GONZOで幼馴染なTVアニメ動画ランキング 3

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月27日の時点で一番のGONZOで幼馴染なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

77.9 1 GONZOで幼馴染なアニメランキング1位
LAST EXILE ラストエグザイル(TVアニメ動画)

2003年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (1030)
5960人が棚に入れました
『アナトレー』と『デュシス』の2国が戦争を行い、それを超技術組織『ギルド』が調停することで成り立っている世界プレステール。
アナトレーに住むクラウスとラヴィは自分たちの父親が残した「ヴァンシップ」と呼ばれる小型飛行艇を駆使し、空の運び屋を営みながら父親たちが超えることの出来なかったグランドストリームと呼ばれる大きな嵐をいつか越えることを夢見ていた。
そんなある日、前線で戦う空中戦艦に家族からの手紙を届ける仕事を引き受けたことから、世界を揺るがす戦いに巻き込まれて行く…。

声優・キャラクター
浅野まゆみ、斎藤千和、白木杏奈、森川智之、山崎和佳奈、喜多村英梨、桑谷夏子、野田順子、半場友恵、三木眞一郎
ネタバレ

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

快楽天の絵にだまされたおまえ!

残念、これはガチンコスチームパンクだ!(それは当時の私も)

スチームパンクが大好きな私めからすると、世界、メカ設定、キャラクターと個人的にはパーフェクツ。
OPは名曲、キャラ、メカデザイナーさん大好きです。
ヤバくなる(会社的に・・)前のゴンゾ作品。脂がのっていているとはまさにこのこと。
『良いゴンゾ』といえばカレイドスターもいいけどこっち派。
音楽もCG、作画もいい。当時は大いに話題になった。
ヴァンシップの空戦もやばい。
ただあまりにキャラとかが∀ガンダムっぽいってんでツッコミもはいりーの。観ればわかるが、まさにラピュタでターンエー。
前田さんって人、両方参加してるんだね。そりゃなるわ。


この作品が傑作と呼ばれず、マニア向けなのはその作風からだけではない。
CGをつかった華麗な作画が売りの本作品、当時のゴンゾ。
しかし中盤からウリであるヴァンシップのシーンがが少なくなりはじめ・・でもおもしろいんですよ?
それで浮かせた金とスタッフを結集したであろう後半から最終回で力尽きてしまい大ゴケw
作画以前にスタッフ間での意思疎通が不十分というか・・。
話、人物、各種設定が複雑なのがいけないんだろうけど。
幹事が仕切れなくなっちゃって各話担当部署がてんやわんやっていうのかな。
加えて、それくらいむずかしい内容なのにシナリオが最終回で突然ブーストオン!!
初見はなにがおこったのかさっぱりわからない。
監督達がどこぞの雑誌で他のことがいそがしくなったととかなんとか・・人員、予算的なサムシングも・・。
作品がいろいろ破綻を起こします。
完全なマラソンでのペース配分ミスです。
ゴンゾさんなにしてんすかww
すごく悔しいからケツだけリメイクしてください。
手直しすれば2クールモノじゃぁ相当の傑作になる。
要は、ここまで書いてきたこと以外は相当いいんです。人をえらぶだろうけど。いまだに歯がゆいというか・・。
だからファムよりは遥かにマシというか土俵が違うかね。
このちょっと転んだ感じがこの作品のチャームポイントということにしとく。

{netabare}
最終回はよく観なおせばなんとなく分かるのですが、こう・・タメがないので胸にくるものがない。
ドラマになってないのよ。
このお話の結果お前らはなにを手に入れたんだ?なにをこれからするんだ?と。
そりゃグランドストリーム突破、エグザイル、支配からの開放なんだろうけど。
その結果が抽象的にしか描かれず。
あーおもしろかったっていうカタルシスがねえの。
ファムの販促とおぼしき、作監のムラオ氏の漫画を読むとはっきりとわかるのですが。。
あのプロローグまで最終回で描くべきだった。
ここの住人さまにお勧めされて読んだんですが、
そうだよ!これだよ!って叫びたかった。

