J.C.STAFFで漫画原作なおすすめアニメランキング 43

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのJ.C.STAFFで漫画原作な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月26日の時点で一番のJ.C.STAFFで漫画原作なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

72.6 1 J.C.STAFFで漫画原作なアニメランキング1位
あずまんが大王(TVアニメ動画)

2002年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (687)
3322人が棚に入れました
舞台は、とある高校。10歳だが優秀なので編入してきた美浜ちよ、元気が取り柄の滝野智、一見恐そうだが実は動物好きの榊、関西人というだけであだ名が決まった大阪こと春日歩や、恐らく登場人物中もっとも自己中心的で身勝手な担任のゆかり先生などなど、それぞれキャラクターの突出した登場人物達が繰り広げる、楽しくどこにでもありそうで、でもなさそうな日常。大仰なタイトルとは裏腹に、簡略化された線と抑え気味の演出で進行する。笑いのポイントを意図的にずらすこともよく行なわれ、ベタとシュールの間を行ったり来たりする独特の空気感があるアニメ。

声優・キャラクター
金田朋子、浅川悠、松岡由貴、田中理恵、樋口智恵子、桑島法子、野川さくら、平松晶子、久川綾、石井康嗣

お茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

日常の降臨

※あくまでもネタレビューですw
いきなりですが、映画にしても音楽にしてもその時代ならではのモノがあると思います。
それはアニメにも言えることであって、
エヴァにしてもハルヒにしてもそのような節が伺える。

けいおんレビューhttp://www.anikore.jp/review/1187556/

本作は空気系いわゆる日常系の原点と呼ばれている作品で4コマきららのアニメ化処女作です。
私はけいおんのレビューでも書いたのですが、この日常系はセカイ系の系譜とはいきませんが派生したモノではないかと勝手に思ってますってなレビュー。

本作が放送されたのは2002年。
多分後発的にらきすた、ひだまり、けいおんと続く作品群でさらに価値を認められたのだと思いますが、
らきすたが2007年けいおんが2009年です。

☆涼宮ハルヒの憂鬱2006年
そこで私が思うにあずまんが→らきすた→☆けいおんと日常系が続く中
京アニルートとしてらきすたとけいおんの間に☆ハルヒがあってけいおんが生まれた気がします。

ハルヒはセカイ系ですが色々な要素を含んだ作品です。
その中でハルヒは最終的に非日常なセカイより、キョンのいる日常セカイを選び、
「日常の楽しさ、セカイの終焉、ボーイミーツ作品でもあります」
その日常の選択と、ハルヒ放映当時話題になったGod knowsの演奏クオリティーを通してけいおんが誕生したのではないでしょうか。そしてらきすたで京アニは空気系の感覚を掴み、けいおんに至ると考えます。

また時代背景としては2chが生まれた年1999。
ニコ動2006年。SNSは大体00年前半。またコミュ力とか言い始めたのもここら辺?

そんな感じで自分の気の許せる相手とのコミュニケーションを楽しめる
セカイ系のセカイを無くしたキャラだけで作れる低予算アニメであり萌え重視
アニメがメジャー化していったのもここら辺から

ちなみに京アニは日常系を意識して作ったわけではないようです。
こんな感じで時代とも大人の都合ともマッチし日常系は生まれたのではないでしょうか。
あずまんがの事をあまり触れてませんがそこはご愛嬌でw

投稿 : 2024/11/23
♥ : 44

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

女子高生とか好きだから!!!

あずまきよひこ氏の4コマ原作アニメです
今大変なムーブメンツを起こしている萌え4コマの源流、
すべての萌え4コマはあずまんが大王の注釈にすぎぬ
とまでは言いませんが、後の萌え4コマ作品群に多大な影響を与えた(通称あずまんがフォロワー)、偉大な作品です


制作はJCスタッフ、監督は錦織博氏です
たまにビビッと来るモーションがあります、岸田隆宏氏原画パート含む4話など
静と動と言えば、割と動なアニメーションで
退屈せず見れると思います

面白いですね、ギャグ冴えてます、かなり
現実だと寒い同じネタリピートも、今作なら爆笑できます
また物語が完結してるのも魅力ですね
そしてキャラが可愛い
ちゃんと、萌えからキャラが生まれるのではなく、キャラから萌えが生まれてます
ことアニオリ回の19話はかなり良いです
あの場面は、私の思うところ、物語全体での起承転結の転だと思います
時と共に変わるもの、変わらないもの、を子供視点と大人視点で見つめる様子を描き、その答えが、最終回のちよちゃんの台詞にも繋がっている気がします

声優さんは、、、まぁカネトモさんこと金田朋子さんでしょうね。。。
ものすごい声だなぁと思ってましたが、いやはや・・・
数々の逸話を残していますカネトモさんですが
最近めちゃイケの新面オーディションに出てたり、超音波ボイスがニュースで取り上げられたり、いやはや・・・
ちよ父にまさかの若本、以外ははまり役ばかりでしたね
智ちゃん役の樋口智恵子とか素晴らしい

もうどれほど聞いたことか、このOP「空耳ケーキ/Oranges & Lemons」
作詞は畑亜貴さん、この頃からすでに爆走してますね
優しい雰囲気な曲ですが、歌詞内容は電波で、少し怪しいですが、ん~、脳に直接来る曲です・・・
はい、そしてED、同歌手による「Raspberry heaven」
荘厳で、聞いててドキドキする曲ですね、こちらも大好きです

智ちゃん押しです
本来の私なら真っ先にちよちゃんに行くのですがね、何があったんでしょう
うざかわ系はあまり趣味にないものの、智ちゃんは良かった
髪型は2年生時のが好きです
大阪さんも可愛いですね、大阪さん弁がまた良いんだ、へーちょ可愛い
ただ、ちょっとアホの子すぎやしませんでしたかねぇ
あと、やっぱりよみはエロいな


良い作品でしたね
セリフも、明日に使えるギャグ知識満載ですし
なんといっても萌え4コマの先駆者ですからね
そういう系好きなら、まず見ときたい作品です

投稿 : 2024/11/23
♥ : 14

……keniee…… さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

大好きな ほのぼの系学園アニメ

4コマ漫画 原作   全26話


高校生の ほのぼの日常系 ベースは学校内です

ほんとに
キャラがみんな かわいいのです


私の 大好きキャラは

高校といっても 小学校から飛び級してきた 
10歳の ちよちゃん

  文化祭でキグルミを着た
  よちよち歩きの ちよちゃん それだけでOK♡♡♡

う~ん♪ かわい~♡♡♡ (*//艸//)♡


大阪から転校したてきた
おおさか(あだ名)ちゃん

  関西弁て いいですよね♪♪

ほのぼのほのぼの ストーリーです


☆メインキャラ   声

 美浜 ちよ   金田朋子
 春日 歩    松岡由貴
 滝野 智    樋口智恵子
 水原 暦    田中理恵
 榊       浅川悠
 神楽      桑島法子

 声優おんち なので  初めて調べてみました 
 金田朋子さんなら わかりますよ~~
 調べて ビックリです
 いまTVにバンバンでてますものね

これから いつも聞いてる声だなぁ
と思う声優さんたちを覚えていきたいと
思っています♪

投稿 : 2024/11/23
♥ : 24

77.6 2 J.C.STAFFで漫画原作なアニメランキング2位
斉木楠雄のΨ難(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (794)
4109人が棚に入れました
高校生・斉木楠雄は超能力者である。テレパシー、サイコキネシス、透視、予知、瞬間移動、千里眼など、何でもかんでも自由自在。誰もがうらやむ最強の能力は、実は本人にとっては災難を呼ぶ不幸の元凶。それ故、人前では超能力を封印。目立たず人と関わらずをモットーにひっそり暮らしていた。しかし何故だか彼の周りには、いつも不思議な人間(生き物)が集まって、次から次へと嵐のように災難が降りかかるのであった!

声優・キャラクター
神谷浩史、小野大輔、島﨑信長、日野聡、花江夏樹、茅野愛衣、田村ゆかり、岩田光央、愛河里花子、内田真礼、細谷佳正、前野智昭、森久保祥太郎
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

いつもながらに冴え渡る、神谷浩史さんの語りが小気味良い超能力ギャグアニメ。

神谷浩史さん扮する斉木君の語りが面白い、超能力+学園ギャグアニメ。

朝は"おはスタ"で月~金まで1話ずつ放送されている様です。日曜深夜には一週間分まとめて放送。

生まれながらにして、あらゆる超能力を授かった主人公の斉木君ですが、人の心が読めてしまうし、殆どなんでも出来てしまうので、全てを達観視した様な、諦めた様な、冷めた視点を持つ少年として描かれています。それゆえか常に仏頂面で表情も殆ど変えず、5話終了時点では他のキャラとの会話も一切ありません。斉木君の台詞は独白と解説(全て心の中)のみとなっています。設定もさることながら、結構特異な主人公描写なのではないかと思います。無言の斉木君の頭部左右にくっついている※アンテナの描写は画として妙に笑えます。何なのだろうアレは?

斉木君を見ていると、口調が似ていたり、若干傲慢な印象があったりするので、どうしても物語シリーズの阿良々木君を思い浮かべてしまいますが、斉木君はさらに理路整然、辛らつな言葉を用いるので、印象がかなりドライです。観ている内に明確な差別化が出来ると思います。最初見た感じでは阿良々木君の寛容さを残しつつ、おばかな所を完全に抜き取ったという風に見えるかも知れません。

斉木君のお父さんとお母さんを始めとし、回を追う毎に、斉木君を相棒と呼び、斉木君をして"この男、馬鹿なのである" と断定せしめた純情男、燃堂力君。中二病全開だが意外なナイスガイ"漆黒の翼"こと海藤瞬君。見た目は美少女、心は‥! のΨ色兼備の照橋心美さんなど、面白キャラが続々と登場します。

以下は各話の感想です。話数の右に初登場したキャラの名称を記載しときました。

第2χ(6~10話・灰呂杵志)
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暑苦しくもさわやかな好漢、灰呂杵志登場。名の由来は超能力で言うところの発火能力"パイロキネシス"の様です。燃堂君と同じく、予想外の行動を連発するので、斉木君の悩みの種の一つになりそうです。10話の「欺け!マインドコントロール」では斉木君の髪の色とアンテナに何故みんながたじろがないのか理由が明かされます。一応ギャグにはなっていますが、個人的にはけっこうな恐怖を感じる回でした。「な、これで良かっただろ?」って言われても‥でも面白い(笑)
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第3χ(11~15話・蝶野雨緑)
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斉木君がエレベーター大の箱に入ったまま落下させられたシーンについて、中学とかで習うと思いますが、移動する電車の中の人は電車と同等のスピードで移動しており、それに準じた運動エネルギーを獲得しており、落下する箱に入っている人もまた、自由落下により運動エネルギーを獲得します。(空気抵抗などの問題を省けば単なる自由落下とほぼ同じ)

跳躍は自由落下によって生じた※運動エネルギーを殺す役には立ちますが、斉木君とか仮面ライダーさんの様な脚力がないと相殺するには到底及ばず、ほぼ無意味だと思われます。また力の加減を間違うと天上に頭をぶつけるし、足りないと床に叩きつけられます。前回のドッジボールで見せた斉木君の不器用さを見ると良く出来たなぁと思います。

ともあれ普通の人の身体能力ではジャンプしても多分助かりませんのでご注意下さい(笑)

※:ロケット推進で言えば逆噴射に当たる。
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第4χ(16~20話・鳥束零太)
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またしても斉木君の辛らつな評価が下る。"澄んだ目をしたクズ"霊能力者、鳥束零太の登場で、どうなる事やらと思ったが束の間、何て事の無い人でした。「お互い大変だな‥」と結局は同情の意を表す優しい斉木君なのでした。

灰呂君(※)のキャラも立ってきました。彼の初登場回、ドッジボール回からどんどんとレベルアップし、常軌を逸した灰呂君の熱い性格と口調は今回の「おいっ、立てよ! ダイザァーッ!」に顕著に表れていました。また割と穏やかなテンションの時でも、堂々とした棒読みと評価すべきか、やけにはきはきとした歯切れの良い口調に加え、語尾には異様なスナップが掛かっている‥。だねっ!~なのかいっ!とか‥耳に入るだけで笑かされてしまいます。斉木君(神谷浩史さん)といい、漫画原作では味わえない楽しみですね。声優さんの妙技が光ります。

※:演ずるは日野聡さん、有名どころではゼロの使い魔の才人君の声もやっておられる。バカ犬呼ばわりされてるキャラだけど、こちらもナイスガイ!
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第5χ(21~25話)
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22話から3回に渡って描かれる「燃えろ!PK学園体育Ψ」ではついに斉木君のアンテナの秘密の一端が明かされる! 「コイツやけにハチマキがしっくりくるな。」とか、いつもながら斉木君の冷静な視点に笑えましたが、この回、10話の「欺け!マインドコントロール」に関連するお話でもあり、個人的にかな~り危険と思える内容でした。あのアンテナ、斉木君の頭に直接刺さってるし‥。小5の時点で月くらいなら余裕で破壊出来た‥だと? 怖っ!‥でも面白い(笑)丸刈りにした人がすぐに戻ったのも10話のアレと同じ理由なのだろうなぁ‥。

続く25話「燃えるな!防Ψ訓練」は多くの人が学校の防災訓練とかで覚えさせられたお・か・しを使った愉快な言葉遊び回。中には強引なこじつけ文句もあったものの、一定のルールの中で文章を作るという遊びは、詩や俳句に通ずる所があって耳に心地良く、個人的にツボでした。

次回も楽しみです。
{/netabare}
第6χ(26~30話)
{netabare}
いとも珍しい(照橋さんとか海藤君とかの妄想以外では)斉木君の満面の笑みを拝見出来る貴重な回、斉木君いつも冷静なのにコーヒーゼリーの前では少しだけおばかになります。

海藤君の意見に対して度々(心の中で)呟かれる「珍しく意見が合うな」も何回も続けば、最早普通に「意見が合うな」になっても良いのに、そうならないところが斉木君。"友達としての忠告だ"と心の中で呟いても、表面的にはその意を表さないとか‥、コーヒーゼリーは嫌いじゃない、むしろ全然嫌いじゃないとか‥。斉木君のこういう所を見ると、斉木君の自他を分けている原因は、超能力そのものの所為だけではなく、それによって育まれた思考にあるのではないかと思えてしまいます。

でも、スーパーマンというくくりをはるかに越えた超常的な力の持ち主である斉木君が、時に疎外感を感じたり、多少傲慢になってしまったりするのも無理はないなと思ってしまうブリキ男なのでした。
{/netabare}
第7χ(31~35話・アンプ=ねこ)
{netabare}
初回のねこ回は、ねこの言葉をテレパシーで読み取るとどうなるかというもの‥。人間にも色々な性格の人間がいる様に、ねこにも色々な性格のねこがいます。本作中の様な思考をするねこも中にはいるのかも知れません。でも私は自分のかわいさの価値を知っていて、それを人間を操る為の武器として積極的に用いる類のねこは苦手。作中のねこさんもそんなねこで、ねこの内面を見抜く斉木君の前ではその魅力もまるっきり無力でした。

33~35話「うるΨお正月」文字通りのお正月回、斉木君の秘密を脅かす唐突な出来事が‥。でもやっぱり斉木君は超能力で対処。なんともはや記憶の消去という形で‥! でも斉木君の超能力によって消されてしまった記憶の空白は別の記憶に置き換わる様です。記憶を消された人の思い込みに従って‥。マインドコントロールのお話に限らず、このアニメは笑かされてばかりのお話だけでなく、意外にも怖い話も多いのです。

過去の捏造は人の苦悩をひと時だけ誤魔化しますが、張りぼての記憶に光が当てられる度に心に痛みを生じさせるものです。私個人の経験を持ち出せば、残念な事に幼少期の私の周りにいた大人は斉木君の力など借りず、皆自前でそんな事やってました。

斉木君に書き換えられた記憶は"救い"なのかもしれないけれど、人が思い込みや意図をもって書き換えるニセの記憶は、その人の心を鉛の様に重い刃で撫で付け、鋭い猛毒となって心と体を蝕むでしょう。でも思い込みも信じ続けたら本当の記憶に成り代わってしまう事もあるのかも‥。意思の介在が有ろうと無かろうと、人の記憶は刻々と姿を変えてゆくもの、元々人の記憶なんて曖昧なものかも知れません。あぁ、嘘も百言えば本当になるというゲッベルスのすご~く嫌な言葉まで思い出してしまいました。「斉木楠雄のΨ難」あなおそろしや。‥でも面白いっ(笑)

お正月回、お話全体としては珍しくも燃堂君、海藤君、照橋さん、灰呂君が一堂に会する笑いの絶えない愉快なお話でした。上の記述の所為で、こんな気休めの言葉も説得力なかったりして‥(汗)

何とも油断のならぬギャグアニメの様です。
{/netabare}
第8χ(36~40話)
{netabare}
今回のお話は今までのお話よりも早口言葉が多くなりました。聴き取り辛い場面がいくらかありますが、そういう所は聞き流してしまっても良い台詞だらけなので、適当にスルーして観るのがよろしいかと‥。相変わらず斉木君の冷静な分析による心の呟きは面白いです。まっとうな事言っているだけなのに‥。

37話「チョコレートのΨ典」においては海藤君お約束の「ダーク・リユニオンか!?」が炸裂。つい吹き出してしまいました。チョコなのに‥。でもその危機に対する直感は当たっていました。‥観てのお楽しみ。

39話「ノーΨ疑心!斉木久留美」にて手に入れたゲルマニウムリングのおかげで、自身のテレパシー能力の封印が可能になった斉木君。喜び勇んで映画館へと足を運びますが、やはり問題が‥。

常にテレパシーを第三の目として利用してきた斉木君には人の心が読めるのが当たり前、読めないと道行く人全てが斉木君の最も苦手とする人物、普段から全く心の読めない燃堂君同然になってしまいます。燃堂B、C、D~Iと続き、最後だけ燃堂JKとしてしまう所は、単なるこじつけとも、斉木君なりの悪態とも取れますが、そんなふざけた言葉もさらっと言い流してしまう斉木君の超然さにまたもや笑かされてしまいました。

ほぼ万能の超能力者である斉木君でも"慣れ"というやっかいな敵を克服する事は困難だった様です。

マインドコントロールとか月破壊とか、とんでもない能力の持ち主の斉木君ですが、女体化とか幽体離脱まで出来てしまうんですねぇ‥。正に何でもあり。今後、斉木君のまだ見ぬトンデモ能力に御目見えしても、私もう驚きません。多分‥。
{/netabare}
第9χ(41~45話・六神通)
{netabare}
41話「スーパースターΨ登場!」では前回にもちらっと登場した照橋さんのお兄さん、スーパースター六神通こと照橋信が登場、斉木君の辛らつな言葉を借りれば、なるほど変態でした。斉木君の災難はまだまだ続きそうです。

43、44話「今度こそΨ会!蝶野雨緑」では11話の初登場以来ちょくちょくと物語に顔を見せていた「アメイジ~ング」の台詞がお間抜けな印象を残すイリュージョニスト、蝶野雨緑さんが再登場。

人体切断マジックに使う箱、新品で買うと120万円だけど、中古で買うと118万円という所で先ず笑い、その正体はただの箱という所で2度笑かされました。でも訳も分からずに実験台になった助手のイケさん、その後の脈絡の無い不幸な事故も含め哀れ‥。

いい話風になってるけど、蝶野さん、絶対にやっちゃいけない無謀行為をやめただけだし‥。別れた奥さんの顔と声が燃堂君と同じなのも相まって最後は苦笑するしか‥。そもそも用途不明の箱に斉木君を入れた時点でアウトだし、情にほだされて観客の燃堂君を代役に採用してしまったのもダブルアウト。先のイケさんの事から何も学んでいないんだろうかこの人は‥。蝶野さん手品師に向いてないんでないかい? まぁ、面白いんですけど‥

45話「目良さんのおΨ布事情」は、またもややってきた私的に恐怖なマインドコントロール回。頭部のアンテナを片方外して能力開放(自分で外す分には弊害無いんですね)メガネっ娘の目良さんの為に、斉木君はまた世界の認識を作り変えてしまいました。今回は大した改変じゃなかったから良かった気もしますが、斉木君優しいので、今後もどんどん世界が変化していくのではなかろうか‥。斉木君は世界をデザインしている?
{/netabare}
第10χ(46~50話・海藤ママ)
{netabare}
46話。ただのスポーツテストなのに、キャラが面白いのでそれだけで楽しめました。今回も斉木君はいつもながらに冷静沈着、良く動くのは燃堂君と灰呂君。私的には"漆黒の翼"の実力に驚愕しました‥。灰呂君に敗北感を与えるとは燃堂君も海藤君もやはり只者ではない!?

次は帰って来たねこ回、おはスタで放送しているのに結構下品な言葉連発してました。でも動物だから許せる?

48話「クソゲーΨ新作!オルファナスストーリー」
斉木君がクソゲーを買ってきてプレイする。それだけ。クソゲーの特徴を的確に捉えている描写がいくつもあって、斉木君のゲームに向き合う辛抱強さに感心させられつつ、笑っていいのか苦笑いしていいのか‥結局笑かされました(笑)

「おかえりなΨ!真魔」では海藤ママ登場。海藤君のお母さんは意外にも教育ママでした。超能力はほぼ無しの普通の日常アニメみたいでした。

最後は"澄んだ目をしたクズ"鳥束零太の主役回、憑依した霊によって、限定的にでも斉木君のマインドコントロールに匹敵する効果を周囲に与えるとはびっくり、むしろ中の人にびっくり。でも鳥束君の考えてる事は相変らずダメダメでした‥。
{/netabare}
第11χ(51~55話・入達遊太=お隣に住んでる子供)
{netabare}
51話「飛べ!改造人間Ψダーマン2号」はタイトルからして面白くなる予感しかしない‥。中を開けて見れば何の事は無い、子供の夢を壊さない様にサイダーマン2号となって一生懸命に立ち回る優しい斉木君のお話でした。にしてもサイダーマン2号の設定あざと過ぎる。でも昔の食玩キャラに冗談抜きにこういうのありそうですね‥。

52話「Ψ大手一流企業!?父のお仕事」。斉木君ならぬドラえもん、もといクスえもんにすがる父國春、斉木君に交換条件を出しつつ超能力で助けてもらって出社、上司の怒りを息子でブロック、お仕事は漫画編集者だったけど、漫画家さんに口から出任せのアドバイス連発、いいのか? いいや、ダメだ‥この人‥。

3話目は再びサイダーマン登場。そしてその宿敵、リアル"コーラ男爵"も‥! コーラ男爵の顔があの人なので、子供が怖がる理由も分かる気がします(笑)

続いてお祭りとスリのお話、普通に良いお話でした。でも心身喪失気味で立ち直れそうに無い緑アフロの人高橋は放置状態‥。図に乗って見栄張り過ぎたので半分くらいは自業自得なところがありますが‥。哀れ。

最後は照橋さんと夢原さんの女子二人のお話。人の好意を避ける為に謀をめぐらすとは斉木君、罪なやつ‥。今回も超能力で丸く?収めました。

なんて事の無い話が多い51~55話でしたが、やはり安定した面白さがありました。来週も楽しみです。
{/netabare}
第12χ(56~60話)
{netabare}
56~60話まで全部修学旅行のお話。行く先は沖縄。

56話では斉木君の心の声とは別に初のナレーションがありました。担当されたのは古川慎さんという方。あまり聞かない名の方と思って調べてみたらモブキャラ役を中心に活躍されている方でした。(中にはワンパンマンのサイタマとか主役も)斉木楠雄のΨ難ではナレーションの他に、メガネ男、おにいさん霊、男性Bを演じていらっしゃる様です。

58話「超能力者搭Ψ旅客機でGO!」ではジェット機の機長と副操縦士の掛け合いに思わず苦笑。副操縦士の"あそこのメータの針がすごいグラグラしてます"に始まって機長の"その辺のレバーを引いたりしろ!"とか、"そっちの黄色とか緑のボタンをカチャカチャしてみろ!"とか、やけに大雑把な指示。ありがちなコントですが、人がやるよりアニメキャラがやってるのを見る方が面白いのはこれいかに? 多分含み笑いさえ一切無い大真面目で必死な表情でそんな事言っているからなのでしょうね。

沖縄旅行という事なので方言もいくつか聴けましたが、チョイスがかなりあざとい。でも海堂君の「ちむどんどん!」とか、果物屋の勘弁して下さいという表情から繰り出される「がちまやー、がちまや~」などにはなかなかの威力がありました。

初の5話連続の続きものでしたが、さらに次回にも続く模様。

一話完結の物語の方が面白い気はしますが、安定の斉木君がいるので大丈夫でしょう。なんくるないさ~(笑)

ちむどんどん=心がドキドキする
がちまやー=食いしん坊
なんくるないさ=なんとかなるさ
{/netabare}
第13χ(61~65話)
{netabare}
63話「やーさっΨ!沖縄修学旅行」64話「またやーΨ!沖縄修学旅行」では漆黒の翼の怒りが爆発。海藤君、勇気があっても度胸が続かなかったり、腕力とか弱過ぎたりするんですが、見ていて応援したくなる異色の痛快キャラです。

がちまやーな米良さんも目立ってきました。基本ただもくもくと食べているだけの人なんですが、いつでも目が食べ物まっしぐら、前回の水族館と聞いて「じゅるり」にも笑えましたが、今回の食べっぷりにも‥リアルの大食いとかは食べ物を粗末にしている印象があるので全然笑えないのですが、アニメだと手放しで笑えてしまいます。無邪気というか真摯(笑)な姿勢が楽しいキャラです。

今回で修学旅行編は無事終了。次回からはいつもの斉木君に戻る様です。

やーさっさい:えいっ等の掛け声に近いニュアンスの言葉らしい。
またやーさい:またね、また今度ね!の意味の様です。
{/netabare}
第14χ(66~70話・窪谷須亜蓮)
{netabare}
新キャラの窪谷須 亜蓮(くぼやす あれん)くん参上(笑)元ヤンキーの人。目が合っただけでケンカモード、肩がぶつかっただけで殺意剥き出し、こんなに酷い人は滅多にいないと思うけれど、似た様な人は見た事あります。ギャグキャラなんだけど言葉遣いが悪過ぎるのは聞いていてあまり良い気分はしません‥。「自分の襟足を自分で踏むのはもうウンザリだ‥」どういう意味なのだろう‥?

69話「経営Ψ建!純喫茶魔美」では店長の情緒不安定振りが笑えました。全編に渡ってほぼギャグですが、斉木君の優しさの見えるちょっといい話でした。食いしん坊の米良さんのメイド姿も拝めます。時給50円上がっただけでテンション高っ!

何となく最近のお話は初回近くより斉木君の台詞が増えている様な気がします。傍観している姿とか、間とかも面白いので、少し台詞を削っても良いような印象を受けました。

あと先週からOP、EDが変わっていますが、本編に合っているかは別として、どちらかと言うと導入は静かで終わりが賑やかな、以前のスタイルの方が楽しい気持ちになれた気がします。
{/netabare}
第15χ(71~75話)
{netabare}
今回は初回近くの斉木君を思わせる、単純ながら楽しい回が目白押しでした。アンテナだけじゃなくあのメガネにも意味があったとは‥斉木君恐るべし‥。

神話や伝説に登場する神さまや魔法使いの如き力を持った斉木君、そう考えると古典的な楽しさを持った物語と言えなくもない‥。戦いとかにそういう能力を発揮する物語と違って、能力の使い道がワンパターンではないので面白さの性質が違います。

{/netabare}
第16χ(76~80話・中丸工作)
{netabare}
「Ψ強美少女VS絶対に落ちない男」は76話と77話、前後編に分かれたお話。照橋さんあるところにその人あり。変態お兄さん六神通またしても登場。一方で照橋さんに嫌われようとしても、かえってときめかれてしまう斉木君、これが恋というものなのか‥(笑)

78話「Ψキック・サンタクロース」にて「ついにイカレちまったのか、父さん‥。」息子にさらっと言い放たれてしまう國春、既に威厳も何も無しの父。クスえも~んに続いて、サンタクスオ~と斉木君にすがる國春ロースの姿、卑屈な態度もここまで来ると潔ささえ感じられますね‥。続くお母さんの「ここは私に任せて」を聞いて、子の斉木君はともかく、夫國春まで凍り付いてしまいました‥しかも割と長い時間。えも言われぬ戦慄を覚えたのでしょう‥。同情します(笑)

後のシーンの「さ‥三太、殺ーす」と「ぼっ、僕はかんたですっ!」にも笑かされました。駄洒落以外のなにものでも無いんですけど、緑のメガネ掛けた不機嫌面のサンタが玄関先に現れたら、子供、縮み上がりますよね‥。ニセサンタ‥というか犯罪者っぽくて‥(笑)

79話「Ψ新家電を買いに行こう!」ではゼリー製造機に対する斉木君の反応に爆笑。「取っ手まで!」って、それセットじゃないから(笑)野島裕史さん演じる新人店員の中丸工作‥マンガン電池40本で追い討ちをかけ斉木君を篭絡するとは中々のやり手ですね‥。ちゃらんぽらん口調が良く似ていたので浪川大輔さんの声と間違えてしまいました。低くダークな声も出せる面白い人です。

80話「年初めのΨクル」、夢原さん、海藤君の影響を受けたのかいつの間に中二病台詞を言う様に‥。ジャッジメント‥のテーマも流れるし‥(笑)

灰呂君も超能力者として覚醒?という、ギャグなのか、描写をそのまま受け取ってしまっても良いのか、判断しかねるちょっと良く分からないお話もありました。

(笑)を5コも使ってしまう程の面白さ‥爆笑必死の第16χでした。斉木君、淡々と喋っている様で結構暴言吐いてますが、良い人だって分かっているので不快感が全然生じない‥。今回も肩肘張らずに楽しく見れるところに魅力のある「斉木楠雄のΨ難」でした。
{/netabare}
第17χ(81~85話)
{netabare}
「海藤のΨ疑心(前編)」では海藤君の中二風味の脳内組織図が公開されます。総帥とかB級ソルジャーとか、それらしい肩書きが続きますが、下っ端雑用兵とされてしまった燃堂君の説明がテキトー。"組織のゴリラ的存在"って、まぁ、ありそうなポジションだけど‥(笑)

「海藤のΨ疑心(後編)」では「友達ごっこを解消するいい機会だ‥」と海藤君を見捨てようとする斉木君の姿が描かれてちょっと意外。心の声をテレパシーで読み取らなくても結局は助け舟を出したのだろうと信じたい‥。

最後は元不良の亜蓮君の見せ場。温厚な人柄を装っていてもキレやすい性格はそのままなので、不良達につかまってしまった海藤君を助ける為についにやらかしてしまいます‥。人体を破壊しながらの友情物語でしたが割とイイ話でした。

でも今回の一番の主役はやはり海藤君。常に自分の心の弱さと戦い、結局はいつも英雄的な行動を取ってしまう姿、カッコ良いですね‥。荒事に全然耐性無いけど(笑)

83話「仲Ψ無用!?燃堂vs海藤」はケンカの話じゃなくて、ただのエアホッケー対決。怪物的体力の持ち主の燃堂君に対し"漆黒の翼"は頭脳プレー(笑)で対抗。圧倒的な力量差をものともせず互角の勝負を展開。まぁ色々とズルだけど‥。反則行為だらけの海藤君の戦い方を一切咎めない燃堂君のおおらかさは見ていて何となく癒されます。‥おばかなだけ?

「Ψ悪のアルバイター激走!」は燃堂君がバイトをしたらというお話。まぁ当然そうなるな‥という内容。

「ランナーズΨ!」はマラソン大会のお話。ここでも燃堂君の異様な体力が描かれます。もはや超能力の域? 灰呂君の勝利に執着する意外な一面も見られましたが、こういう描写も人間っぽくてたまには良いんじゃないでしょうか?

今回もしたたかに笑かされました。
{/netabare}
第18χ(86~90話)
{netabare}
88話「変形!スーパーΨズ」ねこのアンプの話。ゴキを恐れないのは野良ねこの習性(家ねこさんの場合、恐がる事さえある)だとしても、プラモの部品を飲み込んでしまうのは、子猫くらいしかやらかさない失敗なのでは? とか思いました。

昔うちに住んでいたねこさんは異物を飲み込んでしまって、苦しい目に会った事があります。幸い私の母親がすぐに気付いて、ねこを逆さにして背中を叩きながら上下に激しく振ったので、口からポロリと小さなスプリングが出てきて大事を免れたという事がありました。

ねこは飼い主に似るといいますが、私も小さい頃に同じ様な経験をした事があり、プラモのパーツのスプリングを飲み込んで、殆ど同じ目にあった事があります。嘘みたいなほんとの話ですが、その経験を経て、私もねこさんもそれ以来同じ様な失敗は二度としなくなりました(笑)

成長したねこさんはとても利巧で、人間もそれなりに利巧なので、そんな事はしませんが、飢えた野良ねこさんだったらどうだろうとか、またしても余計な事を考えてしまうブリキ男なのでした。
{/netabare}

超越的な立場にありながら斉木君は結構いいやつなので、素直に笑えるアニメだと思います。続けて視聴していきたいと思います。

面白いアニメなので、つい調子に乗ってあれこれ書いてしまいましたが、キャラも出揃った様ですし、アニメの雰囲気も十分に伝わっていると思うので、各話レビューの方はここら辺でお休みしときます。

最後まで観終えて、わざと外して掛かってくる舌足らずな台詞回しとか、斉木君の微妙な成長、脇役、端役のキャラの濃さにも大いに癒され笑かされました。斉木君は勿論の事、中二病の海堂君とか、暴力的過ぎて初登場回ではあまりいい印象を抱けなかった亜蓮君も、回を重ねる毎にどんどん良いキャラに‥と言うか良いやつに‥(笑)

振り返ってみると第14χの台詞多め早口気味の斉木君の語りに若干の違和感を覚えた位で、全編に渡ってほぼ外れ無し‥。

印象に残っている回は第5χの「燃えるな!防Ψ訓練」第12χの「超能力者搭Ψ旅客機でGO!」第16χの「Ψ新家電を買いに行こう!」等ですが、どの回も笑わせ方に工夫があって飽きずに楽しめました。

2期製作決定しているそうで嬉しい限りです。


※:wikiによれば制御装置という事らしい。どういう経緯で取り付けられたのか、効力などは不明。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 36

かんろ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

スーパー超能力男子高校生の モノローグを中心に進む 日常系?ギャグアニメ

主役の男子高校生が
スーパー超能力者なのに、
常識的な日常を愛し、
超能力ゆえの不便を克服し、
淡々と高校生活を送ろうと
努力する様が面白い。

主役の男子高校生の声優さんが、
神谷浩史さんで、
神谷浩史さんの滑舌の良い
淡々としたモノローグが見もの。
和気あいあいとした気分になれる。

初めは、長々としたモノローグに、
多少困難を感じたが、
放送を流しっぱなしで、
ながら食事ながら家事でも、
すぐ楽しめるようになった。
絵よりも、話だけでも楽しめる。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 10

阿紫カービィ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

寡黙で辛辣な『K』さんが…笑った。

この作品
『10年に1つの怪作』といってもいいと思います。

本当に、笑えます!


