CONNECTでツンデレなおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのCONNECTでツンデレな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月04日の時点で一番のCONNECTでツンデレなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

74.2 1 CONNECTでツンデレなアニメランキング1位
武装少女マキャヴェリズム(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (571)
3101人が棚に入れました
自由を愛する高校生・納村不道が転校してきた愛地共生学園では、護身の名目で武装した女子達による無慈悲な男子支配が行われていた!
男子は女子との「共生」の名のもとに、男を捨てて生活することを「強制」される。
納村は転校早々、学園を統率する「天下五剣」の一人で
「鹿島神傳直心影流」の使い手・鬼瓦輪に目を付けられ、新たな『矯正』対象として勝負を挑まれることになるのだが…。
武装少女達に「無刀」で抗い、自由を求める納村不道の運命は! ?

声優・キャラクター
畠中祐、高田憂希、北原沙弥香、西田望見、日高里菜、日岡なつみ、松井恵理子、伊藤美来、小日向茜、花井美春、武藤志織、澤田美晴、山田悠希、山田奈都美、藤田咲、太田哲治
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

テンポ悪い

2話までの感想
{netabare}更生施設というか刑務所的な学校が舞台。
ん?看守は受刑者より強くないといけないって無茶があるような?
ってか更生施設でありながら社会不適合者を育成してるだけのような?
それよりなにより、天下五剣ってあんなことやってて進学や就職できるんだろうか。
アスタリクスやまじこいみたいに社会に需要があるって設定なら気にならないんだけどねー。
ってことで早く“外の世界”の描写が欲しいトコロ。{/netabare}

5輪までの感想
{netabare}↑で書いた通り更生施設であるなら本当に更生できてるのか、つまりは社会不適合者を適合できる状態にしてるのかどうかって点は社会(外の世界)に出てくれないことには判断のしようがない。
とっととハンコ揃えてそっちのパートへ進んで欲しいのだが、なっかなか進まんのう。
五剣ナントカやらとは順番に全員手合わせをしてくのだろうか。
まぁ一度にキャラを大量に出して、その後は「もう知ってるでしょ?」って素振りで話を進められるよりは良いんだけど…それにしてもテンポが悪い。
同期に放送されてるロクでなし~はワルブレ枠で、こっちはこれゾン枠って認識なんだけど、これゾンだってここまでデンポ悪いことは無かったような?

と思いつつ4話5話と見ていたら…。
あの…蕨の手下、髪が緑のヤツ、そいつがちょぼらうにょぽみに見えてしょうがないんですが…。
しかもその数30人!致死量やん!!
フランスパンで殴れば撃退できるのかな?とか思ってしまったり。
いやもうなんかね、作り手の意図とは全く違う部分(多分)で爆笑してしまい、果たしてこれは評価ポイントになるのかどうか自分でもようワカラン。
ちょぼ先生なにやってんですか、ってか髪染めたの?と突っ込まずにいられなかったよ…。
いっそのこと声をニーコにやらせりゃ評価うなぎ登りだったんだけどねー、惜しいなぁ。{/netabare}

8話までの感想
{netabare} ブリブリ拷問自体は「その後誤解が解けて謝罪するんだろうな」ってのが分かり切ってたので不快感は無い。
むしろ謝罪シーンへの楽しみが増すので、もっと酷い拷問やっちゃってもエエんやで?とさえ思ってました。

で、8話でお楽しみの謝罪シーンが来たワケだけど、思ってたよりはアッサリでちとガッカリ。
もっとこう…切腹しようとしたり、納村から「もういいよ」って言われてもまだ謝り足りんとしつこく罰を要求したり、そういうの見たかったんだが…。
特にメアリは謎。
かつてエロいことされなくて自分の女としての魅力に不安を抱いてる状態じゃなかったっけ?
そこで体を差し出して謝意を示すって…不安がってるもの(相手がそれで喜ぶかどうか不明なもの)を手向けるって、どういう了見だ?
むしろそれが受け取られたらメアリとしては儲け物であり、なんか違うような…。
「自分を罰してくれ」って態度の方が好感持てたと思うのだが。
(因みに謝罪シーンを愉しむ作品といえばアンジュヴィエルジュがオススメ。あの謝罪シーンはムズ痒く感じつつもついニヤニヤしちゃう迷作)
もしくは次回以降もこのネタ引っ張るのかな?

というか、この作品はどこまで無視すればいいか分からなくなってきました。
しっかりとした流派のある剣技を修めてるのであるなら、精神鍛錬もそれなりにやってるハズ、と思っちゃうんだよねぇ、自分は。
それにしては精神がおぼこ過ぎるというか…。
輪が阿吽の呼吸で落ち着かせるシーンを見た時「おお、そうだよ、こうだよな」と思ったものだけど、他の場面でもそうあって然るべきのような?
別のキャラもそれぞれの流派でそれぞれ気持ちを落ち着かせる方法ってありそうな気がするんだがのう、対戦相手の挑発に乗らないようにするためにさ。
ついでに言うと、五剣の連中は師匠とか居ないんだろうか?
後で出てきて「まだまだ精神修養が足りんな」とでも言ってくれれば上記の違和感は払拭できると思います。
納村がかつて修行でシゴかれたって描写がある以上、他の連中も同様に誰かに師事してもらったんだろうなぁと考えてしまうのは当然の流れかと。
我流でない(らしい?)流派名乗ってるんだし、勝手に思いついたとか生まれた瞬間から免許皆伝ってワケでもあるまい。
でもって「もし師匠が居るとしたら父親なんかね?」と思ってたら、輪の父親は幼い頃に浮気相手と蒸発とな?
ま、まぁ母親が師匠でも問題ないか…ってかその家庭環境なら容赦なくシゴかれたとしても納得のいく設定か。
それぞれの妹分が同じ門下生でない(流派の違うヤツを妹分にしてる)時点でそんなことは無視すべきことなのかも知れないけど…ってか同門対決とか無いのかな?

とりあえず、「剣技を修めた美少女」と「暴力として剣を振るう美少女」とでは似て否なるものだと思うので、もーちょい前者寄りの描写が欲しいトコロ。 {/netabare}

12話までの感想
{netabare}さとりが話し出すとテンポ悪くて辛い。
ついでに姉妹どうこうはヨーワカラン。

まぁそんなのは些末なこと。
五剣連中が天羽に倒されまくるシーン。
別にそれで構わないんじゃ?と思ってしまったり。
暴力に生きて暴力で人を制してきた(男子連中をカマ化させた)、要は暴力こそ正義を実践してきた連中なので、暴力に屈するのは本望でしょう。
え?まさか自分が負ける側になると考えたことがないなんてことはないっしょー。
ってことで納村が怒るのがワカラン、いや分かるけど共感できない。
実際、五剣の誰々がピンチだどうにかしなきゃ、と駆け付ける“一般生徒”ゼロだし…。
(もしくは天羽が怖くて助けに行きたくても何もできないことに苛立つとかね)
恐らく一般的にはテンプレラノベなだけのクソアニメと評されるであろうロクアカですら生徒が心配するシーン入れてるのに…。
う、うわぁ…孤独だ…というのが強く印象に付いてしまいました。
設定、というか今までの行い的には正しい描写ではあるのだけど…ヒロインがクズすぎない?これじゃあ。
銃をチラつかせて威張ってる看守やん?「イヤなヤツ」の記号じゃん?こっちのヒロインの方がよっぽどロクデナシじゃね?
恐らくそんな主義だった五剣連中を納村が正して行くってのが今後の展開になってくと思うのだけど、アニメはそこまで行く前に終わってしまったような感じ。
↑でも書いたブリブリ拷問への謝罪シーン、あそこら辺で「無暗に暴力に訴えるのはアカンな」と気付き始めるシーンとか入れるチャンスだったんじゃないかなー?
まぁ単純に剣をホイホイ抜き過ぎるんよ、月夜だけはさすがにそうじゃなかろうと思ってたので結構ガッカリ。
実在の剣技で現在も流派が残ってるのかは知りませんが、もし残ってたら「お前んとこはそんな教え方してんの?」と尋ねてみたい気分。
ってかなまじ実在の剣技使ってるのでそういう部分がどうしても気になってしまう。
アニメだから~って言えばそれまでだけど、ホイホイ抜くよりも「やれやれ話の通じない人だ」と言っておもむろに剣を抜く方のが断然カッコ良いと思うんだがのう…。

