JAM_projectでバトルなおすすめアニメランキング 5

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのJAM_projectでバトルな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月10日の時点で一番のJAM_projectでバトルなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

86.1 1 JAM_projectでバトルなアニメランキング1位
ワンパンマン(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (2085)
11615人が棚に入れました
「ワンパンマン」は、強くなりすぎたためにどんな怪人も一撃で倒してしまうヒーロー・サイタマが主人公のアクションもの。

声優・キャラクター
古川慎、石川界人、梶裕貴、悠木碧、山路和弘、津田健次郎、高山みなみ、玄田哲章、安元洋貴、櫻井孝宏、上田燿司、浪川大輔、日野聡、うえだゆうじ、鳥海浩輔、小西克幸、羽多野渉、小野坂昌也、宮野真守、早見沙織、中村悠一
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

腕立て・スクワット万能説

原作さわりだけ


2期を控えた地上波再放送を機に初視聴。
もともとは某国民的コンテンツをもじった言葉遊びから生まれた代物だったでしょうに、ここまで成長するとはたいしたもんだ。
あらすじは省略。そのまんま名は体を表しております。

 「どうせワンパンで倒しちゃうんでしょ?」

その通りです。
「なんだかんだ結局勝っちゃうよね」 ではなく、勝利が前提の大筋に異論の余地はありません。観てて清々しさを感じるまでに主人公最強に振り切っちゃってる潔さは白眉ものです。
だからこそ、見どころは2つ。

1.事前の煽りにクスクスしよう
2.ワンパンを見逃さない

敵味方関係なくあれやこれやの前フリが面白いのです。そしてワンパン一閃の凝ったバトル作画。
主人公が拳を抜けば全てが決まるため、それまでに敵 (怪人) がどれだけ強いか絵に音に言葉に、と煽りマシマシ詰め込んできます。前座・・・もとい敵とそして対峙する味方もしっかり場を温めます{netabare} (もちろんジェノスのことですよん) 。{/netabare}
そうやってボルテージが上がりまくったところで待ってました!の以下同文。

“大立ち回りの後に格さんが印籠を出す”
“好きなように喋らせた後に金さんが桜吹雪をお披露目する”

諦めようが諦めまいがそこで試合は終了、です。
シンプルにして琴線に触れる構成であるため、馬鹿馬鹿しくもくだらないくらいの豪快なバトル演出だけでも鑑賞に価する作品でしょう。自分も好きです。


ここに物語が絡めば良かったんですけどね。本作の不満足ポイントです。全12話終わってみて物語性には乏しいと感じましたので、よりバトルアニメとしての見方を強めていった私です。

 “ヒーローってなんだろう?”

{netabare}この世に敵なし、となったサイタマの心持ちはシニカルなギャグとして消化できてました。ここはOK!
しかし、無敵だからこそヒーローの再定義をしてほしかった。第1話からわりとはっきりテーマのように提示されてたものには結論が出なかったように思えます。 {/netabare}

 「趣味でヒーローをやっている者だ」

{netabare}バトル系ギャグに隠れて、ヒーロー像を模索してはいました。
・もともとサイタマは皆に憧れられるヒーローになりたかったし
・サイタマは知名度人気度を気にしてたし
・それに合わせて途中からヒーロー協会というランク付け組織が出てきた
・最強=ヒーローではないという描写多数

趣味で・・・なんてサイタマの謙遜というより自信のなさの表れだったんじゃないかと思います。おおっぴらにヒーローを名乗るのは忍びない、、、的ななにか。{/netabare}


■夢と志
端的に、パティシエになりたい(夢)とケーキで人々を笑顔にしたい(志)、ワールドカップで優勝したい(夢)と優勝して勇気を届けたい(志)、との違いでしょうか?よく言われるのは夢は自分のため、志は社会のため。
似て非なるものだったりしますが、サイタマの場合、ヒーローになりたい(夢)が動機付けだったとしても“志”が無いんですよね。しかも本人のヒーロー像が定まってないので迷走する。間違いなく『強い=ヒーロー』のイメージからのスタートだったでしょうから、思ったほどそうでもない現状に悶々とする。

 “ヒーローになってあなたはなにを成すのか?”

サイタマが自覚して行動に移した時、みどころのバトルに加えて胸熱な展開が待ってるかもしれません。
{netabare}2期やるといっても宇宙最強を倒した以上、敵能力のインフレだけではマンネリになるのでは?{/netabare}
2期でもしあればサイタマの葛藤あたりにも注目してみたいです。今からとても楽しみです。



※オマケ
■だったらやってやんよ
{netabare}「腕立て伏せ・上体起こし・スクワット各100回とランニング10kmを体調に異変があっても毎日やる」
「朝はバナナでもいいから毎日三食欠かさず食べる」
「精神を鍛えるため夏冬問わずエアコンの使用厳禁」

なわけないじゃーん!のツッコミ待ちではある。
が、コツコツまじめにやってきたとしても先述の“志”や“目的意識”がないと宝の持ち腐れなんだよということを意味しているのかもしれない(妄想)。{/netabare}



視聴時期:2019年1月~3月(再放送)

-----
2020.02.02追記

録画映像をスマホにリンクさせての視聴だったのが初。
TVをモニターにしたら当たり前ですけどこっちが良いですね。



2019.03.23 初稿
2019.07.27 修正
2020.02.02 追記/タイトル修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 65

PPN さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

新鮮な最強主人公もの(o´∀`o)

どんな敵でも一撃で倒してしまうヒーローを
主人公に描かれたバトル&ギャグ系作品。
全12話。
原作:漫画(未読)


アニメ歴の浅い自分にとっては新鮮なヒーローものに映りました。
最強主人公を題材にした作品は何作か視聴していますが
それらとは全く違った面白さがこの作品にはありました。

協会によりS級からC級までに振り分けられているヒーロー達が
侵略してくるあらゆる怪人と対峙する世界が舞台。
この世界観、設定がとても面白かったですね。

ハゲで無表情という一見変わった風貌の主人公・サイタマがまず斬新。
しかも緊張感ゼロのマイペースでなまくらもいいところw
容姿、言動と周りのヒーローの方が余程ヒーローっぽかったですw

ヒーローとしての信念を強く持ち、メジャーになりたいと思いつつも
アピール不足、ヒーローとしての認知度の低さから人気もイマイチ…
それでも自らを悪役に見せ仲間の体面を守る男らしい優しさには
グッと来るものがありましたね(ノД`)オトコダゼ
このギャップ全開の魅力的な最強主人公にハマりました!!