なんというか
単なるギャグアニメではないし、ドタバタコメディでもない…

超能力者の斉木くんと愉快な仲間(?)達の日常のお話、です。


とにかく、


話のリズムが良い。

キャラが皆、『可愛い』

家族愛にほんわかする。

無理がない。

『品』がある。(←これ重要)

そして
声優さんの神がかった演技力。おっふ!



何度観ても飽きません。
何度観ても笑ってしまいます。

なんというか…私みたいなチョロい人間はさておき
アニメ玄人さんにオススメできる、貴重なアニメなんです!





以下、個人的な話で申し訳ない、

びっくりしたのは

1年に、1、2、3回、声を出して笑うかどうかの
『K』女史がこのアニメ観て

ブフッって笑ったんです(笑)何度も!


『K』女史は、笑いに厳しくて、笑いのツボも、よく解らない人で…
私の文章力では説明できないので、謎の行動で説明しますと、


私の気になるアニメ、をメモした紙に
『K』さんがしたイタズラ(?)なんですが、


新妹魔王の契約者 (は引退)
ペイルコクーン (30%off)
天使と夢の島 (はあちら)
COCOLORS (カレー味)
メガゾーン23 (45)


と加筆されていました。おかしくないですか?
(『K』さんの加筆は()の部分です。)





あとですね、
みんな大好き『ネンドウ君』のお顔が
どーしても、『カツオ君』に見えるんです!

どうか解っていただきたい!(笑)





私はこの作品が、本当に大好きです。

何度も観てるので
セリフ暗記…してます、ハイ(笑)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 30

86.0 3 J.C.STAFFで漫画原作なアニメランキング3位
監獄学園 - プリズン スクール -(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (2209)
11566人が棚に入れました
男子生徒5人、女子生徒1000人の学園を舞台に、女風呂を覗いた罪で、裏生徒会の手により懲罰棟に投獄された5人の学園生活を描くコメディ。

声優・キャラクター
神谷浩史、小西克幸、鈴村健一、浪川大輔、興津和幸、大原さやか、伊藤静、花澤香菜、橋本ちなみ、大地葉、藤原啓治
ネタバレ

kazunyanzu さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

さぁ男たちよ! いざ尋常に奮い勃て!! ぁΣ(ノ)゚Д゚(ヾ) 奮い立てッヾ(`Д´*)ノ!!!

原作コミック 原作未読 全12話

~ズンズンズン~プリズンプリズン♪~プリプリズン愛のプリズン♪~

男女比1000:5の学校(←大体 もちろん女子1000♡)
に通う男子生徒たち5人は、ある日よからぬ悪事を強行する|ョω♡)ジィーッ

大勢の女子に囲まれた勇逸無二の不純な男子ぃが
考え、やることは大抵一つに決まっている!!!

男って本当や~ね(。艸ε<*)もぉ~~!!

やっている事は実にバカバカしく下品で下らないが
男のロマン溢れる抱腹必死の超絶変態ギャグアニメ♪
(↑私的に本作を最大限に賞賛した上での褒め言葉↑)

そう…それは男の永遠のテーマ
誰がなんと言おうが、結局「男」とはみなバカな生き物なのである!!


よし! あらすじはこんな感じで(o´Д`)Фフゥ


さて、まず始めに本レビュー_((Ф(・ω・`)カキカキにあたって
以下より私が卑猥で下品な表現や、言い回しを多用することになる点を
予め先んじてここにお伝えさせて頂きます((。´・ω・)。´_ _))ペコリ

そのような内容に、気分を害される心配のある方はくれぐれも
ご注意頂くようお願い申し上げます(∩´。•ω•)⊃スマソー

なんとかレッドカードを出さない程度に心がけつつ
ギリギリまで攻め込んでいきたいと思っています(つ・ω・)≡つ))シュシュッ♪


さて、前もって釘を打っておいたから大丈夫でしょう!!
本作の感想を先走り○タラタラでお送りしたいと…( ̄ゝ ̄)/□ピピー

え∑(((((゚д゚;ノノ さっそくもって警告1枚ですと…Σ(lliд゚ノ)ノ ンヵ゙ぁッ!!!


失礼(`・ω・´)ゝ でわ気を取り直して!!!

まず本作始まってすぐ、
何を隠そうにも隠しきれない程の胸…、じゃなくて下ネタギャグの応酬に
この手の作風、ノリ、ネタ好きの方々には堪らない作りになっておりまして

笑いこけては涙がとまりません(。 ノ∀<)σぁ~お腹痛いw

不純な目的の為に同じ志を掲げては…なぜか
そーいう時ほど男子って無駄に団結力を発揮しますよネ(。→ˇ艸←)ププッ

はい! バカなんです(*ゝ`ω・)b

お決まりのあるあるネタからちょっぴしマニアック(アブノーマル)な
ネタまで随所に散りばめられては見るものを飽きさせません!!

元の原作コミックが大人気で私も名前は知っていましたが
正にその原作の持つ面白さ、持ち味が存分に描かれ
大成功したアニメ化と言うべきでゴザろう♪


それにしても”アンドレ”くんには深く深く同情致します(´Д⊂
ぁのような環境で…あのような仕打ちを受けるとは…
正に”生き地獄” 全くもって生きた心地がしなかったことでしょう!!

おなじ性癖の主として誠に謹んでお悔やみの意を申し上げます((๑-人-。)

とあるK氏の妄想日記(๑꒪д꒪๑).。oO
{netabare} 副:「誰だぁ!!! こんなとこに鍬をさしっぱなしにした奴はぁ~ヾ(`Д´*)ノ」

私:「はーいヽ(*´∀`)ノ♥ 私です~♪」
「 副会長様こんなダメダメな私にどうかお仕置きをε“ε”ヽ((;´Д`)ノハァハァ♥」

副:「そーか( ‘ω’) 早くかたしておけよ( ‘ω’ヾ(・ω・`)」


私:「щ((´>д<`;щ)…」 {/netabare}


とこのようにあのシーンにはとてもズムズムしてしまいました(;´Д`)ぅぅ


それにしても副会長殿の一所懸命さには敬意を評するでゴザルよ♪
歩く18禁ことダイナマイトでグラマラスな肉体を武器に男子諸君を
悩殺しては一掃するその姿、その存在だけでご飯が何杯でもイケちゃう
いいおかずになります(人´∀、`〃)
↑大人な皆さまは変な詮索をしないこと(ヾノ・∀・`)w

{netabare}汗で体をビショビショにしてヒンズぅスクワットぅーーーヾ(`Д´*)ノ {/netabare}


花ちゃんの空手クレイジー強さに反してこと”性”に至ってはウブな一面も
見所の一つでゴザろう(´―`*)ウンウン
花殿のメデューサについつい…私のブナシメジも∵(ε゚((◯`Д´*)o♪ 
↑大人な皆さまは変な詮索をしないこと(ヾノ・∀・`)w


それでも本作一のMVPに挙げたいのが
自称、練馬一の知将こと「諸葛 岳人」 通称「ガクト」

彼の並々ならぬ三国志への愛…
実は偶然にも私めも三国志にちょっとばかし精通しておりまして
赤兎馬に股がる関羽殿をパカランパカラン♪と走らせては
戦場を駆け巡っていたモノです(´―`*)ウンウン

(↑すいません(´。・д人) 三國無双なるものをプレイしていただけですw
勿論、お気に入りは小喬殿で、CV釘宮理恵 くぎゅぅぅ~です♡)


あッ! まったく話がそれて…私の悪い癖です(ヽ´ω`)トホホ・・

とにかく、副会長殿が赤兎馬にパカランパカラン♪ ヒヒィーン♪
している姿はもぉ可笑しくって(。 ノ∀<)σ
で、その後の「ガクト」の…姿に胸打たれましたッ!!!

とにかく!! 「ガクト」は本作きっての一押しキャラであり
もぅその姿に思わず「クソったれ~、最高にイカした奴だぜ」と
心が叫びたくなるほど男気がぷんぷんと溢れた香ばしい男でしたGOLD☆( ゚Д゚)b

うん♪これはもう本作のお気に入りキャラは「ガクト」と言っても過言では
ないでしょう(ヾノ・∀・`)

うん♪こーいうノリ、熱いキャラは見ていて気持ちがいいでゴザルよ♪

うん♪個人的にはキヨシ殿との絡みが最高でゴザルよぉ|ω♡)

うん♪この不味いバ○タ飯はなんでゴザルかぁ~( ゚∀゚)・∵.グハッ!!

うん♪これはなんだかやばい雰囲気だじぇ(○゚д゚)ャバィカモ・・・

うん♪これは作為的な…なんだか明らかに文章の並びに悪意を感じるのは…
き、気のせいでゴザルよ(´―`*)ウンOウンO← ( ̄ゝ ̄)/□ピピー


ぬぅぁああ…結局累積2枚で退場ですとーヾ(`Д´*)ノ
それは困る…絶対困るでゴザルよ(>人<;)
小生まだまだ_((Ф(・ω・`)カキカキせねばならぬ内容があるのでゴザルから…



すいません(´。・д人) 大変おふざけが過ぎましたが、

本作は私的に豊作だった夏期作品の中でも頭一つ飛び抜けるほど
大変面白くギャグだけでなく、物語性としても実に巧みで
一見何してるか、わからないよ-なバカげたことにも意味を持っていて

様々に練りこまれたその計画や策略の一つ一つがネチョネチョ絡み合う展開が
見るものを惹きつけては所々に小気味良いテンポでギャグがふんだんに盛り込まれる
という至高のエロターテイメント作品に仕上がっています(`・ω・´)キリッ

最初の数話で本作のノリ、バカさに笑いのツボをガシッと掴まされ
気づけば練りこまれた○○作戦や、巧妙に仕組まれた陰謀といった
物語の展開に引き込まれ夢中で一気に見入ってしまった*゚Д゚)*゚д゚)(オォォ…
というべきでゴザろう!!

ある種の緊張感に観ているコチラも思わず手に力が入り(๑˃̵ᴗ˂̵)و ՞
興奮しては、股…、ゴホンッ!! 胸が熱くなってしまう!!

見事に面白く、思わず奮いたたずにはいられない作品でした!!

いやぁ~実にエロ♡、ゴホンッ!! いや実に面白い♪

とにかく私はもういっぱいでギュウギュウでキツキツになってしまった
私のお気に入り棚にエリン… ゴホンッ!!
本作を突っ込みたくてしょうがない気分になりました♪

下ネタOK☆( ゚Д゚)b で”真の漢”の姿をご覧になりたい方は
ぜひ一度拝見して頂くべきでゴザろう♪

ちょッと私…TVドラマも気になっちゃうので覗いてみちゃいます|д♡)
続編も楽しみにお待ちしてるでゴザルよ♪

さぁ行こう… 我らが目指す夢の高み…  {netabare} 濡れ○コンテストぉぉε“ε”(ノ´♡д♡)ノ {/netabare}



それでは、本レビュも切りがいいところで
私も残った諸用をかたずけてから眠りにつくとしよう…  

ん( ‘ω’) …何をするかって|д・)?

      
それはもちろん、 ”雑務”・・・・      だ!!!

んむぅ… (;゚Д゚)ハッ!!

ブラインド… カーテンを閉めておかねば・・・・      {netabare} な!!!{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 94
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

これを作った原作者の頭の中を覗いてみたい

<2018/8/4初投稿>
原作は途中まで既読。
アニメ、ドラマ両方観ました。

前年まで女子校だった私立八光学園に五人の男子新入生が入学するところからお話は始まります。

女ばかりの楽園と浮かれていた彼らはとあることをやらかし学校のプリズンと呼ばれる懲罰棟に放り込まれてしまいます。

そこから彼ら五人の悪戦苦闘の日々が始まり・・・

というのが概要。

一言でいえば「下ネタ付きコント」です。

絵は少し劇画調が入ったでも古臭さは全く感じないキレイなデザイン。
出てくる人は皆真剣に一生懸命。
ふざけてる人など誰一人いません。
真摯に考えて行動してる。

なのにその結果がこれか!笑

とにかく笑いのセンスが独特。
タブーってなんですか?わかりません!
みたいなノリです。

下ネタもえげつないものが多い。
やたらいろんな液体が飛び散ってます。
でも不思議と不快感は感じない。
寧ろ時折、清々しい爽やかさまで漂わせます。
でも冷静に考えるとやっぱえげつない。

個人的な見どころは
「メデューサvsペットボトルの対決」
名シーンじゃないでしょうか。

{netabare} 女性のあれをメデューサに例えるなんて発想、私はこの作品で生まれて初めて知りました{/netabare}

他にも
{netabare} 「島津の退き口」{/netabare}
ドリフターズ観てた時、監獄学園思い出し笑いしてしまいました。

{netabare} 「理事長との尻か胸かの尻問答」{/netabare}
ギリギリの攻防がスリリングでした 笑

と数え上げるときりがない。
下ネタコントの名作です。

ちなみに、ドラマも再現度が高くよくもまあここまでという仕上がりでした。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 47

うっきー星人 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ついにエロバカ系、お下劣系アニメに神が降臨なさった!!

このアニメくっそワロタwwwww久方ぶりに神アニメが降臨したぞ!
まさか女の子に「おしっこをぶっ××る」アニメが現れるとはwww←これで雰囲気察して下さいw
エロ目的の人も副会長のおっぱい&ケツでイカ臭くなれます
とはいえ、やってる事はかのお下劣アニメ「変ゼミ」よりはソフトです

確実に1つ言えることは、エロorバカジャンル好きでまだ見てない人は「かなり損してます」よマジでっ!!
絶対観た方がいい!!俺はもう一気にコミックまで読みあさっちゃいました

設定は「超おバカにしたプリズンブレイク」という感じ、ストーリーというか展開、作戦も臨場感があってアツい
腹がよじれる位アニメで笑ったのは初めてかも、特に「顔芸」が面白さを引き立てている
各話すでに3~周以上しちゃいました、それでもまだ笑えるw

面白いのでいろんな人にオススメしたい所なのですが、エロ知識やお下劣耐性の無い人、お子様はNG!ショッキング映像満載ですw
女性の方にもオススメできる面白さですが、マジで「スーパー下品」なので(おしっこ、ウ〇コ、ホモォ展開が出てきます)そこはご注意をwww
エロ系とバカ系のアニメ両方でてっぺんを取れるかもしれない逸材!
1クールだとすると途中で終わるはずなので、勢いが消える前に2クール目今から作って下さい!早くっ!!

つか今期はエロバカアニメが面白すぎる、「下ネタ」とこれでエロアニメがワンツーフィニッシュ決めてしまうかも
俺の好みで例を挙げると、今期は「下ネタ」もかなり面白くAランク付けるレベルですが、こっちはSランクかな
(下ネタ好きの人ゴメンなさい、あっちも好きなので許して下さいw)
片方だけでも知っている人もぜひ観てみて下さい!!


ストーリー:プリズンブレイク的な脱獄アニメ。エロ、お下劣のインパクトがデカいが展開もしっかり練ってあって面白く、展開、友情もアツい!
毎回次が待てないので早くしてくださいw

声優:気合入りまくりだろwwwその中でもガクト担当の方にはがんばったで賞を差し上げたいw

作画:顔芸など大事な場面はバッチリ満点ですが、通常時はおしい所、頑張って欲しかった所があるので4.5

キャラ:今だかつてこれ程までに濃いメンバーが存在していたであろうか?という位素晴らしい


つかアンドレの顔面どうなっとんじゃ、色々集まりすぎやろwww

投稿 : 2024/11/23
♥ : 14

79.4 4 J.C.STAFFで漫画原作なアニメランキング4位
ウィッチクラフトワークス(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (1461)
8780人が棚に入れました
平凡なスクールライフを送る男子高校生・多華宮仄と、文武両道、容姿端麗で絶大な人気を誇る学園のマドンナ・火々里綾火。クラスメイトながら住む世界が違うふたりであったが、仄に隠されたある秘密から、主従関係を結ぶことになる。仄は姫として、綾火は彼を護る炎の魔女として――。仄の「白いアレ」を巡り繰り広げられる、魔法少女たちの可憐で壮大なバトルの火蓋が今、切って落とされる!

声優・キャラクター
小林裕介、瀬戸麻沙美、茅野愛衣、川澄綾子、釘宮理恵、井澤詩織、夏川椎菜、麻倉もも、日岡なつみ、飯田友子、大原さやか、大地葉、阿澄佳奈、又吉愛、白石真梨、黒田友佳、平野綾
ネタバレ

☆エトペン☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

2014年冬はいい作品少ないと思ってたけど、これを見逃してた自分が悔しい。

普通にどこにでもいる高校生の主人公は
ある日魔女に助けられる。

その魔女というのは
「お嬢様」とみんなから慕われている
容姿端麗の理事長の娘だった。


終わった時の評価が高かったので見ることにしました。
今はなぜかすごく低くなってますが・・・。



まず褒めたいのは
ギャグの面白さ。

シュールな絵面が多く、
自分の腹の中から「ふっ」と不意に
出る笑いが多い。


1話だけでもかなり笑えたので
1話見て自分に合うかどうかを
確かめるのが一番いいと思う。

ちなみに僕は毎話爆笑していた気がする。


{netabare}
しかし最後の方のシリアス展開は
急すぎてあまり楽しめた気がしないのが
残念だった。
{/netabare}



シュールといえば
主人公の立場がお姫様に近く、
魔女のヒロインが主人公に
お姫様抱っこしたりしている。



「僕らはみんな河合荘」で
fhánaさんの曲を気に入ったので
fhánaさんが出ていると知ったときは
期待していました。
そして期待通りの良曲でした。
fhánaさんの他の曲も聴いてみたいですね。




どうでもいいことだが、
EDを歌っていたKMM団、
ポケモンではロケット団みたいな立場の
やられ役の5人のうちの一人がかわいくてしょうがないのだが・・・。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 50

テンガロン さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

キャラの魅力で最後まで見させるパワーがあります!(笑)

本作は超優しいマイペース主人公の
多華宮仄(たかみや ほのか)くんと、
学園No1のクール美女であり彼を守る使命を持つ
火々里綾火(かがり あやか)ちゃんの
ドタバタラブコメアニメです。

仄くんを奪いに来る「魔女」たちを
同じ魔女である綾火ちゃんが守る!という
至ってシンプルな構成なのですが
多くの謎があり、そこがなかなか興味深い物語です。

綾火ちゃんのクールでありながら一途に仄くんを
想う気持ちは見ていてニヤニヤしちゃいますし、
そんな綾火ちゃんに想われているド天然の仄くんも
すごく良い子なのでこの二人を見ているうちに
このアニメに引き込まれていました(笑)

それに加えて登場するキャラも魅力的です!

中でもKMM団は良かったですねぇ(^^)
特にリーダーの倉石たんぽぽちゃんが大のお気に入りです!
たんぽぽちゃんを見たいがために
見ていたと言っても過言じゃないです!(笑)

それと「妹パワーで何とかするモン!」の
仄くんの妹の霞ちゃん!妹パワーは無限大(笑)
この子は憎めないなぁー(^_^;)
個人的に好きな性格なんですよねぇ(笑)

キャラアニメが好きな人にはオススメです♪(^^)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 59

こた さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

スタイル抜群の美少女に身を守ってもらえるという喜ばしくも苦悩な日々…

シリアス路線は期待しないで、ギャグ目線で観たほうが楽しめると思う。個性的な脇キャラが際立っているからか、コミカルな部分のほうが強い。ただ全体としてのストーリーはやや難あり。
印象としては主人公や世界観がいかにもラノベっぽく、実際原作は漫画だというのを知って驚いたほど。他作品と一線を画すのは、やはり主人公(男)とヒロイン(美少女)との関係性だろう。本来ヒロインを守るはずの主人公が、守られる側の立場に徹していなければならないという、いわば縛りである。とはいえ、主人公も男なので自ら姫(ヒロイン)を助けようともするが、現実は残酷なもので…。
結局のところ、強い者が弱者を守るほうが理にかなっているので、当然単なる足枷にしかならず、「┐(´д`)┌ヤレヤレ身を任せていればいいものを…」と観てる側もイライラとしてくることも度々あった。
けれど主人公の身になればまあ気持ちも分からないことはない。その辺りが作品の好き嫌いの分かれ目にもなり得ると思うので、心の折り合いが若干必要かもしれない。
キャラはすごく魅力的。特に敵キャラであり噛ませキャラである魔女五人衆は愛すべきバカ(笑)
声優はわりと豪華。fhánaさんが歌うOPはカッコいい。ED曲はやられ役の魔女たちがもはやこの作品の顔となりつつ、お茶目さたっぷりでかわいい(笑)
作画も上質。京アニかと思ったほど。

180センチ(もしくは190)はゆうにある女の子がそばにいたらどんな感じなのだろう。背がそこまで高い子ってほとんどいないから、想像つかないところでもあるけど、もし並んで歩けたらロマンなり、夢があると思う(^^)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 29

79.0 5 J.C.STAFFで漫画原作なアニメランキング5位
じょしらく(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (1765)
8277人が棚に入れました
別冊少年マガジン(講談社)2009年10月号(創刊号)から連載中。さよなら絶望先生の久米田康治原作、ヤス作画による別冊少年マガジン連載の女子落語漫画「じょしらく」のTVアニメ化が決定!アニメーション制作をJ.C.STAFF、監督を「Another」の水島努。キャラクターデザインを「あの夏で待ってる」の田中将賀が。


声優・キャラクター
佐倉綾音、山本希望、小岩井ことり、南條愛乃、後藤沙緒里

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

<最終回まで視聴完了> 思い切り笑えて面白かった!

<最終回を観て全体の感想>

もう終わってしまうのか・・というのが正直な気持ち。
観る前までは原作も知らなかったし、まるで期待していなくて、
でも、友人達が揃って「面白い!」と太鼓判を押していたので
観てみたら・・・すぐにすっかりハマってしまった。

時事ネタ満載、ブラックジョークだらけだけど随所に萌え要素もあり
後半に大抵来る街角探訪的なコーナーも興味深く、かつ面白く大好きだった。

それぞれのキャラも観ていくごとに濃くなっていき
物知りで実は一番ボーイッシュだったりするガンちゃんとか
可愛い外見や言動の裏の声が笑わせるキグちゃんとか
毎回の私服が可愛くてキャラとのギャップを感じさせるマリーさんとか
ネガティブ思考に陥りやすいククルちゃんとか、
けっこうツボだった。

2期があったらぜひまた観たい!
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<11話の感想>

11話にしてサービス回?水着から始まった!
がしかし、そこは・・・
やはり相変わらずの面白さ。今回は特に笑い転げる羽目にw

私服で街探訪コーナーと勝手に私が名づけているシークエンスで
今回、彼女達が出かけたのは「武蔵境」
マリーさんのマリンルックがめちゃくちゃかわいかった♪

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<10話までの感想>

相変わらず時期設定が前後したりとごちゃ混ぜだけれど
「こまけーことは気にしない」ことにしましたw
それよりここ数話、めっちゃ面白い。
ギャグの相性が良いってことかもしれないけれど、大いに笑えた。
10話での歌舞伎町がまた懐かしく・・
ゆる~い会話をしながら街をぶらぶらする彼女達を見ながら
ふと、『アド街ック天国』とか『モヤモヤさまぁ~ず』を思い出した。
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<8話の感想>

内容はすごく面白かったし大笑いしたんだけど、
ちょっと待て・・先週、しまい忘れたお雛様のことだったよね?
で、なぜに今週はお正月???なんか時間がちぐはぐすぎて
雑な感じがちょっとな・・と思った。

え?「つまんねーこと気にするなよっ!」ってか

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<7話までの感想>

オリンピックの影響で間延びしてしまったが
7話は久々、ピリっと引き締まった感のある笑いが楽しかった。
特に築地に出かけた彼女たちの面白トーク、魚政編がいい。
また、最初の頃賑やか過ぎてあまり好みじゃなかったOPもEDも
耳慣れるとけっこうテンション上げるのには良かったりして。
ちなみに、個人的にはマリーさんがお気に入り♪
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<5話までの感想>

舞台はどうやら新宿3丁目の末広亭。
長いことあのあたりに行ってなかったけれど
落語家の女の子たちにスポットを当てたのは新鮮。

原作は「5人の女子落語家たち」を主人公にしたギャグ漫画作品。
冒頭や途中で何度も登場する「この漫画は女の子の可愛さをお楽しみ頂くため
邪魔にならない程度の差し障りのない会話をお楽しみいただく漫画です。」
の言葉通り、さもありそうな日常の、女の子たちのおしゃべりを
撮影したかのような演出と内容なのだけど、
これがけっこう国際情勢や古い事件、社会風刺などなど
ブラックジョークを随所に散りばめており、そこが一番笑いのツボだったり。
ただ、原作の時期と今現在にズレがあるせいで、風刺ネタとしては
古いものがあるのも事実。そこはちょっと笑えないかな。

話題の最初はほんとうに、どうでもいいことで。
落語と私どっちが大切なの?とか、
例えば犬派か猫派か、とか、めがねについてとか、他愛もない話のはずが
いつのまにか、まったく別の結論へと流れていったり、
ガールズトークではもう当たり前のような、
コロコロ話題が変わっていく様など案外リアルだなと思った。

落語家なので、ほんの数秒は落語を披露しているが、楽屋でのシーンがほとんど。
時には歳相応の私服で外に出て
原宿などあちこち歩き回ったりしながら
やっぱりどうでもいいおしゃべりをしている
そんな彼女たちがとても面白い。そして興味深い。

4話は古い社会風刺であまり笑えなかったが、
5話はけっこう笑いのツボの相性が良かったのか、面白かった。

5人それぞれのキャラもハッキリ分かれており、どの人の視点に立つかでも
また印象が変わってきそうな気もした。
この5人のひとりひとり、自分の身近にそっくりな性格の人がいて
同じようなセリフを言うものだから、
なおさら内輪ウケのような感覚で笑ってしまっている。

まさか最終回までこの調子だったら、文句のひとつも言いたくなるけれど
きっと要所要所でメリハリをつけた展開と演出になるのかも?と。
むろん、そうであって欲しいのだけどね・・

投稿 : 2024/11/23
♥ : 80
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

全話視聴完了。総評的な物も。

原作既読(単行本にて)。
何だかんだで、久米田先生の作品とは縁(?)があるようで、楽しく読ませて頂いております。
というか・・・どういう経緯で読むに至ったのか思い出せませんw 多分久米田先生&ヤス先生の組み合わせの「意外さ」だったかと・・・w

総評的な物
{netabare}
・1クールで終わってしまうのが、とても残念です。元々放送前から期待していたタイトルだったので尚更です。
・基本、時事ネタ・社会風刺・パロディ・ブラックジョークで会話を転がす、ギャグ(と書いてしまってよいのでしょうか?)作品。
・ネタの詰め込み度が高く、範囲も広い為、笑える・笑えないが視聴者によって異なってくる作品ですね。
・ネタ元を調べたりするのが結構楽しかったです。
・雑学や時事ネタ、地理的な物まで、色々知ることができて楽しかったです。
・放送時期の関係上、結構シャレにならないようなネタも多く。「本当に大丈夫か、このアニメ」と何度思ったことかw
・画的には・・・特に荒れるでもなくクール通して安定していたと思います。スタッフさんが頑張っていたのでしょうが、録画画質とモニター性能のせいで、全て汲み取れないのが残念です。
・当初懸念していた声優さんについては問題無く。慣れもありましょうが、違和感無く聴いていられました。
・個人的には佐倉さんと後藤さんに拍手を。
・Q:OPとED、どっちがすき? A:つまんねーこと訊くなよ。断然OPですw
・2期があるなら、是非視聴したいです。 
{/netabare}
{netabare}
13話鑑賞後-----------
最終話も、かなり笑わせてもらいました。
マイナスかな?と感じたBパートが勿体無いです。

ウザンヌさん、確かにウザいw ウザさ全開w そして見事に演じ切った新○さんが素晴らしい。
OPを丸っとパクった辺りは、本当にヤバかった。
アニメ観て「腹を抱えて」レベルの笑いは、本当に久しぶりです。

Cパートも、終には自虐ですら無いような展開で。アニメ化どころか円盤化すら否定する始末w いや本当に発売中止とか、困りますよ?w

唯一不満はBパート。
ここ数話に比べて、インパクトにもキレにも欠けていたように感じました。12話が六本木ネタだったのが対照的で、そんな印象になってしまうんでしょうか。記憶に残ったのはウザンヌさんくらいか・・・w

「お後がよろしいようで」の意味・由来、今回初めて知りました。「=オチ」みたいな表現かと思っていたんですが、なるほど。

12話鑑賞後-----------
前回のフリの通り、巨大門松からスタートw

このアニメ観て、初めて知ることがかなりの数になっています。社会風刺やパロディなどがメインな作品だと思いますが、雑学っぽい方面でもお気に入りタイトルです。
今回で言えば、「羊が一匹~」「縁起の良い夢4位~」など。
何気にガンちゃんと苦来さんの博識?っぷりが目立っているかな~と。

Bパートは相変わらずの首都ネタ。
ママン怖いw
ヴェルファーレは懐かしい響きですね。名前の由来は初めて知りました。

Cパートは・・・。
クールビズというより忍者。というより新手の風俗?w

11話鑑賞後-----------
残りあと数話と考えると、かなり寂しい気持ちになります。
今クールの軸タイトルの1つでしたのでw

スク水のネタ、やっちゃいましたね~。某知事とは違った方向性で、やらないネタだと思っていたんですが。
水着の2人(以上)羽織って・・・やっぱシュールですね。

武蔵境ってどこかで聞いた単語だと思ったら・・・以前にネタにしてましたね。10話でしたっけ?
J.C.STAFFさんのホームなんですね~。
武蔵~のネタもやってましたね~。
関東圏に住んだこと無いので、さっぱりわかりませんw

久しぶりにノッポさんとゴンタくんを思い出しました。
しかし・・・わかる世代が若干高くないですか?w
(一応調べてみたら・・・再放送されてたんですね)

日本獣医生命科学大学卒業の漫画家さん・・・意外な方でしたw

ツリー惨事。確か先週虫歯予防週間のネタが・・・w

どうするとその巨大ツリーが廊下を通るのだろうか?w 原作の時はそれほど気にしなかったのですが、アニメ化されて俄然興味が出てきました。

そして次回予告が意外にもマスクの人w

10話鑑賞後-----------
仁丹ってw 名前は知っていますが、実際手にしたことはないです。

外交問題は現在かなりタイムリー過ぎて、色々ギリギリな気が。

「愛天使伝説ウェディングピーチ」・・・正直一度全話観てみたいタイトルだったりします。どこかにレンタルDVDとか無いものでしょうか。

チャンネルとか製作局とか製作会社とか、どこかの軽音部って、もう具体名出しちゃっても良いんでは?w

歌舞伎町って歌舞伎劇場無いんですね。
灰皿装備の流血男の群れにはさすがに吹きましたw

6月4日虫歯予防週間ネタ・・・って、本当に季節感の無い番組だな、とw

放送当初はネタにキレ・尖り具合が足りないと思っていましたが、回を重ねる毎に色々ギリギリになってきました。大変失礼なことを書いてしまい、すみませんでしたw

9話鑑賞後------------
8話のコメントはまとまらずに9話まできてしまいました。

今回も色々具体的な例(シルエットとかw)出てきて、色々大丈夫なのか?と心配になります。 久米田先生のこういうところ、好きなんですけどねw

結構長く蒙古斑ネタで弄られるマリーさんですが・・・そう「尻」連呼すると、むしろこのアニメが「尻アニメ」と呼ばれることにw

動物園ネタでは、皆さん髪型変わっていて新鮮でした。
レッサーパンダの「レッサー」の意味を初めて知りましたw
「ネット怖い」の件は・・・妙なタイミングなので、逆に深読みしてしまいます。

国民的アイドルって・・・そっちなんですか?w(注:僕はどっち派でもないのでw) 5人足りないってw

マスク役の悠木さん、何だかんだでやっぱり分かりやすい声してるな~と再認識。

6、7話鑑賞後-------------
・6話
この回は・・・色々具体名出てましたけど、大丈夫なんでしょうかね~?w いえ断然コンポタ派ですけどもw
「まんがたいむきらら」とか・・・「五日性~」つながりでしょうか・・・?

後は・・・祝・丸京さん復帰。
じゃなくて。これはほぼやらないだろうと思っていたネタがアニメ化されていて驚きでした。銀河連邦太陽系知事選ネタ。元総理が・・・「ふうせんかずら」さんとカブるのは何故でしょう?w
生徒会長いっぱいいましたね~w
・7話が
築地の話は面白かった。何が?と訊かれると返答に困るのですが・・・雰囲気的にといいますか。
吉野家一号店の話は為になりました。

4話鑑賞後----------------
前回「もっと際どく」と書いた身ですが・・・4話については何の不満も無く観れました。

マリーさんの扱いが酷いですね~。特に丸京さんw 手寅さんの言ってることも酷かったりするんですが、一発も手を出されていなかったり。

苦来さんの胃の中に入っているのは・・・何でしょうか?w

コスプレしてる?方々、いろんな作品のキャラと思しき姿がみられましたが・・・。殆ど(確認とれないのもいたので一応)はJ.C.STAFF製なんですね。何気に釘宮さんのキャラが多かった気がします。
 
3話鑑賞後----------------
いよいよマリーさんが弄られキャラとして確立し始めましたね。

2話からですが、苦来さんが良い味出してきてるな、と。後藤さんGJです。

色々ハードルはあることと思いますが・・・もうちょっと際どく、原作通りにネタ展開して欲しいかな?と思える部分がチラホラ。3話なら「真田小ZOO」。
いえ・・・諸事情あるんでしょうけども・・・。

前回のタワーネタ、今回の雷門ネタと・・・どちらもご当地?ネタなんでしょうが・・・地方住まいの身としてはイマイチ盛り上がりに欠けるかと。原作にあるネタですか?

