんですね。ガタガタ物語&ロボダサなコー◯ギアスやS◯Oよりこれ間違いなく面白いと思うんだけどなぁ。


このシリーズ完走前からべた褒めしちゃってますが完走後再評価しようと思います。このシリーズの公開順序をご存知の方はご一報ください。
劇場アニメから出てしまっが故にエヴァほどの知名度を得ることができなかったのかもしれないが劇場アニメだからこそあるこのクオリティ。Production I.Gであれば大きな差異無く制作しただろうけど1年早く公開されていたらどうなっていたのか見物でもある。

タチコマいつ出てくるんやぁ?

投稿 : 2024/11/23
♥ : 31

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

とにかく、「原作漫画」を読んで欲しい。

スタンドアローンコンプレックスも本作も凄いが、この漫画が1989年に既に発表された奇跡を実感してもらいたい。

おそらく女性主人公では初の軍人の将校だし、インターネットに言及してるし、ポリティカルな部分でも読みごたえがあるしで「今」読まれるべき漫画の一つだ。

絵は正直クセがあり読みづらく、注釈を読まないと理解できない漫画(そんなの他にはファイブスターストーリーくらいか。。)だが、それ以上の価値があります。

※内容に関してですが、ネットのアクセスや人体改造による身体感覚の拡張によって、人々の意識やアイデンティティがほぼ無意味になり、ありとあらゆる「宗教」や「倫理」が解体され、唯一頼れるものは作中で語られる「ゴースト」
つまりは己自身の「自我」だけが頼りであるという話が全体を通した本作の確信になっています。

「そう囁くのよ。。私のゴーストが。。」というのは、人や社会が分断され孤立した際に、一体何が最後に残るのかという問いかけになっているところも見所です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 32

76.6 8 Production_I.Gで漫画原作なアニメランキング8位
黒子のバスケ(第2期)(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (1015)
6377人が棚に入れました
誠凛高校バスケ部は、ウィンターカップでの『キセキの世代』との全面戦争へ向けて、激しい練習を積んでいた。
そんなある休日ストリートバスケの大会に参加した黒子たちは、会場で火神のアメリカ時代の兄貴分
氷室辰也と出会う。
かつて共にバスケを学び、技術を競い、決着をつけられないまま別れてしまった因縁の相手に対し、
煮え切らない態度を見せる火神。そんな火神だが・・・?
さらにそこへ、氷室と同じく陽泉高校バスケ部に所属する『キセキの世代』紫原敦が現れる。


声優・キャラクター
小野賢章、小野友樹、斎藤千和、細谷佳正、野島裕史、浜田賢二、江口拓也、井上剛、三木眞一郎、木村良平、保志総一朗、小野大輔、鈴木達央、諏訪部順一、中井和哉、折笠富美子、鈴村健一、谷山紀章、神谷浩史、甲斐田ゆき、武田幸史、石川界人、須嵜成幸、嶋村侑

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

みんなの想いを背負ったエースは絶対負けない!!

黒バス第2期! 原作は読み進めてる真っ最中です。
3期に間に合いませんでしたがあとちょっとなので放送回には間に合うかな・・。

アニメ2期。
赤司くんの登場にココロ踊りました♡
性格やばい・・^^;
でもかっこいいです。黒バスで1番好きですー。
さらに言えば帝光中メンバー(キセキの世代)が好きです。

なんて思いながらチラチラ映る赤司くんを・・じゃなく・・
桐皇戦観てましたっヾ(●´□`●)ノ

ストーリー的には良くも悪くも想像通りでした。

桐皇戦すごかったです。観てる側も疲れる^^;
そのくらい魅せられた試合だったと思います。
この試合終了後から青峰くんも結構好きなキャラになりました。


一個気になったのはVS陽泉との戦いが思ったより短く感じました。
桐皇戦が長かったからかな??

第3期ではいよいよ洛山でてきますね。
赤司くんがたっぷり観れたら嬉しいです。(たっぷり堪能中)

スポーツのアニメっておもしろいなーって改めて思えた作品でした。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 48
ネタバレ

GvwT さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ミスディレクション万能説

黒子のバスケ、いや「バヌケ」の第2期
{netabare}前半はインターハイの予選
そして後半ではインターハイの準々決勝までが放送されました {/netabare}
数々の熱い試合が繰り広げられました

このアニメの見所はやはり必殺技ですね
それも実行不可能なレベルの
黒子くんはもはや魔法使いと行っても過言ではない
どれだけミスディレクションすれば気が済むんだ?
そしてそれを上回る技(?){netabare}ゾーン{/netabare}
これを使った選手はシュビンシュビンうるさくなります
マジです
そして目がバチバチします
マジです
人間の動きじゃなくなります
マジです
とまあ頭のおかしい技がたくさん出ますが、それでも試合の見ごたえは抜群!
3期もそのうちやると信じています
是非とも皆さんご覧になってくださいヽ(*´∀`)ノ


好きなキャラは相田 リコちゃん
やっぱりこの娘がこのアニメでは一番可愛いです


第26Q
{netabare}OPかっけええええええ
紫原&氷室登場
てか紫原でけええええええええええええ
英語をしゃべる火神はなんか不自然だよね{/netabare}

第27Q
{netabare}休日はちゃんと休まないと体がダメになっちゃうよ誠凛のみなさん
そんなことよりKUMAさんがああああああああ
「それでは面白くもなんともない」
赤司様マジかっけえっす{/netabare}

第28Q
{netabare}やっと試合が始まりました
鉄心こと木吉鉄平の「後出しの権利」が炸裂!
それ以上に勇者王の声が存在感ありすぎww
俺にも聞こえたよ
火神がくんが扉をこじ開けた音がね( ー`дー´)キリッ{/netabare}

第29Q
{netabare}ついに緑間くんのいる秀徳との試合が始まりました!
早くも火花がバチバチです
バスケとは思えないほどのカットの応酬
緑間くんが少しおかしい??{/netabare}

第30Q
{netabare}あの緑間くんがパスをするなんて!?
まあ展開はすべて知ってるんですけどね┐(´д`)┌
黒子くんの新ドライブとはなんなのか!?
次回をお楽しみに!!!{/netabare}

第31Q
{netabare}ちょっと前回までのあらすじ部分が長くありませんかね?
そんなことよりバニシングドライブ炸裂!!!
そりゃあ目の前から消えられたらどうしようもないですよ(´Д`;)
限界などとうの昔に超えている・・・
まさに意地のぶつかり合いですね
激熱です!{/netabare}

第32Q
{netabare}試合はまさかの引き分け
次は五将うちの1人”花宮”が率いる霧崎が相手!!
の前に誠凛高校バスケ部の過去回に突入ですね
金髪が似合ってない日向くんがダサすぎるε- (´ー`*)フッ{/netabare}

第33Q
{netabare}誠凛過去回終了
なんやかんやで泣ける話でしたね
青春しやがって゚(゚´Д`゚)゚
さてさて、次の試合はどうなることやら{/netabare}

第34Q
{netabare}やっと始まった霧崎戦
荒れた試合になっています
これを見ると審判無能の一言に尽きるかもしれませんが、そこは彼らのラフプレーが上手すぎるということで(^_^;)
てかラフプレーの練習ってどうやってやるんだろ?
木吉先輩の漢気に惚れますね(´∀`*)ポッ{/netabare}

第35Q
{netabare}黒子がキレたああああああああ
これは怖い、怖すぎる((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
「蜘蛛の巣」でパスをカットしまくる花宮さんパネエっす
でも"信頼"とか言っちゃう青峰さんの方がパネエっす
リコちゃんの涙に心打たれました{/netabare}

第36Q
{netabare}霧崎戦の試合が終了
非常に盛り上がりましたね
やはり3ポイントシュートは力んじゃダメなのよ
花宮くんは努力すればもっといいところまでいけると思うんだけどね
またリコちゃん泣いちゃった(´;ω;`)
次は温泉回=サービス回です!{/netabare}

第37Q
{netabare}やっと温泉回が始まりました
男女ともにサービスを忘れない素晴らしい精神ですww
IH一回戦はまさかの桐皇!?
そして合宿へ、、、
みんなはどんな必殺技を身につけるのでしょうか{/netabare}

第38Q
{netabare}アメリカに急に旅立った火神
イラつくリコちゃんもカワ(・∀・)イイ!!
各校のキセキの世代も練習しまくりで気合入りまくり

あっという間に開会式が終了
キセキの世代が赤司に呼ばれて全員集合
赤司様マジやべえよおおおおお
ハサミやべえよおおお
そんなこと言ってたら試合が始まってる!{/netabare}

第39Q
{netabare}OPがチェンジ!!
手をはじき飛ばすほどのパスってやばいよな
日向VSあやまりきのこの3P合戦が勃発

ついにバニシングドライブの正体が明らかに
ふむふむ、火神くんを見なければいいのかあ
というわけで目を瞑った青峰くんに止められてしまいました
いやいや、(ヾノ・∀・`)ムリムリ
さすがにそれは無理があるんじゃないでしょうか?
さらにはイグナイトパスも止められて絶望の黒子くん
代わりにやったれ火神!!{/netabare}

第40Q
{netabare}青峰くんを止めた火神くん
どうやら今まで出し切ってなかった力が解放されてるみたい
かっけえっすヽ(´▽`)/
それに応じて青峰くんのやる気が┌(^o^)┘モリ!┌(^o^)┘モリ!
熱い1on1です!!

後半開始!
フィールドに戻ってきた黒子
流れは誠凛か?
と思いきや黒子のマッチアップは腹黒主将
名前"今吉"って言うんだ!?!?{/netabare}

第41Q
{netabare}今吉の完璧なミスディレクション封じ
いくら桃井さんの入れ知恵があったとしても早々にできるものではないよな
さらに強さが増した青峰くん
そしてミスディレクションが切れてしまった黒子くん
切れたんじゃない、切れさせたんだ・・・
ミスディレクション・オーバーフローキタ━(゚∀゚)━!!

敵の視線を逆に自分に集める技
流石にそれは無理だろ〜
でもそれができる黒子くんさすがっす!
でもこの技を使うと、この先桐皇相手にはミスディレクションが使えなくなるというリスクも(´;ω;`)
青峰くんが少しだけ昔の状態に戻ってきてる???{/netabare}

第42Q
{netabare}なかなか差を縮められない誠凛
なぜなら青峰くんが確実に点を取ってくるから
しかし黒子くんのオーバーフローの応用でシュートを外させることに成功!
と思ったら青峰くんがゾーンに入った!?
ゾーンはいいとして、なぜ入ったら目がバチバチするのでしょうか?

「青峰との1on1を所望します」by火神
黒子くん、いや、仲間の涙を見るのはもう嫌なんだ
ということで火神くんもゾーンに入ったああああああ
また目がバチバチしてるよ
もう怖いよ((((;゚Д゚)))){/netabare}

第43Q
{netabare}なんかシュビンシュビンうるさい
これがゾーンに入った者同士の戦いか・・・
マジでシュビンシュビンヽ(`Д´)ノウルサイゾ!
どうやらお互いにゾーンが切れ始めてるみたい
それでも火神くんがぶち抜いた理由はただ一つ
支えてくれる仲間がいるからさ( ー`дー´)キリッ

ラスト5秒で1点差
しかも誠凛のフリースロー
最後はやはり黒子&火神ペアが魅せてくれました
おめでとう誠凛!!!
青峰くんも昔みたいになったようだし、めでたしめでたし
次は陽泉高校ですね{/netabare}

第44Q
{netabare}火神くんの家で祝勝会
リコちゃんの鍋が意外と美味しい!?
と思ったらやはり遅効性の毒でしたかwww
金髪美女のアレックスが登場
セクシーすぎますね

やはりキセキの世代は段違い
アレックスもビビっちゃうレベル(;゚Д゚)!
ということで火神には特別訓練
そして黒子くんは青峰くと仲良くシュートの練習をすることに
果たしてVS陽泉までに間に合うのか!?{/netabare}

第45Q
{netabare}順調に試合が消化していき準々決勝はVS陽泉
0点で相手を抑えるとかバスケじゃ実際のところ無理だろ
しかも全国大会だし・・・

やっと試合が始まった
試合前にごちゃごちゃ喋ってんじゃないよまったく┐(´д`)┌
紫原は腕も長く反射神経もクソ早い
だから3Pエリア内はすべて守備範囲だそうです
わけわからないですね( ^ω^){/netabare}

第46Q
{netabare}リバウンドがちっとも取れない、、、
つまりはボールの保持率が全然ちがうってことです
しかし1Qの終わりに木吉が片手だけでリバウンドを獲得!
これが"バイスクロー"だ!!
その後やっと誠凛が初得点
点を取ったのはなんと黒子!?
シュートが消えた!?!?!?