またサイタマ以外のヒーローも個性豊かで魅力的でしたね。
因みに個人的にお気に入りだったのはソニックとタツマキですw
主人公をはじめとして強烈な個性を持ったキャラが多いのも
この作品の強みの1つになっていると思います。

そして、この作品の一番の魅力はギャグとバトルのバランスの良さ。
上手く計算され、バランスの取れた構成は高いクオリティかと。
シリアスなシーン、展開の中にもクスッと来る笑いがあり◎。
作画も丁寧な作業だと思います。
バトルシーンなど迫力、スピード感があり素晴らしかったです。


声優陣、音楽も文句なし、12話が本当にあっという間でした。
こういうハイクオリティ作品こそ2クールでやってほしいですw
2期熱望!!首を長くして待ってます(*´∀`)ノ

男女問わず楽しめる作品になっています。
あにこれでも高評価ですし、オススメできる1本です♪




《キャスト》

サイタマ(CV.古川慎)
ジェノス(CV.石川界人)
ソニック(CV.梶裕貴)
タツマキ(CV.悠木碧)
フブキ(CV.早見沙織)
バング(CV.山路和弘)
無免ライダー(CV.中村悠一)
アトミック侍(CV.津田健次郎)
童帝(CV.高山みなみ)
ゾンビマン(CV.櫻井孝宏)
メタルナイト(CV.玄田哲章)
アマイマスク(CV.宮野真守)



《主題歌》

OP
『THE HERO!! ~怒れる拳に火をつけろ~』/JAM Project
ED
『星より先に見つめてあげる』/森口博子

投稿 : 2024/11/09
♥ : 64
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

主人公最強過ぎる系w

[文量→中盛り・内容→考察系]

【総括】
神作画と優秀な原作が融合した、素晴らしい作品。

「ギャグバトルアニメ」というジャンルがあれば、最高峰だろう。

とにかく、「笑えるし、熱い」。是非観てほしい作品。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
とにかく、設定が秀逸。主人公最強系は好きじゃないけど、主人公が最強過ぎるとこうなるという、発想の転換ひとつで名作を生み出せるという夢のある作品。

全ての敵がワンパンで倒せちゃうから、苦戦や努力や協力、新技などといった王道の展開を使うことはできない。バトル面に見せ場は作れず、マンネリ化を起こしやすい。

でも、だからこそサブキャラの使い方を工夫している。無免ライダーなんか、その典型。本来、主人公で表現すべき熱い王道展開をサブキャラにやらせることで、うまくマンネリ化を防いでいる。

それに、戦闘のつまらなさをデメリットにせず、メリットにしているのが凄い。

戦闘に時間がかからない分、戦闘前のドラマに尺を費やせる。だからこそ視聴者は「ワンパンの中にもカタルシス(ドラマ)」を感じることができる。

正に、「画竜点睛」って感じのアニメ。

この点については、作画スタッフの力も計り知れない。私は基本的に作画へのこだわりは薄いが、もしこのワンパンマンをペラペラの二流作画でやったら、「ただの秀逸なギャグアニメ(セクシーコマンドー外伝すごいよ!マサルさん的な感じ)」で終わってしまい、熱さはなかっただろう(いや、マサルさんは一番好きなLEGEND級のギャグ漫画ですが)。

このアニメをギャグアニメ以上に昇華させたのは、間違いなく作画の力だ。

以前、ある漫画家さんが、「良いキャラの作り方は、少しの弱点をつくること」と言っていた。サイタマの弱点は、「筋力トレーニングしただけのただの人間だから、感知能力等は一般人並」というもの。この設定があるから、脇役の活躍できる時間を作れるし、ワンパンにドラマを込められる。

一見、「アイディア勝ち」「シュール」みたいに思われるけど、実のところかなり計算されて生み出された作品だと思う。

久しぶり、夢中になれたアニメだった。
{/netabare}

【各話感想(レビュー)】
サイタマにワンパンは食らいたくないんで、各話感想を全て20字以内でまとめてみました(笑)
{netabare}
1話目
「冒頭の映像美はただの前フリだぞw」

2話目
「20字以内でまとめていこう!」

3話目
「悪の巣窟の効率的な滅ぼしかたw」

4話目
「いっぱいおバカでちょっと深い」

5話目
「パーカーの文字がOPPAIだと!?」

6話目
「間接のパニックって、ボキャ天、寿w」

7話目
「格好良さも苦戦も脇役に譲ってあげる」

8話目
「魔法少女なんてホントもういいですからw」

9話目
「無免ライダーの格好良さ!」

10話目
「コ、コナンだと!?まんまじゃないかw」

11話目
「真面目なバトルはきっと前フリw」

12話目
「これ何て劇場アニメ? 2期期待大!」
{/netabare}

【余談 ~ タイトル没案 ~】
{netabare}
私は、本を買うときもタイトルはかなり気にします。タイトルとは、そのモノの本質を一言で言い表さないといけないからです。そういうことで、私もレビューをする際には出来るだけこだわりたいな~と思ってます(自分のセンスの無さにがっかりすることも多いけどね)。

ただ、この作品の場合は、今までにないくらいたくさん浮かんで、その分ボツ案も多かったので、成仏させたいな~とw

「主人公最強系の新たなるカタチ」
「ベテラン声優の無駄遣いw」
「挑戦こそ我が人生 by沢北」
「神作画の無駄遣いw」
「壮大な前フリw」
「もう格好良いの基準が分からなくなってきたw」
「友情・努力・勝利 なんてただの飾りですよ。偉い人には分からんのですw」
「僕のヒーローアカデミア、の対義語w」
「そのワンパンには夢が詰まっている」
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 50

80.6 2 JAM_projectでバトルなアニメランキング2位
ワンパンマン(第2期)(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (628)
3402人が棚に入れました
趣味でヒーローを始めた男、サイタマ。3年間の特訓により無敵のパワーを手に入れ、あらゆる敵を一撃(ワンパン)で倒すヒーローである。ひょんなことから弟子となったジェノスと共にヒーロー協会で正式なヒーロー活動を開始する。 怪人発生率が異常に高くなる中、大預言者シババワが遺した「地球がヤバい」災害の可能性があると対策に乗り出そうとするヒーロー協会。そこに怪人に憧れるガロウが現れる。

声優・キャラクター
古川慎、石川界人、梶裕貴、安元洋貴、早見沙織、緑川光、松風雅也
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