第2話鑑賞後-----------------
OP曲がいい感じに脳内を侵食し始めましたw

30分の枠が3つのパートに分かれてしまうのは・・・絶望先生辺りからの流れでしょうか?w

キャラデザは「とらドラ!」と同じ方だと思いますが、個人的には今回の方がヤス先生に近く(というのも何ですが)自然な感じます。
・・・そういえば「とらドラ」途中で止まってるな、と。

今回も楽しめたと思います。極端にバカ受けするポイントは多くないかもしれませんが、やっぱり好きです、こういうネタの転がし具合。

マスクの人がごく自然に参加してましたが・・・w
東京タワー、スカイツリー、スカイタワー・・・分かりませんw

EDはモモクロですよね?

第1話鑑賞後-----------------
う~ん・・・期待通りなのか、まだコメントし辛い感じです。
詳細な感想はもうちょっと観てからでw

手寅推しな展開だったなぁ、と。
北とか西とかに向かって「返せ~」はw タイムリーなネタですけどもw
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 21

お茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

差し障りのある女子会<改稿>

この番組は女の子のかわいさをお楽しみ頂くため、邪魔にならない程度の差し障りのない会話をお楽しみいただく番組です。

ではなく・・・
女の子のかわいさはありますが、かなり差し障りのある会話をお楽しみいただく番組です。

落語家によるくだらない会話から時事ネタ、ブラックジョークパロネタまで、かなりギリギリwてかアウト位のネタが繰り広げられます。1話3本立ての構成でAとCパートは楽屋。Bパートは東京の町をぶらり散歩。Bパートはその町のご当地ネタを詳しく解説しながらギャグにしていく。楽屋とは違い、この時は私服姿。毎話服が違うのでキャラクターが可愛く見えました。各パートのにちょいと落語も挟んできます。

ただ眺めていると女子会っぽいな~と思いました。
「女子会(じょしかい)とは、主に女性だけで飲食店などで集会を開き、女性だけで話をする宴会のこと。下ネタや悪口など男性がいると話しにくいことがあっても女性だけだとストレス発散やそのまま話ができる、という点がメリットとして広まり定着した。wiki参照」
本作はかなり差し障りのある女子会な気がします。語弊はあるかとですが。

じょしらくの場合、ネタの数自体はそれほど多くないんですよね。1つの話題を繋げていって、時事ネタや身の回りの事がネタに話題に上がり、そうよね、ああよねみたいな、トークの流れで笑わせてくる。その繋げが上手いとも言えるし、トークという意味では自然でもあるし、女子会っぽいなと。それって改めてすごいなあと思う。自然な話は助長があるもんですし、オチは少なくなってくるわけですが、助長とも感じさせないし、オチがオチを呼んでいくわけですよ。ただそれだけかも知れないけれども、これに限っては本作ならでは。

後はマリーさんがかわいい!つまんねーこと聞くなよとか、蒙古斑はずるいんですよw
「オレオレ詐欺」とかけまして 「電子機器」とときます その心は、 「だんだん仕掛けが巧妙になります」 お後がよろしいようで・・・

投稿 : 2024/11/23
♥ : 47

80.1 6 J.C.STAFFで漫画原作なアニメランキング6位
バクマン。(TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (1366)
7859人が棚に入れました
舞台は埼玉県谷草市、中学3年生の真城最高(サイコー)は、高い画力がありながらも将来に夢を持たず、ただ流されて普通に生きていくだけの退屈な日々を送っていた。そんな最高の叔父は、かつて週刊少年ジャンプに連載し、その作品がアニメ化もされた漫画家川口たろうであったが、連載打ち切りとなり、その後の過労により亡くなった過去があった。ある日、些細な出来事をきっかけに、秀才のクラスメイトで原作家志望の高木秋人(シュージン)に、「俺と組んで漫画家にならないか」と誘われる。はじめは一緒に漫画を描くことを拒絶していたが、声優を目指している片思いのクラスメイト亜豆美保と、「アニメ化したら結婚する」と約束したことから、漫画家への道を志すことになる。

声優・キャラクター
阿部敦、日野聡、早見沙織、矢作紗友里、岡本信彦、諏訪部順一、志村知幸、川澄綾子、藤村歩、利根健太朗、野島裕史、川田紳司、堀内賢雄、浜田賢二

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

とっても気持ちの良い作品でした(o^-')b

■バクマン。ってこんなアニメなのです(*'ω'*)
『DEATH NOTE』でおなじみの大場つぐみ&小畑健コンビの作品なのです(ノ´▽`)ノオオオオッ♪
ジャンル的には純愛青春サクセスストーリーですね!
 
漫画家の叔父の姿を幼少の頃から見ていた「真城 最高」(愛称:サイコー)と、学年トップでサイコーの絵に惚れ込み漫画家を一緒に目指そうと誘った「高木 秋人」(愛称:シュウジン)。
そして、この2人がコンビを組むきっかけになったのが、声優を目指すヒロインの「亜豆 美保」(azuki miho)とそれをサポートする親友の「見吉 香耶」(miyoshi kaya)。
この4人の純愛と紆余曲折しながらも夢に向かって突き進む日々を描いたストーリーなのですよ♪
 
 
■総評
原作の方はまったく知りませんけど、アニメから観た人も十分楽しめる作品だと思います♪
とにかくサイコーとシュウジンの2人を見ていると、何かこういう関係って良いなって思えて、とっても良い気分にさせてくれました♪
 
中学生で漫画家という自分の進む道を決め、同級生達とは違う道を選んで行くわけなのですけど、決して中途半端な気持ちじゃない、真っ直ぐに夢に向かっていく本気さが伝わってくるように描かれているのです。
さすが本職のストーリーだけあって、漫画家を目指す心理描写が細部までこだわりを持って描かれている印象ですね♪
 
個人的には、シュウジンが面白くって、かっこ良くって一番のお気に入りかな(*^-^)
サイコーの良き理解者であり、頭は元々良いのだけど裏では人並み以上の努力を惜しまないそんなシュージンにもう釘付けですo(- -;*)ゞ
 
それと、夢に向かって一直線のサクセスストーリーの中にも、甘酸っぱい恋のお話が絡められていて、それがハーブティーのように気持ちを(´▽`) ホッっとさせてくれる良いアクセントとなっているのです♪
 
サイコーと亜豆ちゃんのわざと距離を置いてお互いを支え合い、愛を育んで行く関係は到底理解できないですけど、ちゃんと成就できたらどれだけ幸せな気分になれるのかなって考えちゃいました♪
それとは対照的に恋に積極的な見吉ちゃんと徐々に惹かれて行ったシュウジンの恋の行方の方が自然でいっぱい共感できました♪
とにかく、2組4人の絶妙な関係は注目して欲しいところですし、こんな恋の話があるからこそ、地味な漫画家のイメージにさわやかなが風吹き込まれて清々しさを感じる作品になっているようなきがしました(⌒-⌒)
 
「バクマン。」を観ると、きっと前向きな気持ちにさせてくれて、元気をもらった気持ちになれると思いますよ♪
なので、2期もとっても楽しみなのです( `ー´)ノ
 

■MUSIC♫
OP曲『Blue Bird』
 【歌】コブクロ
 「まだ見ぬ二人の幸せの為に、愛が繋がっていれば信じて歩んでゆける」って内容の歌詞です!
 サイコーと亜豆ちゃんの気持ちを歌ったコブクロらしい心温まる楽曲ですね♪

ED曲『BAKUROCK 〜未来の輪郭線〜』1話~13話
 【歌】YA-KYIM
 軽快なロックサウンドと前向きでストレートな歌詞がヤル気を出させてくれる応援ソングですね♪
 R&Bやヒップホップ主体のYA-KYIMの楽曲では珍しいナンバーかもしれませんね(*^。^*)
 
ED曲『現実という名の怪物と戦う者たち』14話~24話、25話はOP曲
 【歌】高橋優
 前期のED曲同様に、元気をもらえるような応援ソングです♪
 東京メトロのCMソング「福笑い」の人ですねw
 ダミ声とまではないのですけど、ノイジーな声質が特徴的で、
 胸に響くストレートな歌詞が特徴のシンガーソングライターなんですよ♪


2011.09.16・第一の手記
2012.01.26・第二の手記(追記:■MUSIC♫)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 51

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ジャンプ漫画の超王道を自ら実践

漫画家を目指す若者の物語ですが地味さはありません。
ジャンプ漫画原作という事で、ジャンプらしいアツさが漲ってます。
こういう一風変わったコンテンツはNHKの得意とするところ。アニメとしての出来は原作に忠実かつ良質でした。


一口に漫画といっても、ただ漫然と漫画家になりたいのではなく「ジャンプの漫画家」を目指すお話。
日本一売れている漫画誌の人気作家になる!が目的です。
アンケートの順位で一喜一憂する生き馬の目を抜くシビアな最前線。
その中で夢を叶えるための、ある意味戦いの物語といっても過言ではないでしょう。
決意し、努力し、友情を培い、愛情を育み、挫折し、成長し、(漫画で)勝負し、勝利する という、ジャンプ流の王道を踏襲してます。


劇中で、面白い漫画とは、人気の出る漫画とは、が何度も語られますが、本作そのものが、それをふんだんに含んでいるのは流石。
信頼できる親友と仲間がいて、
愛すべき可愛いいヒロインがいて、
切磋琢磨する強力なライバルがいて、
不屈の意思で目標に向かって突き進む主人公がいる。
そんなベタな少年漫画の世界をお楽しみください。




じつは私、随分前からジャンプは読んでいません。
もうワンピースもナルトも読んでないのですが、バクマンだけは単行本を即日購入する大好きな作品です。

大人も若者も、編集も作家も、みんな真摯に向き合ってる漫画バカ達が愛おしく思えるのは、やっぱり自分もマンガが好きなんだからだろうなぁ、と、しみじみ思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 8

☆スピスタ☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

ダントツに好き!!

個人的に昔からマンガ大好きで溢れるほどの量が家にあります。

そういうのもあるのか、漫画家を目指し頑張る姿や漫画家としての仕事の裏側やその人たちの心情を上手く描いたこのアニメはとても面白く興味深い話だと思います。

この設定でここまで面白く、話を展開させているのは正直すごいです!

アニメを観た後、続きが気になり即マンガ全巻大人買いしたぐらいなのでめっちゃオススメです(^O^)/

投稿 : 2024/11/23
♥ : 0

79.3 7 J.C.STAFFで漫画原作なアニメランキング7位
食戟のソーマ(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (1266)
7510人が棚に入れました
下町の定食屋の息子・幸平創真は、家業を手伝いながら、父・城一郎を越えるべく料理修業に励む日々を過ごしていた。

中学校卒業後は家業を継ごうと考えていたが、城一郎は店を数年閉めると宣言し、海外へ行ってしまう。

そして創真は、城一郎の命により、超名門料理学校「遠月茶寮料理學園」の高等部に入学する。

そこから創真は持ち前の料理のノウハウを駆使して料理人として成長していく。

声優・キャラクター
松岡禎丞、種田梨沙、高橋未奈美、石上静香、花江夏樹、小野友樹、櫻井孝宏、茅野愛衣、内田真礼、村田太志、小林裕介、大西沙織、中村悠一、能登麻美子、子安武人

yuki さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

なぜこの人たちはすぐ裸になるんだろう

面白かったです!
とにかくお腹がすくアニメでしたw
OPのオムレツがすごいふわふわでもうおいしそう(゚q゚*)
と、ウキウキで観ていました。
ああ、そんなこと言ってたらお腹がー


さて、本作は料理を主軸にキャラクターたちがバトルしていきます。

主人公は情報に入れていたよりもそこまで完全完璧ではなく、
ほどほどに苦戦している場面もあり試行錯誤してるさまは見応えありました。

作ってみようかなあといったものよりも、
どちらかというと本格的な料理が多かったように思います。
ああ、そういうものがあるんだね、といった感じで楽しむような。

物語に関しては王道でしたが、熱い展開も多く先も気になり、個人的に満足。
後半は個人個人にスポットが当たって、中々に楽しめました。

ただ、あれですね。
この世界の人たちはすぐ裸になるんですよねw

美味しいという表現方法がなぜか裸になり悶えるわけです。
始めは違和感しかなかったw
EDでも裸だし、逆にもう突っ切ったなー
と思いだしたころにはもう慣れてきまして、
この世界ではこういうもんだと麻痺しちゃいましたが。

この部分に違和感を感じる人は観にくいかもしれませんね。
ただ、慣れてしまえば絶対楽しめるはず!


2期も決定しているみたいですし、楽しみです。
料理バトルが好きな方、王道な展開が好きな方はぜひ。


では、最後に。
ハイ、せーの、おそまつ!(っ´∀`)っ

投稿 : 2024/11/23
♥ : 14

Britannia さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

おあがりよ!

■1話視聴で感じた事
過去作品で良く見る食後のオーバーリアクションとか
正直グルメアニメに興味なかったので1話で切ろうかと思っていた・・・
が!
次回予告の「名門料理学校」って所が引っかかったので継続視聴してみた。

■結果
視聴続けると
3.0⇒3.5⇒4.0⇒4.5
右肩上がりに面白くなる、切らないで良かった。

緊張感もあってシナリオが面白い。

■感想
ジャンプならではのバトル物ですが
題材のグルメ「食戟」が新鮮

例)特殊なバトル物(知略戦)の『DEATH NOTE』的な新鮮さを感じた。

『HUNTER×HUNTER』のグルメハンターに特化したアニメの様だw
少年誌のエロだったり色んな要素が入っていて人気があるのが解りました。

キャラの絵も綺麗、料理も美味しそう
全話見て一番好きなキャラ

水戸 郁魅「肉魅(にくみ)」ちゃんが可愛い

美味しく頂きました
御粗末!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 21

kazunyanzu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

極上の美食バトルがここに開宴!! さぁ…おあがりよヽ((`∀´*)っΩ~

原作コミック 原作未読 全24話(15’春~夏2クール作品)


名だたる名料理人たちを世に数多く輩出している
日本屈指の料理の超一流名門学校 ―”遠月学園”―

卒業すればその道のエリート入りが約束される… が!!
その道は実に険しく、入学した生徒そのほとんどが
篩(ふるい)に落とされるという、超ウルトラ難関エリート学校!!!

そこに通う、幸平創真(ソーマ)たちが巻き起こす
爽快・痛快・迫力満点の高校生熱血フード料理対決バトル!!

その名も…
○`Д´)oノ[ 食 戟 しょ・く・げ・き!! ] ヽo)´Д´;;)

日々鍛錬を積み、磨きあげたその腕をふるい
食した人をとめどない幸福感へと誘う料理人たちの戦い…

食材の魅力を最大限に引き出し、そこに奇想天外、斬新な発想をスパイス✩
和・洋・中、料理のジャンルの枠に囚われぬ、正に夢のようなコラボ♪
そして作る者の心・魂を吹き込んだその料理たちはより一層の輝きを放つ!!

彼らのその美食へのあくなき探究心はもはや我々の常識を遥かに覆す!!
人々の心を”絶頂のエクスタシー♡”へと導く、究極の美食の祭典が今ここに―

さぁ!! おあがりよッヾ(`∀´*)ノ-∵!!!


(o´Д`)Фフゥ 思わずあらすじに力が入り過ぎてw、
柄にもなく長々と乱文…失礼しました(人>ω・*)スマソ


本作の面白さ、その醍醐味はなんといっても
料理のぉいしさ! 料理のあたたかさ…、その題材の魅力をギュッと凝縮し
迫力満点のフードバトルを見応えあるストーリー展開で描き、
さらに様々に趣向を凝らした演出、
そしてそこに魅力的なキャラたちががはじけて*:゚・☆
見応え抜群の面白い作品に仕上がっておりました♪

そしてそして、本作でより力を入れている点、その演出こそが…
料理を食した人の … 「 リアクション!!! 」

美味しいものを美味しいそうに見せる
「画」や「音」の演出はもちのろんのこと
それを食する人のリアクションが実にCongratulations☆(゚∇゚ノノ”!!

満面の笑みで、至福の表情を… ヨダレがじゅるり♪と
なんてハレンチな描写♡ 見ているコチラまでそそられてしまう程…

世の健全な青少年たちの○を鮮やかににかっさらうかの如く
その艶かしく、みだらぁ~な描写のオンパレードに ご、ごちそうしゃまでーす(人´∀♡)♪
JC(ジャンプコミック)のその手の枠ですなコレは(o´艸`)

ぃやぁ~良い感じに刺激… もといスパイスがきいてました(σ´Д♡)σ!!
全てをさらけ出すというわけではなく、ぁくまで妄想を掻き立てる
健全な男子ぃーの夢膨らませる…そーいった演出が実にぉ見事♡

ぁ~s 、食欲が(。´ω`。)Ψ*:・゜♡
ぅう(゚д゚)_。) コレ見ていると、お腹がすくのですよw

そぅ…食欲そそるその香り、匂いにつられついつい舌がジュルリ(*´﹃`*)と
ぐつぐつ♪ ジュワー~パチパチッ♪と、食欲を刺激するわくわく音♫

いざ目の前に振舞われた料理の、その美貌♡
瞳をキラキラ輝かせては、もぉたまらず…パクリ(๑•ʜ •๑)

口に入れた瞬間広がる美味のハーモニー♫♦・*
塩気に加えて、甘みと食材にしみ込んだ旨味が絡まり、
素材の味を活かした優しくも上品✩ それでいてどこか懐かしい味+:。(´ω`*)゜.+:。

そこに、とろとろふわふわ、はずむ弾力♫ 歯ごたえ…舌触りと食感が相まり… 
実に心地よく口の中で踊りはじけては深まる味わいのアンサンブル☆。+


⇒はぅぁぅぅうぅぅぅぁ~ヽ(๑´∀`)ノんw


そして、料理の美味しさが伝わってくるのと同時に… 
それを作った人の心意気が何よりも強く感じらる描写に心奪わます(。゚´Д⊂。キュン

こ、これは見ていて胸が熱くなり、目頭が熱い…
上手い…そして旨い、
い~やそれでいて実に美味い(*ゝ`ω・)b 作りに♪


ぅん♪ コレはただのエロ料理アニメでは…ないのんなぁφ(゚Д゚ )

食う寝る遊ぶの3連コンボ~๑◎∀◎๑)۶♫  ならぬ!
「 作る~食う~エロの3連コンボ~♫ 」 

”美食バトル”に”飯テロ”、そして”エロ”の三国同盟!!
…いや`・ω・´)ノ!!、三権分立!! 三角地帯♡ ぁ!三位一体!!

そぅ言うなれば…
“美食バトル”の星☆三つで~すv(´∀`*v) と

”飯テロ”ビュッフェのフルコース食べ放題やぁヽ(*´∀`)ノ─ッ♪ と

“エロ”の妄想産業革命やぁΣヽ(♡Д○*ノ)

が合わさって・・・・  わ~お!!(゜∀゜ノ)ノ” w




・・・・  ・・・・ 




・・・・  ・・・・




 お粗末ヾ(`∀´*)ノ



お気に入りのキャラ(o*゚∀゚)o

ぃやぁ~みんな魅力的で甲乙つけがたい(。-`ω´-)ムム

でも私は…

乾 日向子せんせ♡が好き(/ω\*)
(遠月OGで元十傑! 現日本料亭の女将)
おっとり、マイペースで、天然でおもしろいの♪
四宮っちにちょっかい出してどつき回されるのとか最高(。→ˇ艸←)プッ w

続いて
⇒肉魅♡⇒田所恵ちゃん⇒アリス⇒えりな⇒悠姫⇒一色先輩wかな〆(・ω・o)


OP、EDはともに前期が好きです♪

前  OP 「希望の唄」 / ウルトラタワー
期  ED 「スパイス」 / 東京カランコロン

後  OP 「ライジングレインボウ」 / ミソッカス
期  ED 「さっちゃんのセクシーカレー」 / 大森靖子

「希望の唄」サビ、カラオケで歌うとめっちゃ気持ち良いです( o´∀`)o¶~~♪



半ば、まだまだコレからといったところで終わってしまいましたが・・・・
続編制作決定!!とのことで、今から続きがとっても楽しみですネヽ(*´∀`)ノ


見るものすら絶頂の幸福感へと誘う”美食”と”エロ”の極上ミルフィーユ♡

さぁ・・・・  おあがりよヾ(`∀´*)ノ!!!!!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 65

73.1 8 J.C.STAFFで漫画原作なアニメランキング8位
キルミーベイベー(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (1501)
6720人が棚に入れました
ごく普通に学校に通う「殺し屋」の少女・ソーニャとその友人・やすなが繰り広げる、コミカルで少しバイオレンスを含んだ日常を描く作品。

声優・キャラクター
田村睦心、赤﨑千夏、高部あい
ネタバレ

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

忍法あなたはどんどん眠くなるの術~... (*¨)(*・・)(*..)o(*__)o。。o

■キルミーベイベーってこんなアニメです..・ヾ(。 ̄□ ̄)ツ ギャァ!!
この作品は月刊「まんがタイムきららキャラット」の4コマ漫画のアニメ化なのです!
作者のカズホさんのちっちゃくって可愛いキャラが特徴ですが・・・
その内容は「血みどろスキンシップ」と表現されているようにチョビッとバイオレンスなギャグ漫画でした(。・_・。)ノ
舞台は平凡な学園・・・平凡な教室・・・平凡な生徒たち・・・
そこになぜか殺し屋!!!  さらに忍者www
もはやそこは平凡とは似つかしくない空間となっていたのです(゚ロ゚;)エェッ!?


■キルミーベイベーに出逢った日の日記.....ヾ( 〃∇〃)ツ キャーーーッ♪
テンポが良さそうで悪い独特なリズム感の中でかなりシュールな笑いを展開していきます♪
実はこの作品、ちょっと癖がある独特な世界観ですが、登場人物が少ないので、その世界観に馴染むのにはそんなに時間はかからないかもしれませんね!
殺し屋ソーニャちゃんは近寄りさえしなければごく普通の女子生徒として学園生活を送ることが出来るかも!?
でもそうはさせまいと自称友人(笑)のウザ可愛いキャラのやすなちゃんがやたらと絡んできます...((((=・o・)ノ ゴーゴー♪
ちょっかい出しては痛い目にあう毎日・・・完全にM体質w
そんな二人の間に割って入ってきたのが忍者あぎりちゃん!
ε=ε=ε=ε=ε= タタタタ・・・。゚.☆ ドロン♪
とっても胡散臭い忍術!?を使うけど、たまに見せる超絶忍術は素敵です!
なんだか没キャラなるキャラが登場するようですけど楽しみです(*^_^*)
しかもくぎゅうさんというじゃありませんか(^ー^* )フフ
気軽に見れるギャグアニメなので息抜きに(。・w・。 ) ププッってさせてもらいます!


■総評
『キルミーベイベー』を全話通しで視聴するぞぉーオオーw(*゚o゚*)wって思ってたんですけど。。。
☆ヽ(o_ _)oポテッ挫折! 3分割でやっとこ完走 o(≧∇≦o)
c(>ω<)ゞ イヤァ~面白いんですよー!
でも…ストーリーが無い作品は1話ずつ観るのが一番いいですね(^=^;

この作品の魅力って・・(〃 ̄ω ̄〃ゞ・・キャラの個性ですよね♪
その個性を引き出していたのがキャラ設定と声優さんのちからが大きかったような気がします!
キャラの登場時間をまとめるとこーんな具合かなぁ~…c(゚^ ゚ ;)ウーン

やすな = ソーニャ >> あぎり >>> 犬 > おじいさん > 没キャラ φ(・ω・ *)カキカキ

(;゚ロ゚)ハッ 釘宮さんの扱いが…犬以下だったような。。。 没キャラ恐るべしなのですw
ってこんな感じに登場人物とスポットを当てるキャラを絞ることで、嫌でも個性や特性を際立たせているわけですね(*^^*)
しかも…一人ぶっ飛んだテンポで展開してるやすな役の「赤﨑千夏」さんが回を重ねるにごとにだんだん目立ってきた印象をうけましたw
彼女のなんともいえないイントネーションがやすなの性格とシンクロして…なんだかミョーに中毒性が増していって…
あっ…あっ…なんだか好きになってくぅ…‥~♪ くそぅ!くそぅ!o(T▽To)
赤崎さんの今後の活躍がとっても気になってきちゃましたw
もちろん、ソーニャ役の田村さんといい、あぎり役の高部さんといい、個性的なキャラをうまく演じていたんじゃないかなぁって思っています☆彡

ともあれ、ギャグの方は…女子高生なのに小学生レベルのやり取りが永遠と展開されていくのですw
『キルミーベイベー』の基本形は、やすなが…{netabare}
ソーニャに絡む → ソーニャ殺気立つ → やすな懲りずに絡む → ソーニャにボコられる → ごめんなさいm(_ _;)m

{/netabare}
ですけど、たま~に不可抗力からの2人の絡みがあったりするので(○゚ε゚○)プププーっとなるんですよねー♪
それと他のキャラが箸休めの役割みたいに変化を与えてくれているので飽きずに楽しめちゃうのかも知れませんね(*^_^*)
でもやっぱり30分アニメではなくって、10分アニメで放送されていればもっとキルミー中毒者は増えたかもw
前半の2~3話を視聴すれば、キルミー毒性に耐性があるかどーかの判断はつくと思うので、まだチャレンジしてない人は是非試してほしいですね(^ー^* )フフ♪
密かに、続編に期待です( ̄∇ ̄+) ☆彡


■MUSIC♫
OP曲『キルミーのベイベー』
 【歌】やすなとソーニャ(赤﨑千夏、田村睦心)

ED曲『ふたりのきもちのほんとのひみつ』
 【歌】やすなとソーニャ(赤﨑千夏、田村睦心)

どちらも典型的なキャラソンで、曲よりも映像に目を奪われちゃいますね♫
とくに、最期の変な踊りは…体操服伸びちゃうよぉーw
やっぱり小学生にしか見えないです(^▽^;)
 

2012.01.21・第一の手記
2012.05.28・第二の手記(追記:■総評、■MUSIC♫)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 61

ワタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ご満足いただけない?とんでもない、大満足です!

まったく・・・いい加減学習しないとダメですね。
開始10分で切ってしまった当時の自分をぶん殴ってやりたいですよw
わりとプッシュしてる方も多かったので気にはなってました。
再視聴のきっかけはMAD動画。某有名ゲームを本作のキャラが実況プレイするやつです。
ちなみにこの動画、相当出来が良いのでオススメです(笑)

アニメ本編内容。
とある学校に通うHIGH SCHOOL GIRLのやすなと、KILLERのソーニャによるショートコントが中心。
やすながソーニャにちょっかいを出してぶっ飛ばされるってのが基本的な流れ。様式美。
たまにNINJAのあぎりが絡んできたり、ごくたまにUnused Characterが出しゃばったりします。

ぶっちゃけギャグはワンパターンだし、そこまで面白くない。時間が長く感じる。
ってよく言われてるけど、うーんどうなんだろ。個人的には結構ツボにはまりましたw
とりあえず2話は1話より格段に良くなってるので、1話がダメって人も2話までは見て欲しい。
2話まで見てご満足いただけないなら、まあ切っていいでしょう。

思うに、この作品はギャグアニメというよりキャラ萌えアニメなんじゃないかと。
キャラに愛着が沸けば沸くほど楽しめるし、キャラの掛け合いに中毒性を感じられる。
特にやすなの神がかり的なウザ可愛いさは必見ですw 回を増すごとに本領発揮。
インチキ忍術を次々と繰り出していくあぎりさんは色んな意味で反則。
独特な雰囲気があり存在自体がツボですw もっと出番が欲しかったところですが、
マンネリ化を防ぐ役割なので、そこまで出ずっぱりじゃないのは正解でしょう。

また、本作が笑えてキャラ萌えできるのは声優の力が非常に大きいと思います。
ナレーションやモブキャラ担当のチョーさんと新井さんもGJとしか言いようがないです。
OPとEDの素晴らしさについては、今更言うまでもないでしょうかw

最終回は何気にいい話で〆やがりましたね。不覚にもうるっときましたよ。くそぅ!くそぅ!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 53
ネタバレ

素振り素振り(咎人) さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

Baby,please kill me!!!

監督は山川吉樹
最近の監督さんでは素振り素振り一推しの御方
名作『初恋限定。』の再来ですよ

見所
・作画(構図、仕草、等々)
・OP(ソーニャが触手を駆けているところ等々)とED
・キャラの可愛さ(ウザ可愛いやすな、ツン可愛いソーニャ、謎可愛いあぎりさん、没可愛い没宮)
・チョーと新井里美
・次回予告
・EDのキルミーダンス

兎に角作画は凄い
2012冬期でもレベルの高い『ハイスクールD×D』のEDには劣るがかなりのデキ
OPのソーニャ触手の所は初見でも分かるほどの凄さ、と思っていたらその部分は中澤一登担当でした、道理で物凄いわけだ(笑)
しかもキャラデザ、総作画監督はMrエロの長谷川眞也
山川が監督で、中澤いて、ハセシンいて、他にも色々いて、こりゃあ凄い、本当に
あと、キャラの仕草がいちいち可愛らしいんですよ、構図も良いし

チョーさんと新井里美さんの頑張りも凄い
この2人がいなかったらこのアニメは成り立たなかったであろうという位必要な存在です(笑)
次回予告も素晴らしい(因みにエンドカードもすばらすぃー)
田村睦心、赤崎千夏、高部あいも中々良かった、自由な感じの演技で良かったです、赤崎は愛生臭かったですが(笑)
え?釘宮?ああ、いつも通りの調子でしたよ(笑)
そういえば、早口言葉も何気に凄かったですね、声優の凄さを改めて認識(笑)

いやあ、案外良い作品でしたよ
原作まで買ってしまいましたからね(笑)
原作者のカヅホは起承転結が巧いですね、最近の4コマ漫画家では珍しい
作画のデキもさることながらギャグのデキも良かったと思うのは自分だけ?
原作でも充分面白かった、それがアニメ版では、キャラの仕草等々の動きも+されて面白さ倍増
中々良い物だと個人的には思ったのだけれども(笑)

では、本題に、
『やすなはソーニャを改心させることが出来たのか』
結論を真っ先に挙げると、
{netabare}『出来た』と言って良いでしょう(正確には△といった感じでしょうが)
何故、『出来た』と言えるのか、
それは第12話で分かります(第13話でも分かるが)
やすなのうざい行動、普段はソーニャはそれをされると過剰な位に怒ります(やすなが悪い場合もソーニャが悪い場合も)
怒る、怒る、怒る
そりゃあもう酷いくらいに
そんなソーニャが第12話、絆創膏の話で『謝る』んですよ、あのソーニャが、1話から見直したが自分が見逃していなければ謝ったのは12話が初めて
これは、(一応)改心したと言えるのじゃないだろうか(笑)
とまあ、やすなは凄い事を成し遂げたんですよ(笑)
全く、やるときゃやる奴だな!(笑) {/netabare}

山川吉樹率いる最高の製作陣、声優さん方のフリーダムさ、登場キャラ4人(もう少しだけいるけどもね)、全てが良かった有難う
もっともっと語りたいけれどもぼかあこれで退散するよ

追記
たしかに30分は長く感じましたね
ネタが多く、かなり詰め込んで有りますし
これに関してはもう、楽しんだもん勝ち

投稿 : 2024/11/23
♥ : 30

76.4 9 J.C.STAFFで漫画原作なアニメランキング9位
ハヤテのごとく!! 第2期(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (919)
6252人が棚に入れました
あなたは知っているだろうか?この日本に想像を絶する金持ちがいる事を。
知っているだろうか?その跡取り娘に、全くの偶然から仕えることになった、借金まみれの少年執事がいる事を…。
少年の名は綾崎ハヤテ。主である三千院ナギの恩義に報いるため、日夜一流の執事となるべく努力しているのだった!!

声優・キャラクター
白石涼子、釘宮理恵、田中理恵、伊藤静、生天目仁美、松来未祐、井上麻里奈、中島沙樹、矢作紗友里、中尾衣里、浅野真澄、高橋美佳子、植田佳奈、堀江由衣

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

第1期からジャンルが変わってラブコメに...。

『ハヤテのごとく!! 2nd season』は漫画原作、2クール(全25話)の執事系ラブコメアニメです。


ハヤテ第2期は第1期と異なり、ストーリーが原作通り(コミックス第)になっております。
そして制作会社が変わったことにより作画も大きく変化しました。主観的なのですが、登場人物皆が以前よりも丸みを帯びて幼くなったように見えます。言わば、少々デフォルメ化した様な感じでした。それは制作会社が変わった事だけで無く、原作の登場人物の作画自体が徐々に変化しているという事もありますが...。
しかし、以前よりも表情が柔らかくなったため、恋愛における喜怒哀楽が特に強調されるようになったと思いました。少なくとも表情がギャグ向けから少し離れたといっても良いのでしょう。
主観的には特にマリアが変わった気がします。(劇場版においてもマリアに違和感を覚えました)


第1期は原作の内容を程ほどに加えながらアニメオリジナルの話を多く取り入れており、それはそれで結構面白かったです。
それに比べると、第2期では笑いの要素が随分と減ってます。ギャグの要素よりも恋愛の要素を重視しています。
放送時間帯が朝から深夜になったと言う事もあり、内容的にも視聴者の年齢層が大分変化したものと思われます。


今作は原作に忠実なので、漫画のような動きの無いモノクロよりも、カラフルで動きが付いたアニメーションの方が良いと云う人も多いかもしれませんね。私はナギがくぎゅであればそれだけで満足。

また、1期と2期においてどちらの方が良いかと言われたとしても、正直の所わかりません。どちらも狙っている路線(ギャグ路線・恋愛路線)が異なるので、まぁあまり比較は出来ません。

ということで、第1期も第2期も、そして原作の方もおススメです。(最近では原作のストーリーの傾向が随分と変わってしまいましたが…。)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 26

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

けみかけ的「ハヤテ」をラブコメとして楽しむため、グルメなヲタのあなたにオススメする調理方法☆

2期ということはこのアニメには1期があるわけです


1期はハヤテという作品の特徴である「パロディギャグ」を惜しみなく投入しまくり、
日曜朝4クールという長丁場なこともあってか、季節柄に合わせた時系列へ再構成したオリジナルストーリーでした


ようは原作とは違うんですが、このパロディギャグというのが曲者でして
元ネタがわかんない人には最後までわからず仕舞い
版権に関わる部分はいわゆる「ピー音」入れまくり
何がなんだかわかんないままドタバタと話しが進むがナントナク笑える
結果【ハイコンテクスト過ぎる不条理系カオスコメディ】と化していて、原作の方で最も需要たる「恋愛」要素が軽薄になってしまいました
正直好みがあるでしょうが陳腐さを感じましたね


2期ではスタッフが総入れ替えされ、1期からそのまま時間軸を引き継いだものの、
以後の展開に関しては原作通りに路線変更しました


そんな中でもパロディギャグに関しては全体的に控えめにされ、
逆に恋愛に絡むエピソードへの演出には特に気を配っているように伺えます


これは逆に1期からハヤテに入ったファン層を裏切る形となってしまいますが、
オイラとしては「ハヤテの醍醐味は恋愛要素(ラブコメ)にあるでしょ」と思いますのでこちらの方が魅力を感じます


新スタッフには【せんせいのお時間】【瓶詰妖精】で地味ながら堅実な仕事をしてくれた
岩崎良明×白根秀行×J.C.STAFF
(シリーズ構成は黒田洋介と共同)
さらに新キャラデザに【ゼロの使い魔】の藤井昌宏


1期では長丁場ということもあって作画には『安定感』を求められていたが(38,39話は例外)2期ではさらに『高水準』な作画を見せてくれており、全体を通してよく動く
端的にこちらの方がクオリティが高いです


さてさて、前述の通り『1期』を導入としてしまうと『2期』には違和感を感じる方が多いようです
しかしながら2期は「既に導入は終わっている」という前提で話が進んでしまうので、「2期から入る」のは少々難解かもしれないです


そこでけみかけ的に回りくどい提案なのですが・・・
「原作をサクッと5巻まで読んでいただく」
ここまでしていただければ原作6巻以降に相当する2期へそのまますんなりと入っていただけ、ハイクオリティなラブコメを存分に楽しんでいただけると思います


少々めんどくさいですが4クールある1期を見るよりは圧倒的に楽かと思いますので、オススメです


余談ですが2曲あるED曲とEDアニメーションはどちらも素晴らしいですね☆

投稿 : 2024/11/23
♥ : 15

U-tantan-U さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

3期と映画化決定だね若本さん!