マクロスの最終回。メガロードが旅立つ話、ぱくってしまえばよかったのに・・。
てかたぶんそうしたかったし、そもそも、そういう内容の最終回だったのかもしれません。それにしては断片的すぎる。
解説ではあの麦畑は母星帰還後のシーンと語られている。
でもあとからスタッフが説明したってなんも意味ない。
とにかく実質、視聴者に結末の判断をぶんなげるという手段を使ってしまった。そういう作品じゃないのに。

そしてなにしてたんだ主人公wまさにパズーです。
龍の巣入ってそのあとは。なんもねえ。
漫画で自虐してたのがなんとも笑えるが悲しいw

ここから導きだされる結論は、ネガな部分は当時から製作側もわかっていたんだけど、お金とかの問題で思い通り作れなかった・・・だからあんな終盤、主人公の扱いにせざるをえなかったと。。。それをどうにかするのがプロなんですが、なんとか見れるモノにしてたんですね・・。文句言ってゴメンよぉ・・。
{/netabare}


余談ですが、一部の人間でしょうが、この作品の最強兵器といえば、タチアナ様です。まさに至高のツンデレ。
デレ要素が1割もなかったよな。ツンしかないかもしれん。
続編ではあんなにオトナになっちゃいましてデレ成分が増量でしたが、全盛期の本作ではちょとレズっぽい髪型、あんまりいやらしく見えない不思議なパッツンスーツから垣間見る発展途上のカラダがそそられるんです。

そんなタチアナ様の愛機、BOX買わないと手に入らないシロモノだったのですが・・ファムのおかげでプラモ?化決定
10年越しの愛が実る。
ファムのべスパも出してほしいぬ。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 21

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

もっと磨けばより輝いたのにって印象です(-ω☆)キラリ

■「LAST EXILE」ってこんなアニメなんです(*^0゚)☆彡
アニメ制作会社のGONZOの10周年記念作品として2003年にオリジナルアニメーション「LAST EXIL」が放送されてたのです♪
さすが記念作品だけに、作品に込められた熱い思いを感じる出来栄えになってましたね♪
壮大な世界観で展開される物語なので、簡単なあらすじだけでも掴んでから視聴した方が楽しめるような気がします(o^∇^o)ノ… もっと見る
 
なので、簡単なあらすじをちょっとだけ紹介なのです。 \_(*゚▽゚) チャントリカイシテクダサイネ♪
 
かつて人類が地球から安住の地を求め降り立った地「プレステール」。( ̄ー『+』)安住の惑星発見!!
「プレステール」にはグランストリームといわれる巨大なサイクロンが「プレステール」の地を真っ二つにしていたのです∑( ̄ロ ̄|||)なんと!?
2つに分けられた地には「アナトレー」と「デュシス」って国が発展していて、平和に!?暮らしていたのです。
その2国を禁欲精神で古くから統制管理している存在があったのですけど、それが合議制国家の「ギルド」なのです。 パチッ☆-(^ー'*)bナルホド
 
ある時「デュシス」という国では、"気象制御装置"が壊れてしまった為に寒冷化が進み、グランストリームで分けられた反対の国の「アナトレー」に移民すべく侵攻しはじめたのです。
一方、「プレステール」を管理する立場の「ギルド」でも不穏な動きが・・・
合議制国家から独裁国家となっていたのですね!(゚ロ゚;)エェッ!?
 
