JAM_projectで異世界なおすすめアニメランキング 2

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月06日の時点で一番のJAM_projectで異世界なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

58.2 1 JAM_projectで異世界なアニメランキング1位
ノブナガ・ザ・フール(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (360)
2131人が棚に入れました
これは宇宙が混沌と呼ばれていた時空の物語――。東と西、2つの星に分かたれた世界は、かつて超古代文明が生み出したアマノハシダテによって結ばれていた。だがいつしか文明は滅亡し、2つの星は異なる歴史を刻んでいく。それから幾年もの月日が流れた。西の星では、ルネサンスによって復活を遂げた超古代文明の遺産によって、戦乱の時代が到来。やがてその影響は東の星へと波及し始める。2つの星に混乱が迫る中、西の星の少女、ジャンヌ・カグヤ・ダルクは世界を救う「救星王」誕生を予見した。そして世界を観察する者、レオナルド・ダ・ヴィンチとともに東の星へと降り立つ。一方、東の星の「うつけ者」オダ・ノブナガは、多くの英傑たちが覇を競う戦乱の中、世界を変える力を欲していた。分かたれた世界が導かれあうかのように、運命的な出会いを果たすノブナガとジャンヌ。東と西の交わりによって生まれた化学変化は、やがて世界に大いなる変革を促すことになる――。

声優・キャラクター
宮野真守、日笠陽子、櫻井孝宏、梶裕貴、杉田智和、茅原実里、東山奈央、中村悠一、木戸衣吹、石田晴香、島﨑信長、七海ひろき、小山力也、中井和哉、松岡禎丞、奈波果林、梅村結衣、高橋紗妃、織田圭祐、下野紘、大原さやか、石川界人、近藤孝行、遠藤綾、藤原貴弘
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

10話まで鑑賞済。採点も追加。優先順位の高い作品なのですが、レビューがし辛いです。

アニメオリジナルってことで良いんですよね?

観ることにした第一の要因は『東山さん』。
第二にスケジュール的な部分。

採点について-----
ネタバレレビューを読む

10話まで鑑賞後-----
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3話まで鑑賞後-----
ネタバレレビューを読む
1話鑑賞後---------
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 14
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

東西英雄集めてみました

戦国の風雲児、信長をモチーフにしたSFロボットアクション国盗りバトル。

「なんだ、これは…」「これが戦か…」ってコチラの台詞!
そりゃあんなロボ相手に生身で向かったらイカンよ。どういう戦してんのよ。
戦の巧拙以前の問題じゃないか!
次からはロボ同士で頼みますよ。(^◇^;)

男の子が大好きな設定を無茶して詰め込んでますね。
今回みたいに素槍VSガンダムみたいなのは勘弁して欲しいけど、
ちゃんと文明レベル合わせたらワクワク出来そうな設定ではあるので
頑張って欲しいです。(まぁ大抵コケるんですけど)

注:【考察・予想】というのが時折出ますが、原作を知らない状態で書き込んでいます。
ネタバレとは異なりますが先入観を持ちたくない方はスルーしてください。

※2話感想 ネタバレレビューを読む

※3話感想ネタバレレビューを読む

※6話までの感想ネタバレレビューを読む

【総評】
2クールが長く感じてしまう。
作画やシナリオ展開など頑張った痕跡はあるが駄作という烙印は免れない。
時代考証、テクノロジーの矛盾、東西の星等々、史実や地理の組み込み方が場当たり的で
知識がある人や考えて観る人には受け入れにくい設定になっている。

またシナリオも場当たり的でフラフラとブレを感じる。
物語の主軸が天下統一を目指す軍記物かと思えば愛に生きる者達の群像劇となり
最終的には神話へと昇華する。
色々な要素を入れる事は否定しないが軸ごと動かしてしまっては作品の主張が失われてしまう。

数名、死を迎えるキャラもいるが信長の心や意志を理解し亡くなったようには思えない。
人としての道を進む信長に希望を託し逝ってしまったかに思え死の意味に違和感を感じる。
中盤あたりで信長の意志をぼんやりとでも明かし「信長のラオウ化(平和の前の破壊者)」を
悟り理解した上で散ったのなら物語に統一性を感じ納得も出来たのだが…。