1期がすごく良かったので続けて完走できた2期です。


1期同様、パロネタ等のギャグが散りばめられており安定の出来です。作画は崩壊とまではいかないですが、個人的には1期のほうがよかったのかな?と思いました。ただ気になるレベルではないので全く問題なかったです^^


1期よりもどちらかというとラブコメ要素が多めな気がします。ヒナギク可愛いよヒナギク。
歩とヒナギクにスポットが当たることが多くなって、バレンタインの歩と観覧車でのヒナギクの反応とかが可愛かった記憶があります^^結構前に見たので定かではありませんwもしかした1期だったかもしれません^^;w


ただ、1期2期あわせてのMVPはハヤテでもヒナギクでもナギでもありません。ナレーションです!
ナレーションはあの若本さんが担当です。あの声のナレーションとツッコミがハヤテの面白さを助長させている。冒頭はあー今週もはじまったかーという一種の儀式みたいな感じでした^^

1期と2期あわせて80話近くあるのでなかなか大変ですが、3期と映画化確定なのでぜひぜひ^^

投稿 : 2024/11/23
♥ : 12

82.1 10 J.C.STAFFで漫画原作なアニメランキング10位
ふらいんぐうぃっち(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (1298)
5984人が棚に入れました
青森の親戚の家で居候をすることになった15歳の魔女・真琴と、彼女を取り巻く少年少女の日常をコミカルに描く物語。

声優・キャラクター
篠田みなみ、鈴木絵理、菅原慎介、葵井歌菜、三上枝織、日野まり、井口裕香、佐倉綾音、茅野愛衣、小澤亜李
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

コンクルシオ

<2022/2/27 追記>
一期はからもう6年近く経ってるんですねぇ。
アニメ一期は原作4巻ぐらいまでだったはず。
そして今は10巻まで出てます。
そろそろ2期欲しいですよね。
6年間、正座して待ってるけどそろそろ足が痺れてきましたよ。
また朝4時の放送でもいいからなんとか。。

<2019/10/31 追記>
原作8巻読んだのですが。
のんびりの雰囲気はそのままに魔法要素増えてました。
やはり面白いっすよ、これ。
杏子の通う学校が意外すぎる!

ところで前から薄々感じてたんですが
この作品、「アタゴオル・シリーズ」になんか似てるなー。
雰囲気というか空気感というか世界観というか。
アタゴオルはコテコテのファンタジーですがでもある意味日常ものですし。

ふらいんぐうぃっち気に入った方はアタゴオルシリーズもおすすめかも。

<2019/5/3 追記>
昨日、ドトールでぼーっとコーヒー飲んでた時のこと

ふと横を見ると隣席を隔てる衝立にナナホシテントウが・・・
自分の顔から20cmくらいの衝立の表面をトコトコトコトコと

奴は可愛いですね。

喫茶コンクルシオ思い出しました。。


<2017/9 初投稿>
魔女の女子高生が修行のために青森県弘前市の親戚の家に
居候する話です。

魔法少女とか魔女っ子ではなく、ケルト風な自然信仰っぽいかなりオーソドックスでレトロな方の魔女。


いわゆる日常系。ほのぼの。
物語の起伏は恐ろしいまでに乏しいのですがそれがまたいい。

そして・・・{netabare}
箒に乗って飛ぶときの浮遊感がたまらない!
この作品好きな人には、「この浮遊感にやられた」って人多いんじゃないでしょうか。{/netabare}

さらに、風景の一つ一つ、エピソードの一つ一つが全て安心。
音楽も、アコースティックな優しい音色が耳に心地よい。

弘前市の田舎の描き方もいいですね。
うっかり住みたくなります。
青森の西側の豪雪っぷり考えたら住んだら大変なんでしょうけど。

ところで。
これだけ癒し系なのに女性にはあまり人気ないんですよね。
例えば真琴のボディラインが妙に強調されてるような気がするのだけど、やっぱりそういうの女性にはあまりウケがよくないんでしょうか。
あんだけキャラがぼーっと平坦なんだから、体型ぐらい凹凸あってもいいじゃない、とも思うんですが笑。

「明日も仕事だ嫌だな」という時にちょっと観るのに最適な作品です。

<2017/9/25追記>
今日うっかり原作大人買いしてしまいました。
原作はさらにさらっとしてますね。

<2018/4/21追記>
女性からの人気が少ない理由、男性がほとんど出てこないからですね。
原作でモツ焼きパーティするシーンがあるんですが、そこでお母さんの「あら!女の子ばっかり」という台詞でようやく気がつきました。
そりゃそーだわ。と納得。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 89
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ゆっくりとした口調や柔和な言葉遣いに安心します。

田舎での落ち着いた日常を描いた作品の様です。

主人公の真琴が魔女なので、少しだけ不思議な事が起こりますが、それらの出来事が自然に日常に溶け込んでいる所に魅力を感じました。同じ様に田舎での日常を描いたアニメ「のんのんびより」と比べて、キャラの年齢が全体的に高めなので、口調や言葉遣いもさらに柔和で、よりゆったりとした空気を醸し出しているのではないかと思います。

登場する人たちの殆どが、他者の行動に自分の行動を合わせたり、気を使ったりせずマイペースに行動している点は、都会を舞台にした日常アニメのキャラたちが、常にお互いの孤独を補い合い、気を使いあう行動に走りがちなのと比べて、自由であり、予測不能であり、それゆえ面白いと感じました。

1~4話
{netabare}
2話で圭君が道端でフキノトウを見つけた時も、なおはあまり興味を示さなかったらしく、さっさと家に帰ってしまいました(笑)。

この作品で今のところ耳障りなものをただ一つ挙げるとすれば、1話で登場したマンドレイクの叫び声で、片耳を塞いで引っこ抜いた真琴は魔女だからってよく無事だったなあと思います。少し離れた所になおもいたので結構危なかったかも知れない。

4話はこれまでの3話と比べてやや賑やかな回になっていた気がします。(ノロイっぽい顔になってた人もいたし)個人的には最初の3話の方がこの作品の魅力を強く感じられました。それでも取り立てて派手と言う訳でも無く許容内でした。やはり毎週楽しみです。桜並木の描写は非常に美しかった。

演出について、使い魔である猫に安易に人間の言葉を喋らせなかったり、3話のお姉さんが去るシーンでも僅かに煙が立ち昇っただけだったりと、控えめな中にも動きや構図などで魅力を出し、作品の雰囲気を壊さぬよう細心の注意を払っている事が伺えました。後者のシーンを見た時、なぜか私は既視感に近いリアリティを感じました。ああいったシーンで、見栄えはするものの雛形に従った表現しか出来ていないアニメと異なり、日常の中の不思議を文字通り空気の様に描いているアニメは、私の知る限りでは殆ど例が無く(※1古いヨーロッパの映画の何かにこんな描写があったかも)素直に感服させられました。畑を開けるために引っこ抜いた雑草の描写や動物たちの動きについても、地味な中にも目を楽しませるものがあり、見ているだけで幸せな気分になってしまいます^^

※1:ジョン・ブアマン監督の「エクスカリバー」ヤロミル・イレシュ監督の「闇のバイブル 聖少女の詩」にそれっぽい描写が確認できました。前者は英・米共同の、後者はチェコの映画。
{/netabare}
5話~最終話
{netabare}
5話はねこ好き必見のねこ主役回であると共に、登場する人物同士が互いに気兼ねする事無く、各々自由に振舞っていた様で、この作品の雰囲気がこれまで以上に強く出ている印象を受けました。

6話では不動の圭くんが珍しくも呆れ気味に漏らした独り言がありましたが、それとは関係なく、かねてから思っていたのですが、ふらいんぐうぃっちの作風は「長くつしたのピッピ」等で有名なリンドグレーン原作の※2「やかまし荘のこどもたち」にちょっと似てると思いました。

むしろそれよりも落ち着いている空気が有ります。上記の作品でも、子供達がぐらぐらして抜けそうな歯を上手に抜く方法を考えたり、草むしりの最中に変な言葉を発明してみんなで遊んだり、ザリガニ釣りに行ったりと、のどかな日常を描くばかりで、取り立てて事件と呼べる様な挿話がありません。

映画版も製作されているのですが、こちらでは出演している子供達の演技も、演技と言って良いものかどうか迷う程に自然で、ハリウッド映画や日本映画に散見される、子供を大人にとっての都合の良い操り人形として扱っている様な、わざとらしい描写の仕方とはまるで違っていて、安心して視聴出来ます。

ふらいんぐうぃっちを気に入った人なら、アニメ一筋の人でも充分に楽しめる映画だと思いますのでおすすめです。

7話は山菜取りとか、山菜をおつまみにしたお姉ちゃんの昼酒とか、廃屋の魔法喫茶や、可愛い幽霊も登場して、物語の展開的にも、美術的にもふらいんぐうぃっちの魅力が凝縮した素敵な回でした。チトさんもいつも以上にニャゴニャゴ喋ってました^^

7話から引き続いて8話も魔法喫茶を舞台に、とっても落ち着いた会話劇が繰り広げられます。椎名さんとそのお母さんの二人の新キャラが物語に加わりましたが、作品の雰囲気は微動だにしませんでした。※3アザミを食べるてんとう虫って見た事有りませんが、葉っぱの部分にアブラ虫がわんさと付いているのを見た事があるので虫にとっても美味しいんでしょうね…。

生長しきったアザミの"がく"や成長し切った葉のイガイガ部分は人間にとっては食用に適しませんが、若芽や若葉、茎、根っこまで、殆どの部分が食用になります。採る時はくれぐれも棘に気を付けましょう。刺さると細菌感染する恐れがあります。

今回も和みました。

最終回は裁縫回、裁縫好きのブリキ男にとっては楽しい回でした。布地選びから採寸、裁断、縫製など、要所要所丁寧に描写されていました。裁縫の手際の良くない私は、裏地付きの見事なマントをぱっぱと作ってしまう真琴の手腕に驚かされました。熟達している人なら出来そうなので、魔法と言う程ではないですが、とても羨ましく思いました。

※2:ピッピにも似ていると思います。リンドグレーン原作のスウェーデン映画(他の国の製作ものはあまりよろしくない。)は他にも色々有りますが、どれも面白いと思います。

※3:概ね鞘翅につやが無いのが草食、あるのが肉食らしいです。作中描写は肉食のナナホシテントウみたいに見えますが、一応テントウムシもアザミを食べる!
{/netabare}
最期まで大きなドラマも中くらいのドラマも無く、小さな小さなドラマを丁寧に一つづつ積み重ねている印象を残す作品でした。こういったアニメは私は今まで見た事がありません。最終話でもその姿勢は揺らがず、いつも通りやさしい時間が過ぎ去りました。


以下はアニメ本編とはあまり関係なく、どこでも採れそうな野草について
{netabare}
ヨモギ:ばばばあちゃんでお馴染み(もしかしたら知ってる人少ないかも)の万能野菜。天ぷらが美味です。それ以外で使うなら湯掻いて水に晒して灰汁を取る。枯れたと思っても地下茎から芽が出てくるので栽培すれば半永久的に葉を収穫出来ます。

ナガミヒナゲシ:近年よく話題に登りますが、特定外来生物などには指定されていない。花が枯れてから花芯を採取します。素手だと黄色い汁が付いて中々取れませんので、袋(新しいのを使うのはもったいないので油っ気の無い空いた菓子袋などで)ごしに取るなどしましょう。炒めても茹でてもおいしい。芥子の実の一種ですが無害です。ナッツの様なこくがあります。

カラスノエンドウ:ソラマメ属。天ぷらが美味ですが、虫が付いている事があるので気になる人は湯掻いて水で何回かすすぐ。おひたしや炒め物など何でも使えます。

タンポポ・ノゲシ・ブタナ:タンポポは全草食べられます。天ぷら、油炒め以外で食すなら湯掻いて灰汁を取る。

スギナ:天日干しか電子レンジで4~5分乾燥させて、すりこぎ等で砕いて粉末状にする。風味がよく青海苔の代わりとして使える。栄養価が非常に高いらしい。

フキ:八百屋でも見かけますが、日当たりのそれほど良くない所に自生している事があります。良くあく抜きすれば葉も食用になり、豚挽きを練ってこれに巻いて、ロールキャベツの様にしてつゆなどで煮ると非常に美味です。同じ場所に関東では1月下旬~2月下旬にかけてフキノトウが出ます。

ミント:近所で見つけたらラッキーです。耐久性が非常に高いので粗悪な環境でも育ちます。一本だけ引っこ抜いて(根が繋がっているので他の株を傷めない様に途中で切断すべき)土に刺して控え目に水やりすれば脅威の成長力で地下茎を張り巡らせます。冬に枯れても復活し、半永久的に葉を収穫出来ます。

ローズマリー:近所で見つけたら超ラッキーです。柑橘系のさわやかな香りが魚、肉料理にとても良く合い重宝します。小枝を一本失敬して挿し木にすれば、根を広げてプランターなどでも成長します。猛暑には弱いのですが、うまくいけばこちらもまた半永久的に葉を収穫出来ます。

セイタカアワダチソウ:香りは春菊に似て華やか。葉はハーブに、花穂は天ぷらに最適。茎が残りますが、極上の味わいです。晩秋~初冬にかけて繁茂します。

ノゲシ:酷暑に計れてしまいますが、寒さには非常に強く、ほぼ一年中収穫できます。背の高いタンポポといういでたち。葉はロゼット状ではなく互生なので区別出来ます。やや苦味が強いので、基本湯掻いてあく抜きしてから料理に使います。ほうれん草の代わりやそばのお供、炒めものなど色々使えます。天ぷらにするなら洗って水を切るだけで大丈夫です。

ブタナ:茎だけががひょろりと長いタンポポの様な野草。タンポポと同じでロゼット状に葉を付けます。葉は大きく食べでがあり、花も美味。全草食用になります。

ヨメナ…花期は7〜10月ですが、ロゼット状に広がった葉を年中見かけます。葉の形は根元がまっすぐで先端に少し刻みのついたきつねの尻尾型。あくや苦味が少ないので下処理は特に必要ありません。春菊に似た風味も良く、さっと湯掻いたものを薬味として利用したり、おひたし、炒め物、天ぷら、お吸い物にヨメナごはん、何でも使えます。キク科の植物は食せるものが非常に多いです。

田舎住まいでなくとも皆さんの身近に食べられる野草は沢山あると思います。是非お試しあれ。

※1採り過ぎはその種がそこで自生出来なくなる原因になるので控えましょう。

※2必ず火を通しましょう。「のんのんびより」のお兄ちゃんみたいな事をやると稀ですが感染症になる場合もあります。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 82

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

既に早朝アニメ、だがそれが合っている…?(← 本放送時の話です)

原作未読です。

放送時間帯ですが、もはや深夜を通り越して早朝と言って良い時間帯に放送されています。

最終回は1話前が放送休止で1週跳び、最終回は11、12話1時間スペシャルとなり、しかも野球の放送延長で放送時間が遅れました。この作品らしい状況でしたがめでたく最終回を迎え無事視聴終了。

個人的にはとても面白く観ていましたが、どこが面白いのかとても説明がしにくい感じです。

主人公が魔女なので魔法絡みのエピソードもあるわけですが、単なる「東北の田舎の日常」的なエピソードも多々あります。

ただ、魔法絡みのエピソードも「魔女にとっての日常」というスタンスで描かれるのが本作の特徴かもしれません。

例えば主人公の真琴を含め魔女は黒猫のチトなどの使い魔と会話しますが、魔女サイドの言葉は聞けても使い魔側が何をしゃべったのかは視聴者には直接はわかりません。

返事から内容を想像したり、他の人物が何を言ったか訊いたときに魔女側が説明するのを聞かないといけないのです。

あるいは普通の人間には魔法で不思議なことが起きていることになるのですが、魔女には当たり前のことだったりします。

これが千夏ちゃんをはじめとする作中キャラたちへの共感を生んでいる気がします。

魔法以外の要素は人間や動物たちの行動を観察した結果なのか、登場人物たちの行動に妙なリアリティがあるのが面白く感じます。

追記:
1: 『さまよえるオランダ人』(Flying Dutchman)からの連想で、タイトルは「さまよえる魔女」の意と取れなくもない。

2: 「真琴と千夏のダブル主人公」と考えた方が良いのかもしれない。

[変更履歴]
2016.5.24:
作画の評価を5にupします。猫のチトさんの動きとか田舎の風景とか、もう神レベル。あとこれは本来演出面の評価かもしれないけど、登場人物の私服に手抜きがなくて素晴らしい。

2016.6.27追記:
けっこう食事を作るシーンが出てくる作品でしたが、食べ物はどれもおいしそうでした。

2017.7.3追記:
tvkでの放送情報追加: 2017/7/7(金) 25:00~25:30

2017.9.6追記:
9/8に原作6巻が出ます!

2017.10.24追記:
*tvkでの再放送はとっくに終わっていたので、レビュータイトルを変更。

原作6巻、面白かったです。ちなみにアニメでは原作4巻途中くらいまでのエピソードを使っています。仮に2期目があるとしても、原作7巻くらいまで出ないと無理ですかね…。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 110

67.4 11 J.C.STAFFで漫画原作なアニメランキング11位
夢喰いメリー(TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (1009)
5209人が棚に入れました
高校生・藤原夢路は他人の夢の良し悪しが見える不思議な能力を持っていた。ある日、夢の世界から来たという美少女・メリーと出会い、大きく運命が変わり始める…!?

声優・キャラクター
佐倉綾音、岡本信彦、茅野愛衣、秋谷智子、遠藤綾、中田譲治、藤原啓治、川田紳司、伊瀬茉莉也

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

夢もキボーもありゃしない

何でキボーがカタカナなんでしょうね
そんなことはどーでもいいとして


作画は今シーズン断然トップですね、格が違い過ぎます
どのシーンも細部まで綿密に描かれてて、テレビの前で見るより、劇場で見たいと思うくらいの作品ですね
流石は山内重保監督と言ったところでしょうか
JCスタッフとは思えない壮絶なテロ力を引っ提げ、作画で体中をグリグリと刺激してきます
私と言ったら興奮に酔いしれ、久しぶりにテロップで射〇してしまうほど
1話ジョン・ドゥVSメリー戦、2話フルヘルボーダーグリッチョ、3話イチマVSメリー戦、4話クリスVSメリー戦、5話エンギVSメリー戦、7話ミストルティンVSデルガ戦、11話ミストルティンVSメリー戦、12話ミストルティンVSエンギ&メリー戦、13話ミストルティンVSレオン戦とミストルティンVSエンギ&メリー再戦
常軌を逸した神戦闘作画、それ以外でもあらゆるパートから発せられる作画オーラが眼孔に突き刺さり、もれなく引き込まれる仕様になっております
これこそ、現界の至宝という奴ですな

若者たちの夢を題材にしたちょっと暗めの物語ということで、まんがタイムにしては珍しく重っくるしい作品をアニメ化するんだなぁって感じですね
最初はメリーちゃんにブヒブヒして終了なのかなと思っててたら、濃い内容、際どいアニメーションと結構肉厚な作品でした

岡本さんと藤原さんは最近よくタッグ組んでますねぇ
今作もそうですし、祝カン、とある、それから今度やる青エクもそんな感じで
ま、岡本さんの声を聴いてるとどうしても、ここから先は一方通行になってしまうのでアレなんですけども
えーそれから、メリー・ナイトメア役は今作が主役デビューの佐倉綾音さん、若干棒かなとも思いつ上手いと思う場面もあり、保留
光凪由衣役の秋谷智子さんはなーんか癖になりますねぇ
千葉千恵巳さんや竹内美優さんみたく、片言の演じ方をする声優さんの系譜ですが、なかなか良い物ですね

でいどぅい♪
ん~、楽曲制作はIOSYSですかぁ、とうとうこの時が来たかって感じですねぇ
まぁ原作者の牛木さん自身が東方同人作家ということで、そこで繋がりがあったのかなかったのか知りませんが
OP「Daydream Syndrome/藤原鞠菜」
サビの盛り上がりがちょっと惜しい感じですね、まぁでもその辺補って余りあるほどのアニメーション、エフェクト作画がもうたまりません

厳選!メリーちゃんかわかわショー
2話ドーナツ初めて見たときのメリーちゃんかわかわ
3話幼女のドーナツ欲しそうにするメリーちゃんかわかわ
5話″セッ〇スしよっか″メリーちゃんかわかわ
8話ドーナツ食べてるメリーちゃんかわかわ
同話ドーナツアニマルを頭に乗せるメリーちゃんかわかわ
10話勇魚ちゃんの絵を見てるメリーちゃんかわかわ
全編通して良いおヘソでした、ごちそう様でした
そしてミストルティン的な意味でこれゾンと繋がってる件は人知れず


″アニメを見る″というと、画面から流れてくる視覚情報を上辺だけなぞるようにただ見てくって人が最近多くなってると思うんですね
″考えない日本人″じゃないですが、どうせ短い人生のうちの時間を使ってるんですから、どこか楽しい部分を自ら探してアニメを見ていった方がいいと思うんですよね
視聴者に寄り掛かった演出というか、自分で考えて下さいってな含みのある演出をすると、それだけで意味不明な糞アニメと切り捨てて・・・
表面だけ見て、ツマラナイとかしか感想が持てないなんて、どうなのかなぁ~と思うわけです
要するに私のことなんですが
どんなアニメにも秀でた部分が必ずあるはずなんです
その秀でた部分というのは、見るだけで分かる場合もあるし、考えないと、注目してないと分からない場合もある、或いは違う角度から見ないと分からない場合も
それを自ら汲み取っていくことこそ、アニメファンが果たすべき義務だと思うんですよね
なかなか難しいんですけど、これが自然と出来るようになったとき、オタクとして一段ステップアップすると思ってるわけです
別にメリーさんを面白いと言えば見る目があるみたいなことを言ってるわけじゃないんです
どんなアニメでも、多面的、多角的に考察して面白さ見つけてこうよっていうのが言いたかったような言いたくなかったような
まぁなんでもいいんですけどね、楽しく見れたもん勝ちみたいな

二期あるんすかねぇ、灯台とか完全に放置なんですが
ともあれ、設定も良いし、作画も良いし、名作であると思います
女の子も可愛いですし!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 7
ネタバレ

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ぶっちゃけ退屈だけど4~6話だけでも見る価値アリ!!!

お話はスローペースだし、
1~3話の戦闘シーンはマンガのコマ割をそのまんまアニメートしちまったような異様なカットの多さ
アレは目がチカチカするのでやめてほしいですw


キャラは可愛ゆいし、主題歌もカッコイイのに非常に残念でした


ところが評価が一変したのが4話
{netabare}部長さんがメールで文通していた想い人とオフで会える約束をするが、約束の時間になっても相手はいっこうに現れない・・・
実は彼女が文通していた相手とは「夢魔が憑依した自分自身」であった
つまり【自分(の中の他人)と文通して、自分(の中の他人)に恋してた】
というショッキングな内容
これが{/netabare}最高に良かったですb


続く5~6話の戦闘シーンでの田中宏紀さんの作画も素晴らしかった


ただしこの3編が完全にピーク


OPで伏線張りまくったゆめじとメリーの過去にも触れず、投げっぱなしの最終回ワロタw
決してオリジナルキャラをラスボスに据えて、その後ろに控えたる原作ラスボスの前座にしようって構成が間違ってるわけじゃなく
根本的に最終回でまとめようって気が感じられないのが残念賞


とりあえずゆめじとメリーの過去には“なんかある”ってことだけ汲み取っておきましょうw

投稿 : 2024/11/23
♥ : 21

きー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

意外と!

夢魔の世界からやってきた少女と
ちょっと変わった能力を持った少年が出会い、
少女を元の世界に戻すために戦う話。

最初はキャストも知らない人が多くて、
どうなのかなぁって感じでしたが、
見ていくうちにどんどんハマっていく感じでした。
最初はただ手を組むみたいな感じなんだけど、
徐々にお互いが大切になっていくみたいな
過程が見ててよかったですね。
あとは、中盤から終盤にかけて主人公たちの
心の葛藤とその克服が見物ではあります。

主人公のメリー役の佐倉さんや、
由衣役の秋谷さんなど、僕にとっては
はじめましてな方が多かった印象でした。
他には岡本さんや遠藤さんや植田さん、
そして今人気急上昇中の茅野さんなどなど。

OPは藤原鞠菜さんのDaydream Syndrome。
アニメにあったなかなか良い曲です。
EDはメリー名義での曲ですね。

終わり方的にも2期が期待できそうな感じでした。
ぜひ2期やってほしい作品ですね。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4

73.7 12 J.C.STAFFで漫画原作なアニメランキング12位
バクマン。第2シリーズ(TVアニメ動画)

2011年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (813)
4850人が棚に入れました
何となく毎日を過ごしていた中学生・真城最高は、ある日、同じクラスの秀才・高木秋人から「俺と組んでマンガ家になってくれ!」と声をかけられる。だが、 3年前、プロのマンガ家だった大好きな叔父の死を目の当たりにし、マンガ家になる夢を捨てていた最高はそれを断ってしまう。しかしその夜、秋人に呼び出された最高は、あこがれの美少女・亜豆美保の家を訪ねる。そこで秋人の告白に亜豆が出した驚きの「答え」に舞い上がった最高は、亜豆に「2人のマンガがアニメ化されたら結婚してほしい」と申し込んでしまう!!

声優・キャラクター
阿部敦、日野聡、早見沙織、矢作紗友里、岡本信彦、諏訪部順一、志村知幸、川澄綾子、藤村歩、利根健太朗、野島裕史、川田紳司、堀内賢雄、浜田賢二、森田成一、桐井大介、子安武人、風間勇刀

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

夢に向かって努力する姿は素敵ですね(⌒^⌒)b

■バクマン。2期と出会った日の日記((φ(._.*)カキカキ(*._.)φ))
漫画家と声優を目指す主人公とヒロインの爽やか青春ストーリーの続編で、2期目の作品なのです♪
そうなんです、2期の作品は基本的に1期を見てないと楽しめないので2クールの1期を見てからご覧になってくださいね♪
そして、1期を観て損は無いと言えるくらいの良い作品なので、まだ1期観てない人はたっぷりバクマンの爽やかなストーリーを楽しんでくださいね(*^-^)
 
そしていよいよ始まりました2期1話目ですけど、特に何かが大きく変わったところも無く無難に1期の続きから始まりましたね♪
変わったと言えば天才漫画家と新しい担当さんが出てきたくらいでしょうか?
オットォ!(・o・ノ)ノ真城君と亜豆ちゃんの関係が一歩近づきましたね・・・微妙に♪
(((((っ-_-)っ そーっとゆっくり忍び寄る恋は相変わらずですけどね(^ー^* )フフ♪
 
とまぁ特別に何かを期待せずとも最後まで安定して楽しめる作品と印象なのです(゚∇゚*)(。。*)ウンウン!!

 
■総評
実は漫画って漫画家一人で作り上げていくものだと思っていたんです(^o^;
服部さんや三浦さんのような編集者の人と2人3脚で作品を作り上げていくんだなぁって肝心して観てましたw
1期は漫画家デビューまでの軌跡が描かれていましたけど、本作品は暗中模索の中から自分たちのスタイルを確立するまでの険しい道のりを描いてます。
なので、かなりシビアな局面に直面する場面が描かれていた気がします♪
どんな仕事でもそうですけど、ライバルより上を行こうと思うならその人よりも努力するしかないんですよね!
そう思わずにはいられないようなストーリー展開でした!
天才新妻エイジですら時間を惜しんで少しでも漫画を書こうとしているんですから、この人を超えるのは並大抵の努力じゃ越えられないですよね(^▽^;)

各々自分の夢や目標に向かって真剣なので、お互いの主張がぶつかり合ったり、すれ違ったりで目が離せない展開が多かった気がします。
平丸先生だけは真剣のベクトルが違う方向へ向いてましたけどね・・・(((( ;゚д゚))))
でも真城君や高木君の周りには本当に素敵な仲間がいっぱいでした(*^▽^*)
好敵手として時折厳しく叱咤激励したり励まし合ったりと、紆余曲折しながらお互いの関係を深めていくストーリ展開は見ていて清々しく思えます。

それと恋の行方の方も1期よりは山あり谷ありで見応えはあったと思いますw
とはいっても本作品で登場する男性陣は女の子の扱い方がホントわかってないよーΣ(T▽T;)
まぁそんなちょっと不器用な恋愛模様も見所なんですけどね(*^^*)

リアリティのあるストーリー展開の中に(* ̄m ̄)プッっと笑ってしまう描写もうまい具合に散りばめられていて最後まで飽きずに観ることができました♪
まだ完結してないですけど、早くも続編が決定しているという事なので楽しみです(❀╹◡╹)♪


■MUSIC♫
OP曲『Dream of Life』
 【歌】伊藤祥平
 伊藤祥平さんのデビューシングルがこの曲なんですよ♫
 ソウルフルなヴォーカルとフォークギターの旋律が心に響きます!
 彼の他の曲もとってもいい曲なのでちょっと注目株です♪
 
ED曲『Monochrome rainbow』
 【歌】Tommy heavenly6
 「Tommy february6」じゃなく、あえて「Tommy heavenly6」での楽曲提供ですね♪
 ”heavenly6”の方はバンド形式でオルタナロック色が強く、歌詞もダークな内容なのです!
 夢や希望はただでは掴めないといったダークな感情をTommy風に見事に表現したナンバーですね♪
 ジワジワっとサビに向かって盛り上がってくるメロディーラインがとっても心地よいです(^▽^)/

2011.10.05・第一の手記
2012.01.26・第二の手記(追記:■MUSIC♫)
2012.04.13・第三の手記(追記:■総評)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 48

月華蝶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

タイトルなし

★ジャンル
ジャンプ 青春 仲間 友情 ライバル 恋愛

★感想
さすがバクマンですねw
毎回続きが気になる終わり方はしてやられた感じです
原作は未読ですが
十分内容を理解できますし
NHK枠だけあってかなり健全ですから
エロとかが苦手な方にも
老若男女問わずオススメできると思います
感情移入しやすく
こちらも悔しくなったり悲しかったり嬉しかったりと
見ていて飽きることがありませんでした

第3期も放送決定みたいで嬉しいです!
早く観て~~~

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

夢の続き・・・

原作 週間少年ジャンプ  既読

2期目

全25話

1期のレビューにも書きましたが、自分は学生時代漫画家目指してた時期があるので、皆さんより人一倍 真城最高に感情移入してます。


夢は
漫画家になり、「少年ジャック」で連載し、アニメ化させ、その作品のヒロインを、声優を目指す亜豆美保に演じてもらう事ができたら、二人は結婚する・・・
とてつもない大きすぎる夢です。

二人はもともと両想いなのに、こんな困難な約束してしまうなんて、今のリアルの若い子達には現実ありえないだろうけど・・・
この二人はとても純愛なので応援したくなってしまいます。



作画を担当する真城最高(ましろ もりたか)通称 サイコー
ストーリー担当の高木秋人(たかぎ あきと)通称 シュージン
声優を目指し、サイコーと両想いの亜豆美保(あずき みほ)

この3人の名前から
亜豆の「亜」と 真城の「城」 高木の「木」 
「夢」を「叶」えるという意味で
漫画家のペンネームを「亜城木夢叶」(あしろぎむと)にします。

{netabare}
2期の初めで、初めての担当で信頼していた服部哲さんと担当が港浦さんに変わり、正直残念でした。
それは担当次第で作品が大きく影響されるからです。
港浦さんの影響で「亜城木夢叶」には合わないギャグ漫画をすることになったのにも、やっぱり残念でした。
でも、{netabare} 将来的には、このギャグ漫画を連載した事は良い経験になるんですがね・・・{/netabare}


第20話 「大好きと否定」
ライバルの新妻エイジに、TVで「ライバルは亜城木夢叶先生です!」と言われます。
この言葉には自分も悔しくて悔しくて涙が出ました。

第24話 「表現力と想像力」
渾身の作品「PCP -完全犯罪党-」が、連載決まったのにも涙でした。
担当が港浦さんから、元の服部哲さんに戻って良かったです。
担当と二人三脚でより良い作品を目指します^^

第25話 「票と表」(終り)
アンケート結果では、PCPの第一話がダントツの1位!
おめでとう~♪^^
熱いです!
そして、そのアンケート結果を、叔父さんのお墓に見せに行きます。
涙でした。q(T▽Tq)
激アツでこの2期が終ります。
{/netabare}

漫画に懸ける情熱は誰より熱く、一生懸命。
夢に向かって一直線。
物凄くリア中です。
でも、自分がリア中じゃないからと言って、冷めた目で見る作品ではないんです!
何度も胸を熱くさせられ涙腺緩みっぱなしです!