ファントムシュートにより得点できるようになった誠凛
2Qで10点差ほどまで追いついた!
しかし3Qの頭には黒子くんを下げなくちゃならない・・・
そんなこんなで火神VS氷室、木吉VS紫原の2つの勝負で勝たなくちゃならない状況に
激熱ですな{/netabare}

第47Q
{netabare}火神VS氷室
氷室の動きは綺麗すぎて見とれてしまうレベルらしいです
基本が完璧過ぎるとそうなるらしいです
みんな頑張ろう!!

見事にイージスの盾を破った誠凛
木吉の腹黒さがにじみ出てますねww
でも満身創痍の木吉
これは皆の力で勝つしかない!
ということで頑張った結果5点差まで追いついた〜
しかしボスオーラを漂わせまくる紫原がオフェンスに!?{/netabare}

第48Q
{netabare}実は紫原くんはオフェンスの方が得意なのです
何割か増しで大きくなってないか紫原!?
破壊の鉄槌"トールハンマー"
ゴール破壊しちゃったよヾ(・∀・;)オイオイ
木吉が抜けて黒子投入!
流れは変わるか!?

黒子くんが大活躍
ステルスとか半端ねえっすww
数点差まで追いついて勝負の行方はわからくなった!
木吉が泣き出した!?
チームは支え合うものなんですよ、みなさん{/netabare}

第49Q
{netabare}火神くんが紫原と同じ戦法をとり始めた
しかしパチ切れた氷室のミラージュシュートが止められない
ゾーンに入れば勝てるのに・・・
その心がダメなんだよ火神くん
と黄瀬くんの冷たい視線が突き刺さるぜ(>_<)

なんやかんやで火神くんがゾーンに入った
マジで無敵っすね
エアウォークだよ、、、空歩いちゃったよ、、、
凡人はあくまでも凡人
可愛そうだけどしょうがないことだな
紫原はツンデレってことですね!!{/netabare}

第50Q
{netabare}火神くんの動きが常軌を逸している
しかし紫原がパスを覚えたぞ
笠松さんの名解説がキラリと光ってるぜ
そんなことを言っている間に誠凛が1点差に追いついた
あれれ?紫原の目がバチバチしてる??

やっぱりゾーンに入ってるよ紫原(~ω~;)))
超絶望的な状況
紫原ってラスボス感がエグいですね
実際一番強いと思うんだよ
でも火神の新技"メテオジャム"炸裂!!
今回も熱い試合でした!
3期待ってるぜ( ̄ー ̄)bグッ!{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 19

ねここ時計 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

向う先は前だけ

登場人物たちに魅力があります。
なので、その人物のファンが多いですね。
確かに格好いいです。

私はみるまで少し誤解していました。
登場人物たちの人気が先行してしまっていますが、この作品は熱いスポ根アニメです。

黒子の存在感の無さを生かしたプレイは面白いです。
「ミスディレクション」
存在感の薄さと視線誘導を使った技。

私の友達で、行動が静かすぎて黒子と同じ様な子がいるので、かなり共感してしまいました。
本当に存在が消えるんですよね。
それで突然隣にいたりして、いつも驚かされます。
黒子のあの技は、天性のものと習得した技術ですね。

登場人物たちのバスケのプレイは超能力ではなく、
毎日一生懸命に練習してきて、努力、その積み重ねで辿り着いた境地なのだと思います。

試合が熱いです。
コートの中に入ったら勝つか負けるかしかなく、
勝つために皆その場所に立っています。

最後の瞬間さえも勝ちにいこうとする心、そんな彼らの熱い魂をみることになります。
感動、とういよりそんな姿にみていて心打たれます。

勝つ、
勝ちを望むこと。
あきらめない心。
姿勢、心意気、意気込み。
自分を信じること、仲間を信じること。
プライドを持つこと、反対にプライドを捨てること。

負けていいなんて誰も思っていません。皆勝ちにいきます。
けれど、あの負けたときにみえる景色。
それも凄いものなのです。
負けてもいいと思った試合では、何も得れないです。
真剣に勝ちを望んだものにしかその景色をみることはできません。

勝つことでみえる景色もあります。
負けたくないからこそ誰よりも努力をし続け、
勝利を掴んだときのあの気持ち、みえるもの。

ライバルもいいものです。
そんな相手がいるから自分がまた大きく強くなれます。

だからこそ、私はみていて心動かされました。

作画とてもいいと思います。
試合時の体の動きの描写は本当に鮮やかです。
みていると自分がそこに居るような感覚になります。
画面から目を離すととんでもない展開になったりしているので目が離せませんよ。

試合時はあと5秒が非常に長いのが気になりますね。
皆が思っていることを語る間に、こちらの時間は10分はたっていたりします。
そこが1番手に汗握る展開なんですけどね。


スポーツをやったことある方は、きっと胸アツになるでしょう。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 24

70.5 9 Production_I.Gで漫画原作なアニメランキング9位
純潔のマリア(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (866)
4492人が棚に入れました
百年戦争の時代に生きる最強の魔女マリア。戦が嫌いで、強力な魔力で戦場を蹂躙してきた彼女は、実は処女。恋はしたいけどその先はちょっと怖いお年頃。でも女夢魔アルテミスと男夢魔プリアポスをひきつれ大暴れしすぎたせいで“天上の教会”に目をつけられ、大天使ミカエルに裁定を下された。人前で魔法を使わぬこと、そして、純潔が失われたとき、その魔力も失うこと。お目付け役の美少女天使エゼキエルも加わって、マリアの制約つきの大活躍は続く!

声優・キャラクター
金元寿子、日笠陽子、小松未可子、花澤香菜、小野賢章、加隈亜衣、一城みゆ希、小野友樹、島田敏、小島幸子、三宅健太、櫻井孝宏、花江夏樹、能登麻美子、井上喜久子

ぬらかべ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

うんまあ、あれですわな

物語序盤、とってもワクワクしておりました。なんせ狼と香辛料を彷彿とさせる百年戦争のヨーロッパの世界ですから、そこに魔法と聞いてこれはもう見るしかないなとおもいました。
さらに、主人公のマリアさんが可愛いですことこの上ない。原作の絵を覗くとがっかりババアでしたが、アニメになって超美少女に!どんどん物語に引き込まれます。
あとは変態くそ神父とクズガルファやらとイライラする敵もおりまして、いうことありません。こういうクソ野郎な敵は面白い王道ものに必須なのです。
終わり方はまあ、うんあれですわな散々戦争は嫌だと言っておりますがマリアもやっぱり女の子ですなって感じの終わり方でした。嫌いじゃないよこうゆうの。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 10

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

隠れた逸品です

<2019/11/9 初投稿>
原作はもやしもんの人の漫画。
未読です。

アニメは本放送時に見てました。

時代は100年戦争真っ盛りの中世フランス。
主人公は魔女マリア。
純潔の処女。
なのでタイトルは「純潔のマリア」

人間の戦争を嫌い、強大な魔力で戦争を妨害するマリアは天に目をつけられてしまいます。

魔法少女ものとかではありません。
一神教であるキリスト教に、原始的な自然信仰が駆逐されていくお話でもあります。

マリアの使い魔はサキュバスと童貞インキュバスなのでちょっと生々しくて笑えるシモネタも多数出てきます。
ですがお話は堅実そのもの。

笑いとせつなさと緊迫感と不条理と信仰と人の幸せが入り混じった不思議な物語です。

監督はコードギアスやプラネテス、ガン×ソードで有名な谷口悟朗
シリーズ構成・脚本はオタクのレジェンド(笑)倉田英之

このプロットでこの製作陣。
これで面白くならないわけないじゃないですか

実際、映像と演出は目を瞠るものがあります。
特に感心したのは大事な戦争シーン。
見ていただければ分かりますが異様なまでにリアル。
実際の中世ヨーロッパの戦争はこうだったんだろうと思わせるものです。
リアルな分、派手さとは無縁の絵ヅラでしたが。

原作が全3巻と短いこともあり、地味すぎてあまり評判にはならなかったのが残念ですが、作りのしっかりした良質なアニメを、という方にはお勧めしたい逸品です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 40

米麹米子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

†愛が色々教えてくれるわ†

あらすじ

100年戦争中のヨーロッパが舞台。
戦争や争いごとが嫌いな魔女マリアは
戦争をやめさせるべく戦場に現れる。

下ねた多め。
12話できれいにまとまってる事を考えると
良作だと思う。

何が凄いかって、時代背景かなぁ。
その時代の庶民の服装や暮らしぶり
戦場での弓を射る描写や
手紙を送る際、敬意としてかの羊皮紙
パピルスがあまり普及してなかったのかな
封印蝋は使ってたよね云々

サキュバス、インキュバスなどの
夢魔・淫夢がでてくるけれど
フクロウが可愛い。
フクロウだけではなく、猫や他動物でも可能

見所は宗教部分かも…
キリスト教でも派閥があるし、
魔女マリアが正義としてみなされた場合
敬虔なクリスチャンはどう思いどう考えるか
神様とはなんぞとか
神父さんは良い人であるのか
はたまた教会とはどんな役割や利権を持つのかetc
こんな見方もおもしろいかもですが

処女であるマリアの可愛い恋心。
魔女の前に女の子なのですよ〜
アルテミスはマリアの10年後の姿を模してるらしいですが
…変わり過ぎじゃないのだろうか…

痴女名言も多いし、処女と童貞言い過ぎですが
キャラデザや音楽も良いし楽しみながら見ています。

9話 キリスト教というか宗教に対しての知識が問われるかと。
主に考え方ですが、アリストテレスやカント、ユングやニーチェ、デカルト
この辺と旧約聖書あたりを知ってれば言ってる意味がわかるかと。
別にわからなくてもいいとは思うけど、無神論・神の存在について
神学を学んだ人ならより楽しめるかな。
マリアが本質を言ってしまったが故に混乱が生じたのです。
無駄に賢いとあんな風になるのですね…足に口づけは従順の証。

視聴後の感想

見て良かった。
最終回で良い話だなーで終わって、後味さっぱり爽快です。
見終わった後に緑の風が吹いたような気さえしました。
確か漫画は全3巻だったとおもうのですが
3巻でこれだけ良質のものが作られるのであれば
アニメ化に踏み切ってもいいような作品がもっと沢山あるんではないかと。

ベルナールは残念でしたね。
考えが時代と合わないというか、その時代にあっては困る思想です。
数世紀後だったらなんとか良かったかもしれませんが
教会や神々にとってはなんというか…都合の悪い…ね。
個人的にはあの書物読んでみたかったです。

ジョセフがヨセフにしてあるのかなとか
処女受胎とか聖書をリスペクトしながら作られているのに好感持ちました。
ナザレのヨセフなのかなとか
新約聖書にはマリアが多数出て来るので(;´∀`)

イエス・キリストの母マリア
マルタとラザロの姉妹であるマリア
もう一方のマリア
ヨハネ・マルコの母マリア
ローマのマリア
「マグダレネ」(マグダラ)とも呼ばれるマリア
(「マリア・マグダレネ(マグダラのマリア)

マグダラのマリアはイエスと結婚していたとかって話があるけど
元旦那はジョセフだかヨセフだかだったような(ウロ)
どのマリアなんだろう?と思ってみるとより面白いかもしれませんね。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 65

69.4 10 Production_I.Gで漫画原作なアニメランキング10位
よんでますよ、アザゼルさん。Z(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (694)
3881人が棚に入れました
芥辺探偵事務所で働く女子大生・佐隈りん子。彼女は雇い主である芥辺に素質を見出され、助手として依頼をこなしていくうちに、「悪魔探偵」という芥辺の裏の顔を知ることになる。
ある日、芥辺がグリモアという魔導書を使い魔界から召喚したのは、とんでもなく下品な悪魔・アザゼル。イケニエと引き換えに、依頼に向かったアザゼルだったが、事態は思わぬ 方向に…!?
役に立ちそうで立たない個性豊かな悪魔たちと佐隈の騒がしい日々は今日も続いて行く…。

声優・キャラクター
小野坂昌也、佐藤利奈、浪川大輔、神谷浩史、中井和哉、小林ゆう、白石涼子、玄田哲章

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

酷すぎるw(誉め言葉)

1~2話感想

僕は面白くて笑えましたが
正直このアニメは見る人を選ぶでしょうw

1期もグロイ表現や変態な表現が多くありましたが
2期ではさらにパワーアップしてそうですねw

だからそういうネタが苦手な人は見ないほうがいいですね
でも下ネタなんかが好きな人には
おすすめできる作品だと思います

3~4話感想

声優が豪華過ぎでしょw
まさか大塚さんを使ってくるとは
声を聴いただけで笑ってしまったw

それにしても三宅さんオカマ役多いなw
あと大塚さんの元奥さんの沢海さんを
恋人役にするとか監督は悪魔やなw

さくまちゃんも酷すぎw
オチも酷かったし本当最初から最後まで酷くて
笑わせてもらいました!