大事ヲ成スニ志ナカリセバ 煩悩ニ澱ミテ 毒林檎食ラフベシ

原作さわりだけ


息子の中学で流行ってたらしく、思春期の息子と一緒にゲラゲラ笑いながら観ることが出来ました。という極めて私的な理由で高得点。シンプルに楽しめる良作です。
OPの作詞が森雪之丞氏だったりJAMだったりで胸アツなのとサイタマ役の古川慎さん歌ウメェ~のEDだったりと主題歌が極めて優秀でございました。

全12話。作中では1期から継続しての13話~24話の扱いです。1期見逃したところで途中からでもついていける仕様だと思います。

肝心の中身は、1期と変わらずというかよくキープできたなという印象。
なぜなら宇宙最強を倒し、パワー系でインフレするなら自ずと限界が訪れると危惧していたからです。
2期ではそうならず、サイタマやジェノス中心だった物語から、別のヒーローたちの各々の立ち位置やお悩みといった視点から見るサイタマ像へと変化を加えてきました。
1人称から3人称への変化とでもいうべきでしょうか。
・ヒーローでもS級A級B級C級といったクラスの違いによる意識の差
・武道家/剣士といった協会所属してない猛者たちの思惑
・怪人を名乗る人間{netabare}。ガロウ(CV緑川光)良かったっす。{/netabare}
これまた個性的な面々で退屈しないのとモブに近いキャラすら一癖あったりでした。中心軸は怪人らで結成された“怪人協会”とヒーローを中心とする人間たち“ヒーロー協会”との闘いです。やや群像劇の装いで、深みといいますか拡がりが出たのではないかと思います。


ただし拡がりは諸刃の剣。あらためて1期の自分のレビューを読み返してどこに着目してたのかおさらいしてみました。見どころは概ね以下2点としてたみたいです。

1.事前の煽りにクスクスしよう
2.ワンパンを見逃さない

世間的には2.で名を馳せた名作と言われています。バトル作画の迫力に魅せられる、ということ。
ややふんわりとした群像劇ならばサイタマの登場機会は減るわけなのであります。それはワンパン数の減少と同義。制作会社の変更の影響は言わずもがな、前作ファンが本作に期待するところとのズレはどうしても生じてしまいます。このへんのさじ加減は本当に難しいことが理解できる2期でした。
さて、世間的には…としたのは自分が重きを置いてたのが1.だったから。思いの外影響は軽微だったのが幸い。
{netabare}前口上は前作以上。前座を務めたゴウケツ(CV乃村健次)戦でのスイリュー(CV松風雅也)。もはやプロ前座といえる大怪蟲ムカデ長老(坂東尚樹)戦でのジェノス(CV石川界人)。今回も楽しませてもらいました。{/netabare}


もう一つ1期レビューからの引用。本作のテーマについて

 “ヒーローってなんだろう?”

“夢”ではなく“志”の不足が気になってた1期です。「ヒーローになってサイタマはなにを成したいのか?」
今回出番少なめのサイタマは、その答えを探している描写が多かった。そして周辺キャラにも多くを語らせます。志無き者はアダムの林檎{netabare}(怪人細胞){/netabare}を手にしてしまうのです。ここを見逃すともったいない。林檎を手にした者はいってみれば「ヒーローになりたいだけ」の面々でした。

{netabare}志については奇しくも第18話で蛇咬拳スネック(CV三木眞一郎)がスイリューに語りかけます。
「お前のようなたいして志ももってなさそうなやつに!」
・・・巡り巡ってスネックらの志の高さにスイリューも感ずるものがあったようですね。良いシーンでした。{/netabare}


原作も続いているようですしなんとも中途半端な終わり方ではありましたが、私自身の中断は無くなりました。
“サイタマがヒーローになってなにを成したいのか?”を見届けたくなった2期です。



※オマケ
■気になったところ
{netabare}「オ兄チャン 名前ヲ決メテ!」
脳内再生けっこうな量に(笑)
結局キングは『どきどきシスターズ』をプレイできたのだろうか?{/netabare}

{netabare}腹こわしてしまった“音速のソニック”は怪人になり損ねてましたね。こういう小ネタがいちいち面白い。
お仲間の“疾風のウィンド”“業火のフレイム”なにげに里の命名規則を遵守しております。{/netabare}


■兄だけではなく
「S級ヒーローの小学生みたいな人、コナン君の声に似てない?」
と娘からの指摘。その通りだ、わが娘よ。もしかすると声豚属性があるのかもしれない。
そして小学生みたいな人のヒーローネームについては・・・言葉にするのはさすがに憚られました。


視聴時期:2019年4月~6月

-----


2019.07.07 初稿
2019.07.27 修正
2020.02.02 修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 51
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

特番●ンパンマン

原作未読

特番の戸田恵子…あんた、●ンパンマンやんけ!
絶対狙ってるキャスティングでしょこれ。

というか、

「新品顔●ンパンチ≒マジ殴り」(確かに一撃で倒してるし)

として考えると、●イキンマンって結構強いな~
バイバイキーンってセリフしゃべる余裕があるなんてやるやん
特番の話はさておき、2期のあらすじは…ワンパンマンって事ですかね。

2期で出てきた新キャラ
{netabare}
■ガロウ
{netabare}
なんか一番主人公してた気が…w
怪人になりたい人間らしいっす。緑川さんの超イケボっす。イケボすぎて惚れそうw
チョップとかキックとかでパンチ受ける事なくサイタマに敗北した事すら気づいていない…
さすがにちょっと弱すぎるので続編では怪人細胞食べるのかな?
それでもマジ殴りまでは引き出せない気がする…
{/netabare}

■スイリュー
{netabare}
「武術とはなんか動きがカッコイイもの」
そうかもしれないwww
パンチどころかヒップアタックで瞬殺されてしまった。
さすがにボロスとかに比べると弱すぎる。
ヒーローにはなれない気がする…サイタマ目指すならやめとけって伝えなきゃ…
{/netabare}

■フブキ
{netabare}
姉と違って、B級とかなり差が出来てるみたい。
タツマキは成長の全てを超能力に全振り
フブキは美貌とか身長とか胸とかにバランスよく振ってしまった
って所か…極振りしてもサイタマには及ばないので(彼にはパラメータの概念すらなさそう)
胸にはもう少しふっといた方が良かったんじゃ…ア、タツマキサン、スンマセンヤメテー

わりとちゃっかりサイタマの家に上がり込んでるし
メインヒロインポジ狙ってるんだろうか?
{/netabare}

全体的に弱いキャラばかりで強敵は出てこなかったですね。
まぁサイタマに勝てないのはしょうがないとしても
もう少し強いキャラ出しても良かったのかも?
{/netabare}

タイトルから分かる通り、俺TUEEEE系というか
そういった分類を超越した所にある作品ですね。
所謂ご都合ではなく、予定調和って感じ
サイタマのパンチは水戸黄門の印籠みたいなもんなんで
出すまでのお約束を楽しむ感じですね。

ジェノスとキングについて
{netabare}
しかし、弟子の鬼サイボーグことジェノス…
完全にかませすぎてw可哀そうになってきましたw
しかも師匠のサイタマの事を一番分かってないと来たもんす。

S級で最強と名高いキング…
サイタマとの対戦では接待でわざとギリギリの勝負にみせるという
梅原大吾ばりのエンターテイナーw
ステは幸運とゲーム技術に極振りかな?