ホント、シュージンと組めたサイコーが羨ましいです。^^

1期25話
2期25話
3期も25話かな?^^;

とても長いですが、是非 皆さんに観て欲しい作品です。
(●´ω`●)ゞ

投稿 : 2024/11/23
♥ : 38

72.1 13 J.C.STAFFで漫画原作なアニメランキング13位
君と僕。(TVアニメ動画)

2011年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (813)
4400人が棚に入れました
熱血からは程遠い、でもこれが青春ってやつですか!? 双子の兄弟、悠太&祐希と要、春は幼稚園からの幼なじみ。仲がいいのか悪いのかいまいち微妙なところだが、高校生になった今もつるんでいる。最近は転校生の千鶴が仲間に加わり、5人になった彼らのスクールライフもちょっと賑やかに!? 目立った事件や熱血もない毎日だけど、笑ったり、驚いたり、恋をしたり…。たくさんの日常の中で、少しずつ成長する彼らが送る、ほのぼの青春グラフィティ!

声優・キャラクター
内山昂輝、木村良平、小野友樹、豊永利行、入野自由、佐藤美由希、鳥海浩輔、梶裕貴、中島沙樹

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

予想以上の出来で2期がとっても楽しみです(#^^#)

■キミ (;⌒▽⌒)σとσ(⌒▽⌒;) ボクってどんな関係・・・改め・・・君と僕。ってどんなアニメなの♪
ゆるーい感じの仲良し男子の高校生活の日常を描いた作品なのです!
エルフェンリートでお馴染みの神戸守監督と、ARIAやたまゆらでお馴染みの吉田玲子さんがシナリオ構成を手掛けるので、どんな作風に仕上がるのかとっても楽しみな組み合わせですね♪
物語の中心に、双子の浅羽兄弟が登場するのですけど、兄の悠太はISでキャストを努めた内山昂輝(うっちー)で弟の祐希ははがないで小鷹訳役のキャストを努める木村良平さんなのです(^ー^* )フフ♪
知る人ぞ知る「僕は友達が少ない on AIR RADIO」で盛り上がってる大富豪コンビなのですw
わからない人はごめんなさいね♪
σ(・・*)アタシはそれだけで楽しみでしたね(*^-^)
女の子ばかりの日常系作品が多い中、男の子が中心の日常系作品はとっても斬新な設定で、ちょっと今までに見たことのない作風が味わえる作品なのですよ♪
 
 
■君と僕。に出逢った日の日記φ(^∇^ )
どうやらこのアニメは分割2クールで放送させるみたいですね!
最近だと「神のみぞ知るセカイ」もこの形でしたね♪
果たして2クール目に無事辿り着けのかちょっと不安な第一印象でした(>o<")
BLが苦手な私にとってこれは試練なのでしょうねw
作画自体は淡い色彩を使ったほんわかした雰囲気を表現していて日常系らしい描写は良かったと思います♪
ただ脱力系と謳っているだけにキャラに覇気がないのがどうも気になります。。。o(゚^ ゚)ウーン
春くんに至っては、女の子ですね・・・
それでも時折みせる(。・w・。 ) ププッと笑ってしまうギャグパートが今後もパワーアップしてくるようなら意外と2クールも楽しく見れるのかなぁーとも思ってます♪
 
1話ではなんとも判断つかない内容だけに、今後に期待をしつつ完走を目指したいと思います♪
 
 
■総評
1話見た段階では「君と僕。」って完走できるかなぁって思ってたのですけど・・・杞憂でしたね(* v v)。
毎話観るたびに感じるこの心地よい感覚・・・そうなんです!σ(・・*)アタシの大好きな時の流れを感じたのです!
こういうアニメを楽しむには、贅沢な時間の使われ方を理解できないとダメかもしれませんね(*^_^*)
日常系以外のアニメではカットされてしまいそうな、何か起こるわけでもないシーンや何気ない会話が絶妙な空気感を演出しているのですよね♪

花を見つめる、空を見上げる、生徒が行き来する廊下のシーン・・・
登下校中、休み時間、昼食中の何気ない会話・・・

カットしても物語が成立すると思われるシーンの数々が大切にされているのがこの作品からも伝わって来ました♪
そんな点からも間の取り方に定評のある監督の神戸守さんと、キャラの何気ない仕草から後々のキャラの性格や行動を自然に見せたり深みを与えることに秀でているシリーズ構成を手がけた吉田玲子さんの感性はこの作品と相性がよかったんじゃないかなぁって思えました(#^^#)

また演出としてはBGMのセンスが抜群に良いのです♪
アコギの音色が「君と僕。」のほんわか温かい雰囲気にベストマッチでした♪
もちろん、OP/EDや挿入歌もいい曲揃いで作品としての魅力に一役買っていた印象でした(*^^)v

キャラとしては千鶴くんが登場してきた頃からグイグイ「君と僕。」の世界に惹かれていった感じでした!
春ちゃんのオカマっぽい言動にも次第に慣れてきて、好感すら覚えるようになってましたねw
1・2話はキャラの性格をまだ把握しきれてない為になかなか面白みを感じられなかったのですけど、全話見終わってからもう一度観ると伏線だったシーン等々、見えていなかった部分が見えて来たりして何だか得した気分になりますよ('-'*)フフ
心に響くジーンとするような場面もあったり、思わず(。・w・。 ) ププッって笑ってしまう面白さもあって日常系としてはとってもバランスが良い作品って印象ですね♪

2012年春に2期放送が決定しているので、春が来るのがとっても待ち遠しいです♪


■MUSIC♫
OP曲『バイバイ』
 【作詞・作曲・歌】7!!(セブンウップス)
 沖縄出身のロックバンドでバンド名の由来はVo.NANAEの「NANA=7」+「E=えっ=!!(Oops)」
 (。・w・。 )
 情景が浮かんでくるようなストーリー性の高い歌詞が青春の1ページを思い出させてくれますね♪
 あどけなさが残ったキュートな歌声はとっても伸びやかでポップなサウンドにぴったりですね♫
 
ED曲『なきむし。』
 【作詞・作曲・歌】沢井美空
 ストレートな歌詞が特徴のシンガーソングライターの沢井さんの2ndシングルなんですね♪
 細かいビブラートが特徴的で、丁寧に歌ったしっとりと聞かせるナンバーです♫


2011.10.08・第一の手記
2011.12.29・第二の手記(追記:■総評)
2012.01.10・第三の手記(追記:■MUSIC)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 51
ネタバレ

双葉。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

5人の男子高校生の日常。

なんかタイトル的にバカなことしかやらないギャグアニメみたいになってしまいましたw
「男子高校生」ってそんなイメージです(全国の男子高校生の皆様ごめんなさい)。
さて、話が逸れてしまいましたがしっかり感想を書いていきたいと思いますー!

【物語】
全体を通して日常系のほのぼのとしたストーリー。
私はもともと日常アニメが苦手なので完走できるか不安だったんですが、
5人の個性やボケツッコミ、そして垣間見られる友情には飽きることはなかったので良かったです!
正直女子校に通う私からしたら羨ましくて仕方ない(笑)
双子の浅羽兄弟と要と春は幼稚園の頃からの幼馴染なんですが、
{netabare}(主に)浅羽兄弟による要いじりが面白かったです。初恋ネタは特に笑いました。{/netabare}
でも、観ていると何だか心が洗われる気分になりますね。
ラブ要素もほんのりスパイス程度にあります!本当にほんのりだけど!
胸キュンというより微笑ましい感じですかね^^

【声優/キャラ】
主なキャストの方たちは以下の通り。

浅羽悠太-内山昂輝
浅羽祐希-木村良平
塚原 要-小野友樹
松岡 春-豊永利行
橘 千鶴-入野自由
佐藤茉咲-佐藤美由希

メインの5人はとても豪華ですね!ちなみに5人中4人が子役上がりという(笑)
とても自然な演技で、聞きやすかったです。
内山さんと木村さんのけだるけな声は最高でした。
キャラクター的には千鶴と祐希が特に面白かった!
これは声優さんの力もあるかもしれないです。

【作画】
線が細くて色が薄いタッチ。
コントラストが少ないというか、なんとなく平面的な絵でしたね。
慣れるまでに時間がかかりましたが、最終的には柔らかくてこの作品に合っているなと感じました。
好き嫌いがはっきり分かれそうです(^_^;)

【音楽】

OP-バイバイ/7!!(セブンウップス)
ED-なきむし。/沢井美空

お2組の曲とも本作で聴くのは初めて。
どちらも女性の方なので、爽やかで吹き抜けるような声が素敵でした。

また、劇中歌に注目したのも本作が初めてな気がしますが、
最近大注目の声優・蒼井翔太さんが担当しています。
{netabare}ちなみに蒼井さんは本編にも松下隆之介役として出演していらして、本作がテレビアニメ初出演です。{/netabare}
この劇中歌が本当に素晴らしくて、蒼井さん独特の女性のような高音ボイスといい、
ゆったりとした曲調といい、もう大好きになりました!
この魅力を語り切る語彙力を私は持ち合わせていないので、
実際に聴いていただいた方が早いかと思います…(笑)

【全体を通して】
今まで取り上げるのを忘れてしまっていたんですが、
本作はところどころに色々な種類の猫が出てくるんです!!
気ままなにゃんこ達がまた可愛くて><///猫好きにはたまらない演出だなと感じました。
予想に反して、色々なところでツボにはまってしまうアニメでした♪
2期はまだ観ていないので、近いうちに必ず観ようと思います!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 27

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

★君と僕の楽しい観方~mana編~★

この作品は秋1クールもので、ズバ抜けて好きでした(*´∀`)
ちまたではBLとか言われてますが、全然違いますよ~!(って私に言われても説得力ないですかねw)
そう思って避けてる方々~もったいないですよー!!
なので少し私的に この作品の楽しみ方を紹介してみます♪

まず、「浅羽 悠太・祐希」この双子が主人公です☆
容姿はほぼ同じですが、前髪で見分ける事が出来ます!
(センター分けが悠太、分けてないのが祐希です)
まず、悠太はしっかり者でみんなのお兄さん的存在です<(`^´)> エッヘン
しかし、全く出しゃばる事もなくかなりクールです・・が、たまに優しい顔をしますので、そこ見逃さずに!
そして悠太の恋愛のお話がありますが、かなりオススメな話です♪
そして、祐希はアニメと漫画が大好きですが、面倒臭い事が嫌いです|ω・`)
しかし、実は色んな才能を持ち合わせています!
祐希はかなり毒舌です・・しかし、その毒舌こそ聞き逃してはダメです!何度お腹を抱えて涙を流したか・。゚(゚^ω^゚)。゚・
祐希は、さらっと言う一言が一番面白いです・・がたまに飽きが来ちゃったりするとかしないとか・・それは秘密w
とりあえず、この双子はクールで取り乱したりは絶対しない「突っ込み役」ですw

「松岡 春」は完全な乙女キャラです(*u_u)σ| モジモジ・・・
天然ですが、春ちゃんが居る事で雰囲気が和みます。
そして発言はまともですw
いつもみんなを見守っているみんなのお世話役でしょうか?
春ちゃんには、癒しをもらいましょうね♪

「塚原 要」はメガネキャラで、頭の良いしっかり者です!
なので、突っ込む事も多いのですが、
悠太・祐希にはかなり弄られているように思いました(o´∀`)σ)´Д`;)プニ
そのやり取り(要の反応)がかなり面白いのです!
そして、要は不器用ですが、すごく優しいです♪
特に最終話は要の性格の良さがよく出てました!

「橘 千鶴」は転校生ですが、かなり明るくテンションがいつも高いのでみんなに馴染むのも早く、むしろ千鶴が居たからこそ
あの脱力な感じから少し?抜け出せたんじゃないしょうかw
完全に「ボケ役」なのが千鶴ですね((´^ω^))
かなり一人で突っ走ってますが、そこがかなり笑えるとこでもありますw
そして千鶴の恋愛はちょっぴり切なく感じましたが、次回に持ち越しでしょうかね?

そんな高校生5人の日常を描いた作品ですが、
他にも登場人物はたくさん出てきますし、
ちゃんと、女の子も出てくるので大丈夫です!w
1話完結なので、特にストーリーを追わなくても気軽に観れます。

基本笑わせてくれますが、最後には優しい気持ちにさせてくれる話が多いです。

笑いたければ、8話がオススメ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \ww(私は4回観ましたがかなりギャグでまとめられてますw)

感動したければ7話・13話がオススメ(7話は悠太の恋愛のお話。13話は要と幼稚園の男の子との掛け合いに感動します)

そしてそして、これを忘れてはいけない!!
この作品は「猫好き」にはたまりません(*´Д`)ハァハァ
話の合間に色々な猫たんが登場します♪
めちゃめちゃ可愛いですが、よく登場する7・3分けの猫たんが一番可愛いです(*´Д`)ハァハァ

音楽はOP/ED共に素敵です♪
特にOPの「バイバイ」は好きでした!

何にしても、4月から始まる2期も絶対観たい作品です!!


投稿 : 2024/11/23
♥ : 23

74.3 14 J.C.STAFFで漫画原作なアニメランキング14位
バクマン。第3シリーズ(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (670)
4264人が棚に入れました
何となく毎日を過ごしていた中学生・真城最高は、ある日、同じクラスの秀才・高木秋人から「俺と組んでマンガ家になってくれ!」と声をかけられる。だが、 3年前、プロのマンガ家だった大好きな叔父の死を目の当たりにし、マンガ家になる夢を捨てていた最高はそれを断ってしまう。しかしその夜、秋人に呼び出された最高は、あこがれの美少女・亜豆美保の家を訪ねる。そこで秋人の告白に亜豆が出した驚きの「答え」に舞い上がった最高は、亜豆に「2人のマンガがアニメ化されたら結婚してほしい」と申し込んでしまう!!

声優・キャラクター
阿部敦、日野聡、早見沙織、矢作紗友里、岡本信彦、諏訪部順一、志村知幸、川澄綾子、藤村歩、利根健太朗、野島裕史、川田紳司、堀内賢雄、浜田賢二、森田成一、桐井大介、子安武人、風間勇刀、立花慎之介
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

夢は自分の意思で叶えるもの。。。

原作 漫画 既読

3期目

全25話

この3期は、原作を所々はしょってて、その分内容が凄く濃いです。
原作知ってる人から見たら、ちょっと駆け足で詰め込み過ぎ感がありますが・・・。


レビューらしい事は、1期2期に書いてるので、ここでは感想だけ。。。


ああ・・・終わっちゃった・・・(> <)  orz
毎週楽しみに観てました。


1期25話 2期25話 3期25話と、全部で75話もあって、長い作品なんですが、何方にもおすすめしたい!

中学3年生からの夢を叶えるため、10年もの間、皆が遊んだり楽しんでる中、必死で走り続ける青春サクセスストーリー。

漫画家を目指し、連載してからもアニメ化目指して必死こいてる姿は、漫画家目指す人だけじゃなく、誰もが感動できると思います。

夢が叶ったら結婚するって約束して、逢わずに頑張ってきた二人。。。
ピュアです。
応援したくなります!

それだけじゃなく、仕事を頑張る姿等に、毎回胸を熱くさせられました。

{netabare}
終盤、亜豆美保がラジオでコメントする所や、声優の役を勝ち取る所、夢が叶いプロポーズの所は涙なしには見れません。
終始泣きっぱなしでした。(yTДT)y
{/netabare}
私的にはこの作品、激アツで、ドストライクでした。 d(>_< )Good!!

あにこれランキングがあまり高くないんですが、個人的にはトップ10に入ってます。
もっと評価されてもいいんじゃない?って思います。

これからっていう中学生、高校生等の年齢の人にオススメしたいです。
勿論、大人の人でも昔に帰って胸を熱くしてもらいたいです。

全75話と長いので、時間のない人は原作コミック全20巻を読んだ方が早いかもです。

何にしても感動系がお好きな人には超オススメです!!(*^ー゜)b! グッ


余談で・・・
このシリーズ(1期~3期)のOP&EDの歌詞は、夢に向かって系で、どの曲も好きでした。
CD全部購入^^

投稿 : 2024/11/23
♥ : 39

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

進化の歩みを止めることなく突っ走る亜城木夢叶・・・問われた真価に対する答えは^^?

少年ジャックを背負う人気漫画家になって作品をアニメ化する・・・その夢を叶えるために全力で走り続ける亜城木夢叶のムッチャ熱い作品・・・第3弾です。

予め3期まで放送する事をを前提とした作品構成になっているので、リアルでこの作品を視聴されたいた方には、とても長い空白の1年だったと思います。

「自分達の本当に作りたい作品を描きたい・・・」
その信念を貫き通そうとする二人・・・振り返ってみると、足枷でがんじがらめになっていました。
中学生の頃に見上げた高みに、自分達を押し上げなければ夢は叶わない・・・そんな土壇場の状況から3期の物語が始まります。

亜城木夢叶は、これまでたくさんの産みの苦しみと向き合い・・・時には悔し涙で頬を濡らした時もありましたが、一つ一つを自分の糧としてきました。
夢を叶えるために全力で駆け抜けた10年・・・だったと思います。

10年間・・・彼らの夢はただの一度もブレなかったのは流石です。
一つの夢を10年間見続ける・・・リアルに考えたら物凄く高いハードルです。
しかも、彼らは途方もない夢を目標にして頑張ってたんですよね。
夢の大きさに押し潰されても決しておかしくなかったと思います。

これまでは人知れず静かに思いを育んできました。
夢を追い掛けて10年・・・費やした時間と注ぎ込んだ情熱の分だけ、周囲を気にしなければならない立場にまで成長していました。
成長するのは良いことだと思います。その分だけ人生の選択肢が増える訳ですから・・・
でも、その成長が時には足枷になることもあるんですよね^^;

悪気は全然ありませんでした・・・
尊敬していたから・・・大好きな人の事を知って嬉しかっただけなのに・・・

ひょんな出来事が発端となり、亜城木夢叶の夢が白日のもとに晒される事になってしまうのです。
彼らは決して悪いことをしている訳ではありません。
それなのに目の前を通り過ぎていくのは、たくさんのバッシングの嵐・・・
相手の事を考えると世間の荒波に抗わない方が・・・などという気持ちが沸き上がってくるのも分かります。

でも、ここからがこの作品の真骨頂・・・
言葉で表面上は何とでも繕う事は出来るけれど、自分の本心は繕う事なんてできません。
だから優先するのは自分の素直な気持ち・・・
身体が歩みを怖がっているのが分かります。
傷つきながら・・・ボロボロになっても歩みを止めないのは、お互いの道がその先で繋がっていると信じているから・・・
だからお互いに相手の状況をただ黙って見ているだけ・・・なんて事は決してありません。
最初は怖いだけでした・・・でも勇気を振り絞った一歩に差し出された手の温もりを感じて・・・過ぎ去ってみたら充足感に満ち溢れている・・・

何という絆の固さなのでしょう・・・
何という信頼の深さなのでしょう・・・

そして彼らは夢の実現に向けたお互いの立ち位置も決して揺らぎませんでした。
「一歩先で待っていてくれているから頑張る・・・」
次の瞬間、画面一杯に広がるのは言葉では言い尽くせない最高のパフォーマンス・・・

真摯に・・・愚直に我を貫き通した10年・・・
ホント紆余曲折の10年でしたが、その年月の重みをしっかり受け止めても余りある、とびきりのラストが用意されていました。

この真骨頂以降を・・・きっと10回以上は視聴したと思います。
何度も涙腺が崩壊しちゃいました(//∇//)

これまで、ごく一部の登場人物にしか触れてきませいでしたが、他にも魅力的なキャラがたくさん登場します。
特に下の二人は主人公と同じくらい大好きなキャラでした^^
高木(旧姓:見吉)香耶(CV:矢作紗友里さん):二人を陰日向で支えた功労者です。
蒼樹紅(CV:川澄綾子さん):序盤と終盤でキャラのイメージがガラッと変わりました。人当たりが徐々に良くなっていくんです・・・最後、平丸先生が羨ましくて仕方ありませんでした^^;

オープニングテーマは、nano.RIPEさんの「もしもの話」と、ヒャダインさんの「23時40分 feat. Base Ball Bear」
エンディングテーマは、スフィアさんの「Pride on Everyday」と、JAM Projectさんの「夢スケッチ」
3期に相応しい主題歌だったと思います。
一番のお気に入りは「夢スケッチ」です。本編からの入りが絶妙である事も、本編で涙で前が見えない状態で気持ちが昂ぶっていた事も評価に含まれていますけれど^^;

75話視聴してきてホント良かった・・・お気に入りの作品がまた一つ増えました^^

投稿 : 2024/11/23
♥ : 28
ネタバレ

泉 時雨@ゆーたくん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

漫画家とは夢とはなにかを教えてくれたアニメ

すごく憧れるお話でした。
私も漫画やアニメ関係の仕事につきたいんですよね。

だから、漫画やアニメが題材になった作品ってすごく興味深くて、
思い入れがあるのは当然で。

{netabare}それに、小学校の頃から好きな初恋の人とずっと想い合って
目標がかなって結婚って女子としてすごく憧れちゃいます。
少女漫画みたいですよね^^

私もこんなふうにずーっと思っていた人とつながっていたいなって思っちゃいますよ。{/netabare}

今思うとこういう漫画や恋愛を題材にした少年漫画が原作って珍しいですよね、
しかもジャンプで男女に受ける現実らしい漫画って
バクマンぐらいしか思いつきません。

確かに作画は少年漫画っぽくて苦手な方多いと思いますが、
とても面白いので
女性にも男性にも読んでもらいたいですね^^

このシリーズで終わるので余計寂しいってのも
ありました・・

3期シリーズが終わったら、
順番がおかしいけど1期・2期もぜひ見たいと思います^^

漫画もできたら買いたいものですw


~25話~(最終回)
{netabare}やっぱり泣いちゃった。
よかったね、結婚できたね・・
アニメ化できたね・・

キスシーンは本当にきゅんきゅんして
きゃー!ってなっちゃいましたw
みほちゃんも積極的ですね、可愛い^^

すごくハッピーエンドだけど、
やっぱり本当に終わるんだって思うと寂しくて。。

七峰くん頑張ってた、ワンちゃんの子も頑張ってた・・
みんながみんな頑張ってた。
それがさすごく嬉しくて寂して・・そう思うと涙が出てきちゃって;;

でもこれが最終回であろうとも、
亜城木夢叶はみんなは進み続けるんだ。
だから、私はずっとバクマンに出てくるみんなを心の中で応援しています^^

「夢は人に言われて目指すものじゃない」
この言葉が深くて、
私も自分で夢を見つけてそれに向かって頑張り続ける人でありたいなと思いました。


正直言うとこの作品が放送された時期の作品の中で
一番終わって欲しくない作品だったかも。{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 12

76.9 15 J.C.STAFFで漫画原作なアニメランキング15位
食戟のソーマ 弐の皿(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (660)
3854人が棚に入れました
実家の下町の定食屋「ゆきひら」を手伝う日々を送っていた幸平創真は、中学校卒業と同時に、ある料理学校への編入を父・城一郎に薦められる。それは日本屈指の料理学校「遠月茶寮料理學園」……卒業到達率10%以下の超エリート校だった。厳しい試験、脱落者続出の地獄の宿泊研修、退学を賭けた食戟。さまざまな試練を乗り越え、料理の腕を磨いていく創真。同じ志を持つ仲間や、同世代の実力者たちと出会い、一人の人間としても確実に成長を続けていた。――そして迎えた秋。一年生の中でも選ばれた者しか出場を許されない遠月伝統「秋の選抜」、その出場切符を創真は手にする。「秋の選抜」予選のお題は“カレー料理"優勝候補でスパイスの使い手、葉山アキラの作るカレーにスパイスの奥深さを知った創真は葉山の宣戦布告を受けて立つべく、スパイスと格闘。予選当日の朝まで試行錯誤して調理に臨み、葉山と同じ“香りの爆弾"という発想に行き着いたが、結果は葉山94点、創真93点と僅差で葉山が一位に。葉山に敗れはしたものの、見事に本選出場を決めた創真。悔しさを滲ませながらも、さらに強くなることを心に誓い、かくして迎える「秋の選抜」本選。トーナメントに肩を並べたのは、創真、恵、タクミ、緋沙子、アリス、黒木場、葉山、美作、の8名。次なる創真の相手は……!? そして、てっぺんを取るのは……!?

声優・キャラクター
松岡禎丞、種田梨沙、高橋未奈美、諏訪部順一、岡本信彦、花江夏樹、大西沙織、赤﨑千夏、安元洋貴

ポロム さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

凄く端折ってる感はあるけれども、大変楽しく毎回視聴しました・・っ

一期に続き楽しく観ました。
前回中途半端な所で終わったので続き気になっていたので2期が放送してくれて個人的にとても嬉しかった・・っ!

原作が管理栄養士であり料理研究家の森崎友紀さんが協力してるだけあって、調理用語や道具、調理法も大変詳しく描写してくれてるので違和感なく素晴らしい。


<秋の選抜 美作昴編> (包丁への愛を語る)
道具、特に包丁は調理師の命なので美作昴がかなり卑劣だけれど、
情報と技術を一目見るだけで自分のものにできるって相当凄まじい才能の塊だと思う

料理人で大事なのは先生や総料理長や自分より上のプロの技術を盗むこと。
そして、自分のものにしてレシピに手を加えたりアレンジしたり、新しいものを作り出すこと。
それが自然とできるってやっぱ凄いし、怖い。

私も包丁マニアでして、出先やら、友達と出かけた時に
調理道具や包丁売り場があると自分の世界に入って魅入ってしまう事が有り
「そんなキラキラした目で見て・・まさかそれで人をヤるのか・・(震え声)」と言われたことがありましたが、純粋に道具が好きなのです。

包丁も種類があり、用途によって使用するものも違う。
鋼の包丁だと切れ味が良いけれども重いし、すぐ錆びるから毎回砥石で研いだり磨くのが必要。
今流行りのセラミック包丁だと、洗うのも楽だし研いだり手間を掛けなくても切れ味が持続する。
だけど、一度鋼を使うと最高の切れ味と使うたびに馴染むからもう手放せない・・
(と、言いながらも学校で使ってた包丁ケースの何本かがめんどくさがり屋の性格のせいで1年使わなかったら錆びてしまった その内研ごうっと)
そんな私も最近じゃペティと出刃くらいしか使わないです・・(こっそり)

包丁の種類も日本料理は使う種類がめちゃ多かったり、中華包丁がやたら大きくて凍った冷凍物もスパーンと切れたり超便利。

包丁によって砥石での研ぎ方も変わり、中華やフレンチは角度付けて研ぐことが多いから失敗したことが多くすごく苦手でした。
柳刃や菜切り包丁など日本料理の包丁は研ぎやすくて切れ味最高になりました。
そんな中実習中に日本料理の先生に「トマト切りにくそうだな。貸してみろ」と言われ先生に貸したら「なにこれ・・切れ味最高じゃないか・・切れないのは本人の技術の問題だな・・」とさりげなく言われたくらいそんな私も包丁使いは下手っぴなのです。
鯵を三枚に卸しながら危うく自分の指をスライスしそうになったこともありました←えっ

そんな不器用な私さえカバーしてくれる包丁が大好きで宝物。
(なんて、言ったら危ない人に見える・・?(笑))

<スタジエール>
今まで学校ではスタージュ(研修)と言ってたので、スタジエール(研修生)と言うと新鮮・・
ブレゼ、パッセ、デグラッセなど、フランス料理の現場の専門用語沢山でした。
実際現場でフランス語のルセット(レシピ)で書かれたり、材料もフランス語、調理過程の説明文もフランス語となるのでしっかり描写してくれたのが凄いとと思います(やっぱ、現場のプロが協賛&協力してるとさすがだなぁ)
話数とクールの関係でだいぶ原作端折ったんだろうな・・短い話数でまとめたんだろうなぁというのは思いましたが、とても個人的に満足です。
是非3期も続けて観たいですね。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 31

となぷ~ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

美味くて服がはだけるアニメ2期

全13話。

あらすじはあにこれ参照。
実際に営業している料理店へ出て現場で修行をするという実習を
終えて終了。色々な料理の知識を得て、これからそれを昇華させて
いくぞ!というところでの終了です。

スッキリした終わりでしたので、これから先の続きはないような気がします。
相変わらず料理が美味くて服がはだけます。老若男女関わらずはだけます。
ガチムチの全裸も出てきます。相変わらずです。(局部は見えない)

主人公の性格がいいので好感が持てます。
楽しく見させてもらいました。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4
ネタバレ

るるかん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

今期も十分に楽しめました♪

12~最終話{netabare}
四宮シェフのもとでのスタジエール。1期での四宮シェフの印象から
すると、かつての厳しさの中に優しさが加わってて、田所との料理対
決以降に成長したことが伺えました。ソーマも四宮シェフのもとで
フランス料理を学び、一回り以上成長したことがこの2話で分かり
ます。なんだかんだ言って、四宮シェフとソーマはお互いの力量を
認め合っていることが窺えて、とても良い気分で最終話を終えるこ
とができました。ソーマの考えた料理も、ちょっと改良して『生意
気小僧風』とメニューに記してあった点も四宮シェフの人柄を感じ
させる演出で良かった。参の皿も期待したいですね!!{/netabare}登場人物が
かなり多いので、他の人たちの様子も気になりましたが描ききれな
いで終わってしまったのが残念でした。でも楽しめました!!
11話{netabare}
新戸とソーマのスタジエールが中心だったが、新戸の殻をソーマが
壊してあげて、前向きに再出発させてあげるというのが主たるスト
ーリーで、なかなかいい話でした。恵はえりなと組んでスタジエー
ルだったが、こちらも恵なりの考察で地味ながら活躍していました。
スタジエールの帰りに、えりなとの車中の会話は楽しかった。恵の
心のつぶやきがウケましたw 次回のスタジエールはどのような内
容なのか楽しみです♪{/netabare}
9・10話{netabare}
3人の熾烈な争いは葉山の勝利だったが、拮抗した試合の中でソーマ
は新たなる境地を目指す。負けてからどう進化して行くのか、これ
からのソーマの成長に期待しつつ、新展開かな?{/netabare}
8話{netabare}
サンマの目利きでは黒木場と葉山に勝てそうにないソウマが考えた
サンマの熟成方法は・・・?次週が楽しみです。{/netabare}
7話{netabare}
黒木場と葉山の勝負は互角で引き分けとは・・・勢いでは黒木場かと
おもったが、結局二人とも決勝に持ち上がり、ソウマと3人での決勝
戦となった。お題はサンマということです。
庶民な私は、やっぱり塩焼きが一番じゃないかと思うのですが・・・
大根おろしは必須ですw でもきっと、とっても工夫をこらした
料理が作られることでしょう。{/netabare}
6話{netabare}
美作とソウマの食戟だけど、志の高さからしてソウマの方が上でした。
ただ、料理をやめようとした美作を諭し、真の料理人を目指すように
勧告するソウマの器も大きくなってきてるね。次週は黒木場と葉山の
対決で、今回の食戟対決よりも、こっちの方が興味あるなぁ~。どん
な料理が出てくるのか楽しみです♪{/netabare}
5話{netabare}
ビーフシチューで食戟ということになったが、郁魅とえりなのおかげで、
なにかヒントが得られたソーマは次週どのようなシチューを作るのか楽
しみです。どのような勝ち方をしてくれるのかがポイント。まさか負け
ることはないと思う。一口目から美味しい料理を作るっていうことが
今回のソーマの課題でもあるようですね。定食屋の美味しい料理から
どのように脱却するのか期待です。{/netabare}
4話{netabare}
タクミVS美作。美作がタクミに食戟を仕掛け、タクミは受けて立ったが
が負けてしまう。次戦はソウマVS美作となった。
美作の戦い方は姑息だが、技術や応用能力はある。
美作はソウマに食戟を叩きつける。ソウマは負けたら料理人を止めると告げ、食戟を承諾。
果たしてどうなるのか・・・。個人的には、黒木場と葉山アキラの勝負の
方が興味あるな・・・。{/netabare}
3話{netabare}
田所ちゃん負けたか・・・残念。でもさ、ふんどし脱げてたんだったら、田所ちゃんの勝ちじゃないんかい(笑)。もう一戦は葉山アキラの勝利。確かに見る
からに美味しそうなハンバーガーだったなぁ♪来週はタクミと美作の勝負。
女の子は全員負けってことになりました。{/netabare}
2話{netabare}
田所ちゃんと黒木場のラーメン対決。料理の細かい部分はよく分からんけど
どちらも美味しそうです。決着は来週みたいですが、田所ちゃんに勝って欲
しいなぁ~。彼女独特の温かく優しい心のこもった、そして洗練された料理
がどこまで通用するのかな~?創馬との対決の時はくるのか、ちょっと楽し
みにしているのですが・・・。今期も安定した内容だし、安心して楽しめま
す。 {/netabare}
1話{netabare}  
アリスと創真の弁当対決でした。あまりの豪華さに味の想像はつかないが、
どちらの料理も美味しそうでした。決め手は『心のこもった温かい料理』って
ところですね。アリスは田所ちゃんの次に好きだったキャラなので、ここで
負けたのは残念ですが、いい子でしたね♪リベンジの機会があるのでしょうか?
画も申し分ないし、1期と同様に楽しめそうです。次週は田所ちゃんに勝って
もらいたいけど、どうなるかな・・・。連続で好きなキャラが負けるのは
ちょっとイヤかもw{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 15

80.7 16 J.C.STAFFで漫画原作なアニメランキング16位
ワンパンマン(第2期)(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (628)
3409人が棚に入れました
趣味でヒーローを始めた男、サイタマ。3年間の特訓により無敵のパワーを手に入れ、あらゆる敵を一撃(ワンパン)で倒すヒーローである。ひょんなことから弟子となったジェノスと共にヒーロー協会で正式なヒーロー活動を開始する。 怪人発生率が異常に高くなる中、大預言者シババワが遺した「地球がヤバい」災害の可能性があると対策に乗り出そうとするヒーロー協会。そこに怪人に憧れるガロウが現れる。

声優・キャラクター
古川慎、石川界人、梶裕貴、安元洋貴、早見沙織、緑川光、松風雅也
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

伝家の宝刀は、抜いたら終わり。抜くまでが勝負。

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
とにかく、最後まで観て。それから、「ワンパンマンか否か」を判断してほしい。

1期に比べればそりゃそうだが、全然悪いアニメには思えなかった。私的には、ギリギリで、ワンパンマンです(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
序盤こそ、劣化ワンパンマンだったが、終盤に取り返し、なんとかカタチになった。

とにかく作画力に(1期との)差があり、微妙だった序盤。だけでなく、ギャグの切れ味も悪く、サイタマのワンパンの敷居が低くなり、その価値を下げてしまった序盤。そのまま終わってしまっていれば、制作会社は死ぬほど叩かれただろう。私もそのつもりだった。

しかし、中盤の天下一武道会wでやや取り返した。サブキャラを用いて熱い展開を演出し、どうしようもなくなったところで、「先生」が登場するのが、ワンパンマンの王道パターン。そこは上手くやれていた。

終盤は、圧巻。

ガトリング達VS牙狼のバトルは、ほどほどに魅力があったが、なにより、牙狼の格好良さ。

イジメが怪人を生み、怪人によるヒーロー退治を通して、「ヒーローアニメのくせにヒーローを否定する」あたりは、いかにもONE先生っぽいシナリオ。牙狼の魅力がグッと高まった。

そして、対ムカデ長老編。熱かった。

ジェノスやファング、キングでがっちり演出しといての、満を持してのサイタマのワンパンチ。これこそ、「ワンパンマン」。

とにかくこのアニメは、「ワンパンで終わる」ことは視聴者全員が分かっているので、それまでにどれだけの下処理をするかに全てが懸かっている。

正に、伝家の宝刀。簡単に抜いてはならない。

最終の2話に関しては、何の文句もない。素晴らしい。

ただし、1期はこのクオリティが12話を通して観られた。また、ギャグの切れはあきらかに、2話になって低下している。

そういうことで、1期より☆を1つ落とさせてもらったが、それでも十分に面白いアニメだった。まあ、同期のレベルの低さに助けられた感もあるけど。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
サイタマにワンパンは食らいたくないんで、一期に引き続き、各話感想を全て20字以内でまとめてみました(笑)

{netabare}
1話目 ☆3
新展開。全ては前フリだがw

2話目 ☆3
作画落ちたな。止め絵は綺麗でも動かない。

3話目 ☆3
ハゲマントの、ワンチョップ(笑)

4話目 ☆3
サブキャラで、繋ぐだけでは無理がある。

5話目 ☆3
恋人が来ていない、セーフは笑ったw

6話目 ☆3
S級の、強さがイマイチ、わからない。

7話目 ☆4
武術とは、なんか動きが格好良い(笑)

8話目 ☆4
これがワンパンマン。ワンパンまでの盛り上げ。

9話目 ☆4
最強ではなく最高のヒーローに。

10話目 ☆3
連携バトルも、なかなか面白い!

