P.A.WORKSで泣けるなTVアニメ動画ランキング 7

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のP.A.WORKSで泣けるな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月01日の時点で一番のP.A.WORKSで泣けるなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

90.4 1 P.A.WORKSで泣けるなアニメランキング1位
凪のあすから(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★★ 4.2 (6476)
25643人が棚に入れました
海と地上、そのどちらにも人が暮らす世界。中学が廃校になり、幼なじみと共に地上の学校へ通うことになった海村の少年・先島光が転校初日目撃したのは、大切に守ってきた少女まなかが、地上の少年と特別な出会いをした瞬間だった。

声優・キャラクター
花江夏樹、花澤香菜、茅野愛衣、逢坂良太、石川界人、小松未可子、石原夏織、名塚佳織、天田益男、間島淳司、清川元夢、鳥海浩輔
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

溢れ出る感情の波に幾度も心をかき乱されてしまう、感銘も感動も大きいが視聴に難儀する《名作》

(2019年3月) 制作情報等を追記

◆感情描写の濃度が桁外れに高い作品

私は、恋愛などの感情描写系アニメを視聴するときは、作品中に不意に差し込まれる微妙な心情変化を見逃さないようになるべく集中して視聴するようにしているのですが、本作の場合、多数の登場キャラたちのどんな目線の動きにも手足の仕草にも確りと意味が込められていて、そうした一つひとつの挙動に暗示される各キャラの感情推移を読み取るのに視聴中ずっと頭をフル回転させている状態が続きました。
そのため1話視聴する毎に物凄く疲れて、暫く頭を休ませてから次の話に行く、ということの繰り返しで、これまで本作を余裕を持って視聴できていなかったのですが、3周目を終えた時点で漸(ようや)く、そうした感情を読み取る作業を自分が納得いく程度に終えることができた感じを持てました。
そして念を入れて行った4周目の視聴で、やっと余裕をもって本作全体を楽しめ、かつ自然な感じで感動もできたように思ったので、それに合わせて本作の評価を ★ 4.3 → ★★ 4.7に大幅に引き上げました。
(※1~3周目も視聴中に感動はしていましたが、果たしてその自分の感動が辻褄の合った納得のいくものなのか確証がもてずに警戒しており、本作の総合評価を ★ 4.1~4.3と低めに据え置いていました)
だいぶ苦戦しましたが、頑張って繰り返し視聴して良かったと思いました。

◆起/承/転/結のはっきりしたシナリオ構成

本作は、純粋な日常系の恋愛作品ではなく、①ファンタジー設定と②セカイ系設定を上手く組み込んだ変則的な恋愛感情描写系作品ですが、よく見るとシナリオ構成の基本に忠実に、全26話を以下のように、【起】【承】【転】【結】に上手に振り分けていることが見て取れます(※詳しくは◆各話タイトル&評価へ)。

【起】第1~7話(計7話) ネタバレレビューを読む
【承】第8~13話(計6話)ネタバレレビューを読む
【転】第14~20話(計7話)ネタバレレビューを読む
【結】第21~26話(計6話)ネタバレレビューを読む

◆作品テーマ

ひとことでいえば、ネタバレレビューを読む、を描き尽くすことにあると思います。
この作品テーマは、第5話(あのねウミウシ)での美海と光の会話によく現われます。
ネタバレレビューを読む

→この会話は最終話で見事に回収されます。

※なお、本作で最終的に肯定される「恋愛感情」とは具体的にどのようなものか?をさらに一歩踏み込んで考察すると本作を一層深く楽しめるようになるのではないか、と思います(※その点、◆本作品に描かれた恋心(恋愛心理)の整理へ)。


