BLでファンタジーなおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのBLでファンタジーな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月18日の時点で一番のBLでファンタジーなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.6 1 BLでファンタジーなアニメランキング1位
NO.6 ナンバーシックス(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (1085)
6002人が棚に入れました
2013年、理想都市『NO.6』に住む紫苑は、9月7日が12回目の誕生日であった。だが、その日は同時に彼の運命を変える日でもあった。ふとしたことから、『矯正施設』から抜け出してきた謎の少年、ネズミと出会う。彼を介抱してあげた紫苑だが、それが治安局にばれてしまい、NO.6の高級住宅街『クロノス』から『ロストタウン』へと追いやられてしまう。それから4年、謎の事件をきっかけに彼は様々な事件に巻き込まれ、いろいろな人々と出会う。そして、理想都市が成り立っている裏側にある現実・『理想都市 NO.6』の隠された本質と意図を知っていく・・・。

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

外部から内容を補完しないと感動できないって・・・(>o<")

■NO.6ってどんなアニメ(*゚・゚)ンッ?
「NO.6」ってなんの事だろう・・・っと思いつつ見始めました!
ジャンル的には近未来SFという事でしたね♪
そして背景はというと、世界が荒廃した後に、人類は6つの理想都市でやむなく生活することになったのです。
そんな6番目の都市「NO.6」では住民を完全管理して住民に安全で不自由のない生活を与える反面、少しでも疑問を持った住民に対しては非人道的な処置を行うような裏の顔を持った都市でもあったのです。
そんな管理社会に疑問をもったNO.6の外に住む住民とNO.6の治安局との対立と、殺人蜂の事件から愛するものを守るために立ち向かう主人公のシオンと、NO.6に憎悪の念を向けるネズミという少年との出会いからお互いに変化する心情を描いた壮大な世界観の物語なのです♪
 
 
■前半までみた感想なのですよ(*^o^*)
1話はプロローグって感じなので、2話でいきなり4年後のお話になっちゃうので本格的な本編はここからですね(>o<")
なので、1話で切ってしまうというのはやめたほうが良いような気がします♪
 
印象的には近未来SFという事で、設定自体はありふれている感じですよね♪
なので、力で押さえつける社会に立ち向かう構図に「またかっ!」って思う人もいるかもしれませんけど、アタシσ(゚-^*)は嫌いじゃないですし、ベタとも言う設定の中でどれだけの個性を表現できるかに注目していきたいと思っています♪
 
そしてこの作品でよく耳にする「BL」やら「ホモ」についてはまったく当てはまらないと思います!
もともとアタシσ(゚-^*)自身が「BL」苦手なので、この作品を後回しにしていた原因だったのですけど、いざ見始めたら何てことはありませんでしたよ♪
シオンとネズミの出会いが、お互い自分では今まで気付いてなかったけど、心の奥底で求めている物を持ってると感じたから惹かれあって、それが「性的な愛」ではなくって「家族愛」的な感情だったのではないかと思いました。
なのでそんな愛を表現した描写がちょっとそれっぽく感じられるのかもしれませんけどね♪
*** 追記 start ***
って思ったのですけど・・・最終回を観て前言撤回です♪
キスシーンの手の添え方は・・・ゾクッと鳥肌が・・・私的にアウトー!!でしたΣ( ̄ロ ̄lll)
*** 追記 end ***
 
とにかく、ちょっとダークで壮大な世界観と、その中で自らの運命に抗うように行動を起こすシオン達の心理描写が丁寧に描かれている印象なので、後半に向けての展開にも大いに期待が持てますね♪
 
ネズミが「シェイクルピア」の『マクベス』が好きだっていう設定もちょこっと注目してみたいです♪
宿命の名の下に自らの野心と罪を正当化して、責任を免れようとしたマクベスの弱さから、自ら悲劇を招いたような内容の物語なので、ネズミがどのように感じて好きになったのかも何気なく注目していこうと思ってます♪
 
後半に向けて、殺人蜂の謎が何なのか、サフちゃんはどうなるのか、そしてシオンとネズミの関係は今後どのような方向に向かっていくのか、見所が多いだけに楽しみですね♪
 
 
■総評(最終回を観終えて♪)
作品としても・・・物語としても・・・残念な結末になっちゃいまいたね(>o<")
全体的に感じた印象は自ら課した壮大な世界観や設定を生かしきれずに終わってしまった感じです!
そもそも、1クールで纏められる内容ではなかったって事でしょうね。
特に最終回を見終わって、(゚Д゚) ハア??って思ったので、色々内容を見直し補完した上でもう一度最終回を見直しました∑(; ̄□ ̄A アセアセ
その上で、パチッ☆-(^ー'*)bナルホドそういうことかって、やっとジーンと感じることができました!
 