また最終的に「再編された神の世界」「破壊による無の世界」「不完全な人が人を治める世界」
が提示されるがどれも作中での描き方が足りないのでピンと来ない。
選ばれるのはネタバレレビューを読む

バトルに関しては話が進むにつれ乱雑で緊張感を失っていってしまった。
作画については女子受けする感じでやや苦手ではあったがまずまずだと思う。
お市の歌声は嫌いではない。
…しかしまぁ細かい評価にあまり意義はない。

とにかくこの設定とブレブレのシナリオでは高評価は無理。
長く感じるモノをわざわざ観る必要はありません。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 27

yapix 塩麹塩美 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

是非も・・・なし?

 車田正美の「男坂」と言う作品をご存じだろうか?
 「リングにかけろ」「風魔の小次郎」と立て続けにヒットを飛ばした車田正美が満を持して世に問うた漫画である。
 構想3年!この漫画を書くために漫画家になった!など自信に溢れる謳い文句と共に華々しくスタートしたこの作品は、しかし、わずか半年で打ち切りとなった(これを書くために調べてたら、本年6月からWEB誌上で30年ぶりに連載再開だと!)。
 この直後の作品である「聖闘士星矢」が空前のヒット作となったのはなんとも皮肉なことである。

 
 作家、原作者など製作者側の思い入れや熱意とその作品が“売れる”ということは別の話である。
 「ノブナガ・ザ・フール」にも同じようなことが言えるのではないか?
 完全オリジナル作品で、こちらも全く予備知識なしで視聴したものだから、どういう種類のアニメなのかを把握するのに大変苦労した。
 結論から言うと「幻想歴史戦乱大河ロマンドラマ」アニメと呼ぶことが相応しいのではないかと思う。
 まあ、詰め込み過ぎですね(笑)。
 でも、作り手の熱意はすごく感じられます。
 作画も気合いが入っていますし、声優陣も充実していました。
 なのに、なのに・・・なんかしっくりこない。
 何を描きたいのか?
 何を伝えようとしているのか?
 それが、ピンとこない。
 こんな風に感じさせる主たる要因は、登場人物の名に歴史上の人物をあてたことにあるのではないか?
 むしろ、登場人物も完全オリジナルで制作した方が名前からくるミスリード(意図してやっているんだろうが)による混乱がなく、すんなり世界観に入っていくことができたのではないかと思う。
 ここで主な登場人物を見ていただきたい。
 東の星
 オダ・ノブナガ
 アケチ・ミツヒデ
 トヨトミ・ヒデヨシ
 イチヒメ
 ヒミコ
 ウエスギ・ケンシン
 タケダ・シンゲン
 西の星
 ジャンヌ・カグヤ・ダルク
 レオナルド・ダ・ヴィンチ
 ガイウス・ユリウス・カエサル
 チェーザレ・ホルジア
 アレクサンダー
 アーサー
 ハンニバル・バルカ

 ひと目見てわかることは、
 東の星は日本で、西の星はヨーロッパ。
 しかし時代は無茶苦茶。
 西暦で言うと紀元前から1500年代と幅広い年代の人物が登場。
 東の星のリーダーがオダ・ノブナガと言うのはまだ解る。
 しかし、西の星のリーダーがアーサー王って!
 アーサー王の下にカエサルやアレクサンダー大王、ハンニバルがいるなんて・・・許せん!
 塩野七生の強い影響下にある私としては、世界史に燦然と輝く初代征服王アレクサンダー大王(イスカンダルとしてFate/Zeroにも登場している)、第二次ポエニ戦争で共和制ローマ(帝国になる前のローマ)を滅亡寸前まで追い詰めた戦術史上に残る稀代の戦術家ハンニバル、そして、ヨーロッパ文明の礎となったローマ帝国(帝政ローマ)の基礎を築き、皇帝と言う言葉の語源ともなったカエサル、彼らを束ねるのが、たかがイングランドの伝説上の王とは!笑わせやがるぜ!円卓の騎士とかのモチーフを使いたかったのと、一般的な知名度からこうなったのだろうと思うが、納得できん!
 あ、熱くなっちゃった。テヘペロ♡
 えーと、なんか収拾つかなくなっちゃった。
 要するに、わざわざ歴史上の人物を持ってこなくても物語としては十分に成立するのに、こうすることで余計な混乱を招いているのではないかと感じるのである。