◆制作情報
ネタバレレビューを読む


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得のいかなかった疑問回

======================= 凪のあすから(2013年10月-2014年3月) ====================

~~~~~~~~~~~~~~ OP「lull〜そして僕らは〜」、ED「アクアテラリウム」 ~~~~~~~~~~~~~~
     ※ まなか・ちさき・光・要・紡(中学2年)、美海・さゆ(小学3年)
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 【起】 第1~7話は、ネタバレレビューを読む
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ネタバレレビューを読む
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 【承】 第8~13話は、ネタバレレビューを読む
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ネタバレレビューを読む
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ OP「ebb and flow」、ED「三つ葉の結びめ」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ※ まなか・光・要・美海・さゆ(中学2年)、ちさき(看護学校1年)、紡(大学1年)
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 【転】 第14~20話は、ネタバレレビューを読む
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ネタバレレビューを読む
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 【結】 第21~26話は、ネタバレレビューを読む
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ネタバレレビューを読む
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★★★(神回)2、★★(優秀回)5、★(良回)10、☆(並回)9、×(疑問回)0 ※個人評価 ★★ 4.7


※このように本作は前半のラスト2話(第12-13話)・後半のラスト3話(第24-26話)にそれぞれクライマックスが来るように巧みに構成されていますが、その他の回も万遍なく楽しめる平均点の高い作品となっています。
(前半が詰らなくて後半がグンと面白くなく『とらドラ!』とは好対照)


◆本作品に描かれた恋心(恋愛心理)の整理

私たちがラブストーリーを批評する場合、「きゅんきゅんする」「甘酸っぱい」「純情」というのは常套句ですが、そうした感覚的で曖昧な表現だけでは、恋心(恋愛心理)の分類としては舌足らずであり不明確だと思うし、また本作に描かれた恋を「青臭い」の一言で切り捨てるのはいかにも粗雑な感想だと思います(※もし「青臭い」と断言するならば、どこがどう青臭くて、それとの対比で「青臭くない」恋とはどんなものなのか?が具体的に示されないと説得力に欠けます)。

そこで、ここでは本作に描かれた恋愛模様をより具体的に考察するために、以下の分類を用います。

ネタバレレビューを読む

このように本作は、都会から遠いファンタジックな小村(海村も陸村も)で生まれ育ち、世の波風にまだ汚されていない中学2年(13~14歳)の少年少女の初恋という設定に基づき、全26話を通して、①~③の要素をほぼ排除して、④情熱的恋愛感情の描出一本槍で突っ走るという、ラブストーリーとしては些(いささ)か稀な作品となっています。

また、本作で描かれる心理関係のほとんどが、幼馴染の間か、さもなくば年上への憧れとして発生していることも、彼らの④情熱的な恋愛感情に説得力を持たせています。

《一般的な恋愛作品との違い》

これがもし高校生以上の関係で、かつボーイ・ミーツ・ガール型の出逢いだったなら、いきなりの④情熱的恋愛感情の発生には余り説得力がなかったことでしょう。
例えば、あにこれでも高評価の恋愛アニメの代表格『とらドラ!』は、
ネタバレレビューを読む
・・・という流れになっていますが、このように大河の恋心が、①趣味的な恋愛感情から、④情熱的な恋愛感情に移行してしまうストーリー展開の巧みさに『とらドラ!』の凄みがあって、それがこの作品が高評価を取っている本当の理由と私は考えています。

この『とらドラ!』の例のように、優れた恋愛作品というのは、アニメ・実写あるいは小説といった表現媒体に関係なく、

(1)①趣味的な恋愛感情、②虚栄的な恋愛感情、あるいは、専ら④肉体的な恋愛感情からスタートした心理的関係が、
(2)いつの間にか、④情熱的な恋愛感情に転換してしまい、本人の意思では簡単に逃れられなくなっている様

・・・を説得力をもって描き出している作品であるのが一般的だと思います。

※因みに、そのような説得力を持ったアニメ作品は、実は結構少ないと私は思っており、例えば、あにこれで「恋愛タグ」に高いポイントがついている作品であっても、その内容をよく見ると、①趣味的恋愛や②虚栄的恋愛の範囲内で終始していて、④情熱恋愛への転換を描くに至っていないものが幾つもあると思います(例えば、『CLANNAD』、『初恋限定』)。

《本作視聴の難儀さの理由と魅力》

そうした一般的な恋愛作品との比較から、本作はやはり、
ネタバレレビューを読む
を巧みに用いて、序盤から終盤まで一貫して、④情熱的な恋愛感情の進行過程の描出だけでストーリーを展開している点で、恋愛作品として特殊であって、

(1)その④情熱恋愛一本槍という特徴から、本作に独特の息詰まるようなナーバスさが発生し(※注釈)、
(2)その結果、私たちは毎話のように視聴に難儀してしまう羽目に陥るのですが、
(3)そのナーバスさ・難儀さは私たちにとって、懐かしくまた切ない感覚を伴ったものでもあって、
(4)結局のところ本作の最大の魅力は、そうした感覚を私たちに思いがけず(かつ繰り返し)惹起させてしまう点にある、

・・・と私は結論づけたいと思います。

(※注釈)もし本作に、①趣味的・②虚栄的・③肉体的な恋愛感情が一定量混在していれば、他作品によくあるように、それらが適度に陽気な冗談や下ネタやおふざけを作品中に呼び込んでいたはずです。

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◆(参考)過去に書いた感想・レビュー

※前述のとおり、私は3周目までは「自分が安易に感動させられてしまうこと」への警戒から本作に対して相当に身構えていて、本作から自分が受ける感動の性質を慎重に見究めようという批判先行の視聴姿勢を取っていました。
以下はその当時の感想・レビューの一部です。

2015.3.10 三回目視聴を完了。
各話評価を追記。総合評価を4.1→4.3に改訂。
1クールに上手く圧縮されていたなら私も本作を名作(総合評価4.5以上)と評価していたと思います。