この作品の肝でもある、『ネズミ』と『森の民』と『エクステリア』と『NO.6』の関係や、と『サフちゃん』と『エクステリア』の間で結ばれた約束など・・・その他たくさんの大切な部分の描写がごっそり抜けているような気がします!!
それと、シオンとネズミの関係も、最後の結末に行き着くまでのプロセスでそんなに力をいれて描く必要があったのかも疑問です、微BL臭と言う中途半端な描写をするならもっとクローズアップするところがあるでしょって“(`(エ)´)ノ彡☆ プンプン!!しちゃいました!!
途中まではよかっただけに・・・あぁ~もったいないって印象です♪
 
それと、原作は読んでないですけど、おそらくこの作品は原作小説で楽しむべきなんだと悟っちゃいましたw
原作小説を読んだことのある人のレビューを読んでみたいですね(>o<")
 
 
■MUSIC
OP曲『Spell』
 歌:LAMA
 ナンバーガール・SUPERCARを知ってる人には嬉しい曲ですね。
 シンセの音色が心地よいオルタナ・ロックでこの曲を聴いてNO.6を観る決意をしましたw
 
ED曲『六等星の夜』
 歌:Aimer
 Aimerさんって1st singleがこの曲だったのですね♪
 ちょっとハスキーなボイスが切なさを感じさせるしっとりしたナンバーです♪
 
2011.09.04・第一の手記
2011.09.17・第二の手記(追記:総評/MUSIC)

投稿 : 2024/12/14
♥ : 61
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

微腐(65点)

全11話。
近未来小説原作。原作未読。

個人的満足点:65点
アニメ系統:世界系SF(微腐w)

NO6という近未来都市で物語りは展開する。
正直レビューの仕方に困る作品。
基本、序盤に伏線をばら撒きながら
徐々に回収していくスタイル。

話自体もシリアス調で個人的には好みなのだが
所々で親密な男の友情(微腐)が入るw
これって必要なのかなと少々疑問はある。

それでも中盤から終盤にかけ徐々に謎があかされていき
物語の盛り上げ方は良かったと思う。
ただし、最後が駆け足ですぎさった。
何だか謎も謎のまま終わってしまった部分もあり
伏線を回収しきれていない印象。
こういう物語はきっちり回収してくれないと
不完全燃焼で終わってしまうのでもったいない。
最後の閉め方もおいおいおいと突っ込みたくなった。
世界観など好みだっただけに残念で仕方ない。

映像、音楽はなかなかよかったように思う。
個人的にはED曲「六等星の夜」が好み。
しっとりとした曲調が良かった。

素材、絵、音楽、展開となかなかの物だっただけに
残念な印象になってしまった。
原作はもっと面白いのかな?
原作既読者のご意見も聞いてみたいものだ。


と、まあ色々書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

「微腐」という新語が生まれた記念すべき作品。



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以下、これまでの感想。
ネタバレが含まれる場合があるので
未視聴の方はスルー推奨。

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{netabare}
1話視聴。
近未来都市NO.6には何か隠されているようだ。
まだまだ謎だらけ。
こういう世界は個人的には好きだが
物語の展開しだいでどうにでも化ける。
いい方向に化けてくれればと思う。

作画はすごく綺麗。
幻想的で美しい描写がよかった。

個人的にはこの先の展開に期待。


2話視聴。
展開が早い。
これは、おもしろそうだ。
かなりシリアス欝な展開になりそう。
好物の気配がする。
来週にも期待せざるを得ない。


3話視聴。
ぐっと盛り上がってきた。
これからNo6の謎に迫るのかな。
こういうシリアスな話はいいねえ。
来週にも期待。


4話視聴。
少し西ブロックがどういうところか見えた。
そして、NO.6と繋がりがある人物も。
表と裏といった感じか。
NO.6の裏側が気になるね。

しかし、紫苑にイライラするわw
何でこんなにイライラするんだろうか。

5話視聴。
色んな意味でドキドキしたw
これBLではないと思うのだが
所々BL臭が香るw
そして、サフが急にからんできた。
ただの幼馴染だと思っていたのだが
話の根底にかかわってくるのか?
まだまだ謎がいっぱいだが、先が気になる。

