BeverlyTVアニメ動画ランキング 2

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早速見ていきましょう!

76.0 1 Beverlyアニメランキング1位
フルーツバスケット [トムス・エンタテインメント版](TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (347)
1423人が棚に入れました
高校生の本田 透は、唯一の家族だった母親を亡くしてから一人でテント暮らしをしていた。ところが、テントを張ったその場所は由緒正しい『草摩家』の敷地内だった!草摩紫呉に家事の腕を買われた透は、学校の王子様的存在の草摩由希、そして由希を敵視する草摩 夾と一緒に住むことに。しかし、透はまだ知らない。『草摩家』が何百年も前から忌まわしき呪いに縛られていることを……。

声優・キャラクター
石見舞菜香、島﨑信長、内田雄馬、中村悠一、釘宮理恵、潘めぐみ、興津和幸、古川慎、櫻井孝宏、坂本真綾、種﨑敦美、佐藤聡美、沢城みゆき
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

全63話お付き合いする所存です

2019.08.11記 ※1~18話までの途中感想


{netabare}原作未読 前のアニメも未視聴


視聴動機は話題作に食いついてみましたってところです。それとアラサー+-10歳くらいの女性との雑談ネタになるかもねくらいで。

事前情報はこれくらい。
1.原作の少女漫画はイケてるらしい
2.2001年アニメもイケてたらしい
3.全63話予定。今回放送分は25話を予定しているらしい

超人気漫画。前回アニメでは連載途中だったこともあり途中までだったのをスタッフ・キャスト一新して最後までやることになりました。
1.2.に関しては私の場合比較する対象がないですし、原作者の高屋奈月先生が下記のように仰られてもおりますしフラットな姿勢で。


「すべて新しいメンバーで作ってください。です。すべて。すべてをです。閉じた幕をもう一度開けたいというのならば、新しく、新しいすべてで世界を再構築してくださいと」
「前作へのリスペクトを忘れる事なく、その上で、一人でも多くの方に新たな思い入れを抱いてもらえるような作品を構築していってくださることを願っております」


3.に関してがポイントでして、長編確定している作品への視聴態度。5クール目安で第一弾は2クールであり、その後間をあけて3クール。その3クールも分割する可能性が高いでしょう。
冗長さや話に動きがない時間帯も出てくることを織り込んでいく必要があります。
普段の1クール2クールとは勝手が違うこととはつまり、具体的に1クールものでラスト3話で話が動きだすとした場合に、極端に言えば今回は40話くらいまで起伏がないかもしれないのを受け入れることと同義になります。

切り取りと違って原作丸々アニメ化するプレッシャーで製作陣が下手なことできないだろうよ、という意味での期待はあります。それに、

 だって原作面白いんでしょ?

見切るとしてもタイミングはかなり後方にずらす前提で視聴することにしました。



内容です。あらすじは省略。

こ、これは…継続して良いんじゃないでしょうか。
悪いとこ先に言っとくと、ヒロイン本田透(CV石見舞菜香)の無自覚な善意の押し売りがどうにも受けつけません。はい。苦手なタイプのキャラ設定です。
周囲が性善説で動く人間ばかりでないと成り立たない(生きていけない)キャラには現実感がないのです。

言ってしまえばそれくらい。あ、あとたまに挟むギャグが笑えない。
物語と割り切ってしまえば透くんが存在し得る社会は優しさに包まれたユートピアであるともとれて、現実に無いからこそ没入できる側面もあるんだと思います。
それに現実感のないことには作中でしっかり触れてあり良い意味で作為的なキャラ設定なのだと思います(たぶん)。
 {netabare}※草摩紅葉(CV潘めぐみ)が優しすぎて最後は死んじゃう子の逸話を披露してました(第11話)。単にウケるからではなくてストーリーに透くんの性格を組み込んでいるんだろうと察することができます。{/netabare}