ですが、2クールはちょっとやり過ぎ感あり(稀に見る美酒も味わい過ぎると食傷気味になってしまう感じ)。
そういう意味では、かなり残念な作品でした。

2014.7.19 二回目視聴を完了。
全体に遊びとかギャグ要素が非常に少なく、重く沈鬱な印象。
この作品は毎話毎話、ほんの一瞬のカットに感情の微妙な変化や発露を盛り込んでくるので、安直な気分で流し見するわけにはいかず、全26話を通しで視聴するのに今回もかなり時間がかかってしまいました。

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※以下は第1回目視聴直後の感想・レビューです。

《岡田シナリオのメタ分析》

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/25
♥ : 161
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

出会えました!心の底から感動した作品に

物語は海の人と地上の人がいる世界
ある日、海の中学校が廃校になり、光、まなか、ちさき、要の海村の幼馴染4人が地上の学校へと転校する...
海の人、地上の人。いがみあっていた別世界の人たちが出会いそこから物語が生まれていきます。

制作がP.A.WORKSということで映像が素晴らしい。風景、顔の表情、瞳の中に映る心の揺れに至るまで繊細に描いています。
映像を豊かに彩るサウンドを聴いてください、歌詞がまるで情景からあふれでたようです。音楽が醸し出す幻想的な世界に心惹かれます。

海はこの世界の美しさを強く表現しています。圧倒的な存在感で私の心を掴む。
沖へいくにつれて海の色は透明、水色、青、深い青…神秘的な程美しく、波の動きにあわせて太陽の反射した光がきらきら揺らめく、多彩に変化する光や波の表情を見てください。

出会い、友情や恋愛が生まれ、人の数だけ かけがえのない物語がありました。
ネタバレレビューを読む
それぞれが想いを抱く恋する気持ち、葛藤、繊細な表現はどこまでも美しく、最後まで泣いたり笑顔になったり、感情を揺さぶられ続けました。
ストーリー、作画、デザイン、音楽、本当に素晴らしい。
この作品に出会えたことに感謝します。ありがとうございました。

最後に、またいつか皆に会えることを願っています!!

投稿 : 2025/01/25
♥ : 145
ネタバレ

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

生活感のある景色が綺麗。優しく熱い青春。(全26話)

見れば見るほど背景の描き込みがガツガツしてて面白い。
デザインが凝ってるし、ライティングも時間帯に合わせて美しく変化する。
海の中の木造家屋のアールの入った柱や砂壁、作り棚とそこに乗る荷物、廃校の青い空間、丸窓の電車、サビサビハゲハゲした港町、地上の学校のカラフルな時間割表…
(多分そう何回もは映らなそうな)お葬式シーンの式場の建物まで、現実の生活感と、現実はちょっと違うニュアンスなデザインに丁寧な経年描写が加わえられていて、よく作られた町になっている。


主人公のヒカリ君、高血圧なの?ってくらいキーキー怒りっぽくて、ちょっとなと思ってたんですが

3話で、海での当たり前の暮らしと、地上の人に惹かれてしまった海の人間たちがぶつかる辛い壁について考えた時。
姉ちゃんの気持ち、アイツの気持ち…「きっと本人の方が、オレよりモヤモヤしてるんだろうな…」と思いやる所が、なかなか良かった。


各話 ダラダラとした感想
ネタバレレビューを読む



*************
総評

変わる想いと、変わらない想いと。そして人の想いと実際の想いの差異。
眠りのブランクの時間を挟むことで、時の流れの感覚を感じさせた作りでした。
子供達がそれぞれ成長しながらも、みんなの事を考えられる性格で偉いなぁと思いました。
背景や暮らしの描写の仕方がリアルにありそうで、かつユーモラスなアイデアが添えられ、見ごたえありました。美しいものを描きたい!て熱意を感じました。最後数話はエンディングに入るところが鳥肌たつようにハラハラさせられました。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 88

90.1 2 P.A.WORKSで泣けるなアニメランキング2位
Angel Beats!-エンジェルビーツ!(TVアニメ動画)

2010年春アニメ
★★★★★ 4.2 (14659)
48287人が棚に入れました
森に囲まれた丘陵地にある、生徒総数2000名を越える全寮制のとある学園。一見するとごく普通の生徒らが生活を送っている学園だが、そこは死後の世界だった。現世で理不尽な人生を体験し、青春時代をまともに送れずに死んだ者はこの世界に送られ、あらかじめ用意されたエキストラの生徒達と共に学園で楽しい青春時代を過ごす内に未練を無くし、消滅(成仏)し、転生する。しかし、転生することを拒む人々がいた。少女・ゆりをリーダーとする「死んだ世界戦線(以降、戦線)」は、理不尽な人生を強いた神への復讐を目的とし、死ぬことのないこの世界で、学校の秩序を守る「天使」と日夜戦いを繰り広げていた。生前の記憶を失った少年・音無は、戦線のメンバーと行動を共にするが、次第にこの世界の真実を知ることとなる。

声優・キャラクター
神谷浩史、櫻井浩美、花澤香菜、喜多村英梨、木村良平、水島大宙、高木俊、斎藤楓子、牧野由依、増田裕生、Michael Rivas、徳本英一郎、小林由美子、東地宏樹、沢城みゆき、松浦チエ、阿澄佳奈、加藤英美里

ティラミス さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

なかなか

個人的には結構すきだった
声優も個人的には満足
話もオリジナリティーが強い
が、すこし意味わからなかったり、ちょいちょい雑で
矛盾もあるが、凄い気になる程ではなかった。

キャラ一人一人の設定も良い
俺はこの主人公はあまり好きになれるタイプじゃなかったけど
かなで、あやと、は最高だったw
あやとが出てくるのが少し遅いww

25話くらいにしたらもっとよかったような気もする


俺は結局どの話も泣かなかった
けど感動できる、ばっちり保障するb笑
銀魂やこち亀ほど笑えないが、ギャグも普通におもしろい

学園ものなんだが、リアルティには程遠いい;;
かなりSFww

最後は結構衝撃!!
ずっと、かなでが◇◇◇だったのかよくわかって
スッキリビックリ満足

最後は、果たして
ハッピーエンドなのか、そうじゃないのかよくわからない(どっちにもとれる)

バンドの話もあり音楽性に関してもよかったが、
特に心打たれる良い曲はない
バックミュージックは悪くないが
感動、悲しいシーンの時にはもう少し入り込める音楽(バックミュージック)が欲しかった

面白いし
見て損はないと思います!

投稿 : 2025/01/25
♥ : 54
ネタバレ

むんむん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

―――神への復讐。その最前線

     放送    :2010年4月放送、全13+1話
     原作    :無し(アニメが原作)
アニメーション制作:P.A. Works


Q.どんなアニメ?
A.PV第6弾を観てください。