と辛口なことを書いてしまったけど、実は前フリ。
↑で書いた同門対決だったり師匠ネタだったり、最後の最後で出てきたじゃ~ん。
本当にこの学校は更生施設なのか?という疑問も「蟲毒」というワードが出てきて、ああやっぱり何かウラがあるんだな~と匂わせてくれました。
これでいいんだよこれで、この程度のちょろっとしたひと言でいいんだよ(そのほんの些細な心遣いもできない作品が多いのが実情)。
とはいえこれは「↑で書いた予言当てちゃった~」ってのではなく、同じように思った人は沢山いて原作の方で同様の突っ込みがされて、それに合わせて入れてきた(軌道修正してきた)ものなんじゃないかなー?と思ったり。
だって↑でも書いたけど輪に対してのの・メアリに対してヅラ子等、流派違いを妹分にしてるのがおかしくなってしまうもの…月夜が納村に同門故に弟子にする言っちゃったのは。
けどいいんです、多少設定に齟齬が生まれても、それ以上に「マシになる」部分が大きければ。
想像ばかりでアレですが、多分原作は最初センセーショナル?エキセントリック?なものばかりをボンボン詰め込んで、後になってそれの修正をしてるんじゃないかなー?
雑誌掲載のマンガの強みってのはそういうのができるトコロだし。
で、ようやく修正が入り始めた辺りでアニメは終了~ってタイミングかと、多分ね。
…。
もうちょっと展開早くして先までアニメ化できなかったのかな?と思ったり。
総評もその一言に尽きてしまいますね、元々テンポ悪かったし。
二期?…あるのかねぇ?
星の数低くなっちゃったけど、項目的にそうなってしまったってだけで、「もし続編あった時の期待度」みたいな項目があれば星3くらいかと。

余談
原画サイズ小さくね?{/netabare}

↑の文章がとっちらかってるので整理してみました、重複した文章も多いのでこれを見るだけでいいかも
{netabare}まず、自分には物語の設定上、五剣の子達が悪役にしか見えなかった。
更生施設という名目があるとはいえ、力で脅して男子にカマ化を強制してたという事実は変わらない。
見た目がどんなに美少女であろうと、その中身は力ない村人に強制労働させてヒャッハーしてるモヒカンでしかない。
そしてその力の拠り所が実在の剣術で、そのせいで余計に「師事した人はこんな使われ方をするのを望んだのか?」という疑問も強まる。
男子は問題児が入学させられるので「入学前に比べればオカマの方がまだマシ」と好意的解釈もできなくはないが、更生=カマ化という発想はついていきづらい。
男子(マツコDXやら)は入学前どれだけ極悪人だったかの描写はしておいた方が良かった気がする。
また、問題を起こしたので退学というのも変な話。
更生施設…便宜上刑務所と言い換えると「刑務所で問題を起こしたので釈放」みたいなもので、本末転倒もいいところかと。

と、恐らく上記の指摘は作ってる側もとっくに承知の上でしょう。
これらの問題解決は簡単なことで「より悪いヤツが居て、五剣達はそいつに踊らされてた」とすればいい。
ということで最終回に「蟲毒」というワードを出して違和感の払拭を狙ったのだと思う…のだけど、いかんせん出るのが遅すぎた。
また、「より悪いヤツ=蟲毒計画を推進してるヤツ」の計画を知って反抗を決意するところまで行ってようやくスタートライン(五剣が悪役でなくなる)で、「やっとそこまで来たか?」と思ったところでアニメは終了してしまいました。
結局それまでカマ化を強制してた男子達から許されたワケではないし、協力をとりつけたワケでもない。
立場としてはまだ「悪役」かと。
実際どういう方向に向かうかは知らないけど、そうなるかも?と匂わすだけでも有難いのだけど…やっぱり遅かったよねぇ。

と辛口なことを書いてしまったけど、最終回はある意味爽快でした。
それまで「おかしいなぁおかしいなぁ」とモヤモヤしてた部分を「蟲毒」というワードでパッと明るく晴らしてくれたというか。
なんだ分かってるじゃーんとホッとしたというか。
まぁプロでやってる人が自分のような素人に思いつける程度のことを気付けないなんて無いと思うけど、気付いててもフォロー入れるか入れないかはまた別の問題ですので。

ってことで結論
悪役ポジションに立つヒロイン達がそこから脱却するためのスタートライン…に立つためのヒントワードが出たところでアニメは終了してしまった。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 12
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

ツンデレ山盛り丼に、少々胃もたれ気味w

[文量→中盛り 内容→余談が本論系]

【総括】
多分だけど、アニメの成分を観れば内容が予測できるアニメ。主人公最強×学園×ラブコメ×バトル×ハーレム×エロ。まあ、そんなアニメです。

そんなに極端に面白いわけではないけど、安定感ある作風。

ただ、中盤から、妙にこのテンプレ感が心地よくなってきて、わりと楽しんで観られた。多分、今期(2017春)はアニオリ作品が優秀で、設定も凝ったものが多いので、その反動かと。

創作料理ばかり食べてると、生姜焼き定食が食べたくなる、そんな感じでした(笑) (でも、終盤は生姜焼きにマヨネーズガンガンかけられ、こってりしすぎだな~と)


《以下ネタバレ(余談に剣道部的レビュー有♪)》

【視聴終了】
{netabare}
メインストーリーは、主人公の不道が、自らの自由な学園生活を得るために、学園の実力者達と戦っていき、その中で因縁の相手との戦いに身を投じていくという、それだけを聞けば、どこぞの少年漫画かと思うもの。ただし、そこが実質的な女子高であり、ラッキースケベ連発のため、作風をライトにしている。

ただ、序盤のわりと早い段階から飽きがきていて、多分それは、ほぼ、全ヒロインがツンデレだからかと。キャラの住み分けが出来てないので、誰を見ても(容姿以外は)同じに見えた。

あと、不道は「自由」に生きている設定なのに、外出許可証のシステムは守るんだ(あんな理不尽な校則に縛られることを許容する)という点に違和感を感じた。嫌なら無視して外に出れば良いのにな、と。

終盤のガチ流血バトルは、正直微妙というか、なんか温度に付いていけなかった。なぜ、そんな風に殺し合う必要があるんだい? と、思い続けていました(汗)
{/netabare}


【余談 ~登場人物の使う古武術流派まとめ~】
{netabare}
本作の特徴として、「美少女達が、真剣で真剣に切り合う」というものもあります。そして、彼女らが使っている剣術が、今現在もガチで実在している古武術流派であるのは、珍しいと思います(普通は架空の流派とか使うと思うので。でも、許可とってるのかな? それとも不要なの?)。

私は普通に剣道をやっているだけなので、古武術や各流派にさほど詳しくはないのですが、知っている、調べられる範囲でまとめてみたくなりました♪

まず「輪」の使う「鹿島神傳直心影流」といえば「初めて竹刀と防具による稽古を考案した」流派で、現在の剣道にも大きな影響を与えています。代表的な使い手は「勝海舟」。型の中に「呼吸法」を取り入れるほど呼吸法を大切していて、「鶴ノ構」などは実際にあり、アニメでは結構ちゃんと再現している印象。また、妹分の「のの」が同じ「心影流」の「小太刀の型」を使っているのが、芸が細かいと思いました。

次に、「蕨」の使う「タイ捨流」ですが、「柳生新陰流」から派生した流派で、かなり実戦的な流派。有名な使い手は「大友宗麟」。相手が鎧を着ていることを想定しているため、脇や脛など、鎧の隙間を狙っていきます。また、蹴り技や手裏剣、ジャンプ技や脇差しを使った動きが型の中にある変わった流派であり、「蕨」の動きとも合致します。あと、「タイ捨流」の「タイ」には、主に「体」が当てられますが、他にも「侍」「太」「対」など様々な漢字を当てはめられるようにあえてカタカナにしているだけです。フォーのおいしいタイとは関係ないですw