そして案の定、少なくとも自分にとっては起伏に乏しい展開が続いております。はじめに全63話と聞いてたから耐えてる感あり。拠りどころとしてるのは


・淡い印象のOPから一転、第14話からのアップテンポなOPへ。長丁場だからこそこういった目先の変え方は好感。大塚愛のチョイスも2000年代前半を想起させ良いと思う。
・核である十二支全部揃ってないが着実に増やし、ゆっくりとキャラ掘り下げをしている。
・十二支外の透の親友も掘り下げを行っている{netabare}(第16~17話のうおちゃん回とか・・・ついでに透おかんもです)。{/netabare}。
 ※魚谷ありさ(CV種崎敦美)と花島咲(CV佐藤聡美)の声優さんのお名前も今しがた(注:2019年8月)感慨深いのもありますね。
・垣間見える草摩(そうま)家の闇。
  {netabare}第7話:草摩はとり(CV興津和幸)の悲恋話。第14話:紅葉の出生話。{/netabare}
 ※草摩あきと(CV坂本真綾)の黒幕感が今のところ凄い。


今後もどこかで草摩家(最低でも13名)、親友2名、透とおかんで2名にスポットは当たるわけでして、そんな多人数での相関に変化を加えてきた時の気持ちよさは期待できそうです。

 だって原作面白いんでしょ?


今のところ18話まで観終わっており、クールが終わる頃にまたまとめたいと思います。それでは!{/netabare}



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2019.09.24 視聴後追記


{netabare}残り7話で正直微妙だったところをぐーっと底上げして前半終了しました。
透くんがなんかすごそうな人に見えてきたのです。これは、花島咲エピソードと草摩夾エピソードによるところが大きいです。

断念理由にも成り得た本田透くん♀の性格がまんざらでもないかも…と思える好展開で前半ハーフタイムに突入できるのはありがたいことです。
見切りのタイミングをだいぶ後ろずらしにした判断がおそらく間違ってなかったのだろうと確信に近いものを得られました。

そうなると後半も引き続き、迷いなく視聴継続です。


もし、序盤で躓きそうになって、私と同じ透くん起因の理由でしたら少しこのことを気に留めて貰えるとよろしいかもしれません。
全63話です。原作も前作も未体験で結末は知る由もありませんが、たぶん大丈夫だろうと思えたのが25話終了時点と普段と比較したら異例ではありますがそうなんです。

長編は面白いもんですね。そんなことも楽しみながら後半を待ちたいと思います。{/netabare}



視聴時期:2019年4月~9月 リアタイ視聴

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2019.08.11 初稿
2019.09.24 完走後追記
2020.04.10 修正
2022.06.04 修正

投稿 : 2024/12/21
♥ : 51
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

以前放送されたフルーツバスケットは一体?

 学校行っていたころ見ていた「フルーツバスケット」が、リメイクされたです。あのころの本田透の声優さんは、羽川翼や今だと、白猫プロジェクトのアイリスとか当てているほっちゃんだったです。このレビュの時点で、18年たったのだろうか?です。声優陣、OP、ED、主題歌も一新されていたです。

 とある事情で、テント暮らしをしていた本田透が、しぐれ、クラスメイトのゆきと暮らすことから始まる、日常のお話です。

 しぐれ、ゆき、きょうと十二支の生き物変身能力を持った個性的な草摩家の面々とも関わることになる展開も楽しかったり、意味ありげだったり、など様々です。
 友人のヤンキーなうおちゃん、どこか不思議な花ちゃんとのやり取りも面白いです。うおちゃんの家や、うおちゃんの弟を初めて見た気もするです。

 どこか天然で、ドジなところもある透のキャラがどことなく好感が、持てたりもするです。母親との思い出エピソード、また、友人を思いやる心の声や、しぐさも良いです。

 以前放送された「フルーツバスケット」よりも、どこか違うキャラ、雰囲気?がかわらずとも新鮮さを感じたです。見たことあるお話も、同じようでどこか雰囲気違うか?な感じもしなくもなかったです。

 私の記憶が確かならば、以前のフルバでは、草摩家の当主アキトが存在感が最終回にもあって、透たちが乗り込んで、アキトが暴れそうなったのをしぐれ、ゆき、きょうたちが止めた覚えがあったです。
 今回は、アキトが小出しに出てきた感じな印象で、あれでもまだおとなしい感じだったです。

 また今回では、最終回も含めて記憶にない展開もあり、{netabare}平穏に終わるかと思いきや、「1st season 終幕」という直前で新キャラも登場し、十二支の呪いの謎について今後何かあるという含みを持たせたところが、{/netabare}「私、気になります!」だったです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 14