だけど、割とサイタマと相性良いみたいです。悩み相談受けてたし…
一番サイタマの強さを分かってて信頼してるのがキングですね。

鳴り響くキングエンジン、襲い掛かるムカデ長老
自分の命をすべてサイタマにベットしたキング…かっこよすぎ!
絶対にサイタマが一撃で倒すと信じて無いとできない行為ですよね。

戦闘の余波ですら死ぬ可能性あったのに、確実に一撃で倒すと見越してたんでしょう。
一番、強さの見極めが出来てるのかも知れませぬー
{/netabare}

なんというか2期もちゃんとワンパンマンしてましたー。
{netabare}お腹を音速で下す{/netabare}ソニックも見れてほっこり。(彼もかませが身に沁みついてるね)

強さとは何なのか?
ヒーローとは何なのか?
この退屈は晴れるのか?
髪の毛は復活するのか?
3期切望です!!!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 33
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

伝家の宝刀は、抜いたら終わり。抜くまでが勝負。

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
とにかく、最後まで観て。それから、「ワンパンマンか否か」を判断してほしい。

1期に比べればそりゃそうだが、全然悪いアニメには思えなかった。私的には、ギリギリで、ワンパンマンです(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
序盤こそ、劣化ワンパンマンだったが、終盤に取り返し、なんとかカタチになった。

とにかく作画力に(1期との)差があり、微妙だった序盤。だけでなく、ギャグの切れ味も悪く、サイタマのワンパンの敷居が低くなり、その価値を下げてしまった序盤。そのまま終わってしまっていれば、制作会社は死ぬほど叩かれただろう。私もそのつもりだった。

しかし、中盤の天下一武道会wでやや取り返した。サブキャラを用いて熱い展開を演出し、どうしようもなくなったところで、「先生」が登場するのが、ワンパンマンの王道パターン。そこは上手くやれていた。

終盤は、圧巻。

ガトリング達VS牙狼のバトルは、ほどほどに魅力があったが、なにより、牙狼の格好良さ。

イジメが怪人を生み、怪人によるヒーロー退治を通して、「ヒーローアニメのくせにヒーローを否定する」あたりは、いかにもONE先生っぽいシナリオ。牙狼の魅力がグッと高まった。

そして、対ムカデ長老編。熱かった。

ジェノスやファング、キングでがっちり演出しといての、満を持してのサイタマのワンパンチ。これこそ、「ワンパンマン」。

とにかくこのアニメは、「ワンパンで終わる」ことは視聴者全員が分かっているので、それまでにどれだけの下処理をするかに全てが懸かっている。

正に、伝家の宝刀。簡単に抜いてはならない。

最終の2話に関しては、何の文句もない。素晴らしい。

ただし、1期はこのクオリティが12話を通して観られた。また、ギャグの切れはあきらかに、2話になって低下している。

そういうことで、1期より☆を1つ落とさせてもらったが、それでも十分に面白いアニメだった。まあ、同期のレベルの低さに助けられた感もあるけど。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
サイタマにワンパンは食らいたくないんで、一期に引き続き、各話感想を全て20字以内でまとめてみました(笑)

{netabare}
1話目 ☆3
新展開。全ては前フリだがw

2話目 ☆3
作画落ちたな。止め絵は綺麗でも動かない。

3話目 ☆3
ハゲマントの、ワンチョップ(笑)

4話目 ☆3
サブキャラで、繋ぐだけでは無理がある。

5話目 ☆3
恋人が来ていない、セーフは笑ったw

6話目 ☆3
S級の、強さがイマイチ、わからない。

7話目 ☆4
武術とは、なんか動きが格好良い(笑)

8話目 ☆4
これがワンパンマン。ワンパンまでの盛り上げ。

9話目 ☆4
最強ではなく最高のヒーローに。

10話目 ☆3
連携バトルも、なかなか面白い!

11話目 ☆5
もう、ガロウが主人公でいいやん(笑)

12話目 ☆5
イジメから、怪人に。ワンパン、キターー!
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 24

58.2 3 JAM_projectでバトルなアニメランキング3位
ノブナガ・ザ・フール(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (360)
2130人が棚に入れました
これは宇宙が混沌と呼ばれていた時空の物語――。東と西、2つの星に分かたれた世界は、かつて超古代文明が生み出したアマノハシダテによって結ばれていた。だがいつしか文明は滅亡し、2つの星は異なる歴史を刻んでいく。それから幾年もの月日が流れた。西の星では、ルネサンスによって復活を遂げた超古代文明の遺産によって、戦乱の時代が到来。やがてその影響は東の星へと波及し始める。2つの星に混乱が迫る中、西の星の少女、ジャンヌ・カグヤ・ダルクは世界を救う「救星王」誕生を予見した。そして世界を観察する者、レオナルド・ダ・ヴィンチとともに東の星へと降り立つ。一方、東の星の「うつけ者」オダ・ノブナガは、多くの英傑たちが覇を競う戦乱の中、世界を変える力を欲していた。分かたれた世界が導かれあうかのように、運命的な出会いを果たすノブナガとジャンヌ。東と西の交わりによって生まれた化学変化は、やがて世界に大いなる変革を促すことになる――。

声優・キャラクター
宮野真守、日笠陽子、櫻井孝宏、梶裕貴、杉田智和、茅原実里、東山奈央、中村悠一、木戸衣吹、石田晴香、島﨑信長、七海ひろき、小山力也、中井和哉、松岡禎丞、奈波果林、梅村結衣、高橋紗妃、織田圭祐、下野紘、大原さやか、石川界人、近藤孝行、遠藤綾、藤原貴弘

yapix 塩麹塩美 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

是非も・・・なし?