次に、「さとり」が使う「警視流木太刀形」ですが、これは明治時代に警視庁で考案された型で、当時警視庁にいた様々な剣術流派の方々の動きをミックスさせた(各流派から一本ずつもらった)、ハイブリッドな動作が特徴的です。これは流派とは言えないので、有名な使い手も特にいません(普通に警視庁の先生方は、我々剣道家の中では有名ですが)。現在の「日本剣道形」に最も近いものです。ただ、時代的に、警察官が日本刀ではなくサーベルを帯刀していたので、サーベルの動作が基本になっています。まあ、さとり の「自分を持たない」という性質には合っている流派かもしれませんね。

次に、「月夜」の使う「薬丸自顕流」。後述の「示現流」から派生した流派で、代表的な使い手に「東郷平八郎」がいます。あと、「生麦事件」でイギリス人を最初に切ったのはこの流派の門人です。基本的には「示現流」と同じく「先手必勝」「一撃必殺」「防御不要」という概念ですが、「示現流」と違うのは、より実戦的で「強ければOK」というか、高尚な精神性を求めていない点です。また、「薬丸自顕流」には「抜即斬」と称される「抜き打ち(抜刀術)」もあり、相手の股から喉までを一気に切り上げます。「月夜」が使っているのはこれかと思います。

最後に、「不道」の格闘術の基になった「示現流」。有名な使い手は「中村半次郎(人斬り半次郎)」。前述の「タイ捨流」から派生した流派で、「二の太刀要らず」とも言われる、先手必勝を良しとする攻撃的な剣術流派です。しかし、不道の魔弾は、敵の攻撃をかわししつつ懐に入り放つ技で、「後の先」を意識した、いわゆるカウンター技です。「示現流」の理念とは真逆の戦い方。他の技にしたって、どのへんが示現流なのか、これに関しては分かりませんでした。ちなみに、幕末に「近藤勇」が「薩摩の初太刀は外せ」と言い(恐れ)ましたが、それ(京都で新選組と戦っていたの)は主に「薬丸自顕流」を指します。「示現流」は、どちらかというと上級武士達が習う剣術で、最前線で戦うような下級武士は、より実戦的でシンプルな技の多い「薬丸自顕流」を使うことが多いので。


余談の余談ですが、私は古武術はやっていないので特に流派はないですが、師匠が「小野派一刀流」だったので、私もそれになるのかな。「伊藤一刀斎」が起こした「一刀流」の流れを汲み、有名な使い手に「山岡鉄舟」がいます。
{/netabare}

【各話感想】
{netabare}
1話目
ギャグからのマジバトルからのラッキースケベ。ライトな監獄学園?

2話目
デレるの早いな~。楽勝だな~。

3話目
色々強敵を出したくても、いきなり五剣筆頭を倒しちゃったからな~。腹に漫画とか、しょうもないオチ。

4話目
コッコッコッ、という笑い方が許されるのはもはや、王騎(キングダム)だけでは?

5話目
まあ今更だが、ギャグテイストなのに、真剣で真剣に切り合うというのもね。

6話目
なんか逆に、テンプレ感が心地よくなってきたかも。イジリー岡田w

7話目
警視流とは、これまたマイナーな。広く浅くにならないのかな?

8話目
ミソギのマスク取ろうとして手を払われた直後、すげぇ作画崩壊してるけど、マジでネタレベルで(笑)

9話目
なんかだんだんガチの殺しいに(汗)
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 25
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

2017春1位を進呈したいですね。

レビューを書こうと思って棚をみて。
あれ?棚に入れてすらないw

原作未読の物はそのままで視聴するのが基本なのですが、
かなり早い時期に耐えられずに
既巻を全て読んでしまいました。

円盤のCMの、ノムラと輪の掛け合いが
一番インパクト大だったかと。
初見では一緒にツッコミ入れてましたw

●総評●
{netabare}
タイトル通り2017春クールでは
一番楽しんで視聴できた作品だと思います。

作画・演出面では4点付けられないですが、
他については問題無かったかと思います。

半分とまでは言わないまでも、
結構な割合で原作が良く出来ていたのかな?と思えてもいます。
{/netabare}

採点-----
●物語●
{netabare}
学園バトル&ハーレム物という様相ですが、
主人公の性格に好感が持てることや
ギャグとバトルのバランスも良く思えまして。
一応原作も知っている上でも楽しめたと思います。

さとり戦(戦後処理含)と女帝さんエピソードの落差がw
元々流れは知ってましたが、
アニメにして、あそこまで輝くとは思いませんでした。

アニオリと思えるパートも、
原作と同じ時間軸の中で、
別のキャラは何をしていたのか?的な視点で観てみると
アレはアレで有りなんじゃないかな?と思います。

カットしてしまった中にも
惜しいエピソードはありますので、
興味のある方は原作を読んでみることを
オススメしたいです(ダイマ)。

2期を期待したいところですが、
作者さんの体調など考慮しますと、
しばらく無理かな~と思います。
それでもいつか観れるなら観たいと思います。

原作と比べてみて、
アニメではだいぶ表面的に撫でただけ、
最終回になったと思います。
しかし、諸事情を鑑みると致し方無いと思います。
{/netabare}

●声優●
{netabare}
ヒロインのキャストさんたち
は軒並み初めて聴いた方が多いのでコメントし辛いですね。

激しく違和感を抱いたりはしなかったので、
文句を付ける点も無いです。

キャラクターとも合ってたと思いますし。
{/netabare}

●キャラ●
{netabare}
男女問わずビジュアル的にも性格的にも
際立った人物が多かったと思います。

主人公・ノムラについては・・・
自由・平穏をモットーにしながらも、
理不尽に傷つけたりせず、
それでも自身を通そうとする、
観ていて気持ちの良いキャラでした。
結構(かなり)強いけど、最強という立ち位置で無いのも○


チョロインその1。輪さんについては・・・
五剣2人と約1名の強さがおかしいので、
役職的には難しいところですが・・・
とにかくチョロかったw 良い意味で。
最終回はともかく、終始「ノムラ」のアクセントが
違っていたと思うのですが・・・あれってどういう意味なんでしょうね。
原作だと文字でしか表現されないので、
アニメで気付いたことなのですが。
ちなみに僕は輪ちゃん派です。


チョロインその2。メアリさん。
輪と揃って、五剣の中ではかなりノムラに近くなる娘さんですが・・・
アニメになって見せ場が減ってるんじゃないかな?と思えて
可哀想に思っております。
当初は監視して矯正をする目的のはずが、
いつの間にやらデレデレにw


五剣最上級生と思われる蕨さん。
ワラビンピックの他の種目観たかったです。
さとり戦後の医務室でのくだりが印象大ですが・・・。


1話丸々全裸で戦ってくれた、さとりさん。
アニメでどう描写するんだろう?と思ってましたが
想像以上の尺で上手いこと隠しつつ描かれてました。
双子姉妹のエピソードはもうちょっと書いて欲しかったですね。
あれだと分かり辛いかと思えました。


五剣最強、月夜さん。わがし。
登板回自体は後半だった為、
どちらかと言うと解説役的な出番が多かったかな?と
それでも登板回においてはは
視聴者のハートを結構持って行ったと思いますよ?w


女帝・天羽さん。
原作では序盤からチョイチョイ、
ノムラとの関係性や感情面が描かれていまして、
その辺りがアニメで大きく異なる点でしょうか。
ノムラのことが好きすぎて、
ある意味振り切れちゃってる。
乙女といえば乙女なんですけども・・・
もうちょっと加減をできるようになれるといいね、と思います。
出番回でのvs五剣戦の演出は
大分とマイルドになってた感。


他で纏めてしまうのは乱暴ですが、
のの、ウーチョカちゃん、むらさきちゃん、ういちゃん
マスコ他男子学生の面々、皆インパクト大で
登場人物増えても埋没しなかったと思います。
{/netabare}

●作画●
{netabare}
この作品で唯一評価できなかったポイントでしょうか。
作画の不安定さ。バトルでのごまかし描写・テンポ。
大甘に採点して3.5点。平均下がるので3.5点。
{/netabare}