 
 この作品、結構展開が読めませんでした。
 物語が何を目指して進行しているのかわかり辛いのです。
 最後までちゃんと観れば、メッセージも伝わるし、物語の結末も納得できないものではなかった。
 あまり「~~系」みたいな枠にとらわれずに、素直にドラマを楽しもうという姿勢で臨めば、意外と楽しめるかもしれません。

 
 
 


 

投稿 : 2025/03/01
♥ : 36

62.7 2 JAM_projectで異世界なアニメランキング2位
牙狼〈GARO〉-炎の刻印-(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (171)
871人が棚に入れました
国王の側近が、大規模な「魔女狩り」を行った。
しかし、被害に遭ったのは「守りし者」であるはずの魔戒騎士や、魔戒法師たちだった。</p>

<p class="text-hide">ひとりの魔戒法師が、火刑に処されながら、赤ん坊を産み落とす。
それは、黄金騎士の血を引く者。
赤ん坊は、魔戒騎士の父によって命を救われたが、
母の胸に抱かれることは、一度もなかった・・・。

時が流れた。赤ん坊=レオン・ルイスは、少年へと成長していた。
果たして彼は、黄金の鎧を受け継ぐことができるのか。
・・・今や国の実権は、かつての国王の側近が握っていた。
国王の父は病の床に臥せ、母と共に国を追われた王子アルフォンソ。
彼は国を取り戻し、民を救うため、伝説の光の騎士を捜し続ける。
しかし、その王子もまた、数奇な運命の星の下に生まれた存在だった。
レオンとアルフォンソ-ふたりの少年をめぐり、物語が動き出す。

声優・キャラクター
浪川大輔、堀内賢雄、野村勝人、朴璐美、影山ヒロノブ、矢島晶子、井上喜久子
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

面白かったし出来は良いけど、エロが下品なこととゲストキャラの扱いが苦手で再視聴は躊躇われる…

2014年放送のTVアニメ。全24話。
雨宮慶太氏の特撮作品牙狼シリーズより派生したアニメの1作目です。

特撮は『牙狼〈GARO〉』(テレビシリーズ第1作目)、『牙狼〈GARO〉 〜RED REQUIEM〜』(初の劇場版)、『牙狼〈GARO〉 〜MAKAISENKI〜』(テレビシリーズ第2作目)を視聴済み。
アニメは4作目『牙狼-GARO- -VANISHING LINE- 』視聴済み。


【物語】
王道でそつのない展開で、全ての要素が繋がりラストまで綺麗に纏まっています。
それでいて一貫した個性もあり、王道好きさんにはオススメしても良いかな。下記の問題点が大丈夫な人ならですが。

【声優】
メインキャラは盤石な声優さんが多かったです。この人ならハマるでしょう、という安定の配役。
ですがその中で、アニメではあまりお見掛けしない声優さん方に凄く良い演技を聞かせていただきました。
アルフォンソ役の野村勝人さん、ララ役の逢葉まどかさん、オクタビア役の土井真理さんはもっと色んな作品で活躍して欲しいなあ。どなたも上手でキャラクターに合っていて、とっても良かった!

【作画】
キャラクターデザイン、私は良かったと思います。パッと見て色とシルエットですぐ誰だかわかるってアニメではとても大切。
グロテスクなシーンや個性的なCGテクスチャも使用していますから、独特の絵柄もこれが良かったんじゃないかと。
アクションも多い作品ですから、シンプルになりすぎない程度に線を減らしているのもポイント高いです。
演出も良かった。作画は不安定な時もありましたが、演出は毎回外しませんでした。

【音楽】
OP,ED,BGMどれも個性的なラインナップでした。私は後期OPと後期EDが好き。
最も特徴的なのは効果音かも。特撮で使われていたSEに近い印象で、鎧を装着した状態の台詞に独特のエコーが掛かっていたりして結構耳に残る。特撮版を見た人は慣れていると思いますが、苦手な人もいるかもしれません。