★★★★★★★★★あらすじ★★★★★★★★★

記憶を失った少年・音無が迷い込んだのは「死後の世界」。
生前に理不尽な人生を体験し、青春時代をまともに送れずに死んだ者はこの世界に送られ、あらかじめ用意されたエキストラの生徒達と共に学園で楽しい青春時代を過ごす内に未練を無くし、成仏し、転生する。

しかし、転生を拒む者たちがいた。

少女・ゆりをリーダーとする「死んだ世界戦線」。
戦線は理不尽な人生を強いた神への復讐を目的とし、この世界で学校の秩序を守る「天使」と戦いを繰り広げていた・・・


★★★★★★★★★★感想★★★★★★★★★★

今まで観てきたアニメでTOP3に入る良い作品でした!

笑いあり、涙ありの最高傑作です。
1クールアニメの頂点だと思います。

観ていて本当に面白かったです。
その証明といったらなんですが、昨日、観るのは3回目なのに、なんと2日で観終えてしまいました。
何度観ても飽きません。
やはり、ストーリーが素晴らしいからだと思います。

死後の世界に迷い込んだ少年。
抗い続けてきた戦線の仲間達。
その敵である「天使」と呼ばれる少女・・・

第1話から引き込まれます。
所々のギャグも面白く、飽きるなんてもってのほか、早く次回を観たくてたまりません。
ギャグだけではなく、ストーリーの合間に明かされる他の戦線メンバーの「人生」が物語をシリアスにしていきます。
ゆりの理不尽な過去が、岩沢の孤独な人生が、日向の悔しい想いが、この世界での彼らの存在意義であるのです。

本当に良いストーリーだと思います。

次に、私が5点満点をつけた「声優」「音楽」について。

声優さんは本当に豪華でした。(個人的な好み)
神谷浩史、花澤香菜、沢城みゆき、喜多村英梨、中原麻衣・・・
いや~最高です。

更に「音楽」も最高でした。

OP「My Soul,Your Beats!」
ED「Brave Song」
挿入歌「Crow Song」
    「Thousand Enemies」
    「一番の宝物」

など良い曲と沢山出会いました!
曲を聴いてるだけでこのアニメと出会えて良かったと感じます。
特にお気に入りは「Thousand Enemies」「一番の宝物」です!
是非、一度は聴いてみてください。
BGMも、ピアノをメインに素晴らしい音を奏で、アニメを盛り上げてくれました。

最後に、私が感動し、本当に良い話だと思った回について
ネタバレレビューを読む

このアニメに出会って本当に良かったです。
登場人物たちが自分の理不尽な人生を受け入れながらも日々戦い、抗う姿は私にとても勇気と感動をくれました。
これからも、このような素晴らしい「物語」に、アニメであっても、小説であっても、ゲームであっても、現実であっても出会えていけたら、私の人生はとても豊かなものになると思います。


★★★★★★★★★★最後に★★★★★★★★★★

僕はこの作品に文句は一切ありませんが、こうしたほうがもっと良かったのではないかという考えがあります。
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/25
♥ : 100

肉無し青椒肉絲 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

本当に面白くなって来るのは第五話からです!! OPも必見です

序盤はキャラはギャルゲーっぽいし、学園、天使、銃器、ガールズバンド、ギャグなど色々な要素が入り組んで、どういった位置付けなのかフワフワしている気がして余り入り込めず、四話迄で一度途中リタイアしてしまいました・・・。
 ですが本当に面白くなるのは五話からでした!OPもいつもはチェックするのですが入り込めなかったせいか、五話迄全飛ばししてしまい改めて見始めた時、度肝抜かれてしまい余りの映像と音楽のコラボレーションに感動して号泣してしまいました!!

 自分の様な残念な方をこれ以上出さない為にもこのレビューを見た方が「見てみようかなぁ」と思って頂けたなら幸いです。

 ストーリーは、最初に出て来る女の子のあだ名?が妙にダサイのですが、そこも後々ちゃんと意味がある事に納得です。決して原作者のセンスが古い訳では有りませんのであしからず!!
 序盤は、色々「ん?」な所が出て来ると思いますが後半に向けての布石です。四話迄は、この物語の世界観を把握する為のプロローグだと思ってみる位で良いと思います。
 中盤からラスト迄、ガラッと物語の方向性が変わって入り込めますよ。

 最後まで見ない人はきっと損しますよ。そしてラスト思う存分に号泣してください。
 一度断念している自分が言うのもなんですがあえて言わせてください!!下手なドラマなんかより全然心に残る作品です。

特にカップルで見るのもお薦めです。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 64

88.5 3 P.A.WORKSで泣けるなアニメランキング3位
TARI TARI(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (4484)
20740人が棚に入れました
「TARI TARI」今夏放送開始 制作:P.A.WORKS、キャスト:高垣彩陽、瀬戸麻沙美、早見沙織 ほか

声優・キャラクター
高垣彩陽、瀬戸麻沙美、早見沙織、島﨑信長、花江夏樹、浜田賢二、大原さやか、木下浩之、能登麻美子、田中敦子、宝亀克寿

albesh さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

綺麗なのは作画だけじゃない

PAさんの中では一番好きな作品である
合唱を基盤にしたアニメ故に盛り上がりに欠けると言われるかもしれないが
話の進み方 動かし方については非常に素晴らしい
1人1人が抱えた特有の悩みを無理繰りなく晴らしていくところは 江ノ島一帯の爽快な雰囲気と非常に合っているだろう
それゆえにさりげなく入ってくるギャグが見事である
作中に出てくる合唱曲も名曲だろう 合唱祭で歌いたかった

すごい 神アニメ というよりは 綺麗な作品だという方が妥当かもしれない
綺麗な作品だから 紗羽ちゃんが可愛いだとか
紗羽ちゃんの胸が大きいだとかについては書かないことにする

投稿 : 2025/01/25
♥ : 5
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

実は私も合唱部だったり

P.A.Worksのオリジナルアニメーション。
安心の絵のキレイさです。

高校での合唱を通じて、仲間と触れ合い成長していく青春物語。
切なくもさわやかな話です。
恋愛をほとんど絡めていないのも特徴ですね。


実は私も高校時代、合唱部でした。
いろいろ思い出しますね。

・筋トレがきつかった! 特に腹筋。案外筋力いるんですよ。
・一人でメロディを口ずさんで練習した。歌っていると気持ちがいいんです。まわりなんて気にならない。
・コンクールに出て、緊張で足が震えた。落ち着こうとしても、自分では止められないんですよね。
○みんなと一緒に過ごせて、みんなと一緒に歌えて楽しかった。

「音楽」は「音」を「楽しむ」って書く。
「音学」じゃなくてよかった。
「楽」という漢字を当てた人は偉大だと思います。


閑話休題。


序盤は若干駆け足気味。