●音楽●
{netabare}
OP曲「ShockingBlue」がかなり良かった。
ろこどる以来の伊藤さんの歌声でした。
曲調が若干懐かしめ?ですが
カッコ良かったと思います。
EDも悪くは無かったと思いますが、
やはりOPの曲&映像が良かったので・・・。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13

72.6 2 CONNECTでツンデレなアニメランキング2位
俺を好きなのはお前だけかよ(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (482)
1929人が棚に入れました
ここで質問。もしも、気になる子からデートに誘われたらどうする? しかもお相手は一人じゃなく、クール系美人・コスモス先輩と可愛い系幼なじみ・ひまわりの二大美少女!! もちろん、意気揚々と待ち合わせに向かうよね。そしてそこで告げれれた「想い」とは――……「俺じゃないヤツが好き」っていう「恋愛相談」だった。ハハハ。……やめだ! やめやめ! 「鈍感系無害キャラ」から、つい本来の俺に戻ってしまった。でも、俺はここでへこたれない。恋愛相談に乗れば、俺を好きになってくれるかもしれないからな! そんな俺の悲しい孤軍奮闘っぷりを、傍で見つめる少女がいた。三つ編みメガネの陰気な少女・パンジーこと三色院菫子。俺はコイツが嫌いです。なのに……俺を好きなのはお前だけかよ!! 自分がモブだと気づけなかった主人公と個性的な華々しい女の子たちのちょっと刺激的な学園青春(?)コメディー、ここに始まる!?

声優・キャラクター
山下大輝、戸松遥、白石晴香、三澤紗千香、内田雄馬、三上枝織、東山奈央、斉藤朱夏
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

惰性で最後見たけど、別に悪くない

確かに3話で区切って終わらせても良いくらいではあった。
{netabare}兎に角、地区大会決勝が特異点になってるのは草。東口と西口でエースが負けて隠れて泣く様を見て惚れるひまわりとコスモス。そんで主人公にエースの太陽とくっつけてくれるようそれぞれ頼む。肝心なところであり得ないくらい緊張するし、安易に主人公に抱き着いたり、二人きりでデートしたり。ワンチャンスあるかもと主人公に期待させておいて地の底に突き落とす。
そんな主人公を好きなのがパンジー。僕もあんな娘が好きだけどね。主人公いい子ぶってるのは少々ムカつく。
そして、エースはパンジーが好きでこれまた主人公に手伝ってほしいと頼む。これまた、地区大会だし、例の白いベンチ登場。地区大会決勝で励まされたのが好きになった理由らしいけど、後で実はパンジーではないと明かされる。
断るとエースはひまわりとコスモスのあからさまな好意を利用して主人公に関することをあることないこと言う。好きな男の言うことしか彼女は信じないものだから、主人公は孤立していじめられる。
いじめかたが少しおしゃれ。机にゴルフコースできてたらむしろ嬉しいかもしれない。
パンジーだけは味方でエースのクズさを明らかにしつつ、主人公が下衆な面もあるけど、エースを親友と信じて串カツを大量に買って待つ良い男でそれが好きになった理由と語る。
{/netabare}
とりあえずスカッとした。ずっと主人公が可哀想で感情移入してもやもやしていた。普通のラブコメじゃないぞ。面白いぞ。

ニックネームが洒落ているところは好き。みんな花の名前とかだもんな。こんなあだ名で呼ばれたい。

残りは惰性で見てたけど、別に嫌いではない。通常ハーレムになってしまって残念な人多そうだ。
ただあんな仕打ちをしておいて、どの面さげて好きと言えるのかその心境は謎。
ホースは蛇足だったかも。とりあえず最後どうなるかに期待。


OP
パパパ 斉藤朱夏
ED
ハナコトバ ヒロイン、パンジー(戸松遥)・ひまわり(白石晴香)・コスモス(三澤紗千香)
斉藤朱夏のソロ活動を応援していきたい。


ここで質問。もしも、気になる子からデートに誘われたらどうする?しかもお相手は一人じゃなく、クール系美人・コスモス先輩と可愛い系幼なじみ・ひまわりの二大美少女!!もちろん、意気揚々と待ち合わせに向かうよね。そしてそこで告げられた『想い』とは---……「俺じゃないヤツが好き」っていう『恋愛相談』だった。ハハハ。……やめだ!やめやめ!『鈍感系無害キャラ』から、つい本来の俺に戻ってしまった。でも、俺はここでへこたれない。恋愛相談に乗れば、俺を好きになってくれるかもしれないからな!そんな俺の悲しい孤軍奮闘っぷりを、傍で見つめる少女がいた。三つ編みメガネの陰気な少女・パンジーこと三色院董子。俺はコイツが嫌いです。なのに……俺を好きなのはお前だけかよ!!

1. 第1話 僕ってほんと、どこにでもいる平凡な高校生なんだ
元気いっぱい笑顔がまぶしい幼馴染・ひまわりと、オトナっぽくて才色兼備な生徒会長・コスモス。そんな二大美少女からデートに誘われた超ラッキーな男子。……はい! それが僕、ジョーロこと如月雨露です! どこにでもいる平凡な高校生に、こんな素敵な幸運が訪れるなんて! よぉ~し、二人と素敵な時を……って、なんで僕、二人から恋愛相談されてるの!? ああ、僕の美少女ハーレムラブコメ計画がもろくも崩れ去っていく。ク、ククク……いいぜ! なら別の手段をとるだけだ! さぁ、準備はいいか? ここからは、平凡なラブコメの時間は終わりだ。

2. 第2話 俺に襲い掛かる負のスパイラル
まさかの『ダブル告白』によって、夢の高校生活が茨の道へと早変わりしてしまった……。あ、どうも。『俺』ことジョーロです。しかーし! そんなことでハーレム高校生活を諦める俺じゃねえ。ひまわりとコスモスの二大美少女の恋の手助けをしながら、おこぼれをもらう作戦を決行中よ。……にしても、目の前にいるこの毒舌ストーカー女はいったいなんなの? いやがらせひどくない? 名前もパンジーとかいうわりに可愛らしさゼロ。挙句の果てには、なぜか俺の大親友・サンちゃんからは、『パンジーとの恋を手伝ってくれ』とお願いされ……!

3. 第3話 俺はお前と会っていた
終わった、完全に終わったよ。誤解が誤解を呼んで、ひまわり&コスモスに愛想を尽かされちまった。それだけじゃねえ。パンジーの呼び出しで向かった図書室で、絶対に嫌われたくなかった親友・サンちゃんからも絶縁状を叩きつけられちまったんだ……。おまけで、俺の愚かで浅はかな『悪行』のウワサは瞬く間に広まっちまって、正真正銘、俺は何もかも失ってしまった。ハハハ……。けど、これでいいのかもな。俺みたいなクズには分相応の状況だよ。って、ちょっと待てよ、パンジー。……嘘だろ? 『そいつ』が俺を欺き、全てを裏で操ってた黒幕だったのか?

4. 第4話 俺がガンバった結果
『黒幕』の正体が発覚し、学校中を駆け巡った『俺の悪行』の誤解は解けて平和な日常を取り戻した。けど、まだ取り戻せてないものがある! それは、俺にとって大切な、サンちゃん、ひまわり、コスモスとの絆。そう、仲直りがしたい! 俺はみんなと仲直りがしたいんだ! でもどうしてもその方法が……あん? 何だよ、パンジー? いつもはムカつく毒舌ばっか行ってくる癖に、こういう時だけ優しい言葉で背中を押しやがって……。わーったよ。自分の素直な気持ちを正面からぶつけることにするよ。それでいいんだろ、パンジー?