またそんな時代に『ヴァンシップ』という小型飛行艇で運び屋をしていた主人公のクラウスとラヴィは、亡き父親達が超えられなかったグランストリーム越えを夢見て努力する日々を過ごしていたのですけど、この激動の歴史の波に飲み込まれようとしていたのです・・・∑(゚ロ゚〃)
 
 
■総評
本作品の魅力はなんと言っても壮大な世界観だと思ってるのですけど、その世界観を支えているのがスチームパンクと詳細な設定が魅力となっているんじゃないかなぁって思うのです。
スチームパンクといえば『蒸気』を動力源としてるので、巨大な蒸気機関や石炭の時代で感じる「扱い辛さ」などレトロな雰囲気を連想させてくれるのと、極限まで蒸気技術を発展させた近未来的な発想や要素が融合した作風が魅力ですよね♪
私が観た作品の中での代表作は「スチームボーイ」って印象だったのですけど、それよりも前に本作品が制作されていたことに改めて驚かされました♪
 
また作中では、通信手段として真鍮管やライトの点滅によるモールス信号を使っている描写があるのですけど、レトロな雰囲気を壊さないようにしている配慮が随所で見られるで、制作会社GONZOの意気込みを感じられて好印象でした(*^o^*)
また、『クラウディア溶液』という燃料を高温高圧で循環させて浮力と推力を得ている発想がうまく生かされているなぁとも思いました!
ヴァンシップがクラウディア溶液不足で動かなかった時に循環パイプを切断して少量の燃料でも、循環させられるようにして動かした場面では、まさに感心させられましたよ(゚∇^d) グッ!!
 
そんな世界観を放送当時では最高ランクと思えるほどの映像美とBGMの選曲のセンスの良さが更に盛り上げていましたね(*゚▽゚)ノ
 
キャラも個性的でそれぞれの心情変化がうまく表現出来ているので、キャラの特徴を把握するのには時間は掛からないです。
ただし、ストーリー的に2クールという枠は短かった印象ですね(/□≦、)
特に物語の後半は視聴者に連想させるような区切り方でちょっとでも頭の中で整理出来ないとと理解不能に陥る危険性があったような気がします(^▽^;)
個人的にもっと掘り下げて欲しかった関係・・・
・エラクレア家(デルフィーネ)・バシアヌス家(マリウス)・ダゴベール家(レシウス)・ハミルトン家(アルヴィス)
・マウリス⇔ユーリス⇔ソフィア
・ヴィンセント⇔ソフィア⇔アレックス
・モラン⇔ドューニャ
ストーリーを構成する上でも結構重要な関係でもあると思ってるのですけど・・・
作中ではかなりあっさりと触れられただけで、ヾ(゚0゚*)ノアレアレー?って感じですw
 
観終わった率直な感想は、かっこ良い作品って印象です♪
物語はちょっと物足りなさを感じるのですけど、3クールもしくは4クールで構成していればもう少し違った印象になったかも知れませんね♪
 
 
■MUSIC#
OP曲『Cloud Age Symphony』
 【作詞・作曲・編曲】沖野俊太郎【歌】OKINO,SHUNTARO
 沖野俊太郎の疾走感溢れるテクノサウンドと抑揚を利かせたゆるりとした歌い方が見事に融合してますね♪
 とってもハイセンスでアニメの世界観を壊すことのない名曲だと思います(゚ー゚☆キラッ

ED曲『Over The Sky』
 【作詞・作曲・編曲】黒石ひとみ【歌】Hitomi
 優しく包み込むようなウィスパーボイスが特徴で、エスニックかつ神秘的な雰囲気の黒石ひとみさん!
 コードギアスでもお馴染みですよね♪
 とっても良い余韻に浸らせてくれる優雅で独特なリズムが心に響くナンバーです♪
 
挿入歌『Prayer for Love』10・17話   
 【作詞・作曲・編曲】黒石ひとみ【歌】Hitomi
 ハープの音色が神秘的で優しく子守唄を聴いているようなナンバーです♪
 
挿入歌『Rays of hope』21話
 【作詞・作曲・編曲】黒石ひとみ【歌】Hitomi
 エスニックな雰囲気で力強いナンバーです♪

挿入歌『skywriting』14話 『I can see a heart』16話
 【作詞】Damian Broomhead【作曲・編曲 】沖野俊太郎【歌】OKINO,SHUNTARO
 ビートルズやビーチボーイズといった1960年~70年代のミュージックシーンを彷彿させるナンバーです♪
  

2011.11.13・第一の手記
2011.11.20・第二の手記(追記:■MUSIC#)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 64

たま。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

惜しいっ!!