【キャラクター】
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【良かった点】
・原作からのテーマ性の引継ぎとオリジナリティのバランス
ネタバレレビューを読む

【残念だった点】
エロと女性ゲストの扱いの問題点。(今作もグロはそこそこありますが私は大丈夫な範囲でした。)
この2点の耐性の無い方は見ない方が吉。

ネタバレレビューを読む

良い作品なのですが、個人的にどうにも苦手な所があるという結論になりました。
とはいえ今作が一定の人気を得なかったら続くアニメ版牙狼は制作されていなかったでしょうから、全体の出来も良いですし観る価値は十分にあるかと思います。
大丈夫な人は視聴しても良いかもしれません。
(2021.6.19)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 5

しんばくん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

使命・怨恨・正義・悲運・忠誠・野望・業火 -剣と魔導の世界-

ジャンル        :ファンタジー、ヒーロー、アクション
話数          :全24話
原作          :雨宮慶太(特撮)
アニメーション製作 :MAPPA
監督          :林祐一郎
脚本          :小林靖子、吉村清子、村井さだゆき、瀬古浩司、村越繁、久保亨
キャラデザイン    :菅野利之
音楽          :MONACA
OP           :「炎の刻印-DIVINE FLAME-」作詞 - 奥井雅美 / 作曲 - きただにひろし
              / 編曲 - 須藤賢一 / 歌 - JAM Project
             :「B.B.」作詞 - 影山ヒロノブ / 作曲 - 福山芳樹、影山ヒロノブ
              / 編曲 - 三宅博文、須藤賢一/ 歌 - JAM Project 
ED           :「CHIASTOLITE」作詞・歌 - 佐咲紗花 / 作曲 - 橘尭葉 / 編曲 - 橘尭葉、妖精帝國
             :「FOCUS」作詞・歌 - 森久保祥太郎 / 作曲・編曲 - R・O・N

参照元        :Wikipedia「牙狼-GARO- -炎の刻印-」参照

【あらすじ】
 国王の側近が、大規模な「魔女狩り」を行った。しかし、被害に遭ったのは「守りし者」であるはずの魔戒騎士や、魔戒法師たちだった。ひとりの魔戒法師が、火刑に処されながら、赤ん坊を産み落とす。それは、黄金騎士の血を引く者。赤ん坊は、魔戒騎士の父によって命を救われたが、母の胸に抱かれることは、一度もなかった……。 牙狼 炎の刻印 公式ページ「INTRODUCTION」より冒頭

【特徴】
①ファンタジー
②バトルアクション
③モンスター
④悪

【長所】
①心揺さぶられる展開
②派手な3DCGアクション
③キャラの扱いが丁寧
④スッキリ終える物語

【短所】
①予定調和な展開
②滑り出しの悪い序盤、中々前進しない展開
③影があまり描かれていない作画

【総括】
 凄惨な物語背景が設定されている西洋ファンタジー作品です。物語は魔戒騎士の運命を背負った牙狼が、謀略巡らす魔戒法師の野望を阻止しようとする大筋の流れを描き、最終的に牙狼達はどのような局面を迎えるのかという内容。雰囲気は日中に放送しても問題のない展開とストーリーで恐らく王道と呼ばれる類の作品です。「コテコテのファンタジーが観たい!」という方にはお勧めです。



【蛇足】

●3DCG
変身すると牙狼となり
光沢のある鎧を纏います。
顔は狼。
そして本作最大の特徴である
アクションシーンに使われます。
動画は滑らかで素早く動き
動作は非常に派手です。

間違いなく長所。

更に蛇足ですが
アクションは『ブラスレイター』と似ていました。
こちらも3DCGが使われており
かなり派手でした。
3DCGの質は牙狼の方が向上しているように見えました。
因みに
ブラスレイターはSFアクション作品。
気になった方はどうぞ参考までに。