5. 第5話「俺にしては、うまくいきすぎてると思ったんだよ……」
ときめけ青春! きらめけラブコメ! いやぁ~、いけちゃうよぉ~! 美少女達とキャッキャウフフだよぉ~! 今度こそ、素敵極まりないラブコメを……ってなんじゃこりゃぁぁぁぁ! ちょっと新聞部のあすなろさん! 俺が、ひまわり、コスモス、パンジーに三股をかけている『女の敵』ですって!? 違うよ! それは将来的な話で……え? その疑惑の真偽を確かめるために、百花祭まで俺に密着取材をすると? よーし! やってやろうじゃねぇか! 疑惑払しょくのために、徹底的にラブコメイベントを避けてやるよ! ……ぢぐじょう……。

6. 第6話「俺は、言う時は言う」
俺は不都合主義に愛されてる! ちょっとした手違いで、まだ真偽不明だった『ジョーロ君三股記事』が学校中に配布されちゃいました! そんな絶望的な状況の俺を助けてくれたのは、なんと記事制作者である新聞部のあすなろ。あいつのおかげで、どうにか状況を鎮静化することができた……のだが、これ以上誤解を重ねないために、俺はコスモス達三人と距離をおくことになっちまったんだ……。おかげで、百花祭でやるダンス練習もままならない毎日。そして迎えた百花祭当日、波乱につぐ波乱ってのはまさにこのことで……!はぁぁぁ!?

7. 第7話「俺は意外な一面を知る」
遂に来たぜ、この時が! 花舞展をやり遂げた俺達に訪れた束の間の休日。行く場所なんて一つしかねぇ! そう、プールだ! いつもはKYなパンジーも、今回ばかしはしっかりと空気を読んだしな! 煌めく肢体! 物理法則を無視した素敵な水着! 勝った奴が俺を煮るなり焼くなり好きにできる勝負! ……ねぇ、最後のおかしくない? どうして、平和に過ごさせてくれないの? ま、いっかぁ! だって、女の子達が俺のために色々とやってくれるんだもん! つうわけで、素敵極まりない水着回の始まりだぜ! もちろん、ボロリもあるよ!

8. 第8話「俺の悲劇は気づくと始まってる」
「これから、誠心誠意尽くさせてもらうよ」。突如現れた転校生が俺にそう宣言した! いやぁ~、遂にこんな俺にも優しい女の子が……って、んなわけあるかぁ! 知ってんだよ! どうせロクでもない企みがあるがあるんだろ! クケケケ! そう簡単に俺を利用できると思うな! 貴様の本性を暴き、完膚なきまでに潰してくれるわ! ……ん? なんだよ、パンジー? 俺と共通の話題が欲しいから、自分の大好きな本を読んでほしいだぁ? ……へいへい、分かったよ。んじゃ、家でゆっくりと……はて? なぜ、俺は借りた本を僅か一日でなくすんだ?

9. 第9話「俺なりに考えた結果」
パンジーの本を買い戻すため、ツバキの店でアルバイトを始めた俺! なれない仕事に苦戦したが、この調子ならどうにか……あ、あぁぁぁぁ!! とんでもない大失敗をやらかしちまった! しかも、俺がひた隠しにしてた秘密をパンジーに暴かれて、大喧嘩までしちまったよ……。く、くぅぅぅ! こうなったら、せめてパンジーの本だけは買い戻して……って、俺が買う直前で売り切れだぁ!? 誰だ、そんな空気を読めないことをしやがったのは!なんで俺は肝心なところでいつも失敗するんだ! ……ん? あの天然系ビッチは帰り道で一体何を?

10. 第10話「俺だってたまには活躍する」
さて、このアホはなんだろう? 突如として、俺を理科準備室に引き連れていった女は、野球部のマネージャー、蒲田公英……通称『たんぽぽ』。ややこしい花のあだ名を持つ女なんだから、可愛い女の子だと思うだろう? 確かにその通りだ。たんぽぽは可愛い。……だが、だがしかしだ! いかんせん、アホすぎる! こんなアホとかかわるのは時間の無駄だし、とっとと教室に……うっげぇ! な、なんで……なんで理科準備室に……ヤツが現れてるんだよぉぉぉぉぉ!!

11. 第11話「俺はいらないかもしれない」
大ピンチだ! 利用者が少なすぎるからって図書室が閉鎖されることが決まっちまったよ! コスモスがどうにかしてくれようとしたみたいだが、そいつも失敗。……だが、利用者を増やせれば閉鎖は免れるらしい! よっしゃぁ! こうなったら、俺が……すっげぇ都合のいい頼れる味方に手伝ってもらって、閉鎖を阻止してやろうじゃねぇか! つうわけで、頼むぜ葉月! かつて図書室の閉鎖を阻止した実力を俺達のために全力で振るって……おい、どうしたんだよ、パンジー? なんで、葉月を見てそんなに怯えてるんだ?

12. 第12話「俺が好きなのは……」
やるしかねぇ……。ホースによる『善意の呪い』からパンジーを解放するために、俺がパンジーに告白をしてやるよ! 俺達が恋人同士になっちまえば……は? どういうことだよ、パンジー? もう、恋人になる約束をしている人がいる? しかも、その相手は……サンちゃんだって! だから、俺はもう必要ない、図書室にしばらく来なくていいって。……分かったよ、俺は用済みってことか。コスモス、ひまわり、あすなろ、悪いが後は任せた。俺じゃホースに勝つことはできねぇ……、そんな俺はいたって無駄だよな……。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 12
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

観終わった

2話までの感想{netabare}
あれ?面白い?
八方美人を演じてたら窮地に陥ったって話…になるのかな?
今後、他人(主人公)を利用するだけ利用して、自分に都合が悪くなると責任を他人(主人公)に押し付ける連中を見返す展開になるのなら結構良いかも?

とりあえず2話での主人公の言い訳は、「オレもサンにパンジーは不釣合いだと思ってたんだ」「『パンジーなんかよりお前の方が良い』と振り向かせられると思った」じゃダメだったんかなー?
と思うが、あくまで俯瞰で見てるから言えることで当事者だと一杯一杯で難しいか。
まぁそれ言ったらラブコメが成立しなくなっちゃうけどね。
ぶっちゃけ「他の女より私の方が良いと分からせてやる・振り向かせてみせる」ってガッツの無いヤツが踏み台に利用した主人公に責任追及するのは身勝手だなぁとは思わなくもない。
他人を責められるほどお前はそんなに偉いのか?と。
ってことで復讐(カタルシス)に対する溜め(フラストレーション)パートだと思ってるんだけど、そうじゃなかったら単なる胸糞なワケで…いやぁどうなるんだろう?という意味では結構次回が楽しみな作品。
とはいえまだ2話なので、これから更に絡み合う話になってくのだとしたら…胸焼け起こすかもw{/netabare}

3話感想{netabare}
良い最終回だった。
2話で懸念してた「これ以上人間関係こじれるようだとさすがに胸焼け起こしそう」も杞憂に終わり、スキっと解決してホントに良い最終回だった。
但しあくまで問題が長引かなかったのが良かっただけで、その内容自体は「?」。
パンジーが実は巨乳の美人で…そこは「おいおい」と呆れ気味だけどまだいい。
巨乳は良くて貧乳はダメってのもよくワカランところではあるけど、問題は「そこまで嫌う?」のがイマイチ共感できない。
そうだなぁ、パンジーは折角ストーカーってことなので、もっと重篤で「期待に背く行動をしたらミザリーされかねない(こんなの私の好きなジョウロじゃない!、と殺されそう)」みたいな、なんか「この人と付き合うのは身の危険を感じる」という所を見せてくれないとあそこまで性格を嫌う理由が分からない。
または虚言癖で「レイプされました妊娠しました責任とってください」なんて言い出しそう、ってことなら関わらないようにする・図書館に行くのを避けるのも納得なんだけど、そうでもない。
これだったら“変態だけど可愛ければ~”のキャラの方がよっぽど付き合いたくないw
ってかそこまで嫌うならそれこそ2話でサンから相談受けた時「アイツだけは止めとけ」と言うでしょー、親友を第一に考えてることの説得力にも関わらない?
なんかトラウマでもあって「他の人は平気かも知れないがオレはどうしてもこういう性格はダメなんだ」って話でも今後あるのかなぁ?