 車田正美の「男坂」と言う作品をご存じだろうか?
 「リングにかけろ」「風魔の小次郎」と立て続けにヒットを飛ばした車田正美が満を持して世に問うた漫画である。
 構想3年!この漫画を書くために漫画家になった!など自信に溢れる謳い文句と共に華々しくスタートしたこの作品は、しかし、わずか半年で打ち切りとなった(これを書くために調べてたら、本年6月からWEB誌上で30年ぶりに連載再開だと!)。
 この直後の作品である「聖闘士星矢」が空前のヒット作となったのはなんとも皮肉なことである。

 
 作家、原作者など製作者側の思い入れや熱意とその作品が“売れる”ということは別の話である。
 「ノブナガ・ザ・フール」にも同じようなことが言えるのではないか?
 完全オリジナル作品で、こちらも全く予備知識なしで視聴したものだから、どういう種類のアニメなのかを把握するのに大変苦労した。
 結論から言うと「幻想歴史戦乱大河ロマンドラマ」アニメと呼ぶことが相応しいのではないかと思う。
 まあ、詰め込み過ぎですね(笑)。
 でも、作り手の熱意はすごく感じられます。
 作画も気合いが入っていますし、声優陣も充実していました。
 なのに、なのに・・・なんかしっくりこない。
 何を描きたいのか?
 何を伝えようとしているのか?
 それが、ピンとこない。
 こんな風に感じさせる主たる要因は、登場人物の名に歴史上の人物をあてたことにあるのではないか?
 むしろ、登場人物も完全オリジナルで制作した方が名前からくるミスリード(意図してやっているんだろうが)による混乱がなく、すんなり世界観に入っていくことができたのではないかと思う。
 ここで主な登場人物を見ていただきたい。
 東の星
 オダ・ノブナガ
 アケチ・ミツヒデ
 トヨトミ・ヒデヨシ
 イチヒメ
 ヒミコ
 ウエスギ・ケンシン
 タケダ・シンゲン
 西の星
 ジャンヌ・カグヤ・ダルク
 レオナルド・ダ・ヴィンチ
 ガイウス・ユリウス・カエサル
 チェーザレ・ホルジア
 アレクサンダー
 アーサー
 ハンニバル・バルカ

 ひと目見てわかることは、
 東の星は日本で、西の星はヨーロッパ。
 しかし時代は無茶苦茶。
 西暦で言うと紀元前から1500年代と幅広い年代の人物が登場。
 東の星のリーダーがオダ・ノブナガと言うのはまだ解る。
 しかし、西の星のリーダーがアーサー王って!
 アーサー王の下にカエサルやアレクサンダー大王、ハンニバルがいるなんて・・・許せん!
 塩野七生の強い影響下にある私としては、世界史に燦然と輝く初代征服王アレクサンダー大王(イスカンダルとしてFate/Zeroにも登場している)、第二次ポエニ戦争で共和制ローマ(帝国になる前のローマ)を滅亡寸前まで追い詰めた戦術史上に残る稀代の戦術家ハンニバル、そして、ヨーロッパ文明の礎となったローマ帝国(帝政ローマ)の基礎を築き、皇帝と言う言葉の語源ともなったカエサル、彼らを束ねるのが、たかがイングランドの伝説上の王とは!笑わせやがるぜ!円卓の騎士とかのモチーフを使いたかったのと、一般的な知名度からこうなったのだろうと思うが、納得できん!
 あ、熱くなっちゃった。テヘペロ♡
 えーと、なんか収拾つかなくなっちゃった。
 要するに、わざわざ歴史上の人物を持ってこなくても物語としては十分に成立するのに、こうすることで余計な混乱を招いているのではないかと感じるのである。

 
 この作品、結構展開が読めませんでした。
 物語が何を目指して進行しているのかわかり辛いのです。
 最後までちゃんと観れば、メッセージも伝わるし、物語の結末も納得できないものではなかった。
 あまり「~~系」みたいな枠にとらわれずに、素直にドラマを楽しもうという姿勢で臨めば、意外と楽しめるかもしれません。

 
 
 


 

投稿 : 2024/11/09
♥ : 36

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

誰も彼も敵も味方も(酷評注意)

全24話 

東の星(日本)、西の星(西洋)の二重惑星で起こる戦国絵巻

過去の世界の英雄や著名人の名前のキャラが出ていますが、実在の人物像などとは著しく離れていてほぼ別物と見ていいですね。

戦国時代によく描かれているような、合戦、裏切り、敵も味方もどんどん亡くなっていきます。

戦国時代のお話は好きですし、その中でも織田信長は好きな人物です。

でも今回の信長には魅力がありません。いくらうつけものと言っても口だけで、色々な面で弱い、弱すぎます。

作画は綺麗でした。キャラもそんなに崩れるところはないのですが、内容がいったいどうしたいのかよく分からない作品でした。

宮野真守さん、櫻井孝宏、 梶裕貴、日笠陽子、杉田智和、 茅原実里さん声優は豪華ですね。

最後の方は詰め込み過ぎのバタバタの展開で、2クールもあってこんな結末なのかと愕然としました。うやむや感全開ですねw

みなさんのレビューを読むと断念した方が多いようなこの作品、私も観て何かを得るようなことはありませんでした。

作画は綺麗、声優陣も豪華、2クールとあって、舞台は整っているのに肝心のお話がこれでは……オススメできません。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 33

にゃっき♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

Nobunaga the Foolest

戦国時代に、イクサヨロイという搭乗型ロボットバトルを持ち込んだ作品で、ノブナガだけでなく、史実上の人物と偶然に同じ名前のキャラが多数登場します。

作品世界には、日本の戦国時代のような東の星と、ヨーロッパ諸国にインド人までいる西の星という二つの惑星があり、交易も行われています。
東の星は、ヒミコやヒラガゲンナイなどの例外もありますが、ほとんどが戦国時代に活躍した名前ばかりですが、アーサー王によって統一されたという西の星は円卓を囲むカエサルやアレキサンダーに始まり、ノブナガ陣営に加わるダ・ヴィンチやジャンヌ・ダルクなど、時代はまったく考慮されていません。特定の人物に思い入れがあり、どんな描かれ方をしているか興味があっても手を出さない方が無難な作品なのは間違いなく、個人的にはヒミコを見たくて最後までつきあったような感じです。

イクサヨロイは西の星で開発された技術のようで、全身を甲冑で武装したようなフォルムや迫力あるバトルも含め、満足できるレベルだと感じました。
作画も最後までほとんど崩れることなく声優さんも豪華ですが、一部を除いてキャラデザは美形ばかりで、女性向けを狙ったのかもしれませんが、あまり個性を感じられません。主人公のノブナガも知略に長けているわけでも圧倒的に強いわけでもなく、粗暴で周囲の仲間の状況すらつかめず、漢気だけで突っ走るタイプですので、従来描かれてきた信長と比較しても、魅力もカリスマ性も期待外れの部類だと思われます。