5~6話感想

アンダインさんのメイン回ですね
それにしてもアンダインさんと付き合うのは
大変そうですねw
魔界だと美人なんですけどねw
アザゼルさんがあまり出なかったから
下ネタは少なめでしたねw

天使って皆童貞なんでしょうかw?
しかもキスしたら罰を受けるなんて大変ですねw

7~9話感想

まず7、8話の事件の話ですが
相変わらず酷いですねw

どこかで見たことあるような探偵が
たくさん出てきてましたね
さすがに声は違いましたがw

事件の真相とオチが酷いw
どうしてそうなったんだよw
後このアニメに出てくる美人は
基本性格悪いなw
只のビッチじゃないですかw

そして9話はこれは今までで一番酷かったw
三木さんに変態の役をやらせるなんてw
変態なのに良い声過ぎるw

しかも途中であった歌が酷いw
原作の方があれより酷いのかな?
良い声でなんて歌を歌ってるんだw

動きも色々酷いしw
あと何気に博物館に色々な物置きすぎw
ジブリとかDBとか普通に置いてあったしw

しかも金朋さん演技するとき
ホントにギャグボール着けてたらしいしw
何をやらせてるんだw

相変わらず酷くて笑わせてもらいましたw
この先もっと酷くなるのか
楽しみに待ってたいですw

10~12話感想

キヨコの声がまず釘宮さんなのが良い♪
あと魔界のキヨコ可愛すぎるw
でもヤンデレなんですねw

あとインキュバスがかわいそうw
最初良いやつと思わせて
次に腹黒キャラと見せかけて
結果最終的に只の良いやつというw

あとアザゼルさんの覚醒の意味はw?
それに最終回作画に力入れ過ぎじゃないかw?
色々カオスでしたがかなり面白かったですw
ギャグアニメではかなり好きな部類です
まぁそれは僕が下ネタ好きなのも
あると思いますけどw

でもやはり一期の時より
下ネタがきつくなってるので
僕は嬉しかったですが
やっぱりそういうのが苦手な人や嫌いな人は
見ない方がいいですね

見ていて楽しかったですw
3期も早く見てみたいですねw

投稿 : 2024/11/23
♥ : 41

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

悪魔の仕事は命がけ。上司は悪魔よりも悪魔な人間。仕事はハード。好きに暴れられない。姿は本来の姿と違い、結構可愛い。だから、この作品はおもしろい。

ストーリー

芥辺探偵事務所の事務バイトをしていたメインヒロインの佐隈りん子でしたが、その探偵事務所はの主は悪魔使いで、ある日りん子にも使い魔を召喚した。その悪魔がアザゼル篤史っと言う下級悪魔でした。特技はセクハラで、見た目は犬面でメタボ体型の悪魔でした。そして、その後蝿の王の悪魔のベルゼブブ931世・ベルゼブブ優一、トカゲに似た悪魔のサラマンダー公威や、人魚っぽい魚の悪魔のアンダイン恵などの使えない悪魔たちの話です。

私の感想。

ひどかったです。本当に内容がひどかったです。けれど、それが最高におもしろい所です。最高におもしろかったです。しかし、内容は毎週毎週ひどかったですねww 最高におもしろくひどいですwww ああ~ 思い出しただけで、笑ってしまいます。それくらい楽しめました。

本当に色々テレビで放送しても良いのかって気持ちになるくらいぎりぎりのネタでした。この作品の内容を理解できる人は超おもしろいと思いますが、分からない人は多分まったく全然一寸もおもしろくないと思います。ですので、この作品を見る前にある程度あれになれておいてください。

オープニング

「りばいばる!」
今作のオープニングもかなりすごいです。

このオープニングには・・ 

このオープニングには・・・

ほぼすべての話のネタバレがあります。
少々分かりにくいですが、全話のネタバレです。

この作品をある程度見ますと分かってきます。この事実を。
私はネタバレは少しまでは許せますが、ここまでくると・・

投稿 : 2024/11/23
♥ : 17

じぇりー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ヤング版スピードラーニング

ここでは、第1期と第2期のレビューをまとめて書きたいと思う。

事は、本作品の原作コミックが某電子書籍サイトで「1巻立ち読み無料」だったので、何となく冒頭話を読んでみたことから、端を発する。
あまりの衝撃の内容に、「え、これアニメになってなかったっけ…?」と思い出し、視聴を開始。
TVという媒体において、一体どこまで再現可能なのか…これが私がアニメ版を見ようと思った唯一最大のきっかけであった。

-結構、そのままだった。漫画版にかなり忠実に作られている。(少なくとも冒頭数話に関しては)

アニメに限らず、実写のドラマや映画でも言えることだが、「食事時には見ない方がいいジャンル」というのがあると思う。
例えば、暴力的だったり、露骨な性的表現があったり、凄惨なシーンがあったり、下品だったり、汚かったり…と。

はっきり言おう。「よんでますよ、アザゼルさん」は、見事に上記全ての飲食時視聴NG要素を含んでいる。
下衆さにおいて、ここまで突き抜けている作品はそうあるまい。

故にこういったジャンル…まぁ上記の通り色々てんこ盛りだが…が苦手な方、特に女性の視聴は正直言ってお勧めしない。
花も恥じらう年頃は過ぎたとはいえ、そんな私でも耳を疑う言葉(特に女性蔑視的な台詞)や目を覆いたくなるシーンが結構ある。
特に2期の9、10話はさすがにドン引きした。よく放送できたものだ。

キャラデザも酷い(しかし、こちらは褒め言葉として)。
ブサイクな人間を描かせたら、右に出るものの無い程のキモさ。ゲストキャラやモブキャラは9割方見た目のエグみが強烈で、もう悪魔たちが可愛く見えてきてしまう程である。
ただこの作品はストーリーそのものを楽しむというよりは、ブッ飛んだキャラ達が織りなすドタバタかつシュールな世界観を楽しむ類のものだと思うので、そういう意味ではこのキャラの造形は非常に効果的に働いていると思う。

OP曲は1期・2期ともに素晴らしい。歌い手さんの、おどろおどろしたパートとポップなパートの歌い分けが絶妙に上手いので、必聴。

しかし何と言っても、この作品のアニメ化において最も成功しているのは、声優だと思う。
アザゼル役の小野坂さんは、関西弁をしゃべるという設定を抜きにして考えても、他に適任が考えられない程しっくりきている。限りなく素で演じているように感じられて、役作りなど不要だったのではないかと思えるくらいに。

ただ惜しむらくは作品の性質上、早口・ハイテンションでまくしたてる台詞が多く、何を言っているのか聞き取れないことがままあることだ。巻き戻して聞き直したこと何回か。
しかし、小野坂さん神谷さんをもってしてもこの状況に陥るのだから、他のどの役者さんが演じようが同じ結果になっていたであろう。
そんなこんなで何度も繰り返し聞くうちに、2期中盤辺りからは普通に聞き取れるようになっていたのは不思議だ。

とはいえ、正直一発で聞き取れたからとて、全く収穫のある内容ではないのだけれど。
いやむしろ、聞こえなくて正解なくらいに……色々ヒドかった…(笑)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 8

67.9 11 Production_I.Gで漫画原作なアニメランキング11位
げんしけん二代目(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (587)
2945人が棚に入れました
椎応大学現代視覚文化研究会、通称「現視研」。その新会長となった荻上千佳は、昨年の新歓活動の反省を踏まえ、新入生の会員獲得を目指していた。新歓会場では、相変わらずコスプレをして自分だけが楽しんでいる前会長・大野加奈子を横目に、荻上は大きなイラストを即興で描く姿を披露した!それに反応した女子が2名、新入生の吉武莉華と矢島美怜が現視研に入会した。類は友を呼ぶのか、2人はいわゆる「腐女子」であった。
そして更に、入会希望で部室に現れた栗色の髪の清楚な美人―。だが、その正体はウィッグを着けた「男の娘」で・・・。
超個性的な新入生を迎えた、『げんしけん二代目』の活動が始まる!
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

本当に・・・楽しかったんだ・・・(-ω-)

原作 漫画 

3期目  

オタクサークルの日常系

全13話

1期→OVA→2期  視聴済み


いつも、レビューは観終わってからしか書きませんが、(SAOは書いたか^^;)
どうしても言いたかったので・・・ (。-`ω´-)


今回、1話見ただけですが、キャラの声が、皆 総入れ替えで・・・(> <) 
何で変えるかな~?
キャラと声って、凄く大事なのに!
イメージが変わっちゃいます!! (。-`ω´-) プンプン

斑目の声なんか、好きだった檜山修之さんで、凄く良かったのに・・・

荻上だって、好きな水橋かおりさんだったのに・・・

大野も、好きな川澄綾子さんだったのに・・・

特に、この3人の声には違和感でした。
前の声に慣れてしまっているので、残念でしかたないです。
ε-(ーдー)ハァ

前の主人公の笹原と、金髪のスザンナの声は、そんなに違和感無かったですが・・・^^;


映像は、前より綺麗なんだけど、キャラデザも変わってしまってて、違和感ありました。
目の描き方が変わったのは致命的です。><

時期に慣れるのかな・・・?

内容は、新キャラ登場で、面白くなりそうです。

声が変わったのは残念ですが、
今後も毎週楽しみに視聴します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

最終話まで見た感想

げんしけんにハマリ、この2代目の途中から原作コミックを読みました。

そしたら、2期から この二代目までの間の重要なエピソードがカットされてて、愕然でした!

{netabare}
2期の終わりでは、笹原と荻上が この先どうなるのか?
って所で終わっているんですが、
この二代目のはじめでは、もう既に笹原と荻上は付き合っていて・・・

原作で描かれてる 笹原の告白がカット・・・

それに、荻上が自分のラウマを克服する件もカット・・・

笹原、高坂、春日部の大学卒業もカット・・・

う~ん、めっちゃ残念です。><

できれば、ちゃんと2期の終わりから見せて欲しかったです!
{/netabare}
まぁ、このアニメの二代目は、ちゃんと原作の二代目から始まってるから「しゃーなしだな」・・・なんですけどね。
ε- (´ー`*) フッ
なので、二代目ではなく、3期として2期の続きから製作して見せて欲しかったです。
(> <) orz


内容的には、腐女子と女装趣味でBL好きの男の娘が増え、
2期までの雰囲気が変わりましたが、
卒業した斑目や、笹原もちょい出てくるので ガッカリ感は無かったです。

個人的には、11話が最高潮でした!
{netabare}
斑目が春日部へ告白するシーン

斑目ぇ・・・・・このへタレめ!  ε-(ーдー)ハァ

あとは、スーが10話で斑目のほっぺにキスをして・・・

その後、原作では 斑目を意識して3倍赤面するシーンがあるんですが、
それもカットされてたのには・・・
残念です。 見たかったのに・・・
{/netabare}

げんしけんって、オタク、腐女子、BLなど、マニアな趣味を持った人が集まったサークルの話なんだけど、
結構 恋愛も絡んでいるので楽しめるんですよね!

自分も大学に行き、こんなサークルに入ってキャンパスライフを満喫したかったな~って思えました。

自分にはドストライクな作品でした。

斑目じゃないけど、「本当に・・・本当に楽しかったんだ。。。」

万人にはウケないだろうけど、1期見て面白かったなら、この二代目もオススメです。
⊂( ^ω^)⊃


OP:「げんし、女子は、たいようだった。」歌 - 上坂すみれ

ED:「アオくユレている」歌 - 荻上千佳(山本希望)、吉武莉華(上坂すみれ)、矢島美怜(内山夕実)、波戸賢二郎(加隈亜衣)


最後に
斑目の声、最後まで違和感でした・・・( ̄Д ̄;;

投稿 : 2024/11/23
♥ : 52
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

腐女子による、腐女子を観るためのげんしけん!