6話視聴。
否な予感が的中した。
NO6恐るべし。
そして、ネズミがとる行動は?
理想を追いかけるシオンと現実に生きるネズミ。
そんな構図になってきたのか?
なかなか盛り上がってきた。

7話視聴。
腐腐腐
何という腐な展開w
でも意外と否な感じはしない。
熱い友情ものに近いからか?
紫苑とネズミの想いがぐっと近づいた感じ。
いい感じで盛り上がってまいりました。
来週も楽しみ。

8話視聴。
いよいよ核心に迫ってきた。
まだまだ謎は多いがNO6の本当の姿が少しずつ見えてきた。
紫苑とネズミの行動から目が離せなくなってきた。

9話視聴。
人間狩りがすごかった。
NO6のやり方がえげつない。
しかしながら、矯正施設へ潜入。
果たして、2人の運命は。
そしてサヌはどうなったのか?
残り2話最後の盛り上がりに期待。

10話視聴。
緊迫した展開。
潜入に成功した2人。
紫苑に異変。
そして、サフとついに。
来週で最後。
どんな結末になるのか。
何か色々謎のまま終わってしまいそうな気がしないでもない。

11話視聴。
なんだか無理矢理終わらされた感じ。
しかも最後この鬱な展開とwktkしてたのに拍子抜けした。
なんだか勿体無い印象だけ残して終わっていったなあ。
そういえばCの時もこんな感覚だった気がする。
11話ってやっぱりきついんじゃね?
なぜ11話にこだわるのか謎だわ。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/14
♥ : 38
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

理想が生み出す権力社会に捕らわれた女王蜂を解放するために

2003年から刊行されている、あさのあつこ氏による
近未来SF小説が原作だが未読で、ほとんど予備知識ゼロの視聴だった。

理想都市「No,6」に住んでいた男の子、紫苑が主人公。
2013年、12歳の誕生日を迎えた彼の家に、
矯正施設から逃亡してきた謎の少年・ネズミが侵入。
何の疑いもなく匿い、撃たれた怪我の応急処置をしてやる紫苑と
人間不信のネズミの運命的な出会いから始まり、2話からは4年後の話に飛び、
早いテンポで進みながら、理想都市の裏側に隠された現実が暴かれ、
2人それぞれの目的のため、物語は壮大なスケールへと展開していく。

1話、2話のスピード感と迫力あるシーンにすぐ惹き込まれ、
天然で、天使のような優しさを持つ甘ちゃんな秀才の紫苑よりも、
自然児的な敏捷性と賢さを持つ謎めいたネズミの
生き延びようとする強烈なエネルギーの魅力に
結局最後まで引っ張られたという感じ。

この作品のテーマとして、理想を追求するがゆえの権力社会が生み出す
歪みへの反発と、白か黒か、敵か味方か、壁の内側か外側かという
二者択一的な考えでなく、第3の選択肢もあるという提案、
そして生きていくことへの讃美が感じられた。

第3の選択というのは男か女か、恋愛か友情か、という2分割じゃなく
性別を越えた人間愛と表現したら近いかもしれない感情が
紫苑とネズミの関係や、性別を明かされないイヌカシに見受けられたし
生きていくことへの讃美は、ネズミの言動だけでなく
紫苑が助けた赤ちゃんに込められていたと思う。

そして、No6という市に忠誠を誓わせられ、
少しでも不満を持つと不穏分子とされて排除されるシステムや、
市庁舎の屋根や床の模様が蜂の巣のようなデザインだったり
人間に寄生する蜂や、女王蜂の姿をしたエリウリアスなど
理想都市の成れの果て=権力社会は、なにかと蜂の社会に揶揄されていた。

それから、他のレビューを拝見するとBLと書かれてたりするが、
軽いキス程度でそう決め付けるのはどうなんだろう?
失いたくない大切なものの存在と、
その存在を自分の命をかけても守りたいという感情は、男同士の恋愛だとか
友情という言葉で片付けてしまえるような簡単なものじゃなく
過酷な状況に置かれた中での戦友みたいな、複雑な感情があったように思う。

