OLMでラブコメなTVアニメ動画ランキング 3

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早速見ていきましょう!

58.3 1 OLMでラブコメなアニメランキング1位
ToHeart2(TVアニメ動画)

2005年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (155)
1026人が棚に入れました
ちょっと甘えん坊な主人公・柚原このみをはじめとした8人の女の子を中心に、友情と恋に満ちた学園ストーリーが展開する。
2005年10月から12月まで(地域によって前後する)、「アニメ魂」枠で放送された。全13話(テレビでは総集編を加えた全14話)。
アニメ製作に当たっては、いわゆるハーレムアニメ化を回避すべく、ゲームのヒロイン視点でストーリーを展開した。作画に関しては、PS2版・『XRATED』とは顔立ち、表情、影のつけ方など、様々な点が大きく異なっている。

声優・キャラクター
長谷優里奈、伊藤静、力丸乃りこ、生天目仁美、中島沙樹、夏樹リオ、石塚さより、吉田小南美

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

春を感じます

1話ごとに各ヒロイン達のエピソードを描く展開は前作の「To Heart」と変わりませんが、各ヒロイン達のエピソードをほぼ同時刻の時期で描いているため、序盤の間は1話ごとに時間が前後します。
中盤以降、全員が集合して通常の時間軸でストーリーが展開していくという時間構成になっていました。
ストーリー自体は前作よりかなり明るい内容でキャラ達も華やかさを感じ前作を上回る出来ではありますが、エンディングの盛り上がりが全くなくイマイチの終わり方・・・。
桜が綺麗な春らしい華やかさの雰囲気がとても良いです。
キャラ達の目のデザインには違和感がありました。
ちなみに前作との共通点は同じ高校というだけなので前作を見ていなくても問題はありません。
原作を知っている人にとってはやはり物足りない内容ではありますが・・・。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ToHeart世界で“正妻”ポジションといえば・・・

以前視聴した旧作『ToHeart』(※無印のTVシリーズ第1期)がなかなか良かったので、その後制作された新作の方にも手を出してみました。

サムネにもなってる“正妻”ポジションの子は、今回も確かに可愛いのですが・・・今度のシナリオは、ほとんど原作ゲームのキャラ紹介で終わっているというか、その・・・もう少し何らかのドラマが欲しかったんだけど(溜息)。

一応、正妻ポジの子のエピソードは、全13話のうち3話までを占めるので、まあまあ見れるんだけど、あとのヒロインたちは一人1話ばっかりで、あとはヒロインズ全員集合回が2回あるだけで、旧作の方で巧みに描かれていた正妻と他のヒロインたちとのビミョーな心理的距離感というか空気感みたいなものは、今回はほぼ見られなかったような???

・・・ということで、TVシリーズ以外にもOVAが幾つも制作されている本作ですが、ここで一旦視聴を止めます。

《まとめ》
恋愛ものアニメの世界では「幼馴染は負けヒロイン」となることが多いらしいのですが、ToHeartの世界では必ずしもそうではないので、幼馴染ヒロイン推しの方には、安心してお薦めできるシリーズかも。


◆視聴メモ1(TVシリーズ)
{netabare}
・第1話視聴終了時点
『ToHeart』(旧作)は同級生(高校2年)だったけど、今度は1学年違い(高校2年と1年)なんだね。
今回はキャラ同士の関係性の設定が前作にくらべてかなり非現実的な点がいまいち・・・これから本当に面白くなるのだろうか?かなり不安な始まり方だ。
・第2-6話視聴終了時点
ここまで毎話のようにヒロイン紹介回。
・第7話視聴終了時点
これまで登場したヒロインたちが一堂に会する展開。
・第8-9話視聴終了時点
初の連続展開(双子ヒロイン回)。
・第12-13話視聴終了時点
ラスト2話はやはり“正妻”とのエピソードで閉めるんだね笑。{/netabare}


◆作品別評価

(1) TVシリーズ(ToHeart2)    (13話) (2005年) ☆ 3.6
(2) OVA1(OVA ToHeart2)    (3話) (2007年)  ※未視聴
(3) OVA2(ToHeart2ad)      (2話) (2008年)  ※未視聴
(4) OVA3(ToHeart2 adplus)   (2話) (2009年)  ※未視聴
(5) OVA4(ToHeart2 adnext)   (2話) (2010年)  ※未視聴
(6) OVA5(ToHeart2 ダントラ)  (2話) (2012年)  ※未視聴
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  総合           (本編13+OVA11=全24話)