11話目 ☆5
もう、ガロウが主人公でいいやん(笑)

12話目 ☆5
イジメから、怪人に。ワンパン、キターー!
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 24
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

大事ヲ成スニ志ナカリセバ 煩悩ニ澱ミテ 毒林檎食ラフベシ

原作さわりだけ


息子の中学で流行ってたらしく、思春期の息子と一緒にゲラゲラ笑いながら観ることが出来ました。という極めて私的な理由で高得点。シンプルに楽しめる良作です。
OPの作詞が森雪之丞氏だったりJAMだったりで胸アツなのとサイタマ役の古川慎さん歌ウメェ~のEDだったりと主題歌が極めて優秀でございました。

全12話。作中では1期から継続しての13話~24話の扱いです。1期見逃したところで途中からでもついていける仕様だと思います。

肝心の中身は、1期と変わらずというかよくキープできたなという印象。
なぜなら宇宙最強を倒し、パワー系でインフレするなら自ずと限界が訪れると危惧していたからです。
2期ではそうならず、サイタマやジェノス中心だった物語から、別のヒーローたちの各々の立ち位置やお悩みといった視点から見るサイタマ像へと変化を加えてきました。
1人称から3人称への変化とでもいうべきでしょうか。
・ヒーローでもS級A級B級C級といったクラスの違いによる意識の差
・武道家/剣士といった協会所属してない猛者たちの思惑
・怪人を名乗る人間{netabare}。ガロウ(CV緑川光)良かったっす。{/netabare}
これまた個性的な面々で退屈しないのとモブに近いキャラすら一癖あったりでした。中心軸は怪人らで結成された“怪人協会”とヒーローを中心とする人間たち“ヒーロー協会”との闘いです。やや群像劇の装いで、深みといいますか拡がりが出たのではないかと思います。


ただし拡がりは諸刃の剣。あらためて1期の自分のレビューを読み返してどこに着目してたのかおさらいしてみました。見どころは概ね以下2点としてたみたいです。

1.事前の煽りにクスクスしよう
2.ワンパンを見逃さない

世間的には2.で名を馳せた名作と言われています。バトル作画の迫力に魅せられる、ということ。
ややふんわりとした群像劇ならばサイタマの登場機会は減るわけなのであります。それはワンパン数の減少と同義。制作会社の変更の影響は言わずもがな、前作ファンが本作に期待するところとのズレはどうしても生じてしまいます。このへんのさじ加減は本当に難しいことが理解できる2期でした。
さて、世間的には…としたのは自分が重きを置いてたのが1.だったから。思いの外影響は軽微だったのが幸い。
{netabare}前口上は前作以上。前座を務めたゴウケツ(CV乃村健次)戦でのスイリュー(CV松風雅也)。もはやプロ前座といえる大怪蟲ムカデ長老(坂東尚樹)戦でのジェノス(CV石川界人)。今回も楽しませてもらいました。{/netabare}


もう一つ1期レビューからの引用。本作のテーマについて

 “ヒーローってなんだろう?”

“夢”ではなく“志”の不足が気になってた1期です。「ヒーローになってサイタマはなにを成したいのか?」
今回出番少なめのサイタマは、その答えを探している描写が多かった。そして周辺キャラにも多くを語らせます。志無き者はアダムの林檎{netabare}(怪人細胞){/netabare}を手にしてしまうのです。ここを見逃すともったいない。林檎を手にした者はいってみれば「ヒーローになりたいだけ」の面々でした。

{netabare}志については奇しくも第18話で蛇咬拳スネック(CV三木眞一郎)がスイリューに語りかけます。
「お前のようなたいして志ももってなさそうなやつに!」
・・・巡り巡ってスネックらの志の高さにスイリューも感ずるものがあったようですね。良いシーンでした。{/netabare}


原作も続いているようですしなんとも中途半端な終わり方ではありましたが、私自身の中断は無くなりました。
“サイタマがヒーローになってなにを成したいのか?”を見届けたくなった2期です。



※オマケ
■気になったところ
{netabare}「オ兄チャン 名前ヲ決メテ!」
脳内再生けっこうな量に(笑)
結局キングは『どきどきシスターズ』をプレイできたのだろうか?{/netabare}

{netabare}腹こわしてしまった“音速のソニック”は怪人になり損ねてましたね。こういう小ネタがいちいち面白い。
お仲間の“疾風のウィンド”“業火のフレイム”なにげに里の命名規則を遵守しております。{/netabare}


■兄だけではなく
「S級ヒーローの小学生みたいな人、コナン君の声に似てない?」
と娘からの指摘。その通りだ、わが娘よ。もしかすると声豚属性があるのかもしれない。
そして小学生みたいな人のヒーローネームについては・・・言葉にするのはさすがに憚られました。


視聴時期:2019年4月~6月

-----


2019.07.07 初稿
2019.07.27 修正
2020.02.02 修正

投稿 : 2024/11/23
♥ : 51
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

特番●ンパンマン

原作未読

特番の戸田恵子…あんた、●ンパンマンやんけ!
絶対狙ってるキャスティングでしょこれ。

というか、

「新品顔●ンパンチ≒マジ殴り」(確かに一撃で倒してるし)

として考えると、●イキンマンって結構強いな~
バイバイキーンってセリフしゃべる余裕があるなんてやるやん
特番の話はさておき、2期のあらすじは…ワンパンマンって事ですかね。

2期で出てきた新キャラ
{netabare}
■ガロウ
{netabare}
なんか一番主人公してた気が…w
怪人になりたい人間らしいっす。緑川さんの超イケボっす。イケボすぎて惚れそうw
チョップとかキックとかでパンチ受ける事なくサイタマに敗北した事すら気づいていない…
さすがにちょっと弱すぎるので続編では怪人細胞食べるのかな?
それでもマジ殴りまでは引き出せない気がする…
{/netabare}

■スイリュー
{netabare}
「武術とはなんか動きがカッコイイもの」
そうかもしれないwww
パンチどころかヒップアタックで瞬殺されてしまった。
さすがにボロスとかに比べると弱すぎる。
ヒーローにはなれない気がする…サイタマ目指すならやめとけって伝えなきゃ…
{/netabare}

■フブキ
{netabare}
姉と違って、B級とかなり差が出来てるみたい。
タツマキは成長の全てを超能力に全振り
フブキは美貌とか身長とか胸とかにバランスよく振ってしまった
って所か…極振りしてもサイタマには及ばないので(彼にはパラメータの概念すらなさそう)
胸にはもう少しふっといた方が良かったんじゃ…ア、タツマキサン、スンマセンヤメテー

わりとちゃっかりサイタマの家に上がり込んでるし
メインヒロインポジ狙ってるんだろうか?
{/netabare}

全体的に弱いキャラばかりで強敵は出てこなかったですね。
まぁサイタマに勝てないのはしょうがないとしても
もう少し強いキャラ出しても良かったのかも?
{/netabare}

タイトルから分かる通り、俺TUEEEE系というか
そういった分類を超越した所にある作品ですね。
所謂ご都合ではなく、予定調和って感じ
サイタマのパンチは水戸黄門の印籠みたいなもんなんで
出すまでのお約束を楽しむ感じですね。

ジェノスとキングについて
{netabare}
しかし、弟子の鬼サイボーグことジェノス…
完全にかませすぎてw可哀そうになってきましたw
しかも師匠のサイタマの事を一番分かってないと来たもんす。

S級で最強と名高いキング…
サイタマとの対戦では接待でわざとギリギリの勝負にみせるという
梅原大吾ばりのエンターテイナーw
ステは幸運とゲーム技術に極振りかな?

だけど、割とサイタマと相性良いみたいです。悩み相談受けてたし…
一番サイタマの強さを分かってて信頼してるのがキングですね。

鳴り響くキングエンジン、襲い掛かるムカデ長老
自分の命をすべてサイタマにベットしたキング…かっこよすぎ!
絶対にサイタマが一撃で倒すと信じて無いとできない行為ですよね。

戦闘の余波ですら死ぬ可能性あったのに、確実に一撃で倒すと見越してたんでしょう。
一番、強さの見極めが出来てるのかも知れませぬー
{/netabare}

なんというか2期もちゃんとワンパンマンしてましたー。
{netabare}お腹を音速で下す{/netabare}ソニックも見れてほっこり。(彼もかませが身に沁みついてるね)

強さとは何なのか?
ヒーローとは何なのか?
この退屈は晴れるのか?
髪の毛は復活するのか?
3期切望です!!!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 33

87.3 17 J.C.STAFFで漫画原作なアニメランキング17位
ハイスコアガール(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (798)
3332人が棚に入れました
「ポリゴン」って何?食えんの?そんな2D全盛期だった古き良き格ゲーブーム到来の1991年。
ヤンキーとオタクとリーマンが蔓延る場末のゲーセンに、彼女は凛として座していた──。
主人公ハルオを通して描かれる’90年代アーケードラブコメディー!

声優・キャラクター
天﨑滉平、広瀬ゆうき、興津和幸、山下大輝、御堂ダリア、新井里美、伊藤静、チョー、赤﨑千夏、杉田智和、植田佳奈、武虎、大塚芳忠
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

かっこいいは正義

アニメーション制作:J.C.STAFF
監督:山川吉樹、シリーズ構成:浦畑達彦
キャラクターデザイン:桑波田満、原作:押切蓮介

90年代のゲームを巡るストーリーが魅力で、
多くの男性が懐かしさを感じることのできる作品。
ゲーマーとしてのプライドを持つ主人公の矢口春雄が
お嬢様ゲーマーの大野晶や、矢口に恋心を抱く日高小春たちと
ゲームをしながら青春を謳歌していく。

この時代を生きた男性なら多くの人が
夢想したことがあるだろうという展開。
私はストリート・ファイターⅡ以降、
それほどゲームセンターに行かなくなってしまったが、
こんなところで女子と遊ぶなど、夢のまた夢の世界だった。
昔は吉野家や立ち食いそばでさえ、
女子が一人で訪れることは、ほぼあり得なかった。
ゲーセンでカップルを見るのも、かなり稀なことだった。
そこは男の世界だったのだ。

この作品では昔のゲームやその特徴、
やり方などを懐かしむことが大きな楽しみのひとつだが、
大野や日高とのラブコメも見どころだ。
3話での大野との別離や再会した後の
河原でのシーンなどはとても良かった。
日高も矢口を追いかけてゲームが上手くなっていく。
切なくもあり、笑ってしまう場面がたくさんある。

ただ個人的にこの作品の最大の魅力は、
春雄の生き方にあると思っている。
春雄は小学生のときから、
自分のできること、できないことを割り切っている。
できないことは、ほぼ諦めている。
しかし、ゲームにおいてはプライドを持っており、
孤高の生き方を選んでいるように見える。
そして、自分のなかで何がかっこよくて、
何がかっこ悪いのかという価値観がはっきりしている。
それは、とてもかっこいいことではないだろうか。

昔、競馬騎手である武豊のドキュメンタリー番組を観た。
その頃、既に一流ジョッキーとして広く認められていたにも拘わらず、
貪欲に新しい乗り方を取り入れていたことが放映されていた。
そんな姿勢についてインタビューアーから問いかけられると、
かっこいいと思えたから、ということだった。
もちろん、騎乗スタイルには馬に負担をかけないだとか、
速く走らせるのに適しているだとか、
色々なプラス要素の理屈があるわけだが、
武豊の口から出たのは、そんな一言だったと記憶している。
さらに、かっこいいことは、だいたい正しいことが多いんですよ、
というようなことも告げたのだ。
とてもシンプルな答えで、私は衝撃を受けたものだが、
成功している人間とは、正しい理念みたいなものを
本能的に分かっているのかもしれないと思った。

私は春雄のキャラクター像に、そういう潔さや正しさを感じた。
何がかっこいいかということが決まっているから、
生き方がぶれないのだ。
それは全編を通して一貫しているように見える。
傍目にはかっこ悪いように見えていても、
「自分のかっこいい」からは外れていないと考えている。
つまり、ハードボイルドなのだ。

ハードボイルドとは、ヘミングウェイからハメット、チャンドラー、
ロスマクなどの作品につながる考え方で、
日本では60年代から80年代にかけて浸透したと私は理解している。
直訳すると固くボイルしたもの。
固ゆで卵、つまり芯の固い生き方のことを指している。
ある時期のアメリカなどの探偵小説では、
よく描かれた主人公像のひとつだ。
ジェイムズ・エルロイの作品もこの系譜に含まれる。
なぜ、春雄がこういうキャラクターなのかと考えると、
ひとつは90年代の時代背景と、頻繁に登場する
ストⅡのガイルのキャラクター像に影響されているのだろう。

このようなことを考えると、春雄が女子からはもちろん、
男子からも人気のある人物として描かれているのは
とても納得できる。私にもこういうタイプの友達がいたので、
余計にを懐かしい思いで観てしまう。
ゲームや時代背景だけでなく、
無骨な人物像という部分でも親しみを感じる。

男はタフでなければ生きていけない。
優しくなければ生きている資格がない。

今ではあまりにも時代遅れのセリフが、
この作品には合っているような気がする。
(2018年10月20日初投稿)

EXTRA STAGE ROUND13~15
(2019年10月23日追記)

{netabare}1期終了後に配信とOVA販売の
発表があったEXTRA STAGE。
当初は、最終回までまだ多くの話が残っているのに、
駆け足で終了かと不安の声も上がったが、
無事に2期制作となったのは良かった。

1期の終了時には日高からの告白と
ゲーム勝負の申し込み。
晶とは家出の件で、また遠い存在に。
それでEXTRA STAGEは、
日高と春雄が中心になるかと想像していたら、
やはり晶との話がメインだった。
13話でAOUショーを晶と行けたら楽しいのにと
想像し、15話で運命の出会いによって一緒に行くという
ストーリーでまとめられた構成となっている。

私はよく知らなかったのだが、
AOUショーというのは、1982年から開催されている
AOU(全日本アミューズメント施設営業者協会連合会)が
開催していたショーで、アーケードゲームを中心とした
展示会ということらしい。2013年からは、
ジャパンアミューズメントエキスポとして
毎年2月に開催されている。

話の中心は、春雄と晶の周囲の人たちも交えた
世界の広がりとでもいう展開。
晶の教育担当の業田や晶の姉の真、
晶の登下校時の運転手・じいや、
春雄の母・なみえ、そして同級生の日高との
関わりによって、ゲームを楽しみつつ、
少しずつ大人への道を歩いていく。

さまざまなゲームが登場するが1995年当時は、
私はほぼゲームを卒業していたので、
画面を観てもほとんど知らなかった。
ただ『RPGツクール』というソフトがあったのは、
朧気ながら覚えている。とてもじゃないが、
面白いゲームを作れるような代物ではなかったという
噂を聞いたことがある。
また、ゲームを卒業したと言いつつ、FFシリーズは別。
晶が射的でゲットした
『ファイナルファンタジーⅥ』は大好きだった。
この頃のFFシリーズはシナリオが練られていて、
とてもよくできていたと思う。
個人的にはⅦが頂点で、その後は緩やかに
下降していった印象。
さすがに最近はもうやっていない。

やはり今回も注目したのは春雄の行動や
春雄の母・なみえの信念のようなものだった。
業田に対して、なみえが主張する姿はかっこいいし、
春雄の、他人や晶に対する姿勢には好感だ。
13話のラストで晶が名残惜しそうに春雄の胸に頭をつけるが、
春雄は想いを胸の奥に秘めながらも、
背を向けて別れていく。とてもこの作品らしいと思った。
16話では、幕張の帰りの電車で春雄はついに自分の気持ちに
正直になる。相変わらず車ではねられるのはご愛敬として、
良い感じで2期につなげられたのではないだろうか。{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 114
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

そんな私はロースコアボーイ

2018.10.06記

原作未読

当初ノーマークだったが、同僚の薦めで視聴決定。
どうやら、昔懐かしのゲームを扱った回顧ものくらいの前情報で視聴スタートです。

さっそく結論。

 懐かしくて涙出るわ~

これはオモテ。並行して、

 なんじゃこのラブコメ泣けるわ~

一作で二度美味しい作品になってます。懐かしのゲーム見たろ、ぐらいでかまえて思わぬカウンターパンチを食らっちゃいました、といったところでしょうか。

主人公の矢口春雄が1979年生まれ。本作の時代設定が1991年(小学六年生)から1995年(高校一年生)までとなります。
これはリサーチの勝利と言って構わないと思いますが、誇張されることない等身大の90年代が描かれているため、おおむね1970年~1985年生まれの方は取り扱っているゲームや時代の空気感の再現具合に感嘆するんじゃないでしょうか。

{netabare}・緑の電話ボックスにピンクチラシが貼ってる
・当たり前のように灰皿が置いてあるゲーム台
・パネルでめくられる新幹線ホームの発着案内板(現在は電光掲示板)
・溝の口(川崎)駅降りたとこ南武線沿い小道の汚い飲み屋街の古本屋 ※住んでた私が保証しよう
・取り扱うアーケードゲームと家庭用ゲーム機のラインナップ
といった見た目のあるあると

・対戦でのお作法(ハメ技かけると喧嘩になる等)
・教室でソニックブームを繰り出すこの解放感
・もういいわよ。録画してた「家なき子」観るから♪
・ミスチルを聴きなさい!ミスチルを!
・取り扱うアーケードゲームと家庭用ゲーム機にその当時みんなが感じてたこと
といった空気感{/netabare}

単なるゲーム回顧録ではない、時代の空気の見事な切り取りっぷりに切なさを感じるほどです。ワクワクするつもりがきゅんきゅんしてしまうのです。

若い皆さんにとっては、このピンポイントで切り取られた時代の追体験が可能ですので、ぜひ面白がって観てほしいですね。
ついでに、だいたいアラフォーの男性が大なり小なり通ってきてる道でもありますから、雑談のネタとしてビジネスにも活用できるかもしれません。

自分はハルオよりちょい上くらいのドストライク世代にあたります。回顧トークしたくなるところですが、脱線が止まらなさそうなのでここでは泣く泣くあきらめますよ。ただ一点、同年代非オタの知人にハイスコアガールを勧めたら、ちゃっかり視聴してました。その後酒の席でのあるあるトークに華を咲かせましたよ、ということは申し添えておきます。



そして、ゲームと並行しての恋愛の世界。
ゲームで繋がる恋愛ってなんのこっちゃ? そもそもこのキャラデザインは、恋愛仕様のそれではないような。。。
{netabare}とナメてたら3話で不意打ちを食らうことになります。{/netabare}

2話からラブコメの波動が感じられ、12話終わる頃にはきゅんきゅんしてることでしょう、たぶん。

大野晶と日高小春のダブルヒロインというのは、ぱっと見で王道の配置です。

大野晶:ゲームは社会との接点を持つためのもの/純粋にゲーム好き/{netabare}ハルオが好きそう{/netabare}
日高小春:ゲームはハルオとの接点を持つためのもの/ゲーム好きは二次的なもの/{netabare}ハルオが好き{/netabare}
ハルオ:馬鹿で優しくてあったかいやつ。すがすがしいほどにゲームのことで頭の中がいっぱい。

そんなベクトルは物語の進行に合わせてゆっくりと変化していき、最終12話{netabare}(小春の告白という大きな転換点を迎えること){/netabare}で本作の恋愛の波動がピークに達します。
きゅんきゅんする理由、、、二人ともホントいい子だから(語彙力)。
そしてハルオもなんだかんだいいやつだから(もっと語彙力)。
二人ともきっかけは違えど、徐々にハルオに惹かれていく様子がもどかしくも純な感じがして擦れた大人にはまぶしく映りました。
ヒロインにとってはゲームバカが恋愛対象のため、コミュニケーションがゲームを通じてということも多いです。対戦プレイや協力プレイのシーンに潜む恋のやり取りを見過ごしてはいけません。{netabare}晶と小春ですらゲーム機を通しての会話と、わりと徹底してます。{/netabare}なんかもう「拳で語り合う」世界観ですね。

これほど無口なヒロインで物語が成立するんだ、と面白がって観てたわけですが、結局セリフがゼロでしたね。大野晶役の鈴代紗弓さん、「あ」「う」「ぐふぅ」に感情を込める難役お疲れ様でした。
小春の鼻腔を抜ける呼気の音すら聴こえそうなささやき声は役に合ってたかどうかを超えて心地よかったですね。広瀬ゆうきさんですか?また別の作品でお会いしましょう。

{netabare}晶にとって、もともとは大野家とは違う世界への扉であり、さらにその世界を広げてくれたハルオへの好意。ハルオは激つよの晶を目標と捉えてました。
小春にとって、唯一自分に目を向けてくれる瞬間がゲームで対峙する時だったというハルオへの好意。ハルオはフルボッコ負けを機に小春をライバルみたいに捉え始めました。
後半は、

 “目標を降りたかった晶と目標になり替わりたかった小春”

ミスマッチがなんとも切ない物語でした。{/netabare}



ノスタルジーにあてられて不器用な恋の行方にせつなさを感じたのか、
良質なラブコメにほだされて在りし日の思い出がきれいに見えたのか、

恐らく両方。きゅんきゅん×きゅんきゅんは単に2倍ではなく、2乗と感じる稀有な経験なのでした。
続き3話はOVAで!と商売臭わかりやすいラストに賛否両論出そうですが、そこはご愛敬(;^ω^)
薦めてくれた同僚よ、ありがとう!



以下、その他の四方山話。


■作画
まずは、権利処理に奔走してくれた裏方さんには賛辞を送りたいと思います。感謝!
3DCGということでしたがかなり普通のアニメっぽい自然にみられる処理をしてました。私の目利きが甘いかもですがあまりCGっぽさを感じません。そして核となるゲーム画面の再限度が極めて高い印象です。元画像をはめ込めばよかろう、というものではけっしてなく、ブラウン管と現在のデジタル規格との突合作業、コマ数の調整、エフェクトの修正、その他視聴者からみれば『そのまんまゲーム画面』に見えた本作の絵は相当の処理を施して再現されたものだそうです。
私が普段は気にしない技術的な面にも良い意味で関心を起こさせる製作陣の仕事でした。


■華を添える愛すべきイカレキャラ達
わりと主人公たち以外は行動・言動が変なのが多いのですが、第一話で矢継ぎ早3枚のカードを切ってきて視聴者の引き込みに成功しました。
・癇癪カップル:声は松岡&日笠と無駄に豪華
・小学担任:「卑劣」と書いてお前のことだ、と主人公に容赦ないが悪意もない。
・じいや:黒塗り高級車で主人公を轢いても歯牙にもかけず。
目立たぬファインプレーだったように思えます。


■10カウントで消えるはずだった世界が色づく
OPEDともに作品に寄り添った良曲。ED「放課後ディストラクション」はお気に入りでDLしてます。
{netabare}プレステとサターンの発売により自分はアーケードから距離を置きました。当時は鉄拳派(プレステ)とヴァーチャファイター派(サターン)と棲み分けがされてた気がします。
それはさておき、10話Aパートでサターンにうつつを抜かしアーケードから遠ざかってたハルオが小春にフルボッコされたのを機にゲーセンに戻ってくる描写があります。
逡巡しているハルオのバックにはストⅡゲームオーバー時のコンティニュー画面。ガイルさん(CV安元洋貴ww)がハルオを焚きつける中無情に10カウント刻まれていってました。
アーケードゲームが家庭でできるインパクトは強く、この時期から徐々にゲーセンから足が遠のいていったのは私だけではないでしょう。対照的にコンティニューして戻っていったハルオには個人的に感動しました。(えっ!そこ?)

どれくらいのインパクトか? JUDY AND MARYの楽曲に「まるでヴァーチャファイターのゾーン2」という歌詞が出てくるくらい。男ならともかくあまりゲームをしない女の子でも家にプレステとか普通に置いてありましたよ。{/netabare}


■余談
我が家では作中登場したニューファミコンが現役です。タイトルは70本以上。スーマリ、ドラクエシリーズ(要ふっかつのじゅもん)、じゃじゃ丸くんといった有名どころから、シティコネ、影伝、燃えプロその他家族でたまにゲーム大会を開催。
スターフォースでラリオスを撃破したり、ボンバーマンでリモコン無し状態からのリカバーをしたり、グラディウスで↑↑↓↓←→←→BAを披歴したりと父親の威厳を保つのに一役買ってたりします。
この前、ウチの子供たちが伝家の宝刀『カセットに息をフー』してるの見て爆笑しました。曰く「つば飛んじゃダメなんだよ」と。
なんかしらんが、受け継がれる伝承みたいなもんでしょうか。25年前も今も楽しいものを前にした子供の気持ちってそうそう変わるものではないんです。



視聴時期:2018年7月~9月 リアタイ視聴 ※EXTRA3話は2019年3月視聴

-----
2019.04.03追記 ★EXTRA STAGE(ROUND13~15)追加視聴★


Netflixの配信にて。TV放送(ROUND1~12)の続きの3話分が解禁です。

{netabare}変わらぬOPとEDにふいにキュンとしてしまった。なんだこの破壊力。
内容には触れません。本編にも増して、ハルオ母が素敵で、晶と小春に身悶えし、ハルオはしっかり男の子してました。{/netabare}

ファンの皆様におかれましては、視聴は義務と言って差し支えない出来映えです。

※視聴日:2019.03.30



-------
2019.10.23追記


2019年秋期に2期放送。先だって、EXTRA3話を地上波で放送しました。
濃厚な3話だったのでこれを放送する決断をしてくれたスタッフの皆さまには感謝です。

{netabare}さて、そのEXTRAのクライマックスといえる花火シーンは二子玉川河川敷の花火大会です。ハルオたちが乗ってる電車は田園都市線。

こたびの台風でまさに氾濫したピンポイントの場所でした。{/netabare}

春先には普通に感動しただけでしたが、あらためて半年後に再視聴して別の思いが生じます。迅速な復旧をお祈り申し上げます。



2018.10.06 初稿
2019.04.03 EXTRA視聴後追記
2019.10.23 追記
2020.07.28 修正

投稿 : 2024/11/23
♥ : 100
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

気持ちを伝えられないこと、伝わらないこと の辛さが痛いほどわかる物語

この物語は、旧式のゲーム機をベースにしたラブコメです。
とても温かく、ほのぼのとします。
そして、ヒロインの女の子二人の気持ちが、とても切なく感じます。

主人公の矢口ハルオは、大のゲーム好き。そして自分の信念をしっかり持っており、誰にでも優しい男の子です。
ヒロイン大野晶は、美人だけど無口。そして彼女も大のゲーム好き。
さらに、もう一人のヒロイン日高小春は、美人で明るく、ゲーム好き(?)。

■晶
晶は自分の気持ちをうまく話せない女の子
だから彼女は行動(暴力)で気持ちを示しますが、それには限度があります。
だから多くの人には晶の気持ちが伝わらず、誤解されます。

私も人に対して自分の考えをうまく話すことができません。
だからこうやって文章で気持ちを表すことばかりしています。
私は晶のもどかしさが、まるで自分のことのように痛く感じます。
{netabare}
晶は親の都合で転校することになります。
空港まで見送りに来てくれたハルオと別れたくないので、大粒の涙を流しながらハルオに必死にしがみつきます。
でも両親にむりやりはがされ、飛行機に乗せられてしまう。

このときの晶の心の叫びが、私の心に痛いほど伝わってきました。とても切なく、やるせない気持ちでした。
{/netabare}

■小春
小春は自分のことを上手に表現できる女の子
でも小春はハルオのことが好きで、ハルオと話すきっかけがほしいがためにゲームをしている。
それって、意外とつらいことだと思います。

ハルオが小春の気持ちに気づいていないこと。
どんなに上手に自分の気持ちを話しても、相手が理解してくれないってつらい。それが好きな相手だったらなおさらです。

そして、最終回で小春が涙を流しながらハルオに伝えた言葉は、とても切なかった。
{netabare}
 「矢口君にとって大野さんが大きな存在だってのも分かってる。
 二人の関係は他人が入り込む余地がなさそうなのも分かる。
  それでも私は矢口君のことが好き」

彼女はおそらく、ありったけの勇気を奮い起こして伝えたのでしょう。
それだけに彼女の心の痛みがズキズキと伝わってきました。
{/netabare}

私は当初、晶を応援していました。
でも、けなげな小春も応援したくなりました。

二人とも幸せになってほしい。

矛盾した望みだと分かっていますが、そう望まずにはいられません。


この物語は、まだまだ先があります。
早く次の配信を期待しています。

第13話から第15話までを見た感想
{netabare}
原作に忠実に書かれています。感動しました。

但し時間の都合で、内容を圧縮しすぎているようです。
そのために、原作を読んだときよりも感動が薄くなっている気がしました。
ここは本当はもっと感動するはずなのに…と思う個所が何箇所か見受けられ、
それが残念でした。
なぜならば
第一話から第十二話までは、原作では4巻分です。つまり原作1巻に対して3話分のペースでした。
しかし第十三話~十五話までは、原作では2巻分です。原作1巻に対して1.5話のペースです。
つまり、今までの2倍のスピードで進行しています。

晶はほとんど話さないので、晶の感情を表現するには十分な時間が必要なのです。無言の時間と言っても良いかもしれません。それが不足していました。
例えば
・萌美先生からハルオがつくったゲームを処分された時の晶の悲しみとか、
・AOUショーへ晶が行けるようになった時の喜びとか
・今までもらった景品の中で一番うれしかったものをハルオに示すときとか
もっと時間をかけてほしかった。
そうすれば、もっともっと感動できたと思います。

制作スタッフの方は限られた予算で苦心して作成されたと思います。
このアニメに携わる皆様に感謝します。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 91

67.7 18 J.C.STAFFで漫画原作なアニメランキング18位
初恋限定。(初恋リミテッド)(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (481)
3191人が棚に入れました
雪ノ下中学の二年生、有原あゆみは、男の子から愛の告白をされることを夢見ていた。
その願いはある日、最悪の形で叶うことになった。野獣のような風貌の高校生・財津操から告白されてしまったのだ。操が恐ろしくてなかなか交際を断る勇気を持てないあゆみ。そんな中彼女は、毎日操につきまとわれて疲労困憊する姿を心配してくれた、同級生の財津衛を好きになる。
だがどんな運命のいたずらか、衛はあの操の弟だったのだ…。

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

アナタは 恋をしたこと ありますか?

あらすじ


アナタは 恋をしたこと ありますか?

うまくいくことばかりじゃない
まちがうこともあるかもしれない

でも初めて出会った恋する気持ちは
私たちを未来へ運んでいく


雪ノ下中学の二年生、有原あゆみは、
男の子から愛の告 白をされることを夢見ていた。
その願いはある日、最悪の形で叶うことになった。
野獣のような風貌の高校生
財津操から告白されてしまったのだ。
操が恐ろしくてなかなか
交際を断る勇気を持てないあゆみだったが

そんな中彼女は、毎日操につきまとわれて
疲労困憊する姿を心配してくれた、
同級生の財津衛を好きになる。
だがどんな運命のいたずらか、
衛はあの操の弟だったのだ……。


五人の中学二年と三人の高校一年生の
女の子たちの初恋の瞬間を
恋愛コミックの旗手、
河下水希が鮮やかに描いた作品
初恋限定。-ハツコイリミテッド-



感想

これは「いちご100%」で
有名な河下水希先生の作品ですね

全巻持ってるくらい原作から好きなんですが
打ち切りになってしまってがっかりしてたんですが
アニメ化して嬉しいです!