原作未読 全13話
1期・OVA・2期視聴済
今回は「げんしけん」の3期になります。

お話は、上級生となった荻上 千佳が、大学のオタクサークル、現代視覚文化研究会(通称 現視研)の会長になり、以前から所属している大野 加奈子、朽木 学、そして新会員の スザンナ・ホプキンス(スー)、吉武 莉華、矢島 美怜、波戸ちゃんが加わり、そして卒業生 斑目 晴信、笹原 完士、高坂 真琴、春日部 咲たちも絡んでいってお話は進みます。

今回は何と言っても容姿が可愛い{netabare}女の子らしい?男の子、{/netabare}波戸ちゃんがメインですねw {netabare}(2人の声優さんが演じてますからね) {/netabare}
OPやEDにもメインで出て来てほとんど主役と言っていい活躍?をします。(主役が誰なのか分かりませんがw)

1期は男子のげんしけん、OVA・2期は男女のげんしけん、今回の3期は女子のげんしけんとうまくシフトしてます。大学生で卒業というイベントがあるので、代替わりしてキャラ新しくなりマンネリがなく、今回も新鮮に観れました。卒業生もチョイ役で出ているのもいいですね。(うち1人はかなり出ていますねw)

作画も変わっていてみんな優しい感じになってますね〜(特に女子)

好きなキャラはスーです。あまり喋りませんが、鋭いツッコミや突拍子のないセリフは楽しかったですね。 {netabare}「リア充爆発シロー!」「雨振ッテ地ガ陥没!」等w {/netabare}

私の周りには腐女子はいませんが(隠れはいるかもw)、腐女子ってこんな感じですよって分かるお話でした。
この2代目から観ても十分観れますが、キャラやサークルの経緯を知りたい方は1期から観ることをオススメします。
{netabare}
班目さんの告白シーン良かったですね~
表の主役は波戸ちゃん、準主役は班目さん、裏主役はスーちゃんですねw
{/netabare}
OP 波戸ちゃん押しの作画です。曲は明るく、上坂すみれさん(中二病の凸守役、むろみさんのOP)が歌ってます。
ED こちらは前からの部室の演出に、やっぱり波戸ちゃん押しの作画となっております。げんしけんメンバーみなさんが歌ってます(朽木を除くw)

最後に、2期より年月が経過し、スタッフや声優さんが変わったのはしかたがありませんが、直近で前を観ていたものとっては、最後まで斑目さんの声が慣れませんでしたw

投稿 : 2024/11/23
♥ : 35
ネタバレ

momomax さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

今回は腐女子色が強い~全然OKだけどね。(^_-)-☆→二代目も面白かった!

初代の現視研は新鮮で面白かった!
漫画、アニメ、ライトノベル、コンピュータゲーム、
そしてそれらを元にした造形
(フィギュア、カプセルトイ、プラモデル等)、
コスプレ、同人誌二次創作といった
おたくカルチャー全てを対象とする総合的サークル
「現代視覚文化研究会」。
私も大学のサークル入ったり、コスプレしたり、
コミケに行ってみたかった。(笑)
声優もキャラにあってて好きだったなぁ。

二代目もそれなりに面白い。
腐女子色が強いので好みは分かれるかも。
波戸ちゃん健気。
欲を言えば男女両バージョンを一人の声優が
見事に演じ分けるのをみたかった。

スーの忍コスが最高!!☆⌒(*^∇゜)v

---☆追記☆----
斑目先輩ファイト!!
こいう回がまたポイント高いですね!!

---☆追記☆----
代替わりしても、現視研は健在!!
いい感じに終わりました。

スー可愛いなぁ~~。

コスやパロも楽しくて笑いました。
{netabare} 朽木の巨人はハマり過ぎでしょ!(笑){/netabare}

続き観たいですね!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 24

81.6 12 Production_I.Gで漫画原作なアニメランキング12位
ボールルームへようこそ(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (607)
2466人が棚に入れました
やりたい事もなく、進路に悩む中学3年生・富士田多々良はある出来事をきっかけに現役のプロダンサー仙石要と出会う。

仙石に連れられ、小笠原ダンススタジオへ足を踏み入れた多々良は、初めて社交ダンスの世界に触れ、同級生の花岡雫の真摯な姿にショックを受ける。

煌びやかに踊るダンサー達の映像に魅せられた多々良は、再び小笠原ダンススタジオへ向かい…

声優・キャラクター
土屋神葉、佐倉綾音、岡本信彦、森川智之、富田健太郎、諸星すみれ
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ダンサーの人生が重層的に提示されたときに生まれる特別な感情

人の深い想いがあふれ出てくるようなドラマが好きだ。
生きている間に人は様々なことを経験して、
執着を抱き、こだわりを持つことになる。
人々の想いや感情の発露する様を私は観たい。
「ボールルームへようこそ」は、それをしっかりと表現している作品だ。

月刊少年マガジンに連載されている漫画のアニメ化。
原作は未読。コミックスは9巻まで刊行しているが、
アニメのほうが先に進んでいる。
アニメーション製作:production I.G、監督:板津匡覧、
シリーズ構成・脚本:末満健一、キャラクターデザイン:岸田隆宏、
原作:竹内友

飲み屋で近くに座っていた社交ダンスを習っている女性が、
熱く語っていたのがこの作品を観ることになったきっかけだった。
実際の社交ダンスのことをとてもリアルに表現している、
細部までしっかり描いている作品だと、
そんなことを言っていたと思う。私も酔っていたので、
話の内容を細かくは覚えていないのだが、
とても熱心に話していたのは記憶に残っていた。

お薦めされたこともあり、1話から観始めると
すぐに物語の世界に引き込まれてしまった。
私はスポーツ観戦が趣味のひとつだが、
さすがに社交ダンスには全く興味がなく、
杉本彩と大澄賢也がバラエティー番組でやっていたのを
チラリと見たことがある程度だった。
しかし、この作品を観てすぐに分かった。
社交ダンスがリアルかどうかは判断できないが、
登場人物の感情や想いはとてもリアルだということを。

主人公の富士田多々良は、何かをやってみたいと思っているが、
何をやっていいのか分からない中学生。
好きなものもなく、ただ無気力に日々を過ごしていた。
そんなとき、日本のトップダンサーである仙石要と出会い、
競技ダンスの世界にのめり込んでいく。

{netabare} 仙石要や花岡雫、兵藤清春との出会いから
大会での替え玉出場、赤城真子とペアを組んでの勝負という {/netabare}
前半部分も面白いのだが、この作品の真の見どころは
多々良が高校に進学した後半部分にある。

後半部分は同じクラスになった多々良と緋山千夏がダンスを通じて、
お互いを理解することが中心となる。
そして、大会のライバルであり、千夏の友人の甲本明(女性)と
昔カップルだった千夏との複雑な関係や、
同じダンス教室の釘宮方美の競技人生などを
絡めながら大会が進んでいく。

競技ダンスにはリードとフォローという役割があり、
男性がリードして、女性はそれをフォローすると決まっている。
競技会でゼッケンが与えられるのは男性のみ。
しかも大会によっては、予選の間、評価されるのは
男性の動きだけという場合もあるという。

{netabare} 多々良のパートナーとなった千夏は、
小学生のころから男役として明とダンスをしており、
リードする力はあるのだが、フォローを苦手にしている。
というのも社交ダンスをする子供は、圧倒的に女の子が多く、
ダンスをするために女の子が男の子の役をすることが多いためだ。
逆に多々良は、それまでの競技生活を
女性に合わせるスタイルで取り組んできており、
お互いの動きが全く合わない。

そんなふたりが動きを合わせる様を「ドアを開ける」という表現で
新たなる世界へと踏み出していく場面はとても面白い。
多々良と千夏がふたりでドアのハンドルを手に取って、
これまで見たことのない景色を見るために歩き出す。

原作者が女性ということもあり、
女性の心情や関係性を取り上げたエピソードが秀逸だ。
多々良のパートナーである千夏と友人の明との小学生時代のエピソードは、
あまりにもリアリティがありすぎて、とても作り話とは思えない。
実際に起こったのではないかと勘ぐってしまうほどだ。

女性作家が描く世界観というのは、
どうしてこうも独特なものがあるのだろう。
昔は男性作家をより好んでいたせいか、
年を取ってからは、女性作家の新鮮さや特殊性のほうに
惹かれるようになった気がする。
昔から少女漫画なども普通の人よりは読んでいたのだが、
なぜか最近はそう感じてしまう。

緋山千夏というキャラクター像に親近感が湧く。
とても扱いにくいのだが、じっくりと話してみると
純粋で色々なことを考えていることが分かるタイプ。
本当にその辺りにいそうなキャラクターなのだ。

人に合わせようとする多々良と自分の感覚を大切にしたい千夏。
最近の男性像と女性像を上手く物語に取り込んでいる。

物語の終盤で千夏は多々良に言い放つ。
私はあんたって人間が、未だによく分からない。
最初はどうにかして分かろうとした。
でも、結局本当に理解することなんてできない。
だから、もうあんたを分かろうとは思わないと。
しかし、その後「ダンスを好きでいてくれてありがとう」と告げるのだ。

多々良の頭の中で仙石と電話で話した言葉が響く。
目の前に別の存在がいて、それを理解できないと知ったとき、
それはとんでもなく、愛おしいものではないのか、
それだけで、自分が自分であって良かったと思わないかと。

このセリフを裏付けるように、後半の部分では
主要人物のこれまでのダンス人生が描かれる。
しかし、パートナーは相手の人生を本当の意味で知ることはできない。
その人を形づくっている要素の一つひとつを
完全に理解することなどできないのだ。 {/netabare}

ダンサー達の過去のドラマを取り上げながら、
それぞれが多くの想いを抱えた上で
ダンスに取り組んでいる様が視聴者には提示される。
物語が重層的になり、私たちは様々な想いを受け取り、
競技に打ち込む人々の特別な感情を味わうことができる。
そのことによって、単に技を競うだけではない、
魅力のある物語として成立させたのがこの作品だ。
(2018年6月11日初投稿)

※ようやく連載再開予定(2019年5月17日追記)
病気のため、長年にわたり休止していたが、
ようやく連載が再開される目途が立ったようだ。
アニメの展開にも追い付いておらず、
月刊誌のため新展開を目にできるのは、
まだかなり後のことになりそうだが、
無理をせず、連載を続けて欲しい。
現在は、アニメで放映された展開が描かれる
コミックス10巻発売のための
修正を行っているようだ。
新展開がコミックス化されたら、
原作を改めて読んで揃えたい。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 77

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

「はじめのワンステップ」。畏怖を覚える程のファビラスMAXなアニメーション。

 久々に脳髄と魂を鷲掴みにされるほどの衝撃を受けた!。これこそ作画が異次元なレベルの怪物的な作品。スタッフ全体がアニメーターとして実力者で固めているだけあって、躍動する魂の爆発する如きエネルギーが作画によって見事に表現されている!。作画と音楽の表現力でこんなに震えたのは「四月は君の嘘」以来かも。


 「キャラデザは「まどか」などでタイプが違う様々な作品でも活躍する岸田さん、作監は「かみちゅ!」で丁寧な仕事で光るものがあった千葉さん、音楽は「キラプリ」などの林さん。名クリエイターを集めた作品は空中分解しがちだが、良いスタッフを集めた作品は素晴らしい。



 今どき珍しい2クールアニメで前半はマジに神!。テンポよく物語が滑らかに流れながも次々に大爆発が起こっているような恐るべきテンションで進んでいき、フィニッシュも見事だった。


 しかし、残念ながら後半の1クールはテンポもテンションも落ち気味だったかな?。クレイジーサイコレズな悠木さんを見れただけでも価値はあった。


 本作を見ていて意識したのは「はじめの一歩」であった。一歩のような臆病で自己評価の低い主人公が、鷹村のような豪放磊落な師匠ポジションのキャラに出会い、宮田君のようなサラブレットタイプのライバルと出会い、その後に千堂や真柴のようなライバルに次々に出会う中で、自分を肯定できるようになっていく。