バトルもありますが、物語としてはラスト、世界について少しわかる世界系のお話だと思います。
美しい絵(村田蓮爾のキャラクターデザイン:私は好き)、素晴らしいCG、音楽、引き込まれる世界観で独特の雰囲気の世界を描いていると思います。
12話の戦艦バトルは必見。ちょっと鳥肌がたったのを記憶してます。
さすがはGONZO、10周年記念アニメ。ほぼ文句なし。ただ個人的には・・・ラストが・・・。きれいにまとまっているのだけども、引っ張った割にはややあっけない収束。もう少し盛り上がっていれば間違いなくアニメ史上に残る傑作となっていたでしょう。まぁまとまっただけでももちろん良作であることには変わりないのですが。個人的には物凄く惜しい作品。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 24

63.4 2 GONZOで幼馴染なアニメランキング2位
砂ぼうず(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (132)
875人が棚に入れました
舞台は、関東大砂漠。数百年前に文明が滅び去ってもなお懲りずに、人間は人間同士で弱肉強食の争いを繰り返していた。

主人公は最近名をあげてきた便利屋、人呼んで砂漠の妖怪「砂ぼうず」。金と名誉とボインの為なら、その抜群にキレる頭と腕前をいかして、卑怯・陰湿お構いなしに何でもやる……過酷なサバイバルを強いられる砂漠にまさに最適な男である。そして、砂漠最強を目指して彼に弟子入りした少女、通称「小砂」。

ある時は女に騙され命を危うくし、またある時は多額の借金を背負わされながら、二人の戦いの日々は続いていく。

声優・キャラクター
鈴木千尋、斎藤千和、こたにともこ

che さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

地獄の関東大砂漠!!

遥か未来の日本のお話、戦争により文明が崩壊し世界が荒廃し、大地が砂漠となってしまった世界。
その世界で関東大砂漠を舞台に便利屋として生きる主人公、
通称、砂漠の妖怪 砂坊主のSFガンアクションです。

原作のファンなんです、なんでちょっとアニメも見てみたんですが、視聴者に媚媚びした感じになってて、ほとんど見てません。

内容が過激なだけにいたしかたない部分も、もちろん有るのでしょうが、ブラックラグーンの様に過激な内容も今は放送してるんだから、出来ない事も無いと思うんで、それを考えると視聴者に媚びてる気がしちゃいます。
良く言えば入口を広くしたって事かも知れませんがね。


原作の好きな所はやっぱりユニークな所ですかねw
砂漠を舞台にしてると言う所、主人公のキャラクター、リアリティこの辺りが凄く好きです。

まず主人公の人格

一言で言うとが最低です!ゲスもいい所ですw
色んなアニメにもゲスなキャラは居ますが、決して主人公では有りませんよね?
物欲と性欲しかほとんど有りませんww
でもこのキャラクターがこの物語にリアリティーを持たせてるんですよね。

舞台が砂漠

この物語の舞台、関東大砂漠は本当に厳しいのです!
もう皆生きる事に必死なんです、皆、他人の事など気にしている余裕がないのです!
そんな地獄の関東大砂漠はゲスい性格と物欲と性欲だけで生きていける所ではありません!
そう、砂坊主は非常に頭が回るんです、彼はAR、BR、RPGまで飛び交う地獄の関東大砂漠をほぼ、父の形見のSG(ウィンチェスター)一丁で戦い抜いているのです、その頭脳とセコさでww
この辺りも好きかなw