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

リメイク版としては完璧だけど・・・

もうずいぶん前だなあ、リメーク元アニメを観たのは。
内容はほぼ忘れたけれど、感動して高評価したのは覚えています。
特に主題歌の「Forフルーツバスケット」。
ゆっくり流れるメロディーが、このアニメに独特の味わいを与えていました。

リメイク版の本作は原作最後まで描かるということでワクワクしていました。
結論を先に言うと、私の評価はそれほど高くありません。
二度目の慣れか?私が変わったためか?
元作を再視聴し比べればいいのですが、そんな気力もなく・・・
でも少なくとも、主題歌ロスがその原因のひとつだったことは確かです。

ヒロイン本田透が天涯孤独&宿なしで始まる物語。
どういうわけか、呪われし草摩一族の一員に。
ひたすら真っすぐ純真で前向きな透に影響力され、周りが変わっていくという話。

人は誰しも闇を持っているもの。
それを乗り越えるには?
そんなことを考えながら観ていました。
理想と現実とか。
自分ではどうしようもない持って生まれたものとか。
宿命を背負って、いかに前に進むかとか。
現実における自分と他者との関りを考えれば、理解できるかもしれません。

1st seasonは元作と同じところまで。
2nd seasonは新たなストーリーに踏み出します。
多分きっと、これからが本番。
2nd seasonは期待せず、平常心で視聴しよう。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 23

67.9 2 Beverlyアニメランキング2位
FAIRY TAIL ファイナルシリーズ(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (72)
381人が棚に入れました
仲間への想いを胸に、自分の信じた道を進め!

闇ギルド「冥府の門」タルタロスとの激闘、そして育ての親である<火竜イグニール>との哀しい別れを経たナツは、
更に強くなるべく、相棒のハッピーを連れて修行の旅へ出た。

一方、「妖精の尻尾」フェアリーテイルのマスター・マカロフは、何の前触れもなく一方的にギルド解散命令を出し、自身も行方をくらましてしまう。

それから約1年・・・、ルーシィは記者見習いの仕事をしながら、大陸中に散らばったかつての仲間たちの情報を集めていた。
そして年に一度の「大魔闘演武」の取材をしていたある日、ルーシィの前に修行を終えたナツが現れる!
魔導士ギルド「妖精の尻尾」の復活を掲げ、想いを一つに、ナツ・ルーシィ・ハッピーによる仲間探しの旅が始まるのだった!!

声優・キャラクター
柿原徹也、平野綾、釘宮理恵、中村悠一、大原さやか

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

最後までアニメ化してくれてありがとう

フェアリーテイル、ついに終わってしまった。
真島ヒロ先生の作品はRAVEも好きですが、本作もとても面白かったです。
真島作品の魅力はシリアスな話の中でもちょいちょいギャグやお色気シーンをはさんできたり、ライバルや敵だった人が仲間になったりするところですね。
マガジン連載の作品って、そういうの多いですよね。
「昨日の敵は今日の友」みたいな展開が私は好物なんです。
それにフェアリーテイルに登場する敵キャラは根っからの悪人ではなく、敵なんだけど憎みきれない、そんなところも魅力に感じます。

ちなみに女性キャラのお気に入りはジュビアです。
初登場時は怖い感じのキャラでしたが、フェアリーテイルに所属して以降、ルーシーと共に結構なお笑い要員になっていた気がします。
一方でグレイを一途に想う姿がとても愛らしく感じました。

男性キャラのお気に入りは何と言っても一夜です。
どんなときも男前で本当に格好良かったなあ。
一夜みたいなキャラを出してくるところも、真島作品の魅力の一つではないかと思います。

アニメが始まったときは、RAVEと同じく途中で終わるものと思っていましたが、まさか最後までやりきってくれるとは。もう大満足です。
関係者の皆様ありがとうございました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

フェアリーテイル完結編

2020.3.13 視聴完了。

フェアリーテイル全328話、見終えました。
見始めてから1年ちょっとかかるという長丁場でした(笑)

ファイナルの内容に関しては敵が強すぎて引くレベルだったので、
これ以上は頑張らなくていいよと思ってしまった。
そういう意味でも私自身これでファイナルの気分です。
残念だったのはオーガストがあまりにも不憫だったことかな。