西の星による侵略に対して抗う武将たちが軸になりますが、恋愛なども詰め込まれた欲張りな構成で、裏切りや策謀が渦巻くなか、志半ばで倒れる者や、健気に身を粉にして尽くし儚い願いも叶わずに力尽きていく者に目頭が熱くなるような、感動的なエピソードも描かれています。設定がかなり作りこんである事も考えれば、完全にオリジナルキャラで制作した方がずっと楽しめたように思えました。
史実上の人物を取り上げた作品は、歴史の入門書のような意義が大きいと考える立場もあると思いますが、ここまで奇妙な刷り込みがされるのは逆効果なのではないかと思えるカオスな作品でした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 29

62.7 4 JAM_projectでバトルなアニメランキング4位
牙狼〈GARO〉-炎の刻印-(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (171)
868人が棚に入れました
国王の側近が、大規模な「魔女狩り」を行った。
しかし、被害に遭ったのは「守りし者」であるはずの魔戒騎士や、魔戒法師たちだった。</p>

<p class="text-hide">ひとりの魔戒法師が、火刑に処されながら、赤ん坊を産み落とす。
それは、黄金騎士の血を引く者。
赤ん坊は、魔戒騎士の父によって命を救われたが、
母の胸に抱かれることは、一度もなかった・・・。

時が流れた。赤ん坊=レオン・ルイスは、少年へと成長していた。
果たして彼は、黄金の鎧を受け継ぐことができるのか。
・・・今や国の実権は、かつての国王の側近が握っていた。
国王の父は病の床に臥せ、母と共に国を追われた王子アルフォンソ。
彼は国を取り戻し、民を救うため、伝説の光の騎士を捜し続ける。
しかし、その王子もまた、数奇な運命の星の下に生まれた存在だった。
レオンとアルフォンソ-ふたりの少年をめぐり、物語が動き出す。

声優・キャラクター
浪川大輔、堀内賢雄、野村勝人、朴璐美、影山ヒロノブ、矢島晶子、井上喜久子

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

受け継がれし力

牙狼〈GARO〉シリーズとしては初めて全編2Dセルタッチ

アニメーションとして製作された作品です。全24話


ヴァリアンテという国で大規模な「魔女狩り」が行われていた。

その実態は魔戒法師や魔戒騎士を全て滅ぼし、実権を握ろうと目論む

とある者の謀だった。

そしてそれから時が経ち魔戒騎士「黄金騎士・ガロ」の称号を得た

魔女狩りで殺された母を持つレオンという少年は父ヘルマンと

ヴァリアンテにやって来たのだった・・・


序盤は魔戒騎士として未熟なレオンが様々な街で父と共にホラーと

戦い成長していく感じでしたが、その辺は街や村でおかしなことが起き

ているという話からホラーの気配を感じて調査しホラーと戦うという流れ

ばかりで退屈な部分もあるように思いました。


中盤に一度大きな戦いがあったのですが、そこでまさかの主人公チェンジ

なのかと思わせる所もあって次の話が待ち遠しく思っていました。

そこからその影響もあって心身とも朽ちてしまいそうな感じになって

いましたがそれを温かく包み込んでくれる存在とその喜びを写し取れる

ことに少しずつ彼の内面が変わっていくのが良かったです。


そして本作の名シーンの1つに間違いないであろう自らの決意を示す

戦いは動きとかもとてもよく出来ていて本当にすごかったです。


ラストに向けてそれまでの事件等が一体どんなものの策略で作り出され

そやつの目的は何なのかとかが見えてきて、それに上からの命令と己の

信念とをぶつけ合い何をすべきか選んでいかなければならないとなって

自分自身の中だけでなく同じ信念を持つもの同士がそれを貫くために

拳を交えてその意思を決定しようとするなど想いの詰まった戦いが多く

あったように思います。


元々はそんなに期待していたわけでもなく、序盤は退屈な部分もあって

さらには特撮ドラマをずっとやっていたシリーズだという情報も得てしまい

1クール目は半分流し見ていた時もありました。

ですが後半特に17話から18話における流れとシーンはとても良くて

かなり驚いた部分もありました。

◆個人的点数評価 78.126点

投稿 : 2024/11/09
♥ : 30

米麹米子 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

闇を切り裂く金色の牙 炎の運命は俺が継ぐ!

これは逃亡前に書いてたレビューです。

実写の方はだわささんからおすすめしてもらって
見て面白かったので、アニメ見るのに躊躇いがありました。

でもね…これが予想よりはるかにいいのよ。
キャラデザは意見が別れるかもしれないけれど
ポポロクロイスっぽい雰囲気のある独特の絵柄。
武井さんってわかるかな…シャーマンキングの。
キャラデザが武井さんで私は好みの雰囲気。
全編2Dセルタッチアニメで描かれ、CGも多様。
よく動く。お金かかってr…
演出もいいし、BGMも凄くいい。

話は、王道だけど中世で魔女狩りからの話で始まる。
ただ、下ネタ・エロシーンがあるのでお気をつけあそばせ。

ザルバ…でてくるのかな。

OP
「炎の刻印-DIVINE FLAME-」
作詞 - 奥井雅美 / 作曲 - きただにひろし / 編曲 - 須藤賢一 / 歌 - JAM Project
ED
「CHIASTOLITE」
作詞・歌 - 佐咲紗花 / 作曲 - 橘尭葉 / 編曲 - 橘尭葉、妖精帝國

18話がシャレにならないくらい良かったです。
呆気にとられるぐらい動きがもう凄くて。
戦闘の作画が素晴らしく、話は王道だし
実写よりも私は好みかもしれない。

バハの資金力に圧倒されましたが
これはパチの資金力とも言ってもいいよねw
バハの影に隠れてましたけど
こちらも制作会社はMAPPAです。
バハといい、牙狼といい見てると作画のクオリティ高め。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 28
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

飾らずにありのままに生きる

{netabare}子作りが肝心☆{/netabare}
ま、まさか、親父がために制作会社選んだのか!!!!?