ちょっと内容がつかみにくかったです。

ただ、「リフレクティア」が流れたのにはびっくり(「true tears」のOP曲です)。
また、同じく序盤で「心の旋律」という曲が流れます。
これが、すごくいい曲なんです。
アップテンポで、悲しいことやつらいことを希望に変えてくれます。

中盤から物語が大きく動きだします。
ひとりひとりの抱えている思い、そして目標。
ぶつかったり、泣いたり、怒ったり、笑ったり。
まさに青春物語!

……かといって、何話も引きずるようなドロドロした展開はありません。
テンポがよかったので見るのが苦になりませんでした。
時折入るギャグも、空気を和ませてくれます。

ネタバレレビューを読む

音楽がテーマなだけあって音楽の使い方がいいですね。
EDテーマが話数を重ねるたびに変わっていくのも特徴。
ネタバレレビューを読む

不満点を挙げるとすれば、サブキャラクターがステレオタイプすぎたこと。
もう少し個性を出して欲しかったかな……。

また、来夏(こなつ)のキャラが強すぎです。
主人公の和奏(わかな)を食っちゃってます。
正直、最後まで来夏が主人公だと思ってました。

あ、でもネタバレレビューを読む

それにしても、声優さんってすごいですね。
演技しながら外国語、歌、全部こなしちゃっている。

そしてラスト。
ネタバレレビューを読む

誰にでもお勧めできる万人向けの内容だと思います。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 123

こなぱんだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

音楽系の青春アニメは本当に癒されます♪

夏アニメの中で一番好きなアニメかな♪

舞台は江ノ島沿岸。白浜坂高校の合唱時々バドミントン部で、音楽をメインにして高校生たちの成長を描いた青春アニメです♪

合唱や声楽といった分野なので、某有名音楽アニメとは違って癒し系の音楽が多いです♪

恋愛に関してはそんなにありませんが、さり気なく描かれていたりするので、そこが良いかもしれません♪

笑いあり、涙ありで本当に感動したアニメです♪

主人公が一番目立つといった感じではなく、合唱部のメンバー全員の成長が濃く描かれているので飽きは来ませんよ♪

音楽が好き、癒されたい、笑顔になりたい、感動で涙を流したいという方にオススメのアニメです♪

私も中盤のシリアスな部分では泣きましたし、最後は感動で癒されました♪

やっぱり、こういうアニメが無いとダメですね(*´ω`*)♪



紗羽ちゃんカワイイヾ(*´∀`*)ノ♪♪♪♪

投稿 : 2025/01/25
♥ : 133

90.0 4 P.A.WORKSで泣けるなアニメランキング4位
花咲くいろは(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★★ 4.1 (6283)
26985人が棚に入れました
突然の夜逃げ、突然の告白、そして突然の別れ――。今までとは違う自分になりたかったという夢は、急に現実となりました。私、松前緒花の平凡な日常は1日にしてドラマチックな展開を迎えたのです。通い慣れた、それでいてあまり愛着のない街を出て、話したことや会ったこともない祖母の元で暮らすのです。大正浪漫あふれる温泉旅館・喜翆荘(きっすいそう)。そこで出会う人たち。花の芽が地上に出て新たな世界を知るように、私も、今までとはまったく違う、新しい生活を始めます。それは辛いことかもしれません。でも、めげても、くじけても、泣きじゃくっても明日は来るんです。だからこそ私は頑張りたいんです、そして輝きたいんです。太陽に導かれるよう咲く花のように。いつか大輪の花を咲かせられるように……。


声優・キャラクター
伊藤かな恵、小見川千明、豊崎愛生、戸松遥、能登麻美子、梶裕貴、本田貴子、久保田民絵、浜田賢二、間島淳司、山口太郎、恒松あゆみ、諏訪部順一、チョー
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

湯涌ぼんぼり祭りに行ってみたい(82点)

全26話。
テレビアニメオリジナル作品。

個人的満足点:82点
アニメ系統:朝ドラ風

石川県を舞台にした温泉旅館での物語り。
主人公緒花が急遽祖母の経営する温泉旅館へ行くことになり、
そこで旅館の人達と繰り広げる人間模様を描いている。

この物語は朝ドラのような感覚。
あえてアニメにする必要があったのかと言った意見も
聞こえてくるのだが、私個人としてはありだと思う。

また、主人公緒花があまりにも真っ直ぐな性格のため
そこを受け入れられるかも分かれ目になりそう。
個人的には真っ直ぐな緒花は大好きである。

そんな朝ドラ風の舞台に真っ直ぐな緒花。
毎話まわりを巻き込んでいく物語はべたではあるが好感がもてる。
そして、笑いあり、涙ありの物語にどんどん引き込まれる。

登場キャラも個性があって○
それぞれの描写もしっかりしてい非常に良かった。
どのキャラも憎めない作り。

作画は非常に綺麗で美しい景色などを表現。
温泉街の描写、祭りの描写、旅館の描写など
美しさにちょっとしびれた。
キャラも可愛くかけている。

声優も豪華。
皆大好き能登さんも出演w
豊崎さん、伊藤さん、戸松さんなどなど。

曲も初期OPの第一印象は劣化ジュディマリか?
と思ったのが正直な感想なのだが、非常にいい曲だと思う。
全体的に音楽も良かった。

このクオリティは普段アニメを観ない方にもお勧めできる。
深夜アニメである必要はまったくないと言える。

また、町おこしにも一役買っていて
モデルとなった湯涌で実際に10月9日にぼんぼりまつりが
開催されることになったようだ。
参考URI
http://www.yuwaku.gr.jp/event/2011/20110702.html

花いろファンであれば是非行ってみたいものである。


と、まあ色々書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

いつか、また、皆に会えるよね?


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以下、毎話後の感想である。
ネタバレを含むため未視聴の方は
スルーすることをお勧めする。

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ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/25
♥ : 115
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

丁寧な作画と無駄のないストーリー。花咲く色は?

P.A.WORKS原案のオリジナルアニメ。

喜翠荘(きっすいそう)という温泉旅館。
主人公の緒花(おはな)は、母親の夜逃げの末、喜翠荘の仲居見習いとして、住み込みで働き始める。
そこで働くメンバーたちが織りなすヒューマンドラマです。


まず、惹かれたのはその作画です。

淡い色彩のキャラクターデザインと、質感のある小物や背景がよくマッチしています。
また、透明感のある物、例えば、水、ガラス、水滴や露などは、驚くほどリアルですね。

光の使い方も手を抜いておらず、日光の反射や、走行中の車の中に差し込む街灯の明かりなど、細かいところも丁寧に描かれています。