と、自分の2話までの感想を読み返してみて気付いた。
この作品のキャラ達は「心変わりを許容する・期待する」価値観なのかそうじゃないのかがよく分からない。
恐らく物語の最後は「パンジーいいよな」になると思うので、作者は許容する精神でありながらキャラにはそれが無い前提で話を作ってる?{/netabare}

6話までの感想{netabare}
うん、まぁ…こんなだよね。
ジョーロが3話までに迷惑かけられた連中を許したことについては、下心があるんだしまぁって感じ。
そうはいっても…新聞部の言うことを一方的に信じるって、そんなことあるんかいな?
いやあるんだけど…新聞部の言ったことだから間違い無いだろうと思考が止まってるヤツ、そういうヤツが大半であるなら人を陥れ放題だなぁとは思ってて。
ってことで6話は案の定ソレだったってオチで。
そこまではいい、そこまではいいんだ。
ただ…なんでジョーロを良いヤツみたいに演出したがるんだろう。
自分を悪者にして背中を押した?いやいや、普通にガチ怒りしたでいいんじゃね?
記事を無批判に信用させられる新聞部という「権威」を傘に着たというか、その権威に傷がつくというか、場合よっては廃部にまで追い込めそうじゃん、女子ネットワークとはワケが違う。
パンジーに友達作るよう仕向けたのは感謝のお返し?いやいや、体は好みだけど性格が嫌いって話だったじゃん?
今までボッチだったので友達作れば性格変わるかも?と自分好みに仕立て上げようと画策した、でいいじゃん。

なんでそんなにジョーロを良いヤツにしたがるのかちょっと意図が分からない、これは3話の「親友思い」でも引っかかってたことなんだけど。
下心アリアリの下衆野郎だから気にしないで居たのに、良いヤツだとスルーした部分にケチが付くというか…う~ん…。{/netabare}

9話までの感想{netabare}
何やってるんだか分からなくなってきた。
なんかこう、イマイチ考え方に共感どころか理解すらできない。
ジョーロはハーレム目指しておきながら他人(他の女性)が何か下心ある素振り見せたらビッチ呼ばわりなの?
本絡みの一件は、キッズアニメでよくある「一人で抱えないで仲間を頼れ」って前提の元、そうでない行動をした主人公が責められてた…のか?
どうでもいいプライドにしがみついた結果誰かを傷つけたのなら責められても仕方ないけど、誰か傷つけたっけ?
まぁ本絡みに関してはまだ続くのかな?探すのを手伝ってくれた二人はこの後出てくる?{/netabare}

最終回?までの感想{netabare}
ありゃー、参ったね。
最終回の終わり方についてあれこれ下書き書いてたのだけど、そうしてる間に同期放送作品の“星合の空”の最終回が放送されて、そっちのがもっとアレだったらしい。
そっちの作品は私は1話で視聴切っちゃってたんだけどね…見続ければ良かった?
ってことでゴチャゴチャ書いてた下書きもどーでもよくなっちゃったw
それにしても今期ちょっとヤバいの多くない?
これまた他の作品の感想で触れたけど「ちゃんと締めてるだけマシなのかも?」という、我ながら基準がもう訳ワカラン。

と、とりあえずこの作品に関して言えば、3話まで見れば良いんじゃないかな?
そこから先は見ても見なくてもいい。
個人的に一番期待してたのは、前半パンジーが余裕ぶっこいてるポジションだったので、それが吠え面かく展開来ないかな~と思ってたのだけど…実際それに近い展開にはなったのだけど、その一方で今度はツバキという余裕ぶっこいてるポジが登場しちゃって。
じゃあ次はツバキが吠え面かく展開を…となるだけで、キャラの役割が変わっただけで構成は一緒なのを繰り返してる様に感じてしまった。
表現が辛辣すぎるかもだけど、引き出しが少なすぎじゃね?と。
主人公の心変わり自体はそれがテーマだろうからいいとしても、他のキャラの心変わりっぷりはなかなかついてくのが難しかった。
でも最後の恋敵を蹴落とすための裏切り投票は「ですよねーw」って感じで笑えた…のだけど、それがよりにもよって「続く」でウラがあるような無いようなで素直に受け止められない。
なんでこんな作りにしちゃったんだろう…それでも“星合の空”に比べればマシなのかなぁ?と思うと…う~ん…。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「俺は、すべてのすべてのラブコメを過去にする」

この作品の原作は未読ですが、キャラデザがブリキさんと知り視聴を決めた作品です。
それにハルカス、白石晴香さん、三澤紗千香さんに奈央ぼうと、これだけ役者が揃ったら視聴しない道理はありません。
この作品も期待値MAXで視聴に臨みました。


ここで質問。もしも、気になる子からデートに誘われたらどうする?
しかもお相手は一人じゃなく、クール系美人・コスモス先輩と
可愛い系幼なじみ・ひまわりの二大美少女!!
もちろん、意気揚々と待ち合わせ場所に向かうよね。
そしてそこで告げられた「想い」とは…

…「俺じゃないヤツが好き」っていう「恋愛相談」だった。ハハハ。
…やめだ!やめやめ!「鈍感系無害キャラ」から、つい本来の俺に戻ってしまった。
でも、俺はここでへこたれない。恋愛相談に乗れば、俺を好きになってくれるかも
しれないからな!

そんな俺の悲しい孤軍奮闘っぷりを、傍で見つめる少女がいた。
三つ編みメガネの陰気な少女・パンジーこと三色院菫子。
俺はコイツが嫌いです。なのに…
俺をすきなのはお前だけかよ!!
自分がモブだと気づけなかった主人公と個性的な華々しい女の子達の
ちょっと刺激的な学園青春ラブ(?)コメディー、ここに始まる!?


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

この作品…登場する女の子の可愛らしさが半端ありません。
キャラデザがブリキさん、という影響も多分にあるのですが、ちょっとした仕草など細やかな部分も配慮しているのが伝わってきます。

そして何より声優さんの演技が堪らないんです。
今回序盤から色々持って行かれたのはパンジーこと三色院菫子役のハルカスの演技でした。
今まで聞いたことの無い声質…
あの声質で「寂しいわ…」とかジョーロみたいに傍で囁かれたら、卒倒してしまうかもしれません^^;

私は専門家じゃないので詳しいことは分かりませんが、声優さんの完璧な演技って、きっとこういう作品の事を言うんだろうなぁ…とか思ったり。

今、公式HPのトップページを見ながらこのレビューを書いているのですが、物語の中での彼女たちの言動が、頭の中でフラッシュバックの様に蘇ってくるんです。
ジョーロへのアプローチの仕方は人それぞれ…
だけどどのキャラも素直に愛おしく感じれるんです。
パンジーさんには色々持っていかれたので推しキャラとしては頭一つ分抜きん出ていますけれど…

そういえば、先ほどこの作品のwikiをチラ見した時に、面白いことが書いてあるのを見つけました。
「本作はラブコメディ系のライトノベルではあるが、本作はライトノベルでありがちな主人公が複数のヒロインに好意を持たれる(落ちもの・ハーレムもの)という設定は否定的に描かれている。」

「落ちもの」って何かな…と思って調べたら、「ストーリーの導入部分において、平凡な主人公のもとに魅力的な異性が突然現れるところから物語が始まるというもの。」なんだそうです。登場する女の子は次第に増えていき、殆どの出会いはいつも突然だったように記憶していますが、確かに誰も空からは落ちてきてはいませんね。

ついでに「ハーレムもの」についても調べてみました。
主人公である1人の男性(女性)キャラクターに対して多数の異性キャラクターが対置され、多くの場合は大勢の異性が1人の男性(女性)に対して好意を抱く。
また、主人公はハーレムを構成する異性に対して好意を持っていて平等に接することも多い。

…この作品の作風とハーレムものとの違いが分からないです^^;
確かに「ハーレムを構成する異性に対して好意を持っていて平等に接する」という部分では違いがあるかもしれません。
でも疑念が残ります…
この違いがフェイクという路線がどうしても捨てきれません。
というより、捨てちゃいけない気がします。
何故なら、その展開を一番望んでいるからです。