でなければ{netabare}別々の道を行く{/netabare}最終回のラストシーンに
納得いかなくなってしまうからね。
そもそも、2人は最初から相反する性格だったし、目的も違っていたのだから。
親友のように同じ方向を見るのでもなく、自分にないものを持つ者同士、
相手を観察しながら驚いたり、憧れたりして惹かれていったのだし、
生活を共にすることで喜怒哀楽の様々な感情に気づいて影響しあい、
絆と信頼が深まったものの、それは恋愛感情に限りなく近いとしても、
性的な吸引力ではなかったはずだ。

ちなみに、原作者のあさのあつこ氏は5年前の雑誌『ダ・ヴィンチ』で
この作品について、「私は友情と恋愛の区別ができないからこそ濃密で独特な
感情というものを書いていきたい」とコメントしていたとのこと。

しかしながら全11話では、伏線が回収し切れていなかったり、
謎が残ったままだったり、少々ご都合主義な部分があるのも否めない。
手先の演出から伝わる心理描写や、編み棒などの細かい表現、
いいセリフもたくさんあっただけに、
最後で詰め込みすぎてしまったようなのが、とても残念だし
深く感動できなかったのはそのせいだったんだと思う。
良く言えば、視聴者にその後を想像させるような余韻ある終わり方だったけどね。
そしてAimerの唄うED「六等星の夜」がとても良かった。
原作は面白いのかもなぁと感じるので、機会があったらぜひ読んでみたい。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 35

56.8 2 BLでファンタジーなアニメランキング2位
この男子、人魚ひろいました。(OVA)

2012年11月9日
★★★★☆ 3.3 (69)
378人が棚に入れました
心にどこか寂しさを抱えている高校生の川内洲(かわうちしま)。祖父を亡くした日に、海辺で一人泣いているところ、足を滑らせ溺れてしまう。洲は美しい青年に助けられるが、なんと彼は人魚だった!?

イサキと名付け、一緒に暮らし始める二人。人魚との生活に戸惑いつつも少しずつ心を開いていく洲。そんな洲をやさしく包み込むイサキ。
次第に洲が寂しさを忘れ充実した生活を送れるようになった頃、洲とイサキにある変化が…。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

シンプルなテーマに好感持てた

祖父が亡くなったのに両親は来ない。
そんな葬式の日の夜の海辺で物語はスタート。

主人公のシマは泣き虫だが気の優しい男子。
しかし孤独で寂しくてたまらない毎日に自暴自棄になりかけていた。

海でシマを救ったのは人魚。しかも男性の人魚!
シマからイサキと名づけられたその人魚は、
シマの家で一緒に暮らすことになるのだが・・・というお話。

童話の「人魚姫」とはまるで違う一種のファンタジーコメディ。
苦手な方もいらっしゃるかと思うので、あらかじめ伝えておくと
これ・・BL要素が強い作品ではある。
でも、すごく自然な成り行きで2人が心を通わせていくので
性別が同じだけで、芽生える感情は純粋なものだと思ったし
違和感はまったく感じなかった。
って僕が言ってもあまり説得力ないか(笑)

「この男子」シリーズの2本を比べると、個人的にはこちらのほうが
共感しやすく、物語としても綺麗にまとまっていたと思う。

さびしい自分を抑えて、いい子、心の強い子を演じていても
やっぱり誰かには自分の本音を見せたい、理解されたいもので。
愛情に飢えている、満たされないものを持った人間だったらなおさら
人の期待に応えてばかりで自分を見失う日々を捨て、
自分からすすんで何かをつかめるといい。

キャラデザに関しても、すごく好みは分かれると思う。
自分も決して好みではなかったが、シンプルながら共感できるストーリーに
久々気持ちがスッとしたので、いつのまにか気にならなくなっていた。

30分ほどの短編なので、気が向いた方は観てみてください。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 28

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

分岐点 B

人魚を拾うという時点で、それ以降の全てがシュールになってしまうコメディー・・・と思いきや、それだけではなく結構真面目に少年の心理を描いています。

キャラクターデザインを見てピンと来る方もいらっしゃると思いますが、本作はいわゆるBL系になるかと思います。私は、前作の「この男子、宇宙人と戦えます」を観ており、そちらは直接的なBL要素はなかったので、先入観を持たずにこの作品を見ることができましたが、レビューをいろいろと読んでから見る方々は、構えて視聴に臨むか或いはこの作品を避けるのではないかと思います。