◆制作情報(TVシリーズ)
{netabare}
原作ゲーム      AQUAPLUS(2004年12月発売『ToHeart2』)
監督         須藤典彦
シリーズ構成     山口宏
脚本         山口宏、中瀬理香、藤田伸三
キャラクターデザイン みつみ美里・カワタヒサシ・甘露樹・なかむらたけし(原案)、西尾公伯
アニメーション制作  OLM Team IGUCHI{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============= ToHeart2 (TVシリーズ) (2005年10月-2006年1月) =========
{netabare}
第1話 新しい制服 ☆ 中学卒業式、幼馴染の二人(河野貴明&柚原このみ)、高校入学式
第2話 おさななじみ ☆ 河野貴明(主人公)の親友・高坂雄二の姉・向坂環(タマ姉)の高3転入
第3話 小さなお茶会 ☆ 男子がちょっと苦手なクラス副委員長(いいんちょ)・小牧愛佳、書庫のお茶会
第4話 自転車 ★ 貴明に突っかかる勝気少女(十波由真)、家族の敷いたレールに乗ってるストレスと発散
第5話 勧誘 ☆ ミシテリー研究会会長(笹森花梨)の会員勧誘(貴明)、裏山UFO/UMA捜し
第6話 七輪と少女 ☆ 自称“宇宙人”の不思議少女(ルーシー・マリア・ミソラ)
第7話 UFO ☆ 夜間天体観測(UFO呼出)会、流れ星への願いごと ※既出ヒロイン集合回
第8話 すれちがう想い ★ 後輩双子姉妹(姫百合珊瑚・瑠璃)
第9話 ふたり ☆ 続き
第10話 約束 ☆ アンドロイド(イルファ)
第11話 満開の八重桜 ☆ タマ姉主催茶の湯会 ※2度目の既出ヒロイン集合回
第12話 春風 ★ このみの恋心
第13話 はじまりの朝 ★ 貴明の気持ち、タマ姉のアドバイス、縒り戻し{/netabare} 
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)4、☆(並回)9、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.6

OP 「Hello」
ED 「トモシビ」


◆制作情報(OVA)
{netabare}
原作ゲーム      AQUAPLUS
監督         坂田純一
監督補佐       加藤やすひさ(ad、adplus)
キャラクターデザイン 柳沢まさひで、桂憲一郎、加藤やすひさ
アニメーション制作  カオスプロジェクト、AQUAPLUS{/netabare}


◆各話タイトル&評価(OVA)

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============= OVA ToHeart2 (OVA1) (2007年2/6/9月) ============
{netabare}
第1話 メイドロボはじめました
第2話 あの夏、一番騒がしい海
第3話 みんなの学園祭、ささやかな願い{/netabare} 
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)0、×(疑問回)0 ※未視聴


================ ToHeart2ad (OVA2) (2008年3/8月) ==============
{netabare}
第1話 思い出の爪痕 
第2話 happy new year{/netabare} 
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)0、×(疑問回)0 ※未視聴


============== ToHeart2 adplus (OVA3) (2009年4/10月) ============
{netabare}
第1話 はじめてのおつかい
第2話 サマームード{/netabare} 
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)0、×(疑問回)0 ※未視聴


============== ToHeart2 adnext (OVA4) (2010年9/12月) ============
{netabare}
第1話 ファーストネイム
第2話 Trash Basket Memory 
{/netabare} 
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)0、×(疑問回)0 ※未視聴


========= ToHeart2 ダンジョントラベラーズ (OVA5) (2012年2/7月) ======
{netabare}
第1話 サイアクのサイヤク
第2話 たいせつなもの{/netabare} 
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)0、×(疑問回)0 ※未視聴

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13

AKIRA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

キャラ紹介+αってかんじ

原作は未プレイです

最初の1~6話でヒロインそれぞれを1話完結でやって7話の天体観測の話で全員集合ってかんじですね。
1~6話がそれぞれ時間軸がバラバラだったのでややわかりずらかったですかね…