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また、キャラクターの動きも丁寧です。
細い線に、淡く暖かみのある色調、しぐさの細かさ。
表情、つま先から、手の指先まで、しっかり描かれています。

カメラワークも絶妙です。
涙に濡れたキャラクターの視点など、カメラワークにもこだわりがあります。

それにしても、緒花がかわいすぎる!!
よく動く表情、座り方、しぐさ。
考ちゃんちょっとそこ代われ。


さて、温泉旅館の日常を描いていますが、最初は、よくあるドラマ展開に見えるかもしれません。
しかし、それは一瞬のことです。
個性的なキャラクター、シュールなギャグ、アニメならではの演出が、そんなドラマ展開をさらに先に一歩先の世界へと進めてくれます。

テーマは「挑戦」。

何かに挑戦するのはいいことですが、闇雲に突き進んでいくだけではだめ。
だからといって、じっくり動かずにいるとチャンスを逃してしまう。
その絶妙なバランス加減が大切です。

ストーリー構成はお見事。
一見何でもないような出来事や言葉が、後々の重要な伏線になっています。

ドラマチックな展開の中、緒花を含めた喜翠荘のメンバー達が、徐々に影響しあっていきます。
その変化がなければ解決しなかった問題も、変化したからこそ解決する。

そして、全ての伏線が回収されたときには「やられた!!」という気持ちでいっぱいでした。
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ちょっと大人な青春物語。
温泉旅館をテーマにした珍しい作品ですが、その挑戦はどうやらうまくいったようです。
話や描写に無駄がなく、とてもよくまとまった作品だと思います。

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投稿 : 2025/01/25
♥ : 150

しんさま さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

緒花に感情移入して観るか、いち社会人として客観的に観るか

家庭内ではしっかりしていた娘さん、緒花。
しかしいざ社会に出てみると考えの甘さが浮き彫りに。

この作品は社会に出る前と後では感想が違ってくると思う。


学生時代、バイトを始めた時に周りの友達が子供に見えた。
自分は社会に出たことで大人になったと思い込んでいた。
後に就職してバイトの人間がいかに無責任か分かった。
あの頃は自分もまだまだ子供だったんだなと思い知った。
今後もこの無責任勘違いスパイラルは続いていくのだろう。

しかしいつの頃も自分は正しいと思っていた。
主人公の緒花を通してそんな青かった自分を思い出させられ
緒花の言動や暴走がどこかむず痒くなるアニメ。


話のテンポや登場人物のキャラクターがとても良いので、
すんなりとストーリーに入ることができて楽しめる。

ただ、主題歌を歌っている人の声がちょっと耳になじまない。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 46

91.4 5 P.A.WORKSで泣けるなアニメランキング5位
SHIROBAKO(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★★ 4.2 (3737)
15469人が棚に入れました
水島努とP.A.WORKSによる新作オリジナルTVアニメ。

5人の夢を追う女の子を中心に白箱(関係者に配られる完成したアニメ作品が収録されたVHSやDVD)の完成を目指し奮闘するアニメ業界の物語になる。

声優・キャラクター
木村珠莉、佳村はるか、千菅春香、髙野麻美、大和田仁美、西地修哉、松岡禎丞、山岡ゆり、吉野裕行、茅野愛衣、松風雅也、中原麻衣
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

アニメ好きなら見ておくべき作品

アニメ制作にかかわる、いわゆるお仕事系の作品。

アニメ制作に『本気で』携わっている全ての人々の想いが詰まった作品です。
前半はオリジナルアニメ、後半は原作ありアニメの制作現場が、笑いあり、涙ありで描かれています。

実際の現場はこんなに綺麗ごとでは済まないんだろうなぁと思いつつ、引き込まれるように視聴しました。

主人公の5人組が、それぞれの立場で、巧みに一つの作品に関わっていくストーリーはやり過ぎかとも思いましたが、23話でおいちゃんと一緒に号泣してしまい、納得の高評価。

登場人物が多いので、度々、肩書と名前が描かれている所は、分かりやすくて高評価。

作品の性質上、作画と音楽は言うまでもなく高評価。ここがイマイチではお話になりませんからねぇ。

タローのネタバレレビューを読むキャラと某編集のキャラが作り過ぎかと思ったので、少しマイナス評価。
だけど、こういう人物が一人混じっているところが、逆にリアルなのかもしれないですけどね。

こういう作品を見ると、見事に作画崩壊した「あの作品」や静止画を多用した「あの作品」、クール中に総集編をぶち込んだ「あの作品」などの評価がより厳しくなってしまうかも(笑)

投稿 : 2025/01/25
♥ : 137

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

劇場版がトンデモナイ領域に…。人間を信じている傑作。

お仕事アニメの金字塔


頑張るあなたは美しい


ずかちゃんのアフレコシーンで泣かない奴は人間じゃネェ(byシアーハートアタック)


これからの傑作の条件は、夢、情熱、誠実、ユーモア、全てをまとめる技術とセンス。


オヤジと老人が良い作品に外れなし


作中で凄いシーンと表現されてるとこが本当に凄い!という当たり前のようで困難なことを成し遂げている。


クレイジーボーイ水島監督ならガルパンよりこっち派


願っていたら本当にになった劇場版!

投稿 : 2025/01/25
♥ : 50
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

タイトルなし

仕事アニメってあんまり多くないけど、
仕事終わった後に仕事アニメ見るとなんか面白いです笑

主人公がんばってて好感ですね~^^
とりあえず、「しゃーす」禁止笑

第19話は神回★

■第4話
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■第12話
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■第13話~16話
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■第19話
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■第23話
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■第24話
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■ニコ生一挙1期_20150509