ただ、BLとして十把ひとからげにするのはどうなのかなと。特別ではない一人の高校生の心情を、短い時間の中で丁寧に描いていると思いますし、そうした中にもクスリと笑える要素も上手く織り込んでいます。

BLというのが念頭にあると、作品中の全てが愛に方向付けるためにあるかのように見えるかもしれません。ただ、この作品では、愛情をそっくりそのまま友情に置き換えて描いたとしても、さして不自然ではなかったようにも感じました。そういう意味では、愛情と友情の分岐点をこの作品で見たような気がしました。ただ、今回はそれが男と男(人魚の)であっただけの話なのかな、と。

私自身は実際に男に恋愛感情を持つに至ったことはありませんが、男を好きになるのはこんな瞬間だろうかという場面に出くわしたことはあります。それがどのようなことなのかを説明するのは非常に難しい、というか不可能だと思います(説明を放棄しいているとも言います)。思えば、なぜ女性に恋するのか(又はその逆)を説明することも、男性は女性(又はその逆)を好きになるものであるという共通認識がそれ(説明)を不要としているだけで、そもそも不可能なのではないかとも思うことすらあります。だから、男が男を好きになることだっては、理屈を捏ね回すことで理解できるものではなく、ただ感じるか否かではないかと思うのです。強引過ぎたでしょうか。

ですから、直感的にBLを嫌っている人にはこの作品はお勧めしません。考えはそう簡単には変わらないと思いますので、見るように説得するつもりもありません。ただ、嫌いであるならば近寄らなければ良いだけなので、排斥するような真似はしないでください。偏狭は人間の小ささを図る物差しであると昔誰かが・・・いや、今私が考えました。

最後に、人魚って本当は生臭い!?

投稿 : 2024/12/14
♥ : 16

50.7 3 BLでファンタジーなアニメランキング3位
この男子、石化に悩んでます。(OVA)

2014年12月3日
★★★☆☆ 2.9 (34)
143人が棚に入れました
ストレスを感じると身体が石化してしまう症状に悩む、高校生の田万里歩(たまりあゆむ)。クラスになかなか馴染めないでいた彼は、留年を機に「自分もキラキラした青春を送りたい」と一念発起。髪型や服装をイマドキにし、話題作りのため流行をチェックしたりするも、気持ちばかりが焦っては空回りする日々を送っていた。クラス担任で石好きの地学教師、穂仁原鉱也(おにはらこうや)は、そんな田万里を気にかけ石化を綺麗だと言う。悩みを相談するうちに穂仁原に惹かれていく田万里だったが…。

声優・キャラクター
蒼井翔太、平川大輔

ato00 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.2

私、このアニメの存在に悩んでます。

「この男子」シリーズ第3弾です。
このシリーズは私の苦手なBL。
石化が気になり視聴しましたが、やっぱりダメでした。

人体が石化する設定は奇抜です。
しかし、誰も怪しまないし、奇病なのに病院に行く様子もない。
いっそホラーSFアニメであればもっと評価できたかも。

このアニメは、作画が独特です。
絵の具をぶちまけたような感じ。
芸術性重視なのかなあ。
私には手抜きにしか見えないです。
また、アニメとは思えないくらい動きが少ない。
これも手抜きですね。

なんのためのアニメ?
シリーズなので、それなりの需要があるのかな?
私には理解できない世界でした。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 34
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

ど直球のBLアニメ……アニメーションですか?

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
「思春期になると、男子が石化して宝石になる」という、かなり奇抜な設定をもつBLアニメ。

狙いか手抜きかしりませんが、止め絵が多過ぎて。乙女ゲーム(携帯クオリティ)かい? なんか、シリーズものなんですね、他作品は観たことないし、観る予定もないんでけどね。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
内容、というより、作中に出てきた鉱石の解説を。

それにどう意味をもたせるかは、ご想像にお任せします♪


「カレドニア鉱に似ている、南の海を閉じ込めた結晶だ」……って、いくつかのサイトをググったが、みんな同じ表現を使ってた。北の海と南の海の色の違いを知りたいw なかなかレアな鉱石らしく、石言葉などは見つられなかった。


「幽霊水晶、別名、ファントムクォーツ」……って、逆じゃね? 普通、和名が別名では? てか、直訳しただけやしw 「石言葉は、困難の克服」。商業の成功や子供の成長を願うお守りとして人気らしい。