ラストはとても上手にまとまっていました。


以下はこのシリーズの途中で考えていた私の妄想エンド(笑)
10歳位の子供たちが時には喧嘩したりしながらも
和気あいあいと遊んでいる。
ナツとルーシィの子、グレイとジュビアの子、エルザとジェラールの子、
ガジルとレビィの子、他数名。
彼らが後のフェアリーテイルの・・・である。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

竜か、人か…。

この作品の原作は未読ですが、アニメは2期まで全277話は視聴済です。
私にとって「いつまでも終わらない作品」という位置付けだったのですが、とうとう完結してしまいました。
まぁ、一足先に原作が完結していたので、いつかはこんな時が来るのは覚悟していたつもりですが、やっぱり寂しさは拭えませんね。


「FAIRY TAIL」最終章、
ついに待望のアニメ化決定!

目指せ、魔導士ギルド「妖精の尻尾」復活!!
ナツたちの、暑くて楽しい仲間探しの旅は始まったばかり。

しかし、新たな"闇"は動き始め、"運命の時"を引き寄せる…!!!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

随分あっさりとしたINTRODUCTIONですこと…
これだけじゃ、この作品の魅力が何も伝わらないんですけど…
と思わずツッコミを入れたくなるような内容ですが、ここで多くを語らないのが、この作品の魅力なのかもしれません。
「知りたきゃ本編でどうぞ」みたいな…

第1期が始まったのが2009年の10月なので、約10年間に渡って放送されてきたことになります。
途中、第2期と第3期の間が1年半空いているので実質8年半になりますが、この長い間、制作を続けてきた作り手の皆さまには頭が下がるばかりです。
どんなに好きな事でも継続し続けるのって大変ですからね。

立派な魔導士を目指す少女ルーシィーは、この物語の主人公であるドラゴンスレイヤーのナツと、話せる空飛ぶ青いネコのハッピーと出会い、憧れだった「フェアリーテイル」に加入して物語が動いていく訳ですが、完走して振り返ってみると、随分物語のスケールが大きくなっていたんですね。

最初はギルド同士の抗争が主でしたが、今思えば単なる小競り合いでしかなかったような…
でも、本当に辛く苦しい戦いの連続でした。
エドラス編、天狼島編、大魔闘演舞編を経てタルタロス編までがアニメ2期で放送された内容です。

そういえば、2期のラストにフェアリーテイルの創始者であるメイビスを主人公とした「FAIRY TAIL ZERØ」が放送されたのは印象的でした。
メイビスには唯一無二の親友であるゼーラという少女がいました。
最初から仲が良かった訳では無かったのですが、とある事件をきっかけに行動を共にすることになるんです。
この物語は涙無しでは見れなかったのを覚えています。

そしてこの3期では、黒魔術教団編とアルバレス帝国編が描かれました。
黒魔導士のゼレフ、「闇の翼」と恐れられたアクノロギア、ゼレフ書最凶最悪の炎の悪魔「END」など伏線の積み残しが色々ありましたが、それらも綺麗に回収されています。

物語もさることながら、この作品で一番魅力的なのはやはりキャラでしょう。
ナツ、ルーシィー、ハッピー、グレイ、エルザ、ウェンディにシャルル…
他にもたくさんの個性的なキャラが登場しました。
どのキャラにも沢山の思い入れがありますが、一推しで見ていたキャラはやっぱりルーシィーだったかもしれません。
明るく素直ですし、何だかんだいいながら一途で可愛いですからね。

この作品を視聴するのが毎週日曜日の日課だったのに…
何か週末の楽しみが一つ減った気分です。

オープニングテーマは以下の通りです。
lolさんの「power of the dream」
THE RAMPAGE from EXILE TRIBEさんの「DOWN BY LAW」
大阪☆春夏秋冬さんの「NO-LIMIT」
BiSHさんの「MORE THAN LiKE」

エンディングテーマは以下の通りです。
Beverlyさんの「Endless Harmony」
EMPiREさんの「ピアス」
みゆなさんの「僕と君のララバイ」
Miyuuさんの「Exceed」

このファイナルシリーズは、4クール全51話の物語でした。
物語のラストでナツが続編エピソードに向かう旅に出発したこと、ゼーラが妖精の姿で「またね。」と言っていたことから、
きっと続編が制作されると信じています。
作り手の皆さま、この10年もの間、たくさんの感動をありがとうございました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6
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