主人公が誰の事も好きにならず、誰も選ばないのだとしたらハーレムの構図は不成立となります。
でもジョーロがこれを選択するでしょうか…そもそもの目的から完全に逸脱してしまいますよ。
個人的にはハーレムものは嫌いじゃないので、その違いへの拘りが理解できないんでしょうね。
これらを差し引いても十分魅力的な作品だと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、斉藤朱夏さんの「パパパ」
エンディングテーマは、パンジー、ひまわり、コスモスによる「ハナコトバ」
エンディングの発売が12/25って遅くありませんか?
エンディングはまだちゃんと聴けていないので評価は止めておきたいと思います。
オープニングのノリは好きでしたよ。

1クール全12話の物語でした。
全体的に面白かったと思います。
後半登場したホースには登場キャラ同様に違和感を感じましたし…
唯一残念なのは幕の引き方でしょうか。
最終回のラストに「あともうちょっと続く」と言うのは、発売日未定のOVAの前振りだったんですよね?
これをOVAにしちゃいますか…というのが率直な感想です。
確かに「TVシリーズの完結編、ジョーロ(モブ)とホース(主人公)の決着を描くOVA」らしいので、気にもなりますし売上枚数もきっと伸びると思います。
でもできるなら気持ちの熱いうちに全13話として描き切って欲しかったのが本音です。
まぁ、後日発表される詳細に期待しましょう。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 22

57.3 3 CONNECTでツンデレなアニメランキング3位
アンジュ・ヴィエルジュ(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (192)
928人が棚に入れました
"ある日、世界は連結した。
突如として開いた門と、5つの世界の連結。
私たちの住む青の世界:地球
夜と魔法が支配する黒の世界:ダークネス・エンブレイス
祈りと神々が守護する赤の世界:テラ・ルビリ・アウロラ
科学と電脳が管理する白の世界:システム=ホワイト=エグマ
武器と軍隊が統治する緑の世界:グリューネシルト
天使、悪魔、妖精、魔女、女神。お伽話の中にしかいなかった存在が、現実のものとして現れた。時を同じくして、特殊な能力:エクシードに目覚めた少女たちが、それぞれの世界に出現しはじめる。彼女たちは『プログレス』と呼ばれ、その保護・育成を掲げる巨大学園都市『青蘭学園』に集められた。この学園で少女たちは出会う。ともに絆を紡ぐ仲間たちと。5つの世界共通の敵、世界を終焉へと誘う『ウロボロス』に。この世界は、失われようとしている。それを救えるのは、選ばれた少女たちのみ。"

声優・キャラクター
寿美菜子、原由実、豊崎愛生、立花理香、ブリドカットセーラ恵美、田村ゆかり、相坂優歌、石原舞、生田善子、高橋李依、山本希望、伊藤静、悠木碧、茅原実里、花澤香菜、佐倉綾音、上坂すみれ、早見沙織、相沢舞、佐藤沙耶
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ゲーム紹介アニメとしてひとつの形?

まだどんな内容・ノリか分かってない段階で1話を見ると、情報量の多さに忌避感を覚えるかも。
が、ご安心を、出てくる固有名詞の殆どは覚える必要はありません。
これってなんだろ、企画の段階で原作?のカードゲームの用語をこれだけ入れろって指示があったのか、合わない人は見なくていいよと早めに篩にかけた優しさなのだろうか。
因みにあらすじというか、イントロダクションを自分なりに分かりやすく噛み砕くとこんな感じ(何気に2話までのネタバレ入れちゃってるけど)

ドキドキスペースに幻魔が現れて、各ワールドをぶつけようとしてるんだってさ。
それに対抗すべく各ワールドで選ばれた勇者と補欠がマジマジワールドに集結。
ところが勇者達が揃って洗脳されてダサイダー状態に!
いま、補欠たちが立ち上がる…

元ネタはラムネ&40(と幻魔大戦)、アバンで出てくるこの作品世界の宇宙の映像がまんまラムネでどうしても想起させられてしまうんだよなぁ。
けど、こっちのがずっと取っ付きやすくない?
妙に固有名詞が多い割にはストーリーは驚くくらい単純。
各ワールド間でパワーバランスがどうこうって話もないし、一見多く見えるキャラもこれとこれが同じワールド出身って抑えとく程度でいい。
どうしても覚えないといけないこの作品特有の設定はαドライバーくらいで、これも作中親切に説明してくれるので戸惑うことはないかと。

{netabare}で、そんな感じで形成された全体の印象は──。
1年放送するアニメの中だるみの際、サブキャラのお当番回なんてのをよく見た記憶があるのだけど、なんかそればっかりを集めたような雰囲気を感じました。
3から10話までね。
んで、それ以外の本来メインストーリーになる部分を1・2話とラストに集約したって感じ。
そう考えれば1話が情報過多で「ウゲッ」ってなるのは当然かと。
どうしてこういった形態を選んだかは不明だけど、作品のノリ(方向性とでもいうべき?)が分かれば普通に楽しめると思います。
1話でひと通りのキャラ(会員名簿)を見せて、気に入った(ご指名)のオンナを当番回で活躍させますね、って作り。

ただこの作りだと問題なのは、気に入ったキャラの当番回が終わってしまうとこれまた続きを見るのが億劫になるということ。
個人的にお気に入りはレミエル(僕は友達が少ないの小鳩みたいなの)だったのだけど、これの当番回の6・7話が終わった後はなーんか見るの面倒でした。
メカ女やモチベ0軍人の当番回なんか見てもしょうがないって気持ちが…軍人姉妹のコントでどうにか持ちこたえたけどさ。
ここら辺の当番回の順番はちょっとミスってる気がする。
個人的な好み抜きにしてもレミエル回は後ろに持ってくるべきだったような?
1話が壁で、更に目当てキャラの当番回終了後がまた壁になってる気がします、1話ほど高くはないけど。

んで以上が構成に関しての感想、以下は内容についての感想。

他の方も書いてるけど風呂のシーンがやたらと多い、生活の拠点は風呂だと言わんばかり。
けどパンチラはない(多分)ので、円盤になっても光や湯気解除はないだろーなーというのは察しがつくため誰得な状態に。
何故こんな企画通したんだろう?
そして風呂シーン以上に気になるのが青蘭島、というより学園「以外」の住人が出ない、この世界を守るという割には、守るべき人々の姿が見えない。
紗夜がエクシード(異能)に目覚める以前の「思い出映像」で辛うじて出るだけで、現在進行形の世界の住人は青蘭学園の住人以外出ない。
2話の襲撃で学園以外の人間は滅亡したと言われても問題ないような?
いっそ青蘭島が地図から消えて、みんな死んだことに気付かず戦ってる気になってる、ってほうのが信憑性高そう。
予算の問題なのか、カードゲーム側で設定されなくて余計なことを描けないのか、なんかアニメ艦これと同じ匂いが…。
ただでさえこれといった理由なく女の子ばっかりって時点で人を選ぶのに、ここら辺も壁になっちゃってる気がする。

それと戦闘内容だけど、対戦相手は基本同郷(同属性)対決になります。
できれば属性の違った者同士での対決にしたほうが面白いし、画面の見栄えもするのになぁと思うも、もしそうだったらそれこそ全キャラをしっかり覚えなくてはいけないため、1クールで描くには情報過多になるので避けたんだろう、と判断。
そして勝利して相手の闇落ちを解消させてめでたしめでたし、ってなった後に「私なんてまだまだね、それに引き換え天音は…」と天音ヨイショが始まります。
そうそう、それと大体勝利の際には紗夜がおいしいところを持っていって、結果レズの標的とされます。
ここら辺はもう様式美としてツッコムのは草々に止めました。

総評としては、話そのものよりも構成が面白い作品でした。
今後ソシャゲ原作のアニメが増えるみたいでどんなパターンを組んでくるのか楽しみなのだけど、こんなパターンもあるのかと知っておくのもいいかも?

