nk225 さんの感想・評価
2.8
声優の釘宮理恵にとってはこの作品がターミングポイントであり後にブレイクするきっかけとなった作品でもある。
独立UHF放送局の『アニメコンプレックスNIGHT』枠内で2002年10月から12月にUHFアニメとして放送された。1話約12分の全12話。
本作は所謂ラブコメであり異生物と人間の恋愛物という昔からよくあるパターンの作品ではあるが質としては良質な方でありクォリティーも高い。本来ならばコンセプト状、陰鬱な話になりがちだがスタッフの腕のせいかアニメ版は割りと明るめのコメディ作品に仕上がっている。またメインヒロインであるりぜるも人間味のあるキャラとして描かれているためキャラクターとしても親しみが持ちやすいのも本作の魅力の一つ。そうした背景からか登場人物に本当の悪人は存在しない。 他作品のパロディーが多いのも本作の特徴。内容しては『うる星やつら』の影響が強く見受けられる。