 このことはパクリとかそういうことではなく、王道の力強い構造を参考にしつつ社交ダンスという新しい世界に置き換えることに見事に成功しているからより好きになってしまった。


 本作の作画でまず第一に覚えるのは綺麗などという生優しいものではない。それはゾクゾクするほどの凄味とエネルギー。溢れ出し、決壊する意志とエネルギーの奔流が狂おしい笑みと共に溢れ出る!。丁寧にリアルなダンスの動きを再現しているというより、アニメらしいケレン味と迫力が凄まじいダイナミズムで襲いかかってくる。


 前半戦は戦う動機がシンプルでスッキリと進む熱い物で、熱の入ったダンスが次々に見れて最高であった。「はじめの一歩」と違う点である女性キャラの魅力も他にない味があった文句なしだった。


 しかし、後半はパートナーのちいちゃんとの関係を築いていくのに正直尺を使い過ぎだった気がする。あと、「はじめの一歩」で例えるなら真柴にあたりそうな釘宮さん(なんでこの名前やねん)とバチバチに火花を散らす動機がないから少々燃えづらかったかな。


 ただ、櫻井さんが演じているだけあって釘宮さんは一筋縄ではいかない良いキャラだった。最後に一番感動したのも釘宮さんの件だし。


 ただ、ちゃんと最後のダンスをやる意味という根源に到達して最初と最後が繋がる展開はやはり胸アツ。他者がいてくれたからこその自己肯定!、エゴイズムではなく澄み切ったような「見ろ!、僕を見ろ!」の輝き。


 空っぽな自己を満たすために外の空虚な価値に自分を結びつけるのではなく、他者との掛け替えのない出会いを通して自己を確立していき、自分になっていく。これこそギリシャの昔から続く「汝、自分自身になれ」の哲学。


 本作みたいな凄い作品を見逃してたのを知ると、自分の至らならさを感じると共に、まだまだアニメには未開の沃野があるとワクワクしてしまう。この続きがみたいが、原作あんまり進んでないみたいで惜しい…。

 

 

投稿 : 2024/11/23
♥ : 39
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

「立ち方ひとつで人の見る目は変わる……!」

原作コミックは未読。

放送当時は気になりながらも、飛び込むのを躊躇していた、競技ダンス作品。

主人公少年のビジュアルからして、目力が強烈で気圧されるし、
加えて手足、首といったパーツの長さを強調するダンサー体型の描画。
これ……絶対、迸るダンスの青春やら熱気やらを巨大な塊にしてぶつけてくるやつだ。
視聴するこちらも全力で受け止めに行かないと場外に弾き飛ばされる。

そんな訳で、放送終了後、気力が充実している時を選んで視聴した私。
だから冒頭、平凡で気弱な中学生少年が主人公として登場して来た時は、
これが本当にあのギラギラしたビジュアルの主人公に覚醒するの!?
といった感じで、驚かされました。

ひょっとしたら久々に、青春のモヤモヤした感情を制御できずにグレて周囲に当たり散らす、
不良更生型の主人公少年と遭遇するかも?とまで思って身構えていたんですけどね……。
{netabare}むしろ、主人公が不良にカツアゲされる側でしたw{/netabare}

ただ、案外ナヨナヨしていたこの主人公少年もまた、
自分も何か夢中になれることがあれば変われる。
と吐き出し方が分らない青春エネルギーを内包していることは、
ヒリヒリと伝わって来ました。


その流れで、初回、主人公が“師匠”に姿勢を正されるシーンが印象的です。
鳩尾を巻き込む感じでビシッ!と矯正された後、
見違えてシャキッとする主人公少年を見て、
そりゃ、こんだけ背中丸めていたんだから、
心に溜め込んだ青春のモヤモヤも引っ掛かって出て来ない訳だよな。
と説得力を感じて成長物語に引きずり込まれて行きました。

この作品は、その後も、このキャラもダンサーだ!
とひと目で分る位、立ち姿の差異が明確で、
ダンサーって姿勢も人生も正しく生きてる!と美化されて行く訳ですがw

最初に、姿勢を正したことで、
ひ弱な主人公が、衆人に監視、評価採点されるダンス会場で、
より踊りが映えるエリアを巡る、他ペアとの“縄張り争い”をも制して躍動。
さらには“じゃじゃ馬”パートナーとface to faceで対峙し、心の扉をこじ開けるまで。
主人公成長ロードが真っ直ぐ伸ばされた感があります。

{netabare}それにしても、ちーちゃんはパートナーながら“強敵”でした。
足踏むは、フォローする側なのに振り回すは、
挙げ句「あんたが分らないから無理!!!」とか言うし。
カウボーイも真っ青な暴れ馬ぶりでしたw{/netabare}


Production I.Gが映像で再現したダンス競技会場は、
宮殿が出現するわ、花吹雪が舞うわ、人類が四本足になるわ、
方々で芸術が爆発しまくっていますがw

その位の熱量がある物を描いていると伝わって来たので、
視聴中は世界に引きずり込まれていたのか、
ダンスを表現するならこんなもんでしょう?
とシューズの鳴る音や技が決まった時などに弾ける効果音共々、
特に違和感は覚えませんでした。


ダンス音楽では定番ですが、「シング・シング・シング」がノリノリで最高♪
これは「お前も早く、舞台に上がれ」と誘われている気もして、
私もクイックステップを踊るべきか?と俄に浮き足立ちますが、
ダンス教室のお値段は目ん玉飛び出る位お高いので、やっぱ遠慮しときますw

ただ、せめて私も背筋はしっかりとを伸ばして、
明日からも他者と言う小宇宙に堂々と立ち向かって行きたいと思えた。
パワー漲る青春ダンスアニメです♪

投稿 : 2024/11/23
♥ : 48

65.7 13 Production_I.Gで漫画原作なアニメランキング13位
新テニスの王子様(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (416)
2224人が棚に入れました
 中学テニスの全国大会から数か月…。中学テニス強豪校のメンバー達のもとに“高校日本代表(U-17選抜)候補”の合宿への召集の報せが届く。一同に中学テニス部の強者達が再び顔を合わせ、アメリカへ武者修行に出ていたリョーマも合流する!! “負けたら脱落”という仲間同士が潰し合う試合が行われ、中学生達は半分になった。U-17代表合宿所に残った勝ち組中学生は快進撃を起こし、上位コートに食い込む。さらに合宿所を去ったはずのリョーマ達・負け組中学生も合宿に復帰する。 そんな中、海外遠征を終えた“1軍”の20人が帰ってくる。彼ら“1軍”の内、11~20番の面々は“2軍”への挨拶として、各コートに散り散りになっていく。しかし、恐れを知らない中学生達は、次々と“1軍”に挑みかかっていく! しかし、世界を知った“1軍”のメンバーの真の力が明らかになるにつれ、中学生達は徐々に押されて…!?

声優・キャラクター
皆川純子、置鮎龍太郎、諏訪部順一、永井幸子、新垣樽助、細谷佳正、小野大輔、相葉裕樹、遠藤大智、曽世海司、宮本充、松田健一郎、宮内敦士

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

超人達の異次元球技格闘バトルギャグアニメ

タイトルは誤植です。正しくはテニ「ヌ」の王子様です。
部活にテニヌという常人の領域をはるかに超えた格闘球技を取り入れた、超人達の異次元バトルギャグアニメとなっています。

なお、この作品と似た「テニス」という球技も現実に存在するようです。
詳細は不明です。どういう風に類似したスポーツなのかはわかりませんが、おそらく「テニヌ」のパクリでしょう。
おそらく、テニヌがメジャーになりすぎた弊害でこういうものが生まれてしまったんでしょう。まったく迷惑なものですね。

この作品のアニメとしての完成度は極めて素晴らしいと思います。
当然、星は満点です。考えるまでもありません。
ただ、残念な事に脚本に5点をつけようとしたところ、
どうしてもこの一文字の誤植が気になって採点をうっかり間違えてしまいました。

まあ、うっかりって誰もでもある事ですしね。仕方ない事だと思…。
ん? 何奴ッ!




「百八式波動球!!!」


……ッ!! ガハアアアアアッ!!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

地獄から這い上がってきた強気が鮮やか

中学テニス強豪校のメンバー達のもとに
高校日本代表(U-17選抜)候補の合宿への召集の報せが
届くところから始まった今期12話。

一同に中学テニス部の強者達が顔を合わせ、
アメリカへ武者修行に出ていたリョーマも合流。
高校生と中学生、それぞれの強さを見せ付けあう試合は
笑っちゃうようなセリフ含めて、すごく面白かった。

登場人物、勢ぞろいで大勢だったため、
ひとりひとりの見せ場は少なかったものの、
自分が観たかった試合は観れたからまぁいいか~という感じw

今回は、強化合宿100%の内容で、負け組として別のメニューを
こなさないといけなかったリョーマたち27名の地獄の特訓に
焦点を当てつつ、勝ち組としてコートに残ったメンバーの優雅な試合や、
プロへの転向のための手塚のドイツ行きなども描いていた。

地獄の特訓を無事終えた彼らを指しての
「黒ジャージ帰ってきちゃった組」には笑ってしまったけれど、
確実に進化を遂げていた彼らの実力は、観ていてとても気持ち良かった。

今回、リョーマの今後の良きライバル的な存在の徳川が
「負けず嫌いだが、負けるとワクワクする。
 次に倒したとき、2倍スカッとするからな」と言って
リョーマと共感しあうシーンがあったけれど、
この作品は全体通して、テニスの世界を描きつつも、
ありえない技の数々に、これはテニスギャグバラエティなのだという
位置づけで観ている僕としても大いに楽しめたし、スカッとできた。

リアリティは追求せず、テニスを通してはいるものの、
テニスを真面目に描いたものではないことを念頭に置いた上で
この爽快感を楽しむべき作品なのだ・・と観終えていつも思う。

で、個人的には・・・
冷静で厳しい正統派の手塚国光、
基本に忠実で完璧なテニスを望む四天宝寺中学の白石蔵ノ助、
侍魂が宿ってるような真っ向勝負の立海大付属中学の真田弦一郎、
この3人のファンですw
でも、好きなキャラ挙げたらもっといっぱいいるんだけどね^^;

みんな中学生には見えないけど~~

投稿 : 2024/11/23
♥ : 15

ぽ こ た ろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

レビュ-下手女子のレビュ-。

失礼かもしんないけど
まずOP・EDで笑ったよね、うん。


内容ゎ
全国大会終了から数ヶ月後。
大会終了後3日後に唐突に日本から姿を消し、現在はアメリカで武者修行をしているリョーマの元に、一通の手紙が届く。
高校日本代表候補(U-17選抜)の合宿に中学生50名が招集される。
(Wiki)

いろいろあり
味方同士で戦うことになり、
負けた方ゎ脱落・・・。

そのまま帰ると思いきや
実ゎそこにゎ。。。

みたいな・・・((ぇ


・・・一言で言うと。。。

おーもしろいです(^ω^)!黙

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

64.9 14 Production_I.Gで漫画原作なアニメランキング14位
攻殻機動隊ARISE GHOST IN THE SHELL 「border:1 Ghost Pain」(アニメ映画)

2013年6月22日
★★★★☆ 3.6 (336)
2032人が棚に入れました
『公安9課』が最優先ラインの攻性部隊とはなり得ていない、A.D.2027。公安捜査の権謀術数に限界を覚える荒巻の前に現れたひとりの女─ 陸軍『501機関』所属・草薙素子三佐。 最高度のフィジカルと電脳戦スキルを備える一方、向こうみずで世慣れぬ未熟さをあわせ持つ草薙は、荒巻と不即不離の関係をたもちつつ、次々と発生する犯罪へと対処する。だがそれは、ゆりかごたる501機関との関係を問い直すことでもあった。上司であり保護者でもある野心の女・クルツ中佐との間に生じる軋轢。さらに、謎のウィルス『ファイア・スターター』の出現。困難な事件に立ち向かう中、『眠らない目を持つ元レンジャー』『所帯持ちの特捜刑事』ら、個性的な人的資源と気脈を通じる草薙。荒巻といつしか共有していた目的─『犯罪に対し常に攻性の精鋭実力部隊』創設へ向け、草薙は彼らを糾合してゆくこととなる。『攻殻機動隊ARISE』─これは草薙が少佐と呼ばれる前夜の物語である。

声優・キャラクター
坂本真綾、塾一久、松田健一郎、新垣樽助、檀臣幸、中國卓郎、上田燿司、中井和哉、沢城みゆき、浅野まゆみ、星野貴紀、野島健児、宮内敦士
ネタバレ

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

押井じゃない!神山もいない!キャストも音楽も違う!だけど冲方丁が来たよ!つまりオイラが知る限り最高の攻殻だよ!