リアリティー

生きるだけで精一杯の世界です、そりゃ生きるためなら何だってします、もちろん人の心も荒むってもんですw
生きるために、騙し、奪い、殺します。
その辺りが容赦なく描写されてて面白いです。
武器も実際に有る現代の銃器が出てきておもしろいです。
また舞台が日本って所が笑えますw
結局何処でも良いのにあえて日本にしてる所が笑えるw


ユニーク

まず、主人公のキャラクターがユニーク、まずこの手の主人公はいません。
ライバルの雨蜘蛛もマニアックな性癖で面白いですw
舞台が砂漠、こんな特殊な環境を舞台にした作品もお目にかかった事ないです、ジャングルとか海とかは割とあるのにね。
あ、コブラは結構砂漠舞台あったわ、そいやw

後はストーリーですかね、
{netabare}
漫画では12巻で主人公の砂坊主が今まで敵対していた勢力に寝返り、まさかの主人公交代ww
これ凄くないですか?僕の知る限りないですよ、
主人公が敵対勢力に寝返って主人公交代なんて!
サブキャラがってのは割とありますが、、
13巻からは弟子の小砂がてるてる坊主と名乗り主人公になっています。
ちなみに、その後砂坊主と敵対とかいう、チャッチな展開にもならない所が好きです。
小砂は砂坊主の恐ろしさを一番身近で観てきたので、砂坊主とだけは何が有っても戦いたくない!と言っていますww{netabare}

まあ、アニメの事あんまり書いてないんですけど、アニメを最初に観る分にはそれなりに面白いんではないかと思います。
キャラも可愛く書かれてるし、性格もソフトになってるから見やすいと思います。

漫画はう~ん、絵も内容も好みがかなりあると思うので、万民に勧められるような内容ではないです。
ただ、SF、ガンアクション、リアルな内容が好きな人は楽しめると思います。


こんな人にオススメ

SFの人
日本の人
リアルの人(漫画)
ガンアクションの人
SG(ショットガン)の人

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5

テモテ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

生き抜くことがミッション

文明崩壊後の関東大砂漠を己の体力、知力、魅力の限りを尽くして強かに渡っていく便利屋達のお話。

世界観は一見シビアで殺伐としているように見えますが、暴力も嘘も裏切りも生きるための手段と割り切る便利屋たちの開き直りが逆にすがすがしく、全編通してライトなノリで楽しむことができます。

本作の魅力はなんといっても登場人物。自分さえよければそれでいいやつらが多いのはご愛嬌ですが…。敵も味方もどこかカラッとしていて個性派ぞろいです。
個人的には川口三兄弟がお気に入り。兄弟想いで夏子を何とかして盛り立てようとする姿が胸を打ちます。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5

coldikaros さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

意外と軽いし、面白いアニメ

雰囲気からして重そうだったのでそう思って見たところ、かなり裏切られました。
序盤はふざけてド外道なアニメとしかなかなかみれないでしょう。
ですが中盤以降雰囲気は変わってきます。
終盤なんて打って変って泣かされるぐらいでしたよ^^;
内容としては、砂漠で便利屋を営む「砂ぼうず」が変わっていく話であり、もう一人の仲間キャラ「小砂」が成長していく話でもあります。
生きることや強くなることをここまで描けているのは感心させられました。
ただ、そこにたどり着くまでが長い^^;
正直こんなに話数いらなかったんじゃないか?と思わされるところはありますが、最終的にとてもよかったと思います。
こんなアニメだろうとは夢にも思いませんでした^^;

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

60.3 3 GONZOで幼馴染なアニメランキング3位
ゲートキーパーズ(TVアニメ動画)