おもしろかった。
牙狼たちの戦いがカッコイイだけで見てきたのに、
まさかこんなにも心揺さぶるものだったとは。

バハ様と共に、ファンタジー美女を満喫できた、最高の素晴らしい作品だ!!!!!
・・・そういう作品だと思っていた。

炎が{netabare}
痛みや悲しみ恨み、ではなく、守ろうと想う強いとても強い願い{/netabare}だったとは。



先に普通の感想を述べよう。
1クール目から作画は良かった、というか牙狼のCGだけが桁違いに美しかった。
CGとそうでない敵キャラとの戦い。
最初は違和感があったが、2クール目から絶妙に感じたのは、
慣れだけではなく、映像の組み合わせ方に磨きがかけられたのだろう。
{netabare}途中までは、レオン×アルフォンソの戦いが1番と思えるほど壮観だった。{/netabare}

音楽は1期OPとBGMはものすごくいい♪ やたらと激しいEDもGOOD☆
2期はOP,EDともに微妙だったが、
SEにBGMは磨きがかかる一方だった。



この作品は、
1クールをまるまるキャラ紹介と導入に使ったひどい作品だ。
レオンが主人公だろうこともあるだろう、と思うようなイントロ。

父のヘルマンと共に変わらない息子、レオン。
そこに吹き込む爽やかな風、王子アルフォンソ。
相容れないながら離れはしないエマ。

まさか、こんなに感情を揺さぶる物語だったとは。

変わり始めたのは、終わりを迎えただろう、レオンがただの人となってからだ。
何も残っていない、もともと何も持たない、
ただ、ただ憎しみだけが突き動かしていた、繋がりを殻にした空洞。

最初から何もなかったのに、何も気付けなかったのに、
傷ついて、ないものを失って、何にもなくなってから始まった。


その始まりは悲しみの終わりではなかった。





さて、カッコつけたものだが、そんなこと一番星の前では霞む。

一番はヘルマンだ、ゾロだ、銀色の戦士、{netabare}全裸だ!!!!!
リーサルウェポンを心から流れる熱い魂を脈々と宿す第三の脚だ!!!!!!!!!!{/netabare}

それを、それだけは絶対言いたかったのだ。

その武器は柔軟で隠されたものだが、ひとたび牙とか剥くと、
金色の宝玉を携えた伝説の剣と化す。

強固でそびえ立つ槍にも似た魂の塊に貫けぬものなどない。

人を苦しめる魔と、冷静さを脅かす魅力を、
激しい戦いの後にあるべき穏やかな夜へと帰す。



人は苦しみ、学び、後悔する生き物だ。
否、そうできる人間が前へと進む。

取り返しのできない過ちもあるだろう。
それでも、一人の狼として孤独ながら暖かな触れ合いに身を焦がし、
見も心も凍えさせないように生きるしかない。

キレイごとはいい。
それでも生きるんだ。







{netabare}・・・レオンのやるべきことって何だろ?? 分からんかったwww{/netabare}



★1話感想→{netabare}

『そうじゃろそうじゃろ、タイトルから漂ってくる ~1話感想~』
2014.10.12 16:32 ★★★☆☆ 3.9
物語 : 3.5  作画 : 4.5  声優 : 4.0  音楽 : 4.0  キャラ : 3.5



B級、中二、つまらなそうな感じ、臭うぜプンプンするぜ~

正直手を出すか悩む作品だったが、
なんか作画のイイ王道と聞いて観てみました。

魔女狩りをネタにした変身ヒーローもの。
世界はダーク、バトルはロボがいない戦隊ものな感じ。

正直、好物ですwwwww

OP曲から溢れる懐かしいロボや戦隊ものの熱さ。
あ~いい香り。
曲と映像が合ってない、いや作品には合ってるかwww

熱い熱いぜ!文字通り{netabare}おまえの息子が{/netabare}燃えているぜ!!

あの隠し方を考えたヤツと昼間っからバカ騒ぎしたいwwwww{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 19

67.4 5 JAM_projectでバトルなアニメランキング5位
劇場版 牙狼〈GARO〉‐DIVINE FLAME‐(アニメ映画)

2016年5月21日
★★★★☆ 3.9 (21)
149人が棚に入れました
ヴァリアンテ国で横行する大規模な「魔女狩り」。しかし処刑となるのは人々を影より救ってきた「守りし者」=魔戒騎士・魔戒法師たちだった…。ひとりの魔戒法師が火刑の中で赤児を産み落とす。赤児は父によって救われたが、母の胸に抱かれることはなかった。その赤児、レオン・ルイスこそ"運命の称号"を継ぐ者だった――。

声優・キャラクター
浪川大輔
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アクション好きには必見のアニメ映画です!

テレビアニメ「牙狼 炎の刻印」の4年後を舞台とした作品。

あらすじ
{netabare}多くの犠牲を出した戦いから月日が経ち、異母兄弟の弟&母と平和な暮らしをしていたレオンと、王子アルフォンソだったが、ガルムよりとある湖に厄介なホラーが住み着いている。しかも、先の戦いで破壊したはずのツィルケルの輪が何故か破壊されず残っていて、再び発動されようとしているから阻止してくれ、との任務を与えられる。過酷な任務になるからとガルムはサポーターを用意してくれたが、そのサポーターというのは、亡くなったレオンの父ヘルマンだった。旅に出たはずのエマ、そして新キャラのダリオンも加わり、炎の刻印に出てくる騎士総出の戦いが見所。{/netabare}

前作の炎の刻印を視聴していた人が多く無かったからか、平日の昼間の空いている時間に映画を観たからなのか分かりませんが、私が視聴した回、他に観ている人は5人程度と、中々の過疎っぷりでした。

しかし、この作品のアクションシーンはソウハイクオリティ!
ただ前作を観てないから、観に行っていない人がいるなら勿体無いので観に行くべきです。

勿論、観ているに越した事は無いのですが、公式サイトとwikiのキャラ紹介を見れば分かるほどに物語は単純であると感じました。
それこそ、ストーリーは戦いを見せる為の花です。メインはカメラを縦横無尽に動くキャラクター。超近距離からグルンっと回って遠くへ入っていく大胆なカメラワーク。効果音の入れ方も絶妙で速さだけでなく重厚感のある戦いを演出してくれます。高速過ぎてスピードに目が追いつかない所もあり、是非コマ送りで観てみたい作品です!

しかもこの作品、CGと手描き何方のアクションも楽しめる!
鎧をまとう前のキャラクターは手描き、鎧を身につけたキャラはCGで描かれます。
手描きの剣で戦うバトルシーンはよりキレがあり、奇想天外な動きを見せてくれる楽しさがあり、CGのバトルシーンは手描きでは再現の難しそうな速く細かい動きで楽しませてくれます。
CGの鎧の質感は残念ながら、炎の刻印の様なリアル寄りの金属感は表現されていませんが、その分鎧の馬もかなり作り込みがされ、増えた鎧をフルに使って画面の華やかさを演出しています。
{netabare}最後の羽生えた牙狼はパチスロを意識し過ぎているような気がして何だかなあ、と思ってしましましたが、それにしてもあのゴテゴテっぷりは凄いですね。手描きではまず再現出来ないだろうCGの良さが全面に出ていてとても参考になります。{/netabare}

もっと評価されて良い作品だと思いますので、アクションアニメが好きな方、是非観てみて下さい!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 9

死屍累 生死郎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

濃厚な78分 劇場で見る価値あり

78分と短い時間で見る前は心配していたが、杞憂で終わりました。
めっちゃ熱かった!