●歌
第1クールのJAM Projectが歌う主題歌
「炎の刻印-DIVINE FLAME-」
タイトルコールから始まる曲です。

とてもカッコイイです。



【思った事】
タイトルに挙げた単語が似合う
王道ファンタジー作品でした。
隠れた良作と言えるかも。


長所にも挙げましたが
キャラの扱いは非常に良くて
敵味方双方の掘り下げも十分。
更には成長過程も描かれます。


因みにどんなキャラが登場するかと言うと
・怨恨をいだいて復讐を心に誓うキャラ
・果たすべき使命を全うしようとするキャラ
・自身を捧げようと忠誠を心に誓うキャラ
等々
ごく一部ですがこんな感じのキャラが登場します。
兎に角本作はキャラの扱いが丁寧でキャラ立ちが良かったと
そう感じました。
私はキャラが本作の一番の長所だと思います。


物語については悪を打倒するまでの道程が描かれ
その道のりには
熱い場面もあれば
悲しい場面もあります。
この様に起伏のある展開はキャラの描き方を含め
感動に繋がるポイントとしてしっかり盛り込まれていると思います。


けれど
私は物語自体にあまり面白味を感じませんでした。
というのも、物語の筋道に捻りが無く
予想しやすかった事が大きいと考えます。


この状態ではいずれ・・・ とか
そろそろだな・・・ とか
この人物がこのままなはずがない・・・ とか
その後想定通りの流れとなり
今一つ驚けない。


けれども全く楽しめなかった訳ではなく
困難が待ち構えていて否応なしに立ち向かわなければならないと予想はしてたものの
あまりにも残酷過ぎる結果となった場面は想定の範囲を超えたので
そこに限り非常に楽しめました。
それに
深夜放送らしい部分は唯一ここだけだったかも。




最期に
総括でも書きましたが
どんな作品と聞かれれば
コテコテのファンタジーと答えます。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 6
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

飾らずにありのままに生きる

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ま、まさか、親父がために制作会社選んだのか!!!!?

おもしろかった。
牙狼たちの戦いがカッコイイだけで見てきたのに、
まさかこんなにも心揺さぶるものだったとは。

バハ様と共に、ファンタジー美女を満喫できた、最高の素晴らしい作品だ!!!!!
・・・そういう作品だと思っていた。

炎がネタバレレビューを読むだったとは。



先に普通の感想を述べよう。
1クール目から作画は良かった、というか牙狼のCGだけが桁違いに美しかった。
CGとそうでない敵キャラとの戦い。
最初は違和感があったが、2クール目から絶妙に感じたのは、
慣れだけではなく、映像の組み合わせ方に磨きがかけられたのだろう。
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音楽は1期OPとBGMはものすごくいい♪ やたらと激しいEDもGOOD☆
2期はOP,EDともに微妙だったが、
SEにBGMは磨きがかかる一方だった。



この作品は、
1クールをまるまるキャラ紹介と導入に使ったひどい作品だ。
レオンが主人公だろうこともあるだろう、と思うようなイントロ。

父のヘルマンと共に変わらない息子、レオン。
そこに吹き込む爽やかな風、王子アルフォンソ。
相容れないながら離れはしないエマ。

まさか、こんなに感情を揺さぶる物語だったとは。

変わり始めたのは、終わりを迎えただろう、レオンがただの人となってからだ。
何も残っていない、もともと何も持たない、
ただ、ただ憎しみだけが突き動かしていた、繋がりを殻にした空洞。

最初から何もなかったのに、何も気付けなかったのに、
傷ついて、ないものを失って、何にもなくなってから始まった。


その始まりは悲しみの終わりではなかった。





さて、カッコつけたものだが、そんなこと一番星の前では霞む。

一番はヘルマンだ、ゾロだ、銀色の戦士、ネタバレレビューを読む

それを、それだけは絶対言いたかったのだ。

その武器は柔軟で隠されたものだが、ひとたび牙とか剥くと、
金色の宝玉を携えた伝説の剣と化す。

強固でそびえ立つ槍にも似た魂の塊に貫けぬものなどない。

人を苦しめる魔と、冷静さを脅かす魅力を、
激しい戦いの後にあるべき穏やかな夜へと帰す。



人は苦しみ、学び、後悔する生き物だ。
否、そうできる人間が前へと進む。

取り返しのできない過ちもあるだろう。
それでも、一人の狼として孤独ながら暖かな触れ合いに身を焦がし、
見も心も凍えさせないように生きるしかない。

キレイごとはいい。
それでも生きるんだ。







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★1話感想→ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 19
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