その後の8,9話はキャラが好きになれなかったのと作画もイマイチでした

最後2話のこのみの話はまぁまぁよくこのみの心理状態を描けていたと思います

個人的に残念だったのはたま姉のストーリーが無かったことですね、11話の茶会の発言でラスト2話で三角関係か?と思ったんですが… 

OPとEDは作品にあっていて良いと思います

投稿 : 2024/12/21
♥ :

61.0 2 OLMでラブコメなアニメランキング2位
鋼鉄天使くるみ(TVアニメ動画)

1999年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (54)
286人が棚に入れました
時は大正時代。悪友に強いられ肝試しとして綾小路博士の屋敷に忍び込んだ神維仲人が、そこで試作品の鋼鉄天使のくるみを発見して偶然起動させてしまう。そのくるみは自分を目覚めさせた仲人をご主人さまと認識し、彼にベッタリとなる。一方、くるみの目覚めの直後から、彼らは途方もない力を秘めた鋼鉄天使である彼女を狙う諸勢力に追い回され、それらと闘っていくことになる。

声優・キャラクター
榎本温子、桑島法子、田中理恵、倉田雅世

JBさん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

あ゛ぁ!もぉ!そのヒゲ、ちょんぎりたい!(゚ロ゚;)

1話15分のショートアニメで28話あります。
観ていて思ったのが、概要設定的な物が
「そらのおとしもの」に通じるものがあるように思え
元ネタってこのアニメが関係してるのかな?と思いました。
あと、効果音が天地無用と同じものを利用しているところがあり、
おや・w・と思いました。
 
物語の展開を観ていて、中盤くらいで敵が凄く頭悪いと思いました。
例えるなら、医薬品棚にあるニトログリセリンを見て、
危ない!爆発する!と騒ぎたてて
ニトログリセリンを捨てようと下手に手を出して
そのままで問題なかったニトロを爆発の危機に晒して
結果、爆発させて大惨事・・・
その癖、自分が行なった事は正しいと主張するという
途中からもぅ、頭悪いバカだ・・・敵うぜぇwwwとなり
自身の正当性を主張した時には、本物だ・・(; ̄Д ̄)、と
自身を過信しているが為、自身を疑う事をしない。
まさにバカと天才は紙一重を表していましたねw
そんな敵に襲われる主人公達は、災難としか言いようがないね^^;
 
一段落してからはアフターストーリーとして4話あり
鋼鉄天使のほのぼのを描いたストーリーでした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

KissからはじまるMiracle

本作のOP曲「KissからはじまるMiracle」が
物凄く耳に残る曲で印象深いですね。
それと千羽由利子さんが描く鋼鉄天使達のキャラデザが本当に可愛くて、
作画の方も当時のアニメとしてはかなり綺麗で、
またバトルシーンも非常によく動くし映像クオリティが高いですね。

それとストーリーの方は一応は鋼鉄天使に関するシリアス要素も有るが、
基本的には主人公やくるみ達を取り巻くコメディ展開が見てて楽しいし、
また大正時代という舞台設定も風情が有って魅力的と思いながら、
そして本作のストーリーを纏めるなら正に「KissからはじまるMiracle」の一言で、
Kissから始まったMiracleが、KissによるMiracleで締め括るという感じでした。

【評価】

78点・3B級

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

k-papa さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

大正ロマンでバカップルアニメ?いいえ、SFです。嘘でしょうw

原作漫画、読んでません。

時は大正時代、陰陽家の少年神維仲人がある研究所に迷い込んで
女性型アンドロイドにキスして、目覚めさせることから、全ては始まる。
目覚めたアンドロイド(鋼鉄天使)は刷り込み?により仲人を母親・・では
なく主人と間違える展開。
主人=恋人のような思いで、それ以降はバカップルとして成り立ちます。