「タンザナイト……すみれ色の空みたいだ」……って、タンザナイトってそもそも、タンザニアの夕方の空の色からきてるしね。石言葉は、「誇り高き人」。過去のネガティブな出来事を、ポジティブな未来に変換する力があります。


石になるとは……「気持ちが凝り固まってしまう」「変化を恐れる」という比喩の他に、下ネタ的な意味合いもあるんでしょうね(苦笑)。

思春期に石になるという設定はなかなか面白く、BL要素を除き、シリアス青春モノにしとけば、そこそこ観られた、かも?

まあ、BL好きじゃない人は、とりたてて見る必要もないと思いますよ。鉱石をググりながら、しかも30分だから視聴できましたw
{/netabare}

投稿 : 2024/12/14
♥ : 17

虚言癖 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.4

題材を活かし、綺麗に纏まっている……けど

青春 BL ちょいファンタジー アニメ(カラー紙芝居)。

主人公の持つ悩み、食材をうまく調理できている。
青春ものとして(BLでも)は見れる作品だ。

ただ。

全体的に、紙芝居。
あえて漫画的な演出なのだろうと推測できるため、評価しがたい。

BL部分を除けば、青春ものとしては(30分アニメにしては)並。
声優の演技が…伴わないだめな作品。
アニメ的というよりもドラマ的な面白さが目立つ。

ストーリー構成は悪くない。
普遍的かつ予想以上のモノはないゆえに王道的。

作画、声優、演出(アニメ的)が非常に劣る。
アニメという枠で語るのは少し難しい作品だ。

少女漫画ファンの方、BL(ごく薄)好きの方にはおすすめだが、
アニメ作品を好むファンには進めずらい奇妙な作品だった。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 2

61.3 4 BLでファンタジーなアニメランキング4位
ほら、耳がみえてるよ!(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (36)
116人が棚に入れました
養護施設で育てられてきた売れない漫画家・ダイスウは、周囲との交流も持たない、孤独で退屈な毎日を漫然と過ごしていた。しかしある日、謎めいた“猫耳を生やした少年"—ミョウの出現によってダイスウの生活が一変される。いつもトラブルばかり起こすミョウだが、ダイスウの心は今までの孤独な生活では感じられなかった“暖かさ"で満たされてゆく。猫耳が生えた少年・ミョウと、孤独で売れない漫画家・ダイスウのコミカルな日常を描きつつ、謎に包まれたミョウの正体が徐々に明らかになっていく、新感覚日常系作品です。

声優・キャラクター
村瀬歩、内田雄馬、勝間田啓吾、章翔サリナ

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

けっこう、耳みえているよ!

原作未読 全12話 5分枠のショートアニメ

売れない漫画家(男性)が拾った猫が、実は猫耳が生えている少年だった。

不思議な同居生活と、その2人に関わる人たちのお話。

基本ほのぼのとしていますので、興味がある方は箸休めにどうぞ〜

投稿 : 2024/12/14
♥ : 9

ねるる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ネコ耳少年が家にやってくる癒し系ショート作品

中国の漫画原作。
孤独な主人公の元に猫耳を生やした少年がやってくる話。
1話3分のショートアニメ。

孤独な人の元に、癒される可愛い存在が突如表れて、共に仲良く暮らすようになる。というよくありがちな設定でしたが、まあまあ楽しめました。種族や、性別にとらわれない、幸せな暮らしというのがテーマと思いますが、ちょっとBLっぽいのが気になりました。BL恋愛要素いらないなーと思った。

キャラビジュも、素朴な柔らかい感じで、キャラ自体もふわふわゆっくり喋るので癒し系作品ではあります。
OPのひーふーみぃー!の音がとっても好きでした。
3分アニメの割にストーリーもあるし、ネコ耳可愛いので息抜きに見るのは丁度いい作品でした。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 9

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

中華風ケモ耳系BL~だけど、ほのぼの視聴出来ちゃう不思議な作品

原作未読。最終話まで視聴。

中華アニメのわりにはほのぼの視聴出来ちゃう良作。
(あくまで、中華アニメのわりには、ですよ)
殆どストレスを感じることなく、最終話まで視聴出来ました。

猫好き、ケモ耳好きの方には需要アリかも知れない。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 5
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