アニメ 炎の刻印最終回から4年後のお話

シナリオは単純明快でテンポもかなりよかったです。
とにかくバトルシーンが多い!ひたすら戦っていたイメージ
戦闘シーンに手抜きはなく動く動く!「劇場版」にふさわしいド派手な戦闘シーンでした!

炎の刻印もそうですが「守りし者」のテーマの一貫性がすごい!
ここまできっちりテーマを一貫して守っている作品は少ない。
シリーズ構成の小林靖子さんの手腕なのだろうか・・・すごい

愛するものを守れなかった敵の魔戒騎士にその人だけを守るために犠牲をいとわない
考えに対し一喝。それじゃあホラーとなにもかわらねえ!
ラストバトルでレオンが「守りし者」の考え方について言及した時に
レオンがものすごく1期から成長したなとしみじみ感じた。俺が言いたいこと
すべていってくれたwその後の演出もすごいよかった!
欲を言えばゴテゴテのガロより英霊進軍がみたかった(´・ω・`)

劇場版でもぶれることはなく「守りし者」を貫き通してました。
終わり方的に今後の展開のアニメも作れそうですが、この2つの作品があげたハードルを
超えていく作品を作るのは大変そうw作っていただければ必ず見ますけどねw

製作スタッフの皆様に 感謝っ・・・!圧倒的感謝っ・・・!(萩原聖人並感

投稿 : 2024/11/09
♥ : 7

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

帰ってきたレオン!帰ってきたアルフォンソ!!帰ってきたヘルマン!!!

雨宮慶太監督の深夜特撮『牙狼<GARO>』を原点に、10年ものあいだ多方面に展開するシリーズのアニメ化第1作目である中世ヨーロッパを彷彿とさせる世界観を舞台にしたダークファンタジー、『牙狼<GARO>-炎の刻印-』の正当な続編となる78分の劇場版


メンドーサとの死闘から4年後
魔戒騎士として立派に成長したレオン、彼の従兄にしてヴァリアンテの王子アルフォンソ
二人は先の戦いで死んだヘルマンの遺児であるロベルトを一人前の魔戒騎士として育てるべく、稽古を手ほどきするなど平和で微笑ましい日々を送っていた
そんなある日、二人は番犬所に呼び出されガルムから「この世で最も美しいホラー【ニグラ・ヴェヌス】」の討伐を依頼される
男は幻惑して吸血し、女は顔を剥がすというそのホラーにガルムも手を焼いていた
さらにメンドーサが作り出した禁断の魔導具、【ツィケルの環】という危険な代物も絡んでる一件だという
渋々依頼を承諾した二人だったが、その矢先にロベルトが何者かにさらわれる事態が起きる
ロベルトを取り戻そうと後を追ったレオンは、ダリオという盲目の騎士に出会った
事情に詳しい素振りのダリオも同行し、さらに魔戒法師エマとも再会
そして一行は、向かった先でガルムが用意したという助っ人にも合流することとなる
ガルムの言う助っ人とは、死んだはずのレオンとロベルトの父、ヘルマンだったのだ・・・


林祐一郎監督、小林靖子脚本をはじめ、テレビシリーズのスタッフが再集結
OPはJAMだしEDは佐咲紗花
さらには『炎の刻印』きっての名キャラクターであるヘルマンが堀内賢雄の声と共に復活
やはり‟アニメの牙狼”はこうでなくては!という気持ちでいっぱいになる作品です


全体的にダークでシリアスな世界観、切なくて哀しいお話なんですがヘルマンがいるだけで一気に愉快になってしまうというかw
それが逆に心地良いとすら思う本当イイキャラしてますよねぇ、ヘルマンは


お話のポイントはレオン、ヘルマン、ダリオ、三人の魔戒騎士のそれぞれ‟守るべきもの”が異なる点
各々のベクトルは違うのに、‟守るべきものを守るのこそが魔戒騎士だ”という点では合致してるのが不思議なところなんですねぇ


そして騎士たるダリオが守る姫、サラとの究極的にプラトニックな愛の物語
『牙狼』というシリーズはどちらかというとアダルティックやエロティックな表現が目立つ作品なのに、ダリオとサラに関してはとても純粋で、だからこそ今回のお話には胸締め付けられる切なさを残します
これは‟レオンとララ”、或いは‟ヘルマンとヒメナ”など『炎の刻印』全体に共通したテーマだったと言えますね
(そして全員悲劇の末路を辿るというのも・・・)
ララそのものが映画の内容には関わらないので、映画単品としての面白さはかなり完成されてる作品だとは思いますが、ララの存在を知っているとこの映画のテーマがより味わい深く感じると思います


林祐一郎が監督、朴性厚が演出、というのだからアクションシークエンスには特に注目したいですね
というか、かなり長尺を割いてアクションだらけの作品になっていると思います
作画も背動もCGもフル活用、特にエマさんが『スパイダーマン』ばりに洞窟を駆け巡る様を背後から映したカットには度肝を抜かされました;
映像面では大満足の満点ですb
アクションに関してはこの1年ぐらいの全てのアニメにおいてトップクラスなのは間違いない
そもそもにこのシリーズってCGの魔戒騎士と作画のホラーが同じカットの中で戦ってるって10年前のアニメでは考え付かないぐらい驚天動地なこと平然とやっててヤバイですよねw


最後に出てくる‟天剣煌身ガロ”は格好イイとかワルイとかってよりもちょっと唐突に出て来すぎw
設定を読む限りツィケルの環が発動してることによって時空が歪んでるので、‟紡がれてきた永遠”=歴代の魔戒騎士達の力を統べたり、やがて未来のロベルトに引き継がれるであろう力を前借したことであーなるってことらしいですが、もう少し本編の中で伏線が欲しかったと思いましたかね


オイラは特撮の方の『牙狼』にはそれほど詳しくは無いのですが、そんなオイラでもこの『アニメ牙狼』はシリーズで独特の立ち位置にいる作品だと思ってます
『牙狼』であって、『牙狼』じゃない、みたいな
逆に『炎の刻印』の面白さを知ってる方なら今回の劇場版、観ない手はありませんよ

投稿 : 2024/11/09
♥ : 5
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