後に攻殻機動隊と呼ばれる『公安9課』のメンバーが一同に会するまでを、新たに書き換えた設定の元に描くという攻殻シリーズの【エピソード0】と呼ぶべき全4部作の第1話
今作では草薙素子、荒巻、バトー、トグサ、パズの5人が登場
各々のファーストコンタクトと、そして素子の旧所属である『陸軍特科501機関』が題材となっています










まずたったの全国20館の上映にも関わらず、あにこれ内でもまずまずの前評判
これには流石長寿作品ということで脱帽です
一方で、ネガティブな評価の多さに個人的には残念でしょうがないっす
【たぶん今年一番のアツイ作品になりそう!】というのがオイラの率直な意見だからです


既にGIS、SACといったアニメ化を経て原作者の手元を離れたと言ってもいいであろう『攻殻』という作品
そして今作は【第4の攻殻】と呼ぶべき新シリーズとなり、監督や脚本はおろか、キャストの総変更という大冒険に出ています


これは単純に好みなのかもしれませんが、このキャスト変更に関しては前向きに受け取ってます
特に主演のまーやはコドモトコも演じてるシリーズの常連
アップルシードのキャスト変更のときもそうでしたが、まーやを使うこと自体には特にデメリットを感じません
むしろ大正解、実に俺得(お
初めて攻殻に触れる人にもオヌヌメ


そして最もたる特徴なのが脚本の冲方丁の存在でしょう
攻殻シリーズらしい今作の事件のトリック{netabare}(電脳の記憶改竄、視覚操作){/netabare}、これを氏が得意とするサイコサスペンス調で描く様はこれまでのどのシリーズよりも手に汗握るスリルと興奮を誘います
(っていうかまんま『マルドゥック・スクランブル』なんですけどw)


犯罪心理やゴーストの在り処といった複雑で哲学的内容だった以前のシリーズと違い、映画らしいシンプルなドキドキを感じさせてくれるお話作りの今作
オイラは上映後にスタンディングオベーションを送りたかったくらいです



それと音楽
川井?菅野?いえいえ、それもええけど今作の劇伴はなんとコーネリアス
コーネリアスですよ!?小山田圭吾でしゅお!?
オイラの記憶によればエクスマキナ以来ですか
これがすげーんです、カッケーんすよ
エスニックな民謡でもブラックなファンクでもない、けどシンプルなエレクトロがこんなにも攻殻の世界観とマッチするとは・・・
灯台下暗しとはこのこと;


これに絡めてゆらゆら帝国の坂本慎太郎が作詞、小山田圭吾のサウンドプロデュースでsalyuが歌い上げる幻想的でアンビエントな主題歌もエンドロールでの心地良い余韻を生んでいます


こういった部分から攻殻を知らない人にこそ観ていただきたい作品だと言えます
サイバーパンクが流行らない昨今でこれだけの大作に出会えたことは感涙ですね


イイとこばっか語っていてもなんなのでツッコミどころをば・・・
なんと今作、完全義体であるはずの素子がシャワーを浴びるシーンがあります(笑)
これにはちょいと驚き
義体の取り扱い方が依然の作品の設定と違うのか、光学迷彩を装備していない点を見るとそもそも完全義体とは名ばかりで厳密には生身の部分が残っているのか
その辺は定かではない
ようはアレです、サービスカットってやつですか


あとマイクロソフトのタブレット型PCとコラボしたアニメCMが上映前に流れ、以前のシリーズを汚しかねないヘボいオマージュが多くて思わず吹き出しましたw
いくらなんでもあれはないw


ええでもまあ、タチコマの旧型と思しき新ガジェット(新キャラクター)の『ロジコマ』(CV:沢城みゆき)かわいいよぉ、かわいいよぉ


それに相変わらず日産車に乗ってますたね


キャラデザがどうのこうの言ってもそりゃ好みの差
黄瀬和哉、西尾鉄也、沖浦啓之・・・ってどうみてもいつもの攻殻です
1.5巻辺りの原作にも近いし、本当にありがとうございました!


今はとにかく次回作が楽しみでなりませんねー
(半年後らしいですけどねw)
次回以降の盛り上がり次第では今年のベストジャパニメーション!?
要注目ですぜb

投稿 : 2024/11/23
♥ : 28

ストン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ちょwww サイトーの髪型が!!

いえ、この話にはサイトーさんは出てきません。
でも、攻殻の中で好きなキャラだったんですが、
OPで一瞬出てきたサイトーさんの髪型を観て噴きました。

ええええええ!

一体何が起こったのか、いや、まぁ落ち着こうか。

コレまで、ほぼ全部の攻殻機動隊シリーズを観てきて、
先日このARISEを見始めました。

このシリーズは、
今までのシリーズより少し前の時間軸で、
公安9課が出来る前のお話です。
4話まであるようなので、そこで発足するのでしょうか。

この第一話では、
草薙素子が荒巻と出会い、軍を退役するところまでです。

今までのシリーズを見ていたから何とか話についていくことは出来たけれど、
何の前知識もなく、いきなり見たら、
頭のなかが「?マーク」でいっぱいになるかもしれません。

攻殻機動隊シリーズ特有の、
電脳とネットの海の中で、
自分の記憶が正しいのか、自分が今見ているものが現実なのか、
他人からハッキングされているのではないか?
といった独特の状況をうまく描写していると思います。

ここまで書いておきながら、
コレ以上はネタバレなので、書きません^^;

また、今までの攻殻機動隊シリーズと違う部分は、
キャラクターの作画が少し変わったところと、
声優が刷新されたところです。

最初、素子を見た時、
今までよりも幼く感じました。
時間軸的に昔なので、ちょっと経ってからもう少しアダルトな身体に義体をいじったのかな、とも思いましたが。。。

声優に関しては、
今までの田中敦子さんがあまりにもはまり役だったので、
少々不安はありましたが、
なぜかあまり違和感を感じることなく上手だと思いました。

50分の作品ですが、
充実してみることが出来ました。

第二話が楽しみです^^

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

どうして「攻殻」のシリーズはこうもハズさないのか

もちろん、最初から期待を込めて
見ている。
その目線は他のシリーズと比べても格段にきついほど、、
私の中で「攻殻シリーズ」が一番、シビアな目で
鑑賞しているはずだ、、、
(次がジプリ作品かな、個人的に
川尻作品も辛く見る)
それにも関わらず、どの作品も必ず及第点以上の
レベルは必ずクリアしてくる。
(監督や声優を代えても)

この作品も十分満足させてもらった。
ARISEの言葉が付いている事から、
9課メンバー発足前と言う事は想像がついた。
題材としては扱いやすいとは思う。
ファンの中では、既に9課メンバーの
個性や能力は、大概浸透しているからだ、、、

今回の作品は、それをワザと裏切らず、
常套手段で責めてきた。
さて、イシカワやパズーはどう出てくるか?
続きが楽しみだ、、、

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1

70.9 15 Production_I.Gで漫画原作なアニメランキング15位
魔法陣グルグル (2017)(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (248)
1005人が棚に入れました
1992年に月刊少年ガンガンで連載を開始、
1994年、2000年に続き、連載25周年を記念して3度目のテレビアニメ化!


魔王を倒す勇者を募るというお触れを見た勇者マニアの
父と母によって、半ば強制的に旅に出されたジミナ村の少年ニケ。
村のしきたりに従って、村外れに住む魔法オババの元を訪ねたニケは、
そこで不思議な魔法グルグルを使う少女ククリを託される。
オババの話によれば、彼女はミグミグ族というグルグルを
使うことのできる一族の最後の末裔で、
いずれ現れる勇者を待ち続けていたのだという。

お調子者の小さな勇者と天真爛漫な魔法使いの少女が繰り広げる、
「思いっきり笑えて、ちょっぴり泣ける」
王道冒険ファンタジーが今、幕を開ける!

声優・キャラクター
石上静香、小原好美、小西克幸、大地葉、藤井ゆきよ、櫻井孝宏、大西沙織、岡本信彦、石田彰
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

世界中の大好きを集めても 君に届けたい思いに足りない

原作未読。最終話まで視聴。

【初めによもやま話を少々・・・】

1995年頃だったと思う。

夜勤明けの帰宅中に車のラジオで聞いていた、奥井亜紀さんがDJをしていた『まんたんMUJIC』という深夜ラジオ番組。
その番組中に流れていた、奥井亜紀さんの『晴れてハレルヤ』という曲・・・。

曲調と歌詞が凄く気に入って、翌日、CDを買いに行ったことを今でも覚えています。
(もちろん,CDは今でも大切に持っています)

という訳で、『魔法陣グルグル』というアニメの存在は、昔から知っていました。

ただ、当時は今ほどアニメに興味が無かったのでアニメ本編は未視聴。
というか、私の記憶では、私の地元ではアニメ本編を放送していなかったような気がする・・・。

だから、今回、凄く楽しみにしていたんです!
20数年の時を経ての視聴です。

【物語】
内容は正直、子供向けアニメかと・・・。
だけど、大人が見ても、十分楽しめる作品でした。

ギャグアニメかと思いきや、しっかり冒険アニメ・・・。だけど、根本的にはギャグアニメ。
下ネタも上品(!?)で悪くなかったと思います。

『ククリちゃんを愛でる作品』だと思っていれば、間違いないと思います(笑)。

【作画・声優・音楽】
いずれも、とても良かったと思います。
作品のイメージにピッタリ。

【キャラ】
ククリちゃん → とても可愛い!
ジュジュ → 可愛い!
ニケ → ナイスツッコミ!
ギップル → 少しウザい!
キタキタおやじ → かなりウザい!だけど、{netabare}たまたま偶然に活躍することもある、{/netabare}憎めないキャラ。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 55

おれおれ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

大好きな漫画のアニメ化

過去の二つのアニメも視聴済み。それに比べてしまうとかなり不満点はあるけどグルグルを全話アニメで観れたことに感激。
キタキタ親父の配役、ナレーターの廃止、原作にあるギャグのカット これらがもっとも不満な点である。
でもククリとニケの配役は満足だしopも良い。そして作画も明るくて原作にあってる。
ギャグ面はどちらかというと原作で堪能してほしい。

ドットrpgらしい展開、子供らしい作風にゴツいオッさん という珍しい組み合わせがギャップを生んでそれが面白い。そして全編を通してククリの一途なニケへの想いが旅を通して成長していく過程は本当に最高。当時子供だった僕にラブコメ本能を目覚めさせた。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

少年と少女の、心を育む旅

【紹介】
魔法陣を書いて魔法を発動して敵を倒す女の子と、武器を使って戦う勇者の男の子のお話。

【キャラクター】
ニケは年齢相応ですが、ククリはだいぶ幼く見える。
ククリは12~13歳なので、中学生ってことでしょ。
それならもっと大人びていると思う、8~9歳くらいに見える。
魔法おばばのせいか?