まず何と言ってもキャラが多いですね
それぞれサブキャラという概念があまりなく
様々な視点で描かれている
オムニバス形式ですね

基本的にタイトル通り「初恋」をテーマに描いている。
登場人物は高校生、もしくは中学生の男女で
序盤は1話ごとに少女たちの初恋の瞬間を描いている。

この初恋の瞬間は非常によく描けており、ベタor過剰な演出はあるが
見ていて可愛らしくニヤニヤが止まらないシーンの数々だ。

確かにアニメ的展開や、
お約束的展開、都合展開もあるが
このシンプルだが「初恋」という
テーマを突き抜けた作品は好感が持てる

多い登場人物を「初恋」というテーマで上手く動かしており、
後半までは目立たなかったキャラクターが、
たった1話で思わず涙をこぼしそうになるくらいの
初恋物語を展開してくれたのは、純粋に感動した

またキャラがそれぞれ
魅力的で設定も良かったと思う
好きなキャラも多く
個性的であると思う

ただ、1つだけ残念なのは初恋の結果が
あやふやになっているモノが多かった。
ある意味そこにはリアルがあり、
上手く行かない初恋や登場人物たちの初恋の行方を
視聴者の想像に任せるという部分もあったのかもしれないが、
ここをどう受け入れるかで作品を見終わった後の脱力感に
人によって違いが出てくるかもしれない

あとはOPやEDなどの
音楽も何気に良かったと思います
特にEDが好きでしたね♪
ウォークマンにも入れてる位好きです!


評価が低いというか
知名度が低いですが評価の割には
かなりいい作品だと思う
良作品でした!

もっと高い評価を
受けてもいい作品だと
思いましたね!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 62

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ジャンプ原作と敬遠するなかれ 2009年春期、けいおん!の影に隠れてしまった知る人ぞ知る傑作

数多のジャンプ原作を持つアニメ達の中でも、この作品がオイラにとっては一番のお気に入りです


【いちご100%】のアニメ化が明白な失敗に終わってしまった河下水希先生
続くこの【初恋限定。】も連載打ち切りをくらうも武装錬金などのように原作終了後にアニメ化する特例を受け、当時はBS11が独占という形で放送が決定


オムニバスラブストーリー
というアナウンスでスタートした今作は、同じ学校に通う7人の美少女中高生が1話ごとに入れ替わり立ち代わりし、
各々の初恋の様子が描かれていくという群像劇的なモノ


しかし今作で重要なのは、物語の軸となるのが少女側だけでなく、男子側の視点でも物語が動くということ


ある男子は叶わぬ片思いをしていたり
ある男子は女の子から嫌われていることを気にしてたり
ある男子は既に好きな男がいる女の子に恋をしてしまったり


こうして一人ひとりの登場人物たちの想いの行方が幾重にも重なり合っては交差し、物語が進むうちに三角関係が四角関係に、ゆくゆくは五角にも六角にもなっていくというスケールを見せる
どこがオムニバスだよwと


あえて分かつ必要は無いのかもしれないけど、男性的視点、女性的視点、どちらでも楽しめるラブストーリーとなっている


作品全体のクオリティは監督自らも総作画監督を受け持つなど(第4話を除けば)かなり高水準


声優に関しても、寿美菜子の演じるドバちゃんがどうも納得いかないという点を除けば完璧(もちろん当時のレベルの話です)


主題歌はスフィアのデビュー曲だったり、
EDはmableだったり
つまりマーブルな時点でネ申なわけですが(え
放送枠の影響か、あまり知名度が高くないようなので強くオススメしておきたいですね

投稿 : 2024/11/23
♥ : 26

DEISU さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

もっと評価されるべき・・・

私的ですけど、ここまで学生のピュアな恋愛を上手く再現した作品はあまり無いと断言します。
中、高の広い年齢の恋を深く見ることが出来。
家族から広がる恋愛を上手く利用してドキドキワクワクさせる設定を上手く実現させていると私は思います!!

出てくるキャラクターが個性豊かであり良い性格をしている、そして絵が超可愛い。
そしてキャラ一人一人に運命の男の子が居て多種多様な恋愛を見ることが出来る新しい設定を導入していました。
やはり性格も色々と違うので見ていてあまり飽きない恋愛を観賞する事ができると思います。
まるで初恋をした様な気分をあふれ出させるアニメで・・・流石いちご100%・・・
恋愛を熟知しているとしか言いようがありません。※いやらしいシーンはあまりありません。パンチラ程度。
他の中途半端な恋愛アニメでは見れない新鮮(これ重要)な恋愛を感じるにはこれしかないと思います。

男心なども良く理解しておりストーリーに上手に組み込んでいて男のワタシ的には嬉しかったです。
そして恋愛の一大イベントのクリスマスや学校行事など定番な内容もあってリアルな恋愛が楽しめました^^

色々な恋愛が多数進行していて、こんなに色々な恋愛盛り込んでまとめられるのかな?と思い不安になりもしましたが、思っていた以上に上手く仕上げてあり。
泣けるシーンや笑えるシーンも色々と充実した作品だと私は思います。

かなり自分の好みに合っていると思います!俺のハートをグッと掴まれました。
このレビューを見てみたいと思った方は多分かなり趣味が合うと思います。
良いなと感じたてもらえると幸いです!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 15

70.4 19 J.C.STAFFで漫画原作なアニメランキング19位
君と僕。 第2期 (TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (521)
3070人が棚に入れました
熱血からは程遠い、でもこれが青春ってやつですか!? 双子の兄弟、悠太&祐希と要、春は幼稚園からの幼なじみ。 仲がいいのか悪いのかいまいち微妙なところだが、高校生になった今もつるんでいる。最近は転校生の千鶴が仲間に加わり、5人になった彼らのスクールライフもちょっと賑やかに!? 目立った事件や熱血もない毎日だけど、笑ったり、驚いたり、恋をしたり…。たくさんの日常の中で、少しずつ成長する彼らが送る、ほのぼの青春グラフィティ!
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

あたたかな想い出

毎週欠かさず観てきた4本のうちの1本。
ついに最終回を迎えてしまった。
男子高校生の仲良しグループが主人公なのだけれど
『男子高校生の日常』と比較すると、こちらはギャグのテンションも
けっこうあえての抑え気味で、唯一ハイテンションな千鶴が
ウザく見えるほどみんな静かな男の子たちなんだよね。

でもそこが、「こういう高校生たちだって多いよな」と思わせ
案外リアルな会話もあったり、懐かしくもあったりで
少女マンガ的などとよく言われてるけれど僕は好きだった。

ごく一般的に認識されているような「イケメン」は登場しないし
それぞれみんなどこにでもいるような平凡さがあって
おそらく幼稚園時代からの友達同士っていう、幼かりし自分らを
知る者だけに許される独特の関係が、しっかり描かれていたのも好感持てた。

{netabare}
1期よりは今回の2期のほうが恋の話が多かったように思うが
結局みんな誰も進展しなかったのは、良いのか悪いのかww
{/netabare}

で、この作品をじっくり観ていると・・恋愛感情というよりは
「憧れ」というものを色濃く打ち出したかったようで、

そのあたりも、純情な高校生として描かれた彼らがなんだか
とてもかわいく思え、その清潔感がこの作品の最大の魅力なのかもしれない。


<7話まで視聴>

今回はヴァレンタインデーにまつわる2日間が描かれた。
相変わらず、要くんのママには爆笑。
子離れできない母親も、あそこまで息子ラブなおバカっぷりを
発揮してくれたら、もう何も言うまい、って感じになる。

春くんに片想い中のまさきちゃんの健気さも可愛く、
彼女をひそかに想う千鶴くんの目線が、いつも
まさきちゃんをいち早くみつけ、窮地を救ったり、励ましたり。
普段はウザいけど、本当はいい奴なんだよね。

で、双子兄弟にしても、まさきちゃんの恋心を知りつつ、
決して煽ることなく、一定の距離を置きながら協力したり
見守ったりしてる友情がまた心地良い。

こんな友達は高校時代にしか作れないような部分があって、
かなりな宝物だよなぁって思う。

{netabare}他校の女の子から告白されて、翌日丁重に断っていた春くん。{/netabare}

彼の本心はどうなんだろう?彼女に興味がないのはわかるけど
恋愛自体に興味がないようにも見えるし、
あの中で一番、自分の高校時代のキャラに似ている彼なので
ちょっと探りたくなる。

それにしても、キュンキュン度高めの今回だったね~♪
「嬉しい。 涙がこぼれるくらい、君が好きで。嬉しい」
ってラストのポエムが良かったよ~

(以下は第1話視聴後の感想)
===========================================
登場人物は1期と同じ。

面倒見がよく、女子からモテる浅羽悠太と、
漫画とアニメが好きでスポーツ万能な浅羽祐希の双子兄弟。
ツッコミ担当にして優等生な塚原要。
趣味と外見が女の子チックな女子キャラ要員の松岡春。
ドイツと日本のハーフでちょっとチャラ男な橘千鶴。

相変わらずの5人。ゆるゆる~な会話で始まり、
時折シーンの心情にマッチした猫の姿が挟まれる演出も健在。

にゃんこがにゃんともカワイイ^~^

そして、要の母キターーーーっ!
息子ベッタリなあの感じは、自分がやられたら死ぬほどいやだけど、
アニメで見ていると平和に笑っていられるのが可笑しい。

要の家に押しかけて強引にお泊まり会してしまった4人の、
くだらない話をしては眠れず深夜のコンビニに出かけたり、
天体望遠鏡覗いたり~の、ギリシャ神話や星座の話を聞かせる春など、
自分にはやっぱりこっちの男子高校生たちのほうが懐かしいやw

OP、EDとも、個人的には1期のほうが好きだったけれど、
OP映像見ていると、今期は女の子の登場が増えそうな気配?

☆評価、レヴューは今後随時 再編集させていただきます。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 37

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

でもそんなメリーに首ったけ

原作者の堀田きいち先生という方、ウィキペディアにも載ってませんがそもそものデビューのキッカケが本作でして、代表作も他に特になし
月刊少年ガンガンの勝ち抜き制ギャグマンガ投稿企画で見事3ヶ月間勝ち抜いてデビュー権を獲得した方なのです
(この企画は後に『スケッチブック』の作者でもある小箱とたん先生も輩出してます)


その投稿マンガが一応今作の前身となる作品ってことで多少設定は違えど、既に悠太と祐希が登場してたので同シリーズ扱いしていいと思います
そう、つまり先生自身は今作をギャグマンガとして描いてるおつもりなのですw
笑えねーってw


そしてテレビシリーズ第2期
とりま相変わらず第1印象は最悪ですw
久しぶりにワンカット繋ぎのOPを見たと思いきや、もはや何がしたいのかワカランレベルの仕上がりw
(クイーンズブレイドも似たようなことしてましたがw;)
あと猫がじゃれ合うような1話の掴み方もホント大嫌いですw


でもその辺はどうでもいいです(゜д゜)クワッ


とにかく抑えていただきたいのは春ちゃんに恋するメリー、そしてそれに恋する千鶴
淡い恋の三角関係が描かれる【第2,7,10,11話】
それと普段はダウナー系でやる気nothing、でも天性のモテ要素を孕むムカツク男の子代表な祐希が、『自覚なしに年上女性への憧れ』に浸ってしまう【第6話】
泣き虫器用貧乏の要っちと相田姉妹
幼馴染同士の気持ちが、しず姉ぇの結婚を期に迷走していく・・・年上女性への憧れ、を扱いながらも6話とはまた違った視点となっている【第12話】
それとあくまでギャグで推すのなら・・・ってことで厨房冬樹くんの手探りな恋と春お母さんのお節介が衝突する【第8話】


ぶっちゃけこの辺以外は観なくていいんじゃないか?;
とまあ本気で思う今日この頃なワケですよ


第2話に関しては12月の話なのに本編中雨降り過ぎだろwと脚本のショボさを指摘したいし
第5話は単純に面白くなかった
第12話でしず姉ぇの袖を捲るくだりも“エロ過ぎ”て不自然w
それと劇中BGMめっさオサレで大好きなんですが、『ベン・E・キングのスタンド・バイ・ミーみたいなイントロ』の挿入歌だけはなんとか汁!


とまあぶっちゃけイヤな思い出の方が多いですw
でも大好きなメリーの恋を応援しちゃう不器用な千鶴
それに遠藤綾のお姉さまvoiceっぷりまさに食堂のシンデレラだぜ!(゜∀゜)ヒャッホーイ
ってオイラのハートはときめきキュンキュンだったのですw


結局のところ、いつも楽しくやってる男子一同に女子が混ざったところでよぉ!
男女の間に友情なんざ生まれんのですよ!(ーдー)クワァッ
もっと他のなんかが起きるんですよ!いつも事件なんすよ!w


だからのぉ、きいち先生よ?
ギャグとか自負してないでガチ恋愛漫画が読みたいのじゃよwオイラとしてはw


それが出来んのならOPのラストカットの一番右端(メリー、高橋さん、食堂のシンデレラが女子会してるw)みたいなのやってくれ頼むw


ところでサントラは・・・ブルーレイ買えってことすかー;
ですよぬー;

投稿 : 2024/11/23
♥ : 15

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「嬉しい。涙がこぼれるくらい、君が好きで…。嬉しい。」

君と僕。2期。
1期と変わらない空気が流れています。

1期よりも恋愛話が多くなったような…♪

考えてみれば、
男の子目線の恋のお話がこんなに多い作品って珍しいかも。

全13話です。


● ストーリー
高校2年生の男の子5人。

◇浅羽悠太(あさば ゆうた)cv.内山昂輝
・・・双子。5人の中で一番人の気持ちを察している。
   
◇浅羽祐希(あさば ゆうき)cv.木村良平
・・・双子。運動神経抜群だけど何事にもエンジンがかかりにくい。
   漫画やアニメが大好き。

◇塚原要(つかはら かなめ)cv.小野友樹
・・・メガネの優等生。大抵イライラしているツッコミ。

◇松岡春(まつおか しゅん)cv.豊永利行
・・・よく女の子に間違えられるお花畑の住人。

◇橘千鶴(たちばな ちづる)cv.入野自由
・・・自由奔放に周りを振り回すムードメーカー。金髪。

過ぎていく時間にちょっぴり不安を感じながら、
今日は何をして過ごそうかなーとぼんやり。


登場人物は千鶴以外、
あまり大騒ぎも大胆な行動もしない人たちなので、おっとり。

千鶴がみんなをかき回すから、
にぎやかになって行動の幅も広がっています(笑)

2期は“青春”の匂いがプンプン!

後輩の茉咲(まさき)ちゃんとの
三角関係を含む恋の話、

もうすぐ高校3年生、そして卒業…
進路はどうすればいいのだろう?

などなど、
等身大の高校生の姿がほんわかと描かれています。

切なかったり、きゅんとしたり、
そんな雰囲気のお話が多いです。

特に2期は恋の話がよかったな~!


そして5人はいつも仲良しで、
とっても楽しそう♪

玉ねぎを切って涙を流しながら、
「食べられることへの最後の抵抗としか思えない。」
「こんなの絶対俺たちだけじゃなくて、全米が涙するもん。」

淡々とした会話の中でも、
こんなやりとりが笑えるww

私は特に祐希の言葉がツボに入ることが多かったw
(上の2つも祐希の台詞です。)


● キャラクター
ストーリーは切なく、
キャラは明るく。

そのバランスの心地よさに
1期以上にハマっていきました♪

ポエムな台詞もちらほらありますが、
声優さんの良い声に癒されて…(*´ω`)

5人はイケメンだから、
目の保養にもなる♪

そしてストーリーに心が洗われる心地。

耳と目と心の癒し。
一石三鳥です♪


● 音楽
【 OP「ずっと」/ 佐香智久 】

今回も切ない曲で来ましたね~!
切ない恋心にぴったり!

EDもいい曲ですが、
私はOPの方がお気に入り♪


【 ED「君と僕の挽歌」/ さかいゆう 】

こちらも切ない曲。

毎回切ない話にきゅんとなって、
その気持ちの仕上げにぴったり。

この曲のおかげで、
毎回がクライマックスのような完成度(笑)


● まとめ
進路に恋に思い悩む高校生の等身大の姿を描き、
何もない日常を楽しむ姿をぼーっと楽しめる。

2期になって、
よりこの作品が好きになりました♪

彼らがどんな進路を選び、
どんな大人になるのか…。

それを見てみたい気もするけれど、
今はこの中途半端な終わり方でも充分満足です。

あ~青春っていいな♪

投稿 : 2024/11/23
♥ : 18

73.4 20 J.C.STAFFで漫画原作なアニメランキング20位
うらら迷路帖(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (526)
2563人が棚に入れました
迷路町――そこは"うらら"と呼ばれる占師の町。
うららになることを目指して国中から少女たちが集まってくる中、
山育ちの女の子・千矢(ちや)もある思いを抱いて迷路町の門をくぐる―。
果たして彼女を待ち受ける運命とは?
占い乙女達の夢物語、ここに開幕です!

声優・キャラクター
原田彩楓、本渡楓、久保ユリカ、佳村はるか、茅野愛衣、諏訪彩花、高倉有加、咲々木瞳

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「日常の迷路で人は時に道を失う、そんな時占い師は君に選択の矢を与えるだろう…それを操る条件は15歳を過ぎた少女であること…時に女神、時に魔女、占い街の乙女たち」

この作品の原作は未読ですが、きらら系の作品と知って視聴を決めました。
そしてキャスティングを聞いて大喜び…
主人公を演じるのは、「月曜日のたわわ」でアイちゃんを演じた原田彩楓さんじゃありませんか…
アイちゃんで原田さんは私の中でブレイクしました…でも、それだけじゃありません。人気赤丸急上昇中の本渡さん、はいふりの鈴ちゃんを演じた久保ユリカさんに、SHIROBAKOの安原絵麻を演じた佳村はるかさん…
キャスティングに関する作り手の気合を感じながら視聴に臨みました。

この物語の主人公は15歳になったばかりの千矢…
彼女はずっと前から決めていた事が一つありました。
それはもう顔も覚えてないけれど、15歳になったらお母さんに逢えると言われている迷路町に行く事…
だからずっと15歳になる日を待ち続けていたんです。

そしてとうとうその日がやってきました。
彼女は見習いうららになるための紹介状を手に迷路町への向かうのですが…
これまでずっと山の中で過ごしてきた自由奔放な千矢の毎日は常に山の動物たちと一緒…
だから集団でたくさんの人が住む場所での生活とは雲泥の差があったんです。

見渡す限りたくさんの人・人・人…
それにちゃんと「ごめんなさい」って謝っているのに誰も聞いてくれない…
お母さんに逢いたいだけなのに…

でも、そんな独りぼっちは千矢だけではありませんでした。
迷路町で一緒になった紺、小梅も千矢と同じ紹介状を持っていたんです。
こうして3人は迷路町の一番外れとなる10番占で、かやのん演じるニナ先生のもとニナ先生の妹であるノノも見習いうららとして一緒に勉強していく事となり物語が動いていきます。

一刻も早くお母さんを探したい千矢でしたが、迷路町には自分が持っている札までしか立ち入ってはいけないという絶対遵守事項がありました。
だから9番占の札を持っていない見習いうららは10番占しか出歩く事が許されないんです。
しかも一つレベルアップするには難しい試験を突破しなければならないとか…

きっとはやる気持ちで一杯だったと思います。
お母さんは千矢が逢いに迷路町に来ている事を知らないかもしれない…
そしたら、千矢がお母さんのもとに辿り着くまでにどこかへ行ってしまうかもしれない…
こんな不安な気持ちだってゼロじゃなかったと思います。

でも千矢は偉かったと思います。
ズルをする事無く迷路町のルールをしっかり守って、その上でお母さんを探すと決めたから…
きっと一人だったら…これまでの千矢だったら絶対選択できなかったと思います。
だって山の中ではそんな窮屈な決まりは無く、やりたい事をやりたい時にやりたい様にできたのですから…

千矢が人の全うな道を選択できたのは、3人のかけがえのない仲間ができたから…優しい先生がきちんと諭してくれたから…
何より千矢にとって大切な居場所ができたから…

でもこの物語の主軸はあくまでもうららとしての占い道です。
最初から何事も上手くなんてできません。
だから一生懸命練習して…自分だけの占い方法を見つけていくんです。

すごく短い間でしたが色々な事がありました。
良かれと思ってやった事が必ずしも良い結果に結びつくとは限らない事を知って…
直向きに向き合った…ただそれだけなのに、超えてはいけない一線に一喜一憂したり…
物事の優先順位…いつの間にか自分が2番になっているのがとても自然で…
不安で圧し潰されそうな時、涙が堪え切れない時…必ずみんなが傍にいてくれるのが当たり前になって…
そんな4人を背中をそっと押すニナ先生の全てを包み込むような優しさはやっぱり偉大な先輩うららである事を実感して…
4人はまるで新緑の若葉の芽吹きの様に真っ直ぐ成長したと思います。
彼女たちの成長の真価…どの様な形で視聴者の気持ちに応えてくれるのか…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、見習いうらら4人組で構成されたユニット らびりんずによる「夢路らびりんす」
エンディングテーマは、Luce Twinkle Wink☆さんの「go to Romance>>>>>」
4人の可愛らしさが上手く表現された曲と背景だったと思います。

1クール12話の作品でした。
放送途中に、この作品の評価がちらほら聞こえた事もありましたが、私的には評価の高い作品です。
キャラの可愛さ、作画の綺麗さは言うに及ばず…
目標に向かって努力している人ってやっぱり輝いています。
一生懸命向き合いながら流す涙…とても綺麗だと思います。

頑張り方や力を入れるタイミングやポイントは人それぞれ…
だけど、何があっても4人一緒に…の心を持ち続けたみんなは輝いていました…
こういうキャラの輝いている作品…大好きです。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 22

rFXEy91979 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

TBS制作アニメ、また外れになっちゃうのかな…と思いきや、どっこいまさかの今期当たりアニメに逆転しました!!

一占「少女と占い、時々おなか」
元々さほどの期待もなく何となく触れてみたけど、う~ん世界観どころか需要すらも見えてこないな。山育ちの野生児ガールが迷路町って町に下りて、うらら(=占い師みたい)目指す話らしいけど、本題からいちいち外れて満腹のお腹と謎の謝罪。どうもこれは僕が好きなタイプのアニメじゃなさそうかも…。まあそんなこと言うんだったら、見なきゃいいって言われそうだが、生憎こうして触れた以上、ちゃんと最後まで見なきゃボロッカスに貶す権利はないと思う次第なので、最終回までしっかり見て答えをまとめようと思う。まあ美味しい役回りのキャラクターはいるから良いけど。

二占「探し物と夢、時々甘味」
一種の階級制というのが迷路町にはあるんだね(そんな風ではないんだろうけど)。そこに(言い方が悪いけど)世間知らずで無知な千矢が入り込んで大騒動。決して悪い女の子ってわけじゃないんだろうけど、軽率な行動が多々ありすぎて共感できない…。うんやっぱりこのアニメ、二話もそりが合わないな。
マツコさんのエピソードは大変面白かったから(ちょっとホラー風味なのが、なおスパイス効いてたし)、できることならノノ関連のエピソードをもっと求む。

三占「仲間と友達、時々ライバル」
弁天さんの声がねえ、夏木マリさんそっくり(笑)これ初見の人、勘違いする人何人かはいたでしょ(実際は井上喜久子さんだったが)。店内の内装ゆえか『千と千尋の神隠し』みたいだし。
それにしてもやっと今回、楽しく見れるポイント得られた。前半だと紺のコスプレ七変化(ていうか四変化?)が男子アニメファンサービスwああいう真面目で和が合う子の変化って面白いね。そこはとっても弁天さんに画面の外から感謝しました。
後半はのっけから百合アニメ臭全開!佐久ビジョンも百合アニメ色を余計に盛り上げてるし、あれこんなにニやつくアニメだったっけ?面白いぞ。なお今回もマツコさん、非常に美味しい役でした(感謝)

四占「良いこと悪いこと、時々くすぐったい」
前半はこれまでより不満なく楽しんでた。凶に戦々恐々な三人とすべてを楽しむ千矢。初めて千矢の奔放さを有難いと感じました。怖がるより楽しむスタンス、そこは見習うべきでしょうね。
後半戦はまたもや紺が男子サービスくれましたwこのアニメ、ちょいちょい百合をぶち込むようになりましたね(元の原作も同じ場面があるのかな。ちょっと気になる)。最初の頃よりアニメの方を大分好きになってきたかも。
ところでさ確認だけど、佐久隊長は男子じゃないよね?

五占「花嫁と神様、時々はっくしゅん」
男いたのねこの世界(笑)てっきりいないと思ってたから。大分アニメに慣れてきたのか、落ち着いて見れてきました。千矢が神様と思わしき何かに酔った状態で出会う場面、千矢が神様を見たかもしれない事実に少し嫉妬する紺。やっと抑揚の効いた流れに進んだようで安心しました。もしこのまま同じ流れなら、切ること本気で考えてたかも。
あとやっぱり女の子はお色直しをすると変わるね。千矢なんかめんこい子に大変身遂げちゃってるし、この面白さを序盤で既に確立してたら良かったのに…。

六占「恋と追跡、時々よーしよしよし」
”天然痴女”と”妹バカ”で幕開けるとか笑っちゃうな。佐久隊長は変装スキルの勉強が必要ですし、おもわぬ形でニナ先生の運命の人認定にwで、結局ニナ先生の件はどうなったの?
後半はコックリさんに取り憑かれた紺回でした。まさか友達申請を断られた過去持ちとか、取り憑かれた紺さんは動きも行動も大胆そのもの。てか狐のコックリさんはM属性をお持ちですか?

七占「祝詞と魔女、時々覚悟」
前半回はうらら界の”祝詞”事情とノノ回でした。祝詞勉強に悩める姿は受験生の悩みと同義で、まさに王道展開を紺は地で行ってました(徹夜で目の下もう真っクマ)wあとノノが自分の特技を皆と一緒の勉強の中で、見つけて発揮する様はちょっと嬉しくなりました。やっぱり壁を打破する子は無条件で魅力的です。
初めて小梅がメインを張った後半回はビターでした。偏見にも異能に対する恐怖心にもあっけらかんと構えていられる魔女のマリに小梅がずっと憧れるのも分かります。最初からあっけらかんとできたわけではないだろうけど、苦労を一切感じさせないマリの笑顔は強くて素敵で、”ああ、自分もこんな風に強くなれたらいいな”って、感想文を打ってる今、ふいに思ってしまいしました。珍しく今回は特に不満ナシでした!なのでちょっと星の方も上げました!次はどうだろ!?

八占「いけないこととわかんないこと、時々すっぽこぽん」
紺ってたまに”ド天然の問題発言”ブチかますよねwこういう真面目なガリ勉キャラがいかがわしいことを言うと、通常よりもその威力が一気に倍になるんですよね。
八占は紺がどれほどいい子か伝わる回でした(ドンドン面白くなってるよ)。どれだけうららで過ごす日々や千矢たち皆が大好きか、とてもこっちに伝わったし、ますます紺株上がりました。
あとニナ先生、だらしない(苦笑)

九占「母と心得、時々あなたのため」
紺の母さん登場とノノ厄災防止回です。歌歌って空元気の紺、揺るがない千矢ちゃん。そしたらまさかの試験オチで落とし込むとは、先生怖いw
九占のテーマって”一人よりも、皆で挑む”?「三人いれば文殊の知恵」のことわざがあるように、一人よりも皆で挑んで、切り開ける道もある。よく聞く言葉だろうけど、その大事さは一生不変。1占頃よりこのアニメ、今はホントに楽しいです!

十占「四人と昇格試験、時々試練」
紺ママコワい(震)”全員公平に厳粛に、ぶっ潰すつもりでいきます”って…。あと紺、ハチマキが”よかったあ”になってたぞ(できれば『クレヨンしんちゃん』みたいにちょいちょい違う文字出て欲しかった)。ショッカーみたいな鬼も出るし、佐久隊長はトドメを刺される(破廉恥なニナ先生に)。笑いどころが沢山あって、笑ったなあ。楽しかった!
今回まさか次回へ続くエピソードとは思わなかった。壁の眼が千矢のことを既に知っているようだったし、そろそろ千矢とうららの神様の関連性が分かるかな?

十一占「千矢とくろう、時々涙」
神様の事は分からなかったけど、千矢の母さんはうららの何かから”裏切者”になってるみたい。娘・千矢を狙う黒手に壁一面にビッシリの目。うららの裏の脅威なのか、それともまさか一番占?脅威を救った謎のくろうは、神様じゃなくてマスコット(占いの)?とても沢山の謎はあるけど、らびりんすの皆が一緒に九番占へ昇級したから、まあ今はいっか(千矢と紺と同じですね)w
ちょびっとホラーテイスト入って、ワクワク一気に高まったけど、次でいよいよ最終回か。もうちょっと見ていたかった。

十二占「お風呂とお祝い、時々笑顔」
ただの祝勝会(回)でした。一発芸を披露するわ、酔い潰れて湯当たりするわ、とにかくメチャクチャ騒いでましたが、それがとにかく楽しかった!仕事疲れを忘れました。
あとやはり千矢と紺はベストカップルすぎますね。この二人が一緒に出るとき、雰囲気全然違いますもん。二人でいっそ『桜trick』ゲスト出演しちゃえばいいのに(笑)
ぶっちゃけ途中で切ろうかなって開始頃は考えてたのに、今はあそこで切らなくて良かったと思ってます。TBS制作アニメで、やっと当たりに出会えました!!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5

れもんてぃー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

OPの中毒性はすごい

日常系アニメに不思議要素を足したアニメです。
キャラは一人一人すごく可愛いです。とくに千夜ちゃんがいい味だしてます。おなか出すのは反則です。グッズの販促ですか?
つまらないギャグをブチ込んだところで、私なりの評価を。
個人的に、なにも考えずにぼーっと見ていられました。あーこのシーン可愛いなーって思ったり。
OPの中毒性はすごいです。今も頭で流れてます。特に「うらうらりゃりゃりゃりゃとてちてとんしゃん」のとこが大好きです。
日常系アニメが好きなアニメな方は楽しんでみれると思いますので、ぜひ見てみてください!

※個人の意見ですので、参考程度にお願いします

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5

75.6 21 J.C.STAFFで漫画原作なアニメランキング21位
アリスと蔵六(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (561)
2480人が棚に入れました
彼女はそれまで“外の世界”を知らなかった。
初めて触れるモノ、初めて見る風景、そして初めて出会う人々……。
そんな“世界”の広がりに、戸惑い、驚き、目を見開く。

名前は紗名(さな)。
“研究所”と呼ばれる施設で、“外の世界”を知らずに生まれ育った少女。
しかも、あらゆる想像を具現化する——「アリスの夢」と呼ばれる特殊な能力の
持ち主でもあった。

そして初めての“外”で、彼女はひとりの老人と出会う。
名前は樫村蔵六。「曲がったことが大嫌い」で「悪いことは悪い」という
頑固じいさん。
そんな蔵六との出会いが、紗名の運命を大きく変えていく。

紗名を追う謎の組織、次々と現れる能力者たち、そして心優しい人々との
出会い……。
世間知らずだった“アリス”は、鏡の門(ルッキング・グラス)を抜けて、
世界の本当の姿を知ることになる。


——そう、これは、私がまだ、自由に夢の国へ行けた頃の話。

声優・キャラクター
大和田仁美、大塚明夫、豊崎愛生、藤原夏海、鬼頭明里、小清水亜美、大塚芳忠、広瀬ゆうき、能登麻美子、松風雅也、内田秀

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

御伽草子

謎の組織を抜け出してきた赤の女王と呼ばれている超能力少女の紗名。
生花店を営む樫村蔵六と出会い、一緒に逃げる事となった。

話は2つ。
紗名が施設から抜け出して自由になる事。
敷島羽鳥と紗名がワンダーランドに閉じ込められる事。
この2点です。

胡散臭い施設でしたね。
超能力を使える子供達を監禁して実験を行っていた。
機密事項なのは分かりますが、大人の利権が漂ってきます。

敷島と紗名の力が干渉してワンダーランドに閉じ込められます。
これは子供視点での出来事。
蔵六達を含めた大人達の時間を止めた敷島は責められても仕方が無い。
紗名が怒るのも理解できます。
ただし、ここまでは子供の喧嘩。
当人には理屈があるのでしょうが、冷静ではありません。
心配する大人達を無視していますね。
蔵六の説教なんて聞きたく無い筈。
色々とあって、無事に生還します。

子供は親を選べません。
どんな悪行三昧をしていた大人でも子供を作る事は出来ます。
しかし、大人は子供を選べます。
最近だったら遺伝子情報で出産前に健康診断ができますからね。

「悪い」とは何でしょうか?
正義の反対。善行を行わない事。
ここらへんで説明できるのかなぁ。
「悪い」事は「悪い」です。
しかし、それは視点の違い。
悪行でも反対の立場だったら……と考えてみると、責めるのは酷というものです。
一神教にありがちな信仰心によって妄信する事無かれ。
子供と大人では世界が違います。

本作品では紗名が子供代表、蔵六が大人代表ですね。
先人から受け継がれている、人としての正しい生き方。
蔵六は紗名を導いています。
それは同じ道を辿って来たから。
赤ん坊・子供・少年少女期・青年期などなど……
人間も他の生物と同じ。
始めから大人に生まれるという事はありません。
誰しもが持っている幼少期。
正しい生き方を導くのが大人の役割というものでしょう。

私は子供は天使であり悪魔でもあると考えています。
天真爛漫で無邪気に笑う所……天使ですね。
親の心配を気にせず、高価な玩具をねだる所……悪魔ですね。
全ては子供の見せる側面の1つに過ぎません。

紗名は蔵六と出会えて良かったのか?
施設の研究対象であった紗名。
その時は大人の利用されるだけの存在価値しかありませんでした。
しかし、その施設は崩壊。
紗名は蔵六の元で暮らすようになります。
蔵六が昔気質な頑固な老人というチョイスも良いですね。
チャラチャラしている若者世代だったら子供の育て方が違います。
礼節を重んじる蔵六の教育方針。
相手が子供でも、悪い時にはキチっと叱ります。

紗名の自我の一部であるワンダーランドは解放されました。
大人達は利権を狙って対立しそうですね。
しかし、主役は子供達。
紗名や敷島などの超能力保持者たちの不思議な世界です。
子供は夢を持ち、成長するにつれて現実に直面して諦める。
たまに大人になっても夢を捨てずに一直線という人もいますが、これは例外。
夢の住人である子供達。
大人は子供に託せる世界を作っていかなければなりません。
子供が道を踏み外そうな時ですか?
その時は、蔵六に一喝してもらいましょう。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 43
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

不思議能力少女と頑固じじい

原作未読。最終話まで視聴。

OPを初めて見た時、『「ふらいんぐうぃっち」っぽいなぁ』って思っていたら、同じ監督さんでしたか・・・。
「ふらいんぐうぃっち」同様、視聴していて心地良い作品でした。

キャラでは、紗名や蔵六はもちろん、個人的には早苗の、のんびり優しい感じが好きでした。

9話の{netabare}あさひとよなが{/netabare}がお泊りに来た回がとても良かったです。
{netabare}第1部(1~5話)では追う側と追われる側だった3人が、{/netabare}元通りの仲良しに戻ったひと時が、視聴していてとても心地良かったです。

意味深なラストシーン。
もう少し紗名の成長を見ていたいと思っていたのですが、2期ありますかねぇ?