余談・主役の紗夜が物凄くセイントオクトーバーの黒ロリに見えてしまうのだけど何故なんだろう?
多少似てるけどそこまソックリってワケでもないのに…{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

5つの世界で育まれてきた絆と新たな絆が織りなす物語…

レビューを書くためにwikiをチラ見した時に知りましたが、この作品…原作はカードゲームだったみたいですね。全然ゲームだという感じのしない作品だったと思います。

この宇宙には5つの世界があった…
夜と魔法が支配する黒の世界…祈りと神々が守護する赤の世界…科学と電脳が管理する白の世界…
武器と軍隊が統治する緑の世界…そして青の世界、この地球…

この様なくだりで始まるこの世界は、ウロボロスによって突如5つの世界が不安定になり崩壊へと向かい始めていました。
それを食い止められるのは、固有の特殊能力であるエクシードを持つプログレスと呼ばれる特殊能力者だけ…
そこで世界各地のエクシードが青の世界の養成機関に一同に集められ、崩壊を阻止すべく日夜奮闘しています。

物語は、5つの世界から新たに集められた5人のプログレスと、そのプログレスと絆を結ぶことによって力を強化できる1人のαドライバー…駆け出しのチームが中心となって動いていきます。

エクシードの力に目覚める…決して誰もが手にできる力ではありません。
自分は他人には無い力を手にすることができた特別な存在…
きっとそんな優越感を感じずにはいられない、エクシードとはそういう貴重な力…
きっと誰もが色んな夢や希望を抱いて養成機関の門を叩いたことでしょう…

ですが実際には、プログレスとαドライバーによって構成されるチームは、強さと経験に基づくランク制度が導入されており、駆け出しのチームと最高ランクのチームとの力の差は歴然としていました。

ウロボロスという未知なる生命体との戦闘は命懸けです…
戦場に赴き生還してきた経験はチームにとって貴重な糧であり、その積み重ねによって力と絆の強さを育んできた訳ですから当然といえば当然です。

だからこの養成機関に来て一番最初に感じる事は「上には上がいて、全然自分なんかは特別じゃない」ということです。
これをすんなり受け入れられれば良いんですけど、人の気持ちってそんな単純じゃありませんよね。
だっていつでもどこでも特別でいたい…これだけが唯一自分の支え…という人もいる訳ですから…

一生懸命努力して…努力して…それでも上に進めない…
自分はこんなにも強くなるための努力をしているのに…
そう考えたくなる気持ちも分かります…
でも、この考え方…破綻にしか向いていないんですよね。

駆け出しのチームがこのパターンにハマった典型的な事例でした。
強くなるための努力…確かに必要です。
でもそれだけじゃダメなんです…
だって6人のメンバーあってのチームなのですから…

ちょうどこの頃、ウロボロスに新たな動きが見られ事態は大きく動いていく事になるのですが、目の前に広がった光景は「最悪」でした。
その最悪を免れる事のできたのは、絆の浅い駆け出しのプログレスだったんです。
彼女たちに課せられたのはそれぞれの世界を救わなければいけないという重責…
それだけではありません…
世界を救うためにはこれまで育んできた絆と対峙する必要があったのですが、闘う前から結果は絶望的…だってランクが違いすぎるんですから…

それでも世界と絆を守るため、5人のプログレスはそれぞれの世界に向かうのですが、正直見ていて心が痛みました。
全てが変わり果てていて…瞳の奥で光る赤がとても冷たくて…これまで感じた事の無い憎悪と、聞いた事の無い言葉が容赦なく5人の胸を抉っていくんです…

それでも5人のプログレスは抗い続けました…気付いたんです…
チームは5人ではなく6人…だから絶対に成し遂げなければいけない事が彼女たちにできたたから…
彼女たちの思いの先で待っているモノとは…気になる方は是非本編でご確認下さい。

オープニングテーマは、鈴木このみさんの「Love is MY RAIL」
エンディングテーマは、L.I.N.K.sさんの「Link with U」
どちらも甲乙付け難い良曲だったと思います。

1クール12話の物語でした。ウロボロスによって引き起こされた最悪は物語的に面白かったと思いますし、こういうのは個人的に好物です。
正直ラストの展開はベタだったと思います…でも良いんです…
彼女たちの熱い思いがしっかりと感じられたから…
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15
ネタバレ

ezo さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

友情!努力!そして風呂!

今期のカードゲーム原作アニメ。

今年の冬に放送されていた「ラクエンロジック」と同じでカードの中の世界の話みたいなのでカードは特に関係なし。

あにこれでは大分不人気みたいですが個人的には結構好きな作品。

登場人物の気持ちがストレートに伝わってくる良い作品だと個人的には思います。

努力や友情を力に苦難を乗り越えていく感じが個人的に好きでした。

サービスシーンも多いのでそういうのが苦手な人にはあまり向いていないとは思いますが...。

お気に入りキャラはエルエル。

鈴木このみさんは今回も難しそうな曲を歌っています。


1話目感想
{netabare}
本編の半分以上が風呂シーンという凄い1話だった。ほんとに風呂シーンばかりで常に謎の光が仕事をしていました。

ある意味びっくりした1話。

追記

漫画版の1話を読みましたが漫画版の風呂シーンの謎の光は主人公の仕業ということになっていました(笑)

さすが光を操る能力...{/netabare}

2話目感想
{netabare}
今週も安定の風呂シーン多めの話かと思いきやラストでまさかの展開へ...

さすがに天音がここで退場なんてことはないと思いますが、次回が気になる展開ではありましたし、1話よりは良かったと思います。

ここからシリアスなアニメになっていけば面白くなりそうな気もしますが果たして・・・。

勝負の3話になるのかな。{/netabare}

3話目感想
{netabare} 天音はしばらくお休みといった感じになりそう。闇堕ち美海は良いキャラだった。紗夜はここから強くなっていくのかな。今後の展開が楽しみ。 {/netabare}

4話目感想
{netabare}
闇堕ち状態になると本音を言うようになるのか。まぁ基本正論なんだけど。シリアスだと思ったらギャグっぽくなったりと色々惜しい印象。
{/netabare}

5話目感想
{netabare}
ついに血を吸ったアルマリア。初めては紗夜。アルマリアメインの話だったけどそれ以上に今回はエルエルが可愛いかった印象。次回辺りエルエル回になりそうな予感。 {/netabare}

6話目感想
{netabare}
アルマリアはすっかり紗夜にデレたなぁ。そしてレミエルの精神攻撃でエルエルが...。エルエルは立ち直れるのか、次回が気になる。

豊崎さんと悠木さんの演技も相まってとても良かった。
{/netabare}

7話目感想
{netabare}
エルエル回その2。エルエルがレミエルに真っ直ぐ向き合いレミエルの闇落ちを解くことに成功。二人の気持ちが伝わる良回だった。そして毎度お馴染みコントコーナー。こちらも相変わらず面白い。
{/netabare}

8話目感想
{netabare}
アルマリア、エルエル回が終わり次はステラの話に。ステラもその2人と同じく紗夜ハーレムに加わるのかな。コントコーナーも相変わらず面白いし話自体も結構ちゃんとしてるから個人的には今期上位の作品になりつつある。
{/netabare}

9話目感想
{netabare}
ステラ回その2。ステラが大切なものに気付けたようで良かった。正直展開自体は毎回同じなんだけど結構面白い。
{/netabare}

10話目感想
{netabare}
ナイア回はまさかの1話のみ。他の4人と比べて元々が強かったみたいだからあまり掘り下げる必要もなかったのかな。紗夜に攻略されなかったのも初。そしてコントコーナーは今回で終わりなのかな。
{/netabare}

11話目感想
{netabare}
1話、2話の頃と比べると紗夜は本当に成長したなぁ。そして美海が再び闇堕ち。まさかの美海ラスボス展開か。来週は最終回。紗夜たちは美海と天音を救うことが出来るのか、最終回も楽しみ。
{/netabare}

12話目感想
{netabare}
全員集合の最終回らしい最終回で良かった。いつも笑顔だった天音も実は色々考えてたのか...。友情や努力といった分かりやすい熱い展開が個人的には好きな作品だった。
{/netabare}

総評
{netabare}
基本的にはメイン5人の尊敬する先輩や大事な友達が闇堕ちしてそれを救うという展開が10話まで続くので退屈に感じてしまう人がいるのも分かりますがそれ故ストレートに登場人物の気持ちが伝わってくる作りになっていて良かったとは思います。

最終回も最終回らしい最終回で意外性はないものの王道といった感じて好きでした。

世間的にはあまり評価されていませんが個人的には2016年夏アニメの中でもお気に入りの作品でした。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 9
ページの先頭へ