私が好きなのはキタキタ親父とジュジュ。
キタキタ親父のようなキャラクターを考えた作者は天才ですね。
あんな何をやっても許されるキャラなかなかいない。

【シナリオ】
本作のストーリーは、ククリとニケの心の成長の物語と言っていいと思います。
ギャグテイストですが、旅を通して魅力的なキャラクター達と触れ合い、二人が精神的に成長していくところがいいですね。

【昔やってた旧作も見てみたい】
凄く面白かったけど残念なのは、最初から最後までずっと駆け足気味に進んでいたこと。
すごい速度で進んでいてまるでダイジェストのようでした。
原作もそうなのかなと思って調べてみたら、昔やった旧アニメはもっと長い尺でやっていたみたいで、ナレーション付きだったみたいです。
はじめのほうは昔やっていたほうのアニメを見てねってことかな?
DVDとかもなくて見る方法がわからないのが残念。

【総評】
グルグルを一言で言うと、ドラゴンクエストをファンシーなギャグアニメにしてみた感じ。
ところどころにドラクエのオマージュと思われるところがあります。
名作だと思うので、ぜひ一度ご視聴ください。

※初期のレビューを書き直しました。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 14

61.4 16 Production_I.Gで漫画原作なアニメランキング16位
攻殻機動隊ARISE border:4 Ghost Stands Alone(アニメ映画)

2014年9月6日
★★★★☆ 3.5 (129)
719人が棚に入れました
戦後復興の兆しある2028年冬――。国外カルテルの利権を巡るデモ活動が激化するニューポートシティで起きた警備の機動隊による無差別発砲事件。全てはファイア・スターターによる電脳感染が引き金だった。草薙素子率いる独立攻性部隊は己の正義を自らのゴーストに委ねて事態の制圧を図る。事件の裏に潜む“ブリキの少女”エマと“カカシの男”ブリンダJr.。事件を追う草薙はその二つのゴーストが求めるものに迫る――。

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

シリーズ完結?オマージュだらけで公式パロディみたい(笑)

前作でファイアスターター=陸軍所属時代の素子という事実が明かされたがファイアスターターの後継者であるツダ・エマと呼ばれる少女と共に軍部の思惑は闇の中に


今作は乗っけからゴーストハックによる大量虐殺が発生
素子率いる部隊は独自に大量虐殺の実行犯であるツダ・エマを確保するのですが、彼女の義体の中には全く別人のゴーストが共存しており、世にも珍しい二重ゴーストの持ち主でありました・・・
彼女を通して描かれる、人類の電脳化への警鐘が今作のテーマです


『ARISEシリーズ』のキャラクター総出演で迎える完結編ですが、今作の後に新作映画の公開が2015年に決定されたので『ARISEシリーズ』はここで一時完結としながらも、素子が正式に9課へ配属されていない点など次回作への伏線は未だ残されており、正直言ってお話の“繋ぎ”である感が拭いきれません;


1つの義体を共有する2つのゴーストが登場する
ラスボスが多脚戦車
素子とバトーがボートの上で2人きりに


などなど、ぶっちゃけ『GIS』のオマージュ・・・というかパロディみたいのが多いためネタとして観るとかなり面白いです
ちなみにスタッフに工藤進が加わったため奇しくも『マルドゥックスクランブル』のタッグが再結成される形となりましたが、border:1とか2の方がよっぽど『マルドゥック』してたと思います
それとクリスマスパーティーには噴き出しましたw


個人的にはborder:1や2はとても面白かったので素直に次回作へ期待、という気分ですね

投稿 : 2024/11/23
♥ : 19
ネタバレ

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

確かに区切りが悪い(汗)

まぁ1時間×4話で各々の1話が中身テンコ盛りですからショウガナイのかもですが、だったら最初から全6話なり7話にすべきすわね(汗)
{netabare}
まぁ軍に端を発した偽りの記憶を利用した犯罪の終焉と二人のハッカーの新しい生のカタチの選択という区切りではあるので、私は素直にハイ判りましたと受け入れますけど。
んでも、評価甘々な私でもちと消化不良には感じると言うか。
続き見ざるを得ないじゃないですか。メンドクサイの嫌いなのにw
 一応、見る以上はシリーズを楽しみたいとは思ってるのでネタバレ・考察は見ないで視聴してますが、プロジェクト2501"人形遣い"とは繋がらない独立したストーリーとして新劇場版で締めるんでしょね?
そこに繋げちゃうんだとしたら"新鮮味の無いシリーズ"という評価が有るのも納得せざるを得ないかもですね。
{/netabare}

前三話と違っていきなり抽象的なセリフ多発で難易度上ったなと思いましたが、ラストで律儀に説明入れてくれる点では制作側の良心感じますわね。

 個人的にはARISEというシリーズにさほど不満は無いです。今のところ。
イマイチ人気無いのも、まぁそうよね とは思いますが。
原作の1.5巻の路線を原作者自身が「この路線なら誰でも続きが書けるし、自分がやる必要はもう無い」と書いてる訳ですが、ARISEはまさにその路線な感じはしましたです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 7

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

感想?

 Blu-rayを発売日に購入したにも関わらず、観る時間がなくてかなり時間が経ってしまいました。しかし、テレビシリーズが始まるということで急いで視聴しました。

 border:3でも思ったことなのですが、「名セリフ(シチュエーション)」の使い方の難しさを感じました。「名セリフ」というものは一度しか言わないから「名セリフ」だと僕は思います(例外もあると思いますが)。よく、某ジャンプ作品の劇場アニメにおいて、テレビシリーズ(漫画原作)の「名セリフ」が乱用されて萎えてしまうことが多く見られます。

 このシリーズでも、時間軸的には後になるテレビシリーズ(S.A.C.)や劇場版のセリフやシチュエーションに無理やりつなげようとしている部分が少しあったので、この辺りの表現の難しさはある意味興味深かったです。

 新しいテレビシリーズの視聴も通して、さらに新たな発見をしていきたいです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5

64.7 17 Production_I.Gで漫画原作なアニメランキング17位
アトム ザ・ビギニング(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (152)
633人が棚に入れました
これは、まだ誰も知らない”鉄腕アトム”誕生までの物語。

大災害後の日本に、未来を夢見るふたりの天才がいた。ひとりは天馬午太郎。もうひとりはお茶の水博志。天馬はその手で「神」を作り出すことを、お茶の水はその手で「友」を作り出すことを夢見て、日夜ロボット研究に明け暮れていた。そしてふたりの友情が生み出した1体のロボット、A106(エーテンシックス)。A106は果たして「神」となるのか「友」となるのか。若き天才コンビは、来るべき未来を垣間見る―。


手塚治虫が描いた永遠のヒーロー・鉄腕アトム。その誕生までの物語を、『機動警察パトレイバー』のゆうきまさみと『RIDEBACK』のカサハラテツローがタッグを組み、まったく新しい構想でコミック化した本作が、ついにTVアニメーションとして始動。アニメ化にあたっては、『踊る大捜査線』『PSYCHO-PASS サイコパス』の本広克行の下、『モーレツ宇宙海賊』の佐藤竜雄が監督を務め、『BLOOD+』の藤咲淳一がシリーズ構成を担当する。
アトムのいる「未来」と私たちの「今」が、『アトム ザ・ビギニング』によって結ばれる !

声優・キャラクター
中村悠一、寺島拓篤、井上雄貴、櫻井孝宏、小松未可子、佐倉綾音、河西健吾、飛田展男、南條愛乃
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

子ども向け・ハートフル系として見た方が良さが感じられるかも〈原作を読んだので一部追記〉

2017年春アニメ。全12話。
原作は漫画、未読です。鉄腕アトムにもほぼ触れたことがありません。

【あらすじ】
5年前の大災害により復興のためにロボット技術が発展し、ロボットは日常に欠かせないものとなっています。そんな中、練馬大学第七研究室で天馬午太郎とお茶の水博志は次世代型人工知能「ベヴストザイン」を搭載したロボット・A106(エーテンシックス)を制作中。
七研での経験により少しずつシックスは変化し、自我を獲得していきます。


全体的には明るく楽しい子ども向け寄りのアニメ。のんびり見ると楽しいです。
キャラクターがとても良くて、午太郎と博志の関係はしっかり描かれましたし、シックスと女の子達が可愛くて楽しめました。
OP、EDも凝っていて、作画・演出、BGMも常に安定していて良かったです。
個人的には日常の中でシックスが成長する姿をもっと見たかったですし、伏線が回収されていない部分も気になるので2クール欲しかったですね。

{netabare}
一周目の視聴時は序盤あまり引き込まれませんでしたが、ロボコン回などのいくつかの回と最終2話で全体の繋がりが見えてきて、二周目でちゃんとハマった感じでした。
月刊ヒーローズ連載、夜に放送ということでもっとハードな内容になると思っていたので、全体的に優しい雰囲気だったのは結構意外だったかな。最終2話は若干ヘビーでした。
中盤まではあくまでも日常生活のドタバタがメインですが、裏ではテロが進行していたり、5年前の大災害で瓦礫の山となった街並みが見られたり意外と暗い部分もありますね。

ロボットバトルものとしてはバトル無しの回が多く、けれども原作があるため全くバトル無しともいかないので、若干どっちつかずな印象ではありましたが…。
ただ、脚本会議には監修の手塚眞さんと原作者のカサハラテツローさんがほぼ毎回参加されていたそうです。内容については綿密に相談したこと、原作でも日常回をやりたかったけどなかなかできなかったこと、「どうするか迷ったときには明るい方向にしてもらった(カサハラさん談)」ことなどがインタビューで語られています。


【本作のふたつの柱】
・天馬午太郎とお茶の水博志の大学での研究と日常

原案となる「鉄腕アトム」では制作者であった天馬博士が手放したアトムを、お茶の水博士が引き取っています。
本作では学生時代の二人を描いていて、考え方の違いからぶつかることはあるものの、基本的には仲の良い共同研究者。ただし午太郎も博志も逆の意味でマッドで、お互いが歩み寄れないと平行線になりそうな危うさもあり、その描写が絶妙でした。

個人的に博志があまり好きになれないと思っていたんですが、多分言うこととやることにズレがあると感じるからかなあ。
最終話でのシックスの扱いを見ていても、ロボットが「心」を獲得するのを信じているなら一時的にでも粗末な扱いをするのはよくわからない…というかちょっと身勝手というか。
午太郎のほうが同じようにマッドでも言ってることは理解できる感じ。


・自律型AIの自我の獲得

人工知能が「心」を獲得するためには「自己と他者を分けて認識すること」と第2話で博志の口から語られています。
なので、シックスの成長と変化を少しづつ描いた上でロボレス編に入ったのはとても良かったです。一度目の視聴では正直ダレ気味に感じましたが、最終回まで見ると日常回の細かな描写がむしろ肝だったと思います。
日常の中で「守り助けること」を行動原理として緩やかに成長してきたシックスが、ロボレスで「戦い勝つこと」というある意味では行動原理に矛盾する命令に答えを出し実行したことで、急激に変化したと感じました。

シックスの内面が描かれた最終回が凄く良かった。度々ポイントを絞って(アイキャッチもですが)シックス視点が入っていたのが良い演出だったなと思います。
断片化した記録を精査しながら、自身を客観視していく描き方は上手い。AIであるにも関わらず夢や願望のような映像が入り交じり、混濁した記録を整理していく描写は色々と考えさせられます。
オーナーの命令に逆らうより自身の機能停止を選んだマルスに対して、シックスにとって自我の獲得ははじまりという描き方なんですね。

本作の作りと鉄腕アトムに続く流れから考えれば、人工知能(少なくともベヴストザインに関しては)の発展が人間社会に悪影響を及ぼすような展開は無いだろうと思うので、このアニメのテーマのまま続編が見たいですね。


【以下雑感】
調べてみると、全12話のうち5話ほどはアニメオリジナルで、原作エピソードをアニメ独自に膨らませた部分もあるよう。どれも楽しくて良かったです。
ロボコンの回好きなんですが、オリジナルなのかな?蘭のメイン回としても良かったですが、現実的な題材なのが素晴らしかったと思います。
ストーリーのメインに描かれるのが自我を獲得しつつあるシックス、軍事技術を用いたマルス、ロボレスの戦う花形ロボットたち、という中で災害救助用ロボットを描いたのも個人的にすごく評価したい部分。その意味では第3話でペットロボットを登場させたのも良いチョイスだったんじゃないかな。
スタッフや参加者の何人かが実際のロボコンを見に行ったりもしているようで、現実に繋がるリアリティを積極的に作り上げようとしている印象がありました。
{/netabare}

全体としては質の良い作品で、脚本のこだわりや生き生きとした作画も観ていて楽しかったです。この子ども向けのような雰囲気のままもっと長く見たい作品でした。(2017.11.30)


【追記】
原作4巻まで読了。
ヒーローズ連載らしくバトル多め、ストーリーにミステリー要素もあり大人向けです。ベテラン漫画家らしい手慣れたタッチの絵と画面作り、凝ったロボットデザインが素晴らしいです。
アニメ版はきちんと原作を尊重しながらも変更点によって描きたいこと(自我の獲得)が明確になっていて、ちょっと哲学的な描写が増えているのも映像作品ならでは。
どちらも面白いですが、原作の読者層とアニメの視聴者層は結構割れていそうな感じがするw

{netabare}
アニメ化されたのは漫画の2巻の半ばほどまで。
ただし3巻以降に登場するシチュエーションやキャラクターをサービス的に拾っている部分も多いです。
アニメ作品の準備期間から考えると、おそらくかなり早い段階でアニメ化決定したんでしょうね。連続性の強いストーリーなので、これ以降の区切りまでにすると蛇足っぽくなってしまう気がします。