介錯氏の原作であるが、キャラデザと作画監督である千羽由利子さんにより
とても可愛くなっています。
バトルものでもあるが、やはりベタベタ、ラブラブ作品である。

まあ、何も考えすに楽しみたい人にはお薦めかも。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

71.4 3 OLMでラブコメなアニメランキング3位
MIX(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (175)
589人が棚に入れました
舞台は「タッチ」と同じ「明青学園」。「タッチ」の主人公「上杉達也」の伝説から約30年、今、運命の兄弟が物語の扉を開く・・・親の再婚によって、血は繋か?らないが誕生日が同じ、双子?の兄弟となった「立花走一郎」と「立花投馬」は、明青学園・中等部の野球部に所属する 中学2年生。走一郎は捕手、打者として活躍。投馬は「ある理由」から三塁手を務めているが、人並み外れた投手の才能を隠し持っていた。走一郎の実妹て?、投馬とは血の繋か?らない義理の妹「立花音美」も中学に入学し、2人の周囲はなにやら騒か?しい。やか?て高校に進学する2人は、甲子園の土を踏むことが出来るのか・・・

声優・キャラクター
梶裕貴、内田雄馬、内田真礼、花澤香菜、高木渉、井上喜久子

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

SB千賀投手のテイクバックが気になる今日この頃

<2019/5/12 初投稿>
見始めなので評価はデフォルトの3.0です。

原作未読。
第6話まで見終えました。
あの名作青春野球漫画「タッチ」の30年後が舞台なのだそうです。


中学生の立花三兄妹、兄の走一郎、弟の投馬、妹の音美と、そして6話で出てきた大山春香を中心に進む
野球と青春と恋愛と軽いコメディを軸としたお話(たぶん)


と言いましても私。
実はタッチ、よく知りません。
アニメ観てないし、原作は和也が亡くなるところぐらいまでしか読んでない。
顛末はなんとなく想像つくけど、というぐらい。

なので「タッチ」の後継と言われても本作にはあんま興味湧かなかったんですよね。

ところがです。
いざ観始めたら意外や懐かしい既視感がそこかしこに・・・

本作「MIX」はどうやら「あだち充作品の集大成」のようです。

「タッチ」はもちろん、あだち充御大の過去の人気作「みゆき」「陽あたり良好」「ナイン」などを彷彿とさせる設定やエピソード、細かなガジェットなどなどエッセンスが散りばめられてる印象。
(上記の三作は既読です)

それも熟練・洗練され具合良く混ぜられてる。
だから「MIX」なのかな。

三兄弟のキャラクターも関係性もあだち作品らしく丁寧に深掘りされていて、そして魅力的。
ストーリーもゆったり進みながらもメリハリ効いてます。

これは面白くなりそう!!


ところで最近福岡ソフトバンクホークスのエース千賀投手の投球フォームが気になります( ・∇・)

テイクバックの時に右手の甲が三塁側向いてるんですよね。
普通のオーバースローピッチャーと逆。

ちなみに投麻の右手の甲は一塁側向いてました。

気になるわー( ・∇・)

<2019/10/6 追記>
昨晩は千賀投手が打たれて負けちゃいましたね。
ちなソフバンファンというわけじゃないです( ・∇・)

さて最終24話まで観ました。

徹頭徹尾あだち充でしたね。

野球のシーンでの投馬のピッチングの凄みを間接的に演出する他キャラの言動とか
日常の何気ない会話ややりとりにほんのちょっとヒネリを加えるところとか
ラブコメとか
サービスシーンとか 笑

全部30年前と変わらない。
もはや老舗名店の味

ラブコメなんてついつい「◯◯と◯◯」の組み合わせを応援してしまったり
そうしたカップリング(専門用語( ・∇・))を楽しみやすいのも、らしさ満開。

もちろん世代の人には超おススメですし。
そうでない人も絵柄とテンポが大丈夫ならおススメです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 29
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ものすごくいつものあだち充であった

原作未読
放送時間は土曜17:30!久々の深夜外アニメかもしれません。


「タッチと私」という題ならいくらでもいけるのですが我慢!
あの『タッチ』と比べてふんちゃらかんちゃらみたいなレビューにならないよう可能な限り気をつけます。ペコリ


あの上杉達也/和也と朝倉南の物語から30年後。視聴動機は説明不要の世代です。おいっ

・前期後期のOP『イコール』(sumika)『VS』(ポルノグラフィティ)歌詞の端々にあだち作品を彷彿させるワードが!
・各話サブタイトルは作中の登場人物のセリフ。鉄板です。
・ナレーションの天の声に反応できるキャラ達
・お待ちかねの作者いじり