投稿 : 2024/11/23
♥ : 45
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

不思議な少女が人を知り、人として生きることを学ぶ物語

【第一部終了】
可愛らしいキャラデザイン、どっかの国、あるいは異世界からやって来た世間知らずのお姫様が、アルムのおんじのような風貌をした日本の頑固じいさんと暮らして成長していくほのぼのストーリー。

と思っていたら大間違いでした。

そりゃそうだ、メディア芸術祭の賞を獲るくらいの作品ですからね、そう簡単な話ではなかったです。良い意味で裏切られました。

紗名の存在や能力の謎を解き明かしながら、紗名を追いかける組織に、守ろうとする組織。蔵六と早苗。一部終了まで出てきた人物は限られているのですが、それぞれうまく絡んでおり、無駄がありません。無茶な設定に思えるところも背景が分かりやすいので違和感はありませんでした。全体的に面白いと感じる作品です。

内容はシンプル。{netabare}「アリスの夢」と呼ばれる特殊能力を持つ人々の中でも特に能力の高い「紗名」。自分でも素性が分からない紗名が研究所が嫌なところだと思って逃げ出し、たまたま出会った花屋の蔵六が引き取る。蔵六の孫の早苗とも打ち解けるが、研究所の手が差し迫って捕まり、そこから脱出して一件落着というもの。{/netabare}紗名も蔵六も魅力的なキャラなんですが、早苗の存在がとても大きく感じました。紗名と蔵六だけではけっこう厳しい設定になったと思うのですが、早苗が間に入ることによって緩和されます。
それからミニーCと一条雫の存在もこの物語をうまくまとめていたと思います。ミニーCの思いは最後まで口から出ませんでしたが、紗名の能力で何をしたかったのか、とても切なく描かれています。また、雫がいることによって紗名の存在は誰が守ってくれるのかがはっきりしてくれるので良いです。{netabare} メイドコスプレ魔法少女は笑ってしまいましたが。{/netabare}

可愛いキャラデザインなのに、シリアスな場面ではギョッとなるシーンもけっこう多いのが特徴です。特に{netabare}紗名が失禁したシーンや足を撃たれるシーン{/netabare}はそこまで描くのかと驚いたほどです。
一部は5話(初回一時間なので実質6話)でしたが、本当にうまくまとめられていると思います。これから後半、どんな話しになるのか楽しみです。

【後半終了】
前期が紗名の人であることの意味を知るパートなら、後半は人として生きる意味を知るという感じだったと思います。{netabare}紗名は蔵六の家で普通の子供として暮らすようになり、蔵六や早苗と日常を送っていた。そこにアリスの夢の能力をもつ羽鳥とかち合い、ワンダーランドに迷い混み、脱出するまでを描いています。かなり大雑把ですが。
後半の主役となる羽鳥の物語もけっこう重いものです。自分のせいで親が不仲になり、自分への目線も冷たく感じる。これは9才の子供にとって辛すぎる話であり、みんな変えちゃえ、そして思い通りにという思いも当然かと。羽鳥にとって紗名との出合い、ワンダーランドの10日間はこの子を救うために必要な出来事に思えます。
そしてラスト。かっこいいお姉さんの思い出語りで締めるという、綺麗にまとめました。そうだよね、紗名がかっこいいお姉さんくらいの年齢の時には…でも蔵六ならばまだまだ丈夫な気がしてなりませんでしたが。紗名の花のデザインを見て「なっとらん‼」とか言っていそう。{/netabare}

紗名は普通の子供として生きていくことが嬉しくてしょうがない。その感じがうまく表現されていて、見ていてほっとしました(前半が紗名にキツい状況だっただけに)。蔵六の頑固っぷりと優しさがまたたまりません。きちんと道理をもって叱ることができる。いま、そんなじいさんが少ないことへのメッセージだったのではないかと思えます。{netabare}それでもワンダーランドへの説教は笑いましたが。{/netabare}それから早苗、本当に良いキャラです。この子がいることによって蔵六と紗名を繋ぐだけではなく、紗名が安心できる環境を作っていました。前半に比べて影が薄くなった警察の面々、特に一条は好きなキャラだっただけに、ちょっと残念。まぁジョーカーみたいなものですから仕方ないのかな。

全体的に良くできた作品だったと思います。さすがはメディア芸術祭で賞を獲得した原作です。キャラデザインがほのぼの系なんですが、展開がシリアス。が、どこかほっとさせてくれる描写がこの作品の真骨頂かと思います。OPもEDも良い曲でした。コトリンゴを使う意味が分かります。

人と人との関わり、生きていく意味、そういったものが好きな人にお勧めしたい良作です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 37

72.0 22 J.C.STAFFで漫画原作なアニメランキング22位
クジラの子らは砂上に歌う(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (555)
2474人が棚に入れました
砂の海に覆われた世界を舞台とするファンタジー。

砂上を漂う巨大な船・泥クジラでは、サイミアと呼ばれる超能力を持つ代わりに短命な少年少女たちが暮らしていた。外の世界を知らないまま、泥クジラの上で短い一生を終えると信じていた記録係の少年・チャクロが、泥クジラに漂着した廃墟船の中で1人の少女と出会ったことから物語が動き出す。

声優・キャラクター
花江夏樹、石見舞菜香、梅原裕一郎、島﨑信長、金元寿子、小松未可子、神谷浩史、田丸篤志、加隈亜衣、山下大輝、石田彰、KENN
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

独特な世界観のダークファンタジーの傑作

原作未読。最終話まで視聴。

独特の世界観に、第1話から引き込まれてしまった。

第2話以降、{netabare}一体、何人の人が亡くなったのだろう?{/netabare}
単なるファンタジーでは無い。
『ダークファンタジーの傑作』と言っても過言ではないと思います。

小さな島の住民でも、各々の立場や境遇のせいでなかなか一つになれない。
リアルな群像劇。

最終話。{netabare}正直、中途半端な{/netabare}終わり方だなぁと思った。
『もう少し見ていたい』
そういう思いが、そう感じさせたのだろう。

続きがあるならぜひ見たい!
そう感じさせてくれた作品でした。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 51

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

新世界より。。。か?

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:世界観、作画のクオリティ今の所すごくいいよ
期待度:★★★★★

なんかねー、新世界よりを思い出させるんですよね。超能力の使い方がそうさせているのかもしれないけど。

泥クジラ内で完結しているときはのほほーんとしてたんだけど、突如外界との接触が始まってからは怒涛の展開なのかな。
持つ者と持たざる者、持つ者の幸せ不幸せ、人間の欲望、いろいろごっちゃまぜになってなかなか面白かった。

でも、何か足りないんですよね。あと一歩!!!

いや、十分面白かったですよ。

人死にすぎだけど。。。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 25
ネタバレ

ezo さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

1クールの尺を使った長いプロローグ

『このマンガがすごい!2015』オンナ編において10位にランクイン。

原作力は高いと思われるので期待したい作品。

1話目感想
{netabare}
これは良ファンタジーな予感。

ストーリーに関してはまだ導入部分だから何とも言えないけど映像面で魅せられた。

主人公と外の世界の女の子、牢獄にいた男の3人で旅をする感じなのかな?

というか完全にキービジュで主人公は女の子だと思ってたけど男だったんだね。(cv花江くん)

とりあえず今期暫定トップ。
{/netabare}

2話目感想
{netabare}
前回以上にサミが可愛いと思ったら...。

ほのぼのした雰囲気から一転、中々の急展開だった。

ここまでがプロローグで次回からが本番かな?

泥クジラの住人はどうなってしまうのか、続きが気になる。

これは今期どころか今年一番も見えてきた。
{/netabare}

3話目感想
{netabare}
この回は賛否両論みたいですけど個人的には悪くなかったです。

チャクロたちがこれからどうしていくのか、展開のための重要な回だったかと。

ただ、主人公をすぐに殺さずだらだらしている敵兵には確かに「ん?」とは思った部分も。

ただ今後のシナリオも気になるし変わらず自分の中では今期トップ。
{/netabare}

4話目感想
{netabare}
うーん。面白いけどやや右肩下がりになってきたかも。

ギンシュは新しいヒロイン枠かな?

とりあえずチャクロたちは長老会に敵対する感じになりそう。

次回で泥クジラの秘密が明らかになる?ここから更に盛り上がってほしいところですが果たしてどうなるか...。
{/netabare}

5話目感想
{netabare}
少しずつ前を向き始める泥クジラの住人たち。

ヌースのある船は8つ。絶望的な状況の中でも少しの希望はある。

ここから希望が大きくなっていくのか、また絶望に落とされるのか、続きが気になるところ。
{/netabare}

6話目感想
{netabare}
エマとネリは泥クジラの全てを知っている?一体何者なんだろう。

敵との戦いに備え準備を進め、次回から戦いが始まるのかな。今週が比較的平和な回だっただけに来週はヤバそうだなぁ。{/netabare}

7話目感想
{netabare}
前回の引きからしてヤバい予感はしてたけどやはり辛い回だった。

ギンシュの台詞がフラグにしか聞こえなくてもう嫌な予感しかしない。面白いけど辛い回が続きそう。
{/netabare}

8話目感想
{netabare}
リョダリはこれで退場?生き延びたと思ったら子供たちに止めを刺されるのは何とも...。

そしてスオウはちょっと優しすぎる。リョダリの悲しい過去を知ったとしても彼の手で何人かの仲間は殺されてるわけだし。

今回は正直イマイチだったかなぁ。
{/netabare}

9話目感想
{netabare}
ニビの死により暴走するオウニ。オウニもやっぱり泣くんだなぁ。そしてチャクロは精神強い。

よくわからなかった部分もあるけどとりあえず一区切り?

うーん...。ここにきて右肩下がりになってきてる。

今期のファンタジー系アニメの宝石の国が面白くなってきただけに余計になぁ。
{/netabare}

10話目感想
{netabare}
日常回っぽい感じのノリの平和な回。

ここから面白くなってきそうな感じなのにもうすぐ終わりなのがもったいないような。ともかく最終回に向けて盛り上がってきた。
{/netabare}

11話目感想
{netabare}
泥クジラのヌースは印の命を吸っていた。だから印は短命。

そして無印に対して反乱を起こそうとする双子。

ここからって感じだけど次で最終回。これは構成ミスった感じが...。

人気原作だし分割の可能性はあるのかな。それとも切りの良いところがここしかないのか。

個人的には序盤の圧倒的な雰囲気からかなり失速してしまったなぁ...。
{/netabare}

12話目(最終回)感想+総評
{netabare}
序章が終わったという感じのところでアニメ終了。

最初が良すぎたのもありかなり右肩下がりになってしまった印象。

ここからが面白そうだし可能であれば続きもアニメで見たいけど。厳しそうかな。

映像面は今期で一番素晴らしい作品だったと思う。

構成さえ良ければここ数年でもトップクラスの作品になり得ただろうに残念。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 17

62.6 23 J.C.STAFFで漫画原作なアニメランキング23位
まじもじるるも(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (509)
2430人が棚に入れました
可愛くて切なくて、ちょっぴり”死”が身近なマジカル・スラプスティック・コメディ。
学校一のスケベ男として女子から総スカンを食らってる柴木のもとに送られてきた魔法のチケット。
それは、魔女から修業魔に格下げされたるるもの人間界での修行のためのものだった。
るるもの修業(と自分の欲望)のために魔法のチケットをじゃんじゃん使うと宣言した柴木だったが、
実はチケットは彼の寿命そのものだったのである。

声優・キャラクター
三森すずこ、高橋信、福圓美里、遠藤ゆりか、櫻井浩美、長妻樹里、石上静香、白石真梨、高橋未奈美、間島淳司、下野紘、石谷春貴、小林裕介
ネタバレ

ホワイトマウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

るるもちゃんも柴木もいなくなった日

最近、この作品ほど大笑いして、大泣きした作品はありませんでした。ほんとうに、双方向で楽しく見られた秀作だったと思います。

あにこれでは、レビューは悪くないのに点数が低めだけど、どうしてかな? 


確かに、最初は絵柄は固いし、Hだし、男性向けのギャクアニメだなあと思って見てました。それに柴木(呼び捨て!)は私の嫌いなタイプでしたし、るるもちゃんも表情が固いし・・・

でも、見ていくうちに、 {netabare}柴木のるるもちゃんへのおもいやりがとっても温かくって、それがるるもちゃんの魔界でのいじめなどの嫌な思い出を、次第に忘れさせていく過程がとても素敵で気持ちよかったです。 {/netabare}見ている私の心も和らいでいくような感じ。

物語は温かい話だけではありませんでした。 {netabare}第6話の「雨の日のジケン」。柴木とジケンとのふれあいと別れは、私の柴木を見る目が変わった回でした。{/netabare}この回は柴木とともに私も大泣きでした。

大笑いしてストレス解消したのは {netabare}第10話の「混浴旅行in尾々神村」。柴木がオオカミになっちゃった回。
女子から見ると大迷惑な柴木が部長にオオカミにされちゃった。これって報いだよね♪ オオカミになってからの柴木のドタバタがもう、{/netabare}ストレス解消になりました(^.^)

11話。るるもちゃんが柴木だけに歌を歌ってあげるシーン。とてもおだやかできれいな歌声!
るるもちゃん役の三森すずこさん、とってもきれいな声で歌われるんですね。

最終回、見たあとの感想。ああ、これでるるもちゃんも柴木も見られなくなっちゃうんだ・・・

物語は途中で終わりますが、2期もぜひ制作してほしいです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 56
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

女子のパンツは空より優しいんだぜ・・・

「コスプレ魔女ガール」のお話・・・

ではなく
「魔女」のお話です

あらすじは・・・
あにこれのものを読んでいただければよろしいかと思います

余談ですが
Wikiのほうではかなり詳しく書かれていますが
ネタバレを嫌う方にはオススメしません
ちなみに
私は作品を観終わってから
Wikiのあらすじを読んで思わず“涙”してしまいました^^;


原作は漫画作品
読んでいません

失礼ながら
存在自体もまったく知りませんでした

原作者は「弱虫ペダル」の渡辺航さんです
これも
視聴後にWikiで知ったのですが
確かにキャラデザはそのまんまですね


実は私
弱虫ペダルって途中までしか観てないんです

理由は単純
イケメンくんが出てないから^^

なんか男の子がみんな○ク○屋さんっぽい顔つきでイマイチ好感が持てないし
なによりキャラが顔のイメージそのまんまで怖いんです

まあ
このレビューでくどくど書くのもあれなんでこの程度にしておきますが

この「まじもじるるも」についてもやっぱりイケメンくんが出てこないですね~

一応
主人公の「柴木耕太(しばきこうた)」くんのクラスメイトの
「さくらい」くんが唯一イケメンという設定みたいですが(というよりカワイイ系)

私の少々高めに設定されたイケメン基準は残念ながらクリア出来ませんでした

ただ
そんなイケメン不作状態を補完してもなお余りあるくらい
女の子達がかわいかったので
キャラデザについてはとりあえず及第点って感じです


お話の感想の前に・・・

キャラデザについて酷なことを書いてしまいましたが
この作品を最後まで視聴して一番に思ったのが
キャラの掘り下げが実に巧みなこと

るるもちゃんの無口キャラや
こうたくんの変態キャラは最初から全開モードですが

周りの人物
とくに女の子のキャラクターなんかは
お話が進めば進むほど印象深くなっていくって感じです

かわいい系のキャラデザ
特徴的な大きな目
多種多様なオッパイ(巨乳からちっぱいまでいろいろ)

それらの特徴を生かした数々のエピソード

一番に目を引いたのは
風紀委員の3人ですね

普段はメガネや髪の毛で目が隠れていて
完全にモブキャラ状態なのに
たまに目がみえるシーンがあり
そんなときは一気に注目してしまう存在になります

なかでも
コスプレっ子の「下村雅子(しもむらまさこ)」ちゃんが衝撃的でした

普段の制服メガネ女子姿と
魔法少女コス姿のギャップに
あっけなく撃沈してしまって

思わずるるもちゃんとのツーショットシーンをサムネにしてしまいました^^


さらには
各々のお話がとても秀逸

ギャグ
下ネタ
エロネタ
変態ネタ
おパンツネタ
オッパイネタ
(全体的にHぃお話が多い)
さらに
号泣ネタまで

お話のメインである
るるもちゃんの魔女としてのストーリー

そして
人間界での生活を通して
ほんのわずかながらも
るるもちゃんの表情や心境が変化していくところが見ものです^^


さて
お話についてですが・・・

この作品
「イケメン」くんが出てこないなんて先に書いてしまいましたが

じっくり見てたら
こうたくんって意外とイケメン(?)って思えてくるから不思議

これもキャラ掘り下げの妙なのでしょう

面倒見のいいところや
友達思いのところ
自分の命を危険に晒してまでるるもちゃんを助けようとするところ

H属性にもどことなく気品や哲学が感じられ
エロにまつわる謎の名言もちらほら

{netabare}「女子のパンツは空より優しいんだぜ・・・w」{/netabare}

{netabare}「俺は大きかろうが小さかろうが女子のオッパイの前にひれ伏すぜ・・・
 詰まってる夢は同じ大きさだからな・・・
 違いがあるとすれば
 それは大事にされているかどうか・・・だぜw」{/netabare}

迂闊にも心を動かされてしまいました^^;


そんなこうたくんの隠れた善人属性が如実にあらわれたのが
第6話の子猫ちゃんが出てくるお話なのですが

この子猫ちゃんのお話にはチョー泣かされました

{netabare}道端に落ちていたエロ本を拾おうとしたところ
女の子の視線が気になり
咄嗟に捨てられていた子猫を拾ってしまったのが運のつき・・・{/netabare}

普段の変態男子とは違ったこうたくんの人柄に魅せられます

{netabare}さらにはお話の間に語られる
るるもとるるもの使い魔
黒猫チロとの出会いのエピソード・・・{/netabare}

{netabare}本当はとても優しいヤンデレママさん・・・{/netabare}

等々

あんまり書くと長くなるので
詳しくは本作をご覧ください^^

とにかく
号泣モノです

ギャグやエロネタなんかの軽いノリのお話の中に
突然の涙の回

このお話の結末はとても意外なものでした

みんなで「よかったね~(笑」・・・なんて定石じみた展開は微塵もなく

思いっきり悲しみのどん底に叩き落されての
バッドエンド・・・

わが目を疑ってしまうほどのあっけない幕引きです

でもこれはこれで
最近のギャグ漫画原作アニメ作品の王道というものでしょうか

次のお話ではすぐにいつものノリに戻っている

こういったすっきりした展開が
各話完結エピソードのいいところなんですね


そして最後は

ファンタジー・・・
ラブ・・・
涙・・・
(残念ながらエロはない)

これまでの小気味よい展開をまとめたかのような最終回でした

とりあえず
Wikiのあらすじを読んで流した“涙”は
2期までの(仮)としておきましょう^^


2期に期待してます

投稿 : 2024/11/23
♥ : 27
ネタバレ

麦茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

う~ん?

【う~ん?】(3話現在)(2014.11/5)

ギャグも意外と面白かったし、新しい登場キャラの魅力も出ていたとは思うけど、いかんせん内容の濃度が薄い印象を受けましたね。
しかも今回は、けっこう大事な話のような気がしたのに何故ABパートで別々の話をしたんでしょうか。新キャラの紹介はいいとしても、もう片方の話は半パートであっさり済ませていいような内容じゃなくないですか?w

{netabare}もっとるるもが主人公と出かけたり遊んだりして、うかれてるシーンを1話の尺の中でしっかり描き、なぜ戒めを受ける必要があるのかを順序立てて視聴者に理解させて欲しかったです。それに、デート回なんて視聴者からしたらご褒美以外の何ものでもないのに、あんな最後にチョロっと回想を流されただけじゃあんまりですよ。これじゃるるもの思考や行動が読み取れません。{/netabare}
やっぱり1クールという尺の都合もあるんでしょうかね~。仕方のないこととは言え、とても残念でした。

まあでも、最後の{netabare}るるもの照れ顔{/netabare}には全てを許してしまうくらいの破壊力はありましたけどねw
可愛いは正義。いや~なんて素敵な言葉なんだ。


【あぁ^~るるもが可愛いんじゃあ~~】(1、2話現在)

タイトルの通りです。るるもが可愛いアニメです。

原作者は弱虫ペダルと同じ方で、同じクールに2本アニメを持っていることになります。
確かこちらの方が、弱虫ペダルより前に描かれていた作品のようですね。

とりあえず見てみた感想としては、無愛想無表情で不器用ポンコツなヒロインと、テンションかなり高めのバカっぽい主人公のよくあるラブコメ的な展開になっていく作品だと思いました。

そんな中で私がこの作品を語るときに「他の作品と違う部分」を挙げるとすれば、やはりマイナーな少年漫画っぽいチープ感漂う素朴なキャラデザですね。安直に萌え絵にしないところがとても好感を持てました。キービジュにもあるような、昔ながらの帽子が大きな魔女っ子ヒロインはいいですね~。また、ヒロインの属性が少し・・・ただのクーデレとは違うところもポイントです。それは言葉ではちょっと説明しづらいので、1話、2話を見ていただければと思います。

また、こういうラブコメものにはお約束なのか、ヒロインがけっこう脱ぎます!オーイエス!
そして主人公もリト先生みたく悟りを開いているわけでもないので、欲に正直だったり、自分の理性と戦っていたり、人間らしさが出ていて面白いです。

ただ、やはり少し残念な部分もありまして・・・。

まずヒロインのるるもが無口キャラなものだから、必然的に主人公が1人で話す場面が多くなります。そのためか、主人公がかなーりウルサく耳に障って、ギャグも勢いで押し切っている印象がありました。
コメディ方面にはこれからの展開に期待ですね。ただ、ところどころ笑えるポイントはあるので、ギャグのセンスはけっこう感じます。面白い!ワハハ!と言うよりはニヤッと楽しく見れる作品ではあると思いました。


まあ序盤の感想としてはこんな感じでしょうか。
まだ始まったばかりなので、色々と未知数な部分は多いです。これからも期待して見ていけるような作品であることは確かなので、今後の展開も楽しみにしています。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 9

69.6 24 J.C.STAFFで漫画原作なアニメランキング24位
あまんちゅ!(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (509)
2337人が棚に入れました
魅力的で美しい世界観とキャラクターで人気だった『ARIA』の天野こずえさんが、アリアの次に書き始めた漫画作品がついにアニメ化!ダイビング部に所属する海が大好きな少女・小日向光と、都会から転校してきた内気な少女・大木双葉を中心に、日常をゆるく描いた学園ストーリー。

声優・キャラクター
鈴木絵理、茅野愛衣、大西沙織、梅原裕一郎、伊藤静、久保ユリカ、井上喜久子

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

物事に対して前向きになれます。元気をもらえます。

とても気持ちの良い作品です。
このアニメを見ると、前向きになれます。元気をもらえます。
人生に悩んでいる人、学校や会社でストレスを感じている人にお勧めです。

あらすじ:
東京から引っ越してきた高校生の大木双葉(愛称てこ)が地元の小日向光(愛称ピカリ)と出会い、少しずつ成長していく物語です。

ピカリは、太陽のように明るい性格です。
てこは、元々引っ込み思案で根暗でした。学校へ行くのも嫌な消極的な少女です。
でも、ピカリと出会い、あだ名を『てこ』と命名され、初めて友達ができます。
てこは、次の日から、ピカリがいるので学校へ行きたいと思うようになりました。

私たちの周りにも、ピカリのような子がいると、救われる人が沢山いると思います。
あの人が笑顔で応えてくれるから学校へ行きたい、会社へ行きたい。
動機は不純ですが、それがきっかけで前向きになれば、結果オーライだと思います。

ピカリがてこに言った言葉 
『今日を幸せだと感じる人は、明日も幸せを感じられる。
 今日を不幸だと感じる人は、明日も不幸を感じてしまう。』
は、とても感動しました。確かにその通りだと思います。
人間は、考え方一つで幸せにもなれるし、不幸にもなれます。
だから、私も気持ちを切り替えて、幸せを感じるようにしたいと思います。

それ以外にも、ピカリは感動することを結構言います。
ピカリの言葉で前向きになったのはてこだけではありません。
私も、アニメを見ている人たちも、前向きになったと思います。

総監督は、ARIAの監督だった佐藤順一さんです。
佐藤さんの作品は、いつも安心してみることができます。

オープニングは、坂本真綾さんの Million Clouds です。
エンディングは、てこぴかりの、ふたり少女 です。
どちらも美しく気持ちの良い歌です。 

投稿 : 2024/11/23
♥ : 42
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ドキドキを超えて、わくわくを抱きしめて

原作未読 全12話

みんなの前で話すと顔を真っ赤になるほど引っ込み思案な性格の大木 双葉(おおき ふたば)通称「てこ」は、高校入学前に東京から伊豆へ引っ越ししてきました。同じクラスに元気で明るい性格の小日向 光(こひなた ひかり)通称「ぴかり」と出会い友達となりました。てこは自分を変えたいとぴかりとともにスキューバダイビング部に入部して少しずつ成長していくお話です。

原作はARIAの天野こずえさん、総監督をARIAのアニメーション監督の佐藤順一さんということで、ARIAと雰囲気が似てますね~ {netabare} (ARIA社長と同じような猫も出ていましたねw){/netabare}

てこがスキューバダイビングの初心者ということもあり、お話の中で丁寧に教えてくれるので経験のない私にとっては非常に分かりやすかったです。

ARIAと同じように口癖や変顔も出てきます。ぴかりの口癖はちょっと多すぎた感じがしましたね。

また、2人以外のキャラで先輩の二宮姉弟は漫才みたいなやりとりが面白かったですね。ちょっと弟さんがかわいそうでしたがw

心地いいひと時でした。

まだまだスタートラインに立ったばかりです。続きを観たい作品ですね。

ARIAの雰囲気が好きな方にはおススメです^^

OPは坂本真綾さん、優しい歌声と美しい海の作画がマッチしてましたね。大好きな曲です。
EDはてことぴかりこと茅野愛衣さんと鈴木絵理さんが歌っています。作画も曲もほのぼのとしていますね。

最後に、びかりの祖母が作る豚汁美味しそうでしたね。

追記
ATXでTV未放映の13話観ました^^
双葉の東京にいるときの親友2人が遊びに来たお話でしたね。
親友の声がARIAの灯里役の葉月絵理乃さん、藍華役の斎藤千和さんが演じていました。
性格もARIAのキャラと似ていて、コラボした感じがしましたね。
お話も素敵でした。~あどばんす~楽しみです^^

投稿 : 2024/11/23
♥ : 35

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

私は「デフォルメ顔」も「猫」も気にならない…。

マンガ原作TVアニメ作品ですが、原作は未読です。

やたら引っ込み思案で人見知りな主人公である大木 双葉(おおき ふたば)(通称:「てこ」)が、やたら前向きなもうひとりの主人公である小日向 光(こひなた ひかり)(通称「ぴかり」)の影響を受けて、ダイビングに目覚めつつ内面的にも成長する物語だと思います。

ただ、たぶんてことの交流のなかでぴかりの方も成長してはいますね。てこほど顕著に表には見えませんが。

ダイビング部の顧問である火鳥 真斗(かとり まと)(通称「まとちゃん先生」)や、ダイビング部の先輩である双子の二宮姉弟も重要な登場人物です。

なお、本作では猫に見えない猫が描かれたり突然ものすごくキャラの顔がデフォルメされたりして一部に不評だったようです。個人的にはあまり気になりませんでしたが。

話が日常寄りで起伏が少なめなため、退屈して視聴に耐えられない人がいるかもしれません。なんというか、癒し系の作品だと思いますのでドラマチックな展開は本作に期待しないでください。

ちなみにダイビングは重要な要素ですが、ダイビングしている場面そのものは意外と少なかったりします。まあ、てこが初心者ということもあるのでそんなものかも…。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 41

68.5 25 J.C.STAFFで漫画原作なアニメランキング25位
藍より青し(TVアニメ動画)

2002年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (375)
2227人が棚に入れました
『藍より青し』は文月晃原作の漫画作品。またこれをもとにした、テレビアニメ、小説、ゲームなども指す。略称は藍青。
【ストーリー】明立大学に籍を置く平凡な大学生・花菱薫は、花菱財閥総裁・花菱優二を父に持つ、花菱財閥次期当主となる人間だった。幼少の頃から花菱家当主になるために、限りなく虐待に近い「帝王教育」を施されるようになったために、薫はそんな花菱を嫌い大学入学を機に花菱との縁を切り花菱家を出て行った。
そんなある日の学校の帰り道、和服の少女・桜庭葵に出会う。彼女は、幼い頃から想い続けている許婚を探しており…。

声優・キャラクター
川澄綾子、保志総一朗、平松晶子、ゆきのさつき、水橋かおり、成田紗矢香、桃井はるこ

etBQv64956 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ストーリーは良いけど最後はしっかり決めて欲しかった

恋愛ハーレムアニメ
主人公とヒロインの関係が良かったけど
2期の最後ぐらいは結婚して結婚生活を見せて欲しかった
2期はネタ不足と分かるようなヒドイ内容だった
それなら1期の最後で主人公とヒロインが結婚して
2期からは結婚生活の内容にした方が良かった
サブヒロインのキャラクターは良かったけど
ティナの容姿からのコテコテの博多弁は
最後まで違和感があり慣れなかったし声も違和感があった
主人公とヒロインが一回もケンカしていないのがおかしい
最後はモヤモヤで終わったからその終わり方は違うと思った
無駄な2期だった

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1

tomledoru さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

幸せ過ぎて息が詰まるかも

主人公,花菱薫は,突然の和風着物姿での「許嫁」の
葵さん出現で,あたふたするものの,
基本路線は二人の「純愛もの」です。

(コメディの中心)ティナ・フォスターをはじめ,
ほかにもたくさんの女性が主人公を取り囲むものの
ヒロイン葵さんの方は,「大家」という立場を崩さず,

かつ「許嫁」としての
主張と行動を「陰ながら」貫きます。

ヒロイン葵さんが,「幼馴染」の主人公を,
三つ子の魂百までとばかりに,
見た目以上に気丈で強く,
一途に,主人公花菱薫を想っているのが,
このストーリーの良さを支えています。

主人公の花菱薫も,ハーレム状態にもかかわらず,
「人の好さ」から周りとの適当な距離を置きながら,
ヒロイン一筋で,好感が持てます。

花菱薫自身の,家柄の問題も乗り越え
父との確執にも心の整理をつけ,

花菱薫は,ヒロイン,葵さんの実家に,
まで乗り込んでいって,見合いを破断にさせるなど
勇気のある面を持ち合わせています。

自分だったら,あまりにも尽くされてしまうのは,
息が詰まるかもしれないなあ,
とぜいたくな悩みを持つかもしれません。

男性目線でも,女性目線でも見られて
ほのぼのとなる珍しい作品ですし,

純愛ラブコメとしては王道物なので,
ラブコメ好きな人には,ぜひお勧めします。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

青は藍より出でて藍より青し

この作品の原作は未読です。
あにこれ入会初期に視聴して放置しっ放しだった作品の一つです。
dアニメで視聴できることに気付き、再度視聴しました。


大学生・花菱薫は、和服姿の少女・桜庭葵と出会う。

その少女・葵は18年間想い続けてきた男性に会いにきたという。

一見して都会に不慣れな葵を放っておけず人探しを手伝う薫は、
彼女の想い人が自分だということに気付く。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

兎にも角にも和服の似合うヒロインである葵ちゃんの一途さを全集中で愛でる作品です。
と、今更私がそんなこと言わなくても周知の事実かと思っていましたが、2021年1月時点で、あにこれの総合得点67.8点、感想・評価357件、棚に入れた2121人、ランキング1687位と以外に低い数値にビックリ…

2002年に放送された作品なので、もっと評価されているとばかり思っていました。

ヒロインの葵ちゃんは、主人公で元許婚の花菱薫のことを幼いころからずっと想い続けてきました。
彼を心底愛しており、彼女が花嫁修業の研鑽を積み重ねるのも少しでも彼に相応しい妻になりたいから…
この想いと言動には微塵のブレもありませんでした。
葵ちゃんの一途さには清々しさを感じるくらいです。

そんな葵ちゃんのお相手である花菱薫は、花菱財閥の次期当主として育てられていた幼い頃に葵ちゃんに出会い、家同士が決めた婚約相手となりましたが、花菱家内での紆余曲折を経て薫は家を飛び出し勘当され、縁談も白紙になってしまったのでした。

形の上では縁談が破談になってしまったので、薫が葵ちゃんとの約束を違えたことになります。
でも、そう選択せざるを得ない理由があったのも事実です。
彼自身、流されやすく断れず押し切られる面も多々ありましたが、基本的に優しいんですよね。
それに寂しさを知っているから、相手にそれを感じさせないよう自然に振る舞うんです。
これがモテない訳ありませんよね。
だから、みんなで一緒に過ごす桜庭館は、半分薫のハーレム状態でしたから…

それと、あにこれ入会初期に視聴した時には気付きませんでしたが、キャストが素晴らしいんです。
ヒロインの桜庭葵ちゃんのCVは川澄綾子さん、元気いっぱいのティナ・フォスターのCVは、「フルメタル・パニック!」の千鳥かなめを演じた雪乃五月さん、桜庭館にハウスキーパーとして住み込んで暮らしている水無月妙子のCVは水橋かおりさんなんです。
いやぁ、2度目の視聴となる今回は耳が幸せで仕方ありませんでしたよ。

今の作品と比べると若干古さは感じられますし、画面も16:9ではありませんが、葵ちゃんの一途さには今でも十分キュンキュンできる作品でした。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、石田燿子さんの「永遠の花」
エンディングテーマは、the Indigoさんの「名も知れぬ花」
私の中で「石田=ストパン」の図式が出来上がっていましたが、この作品の楽曲も歌われていたんですね。

2クール全24話の物語でした。
久々に視聴しましたが、内容を忘れている部分が多く、新たな発見がいくつもありました。
引き続き、第2期〜縁〜を視聴したいと思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 14
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