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■ニコ生一挙2期_20150510
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投稿 : 2025/01/25
♥ : 144

87.3 6 P.A.WORKSで泣けるなアニメランキング6位
true tears[トゥルーティアーズ](TVアニメ動画)

2008年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (6163)
26409人が棚に入れました
絵本作家を目指す高校生「仲上眞一郎」は、仲上家に引き取られてきた同じ高校に通う「湯浅比呂美」、そして両親の4人で暮らしている。眞一郎の母は、ある理由から比呂美につらく当たっていた。
 ある日、眞一郎は学校の裏庭で、木に登って降りられなくなった少女「石動乃絵」と出会う。彼女は過去に起こったある出来事がきっかけで、涙が流せなくなったのだという。眞一郎は彼女との出会いをきっかけに比呂美、親友「野伏三代吉」、幼馴染み「安藤愛子」らとの関係や、自分自身との向き合い方に変化を生じさせていく。彼らはそれぞれに悩み、すべきことを模索し、成長していく。

声優・キャラクター
石井真、高垣彩陽、名塚佳織、井口裕香、吉野裕行、増田裕生、渡辺智美、藤原啓治、高橋理恵子、土倉有貴

生ハム さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

繰り返し見ることに意味がある

人によるかもしれませんが、先の内容が読み取りづらいことと、ヒロイン構成が少し複雑なので、客観的に鑑賞することが難しいアニメのような気がします。
なので、1回視聴しただけでは自分の理想のシナリオと裏腹になる可能性があります。
しかし、2回以上見ることにより、人物同士の関係や心情などがはっきりし、少しずつこのアニメの良さがわかる気がします。

僕の場合、1回目見た時は、最後の終わりかたがすっきりしない気がして、自分に合わないアニメだと感じていました。
しかし、数ヶ月おいて久しぶりに見てみると、それぞれの登場人物の気持ちがわかりやすくなり、エンディングも理解できました。
1回目とその後の評価はがらりと変わりました。

他のアニメとはひと味違う、ちょっぴり切ないラブストーリーです。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 61
ネタバレ

うい さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

true tears 3周年記念ソングもでるよ

タイトル『true tears』のとおり涙をテーマにしたアニメ
主人公、眞一郎が、ヒロインである乃絵、比呂美、愛ちゃんとの関係の変化や自分の生き方に悩みながら成長していく話です


個人的には、電波キャラと思っていた乃絵が自分と友達になりたいと言う比呂美の嘘を見抜いたシーンぐらいから引き込まれました。
このシーンって見る人によって比呂美は嫌な奴とも取れるし好きな人に近づく子が気になるのは当たり前と受け取る人もいるのかな?
こういう人のマイナス部分が見えるあたりでこのアニメが合うか合わないかが判断できそうです。(キャラの好き嫌いは別ですw)
未視聴の方はここまでお試し視聴することをオススメ
ネタバレレビューを読む

評価はどの人物に感情移入するかで大きく変わってくると思いますがそれだけ人物の気持ちの描写がしっかりしていたからだと思います。
2度目でしたが、前回とはまた違った見方ができました。一度見たという方も、もう一回見てみるとまた新たな発見があるかも

ちなみにドラマCDが出てて、登場人物のその後が描かれています。興味のある方は聞いてみては?

放映から3年経っても、聖地巡礼が絶えないそうで、一度自分も行ってみたいな(^。^)

:追加・
3周年記念ソング/eufonius「プリズム・サイン」がyoutubeの公式でちょっと聞けます。発売を機になんかして欲しいなーtrue tearsファンの方はぜひ聞いてみては

投稿 : 2025/01/25
♥ : 98

U-tantan-U さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

感情移入しやすい、良作

主人公の優柔不断というか意気地なしみたいな性格に最初のは多少イライラさせられますが、途中でそんなの吹っ飛びます。

女の子が3人出てくるのですが、全員の個性が立っていていい。
主人公の親友(名前忘れた)もいい味だしてる!というより切ないです。

最初は完全に乃絵派で、比呂美とかいやな女だなーと思ってました。
そこから、幼馴染がしかけてきて、切なくなって。比呂美と家族の葛藤がわかって、そのあと比呂美もいい奴だってなって、、全員に感情移入してました。
どの作品でもそうなんですけど、フラれた子たちの去り際って、切ないけどすごくいいんですよね・・・

しっかりと主人公が白黒付けてくれる(意外と男らしい)ので、、当然成就しない子達もいるわけで、、、去り際にキュンキュンさせてくれました。

ラストに向かっていく上でのハラハラドキドキ感はかなり良い。多少2クールでもよかったかなという思いもありますが、結末にほったらかし感がなく、きちんとクライマックスでみんなにスポットを当てていくので、納得させてくれる内容です。

うまくまとまっていると思うし、観て損はないです。オススメの良作。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 72

82.4 7 P.A.WORKSで泣けるなアニメランキング7位
有頂天家族(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (1685)
8089人が棚に入れました
京都には人間と狸と天狗が住んでいる。下鴨神社・糺(ただす)ノ森に暮らす下鴨家。狸界の頭領であった父・総一郎は、ある日何の前触れもなく狸鍋にされたのだが、その経緯は今も謎に包まれていた。残された四兄弟のなかでも偉大な父の「阿呆の血」を色濃く継いだ三男・矢三郎は「面白きことは良きことなり」をモットーに、生真面目だが土壇場に弱い長兄・矢一郎、蛙の姿で井戸にこもっている次兄・矢二郎、臆病ですぐに尻尾を出してしまう末弟・矢四郎、そしてタカラヅカ命の母に囲まれて暮らしていた。隠居中の大天狗・赤玉先生の世話を焼いたり、神通力を得た人間の美女・弁天に振り回されたり、はたまた五山送り火の夜空で宿敵・夷川家と空中決戦を繰り広げる日々の果てに、突如下鴨家を襲う絶体絶命の危機! 父が鍋にされた真相が明らかになるなか、固い絆で結ばれた一家の運命はいかに!

声優・キャラクター
櫻井孝宏、諏訪部順一、吉野裕行、中原麻衣、能登麻美子、井上喜久子、石原凡、佐倉綾音、梅津秀行、飛田展男、西地修哉、畠山航輔、樋口武彦
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

おもしろき こともなき世を おもしろく

原作未読。


主人公は下鴨矢三郎(しもがも やさぶろう)。
タヌキの名家である下鴨一族の三男坊。
彼は「面白く生きる」ことをモットーに生活していた。