2000年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (67)
520人が棚に入れました
1969年。人類は科学という偉大な力を手に入れた。一方では破壊のための軍拡を行いまた、一方では生産のための経済成長に邁進するという矛盾の中にあった。そんな矛盾につけこむかのように、未知の敵「インベーダー」が出現。インベーダーに対抗すべく秘密裏に結成された地球防衛機構イージス(AEGIS)。国連指揮のもと、彼等は地球防衛の最後の切り札として、 特殊な能力を持つ戦士達「ゲートキーパーズ」を結集した。ある日、ごく平凡な高校生、浮矢瞬(うやきしゅん)は、眠っていたゲートキーパーの能力をイージスに見いだされる。そして特殊遊撃隊隊長に任命された。少年のゲートの能力が開花したとき、新たな戦いの物語が始まるのだった。

声優・キャラクター
櫻井孝宏、川澄綾子、飯塚雅弓、高野直子、西村ちなみ、愛河里花子、鈴木真仁、有本欽隆、長沢美樹、小桜エツコ、子安武人、ひし美ゆり子、千葉千恵巳、関智一、芝田秀勝、飯塚昭三、矢島正明

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

B級以下だと思えば結構面白い。

2000年4月3日 - 9月放送全24話。山口宏(原案)
アニメーション制作GONZO(※GONZO初のテレビアニメ)

1999年12月角川書店より発売されたPS専用ソフトを元にして
連載漫画/ライトノベル/テレビアニメと各方面に展開した。
続編のOVAゲートキーパーズ21(全6話+ドラマCD6話)もある。

高度経済成長期の日本を舞台にインベーダーと呼ばれる謎の
生命体と戦う少年少女を描く。


メカデザは結構良い感じで3D等造形も綺麗でGONZOらしい。
2Dと3Dの違和感や時々3Dの強引な訛りも如何にもGONZO?
舞台背景や諸設定は何となく面白い雰囲気で世界改変物?

序盤は如何にもなラブコメ風だったりギャグ風描写も多い。
敵キャラなど中途半端にギャグっぽいシリアス風で微妙。
シュールというよりセンスが微妙?台詞も含め可也微妙・・
高度経済成長期ということで可也レトロな雰囲気。


主人公がドルアガのジンを強気にした感じ。変な髪型・・
ルリ(川澄)は中々良い感じ。ギャップが巧く出てる。
おっとり系令嬢は"ポンコツ"とか体育会系元気ブルマ少女、
寡黙クールビューティーキャラ、中国系チャイナ服少女に
学校の保険医・・「OH! モーレツ」な謎の女性等・・
眼鏡推しなのは・・原案者の趣味?可也B級という雰囲気。

結構な布陣で不思議というより変な世界観に微妙なギャグ。
戦闘シーンなどシュールと言って良いのか意味不明・・
おばちゃん(くじら)女子中学生(能登)等ちょい役やゲスト
登場のキャラも結構多く、番長(子安)さんなどもいる・・

心を広く持たないと・・途中で挫折する作品だと思う・・
たぶん昭和の古き良き時代のギャグを彷彿とさせる狙い?
物凄いチューニングのズレを感じる・・21よりは面白い。

典型的に徐々に新キャラ登場のエピソードで掘り下げつつ
仲間が増えていき、1クールが終わる頃に愈々謎に迫る!
というような感じ。




メインキャラクター

浮矢 瞬:櫻井孝宏
「疾風」のゲートキーパー。その能力は剣の形をとる。
大気の流れを制御する事で乗物の性能を最大限に引き出す。
正義感溢れるの熱血漢。ゲートキーパーズ隊の隊長にる。

生沢ルリ子:川澄綾子
「生命」のゲートキーパー。光の矢を操る。治癒能力を持つ。
瞬よりも早くゲートキーパー能力に目覚めている先輩格。
品行方正な学園委員長。幼少期瞬の言葉にトラウマがある。