 ものすごくあだち充であり
 安定のあだち充である


あだち作品特有の少し長めにとった会話の間であったり、思わせぶりな言葉のキャッチボールだったりは健在というかよく表現されており、そこはわかってるね~という話でした。
オールドファンには懐かしく、知らない方には新鮮に映ると思います。

なお、ありがたいことに本家『タッチ』の視聴を前提としません。もちろんセルフパロディ満載ですが知らなくてもまたは後追いでも問題ないでしょう。


あらすじ省略。『H2』『クロスゲーム』野球はもちろん『みゆき』『ラフ』『陽あたり良好!』etc

どれか一つでもあだち作品に触れていればすーっと入っていける本編。キャラの名前が変わっても相関が変わっても流れてる空気は一緒でもちろんこれは誉め言葉。この味は先生以外出せないものでしょう。


 ものすごくあだち充であり
 安定のあだち充である


私にとって『タッチ』は昭和でアニメに触れ、平成でコミックをむさぼり読んだ作品です。
連載終了してから数年経ってるとはいえ、部室に置いてある単行本をたまにめくりながら、ガチで甲子園を目指していた球児でした。

あれから20年ちょっと。令和の時代に続きの物語を拝めるのは感謝しかありません。現実の甲子園で応援曲の定番となった岩崎良美『タッチ』。アニメでは逆輸入されて主人公の妹がアルプススタンドで吹いてます。西村勇役の中尾隆聖さん。『タッチ』からの30年越しの継続登板です。ナレーションの日髙のり子さんと合わせて感慨深いものがあったことは想像に難くありません。もう歴史的文化遺産でいいんじゃなかろうかってくらいです。

{netabare}中尾さんが次の回に登場する際の予告で、「顔がパンのに殴られるアニメ?7つのボールを集めるやつ?」とさらっと内田真礼さんが煽ってたのがツボでした。{/netabare}


あの、朝からダラダラ再放送のアニメを見て過ごす夏休み。それと似たようなことを今年の夏は再体験することが出来ました。

{netabare}すげー中途半端なところで終わった気がしないでもないですが、このもやっとした後味もあだち節の一環です!と言ったらまるで信者だな、こりゃ(-_-;){/netabare}


『タッチ』ファンは必見。懐古趣味的にもアリ。
深夜アニメに食傷気味な方にも新たな南風を送る全24話です。



視聴時期:2019年4月~9月 リアタイ視聴

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2019.09.29 初稿
2020.04.12 タイトル修正/修正

投稿 : 2024/12/21
♥ : 39

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

あだち充はショート好き

あだち充ヒロイン総選挙、ヒロインの顔同じ…
ってちょっと話題だったけど。

ヒロインの基本ヘアースタイルはショートかショートボブ。
妹キャラ、主人公に一途のいじらいし系。
岸本かすみ(陽当たり良好)・若松みゆき(みゆき)・中里美夏(スローステップ)・月島青葉(クロスゲーム)古賀春華(H2)

もう1つのヒロインタイプ
肩まで掛かるセミロング系
お姉さんキャラ、才色兼備系で主人公の面倒見がいいタイプ。
中尾百合(ナイン)・鹿島みゆき(みゆき)・浅倉南(タッチ)・雨宮ひかり(H2)


主人公もだいたいタッチの上杉達也顔で才能が埋もれてるキャラ、出来のいい弟がいて弟に隠れてる…
長男の物悲しさがw

父親はちょび髭、ポンコツ系。
母は天然でおおらかな人が多い。
買ってる犬はポッチャリ、だいたい名前はパンチ。
主人公の友人は太ってるキャッチャーで主人公の良き理解者。
同級生に調子のいいお茶らけ系キャラ、H2の木根タイプ。
主人公のライバルはやたら男前で完璧な男子。

あだち充テンプレに今回どこまで当てはまってる?


視聴完了
他の方のレビューでも触れられてる様に、Theあだち充のアニメ。
アニメとしては途中で終わった…

野球漫画だけど野球描写はファジー(雑)で日常や恋愛描写がメイン。

30年前は日常描写メインのスポーツ漫画が当時は無かったので受け入れられた。
当時無かったラノベなど新しいコンテンツが増えたから、若い人に今のあだち充が受け入れられるか微妙かも。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 23
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