その言葉どおり、彼のまわりにはひとクセもふたクセもあるタヌキや人間やテングが。
そんな中、タヌキ鍋にされて亡くなった父、総一郎(そういちろう)の死の真相にせまっていく。


あらすじだとミステリーっぽく聞こえるかもしれません。
しかし、実際は「家族」を扱ったハートフルコメディ。
そこそこ笑って、ちょっとほっこりできるアニメです。

テーマ性はレビューのタイトルに書いたとおり。
OPの歌詞の中によく似たフレーズが含まれています。

これは、高杉晋作の言葉とされています。
下の句を含めると、

「おもしろき こともなき世を おもしろく すみなしものは 心なりけり」

世の中は望もうと望まないと無常に過ぎていくもの。
面白いどうかは、その人の心のあり方によって決まる。
それなら、楽しい方向にとらえないでどうすると。
どうでもいいことだって、見方を変えれば面白いものになります。

それを表現するように、随所にばらまかれた小ネタの数々。
やっていることはハチャメチャなのですが、それを面白く見せるマジックが効いています。
特にセリフの選び方が上手ですね。
面白さの半分は言い回しでできていると思います。
ネタバレレビューを読む

キャラクターの存在感もポイントです。
下鴨一族はみんなそれなりに個性的で愉快です。

・子供思いの母親
・責任感たっぷりな長男
・ニートな次男
・通称アホだけど機転の利くの三男
・臆病でかわいらしい四男

敵役もどこか憎めません。
じいさんも妙にかわいい。


この「ほどほど感」がクセになります。
1~2話では見えてきませんが、回を重ねるごとに魅力が増してきました。

とにかく何事も深追いはしない。
おかげで疲れとは無縁です。
見ていて時間の経過を忘れました。

この「疲れない」ってのがポイントですね。
日常系ではないのにまったり見られます。
それでいて次回が気になるんです。

和やかな気分で笑いながら見たいけれど、日常系には飽きた。
そんな人に向いている作品だと思います。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 69

もりもりにーと さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

京都宣伝アニメ。映像と雰囲気がとにかく素晴らしい。

人間に化ける狸たち4兄弟が主人公で、森見登美彦が原作という遊び心溢れる作品だ。

ユーモラスな口語体と、お馬鹿な遊びをたしなむキャラクターたちはさすが、森見登美彦作品。
それをさらに昇華したのは、原作者の京都愛をこれでもかと映像美で表現した作画担当班だ。舞い散る嵐山の紅葉、空飛ぶ屋形船に乗って、花火を打ち上げるシーン。有名なシーン以外でも、背景はとにかく凝っていてどれもうっとりするくらい綺麗だ。未だに記憶に鮮明に残っている。

そして、四畳半では友情愛をテーマにしていたが、この有頂天家族では、タイトルにある通り、家族愛をテーマにしている。
なぜ、この家族の偉大なる父は殺されてしまったのか。その謎と、個性豊かなキャラ達の葛藤も描かれている。

終わりもだれることなく綺麗に纏まっている。BOXが出たら買いたいくらい良いアニメだった。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 6
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

一つの大きなサヨナラが、遺された者達を繋ぐこともある。

2013年7月放送。
全13話。


【前置き】

原作者は、メディア芸術祭アニメーション部門大賞のアニメ「四畳半神話大系」も書かれた『森見登美彦さん』。
(本作は、森見作品の中では「毛深い子」という愛称で呼ばれていたりするそうですww)
そして制作は、安定と信頼の作画で定評ある『P.A.WORKS』。

『森見登美彦』に『P.A.WORKS』
どちらも、私にとっては名前を聞くだけで条件反射してしまう単語です。
事実、本作の放送が始める少し前、来期のアニメ一覧を眺めていた中で本作『有頂天家族』を見つけた時も、私の…今思えば「阿呆」の血が無性に騒いだのを覚えています。

『うむ。これは、見ないわけにはいくまい。

 これも、阿呆の血のしからしむるところだ。』

なんて台詞、本作を見る前は出る筈も無かったわけですけどね。



【あらすじ】

千年の都・京都。
ここでは古来より、人に化けた「狸」と「天狗」が、人間に紛れ暮らしておりました。

狸一家『下鴨(しもがも)家』の三男であり、偉大な亡き父から「阿呆」という一点の血を受け継いだ主人公『矢三郎(やさぶろう)』も、その中の一人。
狸界では「名家」であることも顧みず、彼は日々をただ面白可笑しく過ごしていました。

しかし周囲では、その偉大な亡き父の遺志を継ぐ、次期頭領を決める「偽右衛門(にせえもん)選挙」で、躍起立つ者(狸)が出始めておりました…。



【論じてみる】
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【偽右衛門 下鴨総一郎】
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【総評】

初見では、序盤で人物設定や世界観が掴み辛く、馴染みづらい点は大きなマイナス。
原作ファンや前知識を持つ人でなければ、ここで切ってしまう人も多かったのではないでしょうか。

ですが後半は、そのマイナスを補って十二分に余りのある、大変面白く心動かされる「馬鹿馬鹿しい狸活劇」となっておりました。

しかし、いやはや序盤の悪印象から、まさかボロ泣きに発展するとは……。
これだから、物語は追ってみないと分かりません。
勿論、数多ある原作の中からアニメ化された作品なので、誰が見ても面白くない内容だなんてことはありえない、と思って一応追ってはおりましたが。
(と言いつつも、やっぱり自分には合わないケースがよくありますので、こういう風に覆るケースは珍しかったです。)


私は、ラノベ作品によくあるような、いわゆる萌え系のアニメも喜んで鑑賞します。
付け加えるなら、本作と同時期に放送されていたアニメを見て、「小学生は最高だぜ!」とも言っていた、本当どうしようもない阿呆の萌え糞豚です。

それでも、このような大人の鑑賞にも十分耐えうる、でもそれでいてカッコ付けて高尚ぶらずに面白いものを描く、こういう作品も大好きです。

この作者が描く「阿呆」に、私はたまらなく魅力を感じてしまうんですよね。
それが面白い出来事に繋がり、それが面白い周囲を呼び込んできてくれるのですから。

そして、まさに『四畳半神話大系』がそうであったように、それが周囲を巻き込んだ「良きこと」にも繋がっていくのですから…☆彡


まさに「面白きことは、良きことなり。」でした。

読んでいただき、ありがとうございました。


◆一番好きなキャラクター◆
『下鴨 総一郎』声 - 石原凡さん


◇一番可愛いキャラクター◇
『夷川 海星』声 - 佐倉綾音さん



以降、獣に当てた駄文なので〆ておきます。
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投稿 : 2025/01/25
♥ : 43
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