アニメオリジナルが3話、4話、6話、7話。他の話もかなり膨らませています。個人的にはロボレス編をコンパクトにしてもう1話日常回を観たかったかも。戦うロボットだけではなくて、ペットロボットや救助ロボットの回を作り人とロボットの様々な関係性を描いたのがとても良かったと思います。

個々のキャラクター描写が増加してます。
原作では茂斗子さんと蘭ちゃんの出番がそこまで多くないので、アニメでは見せ場がかなり増えていて嬉しい限り。アニメでの蘭ちゃんのシックスへの想いの強さと、茂斗子さんのシックスへのニュートラルで自然な関わり方にはずいぶん癒されました。
なにせ午太郎と博志の意見が食い違う描写が原作より多くなっているので、アニメ最終回の「シックスくんこれからも大変ね」みたいな台詞には同感ですね。

アニメでは視聴者に与えるシックスの印象の変化にかなり気を遣っている感じ。
原作ではシックスは最初(自我が芽生える前)からしっかりと喋っていますが、アニメでは人工的な音声と台詞回しになっていて、最初は自我がないことや人工知能の成長過程がかなりわかりやすくなっています。そのため自我を獲得するタイミングは同じマルス戦ですが、アニメ版10話ラストの「話がしたい」のインパクトは絶大。素晴らしい演出でした。

最終回も原作のエピソードではありますが、その膨らませ方もとても上手。シックスが自己を省みる描写を丁寧に入れたことで、「自己と他者を認識すること」が明確になっていました。ラストシーンの「はじまる」という台詞で、シックスが自我を獲得し、これから「心」を育んでいくという描き方になっていると思います。
{/netabare}(2017.12.4)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 14

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

さすがのNHKですよ、皆さん!(マンガよりもインパクトあるスタート)

マンガ原作。若き日の天馬博士とお茶の水博士が出てきます。これをアニメ化しようっていうのは、実にNHKらしい。

オリジナルの『鉄腕アトム』作中の歴史とは矛盾があるかもですが、そこは「翻案」ということで。お茶の水博士の妹が出てきます。4/15からの放送が楽しみです。

なお、本作品プロジェクトには作品プロットや考証面で、手塚治虫大先生の実子であるところの手塚眞氏と、漫画家のゆうきまさみ氏が関わっています。

→ ということでいよいよ始まりました。作画も綺麗でしたし、1話目から視聴者をガッチリ掴みにくる良いスタートだったと思います!

とりあえず、注目の本作品をしばらく見守っていきたいです。

2017.8.8追記:
視聴終了後の更新漏れ(笑)。ロボレスを話の区切りに持ってきたのは、1クールと考えると妥当なところなんでしょうね。ベヴストザインの可能性を示しつつも、アニメ中ではDr.ロロが何者は謎のまま終了(原作ではこの後のストーリーで判明しています)しました。

「オレたた」エンドの変形ですけど、原作的にはA107開発やその後がより盛り上がるので、できれば2期目も作って欲しいです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 39

REI さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アトム誕生の前の物語

アイデアにゆうきまさみ先生が関わっているということもあって視聴しました
最近パトレイバーを見返したので(笑)

手塚治虫先生の息子さんにあたる手塚眞さんがゆうき先生に原案を作ってもらいたかったそうですがゆうき先生が忙しかったのと手塚先生の作品に僕がなんかと遠慮したそうです。じゃアイデアだけでもと手塚眞さんが食い下がったそうですよ(笑)不確定情報なのであしからず

物語は若かりし頃、大学時代のお茶の水博士と天馬博士を描いた物語、もちろんこの頃から二人はロボットの研究を始めていて、試作機のA106が色々と騒動を起こす物語です。A106はもちろんアトムから来てますね。物語の中にアトムを匂わせるような場面が多分に出てきます
 感想はというと、お茶の水博士と天馬博士のビジュアルがカッコ良すぎ(笑)
性格はまぁそんなかんじだろうと・・・
 まぁ自立型ロボットの話としてはよくある話になって行ってしまったのがちょっと残念でしたけど、過去の作品の過去を未来で描くっていうのは凄く素敵な試みだと思います。

アトムに対してのオマージュ作品として、自立型ロボットが好きな人はどーぞ

全てのアニメに携わる方々に感謝を!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 9

67.3 18 Production_I.Gで漫画原作なアニメランキング18位
ULTRAMAN(Webアニメ)

2019年4月1日
★★★★☆ 3.4 (107)
375人が棚に入れました
かつてこの世界には〈光の巨人〉と呼ばれる存在がいた。やがて〈光の巨人〉はその役目を終え、遠い宇宙にある自らの故郷へと帰還し、同化していた地球人はそれまでの記憶を失うことで自らの在るべき場所へと戻っていった。ウルトラマンの存在は過去のモノとなり、科学特捜隊日本支部もその役割を終えて、光の巨人記念館へとその姿を変えていた。早田進次郎は多感な思春期を過ごす高校生。だが彼は、自分が驚異的な跳躍力や頑丈な肉体といった人間離れした“普通"ではない力を持っていることを自覚していた。そんなある日、進次郎は父・早田進が、かつてウルトラマンであったことを知る。そしてウルトラマン無き地球に暗躍する宇宙人たちの存在も。進次郎は、秘匿組織として健在する科学特捜隊の井手によって開発されたウルトラマンスーツを着用できる数少ない適合者だった。「単刀直入に言おう――キミにウルトラマンになってもらいたい」

声優・キャラクター
木村良平、江口拓也、潘めぐみ、田中秀幸、諸星すみれ、魚建、牛山茂、竹内良太、花輪英司、関戸博一、津田健次郎、白石稔、曽世海司

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

これは続編前提作品?・・ですよね。。

※漫画版未読です。
まずCGの質量感・高精細感・躍動感・光の美しさ・等々・・に驚かされました!!。
CGの技術は格段に進歩していってるのですね・・。

自分は特撮作品としてのウルトラマンシリーズは
少しふれたことがある程度で、特に思い入れはありません。

結論から言うと
個人的に本作は非常に素晴らしい作品だったと思います♪。
コミックスも気になり、とりあえず序盤の数巻買ってしまいました^^(デジタルで)。

ただ、今回のアニメ化全13話・・というのは
どういう経緯で全13話ってなってるんだろう・・。漫画版はまだ続いてるのかな?。
・・まあでもあの終わり方で、物語ENDはありえないので
これは続編前提作品?・・ですよね。
続編があると仮定した上で本作を高評価します♪。


・・ただ、本編に関しては
ストーリー進行上、いくつか納得できない点もありました。

戦闘シーンは、正直言ってご都合展開ですよね・・><。
普通だったら、即死で終わりなシーンも
「うわあああ」で、延々延命してます・・。
ハイ、ありえないですね。でもそこが表現の限界なのでしょう。
でも、わかった上で受け入れられる範囲です。

モロボシ姓・・・。
普段の日常生活ではあまり出会う機会のない姓ですが、
諸星あたる、本作の声の人・諸星すみれさん。
うーん、なくはないですね。
諸星すみれさんは、神撃のバハムート2期?で印象に残っていたので
本作もいいキャスティングだったと思います!。

あと、裏切りキャラなのかいい人キャラなのか
いろいろ後付けされそうな今後が予想されてしまう複数のキャラの正体だとか
・・まあ、それはいいんですけど
そうするんだったらせめて全13話の中で何か匂わせてほしかった。

アニメ版だけではいろいろモヤモヤしてしまうので
原作漫画を、とりあえず今進んでるところまで読んでみたくなりました。

自分は本家のウルトラマンシリーズにはあまり詳しくないのですが
こういう解釈・展開もアリだと思います!。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 7
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

和洋折衷ウルトラマン

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ジャンルはアクション。3Dアニメです。

私は、高評価。でも多分、それは私に「ウルトラマンに対する特別な思い入れ」がないからだと思います。

このアニメ、「ウルトラマンが好き」な人は戸惑うかもしれません。その辺を、レビューに書きたいと思います。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
「これはウルトラマンなのだろうか?」という疑問を、私は一切抱きませんでした。なぜなら、そもそもウルトラマンをちゃんと観たことがないからです(何回かは観たことあるよ、名前は知識として知ってるよ、レベル)。

だから私には、「普通に格好良いアクションアニメ」でしかなくて、別に「ウルトラマン」という冠は必要ありませんでした。

「ウルトラマン」というよりは、「アメリカのヒーロー」や、「平成の仮面ライダー」に近いような作風。だから、「和洋折衷ウルトラマン」にしました。

本作の良さとしては、まずアクションの格好よさ。なんか、プロレスみたいだなと思いました。

プロレスの必殺技の中には、「それって効くの?」と思うものが散見されるが、「客はちゃんと盛り上がる」。それは、「粋」という感覚に近く、「効かないとか避けられる」なんて言うのは、「無粋」。

本作も、空手やカンフーアクションのような実用的な動きの中に、いきなり「ウルトラマンらしい攻撃」が入るのが、なんか「ダサ格好良い」。そこは、3Dによる独特のカメラアングルや動きが良い働きをしていて、「ダサ」「格好良い」にしていたと思います。

次の良さとして、ストーリーの面白さ。縦軸として貫くのは、「主人公がヒーローであることを悩み、受け入れるまで」を描くということで、なんか「仮面ライダーっぽい?」と思いました。そこに横軸として、「主人公とアイドルの恋愛」や「星団評議会の暗躍」などがある構成。

特に、「星団評議会の暗躍」は面白くて、誰が黒幕なのか、味方なのかをワクワクしながら観られました。ここは、今後は縦軸になるでしょうし。 

と、私が誉めている部分は、多分、ウルトラマンファンからすると、「邪道」なのでしょう。

プロレス的なアクションは、「ウルトラマンを茶化してる」とも受け取れるし、複雑な世界観は、「爽快さの打ち消し」になるのかもしれない。そもそも、巨大化しないウルトラマンは、もはやウルトラマンじゃないという怒りもあるかもしれません。

私も、もし自分が好きな「ロードス島戦記=キャラがロボットに乗ってモンスターと戦う」とか「ガンダム=モビルスーツ同士でラブコメ」とかやられたら、「ふざけんなよ」「俺の思い出汚すなや」って思うでしょうしね。

賛否両論ある本作。どちらの評価にするかは、やっぱり、観て自分で判断するしかないように思います。
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
ウルトラマンのその後として、しっかり面白い。オッサンが格好良いアニメは、良い。

2話目 ☆4
バトル、急に地味になったけど(苦笑) 地面に投げても効かねえだろ。なんかちょっと、ハリウッドだな。変身のところは日本っぽい。トータルて、面白い(笑)

3話目 ☆3
なんか、ヒーロー願望で戦う、某大介を思い出すな(笑) グロのギリギリラインでちゃんと止めてるあたりが偉い。

4話目 ☆4
なんか、やたらプロレス技が目立つ。オスプレイみたいな戦い方だな(笑) 迫力のバトルを満喫。

5話目 ☆3
異星人街。セブンが意外と好意的? 民族差別をするタイプではないのかな。ジャック。帰ってきたウルトラマン?

6話目 ☆4
セブン、強いな。彼は、ただの人間なの?

7話目 ☆3
バトルは流石に格好良いわ。ヒーロー願望か。

8話目 ☆4
なんか、随分とひねくれた話になってきたけど、かなり面白いな。

9話目 ☆4
エース登場。さらに状況が混迷してきたな。

10話目 ☆4
エース。天才技士。本当に、色んな人の思惑が複雑に絡んでる。

11話目 ☆3
なんか、ややコメディタッチ。めっちゃ簡単にバレてるw これはセブンに殺される案件(笑)

12話目 ☆4
星団協議会、ゼットン。誰が敵で誰が味方か。

13話目☆
セブン強い。エース熱い。

{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 17

キャプテン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

惜しい!90点

OP&ED・とても良い。
ストーリー・複雑で好奇心をそそられる。
作画・とにかく超カックイイ! ダダ星人がイケメン過ぎて(笑える)でも好き。
その他の宇宙人も超イケメンで⋯イイ!!
あと
巨大化せずスーツを装着する点、斬新で良い。
もしくは、エヴァの様な高機動ロボに搭乗し操作もアリかなと思う。

唯一の惜しい点、キャラクターの違和感ある動き。今の技術であれが限界なのか?
滑らかに動いてくれていたら満点です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 0
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