指令:有本欽隆
イージス極東支部の司令。本名は時渡哲也
基地のカモフラージュに作られた楯神高校の校長。

朝霧麗子:飯塚雅弓
「幻惑」のゲートキーパー。ピアノを弾くことで能力を発動。
かなりおっとりしていてマイペースな性格の天然系御令嬢。

近衛かおる:高野直子
「迫撃」のゲートキーパー。格闘戦では右に出る者がいない。
明るい性格。戦闘時は体操服とブルマを着用。

フェイ:西村ちなみ
「赤熱」のゲートキーパー。炎を操る
フルネームは鳳妃玲。活発な少女だが家庭環境は複雑。
中国出身でイージス上海支部から極東支部に転属してくる。

鉄 恵:愛河里花子
「鉄壁」のゲートキーパー。その名の通り鉄壁の防御を誇る。
寡黙で人付き合いが苦手。覚醒後イージスに入った。

落合恵子:長沢美樹
司令の秘書で瞬たちからは秘書さんと呼ばれている。
基地のカモフラージュに作られた楯神高校の保健医。

メガネ:小桜エツ子
瞬達の同級生。本名は目黒兼武。ゲート能力はない。
イージス極東支部のチーフメカニック担当の技術者。

小川薔薇子:松澤由美
特殊自動車/兵器/ロボなどの発射に居合わせ、その突風に
スカートを捲られ、「OH! モーレツ」という謎の女性。
実はイージスの秘密隊員で、セリフは発射の合図だった。

ジム・スカイラーク:三木眞一郎
「音速」のゲートキーパー。イージス英国支部所属。
瞬とは良きライバル関係。

ジュン・サンダース:井上喜久子
「電光」のゲートキーパー。元軍人で真面目で実直な性格。
イージス北米支部所属

番場長太郎:子安武人
通称「番長」姫路市在住で成り行きから瞬たちの仲間となる。
思い込みが激しく無鉄砲な性格だが情には厚い。
生沢を「ルリ子姫」、落合恵子を「秘書姫」と呼ぶ。

補佐官:立木文彦:寡黙で司令を補佐する人物。

福岡康孝:塩沢兼人[故人]

影山零士:関 智一
驚異的な洞察力や未来を予見する「眼光」のゲートキーパー。

悪魔伯爵:柴田秀勝
マイナスゲートが生んだオリジナルインベーダーの一人。
コードナンバー「S-05E」。

機械将軍:飯塚昭三
マイナスゲートが生んだオリジナルインベーダーの一人。
コードナンバー「S‐04G」。口癖は「ハイル、ベーダー」

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

モーレツに元気が出る昭和ネタアニメ

カレイドスター以前のGONZO×佐藤順一のアニメ。
高度経済成長期を舞台にインベーダーと呼ばれる謎の生命体と王道バトルを繰り広げる。
昭和ネタがあまりにも露骨でちょっとくどいけど(笑)普通に面白いです。
単なるハーレムアホアニメではなく、昭和から平成へ向けた熱い希望つまってます。
キャラ立ちも良くストーリーも単純明快かつ多彩なエピソードの数々がとても魅力的です。

クソ虫排斥運動を繰り広げる過激思想を持ったラスボスが非常に良い。凄く良い。
頭をからっぽにシンプルに楽しむことをオススメします。OVAは別物として見た方がいいです。
個人的はカレイドスターより好きなので、もうちょっと評価されてほしいですね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 11

のぶちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

まさに隠れてしまった名作

この作品面白いです、もーれつに。
絵柄でナデシコくさいとか、設定がつまらなさそう、萌えアニメくさいとか言って見てない人は損してる。
作品の設定が昭和。ほとんどそれ自体は生かされていないけど、
来週もまた観たい!最後まで観てよかった!と思わせる昭和時代のアニメのような魅力がありました。

インベーダーとかつまらなそうな設定なのに、ちゃっちさを吹き飛ばすくらい展開が熱い!
あと番長は凄くいいキャラ、最後までみたら感動もの。
OPの曲は今聴いても、熱くなれる元気ソングです。個人的にはEDも凄く好きだけど。

とりあえず2000年NO.1クラスのアニメなのはまちがいない。
騙されたと思って観て欲しいアニメ。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3
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